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技術 超大量の緩効性肥料を含有する植物生育系及びその使用法

出願人 オーエムエス・インヴェストメンツ・インコーポレイティッドシンジェンタパーティシペーションズアクチェンゲゼルシャフト
発明者 ハリマン,ロバート・ダブリューマクナマラ,ティム・ジェイクレイグ,ジョセフ・エルディパオラ,ジョセフプロードスキー,アレクサンダー・ピー
出願日 2013年3月15日 (6年11ヶ月経過) 出願番号 2015-507015
公開日 2015年7月27日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2015-521031
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 保水性ポリマー トレイリング 生産体制 バンダナ 保護ハウジング ポリオン パティオ 病害虫防除剤
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年7月27日)のものです。
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図面 (17)

課題・解決手段

本発明は、(a)植物生命体;(b)シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を有する植物生育系に関する。植物生育系は、水分調節剤又は植物保護剤を含んでいてもよい。生育系の高EC値にもかかわらず、生育系を構成する材料の組合はなお、より緑色の濃い、より健康そうな葉;優れた生育、充満(fill)、拡張(spread);より豊富花付き及び実付き;そしてより発達した持続根系を持つ優良植物を生産する。さらに、これらの植物は、真菌(例えば、フサリウム及びリゾクトニア)、フハイカビイモ虫(毛虫)、アザミウマコナジラミ、及びその他の病害虫などの病害虫の影響もはるかに受けにくい。

概要

背景

[003]緩効性肥料(Controlled-Release Fertilizer:CRF)は当該技術分野ではよく知られている。これらの肥料は、長期間にわたって植物の利益のために栄養素(例えば、窒素リンカリウム)を土壌又は培地中に放出するような材料で被覆されている。例えば、オスモコート(登録商標)プラス(Osmocote Plus)は、コーティングの量及び顆粒サイズなどの要因にもよるが、3〜14ヶ月間にわたって栄養素を放出するCRFである。

[004]植物は、最適な生育を達成するためのそれらの肥料要件に違いがある。実際、植物は、低肥料植物(light feeders)(例えば、ベゴニアインパチェンス)、中肥料植物(medium feeders)(例えば、ペチュニアゼラニウム)、又は高肥料植物(heavy feeders)(例えば、ポインセチア)として特徴付けることができる。各肥料クラスの植物は、導電率(EC)として測定された塩の量の変動に耐容性を示しうる:飽和培地抽出物SME, saturated media extract)法を用いた測定で、低肥料植物(EC 〜0.76から2mS/cm)、中肥料植物(EC 〜1.5から3.0mS/cm)、及び高肥料植物(EC 〜2.0から3.5mS/cm)。Cavinsら,“Monitoring and Managing pH and EC Using the PourThru Extraction Method(貫流抽出法を用いるpH及びECのモニタリング及び管理)”,Horticulture Information Leaflet 590,July,2000参照。

[005]高ECは植物にとって有害で、新芽及び根の生長不良と関連する。例えば、6.0を超えるEC(SME法を使用)又は7.8を超えるEC(貫流抽出法を使用)は、大部分の作物塩害をもたらす。貫流抽出法を用いたある研究によれば、4.7を超えるECは高く、敏感な植物に被害を与える可能性があり;6.6を超えるECは非常に高く、大部分の植物に潜在的被害を与え、そして7.8を超えるECは極度に高く、大部分の作物に被害を与えることが示されている。John M.Dole及びJames L.Gibson,Cutting Propagation 85(表7.1)(Ball Publishing 2006)参照;D.D.Warncke及びD.M.Krauskopf,Extension Bulletin E−1736(1983)も参照。高ECは、植物が必要とする以上の量の肥料を適用することに起因しうる。従って、ECを低下させる一つの方法は、少ない肥料を供給することにより施肥速度を低減することである。上記Cavinsら参照。

[006]最近の研究でCRFの栄養素浸出に及ぼす効果が再検討された。Andiru,G.,“Effects of Controlled−Released Fertilizer on Nutrient Leaching and Garden Performance of Impatiens walleriana(緩効性肥料の栄養素浸出及びインパチェンス・ウォレリアナ(アフリホウセンカ)のガーデンパフォーマンスに及ぼす効果)(Hook.F.,“Extreme Scarlet,” Masters Thesis,The Ohio State University,2010)。報告によれば、とりわけ、低〜中速のCRF適用速度(3.4〜6.8kg/m3;2.5〜5g/コンテナ)は、商業的に容認できる植物品質を生じるが、高速のCRF適用速度(13.6kg/m3;10g/コンテナ)は、対照より小さい樹冠率(canopy cover)しかもたらさないことが分かった。さらに、“高い施肥速度が使用されると、高い初期放出幼若植物の生長に不利であろう”。上記Andiru参照。従って、優良植物を得るためには、高い肥料負荷(fertility load)は回避されるべきであることが、研究から確認されている。

概要

本発明は、(a)植物生命体;(b)シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を有する植物生育系に関する。植物生育系は、水分調節剤又は植物保護剤を含んでいてもよい。生育系の高EC値にもかかわらず、生育系を構成する材料の組合はなお、より緑色の濃い、より健康そうな葉;優れた生育、充満(fill)、拡張(spread);より豊富花付き及び実付き;そしてより発達した持続根系を持つ優良植物を生産する。さらに、これらの植物は、真菌(例えば、フサリウム及びリゾクトニア)、フハイカビイモ虫(毛虫)、アザミウマコナジラミ、及びその他の病害虫などの病害虫の影響もはるかに受けにくい。

目的

本発明は、植物生命体、シーズン中続くパフォーマンス(例えば、野外パティオテラス)又はハンギングバスケットでの)を提供する

効果

実績

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請求項1

(a)植物生命体;(b)シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を含む植物生育系。

請求項2

植物生命体が、植物、挿し木幼若植物又は種子である、請求項1に記載の植物生育系。

請求項3

植物が、ゼラニウムペチュニアインパチェンス又はバーベナである、請求項2に記載の植物生育系。

請求項4

植物が、生産量、美観、及びガーデンパフォーマンスを増強する優れた遺伝的特徴を有する、請求項2又は3に記載の植物生育系。

請求項5

植物が交配植物である、請求項2〜4のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項6

水分調節剤をさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項7

水分調節剤が吸水性ポリマーを含む、請求項6に記載の植物生育系。

請求項8

植物保護剤をさらに含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項9

植物保護剤が、殺真菌剤殺虫剤、又は農薬である、請求項8に記載の植物生育系。

請求項10

植物保護剤が制御/時間放出される、請求項8又は9に記載の植物生育系。

請求項11

超大量の緩効性肥料が、0.8又は0.9リットルより大きいポット又はコンテナあたり、15〜60グラム;15〜30グラム;12〜24グラム;10〜40グラム;8〜32グラム;又は14〜45グラムである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項12

生育培地が、ピートパーライト麦わら生物消化遺物バークコイア又はこれらの組合せを含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項13

系が、生分解性ポット又はコンテナに含有される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項14

生分解性ポット又はコンテナが、成型材料形成材料堆肥材料造形材料、又はそれらの組合せを含む、請求項13に記載の植物生育系。

請求項15

生分解性ポット又はコンテナが、ピート、麦わら、ココナツ繊維厩肥製紙用パルプブラウン又はホワイトサトウキビ繊維、コイア、又はそれらの組合せを含む、請求項13又は14に記載の植物生育系。

請求項16

生分解性ポット又はコンテナが、0.9リットル以上のサイズに成型される、請求項13〜15のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項17

生育培地が無土壌生育培地である、請求項13〜16のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項18

超大量の緩効性肥料が肥料スティックの形態である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項19

超大量の緩効性肥料が緩効性肥料の組合せである、請求項1〜18のいずれか1項に記載の植物生育系。

請求項20

組合せが二つのオスモコート肥料を含む、請求項19に記載の植物生育系。

請求項21

(a)植物生命体;(b)超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を含み、超大量の緩効性肥料が植物生育系の高ECを促進する、高EC植物生育系。

