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技術 吸入装置のトリガー機構

出願人 アーヴェンイラチュサナイヴェティヂャレットエー.エス.
発明者 トクソズ,ザフェルシフテル,ウミットトルキルマズ,アリムトル,オヌル
出願日 2013年5月16日 (6年6ヶ月経過) 出願番号 2015-513975
公開日 2015年6月22日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2015-517379
状態 特許登録済
技術分野 治療用噴霧、吸入、呼吸装置
主要キーワード 円動作 組み立て済み 本体部品 中間経路 前進機構 トリガー機構 スライドタイプ 直線動作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年6月22日)のものです。
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図面 (12)

課題・解決手段

本発明は、本体の内面に形成された案内面を有するその本体と、その案内面と相補的な形状を持つ受け口を有するトリガーと、ばねとを備える乾燥粉末吸入装置において、トリガー(5)が軸線方向の安定した位置変化を行うことと、この装置(7)本体の部品片方がまだ閉じられていない状態、またはまだ組み立てられていない状態で、機構検査もしくは品質管理を行うこととを可能にするために、本体の内面(1)に、ばね(6)の斜め向かいに配置された少なくとも1つの保持要素(8)を備えることを特徴とする、乾燥粉末吸入装置に関する。

概要

背景

喘息気管支炎、およびCOLD(Chronic Obstructive Lung Disease:慢性閉塞性肺疾患)などの病気は、近年それらの病気の診断治療においてなされた進歩にもかかわらず、実質的に人間生活の質を落としてしまう。そのような病気の治療を最適化するために、吸入器を介して薬剤投与することが提案されてきた。吸入器による治療手段は最も好適なものであり、将来も第1選択肢として存続することが予想される。吸入を通して薬剤を使用することの最も重要な利点は、より少ない量の薬剤を使用してより高い濃度の薬剤を気道送り届けることで、より効果的な治療を提供することに基づいており、特に薬剤の全身性副作用を減らすことである。呼吸器疾患に対する極めて有効な治療法がありながら、患者満足のいく抑制には至らない最も重要な原因は、吸入器の非効率的な使用と、医師推奨する治療法に適正に従わないこととに起因する、服薬不履行であると言われる。

最近は吸入薬剤を投与するためのさまざまな吸入装置が開発されている。これらの装置は、基本的に2つのグループ分類される。すなわち、定量吸入器乾燥粉末吸入器とである。これらのタイプの装置には、構造的に、作動装置トリガーハウジングマウスピース、蓋、ロックなどの基本的な構成単位が設けられている。さらに、粉末吸入薬剤は、ブリスターカプセルなどのキャリアに保持されている。ブリスターは、薬剤を保持するキャビティが設けられた主要層と、剥離可能な保護層との、2つの基本的な部分で構成されている。

使用者は、粉末薬剤が対象の器官であるに送り届けられるように、彼/彼呼吸の助けにより、それぞれの乾燥粉末吸入装置に設けられたマウスピースを利用してそれぞれの薬剤を吸入する。薬剤は、ブリスター吸入器内のブリスターが開かれること、またはカプセル吸入器内のカプセルが破れることで解放されて、マウスピースへと導かれ、マウスピースにつながった場所に保持される。一方マウスピースは、人間の口の構造に適合する大きさと長さとで設計される。こうして、両方とも、薬剤の投与が促進され、衛生的な服薬順守が確保される。空気を肺に吸い込むことは積極的な行動である。呼吸の筋肉収縮することで、胸郭の前後の直径が広がり、上から下に引き延ばされる。ボイルマリオットの法則によれば、気体体積が大きくなると、その圧力は低下する。この法則に従うと、膨らんでゆく肺の中の空気の圧力は大気の圧力より低くなるため、大気が肺を満たすことになる。肺に吸い込まれる大気から生じる空気の流れは、他のいかなる力も必要とせず粉末薬剤の投与を可能にする。この空気の流れを通じて、装置内の粉末薬剤が体内に運ばれる。

複数のブリスターを備える吸入装置内のブリスターに動作を与える機構に、トリガーまたはレバーによって力が加えられ、それに応じてその機構が作動する。しかしながら、このトリガー機構を使用する際には、さまざまな課題に直面する。これらの課題のいくつかは、この機構を作動するレバー類に関係がある。そのようなレバーは、例えば、使用の難しさ、吸入器本体の外側に余分に動かせる大きさが必要、といった難点をもたらす。スライドタイプにも何らかの課題を抱えるものがある。特許出願の文献、例えば、国際公開第2010114506号および国際公開第2010114505号では、トリガーが行う直線動作は、歯車を用いて円動作に変換される。このトリガーは、装置本体に設けられたスロット内へとスライドして軸線方向動作を与え、この動作から生じる力が、トリガーが係合している歯車によって装置内のブリスター前進機構に伝達される。このトリガーの位置変化は、トリガーの本体と装置本体の内部とに配置された互いに適合する面によって案内され、その面によってトリガーの前方および後方にスライドする範囲が決まる。しかしながら、トリガー本体の中間部分から与えられるこのタイプの案内は、位置が変化する間にトリガーを緩ませ、または滞らせ、トリガーがスライドされたスロットから外れてしまう。トリガーの上縁部下縁部とに沿って溝を形成することはひとつの解決をもたらすかもしれないが、一方で装置の組み立て時間を長引かせ、いくつかの問題につながるだろう。

