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技術 持ち運び可能なマット

出願人 サンコテクスティルイシレットメレリサンヴェティク.アー.セ.
発明者 ギャラガー,アリ
出願日 2013年11月15日 (7年0ヶ月経過) 出願番号 2015-542831
公開日 2015年12月7日 (4年11ヶ月経過) 公開番号 2015-534886
状態 特許登録済
技術分野 マッサージ装置
主要キーワード 無孔材料 熱可塑性エラストマ材料 休息位置 マットシステム 加温効果 座席パッド アンダーシート 押し跡
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年12月7日)のものです。
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図面 (13)

課題

本発明は、一時的にセルライト見た目を減少させ、局所的な血行を良くすることに役立つ装置またはシステムを提供することにある。

解決手段

使用者の皮膚に圧力を付与し、押し跡を形成する際に選択する大きさ、形状、デュロメータおよび間隔を有する突起の配列を有する基部を含む。使用者は、突起が皮膚と接触するか、または薄手織物によって皮膚から離してから、装置を配置して圧力を印加する。突起による押し跡を皮膚に形成するが、皮膚には突き刺さらない。

概要

背景

調査によると、女性および一部の男性のかなりの割合の人がセルライトを有し、そのセルライトは遺伝的であり、しかも年齢とともに目立つようになる、あるいは食事運動不足ホルモンの変化および/または体重の変化により影響されることもある。セルライトは、一般に、腹部臀部および大腿に見られるが、身体の他の部分にもできる。セルライトは、皮下に、時にカテージチーズのような外観に例えられる不均一な見た目が形成されることである。一般的な考えとして、セルライトが存在することによる窪んだ皮膚の見た目は好ましいものではない。

セルライトのあるところに局部的な血液循環を起こすように刺激し、脂肪細胞に存在する過剰な体液リンパ性排出(リンパドレナージュ、lymphatic drainage)を促進する効果を有する機械的なマッサージによって、セルライトの見た目を一時的に減少させたり、除去したりできるものと理解されている。機械的なマッサージの効果としては、いずれも、一時的にセルライトを減少させることができる。

このことを理解し、一時的にセルライトの見た目を減少させるために、多くの方法が提案されている。例えば、ある方法として、一時的にセルライトの見た目を減少させるために、カフェイン(Caffeine)またはアミノフィリン(Aminophylline)等を含むクリームを使用している人がいる。しかしながら、この種のクリームは扱いにくく、直接的な結果が出ず(実際に、毎日使用しても4〜6週間でセルライトを減少させることはできない)、メンテナンスが難しく、継続することがさらに難しい。結果が良かったとしても、経常コストはかなり高くなる。さらに、局部的に塗布するローションおよびクリームの多くは、一週間で複数回の塗布を必要とし、薬または化学製品の使用を必要とすることもあり、これが皮膚に刺激を与えることになり、望ましい結果を達成し続けるためには、時間をかけて一貫して使う必要がある。

別の例として、一時的にセルライトの見た目を減少させるように設計された手持ち可能なサイズの治療的なマッサージ装置があるが、頻繁に使用する必要があるため、使用者側にとってかなりの時間を要することになる。さらに、エンダモロジー(endermologie)またはセルラーゼ処置(cellulaze treatment)等で使用されるサービス/処置を受ける際には、使用者が予約スペシャリスト店舗で実施してもらう必要があり、「在宅」での設備はない。店舗での処置の多くは、セルライトの見た目を減少させる点において類似の結果をもたらすかもしれないが、店舗での処置は、そのスペシャリストの店舗に複数回訪問する必要がある。一時的な結果のためだけに、費用がかさみ、より直接的ではあるが、通常、時間を浪費することになる。さらに、処置が直接的になればなるほど、医療提供者による技能スキルがより多く求められ、さらに技能者に依存することになる。これらの直接的な手法では、傷跡ができてしまう危険がある。これは望ましくない結果であり、痛みを伴うことがある。

概要

本発明は、一時的にセルライトの見た目を減少させ、局所的な血行を良くすることに役立つ装置またはシステムを提供することにある。使用者の皮膚に圧力を付与し、押し跡を形成する際に選択する大きさ、形状、デュロメータおよび間隔を有する突起の配列を有する基部を含む。使用者は、突起が皮膚と接触するか、または薄手織物によって皮膚から離してから、装置を配置して圧力を印加する。突起による押し跡を皮膚に形成するが、皮膚には突き刺さらない。A

目的

本明細書に開示の実施形態は、前述の従来の方法に比べ、多くの利点を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

熱可塑性エラストマ材料で一体的に構成され、前記基部の平面上に少なくとも第一の表面を有する基部と、前記基部の前記第一の表面から突出し、互いに近接または隣接して配設される複数の突起と、を備え、前記複数の突起の各突起は、使用時に、皮膚を突き刺さず一時的な押し跡を残す鋭利でない先端部を有するように構成される装置。

請求項2

前記基部は、固体である請求項1に記載の装置。

請求項3

前記基部は、一つ以上の開口部を有する請求項1に記載の装置。

請求項4

前記基部は、約0.5インチ〜約0.625インチの厚みを有する請求項1に記載の装置。

請求項5

前記基部は、前記基部の端部の近くで、約0.5インチの第1の厚みを有し、第2の厚みは、前記基部の中心の近くで約0.625インチである請求項1に記載の装置。

請求項6

前記複数の突起は、前記基部の第1の端部から前記基部の第2の端部まで、高さが異なる請求項1に記載の装置。

請求項7

前記複数の突起の各突起は、約0.10インチ〜0.30インチの高さを有する請求項1に記載の装置。

請求項8

前記熱可塑性エラストマ材料は、デュロメータ計測において10〜150のShoreAの硬度を有する請求項1に記載の装置。

請求項9

前記熱可塑性エラストマ材料は、約0.04〜0.52W*m−1*K−1の熱伝導率を有する請求項1に記載の装置。

請求項10

前記基部の第2の面から突出する複数の尖頭の突起をさらに含む請求項1に記載の装置。

請求項11

一組の基部と、前記一組の基部の各基部は、熱可塑性エラストマ材料で一体的に構成され、前記基部の平面上に少なくとも第一の表面と、前記基部の前記第一の表面から突出し、互いに近接または隣接して配設される複数の突起と、を備え、前記複数の突起の各突起は、使用時に、皮膚を突き刺さず一時的な押し跡を残す鋭利でない先端部を有するように構成されるシステム