請求項22

水分調節剤及び/又は植物保護剤をさらに含む、請求項18に記載の植物生育系。

請求項23

植物におけるシーズン中のパフォーマンスを促進するための方法であって、請求項1〜22のいずれか1項に記載の生育系に植物を植え付け、前記植物生育系に灌水することを含む方法。

請求項24

高EC環境における植物の栽培法であって、該方法は、生育培地と超大量の緩効性肥料を含む材料とを含むコンテナに植物生命体を植え付けることを含む方法。

請求項25

コンテナが水分調節剤及び/又は植物保護剤をさらに含む、請求項24に記載の方法。

請求項26

植物の渇水耐性を増大させる方法であって、請求項1〜26に記載の生育系に植物を植え付け、前記植物生育系に灌水することを含む方法。

請求項27

生育系が吸水性ポリマーを含む、請求項25に記載の方法。

関連出願

0001

[001]本願は、2012年4月18日出願の米国仮出願第61/625,992号に基づく優先権を主張する。

技術分野

0002

[002]本発明は、植物生命体シーズン中続くパフォーマンス(例えば、野外パティオテラス)又はハンギングバスケットでの)を提供するための超大量(super amount)の緩効性肥料、及び生育培地(例えば無土壌生育培地)を含む植物生育系に関する。植物生育系の使用法も提供する。

背景技術

0003

[003]緩効性肥料(Controlled-Release Fertilizer:CRF)は当該技術分野ではよく知られている。これらの肥料は、長期間にわたって植物の利益のために栄養素(例えば、窒素リンカリウム)を土壌又は培地中に放出するような材料で被覆されている。例えば、オスモコート(登録商標)プラス(Osmocote Plus)は、コーティングの量及び顆粒サイズなどの要因にもよるが、3〜14ヶ月間にわたって栄養素を放出するCRFである。

0004

[004]植物は、最適な生育を達成するためのそれらの肥料要件に違いがある。実際、植物は、低肥料植物(light feeders)(例えば、ベゴニアインパチェンス)、中肥料植物(medium feeders)(例えば、ペチュニアゼラニウム)、又は高肥料植物(heavy feeders)(例えば、ポインセチア)として特徴付けることができる。各肥料クラスの植物は、導電率(EC)として測定された塩の量の変動に耐容性を示しうる:飽和培地抽出物SME, saturated media extract)法を用いた測定で、低肥料植物(EC 〜0.76から2mS/cm)、中肥料植物(EC 〜1.5から3.0mS/cm)、及び高肥料植物(EC 〜2.0から3.5mS/cm)。Cavinsら,“Monitoring and Managing pH and EC Using the PourThru Extraction Method(貫流抽出法を用いるpH及びECのモニタリング及び管理)”,Horticulture Information Leaflet 590,July,2000参照。

0005

[005]高ECは植物にとって有害で、新芽及び根の生長不良と関連する。例えば、6.0を超えるEC(SME法を使用)又は7.8を超えるEC(貫流抽出法を使用)は、大部分の作物塩害をもたらす。貫流抽出法を用いたある研究によれば、4.7を超えるECは高く、敏感な植物に被害を与える可能性があり;6.6を超えるECは非常に高く、大部分の植物に潜在的被害を与え、そして7.8を超えるECは極度に高く、大部分の作物に被害を与えることが示されている。John M.Dole及びJames L.Gibson,Cutting Propagation 85(表7.1)(Ball Publishing 2006)参照;D.D.Warncke及びD.M.Krauskopf,Extension Bulletin E−1736(1983)も参照。高ECは、植物が必要とする以上の量の肥料を適用することに起因しうる。従って、ECを低下させる一つの方法は、少ない肥料を供給することにより施肥速度を低減することである。上記Cavinsら参照。

0006

[006]最近の研究でCRFの栄養素浸出に及ぼす効果が再検討された。Andiru,G.,“Effects of Controlled−Released Fertilizer on Nutrient Leaching and Garden Performance of Impatiens walleriana(緩効性肥料の栄養素浸出及びインパチェンス・ウォレリアナ(アフリホウセンカ)のガーデンパフォーマンスに及ぼす効果)(Hook.F.,“Extreme Scarlet,” Masters Thesis,The Ohio State University,2010)。報告によれば、とりわけ、低〜中速のCRF適用速度(3.4〜6.8kg/m3;2.5〜5g/コンテナ)は、商業的に容認できる植物品質を生じるが、高速のCRF適用速度(13.6kg/m3;10g/コンテナ)は、対照より小さい樹冠率(canopy cover)しかもたらさないことが分かった。さらに、“高い施肥速度が使用されると、高い初期放出幼若植物の生長に不利であろう”。上記Andiru参照。従って、優良植物を得るためには、高い肥料負荷(fertility load)は回避されるべきであることが、研究から確認されている。

先行技術

0007

Cavins et al.,“Monitoring and Managing pH and EC Using the PourThru Extraction Method,” Horticulture Information Leaflet 590, July, 2000
John M. Dole and James L. Gibson, Cutting Propagation 85 (Table 7.1) (Ball Publishing 2006)
D.D. Warncke and D. M. Krauskopf, Extension Bulletin E-1736 (1983)
Andiru, G., Effects of Controlled-Released Fertilizer on Nutrient Leaching and Garden Performance of Impatiens walleriana (Hook. F., “Extreme Scarlet,” Masters Thesis, The Ohio State University, 2010)

0008

[007]本発明の態様は、とりわけ、優良植物を生産することが期待されていなかったような肥料負荷を有する植物生育系に関する。特に、本発明は、植物生命体、シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料(CRF)(例えば、野外、パティオ又はハンギングバスケットでの)、及び生育培地を含む。水分調節剤及び/又は植物保護剤も含まれていてもよい。本発明の態様による生育系は、高肥料負荷であるので高いEC値を有する。そのため、発明者らが、生育系の高いEC値にもかかわらず、生育系を構成する材料の組合せがなお優良植物を生産することを見出したのは、驚くべきことであった。すなわち、より緑色の濃い、より健康そうな葉;優れた生育、充満(fill)、拡張(spread);より豊富花付き及び実付き;そしてより発達した持続根系を持つ優良植物である。さらに、これらの植物は、真菌(例えば、フサリウム(Fusarium)及びリゾクトニア(Rhizoctonia))、フハイカビ(pythium)、イモ虫(毛虫)(caterpillars)、アザミウマ(thrips)、コナジラミ(whiteflies)、及びその他の病害虫などの病害虫の影響もはるかに受けにくい。

0009

[008]一態様において、本発明は、(a)植物生命体;(b)シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を含む植物生育系に関する。他の態様では、水分調節剤及び/又は植物保護剤が含まれる。

0010

[009]別の態様において、本発明は、(a)植物生命体;(b)超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を含み、超大量の緩効性肥料は植物生育系の高ECを促進する、高EC植物生育系に関する。他の態様では、水分調節剤及び/又は植物保護剤が含まれる。

0011

[0010]さらに別の態様において、本発明は、シーズン中続くパフォーマンスを促進するための方法に関し、該方法は、本明細書中に記載の生育系を植え付け、そして水分調節剤を配合することによって渇水耐性(drought tolerance)を増強することを含む。

0012

[0011]さらに別の態様において、本発明は渇水耐性(drought resistance)を増大する方法に関し、該方法は、本明細書中に記載の生育系を植え付け、そして植物生育系に灌水することを含む。

0013

[0012]さらに別の態様において、本発明は渇水耐性を増大する方法に関し、該方法は、本明細書中に記載の生育系を植え付け、そして病害虫防除剤を配合することによってガーデンパフォーマンスを高めることを含む。

0014

[0013]さらに別の態様において、本発明は、高EC環境で植物を栽培する方法に関し、該方法は、生育培地と超大量の緩効性肥料を含む材料とを含むコンテナに植物生命体を植え付けることを含む。

