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図面 (20)

課題・解決手段

垂直落保護システム用のロープグラブが提供される。ロープグラブは、細長い部材通路を備えたハウジングを含む。細長い部材通路は、細長い部材を受け入れるように構成される。ロックカムは、ハウジングに回転可能に連結され、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材と選択的に係合する。カム付勢部材は、比較的小さい付勢力を、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材に向かう方向で、ロックカムに作用させるように配置される。ハウジングに回転可能に連結されたロックアームは、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成された第1の端部と、落下事象時に、ロックカムと選択的に係合して、ロックカムを細長い部材通路内の細長い部材にロックする第2の端部とを有する。

概要

背景

法令は通常、高所で作業する作業者に安全ハーネスを着用することを義務づけており、安全ハーネスは、落下事象が発生した場合に、落下が限定されるように支持構造物に連結されて、作業者が負傷する可能性を低くする。梯子などの構造物昇降している間に発生し得る落下事象時に作業者を保護するシステムは、支持構造物に対する作業者の垂直位置が変わるために、困難が生じることがある。

本明細書を読解したときに、当業者に明らかになる上記の理由および下記の他の理由から、当技術分野において、ロープグラブと、支持構造物として使用される、ほぼ垂直に配置された細長い部材とを含む、効果的で効率的なロープ把持システムが必要である。

概要

垂直落保護システム用のロープグラブが提供される。ロープグラブは、細長い部材通路を備えたハウジングを含む。細長い部材通路は、細長い部材を受け入れるように構成される。ロックカムは、ハウジングに回転可能に連結され、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材と選択的に係合する。カム付勢部材は、比較的小さい付勢力を、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材に向かう方向で、ロックカムに作用させるように配置される。ハウジングに回転可能に連結されたロックアームは、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成された第1の端部と、落下事象時に、ロックカムと選択的に係合して、ロックカムを細長い部材通路内の細長い部材にロックする第2の端部とを有する。C

目的

凹部分312は、ロープグラブが組み立てられたときに、ロックアーム400と係合するアームばね110の第2の端部部分110cの保持端部111が動作するための空間を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

細長い部材通路を形成する細長い部材ガイドを有するハウジングであって、前記細長い部材通路が、細長い部材を受け入れるように構成および配置された、ハウジングと、前記ハウジングに回転可能に連結され、前記細長い部材通路に受け入れられた細長い部材と選択的に係合するように構成および配置されたロックカムと、比較的小さい付勢力を、前記細長い部材通路に受け入れられた細長い部材に向かう方向で、前記ロックカムに作用させるように配置されたカム付勢部材であって、前記比較的小さい付勢力は、通常の使用時に重力によって相殺される、カム付勢部材と、前記ハウジングに回転可能に連結されたロックアームであって、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成および配置された第1の端部と、落下事象時に、前記ロックカムと選択的に係合して、前記ロックカムを前記細長い部材通路内の細長い部材に選択的にロックするように構成および配置された第2の端部とを有するロックアームと、を含むことを特徴とするロープグラブ

請求項2

請求項1に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングの前記細長い部材通路に通じた側部開口を選択的に遮断するように、前記ハウジングに回転可能に連結された回転式サイドプレートをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項3

請求項2に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングと、前記ロックカムと、前記ロックアームと、前記ハウジングとの間に配置された前記回転式サイドプレートとに連結された固定式サイドプレートをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項4

請求項1に記載のロープグラブにおいて、細長い部材と係合するように構成および配置された半径方向縁部を有するロックカムであって、前記半径方向縁部は、様々な直径の細長い部材が前記ハウジングの前記細長い部材通路に受け入れられた場合でさえ、同じ接触角で各細長い部材と係合するように、前記ハウジングへの回転連結に関連して変わる曲率を有する、ロックカムをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項5

請求項1に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングと、前記ロックカムと、前記ロックアームと、前記ハウジングとの間に配置された前記回転式サイドプレートとに連結された固定式サイドプレートと、前記ロックアームと前記固定式プレートとの間に配置されたばねスペーサであって、端部にばね保持スロットが形成されたばねスペーサと、第1の端部部分と、第2の端部部分と、前記第1の端部部分と前記第2の端部部分との間に配置されたコイル部分とを有するアームばねであって、前記コイル部分は、前記ばねスペーサを囲んで受け入れられ、前記アームばねの前記第1の端部部分は、前記ばねスペーサの前記ばね保持スロットに受け入れられ、前記アームばねの前記第1の端部部分はさらに、前記ハウジングの一部と係合し、前記アームばねの前記第2の端部部分は、付勢力を前記ロックアームに作用させるように前記ロックアームと係合する、アームばねと、をさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項6

請求項5に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングは、切欠き部分を備えたポストを含み、前記ばねスペーサは中央路を有し、前記ハウジングの前記ポストは、前記中央路に受け入れられ、前記アームばねの前記第1の端部部分は、前記ポストの前記切欠き部分に受け入れられて、前記アームばねの前記第1の端部部分が前記ハウジングと係合することを特徴とするロープグラブ。

請求項7

請求項2に記載のロープグラブにおいて、前記回転式サイドプレートの端部の近くに連結された少なくとも1つのローラであって、細長い部材を案内して前記細長い部材通路に通すよう構成された少なくとも1つのローラをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項8

請求項2に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングと前記回転式サイドプレートとの間に連結されて、付勢力を前記回転式サイドプレートに作用させるサイドプレートばねをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項9

請求項2に記載のロープグラブにおいて、少なくとも1つのレバーと、前記ハウジングと前記少なくとも1つのレバーとの間に連結されて、付勢力を前記少なくとも1つのレバーに作用させるレバーばねと、前記少なくとも1つのレバーの回転に応じて回転するように連結されたロック部材であって、前記細長い通路に通じた前記側部開口の少なくとも一部を選択的に遮断するために、前記回転式サイドプレートと選択的に係合して、前記回転式サイドプレートを前記ハウジングに対して静止した位置にロックするように構成および配置されたロック部材と、前記ハウジングと前記回転式サイドプレートとの間に連結されて、付勢力を前記回転式サイドプレートに作用させるロックばねと、をさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項10

請求項9に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングのスロットを貫通するレバーをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項11

請求項1に記載のロープグラブにおいて、前記ロックアームは、落下事象時にエネルギを吸収するように構成および配置されたエネルギ吸収部分を含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項12

細長い部材通路を形成する細長い部材ガイドを有するハウジングであって、前記細長い部材通路が、細長い部材を受け入れるように構成および配置された、ハウジングと、前記ハウジングに回転可能に連結され、前記細長い部材通路に受け入れられた細長い部材と選択的に係合するように構成および配置されたロックカムであって、細長い部材と係合するように構成および配置された半径方向縁部を有し、前記半径方向縁部は、様々な直径の細長い部材が前記ハウジングの前記細長い部材通路に受け入れられた場合でさえ、同じ接触角で各細長い部材と係合するように、前記ハウジングへの回転連結に関連して変わる曲率を有する、ロックカムと、前記ハウジングに回転可能に連結されたロックアームであって、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成および配置された第1の端部と、落下事象時に、前記ロックカムと選択的に係合して、前記ロックカムを細長い部材にロックするように構成および配置された第2の端部とを有するロックアームと、を含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項13

請求項12に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングの前記細長い部材通路に通じた側部開口の少なくとも一部を選択的に遮断して、細長い部材を前記細長い部材通路内に選択的に保持するように、前記ハウジングに回転可能に連結された回転式サイドプレートをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項14

請求項12に記載のロープグラブにおいて、比較的小さい付勢力を、前記細長い部材通路に受け入れられた細長い部材に向かう方向で、前記ロックカムに作用させるように、前記ハウジングと前記ロックカムとの間に連結されたカムばねをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項15

請求項12に記載のロープグラブにおいて、前記ハウジングと、前記ロックカムと、前記ロックアームと、前記ハウジングとの間に配置された前記回転式サイドプレートとに連結された固定式サイドプレートと、前記ロックアームと前記固定式プレートとの間に配置されたばねスペーサであって、端部にばね保持スロットが形成されたばねスペーサと、第1の端部部分と、第2の端部部分と、前記第1の端部部分と前記第2の端部部分との間に配置されたコイル部分とを有するアームばねであって、前記コイル部分は、前記ばねスペーサを囲んで受け入れられ、前記アームばねの前記第1の端部部分は、前記ばねスペーサの前記ばね保持スロットに受け入れられ、前記アームばねの前記第1の端部部分はさらに、前記ハウジングの一部と係合し、前記アームばねの前記第2の端部部分は、付勢力を前記ロックアームに作用させるように前記ロックアームと係合する、アームばねと、をさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項16

請求項13に記載のロープグラブにおいて、前記回転式サイドプレートの端部の近くに連結された少なくとも1つのローラであって、細長い部材を案内して前記細長い部材通路に通すよう構成された少なくとも1つのローラをさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項17

請求項13に記載のロープグラブにおいて、少なくとも1つのレバーと、前記少なくとも1つのレバーの回転に応じて回転するように連結されたロック部材であって、前記細長い通路に通じた前記側部開口の少なくとも一部を選択的に遮断するために、前記回転式サイドプレートと選択的に係合して、前記回転式サイドプレートを前記ハウジングに対して静止した位置にロックするように構成および配置されたロック部材と、前記ハウジングと前記回転式サイドプレートとの間に連結されて、付勢力を前記回転式サイドプレートに作用させるロックばねと、前記ハウジングと前記少なくとも1つのレバーとの間に連結されて、付勢力を前記少なくとも1つのレバーに作用させるレバーばねと、をさらに含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項18

請求項12に記載のロープグラブにおいて、前記ロックアームは、落下事象時にエネルギを吸収するように構成および配置されたエネルギ吸収部分を含むことを特徴とするロープグラブ。

請求項19

細長い部材を支持構造物に連結するように構成および配置された少なくとも1つのバイパスブラケットと、ロープグラブと、を含むロープグラブシステムであって、前記ロープグラブは、細長い部材通路を形成する細長い部材ガイドを有するハウジングであって、前記細長い部材通路は、細長い部材と前記少なくとも1つのバイパスブラケットの一部とを通すように構成および配置された、ハウジングと、前記ハウジングに回転可能に連結され、前記細長い部材および前記少なくとも1つのバイパスブラケットの一部の一方と選択的に係合するように構成および配置されたロックカムと、比較的小さい付勢力を、前記細長い部材通路に受け入れられた前記細長い部材および前記少なくとも1つのブラケットの一部に向かう方向で、前記ロックカムに作用させるように、前記ハウジングと前記ロックカムとの間に連結されたカムばねであって、前記比較的小さい付勢力は、前記ロープグラブの通常の使用時に重力によって相殺される、カムばねと、を含むことを特徴とするロープグラブシステム。

