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技術 シート処理装置及びこれを備える画像形成装置並びにシート増し折り方法

出願人 キヤノンファインテックニスカ株式会社
発明者 深澤武史長田久武井章
出願日 2014年6月30日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2014-133797
公開日 2016年1月21日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2016-011192
状態 特許登録済
技術分野 薄板状材料の折畳み、特殊排送装置、その他 電子写真における紙送り
主要キーワード ローラ支持ブロック 上下カム コントローラパネル 間隔規制部材 規制間隔 挟圧ローラ 左プーリ モータ出力ギア
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月21日)のものです。
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図面 (19)

課題

折りシート増し折り下後にシート束が開いてしまうのを少なくし、シート束の集積性や整列性をより向上するシート処理装置の提供。

解決手段

折りシートの折り目を厚方向から押圧する一対のシート押圧部材70と、このシート押圧部材70を上記折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材56とを備え、この一対のシート押圧部材の間隔を規定する間隔規制部材80を有し、前記移動部材56が折りシートの折り目方向に沿って移動する際に、上記間隔規制部材80が上記一対のシート押圧部材の間隔を移動部材の移動に応じて段階的に狭くし、上記シート押圧部材により折りシートの折り目厚さ方向から押圧する。

概要

背景

一般に、画像形成装置から搬出されるシートを部揃えしてステープル綴じ、或いは冊子状に折り合わせる処理装置は広く知られている。これらの処理装置はシートの中ほどをステープルあるいは接着剤で中綴じして冊子状に折り合わせるものがある。このような装置にあっては、20枚から30枚程度のシート束二つ折りに折り処理するが、排出後にこの折り処理をした折り目部分が開いてしまい折りシート束の整列性が良くなく、集積量が少なくなってしまっていた。
この為、一旦折り処理をした二つ折りシートの折り目に対して再度シート束をその表裏から押圧する、いわゆる増し折り処理が広く知られている。

例えば特許文献1には、二つ折りシートの折り目方向に沿ってこの折り目の上下からローラにより挟圧しながら移動する装置が示されている。また、この装置は上下のローラで挟圧するやや後方の位置を折り目位置正面側から平坦を構成する平坦ローラも移動するようになっている。つまり、この装置はシート折り目の上下から挟圧するローラと折り目正面位置から押圧する平坦ローラをユニット化してシート折り目方向に沿って移動するようにしているので、ローラにより挟持している場所のみを平坦にでき、把持力の差による折り目不部分の皺や破れを少なくできる。

また、同文献には第2の実施形態の装置として、その図11及び図12によく示されているように、折り目正面から押圧する平坦ローラの前後に各一対の折り目上下から挟圧する挟圧ローラを設けたユニットがシート束の折り目方向に移動するものも示されている。このものは、挟圧ローラを挟圧させた状態でシート束の幅方向の一方の端部外側から内側に向かって移動して他方端部を通過させて背折り部を平坦化している。

また、特許文献2には、二つ折りシート束の折り目をシート厚み方向から押圧する一対の押圧ローラと、この一対の押圧ローラをシート幅方向往復移動する移動ユニットを備えた処理装置が示されている。この装置は、さらに、一対の押圧ローラを相互に離間する位置と圧接する位置に移動するように構成し、シートに増し折りを行うときに一対の押圧ローラを離間した状態でシートの端部から内側に移動し、シートの一方の端部を抜けた後に、押圧を解除して離間させ、再び移動するときは離間状態でシートの端部を通過させ、その後内側から押圧して、他方の端部に抜ける処理装置が示されている。言い換えると、シート束の折り目の押圧をシート幅方向の内側から開始してシート端部を通過させたものである。

概要

折りシートを増し折り下後にシート束が開いてしまうのを少なくし、シート束の集積性や整列性をより向上するシート処理装置の提供。折りシートの折り目を厚方向から押圧する一対のシート押圧部材70と、このシート押圧部材70を上記折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材56とを備え、この一対のシート押圧部材の間隔を規定する間隔規制部材80を有し、前記移動部材56が折りシートの折り目方向に沿って移動する際に、上記間隔規制部材80が上記一対のシート押圧部材の間隔を移動部材の移動に応じて段階的に狭くし、上記シート押圧部材により折りシートの折り目厚さ方向から押圧する。

目的

また、最初のシート幅方向にからの押圧部材搬入は最も相互が離間しているので、シートの端部のダメージも極力抑えることができる増し折り装置、及びこれを備えるシート処理装置並びに画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

折りシート折り目を厚さ方向から押圧する一対のシート押圧部材と、このシート押圧部材を上記折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材とを備え、この一対のシート押圧部材の間隔を規定する間隔規制部材を有し、前記移動部材が折りシートの折り目方向に沿って移動する際に、上記間隔規制部材が上記一対のシート押圧部材の間隔を移動部材の移動方向に応じて段階的に狭くし、上記シート押圧部材により折りシートの折り目厚さ方向から押圧することを特徴とするシート処理装置

請求項2

前記シート押圧部材は、折り目方向と交差方向に支持軸を有する回転可能な押圧ローラからなることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。

請求項3

前記シート押圧部材は、相互に向き合う方向に弾性部材より付勢されるとともにこの付勢力に抗して上記間隔規制部材で位置規制されていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。

請求項4

上記間隔規制部材は、カム部材からなり上記移動方向の移動方向に応じてこのカム部材を回動して上記シート押圧部材の間隔を段階的に狭くしたことを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。

請求項5

上記間隔規制部材は、中心軸を中心にして回転自在であるとともに上記シート押圧部材が等しく移動するように中心軸に対して点対象の形状として構成されていることを特徴とする請求項4に記載のシート処理装置。

請求項6

上記移動部材の折りシートの折り目に沿って移動する最後の移動の際は、上記間隔規制部材よるシート押圧部材の位置規制を解除し、前記弾性部材で付勢したシート押圧部材でシートを押圧して移動することを特徴とする請求項5記載のシート処理装置。

請求項7

上記移動部材のシート束の折り目に沿った一方向の移動は、押圧ローラが折り目方向の一方のシート端部を乗り越えて他方のシート端部を通過するまで移動することを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。

請求項8

シートを束として集積するスタッカ部と、この集積したシート束を折り込む折りローラと、この折りローラによって折り処理した折りシート束に対し折り目厚さ方向から押圧する一対の押圧ローラと、この一対の押圧ローラを折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材とを備え、上記移動部材をシート束の折り目方向のシート幅よりも長く往復動する駆動部材と、上記一対の押圧ローラを互いに近づく方向に付勢する弾性部材と、この弾性部材に抗して押圧ローラの間隔を複数の間隔で規制する移動可能なカム部材とを備え、前記駆動部材による移動部材の移動方向に応じてこのカム部材を移動し押圧ローラの間隔を狭くしてシート束の折り目厚さ方向から押圧することを特徴とするシート処理装置。

請求項9

シート上に画像形成する画像形成手段と、この画像形成手段からのシートに所定のシート処理を施すシート処理装置とを備え、このシート処理装置は上記請求項1ないし請求項8の何れかに記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置

