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技術 毛髪化粧料

出願人 ライオン株式会社
発明者 石川芳美
出願日 2014年6月26日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2014-131644
公開日 2016年1月18日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-008209
状態 特許登録済
技術分野 化粧料
主要キーワード 分け目 純分換算値 成分表示 共通成分 ボリュームアップ モノイソステアリン酸ポリエチレングリコール ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル エチレングリコールジ脂肪酸エステル
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月18日)のものです。
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課題

加齢により変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪への伸びやすい毛髪化粧料の提供。

解決手段

(A)カチオン性界面活性剤、(B)特定の脂肪族アルコール、(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、(D)特定のノニオン性界面活性剤、並びに(E)糖アルコールプロピレングリコールジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、前記(A)成分、前記(B)成分、及び前記(C)成分の合計含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)との質量比[(A+B+C)/D]が6〜100である毛髪化粧料である。

概要

背景

加齢に伴う髪質の変化により、例えば、髪につやがなくなり、髪が細くなり、髪が少なくなることにより髪の分け目が目立つようになり、また、髪にハリ及びコシがなくなり、髪がパサついたり、頭頂部の髪のボリューム感が得られないといった問題が知られている。

このため、髪のつや、しっとり感、なめらかさ、及びしなやかさを付与するために、カチオン性界面活性剤脂肪族アルコール、直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、及び多価アルコールを含有する洗い流すタイプの毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。しかし、これらの提案では、髪をすすぐと、前記含有成分が洗い流されてしまい、頭頂部の髪のボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性が不十分であるという問題があった。

前記問題を解決するため、カチオン性界面活性剤、脂肪族アルコール、直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、ノニオン性界面活性剤、及び多価アルコールを含有する洗い流さないタイプの毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献3参照)。しかし、この提案では、髪がべたついたり、ごわついたりして、加齢に伴い変化した髪質に対して、頭頂部の髪に自然なボリューム感を付与することが困難であるという問題があった。

したがって、加齢に伴い変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪へ伸びやすい毛髪化粧料の提供が望まれている。

概要

加齢により変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪への伸びやすい毛髪化粧料の提供。(A)カチオン性界面活性剤、(B)特定の脂肪族アルコール、(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、(D)特定のノニオン性界面活性剤、並びに(E)糖アルコールプロピレングリコールジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、前記(A)成分、前記(B)成分、及び前記(C)成分の合計含有量(質量%)と、前記(D)成分の含有量(質量%)との質量比[(A+B+C)/D]が6〜100である毛髪化粧料である。なし

目的

したがって、加齢に伴い変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪へ伸びやすい毛髪化粧料の提供が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

(A)カチオン性界面活性剤、(B)炭素数が12〜24である脂肪族アルコール、(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤、並びに(E)糖アルコールプロピレングリコールジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、前記(A)カチオン性界面活性剤、前記(B)脂肪族アルコール、及び前記(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンの合計含有量(質量%)と、前記(D)ノニオン性界面活性剤の含有量(質量%)との質量比[(A+B+C)/D]が6〜100であることを特徴とする毛髪化粧料

請求項2

(A)カチオン性界面活性剤の含有量が2質量%〜3質量%であり、(B)炭素数が12〜24である脂肪族アルコールの含有量が3質量%〜10質量%であり、(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンの含有量が1質量%〜5質量%であり、(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤の含有量が0.2質量%〜1.5質量%であり、(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の含有量が5質量%〜20質量%である請求項1に記載の毛髪化粧料。

請求項3

(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種が、糖アルコール及びプロピレングリコールである請求項1から2のいずれかに記載の毛髪化粧料。

請求項4

(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤のHLB値が8〜14である請求項1から3のいずれかに記載の毛髪化粧料。

請求項5

ボリュームアップ用洗い流すタイプである請求項1から4のいずれかに記載の毛髪化粧料。

技術分野

0001

本発明は、毛髪化粧料に関する。

背景技術

0002

加齢に伴う髪質の変化により、例えば、髪につやがなくなり、髪が細くなり、髪が少なくなることにより髪の分け目が目立つようになり、また、髪にハリ及びコシがなくなり、髪がパサついたり、頭頂部の髪のボリューム感が得られないといった問題が知られている。

