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技術 風呂蓋

出願人 多田プラスチック工業株式会社
発明者 遠藤直樹
出願日 2014年7月2日 (5年0ヶ月経過) 出願番号 2014-136516
公開日 2016年1月28日 (3年5ヶ月経過) 公開番号 2016-013275
状態 特許登録済
技術分野 浴槽の付属品
主要キーワード 蓋単体 より合せ 接着固化 組合せ式 エッジプロテクタ 軟質素材 硬質素材 合せ目
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

上面と下面の温度差による反りが最も生じ易く、折れ曲がる危険性が最も高い箇所を補強した風呂蓋を提供する。

解決手段

2枚又は3枚の蓋単体Fから構成され、施蓋使用状態で、浴槽Bを横切る位置に合せ目10を形成する合せ辺部4,4の強度を、全周縁部から合せ辺部4を除いた残縁部3の強度よりも、高く設定している。

概要

背景

従来、2枚又は3枚の蓋体から成る組合せ式風呂蓋は、蓋体の上面材と下面材との温度差に起因して面膨張による反りが生じ、蓋体の周縁部と浴槽との間に隙間が形成され易く、浴槽内の熱気漏れたり、保温効果が低下するという欠点があった。また、子供や高齢者が不意に風呂蓋の上に手を突いた場合であっても、風呂蓋が折れ曲がって浴槽内に落ちることのないように、ある程度の大きさの上からの荷重に耐え得る強度と剛性が必要であった。
そこで、蓋体の周縁部に硬質樹脂から成る補強部材付設され、補強部材を包み込むように軟質樹脂から成るエッジプロテクタ被覆した風呂蓋が提案されている(特許文献1参照)。

概要

上面と下面の温度差による反りが最も生じ易く、折れ曲がる危険性が最も高い箇所を補強した風呂蓋を提供する。2枚又は3枚の蓋単体Fから構成され、施蓋使用状態で、浴槽Bを横切る位置に合せ目10を形成する合せ辺部4,4の強度を、全周縁部から合せ辺部4を除いた残縁部3の強度よりも、高く設定している。

目的

本発明は、上面と下面の温度差による反りが最も生じ易く、折れ曲がる危険性が最も高い箇所を補強した風呂蓋を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

2枚又は3枚の蓋単体(F)から構成され、施蓋使用状態で、浴槽(B)を横切る位置に合せ目(10)を形成する合せ辺部(4)(4)の強度を、全周縁部から上記合せ辺部(4)を除いた残縁部(3)の強度よりも、高く設定したことを特徴とする風呂蓋

請求項2

上記合せ辺部(4)に沿って固着される第1モール(1)と、上記残縁部(3)に沿って固着される第2モール(2)とを、備え、上記第1モール(1)と上記第2モール(2)は、軟質樹脂から成る外観形状同一の横断面コ字状端縁被覆部(6)を有し、かつ、上記第1モール(1)は、軟質樹脂の上記端縁被覆部(6)の内面(6a)に一体押出成形された硬質樹脂から成る補強部(9)を有する請求項1記載の風呂蓋。

技術分野

0001

本発明は、風呂蓋に関する。

背景技術

0002

従来、2枚又は3枚の蓋体から成る組合せ式の風呂蓋は、蓋体の上面材と下面材との温度差に起因して面膨張による反りが生じ、蓋体の周縁部と浴槽との間に隙間が形成され易く、浴槽内の熱気漏れたり、保温効果が低下するという欠点があった。また、子供や高齢者が不意に風呂蓋の上に手を突いた場合であっても、風呂蓋が折れ曲がって浴槽内に落ちることのないように、ある程度の大きさの上からの荷重に耐え得る強度と剛性が必要であった。
そこで、蓋体の周縁部に硬質樹脂から成る補強部材付設され、補強部材を包み込むように軟質樹脂から成るエッジプロテクタ被覆した風呂蓋が提案されている(特許文献1参照)。

先行技術

0003

特開平08−275891号公報

発明が解決しようとする課題

0004

特許文献1記載の風呂蓋のように、蓋体の周縁部を硬質樹脂で補強して、曲げモーメント(bending moment)に対する強度を向上することが、蓋体の反りを抑制し、かつ、荷重に対する耐久性を高めるために有効であるが、しかし、蓋体の周縁部の全周の強度を高めようとすると、硬質樹脂の補強部材に係る材料費が増大してコスト高になると共に、風呂蓋の重量が増大するという欠点があった。