請求項10

折りシートの折り目を厚さ方向から押圧する一対のシート押圧部材と、このシート押圧部材を上記折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材と、この一対のシート押圧部材の間隔を規定する間隔規制部材とを備えたシート処理装置におけるシート増し折り方法であって、上記移動部材の最初の折りシートの折り目に沿う移動は、シート押圧部材の間隔を第1の間隔に設定して折りシートの折り目厚さ方向から押圧する工程と、次の移動部材の移動では上記第1の間隔より狭い間隔に設定して折りシートの折り目厚さ方向から押圧する工程を備えることを特徴とするシート増し折り方法。

技術分野

0001

本発明は、複写機プリンタなどの画像形成装置から順次搬出され集積し束としたシートに対して折りを行う装置であり、より詳しくはシート束二つ折りにしたシート束の折り目増し折り処理を行うシート処理装置に関する。

背景技術

0002

一般に、画像形成装置から搬出されるシートを部揃えしてステープル綴じ、或いは冊子状に折り合わせる処理装置は広く知られている。これらの処理装置はシートの中ほどをステープルあるいは接着剤で中綴じして冊子状に折り合わせるものがある。このような装置にあっては、20枚から30枚程度のシート束を二つ折りに折り処理するが、排出後にこの折り処理をした折り目部分が開いてしまい折りシート束の整列性が良くなく、集積量が少なくなってしまっていた。
この為、一旦折り処理をした二つ折りシートの折り目に対して再度シート束をその表裏から押圧する、いわゆる増し折り処理が広く知られている。

0003

例えば特許文献1には、二つ折りシートの折り目方向に沿ってこの折り目の上下からローラにより挟圧しながら移動する装置が示されている。また、この装置は上下のローラで挟圧するやや後方の位置を折り目位置正面側から平坦を構成する平坦ローラも移動するようになっている。つまり、この装置はシート折り目の上下から挟圧するローラと折り目正面位置から押圧する平坦ローラをユニット化してシート折り目方向に沿って移動するようにしているので、ローラにより挟持している場所のみを平坦にでき、把持力の差による折り目不部分の皺や破れを少なくできる。

0004

また、同文献には第2の実施形態の装置として、その図11及び図12によく示されているように、折り目正面から押圧する平坦ローラの前後に各一対の折り目上下から挟圧する挟圧ローラを設けたユニットがシート束の折り目方向に移動するものも示されている。このものは、挟圧ローラを挟圧させた状態でシート束の幅方向の一方の端部外側から内側に向かって移動して他方端部を通過させて背折り部を平坦化している。

0005

また、特許文献2には、二つ折りシート束の折り目をシート厚み方向から押圧する一対の押圧ローラと、この一対の押圧ローラをシート幅方向往復移動する移動ユニットを備えた処理装置が示されている。この装置は、さらに、一対の押圧ローラを相互に離間する位置と圧接する位置に移動するように構成し、シートに増し折りを行うときに一対の押圧ローラを離間した状態でシートの端部から内側に移動し、シートの一方の端部を抜けた後に、押圧を解除して離間させ、再び移動するときは離間状態でシートの端部を通過させ、その後内側から押圧して、他方の端部に抜ける処理装置が示されている。言い換えると、シート束の折り目の押圧をシート幅方向の内側から開始してシート端部を通過させたものである。

先行技術

0006

特許第4217640号公報
特開2014−76903号公報

発明が解決しようとする課題

0007

上述のように画像形成装置などから搬出される折りシート束に対して増し折りをする装置には、それぞれ次の問題がある。

0008

まず、特許文献1のものは、互いに圧接状態の一対のローラを圧接状態のままシート束端部の外側からからシート束幅内に移動させるため、ローラがシート束の端部に衝突し、シートに破れや押しつけによるダメージを発生しやすく、この衝突によりシート束が傾いてしまうためシート束に大きな保持機構が必要であった。また、予め圧接状態のローラ対を折り目に沿って移動しているため、このローラがたとえ複数回折り目を往復動しても、ローラ対は同じ位置を押圧することになり、折り位置は一直線上に重なるのみで、押圧後にシート束が開いて広がってしまい、折りシート束の集積性や整合性を向上させることができなかった。

0009

一方、特許文献2に示すものは、一対の押圧ローラをシート幅よりも外側の待機位置では相互に離間させ、この離間状態でシート束の折り目がある内側に位置してから、これらのローラを圧接させで増し折りを開始している。従って、シートの幅方向端部を通過しているときは離間して通過するので、この端部に破れや押しつけのダメージを与えることを少なくできる。しかしながら、特許文献2に示す装置も、シート折り目に対する押圧ローラの押圧は、もっぱら同じ押圧力での押圧を繰り返すのみであるので、この場合の増し折りも一直線上に重なるのみで、押圧後にシート束が開いて広がってしまい、折りシート束の集積性やその整合性を向上させることが難しかった。

0010

本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであって、折りシートの折り目に対して増し折りを行う際に、折り目の同じ位置を重ねて押圧するのではなく、シート折り目の厚さ方向で最初と次の押圧の位置を異ならせ、最後の押圧した際に、これまでの折れ線が折りシートを厚さ方向の内側に向けるとの着想に基づいてなされたものである。
これによれば、最初のシート折り目の厚さ方向からの押圧は、シート押圧部材を離間した状態でシート幅方向に移動して折り目をつくり、次の押圧はシート押圧部材の離間間隔を狭めて幅方向に移動して最初の位置とは異なる新たな折り目を作るようにしているので、折りシートの折り目はシート厚さ方向の内側に向くようになる。従って、シート束みずからが閉じ方向に向くことになり折りの完了後シート束が開くことが少なくなる。これにより折りシート束の集積量が多くでき整列性も安定させることができる。
また、最初のシート幅方向にからのシート押圧部材の搬入は相互が最も離間しているので、シートの端部のダメージも極力抑えることができるシート処理装置及びこれを備える画像形成装置並びにシート増し折り方法の提供をその課題している。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、上記課題を解決するために以下の構成を採用する。
請求項1に記載の発明は、折りシートの折り目を厚方向から押圧する一対のシート押圧部材と、このシート押圧部材を上記折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材とを備え、この一対のシート押圧部材の間隔を規定する間隔規制部材を有し、前記移動部材がシート束の折り目方向に沿って移動する際に、上記間隔規制部材が上記一対のシート押圧部材の間隔を移動部材の移動方向に応じて狭くし、上記シート押圧部材によりシート束の折り目厚さ方向から押圧するシート処理装置である
これによれば、最初のシート折り目の厚さ方向からの押圧は、押圧部材を離間した状態でシート幅方向に移動して折り目をつくり、次の押圧は押圧部材の離間間隔を狭めて幅方向に移動して新たな折り目を作るようにしているので、折りシートの折り目は内側に向くようになる。従って、シート束みずからが綴じ方向に向き折りの完了後シート束が開くことが少なくなり、これらをより多く集積することができる。また、最初のシート幅方向にからの押圧部材の搬入は相互が最も離間しているので、シートの端部のダメージも極力抑えることができる増し折り装置が提供できる。

0012

請求項2の発明は、前記シート押圧部材は、折り目方向と交差方向に支持軸を有する回転可能な押圧ローラからなる請求項1に記載のシート処理装置である。
これによれば、押圧部材は移動方向に回転可能なローラとなっているので、シート端部からの搬入や折り目の押圧が引っかかりなくスムーズに行えるシート処理装置が提供できる。

