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技術 画像処理装置、プログラム、画像処理方法、及び画像処理システム

出願人 キヤノン株式会社
発明者 山岸禎弘
出願日 2014年7月1日 (5年2ヶ月経過) 出願番号 2014-136217
公開日 2016年1月28日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2016-015591
状態 特許登録済
技術分野 ファクシミリ一般 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 FAX伝送制御
主要キーワード 多機能プリンタ装置 テスト手段 テスト処理 複合プリンタ 保存テスト 受信ファクシミリデータ 書込み禁止 ダミーファイル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月28日)のものです。
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図面 (9)

課題

画像処理装置が画像をネットワーク上の共有フォルダに保存するには、画像を保存する事ができる正しい共有フォルダ情報を画像処理装置に直接入力する必要があったが、その入力が煩わしいと問題があった。

解決手段

ユーザ端末と共有フォルダが設定されるサーバとネットワークを介して接続して通信する画像処理装置において、以下の処理を実行する。即ち、前記ユーザ端末により選択された前記サーバの共有フォルダの情報を受信し、前記選択された前記サーバの共有フォルダに画像を保存することが可能かどうかをテストする。そして、そのテストの結果に従って、前記サーバの共有フォルダの情報を記憶手段に格納する。

概要

背景

近年、ネットワーク技術が発達し、画像原稿スキャンすることで得られた画像データや受信したファクシミリデータプリント出力するだけでなく、ネットワーク上の共有フォルダに出力する機能を持つ複合プリンタが登場している。

ユーザが出力先としてその共有フォルダを指定した場合、複合プリンタはスキャンにより得られた画像データや受信ファクシミリデータ画像ファイルとして形成し、これを予め設定された共有フォルダ情報に基づいてネットワーク上の共有フォルダに保存する。共有フォルダ情報とは共有フォルダに画像ファイルを保存する際に必要となる情報であり、共有フォルダのフォルダ名やフォルダパス、共有フォルダが置かれているサーバへのログインユーザ名やパスワード等を含む。

共有フォルダ情報の設定値誤りがない事を確かめるため、特許文献1は共有フォルダへの格納が正常にできることをダミーファイルを用いてシステム運用前に確認するテスト方法について開示している。

概要

画像処理装置が画像をネットワーク上の共有フォルダに保存するには、画像を保存する事ができる正しい共有フォルダ情報を画像処理装置に直接入力する必要があったが、その入力が煩わしいと問題があった。ユーザ端末と共有フォルダが設定されるサーバとネットワークを介して接続して通信する画像処理装置において、以下の処理を実行する。即ち、前記ユーザ端末により選択された前記サーバの共有フォルダの情報を受信し、前記選択された前記サーバの共有フォルダに画像を保存することが可能かどうかをテストする。そして、そのテストの結果に従って、前記サーバの共有フォルダの情報を記憶手段に格納する。

目的

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、共有フォルダ情報の入力を容易し、その情報を用いて画像を保存することが可能かどうかを確認できる画像処理装置、画像処理方法画像処理システム、及びプログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

ユーザ端末共有フォルダが設定されるサーバネットワークを介して接続して通信する画像処理装置であって、前記ユーザ端末により選択された前記サーバの共有フォルダの情報を受信する受信手段と、前記選択された前記サーバの共有フォルダに画像を保存することが可能かどうかをテストするテスト手段と、前記テスト手段によるテストの結果に従って、前記サーバの共有フォルダの情報を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする画像処理装置。

請求項2

前記テスト手段によるテストの結果を前記ユーザ端末に送信する送信手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。

請求項3

前記受信手段により受信した前記サーバの共有フォルダの情報が、ユーザにより手動入力されたものか、又は、前記サーバによって自動検出されたものに基いているのかを判定する第1の判定手段をさらに有し、前記サーバの共有フォルダの情報が、ユーザにより手動入力されたものに基いていると判定された場合には、前記テスト手段によるテストを実行せず、前記サーバの共有フォルダの情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。

