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技術 リサイクル施設

出願人 日本トリート株式会社
発明者 臼井淳一郎
出願日 2014年6月18日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2014-125251
公開日 2016年1月12日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2016-002525
状態 特許登録済
技術分野 汚れ防止一般 固体廃棄物の処理
主要キーワード 配管エルボ 中継空間 エルボ部分 格納ボックス 洗浄場所 中継室 エアシャワー室 チャコールフィルタ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月12日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

被処理物から有害物質を完全に除去して再利用品として出荷可能な状態にすることができるリサイクル施設を提供することを課題とする。

解決手段

被処理物3から有害物質を除去する処理室10と、処理室10に繋がる中継空間20と、中継空間20に繋がる洗浄室30とを備えており、処理室10と中継空間20の仕切り部分には、高気密状態保持可能な開閉手段が設けられており、処理室10には、負圧除塵装置11が設けられ、洗浄室30には、有害物質が除去された被処理物を仕上げ洗浄する仕上げ洗浄装置31が設けられていることを特徴とする。

概要

背景

アスベスト石綿)は、耐熱性耐摩耗性などに優れており安価で加工し易いことから、以前は建築用断熱材などに多く利用されていた。しかしながら、アスベストの粉塵が健康被害の原因になることが判明した。そのため、建築物からアスベストを含有する部材を取り除く必要がある。また、建築物の解体を行う場合などにアスベストが飛散したり、外部へ漏出したりするのを防止する必要がある。

ダクトジョイント部や配管エルボからアスベストを含有する部位を除去するには、現場にて、ジョイント部や配管エルボなどの被処理物を分離し、分離された被処理物を透明の廃棄袋に入れて二重梱包し、ガムテープなどで密閉する。廃棄袋に梱包された被処理物を、粉塵を集塵する負圧集塵装置が設けられた処理室を備えた処理施設に搬送し、処理室内でアスベストの飛散を防止しつつ、被処理物からアスベストを除去していた(たとえば特許文献1参照)。

概要

被処理物から有害物質を完全に除去して再利用品として出荷可能な状態にすることができるリサイクル施設を提供することを課題とする。被処理物3から有害物質を除去する処理室10と、処理室10に繋がる中継空間20と、中継空間20に繋がる洗浄室30とを備えており、処理室10と中継空間20の仕切り部分には、高気密状態保持可能な開閉手段が設けられており、処理室10には、負圧除塵装置11が設けられ、洗浄室30には、有害物質が除去された被処理物を仕上げ洗浄する仕上げ洗浄装置31が設けられていることを特徴とする。

目的

本発明は前記の問題を解決すべく案出されたものであって、被処理物から有害物質を完全に除去して再利用品として出荷可能な状態にすることができるリサイクル施設を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

被処理物から有害物質を除去する処理室と、前記処理室に繋がる中継空間と、前記中継空間に繋がる洗浄室とを備えており、前記処理室と前記中継空間との仕切り部分には、高気密状態保持可能な開閉手段が設けられており、前記処理室には、負圧除塵装置が設けられ、前記洗浄室には、前記有害物質が除去された前記被処理物を仕上げ洗浄する仕上げ洗浄装置が設けられていることを特徴とするリサイクル施設

請求項2

前記処理室には、作業員の入退室用のセキュリティーゾーンが繋がっており、前記セキュリティーゾーンは、前記処理室に繋がる作業員用前室と、前記作業員用前室に繋がる作業員洗身室と、前記作業員洗身室に繋がる更衣室とを備えており、前記処理室と前記作業員用前室の仕切り部分には、高気密状態を保持可能な開閉手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリサイクル施設。

技術分野

0001

本発明は、被処理物から有害物質を除去して洗浄するためのリサイクル施設に関する。

背景技術

0002

アスベスト石綿)は、耐熱性耐摩耗性などに優れており安価で加工し易いことから、以前は建築用断熱材などに多く利用されていた。しかしながら、アスベストの粉塵が健康被害の原因になることが判明した。そのため、建築物からアスベストを含有する部材を取り除く必要がある。また、建築物の解体を行う場合などにアスベストが飛散したり、外部へ漏出したりするのを防止する必要がある。

