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技術 機器制御システム、コントローラ及びプログラム

出願人 三菱電機株式会社
発明者 宇留野光
出願日 2014年6月17日 (6年0ヶ月経過) 出願番号 2014-124699
公開日 2016年1月12日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2016-005145
状態 特許登録済
技術分野 警報システム 選択的呼出装置(遠隔制御・遠隔測定用) 電話通信サービス
主要キーワード 人体装着型 移動有無 睡眠モード 救護活動 リストバンド型 救護者 制御モード設定 各測定装置
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

生活者生体情報に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う。

解決手段

機器制御システムは、生活者に装着される測定装置20と、エネルギー管理コントローラ10とを含む。測定装置20は、生活者の生体情報を測定し、測定した生体情報を格納した測定データをエネルギー管理コントローラ10宛に無線送信する。エネルギー管理コントローラ10は、受信した測定装置20からの測定データに基づいて生活者の身体状態判別する。エネルギー管理コントローラ10は、判別した生活者の身体状態に基づいて宅内に設置された機器30〜32,34,35の動作制御を行う。

概要

背景

近年、情報通信技術発達と、省エネ志向の高まりから、一般家庭において、いわゆるHEMS(Home Energy Management System)等、エネルギー管理システムの導入が進展している。

かかるエネルギー管理システムでは、一般的に、宅内の電気機器稼働状況監視を行い、消費電力量が規定値を超えそうな場合、警告画面を表示してユーザに報知したり、あるいは、自動的に電気機器の稼働率を低下させる等の制御を行う。

この他にも、部屋内の人の位置等に基づいて外光入射量を調整して、電力消費を抑制しつつ照明を行う技術(例えば、特許文献1)や、あるいは、入力された予定により住人の在・不在を判断し、その判断結果に従って蓄電池充電家電機器等の制御を行う技術(例えば、特許文献2)等が提案されている。

ところで、情報通信技術の発達は、健康管理器具の高度化ももたらしており、例えば、通信機能を備えた人体装着型活動量計(例えば、特許文献3)等も知られている。

ユーザは、このような活動量計による計測結果や、この計測結果に基づく健康管理上のアドバイス等をスマートフォン等の情報通信端末を介して確認することができる。

概要

生活者生体情報に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う。機器制御システムは、生活者に装着される測定装置20と、エネルギー管理コントローラ10とを含む。測定装置20は、生活者の生体情報を測定し、測定した生体情報を格納した測定データをエネルギー管理コントローラ10宛に無線送信する。エネルギー管理コントローラ10は、受信した測定装置20からの測定データに基づいて生活者の身体状態判別する。エネルギー管理コントローラ10は、判別した生活者の身体状態に基づいて宅内に設置された機器30〜32,34,35の動作制御を行う。

目的

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、生活者の生体情報に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う機器制御システム等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

生活者に装着される生体情報測定装置と、コントローラとを含む機器制御システムであって、前記生体情報測定装置は、前記生活者の生体情報を測定する測定部と、無線通信を行う通信部と、前記測定部により測定された前記生体情報を格納した測定データを前記通信部を介して前記コントローラ宛に送信する制御部と、を備え、前記コントローラは、無線通信を行う通信部と、前記通信部により受信された前記測定データに基づいて前記生活者の身体状態判別する身体状態判別部と、前記身体状態判別部により判別された身体状態に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う機器制御部と、を備える、機器制御システム。

請求項2

前記コントローラは、前記生体情報測定装置の位置を判別する位置判別部を更に備え、前記機器制御部は、前記判別された位置も加味して前記電気機器の制御を行う、請求項1に記載の機器制御システム。

請求項3

前記コントローラは、前記位置判別部により判別された位置が前回判別された位置から変化したか否かを判別する位置変化判別部を更に備え、前記機器制御部は、前記位置変化判別部の判別結果も加味して前記電気機器の制御を行う、請求項1又は2に記載の機器制御システム。

請求項4

宅内に分散して設置され、前記生体情報測定装置と前記コントローラ間における前記測定データの中継を行う複数の中継器を更に備え、各中継器は、無線通信を行う通信部と、前記生体情報測定装置との無線通信における電界強度を測定する電界強度測定部と、前記通信部を介して前記生体情報測定装置からの前記測定データを受信した際、前記測定された電界強度を前記受信した測定データに格納し、前記電界強度を格納した測定データを前記通信部を介して前記コントローラに送信する制御部と、を備え、前記コントローラは、前記各中継器の設置位置に関する位置情報を保持し、前記位置判別部は、前記測定データに格納されている前記電界強度と、当該測定データを送信した中継器の前記位置情報とに基づいて前記生体情報測定装置の位置を判別する、請求項2に記載の機器制御システム。