請求項4

前記サーバの共有フォルダの情報が、前記サーバによって自動検出されたものに基いていると判定された場合には、前記テスト手段によるテストの結果が成功である場合に、前記サーバの共有フォルダの情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。

請求項5

前記テスト手段によるテストの結果が失敗である場合、前記ユーザ端末に対して、前記失敗とともに、前記共有フォルダの情報の再設定を促すよう通知する通知手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項6

前記テスト手段は、テストのためのダミーデータを作成する作成手段と、前記作成手段により作成されたダミーデータを前記受信した共有フォルダの情報に基いて、前記サーバの共有フォルダへ書き込むことを試みる試行手段と、前記試行手段による書き込みの試みにより書き込みが正常に行われたか否かを判定する第2の判定手段とを含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。

請求項7

前記ダミーデータは、保存を予定している画像データと同じ形式であり、かつ、ファイルサイズやファイル名も同じ、又は、類似のものであることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。

請求項8

前記第2の判定手段により前記試行手段による書き込みの試みにより書き込みが正常に行われなかったと判定された場合、前記書き込みが正常に行われなかった原因を解析する解析手段をさらに有し、前記通知手段はさらに、前記解析手段により解析された原因を通知することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。

請求項9

画像を記録媒体に記録する記録手段と、画像原稿を読取るスキャナ手段とをさらに有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。

請求項10

ファクシミリデータを通信するファクシミリ手段をさらに有することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。

請求項11

請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム

請求項12

ユーザ端末と共有フォルダが設定されるサーバとネットワークを介して接続して通信する画像処理装置の画像処理方法であって、前記ユーザ端末により選択された前記サーバの共有フォルダの情報を受信する受信工程と、前記選択された前記サーバの共有フォルダに画像を保存することが可能かどうかをテストするテスト工程と、前記テスト工程におけるテストの結果に従って、前記サーバの共有フォルダの情報を記憶手段に格納する格納工程とを有することを特徴とする画像処理方法。

請求項13

請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置と、前記画像処理装置とネットワークを介して接続されるユーザ端末と、前記画像処理装置と前記ユーザ端末と前記ネットワークを介して接続されるサーバ装置とを有する画像処理システムであって、前記ユーザ端末は、前記サーバにフォルダを設定する設定手段と、前記サーバから、前記サーバに設定された複数の共有フォルダの情報を受信して一覧として表示する表示手段と、前記表示手段により表示された一覧からユーザに所望の共有フォルダを選択させる選択手段と、前記選択手段により選択された共有フォルダの情報を前記画像処理装置に送信する送信手段と、前記画像処理装置によるテストが失敗した場合は、共有フォルダの情報を再設定する再設定手段とを有し、前記サーバは、前記設定された複数の共有フォルダの情報を一覧として作成する作成手段と、前記作成手段により作成された一覧を前記ユーザ端末に送信する第1の送信手段と、前記画像処理装置によるテストの結果を前記画像処理装置に送信する第2の送信手段とを有することを特徴とする画像処理システム。

請求項14

前記ユーザ端末は、パーソナルコンピュータスマートフォンタブレット端末を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像処理システム。

技術分野

0001

本発明は画像処理装置プログラム画像処理方法、及び画像処理システムに関し、特に、ネットワークを介してサーバユーザ端末と結合された画像処理装置、プログラム、画像処理方法、及び画像処理システムに関する。

背景技術

0002

近年、ネットワーク技術が発達し、画像原稿スキャンすることで得られた画像データや受信したファクシミリデータプリント出力するだけでなく、ネットワーク上の共有フォルダに出力する機能を持つ複合プリンタが登場している。

