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技術 ベゼル体及び車両用表示装置

出願人 矢崎総業株式会社
発明者 高橋伸幸
出願日 2014年6月12日 (4年6ヶ月経過) 出願番号 2014-121232
公開日 2016年1月7日 (2年11ヶ月経過) 公開番号 2016-000591
状態 特許登録済
技術分野 計器板 その他の光学系・装置、色の干渉・色の制御
主要キーワード ベゼル部材 画像投影機 半透光性 平面視略矩形 開閉位置 開口量 明暗差 ライトスイッチ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2016年1月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

フロントガラスへの映りこみを目立ちにくくして搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供する。

解決手段

ベゼル部材20が、車両VのインストルメントパネルIに嵌め込まれ、当該インストルメントパネルI内に配置された画像投影機10がフロントガラスFに画像を投影するための開口20aの周縁を形成する。ベゼル部材20において開口20aよりも車両Vの前方側に配置された前方ベゼル部分21が、車両Vの前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間Sをあけるように当該インストルメントパネルIよりも上方に配置される。これにより、隙間Sから入射される光によって下降壁部22を照明する。この隙間Sには、隙間Sから入射される光量を調整するシャッタ機構50が配置され、夜間はシャッタ51が閉じられて対向車ライト街頭からの光が入射されないようになっている。

概要

背景

従来、車両のフロントガラスへの画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置としての車両用表示装置インストルメントパネル内に設けられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された車両用表示装置700は、図6に示すように、フロントガラスFとの対向壁Aに設けられた開口Hを有するインストルメントパネルI内に取り付けられ、開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影するものである。このような車両用表示装置700においては、例えば、開口H内に埃や水分等が入ることを防止するために開口Hを塞ぐ透明なカバーCが設けられることがあるところ、太陽光等の外光がカバーCに反射されて搭乗者アイポイントEPに向かうことがあり、不快感を与えてしまうことがあった。

そこで、外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを回避する構成として、図7に示す車両用表示装置800が考えられる。この車両用表示装置800は、インストルメントパネルI内に設けられている。このインストルメントパネルIにはフロントガラスFとの対向壁Aに開口Hが形成され、開口Hの前方側に設けられた前方ベゼル部分Wには、車両の前方側から後方側(図8において左方から右方)に向かうに従い徐々に下方に向かう光透過性下降壁部Waが形成されている。そして、この開口Hには車両の前方側から後方側に向かうに従い徐々に上方に向かうカバーCが設けられており、車両用表示装置800は、この開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影する。このような構成では、下降壁部Waが設けられるとともにカバーCの車両前方側が後方側よりも下方に位置していることから、外光をカバーCに届きにくくさせることができるとともに、カバーCで反射された外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを抑制することができる。

概要

フロントガラスへの映りこみを目立ちにくくして搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供する。ベゼル部材20が、車両VのインストルメントパネルIに嵌め込まれ、当該インストルメントパネルI内に配置された画像投影機10がフロントガラスFに画像を投影するための開口20aの周縁を形成する。ベゼル部材20において開口20aよりも車両Vの前方側に配置された前方ベゼル部分21が、車両Vの前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間Sをあけるように当該インストルメントパネルIよりも上方に配置される。これにより、隙間Sから入射される光によって下降壁部22を照明する。この隙間Sには、隙間Sから入射される光量を調整するシャッタ機構50が配置され、夜間はシャッタ51が閉じられて対向車ライト街頭からの光が入射されないようになっている。

目的

本発明の目的は、フロントガラスへの映りこみを目立ちにくくして搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

車両のインストルメントパネルに嵌め込まれ、当該インストルメントパネル内に配置された画像投影機フロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を備え、前記ベゼル部材において前記開口よりも前記車両の前方側に配置された前方ベゼル部分が、前記車両の前方側の端部が前記インストルメントパネルとの間に隙間をあけるように当該インストルメントパネルよりも上方に配置されるとともに、前記車両の後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい前記開口に至るように設けられた光透過性下降壁部を有し、前記隙間から入射される光によって前記下降壁部を照明するベゼル体であって、前記隙間から入射される光量を調整する光調整手段を備えたことを特徴とするベゼル体。