請求項20

請求項19に記載のロープグラブシステムにおいて、前記ロープグラブは、前記ハウジングに回転可能に連結されたロックアームであって、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成および配置された第1の端部と、落下事象時に、前記ロックカムと選択的に係合して、前記ロックカムを前記細長い部材および前記少なくとも1つのバイパスブラケットの一部の一方に選択的にロックするように構成および配置された第2の端部とを有するロックアームをさらに含むことを特徴とするロープグラブシステム。

請求項21

請求項19に記載のロープグラブシステムにおいて、前記バイパスブラケットは、前記支持構造物に連結されるように構成および配置されたベースブラケットと、前記ベースブラケットに連結され、離間して反対の方向を向いた第1および第2の保持を含むスリーブクリップと、中央路と、管状スリーブの外側面に形成され、離間して反対側に配置された第1および第2の凹部とを有する管状スリーブと、をさらに含み、前記スリーブクリップの前記第1および第2の保持耳は、前記環状スリーブの前記反対側に配置されたそれぞれの第1および第2の凹部を選択的に受けるように構成および配置されることを特徴とするロープグラブシステム。

請求項22

ロープグラブを操作する方法であって、ハウジングに回転可能に連結されたレバーを使用者の手で回転させて、回転式サイドプレートを解放することと、前記回転式サイドプレートの端部を前記使用者の前記手で後方に引いて、前記ハウジングに形成された細長い部材通路に通じた側部開口から離れる方向に、前記回転式サイドプレートの一部を回転させることと、前記ハウジングの前記細長い部材通路内に細長い部材を受け入れるように、前記使用者の前記手で前記ロープグラブを配置することと、前記細長い部材通路で前記細長い部材を保持するために、前記回転式サイドプレートが、前記ハウジングの前記細長い部材通路に通じた前記側部開口を少なくとも部分的に覆うのを可能にするように、前記回転式側部プレートを解放することと、を含むことを特徴とする方法。

請求項23

請求項22に記載の方法において、ハウジングに回転可能に連結されたレバーを前記使用者の手で回転させて、回転式サイドプレートを解放することと、前記回転式サイドプレートの端部を前記使用者の前記手で後方に引いて、前記ハウジングに形成された細長い部材通路に通じた側部開口から離れる方向に、前記回転式サイドプレートの一部を回転させることと、前記使用者の前記手で、前記ハウジングの前記細長い部材通路から前記細長い部材を取り出すことと、前記回転式サイドプレートが、前記ハウジングの前記細長い部材通路に通じた前記側部開口を少なくとも部分的に覆うのを可能にするように、前記回転式側部プレートを解放することと、をさらに含むことを特徴とする方法。

背景技術

0001

法令は通常、高所で作業する作業者に安全ハーネスを着用することを義務づけており、安全ハーネスは、落下事象が発生した場合に、落下が限定されるように支持構造物に連結されて、作業者が負傷する可能性を低くする。梯子などの構造物昇降している間に発生し得る落下事象時に作業者を保護するシステムは、支持構造物に対する作業者の垂直位置が変わるために、困難が生じることがある。

0002

本明細書を読解したときに、当業者に明らかになる上記の理由および下記の他の理由から、当技術分野において、ロープグラブと、支持構造物として使用される、ほぼ垂直に配置された細長い部材とを含む、効果的で効率的なロープ把持システムが必要である。

0003

現在のシステムの上記の問題は、本発明の実施形態によって対処され、以下の説明を読み、検討することで理解されるであろう。以下の概要は、例として用意されたものであり、限定するものではない。その概要は、単に、本発明の態様の一部を理解する際の読者の助けとするために用意されたものである。

0004

一実施形態では、ロープグラブが提供される。ロープグラブは、ハウジングロックカムカム付勢部材、およびロックアームを含む。ハウジングは、細長い部材通路を形成する細長い部材ガイドを有する。細長い部材通路は、細長い部材を受け入れるように構成および配置される。ロックカムはハウジングに回転可能に連結される。ロックカムは、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材と選択的に係合するように構成および配置される。カム付勢部材は、比較的小さい付勢力を、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材に向かう方向で、ロックカムに作用させるように配置される。ロックアームはハウジングに回転可能に連結される。ロックアームは、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成および配置された第1の端部と、落下事象時に、ロックカムと選択的に係合して、ロックカムを細長い部材通路内の細長い部材にロックするように構成および配置された第2の端部とを有する。

0005

別の実施形態では、別のロープグラブが提供される。この実施形態のロープグラブは、ハウジング、ロックカム、およびロックアームを含む。ハウジングは、細長い部材通路を形成する細長い部材ガイドを有する。細長い部材通路は、細長い部材を受け入れるように構成および配置される。ロックカムはハウジングに回転可能に連結される。ロックカムは、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材と選択的に係合するように構成および配置される。ロックカムは、細長い部材と係合するように構成および配置された半径方向縁部を有する。半径方向縁部は、様々な直径の細長い部材がハウジングの細長い部材通路に受け入れられた場合でさえ、同じ接触角で各細長い部材と係合するように、ハウジングへの回転連結に関連して変わる曲率を有する。ロックアームはハウジングに回転可能に連結される。ロックアームは、使用者の安全ハーネスに連結されるように構成および配置された第1の端部と、落下事象時に、ロックカムと選択的に係合して、ロックカムを細長い部材にロックするように構成および配置された第2の端部とを有する。

0006

別の実施形態では、さらに別のロープグラブシステムが提供される。ロープグラブシステムは、少なくとも1つのバイパスブラケットとロープグラブとを含む。少なくとも1つのバイパスブラケットは、細長い部材を支持構造物に連結するように構成および配置される。ロープグラブは、ハウジング、ロックカム、およびカムばねを含む。ハウジングは、細長い部材通路を形成する細長い部材ガイドを有する。細長い部材通路は、細長い部材と少なくとも1つのバイパスブラケットの一部とを通すように構成および配置される。ロックカムはハウジングに回転可能に連結される。ロックカムは、細長い部材および少なくとも1つのバイパスブラケットの一部の一方と選択的に係合するように構成および配置される。カムばねは、比較的小さい付勢力を、細長い部材通路に受け入れられた細長い部材および少なくとも1つのブラケットの一部に向かう方向で、ロックカムに作用させるように、ハウジングとロックカムとの間に連結される。比較的小さい付勢力は、ロープグラブの通常の使用時に重力によって打ち消される。

0007

さらに別の実施形態では、ロープグラブを操作する方法が提供される。方法は、ハウジングに回転可能に連結されたレバーを使用者の手で回転させて、回転式サイドプレート解放することと、回転式サイドプレートの端部を使用者の手で後方に引いて、ハウジングに形成された細長い部材通路に通じた側部開口から離れる方向に、回転式サイドプレートの一部を回転させることと、ハウジングの細長い部材通路内に細長い部材を受け入れるように、使用者の手でロープグラブを配置することと、細長い部材通路で細長い部材を保持するために、回転式サイドプレートが、ハウジングの細長い部材通路に通じた側部開口を少なくとも部分的に覆うのを可能にするように、回転式側部プレートを解放することと、を含む。

0008

詳細な説明および以下の図を考慮したときに、本発明がより容易に理解でき、本発明のさらなる利点および使用法がより容易に分かるであろう。

図面の簡単な説明

0009

図1は、本発明の一実施形態のロープグラブの側方斜視図である。
図2は、図1のロープグラブの分解図である。
図3Aは、本発明の一実施形態である図1のロープグラブのハウジングの第1の側面図である。
図3Bは、図3Aの3B−3B線に沿ったハウジングの正面断面図である。
図3Cは、図1のロープグラブのハウジングの第2の側面図である。
図3Dは、図1のロープグラブのハウジングの平面図である。
図4Aは、図1のロープグラブの一実施形態の固定式サイドプレートの側面図である。
図4Bは、図4Aの固定式サイドプレートの正面図である。
図5Aは、図1のロープグラブの一実施形態の回転式サイドプレートの側面図である。
図5Bは、図5Aの回転式サイドプレートの正面図である。
図6Aは、図1のロープグラブの一実施形態のアームばねの側方斜視図である。
図6Bは、図6Aのアームばねの側面図である。
図6Cは、図6Aのアームばねの平面図である。
図7Aは、図1のロープグラブの一実施形態のばねスペーサの側方斜視図である。
図7Bは、図7Aのばねスペーサの側面図である。
図7Cは、図7Bの7C−7C線に沿ったばねスペーサの正面断面図である。
図8Aは、図1のロープグラブの一実施形態の第1のレバーの側方斜視図である。
図8Bは、図8Aの第1のレバーの正面図である。
図9Aは、図1のロープグラブの一実施形態のロック部材の側方斜視図である。
図9Bは、図9Aのロック部材の第1の側面図である。
図9Cは、図9Aのロック部材の第2の側面図である。
図10Aは、図1のロープグラブの一実施形態のロックアームの側面図であり、回転式サイドプレートがロック位置にある。
図10Bは、図10Aのロックアームの側面図であり、回転式サイドプレートがロック解除位置にある。
図11Aは、図1のロープグラブの一実施形態のロックカムの側方斜視図である。
図11Bは、図11Aのロックカムの別の側方斜視図である。
図11Cは、図11Aのロックカムの側面図である。
図11Dは、図11Aのロックカムの第2の側面図である。
図11Eは、図11Aのロックカムの正面図である。
図12Aは、第1の直径の第1の細長い部材と係合している、図1のロープグラブの一部の側断面図である。
図12Bは、第2の直径の第2の細長い部材と係合している、図1のロープグラブの一部の別の側断面図である。
図13Aは、一実施形態のロックカムの部分側面図である。
図13Bは、図13Aのロックカムの半径方向縁部の輪郭の一部の拡大図である。
図14Aは、本発明の一実施形態の組み立てたバイパスブラケットの側方斜視図である。
図14Bは、図14Aのバイパスブラケットの側方分解図である。
図15Aは、支持構造物およびロープグラブに連結された本発明の実施形態のバイパスブラケットの側方斜視図である。
図15Bは、図15Aのバイパスブラケットの側方斜視図である。
図15Cは、支持構造物に連結された図15Aのバイパスブラケットの平面図である。
図16Aは、本発明の別の実施形態のロープグラブの第1の側方斜視図である。
図16Bは、図16Aのロープグラブの第2の側方斜視図である。
図16Cは、図16Aのロープグラブの第2の後方斜視図である。
図17は、図16Aのロープグラブの側方分解図である。
図18Aは、図16Aのロープグラブのロックアームの側面図であり、回転式サイドプレートがロック位置にある。
図18Bは、図16Aのロープグラブのロックアームの側面図であり、回転式サイドプレートがロック解除位置にある。
図19Aは、第1の直径の第1の細長い部材と係合している、図16Aのロープグラブの一部の側断面図である。
図19Bは、第2の直径の第2の細長い部材と係合している、図16Aのロープグラブの一部の別の側断面図である。
図20Aは、本発明のさらに別の実施形態のロープグラブの第1の側方斜視図である。
図20Bは、図20Aのロープグラブの第2の側方斜視図である。
図21は、図20Aのロープグラブの側方分解図である。
図22Aは、図20Aのロープグラブのロックアームの側面図であり、回転式サイドプレートがロック位置にある。
図22Bは、図20Aのロープグラブのロックアームの側面図であり、回転式サイドプレートがロック解除位置にある。
図23Aは、第1の直径の第1の細長い部材と係合している、図20Aのロープグラブの一部の側断面図である。
図23Bは、第2の直径の第2の細長い部材と係合している、図20Aのロープグラブの一部の別の側断面図である。