0013

請求項3の発明は、前記シート押圧部材は、相互に向き合う方向に弾性部材より付勢されるとともにこの付勢力に抗して上記間隔規制部材で位置規制されている請求項1に記載のシート処理装置ある。
これよれば、剛体が強いシートである場合には押圧部材が上昇して折り位置を設定できるとともに、下方側には間隔規制部材で規定されているので折り目を同じ位置に設定することが防げるシート処理装置が提供できる。

0014

請求項4の発明は、上記間隔規制部材は、カム部材からなり上記移動方向の移動方向の変換に従ってこのカム部材を回動して上記シート押圧部材の間隔を段階的に狭くした請求項3に記載のシート処理装置である。
これによれば、間隔設定カムにより行うことができるので、シート押圧部材の位置設定が容易にできるシート処理装置が提供できる。

0015

請求項5の発明は、上記間隔規制部材は、中心軸を中心にして回転自在であるとともに上記シート押圧部材が等しく移動するように中心軸に対して点対象の形状として構成されている請求項4に記載のシート処理装置である。
これによれば、間隔規制部材は点対象として構成されているので、シート押圧部材はシートの厚さ方向に等しく間隔を狭くすることになり、この押圧部材により付与される折り線も折り目を挟んで略等しく形成され見栄えの良いシート束冊子が作成できるシート処理装置が提供できる。

0016

請求項6の発明は、上記移動部材のシート束の折り目に沿って移動する最後の移動の際は、上記間隔規制部材よるシート押圧部材の位置規制を解除し、前記弾性部材で付勢されたシート押圧部材でシートを押圧して移動する請求項5記載のシート処理装置である。
これによれば、最後のシート押圧手段の移動は間隔規制部材の規制がなくなるので弾性部材により折り目に沿った移動がなされ、シートの折り合せが確実になされるシート処理装置の提供ができる。

0017

請求項7の発明は、上記移動部材のシート束の折り目に沿った一方向の移動は、押圧ローラが折り目方向の一方のシート端部を乗り越えて他方のシート端部を通過するまで移動する請求項2に記載のシート処理装置である。
これによれば、シート幅方向より長い距離を移動ししながら順次折り目を構成できるので、より増し折り効果のある折り冊子が製作できるシート処理装置が提供できる。

0018

請求項8の発明は、シートを束として集積するスタッカ部と、この集積したシート束を折り込む折りローラと、この折りローラによって折り処理した折りシート束に対して、折り目厚さ方向から押圧する一対の押圧ローラと、この一対の押圧ローラを折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材とを備え、上記移動部材をシート束の折り目方向のシート幅よりも長く往復動する駆動部材と、上記一対の押圧ローラを互いに近づく方向に付勢する弾性部材と、この弾性部材に抗して押圧ローラ同士の間隔を複数の間隔で規制する移動可能なカム部材とを備え、前記駆動部材による移動部材の移動方向に応じてこのカム部材を移動し押圧ローラの間隔を狭くしてシート束の折り目厚さ方向から押圧することを特徴とするシート処理装置。
これによれば、最初のシート折り目の厚さ方向からの押圧は、押圧ローラ間を離間した状態で押圧してシート幅方向に移動して折り目をつくり、次の押圧は押圧ローラ間の離間間隔を狭めて押圧し幅方向に移動して新たな折り目を作るようにしているので、折りシートの折り目は内側に向くようになる。従って、シート束みずからが綴じ方向に向き折りの完了後シート束が開くことが少なくなり、これらをより整列性よく、より多く集積することができる。また、最初のシート幅方向にからの押圧ローラのシート端部への搬入は相互が最も離間しているので、シートの端部のダメージも極力抑えることができる増し折り装置が提供できる。

0019

請求項9の発明は、シート上に画像形成する画像形成手段と、この画像形成手段からのシートに所定のシート処理を施すシート処理装置とを備え、このシート処理装置は上記請求項1ないし請求項8の何れかに記載のシート処理装置を備えている画像形成装置である。
これによれば、上記各項に記載した作用効果を持つシート処理装置を備えた画像形成装置が提供できる。

0020

請求項10によれば、折りシートの折り目を厚さ方向から押圧する一対のシート押圧部材と、このシート押圧部材を上記折りシートの折り目方向に沿って移動する移動部材とを備え、この一対のシート押圧部材の間隔を規定する間隔規制部材を有し、移動部材の最初の折りシートの折り目に沿う移動は、シート押圧部材の間隔を第1の間隔に設定して折りシートの折り目厚さ方向から押圧する工程と、次の移動部材の移動では上記第1の間隔より狭い間隔に設定して折りシートの折り目厚さ方向から押圧する工程を備えるシート増し折り方法である。
これによれば、シート折目方向に沿って移動する際に、押圧部材の間隔を段階的に狭く設定する工程を有するので、シート束みずからが綴じ方向に向き折りの完了後シート束が開くことが少なくなり、これらをより多く集積することができる。また、最初のシート幅方向にからの押圧部材の搬入は相互が最も離間しているので、シートの端部のダメージも極力抑えることができる増し折り装置が提供できる。

発明の効果

0021

本発明は上記の解決手段を有することにより下記の効果を奏する。これによれば、最初のシート折り目の厚さ方向からの押圧は、押圧部材を離間した状態でシート幅方向に移動して折り目をつくり、次の押圧は押圧部材の離間間隔を狭めて幅方向に移動して新たな折り目を作るようにしているので、折りシートの折り目は内側に向くようになる。従って、シート束みずからが綴じ方向に向き折りの完了後シート束が開くことが少なくなり、これらをより整列性よく、より多く集積することができる。また、最初のシート幅方向にからの押圧部材の搬入は最も相互が離間しているので、シートの端部のダメージも極力抑えることができる増し折り装置、及びこれを備えるシート処理装置並びに画像形成装置を提供することがでる。

図面の簡単な説明

0022

本発明に係わる画像形成装置とシート増し折り装置を内装したシート処理装置を組み合わせた全体構成を示した説明図である。
シート増し折り装置を内装したシート処理装置の全体説明図である。
シート処理装置における折りローラの折り処理の説明図である。
図2のシート処理装置に内装したシート増し折り装置の束排出ローラ側から見た斜視図である。
図3のシート増し折り装置の断面説明図である。
図2の折りローラ側から見たシート増し折り装置の正面図である。
一対のシート押圧部材が最も離間してシートを押圧する状態を示す束排出ローラ側から見た斜視図である。
図7の状態の断面図である。
図7の状態の間隔規制(カム)部材の位置を示す束排出ローラ側からの正面図である。
一対のシート押圧部材の間隔を一段狭くしてシートを押圧する状態を示す束排出ローラ側から見た斜視図である。
図10の状態の断面図である。
図10の状態の間隔規制(カム)部材の位置を示す束排出ローラ側からの正面図である。
一対のシート押圧部材が圧接してシートを押圧する状態を示す束排出ローラ側から見た斜視図である。
図13の状態を示す断面図である。の間隔規制(カム)部材の位置を示すである。
図13の間隔規制(カム)部材の位置を示す束排出ローラ側からの正面図である。
移動部材の移動とシート押圧部材の相互の間隔が段階的に狭くなりシート束を折りこむ順序を示す説明図である。
図7から図15により増し折りされ複数の折り線が形成されたシート折り冊子の説明図である。
図2のシート処理装置の制御構成説明図である。