請求項12

前記一組の基部は、2つの半分の部分を含む請求項11に記載のシステム。

請求項13

前記2つの半分の部分は、実質的に左右対称である請求項12に記載のシステム。

請求項14

前記2つの半分の部分は、相補的である請求項12に記載のシステム。

請求項15

前記一組の基部の各基部は、約0.5インチ〜約0.625インチの厚みを有する請求項11に記載のシステム。

請求項16

前記複数の突起の各突起は、約0.10インチ〜0.30インチの高さを有する請求項11に記載のシステム。

請求項17

前記熱可塑性エラストマ材料は、デュロメータ計測において10〜150のShoreAの硬度を有する請求項11に記載のシステム。

請求項18

前記熱可塑性エラストマ材料は、約0.04〜0.52のW*m−1*K−1の熱伝導率を有する請求項11に記載のシステム。

請求項19

少なくとも一つの基部と、ケースとを備えるキットであって、前記少なくとも一つの基部は、前記基部の平面上に少なくとも第一の表面と、前記基部の前記第一の表面から突出し、互いに近接または隣接して配設される複数の突起と、を備え、前記複数の突起の各突起は、使用時に、皮膚を突き刺さず一時的な押し跡を残す鋭利でない先端部を有するように構成され、前記ケースは、前記少なくとも一つの基部を保管し持ち運ぶために構成されるキット。

請求項20

前記基部は、熱可塑性エラストマ材料で一体的に構成される請求項19に記載のキット。

技術分野

0001

本出願は、2012年11月20日に出願した米国仮出願番号の61/728,468「PORTBLE MAT USEFUL FORTEMORARILY REDUCINGAPPEARANCE OF CELLULITEAND INCREASING LOCALCIRCULATION」の優先権の利益を請求する。

0002

本開示は、一般に持ち運び可能なマットに関する。より詳しくは、本明細書に開示の実施形態は、局部的な血行を一時的に改良し、堆積脂肪セルライト、cellulite)の見た目を小さくし、軽い疼痛や痛みを緩和し、軽い筋けいれんを軽減するために用いるのに適する新しいタイプの持ち運び可能なマットに関する。

背景技術

0003

調査によると、女性および一部の男性のかなりの割合の人がセルライトを有し、そのセルライトは遺伝的であり、しかも年齢とともに目立つようになる、あるいは食事運動不足ホルモンの変化および/または体重の変化により影響されることもある。セルライトは、一般に、腹部臀部および大腿に見られるが、身体の他の部分にもできる。セルライトは、皮下に、時にカテージチーズのような外観に例えられる不均一な見た目が形成されることである。一般的な考えとして、セルライトが存在することによる窪んだ皮膚の見た目は好ましいものではない。

0004

セルライトのあるところに局部的な血液循環を起こすように刺激し、脂肪細胞に存在する過剰な体液リンパ性排出(リンパドレナージュ、lymphatic drainage)を促進する効果を有する機械的なマッサージによって、セルライトの見た目を一時的に減少させたり、除去したりできるものと理解されている。機械的なマッサージの効果としては、いずれも、一時的にセルライトを減少させることができる。

0005

このことを理解し、一時的にセルライトの見た目を減少させるために、多くの方法が提案されている。例えば、ある方法として、一時的にセルライトの見た目を減少させるために、カフェイン(Caffeine)またはアミノフィリン(Aminophylline)等を含むクリームを使用している人がいる。しかしながら、この種のクリームは扱いにくく、直接的な結果が出ず(実際に、毎日使用しても4〜6週間でセルライトを減少させることはできない)、メンテナンスが難しく、継続することがさらに難しい。結果が良かったとしても、経常コストはかなり高くなる。さらに、局部的に塗布するローションおよびクリームの多くは、一週間で複数回の塗布を必要とし、薬または化学製品の使用を必要とすることもあり、これが皮膚に刺激を与えることになり、望ましい結果を達成し続けるためには、時間をかけて一貫して使う必要がある。

0006

別の例として、一時的にセルライトの見た目を減少させるように設計された手持ち可能なサイズの治療的なマッサージ装置があるが、頻繁に使用する必要があるため、使用者側にとってかなりの時間を要することになる。さらに、エンダモロジー(endermologie)またはセルラーゼ処置(cellulaze treatment)等で使用されるサービス/処置を受ける際には、使用者が予約スペシャリスト店舗で実施してもらう必要があり、「在宅」での設備はない。店舗での処置の多くは、セルライトの見た目を減少させる点において類似の結果をもたらすかもしれないが、店舗での処置は、そのスペシャリストの店舗に複数回訪問する必要がある。一時的な結果のためだけに、費用がかさみ、より直接的ではあるが、通常、時間を浪費することになる。さらに、処置が直接的になればなるほど、医療提供者による技能スキルがより多く求められ、さらに技能者に依存することになる。これらの直接的な手法では、傷跡ができてしまう危険がある。これは望ましくない結果であり、痛みを伴うことがある。

0007

米国特許番号6517499号
米国特許番号6511445号
米国特許番号6443914号
米国特許番号5820573号
米国特許番号5402545号
米国特許番号5628079号
米国特許番号5250067号
米国特許番号5170778号
米国特許番号5134735号
米国意匠特許番号294212号
米国特許番号4614000号
米国特許番号4086922号
米国特許番号3970078号
米国特許番号6988979号
米国特許番号5639145号
米国特許番号5820573号
米国特許番号6153207号
米国特許番号4829987号

0008

セルライトを減少させる装置の方法の例は、以下の特許文献で確認できる。

0009

特許文献1は、回転素子を備えるマッサージ装置を開示している。これは、吸込筺体を完備する手持ち可能な装置である。往復運動式の直線運動が、マッサージアプリケータローラに伝達され、セルライトの処置において人間の組織のマッサージを促進する。

0010

特許文献2は、ゲルディスペンサ(gel dispenser)を備える手持ち可能なセルライトマッサージシステムに関する。この装置は、該当部位をマッサージするために身体のその部位を吸引し、皮膚を治療するためにジェルを塗布する。

0011

特許文献3は、セルライトを予防し処置するための装置および方法に関する。セル崩壊または破壊するために、放射線または適切な周波数を作用させることにより、組織が生成または強化される。

0012

特許文献4は、ボディ輪郭マッサージ装置および方法に関する。この装置は、輪郭を描くモジュールおよび剛性圧力を有する先端部またはブレードで構成される場合、成人人体の長さの輪郭を描く剛性を有する平台で構成される。この装置は、臀部、背面、肩および首モジュールを含むマッサージ素子を配置することによって作動する。人の背面の輪郭に一致するように、先端部またはブレードを加圧する。所望の治療効果が得られるよう、人を装置に向いて上向きに寝かせ、装置で全身に処置を施す。