請求項2

前記光調整手段は、外部の照度を検出する照度センサの検出結果又はライトスイッチオンオフ状態に応じて光量を調整することを特徴とする請求項1に記載のベゼル体。

請求項3

車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機と、前記インストルメントパネルに嵌め込まれ、前記画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を有するベゼル体と、を備えた車両用表示装置であって、前記ベゼル体が、請求項1又は2に記載のベゼル体で構成されていることを特徴とする車両用表示装置。

技術分野

0001

本発明は、車両のインストルメントパネルに配設されるベゼル体及びそれを備えた車両用表示装置に関する。

背景技術

0002

従来、車両のフロントガラスへの画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置としての車両用表示装置がインストルメントパネル内に設けられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された車両用表示装置700は、図6に示すように、フロントガラスFとの対向壁Aに設けられた開口Hを有するインストルメントパネルI内に取り付けられ、開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影するものである。このような車両用表示装置700においては、例えば、開口H内に埃や水分等が入ることを防止するために開口Hを塞ぐ透明なカバーCが設けられることがあるところ、太陽光等の外光がカバーCに反射されて搭乗者アイポイントEPに向かうことがあり、不快感を与えてしまうことがあった。

0003

そこで、外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを回避する構成として、図7に示す車両用表示装置800が考えられる。この車両用表示装置800は、インストルメントパネルI内に設けられている。このインストルメントパネルIにはフロントガラスFとの対向壁Aに開口Hが形成され、開口Hの前方側に設けられた前方ベゼル部分Wには、車両の前方側から後方側(図8において左方から右方)に向かうに従い徐々に下方に向かう光透過性下降壁部Waが形成されている。そして、この開口Hには車両の前方側から後方側に向かうに従い徐々に上方に向かうカバーCが設けられており、車両用表示装置800は、この開口Hを通じてフロントガラスFに画像を投影する。このような構成では、下降壁部Waが設けられるとともにカバーCの車両前方側が後方側よりも下方に位置していることから、外光をカバーCに届きにくくさせることができるとともに、カバーCで反射された外光が搭乗者のアイポイントEPに向かうことを抑制することができる。

先行技術

0004

特開2008−87733号公報
特開2012−200032号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上述した構成では、前方ベゼル部分Wにおいて下降壁部Wa近傍に外光が当らないことから、下降壁部Waとその周辺部との明暗差が大きくなり、これにより、フロントガラスFへの映りこみが目立ってしまうという不都合が考えられる。そこで、下降壁部Waを光透過性材料で構成するとともに、前方ベゼル部分Wの前方側の端部を対向壁Aよりも上方に配置し、前方ベゼル部分Wの前方側の端部と対向壁Aとの隙間から外光を取り入れて、内面側から下降壁部Waを照らす構成が考えられる。この構成によれば、下降壁部Waを透過した外光がフロントガラスFへ向かうことによって映りこみを目立たなくでき、搭乗者に与える不快感を抑制することができる。

0006

しかしながら、上述した構成によれば、夜間、対向車ライトからの光や街頭からの光によっても下降壁部Waが照明され、下降壁部Waのフロントガラスへの映りこみが目立ってしまう恐れがあった。

0007

本発明の目的は、フロントガラスへの映りこみを目立ちにくくして搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができるベゼル体及び車両用表示装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、車両のインストルメントパネルに嵌め込まれ、当該インストルメントパネル内に配置された画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を備え、
前記ベゼル部材において前記開口よりも前記車両の前方側に配置された前方ベゼル部分が、前記車両の前方側の端部が前記インストルメントパネルとの間に隙間をあけるように当該インストルメントパネルよりも上方に配置されるとともに、前記車両の後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい前記開口に至るように設けられた光透過性の下降壁部を有し、前記隙間から入射される光によって前記下降壁部を照明するベゼル体であって、前記隙間から入射される光量を調整する光調整手段を備えたことを特徴とするベゼル体である。

0009

請求項2記載の発明は、前記光調整手段は、外部の照度を検出する照度センサの検出結果又はライトスイッチオンオフ状態に応じて光量を調整することを特徴とする請求項1に記載のベゼル体である。

