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技術 植物成長調節剤化合物

出願人 シンジェンタパーティシペーションズアーゲー
発明者 エマニュエルビルデュ-ペルシュロンディディエズルウェラマチルドドゥニーズラシアアランドゥメスマーカーハンノクリスティアンボルフピエールジョゼフマルセルジュンフランシスクスランフェルメイヤーパウルファンデンウェインガールトクラウディオスクレパンティ
出願日 2013年5月7日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2015-511991
公開日 2015年6月22日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2015-517508
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 加熱カラム リン酸塩鉱物 アタパルジャイトクレイ 乾式ミル 土壌バクテリア 高分子シェル 配合混合物 まき溝
関連する未来課題
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課題・解決手段

本発明は、新規なストリラクタム誘導体、これらを調製するためのプロセスおよび中間体、これらを含む植物成長調節剤組成物、ならびに、植物の成長を制御するため、および/または、種子の発を促進するためのこれらの使用方法に関する。

概要

背景

ストリゴラクトン誘導体は、植物成長調節および種子発芽特性を有する植物ホルモンであり;これらは、例えば、国際公開第2009/138655号パンフレット、国際公開第2010/125065号パンフレット、国際公開第05/077177号パンフレット、国際公開第06/098626号パンフレット、国際公開第11/125714号パンフレットおよびAnnual Review of Phytopathology(2010),48 p.93−117に記載されている。合成類似体GR24のようなストリゴラクトン誘導体は、ハマウツボ(Orobanche)種などの寄生性雑草の発に対する作用を有することが知られている。技術分野において、ハマウツボ(Orobanche)種子の発芽に係るテストはストリゴラクトン類似体を同定するための有用なテストであることが確立している(例えば、Plant and Cell Physiology(2010),51(7)p.1095;および、Organic & Biomolecular Chemistry(2009),7(17),p.3413を参照のこと)。

概要

本発明は、新規なストリラクタム誘導体、これらを調製するためのプロセスおよび中間体、これらを含む植物成長調節剤組成物、ならびに、植物の成長を制御するため、および/または、種子の発芽を促進するためのこれらの使用方法に関する。

目的

本発明は、式(I)の植物成長調節化合物および農学的許容可能な配合補助剤を含む植物成長調節剤組成物をさらに提供する

効果

実績

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請求項1

式(I)の化合物(式中、WはOまたはSであり;Zは、NR1、C(R3R5)NR1、C(R11R12)C(R3R5)NR1、(R13R14)C(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;R1は、水素、C1〜C6アルコキシヒドロキシルアミン、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、または、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14は以下からなる群から独立して選択され:(i)結合、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ホルミル、ホルミルオキソホルミルアミノアセチルオキソ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアミノカルボニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜3個のR9によって任意により置換されたビニル、1個のR9によって任意により置換されたエチニル、R10によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリル;(ii)R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14のいずれか2つはR9によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成し;ならびに(iii)R2およびR4、R3およびR5、R11およびR12、および/または、R13およびR14はオキソ基を形成し;R6およびR7は、独立して、水素、C1〜C3アルキル、ヒドロキシル、ハロゲンまたはC1〜C3アルコキシであり;R8は、水素、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、ハロゲン、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、または、C1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;R9は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、アセチルオキソ、アミン、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、または、C1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;R10は、ヒドロキシル、アセチルオキソ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、または、C1〜C8ハロアルキルスルホニルである)または、その塩もしくはN−オキシド

請求項2

WがOである、請求項1に記載の化合物。

請求項3

Zが、NR1、C(R3R5)NR1またはC(R11R12)C(R3R5)NR1であり;R1が、水素、C1〜C6アルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、または、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13またはR14が以下からなる群から独立して選択され:(i)結合、水素、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、または、R10によって任意により置換された飽和もしくは部分不飽和3〜7員シクロアルキルもしくはヘテロシクリル;(ii)R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14のいずれか2つは、R9によって任意により置換された飽和または部分不飽和5〜6員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成可能であり;ならびに(iii)R2およびR4、R3およびR5、R11およびR12、ならびに/または、R13およびR14はオキソ基を形成し;R6は、水素、メチルまたはエチルであり;R7は、水素、メチル、メトキシ塩素またはエチルであり;R8は、水素、メチルまたはエチルであり;およびR10は、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、またはC1〜C6ハロアルキルである、請求項2に記載の化合物。

請求項4

ZがC(R3R5)NR1であり;R1が、水素、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、または1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;R2、R3、R4、R5、R11またはR12が、以下からなる群から独立して選択され:i)水素、メチル、エチルまたはフェニル;ii)R2およびR5、または、R5およびR11が飽和または部分不飽和5〜6員シクロアルキルを形成し;ならびにiii)R2およびR4および/またはR3およびR5がオキソ基を形成し;R6がメチルであり;R7およびR8が水素であり;ならびにR10が、シアノ、ニトロ、塩素、臭素フッ素、メチル、メトキシまたはトリフルオロメチルである、請求項3に記載の化合物。

請求項5

R1が、水素、メチル、エチル、フェニル、ベンジル、アセテート、t−ブトキシカルボニルおよびメトキシカルボニルからなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合物。

請求項6

請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物および農学的許容可能な配合補助剤を含む植物成長調節剤または種子発芽促進組成物

請求項7

生息地での植物の成長を調節する方法であって、前記生息地に、植物成長調節量の請求項1〜5に記載の化合物または請求項6に記載の組成物を適用するステップを含む方法。

請求項8

種子の発芽率を促進する方法であって、前記種子、または、種子を含む生息地に、種子発芽促進量の請求項1〜5に記載の化合物または請求項6に記載の組成物を適用するステップを含む方法。

請求項9

請求項1〜5に記載の化合物または請求項6に記載の組成物で処理された植物繁殖体

請求項10

雑草種子を含む生息地に、種子発芽促進量の請求項1〜5に記載の化合物または請求項6に記載の組成物を適用するステップ、前記種子を発させるステップ、および、次いで、前記生息地に出芽除草剤を適用するステップを含む雑草防除する方法。

請求項11

植物成長調節剤または種子発芽促進剤としての式(I)の化合物の使用。

技術分野

0001

本発明は、新規なストリラクタム(strigolactam)誘導体、これらを調製するためのプロセスおよび中間体、これらを含む植物成長調節剤組成物、ならびに、植物の成長を制御するためおよび/または種子の発を促進するためのこれらの使用方法に関する。

背景技術

0002

ストリゴラクトン誘導体は、植物成長調節および種子発芽特性を有する植物ホルモンであり;これらは、例えば、国際公開第2009/138655号パンフレット、国際公開第2010/125065号パンフレット、国際公開第05/077177号パンフレット、国際公開第06/098626号パンフレット、国際公開第11/125714号パンフレットおよびAnnual Review of Phytopathology(2010),48 p.93−117に記載されている。合成類似体GR24のようなストリゴラクトン誘導体は、ハマウツボ(Orobanche)種などの寄生性雑草の発芽に対する作用を有することが知られている。技術分野において、ハマウツボ(Orobanche)種子の発芽に係るテストはストリゴラクトン類似体を同定するための有用なテストであることが確立している(例えば、Plant and Cell Physiology(2010),51(7)p.1095;および、Organic & Biomolecular Chemistry(2009),7(17),p.3413を参照のこと)。

課題を解決するための手段

0003

現在においては、意外にも、一定のストリゴラクタム誘導体がストリゴラクトンと類似する特性を有することが見出されている。

0004

本発明によれば、式(I)の化合物



(式中、
WはOまたはSであり;
Zは、NR1、C(R3R5)NR1、C(R11R12)C(R3R5)NR1、C(R13R14)C(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;
R1は、水素、C1〜C6アルコキシヒドロキシルアミン、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、または、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;
R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14は、以下からなる群から独立して選択され:
(i)結合、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ホルミル、ホルミルオキソホルミルアミノアセチルオキソ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニルアミノカルボニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜3個のR9によって任意により置換されたビニル、1個のR9によって任意により置換されたエチニル、R10によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリル;
(ii)R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14のいずれか2つはR9によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成可能であり;ならびに
(iii)R2およびR4、R3およびR5、R11およびR12、および/または、R13およびR14はオキソ基を形成し;
R6およびR7は、独立して、水素、C1〜C3アルキル、ヒドロキシル、ハロゲンまたはC1〜C3アルコキシであり;
R8は、水素、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、ハロゲン、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、または、C1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;
R9は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、アセチルオキソ、アミン、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、または、C1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;
R10は、ヒドロキシル、アセチルオキソ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、または、C1〜C8ハロアルキルスルホニルである)
または、その塩もしくはN−オキシドが提供されている。

0005

式(I)の化合物は、異なる幾何異性体または光学異性体ジアステレオ異性体およびエナンチオマー)または互変異性形態で存在し得る。本発明は、すべてのこのような異性体および互変異性体、ならびに、すべての割合でのこれらの混合物、ならびに、重水素化化合物などの同位体形態を包含する。本発明はまた、式(I)の化合物のすべての塩、N−オキシドおよびメタロイド錯体を包含する。

0006

各アルキル部分は、単独で、または、より大きな基(アルコキシ、アルコキシ−カルボニル、アルキルカルボニル、アルキルアミノカルボニルジアルキルアミノカルボニルなど)の一部として、直鎖または分岐鎖であり、例えば、メチルエチル、n−プロピルn−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルイソ−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチルまたはネオペンチルである。アルキル基は、好ましくはC1〜C6アルキル基、より好ましくはC1〜C4および最も好ましくはC1〜C3アルキル基である。

0007

ハロゲンは、フッ素塩素臭素またはヨウ素である。

0008

ハロアルキル基(単独で、または、ハロアルコキシもしくはハロアルキルチオなどのより大きな基の一部として)は、1つまたは複数の同一のまたは異なるハロゲン原子で置換されているアルキル基であって、例えば、−CF3、−CF2Cl、−CH2CF3または−CH2CHF2である。

0009

ヒドロキシアルキル基は、1つまたは複数の水酸基で置換されているアルキル基であって、例えば、−CH2OH、−CH2CH2OHまたは−CH(OH)CH3である。

0010

本明細書の文脈において、「アリール」という用語は、モノ−、ビ−またはトリシクロであり得る環系を指す。このような環の例としては、フェニルナフタレニルアントラニルインデニルまたはフェナントレニルが挙げられる。好ましいアリール基はフェニルである。

0011

他に示されている場合を除き、アルケニルおよびアルキニルは、これらのみで、または、他の置換基の一部として、直鎖または分岐鎖であり得、好ましくは2〜6個、好ましくは2〜4個、より好ましくは2〜3個の炭素原子を含有していてもよく、適切な場合には、(E)型または(Z)型配置のいずれであってもよい。例としては、ビニル、アリルおよびプロパルギルが挙げられる。