別の主要な課題には、装置の組み立て工程において、2つの本体部品片方が閉じられる前に機構を検査しているときに遭遇する。その機構はこの2つの部品の片方に置かれ、それからもう片方の部品が前者部品を閉じて本体が形成される。装置は、適正な動作を確認する検査を、上部の部品が取り付けられる前に行うべきである。装置の内側の機構は、相互に連結された歯車と、この装置の機構を付勢するためのばねとを備えている。したがって、装置の内部は、装置の組み立てと動作を確保するために緊張下にある面を備えている。上記の2つの部品が組み立てられていないかぎり、トリガーを押し込んで装置を検査することは不可能である。両方の部品が組み立てられる前に装置が品質管理を受けたとしたら、装置内の機構全体がばらばらになり、結果的に品質検査はできないことになる。そこで、この機構は、視覚検査が可能な組み立て済みの動作可能な状態で、全体としての本体内に収めておくことが重要である。

結果として、吸入装置のトリガー機構には、組み立て、品質管理および使用性といった面で有利な点とともに、高精度の操作性を提供する、新規のものが必要である。

本発明は、上記の課題をすべて解消し、かつ関連する先行技術にさらなる有利性をもたらす、新規のトリガー機構を有する乾燥粉末吸入装置に関する。

概要

本発明は、本体の内面に形成された案内面を有するその本体と、その案内面と相補的な形状を持つ受け口を有するトリガーと、ばねとを備える乾燥粉末吸入装置において、トリガー(5)が軸線方向の安定した位置変化を行うことと、この装置(7)本体の部品の片方がまだ閉じられていない状態、またはまだ組み立てられていない状態で、機構検査もしくは品質管理を行うこととを可能にするために、本体の内面(1)に、ばね(6)の斜め向かいに配置された少なくとも1つの保持要素(8)を備えることを特徴とする、乾燥粉末吸入装置に関する。

目的

吸入を通して薬剤を使用することの最も重要な利点は、より少ない量の薬剤を使用してより高い濃度の薬剤を気道に送り届けることで、より効果的な治療を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
0件

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請求項1

本体の内面(1)に形成された案内面(2)を有する前記本体(3)と、前記案内面(2)と相補的な形状を持つ受け口(4)を有するトリガー(5)と、ばね(6)とを備える乾燥粉末吸入装置(7)において、前記トリガー(5)が軸線方向の安定した位置変化を行うことと、当該乾燥粉末吸入装置(7)の前記本体の部品片方がまだ閉じられていない状態、またはまだ取り付けられていない状態で、機構検査もしくは品質管理を行うこととを可能にするために、前記本体の前記内面(1)に、前記ばね(6)の斜め向かいに配置された少なくとも1つの保持要素(8)を備えることを特徴とする、乾燥粉末吸入装置(7)。

請求項2

前記保持要素(8)が、少なくとも1つの留めタブを備える、請求項1に記載の乾燥粉末吸入装置(7)。

請求項3

前記保持要素(8)が、少なくとも1つの溝を備える、請求項1または2に記載の乾燥粉末吸入装置(7)。

請求項4

前記保持要素(8)が、前記ばねの斜め向かいに配置される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の乾燥粉末吸入装置(7)。

技術分野

0001

本発明は、乾燥粉末吸入薬剤投与するための装置に関する。本発明は特に、乾燥粉末吸入装置トリガー部分に行われた改良に関する。

背景技術

0002

喘息気管支炎、およびCOLD(Chronic Obstructive Lung Disease:慢性閉塞性肺疾患)などの病気は、近年それらの病気の診断治療においてなされた進歩にもかかわらず、実質的に人間生活の質を落としてしまう。そのような病気の治療を最適化するために、吸入器を介して薬剤を投与することが提案されてきた。吸入器による治療手段は最も好適なものであり、将来も第1選択肢として存続することが予想される。吸入を通して薬剤を使用することの最も重要な利点は、より少ない量の薬剤を使用してより高い濃度の薬剤を気道送り届けることで、より効果的な治療を提供することに基づいており、特に薬剤の全身性副作用を減らすことである。呼吸器疾患に対する極めて有効な治療法がありながら、患者満足のいく抑制には至らない最も重要な原因は、吸入器の非効率的な使用と、医師推奨する治療法に適正に従わないこととに起因する、服薬不履行であると言われる。

