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技術 既存情報システム画面仕様抽出装置および方法

出願人 株式会社日立製作所
発明者 野尻周平団野博文三部良太高井康勢
出願日 2014年6月12日 (6年5ヶ月経過) 出願番号 2014-121052
公開日 2016年1月7日 (4年10ヶ月経過) 公開番号 2016-001411
状態 特許登録済
技術分野 検索装置
主要キーワード バリエーション情報 バリエーション数 箇条書き形式 表示サンプル 変数候補 列ノード 特徴値算出 分析結果テーブル
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

本発明の課題は、既存の業務システムにおいて、同種類の業務処理であってもその処理内容からことなる入力や確認処理を実施しなければならないことに起因する業務画面バリエーションに関する仕様を抽出し、利用者提示することである。

解決手段

収集された既存システム画面ログから既存システムの画面プログラム仕様を抽出する装置であって、入力された画面ログの集合から各々の画面プログラムの画面構造のバリエーションを収集された画面ログ間の比較処理により抽出する画面バリエーション抽出部と、得られた画面バリエーション情報を格納する画面バリエーション情報記録部と、記録された画面バリエーション情報に基づき、利用者に画面バリエーションが存在する画面種別の一覧や、各画面バリエーションの詳細を仕様として出力する抽出画面仕様出力部とを有することを特徴とする既存システム画面仕様抽出装置

概要

背景

現在、様々な業務の遂行を、情報システムを用いられている。情報システムは、導入から時間が経過した場合、問題点の解消のために新たなシステムへの置き換え、変更することがなされている。このような置き換えなどにおいては、置き換え前の既存情報システムでの問題点を分析することが行われている。このために、画面仕様の抽出が必要になるが、この本技術分野の背景技術として、特許第5108660号公報(特許文献1)がある。この公報には「情報収集装置が、通信ネットワークを介してアクセス可能な複数のWeb文書から、前記Web文書に含まれるタグに基づいて表形式あるいはデータベース形式の情報を抽出する第1のステップと、抽出した前記表形式あるいはデータベース形式の情報から、前記タグが示す各情報間従属関係に基づいて、所定の項目に対して従属する関係にある属性及び前記属性の内容を示す属性値の関係を有する情報を抽出する第2のステップと、抽出したWeb文書毎に、前記項目、属性及び属性値の関係を有する情報を関連付けて、当該関連付けられた複数のWeb文書毎の情報を、統一した情報として記憶手段に記憶する第3のステップと、を少なくとも実行し、前記第2のステップは、所定の項目に対して、所定の閾値を超える数のWeb文書において共通して従属する情報を、属性及び属性値として抽出することを特徴とする情報収集方法。」と記載されている(請求項1参照)。

また、特開2005‐92889公報(特許文献2)がある。この公報には、「1つのウェブページコヒーレントコンテンツを有する複数の情報ブロックセグメント化するための情報ブロック抽出方法であって、前記ウェブページの構造情報ブロックツリーを生成する構造情報ブロック抽出ステップと、構造情報ブロックをクラスタリング及びマージングし、結果として得られるブロックの意味にラベル付けする意味情報ブロック抽出ステップと、を含む情報ブロック抽出方法。」と記載されている(請求項1参照)。

概要

本発明の課題は、既存の業務システムにおいて、同種類の業務処理であってもその処理内容からことなる入力や確認処理を実施しなければならないことに起因する業務画面バリエーションに関する仕様を抽出し、利用者提示することである。収集された既存システム画面ログから既存システムの画面プログラム仕様を抽出する装置であって、入力された画面ログの集合から各々の画面プログラムの画面構造のバリエーションを収集された画面ログ間の比較処理により抽出する画面バリエーション抽出部と、得られた画面バリエーション情報を格納する画面バリエーション情報記録部と、記録された画面バリエーション情報に基づき、利用者に画面バリエーションが存在する画面種別の一覧や、各画面バリエーションの詳細を仕様として出力する抽出画面仕様出力部とを有することを特徴とする既存システム画面仕様抽出装置

目的

本発明の課題は、既存業務システムにおいて、同種類の業務処理であってもその処理内容からことなる入力や確認処理を実施しなければならないことに起因する業務画面のバリエーションに関する仕様を抽出し、利用者に提示することである

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

既存システム画面ログから当該既存システムの画面プログラム仕様を抽出する既存システム画面仕様抽出装置であって、前記画面ログについて、関連する画面の画面ログを複数集約して収集し、収集された複数の画面ログについて、それぞれの関連情報を比較してその差分に関する差分情報を抽出する差分抽出部と、前記差分情報を解析して、前記画面ログの画面における共通領域変数領域切り分ける解析部と、解析された結果である変数領域に関する情報を、前記画面の画面仕様として特定して出力する画面仕様出力部とを有することを特徴とする既存システム画面仕様抽出装置。

請求項2

請求項1に記載された既存システム画面仕様抽出装置であって、前記差分抽出部は、前記複数の画面ログから当該画面ログの示す画面を生成する画面プログラムの画面構造バリエーションを、入力された前記画複数の画面ログを構成する各画面ログ間の比較処理により抽出し、前記画面仕様出力部は、前記画面構造のバリエーションに基づき、画面構造のバリエーションが存在する画面種別の一覧および各画面バリエーションの詳細の少なくともいずかを含む画面仕様を出力することを特徴とする既存システム画面仕様抽出装置。

請求項3

請求項1に記載の既存システム画面抽出装置であって、前記差分抽出部は、前記複数の画面ログ各々共通する画面記述コードの差分を計算することにより、画面の変数情報を抽出し、前記前記画面仕様出力部は、前記画面変数情報を出力することを特徴とする既存システム画面仕様抽出装置。

請求項4

請求項3に記載の既存システム画面仕様抽出装置であって、前記解析部は、記録された画面バリエーション乃至変数情報因果関係分析することにより、各画面バリエーションの表示を決定する因子となる変数およびその変数値を分析して画面バリエーション因子解析結果を算出し、前記画面仕様出力部は、前記画面バリエーション因子分析結果を前記既存システムの画面仕様として出力することを特徴とする既存システム画面抽出装置。

請求項5

請求項3または請求項4のいずれかに記載の既存システム画面仕様抽出装置であって、前記画面仕様出力部は、前記差分抽出部の分析結果から画面上の変数領域を出力し、変数領域の結合や分解、範囲の拡張を含む補正情報受け付け、受け付けられた補正情報を変数領域として特定する画面変数部情報補正部をさらに有することを特徴とする既存システム画面仕様抽出装置。

請求項6

既存システムの画面ログから当該既存システムの画面プログラム仕様を抽出する既存システム画面仕様抽出方法であって、前記画面ログについて、関連する画面の画面ログを複数集約して収集し、収集された複数の画面ログについて、それぞれの関連情報を比較してその差分に関する差分情報を抽出する差分抽出ステップと、前記差分情報を解析して、前記画面ログの画面における共通領域と変数領域を切り分ける解析ステップと、解析された結果である変数領域に関する情報を、前記画面の画面仕様として特定して出力する画面仕様出力ステップとを有することを特徴とする既存システム画面仕様抽出方法。

請求項7

請求項6に記載された既存システム画面仕様抽出方法であって、前記差分抽出ステップは、前記複数の画面ログから当該画面ログの示す画面を生成する画面プログラムの画面構造のバリエーションを、入力された前記画複数の画面ログを構成する各画面ログ間の比較処理により抽出し、前記画面仕様出力ステップは、前記画面構造のバリエーションに基づき、画面構造のバリエーションが存在する画面種別の一覧および各画面バリエーションの詳細の少なくともいずかを含む画面仕様を出力することを特徴とする既存システム画面仕様抽出方法。

請求項8

請求項6に記載の既存システム画面抽出装方法であって、前記差分抽出ステップは、前記複数の画面ログ各々共通する画面記述コードの差分を計算することにより、画面の変数情報を抽出し、前記前記画面仕様出力ステップは、前記画面変数情報を出力することを特徴とする既存システム画面仕様抽出方法。

請求項9

請求項8に記載の既存システム画面仕様抽出方法であって、前記解析ステップは、記録された画面バリエーション乃至変数情報因果関係を分析することにより、各画面バリエーションの表示を決定する因子となる変数およびその変数値を分析して画面バリエーション因子解析結果を算出し、前記画面仕様出力ステップは、前記画面バリエーション因子分析結果を前記既存システムの画面仕様として出力することを特徴とする既存システム画面抽出方法。

請求項10

請求項8または請求項9のいずれかに記載の既存システム画面仕様抽出方法であって、前記画面仕様出力ステップは、前記差分抽出部の分析結果から画面上の変数領域を出力し、変数領域の結合や分解、範囲の拡張を含む補正情報を受け付け、受け付けられた補正情報を変数領域として特定する画面変数部情報補正ステップをさらに有することを特徴とする既存システム画面仕様抽出方法。

技術分野

0001

本発明は、既存の情報システム既存情報システムないし既存システム)について問題点などを分析するための画面仕様を抽出する技術に関する。

背景技術

0002

現在、様々な業務の遂行を、情報システムを用いられている。情報システムは、導入から時間が経過した場合、問題点の解消のために新たなシステムへの置き換え、変更することがなされている。このような置き換えなどにおいては、置き換え前の既存情報システムでの問題点を分析することが行われている。このために、画面仕様の抽出が必要になるが、この本技術分野の背景技術として、特許第5108660号公報(特許文献1)がある。この公報には「情報収集装置が、通信ネットワークを介してアクセス可能な複数のWeb文書から、前記Web文書に含まれるタグに基づいて表形式あるいはデータベース形式の情報を抽出する第1のステップと、抽出した前記表形式あるいはデータベース形式の情報から、前記タグが示す各情報間従属関係に基づいて、所定の項目に対して従属する関係にある属性及び前記属性の内容を示す属性値の関係を有する情報を抽出する第2のステップと、抽出したWeb文書毎に、前記項目、属性及び属性値の関係を有する情報を関連付けて、当該関連付けられた複数のWeb文書毎の情報を、統一した情報として記憶手段に記憶する第3のステップと、を少なくとも実行し、前記第2のステップは、所定の項目に対して、所定の閾値を超える数のWeb文書において共通して従属する情報を、属性及び属性値として抽出することを特徴とする情報収集方法。」と記載されている(請求項1参照)。

