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技術 トーリックレンズ

出願人 ペガヴィジョンコーポレーション
発明者 コリン・スクッダー
出願日 2014年9月5日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-181252
公開日 2016年1月12日 (4年10ヶ月経過) 公開番号 2016-004264
状態 特許登録済
技術分野 メガネ レンズ系
主要キーワード 仮想接続線 回転許容範囲 在庫コスト 倉庫保管 扇形領域 保管単位 球面曲線 非球面曲線
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月12日)のものです。
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図面 (13)

課題

トーリックレンズを提供する。

解決手段

対向に設置された第1の表面と第2の表面と、それぞれ第1の表面にトーリックレンズの径方向に沿った第1の曲率を有し、且つ第1の曲率がトーリックレンズの円弧方向に沿って固定値となる2つの第1の扇形領域と、第1の扇形領域と交互に配列され、それぞれ第1の表面に径方向に沿った第2の曲率を有し、且つ第2の曲率が円弧方向に沿って固定値となり、第1の曲率の勾配が第2の曲率よりも大きい2つの第2の扇形領域と、を含み、また、第1の曲率が円弧方向に沿って固定値となるため、トーリックレンズが回転しても、特定の角度範囲において、患者が依然として明らかな視野体験でき、単一の場合、乱視軸が第1の扇形領域に位置した色々な患者の着用に適用されることができるトーリックレンズ。

概要

背景

レンズは、視力矯正用の光学素子である。トーリックレンズは、乱視矯正に用いられる。乱視は、ぼやけた視力を主な症状とする視力疾患である。乱視患者の目(角膜)の前面には、不正な曲率がある。この曲線は、不規則であり、通常、半分の勾配が他の半分の勾配よりも大きく、一般的に、ある領域の勾配が正常よりも大きい。光線が目に入ると、角膜に焦点が正確的に合わないため、ぼやけた画像が発生する。乱視は、角膜の後に位置する不規則形状のレンズによるものである場合もある。

概要

トーリックレンズを提供する。対向に設置された第1の表面と第2の表面と、それぞれ第1の表面にトーリックレンズの径方向に沿った第1の曲率を有し、且つ第1の曲率がトーリックレンズの円弧方向に沿って固定値となる2つの第1の扇形領域と、第1の扇形領域と交互に配列され、それぞれ第1の表面に径方向に沿った第2の曲率を有し、且つ第2の曲率が円弧方向に沿って固定値となり、第1の曲率の勾配が第2の曲率よりも大きい2つの第2の扇形領域と、を含み、また、第1の曲率が円弧方向に沿って固定値となるため、トーリックレンズが回転しても、特定の角度範囲において、患者が依然として明らかな視野体験でき、単一の場合、乱視軸が第1の扇形領域に位置した色々な患者の着用に適用されることができるトーリックレンズ。

目的

以上の原因により、メーカの工程の簡単化在庫コストの低減だけでなく、レンズの着用快適性及び目の健康の改善を達成することができる、乱視矯正可能な敏感で新規レンズ設計が望まれている

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

対向に設置された第1の表面と第2の表面と、それぞれ前記第1の表面に前記トーリックレンズ径方向に沿った第1の曲率を有し、且つ前記第1の曲率が前記トーリックレンズの円弧方向に沿って固定値となる2つの第1の扇形領域と、前記第1の扇形領域と交互に配列され、それぞれ前記第1の表面に前記径方向に沿った第2の曲率を有し、且つ前記第2の曲率が前記円弧方向に沿って固定値となり、前記第1の曲率の勾配が前記第2の曲率よりも大きい2つの第2の扇形領域と、を含むトーリックレンズ。

請求項2

互いに垂直である水平子午線垂直子午線を更に含み、前記トーリックレンズの前記水平子午線に沿った最大厚さが前記トーリックレンズの前記垂直子午線に沿った最大厚さよりも大きい請求項1に記載のトーリックレンズ。

請求項3

複数の前記第1の扇形領域のそれぞれの中心角と、複数の前記第2の扇形領域のそれぞれの中心角の何れも約90度である請求項1又は2に記載のトーリックレンズ。

請求項4

複数の前記第1の扇形領域のそれぞれと、前記第1の扇形領域に隣接する前記第2の扇形領域の一方との間の境界は、前記水平子午線との夾角が約45度である請求項3に記載のトーリックレンズ。