0013

特許文献5は、自在な循環を可能にし、使用者の尾てい骨を保護するための整形シートクッションを教示する。多数の突起を有するクッションが開示されている。

0014

特許文献6は、突起を有するシートクッションに関する。シートクッションは、可撓性の基体およびパッドを有する。パッドは、間隔を置いて互いに平行する突起のパターンを有する。ここで、クッションがセルライトを軽減するように人の臀部または大腿のマッサージを行うことが示されている。

0015

特許文献7は、複数の鋭利皮膚浸透突出部を有するボディ処置パッドに関する。このパッドには、シート表面に沿って間隔を置いた位置で、同様に形成された多数の剛性のあるブロックを有する可撓性バッキングシートが含まれている。各ブロックは、シートから延在する少なくとも一つの先細な突出部を有する。パッドが人体に対して圧力をかけている状態に保たれると、鋭利な突出部は、皮下で神経終末を刺激するために、鍼療法素子として作用することで、血行を良くし痛みを和らげる。

0016

特許文献8は、使用者の背面と平坦な面との間に設置することで、背面をマッサージできるボディマサージ装置に関する。

0017

特許文献9は、多層を有するマットレスクッションに関する。クッションの3つの別々の層は、それぞれ異なる体積弾性係数を有する。人が層の上から押し下げると、体重に比例して支持する。

0018

特許文献10は、上方へ延長する突出部を有する座席パッドの設計に関する。

0019

特許文献11は、上方へ延在する突出部を利用する、床ずれ防止のための患者用アンダーシートに関する。

0020

特許文献12は、人体の部位を含むセルライトを処置するための方法と装置に関する。これは、近接して配設されたボールを支持する基部を使用する手持ち可能な装置である。この装置は、人体の部位をマッサージし揉むための手持ち可能なである。

0021

特許文献13は、人体のセルライトの部位をマッサージするために、マッサージローラーを手で把持して使用するハンドローラマッサージ装置に関する。

0022

特許文献14は、運動用ベンチを使用する方法に関し、運動用ベンチの最上部の織物加工面を含み、セルライト減少させるための運動を行うために用いられる。

0023

特許文献15は、持ち運び可能な、可撓性を有する、ヒンジ結合されたクッションに関し、血行の問題、緊張した筋肉等に苦しむ人たちに効果のある材料特性およびバイブレータを有する。

0024

特許文献16は、使用者が装置上で上向きに寝ると、人体の全長に合わせてマッサージ効果生むモジュールを有するマッサージ装置に関する。

0025

特許文献17は、衣類の内側の表面に結合された化学物質を放出することで皮膚の治療を行う衣類に関する。

先行技術

0026

特許文献18は、セルライトを一時的に減少させるために、人体をミネラル溶液(mineral solution)およびボディラップ(body wrap)で処置する方法に関する。

発明が解決しようとする課題

0027

これらの例が示すように、一時的にセルライトの見た目を減少させる従来の方法には効果があるが、費用、使いやすさ、携帯性、ユーザの身体の配置位置の変化、人のサイズ、マットの配置に適応するための椅子のサイズおよび性能等の、全体の成功を徐々に損なっていくユーザコンプライアンス(user compliance)の問題が生じることになる。従って、革新および改良のために十分な余地がある。

課題を解決するための手段

0028

本開示の目的は、持ち運び可能なマットを提供することであり、それは、セルライトの見た目を一時的に減らし、局部的な血行を高め、軽微な筋肉の痛みを一時的に緩和し、前述の従来の方法の欠点をもたらすことなく、筋けいれんを軽減することができる。いくつかの実施形態において、持ち運び可能なマットは、一つ以上の別々のパッドを有することができる。各パッドは、それだけで使用することもできるし、一つ以上のパッドとともに使用することもできる。使用時に、持ち運び可能なマットは、皮膚の部位と接触する突起を有する織物加工面を有し(例えば、着座の場合は使用者の大腿および臀部、休息位置にある場合は使用者の首および/または背面)、使用者の部位を最小限に適度に動かすことで、その部位の治療的なマッサージを行い、その皮膚に織物加工面からの圧痕を使用者側に残す。使用後の接触後の期間に、局部的に血行がよくなることで皮膚の表面は滑らかになる。

0029

いくつかの実施形態において、持ち運び可能なマットは、熱可塑性エラストマ材料で一体的に構成され、前記基部の平面上に少なくとも第一の表面を有する基部を有してもよい。いくつかの実施形態において、熱可塑性エラストマ材料は、約0.04〜0.52のW*m−1*K−1の熱伝導率を有してもよい。

0030

いくつかの実施形態において、前記基部は、個体でもよく、また一つ以上の開口部を有してもよい。いくつかの実施形態において、前記一組の基部は、2つの半分の部分を含んでもよい。前記2つの半分の部分は、実質的に左右対称あるいは相補的でもよい。いくつかの実施形態において、前記基部は、約0.5インチ〜約0.625インチの厚みを有することができる。いくつかの実施形態において、前記基部は、端部の近くで、約0.5インチの第1の厚みを有し、前記基部の中心の近くで約0.625インチでもよい。

0031

いくつかの実施形態において、前記基部の前記第1の表面は、互いに近接または隣接して配設される複数の突起を有し、持ち運び可能なマットの織物加工面を成形している。前記複数の突起の各突起は、先端部を有し、同じかまたは同様の幾何学的構造を有していてもよい。いくつかの実施形態において、前記複数の突起の各突起は、約0.10インチ〜0.30インチの高さを有していてもよい。いくつかの実施形態において、前記複数の突起は、デュロメータによる計測において10〜150ShoreAの硬度を有する硬度または反発力を有してもよい。前記持ち運び可能なマットの使用時に、このように構成された前記複数の突起は、皮膚を突き刺さず一時的な押し跡を残すことができる。

0032

具体的には、使用者が、マットに着座またはマット上で休息することで、本明細書に開示の持ち運び可能なマットの実施形態を用いる場合、持ち運び可能なマットの織物加工面に対して、使用者がその体重を付加することにより、有効な治療的なマッサージができ、皮膚の表面に持ち運び可能なマットの織物加工面を反映させる圧痕を残す。短い使用時間(例えば、15分以内)の後、使用者は、わずかに暖かさを感じることができる。使用者の皮膚温度の増加は証明可能なものであり、使用者の身体が持ち運び可能なマットの圧痕効果に反応することにより、局部的に血行がよくなる。(例えば、30分の使用後)持ち運び可能なマットから離れた後で、局部的に血行が良くなるので、圧痕のある皮膚表面が滑らかになる(例えば、1時間以内に)。使用者は、「マッサージを受けた」部位のセルライトの見た目が一時的に小さくなり、軽微な筋肉の痛みが一時的に緩和され、および/または筋けいれんが軽減される、という効果を得ることができる。