実施例

0010

通例に従って、説明する様々な特徴部は、一定の縮尺作図されるのではなくて、本発明に関係する特定の特徴部を強調するように作図されている。参照符合は、図および本文全体にわたって同じ要素を示す。

0011

以下の詳細な説明において、添付図面が参照され、この添付図面は本明細書の一部を形成し、本発明を実施できる特定の実施形態を図解によって示している。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施するのを可能にするように十分詳細に説明され、当然のことながら、他の実施形態を利用することができ、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、変更を行うことができる。したがって、以下の詳細な説明は、限定を意図してなされるのではなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲およびその等価物によってのみ規定される。

0012

本発明の実施形態は、落下保護用に使用されるロープグラブ(ケーブルグラブ)を提供し、このロープグラブは、ロープ、ケーブルなどの細長い部材、または支持構造物として使用される同様なものからロープグラブを着脱するのに、片手で容易に操作することができる。本明細書で説明するロープグラブ100,1000、2000の実施形態は、使用者が着用する安全ハーネスに連結され、落下事象時に、使用者の落下を制限するために、細長い部材にロックされるように設計されている。ロープグラブ100の実施形態が、図1の側方斜視図および図2のロープグラブ100の分解図で示されている。ロープグラブ100は、ハウジング200、ロックカム300、ロックアーム400、回転式サイドプレート500、および固定式サイドプレート600を含む。ロックカム300、ロックアーム400、および回転式サイドプレート500は、下記にさらに説明するように、ハウジング200に回転可能に連結される。ロープグラブ100の要素を最初に説明し、次いで、ロープグラブ100の構築および操作を説明する。

0013

ロープグラブ100のハウジング200が、図3A〜3Dにさらに示されている。ハウジング200は、第1の側303aおよび第2の側303bを有する本体202を含む。本体202は、上端202aおよび反対側の下端202bをさらに有する。本体202の上端202aの近くには、本体202の第1の側303aからほぼ垂直に延びる上端壁部分201aが配置されている。本体202の下端202bの近くには、本体202の第1の側303aからほぼ垂直に延びる下端壁部分201bが配置されている。本体202は、第1の側縁202cおよび反対側の第2の側縁202dをさらに有する。ハウジング200の第1の側縁202cの近くには、略C字形状で本体202の第1の側303aから延びるケーブルガイド231がある。ケーブルガイド231は、本体202の上端202aの近くから下端202bに延びるケーブルガイド通路230(または細長い部材通路)を形成している。ハウジング200の本体202の下端202bと、ハウジング200の本体202の第1の側202cとの近くには、本体202を貫通する下側ローラリベット通路240が配置されている。さらに、主ポスト204が、本体202の第1の側303aからほぼ垂直に突出している。主ポスト204は、概ね、本体202の上端202aと下端202bとの間の中間部分で、ハウジング200の本体202の第2の側縁202dの方に配置される。主ポスト204は、第1の主ポスト部分204a、第2の主ポスト部分204b、および第3の主ポスト部分204cを含む。第1の主ポスト部分は、本体202の第1の側303aから突出している。第2の主ポスト部分204bは、第1の主ポスト部分204aから突出し、第1の主ポスト部分204aの直径未満の直径を有する。第3の主ポスト部分204cは、第2の主ポスト部分204bから突出し、第2の主ポスト部分204bの直径未満の直径を有する。主ポスト通路206は、主ポスト204を貫通している。本体202の第1の側303aに形成されたカムばね保持チャネル218は主ポスト204を囲んでいる。カム保持チャネル218は、円形部分218aおよび拡張脚部分218bを含む。示した実施形態では、脚部分218bは、ばね保持開孔218cで終端している。

0014

レバー通路212は、第2の側縁202dに近い、本体202の下端202寄りの位置で、ハウジング200の本体202を貫通している。レバー通路212は、さらに、主ポスト204の近くに配置されている。レバー通路212は、円形部分212aと、円形部分212aからハウジング200の本体202の下端202bの方に延びる拡張部分212bとを含む。レバー通路212の近くには、ハウジング200の本体202の第1の側303aからほぼ垂直に延びる側壁部分214がある。側壁部分214はさらに、概ね、主ポスト204とレバー通路212との間に配置されている。側壁部分214の近くには、同様にハウジング200の本体202の第1の側303aからほぼ垂直に延びる中間壁部分216がある。中間壁部分216はまた、レバー通路212の近くに配置されている。さらに、隆起部分215が、ハウジング200の本体202の第1の側303aから突出している。隆起部分215は、レバー通路212を囲んで本体202の第1の側303aから突出している。隆起部分215の高さは、側壁部分214の高さ、および中間壁部分216の高さ未満である。ハウジング200は、ハウジング200の本体202の下端202bの近くに配置された下側ポスト208をさらに含む。下側ポスト208は、本体202の第1の側303aから突出し、中央下側ポスト通路210を含む。特に、下側ポスト208は、本体202の第1の側303aから突出した第1の下側ポスト部分208aと、第1の下側ポスト部分208aから突出した第2の下側ポスト部分208bとを含む。第2の下側ポスト部分208bは、第1の下側ポスト部分208aの直径未満の直径を有する。ハウジング200はまた、本体202の第1の側303aから突出した上側ポスト221を有する。上側ポスト221は、本体202の上端202aの近くに配置され、上側ポスト通路220を含む。図3Cに示すように、レバーばね保持チャネル211は、レバー通路212の一部を囲んで、ハウジング200の本体202の第2の側303bに形成されている。レバー通路212の近くで、ハウジング200の本体202の第2の側303bから延びるレバーストッパ233も図3Cに示されている。レバーストッパ233は、レバー700の回転を選択した向きで止めるように設計されている。

0015

固定式サイドプレート600が、図4Aおよび図4Bに示されている。固定式サイドプレートは、上端612および反対側の下端614を有する。固定式サイドプレート600は、第1の縁部616および反対側の第2の縁部618をさらに含む。固定式サイドプレート600は、第1の側602aおよび第2の側602bをさらに含む。第1の連結路606は、上端612および第1の縁部616の近くで固定式サイドプレート600を貫通している。第2の連結路608は、第1の縁部616および下端614の近くで固定式サイドプレート600を貫通している。固定式サイドプレート600は、固定式サイドプレート600のほぼ中間部分で、第2の縁部618の方に配置された第3の連結路604をさらに含む。図4Aおよび図4Bに示すように、ばねスペーサ隆起部602cは、固定式サイドプレート600の第1の側602aから突出して、下記にさらに説明するように、固定式サイドプレート600の第2の側602bに、ばねスペーサ112の端部を受けるための窪みを形成している。第3の連結路604は、固定式サイドプレート600のばね隆起部602c内で中心に配置されている。固定式サイドプレート600はまた、固定式サイドプレート600の第2の縁部618の近くで、固定式サイドプレート600の第3の連結通路604と下端614との間に配置されたレバー通路610を含む。図4Aに示すように、この実施形態では、第2の側縁614は、ハウジング200の第2の側縁202dの概略的な形状と合致するように、互いから選択した角度をなして伸長するいくつかの縁部伸長部分を有する。

0016

図5Aおよび図5Bを参照すると、一実施形態の回転式サイドプレート500が示されている。回転式サイドプレート500は、第1の縁部508および反対側の第2の縁部510を含む。回転式サイドプレート500はまた、上端506および反対側の下端504を含む。第1の縁部508は、複数の縁部部分508a、508b、508c、508dを含む。特に、第1の部分508aは、下端504から第2の部分508bまで延びている。第2の部分508bは、選択した角度をなして第1の部分508aから延びている。第3の部分508cは、選択した角度をなして第2の部分508bから延びている。第1の部分508a、第2の部分508b、および第3の部分508cは、下記でさらに説明するように、回転式サイドプレート500のうちの、ハウジング200のケーブルガイド通路230への進入を選択的に阻止する部分を形成している。第4の部分508dは、第3の部分508cから上端506まで延びている。第4の部分508dは概ね湾曲して、組み立てたときに、ハウジング200の上側ポスト221を選択的に受け入れるように設計された、回転式サイドプレート500の切欠き部分を全体として形成している。第2の側縁510も、複数の縁部部分510a、510b、510c、510d、510e、510f、510gを有する。特に、第1の部分510aは、下端504から延びている。第2の部分510bは、第1の部分510aから延びている。第3の部分510cは、第2の部分510bから延びている。第4の部分510dは、第3の部分510cから延び、第5の部分510eは、第4の部分510dから延びている。図5Aに示すように、第3の部分510c、第4の部分510d、および第5の部分510eは、ロープグラブ100が組み立てられたときに、ばねスペーサ112に対する回転式サイドプレート500の移動を可能にする、回転式サイドプレート500の第2の縁部510内の切欠き部分を形成している。第6の部分510fは、選択した角度をなして第5の部分510eから延びている。第7の部分510gは、第6の部分510fと上端506との間に延びている。回転式サイドプレート500は、第1の側面502aおよび第2の側面502bをさらに含む。拡張タブ502cは、下端504の近くで、回転式サイドプレートの第2の側面502bの方向に延びている。回転式サイドプレート500は、下端504の近くに配置された回転連結路512と、上端506の近くに配置されたローラ連結路514とをさらに含む。