実施例

0023

下図示の実施の態様に基づいて本発明を詳述する。図1は本発明に係わる画像形成装置を含む全体構成を示し、図2はシート処理装置の全体構成の説明図を、図3はシート処理装置におけるシート束の折り状態を説明する図面である。さらに、図4はシート処理装置に内装するシート処理装置の斜視図であり、図5はシート処理装置の断面説明図である。
そこで、図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aとシート処理装置Bで構成され、シート処理装置Bにはシート増し折り装置50がその一部のユニットとして組み込まれている。

0024

[画像形成装置の構成]
図1に示す画像形成装置Aは、給紙部1からシートを画像形成部2に送り、画像形成部2でシートに印刷した後、本体排紙口3からシートを搬出する。給紙部1は複数のサイズのシートが給紙カセット1a、1bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部2に給送する。画像形成部2は例えば静電ドラム4と、その周囲に配置された印字ヘッドレーザ発光器)5と現像器6と、転写チャージャ7と定着器8が配置され、静電ドラム4上にレーザ発光器5で静電潜像を形成し、これに現像器6でトナーを付着し、転写チャージャ7でシート上に画像を転写し、定着器8で加熱定着する。このように画像形成されたシートは本体排紙口3から順次搬出される。図示9は循環経路であり、定着器8から表面側に印刷したシートを、本体スイッチバック経路10を介して表裏反転した後、再び画像形成部2に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートは本体スイッチバック経路10で表裏反転された後、本体排紙口3から搬出される。

0025

図示11は画像読取装置であり、プラテン12上にセットした原稿シートスキャンユニット13で走査し、反射ミラー集光レンズを経て光電変換素子14で電気的に読み取る。この画像データは画像処理部で例えばデジタル処理された後、データ貯蔵部17に転送され、前記レーザ発光器5に画像信号を送る。また、図示15は原稿送り装置であり、原稿スタッカ16に収容した原稿シートをプラテン12に給送するフィーダ装置である。

0026

上記構成の画像形成装置Aには制御部(コントローラ)が設けられ、コントローラパネル18から画像形成条件、例えばシートサイズ指定、カラーモノクロ印刷指定、プリント部数指定、片面・両面印刷指定、拡大・縮小印刷指定などのプリントアウト条件が設定される。一方、画像形成装置Aには上記スキャンユニット13で読み取った画像データ或いは外部のネットワークから転送された画像データがデータ貯蔵部17に蓄積され、このデータ貯蔵部から画像データはバッファメモリに転送され、このバッファメモリ19から順次、レーザ発光器5にデータ信号移送されるように構成されている。

0027

上記コントローラパネル18からは画像形成条件と同時にシート処理条件も入力指定される。このシート処理条件は例えば、(1)「プリントアウトモード」、(2)「ステープル綴じモード」、(3)「シート中綴じ束折りモード」、(4)「折りシート束BS増し折りモード」などが指定される。そして画像形成装置Aは画像形成条件及び後処理条件に応じてシート上に画像形成する。

0028

[シート処理装置の構成]
上述の画像形成装置Aに連結されたシート処理装置Bは、画像形成装置Aの本体排紙口3から画像形成されたシートを受け入れ下記のシート処理が可能なように設定されている。
まず、(1)画像形成がされたシートを第1排紙トレイ21に収容する(前述の「プリントアウトモード」)。(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えして、端面綴じステープル装置33で綴じ後第1排紙トレイ21に収納する(前述の「ステープル綴じモード」)。(3)本体排紙口3からのシートを第2の処理トレイであるスタッカ部35で束状に部揃えしてこのシート束の中程を中綴じステープラ40で綴じ後、冊子状に折り畳んで第2排紙トレイ22に収納する(前述の「シート束中綴じ束折りモード」)。(4)中綴じして冊子状に折り畳んだシート束の折り目でシートループを増し折りして、第2排紙トレイに22に収納する(前述の「折りシート束BS増し折りモード」。)などが指定可能なように構成されている。

0029

ところで、シート処理装置Bは図2に示すようにケーシング20に上記第1排紙トレイ21と第2排紙トレイ22を備え、本体排紙口3に連なる搬入口23を有するシート搬入経路P1が設けられている。このシート搬入経路P1はケーシング20に略々水平方向の直線経路で構成されている。そしてこのシート搬入経路P1から分岐しシートを反転方向に移送する第1スイッチバック搬送路SP1と第2スイッチバック搬送路SP2が配置されている。そして第1スイッチバック搬送路SP1が経路下流側で、第2スイッチバック搬送路SP2が経路上流側でそれぞれシート搬入経路P1から分岐され、両搬送路は互いに距離を隔て配置されている。

0030

このような経路構成でシート搬入経路P1には搬入ローラ24と排紙ローラ25が配置されている。排紙ローラ25は正逆転可能となっている。またシート搬入経路P1には第2スイッチバック搬送路SP2にシートを案内する経路切換片(図示せず)が配置されソレノイドなどの作動手段に連結されている。またシート搬入経路P1には搬入口23からのシートに捺印処理するスタンプ手段、或いはシートを1枚ずつ穿孔処理する1枚穿孔ユニット28が搬入ローラ24の下流側に設けられている。

0031

[第1スイッチバック搬送路SP1の構成]
図2に示されるようにシート搬入経路P1の下流側(装置後端部)に配置された第1スイッチバック搬送路SP1は次のように構成されている。シート搬入経路P1にはその出口端に排紙ローラ25が設けられ、この排紙ローラ25のシートを積載支持する処理トレイ29が設けられている。この処理トレイ29の上方には正逆転ローラ30がトレイ上のシートと接する位置と離間した待機位置との間で昇降自在に配置されている。この正逆転ローラ30が連結され処理トレイ29上にシートが進入する際は同図時計方向に回転し、シート後端が排紙ローラ25から排紙されトレイ上に進入した後は反時計方向に回転するように制御される。従って処理トレイ29上に第1スイッチバック搬送路SP1が構成されている。

0032

上述の第1スイッチバック搬送路SP1の下流側には第1排紙トレイ21が配置され、この第1排紙トレイ21は第1スイッチバック搬送路SP1及び第2スイッチバック搬送路SP2に導かれるシートの先端を支持するように構成されている。

0033

上記の処理トレイ29の排紙方向後端部には、端面綴じステープル装置33が配置されている。このステープル装置33は処理トレイ29上に集積されたシート束の後端縁の1個所若しくは複数個所にステープル綴じする。綴じ処理されたシート束は第1排紙トレイ21排出される。

0034

上述のように構成された第1スイッチバック搬送路SP1は前記(2)の「ステープル綴じモード」のときには排紙ローラ25からのシートを処理トレイ29上に部揃えし、このシート束を端面綴じステープル装置33で後端縁の1個所又は複数個所をステープル綴じする。また前記(1)の「プリントアウトモード」のときには排紙ローラ25からのシートをスイッチバック搬送することなく、処理トレイ29に沿って送られたシートを正逆転ローラ30の図示時計方向の回転で第1排紙トレイ21に搬出する。

0035

[第2スイッチバック搬送路の構成]
前記シート搬入経路P1から分岐された第2スイッチバック搬送路SP2の構成について説明する。この第2スイッチバック搬送路SP2は、図2に示すようにシートが排紙ローラ25にニップされた状態で正転から逆転してスイッチバック搬送されてくるシートを案内する搬送路である。この搬送路は、図2に示すようにケーシング20に略々鉛直方向に配置され、経路入口に搬送ローラ36が、経路出口出口搬送ローラ37が配置されている。また第2スイッチバック搬送路SP2の下流側にはこの搬送路から送られたシートを部揃えし一時集積する第2の処理トレイを構成するスタッカ部35が設けられている。図示のスタッカ部35はシートを移送する搬送ガイドで構成されている。このスタッカ部35には中綴じステープラ40と折りローラ45が配置されている。以下順次これらの構成について説明する。