0033

いくつかの実施形態において、持ち運び可能なマットは、例えば、持ち運び可能なマットを保管し持ち運ぶためのケースを含むキットの一部でもよい。

0034

他にも多くの実施形態が可能である。

発明の効果

0035

本明細書に開示の実施形態は、前述の従来の方法に比べ、多くの利点を提供することができる。例えば、持ち運び可能なマットは、どこででも用いることができ、その費用は、他の製品またはサービスの保守手続きや繰り返し発生する費用と比べると、わずかなものである。さらに、本明細書に開示の持ち運び可能なマットを用いることによる効果として、薬または化学製品を必要とせず、店舗を訪問する必要はなく、高価な装置/施設/クリーム/場所も必要とせず、1時間以内の使用ですぐ効果があることを示した。実施形態は、希望に応じて、頻繁に(またはまれに)用いることができる。30分間着座するという自身の日課に組み込んで使用することができる。

0036

本開示の態様は、以下の説明および添付の図面とともに考慮することで、より理解できるであろう。しかしながら、以下の説明では、開示のそれぞれの実施形態およびその多数の具体的な詳細を示すが、それらに限定されないことが理解されるべきである。多くの置換、変形例、加算および/または再配列は、その趣旨から逸脱することなく、開示の範囲内においてなされ、本開示は、これらすべての置換、変形例、加算および/または再配列を含む。

0037

添付の、本明細書の一部を構成する図面は、本開示の特定の態様を示すために含まれる。図面に例示的に示され、ゆえに非限定的な実施形態を参照することで、本開示について、より容易に明瞭なものとなるであろう。可能な場合は、同じ参照番号は、同じまたは同様の特徴(要素)を参照するために、図面全体にわたって用いられる。図面は、必ずしも一定の比率で描画されているというわけではない。

図面の簡単な説明

0038

持ち運び可能なマットの一実施形態の最上部の、断面詳細図である。
持ち運び可能なマットの一実施形態の最上部の、断面詳細図である。
持ち運び可能なマットの一実施形態の最上部の、断面詳細図である。
持ち運び可能なマットの一実施形態の最上部の、断面詳細図である。

0039

持ち運び可能なマットの一部の一実施形態の詳細斜視図である。

0040

持ち運び可能なマットの一実施形態の側面図である。

0041

持ち運び可能なマットの一実施形態の他の側面図である。

0042

持ち運び可能なマットの実施形態の側面図である。

0043

持ち運び可能なマットの実施形態の側面図である。

0044

持ち運び可能なマットシステムの各種実施形態の上面図である。

0045

持ち運び可能なマットシステムの各種実施形態の上面図である。

0046

持ち運び可能なマットシステムの各種実施形態の上面図である。

実施例

0047

本明細書において開示される実施形態は、一時的にセルライトの見た目を減少させ、一時的に局部的な血行を増加させ、一時的に軽微な筋肉の痛みを緩和し、一時的に筋けいれんを軽減するという効果を有する、持ち運び可能なマット、システムおよびキットを提供する。軽微な背面の痛みの緩和または上下の脊髄部位に対する筋けいれん等、他の用途に用いることもできる。

0048

いくつかの実施形態において、持ち運び可能なマットは、熱可塑性エラストマ等、可撓性の材料で構成することができる。他の材料も用いることができる。例えば、持ち運び可能なマットは、ゴムプラスチックガラスガラス繊維、金属、、木、硬いプラスチックまたは複合材料で構成することができる。非限定的な例として、使用者の体重によって突起が実質的に圧縮されることなく、使用後の皮膚に、可視模様または痕跡を残すことができ、形成される押し後が確実に意図する形状およびサイズとなるように、持ち運び可能なマットは、十分に高いデュロメータ(例えば、10〜150ShoreA)を有する材料で構成されていてもよい。持ち運び可能なマットは、座っていたり、使用者が横向き、仰向き、下向きに寝ていたりする等、さまざまな位置において使用可能となる形状因子を有する。

0049

いくつかの実施形態において、本明細書に開示の持ち運び可能なマットは、単一材料で一体的に構成することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示の持ち運び可能なマットは、射出成形プロセスを用いて製作することができる。いくつかの実施形態において、本明細書に開示の持ち運び可能なマットは、無孔であり、縫い目または穴を有していない。これらの特徴により、体液、ほこり、化学製品および/または高圧水が、持ち運び可能なマットに浸透しないように保護されている。このため、食器洗い機で容易に洗浄することができる。

0050

いくつかの実施形態において、持ち運び可能なマットは、一つ以上のパッドを含むことができ、それぞれパッド上に突起のパターンを有する。いくつかの実施形態において、それぞれの突起(突出部ともいう)は、三次元(3D)形状とすることができる。3D形状は、四面体または角錐とすることができるが、実施形態として限定されるものではない。人がマットに座る際に、各突起が皮膚および接触箇所で、皮膚を貫通しないが所望の痕跡を残すように構成される先端部を有する限り、他の幾何学的な3D形状でも可能である。これらの突起は、すべての突起において同一とすることもできるし、実質的に同一とすることもできる。さらに、いくつかの実施形態において、突起は、互いに等間隔に設置することができる。いくつかの実施形態において、突起は、同じ高さまたは様々な高さを有することができる。パッドごとの突起の数は、個々の突起のサイズおよび/または形状と同様に、サイズおよび/または基底にあるパッドの形状により、実施ごとに変えることができる。

0051

マットの単位領域ごとの突起の測定値を、マットの突起密度ということもある。2つの隣接する突起間の距離(例えば、先端部、端部および/または基部の間を測定するように)が、最大閾値を上回らないように、突起密度を選択してもよい。持ち運び可能なマットの突起が使用者の体重を支持することができ、使用者の皮膚と任意の一つの突起との接触により、その突起によって使用者に損傷または過剰な痛みを生じさせないように、この最大閾値は、個々の使用者により変えても良い(例えば、年齢、性別、皮膚の厚み、皮膚の感度等)。