請求項5

前記生体情報測定装置は、GPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて位置情報を算出するGPS受信部を更に備え、前記生体情報測定装置の前記制御部は、前記測定データに前記算出された位置情報を更に格納し、前記コントローラの前記位置判別部は、前記測定データに格納されている前記位置情報に基づいて前記生体情報測定装置の位置を判別する、請求項2に記載の機器制御システム。

請求項6

前記コントローラは、前記身体状態判別部により前記生活者の身体状態が異常であると判別された場合、異常事態の発生を示す電子メールを予め登録された電子メールアドレスに送信する電子メール送信部を更に備える、請求項1から5の何れか1項に記載の機器制御システム。

請求項7

無線通信を行う通信部と、前記通信部により受信された、生活者に装着され、前記生活者の生体情報を測定する生体情報測定装置から送信されたデータであり、前記生体情報が格納された測定データに基づいて前記生活者の身体状態を判別する身体状態判別部と、前記身体状態判別部により判別された身体状態に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う機器制御部と、を備える、コントローラ。

請求項8

コンピュータを、生活者に装着され、前記生活者の生体情報を測定する生体情報測定装置から送信されたデータであり、前記生体情報が格納された測定データに基づいて前記生活者の身体状態を判別する身体状態判別部、前記身体状態判別部により判別された身体状態に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う機器制御部、として機能させる、プログラム

技術分野

0001

本発明は、生活者生体情報に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う技術に関する。

背景技術

0002

近年、情報通信技術発達と、省エネ志向の高まりから、一般家庭において、いわゆるHEMS(Home Energy Management System)等、エネルギー管理システムの導入が進展している。

0003

かかるエネルギー管理システムでは、一般的に、宅内の電気機器の稼働状況監視を行い、消費電力量が規定値を超えそうな場合、警告画面を表示してユーザに報知したり、あるいは、自動的に電気機器の稼働率を低下させる等の制御を行う。

0004

この他にも、部屋内の人の位置等に基づいて外光入射量を調整して、電力消費を抑制しつつ照明を行う技術(例えば、特許文献1)や、あるいは、入力された予定により住人の在・不在を判断し、その判断結果に従って蓄電池充電家電機器等の制御を行う技術(例えば、特許文献2)等が提案されている。

0005

ところで、情報通信技術の発達は、健康管理器具の高度化ももたらしており、例えば、通信機能を備えた人体装着型活動量計(例えば、特許文献3)等も知られている。

0006

ユーザは、このような活動量計による計測結果や、この計測結果に基づく健康管理上のアドバイス等をスマートフォン等の情報通信端末を介して確認することができる。

先行技術

0007

特開2013−87467号公報
特開2013−20488号公報
実用新案登録第3187026号公報

発明が解決しようとする課題

0008

上記のように、従来、ユーザの生体情報を健康管理面で役立てるための技術については種々の提案があるものの、ユーザ等の生活者の生体情報を宅内の電気機器の制御に活用する技術については未だ有用な提案がなされていないのが実情である。

0009

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、生活者の生体情報に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う機器制御システム等を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記目的を達成するため、本発明に係る機器制御システムは、
生活者に装着される生体情報測定装置と、コントローラとを含む機器制御システムであって、
前記生体情報測定装置は、
前記生活者の生体情報を測定する測定部と、
無線通信を行う通信部と、
前記測定部により測定された前記生体情報を格納した測定データを前記通信部を介して前記コントローラ宛に送信する制御部と、を備え、
前記コントローラは、
無線通信を行う通信部と、
前記通信部により受信された前記測定データに基づいて前記生活者の身体状態判別する身体状態判別部と、
前記身体状態判別部により判別された身体状態に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行う機器制御部と、を備える。

発明の効果

0011

本発明によれば、測定された生活者の生体情報から生活者の身体状態を判別し、判別した身体状態に基づいて宅内に設置された電気機器の制御を行うため、生活者の利便性が向上し、また、快適性を損なうことなく省エネ化が図れる。