0003

また、特開2005‐92889公報(特許文献2)がある。この公報には、「1つのウェブページコヒーレントコンテンツを有する複数の情報ブロックセグメント化するための情報ブロック抽出方法であって、前記ウェブページの構造情報ブロックツリーを生成する構造情報ブロック抽出ステップと、構造情報ブロックをクラスタリング及びマージングし、結果として得られるブロックの意味にラベル付けする意味情報ブロック抽出ステップと、を含む情報ブロック抽出方法。」と記載されている(請求項1参照)。

先行技術

0004

特許第5108660号公報
特開2005‐92889公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明の課題は、既存業務システムにおいて、同種類の業務処理であってもその処理内容からことなる入力や確認処理を実施しなければならないことに起因する業務画面バリエーションに関する仕様を抽出し、利用者提示することである。

0006

前記特許文献1には、Web文書に含まれるタグ情報に基づき、表もしくはデータベース形式の情報を抽出する方法と、タグに含まれる情報の従属関係によって抽出された情報の内容を示す属性値を抽出する方法が記載されている。しかし本手法は、表やデータベースといった事前に与えられた分析対象システム固有の知識に基づき画面上に表示された情報を抽出するにすぎない。例えばWebページ閲覧者ごとに表示される「こんにちは日立太郎さん」のようなウェルカムメッセージにおける閲覧者名「日立太郎」のように、自然文の中に埋め込まれた変数の値を抽出することはできず、各画面のバリエーションの要因となる値を抽出するには不十分である。

0007

また、前記特許文献2には、ある1つのウェブページに対し、タグで与えられる情報ブロックによって、ウェブページ内の情報ブロックを抽出する方法が記載されている。本手法によれば1ウェブページ内に示される情報について明らかにすることはできるが、他方、処理する業務の流れにおいて生じる入力情報表示情報差異、すなわち画面のバリエーションおよびその要因となるデータについては明らかにすることはできない。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明では、画面ログを用いて、任意の画面においてバリエーションがある場合に画面に関する情報の差分を算出することで、これらの仕様を特定するものである。より具体的には、以下の記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、既存システムの画面ログから当該既存システムの画面プログラム仕様を抽出する既存システム画面仕様抽出装置であって、前記画面ログについて、関連する画面の画面ログを複数集約して収集し、収集された複数の画面ログについて、それぞれの関連情報を比較してその差分に関する差分情報を抽出する差分抽出部と、前記差分情報を解析して、前記画面ログの画面における共通領域変数領域切り分ける解析部と、解析された結果である変数領域に関する情報を、前記画面の画面仕様として特定して出力する画面仕様出力部とを有する。また、この既存システム画面仕様抽出装置を用いた既存画面仕様抽出方法も本発明の一態様である。

発明の効果

0009

本発明によれば、業務システム画面の入力情報や表示情報の差異、すなわち画面のバリエーションおよびその要因となるデータについて明らかにすることができる。

図面の簡単な説明

0010

本実施例における既存システム画面仕様抽出装置100の構成図の例である。
既存システム画面仕様抽出装置100が仕様抽出対象とする画面プログラムの入出力関係概念図の一例である。
画面バリエーション差分抽出プログラム120の構成の一例である。
既存システム画面ログ記録部150に格納される情報構成の一例である。
画面バリエーション情報記録部160に格納される情報構成の一例である。
画面A実表示コード(4)350の一例の説明図である。
既存システム画面ログ記録部150の詳細な構成例である。
画面表示コード記録部151に格納される画面表示コード管理テーブルの一例である。
画面遷移情報記録部152に格納される画面遷移テーブルの一例である。
画面バリエーション情報記録部160の詳細な構成例である。
画面バリエーション差分抽出プログラム120の詳細な構成例である。
画面構造抽出プログラム121により解析された画面A表示コード(1)320の説明図の例である。
各画面A表示コード(2)330の画面表示ツリー3300の一例である。
各画面A表示コード(3)340の画面表示ツリー3400の一例である。
各画面A表示コード(4)350の画面表示ツリー3500の一例である。
画面構造バリエーション管理情報記録部161に格納される画面構造バリエーション管理テーブルの例である。
文字列の固定文字列部分および変数文字列部分の分析の説明図の例である。
画面構造ツリーの一例の説明図である。
画面構造ツリー5200の説明図の一例である。
画面構造ツリー5200の固定文字列ノードに含まれる値の一覧である。
画面構造ツリー5300の説明図の一例である。
画面構造ツリーIDが書き込まれた画面構造バリエーション管理情報記録部のテーブルの例である。
部分木構造特徴値算出の説明図の一例である。
集約構造ツリーの一例である。
画面構造ツリー5100より得られる構造集約ツリーの説明図である。
画面構造ツリー5300より得られる構造集約ツリーの説明図である。
構造集約ツリーID書き込みが書き込まれた画面構造バリエーション管理テーブルの例である。
概略構造特徴値の値が書き込まれた画面構造バリエーション管理テーブルの例である。
タグノードを分析して得られた結果の例である。
構造集約ツリーを分析して得られた結果の例である。
テーブルの画面バリエーションID1619が書き込まれた画面バリエーション管理テーブルの例である。
画面変数抽出プログラム124により抽出され画面変数記録部163に書き込まれた、画面変数執着情報の一例である。
バリエーション-変数間関連情報の例である。
バリエーション-変数間関連情報の因果関係分析および頻度分析の結果の例である。
画面バリエーション因子分析結果記録部170の画面バリエーション分析結果テーブルの一例である。
抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション分析結果一覧の表示の例である。
抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション詳細情報の表示の例である。
抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション詳細情報の第2の表示例である。
抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション詳細情報の第3の表示例である。
抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーションの因子情報の表示例である。
本装置100を用いた既存システム画面仕様の抽出の手順の全体を示すフローチャートである。
画面バリエーションを抽出する処理の手順を示すフローチャートである。
画面構造抽出プログラム121の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
画面変数部解析プログラム122の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
画面バリエーション解析プログラム123の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
画面変数抽出プログラム124の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
画面バリエーション因子分析プログラム130の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。
抽出画面仕様出力プログラム140の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

実施例

0011

以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、既存システム画面仕様抽出装置100の例を説明する。
図1は、本実施例における既存システム画面仕様抽出装置100の構成図の例である。
既存システム画面仕様抽出装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、外部記憶装置103、入力装置106、出力装置107、通信装置108を有し、バス104を介してCPU101、メモリ102、外部インターフェース105が接続されている。また外部インターフェース105には、外部記憶装置103、入力装置106、出力装置107、通信装置108が接続されている。

0012

外部記憶装置103は、CPU101において実行される処理プログラムとして既存画面ログ格納プログラム110、画面バリエーション差分抽出プログラム120、画面バリエーション因子分析プログラム130、抽出画面仕様出力プログラム140を保持している。これらのプログラムは外部記憶装置103よりメモリ102に読み出されCPU101で実行される。また、外部記憶装置103は、既存システム画面ログ記録部150と、画面バリエーション情報記録部160と、画面バリエーション因子分析結果記録部170と、画面記述文法記録部180とを有する。

0013

図2は、既存システム画面仕様抽出装置100が仕様抽出対象とする画面プログラムの入出力関係の概念図の一例である。画面A原始プログラム301は、システムの利用者からの要求を受け,画面遷移において画面Aの前画面で入力された前画面入力データ310およびデータベースからのデータ311を入力とし,利用者に表示する画面A実表示コードを出力する。図2では例として,画面A実表示コード(1)320,画面A実表示コード(2)330,画面A実表示コード(3)340,画面A実表示コード(4)350がそれぞれ出力されるイメージを表している。

0014

図3から図6は、本実施例で説明に用いる、画面A実表示コード群の説明図である。共通の画面種別返済計画確認画面」に対する画面表示コードの例として以下説明する。

0015

図3は、画面A実表示コード(1)320の一例の説明図である。符号320iに示される図には、氏名「日立太郎」に対する返済計画確認画面の表示イメージを示している。また、符号320cには、当該表示イメージを表示するための画面表示コードをHTML形式記述した例を示している
図4は、画面A実表示コード(2)330の一例の説明図である。図3同様、符号330iに示される図は、氏名「横花子」に対する返済計画確認画面の表示イメージであり、符号320cは、当該表示イメージを表示するための画面表示コードをHTML形式で記述した例である。

0016

図5は、画面A実表示コード(3)340の一例の説明図である。図3同様、符号340iに示される図は、氏名「東京みやこ」に対する返済計画確認画面の表示イメージであり、符号340cは、当該表示イメージを表示するための画面表示コードをHTML形式で記述した例である
図6は、画面A実表示コード(4)350の一例の説明図である。図3同様、符号350iに示される図は、氏名「三郎」に対する返済計画確認画面の表示イメージであり、符号350cは、当該表示イメージを表示するための画面表示コードをHTML形式で記述した例である。