0003

ダクトジョイント部や配管エルボからアスベストを含有する部位を除去するには、現場にて、ジョイント部や配管エルボなどの被処理物を分離し、分離された被処理物を透明の廃棄袋に入れて二重梱包し、ガムテープなどで密閉する。廃棄袋に梱包された被処理物を、粉塵を集塵する負圧集塵装置が設けられた処理室を備えた処理施設に搬送し、処理室内でアスベストの飛散を防止しつつ、被処理物からアスベストを除去していた(たとえば特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2012−225156号公報

発明が解決しようとする課題

0005

前記の処理施設では、負圧状態の処理室内で被処理物からアスベストなどの有害物質を除去しているので、処理室外に有害物質や汚染空気が漏出するのを防止できるものの、処理室内は汚染環境となっている。従来、被処理物は埋立処理されていたので、汚染環境で処理されて多少の有害物質が残っていても問題はなかったが、近年では、被処理物を再利用することがあり、被処理物から有害物質を完全に除去することが要求されている。

0006

そこで、本発明は前記の問題を解決すべく案出されたものであって、被処理物から有害物質を完全に除去して再利用品として出荷可能な状態にすることができるリサイクル施設を提供することを課題とする。

課題を解決するための手段

0007

前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、被処理物から有害物質を除去する処理室と、前記処理室に繋がる中継空間と、前記中継空間に繋がる洗浄室とを備えており、前記処理室と前記中継空間の接続部分の仕切り部分には、高気密状態保持可能な開閉手段が設けられており、前記処理室には、負圧除塵装置が設けられ、前記洗浄室には、前記有害物質が除去された前記被処理物を仕上げ洗浄する仕上げ洗浄装置が設けられていることを特徴とするリサイクル施設である。

0008

このような構成によれば、洗浄室の上流側に中継空間を設けるとともに、処理室と中継空間との間に高気密状態を保持可能な開閉手段を設けているので、洗浄室の作業環境汚染されない。そして、汚染環境ではない洗浄室で、被処理物を仕上げ洗浄するので、被処理物から有害物質を完全に除去して再利用品として出荷可能な状態にすることができる。

0009

請求項2に係る発明は、前記処理室には、作業員の入退室用のセキュリティーゾーンが繋がっており、前記セキュリティーゾーンは、前記処理室に繋がる作業員用前室と、前記作業員用前室に繋がる作業員洗身室と、前記作業員洗身室に繋がる更衣室とを備えており、前記処理室と前記作業員用前室の仕切り部分には、高気密状態を保持可能な開閉手段が設けられていることを特徴とする。このような構成によれば、処理室と外部とを確実に区画でき、有害物質が作業員とともに外部に漏出するのを防止できる。

発明の効果

0010

本発明に係るリサイクル施設によれば、被処理物から有害物質を完全に除去して再利用品として出荷可能な状態にすることができる。

図面の簡単な説明

0011

本発明の実施形態に係るリサイクル施設を示した概略平面図である。
(a)は、取り出されたダクトのジョイント部を示した側面図、(b)は、ダクトパッキンを廃棄袋に収容した状態を示した側面図である。
(a)は、取り出された配管エルボを示した側面図、(b)は、配管エルボを廃棄袋に収容した状態を示した側面図である。

実施例

0012

次に、本発明の実施形態に係るリサイクル施設について、添付図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では、被処理物がダクトのジョイント部と配管エルボである場合を例に挙げて説明する。有害物質は、たとえばジョイント部に介設されたアスベストパッキンや配管エルボの表面に吹き付けられたアスベスト含有保温材である。

0013

図1に示すように、リサイクル施設1は、処理室10と中継室(中継空間)20と洗浄室30と乾燥室40とエアシャワー室50とセキュリティーゾーン60とを備えている。

0014

処理室10は、外部から搬送された廃棄袋2から被処理物3を取り出し、有害物質を除去するための部屋である。処理室10は、高気密状態に区画されている。処理室10には、負圧除塵装置11が設けられている。負圧除塵装置11は、フィルタ部11aとダクト部11bと吸引装置11cとを備えてなる。フィルタ部11aは、HEPAフィルタチャコールフィルタを備えている。ダクト部11bはフィルタ部11aと吸引装置とを連結している。この負圧除塵装置11によって、処理室10内で飛散した有害物質が吸引回収されるとともに、処理室10内を負圧状態に保つ。これによって、処理室10内の有害物質が外部に漏出するのを防止されている。