図面の簡単な説明

0012

本発明の実施形態1に係る機器制御システムの全体構成を示す図である。
実施形態1における各機器の配置を模式的に示した図である。
実施形態1のエネルギー管理コントローラの構成を示すブロック図である。
実施形態1の測定装置の構成を示すブロック図である。
実施形態1のエネルギー管理コントローラが備える制御部の機能構成を示す図である。
実施形態1の機器制御処理の手順を示すフローチャートである。
本発明の実施形態2に係る機器制御システムの全体構成を示す図である。
実施形態2における各機器の配置を模式的に示した図である。
実施形態2の中継器の構成を示すブロック図である。
実施形態2のエネルギー管理コントローラが備える制御部の機能構成を示す図である。
実施形態3のエネルギー管理コントローラが備える制御部の機能構成を示す図である。

実施例

0013

以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。

0014

(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る機器制御システムの全体構成を示す図である。この機器制御システムは、一般家庭で使用される電気機器の動作を管理するシステムであり、エネルギー管理コントローラ10と、測定装置20と、機器30〜35と、ルータ40と、を備える。

0015

機器30〜35は、例えば、照明器エアコン冷蔵庫、IHクッキングヒータ炊飯器電子レンジ床暖房システム等の家屋H内(宅内)に設置される電気機器である。本実施形態では、機器30はデジタルテレビ、機器31は照明器、機器32はエアコン、機器33は温度センサ、機器34はIHクッキングヒータ、機器35は電子錠である。

0016

図2に示すように、機器30には、機器30A,30Bがあり、機器31には、機器31A,31B,31Cがあり、機器32には、機器32A,32Bがあり、機器33には、機器33A,33Bがある。機器30A、機器31A、機器32A及び機器33Aは、部屋1に設置されており、機器30B、機器31C、機器32B、機器33B及び機器34は、部屋2に設置されている。機器31Bは、廊下に設置されており、機器35は、玄関ドアに設置されている。

0017

機器31A〜31C、機器32A,32B、機器33A,33B、機器34及び機器35のそれぞれは、宅内に構築された無線ネットワーク(図示せず)を介して、エネルギー管理コントローラ10と通信可能に接続される。この無線ネットワークは、例えば、エコーネットライト(ECHONET Lite)に準じたネットワークである。

0018

また、機器30A,30Bのそれぞれは、ルータ40とLAN(Local Area Network)ケーブルを介して通信可能に接続されている。ルータ40は、ブロードバンドルータであり、エネルギー管理コントローラ10とLANケーブルを介して通信可能に接続されている。

0019

エネルギー管理コントローラ10は、宅内の適切な場所に設置され、宅内の消費電力量の監視、機器30〜35の動作制御動作状態の監視等を行う。エネルギー管理コントローラ10は、図3に示すように、インターネット等の広域ネットワークNに接続するための広域通信インタフェース11と、無線通信を行うための無線通信インタフェース12と、プログラムやデータを保持するためのデータ記憶部13と、これらを制御する制御部14と、を備える。これらの各構成部は、バス15を介して相互に接続される。

0020

広域通信インタフェース11は、ルータ40と接続し、広域ネットワークNに接続して、他の装置宛て電子メールの送信等を行う。無線通信インタフェース12は、宅内に構築された上述の無線ネットワークに接続し、制御部14の制御の下、機器31〜35、測定装置20と無線データ通信を行う。

0021

データ記憶部13は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性半導体メモリ等で構成される。データ記憶部13は、図示しないが、宅内の消費電力量を監視するためのプログラムや機器30〜35の動作制御や動作状態の監視を行うためのプログラムを含む各種のプログラムと、各プログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶する。

0022

制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等(何れも図示せず)を含んで構成され、エネルギー管理コントローラ10を統括制御する。制御部14における本発明特有の機能については後述する。

0023

図1,2に示す測定装置20は、この家屋Hのユーザ(生活者)の生体情報を測定する人体装着型(例えば、リストバンド型)の装置である。ここで生体情報とは、例えば、心拍数血圧体温等、いわゆるバイタルサインと称される情報である。測定装置20は、図4に示すように、生体情報を検出する生体情報センサ21と、無線通信を行うための無線通信インタフェース22と、プログラムやデータを保持するためのデータ記憶部23と、これらを制御する制御部24と、を備える。これらの各構成部は、バス25を介して相互に接続される。また、測定装置20は、各構成部に電力を供給する一次電池二次電池等の電池26を備える。