0052

マットの突起密度は、各突起の硬度、各突起の形状、各突起の先端部の形状および/またはその他の特徴によって変えることもできる。一実施形態において、約80ShoreAの硬度を有するピラミッド状の突起を有するマットの突起密度は、(単位領域の一例である)平方インチ当たり約2〜3の突起である。しかしながら、隣接する突起との間にどの程度の空間があるか、各突起のための基部のサイズおよび/または形状、各突起の高さ等に応じて、平方インチ当たり、より多い突起でもより少ない突起でもよい。例えば、丸みのある突起を有するマットは、角のある突起を有するマットより低い突起密度としてもよい。100ShoreAの硬度の突起を有するマットは、50ShoreAの硬度の突起を有するマットより高い突起密度を有していてもよい。0.5インチ延在する突起を有するマットは、0.25インチ延在する突起を有するマットより低い密度を有していてもよい。

0053

いくつかの実施形態において、本明細書に開示の持ち運び可能なマットは、2つ以上の別々のパッドを有することができ、それぞれ、パッド上に配置される突起のパターンを有する。これらのパッドは、同じまたは異なる突起のパターンを有することができ、同じまたは異なる材料で構成されてもよい。これらのパッドは、同じまたは異なる形状を有してもよい。一実施形態において、持ち運び可能なマットは、2つの対称的に成形されたパッドで構成することができる。一実施形態において、パッドは矩形である。他の形状も可能であると予想される。例えば、パッドは、楕円形不規則な形状、正方形円形八角形等の形状を有することができる。パッドは、別々に、または、同時に一緒に用いることができる。マットのサイズは、マット表面接触領域を全体とするために、充分な皮膚接触ができるように延長することができる。

0054

本明細書に開示の持ち運び可能なマットのパッドは、様々な付属品機構を使用することで、永久的にあるいは一時的に互いに取り付け可能となる。例えば、一実施形態において、2つ以上のパッドは、フックおよびループ配列により、互いに着脱自在に取り付けることができる。他の例として、いくつかの実施形態において、長さが同じかまたは異なる一以上の可撓性ケーブルまたはコードを用いて、持ち運び可能なマットを形成するために2つ以上のパッドを接合して使用してもよい。他の付属品機構も使用可能である。

0055

所望のように複数のパッドを分離したり取り付けたりすることができるので、使用者がパッドを個々の身体の輪郭に対して、配置および/または一致させることができる。例えば、使用者が2つのパッドを配置する。使用者がオフィスの椅子に配置したマットに座る場合、大腿の下で、「V」パターンを形成するように、対応する角部を接合してもよい。使用者が飛行機座席上に配置したマットに座る場合は、「II」パターンを形成するために同じパッドを平行に配置してもよい。この例では、飛行機のシートの方が小さいため、使用者のオフィスの椅子よりも制限がある。しかしながら、座席に合うパッドおよびそれが使われる位置の向きまでも、使用者が調整することができる。従って、本明細書に開示の持ち運び可能なマットは、使用者のサイズ、使用位置、座席制限等の違いに適応することができる。

0056

いくつかの実施形態において、パッド上の突起は、パッドの一つ以上の側方に向かって漸減することができる。例えば、膝窩部)より少し上の大腿の下に配置されるように設計されているパッド上の突起の高さは、パッドの一つの側方に向かって漸減することができる。この領域の突起の高さの減少分は、膝のくぼみ(knee pit)への圧力を最小限にすることができ、より良好な血行およびリンパ排出を可能とし、血流を制限する可能性を軽減することができる。他の例として、パッド上の突起の高さは、骨盤解剖学的構造に従って漸減することができ、パッドと坐骨棘との接触領域で、より快適なものにすることができる。他の例として、パッドを使用するときに、使用者が前のめりの位置で、もたれる/座る傾向となるようにすることで、人間工学的に構成することができる。

0057

これらの突起は、一定の時間、例えば、おおむね一時間程度、突起のパターンを有するまたは織物加工されるマットの表面に、皮膚が接触した場合、セルライトの見た目を減少させることができるように構成される。脂肪組織も織物加工面に対して固定されるように、パターンを有する表面は、皮膚とマットの表面に対して比較的固定している表面との接触を維持するようにしている。通常のデスクでの動きに伴って人体の位置が移動する等、人体にわずかな動きがある場合と同様に、マットは、その織物加工面に対する使用者の体重に影響を与えることができる。

0058

より詳しくは、突起の模様は、マットが使用者の臀部および大腿の下に配置される場合、突起が使用者の皮膚に圧痕をつけることができるように、構成または配置することができる。使用者がマット上に座る場合、自身の体重および自然な運動(受動的なマッサージ)により、突起が破壊することはないが、皮膚に入り込み、皮膚が押し跡を有する圧痕ができ、機械式のマッサージを行っているところから流体押し出すようにすることができる。突起によって生じる押し跡に対処するために、その部位(紅斑)への血流を増加させることによって、突起からの圧力が皮膚に押し跡を作ることもありえるので、使用者の体が自然に反応する。使用する無孔材料加温効果をも強化するので、使用者の皮膚の温度は使用している間に高くなる。例えば、一日につき1回か2回、約30分間、マットに座った後で、マットを使用者から離す(例えば、マットに座るか横になっていた使用者が立ち上がる)。押し跡は皮膚から次第に消え、局部部位に対する血行が鎮静し始めると、この両方の効果により、セルライトの見た目を一時的な減少させるという効果が生じる。

0059

本明細書に開示の持ち運び可能なマットの実施形態として、タブレットコンピュータと同じ程度の形状および重量を有することができ、持ち運び、移動および保管が容易である。非限定的な例として、一組の別々の2つのパッドを有するマットは、約2ポンド以下の重さであり、カーシート、オフィスの椅子、自宅またはレストランの典型的な着席状態で容易に使用することができる。

0060

本明細書に開示の持ち運び可能なマットの実施形態として、実際の機能が容易に明らかとならないように、設計的な要素を組み込むことができ、その使用目的を明らかにすることに対する懸念がある使用者が、他人に気づかれるという心配なく持ち歩くことができる。例えば、材料は、染料および/または表層塗料を行うことにより色付けすることができる。

0061

本明細書に開示の持ち運び可能なマットの実施形態として、破損を受けたり着座面を破損したりすることなく、着座面の大部分に一致させることができる。

0062

本明細書に開示の持ち運び可能なマットの実施形態として、掃除するのが容易である。例えば、持ち運び可能なマットは、普通の家庭の食器洗い機で洗浄することもできるし、手で洗うこともできる。食器洗い機の熱を繰り返し使用してもマットの完全性を損なうことがなく、高温の車に放置する等、マットは極端な熱に耐えることができる。