0003

このため、髪のつや、しっとり感、なめらかさ、及びしなやかさを付与するために、カチオン性界面活性剤脂肪族アルコール、直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、及び多価アルコールを含有する洗い流すタイプの毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。しかし、これらの提案では、髪をすすぐと、前記含有成分が洗い流されてしまい、頭頂部の髪のボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性が不十分であるという問題があった。

0004

前記問題を解決するため、カチオン性界面活性剤、脂肪族アルコール、直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、ノニオン性界面活性剤、及び多価アルコールを含有する洗い流さないタイプの毛髪化粧料が提案されている(例えば、特許文献3参照)。しかし、この提案では、髪がべたついたり、ごわついたりして、加齢に伴い変化した髪質に対して、頭頂部の髪に自然なボリューム感を付与することが困難であるという問題があった。

0005

したがって、加齢に伴い変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪へ伸びやすい毛髪化粧料の提供が望まれている。

先行技術

0006

特開2010−163387号公報
特開2010−168310号公報
特開2006−8611号公報

発明が解決しようとする課題

0007

本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、加齢により変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪へ伸びやすい毛髪化粧料を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決するため本発明者が鋭意検討を重ねた結果、(A)カチオン性界面活性剤、(B)脂肪族アルコール、(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、(D)ノニオン性界面活性剤、及び(E)糖アルコールと特定の多価アルコールとから選択される少なくとも1種を含有することにより、各成分の相乗効果によって、加齢により変化した髪質に対して、洗い流して使用しても頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時の髪への伸びやすさを向上させることを知見した。

0009

本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)カチオン性界面活性剤、
(B)炭素数が12〜24である脂肪族アルコール、
(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、
(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤、並びに
(E)糖アルコール、プロピレングリコールジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、
前記(A)カチオン性界面活性剤、前記(B)脂肪族アルコール、及び前記(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンの合計含有量(質量%)と、前記(D)ノニオン性界面活性剤の含有量(質量%)との質量比[(A+B+C)/D]が6〜100であることを特徴とする毛髪化粧料である。
<2> (A)カチオン性界面活性剤の含有量が2質量%〜3質量%であり、
(B)炭素数が12〜24である脂肪族アルコールの含有量が3質量%〜10質量%であり、
(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンの含有量が1質量%〜5質量%であり、
(D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤の含有量が0.2質量%〜1.5質量%であり、
(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の含有量が5質量%〜20質量%である前記<1>に記載の毛髪化粧料である。
<3> (E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種が、糖アルコール及びプロピレングリコールである前記<1>から<2>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<4> (D)ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びポリオキシエチレンアルキルエーテルから選択される少なくとも1種のノニオン性界面活性剤のHLB値が8〜14である前記<1>から<3>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。
<5>ボリュームアップ用洗い流すタイプである前記<1>から<4>のいずれかに記載の毛髪化粧料である。

発明の効果

0010

本発明によれば、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、加齢により変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪へ伸びやすい毛髪化粧料を提供することができる。

0011

(毛髪化粧料)
本発明の毛髪化粧料は、(A)カチオン性界面活性剤、(B)脂肪族アルコール、(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン、(D)ノニオン性界面活性剤、並びに(E)糖アルコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種、を含有し、必要に応じてその他の成分を含有してなる。

0012

<(A)カチオン性界面活性剤>
前記(A)成分のカチオン性界面活性剤は、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。

0013

前記(A)成分のカチオン性界面活性剤としては、下記一般式(A1)で表される第四級アンモニウム塩などが挙げられる。

0014

0015

ただし、前記一般式(A1)中、R1及びR2は、水素原子、炭素数1〜28のアルキル基又はベンジル基を示すが、同時に水素原子又はベンジル基となることはなく、少なくとも1つは炭素数8以上のアルキル基である。R3及びR4は、炭素数1〜5のアルキル基、若しくはヒドロキシアルキル基、又は平均付加モル数が10以下のポリオキシエチレン基を示し、X−は、陰イオンを示す。
前記X−としては、例えば、塩素イオン臭素イオン等のハロゲンイオンなどが挙げられる。

0016

前記一般式(A1)で表される第四級アンモニウム塩としては、例えば、モノ長鎖アルキル(炭素数:12〜22)四級アンモニウム塩、ジ長鎖アルキル(炭素数:12〜22)四級アンモニウム塩、分岐鎖アルキル(炭素数:12〜28)四級アンモニウム塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。