0017

以上図3から図6により、本実施例で説明に用いる図2の画面A表示コード群の例を示した。なお、画面表示コード320c、330c、340cおよび350cは、本実施例の説明で必要な部分を記述しており、説明に直接関係しない記述は省略している。また、本実施例では図2の画面A表示コードについて4例のみを示しているが、これは説明の簡単のためであり、実際には業務システムの実運用を通じて獲得された、大量の画面表示コードが存在している。

0018

また、図2においては、簡単のため画面A原始プログラム301のみを示しているが,実際のシステムにおいては、複数の画面原始プログラムが存在する。本実施例では、名称など識別子の単位で識別される画面原始プログラムを画面種別と呼称し、同一の画面種別の中で出力される画面実表示コードの構造の違いをバリエーションと呼称する。例えば、符号320iに示される画面イメージと、符号330iで示される画面イメージは同じ「返済計画確認画面」であり、同一の画面種別である。符号321iに示されるお客様情報より下3行と、符号331iに示されるお客様情報の下3行は、表示される値こそ異なるが、氏名、住所返済方法の項目は共通している。しかしながら、符号325iに示される今後の返済計画は箇条書き形式返済日と各回の返済金額が示されているのに対し、符号335iに示される今後の返済計画は、表形式で示されており、構造が異なっている。このように画面種別が同一であるが、表示される情報の構造が異なっているという例をバリエーションと呼ぶ。この単一画面種別におけるバリエーションの種類を、大量の画面表示コードから自動的に抽出し、頻度が少ないものも含めて明らかにすることが本実施例の目的の一つである。

0019

図7は、既存システム画面ログ記録部150の詳細な構成例である。既存システム画面ログ記録部150は、画面表示コード記録部151と画面遷移情報記録部152とを有する。画面表示コード記録部151には、画面表示コード自身に加え、これら画面表示コードを管理するテーブルが記録される。

0020

図8は、画面表示コード記録部151に格納される画面表示コード管理テーブルの一例である。本実施例において、画面表示コード管理テーブルには、画面種別ID1511、画面種別名1512、画面表示コードID1513が含まれる。画面種別ID1511は画面種別名1512に対し一意に与えられるIDであり、画面表示コードID1513は画面表示コードの実態を参照するための一意に与えられるIDである。レコード1515は画面A実表示コード(1)320を示し、レコード1516は画面A実表示コード(2)330を示し、レコード1517は画面A実表示コード(3)340を示し、レコード1518は画面A実表示コード(4)350を示す。これらの情報は、既存画面ログ格納プログラム110により取得された格納される。

0021

図7戻り、画面遷移情報記録部152には、画面遷移情報が記録される。

0022

図9は、画面遷移情報記録部152に格納される画面遷移テーブルの一例である。本実施例において、画面遷移テーブルには、画面遷移ID1521、当画面表示コードID1522、前画面表示コードID1523が含まれる。当画面表示コードID1522および前画面表示コードID1523に含まれる値は、画面表示コード記録部151に格納された画面表示コードID1513に記録されているものである。例えば、レコード1525は、画面A表示コード(1)320の前画面は「IRP_921」に記録されている画面表示コードで示される画面であることを示す。

0023

図10は、画面バリエーション情報記録部160の詳細な構成例である。本実施例において画面バリエーション情報記録部160は、画面構造バリエーション管理情報記録部161と、画面構造ツリー記録部162と、画面変数記録部163とを有する。各部に格納されるデータの詳細は、画面バリエーション差分抽出プログラム120の処理とともに後述する。

0024

図11は、画面バリエーション差分抽出プログラム120の詳細な構成例である。本実施例おいて、画面バリエーション差分抽出プログラム120は、画面構造抽出プログラム121と、画面変数部解析プログラム122と、画面バリエーション解析プログラム123と、画面変数抽出プログラム124から成る。

0025

画面構造抽出プログラム121はまず、既存システム画面ログ記録部150の画面表示コード記録部151に格納されている画面表示コードを読み出し、画面記述文法記録部180に記録されている画面表示コードの文法に基づき、各画面表示コードの構造を解析する。

0026

図12は、画面構造抽出プログラム121により解析された画面A表示コード(1)320の説明図の例である。画面構造抽出プログラム121は、画面表示コード記録部151より画面A表示コード(1)320を読み出し、画面記述文法記録部180に記録されている画面表示コードの文法に従い、構造を解析する。本実施例ではHTMLの文法に基づき解析し、画面表示ツリー3200を構築する。画面表示ツリー3200に示したツリーは本実施例の説明に必要な部分以外は省略している。画面表示ツリーの構築方法については、既存の手法も知られているため本実施例の中での詳細な説明は割愛する。なお、画面表示ツリー3200内の円形は下位に子構造を持つことを示す根ノード、もしくは中途ノードを表し、矩形終端ノードを表す。根ノード、中途ノードにはHTMLタグの情報が格納され、終端ノードには通常画面に表示される文字列が格納される。以降、本実施例では根ノード、中途ノードをタグノードと呼称し、終端ノードを文字列ノードと呼称する。例えば、タグノード3210は、画面A表示コード(1)320におけるbodyタグが付与されたノードであり、親タグノードにhtmlタグノード3205、子ノードにdivタグノード3211および、これとは異なるdivタグノード3212が存在することを示す。また、字句ノードには、一定のルールに従いこの番号を付与する。本実施例では、深さ優先探索した結果登場した順序によって番号を付与している。例えば、字句ノード3220の矩形内に示された「1」は表示ツリー3200の番号1であることを示している。

0027

表3250は、画面表示ツリー3200の字句ノードの値を一覧表示したものである。番号3251は、画面表示ツリー3200の字句ノードに与えられた番号を意味し、文字列3252は字句ノードの位置に存在する文字列を意味する。例えば、字句ノード3220には矩形内に番号1が示されており、これはレコード3261に対応する。すなわち、字句コード3220には「お客様情報」という文字列が存在することを表している。なお、本実施例では説明のため字句ノードについては別途表に纏めたが、画面表示ツリーの字句ノードに直接文字列情報を収めてもよい。画面構造抽出プログラム121は、解析結果の画面表示ツリー3200に対し一意にアクセスできるキー3201(本例ではTR_CRP_1001)を付与する。

0028

次に画面構造抽出プログラム121は、画面表示ツリー毎の概略画面特徴値を算出する。概略構造値は、画面表示ツリーの構造およびタグノードの種類に基づき算出される。例えば、ツリーの根タグノードから深さ優先探索でタグノード、字句ノードを巡回し、その際得られるタグノードのタグの種類を文字列として連結した「htmlheadbodydivh2・・・・」などの文字列でもよいし、これのハッシュ値を算出した結果でもよい。本実施例では、ハッシュ値を算出した結果を示す。なお、概略画面特徴値を算出する際、字句ノードについては字句ノードが存在することを算出に用い、字句ノードに含まれる文字列そのものは値算出の対象としない。特徴値3202は、画面表示ツリー3200の概略画面特徴値の例である。

0029

以上の処理を終えた場合、画面構造抽出プログラム121は、画面表示ツリーへのアクセスキーおよび画面表示ツリーの概略画面特徴値を画面構造バリエーション管理情報記録部161に書き込む。また、画面表示ツリーを画面構造ツリー記録部162に書き込み制御を画面変数部解析プログラム122に移す。

0030

図13から図15は、本実施例の説明で用いる各画面A表示コードの解析結果例である。表示ツリーの作成方法や各図の表記図12と同様であり、詳細は割愛する。各要素については、後述する画面構造抽出プログラム121や画面構造抽出プログラム121の動作説明の中で必要に応じて述べる。

0031

図13は、各画面A表示コード(2)330の画面表示ツリー3300の一例である。画面表示ツリー3300は、画面構造抽出プログラム121による画面A表示コード(2)330の解析結果である。表3350は、画面表示ツリー3200の字句ノードの値を一覧表示したものである。

0032

図14は、各画面A表示コード(3)340の画面表示ツリー3400の一例である。画面表示ツリー3400は、画面構造抽出プログラム121による画面A表示コード(3)3400の解析結果である。表3450は、画面表示ツリー3400の字句ノードの値を一覧表示したものである。

0033

図15は、各画面A表示コード(4)350の画面表示ツリー3500の一例である。画面表示ツリー3500は、画面構造抽出プログラム121による画面A表示コード(4)3500の解析結果である。表3550は、画面表示ツリー3500の字句ノードの値を一覧表示したものである。

0034

図16は、画面構造バリエーション管理情報記録部161に格納される画面構造バリエーション管理テーブルの例である。画面構造バリエーション管理テーブル1610は、画面種別ID1611、画面種別名1612、画面表示コード1613、画面表示ツリーID1614、概略画面特徴値1615、画面構造ツリーID1616、繰返構造集約ツリーID1617、構造集約ツリー特徴値1618、画面バリエーションID1619を記録するカラムを有するテーブルである。画面種別ID1611、画面種別名1612、画面表示コード1613には、画面構造抽出プログラム121により解析された画面表示コードの画面種別ID1511、画面種別名1512、画面表示コード1513が書き込まれ、画面表示ツリーID1614には画面構造抽出プログラム121によって構築された画面表示ツリーへのアクセスキーが書き込まれ、概略画面特徴値1615には画面構造抽出プログラム121によって算出された概略画面特徴値が書き込まれる。

0035

図11に戻り、画面変数部解析プログラム122は、画面構造抽出プログラム121によって解析され画面構造バリエーション管理情報記録部161に書き込まれた画面構造管理テーブルの情報、および画面構造ツリー記録部162に書き込まれた画面表示ツリーに基づき、各画面表示コードの変数部分を抽出する。