0063

本明細書に開示の持ち運び可能なマットの実施形態として、一時的にセルライトの見た目を減少させ、一時的に局部の血行を増加させ、一時的に軽微な筋肉の痛みを緩和したり、局部的に筋肉を弛緩させたりするための、危険度の低い解決策を提供することができる。本発明および本発明のさまざまな特徴およびその有効な効果を有する詳細を、添付の図面に例示し、以下の説明において詳述する非限定的な実施例を参照して、より完全に説明する。本発明を不必要に不明瞭にしないよう、周知の製造技法、構成要素および装置に関する説明を省略する。しかしながら、本発明の好ましい実施形態を示すと共に、詳細な説明および具体例は、例示するためのものであるが、限定するためのものではない。基礎をなす発明の概念の範囲内でのさまざまな置換、修正、追加および/または再編成が、この開示から当業者にとって明らかであろう。

0064

図1A〜1Dは、持ち運び可能なマット(装置100)の一実施形態の最上部の断面詳細図を示す。一つ以上の図1A〜1Dに図示するように、装置100には、長さL1およびL2を有する端部を有する基部120が形成されていてもよい。基部120は単一の厚み(例えばT1)を有するか、または厚みを変えることができ、2つ以上の厚み(例えばT2およびT3)を有することができる。装置100は、単一部材として形成してもよい。あるいは、装置100のいくつかの部分を形成してから、機械的、化学的、または、熱的に、形成装置100に結合または取り付けられてもよい。一実施形態において、T1は、0.125インチでもよい。一実施形態において、T1は、0.165インチでもよい。一実施形態において、T2は0.125インチでもよく、T3は0.165インチでもよい。T1、T2およびT3は、他の値としてもよい。

0065

基部120は、使用、輸送、保管または洗浄に関して、所望の特徴を有するように選択された材料で形成することができる。例えば、装置100は、使用および/または輸送の間の取扱いが容易となるように、固体で形成されていてもよい。あるいは、一以上の開口部(図示せず)を有する基部120で形成されていてもよい。装置100も一以上の特徴を有する材料で形成することもできるが、抗菌性表面、低い熱伝導率、柔軟性、軽量、ラテックスを含まない、非毒性、色、質感、硬度/反発力等(例えば、デュロメータによる計測)に限定されない。

0066

基部120は、使用、輸送または保管に基づいて可撓性材料で形成してもよい。いくつかの実施形態では、使用者の皮膚に接触する突起が最大数となることを確実にするために、基部120を使用者の身体と一致させるか、またはある部位との接触を回避するために、柔軟性をもって形成してもよい。例えば、使用者は、臀筋部位と、その部位の内側のロール装置100(すなわち、装置100を包んでもよい)とを接触させる突起の最大数を望むかもしれないし、あるいは、使用者は、膝の後ろ側を避け、その部位との接触をしないように、装置100を外側にする(すなわち、装置100の向きを変える)ことができる。いくつかの実施形態において、着座面によって損傷を受けることなく、かつ着座面に損害を与えることなく、基部120は、着座面の大部分に一致するように柔軟性をもって形成してもよい。いくつかの実施形態では、基部120は、飛行機の座席、バスの座席に用いられる等、使用者が、所望の構成で、装置100を位置決めできる柔軟性を有して形成されていてもよい。いくつかの実施形態では、基部120は、使用者がより簡単に運んだり、よりコンパクトに保管したりするために、装置100を丸めることができるように、柔軟性を有して形成されていてもよい。

0067

いくつかの実施形態において、基部120は、低い熱伝導率を有する材料で形成することができる。基部120が人間の皮膚と接触しているときに、熱伝導率が低いため皮膚の近くで熱を保持することができる。皮膚の近くで熱を保持することは、局部的に体温都合よく上げることができる。いくつかの実施形態において、基部120は、1度(華氏)で、局部的な体温を上昇させてもよいし、3〜5度(華氏)で、局部的な体温を上昇させてもよい。局部的な体温を上昇させることにより血行が良くなるので、それらの部位で体温を上昇させることができる。

0068

いくつかの実施形態において、基部120は、抗菌剤バクテリア抵抗、あるいは細菌を伝播させる可能性を阻害または減少させる材料で形成することができる。いくつかの実施形態において、基部120は、使用後に、使用者が装置100を容易に洗浄できるよう食器洗い機を用いてもよい。

0069

いくつかの実施形態において、装置100は、PAのSmooth-On社から入手可能なPMC 780 Dry and Wetのようなポリウレタンエラストマ製品で形成することができる。その組成により、ほぼ不浸透性の表面を実現し、手または食器洗い機において洗浄することが容易であり、低い熱伝導率を有し、所望の柔軟性および硬度を有するように形成することができ、シミが付着せず、様々な色で形成することができる。他の材料および組成物を用いてもよい。

0070

装置100は、長さL1およびL2を有する端部102a、102b、102cおよび102dを有して形成してもよい。一実施形態において、L1は、13.4インチでもよい。一実施形態において、L1は、13.665インチでもよい。一実施形態において、L2は、8.875インチでもよい。一実施形態において、L2は、9.29インチでもよい。いくつかの実施形態において、少なくとも一つの端部は、10〜24インチの長さL1またはL2を有する。L1およびL2は、他の値をとってもよい。

0071

装置100の端部は、直線でも曲線でもよい。少なくとも一つの端部は、人が装置100に座ることができ、装置100に支持される人の臀部または大腿のほぼ全てを含めるような、長さL1またはL2を有してもよい。

0072

装置100には、基部120の平面上に位置する最上部または第一の表面から突出している突起101の配列110を有する基部120が形成されていてもよい。各突起101は、角錐等の角のある表面を有する幾何学的構成を有してもよいし、あるいは、円錐等の湾曲面を有していてもよい。突起101は、傾斜が変化する表面を有して形成されていてもよい。いくつかの実施形態において、各突起101は、鈍い(鋭利でない)先端部または端部で形成されていてもよい。鈍い先端部は、基部に近い第1の傾斜と、第1の傾斜ほど急勾配ではなく、先端部に近い第2の傾斜とで形成されていてもよい。例えば、第1の傾斜は、45度の角度でもよく、第2の傾斜は、30度の角度でもよい。角錐台および円錐台は、第2の傾斜が実質的にゼロでもよいという例である。図1Dに図示するように、各突起101は、基部120の最上部に対して、幅W、高さHおよび角度Aによって定義されてもよい。いくつかの実施形態において、Hは、0.265〜0.259インチとしてもよい。いくつかの実施形態において、Wは、0.5〜0.75インチとしてもよい。いくつかの実施形態において、Aは、120〜150度としてもよい。いくつかの実施形態において、突起101が他の突起と接触するように、幅Wは、幅Xまたは幅Yに対応してもよい。