0003

ユーザが出力先としてその共有フォルダを指定した場合、複合プリンタはスキャンにより得られた画像データや受信ファクシミリデータ画像ファイルとして形成し、これを予め設定された共有フォルダ情報に基づいてネットワーク上の共有フォルダに保存する。共有フォルダ情報とは共有フォルダに画像ファイルを保存する際に必要となる情報であり、共有フォルダのフォルダ名やフォルダパス、共有フォルダが置かれているサーバへのログインユーザ名やパスワード等を含む。

0004

共有フォルダ情報の設定値誤りがない事を確かめるため、特許文献1は共有フォルダへの格納が正常にできることをダミーファイルを用いてシステム運用前に確認するテスト方法について開示している。

先行技術

0005

特開2009−027263号公報

発明が解決しようとする課題

0006

特許文献1に開示の技術によれば、画像処理装置を操作して画像ファイルを保存する共有フォルダに関する共有フォルダ情報を入力する。共有フォルダのフォルダパスやフォルダ名には英数に限らず平仮名や漢字特殊文字などが含まれていたり、文字数も100を超えていたりする場合もある。一方、画像処理装置はコストアップを防ぐため、文字入力の確認に必要な入力結果を表示するデバイス表示能力を限定的なものにしたり、入力可能な文字の種類に制限を加えることがある。そのため、低コストを意識して設計された画像処理装置では、共有フォルダ情報の入力に手間がかかったり、所望の入力ができないという問題がある。

0007

また、共有フォルダに保存された画像ファイルは、同じネットワークに接続されたクライアント端末からアクセスして利用される。従って、クライアント端末での操作の容易性の面からは、アクセス可能な共有フォルダを自動検出して、クライアント端末にそのリスト一覧を表示させ、その一覧から所望のフォルダを選択可能にすることが望まれる。

0008

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、共有フォルダ情報の入力を容易し、その情報を用いて画像を保存することが可能かどうかを確認できる画像処理装置、画像処理方法、画像処理システム、及びプログラムを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するために本発明の画像処理装置は次のような構成からなる。

0010

即ち、ユーザ端末と共有フォルダが設定されるサーバとネットワークを介して接続して通信する画像処理装置であって、前記ユーザ端末により選択された前記サーバの共有フォルダの情報を受信する受信手段と、前記選択された前記サーバの共有フォルダに画像を保存することが可能かどうかをテストするテスト手段と、前記テスト手段によるテストの結果に従って、前記サーバの共有フォルダの情報を記憶する記憶手段とを有することを特徴とする。

発明の効果

0011

従って本発明によれば、ユーザ端末を用いて共有フォルダ情報を受信するので、文字入力能力が低い画像処理装置であっても、正確に容易に共有フォルダ情報を入力することができる。また、その共有フォルダ情報を用いて、画像処理装置からも正常に画像が保存できるかどうかを共有フォルダ情報の入力時に確かめることもできる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施形態である画像処理システムの構成を示すブロック図である。
画像処理装置の構成を示すブロック図である。
共有フォルダを備えたサーバの構成を示すブロック図である。
フォルダ設定ツールを備えたクライアント端末の構成を示すブロック図である。
フォルダ設定ツールが自動入力した共有フォルダ情報で画像の保存テスト成功した場合の処理シーケンスを示す図である。
フォルダ設定ツールが自動入力した共有フォルダ情報で画像の保存テストに失敗した場合の処理シーケンスを示す図である。
フォルダ設定ツールが手動入力した共有フォルダ情報で画像の保存テストした場合の処理シーケンスを示す図である。
画像処理装置が実行する共有フォルダ設定に係るテスト処理を示すフローチャートである。

実施例

0013

以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について、さらに具体的かつ詳細に説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素の相対配置等は、特定の記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。

0014

なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。

0015

また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチックフィルム金属板ガラスセラミックス、木材、皮革等、インク受容可能なものも表すものとする。