0036

まず、画面変数部解析プログラム122は、画面構造バリエーション管理テーブル1610の概略画面特徴値1615をキーとして、画面表示ツリーをグルーピングする。例えば、レコード1621が示す画面A表示コード(1)320(画面表示コードIDCRP_1001)と、レコード1623が示す画面A表示コード(3)340(画面表示コードIDCRP_1003)が示す概略画面特徴値1615は「bdX1Q3341」で同値であるため、同一グループとして処理する。レコード1622が示す画面A表示コード(2)330(画面表示コードIDCRP_1002)およびレコード1624が示す画面A表示コード(4)350(画面表示コードIDCRP_1004)は異なる概略画面特徴値を持つため、それぞれ別グループとして処理する。以降、画面A表示コード(1)320および画面A表示コード(3)340が属する概略画面特徴値「bdX1Q3341」のグループを例として、画面変数部解析プログラム122の動作を説明する。

0037

画面変数部解析プログラム122は、画面構造バリエーション管理テーブル1610より概略画面特徴値「bdX1Q3341」の値を持つグループについて、画面表示ツリーID1613をキーとして画面表示ツリーを画面遷移情報記録部152より取得する。実際には多数の画面表示ツリーが取得されるが、本実施例の中では簡単のため画面A表示コード(1)320の画面表示ツリー3200および画面A表示コード(4)350の画面表示ツリー3500の2つを代表例として以降の説明に用いる。

0038

前述の通り、概略画面特徴値が同一の画面表示ツリーは同一の構造を持つ。すなわち、各画面表示コードの際は、字句ノード部分に現れる。また、同一の画面種類の中で同一の構造であることから、番号の同じ字句ノードに含まれる文字列は同種の値を示すものと考えられる。画面構造抽出プログラム121は、取得した各画面表示ツリーについて、同じ番号を持つ字句ノードの値を集約する。そして、集約された文字列群について、字句の差分を算出し、集約されたすべての文字列に共通する固定文字列部分と、集約されたすべての文字列の中で変化があった変数文字列部分とを分解する。

0039

図17は、文字列の固定文字列部分および変数文字列部分の分析の説明図の例である。

0040

矩形4100には、概略画面特徴値「bdX1Q3341」における番号1の文字列群の分析のイメージを示している。表4110は、概略画面特徴値「bdX1Q3341」グループの各画面表示ツリーの番号1の文字列群を集約した結果の例である。レコード4111は、画面表示ツリー3200における番号1の文字列の値である(図12レコード3261参照)。レコード4112は、画面表示ツリー3400における番号1の文字列の値である(図14レコード3461参照)。本実施例において、表4110に「お客様情報」という文字列が集約されたため、結果として固定文字列部分4115「お客様情報」のみが得られ、変数文字列部分はないことが得られる。結果、概略画面特徴値「bdX1Q3341」グループの各画面表示ツリーの番号1は固定文字列部分4115「お客様情報」のみから構成されることが得られる。

0041

矩形4200には、概略画面特徴値「bdX1Q3341」における番号2の文字列群の分析のイメージを示している。表4210は、概略画面特徴値「bdX1Q3341」グループの各画面表示ツリーの番号2の文字列群を集約した結果の例である。レコード4211は、画面表示ツリー3200における番号2の文字列の値である(図12レコード3262参照)。レコード4212は、画面表示ツリー3400における番号2の文字列の値である(図14レコード3462参照)。本実施例においては表4210に格納された文字列は、文字列開始から3字が「氏名:」という共通する文字列から開始する。そこで、当該部分を固定文字列部分4215「氏名:」として抽出する。後続の文字列については各画面では共通でないため変数文字列部分4216と抽出する。結果、概略画面特徴値「bdX1Q3341」グループの各画面表示ツリーの番号2は固定文字列部分4215「氏名:」とその文字列に後続し変数文字列部分4216から構成されることが得られる。

0042

次に、画面変数部解析プログラム122は、前述の処理で得られた文字列ノードに含まれる文字列の固定文字列部分および変数文字列部分の分析結果をもとに、画面表示における変数部分を明らかにした画面構造ツリーを構築する。具体的には、各番号の文字列タグを分析の結果得られた固定文字列部分をノードとする固定文字列ノードと、変数文字列部分をノードとする変数文字列ノードに置換した新たなツリー、すなわち画面構造ツリーを構築する。置換された、固定文字列ノードと変数文字列ノードには、新たに画面構造ツリー内で一意となるよう一定のルールでそれぞれ識別番号を振る。

0043

図18は、画面構造ツリーの一例の説明図である。図に示した画面構造ツリー5100は、前述の概略画面特徴値「bdX1Q3341」を持つ画面表示ツリーを画面変数部解析プログラム122が分析し、その結果に基づき、文字列ノードを固定文字列ノードと変数文字列ノードに置換した結果である。画面構造ツリーの終端ノードにおいて、矩形で示したノードが固定文字列ノードであり、角丸の矩形で示したノードが変数文字列ノードである。固定文字列ノード5110および変数文字列ノード5111は、概略画面特徴値「bdX1Q3341」を持つ画面表示ツリーの番号2の文字列ノード(例えば画面表示ツリー3200の文字列ノード3221)を、分析の結果得られた固定文字列部分4215を示すノードと変数文字列部分4216を示すノードにそれぞれ置き換えたものである。表5150は、画面構造ツリー5100の固定文字列に含まれる固定文字列の値である。

0044

図19から図21では、上記で詳しく述べなかった概略画面特徴値「a2VI3fakd」および、概略画面特徴値「3Ikadj8ag」(図16参照)を持つグループの分析結果から得られた画面構造ツリーの例を示す。構築方法及び図の表記方法については図18と同様であるため詳細は割愛する。

0045

図19は、画面構造ツリー5200の説明図の一例である。画面構造ツリー5200は、概略画面特徴値「a2VI3fakd」を持つ画面表示ツリーを画面変数部解析プログラム122が分析して得られた結果である。
図20は、画面構造ツリー5200の固定文字列ノードに含まれる値の一覧である。

0046

図21は、画面構造ツリー5300の説明図の一例である。画面構造ツリー5300は、概略画面特徴値「3Ikadj8ag」を持つ画面表示ツリーを画面変数部解析プログラム122が分析して得られた結果である。表5350は、画面構造ツリー5300の固定文字列ノードに含まれる値の一覧である。

0047

以上のように、画面変数部解析プログラム122は各概略画面特徴値の画面構造ツリーを構築したのち、各画面構造ツリーに対してアクセスできるID(例えば5101:図18参照)を付与し、画面構造バリエーション管理情報記録部161に画面構造ツリーIDを、画面構造ツリー記録部162に得られた画面構造ツリー群を各々書き込む。以上が画面変数部解析プログラム122の動作である。

0048

図22は、画面構造ツリーIDが書き込まれた画面構造バリエーション管理情報記録部のテーブルの例である。画面構造バリエーションテーブルの例1610aは、上記の処理の結果得られた画面構造ツリーIDをテーブル内の画面構造ツリーIDカラム1616に書き込んだ結果である。

0049

図11に戻り、画面バリエーション解析プログラム123は、画面変数部解析プログラム122により画面構造ツリー記録部162に書き込まれた画面構造ツリー群を取得し、各画面種類の画面バリエーションを解析する。より具体的には、画面バリエーション解析プログラム123は、画面構造ツリーを分析し、構造の繰り返し部を発見し、一つの繰り返し部分として構造上集約することで、精度の高い画面バリエーションを抽出する。例えば、画面表示ツリー3300と画面表示ツリー3500とは、保持するノードの個数が異なるため、異なる概略画面特徴量が算出され、別種の画面構造ツリーとして画面構造ツリー記録部162に書き込まれている。しかしながら、画面A表示コード(2)330(図4参照)および画面A表示コード(2)350(図6参照)で示した通り、表形式で表示されている部分のレコード数が異なっているだけで、表している情報としては同じものであり、このレコード数が異なるごとに別種のバリエーションとすると、結果を受ける開発者にとっては多くのノイズを含むことになる。そこで、繰り返し部分の発見、集約により、結果として得られる画面バリエーションの精度を高める。

0050

画面バリエーション解析プログラム123は、まず各画面構造ツリーに存在する各タグノードに対して、自身を含む下位の部分木に対し、同一の構造であれば同一の値を持つような特徴値を算出する。これを以降では部分木構造特徴値と呼称する。特徴値の算出に用いられるデータは、部分木に含まれるタグノードの情報と位置、部分木に含まれる固定文字列ノードの文字列情報と位置、部分木に含まれる変数文字列の位置である。変数文字列については、変数内に実際に入る値は可変であるため、部分木構造特徴値の算出には位置を用いる。ここで、変数文字列については、内容について考慮せず、また、位置のみを用いて上記の算出を行ってもよい。

0051

図23は、部分木構造特徴値算出の説明図の一例である。タグノード5230は、画面構造ツリー5200内のタグノード5230と同じものであり(図19参照)本図は、タグノード5230以下の部分木を示す図である。各タグノードには説明の便宜上Idを付与した。表6200は、各タグノードから始まる部分木について、巡回して得られた情報を文字列化した情報の一覧である。本例において文字列内で記号「<」および「>」で括られている文字列はタグノードの情報、記号「”」および「”」で括られている文字列は固定文字列ノードの情報、文字列「[var]」で示されているのは変数文字列ノードの出現位置である。例えば、idが17のレコードは、「td」タグノード配下に変数文字列ノード、文字列の値が「/」の固定文字列ノード、変数文字列ノードの順で存在していることを示す。このようにして、各部分木に対して部分木巡回文字列を計算していく。この部分木巡回文字列を部分木構造特徴値として用いても構わないが、画面構造ツリーの根に近い部分木では文字長が長くなりすぎるため、本実施例ではこの文字列のハッシュを計算するなどし、同一の文字列をグルーピング容易な値を付与する。表6210は、以上の処理により算出された部分木構造特徴値の一覧の例である。説明のため可読性が高い値を便宜上記述している。