0012

別段の定めがある場合を除き、シクロアルキルは、単環式または二環式であり得、任意により1つまたは複数のC1〜C6アルキル基で置換され得、および、好ましくは3〜7個の炭素原子、より好ましくは3〜6個の炭素原子を含有する。シクロアルキルの例としては、シクロプロピル、1−メチルシクロプロピル、2−メチルシクロプロピル、シクロブチルシクロペンチルおよびシクロヘキシルが挙げられる。

0013

「ヘテロアリール」という用語は、少なくとも1個のヘテロ原子を含有すると共に単環または2つ以上の縮合環から構成されている芳香族環系を指す。好ましくは、単環は3個以下のヘテロ原子、および、二環系は4個以下のヘテロ原子を含有し、ヘテロ原子は窒素酸素および硫黄から選択されることが好ましいであろう。このような基の例としては、ピリジルピリダジニルピリミジニルピラジニルフラニルチオフェニル、オキサゾリルイソオキサゾリルオキサジアゾリルチアゾリルイソチアゾリルチアジアゾリルピロリル、ピラゾリルイミダゾリルトリアゾリルおよびテトラゾリルが挙げられる。好ましいヘテロアリール基ピリジンである。

0014

「ヘテロシクリル」という用語は、ヘテロアリール、飽和類似体を包含し、さらに、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾチオフェニル、9H−フルオレニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ−1,4−ジオキシエピニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ−フラニル、ピペリジニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジオキサニル、4,5−ジヒドロ−イソオキサゾリル、テトラヒドロフラニルおよびモルホリニルなどのヘテロアリールの不飽和類似体または部分飽和類似体を包含するよう定義される。加えて、「ヘテロシクリル」という用語は、炭素原子および水素原子と、好ましくは窒素、酸素および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子といった少なくとも1個のヘテロ原子とを含む非芳香族単環式または多環式環として定義される、オキシランまたはチエタンなどの「ヘテロシクロアルキル」を含むと定義される。

0015

W、Z、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R10、R11、R12、R13およびR14の好ましい値は、任意の組み合わせで、以下に規定されているとおりである。

0016

Wは酸素であることが好ましい。

0017

Zは、NR1、C(R3R5)NR1またはC(R11R12)C(R3R5)NR1であることが好ましいが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;より好ましくは、ZはC(R3R5)NR1である。

0018

R1は、水素、C1〜C6アルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、および、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルからなる群から選択されることが好ましい。より好ましくは、R1は、水素、C1〜C6アルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、および、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルからなる群から選択される。より好ましくは、R1は、水素、メチル、エチル、フェニル、ベンジル、アセテート、t−ブトキシカルボニルまたはメトキシカルボニルである。一実施形態において、R1は水素またはt−ブトキシカルボニルである。

0019

好ましくは、R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13またはR14は、以下からなる群から独立して選択される。
(i)結合、水素、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、または、R10によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリル。より好ましくはR2、R3、R4、R5、R11、R12、R13またはR14は、独立して、水素、メチル、エチル、フェニルである。
(ii)R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14のいずれか2つは、R9によって任意により置換された飽和または部分不飽和5〜6員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成可能である。
(iii)R2およびR4、R3およびR5、R11およびR12、ならびに/または、R13およびR14はオキソ基を形成する。

0020

より好ましくはR2、R3、R4、R5、R11、R12、R13またはR14は以下からなる群から独立して選択される。
(i)水素、メチル、エチル、フェニル。
(ii)R2およびR5、または、R5およびR11は、飽和または部分不飽和5〜6員シクロアルキルを形成する。
(iii)R2およびR4、ならびに/または、R3およびR5はオキソ基を形成する。

0021

R6は、好ましくは、水素、メチルまたはエチルであり;より好ましくは、R6はメチルである。

0022

R7は、好ましくは、水素、メチル、メトキシ、塩素またはエチルであり;より好ましくは、R7は水素である。

0023

R8は、好ましくは、水素、メチルまたはエチルであり;より好ましくは、R8は水素である。

0024

R10は、好ましくは、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシおよびC1〜C6ハロアルキルからなる群から選択され;より好ましくは、R10は、シアノ、ニトロ、塩素、臭素、フッ素、メチル、メトキシまたはトリフルオロメチルである。

0025

本発明の一実施形態においては、式(I)の化合物が提供されており、式中:
Zは、NR1、C(R3R5)NR1、C(R11R12)C(R3R5)NR1またはC(R13R14)C(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;
Wは酸素であり;
R1は、水素、C1〜C6アルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、または、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;
R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13またはR14は以下からなる群から独立して選択され:
(i)水素、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、または、R10によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリル;
(ii)R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14のいずれか2つは、R9によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成可能であり;ならびに
(iii)R2およびR4、R3およびR5はオキソ基を形成し;
R6は、水素、メチルまたはエチルであり;
R7は、水素、メチル、メトキシ、塩素またはエチルであり;
R8は、水素、メチルまたはエチルであり;ならびに
R10は、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、またはC1〜C6ハロアルキルである。

0026

本発明のさらなる実施形態においては、式(I)の化合物が提供されており、式中:
Zは、NR1、C(R3R5)NR1、C(R11R12)C(R3R5)NR1またはC(R13R14)C(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;
Wは酸素であり;
R1は、水素、メチル、エチル、フェニル、ベンジル、アセテート、t−ブトキシカルボニルまたはメトキシカルボニルであり;
R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13またはR14は以下からなる群から独立して選択され:
(iv)水素、メチル、エチル、フェニル;
(v)R2およびR5、または、R5およびR11は飽和または部分不飽和5〜6員シクロアルキルを形成し;ならびに
(vi)R2およびR4、および/または、R3およびR5はオキソ基を形成し;
R6はメチルであり;
R7は水素であり;
R8は水素であり;ならびに
R10は、シアノ、ニトロ、塩素、臭素、フッ素、メチル、メトキシまたはトリフルオロメチルである。

0027

本発明のさらなる実施形態においては、式(I)の化合物が提供されており、式中:
Zは、C(R3R5)NR1またはC(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;
Wは酸素であり;
R1は、水素、C1〜C6アルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、または、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;
R2、R3、R4、R5、R11またはR12は、以下からなる群から独立して選択され:
(iv)水素、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6アルキル、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、または、R10によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリル;
(v)R2、R3、R4、R5、R11およびR12のいずれか2つは、R9によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成可能であり;ならびに
(vi)R2およびR4、R3、および、R5、R11およびR12はオキソ基を形成し;
R6は、水素、メチルまたはエチルであり;
R7は、水素、メチル、メトキシ、塩素またはエチルであり;
R8は、水素、メチルまたはエチルであり;ならびに
R10は、ヒドロキシル、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたはC1〜C6ハロアルキルである。

0028

本発明のさらなる実施形態においては、式(I)の化合物が提供されており、式中:
ZはC(R3R5)NR1またはC(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;
Wは酸素であり;
R1は、水素、メチル、エチル、フェニル、ベンジル、アセテート、t−ブトキシカルボニルまたはメトキシカルボニルであり;
R2、R3、R4、R5、R11またはR12は、以下からなる群から独立して選択され:
(vii)水素、メチル、エチル、フェニル;
(viii)R2およびR5、またはR5およびR11は、飽和または部分不飽和5〜6員シクロアルキルを形成し;ならびに
(ix)R2およびR4、ならびに/または、R3およびR5はオキソ基を形成し;
R6はメチルであり;
R7は水素であり;
R8は水素であり;ならびに
R10は、シアノ、ニトロ、塩素、臭素、フッ素、メチル、メトキシまたはトリフルオロメチルである。

0029

好ましい実施形態において、化合物は式(II)のもの、または、その塩もしくはN−オキシドである。



(式中、
WはOまたはSであり;
Zは、NR1、C(R3R5)NR1、C(R11R12)C(R3R5)NR1、C(R13R14)C(R11R12)C(R3R5)NR1であるが、ただし、NR1は常にC=W基のαにあり;
R1は、水素、C1〜C6アルコキシ、ヒドロキシル、アミン、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C8アルキルカルボニル、C1〜C8アルコキシカルボニル、C1〜C8アルキルスルホニル、C1〜C6アルキルスルフィニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロシクリル、または、1〜5個のR10によって任意により置換されたベンジルであり;
R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14は、以下からなる群から独立して選択され:
(i)結合、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、ホルミル、ホルミルオキソ、ホルミルアミノ、アセチルオキソ、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニル、アミノカルボニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、C1〜C6ハロアルキルスルホニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、1〜5個のR10によって任意により置換されたヘテロアリール、1〜3個のR9によって任意により置換されたビニル、1個のR9によって任意により置換されたエチニル、R10によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリル;
(ii)R2、R3、R4、R5、R11、R12、R13およびR14のいずれか2つは、R9によって任意により置換された飽和または部分不飽和3〜7員シクロアルキルまたはヘテロシクリルを形成可能であり;ならびに
(iii)R2およびR4、R3およびR5、R11およびR12、および/または、R13およびR14はオキソ基を形成し;
R9は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6アルコキシ、アセチルオキソ、アミン、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、1〜5個のR10によって任意により置換されたC1〜C6アルキル、C1〜C6アルキルカルボニル、C1〜C6アルコキシカルボニル、1〜5個のR10によって任意により置換されたアリール、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、C1〜C6ハロアルキルスルフィニル、C1〜C6アルキルスルホニル、または、C1〜C6ハロアルキルスルホニルであり;
R10は、ヒドロキシル、アセチルオキソ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシ、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6アルケニルまたはC2〜C6アルキニル、C1〜C6アルキルチオ、C1〜C6ハロアルキルチオ、C1〜C6アルキルスルフィニル、N−C1〜C6アルキルアミン、N,N−ジ−C1〜C6アルキルアミン、C1〜C8ハロアルキルスルフィニル、C1〜C8アルキルスルホニル、または、C1〜C8ハロアルキルスルホニルである)

0030

式(II)の化合物は、異なる幾何学異性体または光学的異性体(ジアステレオ異性体およびエナンチオマー)、または、互変異性形態で存在し得る。本発明は、このような異性体および互変異性体、ならびに、すべての割合でのこれらの混合物、ならびに、重水素化化合物などの同位体形態のすべてをカバーする。本発明はまた、式(II)の化合物のすべての塩、N−オキシド、および、半金属錯体をカバーする。

0031

W、Z、R1、R2、R3、R4、R5、R10、R11、R12、R13の好ましい値は、式(I)の化合物の対応する置換基について好ましいと規定されているものと同一である。

0032

以下の表1および2は、式(I)の化合物(式中、WはOであり、R6はメチルであり、R8はHであり、Z、R1、R2、R3、R4およびR5は定義されているとおりである)の例を含む。