0016

図1は本発明の実施形態である画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。

0017

図1に示すように、画像処理システムは1インターネットイントラネットから構成される通信ネットワーク400で接続された画像処理装置100と共有フォルダを持つサーバ200とフォルダ設定ツールを持つクライアント端末300とから構成される。なお、画像処理装置100とサーバ200とクライアント端末300の通信ネットワーク400への接続は公知の方法に従ってなされるものとし、ここでの説明は省略する。また、サーバ200とクライアント端末300は別の装置であるものとして説明したが、同一の装置である構成でも構わない。

0018

なお、通信ネットワーク400としては有線LANや有線WANの他に、無線LAN(例えば、WiFiなど)や無線WAN(例えば、WiMAX、LTEなど)を用いても良いし、無線と有線の混合したネットワークを用いても良い。

0019

図2は画像処理装置100の詳細な構成を示すブロック図である。

0020

CPU101は、ROM102から読出された制御プログラムを実行して、CPUバス108を介して画像処理装置100の全体と各構成要素の動作を制御する。なお、この制御プログラムは不揮発性のRAM103に格納されていても良い。ROM102には、CPU101が実行する制御プログラムに加えてデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(OS)のプログラムに関係した固定データなどを格納する。RAM103は、バックアップ電源付きのSRAM等で構成され、たとえ、画像処理装置100への電力供給が切断させてもデータバックアップ用の1次電池(不図示)により格納データを保持する。従って、RAM103には、データが消去されては困るプログラム制御変数等を格納する。また、RAM103には、オペレータ登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納する領域も設けられている。さらに、RAM103にはクライアント端末300から受信した共有フォルダ情報に記憶される。

0021

画像入力部104は画像の元となるデータを装置外部から取得し、共有フォルダ204に保存するための画像データを生成する。従って、画像入力部104の具体的な構成例としてはスキャナファクシミリ装置などが含まれる。また、画像入力部104は画像の保存テストの際に用いるダミーファイルを生成する。

0022

表示操作部105はモード設定キー決定キー取り消しキー等、装置の操作に必要最低限のキーディスプレイスピーカ等から構成され、ユーザからのキー入力を受け付けるとともに、その結果をディスプレイやスピーカ等に出力する。

0023

記録部106は、例えば、インクジェット方式に従って記録媒体に画像を記録するプリンタエンジンを備え、画像入力部104により入力した画像データをファクシミリデータなどに基いて画像を記録する。また、共有フォルダに格納された画像ファイルの画像をネットワークを介して入力し、これを記録することもできる。

0024

通信制御部107は、通信ネットワーク400に接続され、インターネットプロバイダへ接続して通信を行ったり、サーバ200、クライアント端末300との間でデータや画像等の通信を行う。

0025

以上の構成から分かるように、画像処理装置の実施形としては画像原稿を読取るスキャナ機能ファクシミリ機能プリンタ機能とを備えた多機能プリンタ装置MFP)が代表的なものであるが、スキャナ機能とプリンタ機能とを備えたMFPであっても良い。さらに、そのMFPには画像データを格納したメモリスティックメモリカードを装着可能なインタフェースを備え、画像入力部104がメモリスティックやメモリカードから画像データを入力しても良い。また、そのMFPがデジタルカメラ直接接続するインタフェースを備え、画像入力部104がデジタルカメラから画像データを入力しても良い。

0026

図3は共有フォルダを備えるサーバ200の構成を示すブロック図である。

0027

図3において、CPU201は、ROM202に格納された制御プログラムを読出して実行し、CPUバス206を介してサーバ200の全体と各構成要素の動作を制御する。なお、この制御プログラムは不揮発性のRAM203に格納されていても良い。RAM203は一時的にプログラムや画像データを記憶し、サーバ200の処理を高速に動作させるために用いられる。

0028

共有フォルダ204はネットワーク上の画像処理装置100とクライアント端末300からも参照可能に設けられたフォルダであり、画像処理装置100から転送された画像を受信して保存する。通信制御部205は、通信ネットワーク400に接続し、インターネットプロバイダへ接続して通信を行ったり、画像処理装置100やクライアント端末300との間でデータや画像等の通信を行う。