図面の簡単な説明

0015

[0014]図1は、4種類の異なる施肥処理を用いて育てた5つのゼラニウム植物の写真を示す。最左の植物は施肥処理を何ら受けなかった。
[0015]図2は、4種類の異なる施肥処理を用いて育てた4つのインパチェンス植物の写真を示す。
[0016]図3は、4種類の異なる施肥処理を用いて育てた4つのペチュニア植物の写真を示す。
[0017]図4は、4種類の異なる施肥処理を用いて育てた4つのマリーゴールド植物の写真を示す。
[0018]図5は、4種類の異なる施肥処理を用いて育てた4つのビンカツルニチニチソウ)植物の写真を示す。
[0019]図6は、様々な水分調節剤を使用し、11日間の乾燥期間後、しおれ率(パーセント)を測定した実験グラフを示す。
[0020]図7は、様々な水分調節剤を使用し、11日間の乾燥期間後、しおれ時の見た目品質見栄え)を測定した実験のグラフを示す。
[0021]図8は、様々な水分調節剤を含有する培地で育てたインパチェンス(上列)及びバーベナ(下列)植物の写真を示す。
[0022]図9は、植物保護剤の存在下及び不在下で育てたペチュニア植物の写真を示す。
[0023]図10は、4種類の異なる施肥処理を用いて育てたペチュニア植物の写真を示す。
[0024]図11は、2種類の異なる施肥処理を用いて育てたインパチェンス植物の写真を示す。
[0025]図12は、5種類の異なる施肥処理を用いたインパチェンスでの渇水ストレス試験のグラフを示す。
[0026]図13は、水分調節剤を配合したインパチェンスでの渇水ストレス試験のグラフを示す。
[0027]図14は、様々な肥料配合物相対窒素量及びEC値を示すグラフを示す。
[0028]図15は、ハンギングバスケットで育てたゼラニウム植物の結果を比較する写真を示す。
[0029]図16は、ハンギングバスケットで育てた花数を示すグラフを示す。

0016

[0030]生きた植物は栽培者によって生産され、消費者使用のために小売業者によって販売される。栽培者と小売業者の目標は、高度に価格競争的な市場売れる植物を手に入れることである。しかしながら、市場に出ている多くの植物は、施肥、病害虫防護又は水分媒介に関する追加投資欠如している。その結果は、シーズン中続くガーデンパフォーマンスを見せられない劣悪植物である。

0017

[0031]さらに、現在の慣行及び研究は、大量の肥料を供給しないよう忠告している。実際、大量の肥料が使用された場合、生産後のパフォーマンスに悪影響が観察されている。Nell,T.A.ら,Hort.Science 24:996−998(1989)参照。そこで、輸送及び小売り環境のために植物を“堅固にする(harden)”又は“緊張させる(tone)”ために、栽培者は輸送の1〜2週間前に施肥をやめる。上記Nell参照。これは、植物の発育及び品質に対する高EC施肥の悪影響(過剰の生長及び伸張)だけでなく、それらの予算及び環境に対する影響を回避するためにも行われる。(Conover C.A.,Poole R.T.,及びSteinkamp K.Using the Pour Through Nutrient Extraction Procedure Production Regimes(貫流栄養素抽出法生産体制の使用):Optimum Fertilizer Rates and Associated Leachate electrical Conductivity Levels of Twelve Foliage Plants(12葉植物の最適施肥速度及び関連する浸出液導電率レベル)。
(http://mrec.ifas.ufl.edu/foliage/resrpts/rh_92_24.htm)。

0018

[0032]発明者らは、高施肥及びECと生産中及び(劇的にその通りである)ガーデニングシーズンを通じた植物のパフォーマンスに及ぼすその影響に関する一般に認められた教訓とは経験的に反する系を開発した。特に、本発明は、植物生命体(例えば、小型、中型又は大型のプラグ苗形式の植物;挿し木(plant cutting)、幼若植物又は種子)、シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料(CRF)、及び生育培地を含む植物生育系に関する。水分調節剤及び/又は植物保護剤も含まれていてもよい。本発明で使用される超大量のCRFは、従来使用されている肥料のレベルをはるかに超過する。実際、本明細書で使用された肥料負荷は、高ECももたらしたが、予想外に植物に悪影響を及ぼさず、それどころか、標準的な肥料負荷を適用した場合と比べて(例えば、微量元素を含む又は含まない完全N−P−K肥料中に典型的には150〜200ppmの窒素を含有する定期的液体肥料供給プログラムによる適用)、優れた生長及びパフォーマンス(例えば、パティオ及び野外にて)をもたらした。従って、当分野における従来の見識に反して、発明者らは、とりわけ、驚くべきことに、優良植物を得るために、温室仕上げ生産の終了時、並びにシーズン中のガーデン及びパティオ環境において、高肥料負荷が使用できることを確認した。

0019

[0033]流通中及び最終使用者のために植物の健康を保護するために、発明者らは、本明細書中に記載の植物生育系は、渇水ストレスから保護する増強された水分管理を示すことも実証した。渇水ストレスからの保護は、水分調節剤を含めることによってさらに増強できる。

0020

[0034]発明者らは、驚くべきことに、緩効性肥料の組合せ(例えば、オスモコート肥料のブレンド)を加えた場合、ECが低下したことも見出した。例えば、発明者らは、オスモコート・プラス(Osmocote Plus)とオスモコート・ミニ(Osmocote Mini)の組合せは、個別に評価された緩効性肥料と比べた場合、高肥料負荷と低ECを提供したことを示した。

0021

[0035]本明細書中に記載の植物生育系は、植物を育てるための容易かつ再現可能な手段を提供する。この系は、消費財(consumer goods)の生産及びガーデンパフォーマンス段階のどちらにも適切に供給される栄養素供給を含む。実際、植物生育系の最終使用者は、最適なガーデンパフォーマンスを確保するために、時間、金銭、又は労働を投資する必要がない。例えば、植物生育系は、典型的には追加の施肥の必要がなく、一方で病害虫及び渇水(生きた植物で通常遭遇する考慮事項であるが、現在販売されている植物では対処されていない)からの保護も提供する。従って、本発明は、従来系の面倒及び不便を排除するオールインワン生育系を提供する。

0022

[0036]一部の態様において、高EC環境は、本発明の態様の系における超大量の緩効性肥料の使用に由来する。従って、本発明の一部の態様は、高EC環境における植物の生育法に関し、該方法は、生育培地とシーズン中続くパフォーマンスを提供するために超大量の緩効性肥料を含む材料とを含むポット又はコンテナに植物生命体を植え付けることを含む。他の態様において、該材料はさらに水分調節剤及び/又は植物保護剤を含む。

0023

[0037]本発明の他の態様は、(a)植物生命体;(b)シーズン中続くパフォーマンスを提供するための超大量の緩効性肥料;及び(c)生育培地を含み、超大量の緩効性肥料は植物生育系の高ECを促進する、高EC植物生育系に関する。他の態様において、生育系はさらに水分調節剤及び/又は植物保護剤を含む。

0024

A.定義
[0038]本明細書において、“超大量の緩効性肥料”という用語は、一部の態様において、10cmより大きいポットサイズで、8kg/m3より多い、例えば9kg/m3より多い;10kg/m3より多い;12kg/m3より多い;14kg/m3より多い;16kg/m3より多い;18kg/m3より多い;又は20kg/m3より多いCRF負荷を意味する。一部の態様において、“超大量の緩効性肥料”は、約8〜約24kg/m3;約10〜約24kg/m3;又は約12〜約24kg/m3のCRF負荷を意味する。

0025

[0039]他の態様において、“超大量の緩効性肥料”という用語は、0.8リットルより大きい(例えば、0.9Lより大きい、1Lより大きい;1.25Lより大きい;2Lより大きい;又は2.25Lより大きい)ポット又はコンテナあたり、少なくとも15〜60グラムの緩効性肥料を意味する。例えば、一部の態様において、0.8(又は0.9)リットルより大きいポット又はコンテナあたりの肥料の量は、約15〜約30グラム;約12〜約24グラム;約10〜約40グラム;約8〜約32グラム;又は約14〜約45グラムのCRF(例えば、オスモコート(登録商標)プラス5−6ヶ月 15−9−12、オスモコート(登録商標)プラス・ハイ・スタート(Osmocote Plus Hi Start) 5−6ヶ月 16−9−12、オスモコート(登録商標)ミニ3−4ヶ月 19−6−10又はオスモコート・プラスとオスモコート・ミニの組合せ)である。