0073

突起101は、デュロメータを用いて計測可能な特定の硬度で形成されていてもよい。
デュロメータは、材料の硬度を計測する。この場合、硬度は、永く生じる押し跡に対する材料の抵抗として定義してもよい。デュロメータでの計測が、ポリマーエラストマおよびゴム等の硬度の尺度として一般的に用いられる。使用中に、いかなる突起101の先端部も、押し跡または圧痕を使用者の皮膚に残すが、突起101は皮膚を突き通したり、突き刺したり、あるいは皮膚に永続的な損傷を引き起こさないように、高さH、幅W、角度Aまたは硬度の一つ以上を選択してもよい。いくつかの実施形態において、突起101は、デュロメータでの計測で、10〜150ShoreAの硬度を有してもよい。

0074

突起101は、配列110の一部として形成してもよい。いくつかの実施形態では、配列110は、行および列を有して形成してもよい。いかなる行または列にある突起101の数を変えてもよい。例えば、図1Aに図示するように、配列110は、所望の見た目を有するように成形してもよく、突起101は、これに従って間隔を置いて配置してもよい。配列110の突起101の数は、突起101の大きさ、間隔および形状に基づいて変えてもよい。配列110は、他の突起101と近接して形成してもよい。いくつかの実施形態では、突起101は、他の突起101と接触していてもよい。

0075

図2は、持ち運び可能なマット(装置200)の一実施形態の一部の詳細斜視図を示す。装置200は、突起201の配列210を有してもよい。突起201の配列210は、上述の突起101の配列110の一実施形態でもよい。突起同様に、軟部組織において、所望の解剖学的あるいは生理的違いに合うように、突起201を成形し、大きさを設定し、間隔をあけて配置してもよい。これらの違いにより、突起201を用いて、軟部組織から流体を排出させ、その部位の血流を増加し、軟部組織において流体が蓄積するのを阻害または防止する刺激作用を起こし、または、その部位のセルライトの見た目を減少させる結果となる他の生理的違いを引き起こすことが可能となる。

0076

配列210は、突起201の列および行を含んでもよい。各突起201は、配列210の他の突起201に近接していてもよいし、配列210の他の突起201と接触していてもよい。各突起201は、皮膚への損傷を防止するように形成され、その大きさがきめられた鈍い先端部または端部205を有してもよい。本明細書では、「先端部(tip)」という言葉は、皮膚との非経皮、非浸透な接触として構成される突起201の一部についていう。突起201の先端部205は、皮膚との接触の後、皮膚に押し跡を生じさせるためにその大きさを設定し成形してもよいが、神経、血管、リンパ節、骨または他の組織に損傷を与えることはない。実施形態では、神経の損傷、はん痕組織の増強等、皮膚への損傷を防止または回避してもよい。例えば、使用者が、一定の時間(例えば、5分、10分、30分等)、装置200に着座する、あるいは皮膚を接触させて、圧力をかけることで突起201は押し跡を皮膚に残すが、装置200が皮膚との接触から離されると、短い時間(例えば、5〜45分)で押し跡がなくなって消えるように、先端部205または突起201を、成形し、間隔を置いて配置し、大きさを設定してもよい。当業者であれば、押し跡の大きさ、形状および間隔は、体重、性別、体型、セルライトの有無や程度、年齢等、他の要因の影響を受けるが、これらには限定されないことを理解するであろう。

0077

図3は、持ち運び可能なマット(装置300)の一実施形態の側面図を示し、基部上の突起の異なる構成を例示する。装置300は、上記の装置100の一実施形態でもよい。この例では、基部320は、基部320全体に実質的に一定の厚みを有してもよいが、基部320上の突起の輪郭は、基部320全体で異なっていてもよい。図3に図示するように、基部320は、第1の厚みT1を有し、第1端部から第1端部の反対側の第2端部まで、第1端部から中央近くの領域まで、あるいはその組合せで、大きさ(例えば、高さ)を変えてもよい。例えば、一実施形態において、突起302のD1は、突起301のD2より小さくなるように、装置300上の突起の配列310の高さを、第1端部に向かって漸減することができる。利点は、このように漸減させたり、高さを小さくしたりすることによって、装置300が膝近くなるにつれて漸減するように大腿の下で用いることができることである。この部位の突起301は低くなっていくので、膝のくぼみの組織への圧力を最小限にすることができるので、より良好な血行およびリンパドレナージュを可能にして、血流を制限する可能性を低くすることかできる。

0078

図4は、持ち運び可能なマット(装置400)の一実施形態の他の側面図を示す。装置400は、図3において示される装置300を90度回転させた一実施形態でもよい。図4に図示するように、突起の配列410は、第1端部から、この第1端部の反対側の第2端部まで延在してもよい。D3およびD4に例示するように、突起は2つの端部の間で、高さを変えてもよい。突起が2つの端部の間で高さ(D1およびD2)を変えてもよい図3に示す例と結合して、図4では、突起401、402、403、および404で示すように、突起の配列410が端部に向かって高さを変えることができる例示の実施形態を示す。必要および/または要求に応じて、当業者は、D1、D2、D3およびD4を実施の状態により変えてもよいことを理解するであろう。

0079

図5および図6は、持ち運び可能なマットの実施形態の側面図を示す。図5に図示するように、装置500は、基部520の第1の側部から突出する突起501の配列510と、基部520の第2の側部から突出する突起501の配列515とを有する基部520を有していてもよい。図6に図示するように、装置600は、基部620の第1の側部から突出する突起601の配列610と、基部620の第2の側部から突出する突起616の配列615とを有する基部620を有していてもよい。

0080

図6に例示するように、突起601は、ピラミッド状等の角度があってもよく、突起616は、半球状等、湾曲していてもよいし、あるいは突起601とは異なる形状をしていてもよい。利点は、異なる形状、硬度、大きさ等を有する突起を有する2つの側部それぞれにより、使用者が装置600の効果を制御および/または選択できるようにしてもよいことである。例えば、使用者は、より長い時間、第1の側部に着座することができるようにしてもよいし、使用者は、一方の側部よりも他方の側部、あるいは何らかの理由に関係した結果を求めてもよい。