0015

処理室10には、廃棄袋2を搬入するための搬入用前室12が設けられている。搬入用前室12と処理室10との仕切り部分には、高気密状態を保持可能な扉(図示せず)が設けられている。

0016

処理室10は、主に廃棄物一時保管スペース13と、処理スペース14と、被処理物保管スペース15とに分けられている。

0017

廃棄物一時保管スペース13は、処理室10内に搬入された被処理物3が入った廃棄袋2と、被処理物3から除去された有害物質が入った廃棄袋2aを保管するスペースである。被処理物3が入った廃棄袋2と、有害物質が入った廃棄袋2aは、別々に保管される。廃棄物一時保管スペースは、搬入用前室12の扉の近傍に設けられている。

0018

処理スペース14は、廃棄物一時保管スペース13より搬送された廃棄袋2からダクトのジョイント部3aや配管エルボ3bなどの被処理物3を取り出し、アスベストなどの有害物質を除去するスペースである。除去された有害物質は、廃棄袋2aに収容されて廃棄施設搬出される。

0019

被処理物保管スペース15は、有害物質が除去されたダクトのジョイント部3aや配管エルボ3bを保管するスペースである。処理物保管スペース15に保管されたダクトのジョイント部3aや配管エルボ3bなどの被処理物3は、順次中継室20を介して洗浄室30に搬出される。

0020

処理室10には、搬入用前室12が設けられている。搬入用前室12は、大型の機械や機材を搬入する際に利用する。搬入用前室12と処理室10との仕切り部分には、高気密状態を保持可能な大型の扉またはシャッター(図示せず)が設けられている。

0021

中継室20は、処理室10に繋がっている。中継室20は、処理室10内で飛散した有害物質が洗浄室30に漏出するのを防止するための部屋である。中継室20と処理室10との仕切り部分には、高気密状態を保持可能な扉(図示せず)が設けられている。処理室10の被処理物保管スペースは、中継室20の扉の近傍に設けられている。

0022

洗浄室30は、有害物質が除去された被処理物3を仕上げ洗浄するための部屋である。洗浄室30と中継室20との仕切り部分には、扉またはシャッターが設けられている。なお、扉やシャッターに代えて、すだれ状のビニールカーテンを設けてもよい。洗浄室30には、仕上げ洗浄装置31が設けられている。仕上げ洗浄装置31は、たとえば大型のシンク31aと噴射ノズル31bとを備えてなる。作業員が噴射ノズル31bを用いてダクトのジョイント部3aや配管エルボ3bに水を噴き付けて、被処理物3の表面に残っている有害物質を洗い流す。なお、洗浄後の洗浄水は、ろ過装置によってろ過を行うか、セメント固化して廃棄する。

0023

仕上げ洗浄装置31は、前記構成に限定されるものではなく、噴射ノズル31bを備えず、単に水道水で洗い流すものであってもよい。また、エアを噴射して洗浄する空気洗浄タイプの仕上げ洗浄装置を、水洗浄タイプの仕上げ洗浄装置31に加えて設けてもよい。被処理物3の汚れが少ない場合に、空気洗浄タイプの仕上げ洗浄装置で仕上げ洗浄を行えば、乾燥室40での乾燥を省略できる。

0024

乾燥室40は、水洗いした被処理物3を乾燥させるための部屋である。乾燥室40と洗浄室30との仕切り部分には、扉またはシャッターが設けられている。なお、扉やシャッターに代えて、すだれ状のビニール製カーテンを設けてもよい。乾燥室40には、被処理物3を並べて載置する載置テーブル41が設けられている。載置テーブル41には、ダクトのジョイント部3aや配管エルボ3bが並べられる。図示しないが、載置テーブル41の側部には、送風ファンなどの乾燥を補助する手段が設けられている。

0025

エアシャワー室50は、乾燥した被処理物3にエアを噴き付けて最終洗浄するための部屋である。エアを噴き付けることで、被処理物3の表面の細かいゴミなどを吹き飛ばして、再利用品として出荷可能な状態にする。エアシャワー室50と乾燥室40との仕切り部分には、扉またはシャッターが設けられている。なお、扉やシャッターに代えて、すだれ状のビニール製カーテンを設けてもよい。エアシャワー室50と外部との仕切り部分には、扉またはシャッターが設けられている。