0033

0034

0035

0036

0037

0038

0039

0040

0041

0042

0043

0044

0045

0046

0047

0048

0049

0050

0051

0052

0053

本発明に係る式(I)の化合物は、単独で植物成長調節剤または種子発芽促進剤として用いられることが可能であるが、一般的には、キャリア溶剤および表面活性薬剤(SFA)などの配合補助剤を用いて植物成長調節組成物または種子発芽促進組成物に配合される。それ故、本発明は、式(I)の植物成長調節化合物および農学的許容可能な配合補助剤を含む植物成長調節剤組成物をさらに提供する。本発明は、基本的に式(I)の植物成長調節化合物および農学的に許容可能な配合補助剤からなる植物成長調節剤組成物をさらに提供する。本発明は、式(I)の植物成長調節化合物および農学的に許容可能な配合補助剤からなる植物成長調節剤組成物をさらに提供する。本発明は、式(I)の種子発芽促進剤化合物および農学的に許容可能な配合補助剤を含む種子発芽促進剤組成物をさらに提供する。本発明は、基本的に式(I)の種子発芽促進剤化合物および農学的に許容可能な配合補助剤からなる種子発芽促進剤組成物をさらに提供する。本発明は、式(I)の種子発芽促進剤化合物および農学的に許容可能な配合補助剤からなる種子発芽促進剤組成物をさらに提供する。組成物は、使用前に希釈される濃縮物の形態であることが可能であるが、そのまま使用可能な組成物もまた形成されることが可能である。最終的な希釈は通常水で行われるが、水の代わりに、または、水に追加して、例えば、液体肥料微量元素生物学的生体、油または溶剤で行われることが可能である。

0054

一般に、組成物は、0.1〜99重量%、特に0.1〜95重量%の式(I)の化合物と、0〜25重量%の表面活性物質を含んでいることが好ましい1〜99.9重量%の配合補助剤とを含む。

0055

組成物は多数の配合物タイプから選択可能であり、その多くは、Manual on Development and Use ofFAO Specifications for Plant Protection Products,5th Edition,1999から公知である。これらとしては、吐粉性粉末DP)、可溶性粉末(SP)、水溶性顆粒(SG)、水分散性顆粒(WG)、水和剤(WP)、顆粒(GR)(緩効性または速効性)、可溶性濃縮物(SL)、油混性液体(OL)、超低体積液体(UL)、乳化性濃縮物(EC)、分散性濃縮物(DC)、エマルジョン水中油型(EW)および油中水型(EO)の両方)、マイクロエマルジョン(ME)、懸濁液濃縮物(SC)、エアロゾルカプセル懸濁液(CS)および種子処理配合物が挙げられる。いずれかの事例において選択される配合物タイプは、想定される特定の目的、ならびに、式(I)の化合物の物理的、化学的および生物学的特性に応じることとなる。

0056

吐粉性粉末(DP)は、式(I)の化合物を1種以上の固体希釈剤(例えば、天然クレイカオリン葉ろう石ベントナイトアルミナモンモリロナイトキースラガー、チョーク珪藻土リン酸カルシウム炭酸カルシウムおよび炭酸マグネシウム、硫黄、石灰微細繊維タルク、ならびに、他の有機および無機固体キャリア)と混合し、この混合物を微粉末機械的に粉砕することにより調製され得る。

0057

可溶性粉末(SP)は、式(I)の化合物を、1種以上の水溶性無機塩重炭酸ナトリウム炭酸ナトリウムまたは硫酸マグネシウムなど)または1種以上の水溶性有機固形分(多糖類など)と、任意により、1種以上の湿潤剤、1種以上の分散剤または前記薬剤の混合物と共に混合して水分散性/溶解度を向上させることにより調製され得る。混合物は、次いで、微粉末に粉砕される。同様の組成物もまた水溶性顆粒(SG)に粒状化され得る。

0058

水和剤(WP)は、式(I)の化合物を、1種以上の固体希釈剤またはキャリア、1種以上の湿潤剤、好ましくは1種以上の分散剤、任意により、1種以上の懸濁剤と混合して液体中での分散を促進させることにより調製され得る。混合物は、次いで、微粉末に粉砕される。同様の組成物もまた水分散性顆粒(WG)に粒状化され得る。

0059

顆粒(GR)は、式(I)の化合物と1種以上の粉末化された固体希釈剤もしくはキャリアとの混合物を粒状化することにより、または、予め形成されたブランクの顆粒から、式(I)の化合物(または、好適な薬剤中のその溶液)を多孔性粒状材料軽石アタパルジャイトクレイフーラー土、キースラガー、珪藻土または粉砕したトウモロコシ穂軸など)に吸収させることにより、または、式(I)の化合物(または、好適な薬剤中のその溶液)を硬質コア材料(砂、ケイ酸炭酸塩硫酸塩またはリン酸塩鉱物など)に吸着させ、必要に応じて乾燥させることにより、形成され得る。吸収または吸着を補助するために通例用いられる薬剤としては、溶剤(脂肪族および芳香族石油系溶剤アルコールエーテルケトンおよびエステルなど)および固着剤ポリ酢酸ビニルポリビニルアルコールデキストリン糖質および植物性油など)が挙げられる。1種以上の他の添加剤もまた顆粒に含まれ得る(例えば、乳化剤、湿潤剤または分散剤)。

0060

分散性濃縮物(DC)は、水、または、ケトン、アルコールもしくはグリコールエーテルなどの有機溶剤中に式(I)の化合物を溶解させることにより調製され得る。これらの溶液は、表面活性剤を含有していてもよい(例えば、水による希釈を向上させるか、または、噴霧タンク中での結晶化を防止するため)。

0061

乳化性濃縮物(EC)または水中油型エマルジョン(EW)は、有機溶剤(任意により、1種以上の湿潤剤、1種以上の乳化剤または前記薬剤の混合物を含有する)中に式(I)の化合物を溶解させることにより調製され得る。ECにおける使用に好適な有機溶剤としては、芳香族炭化水素(SOLVESSO 100、SOLVESSO 150およびSOLVESSO 200(SOLVESSOは登録商標である)によって例示されるアルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンなど)、ケトン(シクロヘキサノンまたはメチルシクロヘキサノンなど)およびアルコール(ベンジルアルコールフルフリルアルコールまたはブタノールなど)、N−アルキルピロリドン(N−メチルピロリドンまたはN−オクチピロリドンなど)、脂肪酸ジメチルアミド(C8〜C10脂肪酸ジメチルアミドなど)および塩素化炭化水素が挙げられる。EC生成物は、水が添加されると自然に乳化して、適切な器具による噴霧適用が可能である十分な安定性を有するエマルジョンをもたらし得る。

0062

EWの調製は、液体(室温で液体ではない場合には、典型的には70℃未満の適度な温度溶融され得る)として、または、溶液(適切な溶剤中に溶解することにより)として式(I)の化合物を得るステップ、次いで、得られた液体または溶液を1種以上のSFAを含む水中に高せん断下で乳化させてエマルジョンを得るステップを含む。EWにおける使用に好適な溶剤としては、植物性油、塩素化炭化水素(クロロベンゼンなど)、芳香族系溶剤(アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンなど)、および、水への溶解度が低い他の適切な有機溶剤が挙げられる。

0063

マイクロエマルジョン(ME)は、1種以上の溶剤と1種以上のSFAとのブレンドと水を混合して、熱力学的に安定な等方性液体配合物を自然にもたらすことにより調製され得る。式(I)の化合物は、最初は、水または溶剤/SFAブレンド中に存在する。MEにおける使用に好適な溶剤としては、ECまたはEWにおける使用のために本明細書中上記に記載されているものが挙げられる。MEは、水中油型または油中水型系(どの系が存在しているかは伝導率測定により判定され得る)であり得、同一の配合物中への水溶性および油溶性有害生物防除剤の混合に好適であり得る。MEは、マイクロエマルジョンのまま、または、従来の水中油型エマルジョンを形成する水での希釈に好適である。

0064

懸濁液濃縮物(SC)は、式(I)の化合物の微細不溶性固体粒子水性または非水性懸濁液を含み得る。SCは、好適な媒体中の式(I)の固体化合物を、任意により1種以上の分散剤と共にボールミルまたはビーズミルにかけて化合物の微細な粒子懸濁液を生成することにより調製され得る。1種以上の湿潤剤が組成物中に含まれていてもよく、懸濁剤が粒子が沈降する速度を低減するために含まれていてもよい。あるいは、式(I)の化合物が乾式ミルかけられ、本明細書前述の薬剤を含有する水に加えられて、所望される最終生成物がもたらされてもよい。

0065

エアロゾル配合物は、式(I)の化合物および好適な噴射剤(例えばn−ブタン)を含む。式(I)の化合物はまた、好適な媒体(例えば水、または、n−プロパノールなどの水和性の液体)中に溶解または分散されて、非加圧式手動式噴霧ポンプで用いられる組成物をもたらし得る。

0066

カプセル懸濁液(CS)はEW配合物の調製と同様に調製され得るが、油滴水性分散体が得られ、油滴の各々が高分子シェルによるカプセルに入っていると共に式(I)の化合物および任意によりそのためのキャリアまたは希釈剤を含有するよう追加の重合ステージを伴って調製され得る。高分子シェルは、界面重縮合反応またはコアセルベーション法によって生成され得る。この組成物は、式(I)の化合物の放出を制御されたものとし得、種子処理に用いられ得る。式(I)の化合物はまた、生分解性高分子マトリックス中に配合されて、化合物の制御された緩効性をもたらし得る。

0067

この組成物は、例えば、式(I)の化合物の、表面上での濡れ性保持性もしくは分散性;処理面上における雨への耐性;または、摂取もしくは易動性を向上させることにより組成物の生物学的性能を向上させるために、1種以上の添加剤を含んでいてもよい。このような添加剤としては、表面活性剤(SFA)、例えば一定の鉱油または天然植物油大豆およびナタネ油など)といった油系噴霧添加剤、および、これらと他の生体活性増強(bio−enhancing)補助剤(式(I)の化合物の作用を補助または変性し得る処方成分)とのブレンドが挙げられる。

0068

湿潤剤、分散剤および乳化剤は、カチオン性アニオン性両性またはノニオン性のSFAであり得る。

0069

好適なカチオン性SFAとしては、第4級アンモニウム化合物(例えば臭化セチルトリメチルアンモニウム)、イミダゾリンおよびアミン塩が挙げられる。

0070

好適なアニオン性SFAとしては、脂肪酸のアルカリ金属塩、硫酸の脂肪族モノエステルの塩(例えばラウリル硫酸ナトリウム)、スルホン化芳香族化合物の塩(例えばドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムスルホン酸ブチルナフタレン、ならびに、ジ−イソプロピルスルホン酸ナトリウムおよびトリ−イソプロピル−ナフタレンスルホン酸ナトリウムの混合物)、エーテル硫酸塩アルコールエーテル硫酸塩(例えばラウレス−3−硫酸ナトリウム)、エーテルカルボン酸塩(例えばラウレス−3−カルボン酸ナトリウム)、リン酸エステル(1種以上の脂肪族アルコールと、リン酸(主にモノ−エステル)または五酸化リン(主にジ−エステル)との反応、例えばラウリルアルコール四リン酸との反応の生成物;さらに、これらの生成物がエトキシル化されてもよい)、スルホコハク酸塩パラフィンまたはオレフィンスルホン酸塩タウレートおよびリグノスルホネートが挙げられる。