0026

[0040]さらに他の態様において、“超大量の緩効性肥料”という用語は、0.8(又は0.9)リットルより大きいポット又はコンテナあたり、約1.5グラムの窒素〜約9グラムの窒素、例えば0.8(又は0.9)リットルより大きいポット又はコンテナあたり、約2グラムの窒素〜約5グラムの窒素;約2〜約4グラムの窒素;約2〜約8グラムの窒素;約1.5〜約6グラムの窒素;約2〜約9グラムの窒素を意味する。

0027

[0041]本明細書において、“高EC”という用語は、貫流法による測定で7mS/cmより高いEC、例えば、貫流法による測定で8mS/cmより高い;9mS/cmより高い;10mS/cmより高い;11mS/cmより高い;12mS/cmより高い;13mS/cmより高い;14mS/cmより高い;又は15mS/cmより高いECを意味する。一部の態様において、ECは、貫流法による測定で約7mS/cm〜約18mS/cm、例えば、約7〜約12mS/cm;約9〜約18mS/cm;約10〜約18mS/cm;約12〜約18mS/cm;約12〜約16mS/cm;又は約10〜約16mS/cmである。

0028

[0042]本明細書において、“シーズン中続くパフォーマンス”という用語は、生長及び生産(増殖)を少なくとも12〜16週間維持する植物を意味する。別の態様において、植物のシーズン中続くパフォーマンスは、一般的に、地面で生長する植物又はハンギング(例えばハンギングバスケット)で生長する植物のことを言う。例えば、ハンギングバスケットのパフォーマンスは、一般的に地面に植え付けられた植物のそれよりも短い。従って、地面に植え付けられて生長する植物の“シーズン中続くパフォーマンス”は、少なくとも10〜16週間の生長及び生産を含む。別の態様において、懸垂又はハンギングで生長する植物のシーズン中続くパフォーマンスは、少なくとも6〜14週間の生長及び生産を含む。