0024

生体情報センサ21は、生活者の生体情報(例えば、心拍数、血圧、体温等)を測定し、測定した結果を制御部24に出力する。無線通信インタフェース22は、宅内に構築された上述の無線ネットワークに接続し、制御部24の制御の下、エネルギー管理コントローラ10と無線データ通信を行う。

0025

データ記憶部23は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。データ記憶部23は、図示しないが、生体情報の測定に関するプログラムやエネルギー管理コントローラ10と通信するためのプログラム等と、各プログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶する。

0026

制御部24は、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)を含んで構成され、測定装置20を統括制御する。制御部24は、一定時間毎に、生体情報センサ21により測定された結果を格納したデータ(測定データ)を生成して、無線通信インタフェース22を介してエネルギー管理コントローラ10宛てに無線送信する。

0027

図5に示すように、エネルギー管理コントローラ10の制御部14は、本発明特有の機能として、身体状態判別部140と、制御モード設定部141と、機器制御部142と、電子メール送信部143と、を備える。これらの構成部の機能は、CPU等が、データ記憶部13に記憶されている機器制御用のプログラムを実行することで実現される。

0028

身体状態判別部140は、無線通信インタフェース12により受信された、測定装置20からの測定データに基づいて生活者の身体状態を判別する。具体的には、身体状態判別部140は、測定データから抽出した生体情報(例えば、心拍数)から、生活者の身体状態が、「通常状態」、「睡眠状態」及び「異常状態」の内の何れの状態であるかを判別する。身体状態判別部140は、生体情報の内容と、上記の各状態とを対応付けた情報(予め定められ、データ記憶部13に記憶されている。)に従って判別する。

0029

制御モード設定部141は、身体状態判別部140の判別結果に基づいて、制御モードの設定を行う。具体的には、制御モード設定部141は、制御モードを、身体状態判別部140により生活者の身体状態が「通常状態」と判別された場合は「通常モード」に、「睡眠状態」と判別された場合は「睡眠モード」に、「異常状態」と判別された場合は「異常モード」に設定する。

0030

機器制御部142は、制御モード設定部141により設定された制御モードに従って、機器30〜32,34,35の動作制御を行う。電子メール送信部143は、制御モード設定部141により制御モードが「異常モード」に設定された場合、予め登録されている電子メールアドレスを参照して、当該生活者に異常が発生している旨を示す電子メールを広域通信インタフェース11を介して、他の装置に送信する。この場合、生活者の住所、氏名、年齢性別を示す情報(生活者情報)が電子メールの本文に記述され、あるいは、電子メールに添付される。なお、登録済みの電子メールアドレスや生活者情報は、生活者等によって、データ記憶部13に予め格納されている。

0031

図6は、エネルギー管理コントローラ10の制御部14によって実行される機器制御処理の手順を示すフローチャートである。

0032

測定装置20からの測定データが無線通信インタフェース12により受信されると(ステップS101;YES)、身体状態判別部140は、受信した測定データから抽出した生体情報(例えば、心拍数、血圧、体温等)に基づいて、生活者の身体状態(「通常状態」、「睡眠状態」又は「異常状態」)を判別する(ステップS102)。

0033

制御モード設定部141は、身体状態判別部140の判別結果に基づいて、制御モードを「通常モード」、「睡眠モード」及び「異常状態」の内の何れかに設定する(ステップS103)。機器制御部142は、設定された制御モードに従って機器30〜32,34,35の動作制御を行う(ステップS104)。例えば、制御モードが「通常モード」に設定された場合、機器制御部142は、機器33A,33B(温度センサ)により測定された各部屋の室内温度に応じて、機器32A,32B(エアコン)の運転内容設定温度、風量等)を調整する。

0034

制御モードが「睡眠モード」に設定された場合、機器制御部142は、寝室(例えば、部屋1)以外の場所に設置されている機器32(即ち、機器32B)の運転を停止する。また、全ての機器31(即ち、機器31A〜31C)の照明を停止(消灯)あるいは照度下げる。また、機器34(IHクッキングヒータ)の運転を停止すると共に、機器35(玄関ドアに設けられた電子錠)を施錠する。