0005

一般的に、組合せ式の風呂蓋は、2枚又は3枚の蓋体を並べて浴槽の上に置いた施蓋使用状態に於て、浴槽を横切る位置に合せ目が形成され、この合せ目以外の蓋体の周縁部は浴槽の縁の上に載置される。即ち、蓋体の周縁部の内で、合せ目の箇所が浴槽の湯の熱で温められて、上面と下面の温度差が最も生じ易く、また、上からの荷重に対して、下方に支える物が無い(宙に浮いている)合せ目の箇所に応力ストレス)が集中し、折れ曲がる危険性が最も高いことがわかった。

0006

そこで、本発明は、上面と下面の温度差による反りが最も生じ易く、折れ曲がる危険性が最も高い箇所を補強した風呂蓋を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

本発明に係る風呂蓋は、2枚又は3枚の蓋単体から構成され、施蓋使用状態で、浴槽を横切る位置に合せ目を形成する合せ辺部の強度を、全周縁部から上記合せ辺部を除いた残縁部の強度よりも、高く設定したものである。

0008

また、上記合せ辺部に沿って固着される第1モールと、上記残縁部に沿って固着される第2モールとを、備え、上記第1モールと上記第2モールは、軟質樹脂から成る外観形状同一の横断面コ字状端縁被覆部を有し、かつ、上記第1モールは、軟質樹脂の上記端縁被覆部の内面一体押出成形された硬質樹脂から成る補強部を有するものである。

発明の効果

0009

本発明の風呂蓋によれば、2枚又は3枚の蓋単体の合せ目を形成する合せ辺部のみを補強して、反りを抑制し、かつ、上からの荷重に対する強度(耐久性)を効率よく向上できる。全体を軽量化でき、安価に製造することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の風呂蓋の施蓋使用状態を示した正面図である。
本発明の風呂蓋の施蓋使用状態を示した平面図である。
図2のA−A断面図である。
図2のB−B断面図である。
本発明の変形例を示した断面図であり(A)は他の実施形態の断面図であり、(B)は別の実施形態の断面図であり、(C)はさらに別の実施形態の断面図である。

実施例

0011

以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1図2に示すように、本発明の風呂蓋は、2枚の蓋単体F,Fから構成された組合せ式の風呂蓋であって、施蓋使用状態で、浴槽Bの中央を横切る位置に合せ目10を形成するよう浴槽Bの上に並べて置かれる。本発明に於て、蓋単体Fの全周縁部の内、合せ目10を形成する箇所を合せ辺部4とし、全周縁部から合せ辺部4を除いた箇所を残縁部3とする。

0012

図3図4に示すように、蓋単体Fは、上面板11と発泡樹脂層12と下面板13とが順次積層一体化され、合せ辺部4に沿って固着される第1モール1と、残縁部3に沿って固着される第2モール2とを、備えている。
上面板11は、軟質で、かつ、伸縮ストレッチ)性のある素材から成り、例えば、PVCやゴム、又は、その発泡体が用いられる。下面板13は、硬質樹脂から成り、例えば、PP、PE、ABSや、その複合体が用いられる。発泡樹脂層12は、例えば、発泡PU(ポリウレタン)から成り、上面板11と下面板13と第1モール1と第2モール2によって囲まれた空間に、ウレタン樹脂注入し、発泡・固化して形成されている。上面板11を軟質素材とし下面板13を硬質素材としたことで、浴槽内の湯温による下面板13の面膨張を緩和させ、蓋単体Fの反りを抑制している。また、蓋単体F全体を軽量化できる利点もある。

0013

図3に示すように、第1モール1は、軟質樹脂から成る横断面コ字状端縁被覆部6を有し、かつ、軟質樹脂の端縁被覆部6の内面6aに一体押出成形された硬質樹脂から成る補強部9を有している。硬質樹脂から成る補強部9を有する第1モール1を付設することで、合せ辺部4の強度と剛性を向上させている。
端縁被覆部6は、蓋単体Fの側面を被覆する鉛直壁部21と、鉛直壁部21の上下両端部に連設される外嵌状突片部22,22とを有している。
補強部9は、ABS、PP、PC等から成り、あるいは、これらの硬質樹脂に強化材として、ガラスタルク材(ケイ酸マグネシウム等)を混入するも好ましい。硬質の補強部9は、ポリオレフィン系のエラストマーから成る軟質の端縁被覆部6と共に、同時押出成形によって形成されている。なお、本発明に於て、同時押出成形とは、成形冷却後の硬度等の特性が異なる材料を同時に押出して一体化する成形であって、2色押出成形と呼ばれることもある。このように、端縁被覆部6と補強部9を一体押出成形することで、接着等の加工工程を省くことができる。また、補強部9は、断面円形状の中空部9Aを内部に有し、鉛直方向からの荷重による曲げモーメント(bending moment)に対し強い構造となっている。