0017

図6A〜6Cは、一実施形態のアームばね110を示している。アームばね110は、主コイル部分110aを含む。コイル部分110aは、第1の端部部分110bと第2の端部部分110cとの間に配置されている。第1の端部部分110bは、コイル部分110aに対して内側に延びている。第2の端部部分110cは、第1の端部部分110bから離れる方向に延び、曲がった保持端111で終端している。アームばね110の第2の端部部分110cは、下記にさらに説明するように、ロックアーム400のアームばね溝409と係合する形状とされている。図7A図7Cは、本発明の一実施形態のばねスペーサ112を示している。ばねスペーサ112は、第1の端部113と反対側の第2の端部114とを有する略円筒形の本体112aを含む。ばねスペーサ112の本体112aは、中央通路115をさらに含む。さらに、ばね保持スロット112bが、ばねスペーサ112の第1の端部113に形成されている。ばね保持スロット112bは、中央通路115の一部に入るように、ばねスペーサ112の第1の端部113を横断している。さらに、ばね保持スロット112bは、アームばね110の第1の端部部分110bを受け入れるように設計され、一方、アームばね110のコイル部分110aは、ばねスペーサ112の円筒形本体112aを囲んで配置される。ばねスペーサ112は、円筒形本体112aの第1の端部113の中に延びる穴112cをさらに含む。この穴は、組み立て中に、アームばね110を必要なだけ前もって巻くために、工具によって使用される。

0018

図8A〜8Bは、本発明の一実施形態の第1のレバー700を示している。第1のレバー700は、柄702および駆動ノブ704を含む。柄702は、第1の柄部分702aおよび第2の柄部分702bを含む。第1の柄部分702aは、駆動ノブ704と第2の柄部分702bとの間に延びている。第2の柄部分702bは、第1の柄部分702aの直径未満の直径を有する。係合タブ710は、中央で第1の柄部分702aの表面から突出している。1対の回転ロックタブ708a、708bは、第1の柄部分702aの近くで、第2の柄部分702bの表面から反対方向に突出している。駆動ノブ704は、第1の柄部分702aの端部に連結された第1のディスク部分704aと、第1のディスク部分704aから離れる方向で、選択した方向に延びる第2の拡張部分704bとを含む。第2の拡張部分704bは、柄702を回転させるためのてこを形成している。駆動ノブ704は、第2の拡張部分704bから柄部分702に向かって延びる第3の拡張部分704cをさらに含む。第3の拡張部分704cは、組み立てた場合に、ハウジング200の第2の側303bでレバーストッパ231と選択的に係合するように設計されている。図9A〜9Cは、一実施形態のロック部材106を示している。ロック部材106は、円筒形のベース部材106aと、円筒形ベース部材106aの端部近くで、円筒形ベース部材106aから離れる方向に延びる拡張部分106dとを含む。ロック部材106は、第1の側107および反対側の第2の側109を有する。円筒形ベース部材106aは、ロック部材通路106cと、ロック部材106の第1の側107の近くに配置された切欠き部分106bとを含む。拡張部分106dは、ロック部材106の第2の側109に形成されたロックばね保持チャネル106eを含む。ロックばね保持チャネル106eは、拡張部分106dの幅にわたって延びている。拡張部分106dは、拡張部分E106dの側部に、拡張部分106dの高さにわたるロックばね保持スロット106fをさらに含む。ロックばね保持スロット106fは、ロックばね保持チャネル106eの中まで延びている。

0019

ロックアーム400の図解が、少なくとも図2図10A、および図10B提示されている。ロックアーム400は、ロックアーム主部分402およびロックアームエネルギ吸収部分404を含む。ロックアーム主部分402は、主ロックアーム通路412を含む。さらに、ロックアーム拡張部分408が、ロックアーム主部分402から、ロックアームエネルギ吸収部分404がロックアーム主部分402から延びる方向とは反対の方向に延びている。アームばね溝409は、ロックアーム主部分402とロックアームエネルギ吸収部分404との間の接合部の近くの縁部に形成されている。ロックアームエネルギ吸収部分404は、ロックアームエネルギ吸収部分404の終端の近くに、エネルギ吸収部連結路406を含む。エネルギ吸収部連結路406は、下記にさらに説明するように、使用者が着用した安全ハーネスをロープグラブ100に連結するために使用される。例えば、典型的な用途において、安全ハーネスの前部Dリングは、カラビナ(図示せず)を介して、ロックアーム400のエネルギ吸収部分404に取り付けられたスイベル連結器122に連結される。落下事象時に、ロックアームエネルギ吸収部分404は、使用者の負傷を防止するために、エネルギを吸収してまっすぐになるように設計されている。

0020

図11A〜11Eを参照すると、ロックカム300の一実施形態が示されている。ロックカム300はカム本体302を含む。ロックカム300のカム本体302は、連結部分302aおよび係合部分302bを含む。カム本体302は、第1の側301aおよび第2の側301bをさらに含む。カム本体302の連結部分302aはカム通路304を含む。ロックカム300の連結部分302aのカム通路304の近くには、ロックカム300を貫通するカムばね通路306bと、カム本体302の第1の側301aに形成されたカムばねスロット306aとを含むカムばね保持部分306がある。カムばねスロット306aは、カムばね通路306bに通じている。使用時、図2に示すカムばね132(カム付勢部材)の一部は、下記にさらに説明するように、カム全ばね保持部分306に受け入れられる。カム本体302の第1の側301aは、カムばね保持部分306の近くに配置され、カム本体302の縁部まで広がる凹部分312をさらに含む。凹部分312は、ロープグラブが組み立てられたときに、ロックアーム400と係合するアームばね110の第2の端部部分110cの保持端部111が動作するための空間を提供する。ロックカム300の係合部分302bは、連結部分302aから広がっている。係合部分302bの幅は、連結部分302aの幅よりも大きい。特に、係合部分302bの幅は、連結部分302aの幅よりもカム本体302の第1の側301aの方向に幅広く伸長している。ロックカム300の係合部分302bはさらに、半径方向縁部302cで終端している。半径方向縁部302cは、下記に説明するように、半径が変化する構成で、カム通路304のまわりにほぼ半径方向に広がっている。半径方向縁部302cは、細長い部材と摩擦係合するように設計された複数の拡張把持タブ310を備えた概ね凹状の面を有する。

0021

ロックカム300の係合部分302bは、連結部分302aから半径方向縁部302cまでそれぞれ延びる第1の側縁320および第2の側縁321をさらに含む。第2の側縁321は、ほぼ直線で連結部分302aから半径方向縁部302cまで延びている。第1の側縁320は、複数の第1の側縁部分320a、320b、320cを有する。第1の側縁部分320aは、ほぼ垂直の態様で連結部分302aから延びている。第2の側縁部分320bは、概ね湾曲した構成で、第1の側縁部分320aから延びている。第3の側縁部分320cは、ほぼ直線で、第2の側縁部分320bから半径方向縁部302cまで延びている。ロックカム300は、カム本体302の連結部分302aのカム通路304のまわりに広がるハブ部分303をさらに含む。ハブ303は、カム本体302の第2の側301bから外側に突出している。ロックカム300の係合部分302bは、係合部分302bと連結部分302aとの境界を定める第3の縁部330をさらに含む。第3の縁部330は、ロックアーム係合面332を含む。ロックアーム400の拡張部分408は、下記にさらに説明するようなロックアーム400として、落下事象時にロックカム300のロックアーム係合面332と係合する。

0022

ロープグラブ100の構築が、図2および上記に説明した図を参照してさらに説明される。コイル部分132aおよび第1の端部132bを有するカムばね132をハウジング200の本体202のカムばね保持チャネル218に入れ込む。特に、カムばね132のコイル部分132aをカムばね保持チャネル218の円形部分218aに入れ込み、カムばね132の第1の端部132bをカムばね保持チャネル218の脚部分218bに入れ込む。この構成により、カムばね132の第1の端部は、ハウジング200に対して静止した構成に保持される。第1のベアリング128をロックカム300のカム通路304内に配置する。次いで、カム通路304をハウジング200の主ポスト204の第1のポスト部分204aを囲んで配置する。カムばね132の第2の端部132cをカムばね通路306bに通し、ロックカム300のカムばね保持部分306のカムばねスロット306aに入れ込む。カムばね132のこの構成により、比較的軽い付勢力がロックカム300に作用して、ロックカム300がハウジング200の細長い部材通路230内の細長い部材に向かって回転する。この比較的軽い付勢力は、通常の登りでの使用では重力によって相殺され、これは、カムロック300が細長い部材にロックされるのを防止する。したがって、通常の使用時に、ロープグラブ100は、比較的自由に細長い部材を上下に移動する。自由落下(落下事象)において、引力はカムばね132の軽い付勢力を相殺せず、ロックカム300は細長い部材にロックされる。落下時にロックカム300の慣性負荷もカムばね132の軽い付勢力とともに作用して、ロックカム300を細長い部材に接するまで回転させる。

0023

第2のベアリング126をロックアーム400の主ロックアーム通路412に配置する。次いで、ロックアームの主ロック通路412をハウジング200の主ポスト204の第2のポスト部分204bを囲んで配置する。次いで、ばねスペーサ112を主ポスト204の第3のポスト部分204cを囲んで配置する。アームばね110のコイル部分110aをばねスペーサ112を囲んで配置し、一方、アームばね110の第1の端部部分110bをばねスペーサ112のばね保持スロット112bに入れ込む。アームばね110の第1の端部部分110bをハウジング200のポスト204の第3のポスト部分204cの切欠き部分203にさらに入れ込む。この構成により、アームばね110の第1の端部部分110bは、ハウジング200に対して静止した状態で保持される。アームばね110の第2の端部部分110cをロックアーム400のアームばね溝409に入れ込んで、ロック状態にあるロックアーム400に作用する付勢力を有効にする。ハウジング200の主ポスト204の主ポスト通路206と、固定式サイドプレート600の第3の連結通路604とを貫通するリベット142などの留め具は、ハウジング200を固定式サイドプレート600に連結する。