0026

処理室10から、中継室20、洗浄室30、乾燥室40、エアシャワー室50を通過して外部までフォークリフトが通過可能となっている。また、その反対方向の通過も可能である。

0027

セキュリティーゾーン60は、作業員が処理室10に入退室するためのゾーンである。セキュリティーゾーン60は、作業員用前室61と、作業員洗身室62と、更衣室63とを備えている。

0028

作業員用前室61は、処理室10に繋がっている。作業員用前室61は、処理室10内で飛散した有害物質が作業員洗身室62に漏出するのを防止するための部屋である。作業員用前室61と処理室10との仕切り部分には、高気密状態を保持可能な扉(図示せず)が設けられている。作業員用前室61には、使用した保護服など有害物質が付着した装備品を廃棄するための産業廃棄物ゴミ箱64と、真空掃除機65と、足拭きマット66が設置されている。

0029

作業員洗身室62は、作業を行った後の作業員がエアシャワーを行って身体や衣服に付着した有害物質を取り除くための部屋である。作業員洗身室62には、エアシャワーが設けられている。作業員洗身室62と作業員用前室61との仕切り部分には、扉またはシャッターが設けられている。なお、扉やシャッターに代えて、すだれ状のビニール製カーテンを設けてもよい。

0030

更衣室63は、作業員が作業服着替える部屋である。更衣室63と作業員洗身室62との仕切り部分には、扉またはシャッターが設けられている。なお、扉やシャッターに代えて、すだれ状のビニール製カーテンを設けてもよい。更衣室63には、足拭きマット66と、産業廃棄物用ゴミ箱67と、格納ボックス68と、洗浄水タンク69およびバケツ70とが設置されている。産業廃棄物用ゴミ箱67は、使用したマスクフィルタを廃棄するためのものである。格納ボックス68は、使用した作業服や保護具マスクを収容するためのものである。洗浄水タンク69は、保護具を洗浄するための洗浄水が溜められている。洗浄水をバケツ70に入れて、保護具を洗浄する。なお、洗浄後の洗浄水は、ろ過装置によってろ過を行うか、セメント固化して廃棄する。

0031

処理室10から、作業員用前室61、作業員洗身室62、更衣室63を通過して外部までフォークリフトが通過可能となっている。また、その反対方向の通過も可能である。

0032

以下に、前記リサイクル施設1を用いて被処理物3のリサイクルを行う工程を説明する。

0033

ダクトのジョイント部3aを建築物から取り出す作業は、図2の(a)に示すように、スベストパッキンPを含むフランジ部分を養生布テープ5で養生し、養生布テープの両端部から10〜15mm程度の間隔をあけた位置で、セーバソーを用いてダクト部分を切断する。切断されたダクトのジョイント部3aは、図2の(b)に示すように、二重の廃棄袋2に収容される。内側の廃棄袋2は、黄色い袋で「アスベスト注意」との表記入りであり、結束バンド6などで緊結されている。外側の廃棄袋2は、透明の袋であり、結束バンド6またはガムテープなど(図2では結束バンド6で閉じている)により密封されている。

0034

配管エルボ3bを建築物から取り出す作業は、図3の(a)に示すように、エルボ部分のアスベスト含有保温材Gの両端部から10〜15mm程度の間隔をあけた位置で、セーバソーを用いてダクト部分の直管部分を切断する。アスベスト含有保温材Gの端面は養生布テープ5で養生する。切断された配管エルボ3bは、図3の(b)に示すように、二重の廃棄袋2に収容される。内側の廃棄袋2は、黄色い袋で「アスベスト注意」との表記入りであり、結束バンド6などで緊結されている。外側の廃棄袋2は、透明の袋であり、結束バンド6またはガムテープなど(図3では結束バンド6で閉じている)により密封されている。

0035

被処理物3が収容された廃棄袋2を収集運搬車などでリサイクル施設1まで搬送し、搬入用前室12から処理室10に搬入する。搬入された廃棄袋2は、廃棄物一時保管スペース13に保管される。

0036

作業員は、更衣室63で保護服、防塵マスク、保護具などの必要装備を装着し、作業員洗身室62と作業員用前室61を通過して処理室10に入室する。入室時には、作業員洗身室62のエアシャワーは使用しない。