0029

図4はフォルダ設定ツールを備えるクライアント端末(ユーザ端末)300の構成を示すブロック図である。

0030

CPU301は、ROM302に格納された制御プログラムを読出して実行し、CPUバス306を介してクライアント端末300の全体と各構成要素の動作を制御する。なお、この制御プログラムは不揮発性のRAM303に格納されていても良い。RAM303は、一時的にプログラムや画像データを記憶し、クライアント端末300の処理を高速に動作させるために用いられる。

0031

フォルダ設定ツール304は、CPU301が実行するプログラムと、クライアントに情報の入出力を行うディスプレイやキーボード等の入出力部で構成され、同一ネットワーク上にある共有フォルダ204に画像を保存するための共有フォルダ情報を作成する。本願の課題においても指摘したように、画像処理装置100はコストアップを防ぐため、文字入力の確認に必要な入力結果を表示するデバイスの表示能力を限定的なものにしたり、入力可能な文字の種類に制限を加えることがある。その結果、その文字入力に英数に限らず平仮名や漢字や特殊文字などが含まれていたり、文字数も100を超えていたりすると共有フォルダ情報の入力に手間がかかったり、あるいは入力そのものができない場合がある。

0032

また、共有フォルダ204に保存した画像ファイルは同ネットワークに接続されたクライアント端末300からアクセスして利用される。従って、フォルダ設定ツール304ではクライアント端末300のブラウジング機能を使用し、クライアント端末300からアクセス可能な共有フォルダ204を自動検出して一覧を作成する。そして、その一覧から所望の共有フォルダを選択する。このようにして、ユーザが共有フォルダ情報を入力する手間を省き、操作を容易にしている。また、共有フォルダ情報を手動入力する場合も、ディスプレイやキーボート等の入出力部を使用することで入力を容易している。

0033

通信制御部305は、通信ネットワーク400に接続し、インターネットプロバイダへ接続して通信を行ったり、画像処理装置100やサーバ200との間でデータや画像等の通信を行う。

0034

なお、クライアント端末300の実施形としては、ラップトップデスクトップパーソナルコンピュータ(PC)の他に、スマートフォンタブレット端末などがある。

0035

次に、シーケンス図を用いて画像処理システムで実行される処理について説明する。

0036

画像処理装置100に対して画像保存先の共有フォルダ情報を記憶させるため、ユーザがクライアント端末300のフォルダ設定ツール304を使用する処理をトリガとして一連の処理が開始される。

0037

図5はフォルダ設定ツール304が自動入力した共有フォルダ情報でテストに成功する時のシーケンスを示す図である。

0038

まず、フォルダ設定ツール304はブラウジング機能を用いて通信ネットワーク400を介してサーバ200に照会し、通信ネットワーク400に接続された共有フォルダ204を自動検出する(500)。サーバ200はその検出した複数の共有フォルダの情報を含むリストを取得して、送信する(500a)。なお、共有フォルダ204を自動検出するブラウジング機能はフォルダ設定ツール304に直接搭載してもよいし、クライアント端末300に搭載してフォルダ設定ツール304が使用する構成でも構わない。

0039

次に、クライアント端末300は取得した共有フォルダリストの中から、画像処理装置100が画像を保存する保存先に指定する共有フォルダ204を選択する(501)。続いて、フォルダ設定ツール304は画像処理装置100に選択された共有フォルダ204の情報を送信する(502)。ここで、送信する情報は、共有フォルダ204に画像ファイルを保存する際に必要となる情報であり、例えば、共有フォルダのフォルダ名やフォルダパス、共有フォルダをもつサーバ200へのログインユーザ名やパスワード等を含む。なお、共有フォルダ情報の一部に自動入力された情報がある場合は、その事を示す情報も併せて送信する。

0040

この送信に応じて、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報に基いて共有フォルダ204に画像データが保存できることをテストするためにダミーデータを送信する(503)。そして、その結果をサーバ200から受信する(503a)。ここで、図5が示す例は、そのテストが成功したことを示す通知である。