0036

[スタッカ部の構成]
まずスタッカ部35はシートの搬送をガイドするガイド部材で形成され、このガイド上にシートを積載収納するように構成されている。図示のスタッカ部35は第2スイッチバック搬送路SP2に連なり、ケーシング20の中央部に略々鉛直方向に配置されている。これによって装置を小型コンパクトに構成している。このスタッカ部35は内部に最大サイズシートを収納する長さ形状に形成され、特に図示のものは後述する中綴じステープラ40と折りローラ45を配置する側に突出するように湾曲又は屈曲した形状に構成されている。

0037

上記スタッカ部35の搬送方向後端側には前述の第2スイッチバック搬送路SP2の出口端とオーバーラップするスイッチバック進入路35aが連設されている。これは第2スイッチバック搬送路SP2の出口搬送ローラ37から送られる搬入(後続)シートの先端とこのスタッカ部35に支持されている積載済(先行)シートの後端をオーバーラップさせることによって集積するシートのページ順位を確保するためである。また、スタッカ部35にはシートの搬入方向先端を規制するストッパ手段としての先端規制部材(以下、ストッパ38という)がガイド下流側に配置してあり、このストッパ38はスタッカ部35に沿って移動可能にガイドレールなどに支持され、図示しないシフト手段でシートをスタッカ部35に搬入する位置、集積方向の中程で綴じる位置及び折りローラ45で折る位置に位置移動するように構成されている。また、スタッカ部35の搬送方向中ほどには、シートを整合する整合部材39が設けられシートの搬入の都度に側縁を押圧して整合を行う。

0038

[中綴じステープラの説明]
次に、このスタッカ部35の上方に位置する中綴じステープラ40は、ステープル針をシート束に打ち込むドライバーユニット41と打ち込まれたステープル針の脚部を互いに向き合う方向に折り曲げクリンチャユニット42で構成され、それぞれのユニットはスタッカ部35を挟んで対向する位置に構成され、通常シート長さの2分の1となる図示Xの綴じ位置でシートを綴じる。尚、この中綴じステープラはシート束の綴じるスープル針として金属の針を用いるほか紙製からなる紙製針や針を使用しない圧着切り込みをシートに入れて綴じてもよい。

0039

[折りローラの説明]
次に、折りローラ45の構成について説明する。上述の中綴じステープラ40の下流側に配置された折位置Yには、図2に示すようにシート束を折り合わせる折りローラ45とこの折りローラ45のニップ位置にシート束を挿入する折りブレード46が備えられている。図3も参照すると、折りローラ45は互いに圧接した上圧接ローラ45aと下圧接ローラ45bで構成され、この上圧接ローラ45a下圧接ローラ45bは略々最大シート幅長さより多少長く形成されている。この折りローラ45は、図示されていない圧縮スプリングで互いに圧接方向に付勢されている。上記一対の折りローラ45はゴムローラなどの比較的摩擦係数の大きい材料で形成されている。

0040

上記の折りローラ45の圧接位置には、この位置に向かって侵入する折りブレード46が進退可能に配置されている。この折りブレード46は、シート束が中綴じステープラ40で中綴じされた後、この綴じ位置を折りローラ45に押し込むように移動し、この動作に連動して折りローラ45が圧接回転することにより中綴じシートを二つ折りにしていく。この途中で折りブレード46は元の位置に復帰して次のシート束の搬入に備える。折りブレードの移動位置は、折り位置Yとして図2に示されており、この位置はシートが束として綴じ針で綴じられた位置Xに一致している。

0041

ここで、スタックされあるいはスタック中綴じされたシート束の折り処理手順図3により説明する。シートがストッパ38により係止され束となり、このストッパ38が上昇してシートの搬送方向中程の位置を中綴じステープラ40で綴じ処理を行う。綴じ処理後、今度は綴じられたシート束を下降してシート綴じ位置を折り位置になるようにストッパ38を停止する。この状態が図3(a)に示されている。この位置は、折りローラ45の上圧接ローラ45aと下圧接ローラ45bの圧接位置に一致するように停止している。その後図示しない駆動モータにより上圧接ローラ45aと下圧接ローラが同じ方向に回転し、折りブレード46が圧接位置に押し込むように移動する。この状態は図3(b)に示されている。

0042

次に、図3(c)に示す様に、引き続き上圧接ローラ45aと下圧接ローラが同じ方向に回転が継続され、折りブレード46が圧接位置手前で一旦停止する。今度は折りブレード46は、元の戻り方向に移動して退避する。その後さらに上圧接ローラ45aと下圧接ローラ45bが同じ方向に回転継続すると、図3(d)に示す様に、折りシート束BSは一定のループBLを描いて折り処理される。このシート束は、折りブレード46で突いた折り目となる折りループ先端BL1、これを中心に上方に膨らんだ上方ループBL2、下方に膨らんだ下方ループBL3、ループを維持するようにシートを押圧するループ基端部BL4が形成され、この状態で一旦停止する。
ところで、折り目でのループの発生は、シート束自らが折り目位置で外側に開こうする力が働くためである。従って、折りシート束BSの枚数が多ければ多いほど開いて広がろうとする力が強く、このままは排出するとシート束が開いてしまうことになるので、本願のものは以下に述べる増し折りを行っている。
尚、この折りローラ45はシートを折りこまない状態と折りシート束BSを折り込んだ状態とで、互いに圧接する上圧接ローラ45aと下圧接ローラ45bの軸間を測定することで折りシート束BSの厚さを検知することにも利用してもよい。

0043

[シート増し折り装置の説明]
ここから、折りは処理をおこなった折りシート束BSが開いてしまうのを防止するための本発明に係わるシート処理装置の一部となるシート増し折り装置をこの装置の斜視図である図4、断面図である図5、折りローラ側からの正面図である図6を参照してその構成をについて説明する。その後に図7から図15までによりその動作を説明する。
シート増し折り装置50は、図2に示す様に上述した折りローラ45の下流側の折りシート搬送パスBPを横断するように配置されている。より詳しくは、このシート増し折り装置50は、折りローラ45が折りシートを二つ折り状態で搬送して折り処理する。このシート増し折り装置50は、シート幅方向に折り目を有し一定のループを有する折りシート束BSの折り目に対峙している。
なお、図2の増し折り装置50は折りローラ45と機外に排出する束排出ローラ49の間に設置しているが、折りシート搬送パスBPを横切るようにすれば、束排出ローラ49の下流側に装置することできる。

0044

このシート増し折り装置50は、図4に示したように装置の一方に配置された右側板53左側板54をその上方で連結する連結アングル55で装置全体フレームを構成している。この右側板53と左側板54との間には、この側板間を往復移動する増し折りユニット56が配置してある。この増し折りユニット56の側板間の往復移動は、右側板53と左側板54との間で上方に位置する上ガイドレール57と下ガイドレール58によってスライド移動する。すなわち、上ガイドレール57に増し折りユニット56の上方に取り付けられた上スライドブロック60が摺動し、下ガイドレール58に増し折りユニット56の下方に取り付けられた下スライドブロック61が摺動するように支持されている。