0024

レバーばね138を第1のレバー700の柄702を覆って配置する。次に、第1のレバー700の柄702をハウジング200のレバー通路212に通す。レバーばね138の第1の端部部分138aを第1のレバー700のばね保持穴705に入れ込む。付勢力が所望の方向で第1のレバー700の柄702に加えられるように、レバーばね138の第2の端部部分138bをハウジング200の第2の側縁214のギャップに配置する。レバー通路212の拡張部分212bは、第1のレバー700の柄702から突出した(図8Aに示す)係合タブ710がレバー通路212を通り抜けるのを可能にする。柄702をハウジング200のレバー通路212に通した後、ロックばね108を、柄702を囲んで配置する。ロックばね108の第1の端部部分108aは、ハウジング200の第2の側壁214の一部と係合して、ロックばね108の第1の端部部分108aをハウジング200に対して静止した位置に保持する。次いで、第1のレバー700の柄702をロック部材106のロック部材通路106cに通す。第1のレバー700の柄702の係合タブ710をロック部材106の切欠き部分106bに入れ込んで、柄702の回転をロック部材106の回転と連動させる。ロックばね108の第2の端部部分108bをロック部材106の拡張部分106dのロックばね保持チャネル106eに入れ込んで、付勢力を所望の方向でロック部材106に加える。次いで、柄702を固定式サイドプレート600のレバー通路610にさらに通す。次いで、ワッシャ104および第2のレバー102を柄702の第2の柄部分702bに連結する。第2のレバー102は、対向する溝102a、102bを有する柄連結路102cを含む。対向する溝102a、102bは、第1のレバー700の柄702の回転ロックタブ708a、708bを丁重に受け入れて、第2のレバー102の回転を柄702の回転に連動させる。

0025

ハウジング200の上側ポスト221の上側ポスト通路220を貫通し、固定式サイドプレート600の第1の連結路606を貫通する第1の留め具140(第1のリベット)と、ハウジング200の下側ポスト208の下側ポスト通路210を貫通し、固定式サイドプレート600の第2の連結路608を貫通する第2の留め具(第2のリベット)とは、ハウジング200を固定式サイドプレート600にさらに連結する。第2の留め具144は、回転式サイドプレート500の回転連結路512をさらに貫通して、回転式サイドプレート500用の回転連結部を形成する。ロープグラブ100は、ハウジング200のケーブルガイドチャネル230を通る細長い部材を案内する上側ローラ114および下側ローラ134をさらに含む。上側ローラ114は、上側ローラリベット116によって、回転式サイドプレート500に回転可能に連結される。下側ローラ134は、下側リベット136によって、ハウジング200のケーブルガイド231に隣接して、ハウジング200に回転可能に連結される。

0026

スイベル旋回連結器118を介して、命綱スイベル連結器122をロックアーム400のエネルギ吸収部分404に連結する。特に、スイベル命綱連結器122は、連結路121を有するベース部121cと、一列に整列した通路123a、123bを有する1対の離間したアーム122a、122bとを含む。スイベル旋回連結器118の1対の離間したアーム118a、118bをスイベル命綱連結器122の連結路121に通す。スイベル旋回連結器118のヘッド部分118cは、スイベル命綱連結器122の連結路121の直径よりも大きい直径を有する。離間したアーム対118a、118bは、一列に整列したスイベル旋回連結路117を有する。リベット120は、整列したスイベル旋回連結路117とロックアーム400の連結路406とを貫通して、スイベル命綱連結器122をロックアーム400に連結する。スイベル命綱連結器122の整列した通路123a、123bに通されたリベット124は、命綱をロープグラブ100に連結するのに使用される。上記のように、命綱は、使用者が着用した安全ハーネス(図示せず)に連結される。

0027

図10A、および図10Bのロープグラブ100の部分図を参照して、ロープグラブ100の操作を説明する。図10Aは、回転式サイドプレート500の第1の縁部508に近い回転式サイドプレート500の一部が、ケーブルガイド通路230に通じた側部開口150の少なくとも一部を覆う保持構成の回転式サイドプレート500を示している。この構成では、細長い部材(図10Aには示していない)は、ハウジング200のケーブルガイド231のケーブルガイド通路230に保持される。保持構成は、ロック部材106の拡張部分106dが、回転式サイドプレート500の第2の縁部510の第2の縁部部分510bと係合した場合に得られ、拡張部分106dは、回転式サイドプレート500をケーブルガイド231に対して静止した位置に保持する。ロックばね108は、この構成でロック部材106を付勢する。図10Bは、回転式サイドプレート500を開いた構成で示している。この構成では、回転式サイドプレート500の第1の縁部508に近い回転式サイドプレート500の一部が、ケーブルガイド231から十分遠くに移動して、細長い部材が、ケーブルガイド通路230に通じた側部開口150からケーブルガイド通路230に出入りするのを可能にする。回転式サイドプレート500をこの構成にするために、第1のレバー700および第2のレバー102の少なくとも一方が回転され、これは、ロック部材106の拡張部分106dを回転式サイドプレート500の第2の縁部510の第2の縁部部分510bから離れる方向に回転させる。拡張タブ502cと係合したサイドプレートばね130からの付勢力は、回転式サイドプレート500を保持構成になるまで付勢する。したがって、回転式サイドプレート500は、レバー700またはレバー102の少なくとも一方が回転された後、手で回転されなければならない。これは、回転式サイドプレート500を上側ローラ114の近くで後方に引くことでなされる。ロープグラブ100は、回転式サイドプレートを片手で開いた構成にするために、使用者が、レバー700またはレバー102の一方を回転させることも、回転式サイドプレート500を後方に引くこともできるように設計されている。開いた状態になると、細長い部材をケーブル通路230に出し入れすることができる。細長い部材がケーブル通路230に配置されるか、またはケーブル通路230から取り出されると、回転式サイドプレート500を解放して、回転式サイドプレート500を保持位置まで回転させることができ、レバー700またはレバー102を解放して、ロック部材106を回転式サイドプレート500に係合させることができる。

0028

図12Aおよび図12Bのロープグラブ100の部分側断面図は、2つの異なる細長い部材702、714と丁重に係合しているロープグラブ100を示している。上記のように、細長い部材702、714は、ロープ、ケーブル、または安全支持部材として使用できる任意のタイプの細長い部材とすることができる。本発明の実施形態の特徴の1つは、細長い部材702、714が、図12Aおよび図12Bに示すように、異なる直径を有することができるが、同じ接触角720(Alpha1およびAlpha2)を有することである。すなわち、ロックカム300の半径方向縁部302cの曲率は、主ポスト通路206との関係において一定ではない。曲率は、ロックカム300の半径方向縁部302cとハウジングのケーブルガイド231との間の同じ接触角720が、様々な直径の細長い部材に対して得られるように変わる。接触角720は、落下事象時に、ロックカム300の半径方向縁部302cとケーブルガイド231との間のロープグラブ100の十分な保持摩擦をもたらす角度である。これは、下記にさらに説明される。

0029

図12Aおよび図12Bの部分断面図は、細長い部材702または細長い部材714が、ハウジング200のケーブルガイド通路230内に配置された後の使用中のロープグラブ100を示している。示すように、細長い部材702または細長い部材714は、上側ローラ114および下側ローラ134を用いて案内されて、ケーブルガイド231によって形成されたケーブルガイド通路230を通る。通常の使用時、使用者が昇降しつつあるときに、ロックカムは重力の影響を受けて開いた位置まで回転し、そのため、(あるとしても)最小の摩擦力が、ロープグラブ100によって細長い部材に加えられる。したがって、ロープグラブ100は、落下事象のない通常の使用において、カラビナまたは他の連結手段と安全ハーネス(図示せず)とを介してロックアームに連結された使用者の移動とともに、細長い部材上を上下に比較的自由に移動する。図12Aおよび図12Bは、通常の使用時のこの実施形態において、ハウジング200の本体202の中間側壁部分216の一部が、ロックアーム400のロックアーム係合溝410に収まることを示している。

0030

落下事象時、スイベル連結器122に連結された(スイベル連結器は、次にロックアーム400に連結される)使用者のハーネス用の使用者の前部取付具は、ロックアーム400を下方に引張り、ロックアーム400を主ポスト204のまわりに回転させる。この動作により、ロックアーム400の拡張部分408は、ロックカム300のロックアーム係合面332と係合して、ロックカム300を同様にハウジング200の主ポスト204のまわりに回転させる。ロックカム300のこの動作により、ロックカム300の半径方向縁部302cは、ロックカム300の半径方向縁部302cとハウジング200のケーブルガイド231との間で、細長い部材702または細長い部材714の一部を強く締め付けて、細長い部材702または細長い部材714に対するロープグラブ100の移動をロックする。落下事象時にこの力が十分に大きい場合、ロックアーム400のエネルギ吸収部分404はまっすぐになって、エネルギを吸収し、使用者の負傷を防止する。ロープグラブ100は、落下する使用者の下向きの力がなくなるまで、細長い部材702または細長い部材714にロックされたままである。上記のように、同様に落下事象時に、カムロック300に作用する引力が、カムばね132の軽い付勢力および慣性力に負けて、やはりカムロック300は細長い部材702または細長い部材714にロックされる。

0031

図13Aおよび図13Bを参照して、一実施形態において、異なる大きさの細長い部材702、714で、同じ接触角720を得ることに関する説明がなされる。所与の接触角720(図12Aおよび図12BではAlpha1およびAlpha2)に対するロックカム300の半径方向縁部302cの輪郭は、ロックカム300を、半径方向縁部302cの輪郭に垂直で、かつロックカム300の回転軸360を通る平面350によって分離された多数の薄片に分割することで特定される。半径方向縁部302cの輪郭は、ロックカム300の半径方向縁部302cの輪郭と、ロックカム300の薄片を分離する平面350との間の角度354(Beta)を維持する縁部352を形成することで生成される。角度Beta354は、(90°−接触角702(Alpha1またはAlpha2))に等しい。

0032

本発明の実施形態は、支持構造物に連結され、ロープグラブ100がほぼ静止した状態で係合する細長い部材を保持するように設計されたバイパスブラケット800をさらに含む。バイパスブラケット800の例が図14Aおよび図14Bに示されている。バイパスブラケット800は、ベースブラケット802を含む。ベースブラケット802は、第1の部分802aおよび第2の部分802bを含む。第2の部分802bは、概ね、第1の部分802aから垂直な態様で延びている。第1の部分802aは、2つの離間した連結開孔806a、806bを含む。ベースブラケット802の第2の部分802bは、第1の連結開孔804aおよび第2の連結開孔804bを含む。バイパスブラケット800は、クランプ部材810をさらに含む。クランプ部材810のこの実施形態は、第1の側縁810aと反対側に配置された第2の側縁810bとを有するプレートでできている。クライアント部材810は、上縁810cと反対側に配置された底縁810dとをさらに含む。クランプ部材810は、中央に配置された上側連結開孔812をさらに含み、この上側連結開孔は、クランプ部材810の上縁810cの近くに配置されている。クランプ部材810はまた、クランプ部材810の第1の側縁810aに延び、クランプ部材810の下縁810の近くにあるスロット814を含む。使用時、それに限定されるものではないが、梯子の横木などの支持構造物は、ベースブラケット802の第1の部分802aとクランプ部材810との間に配置される。次いで、留め具816aが、ベースブラケット802の連結開孔806aとクランププレート部材810の上側連結開孔812とを貫通する。次いで、ナット818aが螺入により留め具816aと係合して、クランプ部材810の上側部分をベースブラケット802に連結する。同様に、留め具816bが、ベースブラケット802の連結開孔806bとクランプ部材810のスロット814とに通される。次いで、ナット818bが螺入により留め具816bと係合して、クランプ部材810の下側部分をベースブラケット802に連結する。