請求項5

前記水平子午線が、前記2つの第1の扇形領域を通過する請求項4に記載のトーリックレンズ。

請求項6

前記水平子午線が、前記2つの第2の扇形領域を通過する請求項4に記載のトーリックレンズ。

請求項7

複数の前記第1の扇形領域のそれぞれと、前記第1の扇形領域に隣接する前記第2の扇形領域の一方との間の境界が、前記水平子午線又は前記垂直子午線に位置する請求項3に記載のトーリックレンズ。

請求項8

前記第1の扇形領域が前記水平子午線から約0度〜約90度の間に設置され、且つ前記第2の扇形領域が前記水平子午線から約90度〜約180度の間に設置される請求項7に記載のトーリックレンズ。

請求項9

前記第2の扇形領域が前記水平子午線から約0度〜約90度の間に設置され、且つ前記第1の扇形領域が前記水平子午線から約90度〜約180度の間に設置される請求項7に記載のトーリックレンズ。

請求項10

前記第1の扇形領域と前記第2の扇形領域とをブリッジする4つの第3の扇形領域を更に含む請求項2に記載のトーリックレンズ。

請求項11

複数の前記第3の扇形領域のそれぞれが、前記第1の表面に前記径方向に沿った第3の曲率を有し、且つ前記第3の曲率が前記円弧方向に沿って前記第1の曲率から前記第2の曲率まで逓減する請求項10に記載のトーリックレンズ。

請求項12

複数の前記第3の扇形領域のそれぞれの中心角が約10度よりも小さい請求項10に記載のトーリックレンズ。

請求項13

複数の前記第1の扇形領域のそれぞれの中心角が複数の前記第2の扇形領域のそれぞれの中心角の何れとも同じである請求項10に記載のトーリックレンズ。

請求項14

前記水平子午線が、前記第1の扇形領域を通過する請求項10に記載のトーリックレンズ。

請求項15

前記水平子午線が、前記第2の扇形領域を通過する請求項10に記載のトーリックレンズ。

請求項16

前記水平子午線が、前記第3の扇形領域を通過する請求項10に記載のトーリックレンズ。

請求項17

前記第1の表面は、コンタクトレンズフロントカーブ面であり、且つ前記第2の表面は、前記コンタクトレンズのベースカーブ面である請求項1に記載のトーリックレンズ。

請求項18

前記第1の表面は、コンタクトレンズのベースカーブ面であり、且つ前記第2の表面は、前記コンタクトレンズのフロントカーブ面である請求項1に記載のトーリックレンズ。

請求項19

前記第1の表面が、凸面又は凹面である請求項1に記載のトーリックレンズ。

請求項20

前記第2の表面が、凸面又は凹面である請求項1に記載のトーリックレンズ。

技術分野

0001

本発明は、視力矯正用のトーリックレンズに関する。

背景技術

0002

レンズは、視力矯正用の光学素子である。トーリックレンズは、乱視矯正に用いられる。乱視は、ぼやけた視力を主な症状とする視力疾患である。乱視患者の目(角膜)の前面には、不正な曲率がある。この曲線は、不規則であり、通常、半分の勾配が他の半分の勾配よりも大きく、一般的に、ある領域の勾配が正常よりも大きい。光線が目に入ると、角膜に焦点が正確的に合わないため、ぼやけた画像が発生する。乱視は、角膜の後に位置する不規則形状のレンズによるものである場合もある。

発明が解決しようとする課題

0003

1980年代から、市販のものとして、乱視矯正用のコンタクトレンズが現れた。これらのコンタクトレンズは、それなりの効果を有するが、レンズ設計が複雑だと考えられる。更に悪いことには、患者の視力矯正要求を満足するために、3000よりも大きい在庫保管単位(sku)が必要とされる。これにより、レンズメーカの生産倉庫保管負荷が増大するだけでなく、同時に、セールスマンアイケア専門家全体にも大きくて複雑な庫存保留の負荷がかけられてしまう。また、レンズは、視力矯正の要求に応えるために、厚みが要求され、生産が困難となるとともに、酸素透過性の低下により目が不快適になり、また臨床上、不健康となる。

0004

以上の原因により、メーカの工程の簡単化在庫コストの低減だけでなく、レンズの着用快適性及び目の健康の改善を達成することができる、乱視矯正可能な敏感で新規なレンズ設計が望まれている。