0045

また、上記増し折りユニット56の上方には、この装置の右側板53と左側板54との間に移動ベルト65が張設されている。この移動ベルトは図4に示される右側板53側に移動ベルト65を巻回する右プーリ63が、左側板54側には移動ベルト65を巻回する左プーリ64が位置している。そして、この移動ベルト65の一端が増し折りユニット56の上端ベルト固定部65bで固定されている。従って、移動ベルト65を移動してベルト固定部65bを装置奥側(右側)から手前側(左側)に移動すると、増し折りユニット56も上ガイドレール57及び下ガイドレール58に沿って図4の装置奥側(右側)から手前側(左側)に移動することになる。逆に移動ベルト65を移動するとベルト固定部65bも逆方向に移動し、増し折りユニット56も逆方向に移動する。従って、増し折りユニット56は、移動ベルト65等によって移動される移動部材となる。

0046

ところで、移動ベルト65を巻回する左プーリ64には、正逆転可能な駆動部材として駆動モータ69が左側板54に設けられたモータギアユニット68に取り付けてある。この駆動モータ69の回転駆動は、モータ出力ギア67からモータギアユニット68に設けられた伝達ギア66を介して移動ベルト65の左プーリ64に連結してある。
したがって、この駆動モータ69の駆動回転方向の選択により、増し折りユニット56も装置奥側(右側)から手前側(左側)に、逆に手前側(左側)から奥側(右側)に選択的に移動することができる。

0047

[増し折りユニット56の説明]
次に、左右に往復動する増し折りユニット56について説明する。図4のものは、束排出ローラ49側から見たものであるが、この図では、増し折りベース板62の一方の面で上下に一対のシート押圧部材(押圧ローラ70に同じ)としての上押えローラ71と下押えローラ72が配置してある。この上押えローラ71と下押えローラ72の間隔を規制する間隔規制部材としてのカム部材80が設けられている。この点は別途さらに説明する。

0048

上記の上押えローラ71と下押えローラ72の上下方向の移動は、図5図6に示されるように、ローラ支持ブロック75とローラ支持下ブロック76との間に延びる3本のローラ支持ブロックスライドレール77に上下に摺動する上押えローラ支持ブロック73と下押えローラ支持ブロック74によってなされる。また、上押えローラ支持ブロック73はローラ支持上ブロック75との間に介在する上スプリング90により、図6示される下方側に一定の付勢力で付勢されている。一方下押えローラ支持ブロック74もローラ支持下ブロック76との間に介在する下スプリング91より、図6に示される上方側に一定の付勢力で付勢されている。従ってこれらは互いに向き合う方向に一定の付勢力で付勢されている。尚、ローラ支持上ブロック75とローラ支持下ブロック76はそれぞれ上スプリング90と下スプリング91のスプリングホルダにもなっている。

0049

図5に示されるように、上記の上押えローラ71は上押えローラ支持ブック73に上押えローラ支持軸73aで折りシート搬送方向(折り目方向と交差方向)に支持されている。これにより上押えローラ71は折り目方向と交差する方向に(シート搬送方向と同方向)に支持軸を有して回転可能となっている。また、この上押えローラ71は、折りシート搬送方向に上流側上押えローラ71aと下流側上押えローラ71bの二連構成になっている。また、下押えローラ72も上押えローラと同様の構成となっている。
上記の押圧ローラ70は、二連構成でなく一つのローラでもよい。

0050

上述したように、上押えローラ71と下押えローラ72との間隔調整部材としてカム部材80を備えているが、この構成は次のようになっている。図5に戻って、上押えローラ71を支持し上押えローラ支持ブロック73の上規制ピン82と、下押えローラ72を支持し下押えローラ支持ブロック74の下規制ピン83は、それぞれ増し折りベース板62から背面側に突出している。この上規制ピン82と下規制ピン83をカム部材80のカム面で、弾性部材としての上スプリング90と下スプリング91の弾性力に抗して位置を保持するようになっている。本実施例における上スプリング90と下スプリング91の弾性力は両ローラの間隔が0ミリメートルのときに夫々約4キログラム程度が付与されるように設定されている。

0051

ここで、上規制ピン82と下規制ピン83を規制してシート押圧部材としての上押えローラ71と下押えローラ72の間隔を設定する間隔設定手段としてのカム部材80について、図4図5及び図6により説明する。カム部材80は回転軸であるカム駆動軸81に固定されている。このカム駆動軸81は図4及び図5に示されるように、ギアユニット減速回転するカム駆動モータ84によって回動するようになっていて、これによりカム部材80も回動する。また、カム部材80は、上規制ピン82と下規制ピン83を規制するカム面を有している。

0052

ここで図9を参照とすると、この上規制ピン82と下規制ピン83を最も間隔を持って規制する第1離間カム面85と、この間隔から所定範囲間隔を狭めた第2離間カム面86と、上押えローラ71と下押えローラ72を圧接状態とする上規制ピン82と下規制ピン83の位置規制を解除して規制しない圧接カム面87を有している。さらに、この第1離間カム面85は、カム駆動軸81を中心として点対象となる第1離間上カム面85aと第1離間下カム面85bを有している。また、第2離間カム面86は、第2離間上カム面86aと第2下離間カム面86bを有している。圧接カム面87も、圧接上カム面87aと圧接下カム面87bを有している。

0053

既に説明しているように各上下カム面は、図示のように回転軸としてのカム駆動軸81を中心として180度回転すると同じ形状となる点対象として構成されている。これは、カム部材80が所定量回転すると上押えローラ71と下押えローラ72はカム駆動軸81を中央の中心軸としてほぼ等しい距離分移動するように構成するためである。これにより折りシート束BSに対して折り目の厚さ方向から略均等にシートを押圧することになる。従って、上押えローラ71と下押えローラ72は折りシート束に対するシート押圧部材を構成する。

0054

以上の様に、本発明のシート押圧部材としての上押えローラ71と下押えローラ72は図4における右側板53と左側板54との間との左右方向のシート幅方向であるシート折り目方向に沿っての移動と、これと交差するシート折目の厚さ方向との2つの方向に移動可能となっている。また、カム部材80の回転自在の構成により上押えローラ71と下押えローラ72の間隔が略等しく移動して段階的に狭くでき、また、上押えローラ71と下押えローラ72を相互に圧接状態とすることもできる。

0055

[シート増し折り装置の動作説明]
ここからは図7から図15によりシート増し折り装置50のへの折りシート束BSの搬入、段階的な押圧に動作について説明する。図7から図9で最も押圧ローラ間が広い間隔での第1段階の押圧を折りシート束BSのシート端部を超えて折り目方向に沿って移動し、一方の端部を越えるまで行っている状態を示している。また、図10から図12で押圧ローラ同士の間隔を狭くした第2段階の押圧を折りシート束BSの折り目方向に沿って移動しながら行う状態を示している。図13から図15で押圧ローラが圧接状態で折りシート束BSを折り目方向に沿って押圧する状態を示している。