0033

バイパスブラケット800は、スリーブクリップ820をさらに含む。スリーブクリップ820は、第1および第2の連結開孔823を有する第1の部分820を含む(1つの連結開孔823だけが図14Bに示されている)。連結開孔823は、ベースブラケット802の第1の連結開孔804aおよび第2の連結開孔804bと一列に整列する。それぞれの連結開孔823、804a、804bを貫通したリベット824a、824bは、スリーブクリップ820をベースブラケット802に連結する。スリーブクリップ820は、第1の部分820aからほぼ垂直の態様で延びる第2の部分820bをさらに含む。第2の部分820bは、保持822a、822bを含む。耳822a、822bは、中央空き部分825だけ離間している。第1の保持耳822aは、その開放側が第1の方向を向いた略C字形状の構成を有する。第2の保持耳822bも略C字形状の構成とされ、その開放側は、第1の方向とほぼ反対方向の第2の方向を向いている。耳822a、822bは、第1の保持耳822aによって形成された第1のチャネル821aと、第2の保持耳822bによって形成された第2のチャネル821bとから形成された受け用スリーブチャネル821を形成している。

0034

スリーブ830は、バイパスブラケット800と併用される。スリーブ830は、中央路832を備えた管状構成を有する。細長い部材(図15Aに示す細長い部材920など)は、中央路内に受け入れられる。スリーブ830は、第1の凹部分831aおよび第2の凹部分831bをさらに含む。第1の凹部分831aおよび第2の凹部分831bは、スリーブ830の外側面に反対側を向いて凹設されている。第1の凹部分831aおよび第2の凹部分831bは、スリーブ830の中間部分830aだけ互いから離間している。特に、第1の凹部分831aは、スリーブクリップ820の第1の保持耳822aを受けるように構成され、第2の凹部分831bは、スリーブクリップ820の第2の保持耳822bを受けるように構成されている。使用時、上記のように、バイパスブラケット800が、支持構造物に連結されると、(スリーブ830の中央路832を貫通した細長い部材920を有する)スリーブ830は、スリーブ830の中間部分が、スリーブクリップ820の保持耳822a、822b間の空間825に受け入れられるように、受け用スリーブチャネル821に対して傾けて(約90°)配置される。スリーブ830の中間部分が、スリーブクリップ820の保持耳822a、822b間の空間825内に配置されると、スリーブ830は、スリーブクリップ820の受け用スリーブチャネル821と一列に整列するように傾けられて、スリーブクリップ820の第1の耳822aがスリーブの第1の凹部831aに受け入れられ、第2の保持耳822bがスリーブ830の第2の凹部831bに受け入れられるのを可能にする。これは、スリーブ830をバイパスブラケット800のスリーブクリップ820内にロックする。この設計は、バイパスブラケット800が、細長い部材920に連結する前に、支持構造物に取り付けられるのを可能にする。

0035

バイパスブラケット800は、細長い部材920を静止した状態に保持し、一方で、ロープグラブ100の機能に干渉しないように設計されている。図15A〜15Cを参照すると、これの図解が提示されている。この実施形態のバイパスブラケット800は、支持構造物900を把持するように設計された歯811aを備えた縁部を有するクランブ部材811を含む。図15A〜15Cは、ロープグラブ100がバイパスブラケットを横切っているときのロープグラブ100を示している。図15Bの側面図は、説明のために、固定式サイドプレート600のないロープグラブ100を示している。示すように、細長い部材920を保持したスリーブ830は、ロープグラブ100のケーブルガイド通路230に受け入れられている。ロックカム300は、落下事象が発生しない限り、ロープグラブ100が進むのを可能にする。スリーブ830がケーブルガイド通路230内にあるときに落下事象が発生した場合、ロックカム300はスリーブ830にロックされる。スリーブ830はバイパスブラケット800にロックされているので、ロープグラブ100は、静止したままで落下を制限する。図15Cに示す平面図では、バイパスブラケット800が、どのようにしてロープグラブ100の機能に干渉しないかが示されている。特に、スリーブクリップ820の第2の部分820bは、回転式サイドプレート500とハウジング200のケーブルガイド231との間の開口を貫通して、スリーブ830および細長い部材920をロープグラブ100のケーブルガイド通路230内に配置している。システムは、支持構造体920を所望の位置に配置するために、複数のバイパスブラケット800を含むことができる。

0036

ロープグラブ1000の別の実施形態が、図16A〜16Cに示されている。特に、図16Aは、ロープグラブ1000の第1の側方斜視図を示し、図16Bは、ロープグラブ1000の第2の側方斜視図を示し、図16Cは、ロープグラブ1000の後方斜視図を示している。さらに、ロープグラブ1000の第1の側方分解図が図17に示されている。上記に説明したロープグラブ100と同様に、ロープグラブ1000は、ハウジング1200、ロックカム1300、ロックアーム1400、回転式サイドプレート1500、および固定式サイドプレート1600を含む。ロックカム1300、ロックアーム1400、および回転式サイドプレート1500は、ハウジング1200に回転可能に連結される。

0037

ロープグラブ1000のハウジング1200は、図16Cおよび図17に最もよく示された後部スロット1207を含む。レバー1700は、下記に説明するように、この実施形態において後部スロット1207を貫通している。ハウジング1200の第1の前部側縁の近くには、ハウジング1200の第1の側縁から延びる略C字形状のケーブルガイド1231がある。ケーブルガイド1231は、ハウジング1200の上端の近くから下端まで延びるケーブルガイド通路1230(または細長い部材通路)を形成している。

0038

ハウジング1200の下端およびケーブルガイド1231の近くには、ハウジング1200を貫通した下側ローラリベット通路1240が配置されている。下側ローラリベット通路1240を貫通したリベット1142は、下側ローラ1134をハウジング1200に回転可能に連結する。主ポスト1204は、ハウジング1200の第1の側からほぼ垂直に突出している。主ポスト1204は、上記のロープグラブ100の主ポスト204と同様に、概ね、ハウジング1200の上端と下端との間の中間部分で、ハウジング1200の第2の側縁の方に配置されている。やはりロープグラブ100と同様に、ロックカム1300のカム通路1340、ならびにカムばね1132、第1のベアリング1128、ワッシャ1119、第2のベアリング1117、ばねスペーサ1112、およびアームばね1110の各通路は、すべてハウジング1200の主ポスト1204を囲んで受けられる。主ポスト1204は、固定式サイドプレート1600の連結路1604に受け入れられて、ハウジング1200を固定式サイドプレート1600に連結する端部部分1205を含む。上記のロープグラブ100と同様に、ハウジング1200は、主ポスト1204を囲むカムばね保持チャネル1218を含む。カム保持チャネル1218は、円形部分と、カムばね1132の第1の側を保持する拡張脚部分とを含む。ばねの第2の側は、ロックカム1300と係合する。カムばね1132のこの構成により、比較的軽い付勢力がロックカム1300に作用して、ロックカム1300がハウジング1200の細長い部材通路1230内の細長い部材(ケーブルまたはロープ)に向かって回転する。この比較的軽い付勢力は、通常の登りでの使用時に重力によって相殺され、これは、カムロック1300が細長い部材にロックされるのを防止する。したがって、通常の使用時に、ロープグラブ1000は、比較的自由に細長い部材を上下に移動する。自由落下(落下事象)において、引力は、カムばね1132の軽い付勢力を相殺せず、ロックカム1300は細長い部材にロックされる。落下時にロックカム1300の慣性負荷もカムばね1132の軽い付勢力とともに作用して、ロックカム1300を細長い部材に接するまで回転させる。

0039

ロープグラブ1000では、ロックアーム1400は、上記のロックアーム400のようなエネルギ吸収部分を含まない。ただし、ロックアーム1400は、ロックアーム拡張部分1408および連結アーム1404を含む。ロックアーム拡張部分1408は、ロックアーム拡張部分408およびロックカム300に関して上記に説明したように、落下事象時にロックカム1300の一部と係合して、半径方向縁部1302を細長い部材と係合させるように設計されている。連結アーム1404は、連結器1350が取り付けられる連結開孔1406を含む。特に、命綱スイベル連結器1122は、スイベル旋回連結器1118を介してロックアーム1400の連結開孔1406に連結される。スイベル命綱連結器1122は、連結路1121を有するベース部と、一列に整列した通路1123a、1123bを有する1対の離間したアーム1122a、1122bとを含む。スイベル旋回連結器1118の1対の離間したアーム対1118a、1118bは、スイベル命綱連結器1122の連結路1121に通される。スイベル旋回連結器1118のヘッド部分1118cは、スイベル命綱連結器1122の連結路1121の直径よりも大きい直径を有する。離間したアーム対1118a、1118bは、一列に整列したスイベル旋回連結路1115a、1115bを有する。リベット1120は、整列したスイベル旋回連結路1115a、1115bとロックアーム1400の連結路1406とを貫通して、スイベル命綱連結器1122をロックアーム1400に連結する。スイベル命綱連結器1122の整列した通路1123a、1123bに通されたリベット1124は、命綱をロープグラブ1000に連結するのに使用される。カラビナ1350は、リベット1124に選択的に連結される。カラビナ1350は、使用者が着用した安全ハーネス(図示せず)に連結される。

0040

第2のベアリング1117をロックアーム1400の主ロックアーム通路1412に配置する。次いで、ロックアームの主ロック通路1412を、上記のように、ハウジング1200の主ポスト1204を囲んで配置する。ばねスペーサ1112も、主ポスト1204の別の部分を囲んで配置する。アームばね1110のコイル部分をばねスペーサ1112を囲んで配置し、一方、アームばね1110の第1の端部部分1110aをばねスペーサ1112のばね保持スロット1112bに入れ込む。さらに、アームばね1110の第1の端部部分1110aをハウジング1200の主ポスト1204の切欠き部分1203に入れ込む。この構成により、アームばね1110の第1の端部部分1110aは、ハウジング1200に対して静止した状態で保持される。アームばね1110の第2の端部部分1110bをロックアーム1400のアームばね溝1409に入れ込んで、ロック状態にあるロックアーム1400に作用する付勢力を有効にする。