0071

好適な両性SFAとしては、ベタインプロピオネートおよびグリシネートが挙げられる。

0072

好適なノニオン性SFAとしては、エチレンオキシドプロピレンオキシドブチレンオキシドまたはこれらの混合物などのアルキレンオキシドと、脂肪族アルコール(オレイルアルコールまたはセチルアルコールなど)もしくはアルキルフェノールオクチルフェノールノニルフェノールまたはオクチルクレゾールなど)との縮合物長鎖脂肪酸またはヘキシトール無水由来部分エステル;前記部分エステルとエチレンオキシドとの縮合物;ブロックポリマー(エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを含む);アルカノールアミド単純エステル(例えば脂肪酸ポリエチレングリコールエステル);アミンオキシド(例えばラウリルジメチルアミンオキシド);ならびに、レシチンが挙げられる。

0073

好適な懸濁剤としては、親水性コロイド(多糖類、ポリビニルピロリドンまたはナトリウムカルボキシメチルセルロースなど)および膨潤クレイ(ベントナイトまたはアタパルジャイトなど)が挙げられる。

0074

本発明はまた、1つの場所における植物の成長を調節する方法であって、前記場所への植物成長調節量の本発明に係る組成物の適用を含む方法をさらに提供する。

0075

本発明はまた、種子、または、種子の場所に、種子発芽促進量の本発明に係る組成物を適用するステップを含む種子の発芽を促進させる方法を提供する。

0076

適用は、典型的にはトラクター備え付けた大面積噴霧器によって組成物を噴霧することにより一般に成されるが、散粉(粉末の場合)、滴下または潅注などの他の方法もまた用いられることが可能である。あるいは、組成物は、畝間に、または、植付時もしくはその前に種子に直接的に適用され得る。

0077

本発明の式(I)の化合物または組成物は、植物、植物の一部、植物の器官植物繁殖材料またはその周囲領域に適用され得る。

0078

一実施形態においては、本発明は、植物繁殖材料に本発明の組成物を発芽を促進し、および/または、植物の成長を調節するのに有効な量で適用するステップを含む植物繁殖材料の処理方法に関する。本発明はまた、式(I)の化合物または本発明の組成物で処理された植物繁殖材料に関する。好ましくは、植物繁殖材料は種子である。

0079

「植物繁殖材料」という用語は、植物の増殖に用いられることが可能である種子などの植物のすべての生殖部位、ならびに、挿し木および塊茎などの栄養植物材料を示す。特に、種子、根、果実、塊茎、鱗茎および根茎が記載され得る。

0080

特に種子といった植物繁殖材料に有効成分を適用する方法は技術分野において公知であり、繁殖材料粉衣コーティングペレット形成および液浸適用法が挙げられる。処理は、種子の収穫から種子の播種までの間、または、播種プロセスの最中のいずれかの時に種子に適用されることが可能である。種子はまた、処理の前またはその後にプライマ処理され得る。式(I)の化合物は、任意により、化合物が経時的に放出されるよう、除放性コーティングまたは除放技術と組み合わされて適用され得る。

0081

本発明の組成物は、出芽前または出芽後に適用され得る。好適には、組成物が作物植物の成長の調節に用いられる場合、組成物は、出芽前または出芽後に適用され得るが、作物の出芽後であることが好ましい。組成物が種子の発芽の促進に用いられる場合、組成物は出芽前に適用され得る。

0082

式(I)の化合物の適用量は、広い限度内で様々であり得ると共に、土壌性質適用方法(出芽前または出芽後;種子粉衣まき溝への適用;不耕起適用等)、作物植物、卓越気候条件、ならびに、適用方法、適用時期および標的作物によって左右される他の要因に応じる。葉面適用または潅注適用に関して、本発明に係る式(I)の化合物は、一般に1〜2000g/ha、特に5〜1000g/haの量で適用される。種子処理に関して、適用量は、一般に、0.0005〜150g/種子100kgである。

0083

本発明に係る組成物を用いることが可能である植物としては、穀類(例えばコムギオオムギライ麦カラスムギ);ビート(例えばサトウダイコンまたは飼料用ビート);果実(例えば、リンゴセイヨウナシセイヨウスモモモモアーモンドサクランボイチゴラズベリーまたはダークベリーなどの仁果石果または軟果実);マメ科植物(例えば、インゲンマメレンズマメエンドウマメまたはダイズ);油植物(例えばセイヨウアブラナマスタードケシオリーヴ、ヒマワリココナツトウゴマカカオ豆または落花生);キュウリ植物(例えばペポカボチャキュウリまたはメロン);繊維植物(例えば綿、亜麻アサまたはジュート);柑橘果実(例えばオレンジレモングレーフルーツまたはマンダリンミカン);野菜(例えばホウレンソウレタスアスパラガスキャベツニンジンタマネギトマトジャガイモヒョウタンまたはパプリカ);クスノキ科(例えばアボガドシナモンまたは樟脳);トウモロコシ;イネ;タバコ堅果コーヒーサトウキビつる植物ホップドリアンバナナ天然ゴム植物;芝生または観賞用植物(例えば花、潅木、闊葉樹または針葉樹などの常緑樹)などの作物が挙げられる。この列挙はいかなる限定をも表すものではない。

0084

本発明はまた、例えば発芽を同調させることにより雑草防除を促進させるなど、非作物植物の成長を調節し、または、種子の発芽を促進させるために用いられ得る。

0085

作物は、従来の交配法または遺伝子操作によって変性された作物をも含むと理解されるべきである。例えば、本発明は、除草剤または除草剤のクラス(例えばALS−、GS−、EPSPS−、PPO−、ACCase−およびHPPD抑制剤)に対して耐性を有する作物と併せて用いられ得る。従来の交配法によって例えばイマザモックスといったイミダゾリノンに対する耐性が付与された作物の一例は、Clearfield(登録商標)ナタネカノーラ)である。遺伝子操作法によって除草剤に対する耐性が付与された作物の例としては、商品名RoundupReady(登録商標)およびLibertyLink(登録商標)で市販されている、例えばグリホサート−およびグルホシネート−耐性トウモロコシ変種が挙げられる。作物植物にHPPD−抑制剤耐性を付与する方法が、例えば国際公開第0246387号パンフレットから公知であり;例えば作物植物は、バクテリア、より具体的にはシュードモナスフルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)もしくはシュワネラコルウェリアナ(Shewanella colwelliana)由来、または、植物、より具体的には、単子葉植物、もしくは、より具体的にはオオムギ、トウモロコシ、コムギ、イネ、ビロードキビ属、クリノイガ属、ドクムギ属、ウシノケグサ属、セタリア属オヒシバ属、モロコシ属もしくはカラスムギ属種由来の、HPPD−抑制剤耐性HPPD酵素をコードするDNA配列を含むポリヌクレオチドに関して遺伝子組換えされている。

0086

作物はまた、例えばBtトウモロコシ(アワノメイガに耐性)、Bt綿(メキシコワタミゾムシに耐性)およびBtジャガイモ(コロラドハムシに耐性)といった、遺伝子操作法によって有害な昆虫に対する耐性が付与されたものとして理解されるべきである。Btトウモロコシの例は、NK(登録商標)(Syngenta Seeds)のBt176トウモロコシハイブリッドである。Bt毒素は、バチルスチューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)土壌バクテリアによって形成される天然のタンパク質である。毒素、または、このような毒素を合成することができる遺伝子組換え植物の例が、欧州特許出願公開第A−451 878号明細書、欧州特許出願公開第A−374 753号明細書、国際公開第93/07278号パンフレット、国際公開第95/34656号パンフレット、国際公開第03/052073号パンフレットおよび欧州特許出願公開第A−427 529号明細書に記載されている。殺虫剤耐性をコードし、1種以上の毒素を発現する1種以上の遺伝子を含む遺伝子組換え植物の例は、KnockOut(登録商標)(トウモロコシ)、Yield Gard(登録商標)(トウモロコシ)、NuCOTIN33B(登録商標)(綿)、Bollgard(登録商標)(綿)、NewLeaf(登録商標)(ジャガイモ)、NatureGard(登録商標)およびProtexcta(登録商標)である。植物作物またはその種子材料は共に、除草剤に耐性であることが可能であると共に、同時に、昆虫による摂食に耐性であることが可能である(「スタック遺伝子組換え体)。例えば、種子は、グリホサート耐性であると同時に、殺虫性Cry3タンパク質の発現能を有していることが可能である。

0087

作物はまた、従来の交配法または遺伝子操作によって得られると共に、いわゆる出力形質(例えば向上した貯蔵安定性、より高い栄養価および向上した香味)を含むものが含まれると理解されるべきである。

0088

本発明の化合物および組成物は、農業において用いられる他の活性処方成分または生成物と組み合わされて適用され得、殺虫剤、殺菌・殺カビ剤、除草剤、植物成長調節剤、作物増強剤、栄養分および生物学的製剤が含まれる。好適な混合相手の例は、Pesticide Manual,15th edition(British Crop Protection Council発行)に見出され得る。このような混合物は、植物、植物繁殖体もしくは植物が生長する生息地に、同時に(例えば、予配合混合物またはタンク混合として)、または、好適な時間尺度において順次に適用され得る。本発明と有害生物防除剤の共適用により、農業従事者が作物に生成物を適用するために消費する時間が短縮されるという利点が追加される。

0089

本発明の化合物は以下の方法によって形成され得る。

0090

式(IV)の化合物(式中、R1はアルキル誘導体である)は、アミンとハロゲン化アルキルハロゲン化ベンジルなどのアルキル化剤との、任意により水素化ナトリウムなどの塩基の存在下での反応によるアルキル化を介して、式(V)の化合物から調製され得る。

0091

式(IV)の化合物(式中、R1は芳香族またはヘテロ芳香族基である)は、リン酸カリウムなどの塩基および好適な触媒、度々銅(I)塩およびジメチレン−1,2−ジアミンなどのリガンドの存在下における、アミドと式ArX(式中、Xはハロゲンである)の芳香族または芳香族複素環式化合物との反応により、式(V)の化合物から調製され得る。

0092

式(IV)の化合物(式中、R1はカルボニル誘導体である)は、DCC(N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド)、EDC(1−エチル−3−[3−ジメチルアミノ−プロピル]カルボジイミドヒドロクロリド)またはBOP−Cl(ビス(2−オキソ−3−オキサゾリジニルホスホン酸クロリド)などのカップリング試薬の存在下、ピリジン、トリエチルアミン、4−(ジメチルアミノ)ピリジンまたはジイソプロピルエチルアミンなどの塩基の存在下、および、任意により、ヒドロキシベンゾトリアゾールなどの求核性触媒の存在下における、式(VI)の化合物(式中、UはOHである)によるアシル化を介して式(V)の化合物から調製され得る。任意により、UがClまたはOC(O)C1〜C6アルコキシである場合、アシル化反応は、塩基性条件下(例えばピリジン、トリエチルアミン、4−(ジメチルアミノ)ピリジンまたはジイソプロピルエチルアミンの存在下)、任意により、求核性触媒の存在下で実施され得る。あるいは、反応は、好ましくは酢酸エチルである有機溶剤と重炭酸ナトリウムの溶液である水性溶剤とを含む二相系中で実施され得る。任意により、UがC1〜C6アルコキシである場合、アミドは、化合物式(VI)のエステル類似体とアミド(V)とを一緒に加熱することにより調製され得る。Rは、アルキルまたはアルコキシ基であり得る。