0017

前記モノ長鎖アルキル(炭素数:12〜22)四級アンモニウム塩としては、例えば、アルキル(炭素数:12〜22)ジメチルアンモニウム塩、アルキル(炭素数:12〜22)ジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウム塩、アルキル(炭素数:12〜22)トリエチルアンモニウム塩などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウム塩が好ましい。

0018

前記アルキル(炭素数:12〜22)ジメチルアンモニウム塩としては、例えば、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムエチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)ジメチルベンジルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、メチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリメチルアンモニウム、アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウムサッカリンなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが好ましい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)トリメチルアンモニウム塩としては、市販品を用いることができ、前記市販品としては、例えば、商品名:GENAMIN KDMP(塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、BASF社製)、商品名:アーカードT−800(塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、ライオンスペシャリティケミカルズ株式会社製)、アーカード16−50E(塩化セチルトリメチルアンモニウム、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキル(炭素数:12〜22)トリエチルアンモニウム塩としては、例えば、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルトリエチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノエチルトリエチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。

0019

前記ジ長鎖アルキル(炭素数:12〜22)四級アンモニウム塩としては、例えば、ジアルキル(炭素数:12〜22)ジメチルアンモニウム塩などが挙げられる。
前記ジアルキル(炭素数:12〜22)ジメチルアンモニウム塩としては、例えば、塩化ジセチルジメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム塩化ジココイルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。

0020

前記分岐鎖アルキル(炭素数:12〜28)四級アンモニウム塩としては、エチル硫酸イソステアリン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソノナン酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(炭素数:14〜17)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸イソアルカン酸(炭素数:18〜22)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウムなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。

0021

前記(A)成分のカチオン性界面活性剤の含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、毛髪化粧料全量に対して、1.5質量%〜4質量%が好ましく、2質量%〜3質量%がより好ましい。前記含有量が、1.5質量%未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがあり、4質量%を超えると、柔らかくなり頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。

0022

<(B)脂肪族アルコール>
前記(B)成分の脂肪族アルコールは、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。

0023

前記(B)成分の脂肪族アルコールとしては、炭素数が12〜24であり、16〜22が好ましく、直鎖又は分岐鎖であり、飽和であっても、不飽和であってもよい。前記炭素数が12未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがあり、24を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。

0024

前記(B)成分の脂肪族アルコールとしては、例えば、ラウリルアルコールトリデシルアルコールミリスチルアルコールペンタデシルアルコールパルミチルアルコールセトステアリルアルコールパルミトレイルアルコール、1−ヘプタデカノールステアリルアルコールエライジルアルコールオレイルアルコール、リノレイルアルコール、エライドリノレイルアルコール、リノレニルアルコール、ノナデシルアルコール、アラキジルアルコール、ヘンエイコサノール、ベヘニルアルコールエルシルアルコール、リグセリルアルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールが好ましい。

0025

前記(B)成分の脂肪族アルコールの含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、毛髪化粧料全量に対して、2質量%〜15質量%が好ましく、3質量%〜10質量%がより好ましい。前記含有量が、2質量%未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがあり、15質量%を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがあり、肌のべたつきを感じる場合がある。

0026

<(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーン>
前記(C)成分の直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンは、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。

0027

前記(C)成分の直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンとは、ポリエーテルシリコーンとが交互に結合した直鎖状ブロック共重合体を意味し、例えば、ポリオキシエチレンブチレンメチルポリシロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性の点から、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体が好ましい。なお、前記ポリオキシエチレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体、及び前記ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体は、医薬医療機器総合機構が定める医薬部外品成分名、又は日本化粧品工業連合会が定める医薬部外品成分表示名称であり、前記ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体は、日本化粧品工業連合会が定める化粧品成分表示名称で、「ポリシリコーン−13」とも称される。

0028

前記(C)成分の直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンとしては、市販品を用いることができ、前記市販品としては、例えば、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体(ポリシリコーン−13)として、商品名:「FZ−2222」、商品名:「FZ−2233」(以上、東レ・ダウコーニング株式会社製)、商品名:「SILWET 236−L」(株式会社NUC製);ポリオキシエチレン・ブチレン・メチルポリシロキサン共重合体として、商品名:「FZ−2250」(以上、東レ・ダウコーニング株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性の点から、商品名:「FZ−2233」、商品名:「FZ−2250」が好ましく、商品名:「FZ−2233」がより好ましい。