課題を解決するための手段

0005

本発明の一態様は、対向に設置された第1の表面と第2の表面と、それぞれ第1の表面にトーリックレンズの径方向に沿った第1の曲率を有し、且つ第1の曲率がトーリックレンズの円弧方向に沿って固定値となる2つの第1の扇形領域と、第1の扇形領域と交互に配置し、それぞれ第1の表面に径方向に沿った第2の曲率を有し、且つ第2の曲率が円弧方向に沿って固定値となり、第1の曲率の勾配が第2の曲率よりも大きい2つの第2の扇形領域と、を含むトーリックレンズを提供する。

0006

1つ又は複数の実施形態において、トーリックレンズは、互いに垂直である水平子午線垂直子午線を更に含み、トーリックレンズの水平子午線に沿った最大厚さがトーリックレンズの垂直子午線に沿った最大厚さよりも大きい。

0007

1つ又は複数の実施形態において、複数の第1の扇形領域のそれぞれの中心角と、複数の第2の扇形領域のそれぞれの中心角の何れも約90度である。

0008

1つ又は複数の実施形態において、複数の第1の扇形領域のそれぞれと、前記第1の扇形領域に隣接する第2の扇形領域の一方との間の境界は、水平子午線との夾角が約45度である。

0009

1つ又は複数の実施形態において、水平子午線は、第1の扇形領域を通過する。

0010

1つ又は複数の実施形態において、水平子午線は、第2の扇形領域を通過する。

0011

1つ又は複数の実施形態において、複数の第1の扇形領域のそれぞれと、前記第1の扇形領域に隣接する第2の扇形領域の一方との間の境界は、水平子午線又は垂直子午線に位置する。

0012

1つ又は複数の実施形態において、第1の扇形領域が水平子午線から約0度〜約90度の間に設置され、且つ第2の扇形領域が水平子午線から約90度〜約180度の間に設置される。

0013

1つ又は複数の実施形態において、第2の扇形領域が水平子午線から約0度〜約90度の間に設置され、且つ第1の扇形領域が水平子午線から約90度〜約180度の間に設置される。

0014

1つ又は複数の実施形態において、トーリックレンズは、第1の扇形領域と第2の扇形領域とをブリッジする4つの第3の扇形領域を更に含む。

0015

1つ又は複数の実施形態において、複数の第3の扇形領域のそれぞれは、第1の表面に径方向に沿った第3の曲率を有し、且つ第3の曲率が円弧方向に沿って第1の曲率から第2の曲率まで逓減する。

0016

1つ又は複数の実施形態において、複数の第3の扇形領域のそれぞれの中心角が約10度よりも小さい。

0017

1つ又は複数の実施形態において、複数の第1の扇形領域のそれぞれの中心角が複数の第2の扇形領域のそれぞれの中心角の何れとも同じである。

0018

1つ又は複数の実施形態において、水平子午線は、第1の扇形領域を通過する。

0019

1つ又は複数の実施形態において、水平子午線は、第2の扇形領域を通過する。

0020

1つ又は複数の実施形態において、水平子午線は、第3の扇形領域を通過する。

0021

1つ又は複数の実施形態において、第1の表面は、コンタクトレンズのフロントカーブ面であり、且つ第2の表面は、コンタクトレンズのベースカーブ面である。

0022

1つ又は複数の実施形態において、第1の表面は、コンタクトレンズのベースカーブ面であり、且つ第2の表面は、コンタクトレンズのフロントカーブ面である。

0023

1つ又は複数の実施形態において、第1の表面は、凸面又は凹面である。

0024

1つ又は複数の実施形態において、第2の表面は、凸面又は凹面である。

0025

本実施形態において、第1の曲率が円弧方向に沿って固定値となるため、トーリックレンズが回転しても、特定の角度範囲において、患者が依然として明らかな視野体験できる。また、本実施形態の単一のトーリックレンズは、乱視軸が第1の扇形領域に位置した色々な患者の着用に適用されることができる。

図面の簡単な説明

0026

本発明の第1の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
図1の垂直子午線に沿った一実施形態の断面図である。
図1の水平子午線に沿った断面図である。
本発明の第2の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
本発明の第3の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
本発明の第4の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
図1の垂直子午線に沿った別の実施形態の断面図である。
本発明の第5の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
図7線分8‐8に沿った断面図である。
本発明の第6の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
本発明の第7の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。
本発明の第8の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。