0052

次に、画面バリエーション解析プログラム123は、得られた部分木構造特徴値に基づき、各画面構造ツリー内に含まれる繰り返し構造を発見、集約していく。画面バリエーション解析プログラム123は、分析対象としている画面構造ツリーの根ノードより順に巡回し、現在のタグノードの子ノードを始点とする部分木の部分木構造特徴値をそれぞれ取得する。取得した部分木構造特徴値が同一の部分木があれば、当該部分木構造の繰り返しと判断し、構造が共通する部分木を1つに集約する。集約したのち、集約結果の部分木の始点タグノードに繰り返しを示すフラグを付与する。以上の処理を終え、画面構造ツリー内の繰り返し構造が集約された繰り返し構造集約ツリー対にし、一意にアクセス可能な繰り返す構造集約ツリーIDを付与する。

0053

以下、図23の部分木構造特徴値が得られた部分木を例として説明する。画面バリエーション解析プログラム123は、巡回においてタグノード5230に到達した際、タグノード5230の子ノードの部分木構造特徴値を参照する。タグノード5230の第1の子ノードであるidに13が割り当てられたタグノードの部分木構造特徴値はSUBHASH_13である。タグノード5230の第2の子ノードであるidに16が割り当てられたタグノードの部分木構造特徴値はSUBHASH_16である。これら2つのノードは部分木構造特徴値が異なるため、異なる構造を持つと判断する。タグノード5230の第3の子ノードであるidに19が割り当てられたタグノードの部分木構造特徴値はSUBHASH_13である。この時、idに16が与えられたタグノードと、idに19が与えられたタグノードは同一の部分木構造特徴値を持つ。そこで、画面バリエーション解析プログラム123は、これら二つのタグノードから始まる部分木を集約可能と判断し、集約する。省略されているが、タグノード5230の第4の子ノードであるidに22が割り当てられたタグノードの部分木構造特徴値も、id「13」およびid「19」のタグノードと同じ部分木構造特徴値を持つため、集約する。

0054

図24は、集約構造ツリーの一例である。上記の処理により、画面構造ツリー5200の部分木の繰り返し構造が集約された結果である。タグノード7030が、図23におけるタグノード5230に相当する。タグノード5230の右部分木が集約結果として得られた繰り返し部であり、吹き出し図7040に示したように部分木の始点タグノード7031は、繰り返しであるフラグがオンになっている。構造集約ツリー7000を構築後、構造集約ツリー7000に一意にアクセスできる構造集約ID7001を付与する。

0055

図25は、画面構造ツリー5100より得られる構造集約ツリーの説明図である。画面構造ツリー5100には繰り返し構造がないため、構造集約ツリー7100は画面構造ツリー5100と同形である。

0056

図26は画面構造ツリー5300より得られる構造集約ツリーの説明図である。画面構造ツリー5300には繰り返し構造がないため、構造集約ツリー7200は画面構造ツリー5300と同形である。

0057

以上のように各画面構造ツリーを集約した構造集約ツリーを構築したのち、画面バリエーション解析プログラム123は、画面構造バリエーション管理情報記録部161のテーブルに集約前の画面構造ツリーIDに対応するレコードに得られた繰り返し構造集約ツリーIDを書き込み、構造集約ツリーを画面構造ツリー記録部162に書き込む。

0058

図27は、構造集約ツリーID書き込みが書き込まれた画面構造バリエーション管理テーブルの例である。

0059

次に、画面バリエーション解析プログラム123は、得られた構造集約ツリーの各々に対しての概略構造特徴値を算出する。概略構造特徴値は、構造集約ツリーに含まれるタグノードの情報およびその位置、固定文字列ノードの情報およびその位置、変数文字列ノードの位置により算出される、構造を一意に特定できる値である。なお、概略構造特徴値算出に当たっては、繰り返しを示すフラグは含めずに計算する。これは同じ情報を集約するためであり、例えば可変長の表において1レコードしかない表であっても、複数のレコードが存在する表と同様に扱い集約するためである。概略構造特徴値の具体的な算出方法については、前述の概略画面特徴値および部分木特徴値と同様であるため割愛する。

0060

図28は、概略構造特徴値の値が書き込まれた画面構造バリエーション管理テーブルの例である。

0061

次に、画面バリエーション解析プログラム123は、画面構造バリエーション管理情報記録部161に書き込まれた画面構造バリエーション管理テーブル1610cの概略構造特徴値1618に基づき、同一の構造集約特徴値を持つ繰返構造集約ツリーを繰返構造集約ツリーID1617をキーに画面構造ツリー記録部162より取得する。取得された繰返構造集約ツリー群に対し、画面バリエーション解析プログラム123は繰り返しフラグが付与されたタグノードを検索し、得られた繰返構造集約ツリー群において、一つでも繰り返しフラグが付与されたタグノードについて繰り返しフラグを改めて付与したツリーを構築する。これを画面バリエーションツリーと呼ぶ。

0062

例えば、図24の繰り返し構造集約ツリー7000(構造集約ツリーID:SMTR_100_0002)と、図26の繰り返し構造集約ツリー7200(構造集約ツリーID:SMTR_100_0003)は同じ構造集約特徴値「VWXYZ123」を持つ。これらツリーにおいて、繰り返しフラグがオンになっているタグノードを抽出する。すると、構造集約ツリー7000のタグノード7031は繰り返しフラグがオンになっている。構造集約ツリー7200では、構造上の同位置にあるタグノード7231の繰り返しフラグはオフであるが、構造集約ツリー群の中で1つでも繰り返しフラグがオンであるタグノードが存在することが条件であるため、当該位置の繰り返しフラグをオンにした、画面バリエーションツリーを構築する。

0063

図29は、同様に他のタグノードを分析して得られた結果の例である。また、図30は、同様に構造集約特徴値「ABCDEF」を持つ繰り返し構造集約ツリーを分析して得られた結果の例である。

0064

画面バリエーション解析プログラム123は、こうして得られた画面バリエーションツリーに一意にアクセスでききる画面バリエーションIDを付与し、付与した画面バリエーションIDを画面構造バリエーション管理情報記録部161内のテーブルの画面バリエーションID1619に書き込み、画面バリエーションツリーを画面構造ツリー記録部162に書き込む。

0065

図31は、テーブルの画面バリエーションID1619が書き込まれた画面バリエーション管理テーブルの例である。

0066

以上が画面バリエーション解析プログラム123の動作である。画面バリエーション解析プログラム123により,各画面種別のバリエーションが画面ログより明らかにされることにより,ユーザは既存画面仕様における画面の分岐について網羅的に把握することができる。

0067

図11に戻り、画面変数抽出プログラム124は、画面構造抽出プログラム121、画面変数部解析プログラム122および画面バリエーション解析プログラム123により解析され、画面構造バリエーション管理情報記録部161、画面構造ツリー記録部162に格納された画面表示ツリーおよび画面バリエーションツリーに基づき、各画面表示コードに含まれている変数情報を抽出する。これら変数情報は、図2を例とするならば、前画面入力データ310もしくは、データベースからのデータ311を入力源として画面A原始プログラム301により各画面A表示コードへと埋め込まれたものである。

0068

より具体的には、画面変数抽出プログラム124は、画面構造バリエーション管理情報記録部161に格納される画面構造バリエーション管理テーブル1610d(図31参照)の各レコードについて、画面表示ツリーID1614および画面バリエーションID1619に基づき画面構造ツリー記録部162より画面表示ツリーと画面バリエーションツリーを取得する。画面変数抽出プログラム124は、双方のツリー構造に基づき、画面表示ツリーの文字列ノードに対して、画面バリエーションツリーの固定文字列ノードおよび変数文字列ノード情報をマッチングすることで、変数文字列ノード部に含まれる具体的な文字列を、画面表示ツリーの字句ノードより取得する。

0069

以下、図31の画面構造バリエーション管理テーブル1610dのレコード1621を例として説明する。画面バリエーション解析プログラム123は、レコード1621の画面表示コードID1613「CRO_1001」および、画面バリエーションID1619「VARTR_100_001」に基づき、画面構造ツリー記録部162よりそれぞれ画面表示ツリー3200(図12)と画面バリエーションツリー8100を取得する。そして画面表示ツリーの文字列ノードに対応する、画面バリエーションツリーの固定文字列ノード、変数文字列ノード情報を用い、変数抽出処理を実施する。例えば画面表示ツリー3200の文字列ノード3220に対応する画面バリエーションツリーの要素は、固定文字列ノード8111である。よって変数抽出処理を省略できる。画面表示ツリー3200の文字列ノード3221に対応する画面バリエーションツリーの要素は、固定文字列ノード8112および変数文字列ノード8113である。変数文字列ノードを含むため、変数処理を実施する。文字列ノード3221の文字列は「氏名:日立太郎」であり、固定文字列ノード8112の文字列は「氏名:」である。よって、これが取り除かれた「日立太郎」が画面表示ツリー3200の当該位置の変数文字列ノードに含まれる変数値である。

0070

また、これまで述べてきたように同一の画面種類であっても画面バリエーションが生じているため、単純に出現した順序で変数をまとめることはできない。画面バリエーション解析プログラム123は、画面バリエーションツリーに付与されている部分木特徴値に基づき、同じ値を持つ部分木に所属している変数文字列ノードを同一のものと判断し、抽出した変数を画面種別単位でまとめた後、画面変数記録部163に書き込む。