0041

回転式サイドプレート1500は、ローラ通路1514を備えた上側部分と、回転連結路1512を備えた下側部分とを含む。上側ローラ1114は、ピン1116によって、サイドプレート1500に回転可能に連結される。回転連結路1512は、ハウジング1200の第2のポスト1208を受け入れる。回転式サイドプレート1500は、第1の縁部1508および反対側の第2の縁部1510をさらに含む。回転式サイドプレート1500は、ロープグラブ1000の重量を削減するための、下側部分の近くで第2の縁部1510から中に広がる第1の切欠き部分1533と、中央に配置された第2の切欠き部分1531とをさらに含む。また、回転式サイドプレート1500の第2の縁部1510に沿って、ロック面部分1511および拡張タブ1502が含まれる。第1の切欠き部分1533は、ロック面部分1511と拡張タブ1502との間に配置されている。サイドプレートばね1130も、ハウジング1200の第2のポスト1208に受けられる。拡張タブ1502と係合したサイドプレートばね1130からの付勢力は、回転式サイドプレート1500を保持構成になるまで付勢する。回転式サイドプレート1500は、レバー1700(下記に説明する)が回転された後、手で回転されなければならない。これは、上側ローラ1114に近い回転式サイドプレート1500を後方に引くことでなされる。開いた状態になると、細長い部材をケーブル通路1230に出し入れすることができる。細長い部材がケーブル通路1230に配置されるか、またはケーブル通路1230から取り出されると、回転式サイドプレート1500を解放して、回転式サイドプレート1500を保持位置まで回転させることができ、レバー1700を解放して、ロック部材1106(下記に説明する)を回転式サイドプレート1500に係合させることができる。

0042

レバー1700および対応するレバー付勢部材1109は、ハウジング1200から突出した第3のポスト1211に取り付けられる。レバー1700は、第3のポスト1211に回転可能に取り付けられる。レバー付勢部材1109は、一端がレバー1700と係合し、他端はハウジング1200と係合して、ロックレバー1700をロック位置に付勢する。ロック部材1106およびロック部材付勢部材1108も第3のポスト1211に取り付けられる。ロック部材付勢部材1108は、ロック部材のロック部分1107が、回転式サイドプレート1500のロック面部分1511と係合するように、ロック部材1106をロック位置に付勢する。レバー1700の隆起タブ1701は、ロック部材1106のスロット1105に受け入れられて、レバー1700が回転されたときに、ロック部材1106のロック部分1107を回転式サイドプレートのロック面部分1511から離れる方向に回転させる。

0043

図18A、および図18Bのロープグラブ1000の部分図を参照して、ロープグラブ1000の操作の一部を説明する。図18Aは、回転式サイドプレート1500の第1の縁部1508に近い回転式サイドプレート1500の一部が、ケーブルガイド通路1230に通じた側部開口1150の少なくとも一部を覆う保持構成の回転式サイドプレート1500を示している。この構成では、細長い部材(図18Aには示していない)は、ハウジング1200のケーブルガイド1231のケーブルガイド通路1230に保持される。保持構成は、ロック部材1106の拡張部分1107が、回転式サイドプレート1500の第2の縁部1510のロック面部分1511と係合した場合に得られ、拡張部分1107は、回転式サイドプレート1500をケーブルガイド1231に対して静止した位置に保持する。ロック部材付勢部材1108は、この構成でロック部材1106を付勢する。図18Bは、回転式サイドプレート1500を開いた構成で示している。この構成では、回転式サイドプレート1500の第1の縁部1508に近い回転式サイドプレート1500の一部が、ケーブルガイド1231から十分遠くに移動して、細長い部材が、ケーブルガイド通路1230に通じた側部開口1150からケーブルガイド通路1230に出入りするのを可能にする。この実施形態において、回転式サイドプレート1500をこの構成にするために、第1のレバー1700が回転され、これは、ロック部材1106の拡張部分1107を回転式サイドプレート1500の第2の縁部1510のロック面部分1511から離れる方向に回転させる。拡張タブ1511と係合したサイドプレートばね1130からの付勢力は、回転式サイドプレート1500を保持構成になるまで付勢する。したがって、回転式サイドプレート1500は、レバー1700が回転された後、手で回転されなければならない。これは、上側ローラ1114に近い回転式サイドプレート1500を後方に引くことでなされる。ロープグラブ1000は、回転式サイドプレートを片手で開いた構成にするために、使用者が、レバー1700を回転させることも、回転式サイドプレート1500を後方に引くこともできるように設計されている。開いた状態になると、細長い部材をケーブル通路1230に出し入れすることができる。細長い部材がケーブル通路1230に配置されるか、またはケーブル通路1230から取り出されると、回転式サイドプレート1500を解放して、回転式サイドプレート1500を保持位置まで回転させることができ、レバー1700を解放して、ロック部材1106を回転式サイドプレート1500に係合させることができる。

0044

図19Aおよび図19Bの部分断面図は、細長い部材1702または細長い部材1714が、ハウジング1200のケーブルガイド通路1230内に配置された後の使用中のロープグラブ1000を示している。示すように、細長い部材1702または細長い部材1714は、上側ローラ1114および下側ローラ1134を用いて案内されて、ケーブルガイド1231によって形成されたケーブルガイド通路1230を通る。通常の使用時、使用者が昇降しつつあるときに、ロックカム1300は重力の影響を受けて開いた位置まで回転し、そのため、(あるとしても)最小の摩擦力が、ロープグラブ1000によって細長い部材に加えられる。したがって、ロープグラブ1000は、落下事象のない通常の使用において、カラビナまたは他の連結手段と安全ハーネス(図示せず)とを介してロックアーム1400に連結された使用者の移動とともに、細長い部材上を上下に比較的自由に移動する。図19Aおよび図19Bは、ロープグラブ1000が、異なる大きさの細長い部材1702、1714に対して使用できることを示している。ロックカム1300の半径方向係合縁部1302のうちの細長い部材と係合する部分は、細長い部材1702、1714の直径によって決まる。

0045

ロープグラブ100と同様に、ロープグラブ1000の場合の落下事象時、ロックアーム1400に連結された使用者のハーネス用の使用者の前部取付具は、ロックアーム1400を下方に引張り、ロックアーム1400を主ポスト1204のまわりに回転させる。この動作により、ロックアーム1400の拡張部分1408は、ロックカム1300のロックアーム係合面1332と係合して、ロックカム1300を同様にハウジング1200の主ポスト1204のまわりに回転させる。ロックカム1300のこの動作により、ロックカム1300の半径方向縁部1302は、ロックカム1300の半径方向係合縁部1302とハウジング1200のケーブルガイド1231との間で、細長い部材1702または細長い部材1714の一部を強く締め付けて、細長い部材1702または細長い部材1714に対するロープグラブ1000の移動をロックする。ロープグラブ1000は、落下する使用者の下向きの力がなくなるまで、細長い部材1702または細長い部材1714にロックされたままである。上記のように、同様に落下事象時に、カムロック1300に作用する引力は、カムばね1132の軽い付勢力および慣性力に負けて、やはりカムロック1300は細長い部材1702または細長い部材1714にロックされる。

0046

ロープグラブ2000の別の実施形態が、図20Aおよび図20Bに示されている。特に、図20Aは、ロープグラブ2000の第1の側方斜視図を示し、図20Bは、ロープグラブ2000の第2の側方斜視図を示している。さらに、ロープグラブ2000の第1の側方分解図が図21に示されている。上記に説明したロープグラブ100と同様に、ロープグラブ2000は、ハウジング2200、ロックカム2300、ロックアーム2400、回転式サイドプレート2500、および固定式サイドプレート2600を含む。ロックカム2300、ロックアーム2400、および回転式サイドプレート2500は、ハウジング2200に回転可能に連結されている。

0047

ロープグラブ2000のハウジング2200は、ハウジング2200の第1の側縁から延びる略C字形状のケーブルガイド2231を含む。ケーブルガイド2231は、ハウジング2200の上端の近くから下端まで延びるケーブルガイド通路2230(または細長い部材通路)を形成している。ハウジング2200の下端およびケーブルガイド2231の近くには、ハウジング2200を貫通する下側ローラリベット通路2340が配置されている。下側ローラリベット通路2340を貫通したリベット2142は、下側ローラ2134をハウジング2200に回転可能に連結する。主ポスト2204は、ハウジング2200の第1の側からほぼ垂直に延びている。主ポスト2204は、上記のケーブルグラブ100の主ポスト204と同様に、概ね、ハウジング2200の上端と下端との間の中間部分で、ハウジング2200の第2の側縁の方に配置されている。やはりケーブルグラブ100と同様に、ロックカム2300のカム通路2340、ならびにカムばね2132、第1のベアリング2128、第2のベアリング2117、ばねスペーサ2112、およびアームばね2110の各通路は、すべてハウジング2200の主ポスト2204を囲んで受け入れられる。主ポスト2204は、固定式サイドプレート2600の連結通路2604に受け入れられて、ハウジング2200を固定式サイドプレート2600に連結する端部部分2205を含む。上記のロープグラブ100と同様に、ハウジング2200は、主ポスト2204を囲むカムばね保持チャネル2218を含む。カム保持チャネル2218は、円形部分と、カムばね2132の第1の側を保持する拡張脚部分とを含む。ばねの第2の側は、ロックカム2300と係合する。カムばね2132のこの構成により、比較的軽い付勢力がロックカム2300に作用して、ロックカム2300がハウジング2200の細長い部材通路2230内の細長い部材(ケーブル)に向かって回転する。この比較的軽い付勢力は、通常の登りでの使用では重力によって相殺され、これは、カムロック2300が細長い部材にロックされるのを防止する。したがって、通常の使用時に、ロープグラブ2000は、比較的自由に細長い部材を上下に移動する。自由落下(落下事象)において、引力はカムばね2132の軽い付勢力を相殺せず、ロックカム2300は細長い部材にロックされる。落下時にロックカム2300の慣性負荷もカムばね2132の軽い付勢力とともに作用して、ロックカム2300を細長い部材に接するまで回転させる。