0010

請求項3記載の発明は、車両のインストルメントパネル内に配置された画像投影機と、前記インストルメントパネルに嵌め込まれ、前記画像投影機がフロントガラスに画像を投影するための開口の周縁の一部又は全部を形成するベゼル部材を有するベゼル体と、を備えた車両用表示装置であって、前記ベゼル体が、請求項1又は2に記載のベゼル体で構成されていることを特徴とする車両用表示装置である。

発明の効果

0011

以上説明したように請求項1又は3記載の発明によれば、前方ベゼル部分の前方側の端部がインストルメントパネルとの間に隙間をあけるようにインストルメントパネルよりも上方に配置されていることから、隙間から入射される外光によって下降壁部を照明できる。さらに、光調整手段により、外部が明るい昼間は隙間から入射される光量(外光)を多くし、外部が暗い夜間は隙間から光が入射されないようにして、対向車のライトからの光や街頭からの光などにより下降壁部が照明されるのを防ぐことができる。これにより、下降壁部のフロントガラスへの映りこみを目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。

0012

請求項2記載の発明によれば、光調整手段が、照度センサの検出結果又はライトスイッチのオンオフ状態に応じて光量が調整するので、外部の明るさに応じて隙間から入射される光量を調整することができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の一実施形態にかかる車両用表示装置がインストルメントパネルに組み付けられた様子を示す斜視図である。
図1の車両用表示装置を車両の前方側から見た図である。
図1の車両用表示装置のII−II線断面図である。
図1の車両用表示装置の分解斜視図である。
(A)はシャッタを開いた状態の図3の車両用表示装置の拡大部分断面図であり、(B)はシャッタを閉じた状態の図3の車両用表示装置の拡大部分断面図である。
従来技術の車両用表示装置を示す断面図である。
他の従来技術の車両用表示装置を示す断面図である。

実施例

0014

本発明の一実施形態に係るベゼル体及び車両用表示装置を、図1図5を参照して説明する。本実施形態の車両用表示装置1は、図1図3に示すように、車両VのインストルメントパネルIに取り付けられ、フロントガラスFに対して画像の投影を行うヘッドアップディスプレイ装置として用いられるものである。なお、本実施形態における車両Vの前後方向、左右方向、前後方向における前方側及び後方側、並びに、上方及び下方は、図1及び図3に示す通りとする。

0015

車両用表示装置1は、図3図4に示すように、車両VのインストルメントパネルI内に配置される画像投影機10と、インストルメントパネルIに配設されたベゼル体15と、を備えている。

0016

画像投影機10は、図3に示すように、画像を投影するための表示源11と、表示源11からの画像を反射する反射部12と、表示源11及び反射部12を収容する合成樹脂製の筐体13と、を有している。筐体13は、上壁部13a、上壁部13aに対向配置された下壁部13b、並びに、上壁部13a及び下壁部13bの周縁に連接された周壁部13cを有している。上壁部13aには、後述するベゼル部材20の開口20aと重ねて配置される開口13dが設けられている。画像投影機10は、表示源11により投影された画像を反射部12で反射して開口13dを通じてフロントガラスFに投影する。これにより、車両Vの搭搭乗者が、フロントガラスF上に表示された画像として視認できる。

0017

ベゼル体15は、図3図4に示すように、ベゼル部材20と、導光部材30と、ケース部材としての支持部材40と、光調整手段としてのシャッタ機構50と、照度センサSSと、カバー60と、を有している。

0018

ベゼル部材20は、例えば、半透光性(光透過性)の合成樹脂製で、中央に開口20aを有する平面視環状を有している。また、ベゼル部材20は、外周縁から内周縁に向かうにしたがって徐々に下方に向かうとともに、内周縁に近づくに従ってその傾きが大きくなるように湾曲して設けられている。このベゼル部材20は、インストルメントパネルIに設けた孔に嵌め込まれ、当該インストルメントパネルI内に配置された画像投影機10がフロントガラスFに画像を投影するための開口20aの周縁の全部を形成している。

0019

ベゼル部材20において開口20aよりも車両Vの前方側に配置された前方ベゼル部分21は、車両Vの前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間Sをあけるように当該インストルメントパネルIよりも上方に配置される。また、前方ベゼル部分21は、車両Vの前方側から後方側に向かうにしたがって徐々に下方に向かい開口20aに至るとともに、開口20aに近づくに従ってその傾きが大きくなるように湾曲した下降壁部22を有している。