0081

図7から図9は、持ち運び可能なマットシステムの様々な実施形態の上面図を示す。具体的には、システム770は、2つの半分の部分700、700'を含んでいてもよい。各半分の部分700、700'は、尖頭の突起701、701'の配列710、710'を有してもよい。図7に図示するように、半分の部分700、700'は、対称形でもよい。いくつかの実施形態において、半分の部分700、700'は、相補的、同一、非対称、あるいはミラーリングの状態でもよい。半分の部分700、700'は、着席する使用者の大腿または臀部と接触している突起701、701'の数を最大にするように成形してもよい。図7に図示するように、半分の部分700、700'は、略直線の第1の端部と、使用者の臀部および大腿の側面に基づいて湾曲を有する第2の端部とを有してもよい。略直線の端部を有することにより、半分の部分700、700'が「V」または「II」の構成で、使用者が位置することができ、半分の部分700、700'が、使用者の肢のより大きな表面部位に処置を施すために、その肢に対して配置されるか、または、半分の部分700、700'の両方が、大腿または臀部それぞれの外側に配設される。湾曲する端部を有することにより、突起701、701'との接触を最適化するか、または、突起701、701'との接触を回避するために、使用者が半分の部分700、700'それぞれに合わせることができるようにしてもよい。システム770は、キット(kit)(図示せず)の一部を形成してもよく、使用者が、システム770の位置決めを行う、あるいはシステム770あるいは他のツールを所望の位置に保持するのを助けるために、キャリングケース洗浄用材料、ベルト、あるいはストラップをも含めてもよい。

0082

図8は、2つの半分の部分800、800'を有するシステム880の一実施形態を示す。各半分の部分800、800'は、円錐形状の突起801、801'の配列を有810、810'を有していてもよい。図8に図示するように、半分の部分800、800'は、対称形でもよく、それぞれ、卵形または矩形の長細い形状をしていてもよい。持ち運び可能なマットの基部は、他の形状でもよい。いくつかの実施形態において、半分の部分800、800'は、相補的、同一、非対称、あるいはミラーリングの状態でもよい。半分の部分800、800'は、着座する使用者の大腿または臀部と接触する突起801、801'の数が最大になるように形成してもよい。図8に図示するように、半分の部分800、800'は、略直線である第1の端部と、使用者の臀部および大腿の輪郭に基づいて湾曲を有する第2の端部とを有してもよい。略直線である端部を有することは、使用者は、半分の部分800、800'を「V」または修正した「V」構成とすることができる。すなわち、半分の部分800、800'の両方は、肢のより大きな表面部位を処置するために、使用者の一つの肢に対して配置、あるいは半分の部分800、800'の両方は、各大腿または臀部の外側に配置される。湾曲する端部を有することにより、使用者が半分の部分800、800'を、突起801、801'との接触を最適化する、または突起801、801'との接触を回避することができる。システム880は、キット(図示せず)の一部を形成してもよく、使用者が、システム880の位置決めを行うかまたはシステム880あるいは他のツールを所望の位置に保持するのを助けるために、キャリングケース、洗浄用材料、ベルト、あるいはストラップをも含めてもよい。

0083

いくつかの実施形態は、同様に他の変形例を含んでもよい。図9は、基部920、920'を有するシステム980の一実施形態を示す。基部それぞれはキット(図示せず)の半分を構成してもよい。基部920、920'は、尖頭の突起901、901'の 配列910、910'を有してもよい。図9に図示するように、基部920、920'は円形で、尖頭の突起901は半球形、角度のある、あるいは円錐でもよい。当業者は、他の形状または形状の組合せが可能であることを理解するであろう。

0084

いくつかの実施形態において、上記の装置およびシステムは、輸送または保管のために一緒に取り付けられていてもよい。いくつかの実施形態において、上記の装置およびシステムは、輸送、保管または使用のために一緒に取り付けられていてもよい。2台の装置、基部等の結合は、固定接続ヒンジ接続、または他の形式での接続をしていてもよい。接続は永続的でもよいし、装置、基部等は接続されているが、必要に応じて切り離してもよい。利点は、構成要素を切り離す、または構成を修正することができることなので、さまざまな体型、重量等を有する人々を処置するいくつかの実施形態を有する。

0085

本開示の態様およびさまざまな特徴とその詳細の利点が、例示を参照することにより完全に説明されているので、本願明細書に例示され記載されている実施形態に限定されない。しかしながら、詳細な説明および具体例は、いくつかの実施形態を示しているが、例示の目的であり、限定するものではないことが理解されるべきである。例えば、いくつかの実施形態によっては、パッドが、ラップトップ文書業務または雑誌等のアイテムのキャリングケースとなるように折りたたむことができるように、持ち運び可能なマットは、マットの長さに沿って取り付けられる同じまたは類似の形状および大きさの2つのパッドを有してもよい。他の例として、いくつかの実施形態によっては、持ち運び可能なマットは、2つの半分の部分が可撓性材料により結合されているので、さまざまなものに置かれていてもよいが、互いの配置と距離には制限がある。

0086

さらにまた、詳細な開示を不必要に不明瞭にしないために、周知の材料および製造方法の説明は、省略する。発明の概念の範囲内において、さまざまな置換、変形例、追加および/または再配置が、この開示から当業者にとって明らかであろう。

0087

本明細書で使用する用語である、「comprises」「comprising」「includes」「including」は、「has」「having」またはその他変形も、排他的でない包含を意図している。例えば、一覧の構成要素を含む方法、製品、物品または装置は、それらの要素だけに限定されず、明示的に記載されていない他の要素、あるいは方法、方法、物品または装置に固有の他の要素を含んでもよい。さらに、本明細書で用いられる用語である「or」は、通常、特に明記しない限り「および/または」を意味するよう意図している。例えば、状態AまたはBは、以下のいずれか一つによって満たされる。Aが真で(または存在し)、Bは誤り(または存在しない)、Aは誤りで(または存在しない)、Bは真である(または存在し)、AおよびBは真である(または存在する)。本明細書で使用するように、添付の付録を含み、「a」または「an」の後の用語は(先行詞が「a」または「an」の場合は「the」)は、別途明らかに示さない限り(すなわち、「a」または「an」が明らかに単数だけまたは複数だけを示していない限り)単数と複数の両方を含む。また、本明細書に添付の付録で用いられるように、「in」は、別途明らかに示さない限り、「in」と「on」を意味する。本開示の範囲は、以下の請求項およびそれらの法律上の等価物で判定されなければならない。

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