実施例

0027

以下、図面で本発明の複数の実施形態を開示し、明らかに説明するために、多くの実際の細部を下記の叙述で合わせて説明する。しかしながら、理解すべきなのは、これらの実際の細部が、本発明を制限するためのものではないということである。つまり、本発明の実施形態の一部においては、これらの実際の細部は、必要ないものである。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び素子は、図面において簡単で模式的に示される。

0028

図1は、本発明の第1の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。図2Aは、図1の垂直子午線170に沿った一実施形態の断面図である。図2Bは、図1の水平子午線160に沿った断面図である。トーリックレンズは、第1の表面110と、第2の表面120と、2つの第1の扇形領域130と、2つの第2の扇形領域140と、を含む。第1の表面110と第2の表面120とが対向に設置される。複数の第1の扇形領域130のそれぞれは、第1の表面110にトーリックレンズの径方向Rに沿った第1の曲率C1を有し、且つ第1の曲率C1がトーリックレンズの円弧方向Sに沿って固定値となる。第2の扇形領域140と第1の扇形領域130とが交互に配列される。複数の第2の扇形領域140のそれぞれは、第1の表面110に径方向Rに沿った第2の曲率C2を有し、且つ第2の曲率C2が円弧方向Sに沿って固定値となる。第1の曲率C1の勾配が第2の曲率C2よりも大きい。図1の正面図に示すように、複数の第1の扇形領域130のそれぞれは、何れも半径r1を有し、且つ複数の第2の扇形領域140のそれぞれは、何れも半径r2を有する。第1の曲率C1の勾配が第2の曲率C2よりも大きいため、半径r1の長さが半径r2よりも小さい。

0029

本実施形態において、第1の扇形領域130は、患者の乱視矯正に用いられる。一般的に、乱視患者の目の前面は、理想的な曲率を有さない。その曲線が不規則であり、通常、半分の勾配が他の半分よりも大きいので、乱視を矯正するために光学系(例えば、コンタクトレンズ)が必要とされる。光学系を不適切に着用すれば、視野がぼやけになるおそれがある。例えば、従来の構造を持つ光学系がただ5度だけ回転すると、視野がぼやけになる。逆に、本実施形態においては、第1の曲率C1が円弧方向Sに沿って固定値となる。つまり、トーリックレンズが回転しても、ある特定の角度範囲において、患者が依然として明らかな視野を体験できる。また、本実施形態の単一のトーリックレンズは、乱視軸が第1の扇形領域130に位置した色々な患者の着用に適用できる。そのため、トーリックレンズの販売店診療所等では、少量の異なった種類のトーリックレンズの現物を準備すれば、乱視患者の大部分をサービスすることができる。

0030

本実施形態において、第1の曲率C1が柱面度数曲線であってもよく、第2の曲率C2が球面度数曲線であってもよいが、本発明はこれに限定されない。

0031

本実施形態において、トーリックレンズは、水平子午線160と、垂直子午線170と、を更に含む。水平子午線160と垂直子午線170とは互いに垂直である。水平子午線160は患者の両目の間の仮想接続線(以下、「接続線」という)に実質的に平行であり、垂直子午線170は接続線に実質的に垂直である。トーリックレンズの水平子午線160に沿った最大厚さT1が、トーリックレンズの垂直子午線170に沿った最大厚さT2よりも大きい。このように設置すれば、トーリックレンズの良好な安定性を提供することができ、また、患者がトーリックレンズを着用する場合、トーリックレンズの過回転を避けることができる。理解すべきなのは、本実施形態に係るトーリックレンズは、ある特定の角度範囲での回転が許可されるため、最大厚さT1が最適な安定性結構を備える従来のトーリックレンズの最大厚さよりも小さいことである。つまり、従来のトーリックレンズに比べて、本実施形態に係るトーリックレンズの厚さと重量の何れも降下するため、患者の快適性を向上させることができる。

0032

本実施形態において、複数の第1の扇形領域130のそれぞれの円心角θ1と複数の第2の扇形領域140のそれぞれの円心角θ2の何れも約90度である。そのため、90度の角度範囲で、何れの患者も明らかな視野を体験できるため、従来のトーリックレンズに比べて、本実施形態に係るトーリックレンズの回転許容範囲(tolerance)が増大する。