0029

前記(C)成分の直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンの含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、毛髪化粧料全量に対して、0.5質量%〜10質量%が好ましく、1質量%〜5質量%がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがあり、10質量%を超えると、肌へのべたつき、及び使用時にぬるつきが生じ、頭頂部の髪のボリューム感が不十分となることがある。

0030

<(D)ノニオン性界面活性剤>
前記(D)成分のノニオン性界面活性剤は、頭頂部の髪のボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。

0031

前記(D)成分のノニオン性界面活性剤としては、例えば、下記一般式(D1)で表されるポリエチレングリコール脂肪酸エステル、下記一般式(D2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪のボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、下記一般式(D1)で表されるポリエチレングリコール脂肪酸エステルが好ましい。

0032

R5COO(CH2CH2O)nH ・・・一般式(D1)

0033

R6O(CH2CH2O)nH ・・・一般式(D2)

0034

ただし、前記一般式(D1)、及び(D2)中、R5、及びR6は、それぞれ独立に、直鎖又は分岐鎖の一価炭化水素基を表し、前記一価炭化水素基の炭素数は、炭素数12〜24が好ましく、12〜18がより好ましく、飽和であっても、不飽和であってもよく、nは、エチレンオキシドの平均付加モル数を表し、2〜150が好ましく、前記一般式(D1)では、5〜20がより好ましく、前記一般式(D2)では、5〜25がより好ましい。

0035

<<ポリエチレングリコール脂肪酸エステル>>
前記ポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えば、前記一般式(D1)で表される化合物などが挙げられる。前記一般式(D1)中、R5は、直鎖又は分岐鎖の一価炭化水素基を表し、前記一価炭化水素基の炭素数は、炭素数12〜24が好ましく、12〜18がより好ましく、飽和であっても、不飽和であってもよい。

0036

前記一般式(D1)で表されるポリエチレングリコール脂肪酸エステルのエチレンオキシド(以下、EOともいう。)の平均付加モル数としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性の点から、2〜150が好ましく、5〜20がより好ましい。前記エチレンオキシドの平均付加モル数が、2未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感が不十分となることがあり、150を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがある。

0037

前記一般式(D1)で表されるポリエチレングリコール脂肪酸エステルのHLB値としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、4〜18が好ましく、8〜14がより好ましい。前記HLB値が、4未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感が不十分となることがあり、18を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがある。

0038

前記一般式(D1)で表されるポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えば、モノステアリン酸ポリエチレングリコールモノラウリン酸ポリエチレングリコールモノイソステアリン酸ポリエチレングリコールモノオレイン酸ポリエチレングリコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪のボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコールが好ましく、モノステアリン酸ポリエチレングリコールがより好ましい。

0039

前記一般式(D1)で表されるポリエチレングリコール脂肪酸エステルとしては、市販品を用いることができ、前記市販品としては、例えば、モノステアリン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEX DEG−M−S」(EO:2、HLB値:5)、商品名:「EMALEX805」(EO:5、HLB値:8)、商品名:「EMALEX810」(EO:10、HLB値:11)、商品名:「EMALEX 820」(EO:20、HLB値:14)、商品名:「EMALEX830」(EO:30、HLB値:15)、商品名:「EMALEX840」(EO:40、HLB値:16)、商品名:「EMALEX8100」(EO:100、HLB値:17)、(以上、日本エマルジョン株式会社製);モノステアリン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEX6300M−ST」(EO:150、HLB値:18)、(日本エマルジョン株式会社製);モノラウリン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEXPEL−12」(EO:12、HLB値14)、(日本エマルジョン株式会社製);モノイソステアリン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEX PEIS−3EX」(EO:3、HLB値:7)、商品名:「EMALEX PEIS−6EX」(EO:6、HLB値:9)、商品名:「EMALEX PEIS−8EX」(EO:8、HLB値:10)、商品名:「EMALEX PEIS−10EX」(EO:10、HLB値:11)、商品名:「EMALEX PEIS−12EX」(EO:12、HLB値:12)、商品名:「EMALEX PEIS−20EX」(EO:20、HLB値:14))、(日本エマルジョン株式会社製);モノオレイン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEX OE−6」(EO:6、HLB値:9)、商品名:「EMALEX OE−10」(EO:10、HLB値:11)、(以上、日本エマルジョン株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、モノステアリン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEX DEG−M−S」、商品名:「EMALEX 805」、商品名:「EMALEX6300M−ST」(以上、日本エマルジョン株式会社製);モノラウリン酸ポリエチレングリコールとして、商品名:「EMALEX PEL−12」(日本エマルジョン株式会社製)が好ましく、商品名:「EMALEX 805」、商品名:「EMALEX PEL−12」がより好ましい。