0041

このテストは、次のような手順で行う。まず、画像入力部104で共有フォルダ204にテスト的に格納させるためのダミーファイルを作成する。このダミーファイルは保存を予定している画像データと同じ形式(PDF、JPEG等)であり、かつ、ファイルサイズやファイル名も同じかそれに類似のものである事が望ましい。続いて、作成されたダミーファイルを受信した共有フォルダ情報を用いて共有フォルダ204に書き込みを試行し、書き込みが正常に行われたか否かを判定する。最後に、書き込んだダミーファイルを共有フォルダ204から削除し、テスト結果を作成する。

0042

そのテストが成功した場合、画像処理装置100はテストが成功したという通知をフォルダ設定ツール304に送信する(504)。最後に、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する(505)。

0043

図6はフォルダ設定ツール304が自動入力した共有フォルダ情報でテストに失敗する時のシーケンスを示す図である。なお、図6において、図5で説明したのと同じシーケンスや動作についてが同じ参照番号を付し、その説明は省略する。

0044

図6に示すように、ダミーデータの送信(503)に対するテストの結果をサーバ200から受信する(503b)。ここで、図6が示す例は、そのテストが失敗したことを示す通知である。図6に示すシーケンスでは、テスト失敗の原因を画像処理装置100が解析して3種類に分類する。

0045

1つ目は失敗の原因が画像処理装置100にある場合、例えば、テスト開始時に画像処理装置100が別の処理を実行中でテスト処理が実行できないような場合がこれに相当する。2つ目は失敗の原因が共有フォルダ204にある場合、例えば、サーバ200にログインできなかった場合や、共有フォルダ204が書込み禁止になっている場合等が、これに相当する。3つ目は失敗の原因が画像処理装置100と共有フォルダ204と間の通信にある場合、例えば、ネットワークの通信経路テスト中に切断され、タイムアウトとなり応答が無いような場合が、これに相当する。なお、この例では失敗した原因を解析して3種類に分類したが、更に詳細に原因を特定してもよい。

0046

さて、画像処理装置100はテストに失敗した事とその原因をフォルダ設定ツール304に送信し(604)、フォルダ設定ツール304のユーザに対して602で送信した共有フォルダ情報の再設定を促す。

0047

これに応じて、受信したテスト失敗の通知とその原因とに基いて、ユーザは画像が共有フォルダ204に正しく保存できる環境の再設定を行う(605)。それから、ユーザはクライアント端末300から再設定された環境と共有フォルダ情報を画像処理装置100に送信する(606)。画像処理装置100は、受信した共有フォルダ情報に基いて共有フォルダ204に画像データを保存できるかどうかをテストするために、ダミーデータを作成してこれを送信する(607)。そして、その結果をサーバ200から受信する(607a)。ここで、図6が示す例は、そのテストが成功したことを示す通知である。

0048

画像処理装置100は受信したテストが成功したという通知をフォルダ設定ツール304に送信する(608)。最後に、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する(609)。

0049

図7はフォルダ設定ツール304が手動入力した共有フォルダ情報でテストした時のシーケンスを示す図である。この手動入力は既に画像処理装置100に記憶された情報の一部を変更したい場合や、別の画像処理装置に情報を記憶させる場合に、手動操作の手間を少なくすることを目的としている。なお、この処理自体は無くてもよいし、また、フォルダ情報を自動入力する場合でも共有フォルダを自動検出する前に行ってもよい。

0050

まず、フォルダ設定ツール304は画像処理装置100に記憶されている共有フォルダ情報を受信する(700)。次に、フォルダ設定ツール304は共有フォルダ情報を手動で入力する(701)。