0071

図32は、画面変数抽出プログラム124により抽出され画面変数記録部163に書き込まれた、画面変数執着情報の一例である。テーブル1620は少なくとも、画面ID1621、画面表示ID1622および画面上に現れた変数の種類の個数分の変数格納部から構成される。

0072

以上が、画面変数抽出プログラム124の処理である。これまでに述べた画面変数抽出プログラム124および前段となる画面構造抽出プログラム121,画面変数部解析プログラム122,画面バリエーション解析プログラム123の処理によって画面変数抽出を抽出可能とすることで,画面ログから取得されるデータより変数の統計解析などを容易とし,既存システム仕様把握の容易化,効率化が期待できる。

0073

図1に戻り、画面バリエーション因子分析プログラム130は、既存画面ログ格納プログラム110により既存システム画面ログ記録部150に格納された画面遷移情報、画面バリエーション差分抽出プログラム120により抽出され画面バリエーション情報記録部160に格納された画面バリエーション情報、同じく画面変数情報に基づき、画面のバリエーションを決定する変数およびその変数値を互いの依存関係分析により算出する。

0074

画面バリエーション因子分析プログラム130は、画面バリエーション情報記録部の画面種類を示す画面種別ID1611毎に分析を進める。画面バリエーション情報記録部の各レコードについて、画面表示コードID1613と画面バリエーションIDを取得する。次に、画面表示コードID1613に基づき、画面変数記録部163を検索し、当該画面表示コードIDに該当する画面変数群を取得する。次に、画面変数群の各画面変数に対し、値を取得し、画面表示コードIDと、画面変数の値と、先に取得した画面バリエーションIDとから成るレコードすなわちバリエーション-変数間関連情報を構成し、画面バリエーション因子分析結果記録部170に書き込む。また、取得した画面表示コードIDに基づき、画面遷移情報記録部152を検索し、当該表示コードIDの前画面となる画面表示コードID(前画面表示コードID)を取得する。得られた前画面表示コードIDに基づき、画面変数記録部163を検索し、画面表示コードIDに該当する画面変数群を取得する。以降、前述と同様にして表示画面コードID(前画面表示コードではない)、画面変数の値、画面バリエーションIDからバリエーション-変数間関連情報を構成し画面バリエーション因子分析結果記録部170に記録する。

0075

図33は、バリエーション-変数間関連情報の例である。表1710は、画面種別ID「SC100」の画面表示コードID1711ごとの変数var1 1712の変数値と画面バリエーションID1713の関係を示している。同様に表1720は、画面種別ID「SC100」の画面表示コードID1721ごとの変数var2 1722の変数値と画面バリエーションID1723の関係を示している。また、表1730は、画面種別ID「SC100」の画面表示コードID1731ごとの変数var3 1732の変数値と画面バリエーションID1733の関係を示している。

0076

次に画面バリエーション因子分析プログラム130は、得られた各バリエーション-変数間関連情報に対して因果関係分析と頻度分析を実施する。因果関係分析とは、バリエーション-変数間関連情報を分析、集約し変数の値に対して取りうる画面バリエーションが何であるかを集計することである。頻度分析とは、その画面種別において各変数の値の出現する割合の算出のことである。

0077

図34は、バリエーション-変数間関連情報の因果関係分析および頻度分析の結果の例である。バリエーション-変数間関連情報の例である。表1740は、表1710の分析結果であり、変数var1 1741の変数値毎の頻度1742、および各変数値の取りうる画面バリエーションID1743を示している。表1750は、表1720の分析結果であり、変数var2 1751の変数値毎の頻度1752、および各変数値の取りうる画面バリエーションID1753を示している。表1760は、表1730の分析結果であり、変数var1 1761の変数値毎の頻度1762、および各変数値の取りうる画面バリエーションID1763を示している。

0078

次に画面バリエーション因子分析プログラム130は、バリエーション-変数間関連情報の因果関係分析および頻度分析の結果に基づき、画面バリエーションの発生要因となる因子を分析する。まず、画面バリエーション因子分析プログラム130は、各変数値に対する取りうる画面バリエーションIDを分析する。1つの変数値に対し、取りうる画面バリエーションが複数存在するレコードが1件でもあれば、その画面変数を画面バリエーションの発生要因からは除外する。その1値だけではバリエーションが決定されないためである。次に、画面バリエーション因子分析プログラム130は各変数値の頻度を分析する。頻度が一定の閾値を超える変数値が一つもない場合は、その画面変数は画面バリエーションの発生要因からは除外する。これは、出現頻度が限りなく0に近ければ、ある変数値は1つのバリエーションしか取りえないためである。本実施例では画面表示コードが十分得られたとして、1%を閾値に以降説明を進めるが、得られた画面表示コードの総数、画面バリエーションIDの数、変数値の種類によって適切な値は変動するため、必ずしもこの値に限定するものではない。

0079

図34に戻り、表1750に示される例は、取りうる画面バリエーションID1753が、1つの変数値、例えば「東京都千代田区」に対し2つあるため、画面バリエーション因子分析プログラム130は画面バリエーションの発生要因とならないと判断する。表1749に示される例は、各変数値に取りうる画面バリエーションID1743が1つであるが、変数値の頻度が1%に満ちていないため、画面バリエーション因子分析プログラム130は、は画面バリエーションの発生要因とならないと判断する。表1760に示される例は、いずれの条件もクリアしているため、画面バリエーション因子分析プログラム130は、これを画面バリエーションの発生要因と判断する。

0080

画面バリエーション因子分析プログラム130は、以上で得られた結果を画面バリエーション因子分析結果記録部170に書き込む。

0081

図35は、画面バリエーション因子分析結果記録部170の画面バリエーション分析結果テーブルの一例である。画面バリエーション分析結果テーブル1700は、画面種別ID1701と、変数所属画面種別ID1702と、因子変数候補1703と、変数値1704と、取りうる画面バリエーションID1705とを有する。

0082

以上が、画面バリエーション因子分析プログラム130の処理である。画面バリエーション因子分析プログラム130の処理によって画面バリエーションの要因となる変数および変数の具体的な値が自動的に明らかとなり,既存システムのロジック仕様把握の効率化が期待できる。

0083

図2に戻り、抽出画面仕様出力プログラム140は、画面バリエーション情報記録部160および画面バリエーション因子分析結果記録部170に基づき、利用者に画面バリエーション情報を出力装置107を通じて提示する。以下、結果の提示については抽出画面仕様出力プログラム140の動作として説明する。

0084

画面バリエーション情報記録部160は、利用者からの要求に応じ既存システム画面仕様抽出装置100への分析対象のシステムの画面種別について、画面バリエーションを持つ画面種別を一覧として提示する。この提示は、画面構造バリエーション管理情報記録部161のテーブルの情報に基づく。

0085

図36は、抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション分析結果一覧の表示の例である。画面9000は、利用者に対し画面バリエーションの一覧を提示する例であり、本画面は少なくとも、画面種別名9002、画面バリエーション数9003とを有する。また、画面バリエーションを持つ画面種別への通番9001および、各画面種別毎に画面バリエーションを表示するための詳細リンク9004を有する。レコード9005に示した情報は、本実施例でこれまで分析を進めてきた具体例に基づくものであり、例えば、画面構造バリエーション管理情報記録部161に格納された画面構造バリエーションテーブル1610d(図31)の画面種別ID1611「SC100」について、画面種別名1612「返済計画確認画面」が画面種別名9002に、画面バリエーションID1619の取りうる値を集計した「2」という値が画面バリエーション数9003に表示されている。

0086

また、画面バリエーション情報記録部160は、利用者からの要求に応じ既存システム画面仕様抽出装置100への分析対象のシステムのある画面種別について、画面バリエーションの詳細を示す。この提示は、画面バリエーション情報記録部160に格納されている情報に基づく。また、画面表示コード記録部151の情報も場合によって参照する。

0087

図37は、抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション詳細情報の表示の例である。画面9100は、利用者に対しある画面種別の画面バリエーションを提示する例であり、本実施例で説明に用いてきた画面種別ID「SC100」による表示例である。画面9100は、画面種別ID「SC100」の画面バリエーションについて、例えば画面バリエーション管理テーブル1610dよりパターンとして表示する画面バリエーションID1619を持つ画面表示コードID1613をランダムに1つ選択し、選択された画面表示コードIDに基づき、画面表示コード記録部151から具体の画面表示コードを取得する。取得された画面表示コードを実際に表示のと同様レンダリングし、画面の表示サンプルとして利用者に示す。

0088

図38は、抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション詳細情報の第2の表示例である。画面9110は、図37と同様の方法にて取得した各画面バリエーションのサンプルとなる画面表示コードを、そのまま文字列として利用者に示す形態である。

0089

図39は、抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーション詳細情報の第3の表示例である。画面9100は、画面種別ID「SC100」の画面バリエーションについて、例えば画面バリエーション管理テーブル1610dよりパターンとして表示する画面バリエーションID1619に対応する画面バリエーションツリーを画面構造ツリー記録部162より読み出し、ツリー形状がわかるよう利用者に図示する形態である。

0090

また、抽出画面仕様出力プログラム140は、利用者からの要求に応じ既存システム画面仕様抽出装置100の分析対象のシステムのある画面種別について、画面バリエーションの要因となる変数とその変数値の候補を示す。この提示は、画面構造バリエーション管理情報記録部161および画面変数記録部163に格納される情報に基づく。