0037

処理室10内では、廃棄袋2を処理スペース14に移動させて、廃棄袋2をカッター等で切って、被処理物3を取り出す。電動工具を用いて、被処理物3(ダクトのジョイント部3aや配管エルボ3bなど)と有害物質(アスベストなど)を分離する。分離した有害物質は、安定化またはセメント固化をして、廃棄袋2aに袋詰めする。廃棄袋2aは、廃棄物一時保管スペース13に一時保管した後に、管理型最終処分場または溶融処理施設持ち込み処分する。

0038

分離作業によって処理室10内に飛散した有害物質は、負圧除塵装置11によって吸引される。吸引された有害物質は、フィルタ部11aで除去され回収される。また、処理室10内を負圧状態に保つことで、処理室10内の有害物質が外部に漏出するのを防止している。

0039

有害物質が分離された被処理物3は、処理室10内では汚染状態であるので、まだ再利用することができない。したがって、被処理物3は、被処理物保管スペース15に一時保管した後に、仕上げ洗浄を行う。

0040

被処理物3を、中継室20を介して洗浄室30に搬送する。このとき、中継室20を通しているので、洗浄室30には、処理室10内で飛散した有害物質が侵入しない。洗浄室30は、処理室10とは異なり、有害物質が飛散しておらず汚染環境ではない。洗浄室30では、被処理物3をシンク31aに入れて、噴射ノズル31bで水洗いする。噴射された水は適宜処理する。なお、洗浄方法は、噴射ノズル31bによる噴付けに限定されるものではなく、ブラシなどを用いて水洗いしてもよい。

0041

水洗いが完了すると被処理物3を、乾燥室40に搬送し載置テーブル41上に並べる。ここで、たとえば送風ファンを用いて送風して被処理物3を乾燥させる。

0042

被処理物3が乾燥したなら、被処理物3をエアシャワー室50に搬送し、被処理物3にエアを噴き付ける。これによって、細かいゴミなどが取り除かれ、被処理物3が再利用品として出荷可能な状態になる。

0043

以上説明したように、本実施形態に係るリサイクル施設1によれば、汚染環境ではない洗浄室40で、被処理物3を仕上げ洗浄するので、被処理物3から有害物質を完全に除去することができる。これによって、被処理物3を再利用品として出荷することができる。また、有害物質が被処理物3とともに外部に漏出するのを防止できるので、施設周辺の環境悪化を防止できる。

0044

さらに、処理室10には、作業員の入退室用のセキュリティーゾーン60が設けられているので、処理室10とその外部とを確実に区画できるとともに、有害物質が作業員とともに外部に漏出するのを防止できる。

0045

以上、本発明を実施するための形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定する趣旨ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。例えば、前記実施形態では、被処理物がダクトのジョイント部3aと配管エルボ3bであって、ジョイント部3aに介設されたアスベストパッキンPを除去したり、配管エルボ3bの表面に吹き付けられたアスベスト含有保温材Gを除去しているが、これに限定されるものではない。たとえば、他の部材から、アスベストではなくダイオキシンなどの他の有害物質を除去する施設としても利用できるのは勿論である。

0046

また、前記実施形態では、中継空間が洗浄室30と区画されて中継室20が形成されているが、これに限定されるものではない。中継室20の扉と洗浄室30の洗浄場所とが一定距離以上離れていれば、洗浄場所に有害物質が流れ出ないので、中継空間と洗浄場所と仕切りを設けなくてもよい。つまり、洗浄室30内の一部に中継空間を配置するようにしてもよい。

0047

前記実施形態では、洗浄室30に水洗浄タイプの仕上げ洗浄装置31を設けて、乾燥室40で被処理物3の乾燥を行うようになっているが、洗浄室30の仕上げ洗浄装置が空気洗浄タイプのもののみである場合は、乾燥室を省略してもよい。

0048

さらに、前記実施形態では、乾燥室40とエアシャワー室50とを別個に設けているが、乾燥室40にエアシャワーを設けて、兼用してもよい。

0049

1リサイクル施設
2廃棄袋
3被処理物
3aダクトのジョイント部
3b配管エルボ
10処理室
11負圧除塵装置
20前室
30洗浄室
31仕上げ洗浄装置
40乾燥室
50エアシャワー室
60セキュリティーゾーン
61作業員用前室
62 作業員洗身室
63 更衣室

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