0029

B.植物
[0043]本発明の植物生育系は、植物、挿し木、幼若植物又は種子などの非常に様々な植物生命体を含みうる。これらの植物は、一般的に、例えば、花、野菜果実薬草、草、木、又は多年生植物の一部(例えば、球根(bulbs);塊茎(tubers);根(roots);樹冠(crowns);(stems);匍匐枝(stolons);ひこばえ(tillers);新芽(shoots);挿し木(cuttings)、例えば、根無し挿し木(un-rooted cuttings)、根付き挿し木 (rooted cuttings)、及びカルス挿し木(callus cuttings)又はカルスから生成した小植物(callus-generated plantlets);頂端分裂組織(apical meristems)など)を含みうる。本明細書中に記載の植物生育系に使用できる植物生命体は、ゼラニウム、ペチュニア、インパチェンス、バーベナ、ダリアパンジー、ビンカ(ツルニチニチソウ)、イポミア(ipomoea)、ランタナサルビアキンギョソウ(snapdragon)、スカエボラ(scaevola)、トレニアロベリア(lobelia)、ジプラデニア(dipladenia)、カリブラコア(calibrachoa)、アスター、アゲランタム(agerantum)、フロックス(phlox)、イワブクロ(penstemon)、テンニンギク(gaillardia)、ジニア、コリウス、オステオスペルマム(osteospermum)、ガーベラ、ベゴニア、アンゲロニア(angelonia)、ナデシコ(dianthus)、キンセンカ(calendula)、カンパニュラ、ケイトウ(celosia)、ポーチュラカビオラ、マムなどの観賞植物トマトコショウピーマン)、ブロッコリーキュウリズッキーニラディッシュ(raddish)、ナスキャベツレタスホウレンソウビートニンジン、ホウレンソウ、カボチャ(squash)、ダイコン(radish)、マメジャガイモタマネギなどの野菜;バジルローズマリーディル、シラントロ、コリアンダータイムオレガノミントなどの薬草;ブルーベリーブラックベリーラズベリースイカリンゴサクランボナシ、オレンジレモン、及びカボチャ(pumpkin)などの果実;イチゴツナギ(bluegrass)、セントオーガスチングラス(St. Augustinegrass)、バミューダグラス(bermudagrass)、ベントグラス(bentgrass)、バヒアグラス(bahiagrass)、ムカデシバ(centipedegrass)、ヒロハノウシノケグサトールフェスク)(tall fescue)、バッファログラス(buffalograss)、ノシバ(zoysiagrass)、ライグラス(ryegrass)、ファインフェスク(fine fescue)などの芝草;及びトウモロコシサトウキビ小麦大豆タバコ柑橘類などの農作物由来の植物、挿し木、幼若植物又は種子を含む。本明細書中に列挙された様々な品種に限定されないが、本発明の観賞植物の品種は、ビンカ属、例えば、コーラカスケードポルカ・ドット(Cora Cascade Polka Dot)、コーラ・カスケード・ピーチ・ブラッシュ(Cora Cascade peach blush)、コーラ・カスケード・アプリコット(Cora Cascade apricot)、Exp.コーラ・カスケード・アプリコット(Exp. Cora Cascade apricot)、Exp.コーラ・カスケード・ブラッシュ・スプラッシュ(Exp. Cora Cascade blush splash)、Exp.コーラ・カスケード・シェルピンク(Exp. Cora Cascade shell pink)、Exp.コーラ・カスケード・ストロベリー(Exp. Cora Cascade strawberry)、コーラ・カスケード・チェリー(Cora Cascade cherry)、Exp.コーラ・カスケード・チェリー(Exp. Cora Cascade cherry)、コーラ・カスケード・マゼンタ(Cora Cascade magenta)、コーラ・カスケード・ライラック(Cora Cascade lilac)、Exp.コーラ・カスケード・バイオレット(Exp. Cora Cascade violet)、Exp.ニルバナ・カスケード・ホワイト(Exp. Nirvana Cascade white)、Exp.ニルバナ・カスケード・ポルカ・ドット(Exp. Nirvana Cascade polka dot)、ニルバナ・カスケード・ピンク・ブラッシュ(Nirvana Cascade pink blush)、ニルバナ・カスケード(登録商標)・ピンク・スプラッシュ(Nirvana Cascade pink splash)、ニルバナ・カスケード(登録商標)・バーガンディ(Nirvana Cascade burgundy)、又はニルバナ・カスケード・ラベンダーアイ(Nirvana Cascade lavender eye);セイヨウフウチョウソウ(cleome)属の植物、例えば、スパークラー・F1・ブラッシュ(Sparkler F1 blush)、スパークラー・F1・ローズ(Sparkler F1 rose)、スパークラー・F1・ホワイト(Sparkler F1 white)、スパークラー(商標)・ラベンダー(SparklerTM lavender);ヒマワリ(helianthus annuus)属の植物、例えば、Exp.イエローダーク・Ct・インデターミナント(Exp. Yellow Dark Ct Indeterminant)、又はExp.イエロー・ダーク・Ct・インデターミナント(Exp. Yellow Dark Ct Indeterminant);ニューギニア・インパチェンス(impatients hawkeri)属の植物、Exp.NGIレッド(Exp. NGI red)、Exp.NGI・レッド(Exp. NGI red)、ディヴァイン・スカーレット・レッド(Divine scarlet red)、Exp.NGI・オレンジ(Exp. NGI orange)、ディヴァイン・オレンジ・ブロンズリーフ(Divine orange bronze leaf)、Exp.NGI・サーモン(Exp. NGI salmon)、Exp.ニューギニア・インパチェンス・サーモン(Exp. New Guinea Impatiens salmon)、Exp.ニューギニア・インパチェンス・サーモン(Exp. New Guinea Impatiens salmon)、Exp.NGI・バイカラー・オレンジ(Exp. NGI bicolor orange)、Exp.NGI・ホワイト(Exp. NGI white)、Exp.NGI・ホワイト(Exp. NGI white)、Exp.ニューギニア・インパチェンス・ピンク(Exp. New Guinea Impatiens pink)、ディヴァイン・ピンク(Divine pink)、Exp.NGI・バイオレット(Exp. NGI violet)、ディヴァイン・バイオレット(Divine violet)、Exp.NGI・ラベンダー(Exp. NGI lavender)、又はディヴァイン・ラベンダー(Divine lavender);ランタナ属の植物、例えば、Exp.バンダナ・ホワイト(Exp. Bandana white)、バンダナ(登録商標)・プリムローズ(Bandana primrose)、バンダナ(登録商標)・ピーチ(Bandana peach)、バンダナ(登録商標)・ローズ・アップグレード(Bandana rose upgrade)、Exp.バンダナ・レッド(Exp. Bandana red)、Exp.バンダナ・チェリー(Exp. Bandana cherry)、バンダナ(登録商標)・オレンジ・サンライズ(Bandana orange sunrise)、バンダナ(登録商標)・トレイリングゴールド(Bandana trailing gold)、又はExp.バンダナ・トレイリング・レッド(Exp. Bandana trailing red);マンヴィラハイブリダ(mandevilla hydrida)属の植物、Exp.リオ・ダーク・ピンク(Exp. Rio dark pink)、リオ・ピンク(Rio pink)、Exp.リオ・ピンク(Exp. Rio pink)、リオ・ディープ・レッド(Rio deep red)、Exp.リオ・レッド(Exp. Rio red)、又はExp.リオ・ホワイト(Exp. Rio white);ペラルゴニウムインタースペフィック(pelargonium interspecific)属の植物、カリオペ・exp.lt pk(Calliope exp. lt pk)、カリオペ・exp.コーラル(バイカラー)(Calliope exp. Coral (bicolor))、Exp.カリオペ・ホット・ローズ(Exp. Calliope hot rose)、Exp.カリオペ・ローズ・スプラッシュ(Exp. Calliope rose splash)、Exp.カリオペ・バーガンディ(Exp. Calliope burgundy)、カリオペ・exp.lav(Calliope exp. lav)、Exp.カリオペ・ラベンダー・ローズ(Exp. Calliope lavender rose)、カリオペ・exp.ro(Calliope exp. ro)、カリオペ・exp.スカーレット(Calliope exp. Scarlet)、カリオペ・スカーレット・ファイヤー“コープ・スカルフィル”(Calliope Scarlet Fire "Cope Scarfir")、Exp.カリオペ・ホット・スカーレット(Exp. Calliope hot scarlet)、カリオペ・ダーク・レッド“アメリ・トラレッド”(Calliope Dark Red "Ameri Trared")、Exp.カリオペ・バーガンディ(Exp. Calliope burgundy)、Exp.カリオペ・バイオレット(Exp. Calliope violet)、Exp.カリオペ・バーガンディ(Exp. Calliope burgundy)、カリオペ・exp.ro・w/アイ(Calliope exp. ro w/Eye)、Exp.カリエンテ(登録商標)・ラベンダー・ローズ(Exp. Caliente lavender rose)、カリエンテ・ピンク“カンテ・ピンカ”(Caliente Pink "Cante Pinka")、カリエンテ・exp.Dp.Pk(Caliente exp. Dp.Pk)、Exp.カリエンテ(登録商標)・サーモン(Exp. Caliente salmon)、カリエンテ・コーラル“カンテ・コラス”(Caliente Coral "Cante Coras")、カリエンテ・オレンジ“カンテ・オラン”(Caliente Orange "Cante Oran")、カリエンテ・exp.Vio(Caliente exp. Vio)、カリエンテ・exp.Vio(Caliente exp. Vio)、カリエンテ・exp.ro sp(Caliente exp. ro sp)、Exp.カリエンテ(登録商標)・ローズ・コーラル(Exp. Caliente rose coral)、又はカリエンテ・exp.pkbl(Caliente exp. pkbl);ペンタス・ランセオラタ(pentas lanceolata)属の植物、例えば、Exp.トレイリング・ホワイト(Exp. Trailing white)、Exp.トレイリング・ホワイト(Exp. Trailing white)、Exp.トレイリング・ホワイト(Exp. Trailing white)、Exp.トレイリング・ピンク・バイカラー(Exp. Trailing pink bicolor)、Exp.トレイリング・ピンク・バイカラー(Exp. Trailing pink bicolor)、Exp.トレイリング・ディープ・ピンク(Exp. Trailing deep pink)、Exp.トレイリング・ローズ(Exp. Trailing rose)、Exp.トレイリング・ローズ(Exp. Trailing rose)、Exp.トレイリング・チェリー(Exp. Trailing cherry)、又はExp.トレイリング・レッド(Exp. Trailing red);ペチュニア・ペンデュラ(petunia pendula)属の植物、例えば、プラッシュ・ホワイト(Plush white)、ランブリン・ホワイト(Ramblin' white)、Exp.ランブリン・イエロー(Exp. Ramblin yellow)、プラッシュ・レッド(Plush red)、ランブリン・レッド(Ramblin' red)、プラッシュ・ブルー(Plush blue)、又はランブリン・nu・ブルー(Ramblin' nu blue);ルドベッキア(rudbeckia)属の植物、例えば、タイガー・アイ・ゴールド・F1(Tiger eye gold F1);タゲテス・エレクタ(tagetes erecta)属の植物、例えば、パーフェクション(商標)・イエロー(PerfectionTM yellow)、パーフェクション(商標)・F1・ゴールド(PerfectionTM F1 gold)、パーフェクション(商標)・F1・オレンジ(PerfectionTM F1 orange)、Exp.パーフェクション・バニラ・ホワイト(Exp. Perfection Vanilla White)、アジアン・カットフラワー(Asian Cut flower)、ゴールド(Gold)、アジアン・カット・フラワー(Asian Cut flower)、又はオレンジ;ビオラ・コルヌタ(viola cornuta)属の植物、例えば、エンデュリオ・イエロー・ウィズ・バイオレット・ウィング(Endurio yellow with violet wing)、又はExp.エンデュリオ・イエロー・ウィズ・バイオレット・ウィング(Exp.Endurio yellow with violet wing);ビオラ・ウィットロッキアナ(viola wittrockiana)属の植物、例えば、Exp・コロサス・イエロー/ブロッチ・VI042(Exp Colossus Yellow/Blotch VI042)、マンモス・ブルー−ティ−フル(Mammoth Blue-ti-ful)、Exp.ワンダフォール・ホワイト(Exp. WonderFall White)、Exp.ワンダーフォール・イエロー(Exp. WonderFall Yellow)、Exp.ワンダーフォール・イエロー・ブロッチ(Exp. WonderFall Yellow Blotch)、ワンダーフォール・イエロー・ウィズ・レッド・ウィング・トレイリング(WonderdFall Yellow with Red Wing trailing)、Exp.ワンダーフォール・ブルー・ブロッチ(Exp. WonderFall Blue Blotch)、ワンダーフォール・ブルー・ピコティーシェード(WonderFall Blue Picotee Shades)、Exp.ワンダーフォール・パープル(Exp. WonderFall Purple);及びジニア属の植物、例えば、ZOWIE!(商標)・イエロー・フレーム(ZOWIE!TM YELLOWFLAME)、アップロア(商標)・ローズ(UproarTM Rose)、アップロア(商標)・ホワイト・1695−1−T1(UproarTM White 1695-1-T1)、アップロア(商標)・ディープ・イエロー・1695−17
−T1(UproarTM Deep Yellow 1695-17-T1)、アップロア(商標)・オレンジ・1695−8−T1(UproarTM Orange 1695-8-T1)、アップロア(商標)・スカーレット・1695−10−T2(UproarTM Scarlet 1695-10-T2)の品種を含みうる。