0035

制御モードが「異常モード」に設定された場合、機器制御部142は、機器35(玄関ドアに設けられた電子錠)を解錠する。これにより、外部から家屋Hに立ち入ることが容易となり、救護者による救護活動の迅速化が図れる。また、生体情報に生活者の体温が含まれている場合であって、生活者の体温が予め定めた上限温度を超えている場合、機器制御部142は、機器32A,32B(エアコン)を冷房運転する等して室内温度を低下させる。これとは逆に、生活者の体温が予め定めた下限温度に達していない場合は、機器制御部142は、機器32A,32Bを暖房運転する等して室内温度を上昇させる。

0036

電子メール送信部143は、制御モードが「異常モード」の場合(ステップS105;YES)、予め登録されている電子メールアドレスを参照して、異常の発生を通知するための電子メールを広域通信インタフェース11を介して他の装置に送信する(ステップS106)。この場合、電子メール送信部143は、予め定めた時間分の生体情報の履歴を電子メールの本文に記述し、あるいは、電子メールに添付して送信してもよい。このようにすれば、当該電子メールの受信者が、生活者の身体状態の詳細を把握することができ、救護活動等に役立てることができる。

0037

以上説明したように、本発明の実施形態1に係る機器制御システムでは、生活者の生体情報を測定し、測定した生体情報に基づいて生活者の身体状態を判別する。そして、判別した身体状態に基づいて宅内に設置されている機器30〜32,34,35の動作を制御する。これにより、例えば、運転中の機器の停止し忘れや、玄関ドアの施錠し忘れ等を防止できる。したがって、生活者の利便性、防犯性、防災性が向上し、また、快適性を損なうことなく省エネ化が図れる。

0038

また、本発明の実施形態1に係る機器制御システムでは、生活者の身体状態に異常が発生した場合には、その異常の内容に応じた空調を行ったり、救護者の立ち入りを容易にする等、救護支援となるような機器制御を行うことができる。加えて、異常が発生した旨を関係者に直ちに報知することができる。したがって、生活者の安全性も確保できる。

0039

(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2に係る機器制御システムについて説明する。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。

0040

図7は、実施形態2の機器制御システムの全体構成を示す図である。実施形態2の機器制御システムでは、実施形態1の機器制御システムの構成に中継器50が新たに追加されている。中継器50は、宅内に分散して設置され、測定装置20とエネルギー管理コントローラ10間における測定データの中継を行う。

0041

図8に示すように、中継器50には、中継器50A,50B,50Cがあり、中継器50Aは、部屋1に設置され、中継器50Bは、廊下に設置され、中継器50Cは、部屋2に設置されている。各中継器50は、図9に示すように、無線通信を行うための無線通信インタフェース51と、プログラムやデータを保持するためのデータ記憶部52と、電界強度を測定するための電界強度測定部53と、これらを制御する制御部54と、を備える。これらの各構成部は、バス55を介して相互に接続される。

0042

無線通信インタフェース51は、宅内に構築された上述の無線ネットワークに接続し、制御部54の制御の下、測定装置20、エネルギー管理コントローラ10と無線データ通信を行う。

0043

データ記憶部52は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等で構成される。データ記憶部52は、図示しないが、測定データの中継に関するプログラムや該プログラムの実行時に使用されるデータ等を記憶する。

0044

電界強度測定部53は、測定装置20からの測定データ受信時における電界強度を計測する。制御部54は、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)を含んで構成され、中継器50を統括制御する。制御部54は、測定装置20からの測定データを受信した際、電界強度測定部53により測定された電界強度を当該測定データに格納する。そして、制御部54は、電界強度を格納した測定データを無線通信インタフェース51を介してエネルギー管理コントローラ10宛てに無線送信する。

0045

続いて、本実施形態のエネルギー管理コントローラ10の動作について説明する。本実施形態のエネルギー管理コントローラ10の構成は、実施形態1のエネルギー管理コントローラ10の構成(図3参照)と同様である。但し、本実施形態のエネルギー管理コントローラ10が備える制御部14の機能構成は、実施形態1の制御部14の機能構成と相違する。図10に示すように、本実施形態の制御部14は、身体状態判別部140と、制御モード設定部141と、機器制御部142Aと、電子メール送信部143Aと、位置判別部144と、を備える。

0046

位置判別部144は、各中継器50から送られてくる測定データに基づいて、測定装置20の位置(換言すると、生活者の居場所)を判別する。具体的には、位置判別部144は、各中継器50からの測定データに含まれる電界強度を比較して、最も大きい電界強度を判別し、判別した電界強度を測定した中継器50を判別する。位置判別部144は、判別した中継器50の設置場所を生活者の現在の居場所として決定する。なお、各中継器50の設置場所に関する情報は、データ記憶部13に予め格納されている。