0020

ベゼル部材20は、インストルメントパネルIに嵌め込まれると、ベゼル部材20の外周縁における前方側の一部分(即ち、前方ベゼル部分21の車両Vの前方側の端部21a)がインストルメントパネルIよりも上方に配置され(図2)、外周縁の当該一部分以外の他部分がインストルメントパネルIに滑らかに連なるように配置される(図1)。また、このとき、ベゼル部材20の開口20aと画像投影機10の開口13dとが上下方向に重なって配置される。また、ベゼル部材20は、インストルメントパネルIのフロントガラスFへの映りこみの差が目立たないようにするために、例えば、インストルメントパネルIと同様の見た目とする色合いの調整や表面加工などが行われている。

0021

導光部材30は、例えば、ガラスアクリルポリカーボネートなどの合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて、平面視略矩形板状に形成されている。導光部材30は、前方ベゼル部分21の下方に配置され、上述した隙間Sから入射される光を導光して前方ベゼル部分21(即ち下降壁部22)に向けて照射し、照明する。この導光部材30は、前後方向の断面視(図3)において、前方側は厚く形成され、後方側は薄く形成され、厚く形成された部分と薄く形成された部分の間の部分は前方から後方に向かうにしたがって徐々に薄くなるように形成されている。具体的には、導光部材30における下方を向く面は平面状に形成され、上方を向く面は前後方向の中間部分において、前方から後方に向かうに従って徐々に下降する傾斜面が形成されている。

0022

支持部材40は、導光部材30の下方に配置され、導光部材30を支持する。支持部材40は、前方側の端部がインストルメントパネルIの上面と略同一高さに設けられ、導光部材30の前方側の端面30aが上記隙間Sに対向するように配置されている。これにより、フロントガラスFを通して前方側から照射される外光を、この隙間Sを通して導光部材30の前方側の端面30aから取り込むことができるようになっている。この支持部材40は、筐体13の周壁部13cから前方に向かって突出する一対の脚部13eに固定されている。

0023

シャッタ機構50は、前方ベゼル部分21の前方側の端部21aよりも前方に配置された機械式のシャッタ51と、シャッタ51を駆動する図示しない駆動部と、駆動部を制御する図示しない制御部と、を備えている。

0024

シャッタ51は、遮光部材から構成されている。シャッタ51は、隙間Sよりも下側に位置して隙間Sから光を入射させる開位置(図5(A))と、隙間Sを塞いで、隙間Sから入射される光を遮る閉位置(図5(B))と、の間で移動可能に設けられている。シャッタ51の位置を調整することで、隙間Sから入射される光量を調整することができる。

0025

照度センサSSは、外部の明るさを検出するセンサであり、車両V前方のインストルメントパネルI上に設置されている。この照度センサSSの検出結果は、上記シャッタ機構50の制御部に入力されるようになっている。制御部は、照度センサSSからの検出結果に基づいて駆動部を制御して、シャッタ51の開閉位置を調整する。

0026

カバー60は、例えば、ガラスやアクリル、ポリカーボネート等の合成樹脂等の透明度の高い材料を用いて薄板状に形成されており、ベゼル部材20の開口20aを塞ぐように当該開口20aの周縁に固定して取り付けられている。カバー60は、車両Vの前方側から後方側に向かうに従って上方に向かうように配置されている(図3)。これにより、カバー60に当たった光が搭乗者のアイポイントに直接向かうことを抑制できる。

0027

次に、上述した構成の車両用表示装置1の動作について説明する。シャッタ機構50の制御部は、照度センサSSからの検出結果に基づいて外部が明るい昼間であると判断すると、図5(A)に示すように、シャッタ51を開位置に駆動する。これにより、フロントガラスFを通して隙間Sから外光を入射できる。フロントガラスFを通して隙間Sから入射された外光は、導光部材30の前方側の端面30aに入射する。この光は導光部材30の上面又は下面で反射しながら後方側に向かって進行する。また、上面に到達した外光の一部は、前方ベゼル部分21に向かって出射され、前方ベゼル部分21が照明される。