0040

<<ポリオキシエチレンアルキルエーテル>>
前記ポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、例えば、前記一般式(D2)で表される化合物が挙げられる。前記(D2)中、R6は、直鎖又は分岐鎖の一価炭化水素基を表し、前記一価炭化水素基の炭素数は、炭素数12〜24が好ましく、12〜18がより好ましく、飽和であっても、不飽和であってもよい。

0041

前記一般式(D2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテルのエチレンオキシド(以下、EOともいう。)の平均付加モル数としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性の点から、2〜50が好ましく、5〜25がより好ましい。前記エチレンオキシドの平均付加モル数が、2未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感が不十分となることがあり、50を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。

0042

前記一般式(D2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテルのHLB値としては、4〜18が好ましく、4〜14がより好ましく、8〜14が特に好ましい。前記HLB値が、4未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感が不十分となることがあり、18を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがある。

0043

前記一般式(D2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテルポリオキシエチレンオレイルエーテルポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンイソセチルエーテルポリオキシエチレンイソステアリルエーテルなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり製、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテルが好ましい。

0044

前記一般式(D2)で表されるポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、市販品を用いることができ、前記市販品としては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテルとして、商品名:「EMALEX703」(EO:3、HLB値:8)、商品名:「EMALEX705」(EO:5、HLB値:10)、商品名:「EMALEX707」(EO:7、HLB値:11)、商品名:「EMALEX709」(EO:9、HLB値:12)、商品名:「EMALEX710」(EO:10、HLB値:12)、商品名:「EMALEX712」(EO:12、HLB値:13)、商品名:「EMALEX715」(EO:15、HLB値:14)、商品名:「EMALEX720」(EO:20、HLB値:15)、商品名:「EMALEX725」(EO:25、HLB値:15)、商品名:「EMALEX730」(EO:30、HLB値:16)、商品名:「EMALEX750」(EO:50、HLB値:17)、(以上、日本エマルジョン株式会社製);ポリオキシエチレンステアリルエーテルとして、商品名:「EMALEX602」(EO:2、HLB値:4)、商品名:「EMALEX603」(EO:3、HLB値:6)、商品名:「EMALEX605」(EO:5、HLB値:8)、商品名:「EMALEX606」(EO:6、HLB値:8)、商品名:「EMALEX608」(EO:8、HLB値:10)、商品名:「EMALEX611」(EO:11、HLB値:11)、商品名:「EMALEX615」(EO:15、HLB値:12)、商品名:「EMALEX620」(EO:20、HLB値:13)、商品名:「EMALEX625」(EO:25、HLB値:14)、商品名:「EMALEX630」(EO:30、HLB値:15)、商品名:「EMALEX640」(EO:40、HLB値:16)、(以上、日本エマルジョン株式会社製);ポリオキシエチレンオレイルエーテルとして、商品名:「EMALEX503」(EO:3、HLB値:6)、商品名:「EMALEX505H」(EO:5、HLB値:8)、商品名:「EMALEX506」(EO:6、HLB値:8)、商品名:「EMALEX508」(EO:8、HLB値:10))商品名:「EMALEX510」(EO:10、HLB値:11)、商品名:「EMALEX512」(EO:12、HLB値:11)、商品名:「EMALEX515」(EO:15、HLB値:12)、商品名:「EMALEX520」(EO:20、HLB値:13)、商品名:「EMALEX523」(EO:23、HLB値:14)、商品名:「EMALEX550」(EO:50、HLB値:16)、(以上、日本エマルジョン株式会社製);ポリオキシエチレンベヘニルエーテルとして、商品名:「EMALEX BHA−5」(EO:5、HLB値:7)、商品名:「EMALEX BHA−10」(EO:10、HLB値:10)、商品名:「EMALEX BHA−20」(EO:20、HLB値:13)、商品名:「EMALEX BHA−30」(EO:30、HLB値:14)、(以上、日本エマルジョン株式会社製);ポリオキシエチレンイソセチルエーテルとして、商品名:「EMALEX 1605」(EO:5、HLB値:8)、商品名:「EMALEX 1610」(EO:10、HLB値:11)、商品名:「EMALEX 1615」(EO:15、HLB値:13)、商品名:「EMALEX 1620」(EO:20、HLB値:14)、商品名:「EMALEX 1625」(EO:25、HLB値:15)、(以上、日本エマルジョン株式会社製);ポリオキシエチレンイソステアリルエーテルとして、商品名:「EMALEX 1805」(EO:5、HLB値:8)、商品名:「EMALEX 1810」(EO:10、HLB値:11)、商品名:「EMALEX 1815」(EO:15、HLB値:12)、商品名:「EMALEX 1820」(EO:20、HLB値:13)、商品名:「EMALEX 1825」(EO:25、HLB値:14)、(以上、日本エマルジョン株式会社製)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、ポリオキシエチレンラウリルエーテルとして、商品名:「EMALEX703」、商品名:「EMALEX705」、商品名:「EMALEX707」、商品名:「EMALEX709」、商品名:「EMALEX710」、商品名:「EMALEX712」、商品名:「EMALEX715」、商品名:「EMALEX750」、(以上、日本エマルジョン株式会社製);ポリオキシエチレンステアリルエーテルとして、商品名:「EMALEX602」、商品名:「EMALEX605」、商品名:「EMALEX606」、商品名:「EMALEX608」、商品名:「EMALEX611」、商品名:「EMALEX615」、商品名:「EMALEX620」、商品名:「EMALEX625」、(以上、日本エマルジョン株式会社製)が好ましく、商品名:「EMALEX705」、商品名:「EMALEX710」、商品名:「EMALEX715」、商品名:「EMALEX605」、商品名:「EMALEX620」がより好ましい。