0093

式(II)の化合物は、R8が水素である場合、リチウムジイソプロピルアミドまたはリチウムビストリメチルシリル)アミドなどの塩基の存在下におけるギ酸エチルなどのギ酸エステル誘導体との反応を介して式(IV)の化合物から調製され得る。あるいは、式(II)の化合物は、塩化水素などの酸を伴う加水分解を介して式(III)の化合物から調製され得る。式(III)の化合物(式中、R8は水素である)は、Rがメチルまたは類似体であるブレレック試薬(t−ブトキシビス−(ジメチルアミノ)メタン)との反応を介して式(IV)の化合物から調製され得る。

0094

あるいは、式(II)の化合物は、リチウムジイソプロピルアミドまたはリチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基の存在下における安息香酸塩化物または酢酸メチルなどのエステルまたは酸ハロゲン化物のような活性酸誘導体との反応を介して式(IV)の化合物から調製され得る。

0095

あるいは、式(II)の化合物は、リチウムジイソプロピルアミドまたはリチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基の存在下におけるホルムアルデヒドなどのアルデヒド誘導体との反応、これに続く、当業者に公知の方法による得られるアルコールの酸化を介して式(IV)の化合物から調製され得る。

0096

式(I)の化合物は、例えば、18−クラウン−6などのクラウンエーテルが伴うまたは伴わないカリウムt−ブチレートまたはトリエチルアミンなどの塩基の存在下における、脱離基(LG)を有し、LGが臭素または塩素などの脱離基である5H−フラノン誘導体の求核置換を介して式(II)の化合物から調製され得る。

0097

あるいは、式(Ia)の化合物は、トリフルオロ酢酸もしくは塩化水素などの酸または塩化マグネシウムなどのルイス酸を用いる脱保護によって、式(Ib)(式中、R1はt−ブトキシカルボニルなどの保護基である)から調製され得る。

0098

式(Ic)の化合物(式中、R1はアルキル基である)は、水素化ナトリウムなどの塩基または酸化銀の存在下における式R1Xのアルキル化剤(式中、Xはハロゲン、トシルまたはメシルなどの脱離基である)との反応により式(Ia)から調製され得る。

0099

式(Ic)の化合物(式中、R1はアルキルカルボニルまたはアルコキシカルボニル基である)は、Hunig塩基、トリエチルアミンまたは炭酸ナトリウムなどの塩基の存在下、任意によりジメチルアミノピリジンなどの求核剤触媒の存在下における、式R1Clの対応する酸塩化物または式R12Oの対応する無水物との反応により式(Ia)の化合物から調製可能である。

0100

式(I)の化合物は、リチウムジイソプロピルアミドまたはリチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどの塩基の存在下におけるR8が水素である場合、ギ酸エチルなどのギ酸エステル誘導体との反応、これに続く、脱離基(LG)を有し、LGが臭素または塩素などの脱離基である5H−フラノン誘導体のインサイチュ求核置換を介して式(IV)の化合物から調製され得る。この反応は、通常、−78℃〜0℃の温度で実施される。

0101

式(Id)の化合物(式中、X1、X2およびX3は各々、独立して、OH、OAcであるか、または、二重結合を形成する)は、N−メチルモルホリン−N−オキシドなどの共酸化剤の存在下または不在下における二酸化セレンまたは四酸化オスミウムなどの酸化剤との反応により式(I)の化合物から形成可能である。式(Id)の化合物(式中、X1、X2およびX3の各々は、独立して、OAcである)は、ピリジンまたはトリエチルアミンなどの有機塩基の存在下、および、ジメチルアミノピリジンなどの求核性触媒の存在下または不在下における、塩化アセチルまたは無水酢酸を伴うアシル化により式(Id)の化合物(式中、X1、X2およびX3の各々は、独立して、OHである)から調製可能である。

0102

以下のHPLCMS法を化合物の分析に用いた。
方法A:スペクトルを以下により記録した。エレクトロスプレーソース極性陽イオンまたは陰イオン細管:3.00kV、コーン:30.00V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:250℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)を備えるWaters製SQD Mass Spectrometer(シングル四重極型質量分析計質量分光計およびWaters製Acquity UPLC(バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオードアレイ検出器、溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器、カラム:Phenomenex Gemini C18、3μm、30×2mm、温度:60℃、流量0.85mL/min;DAD波長範囲(nm):210〜500);溶剤勾配:A=H2O+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH;勾配:0分0%B;0〜1.2分100%B;1.2〜1.50分100%B。

0103

方法B:スペクトルを以下により記録した。エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、細管:3.00kV、コーン:45.00V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:250℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)を備えるWaters製SQD Mass Spectrometer(シングル四重極型質量分析計)質量分光計およびWaters製Acquity UPLC(バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器、溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器、カラム:Waters製UPLC HSST3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、流量0.85mL/min;DAD波長範囲(nm):210〜500);溶剤勾配:A=H2O+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH;勾配:0分10%B;0〜1.2分100%B;1.2〜1.50分100%B。

0104

方法C:スペクトルを以下により記録した。エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、細管:3.00kV、コーン:30.00V、抽出器:2.00V、ソース温度:150℃、脱溶媒温度:250℃、コーンガス流:0L/Hr、脱溶媒ガス流:650L/Hr、質量範囲:100〜900Da)を備えるWaters製SQD Mass Spectrometer(シングル四重極型質量分析計)質量分光計およびWaters製Acquity UPLC(バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器、溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器、カラム:Waters製UPLC HSST3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、流量0.85mL/min;DAD波長範囲(nm):210〜500);溶剤勾配:A=H2O+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH;勾配:0分10%B;0〜1.2分100%B;1.2〜1.50分100%B

0105

方法D:スペクトルを以下により記録した。エレクトロスプレーソース(極性:陽イオンまたは陰イオン、細管:3.00kV、コーン:30.00V、抽出器:2.00V、ソース温度:100℃、脱溶媒温度:250℃、コーンガス流:50L/Hr、脱溶媒ガス流:400L/Hr、質量範囲:100〜900Da)を備えるWaters製ZQ Mass Spectrometer(シングル四重極型質量分析計)およびWaters製Acquity UPLC(溶剤デガッサ、バイナリポンプ、被加熱カラムコンパートメントおよびダイオード−アレイ検出器。カラム:Waters製UPLC HSST3、1.8μm、30×2.1mm、温度:60℃、流量0.85mL/min;DAD波長範囲(nm):210〜500)溶剤勾配:A=H2O+5%MeOH+0.05%HCOOH、B=アセトニトリル+0.05%HCOOH)勾配:0分10%B;0〜1.2分100%B;1.2〜1.50分100%B

0106

以下の略語がこのセクションを通して用いられる:s=一重項;bs=幅広の一重項;d=二重項;dd=二重の二重項;dt=二重の三重項;t=三重項、tt=三重の三重項、q=四重項、m=多重項;Me=メチル;Et=エチル;Pr=プロピル;Bu=ブチル;M.p.=融点RT=保持時間、M+H+=分子カチオン(すなわち実測分子量)。

0107

実施例1:
T−ブチル2−オキソ−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIV−1



3,3a,4,6a−テトラヒドロ−1H−シクロペンタ[b]ピロール−2−オン(340mg、2.76mmol、J.Org.Chem.1988,53,4006−4014において調製されているとおり)のCH2Cl2(27mL)中の溶液に、ジ−t−ブチルジカルボネート(1.9mL、8.28mmol)、Et3N(1.16mL、8.28mmol)およびN,N−ジメチルアミノピリジン(34mg、0.27mmol)を添加した。この溶液を5時間撹拌した。次いで、これを水中に注ぎ入れ、CH2Cl2で抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮し、粗残渣をフラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2中の2%MeOH)により精製して、黄色の油として所望の化合物を得た(502mg、89%);1H NMR(400MHz,CDCl3)5.51(2H,m),5.00(1H,d),3.89(1H,m),3.78(1H,dd),3.70(1H,m),2.29(1H,dd),2.22(1H,m),1.51(9H,s)。

0108

同様の手法を用いて以下の化合物を調製した。
−t−ブチル2−オキソ−5−フェニル−ピロリジン−1−カルボキシレートIV−2を5−フェニル−ピロリジン−2−オンから調製した;LCMS(方法D):0.94分間;ES+325(M+MeCN+Na+)。

0109

−t−ブチル2−オキソ−6−フェニル−ピペリジン−1−カルボキシレートIV−3を6−フェニルピペリジン−2−オンから調製した;LCMS(方法D):0.98分間;ES+339(M+MeCN+Na+)。

0110

−t−ブチル2−オキソ−6−メチル−ピペリジン−1−カルボキシレートIV−4を6−メチルピペリジン−2−オンから調製した;LCMS(方法D):0.86分間;ES+236(M+Na+)。

0111

t−ブチル−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIII−1



t−ブチル2−オキソ−3,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIV−1(500mg、2.23mmol)のトルエン(11mL)中の溶液に、t−ブトキシビス(ジメチルアミノ)メタン(1.39mL、6.71mmol)を添加した。この溶液を110℃で2時間加熱した。次いで、これを室温に冷却し、水(20mL)中に注ぎ入れ、酢酸エチル(20mL)で希釈し、3回抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2中の5%MeOH)により精製して、茶色の固体として所望の化合物を得た(367mg、58%);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.12(1H,s),5.99(1H,m),5.85(1H,m),4.91(1H,d),3.70(1H,m),3.03(6H,s),2.79(1H,m),2.40(1H,dd),1.54(9H,s);LCMS(方法A):0.83分間;ES+279(M+H+)。

0112

同様の手法を用いて以下の化合物を調製した。
−t−ブチル(3Z)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIII−2をt−ブチル2−オキソ−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートから調製した(Journal of the Chemical Society,Perkin Transactions 1,(7),706−710;2001を参照のこと);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.10(1H,s),4.31(1H,m),3.42(1H,m),3.04(6H,s),1.89(3H,m),1.58(3H,m),1.53(9H,s)。LCMS(方法A):0.86分間;ES+583(2M+Na+)。

0113

−3−(ジメチルアミノメチレン)−1−フェニル−ピロリジン−2−オンIII−3を1−フェニル−ピロリジン−2−オン(市販されている)から;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.69(2H,d),7.33(2H,t),7.08(2H,m),3.75(2H,dd),3.05(2H,m),3.01(6H,s);LCMS(方法C):0.67分間、ES+465(2M+Na+)。