0030

[0044]一態様において、植物は、標準的な対応植物と比べて、増強された生産量、美観、及びガーデンパフォーマンスなどの優れた遺伝的特徴を有する。これらの植物は、優れた特性を有する親植物から誘導された交配植物であっても、又は、増強された栄養又は健康上の利益、優れたフレーバー、より明るい又は新規な色、より多くの生産量、より芳香性無菌修正されたアーキテクチャ、例えば、より多くの枝分かれ、低い草丈、高い草丈、深い根張り、増強された根の枝分かれ;有益な病害虫防除剤を引き付ける;望ましくない病害虫を寄せ付けない;バイオレメディエーション病気線虫昆虫に対する生物病害虫耐性(biotic pest tolerance);寒冷凍結、熱、渇水、塩、アルカリなどの非生物的ストレス耐性といった望ましい形質を付与する外来核酸分子及び/又は内因性遺伝学的要素を含む遺伝子組換え植物であってもよい。

0031

C.肥料及び栄養素
[0045]本発明の植物生育系は、超大量の緩効性肥料(CRF)を含む。CRFは、窒素、リン、カリウム、及び/又はマグネシウム硫黄亜鉛、鉄、銅などの微量栄養素を含むあらゆる被覆肥料を含みうる。CRFの栄養源は、尿素硝酸アンモニウム硫酸アンモニウムリン酸二アンモニウム(DAP)、リン酸一アンモニウムMAP)、リン酸カルシウム硫酸カリウム硝酸カリウム又はそれらの組合せもしくは誘導体;及び/又はカルシウム、マグネシウム、硫黄のような二次的栄養素、鉄、銅、亜鉛、塩化物シリカマンガンホウ素、モリブデンのような微量栄養素又はそれらの組合せから誘導されうる。緩効性肥料は、栄養素を、4、5、6、7、8、9、10、11、12〜14、又は16〜18ヶ月間にわたって放出できる。

0032

[0046]CRFは、市販製品、例えば、ニュートリコート(Nutricote)(登録商標);オスモコート(Osmocote)(登録商標);オスモコート(登録商標)プラス;オスモコート(登録商標)プラス・ハイ・スタート(Plus Hi Start);オスモコート(登録商標)ミニ;オスモコート(登録商標)エグザクト(Exact);ハレルのポリオン(登録商標)(Harrell’s Polyon)(任意の一連寿命、NPK含量、及び物理的形態のもの)(例えばNPK+微量栄養素);オスモコート(登録商標)プロ(Pro);マルチコート(Multicote)(登録商標);バサコート(Basacote)(登録商標);プランタコート(Plantacote)(登録商標)NPK、プランタコート(登録商標)ブレンズ(Blends)及びプランタコート(登録商標)プルス(Pluss);トリコート(Trikote)(登録商標);デュレーション(Duration)(登録商標);ESN(登録商標);ニュートラレン(Nutralene)(登録商標)/イソブチルジウレア(IBDU)/ニトフォーム(登録商標)(徐放性窒素供給を提供するための徐放性窒素源)などでありうる。

0033

[0047]一部の態様において、本発明はCRFの組合せを提供する(例えば、オスモコート肥料のブレンド)。発明者らは、従来の見識に反して、CRFを組み合わせると、ECを増大するどころか実際低減することを見出した。この結果を図14に示す。EC対肥料負荷(gN/植物)のプロットは、単一緩効性肥料の量が増大するとECもそれに伴って増大することを示した(例えばL1a〜L1c参照)。しかしながら、緩効性肥料を組み合わせて添加すると(例えばL2又はL3)、量の増大は、高肥料(gN/植物)を示すが、低ECを示した。ビッグボックス(“BB”)は、一般的に、週3回、150−200ppmの滴下施肥で育てる;R&D Std(“RDS”)植物は、週3回、150−200ppmの滴下施肥で育てた;Leif 1a(“L1a”)は、15グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12);Leif 1b(“L1b”)は、30グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12);Leif 1c(“L1c”)は、60グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12);Leif 2(“L2”)は、5グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12)+20グラムの3−4M オスモコート・ミニ(19−6−10);Leif 3(“L3”)は、2.5グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12)+15グラムの3−4M オスモコート・ミニ(19−6−10);Leif 4(“L4”)は、30グラムの8−9M オスモコート・プラス(15−9−12)。

0034

[0048]他の態様において、本発明は、CRFが、肥料スティック錠剤スパイク又は他の送達形の形態でよいことを提供する。市販製品の例は、オスモコート(登録商標)エグザクト錠剤、ジョーブズ(Jobe's)(登録商標)肥料スパイク、ミラクル−グロ(Miracle-Gro)(登録商標)肥料スパイクなどであるが、これらに限定されない。

0035

D.生育培地
[0049]本発明の植物生育系は生育培地を含む。生育培地は、ピート泥炭)、パーライト麦わら生物消化遺物(biodigester remain)、コイアバーク樹皮)又はそれらの組合せなどの任意の生育培地でよい。一態様において、生育培地は、主に、ピート+パーライトをピート85%及びパーライト15%の比率で含む。別の態様において、培地は、配合カナディアン・スファグナム(Canadian Sphagnum)ピートモス、粗パーライト、樹皮の灰、スターター栄養素チャージ(石膏入り)及び徐放性窒素及びドロマイト質石灰石を含有するメトロミックス(MetroMix)360である。同じく利用できる他の有機物質は、麦わら、小麦粒ベースの培地、トウモロコシの茎、バーク、生物消化遺物、コイア、ピート及びピート様材料、木材残渣、バガス籾殻、砂、パーライト、バーミキュライト焼成粘土発泡スチロール尿素ホルムアルデヒド、及びそれらの混合物である。

0036

E.水分調節剤
[0050]本発明の植物生育系は水分調節剤を含む。水分調節剤は、灌水過多又は不足の防止に役立つ。水分調節剤は、水の存在下で溶解することなく膨潤し、例えば水中でその重量の少なくとも10、100、1000倍、又はそれ以上を吸収できる架橋ポリマーのような、水膨潤性吸水性保水性ポリマーなどであるが、これらに限定されない。そのようなポリマーは、架橋ポリアクリルアミド又は架橋ポリアクリレートカラギーナン寒天アルギン酸グアガム及びその誘導体、及びジェランガムアクリロニトリルデンプンへのグラフト化から得られる生成物;などである。本発明の態様の植物生育系に使用できる水分調節剤の具体的非制限的例は、Aridall(登録商標)超吸収性ポリマー(カリウムポリアクリレート);Aqualon Aquasorb(登録商標)(ナトリウムカルボキシメチルセルロース);Stockosorb(登録商標);Watersorb(登録商標);Zeba(登録商標);リグニンアルキルポリグルコシド(APG);など、及びこれらの組合せなどである。

0037

F.植物保護剤
[0051]本発明の植物生育系は植物保護剤を含む。植物保護剤は、ダニ駆除剤(acaricide)、殺藻剤摂食阻害剤、殺剤、殺菌剤、鳥忌避剤化学不妊剤除草剤解毒剤(herbicide safener)、昆虫誘引物質昆虫忌避剤殺虫剤哺乳動物忌避剤、交配撹乱剤、殺ダニ剤(miticide)、軟体動物駆除剤殺線虫剤植物活性化剤植物生長調整剤殺鼠剤共力剤、殺ウィルス剤又はそれらの混合物であろう。一態様において、植物保護剤は制御/時間放出である。

0038

[0052]植物保護剤は、Barricade(登録商標)、Departure(登録商標)、Fusilade(登録商標)、Foestyl−Al(登録商標)、Monument(登録商標)、Pennant(登録商標)、Princep(登録商標)、Refuge(登録商標)、Reward(登録商標)、Tenacity(登録商標)、Banner(登録商標)、Concert(登録商標)、Daconil(登録商標)、Headway(登録商標)、Heritage(登録商標)、Hurricane(登録商標)、Instrata(登録商標)、Medallion(登録商標)、Micora(登録商標)、Palladium(登録商標)、Renown(登録商標)、Subdue(登録商標)、Avid(登録商標)、Award(登録商標)、Citation(登録商標)、Endeavor(登録商標)、Flagship(登録商標)、Meridian(登録商標)、Scimitar(登録商標)、Bonzi(登録商標)、Primo(登録商標)、Trimmit(登録商標)、シアントラニリプロール(Cyantraniliprole)(殺虫剤)又はクロラントラニリプロール(Chlorantraniliprole)(殺虫剤)などの市販製品、又はこれらの混合物などでありうる。別の態様において、植物保護剤は、限定されない殺虫剤である。別の態様において、植物保護剤は、オスモコート樹脂被包されたホスファイト又はFosetyl−Alである。浸透圧ポンプとして作用するN−P−Kコアを用い、フハイカビ、疫病菌(Phytophtora)、及びベト病(Downy Mildew)を抑制するための殺真菌剤の放出を推進する。