0045

なお、前記HLB値は、有機概念図におけるIOB値×10で示されるものである。前記有機概念図におけるIOBとは、有機概念図における有機性値(OV)に対する無機性値(IV)の比、即ち、「無機性値(IV)/有機性値(OV)」をいう。前記有機概念図とは、田穆により提案されたものであり、その詳細は、“Pharmaceutical Bulletin”, 1954, vol.2, 2, pp.163−173、「化学の領域」, 1957, vol.11, 10, pp.719−725、「フレグランスジャーナル」, 1981, vol.50, pp.79−82、「有機概念図−基礎と応用−」(田善生著、三共出版、1984)などで詳述されている。

0046

前記HLB値としては、例えば、全ての有機化合物の根源をメタン(CH4)とし、他の化合物は、全てメタンの誘導体とみなして、その炭素数、置換基変態部、環などにそれぞれ一定の数値を設定し、そのスコア加算して有機性値、無機性値を求め、この値を、有機性値をX軸、無機性値をY軸にとった図上にプロットしていくものである。

0047

前記(D)成分のノニオン性界面活性剤の含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、毛髪化粧料全量に対して、0.1質量%〜4質量%が好ましく、0.2質量%〜1質量%がより好ましい。前記含有量が、0.1質量%未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがあり、4質量%を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。

0048

<質量比[(A+B+C)/D]>
前記(A)カチオン性界面活性剤、前記(B)脂肪族アルコール、及び前記(C)直鎖状ブロック型ポリエーテル変性シリコーンの合計含有量(質量%)と、前記(D)ノニオン性界面活性剤の含有量(質量%)との質量比[(A+B+C)/D]としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、6〜100であり、9〜50が好ましい。前記質量比[(A+B+C)/D]が、6未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがあり、100を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがあり、また、乳化定性が悪く、塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。

0049

<(E)糖アルコール、及び前記糖アルコール以外の多価アルコール>
前記(E)成分の糖アルコールと、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種の多価アルコールとから選択される少なくとも1種は、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさを向上させるために含有される。

0050

<<糖アルコール>>
前記糖アルコールとしては、例えば、マンニトールキシリトールエリスリトールソルビトールマルチトールイノシトールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のうるおい感の点から、ソルビトールが好ましい。

0051

前記糖アルコールの含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性の点から、毛髪化粧料全量に対して、2.5質量%〜20質量%が好ましく、3質量%〜15質量%がより好ましい。前記含有量が、2.5質量%未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性が不十分となることがあり、20質量%を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感が不十分となることがある。