0047

例えば、図8に示すように、生活者が部屋2に居る場合、中継器50Cにより測定される電界強度が、他の中継器50(中継器50A,50B)により測定される電界強度よりも大きくなる。この場合、位置判別部144は、生活者の現在の居場所が部屋2であると判別する。

0048

機器制御部142Aは、実施形態1の機器制御部142と同様、制御モード設定部141により設定された制御モードに従って、機器30〜32,34,35の動作制御を行う。更に、機器制御部142Aは、位置判別部144により判別された生活者の現在の居場所に応じた制御も行う。具体的には、制御モードが「通常モード」の場合、宅内における生活者の現在の居場所以外の場所に設置されている機器の運転を停止したり、あるいは、運転能力を低下させる。

0049

例えば、制御モードが「通常モード」の場合に、図8に示すように、生活者が部屋2に居る場合、機器制御部142Aは、部屋2以外の場所に設置されている機器30(即ち、機器30A)及び機器32(即ち、機器32A)の運転を停止する。また、部屋2以外の場所に設置されている機器31(即ち、機器31A,31B)の照明を停止(消灯)あるいは照度を下げる。

0050

また、制御モードが「睡眠モード」の場合、機器制御部142Aは、実施形態1の場合と同様の制御を行うが、その際、生活者の現在の居場所を寝室であると判別する。

0051

また、制御モードが「異常モード」の場合、機器制御部142Aは、実施形態1の場合と同様の制御を行うが、更に、生活者の現在の居場所に設置されている機器31(照明器)を点滅や明滅動作させる。これにより、救護者は、生活者を発見し易くなり、救護活動の迅速化がより図れる。なお、機器31がLEDを備える照明器の場合では、生活者の現在の居場所に設置されている機器31を通常時の照明とは異なる色(例えば、オレンジ等)で照明させるようにしてもよい。

0052

制御モードが「異常モード」の場合、更に、機器制御部142Aは、生活者の現在の居場所に設置されている機器33(温度センサ)から測定値を取得し、取得した測定値を電子メール送信部143Aに通知する。

0053

電子メール送信部143Aは、位置判別部144により判別された生活者の現在の居場所及び機器制御部142Aから通知された機器33の測定値を示す情報を、上述した電子メールの本文に記述し、あるいは、電子メールに添付する。これにより、当該電子メールの受信者は、生活者の居場所及びその居場所の環境状態を把握でき、救護活動等に役立てることができる。

0054

以上説明したように、本発明の実施形態2に係る機器制御システムでは、生活者の現在の居場所を判別するため、より的確な機器制御が実現でき、結果として、生活者の利便性がより向上し、また、快適性を損なうことなく省エネ化がより図れる。

0055

また、救護活動がよりし易くなり、生活者の安全性がより向上する。

0056

(実施形態3)
続いて、本発明の実施形態3に係る機器制御システムについて説明する。なお、以下の説明において、実施形態1,2と共通する構成要素等については、同一の符号を付し、その説明を省略する。

0057

実施形態3の機器制御システムの構成は、実施形態2の機器制御システムの構成と同様である(図7,8参照)。即ち、本実施形態の機器制御システムにおいても、各中継器50は、測定装置20からの測定データを受信した際、電界強度を測定し、測定した電界強度を当該測定データに格納する。そして、各中継器50は、電界強度を格納した測定データをエネルギー管理コントローラ10宛てに無線送信する。

0058

図11に示すように、本実施形態のエネルギー管理コントローラ10が備える制御部14は、身体状態判別部140と、制御モード設定部141と、機器制御部142Bと、電子メール送信部143Aと、位置判別部144と、位置変化判別部145と、を備える。

0059

位置変化判別部145は、位置判別部144により今回判別された測定装置20の位置(即ち、生活者の現在の居場所)が、前回判別された測定装置20の位置から変化したか否かを判別する。変化したと判別した場合、位置変化判別部145は、その旨を機器制御部142Bに通知する。なお、位置判別部144により前回判別された測定装置20の位置を示す情報は、RAM又はデータ記憶部13に保存されている。