0039

G.生分解性ポット又はコンテナ
[0053]植物生育系は生分解性ポット又はコンテナを含んでいてもよい。ポット又はコンテナは、少なくとも0.8L(例えば、0.9Lより大、1Lより大;1.25Lより大;2Lより大;又は2.25Lより大)でありうる。一部の態様において、ポット又はコンテナは、約0.9L〜約2.25L、例えば、約0.9L〜約2L、約1L〜約2.25L、約1L〜2L、又は約1.25L〜約2.25Lでありうる。

0040

[0054]生分解性ポット又はコンテナは、本明細書中に記載の植物生育系の成分(例えば、植物、超大量の緩効性肥料など)のための保護ハウジングユニットを提供する。従って、生分解性ポット又はコンテナは、生産及び最終使用者への輸送を可能にするために十分硬質で、また生分解性でもなければならない。生分解性ポットは、牛糞肥料木質繊維又はピートのような再生可能資源をしばしば使用することによりガーデニングの持続可能で自然な性質支援する。

0041

[0055]生分解性ポット又はコンテナは、成型(molded)材料、成形(formed)材料、堆肥材料造形(shaped)材料、又はそれらの組合せを含みうる。例えば、材料は、ピート、麦わら、ココナツ繊維厩肥(例えば、乳牛、雄)、製紙用パルプブラウン又はホワイトサトウキビ繊維、コイア、又はそれらの組合せでありうる。そして、例えば、0.9リットル以上のサイズのポット又はコンテナに成型されうる。

0042

[0056]生分解性ポットは、根の発達に及ぼす影響のため、優れた生育コンテナでもある。実際、生分解性ポットは、根がコンテナを通り抜けて生長することを可能にするので、移植により周囲の土壌へのより迅速で良好な根の発達が可能となる。

0043

[0057]当然のことながら、他の材料(例えばプラスチック)で製造されたポット又はコンテナも本明細書中に記載の態様で使用できることは分かるであろう。

0044

H.植物生育系の使用法
[0058]ここで、植物生育系の使用法を考える。一態様において、本発明は、本明細書中に記載の植物生育系を植え付け、前記植物生育系に灌水することを含む植物の生育法を提供する。別の態様において、本発明は、本明細書中に記載の植物生育系を表面に押し込み、挿入した植物生育系に灌水することを含む植え付け法を提供する。別の態様において、植え付け法は、本明細書中に記載の植物生育系を受容するように適応された表面を用意することを必要とし、その表面において、系は、増強された肥料、水分ストレス及び昆虫や病気のような植物病害虫からの保護により、優れた生育をもたらす。別の態様において、本発明は、高ECを有する環境での植物生育法を提供する。

0045

[0059]別の態様において、本発明は、植物の渇水耐性を増大する方法を提供し、該方法は、本明細書中に記載の植物生育系を利用して植物を植え付けることを含む。別の態様において、植物生育系は、本明細書中に記載の水分調節剤をさらに含みうる。例えば、植物生育系は、上記の段落[0050]に記載の水分調節剤(これらに限定されないが)を含みうる。代替の態様において、水分調節剤をさらに含む植物生育系は追加的に植物保護剤を含んでいてもよい。植物保護剤は、上記の段落[0051]〜[0052]に記載の植物保護剤(これらに限定されないが)を含みうる。

0046

[0060]以下の実施例はいずれにせよ本発明の制限を意図したものではない。

0047

A.実施例1
[0061]本発明の態様の植物生育系は、以下に示すように、健康で商業的に売れる植物の生産を可能にする。

0048

[0062]5種類の一年生園芸植物、すなわち、カリオペ・ダーク・レッド・ゼラニウム(Calliope dark red geranium)、アクセントプレミアム・ホワイト・インパチェンス(Accent premium white impatiens)、ランブリン・ヌー・ブルー・ペチュニア(Ramblin Nu Blu petunia)、ムーンストラック・イエロー・マリーゴールド(Moonstruck yellow marigold)、及びコーラ・ホワイト・ビンカ(Cora white vinca)をすべて、Fafard Growing Mix F−15、1.5グラムのStockosorb、及び4種類の異なる施肥処理を含有する植物生育系で栽培した。標準的処理は、週3回、150ppm窒素の速度で液体施肥(定期的液体肥料供給;清水なし)を追加するというものであった。他の3種類の処理は、1.5Lポットあたり、15グラム、30グラム、又は60グラムの5−6Mオスモコート・プラス(15−9−12)緩効性肥料を使用するというものであった。植物は、標準的な温室条件下、8重複製で72穴セルパックプラグ苗として育てた。ゼラニウム、インパチェンス、ペチュニア、マリーゴールド、及びビンカについて、以下の表1〜5に示すように、pH、EC、草丈、生長指標、花数、及び全体的な植物品質を測定した。pH及びECは植え付けの7日及び21日後(DAP)に測定したが、草丈、生長指標(草丈+軸1の直径+軸2の直径を3で割って測定)、花数、及び全体的な植物品質は、それぞれ植え付けの5週間後(WAP)に測定した。

0049

[0063]図1に各ゼラニウム植物を示す。最左の植物は肥料なしで育て;その右の植物は標準的な系を用いて育て;さらにその右に見られる他の植物は、それぞれ15、30、及び60グラムの処理を用いて育てた。図2〜5に、インパチェンス、ペチュニア、マリーゴールド、及びビンカの各植物をそれぞれ示す。最左の植物は標準的処理を用いて育て、その右に見られる植物は、それぞれ15、30、及び60グラムの処理を用いて育てた。

0050

[0064]概して、表1〜5に示されたデータは、たとえ非常に高いECでも、本発明の態様の植物生育系で優良植物が育てられたことを示している。例えば、植え付け21日後、60グラムの施肥処理で育てられたゼラニウムは17.5mS/cmのECを有していた(貫流抽出法)。それでも、植え付け5週間後、花数及び全体的な植物品質は、標準的処理を用いて育てた植物より高かった。

0051

[0065]劇的にも、そして思いがけないことに、60グラムの5−6Mオスモコート・プラスで育てたゼラニウムは、植え付け21日後に17.5mS/cmのEC(表1)を有していたにもかかわらず、標準的な液体施肥を受けた植物よりも高い植物品質及び花数を示した。15及び30グラムの5−6M オスモコート・プラスで育てたインパチェンスも、植え付け21日後、30グラムのオスモコート処理の場合のEC値が11.2mS/cmでも(表2)、対照よりも優れた又は対照に匹敵する植物品質を示した。優れた植物品質は、60グラムの5−6M オスモコート・プラスで育て、植え付け21日後に17.5mS/cmのEC(表3)を有していたペチュニアでも見られた。60グラムの5−6M オスモコート・プラスで育てたマリーゴールドは、植え付け21日後のEC値が18.2mS/cmであったにもかかわらず(表4)、商業レベルの植物品質を有していた。生育系で生産された植物は、多くの場合、濃い緑色の葉色、良好な側枝発育、及び好ましい「こんもりとした(mounding)」習性といったような増強された望ましい園芸特性を有する。