0052

<<糖アルコール以外の多価アルコール>>
前記糖アルコール以外の多価アルコールとしては、例えば、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感の点から、プロピレングリコールが好ましい。

0053

前記糖アルコール以外の多価アルコールの含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性の点から、毛髪化粧料全量に対して、1質量%〜15質量%が好ましく、2質量%〜6質量%がより好ましい。前記含有量が、1質量%未満であると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性が不十分となることがあり、15質量%を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感が不十分となることがある。

0054

前記(E)成分の糖アルコール、及び前記糖アルコール以外の多価アルコールとしては、これらを1種単独で使用してもよいが、これらを併用することが好ましい。
前記糖アルコール、及び前記糖アルコール以外の多価アルコールの併用としては、糖アルコール及びプロピレングリコールの併用、糖アルコール及びジプロピレングリコールの併用、糖アルコール及び1,3−ブチレングリコールの併用などが挙げられる。これらの中でも、頭頂部の髪の自然なボリューム感の点から、糖アルコール及びプロピレングリコールの併用が好ましく、ソルビトール及びプロピレングリコールの併用が特に好ましい。
前記糖アルコールの含有量(質量%)と、前記糖アルコール以外の多価アルコールの含有量(質量%)との質量比(糖アルコール/糖アルコール以外の多価アルコール)としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感の点から、1〜5が好ましく、1.5〜3がより好ましい。前記質量比(糖アルコール/糖アルコール以外の多価アルコール)が、1未満であると、又は5を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び髪のまとまり性が不十分となることがある。

0055

前記(E)成分の糖アルコール、及び前記糖アルコール以外の多価アルコールから選択される少なくとも1種の含有量としては、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさの点から、3質量%〜30質量%が好ましく、5質量%〜20質量%がより好ましい。前記含有量が、3質量%未満であると、髪のまとまり性が不十分となることがあり、30質量%を超えると、頭頂部の髪の自然なボリューム感、及び塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。

0056

<その他の成分>
本発明の毛髪化粧料は、前記(A)成分〜前記(E)成分に加えて、通常毛髪化粧料に使用されるその他の成分を本発明の効果を妨げない範囲で適宜含有することができる。
前記その他の成分としては、例えば、水;炭化水素油ワックス類アニオン性界面活性剤;前記(D)成分以外のノニオン性界面活性剤;半極性界面活性剤紫外線吸収剤水溶性高分子増粘剤有機塩類;糖類;ピロクトンオラミンジンクピリチオン等のフケ防止剤グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤パラベン類メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液等の防腐剤pH調整剤エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤乳濁剤;清涼剤美容成分香料粉体ハイドロトロープビタミン類揮発性油分疎水性溶媒希釈性溶媒色素;香料などが挙げられる。前記その他の成分の含有量としては、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に応じて適宜選択することができる。

0057

−pH−
前記毛髪化粧料の25℃におけるpHについては、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性の点から、3〜6が好ましい。前記pHが、3未満、又は6を超えると、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性が不十分となることがある。前記毛髪化粧料のpHは、すべての成分を混合した後に最後にpHを確認しながらリン酸クエン酸などを加えることで調整できる。より詳しくは、リン酸、クエン酸以外の成分の合計が約90質量%となるように精製水バランスして混合攪拌する。必要なら加温してもよい。混合攪拌中にリン酸、又はクエン酸の水溶液を徐々に添加し、それぞれpHを測定しながら目標とするpHまで添加する。目標pHとなったところで、最後に残りの精製水を加えて、全体で100質量%となるように水を加える。

0058

−粘度−
前記毛髪化粧料の粘度については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、100mPa・s〜30,000mPa・sが好ましく、塗布時の髪への伸びやすさの点から、1,000mPa・s〜25,000mPa・sがより好ましい。前記粘度が、100mPa・s未満であると、又は30,000mPa・sを超えると、塗布時の髪への伸びやすさが不十分となることがある。
前記粘度は、例えば、BL粘度計を用いて、25℃でNo.4のローターを使用し、30rpm、又は12rpmでの10回転目のものを測定することができる。