0048

ロープグラブ2000では、ロックアーム2400は、上記のロックアーム400のようなエネルギ吸収部分を含まない。ロックアーム2400は、ロックアーム拡張部分2408および連結アーム2404を含む。ロックアーム拡張部分2408は、ロックアーム拡張部分408およびロックカム300に関して上記に説明したように、落下事象時にロックカム2300の一部と係合して、半径方向縁部2302を細長い部材と係合させるように設計されている。連結アーム2404は、連結器2350が取り付けられる連結開孔2406を含む。特に、命綱スイベル連結器2122は、スイベル旋回連結器2118を介してロックアーム2400の連結開孔2406に連結される。スイベル命綱連結器2122は、連結路2121を有するベース部と、一列に整列した通路2123a、2123bを有する1対の離間したアーム2122a、2122bとを含む。スイベル旋回連結器2118の1対の離間したアーム2118a、2118bは、スイベル命綱連結器2122の連結路2121に通される。スイベル旋回連結器2118のヘッド部分2118cは、スイベル命綱連結器2122の連結路2121の直径よりも大きい直径を有する。離間したアーム対2118a、2118bは、一列に整列したスイベル旋回連結路2115a、2115bを有する。リベット2120は、整列したスイベル旋回連結路2115a、2115bとロックアーム2400の連結路2406とを貫通して、スイベル命綱連結器2122をロックアーム2400に連結する。スイベル命綱連結器2122の整列した通路2123a、2123bに通されたリベット2124は、命綱をロープグラブ2000に連結するのに使用される。カラビナ2350は、リベット2124に選択的に連結される。カラビナ2350は、使用者が着用した安全ハーネス(図示せず)に連結される。

0049

第2のベアリング2117をロックアーム2400の主ロックアーム通路2412に配置する。次いで、上記のように、ロックアームの主ロック通路2412をハウジング2200の主ポスト2204を囲んで配置する。ばねスペーサ2112も、主ポスト2204の別の部分を囲んで配置する。アームばね2110のコイル部分をばねスペーサ2112を囲んで配置し、一方、アームばね2110の第1の端部部分2110aをばねスペーサ2112のばね保持スロット2112bに入れ込む。さらに、アームばね2110の第1の端部部分2110aをハウジング2200の主ポスト2204の切欠き部分2203に入れ込む。この構成により、アームばね2110の第1の端部部分2110aは、ハウジング2200に対して静止した状態で保持される。アームばね2110の第2の端部部分2110bをロックアーム2400のアームばね溝2409に入れ込んで、ロック状態にあるロックアーム2400に作用する付勢力を有効にする。

0050

回転式サイドプレート2500は、ローラ通路2514を備えた上側部分と、回転連結路2512を備えた下側部分とを含む。上側ローラ2114は、ピン2116によって、サイドプレート2500に回転可能に連結される。回転連結路2512は、ハウジング2200の第2のポスト2208を受け入れる。回転式サイドプレート2500は、第1の縁部2508および反対側の第2の縁部2510をさらに含む。回転式サイドプレート2500は、ロープグラブ2000の重量を削減するための、下側部分の近くで第2の縁部2510から中に広がる第1の切欠き部分2533と、中央に配置された第2の切欠き部分2531とをさらに含む。また、回転式サイドプレート2500の第2の縁部2510に沿って、ロック面部分2511および拡張タブ2502が含まれる。第1の切欠き部分2533は、ロック面部分2511と拡張タブ2502との間に配置されている。サイドプレートばね2108も、ハウジング2200の第2のポスト1208に受け入れられる。拡張タブ2502と係合したサイドプレートばね2108からの付勢力は、回転式サイドプレート2500を保持構成になるまで付勢する。回転式サイドプレート2500は、レバー2700またはレバー2102(下記に説明する)が回転された後、手で回転されなければならない。これは、上側ローラ2114に近い回転式サイドプレート2500を後方に引くことでなされる。開いた状態になると、細長い部材をケーブル通路2230に出し入れすることができる。細長い部材がケーブル通路2230に配置されるか、またはケーブル通路2230から取り出されると、回転式サイドプレート2500を解放して、回転式サイドプレート2500を保持位置まで回転させることができ、レバー2700またはレバー2102を解放して、ロック部材2106(下記に説明する)を回転式サイドプレート2500に係合させることができる。

0051

この実施形態では、第1のレバー2700は、ハウジング2200の第1のレバー通路2207と、固定式サイドプレート2600の第2のレバー通路2607とを貫通するレバーポスト2701を含む。第2のレバー2102およびワッシャ2104は、レバーポスト2701の端部に取り付けられる。したがって、この実施形態は、互いに連結され、ロープグラブ2000の両側に丁重に配置された2つのレバー2700、2102を有する。ロック部材2106もレバーポスト2701に取り付けられる。特に、レバーポスト2701から突出したロックタブ2707は、ロックスロット2109に受け入れられて、ロック部材2106の回転をレバーポスト2701の回転と連動させる。ロック部材2106は、下記に説明するように、回転式スライドプレート2500のロック面部分2511と係合して、ケーブルガイド通路2230の側部を覆う回転式サイドプレート2500をロックする。ロック部材2106は切欠き部分2107を含む。レバーポスト2701が、レバー2700またはレバー2102の一方を回転させることで回転し、切欠き部分2107が、回転式サイドプレート2500のロック面部分2511と整列すると、下記に説明するように、ロープグラブ200はロック解除構成になり、回転式スライドプレート2500は動くことができる。レバー付勢部材2138は、レバーポスト2701を囲んで受け入れられる。レバー付勢部材2138は、ハウジング2200と係合する一端と、レバー2700と係合する他端とを有して、レバーポスト2701および連結されたロック部材2106を、ロック部材2106の切欠き部分2107が回転式サイドプレートのロック面部分2511と整列しないロック構成に付勢する。

0052

図22A、および図22Bのロープグラブ2000の部分図を参照して、ロープグラブ2000の操作の一部を説明する。図22Aは、回転式サイドプレート2500の第1の縁部2508に近い回転式サイドプレート2500の一部が、ケーブルガイド通路2230に通じた側部開口2150の少なくとも一部を覆う保持構成の回転式サイドプレート2500を示している。この構成では、細長い部材(図22Aには示していない)は、ハウジング2200のケーブルガイド2231のケーブルガイド通路2230に保持される。保持構成は、図22Aに示すように、ロック部材2106の切欠き部分2107が、回転式サイドプレート2500の第2の縁部2510のロック面部分2511と整列しない場合に得られる。示すように、この構成のロック部材2106は、回転式サイドプレート2500をケーブルガイド2231に対して静止した位置に維持するように、回転式サイドプレート2500と係合している。レバー付勢部材2138は、上記のように、この構成でロック部材2106を付勢する。図22Bは、回転式サイドプレート2500を開いた構成で示している。この構成では、ロック部材2106の切欠き部分2107は、回転式サイドプレート2500のロック面部分2511と整列している。これは、回転式サイドプレート2500が回転するのを可能にする。回転すると、回転式サイドプレート2500の第1の縁部2508に近い回転式サイドプレート2500の一部が、ケーブルガイド2231から十分遠くに移動して、細長い部材が、ケーブルガイド通路2230に通じた側部開口2150からケーブルガイド通路2230に出入りするのを可能にする。この実施形態において、回転式サイドプレート2500をこの構成にするために、レバー2700またはレバー2102の一方が回転され、これは、切欠き部分2107がロック面部分と整列するようにロック部材2106を回転させる。拡張タブ2502と係合したサイドプレートばね2108からの付勢力は、回転式サイドプレート2500を保持構成になるまで付勢する。したがって、回転式サイドプレート2500は、レバー2700、2102が回転された後、手で回転されなければならない。これは、上側ローラ2114に近い回転式サイドプレート2500を後方に引くことでなされる。ロープグラブ2000は、回転式サイドプレート2500を片手で開いた構成にするために、使用者が、レバー2700、2102を回転させることも、回転式サイドプレート2500を後方に引くこともできるように設計されている。開いた状態になると、細長い部材をケーブル通路2230に出し入れすることができる。細長い部材がケーブル通路2230に配置されるか、またはケーブル通路2230から取り出されると、回転式サイドプレート2500を解放して、回転式サイドプレート2500を保持位置まで回転させることができ、レバー2700、2102を解放して、ロック部材2106を回転式サイドプレート2500に係合させることができる。

0053

図23Aおよび図23Bの部分断面図は、それぞれ細長い部材2914または細長い部材2920が、ハウジング2200のケーブルガイド通路2230内に配置された後の使用時におけるロープグラブ2000を示している。示すように、細長い部材2914または細長い部材2920は、上側ローラ2114および下側ローラ2134を用いて案内されて、ケーブルガイド2231によって形成されたケーブルガイド通路2230を通る。通常の使用時、使用者が昇降しつつあるときに、ロックカム2300は重力の影響を受けて開いた位置まで回転し、そのため、(あるとしても)最小の摩擦力が、ロープグラブ2000によって細長い部材に加えられる。したがって、ロープグラブ2000は、落下事象のない通常の使用において、カラビナまたは他の連結手段と安全ハーネス(図示せず)とを介してロックアーム2400に連結された使用者の移動とともに、細長い部材上を上下に比較的自由に移動する。図23Aおよび図23Bは、ロープグラブ2000が、異なる大きさの細長い部材2914、2920に対して使用できることを示している。ロックカム2300の半径方向係合縁部2302のうちの細長い部材と係合する部分は、細長い部材2914、2920の直径によって決まる。

0054

ロープグラブ100と同様に、ロープグラブ2000の場合の落下事象時、ロックアーム2400に連結された使用者のハーネス用の使用者の前部取付具は、ロックアーム2400を下方に引張り、ロックアーム2400を主ポスト2204のまわりに回転させる。この動作により、ロックアーム2400の拡張部分2408は、ロックカム2300のロックアーム係合面2332と係合して、ロックカム2300を同様にハウジング2200の主ポスト2204のまわりに回転させる。ロックカム2300のこの動作により、ロックカム2300の半径方向係合縁部2302は、ロックカム2300の半径方向縁部2302とハウジング2200のケーブルガイド2231との間で、細長い部材2914または細長い部材2920の一部を強く締め付けて、細長い部材2914または細長い部材2920に対するロープグラブ2000の移動をロックする。ロープグラブ2000は、落下する使用者の下向きの力がなくなるまで、細長い部材2914または細長い部材2920にロックされたままである。他の実施形態と同様に、同様に落下事象時に、カムロック2300に作用する引力は、カムばね2132の軽い付勢力および慣性力に負けて、やはりカムロック2300は、細長い部材2914または細長い部材2920にロックされる。

0055

特定の実施形態が本明細書で図示および説明されたが、同じ目的を達成することを意図された任意の構成を、示した特定の実施形態の代わりに使用することができると当業者には分かるであろう。本願は、本発明の任意の改造または変形を包含することを意図されている。したがって、本発明が、特許請求の範囲およびその等価物によってのみ限定されることが意図されているのは明白である。

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