0114

−3−(ジメチルアミノメチレン)−5−メチル−1−フェニル−ピロリジン−2−オンIII−4を5−メチル−1−フェニル−ピロリジン−2−オンから(Org.Lett.2007,9,5477−5480に記載のとおり;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.52(2H,m),7.40(2H,m),7.10(1H,s),7.05(1H,m),4.31(1H,m),3.01(6H,s),2.65(1H,m),1.24(3H,d);LCMS(方法C):0.70分間、ES+493(2M+Na+)。

0115

−3−(ジメチルアミノメチレン)−1−フェニル−ピペリジン−2−オンIII−5を1−フェニル−ピペリジン−2−オンから(Tetrahedron Lett.2011,52,1169−1172のとおり調製した);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.49(1H,s),7.38−7.25(4H,m),7.17(1H,t),3.64(2H,m),3.01(6H,s),2.79(2H,m),1.95(2H,m)。LCMS(方法B):0.70分間;ES+204(M−NMe2+OH+H+)。

0116

−t−ブチル(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートIII−6を1−Boc−ピロリジン−2−オンから調製した(市販されている);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.10(1H,s),3.82(2H,t),3.01(6H,s),2.88(2H,t),1.52(9H,s);LCMS(方法C):0.77分間;ES−212(M−NMe2+OH、LC中にシリカ上で加水分解した)。

0117

−t−ブチル(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートIII−7を1−Boc−ピペリジン−2−オンから調製した(市販されている);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.51(1H,s),3.62(2H,t),3.01(6H,s),2.63(2H,m),1.79(2H,m),1.52(9H,s);LCMS(方法C):0.85分間;ES−226(M−NMe2+OH、LC中にシリカ上で加水分解した)。

0118

−t−ブチル(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−5−フェニル−ピロリジン−1−カルボキシレートIII−8を化合物IV−2から調製した;LCMS(方法D):0.91分間;ES+312(M+Na+)。

0119

−t−ブチル(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−6−フェニル−ピペリジン−1−カルボキシレートIII−9を化合物IV−3から調製した;LCMS(方法D):1.02分間;ES+326(M+Na+)。

0120

−t−ブチル(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−アゼパン−1−カルボキシレートIII−10をt−ブチル2−オキソアゼパン−1−カルボキシレート(市販されている)から調製した;LCMS(方法D):0.81分間;ES−240(M−NMe2+OH、LC中に加水分解した)

0121

−t−ブチル(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−6−メチル−ピペリジン−1−カルボキシレートIII−11を化合物IV−4から調製した;LCMS(方法D):090分間;ES−240(M−NMe2+OH、LC中に加水分解した)

0122

T−ブチル−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートII−1



t−ブチル−3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIII−1(120mg、0.43mmol)のジオキサン(9mL)中の溶液を、塩酸(2M、0.86mL、1.72mmol)と共に室温で15時間撹拌した。この溶液を酢酸エチルで希釈し、水および塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮して、無色の油として所望の化合物を得た(101mg、93%);1H NMR(400MHz,CDCl3)9.92(1H,d),7.05(1H,d),6.91(1H,m),5.71(1H,m),5.07(1H,d),3.46(1H,dt),2.87(1H,dd),2.31(1H,m),1.55(9H,s)。LCMS(方法A):0.79分間;ES−250(M−H+)。

0123

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−t−ブチル3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートII−2をt−ブチル3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIII−2から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)9.85(1H,d),6.99(1H,brs),4.46(1H,dt),3.21(1H,t),2.98(1H,d),1.86(4H,m),1.60(1H,m),1.55(9H,s)。LCMS(方法A):0.80分間;ES−252(M−H+)。

0124

−(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−1−フェニル−ピロリジン−2−オンII−3を(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−1−フェニル−ピロリジン−2−オンIII−3から得た;LCMS(方法A):0.80分間;ES−188(M−H+)。

0125

−(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−5−メチル−1−フェニル−ピロリジン−2−オンII−4を(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−5−メチル−1−フェニル−ピロリジン−2−オンIII−4から得た;LCMS(方法A):0.73分間;ES−202(M−H+)。

0126

−(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−1−フェニル−ピペリジン−2−オンII−5を(3E)−3−(ジメチルアミノメチレン)−1−フェニル−ピペリジン−2−オンIII−5から得た;LCMS(方法B):0.90分間;ES−202(M−H+)。

0127

−t−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートII−8をt−ブチル3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートIII−6から調製した;LCMS(方法C):0.71分間;ES−212(M−H+)。

0128

−t−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートII−9を、シリカゲルでの精製中に、t−ブチル3−(ジメチルアミノメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートIII−7から得た;1H NMR(400MHz,CDCl3)13.18(1H,brs),7.10(1H,s),3.62(2H,t),2.31(2H,m),1.75(2H,m),1.52(9H,s);LCMS(方法C):0.85分間;ES−226(M−H+)。

0129

−t−ブチル(3Z)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−5−フェニル−ピロリジン−1−カルボキシレートII−10を化合物III−8から調製した;LCMS(方法D):0.91分間;ES+312(M+Na+)。

0130

−t−ブチル3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−6−フェニル−ピペリジン−1−カルボキシレートII−12を化合物III−9から調製した;LCMS(方法D):1.02分間;ES+326(M+Na+)。

0131

−t−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−アゼパン−1−カルボキシレートII−13を化合物III−10から調製した;LCMS(方法D):0.87分間;ES−240(M+H+)。

0132

−t−ブチル3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−6−メチル−ピペリジン−1−カルボキシレートII−14を化合物III−11から調製した;LCMS(方法D):0.90分間;ES−240(M−H+)。

0133

t−ブチル(3Z)−3−(ヒドロキシメチレン)−5−メチル−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートII−6



THF(1mL)中のt−ブチル(3Z)−3−(ヒドロキシメチレン)−5−メチル−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレート(国際公開第2007098826号パンフレットにおいて調製されているとおり)(100mg、0.50mmol)を−78℃に冷却し、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド(トルエン中に0.5M、1.51mL)を添加した。1時間後、ギ酸エチルを添加した(0.081mL、1.0mmol)。この溶液を0℃に温めさせ、1N HClを添加した。この溶液を酢酸エチルで抽出し、塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮して、無色の油として所望の化合物を得、これを、精製することなく次のステップに用いた。LCMS(方法A)0.73分間;ES−226(M−H+)。

0134

同様の手法を用いて以下の化合物を調製した。
−(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−1−メチル−ピロリジン−2,5−ジオンII−7を、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドを塩基として用いて、1−メチル−ピロリジン−2,5−ジオン(市販されている)から調製した;LCMS(方法D)0.17分間;ES−140(M−H+)。

0135

t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イルオキシメチレン]−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−1



方法A:
t−ブチル−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートII−1(100mg、0.39mmol)のTHF(4mL)中の溶液に、0℃で、カリウムt−ブチレート(69mg、0.59mmol)および2−ブロモ−4−メチル−2H−フラン−5−オン(Johnson & all,J.C.S.Perkin I,1981,1734−1743に従って調製した、109mg、0.5969mmol)を、室温で、5時間かけて添加した。この溶液を水中に注ぎ入れ、CH2Cl2で希釈し、3回抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン/酢酸エチル2/1次いで1/1)により精製して無色の油として所望の化合物を得た(28mg、20%);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.40(1H,d),6.91(1H,d),6.14(1H,d),5.90(2H,m),5.01(1H,d),3.50(1H,m),2.71(1H,m),2.46(1H,m),2.02(3H,s),1.55(9H,s)。LCMS(方法A):0.90分間;ES+370(M+Na+)。

0136

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−t−ブチル(3E)−5−メチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートIb−6をt−ブチル3−(ヒドロキシメチレン)−5−メチル−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートII−6から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.43(1H,m),6.92(1H,m),6.13(1H,m),4.25(1H,m),2.79(2H,m),2.31(1H,m),2.27(1H,m),2.01(3H,s),1.54(9H,s),1.30(3H,m);LCMS(方法A)0.86分間;ES+669(2M+Na+)。

0137

−(3E)−1−メチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]ピロリジン−2,5−ジオンI−7を3−(ヒドロキシメチレン)−1−メチル−ピロリジン−2,5−ジオンII−7(100mg、0.71mmol)から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.51(1H,s),6.94(1H,s),6.18(1H,s),3.24(2H,s),3.04(3H,s),2.03(3H,s);LCMS(方法B)0.56分間;ES+260(M+Na+)。

0138

−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1−フェニル−ピロリジン−2−オンI−3を3−(ヒドロキシメチレン)−1−フェニル−ピロリジン−2−オンII−3から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.701(2H,d),7.38(3H,m),7.15(1H,t),6.94(1H,s),6.15(1H,s),3.90(2H,m),2.82(2H,m),2.03(3H,s);LCMS(方法B)0.88分間;ES+286、(M+H+)。

0139

−(3E)−5−メチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1−フェニル−ピロリジン−2−オンI−4を3−(ヒドロキシメチレン)−5−メチル−1−フェニル−ピロリジン−2−オンII−4から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.47(5H,m),7.21(1H,t),6.94(1H,s),6.15(1H,s),4.40(1H,m),3.08(1H,m),2.45(1H,m),2.03(3H,s),1.24(3H,d);LCMS(方法C)0.94分間;ES+300(M+H+)。

0140

−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1−フェニル−ピペリジン−2−オンI−5を3−(ヒドロキシメチレン)−1−フェニル−ピペリジン−2−オンII−5から調製した:1H NMR(400MHz,CDCl3)7.51(1H,s),7.37(2H,m),7.25(3H,m),6.89(1H,s),6.15(1H,s),3.71(2H,m),2.57(2H,m),2.03(5H,m);LCMS(方法C)0.89分間;ES+300(M+H+)。

0141

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−アゼパン−1−カルボキシレートI−13bをt−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートII−13から調製した。LCMS(方法D)0.98分間;ES+401(M+MeCN+Na+)。

0142

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−6−メチル−ピペリジン−1−カルボキシレートI−11bをt−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートII−14から調製した;LCMS(方法D)0.97分間;ES+360(M+Na+)。

0143

−t−ブチル(3E)−3−[(3,4−ジメチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−19を、1,2−ジメトキシエタンを溶剤として用いて、II−1および5−クロロ−3,4−ジメチル−2(5H)−フラノン(Tetrahedron,1978,34(13),1935−42において調製されているとおり)から調製した;LCMS(方法D)1.00分間;ES+262(M−Boc+H+)。

0144

−t−ブチル(3E)−3−[(3,4−ジメチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−21を、1,2−ジメトキシエタンを溶剤として用いて、II−2および5−クロロ−3,4−ジメチル−2(5H)−フラノン(Tetrahedron,1978,34(13),1935−42において調製されているとおり)から調製した;LCMS(方法D)1.03分間;ES+(質量は検出されなかった)。