0059

−製造方法−
本発明の毛髪化粧料の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、80℃の湯浴中で、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(D)成分、前記その他の成分(安息香酸、及びヒドロキシエチルセルロース)、並びに(E)成分の糖アルコール以外の多価アルコールを溶解混合後、前記(C)成分、及び前記(E)成分の糖アルコールを加え、ゲル液晶を形成させ均一化する。その後、80℃の精製水を加え、転相乳化後、均一撹拌して、40℃に冷却後、共通成分(香料)を加え、混合することにより製造することができる。

0060

−用途−
前記毛髪化粧料は、例えば、ヘアコンディショナーヘアトリートメントヘアリンスなどのボリュームアップ用洗い流すタイプの製品として好適である。前記毛髪化粧料を、これらの用途に応じた通常の用量や通常の方法で使用すると、加齢により変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性に優れ、塗布時に髪へ伸びやすい点で有利である。

0061

以下に本発明の実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。なお、以下に示す実施例及び比較例において、各成分の含有量は、純分換算値を示す。

0062

(実施例1〜57及び比較例1〜14)
表1〜表9に示す組成に従い、実施例1〜57、及び比較例1〜14の毛髪化粧料を常法により調製した。
具体的には、80℃の湯浴中で、(A)成分;(B)成分;(D)成分又は(D’)成分;共通成分(安息香酸、及びヒドロキシエチルセルロース);並びに(E)成分のプロピレングリコール、ジプロピレングリコール、及び1,3−ブチレングリコールから選択される少なくとも1種或いは(E’)成分を溶解混合後、(C)成分又は(C’)成分;(E)成分の糖アルコールを加え、ゲル液晶を形成させ均一化した後、80℃の精製水を加え、転相乳化後、均一撹拌した。その後、40℃に冷却して、共通成分(香料)を加え、リン酸でpHを3.8に調整し、実施例1〜57及び比較例1〜14の毛髪化粧料を得た。

0063

次に、各毛髪化粧料について、以下のようにして、「頭頂部の髪の自然なボリューム感」、「髪のうるおい感」、「髪のまとまり性」、及び「塗布時の髪への伸びやすさ」を評価した。結果を表1〜表9に併記した。なお、本発明において「頭頂部の髪の自然なボリューム感」とは、樹脂などで固めた人工的なボリュームではなく、髪の根元から自然に立ち上がっているボリューム感を意味する。

0064

<頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時の髪への伸びやすさ>
加齢による髪質の変化がある40代〜60代の女性専門パネル20名が、シャンプー剤(商品名:「植物物語ハーブブレンドシャンプーさっぱりサラサラヨーロピアンブレンド」、ライオン株式会社製)で洗髪後に、実施例1〜57及び比較例1〜14の各毛髪化粧料を約6mL毛髪に塗布し、伸ばして、下記評価基準に従って「塗布時の髪への伸びやすさ」を評価した。その後、髪をお湯ですすぎ、乾燥させた後、下記評価基準に従って「頭頂部の髪の自然なボリューム感」、「髪のうるおい感」、及び「髪のまとまり性」を評価した。

0065

−頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、及び髪のまとまり性の評価基準−
◎ :女性専門パネル20名中18名以上が良好であると回答
◎〜○ :女性専門パネル20名中15名以上17名以下が良好であると回答
○ :女性専門パネル20名中10名以上14名以下が良好であると回答
△ :女性専門パネル20名中4名以上9名以下が良好であると回答
× :女性専門パネル20名中3名以下が良好であると回答

0066

−塗布時の髪への伸びやすさの評価基準−
◎ :女性専門パネル20名中17名以上が伸ばしやすいと回答
○ :女性専門パネル20名中12名以上16名以下が伸ばしやすいと回答
△ :女性専門パネル20名中5名以上11名以下が伸ばしやすいと回答
× :女性専門パネル20名中4名以下が伸ばしやすいと回答

0067

0068

0069

0070

0071

0072

0073

0074

0075

0076

なお、実施例1〜57及び比較例1〜14の毛髪化粧料で用いた原料の具体的な内容は、下記に示すとおりである。

実施例

0077

*1:EOは、エチレンオキシドの平均付加モル数を表す。

0078

本発明の毛髪化粧料は、加齢により変化した髪質に対して、頭頂部の髪の自然なボリューム感、髪のうるおい感、髪のまとまり性、及び塗布時に髪への伸びやすさを向上させることができるので、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアリンスなどのボリュームアップ用洗い流すタイプの製品として好適に利用可能である。

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