0014

補強部9は、端縁被覆部6(鉛直壁部21)の内面に連結一体化されており、補強部9と鉛直壁部21との結合部近傍には、凹部15,15が形成されている。発泡樹脂層12が形成される際、注入されたウレタン樹脂は、発泡しつつ、補強部9と上面板11・下面板13の隙間から凹部15,15に充填され、加熱により十分に固化して、上面板11、下面板13、鉛直壁部21の内面、及び、補強部9の外面に、強く接着する。即ち、発泡樹脂層12は、上面板11と下面板13と第1モール1(端縁被覆部6と補強部9)に接着固化し、かつ、凹部15,15に充填され固化することで、第1モール1を抜止めして固着一体化している。

0015

一方、図4に示すように、第2モール2は、第1モール1と外観形状同一の軟質樹脂から成る横断面コ字状端縁被覆部6を有し、鉛直壁部21の上下両端部の各々に、上面板11・下面板13の周端縁11a,13aを差込む凹溝を形成する差込部8,8を有している。差込部8は、鉛直壁部21の上下両端部に連設される一対の外嵌状突片部22と内嵌状突片部23から成る。
つまり、図3図4に示すように、第1モール1が固着された合せ辺部4と、第2モール2が固着された残縁部3とは、外観上は軟質の端縁被覆部6で覆われて見た目が全く同じであるが、合せ辺部4については、曲げモーメント(bending moment)に対する強度が、(全周縁部から合せ辺部4を除いた)残縁部3の強度よりも、高く設定されているのである。

0016

また、図3に示す合せ辺部4,4では、補強部9が上面板11と下面板13の間に装入され、発泡樹脂層12にて包囲状として接着固化されている為、第1モール1が、上面板11と発泡樹脂層12と下面板13に確実に固着一体化され、安定した補強効果が期待できる。
また、補強部9の形状は、自由度が高く、例えば、図5(A)に示すように、断面楕円形状の中空部9A,9Aを2個有している構造であって良い。曲げモーメント(bending moment)に対する強度という点では、中空部9Aが円形状乃至楕円形状であるのが好ましいが、図5(B)に示すように、断面三角形状の中空部9A,9Aを2個組み合わせた構造としても良く、あるいは、図5(C)のように、断面三角形状の比較的小さな中空部9A,9A,9A,9Aを複数個(2個以上)組み合わせた構造としても良い。

0017

図示省略するが、蓋単体Fが3枚の場合は、施蓋使用状態で、浴槽Bを横切る位置に2つの合せ目10,10が形成される。即ち、3枚の内の中間位置の蓋単体Fは矩形状であって、矩形状蓋単体Fの4辺の内、合せ目10,10を形成する平行な2辺に合せ辺部4,4を有し、合せ辺部4,4を除く残り2辺が残縁部3,3として形成されている。上述の構成と同様にして、合せ辺部4,4の強度を、合せ辺部4,4を除いた残縁部3,3の強度よりも、高く設定している。

0018

なお、本発明は、設計変更可能であって、上面板11と下面板13は、同じ素材で構成されていても良い。また、第1モール1の端縁被覆部6が、上面板11・下面板13の周端縁11a,13aを差込む凹溝を形成する差込部8を有する形状であっても良く、端縁被覆部6の形状は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に設計変更可能であるものとする。

0019

以上のように、本発明に係る風呂蓋は、2枚又は3枚の蓋単体Fから構成され、施蓋使用状態で、浴槽Bを横切る位置に合せ目10を形成する合せ辺部4,4の強度を、全周縁部から合せ辺部4を除いた残縁部3の強度よりも、高く設定したので、2枚又は3枚の蓋単体Fの合せ目10を形成する合せ辺部4のみを補強して、反りを抑制でき、かつ、上からの荷重に対する強度(耐久性)を効率よく向上できる。全体を軽量化でき、安価に製造することができる。

0020

また、合せ辺部4に沿って固着される第1モール1と、残縁部3に沿って固着される第2モール2とを、備え、第1モール1と第2モール2は、軟質樹脂から成る外観形状同一の横断面コ字状端縁被覆部6を有し、かつ、第1モール1は、軟質樹脂の端縁被覆部6の内面6aに一体押出成形された硬質樹脂から成る補強部9を有するので、外観上は全周縁部が同じ見た目に形成され、全体としての体裁が良く、かつ、補強部9により合せ辺部4を補強できる。第1モール1の端縁被覆部6と補強部9を一体押出成形することで、接着等の加工工程を省くことができ、安価に製造できる。

0021

1 第1モール
2 第2モール
3 残縁部
4 合せ辺部
6端縁被覆部
6a内面
9補強部
10合せ目
F蓋単体
B 浴槽

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