0060

機器制御部142Bは、実施形態2の機器制御部142Aと同様、制御モード設定部141により設定された制御モードに従って、機器30〜32,34,35の動作制御を行うと共に位置判別部144により判別された生活者の現在の居場所に応じた制御を行う。更に、機器制御部142Bは、制御モードが「通常モード」の場合に、位置変化判別部145により上記の通知を受けると、生活者による居場所の移動に応じた制御も行う。具体的には、生活者の移動後の居場所に設置されている機器の運転を開始したり、あるいは、運転能力を上昇させる。

0061

例えば、生活者の移動前の居場所が部屋2であり、移動後の居場所が廊下である場合、機器制御部142Bは、廊下に設置されている機器31B(照明器)を点灯させ、あるいは、機器31Bの照度を上げる。なお、生活者の移動前の居場所である部屋2(即ち、現在の居場所以外の場所)に設置されている機器については、実施形態2の場合と同様、運転を停止したり、あるいは、運転能力を低下させる。

0062

また、例えば、生活者の移動前の居場所が廊下であり、移動後の居場所が部屋1である場合、機器制御部142Bは、部屋1に設置されている機器31A(照明器)を点灯させ、あるいは、機器31Aの照度を上げる。また、機器32A(エアコン)の運転を開始する。

0063

以上説明したように、本発明の実施形態3に係る機器制御システムでは、生活者の居場所の変化有無(移動有無)を判別し、変化があった場合には、移動後の場所に設置されているエアコンの運転を開始したり、照明器の点灯等を行う。したがって、生活者の利便性がより向上する。

0064

なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。

0065

例えば、生活者に異常が発生した場合、電子メール送信部143,143Aは、当該家屋Hの間取りを示す情報(間取情報)を電子メールの本文に記述し、あるいは、電子メールに添付してもよい。

0066

また、実施形態2,3では、エネルギー管理コントローラ10は、各中継器50から送られてくる電界強度が格納された測定データに基づいて、測定装置20の位置(生活者の居場所)を判別していたが、生活者の居場所の判別手法に限定はない。例えば、測定装置20が、GPS(Global Positioning System)信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて位置情報を算出するGPS受信部を備え、測定した生体情報と共に、算出した位置情報を格納した測定データを送信するようにしてもよい。この場合、エネルギー管理コントローラ10は、受信した測定データに格納されている位置情報に基づいて測定装置20の位置(生活者の居場所)を判別することができる。

0067

また、家屋Hの生活者が複数居る場合では、上述した生活者の身体状態に基づく制御対象となる機器を、測定装置20を装着した生活者の現在の居場所に設置された機器のみとなるように制限してもよい。

0068

また、測定装置20が複数あり、各測定装置20がそれぞれ異なる生活者に装着されて使用されるようにしてもよい。この場合、各測定装置2は、送信する測定データに、装置ID等の自装置を識別する情報を格納する。また、エネルギー管理コントローラ10は、この装置ID等と、生活者を識別する情報とを対応付けた情報を保持する。このように機器制御システムを構成した場合、エネルギー管理コントローラ10は、身体状態が「睡眠状態」以外の生活者が居る場所においては、上述したような機器32の運転を停止する等の省エネ制御を回避してもよい。また、エネルギー管理コントローラ10は、全ての生活者の身体状態が「睡眠状態」であることを条件として、機器35(玄関ドアに設けられた電子錠)を施錠してもよい。

0069

また、測定装置20が測定データを送信するタイミングは任意の設計事項である。例えば、測定装置20は、エネルギー管理コントローラ10からの送信要求応答して、測定データを送信してもよい。

0070

また、上記各実施形態において、エネルギー管理コントローラ10によって実行されるプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、MO(Magneto-Optical Disk)、USBメモリメモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。そして、かかるプログラムを特定の又は汎用コンピュータインストールすることによって、当該コンピュータをエネルギー管理コントローラ10として機能させることも可能である。

0071

また、上記のプログラムをインターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、例えば、搬送波重畳させて、コンピュータにダウンロード等するようにしてもよい。

0072

10エネルギー管理コントローラ、11広域通信インタフェース、12,22,51無線通信インタフェース、13,23,52データ記憶部、14,24,54 制御部、15,25,55バス、20測定装置、21生体情報センサ、30〜35機器、40ルータ、50中継器、53電界強度測定部、140身体状態判別部、141制御モード設定部、142,142A,142B機器制御部、143,143A電子メール送信部、144位置判別部、145位置変化判別部

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