0052

0053

0054

0055

0056

0057

B.実施例2
[0066]インパチェンスを10種類の異なる生育系で育てた。そのいずれもCRFを含有しなかったが、一部の場合、下記の水分調節剤を含有していた。

0058

(a)マニトバピート(Manitoba Peat);
(b)マニトバピート及びX6湿潤剤(1200ppm);
(c)Fafard Growing Mix F−15及びX6湿潤剤(1200ppm);
(d)Fafard Growing Mix F−15及びZeba(登録商標)(2ポンド/yd(ヤード)3);
(e)Fafard Growing Mix F−15及びStockosorb(登録商標)(2ポンド/yd3);
(f)Fafard Growing Mix F−15、Stockosorb(登録商標)(2ポンド/yd3)、及びAq200湿潤剤(1200ppm);
(g)Fafard Growing Mix F−15及びStepsperse(登録商標)(0.5重量%);
(h)Fafard Growing Mix F−15及びStepsperse(登録商標)(1重量%);
(i)Fafard Growing Mix F−15及びZaplock(登録商標)(1ポンド/yd3);及び
(j)Fafard Growing Mix F−15及びZaplock(登録商標)(2ポンド/yd3)。

0059

[0067]植物は、標準的な温室条件下、8重複製で288穴セルパックプラグ苗として育てた。植物は、その後、4及び8インチのポットに移植した。8インチポットのデータを本実施例で示す。各植物は、週3回、200ppm窒素の速度で液体施肥(定期的液体肥料供給;清水なし)を受けた。一組の植物は定期的液体肥料供給を用いて灌水を維持され、別の組の植物は乾燥させたままの11日間が終わった後、Stockosorb(登録商標)処理を含有する植物(すなわちe及びf)は、図6に示されているように、灌水植物と乾燥植物間の「しおれ」率(パーセント)の変動が最も少なかった。このことは、Stockosorb(登録商標)処理が最良保水性をもたらしたことを示している。同じ植物は、図7に示されているように、灌水植物と乾燥植物間のしおれ時の見た目品質(見栄え)における変動も最も少なかった。図8は、上記の各種培地で育てたインパチェンス間の対照比較(side-by-side comparison)を示す。下列の植物はバーベナである。

0060

C.実施例3
[0068]標準的な温室条件下、Fafard Growing Mix F−15、10グラムの8−9Mオスモコート(登録商標)プロ(17−5−11)、及び2グラムのStockosorb(登録商標)を含有する4インチポットでペチュニア植物を育てた。植物がポット一杯になり、商業的販売のための小売準備が整う1週間前に、植物をHeritage(登録商標)及びSubdue(登録商標)殺真菌剤とFlagship(登録商標)殺虫剤で処理した。植物は、Heritage(登録商標)0.5オンス/100ガロン;Subdue(登録商標)1.0オンス/100ガロン;及びFlagship(登録商標)4オンス/100ガロンを含有するドレンチ(drench)で処理した。図9は、本発明の態様による生育系を用いて育てた植物より未処理対照に対して高率(高速)の病害圧力を示す。

0061

D.実施例4
[0069]標準的な温室条件下、Fafard Growing Mix F−15;15、30又は60グラムの5−6Mオスモコート(登録商標)プラス(15−9−12);及び1グラムのStockosorb(登録商標)を含有する6インチポットでペチュニア植物を育てた。植物がポット一杯になり、商業的販売のための小売準備が整う1週間前に、植物をHeritage(登録商標)及びSubdue(登録商標)殺真菌剤とFlagship(登録商標)殺虫剤で処理した。植物は、Heritage(登録商標)0.5オンス/100ガロン;Subdue(登録商標)1.0オンス/100ガロン;及びFlagship(登録商標)4オンス/100ガロンを含有するドレンチで処理した。図10は、庭で12週間後、本発明の態様の生育系(生育系+15gのCRF、30gのCRF及び60gのCRF)を用いて育てた植物より劣る未処理対照(標準)のガーデンパフォーマンスを示す。

0062

[0070]また、標準的な温室条件下、Fafard Growing Mix F−15、10グラムの8−9Mオスモコート(登録商標)プロ(17−5−11)、及び2グラムのStockosorb(登録商標)を含有する4インチポットでインパチェンス植物を育てた。植物がポット一杯になり、商業的販売のための小売準備が整う1週間前に、植物をHeritage(登録商標)及びSubdue(登録商標)殺真菌剤とFlagship(登録商標)殺虫剤で処理した。植物は、Heritage(登録商標)0.5オンス/100ガロン;Subdue(登録商標)1.0オンス/100ガロン;及びFlagship(登録商標)4オンス/100ガロンを含有するドレンチで処理した。図11は、庭で14週間後、本発明の態様による生育系を用いて育てた植物より劣る未処理対照(標準)のガーデンパフォーマンスを示す。

0063

E.実施例5
[0071]本発明の態様の植物生育系は、健康で商業的に売れる植物の生産だけでなく、渇水ストレスにもより良く耐えられる植物の生産も可能にする。渇水からの保護の利益は、水分調節剤を配合することによってさらに増大できる。

0064

[0072]アクセント・プレミアム・ホワイト・インパチェンスをすべて、Fafard Growing Mix F−15、1.5、及び5種類の異なる施肥処理を含有する植物生育系で栽培した。標準的処理は、週3回、150ppm窒素の速度で液体施肥(定期的液体肥料供給;清水なし)を追加するというものであった。他の4種類の処理は、1.3Lポットあたり、15グラム、30グラム又は60グラムの5−6Mオスモコート・プラス(15−9−12)緩効性肥料、及び1.3Lポットあたり5グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12)+20グラムの3−4M オスモコート・ミニ(19−6−10)緩効性肥料を使用するというものであった。植物は、標準的な温室条件下、6重複製で50、72又は288穴セルパックプラグにて育てた。植物がポット一杯に達したら、大量に灌水し、追加の灌水は何ら与えなかった。植物を毎日採点し、75%しおれ率までの日数を記録した。図12は、生育系を用いて生産された植物が渇水耐性に劇的な改良を示すことを示している。

0065

[0073]アクセント・プレミアム・ホワイト・インパチェンスをすべて、Fafard Growing Mix F−15、及び3種類の異なる施肥処理を含有する植物生育系で栽培した。標準的処理は、週3回、150ppm窒素の速度で液体施肥(定期的液体肥料供給;清水なし)を追加するというものであった。他の2種類の処理は、1.3Lポットあたり、15グラムの5−6Mオスモコート・プラス(15−9−12)緩効性肥料、及び1.3Lポットあたり5グラムの5−6M オスモコート・プラス(15−9−12)+20グラムの3−4M オスモコート・ミニ(19−6−10)緩効性肥料を使用するというものであった。無修正対照及びポットあたり1.5mgのStockosorbに加えて、ポットあたり1グラムのActive,SYT1(グアガム1)、ポットあたり1グラムのActive,SYT2(グアガム2)、ポットあたり1グラムのActive,SYT3(グアガム3)、ポットあたり0.2%溶液のActive,SYT4(APG)を培地に配合した。植物は、標準的な温室条件下、8重複製で72穴セルパックプラグにて育てた。植物がポット一杯に達したら、大量に灌水し、追加の灌水は何ら与えなかった。植物を毎日採点し、75%しおれ率までの日数を記録した。図13は、SYT3を含む生育系を用いて生産された植物が渇水ストレスからの保護をさらに増大したことを示している。

0066

F.実施例6
[0074]ハンギングバスケット内の植物生命体を維持する当該生育系の能力を評価するために、完全形成されたショーケースハンギングバスケットを本明細書中に記載の生育系を用いて栽培し、カリオペ・ダーク・レッド・ゼラニウムを育てた。本実験に使用された植物生育系は、2.5グラムの5−6Mオスモコート・プラス(15−9−12)+15グラムの3−4M オスモコート・ミニ(19−6−10)を含み、殺真菌剤及び殺虫剤のドレンチ(アゾキシストロビン(azoxystrobin)、メフェノキサム(mefenoxam)、及びチアメトキサム(thiamethoxam))でさらに修正されていた。本研究の結果を図15〜16にまとめた。図15及び16に示されているように、本発明の植物生育系は、従来の液体肥料供給を用いたゼラニウムと比べた場合、8週間にわたって、消費者のための卓越したシーズン中のガーデンパフォーマンス(持続生長、健康な葉、豊富な花)を提供した。

実施例

0067

[0075]本明細書中で引用したすべての参考文献は、引用によってそれらの全文を本明細書に援用する。

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