0033

本実施形態において、複数の第1の扇形領域130のそれぞれと、当該第1の扇形領域130に隣接する第2の扇形領域140の一方との間の境界Bは、水平子午線160との夾角が約45度であり、且つ水平子午線160が2つの第2の扇形領域140を通過する。つまり、第1の扇形領域130の領域がそれぞれ水平子午線160から約45度〜約135度の間、及び水平子午線160から約225度〜約315度の間に位置する。第2の扇形領域140の領域がそれぞれ水平子午線160から約135度〜約225度の間、及び水平子午線160から約315度〜約45度の間に位置する。このような設置であれば、直(with‐the‐rule)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。直乱視の乱視軸は、水平子午線160から約45度〜約135度の間にある。

0034

図3は、本発明の第2の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。第2の実施形態は、第1の扇形領域130と第2の扇形領域140の位置という点で、第1の実施形態と異なっている。本実施形態において、水平子午線160が2つの第1の扇形領域130を通過する。つまり、第1の扇形領域130の領域がそれぞれ水平子午線160から約135度〜約225度の間、及び水平子午線160から約315度〜約45度の間に位置する。第2の扇形領域140の領域がそれぞれ水平子午線160から約45度〜約135度の間、及び水平子午線160から約225度〜約315度の間に位置する。このような設置であれば、倒(against‐the‐rule)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。倒乱視の乱視軸は水平子午線160から約0度〜約45度の間、及び約135度〜約180度の間に位置する。

0035

図4は、本発明の第3の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。第3の実施形態は、第1の扇形領域130と第2の扇形領域140の位置という点で、第1の実施形態と異なっている。本実施形態において、複数の第1の扇形領域130のそれぞれと、当該第1の扇形領域130に隣接する第2の扇形領域140の一方との間の境界Bは、水平子午線160又は垂直子午線170に位置する。第1の扇形領域130の領域がそれぞれ水平子午線160から約0度〜約90度の間、及び水平子午線160から約180度〜約270度の間に位置する。第2の扇形領域140の領域がそれぞれ水平子午線160から約90度〜約180度の間、及び水平子午線160から約270度〜約0度の間に位置する。このような設置であれば、斜(oblique)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。斜乱視の乱視軸が水平子午線160から約0度〜約90度の間にある。

0036

図5は、本発明の第4の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。第4の実施形態は、第1の扇形領域130と第2の扇形領域140の位置という点で、第3の実施形態と異なっている。本実施形態において、第2の扇形領域140の領域がそれぞれ水平子午線160から約0度〜約90度の間、及び水平子午線160から約180度〜約270度の間に位置する。第1の扇形領域130の領域がそれぞれ水平子午線160から約90度〜約180度の間、及び水平子午線160から約270度〜約0度の間に位置する。このような設置であれば、別種の斜(oblique)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。この斜乱視の乱視軸は水平子午線160から約90度〜約180度の間にある。

0037

図2A図2Bとを併せて参照されたい。本実施形態において、トーリックレンズは、光軸拡張領域を含むコンタクトレンズであってもよい。トーリックレンズが角膜で移動や回転するいずれの場合にも、この拡張領域は、角膜の軸方向光需要補正状態に維持されることを保証することができる。しかしながら、他の実施形態において、トーリックレンズは、眼内レンズ(intraocular lens)、その他の眼科(ophthalmic)レンズ又はその他の光学補正設計であってもよい。トーリックレンズは、多焦点(multifocal)、二焦点(bifocal)及び近視進行(myopic progression)抑制を含むが、本発明はこれに限定されない。トーリックレンズの第1の表面110は、凹面状のコンタクトレンズのベースカーブ面(back surface)であってもよく、且つ第2の表面120は、凸面状のコンタクトレンズのフロントカーブ面(front surface)である。注意すべきなのは、ここのベースカーブ面とは、患者の目と接触する面を指すが、フロントカーブ面とは、ベースカーブ面に対向する面であることである。

0038

トーリックレンズの設計は、球面、非球面円錐及び多曲線の球面、非球面又は球面曲線非球面曲線の組み合せを含む何れのレンズアクセサリ幾何にも応用できる。

0039

図6は、図1の垂直子午線170に沿った別の実施形態の断面図である。本実施形態は、第1の表面110と第2の表面120の位置という点で、図2Aの実施形態と異なっている。本実施形態において、トーリックレンズの第1の表面110は、凸面状のコンタクトレンズのフロントカーブ面であってもよく、且つ第2の表面120は、凹面状のコンタクトレンズのベースカーブ面である。本実施形態の関連する結構細部については、図2Aの実施形態と同じであるため、ここで繰り返して説明しない。