0051

続いて、フォルダ設定ツール304は入力した共有フォルダ情報と、その情報が手動で入力されたことを併せて画像処理装置100に送信する(702)。共有フォルダ情報が手動入力された情報である場合、ユーザが意図して入力した情報であるため、現在の環境で画像を保存するテストに失敗する情報であっても画像処理装置100に記憶させたい情報である可能性が高い。例えば、現在は共有フォルダを持つサーバ200の電源が入っていないが、電源投入は後で対応するので画像処理装置100には今すぐフォルダ情報を記憶させたいという場合などが考えられる。

0052

従って、この場合には、画像処理装置100は受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する(703)。

0053

図8は画像処理装置100が実行する共有フォルダ設定に係るテスト処理を示すフローチャートである。

0054

まず、ステップS800では、フォルダ設定ツール304から送信された共有フォルダ情報を受信し、ステップ801では、受信した共有フォルダ情報が自動入力された情報であるか手動入力された情報であるかを調べる。ここで、受信した共有フォルダ情報が手動入力による情報であると判定された場合、ユーザが意図して入力した情報であるため、現在の環境で画像を保存するテストに失敗する情報であっても画像処理装置100に記憶させたい情報である可能性が高い。従って、処理はステップS807に進み、受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する。

0055

これに対し、受信した共有フォルダ情報が自動入力の情報であると判定された場合、クライアント端末300上のフォルダ設定ツール304からは正しくアクセスできた共有フォルダ204であっても画像処理装置100から正しくアクセスできないことがある。例えば、サーバ200には特定の機器からのアクセスを禁止する設定がされていることがあるからである。従って、この場合、処理はステップS802に進む。

0056

ステップS802では、画像処理装置100はステップS800で受信した共有フォルダ情報に基いて共有フォルダ204に画像データを保存できるかどうかをテストする。このため、上述のように、画像処理装置100はダミーデータを作成し、これをサーバ200に送信する。ステップS803では、テストの結果をサーバ200から受信する。続いて、ステップS804では、テストの結果をフォルダ設定ツール304に送信する。

0057

さらにステップS805では、テストが成功したかをサーバ200から受信したテストの結果に基いて判定する。ここで、テストに成功したと判定された場合、処理はステップS807に進み、受信した共有フォルダ情報をRAM103に記憶する。これに対して、テストに失敗したと判定された場合、その失敗は単純な入力ミスではなく、画像処理システム全体環境設定不備がある可能性が高い。従って、この場合はテストの失敗結果を受信したフォルダ設定ツール304のユーザが環境を再設定し、再設定された共有フォルダ情報を送信することを期待し、処理はステップS800に戻る。

0058

従って以上説明した実施形態に従えば、文字入力能力が低い画像処理装置であっても、クライアント端末が備えるツールを利用することで共有フォルダ情報の入力が容易になる。また、そのツールで設定した共有フォルダ情報により画像処理装置からも正常に画像が共有フォルダに保存できることを共有フォルダ情報の入力時に確かめることができる。

0059

なお、この実施形態では共有フォルダ情報がクライアント端末のフォルダ設定ツールから手動入力された場合には画像の保存テストを行わない例について説明したが、入力方法が自動か手動かに拘わらず、そのテストを実行してもよい。

0060

またこの時、手動入力された共有フォルダ情報に基いて保存テストを実行し、その結果が失敗だった場合は、共有フォルダ情報をRAMに保存してもよいし、保存しなくてもよい。現在の環境ではたとえ保存テストに失敗する情報であっても画像処理装置に記憶させたい情報である可能性がある一方で、単純な入力ミスの可能性もある。従って、フォルダ設定ツールに保存テストには失敗したが、そのフォルダ情報を画像処理装置に記憶させるかどうかを選択させる画面を表示し、ユーザに判断させるようにしてもよい。また、画像処理装置やフォルダ設定ツールに表示されるメッセージは、テストの結果や失敗の原因の他に、共有フォルダ情報の入力方法が自動であるか手動であるかを区別して表示してもよい。

0061

100画像処理装置、200サーバ、300クライアント端末
400 通信ネットワーク

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