0028

一方、シャッタ機構50の制御部は、照度センサSSからの検出結果に基づいて外部が暗い夜間であると判断すると、図5(B)に示すように、シャッタ51を閉位置に駆動する。これにより、隙間Sから入射される光がシャッタ51により遮断され、例えば、対向車のライトや街頭からの光によって前方ベゼル部分21が照明されることがなくなる。

0029

上述した実施形態によれば、前方ベゼル部分21の前方側の端部21aがインストルメントパネルIとの間に隙間SをあけるようにインストルメントパネルIよりも上方に配置されていることから、隙間Sから入射される外光によって下降壁部22を照明できる。さらに、シャッタ機構50により、外部が明るい昼間は隙間Sから入射される光量(外光)を多くし、外部が暗い夜間は隙間Sから光が入射されないようにして、対向車のライトからの光や街頭からの光などにより下降壁部22が照明されるのを防ぐことができる。これにより、下降壁部22のフロントガラスFへの映りこみを目立ちにくくし、搭乗者に与える不快感を効果的に抑制することができる。

0030

また、上述した実施形態によれば、シャッタ機構50が、照度センサSSの検出結果に応じて光量が調整するので、外部の明るさに応じて隙間Sから入射される光量を調整することができる。

0031

なお、上述した実施形態によれば、導光部材30を用いて隙間Sから入射される外光によって効率よく前方ベゼル部分21を照明していたが、これに限ったものではない。導光部材30は必須ではなく、省略してもよい。また、導光部材30に代えて隙間Sから入射される光を前方ベゼル部分21に向けて反射する反射板を設けてもよい。

0032

また、上述した実施形態によれば、光調整手段として、機械式のシャッタ51を有するシャッタ機構50を用いていたが、これに限ったものではない。例えば、透過する光量を調整する液晶をシャッタ51の代わりに用いてもよい。この場合、制御部は、外光が明るい昼間は隙間Sから光を入射できるように液晶を制御し、外部が暗い夜間は隙間Sからの光の入射を遮断できるように液晶を制御する。

0033

また、シャッタ機構50の代わりにフォトクロミックを用いてもよい。フォトクロミックは入射される光によって色が変化する材料であり、本実施形態で用いられるフォトクロミックは、入射光が弱いほど色濃度が濃くなり、隙間Sから入射される光を遮る。また、入射光が強いほど色濃度がうすく透明に近くなり、隙間Sからより多くの光を入射できるようになる。

0034

また、上述した実施形態によれば、シャッタ機構50の図示しない制御部は、シャッタ51を開位置及び閉位置の何れかの位置するように制御していたが、これに限ったものではない。例えば、照度センサSSにより検出された照度が高いほどシャッタ51の開口量を増やし、照度が低いほどシャッタ51の開口量を減らすように制御してもよい。

0035

また、上述した実施形態によれば、シャッタ機構50の図示しない制御部は、照度センサSSの検出結果に基づいてシャッタ51の開閉を制御していたが、これに限ったものではない。照度センサSSの代わりに車両のヘッドライト点灯消灯させるライトスイッチのオンオフ状態に基づいてシャッタ51を開閉することも考えられる。この場合、例えば、ライトスイッチがオフであれば外光が明るい昼間であると判断して、制御部は、図5(A)に示すように、シャッタ51を開位置に制御する。一方、ライトスイッチがオンであれば夜間であると判断して、制御部は、図5(B)に示すように、シャッタ51を閉位置に制御する。

0036

また、上述した実施形態によれば、ベゼル部材20が、平面視環状に形成され、前方ベゼル部分21を有する構成であったが、これに限ったものではない。例えば、ベゼル部材20の前方ベゼル部分21のみで構成され、開口20aの車両Vの前方側の周縁のみ形成し、開口20aの残りの周縁についてはインストルメントパネルIで形成する構成等としてもよい。

0037

また、上述した実施形態によれば、ベゼル部材20全体が光透過性の合成樹脂で形成されていたが、これに限ったものではない。少なくとも下降壁部22が光透過性であればよい。

0038

また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。

0039

1車両用表示装置
10画像投影機
15ベゼル体
20ベゼル部材
20a 開口
21 前方ベゼル部分
21a 端部
22下降壁部
50シャッタ機構(光調整手段)
Iインストルメントパネル
Fフロントガラス
S 隙間
SS照度センサ
V 車両

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