0145

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メトキシ−3−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−18を、1,2−ジメトキシエタンを溶剤として用いて、II−1および5−クロロ−4−メトキシ−3−メチル−2(5H)−フラノン(Tetrahedron,1978,34(13),1935−42において、5−ヒドロキシ−4−メトキシ−3−メチル−2(5H)−フラノンから出発して調製されている、Canadian Journal of Chemistry,1986,64(1),104−9)から調製した;LCMS(方法D)0.98分間;ES+278(M−Boc+H+)。

0146

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メトキシ−3−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−20を、1,2−ジメトキシエタンを溶剤として用いて、II−2および5−クロロ−4−メトキシ−3−メチル−2(5H)−フラノン(Tetrahedron,1978,34(13),1935−42において、5−ヒドロキシ−4−メトキシ−3−メチル−2(5H)−フラノンから出発して調製されている、Canadian Journal of Chemistry 1986,64(1),104−9)から調製した;LCMS(方法D)1.00分間;ES+280(M−Boc+H+)。

0147

方法B:
t−ブチル−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートII−1(1.96g、7.80mmol)のTHF(78mL)中の溶液に、0℃で、カリウムt−ブチレート(1.35g、11.7mmol)および18−クラウン−6(3.09g、11.7mmol)を添加した。この溶液を0℃で5分間撹拌し、2−クロロ−4−メチル−2H−フラン−5−オン(Johnson & all,J.C.S.Perkin I,1981,1734−1743に従って調製した、109mg、0.5969mmol)0℃で1時間。この溶液を水中に注ぎ入れ、酢酸エチルで希釈し、3回抽出した。組み合わせた有機層を塩水で洗浄し、乾燥させ、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン/酢酸エチル2/1次いで1/1)により精製して、無色の油として所望の化合物を得た(2.34g、86%);分析データは方法Aと同等であった。

0148

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−2を、t−ブチル3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートII−2から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.89(1H,t),6.92(1H,m),6.12(1H,d),4.40(1H,t),3.24(1H,m),2.02(3H,s),1.94−1.67(6H,m),1.52(9H,s)。LCMS(方法A):0.92分間;ES+372(M+Na+)。

0149

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートI−8bをt−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピロリジン−1−カルボキシレートII−8から調製した:1H NMR(400MHz,CDCl3))7.55(1H,s),6.89(1H,s),6.10(1H,s),3.68(2H,m),2.42(2H,m),2.01(3H,s),1.85(2H,m),1.52(9H,s);LCMS(方法C)0.88分間;ES+641(2M+Na+)。

0150

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートI−9bをt−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートII−9から調製した:1H NMR(400MHz,CDCl3))7.55(1H,s),6.89(1H,s),6.10(1H,s),3.68(2H,m),2.42(2H,m),2.01(3H,s),1.85(2H,m),1.52(9H,s);LCMS(方法C)0.93分間;ES+346(M+Na+)。

0151

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−5−フェニル−ピロリジン−1−カルボキシレートI−10bをt−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートII−10から調製した。LCMS(方法D)1.02分間;ES+793(2M+Na+)。

0152

−t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−6−フェニル−ピペリジン−1−カルボキシレートI−12bをt−ブチル(3E)−3−(ヒドロキシメチレン)−2−オキソ−ピペリジン−1−カルボキシレートII−12から調製した。LCMS(方法D)1.06分間;ES+821(2M+Na+)。

0153

(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−1



t−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−1(28mg、0.080mmol)のアセトニトリル(1mL)中の溶液を40℃で7時間、塩化マグネシウム(23mg、0.24mmol)と共に撹拌した。次いで、この溶液をCH2Cl2中で希釈し、ろ過し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ(EtOAc、次いで、CH2Cl2中の5%MeOH)により精製して、無色の油として所望の化合物を得た(8mg、40%);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.27(1H,s),6.93(1H,s),6.54(1H,brs),6.14(1H,s),5.87(1H,d),5.71(1H,brs),4.65(1H,d),3.66(1H,m),2.83(1H,m),2.46(1H,d),2.02(3H,s):LCMS(方法A):0.63分間;ES+270(M+Na+)。

0154

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−2をt−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−2から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.20(1H,s),6.89(1H,s),6.10(1H,s),5.54(1H,brs),4.07(1H,m),3.42(1H,m),2.01(3H,s),1.77(2H,m),1.65(2H,m),1.61(2H,m);LCMS(方法A):0.65分間;ES+250(M+H+)。

0155

−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]ピロリジン−2−オンIa−8をIb−8から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.27(1H,s),6.95(1H,s),6.10(1H,s),3.48(2H,t),2.46(2H,m),2.01(3H,s);LCMS(方法D):0.51分間;ES+210(M+H+)。

0156

−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]ピペリジン−2−オンIa−9をIb−9から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.49(1H,s),7.05(1H,brs),6.95(1H,s),6.10(1H,s),3.28(2H,t),2.46(2H,m),2.01(3H,s),1.78(2s,m);LCMS(方法D):0.61分間;ES+224(M+H+)。

0157

−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−5−フェニル−ピロリジン−2−オンIa−10をIb−10から調製した。LCMS(方法D):0.79分間;ES+286(M+H+)。

0158

−(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−6−フェニル−ピペリジン−2−オンIa−12をIb−12から調製した。LCMS(方法D):0.85分間;ES+300(M+H+)。

0159

(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]アゼパン−2−オンIa−13



T−ブチル(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−アゼパン−1−カルボキシレートI−13b(0.55g)をジクロロメタン(20mL)中に溶解させ、塩化水素(2.0378mL、ジオキサン中に4M)を滴下した。30分間後、ジクロロメタンを添加し、反応混合物を飽和NaHCO3で洗浄した。水性層をジクロロメタンで1回抽出し、有機層を組み合わせ、Na2SO4で乾燥させ、溶剤を蒸発させて、黄色の固体として粗生成物を得た。残渣をtブチルメチルエーテル中に倍散させ、固体をろ過し、乾燥させて(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]アゼパン−2−オンIa−13(0.245g、63%)を白色の固体として得た。LCMS(方法D):0.67分間;ES+238(M+H+)。

0160

同様の手法を以下の化合物に用いた。
フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いた精製後に、−(3E,3aR,6aR)−3−[(3−メトキシ−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−18をt−ブチル(3E,3aR,6aR)−3−[(3−メトキシ−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−18から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.20(1H,dd),6.83(1H,bs),5.91(1H,d),5.86(1H,m),5.71(1H,m),4.65(1H,d),4.09(3H,d),3.69(1H,m),2.85(1H,m),2.47(1H,m),1.95(3H,d);LCMS(方法D):0.71分間;ES+278(M+H+)。

0161

フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いた精製後に、−(3E,3aR,6aR)−3−[(3,4−ジメチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−19をt−ブチル(3E,3aR,6aR)−3−[(3,4−ジメチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−19から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.22(1H,dd),6.74(1H,bs),5.91(1H,bs),5.86(1H,m),5.71(1H,m),4.64(1H,d),3.68(1H,m),2.83(1H,m),2.47(1H,m),2.01(3H,bs),1.89(3H,m);LCMS(方法D):0.73分間;ES+262(M+H+)。

0162

フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いた精製後に、−(3E,3aR,6aR)−3−[(3−メトキシ−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−20をt−ブチル(3E,3aR,6aR)−3−[(3−メトキシ−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−20から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.10(1H,dd),6.20(1H,bs),5.91(1H,d),4.09(3H,d),3.45(1H,m),1.95(3H,d),1.85−1.55(7H,m);LCMS(方法D):0.74分間;ES+280(M+H+)。

0163

フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いた精製後に、−(3E,3aR,6aR)−3−[(3,4−ジメチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−21をt−ブチル(3E,3aR,6aR)−3−[(3,4−ジメチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−2−オキソ−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−1−カルボキシレートIb−21から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.17(1H,dd),6.46(1H,bs),5.90(1H,bs),4.09(1H,m),3.43(1H,m),2.00(3H,m),1.88(3H,m),1.88−1.55(6H,m);LCMS(方法D):0.76分間;ES+264(M+H+)。

0164

(3E)−1−メチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−2−オンIc−2



(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−2(104mg)をDMF(4mL)中に溶解させ、酸化銀(0.195g)、続いて、ヨードメタン(0.262mL、0.598g)を添加した。この溶液を40℃で一晩撹拌した。反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を組み合わせ、水で2回洗浄し、塩水で1回洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、溶剤を蒸発させて、粗生成物(154mg)を茶色の油として得た。フラッシュクロマトグラフィによる精製の後、(3E)−1−メチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−2−オンIc−2を油(23mg、21%)として得た;LCMS(方法D):0.78分間;ES+264(M+H+)。

0165

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−(3E)−1−メチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−4,6a−ジヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−2−オンIc−1;LCMS(方法D):0.75分間;ES+262(M+H+)。

0166

(3E)−1−アセチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−2−オンId−2



(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−2(0.050g)をジクロロメタン(2mL)中に溶解させ、ジメチルアミノピリジン(5.0mg)、トリエチルアミン(0.113mL、0.082g)および無水酢酸(0.058mL、0.063g)を混合し、一晩撹拌した。トリエチルアミン(0.113mL、0.082g)および無水酢酸(0.058mL、0.063g)を再度添加し、反応混合物を40℃で3時間撹拌した。反応混合物をisoluteに吸着させ、フラッシュクロマトグラフィにより精製して(3E)−1−アセチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−4,5,6,6a−テトラヒドロ−3aH−シクロペンタ[b]ピロール−2−オンId−2(0.054g、92.%)を得た;LCMS(方法D):0.84分間;ES+292(M+H+)。

0167

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−(3E)−1−アセチル−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]アゼパン−2−オンId−13をIa−13から調製した;LCMS(方法D):0.81分間;ES+280(M+H+)。

0168

(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1−フェニル−アゼパン−2−オンIc−13



1−フェニルアゼパン−2−オン(0.500g、Organic Letters 2000,pages 1101−1104において調製されているとおり)をテトラヒドロフラン(30mL)中に溶解させ、−78℃に冷却した。この溶液にLDA(THF/ヘプタンエチルベンゼン中に2.0mol/L、2.6mL)を滴下した。−55〜−50℃で10分間撹拌した後、反応混合物を−40℃に温めさせ、5分間撹拌し、ギ酸エチル(0.657mL、0.605g)をゆっくりと添加した。混合物を0℃に温めさせ、さらに30分間撹拌した。2−クロロ−4−メチル−2H−フラン−5−オン(2mLのTHF中に0.420g)を滴下した。この反応混合物を室温に温めさせ、3時間撹拌した。水および酢酸エチルを添加し、層を分離した。水性層を酢酸エチルで抽出し、有機層を組み合わせ、水および塩水で洗浄し、Na2SO4で乾燥させ、溶剤を蒸発させて、茶色の残渣を得、これをフラッシュクロマトグラフィ(シクロヘキサン中に0〜100%酢酸エチル)により精製した。(3E)−3−[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル)オキシメチレン]−1−フェニル−アゼパン−2−オンIc−13(0.103g、11%)を白色の固体として得た;mp:150−160℃;LCMS(方法D):0.91分間;ES+314(M+H+)。