0040

図7は、本発明の第5の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。図8は、図7の線分8‐8に沿った断面図である。第5の実施形態は、第3の扇形領域150の存在という点で、第1の実施形態と異なっている。本実施形態において、トーリックレンズは、第1の扇形領域130と第2の扇形領域140とをブリッジする4つの第3の扇形領域150を更に含む。複数の第3の扇形領域150のそれぞれは、第1の表面110に径方向Rに沿った第3の曲率C3を有し、且つ第3の曲率C3が円弧方向Sに沿って第1の曲率C1(例えば、図2Bに示す)から第2の曲率C2(例えば、図2Aに示す)まで逓減する。図7の正面図に示すように、複数の第3の扇形領域150のそれぞれは、半径r1から円弧方向Sに沿って半径r2まで逓増する半径r3を有する。

0041

本実施形態において、複数の第3の扇形領域150のそれぞれの中心角θ3は約10度よりも小さい。つまり、第3の扇形領域150の面積は第1の扇形領域130と第2の扇形領域140の何れの面積よりも小さい。

0042

本実施形態において、複数の第1の扇形領域130のそれぞれの中心角θ1は複数の第2の扇形領域140のそれぞれの中心角θ2の何れとも同じである。例えば、全ての第3の扇形領域150の中心角θ3が何れも約10度である場合、複数の中心角θ1とθ2の何れも約80度であるが、本発明はこれに限定されない。

0043

本実施形態において、水平子午線160は、第2の扇形領域140を通過する。このような設置であれば、直(with‐the‐rule)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。中心角θ3が何れも約10度である場合、この直乱視の乱視軸は水平子午線160から約50度〜約130度の間にある。

0044

図9、10及び図11は、本発明の第6、第7及び第8の実施形態に係るトーリックレンズの正面図である。図9を参照されたい。第6の実施形態において、水平子午線160は第1の扇形領域130を通過する。このような設置であれば、倒(against‐the‐rule)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。中心角θ3の何れも約10度である場合、この倒乱視の乱視軸は水平子午線160から約5度〜約40度の間、及び約140度〜約175度の間にある。図10図11を参照されたい。第7と第8の実施形態において、水平子午線160は、第3の扇形領域150を通過する。このような設置であれば、斜(oblique)乱視に悩んだ患者に着用されることができる。中心角θ3が何れも約10度である場合、図10のトーリックレンズは、乱視軸が水平子午線160から約5度〜約85度の間にある患者に応用されることができる。図11のトーリックレンズは、乱視軸が水平子午線160から約95度〜約175度の間にある患者に応用されることができる。第6〜第8の実施形態の関連する結構細部について、第5の実施形態と同じであるため、ここで繰り返して説明しない。

0045

そのため、以上から、一定の度数範囲で、トーリックレンズの販売店、診療所等は、以上の8種類の異なった(例えば、図1、3‐5、7‐10に示すように)のトーリックレンズの現物だけを準備すれば、乱視患者の大部分をサービスすることができることが判明される。このような設計によって、レンズメーカは、その全体製作プロセスと倉庫保管工程を簡単化させることができる。以上の8種類の実施形態に記載の設計によって、トーリックレンズの在庫保管単位(stock keepingunit, sku)が3000から数百まで減少される。

0046

従来のトーリックレンズに比べて、本発明に記載の各実施形態に係るトーリックレンズは、厚さと重量が何れも減少するため、患者の快適性が向上される。トーリックレンズが薄い厚さを有するため、その酸素透過性も向上し、これにより、患者の目の健康に寄与する。

0047

ここで理解すべきなのは、本発明に記載の視力矯正用の新規設計は、その物質組成物理状態に関係なく、全ての形態の物質に適用されることである。

0048

本発明を好ましい実施例で前述の通り開示したが、これは、本発明を限定するためのものではなく、当業者であれば、本発明の精神と範囲から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。

0049

110 第1の表面
120 第2の表面
130 第1の扇形領域
140 第2の扇形領域
150 第3の扇形領域
160水平子午線
170垂直子午線
B境界
C1 第1の曲率
C2 第2の曲率
C3 第3の曲率
R径方向
r1、r2、r3半径
S円弧方向
T1、T2 最大厚さ
θ1、θ2、θ3 中心角

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