0091

図40は、抽出画面仕様出力プログラム140によって提示される画面バリエーションの因子情報の表示例である。画面9200は、利用者に対してある画面種別の画面バリエーションの因子変数を示す例であり、本実施例で説明に用いてきた画面種別ID「SC100」による表示例である。画面9200は、少なくとも画面バリエーションの因子となる画面および画面内の変数情報9201と、当該画面変数値の例およびその変数値の際に表示される画面バリエーションパターンとを有する。当該画面変数値の例およびその変数値の際に表示される画面バリエーションパターンの表示例は符号9202および符号9203に示す。また、これらの情報に加え、具体的な画面表示例を想起させる画面バリエーションサンプルを表示してもよい。例を符9203、符号9204に示す。

0092

以上で説明したような構成を有する既存システム画面仕様抽出装置100が処理を実施する際の処理手順について説明する。

0093

図41は、本装置100を用いた既存システム画面仕様の抽出の手順の全体を示すフローチャートである。

0094

ステップS100では、既存画面ログ格納プログラム110が、本装置100利用者により入力された画面ログ情報、すなわち画面表示コード情報および画面遷移情報を既存システム画面ログ記録部150に格納する。(ステップS100)
ステップS200では、画面バリエーション差分抽出プログラム120が、既存システム画面ログ記録部150に格納された画面ログ情報を読み出し、画面ログ情報から画面バリエーション情報および画面変数情報を抽出し画面バリエーション情報記録部160に書き込む。詳細な処理は後述する。

0095

ステップS300では、画面バリエーション因子分析プログラム130が既存システム画面ログ記録部150に書き込まれた画面遷移情報および画面バリエーション情報記録部160に書き込まれた画面構造バリエーション情報および画面変数情報を読み出し、画面バリエーションの因子となっている画面変数並びにその値を分析し、得られた画面バリエーション因子分析結果を画面バリエーション因子分析結果記録部170に書き込む。詳細な処理は後述する。

0096

ステップS400では、抽出画面仕様出力プログラム140が、画面バリエーション情報記録部160に書き込まれた画面バリエーション情報および画面バリエーション因子分析結果記録部170に書き込まれた画面バリエーション因子分析結に基づき、抽出した既存システム画面仕様を本装置100利用者に提示する。詳細な処理は後述する。

0097

次に、ステップS200の処理を図42のフローチャートに基づいて説明する。

0098

図42は、画面バリエーションを抽出する処理の手順を示すフローチャートである。

0099

ステップS210では、画面構造抽出プログラム121が画面表示コード記録部151より画面表示コードを逐次取得し、各画面表示コードの構造を抽出する。

0100

ステップS210の処理を図43を、用いて詳細に説明する。
図43は、画面構造抽出プログラム121の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

0101

まず、画面構造抽出プログラム121は、画面記述文法記録部180より分析対象とするシステムの画面を記述する文法を読み出し以降の処理に備える(ステップS2101)。

0102

画面構造抽出プログラム121は画面表示コード記録部151を検索し、未処理の画面表示コードが存在するか否かを判定する(ステップS2102)。もし、未処理の画面表示コードが存在すればステップS2103を実行し、未処理の画面表示コードが存在しなければ処理を終了する。以降では、未処理の画面表示コードが存在した場合を説明する。

0103

画面構造抽出プログラム121は未処理の画面表示コードを1件、画面表示コード記録部151より読み込む(ステップS2103)。

0104

画面構造抽出プログラム121は、読み込んだ画面表示コードに対し、ステップS2101で取得した画面を記述する文法に基づき、画面表示ツリーを構築する(ステップS2104)。

0105

画面構造抽出プログラム121は、構築した画面表示ツリーについて、各構造を一意に特定する概略画面特徴値を前述の方法で算出する(ステップS2105)。

0106

画面構造抽出プログラム121は、構築した画面表示ツリーを画面構造ツリー記録部162に、画面表示ツリーへアクセスするIDおよび算出した画面表示ツリーの概略画面特徴値を画面構造バリエーション管理情報記録部161に書き込む(ステップS2106)。この書き込み処理が終了したのち、画面構造抽出プログラム121は処理をステップS2102へ移す。

0107

図42に戻り、ステップS220では、画面変数部解析プログラム122が画面バリエーション情報記録部160より画面表示ツリーを読み出し、各画面表示ツリーの画面上の変数部分を解析する処理し、画面バリエーション情報記録部160に書き込む。

0108

ステップS220の処理を、図44を用いて詳細に説明する。
図44は、画面変数部解析プログラム122の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

0109

まず、画面変数部解析プログラム122は、画面バリエーション情報記録部160よりステップS2105で算出した概略画面特徴値群を取得し、同一の概略画面特徴値を持つ画面表示ツリーをグループ化する(ステップS2201)。

0110

画面変数部解析プログラム122は、グループ化した概略画面特徴値の同値グループについて、未処理のグループが存在するか否かを判定する(ステップS2202)。もし、未処理の同値グループが存在すれば処理をステップS2203に移し、未処理の同値グループが存在しなければ処理を終了する。以降では、未処理の同値グループが存在した場合を説明する。

0111

画面変数部解析プログラム122は、未処理の概略画面特徴値を1つ選択し、当該概略画面特徴値を持つ画面表示ツリー群を画面バリエーション情報記録部160の画面構造ツリー記録部162より取得する(ステップS2203)。

0112

画面変数部解析プログラム122は、得られた画面表示ツリー群を各々探索し、ツリーの終端位置に存在する文字列すなわち文字列ノードを取得し、ツリー構造上の同位置にある文字列ノードを各々集約する(ステップS2204)。

0113

画面変数部解析プログラム122は、集約された各文字列ノード群について、未処理の文字列ノード群が存在するか否かを判定する(ステップS2205)。もし未処理の文字列ノード群が存在すれば処理をステップS2206に移し、存在しなければ処理をステップS2208に移す。以降ではまず、未処理の文字列ノード群が存在する場合を説明する。

0114

画面変数部解析プログラム122は、未処理の文字列ノード群を1つ選択し、文字列ノード群に含まれる各文字列の差分を取り、すべての文字列で共通する部分文字列すなわち固定文字列部と、文字列間で変化がみられる部分文字列すなわち変数文字列部を分析する(ステップS2206)。

0115

画面変数部解析プログラム122は、画面表示ツリーの各文字列ノードを、ステップS2207で得られた固定文字列部を表す固定文字列ノードおよび、変数文字列部を表す変数文字列ノードに置換した画面構造ツリーを構築する(ステップS2207)。

0116

ステップS2205で、未処理の文字列ノード群がない、すなわちすべての文字列ノードの処理を終えたと判定した後、画面変数部解析プログラム122は得られた画面構造ツリーを画面バリエーション情報記録部160の画面構造ツリー記録部162に、画面構造ツリーのアクセスに必要な情報を画面構造バリエーション管理情報記録部161にそれぞれ書き込む(ステップS2208)。書き込んだ後に、処理をステップS2202に移す。

0117

図42に戻り、ステップS230では、画面バリエーション解析プログラム123が、画面バリエーション情報記録部160より画面構造ツリーを読み込み、これを分析して各画面種別ごとの画面バリエーション情報を抽出し画面バリエーション情報記録部160に書き込む。

0118

ステップS230の処理を、図45を用いて詳細に説明する。
図45は、画面バリエーション解析プログラム123の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

0119

まず、画面バリエーション解析プログラム123は、画面構造ツリー記録部162を検索し、未処理の画面構造ツリーが存在するか否かを判定する(ステップS2301)。もし、未処理の画面構造ツリーが存在すればステップS2302へ処理を移し、存在しなければステップS2308へ処理を移す。以降ではまず、未処理の画面構造ツリーが存在した場合を説明する。

0120

画面バリエーション解析プログラム123は、画面構造ツリー記録部162より未処理の画面構造ツリーを1つ選択し取得する(ステップS2302)。

0121

次に、画面バリエーション解析プログラム123は取得した画面構造ツリーの各部分木に対して、各部分木の構造が一意となる部分木構造特徴値を算出し、部分木の頂点ノードに付与する(ステップS2303)。

0122

画面バリエーション解析プログラム123は、算出し付与した部分木構造特徴値に基づき、同値の部分木構造特徴値が繰り返す部分を発見することで、画面構造ツリーの繰り返し構造部分を特定する(ステップS2304)。

0123

画面バリエーション解析プログラム123は、特定した繰り返し構造部分を、繰り返し属性を持つ1つの部分木として集約した構造集約ツリーを構築する(ステップS2305)。

0124

その後、画面バリエーション解析プログラム123は、得られた構造集約ツリーについて、繰り返し属性を除くツリー構造を一意に特定する概略構造特徴値を算出し、得られた構造ツリーに付与する(ステップS2306)。

0125

画面バリエーション解析プログラム123は、得られた構造集約ツリーを画面バリエーション情報記録部160の画面構造ツリー記録部162に、構造集約ツリーへのアクセスIDおよび概略構造特徴値を画面バリエーション情報記録部160にそれぞれ書き込む(ステップS2307)。

0126

ステップS2301で、未処理の画面構造ツリーが存在しない、すなわち必要なすべての画面構造ツリーへの処理を終えたと判定した後、画面バリエーション解析プログラム123は、構造概略特徴値を検索キーとして画面バリエーション情報記録部160の構造主役ツリーを検索し、同値の構造集約ツリーを改めて画面バリエーションツリーとして統合する(ステップS2308)。

0127

画面バリエーション解析プログラム123は、得られた画面バリエーションツリー群を画面バリエーション情報記録部160の画面構造ツリー記録部162へ、画面バリエーションツリーへのアクセスIDを画面構造バリエーション管理情報記録部161へそれぞれ書き込む(ステップS2309)。