0169

(3E,3aR,4R,6aR)−4−ヒドロキシ−3−[[(2S)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−14’’



(3E,3aR,6aR)−3−[[(2S)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−1’’(125mg、0.50mmol)の1,4−ジオキサン(2.5mL)中の溶液に、SeO2(67.1mg,0.60mmol)を添加した。懸濁液を100℃で4時間撹拌し、次いで、濃色の懸濁液を次いで室温に冷却し、続いて、ろ過し、減圧下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いる精製で、濃色の油として所望の化合物を得た(58mg、44%);1H NMR(400MHz,MeOH−d4)7.35(1H,d),7.16(1H,m),6.38(1H,m),5.95(1H,dd),5.91(1H,m),4.76(1H,m),4.72(1H,m),3.39(1H,m),1.97(3H,m):LCMS(方法D):0.24分間;ES+264(M+H+)。

0170

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−(3E,3aR,4R,6aR)−4−ヒドロキシ−3−[[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−14’を、2,6−ルチジン(1当量)の存在下に(もしくは、同等の条件下、16mg(16%))、(3E,3aR,6aR)−3−[[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6aテトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−1’(103mg、0.42mmol)から調製した;1H NMR(400MHz,MeOH−d4)7.35(1H,m),7.17(1H,m),6.38(1H,m),5.95(1H,m),5.92(1H,m),4.77(1H,m),4.72(1H,m),3.39(1H,m),3.31(1H,m),1.96(3H,m):LCMS(方法D):0.24分間;ES+264(M+H+)。

0171

(3E,3aR,6aS)−5,6−ジヒドロキシ−3−[[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−15’



(3E,3aR,6aR)−3−[[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−1’(137mg、0.55mmol)のtBuOH(3mL)中の溶液に、NMO(77.9mg、0.67mmol)およびアセトン(0.5mL)、続いて、OsO4(tBuOH中に2.5−重量%、560mg、0.055mmol)および水(15mg、0.84mmol)を添加した。1時間後、室温で、CH2Cl2を添加し、次いで、粗混合物をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いる精製で、黄色のフォームとして所望の化合物を得た(59mg、38%);1H NMR(400MHz,MeOH−d4)7.25(1H,d),7.14(1H,m),6.34(1H,m),4.02(1H,m),3.84(1H,dd),3.76(1H,dd),3.55(1H,m),2.15(1H,dt),1.96(3H,dd),1.86(1H,ddd):LCMS(方法D):0.24分間;ES+282(M+H+)。

0172

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−(3E,3aR,6aS)−5,6−ジヒドロキシ−3−[[(2S)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−15’’を(3E,3aR,6aR)−3−[[(2S)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6aテトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−1’’から調製した;1H NMR(400MHz,MeOH−d4)7.25(1H,d),7.14(1H,m),6.32(1H,m),4.01(1H,m),3.84(1H,dd),3.76(1H,dd),3.55(1H,m),2.12(1H,dt),1.96(3H,dd),1.80(1H,ddd):LCMS(方法D):0.24分間;ES+282(M+H+)。

0173

−(3E,3aR,6aS)−5,6−ジヒドロキシ−3−[[4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−15を(3E,3aR,6aR)−3−[[(4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6aテトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−1から調製した;1H NMR(400MHz,MeOH−d4)7.25(1H,m),7.14(1H,m),6.34(0.5H,m),6.32(0.5H,m),4.02(1H,m),3.84(1H,m),3.76(1H,m),3.55(1H,m),2.13(1H,dt),1.96(3H,m),1.84(1H,m):LCMS(方法D):0.24分間;ES+282(M+H+)。

0174

[(3E,3aR,6aS)−6−アセトキシ−3−[[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−0イル]オキシメチレン]−2−オキソ−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−5−イル]アセテートIa−16’



(3E,3aR,6aS)−5,6−ジヒドロキシ−3−[[(2R)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−15’(25mg、0.09mmol)のCH2Cl2(3mL)中の溶液に、順次に、ピリジン(0.015mL、0.178mmol)、DMAP(5.5mg、0.045mmol)およびAc2O(0.017mL、0.178mmol)を室温で、アルゴン雰囲気下に添加した。12時間後、CH2Cl2を添加し、相を分離し、続いて、水性相をCH2Cl2で抽出した。組み合わせた有機相をNa2SO4で乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(CH2Cl2/MeOH、勾配)を用いる精製で、無色の固体として所望の化合物を得た(13.1mg、40%);1H NMR(400MHz,CDCl3)7.28(1H,d),6.91(1H,m),6.53(1H,bs),6.12(1H,m),5.32(1H,dd),4.84(1H,t),3.95(1H,dd),3.70(1H,m),2.34(1H,m),2.10(3H,s),2.07(3H,s),2.01(3H,m),1.92(1H,m):LCMS(方法D):0.71分間;ES+366(M+H+)。

0175

同様の手法を以下の化合物に用いた。
−[(3E,3aR,4R,6aR)−3−[[(2S)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−2−オキソ−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−4−イル]アセテートIa−17’’を(3E,3aR,4R,6aR)−4−ヒドロキシ−3−[[(2S)−4−メチル−5−オキソ−2H−フラン−2−イル]オキシメチレン]−1,3a,4,6a−テトラヒドロシクロペンタ[b]ピロール−2−オンIa−14’’から調製した;1H NMR(400MHz,CDCl3)7.30(1H,d),6.93(1H,m),6.15(1H,m),6.08(1H,bs),6.05(1H,m),5.95(1H,m),5.80(1H,bs),4.80(1H,d),3.58(1H,m),2.10(3H,s),2.05(3H,m):LCMS(方法D):0.63分間;ES+306(M+H+)。

0176

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0184

生物学的実施例
ハマウツボ(Orobanche cumana Wallr)の発芽に対する式(I)の化合物の効果。種子をペトリ皿中のガラスファイバーフィルタ紙(GFFP)上で評価した。水分および好適な温度で種子をプレコンディショニングして特定の化学発芽刺激剤に対して応答性とした。

0185

テスト化合物DMSO(10000mg l-1)に溶解させ、乾燥剤の入っているデシケータ内において室温で保管した。ストック溶液を適切な最終テスト濃度に脱イオン水で溶解した。

0186

ハマウツボ(O.cumana)品種「F」(IN153)の種子を2006年にManzanilla(Seville,Spain)のヒマワリから収穫し、室温で保管した。種子を重い有機質細片から分離するために、Hartman & Tanimonure(Plant Disease(1991),75,p.494)に記載の変性スクロース遊技術を適用した。種子を分液漏斗に入れ、水の中で撹拌した。種子が表面に浮かんだら、重い細片を含有する水画分を廃棄した。種子を2.5Mスクロース溶液比重1.20)の中に再度懸濁させ、重い細片を60分間かけて沈降させた。細片を取り除いた後、種子を1%次亜塩素酸ナトリウム溶液および0.025%(v/v)Tween 20中で2分間消毒した。種子を2重のチーズクロスデカントし、滅菌脱イオン水ですすぎ、滅菌脱イオン水中に再懸濁させた。およそ150〜400粒の種子を含有する2mlの種子懸濁液を、ペトリ皿(9cm径)中の2層の滅菌ガラスファイバーろ紙ディスク(9mm径)の上に均一にひろげた。ディスクを3mlの滅菌脱イオン水で濡らした後、ペトリ皿をパラフィルム密封した。種子を暗中に20℃で10日間インキュベートして、種子をコンディショニングした。コンディショニングした種子が載っている上方のディスクを簡単に乾燥させ、乾燥したGFFPディスクを敷いたペトリ皿に移し、6mlの適切なテスト溶液で濡らした。式(I)の化合物は、0.001、0.01、0.1、または1mg l-1の濃度でテストした。ストリゴラクトン類似体GR24を陽性対照として含ませ、0.01%DMSOを陰性対照として含ませた。すべての処理を5回反復でテストした。種子を暗中に20℃で再度インキュベートし、10日後に発芽試験をした。出芽した種子の幼根を、Long et al.(Seed Science Research(2008),18,p.125)に準拠して、5%酢酸中の青いインクMIGROS,Switzerland)で5分間染色した。染色後、デジタルSLRカメラ(Canon製EOS 5D)を備えつけたカメラスタンドを用いて種子を撮影した。反復毎の100個の種子の発芽をデジタル画像で評価した。種子は種皮から幼根が突出していたら出芽とみなした。ハマウツボ属(Orobanche)種子発芽テストの結果を表B1〜B6に示す。

0187

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生物学的実施例2
ヤセイカラン(Brassica oleracea cv Botrytis)または一般的なカリフラワーの発芽に対する式(I)の化合物の効果を、温帯種および熱帯種の2種のカリフラワーでテストした。発芽の最中に光条件および温度に対して異なる感受性を示すために、これらの2つの種を選択した。感受的な温帯種の発芽を10℃で光により阻害する一方で、熱帯種については、光の下に20度で発芽を刺激する。従って、光の下で10℃および暗中で20℃が、2つの種の発芽についてそれぞれ最適以下またはストレス条件としてみなされる。

0194

テストした温帯種子バッチは、10℃で光に対して感受性であることが知られている種々の品種の商業的に生産された種子バッチの一部である。これらの種子を、標準的な商業的な手法に従って収穫し、洗浄した。Ready種子バッチを用いた(Readyは、これらの種子の処理レベルを示す:これらは洗浄済みで、サイズが揃えられているが、それ以外の処理は行われていない)。テストした熱帯性種子バッチは、基本的な種子(親系統維持のため)として生産された種子バッチの一部であり、しかるべく処理した。

0195

ブラシカ属(Brassica)に対する標準的な紙を用いた発芽テストを用いて発芽率査定した:閉じた矩形の発芽箱中において、適切な溶液で湿らせた青い発芽紙の上に50粒の種子を置いた。各条件を二重にテストした。発芽箱を、適切な温度および光条件に制御された発芽キャビネット中に置いた。種子の発芽を定期的に計数した。種子は、種皮および内乳から突き出た場合に発芽したとみなした(根のサイズはおよそ1mm)。

0196

テスト化合物を50mMの濃度でDMSO中に溶解させ、−20℃で保管した。ストリゴラクトン類似体GR24(2種のジアステレオ異性体のラセミ混合物として市販されており、「合成ストリゴラクトンGR−24」と称され、Johnson A.W.&allによって初めて調製された:Journal of the Chemical Society,Perkin Transactions 1,1981,page 1734−1743)を陽性対照として含めた。発芽溶液を、ストック溶液を脱イオン水で25μMまで希釈することにより調製した。対照溶液として、脱イオン水および0.05% v/vDMSO溶液を用いた。

0197

発芽に対するストリゴラクトン誘導体の効果は表7および8に示されている。これらの結果は、ストリゴラクトンが最適以下の条件で発芽を刺激することを示す。

実施例

0198

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