0056

まず、図7から図9で折りシート束BSに対しての第1段階の押圧動作を説明する。
図7の斜視図では、右側板53側のホームポジション位置にあった増し折りユニット56が折りシート束BSの折目方向に沿って左側板54側に移動している。この移動に先立ちホームポジション位置では図7図9に示されているカム部材80を第1離間カム面85で上規制ピン82と下規制ピン83との間隔を規制して位置規制するように、カム駆動モータ84を駆動する。この駆動は図示しないカム位置検出センサーとカム駆動モータ84内部のエンコダー監視される。また折りシート束BSは折りローラ45によって二つ折りにされ、図8に示す様に上押えローラ71と下押えローラ72とオーバーラップする位置でループを生成する。この折りシート束BSのループが形成された後、増し折りユニット56は図7のように左側に折り目に沿って移動する。

0057

ところで、本実施例では、折りシート束BSの最大ループが略22ミリメートル、第1段階での上押えローラ71と下押えローラ72との間を略14ミリメートルの間隔に設定した。これにより、上押えローラ71と下押えローラ72は上下に各々略4ミリメートルずつオーバさせて行っている。従って、上押えローラ71と下押えローラ72とは、まず折りシート束BSの幅方向のシート端部を乗り上げ、折りシート束BSのループを押えながら折り目方向に移動する。この折り目方向への一方向移動に際して、上押えローラ71と下押えローラ72との間の間隔はカム部材80の第1離間カム面85によって間隔規制されているので、それ以上狭くなることなく移動する。この移動により折りシート束BSには折り目方向に沿って第1折り線100が形成される。

0058

次に、図10から図12で折りシート束BSに対しての第2段階の押圧動作を説明する。図10の斜視図では、右側板53側のから左側板54に移動後、今度は図示の矢印が示す右側板53に向かって増し折りユニット56が折り返し、両側板の中央に位置した状態を示している。この折り返しに先立ち、左側板54側でカム部材80を第2離間カム面86で上規制ピン82と下規制ピン83で間隔規制するように、カム駆動モータ84を駆動する。この駆動は図示しないカム位置検出センサーとカム駆動モータ84内部のエンコダーで監視される。また折りシート束BSは第2段階での上押えローラ71と下押えローラ72とオーバーラップする位置でループを保持している。この折りシート束BSのループに対して、増し折りユニット56は図10のように右側に折り目に沿って、第2折り線101を形成しながら移動する。

0059

本実施例では、第1段階での上押えローラ71と下押えローラ72との間を略14ミリメートルの間隔に設定した。第2段階では、この間隔を略7ミリメートルに設定する。この設定では第1段階で折り目をつけられた折りシート束BSと、上押えローラ71及び下押えローラ72は上下に各々略3.5ミリ程度オーバさせて行っている。従って、上押えローラ71と下押えローラ72とは第1段階同様に、折りシート束BSの幅方向の端部を乗り上げ、折りシート束BSのループを押えながら折り目方向に移動する。この折り目方向への移動に際して、上押えローラ71と下押えローラ72との間の間隔はカム部材80の第2離間カム面86によって間隔規制されているので、それ以上狭くなることなく移動する。この移動により折りシート束BSには折り目方向に沿って右側板53側に向かって第2折り線101が形成される。

0060

最後に、図13から図15で折りシート束BSに対しての最終の押圧動作を説明する。図13の斜視図では、左側板54から右側板53に移動後、今度は左側板54に向かって増し折りユニット56が再度折り返し、両側板の中央に位置した状態を示している。この折り返しに先立ち、右側板53側のホームポジション同位置でカム部材80を圧接カム面87が上規制ピン82と下規制ピン83に位置するように、カム駆動モータ84を駆動する。この駆動は図示しないカム位置検出センサーとカム駆動モータ84内部のエンコダーで監視される。

0061

ところで、これまでの第1離間カム面85、第2離間カム面86は上規制ピン82と下規制ピン83との間隔がそれ以上小さくならないように間隔規制をおこなっていた。しかし、最終段では圧接カム面87と上規制ピン82と下規制ピン83との間には隙間(l4)を生じさせている。これは、仮に折りシート束BSが挟まれていなければ、上押えローラ71と下押えローラがそれぞれ上スプリング90と下スプリングによって圧接状態になることを示している。従って、二つ折りシート束BSの折り目を規制されることなく折り目厚さ方向から押圧しながら、折り目に沿って移動することになる。つまり、折りローラによって付けられた折り目を増し折りしている状態となっている。

0062

本実施例では、第2段階での上押えローラ71と下押えローラ72との間を略7ミリメートルに設定したが、最終段階では、折りシート束BSの折り目の厚さをより押圧する状態としている。従って、上押えローラ71と下押えローラ72とは折りローラ45で付与された折り目に沿って、折りシート束BSの厚さ分シートの幅方向の端部を乗り上げ、折りシート束BSの折り目を押圧しながら折り目方向に移動する。従って、最終段の押圧ローラによる押圧は折りローラ45の折り目と同じ最終折り線102を増し折りして、この折り目を押圧している。

0063

[増し折りユニット移動説明]
次に、上記の増し折りユニット56折り手順及び折り終了後の待機位置について、図7から図15の工程を簡略して図示した図16により説明する。
まず、図16(a)のものは、図7から図9に示す第1段階での増し折りユニット56の移動方向及び上押えローラ71と下押えローラ72との第1の間隔となるL1(本実施例にあっては略14ミリメートル)を持って図示右側のホームポジションから左側の折り返しポジションに向かっての移動を示している。この最初の移動により折りシート束BSの折りシート束BSループBLには、第1段階の折りが形成される。
次に、図16(b)は、前述した図10から図12に示す第2段階での増し折り処理を示すもので、図示左側の折り返しポジションにおいて、上押えローラ71と下押えローラ72との第2の間隔となるL2(本実施例にあっては略7ミリメートル)に変更して、図示左側の折り返しポジションから右側のホームポジションに次の押圧する工程として移動する。

0064

図16(c)は、前述の図13から図15に示す最終段階の増し折り処理を示すものである。これは、図示右側のホームポジションにおいて、上押えローラ71と下押えローラ72の間隔規制をせずにL3=0(本実施例にあっては規制なし0ミリメートル)として圧接状態とする。そして図示右側のホームポジションから左側の折り返しポジションに移動する。この移動により、折りシート束BSに対して3段階の増し折り処理が完了すると、折りシート束BSを折りローラ45及び束排出ローラ49第2排紙トレイ22に排出する。

0065

図16(d)は折りシート束BSが排出された後、増し折りユニットは上押えローラ71と下押えローラ72の間隔規制していない状態L3=0のまま左側の折り返しポジションから右側のホームポジションに移動する。この移動後、増し折りユニットは、新たな折りシート束BSを折りローラ45から受け入れるために、上押えローラ71と下押えローラ72との間隔を第1段階のL1の間隔になるように前述したカム部材80を駆動して待機する。以上が、一連の増し折り動作であり、折りシート束が指定された部数に達するまで、図16(a)から図16(d)までを繰り返す。

0066

ところで、図16(e)に示したものは、図16(d)の他の実施例である。図16(d)に示したものは、上押えローラ71と下押えローラ72を圧接状態のまま右側のホームポジションに戻してから、間隔をL1の状態に離間した。しかし、後続する折りシート束BSの搬入が早い場合には、図示右側のホームポジションに戻すことなく、折り返しポジションで上押えローラ71と下押えローラ72の圧接状態をL1の状態に離間し、次の折りシート束BSの処理に備えてもよい。なお、この場合には、これまで説明した図16(a)から図16(c)までにおける折りシート束BSの折り目ループに対する押圧しながらの移動は逆方向となる。
また、特に図示していないが、図16(d)の状態で、右側のホームポジションに戻ってから上押えローラ71と下押えローラ72の圧接状態をL1の状態に離間しいるのではなく、左側の折り返しポジションから右側のホームポジションに戻る過程で、上押えローラ71と下押えローラ72の圧接状態をL1の状態に離間してもよい。このようにすれば、折りシート束BSの折り目ループに対する押圧は、図16(a)から図16(c)までの方向と同じとなり、制御方法が簡便となる。