0128

図42に戻り、ステップS240では画面変数抽出プログラム124が画面バリエーション情報記録部160に格納された画面表示ツリーおよび画面バリエーションツリーを用いて、各画面種別ごとの画面コードに表示される画面上変数を抽出し、画面変数記録部163へ書き込む処理である。
ステップS240の処理を、図46を用いて詳細に説明する。

0129

図46は、画面変数抽出プログラム124の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

0130

まず、画面変数抽出プログラム124は、画面バリエーション情報記録部160の画面構造バリエーション管理情報記録部161を検索し、未処理の画面種別が存在するか否かを判定する(ステップS2401)。もし、未処理の画面種別が存在する場合は、処理をステップS2402へ移し、存在しない場合は処理を終了する。以降、未処理の画面種別が存在する場合を説明する。

0131

画面変数抽出プログラム124は、未処理である画面種別を1つ選択し取得する(ステップS2402)。

0132

画面変数抽出プログラム124は、取得した画面種別のIDをキーに画面構造バリエーション管理情報記録部161を検索し、当該画面種別に未処理の画面バリエーションツリーが存在するか否かを判定する(ステップS2403)。もし、未処理の画面バリエーションツリーが存在すれば、処理をステップS2404へ移し、存在しなければ処理をステップS2407へ移す。以降ではまず、未処理の画面バリエーションツリーが存在する場合を説明する。

0133

画面変数抽出プログラム124は、未処理である画面バリエーションツリーを1つ選択し、画面構造ツリー記録部162より取得する(ステップS2404)。

0134

画面変数抽出プログラム124は、取得した画面バリエーションツリーに関連する画面表示ツリーを画面構造バリエーション管理情報記録部161より画面バリエーションツリーIDをキーに検索し取得する(ステップS2405)。

0135

画面変数抽出プログラム124は、取得した画面バリエーションツリーの終端に存在する各固定文字列ノード、変数文字列ノードの情報に基づき、ステップS2405で取得した各画面表示ツリーの同位置に存在する文字列ノードから変数文字列を抽出し、抽出対象となった変数文字列ノードごとにその値を纏める(ステップS2406)。この後、処理をステップS2403へ移す。

0136

ステップS2403で未処理の画面バリエーションツリーが存在しない、すなわち必要なすべての画面バリエーションツリーに対する変数抽出処理が完了したと判定したならば、画面変数抽出プログラム124は、画面種別に属する画面バリエーションツリーにおいて、部分木特徴値に基づき同一の情報を示す変数文字列ノードを同定し、この結果に基づき同定された各画面バリエーションの変数文字列を1つに集約する(ステップS2407)。

0137

画面変数抽出プログラム124は、以上の処理で抽出された変数文字列情報群を、画面種別の変数群として画面変数記録部163に書き込む(ステップS2408)。書き込んだのち、処理をステップS2401へ移す。

0138

図41に戻り、次にステップS300の処理を図47のフローチャートに基づいて詳細に説明する。

0139

図47は、画面バリエーション因子分析プログラム130の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

0140

まず、画面バリエーション因子分析プログラム130は画面バリエーション情報記録部160の画面構造バリエーション管理情報記録部161を検索し、未処理の画面種別が存在するか否かを判定する(ステップS310)。もし、未処理の画面種別が存在すれば処理をステップS320へ移し、存在しなければ処理を終了する。以降では、未処理の画面種別が存在する場合を説明する。

0141

画面バリエーション因子分析プログラム130は、未処理の画面種別を1つ選択し、当該画面種別に紐付く画面バリエーション情報及び画面変数情報群を取得する(ステップS320)。

0142

画面バリエーション因子分析プログラム130は、未処理の画面変数が存在するか否かを判定する(ステップS330)。もし、未処理の画面変数が存在すれば処理をステップS340に写し、存在しなければ処理をS310へ移す。以降では、未処理の画面変数が存在する場合の処理を説明する。

0143

画面バリエーション因子分析プログラム130は、未処理の画面変数を1つ選択し、当該変数が取りうる各変数値とどの画面バリエーションが同時に発生しうるのかを因果関係として算出する(ステップS340)。

0144

画面バリエーション因子分析プログラム130は、算出された因果関係を分析し、複数の画面バリエーションと関連付けられた変数値が存在するか否かを判定する(ステップS350)。もし、複数の画面バリエーションと関連付いた変数値が1つでも存在すれば、その変数値を含む画面変数は画面バリエーションの決定因子にはならないとして処理をステップS330に移し、存在しなければ画面バリエーションの決定因子の候補としてステップS360に処理を進める。

0145

画面バリエーション因子分析プログラム130は、当該画面変数内の各変数値の出現頻度の分布を算出する(ステップS360)。

0146

画面バリエーション因子分析プログラム130は、得られた各変数値の出現頻度を分析し、既定の閾値を超える出現頻度を持つ変数値が存在するか否かを判定する(ステップS370)。もし、既定の閾値を超える出現頻度を持つ変数値が存在すれば当該画面変数を画面バリエーションの決定因子候補としてステップS380へ処理を移し、存在しなければ当該画面変数は画面バリエーションの決定因子にはならないとして処理をステップS330へ移す。

0147

画面バリエーション因子分析プログラム130は、画面バリエーションの決定因子候補とされた当該画面変数を、画面バリエーションの因子として画面バリエーション因子分析結果記録部170書き込む(ステップS380)。書き込んだのち、処理をステップS330へ移す。

0148

図41に戻り、次にステップS400の処理を図48のフローチャートに基づいて詳細に説明する。

0149

図48は、抽出画面仕様出力プログラム140の処理の詳細な手順を示すフローチャートである。

0150

抽出画面仕様出力プログラム140は、ユーザからの抽出画面仕様出力に関する要求を受け付ける(ステップS401)。

0151

抽出画面仕様出力プログラム140は、受け付けた要求が画面バリエーション一覧出力要求であるか否かを判定する(ステップS402)。もし、受け付けた要求が画面バリエーション一覧出力要求であれば、ステップS403へ処理を移し、そうでなければステップS404へ処理を移す。

0152

画面バリエーション一覧出力要求を受けた抽出画面仕様出力プログラム140は、画面バリエーション情報記録部160より画面バリエーションの情報を検索取得し、例えば図36の画面バリエーション分析結果一覧9000のように結果を出力する(ステップS403)。出力した後、処理をステップS401へ移す。

0153

抽出画面仕様出力プログラム140は、受け付けた要求が画面バリエーション詳細出力要求であるか否かを判定する(ステップS404)。もし、受け付けた要求が画面バリエーション詳細出力要求であれば、ステップS405へ処理を移し、そうでなければステップS406へ処理を移す。

0154

画面バリエーション一覧出力要求を受けた抽出画面仕様出力プログラム140は、画面バリエーション情報記録部160より画面バリエーションの情報ならびに画面表示コードの情報を検索して取得し、例えば図37の画面バリエーション表示画面9100のように結果を出力する(ステップS405)。出力した後、処理をステップS401へ移す。

0155

抽出画面仕様出力プログラム140は、受け付けた要求が画面バリエーション因子出力要求であるか否かを判定する(ステップS406)。もし、受け付けた要求が画面バリエーション因子出力要求であれば、ステップS407へ処理を移し、そうでなければステップS408へ処理を移す。

0156

画面バリエーション一覧出力要求を受けた抽出画面仕様出力プログラム140は、画面バリエーション情報記録部160より画面バリエーションの情報ならびに画面表示コードの情報を、画面バリエーション因子分析結果記録部170より画面バリエーション因子分析結果情報を検索して取得し、例えば図40の画面バリエーション表示画面9200のように結果を出力する(ステップS407)。出力した後、処理をステップS401へ移す。

0157

抽出画面仕様出力プログラム140は、受け付けた要求が処理の終了要求であるか否かを判定する(ステップS408)。もし、受け付けた要求が終了要要求であれば、処理を終了し、そうでなければステップS401へ処理を移す。

0158

上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれら実施形態のみに限定する趣旨ではない。例えば、上述した実施例は本説明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。

0159

また、上述の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、上述の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。下記機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスクSSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカードSDカード、DVD等の記憶媒体に置くことができる。

0160

また、制御線情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてもよい。

0161

上述の実施例の既存システム画面仕様抽出装置100において、画面バリエーション差分抽出プログラム120の画面変数部解析プログラム122が画面上の変数部を解析した結果について、本装置100の利用者が各変数文字列部を結合、分解、変数文字列範囲拡張といった補正を施したい場合がある。そこで、実施例の構成に加え、画面変数部解析プログラム122の処理の結果を本装置100利用者に画像表示コードなどをサンプルに用いて提示し、利用者が望む変数文字列を入力させる画面変数部補正プログラム125を有する構成としてもよい。

0162

100既存システム画面仕様抽出装置
101 CPU
102メモリ
103外部記憶装置
104バス
105外部インターフェース
106入力装置
107出力装置
108通信装置
110 既存画面ログ格納プログラム
120画面バリエーション差分抽出プログラム
121画面構造抽出プログラム
122画面変数部解析プログラム
123 画面バリエーション解析プログラム
124 画面変数抽出プログラム
130 画面バリエーション因子分析プログラム
140抽出画面仕様出力プログラム
150 既存システム画面ログ記録部
151 画面表示コード記録部
152画面遷移情報記録部
160 画面バリエーション情報記録部
161 画面構造バリエーション管理情報記録部
162 画面構造ツリー記録部
163 画面変数記録部
170 画面バリエーション因子分析結果記録部
180画面記述文法記録部

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