0067

以上のように、本実施例にあっては、二つ折りシート束BSに対して増し折りユニット56により、3段階の折りを実行している。この折り動作を行って排出した折りシート束BSについて図17により説明する。
これまで説明してきたように、本発明のシート押圧部材としての押圧ローラ70は、その上押えローラ71と下押えローラ72で二つ折りシート束BSの折り目厚さ方向(折り目で折りシート束BS搬送方向と交差する上下方向)から、折りローラ45で折り目がつけられループ生じた箇所を折り目方向に移動して複数の折り目を付けている。既に説明したように、第1段階は上押えローラ71と下押えローラ72の間隔をループよりもやや狭い間隔 (本実施例にあってはループ高さ略22ミリメートルに対して略14ミリメートル) に規定して、折りローラ45によって付けられた折り目に沿って移動して第1段階の折り目をつける。これが、図17では折りシート束BSに薄いラインで第1折り線100としてあらわれている。

0068

次に、第2段階は上押えローラ71と下押えローラ72の間隔を第1段階で押圧形成したループよりもやや狭い間隔 (本実施例にあっては略7ミリメートル) に規定して、折りローラ45によって付けられた折り目に沿って移動して第段階の折り目をつける。これが、図17では折りシート束BSに薄いラインで第2折り線としてあらわれている。最終の段階として上押えローラ71と下押えローラ72は上スプリング90と下スプリング91との弾性力で押圧している。この最終段階では、第1段階、第2段階のように上押えローラ71と下押えローラ72の間隔を規定以上狭くならないようにしていない(本実施例にあっての規制間隔は0ミリメートル)。従って、最終段階での押圧は折りシート束BSの押圧した厚さの位置を、上押えローラ71と下押えローラ72で押圧しながら折り目方向に移動する。この最終段階の折り目は折りシート束BSに比較的濃いラインで最終折り線102として表れている。
なお、折りシート束BSの幅方向端部には、折りローラ45及び上押えローラ71と下押えローラ72の圧接状態からシートに乗り上げる際の端部折り目103が形成されている。

0069

以上のように、上押えローラ71と下押えローラ72の異なる間隔で折り目が形成されるようにし、これにより第1段階の薄いラインである第1折り線100、第2段階の薄いラインである第2折り線101、及び最終段階の折りシート束BS厚さに応じて生じた比較的濃いラインである最終折り線102の各ライン位置で、折りシート束BSの閉じ方向(折り目を通過する搬送方向の線)側への折り方向が向くことにより、排出後も折りシート束BSが開いてしまい、整列性や集積性が低下することを防止できる。

0070

[制御構成の説明]
これまで、説明したシート増し折り装置50を備えるシート処理装置B及びこのシート処理装置を含む画像形装置Aの制御構成を図18のブロック図により説明する。画像形成手段を備える画像形成装置制御部110は、コントロールパネルに設けられた入力手段111から所望の処理を入力する。この入力はモード設定手段によって、シート処理装置Bのシート処理装置制御部115を制御する。

0071

本実施例のシート処理装置Aのモードは既に説明したように、つぎのモードを備えている。
すなわち、(1)画像形成がされたシートを第1排紙トレイ21に収容する「プリントアウトモード」。(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃ええしてー端面綴じステープル装置33で綴じ後第1排紙トレイ21に収納する「ステープル綴じモード」(3)本体排紙口3からのシートを第2の処理トレイであるスタッカ部35で束状に部揃えしてこのシート束の中程を中綴じステープラ40で綴じ後、冊子状に折り畳んで第2排紙トレイ22に収納する「シート束中綴じ折りモード」。(4)中綴じして冊子状に折り畳んだシート束の折り目のループを増し折りして、第2排紙トレイに22に収納する「折りシート増し折りモード」。これらのモードが指定可能なように構成されている。

0072

シート処理装置Bは、上記の指定されたモードによって動作可能とされるシート処理装置制御部115と、動作プログラムを格納したROMと、制御データを記憶したRAMを備えている。そして、このシート処理装置制御部115は、この装置内のシート搬送を制御するシート搬送制御部116と、1枚ごとにシートに1枚穿孔ユニット28で押圧処理を行う1枚押圧制御部117と、処理トレイ29でシートの集積制御を行う処理トレイ制御部118と、この処理トレイ29にシート束として集積されたシートの端面側を綴じ、綴じ後排出する端面綴じ制御部119を備えている。

0073

シート束のシート搬送方向の1/2付近を綴じる中綴じたり中折りしたりする場合、シートのスタッカ部35にシート束を集積するスタッカ部制御部120で制御される。このスタッカ部制御部120は、1枚ずつスタッカ部35に搬入してくるシートの先端を規制するストッパ38や整合部材39で整列したシート束を生成する。さらに、シート束の中程にステープル針等を打ち込むように中綴じステープラを制御する中綴じ制御部と中綴じされたシート束を折りブレード46で折りローラ45に押し込んで中折りを施すように制御するシート折り制御部122を備える。

0074

この折りシート束BSに対して、これまで説明した「折りシート増し折りモード」に従ってシート増し折り装置50を制御する折りシート増し折り制御部123を備える。その後、増し折りが終了した折りシート束BSは、束移送を兼用する折りローラ45、束排出ローラ49を制御する折シート排出制御部124により制御されて第2排紙トレイに排出集積される。
本発明に特に関連する、折りシート増し折り制御については、これまで各機構の説明及び図7から図15までの各動作状態説明図及び図17による増し折りユニット移動の手順で説明したので、ここでの説明は省略するが、その内容でシート増し折り装置50を制御する。

0075

A画像形成装置
Bシート処理装置
接着剤塗布位置
Y 折り位置
BS折りシート
BL折りシートループ
BL1 折りシートループ先端(折り目)
35スタッカ部
40中綴じステープラ
45 折りローラ
49束排出ローラ
50 シート増し折り装置
53右側板
54左側板
55 連結アングル
56 増し折りユニット(移動部材)
57 上ガイドレール
58 下ガイドレール
60 上スライドブロック
61 下スライドブロック
62 増し折りベース板
63 右プーリ
64左プーリ
65移動ベルト
66伝達ギア
67モータ出力ギア
68モータギアユニット
69駆動モータ
70押圧ローラ(シート押圧部材)
71上押えローラ
72 下押えローラ
73 上押えローラ支持ブロック
74 下押えローラ支持ブロック
75ローラ支持上ブロック
76 ローラ支持下ブロック
77ローラ支持ブロックスライドレール
80カム部材(間隔規制部材)
81カム駆動軸
82 上規制ピン
83 下規制ピン
84カム駆動モータ
85 第1離間カム面
86 第2離間カム面
87圧接カム面
90 上スプリング(弾性部材)
91 下スプリング(弾性部材)
100 第1折り線
101 第2折り線
102 最終折り線
103端部折り目
123 折りシート増し折り制御部(制御手段)

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