0003

最近は吸入薬剤を投与するためのさまざまな吸入装置が開発されている。これらの装置は、基本的に2つのグループ分類される。すなわち、定量吸入器乾燥粉末吸入器とである。これらのタイプの装置には、構造的に、作動装置、トリガー、ハウジングマウスピース、蓋、ロックなどの基本的な構成単位が設けられている。さらに、粉末吸入薬剤は、ブリスターカプセルなどのキャリアに保持されている。ブリスターは、薬剤を保持するキャビティが設けられた主要層と、剥離可能な保護層との、2つの基本的な部分で構成されている。

0004

使用者は、粉末薬剤が対象の器官であるに送り届けられるように、彼/彼呼吸の助けにより、それぞれの乾燥粉末吸入装置に設けられたマウスピースを利用してそれぞれの薬剤を吸入する。薬剤は、ブリスター吸入器内のブリスターが開かれること、またはカプセル吸入器内のカプセルが破れることで解放されて、マウスピースへと導かれ、マウスピースにつながった場所に保持される。一方マウスピースは、人間の口の構造に適合する大きさと長さとで設計される。こうして、両方とも、薬剤の投与が促進され、衛生的な服薬順守が確保される。空気を肺に吸い込むことは積極的な行動である。呼吸の筋肉収縮することで、胸郭の前後の直径が広がり、上から下に引き延ばされる。ボイルマリオットの法則によれば、気体体積が大きくなると、その圧力は低下する。この法則に従うと、膨らんでゆく肺の中の空気の圧力は大気の圧力より低くなるため、大気が肺を満たすことになる。肺に吸い込まれる大気から生じる空気の流れは、他のいかなる力も必要とせず粉末薬剤の投与を可能にする。この空気の流れを通じて、装置内の粉末薬剤が体内に運ばれる。

0005

複数のブリスターを備える吸入装置内のブリスターに動作を与える機構に、トリガーまたはレバーによって力が加えられ、それに応じてその機構が作動する。しかしながら、このトリガー機構を使用する際には、さまざまな課題に直面する。これらの課題のいくつかは、この機構を作動するレバー類に関係がある。そのようなレバーは、例えば、使用の難しさ、吸入器本体の外側に余分に動かせる大きさが必要、といった難点をもたらす。スライドタイプにも何らかの課題を抱えるものがある。特許出願の文献、例えば、国際公開第2010114506号および国際公開第2010114505号では、トリガーが行う直線動作は、歯車を用いて円動作に変換される。このトリガーは、装置本体に設けられたスロット内へとスライドして軸線方向動作を与え、この動作から生じる力が、トリガーが係合している歯車によって装置内のブリスター前進機構に伝達される。このトリガーの位置変化は、トリガーの本体と装置本体の内部とに配置された互いに適合する面によって案内され、その面によってトリガーの前方および後方にスライドする範囲が決まる。しかしながら、トリガー本体の中間部分から与えられるこのタイプの案内は、位置が変化する間にトリガーを緩ませ、または滞らせ、トリガーがスライドされたスロットから外れてしまう。トリガーの上縁部下縁部とに沿って溝を形成することはひとつの解決をもたらすかもしれないが、一方で装置の組み立て時間を長引かせ、いくつかの問題につながるだろう。

0006

別の主要な課題には、装置の組み立て工程において、2つの本体部品片方が閉じられる前に機構を検査しているときに遭遇する。その機構はこの2つの部品の片方に置かれ、それからもう片方の部品が前者部品を閉じて本体が形成される。装置は、適正な動作を確認する検査を、上部の部品が取り付けられる前に行うべきである。装置の内側の機構は、相互に連結された歯車と、この装置の機構を付勢するためのばねとを備えている。したがって、装置の内部は、装置の組み立てと動作を確保するために緊張下にある面を備えている。上記の2つの部品が組み立てられていないかぎり、トリガーを押し込んで装置を検査することは不可能である。両方の部品が組み立てられる前に装置が品質管理を受けたとしたら、装置内の機構全体がばらばらになり、結果的に品質検査はできないことになる。そこで、この機構は、視覚検査が可能な組み立て済みの動作可能な状態で、全体としての本体内に収めておくことが重要である。

0007

結果として、吸入装置のトリガー機構には、組み立て、品質管理および使用性といった面で有利な点とともに、高精度の操作性を提供する、新規のものが必要である。

0008

本発明は、上記の課題をすべて解消し、かつ関連する先行技術にさらなる有利性をもたらす、新規のトリガー機構を有する乾燥粉末吸入装置に関する。

発明が解決しようとする課題

0009

したがって、本発明の主要な目的は、使用中に安定した状態でスライドされ案内されることができるトリガーの実施形態を備える吸入装置を提供することである。

0010

本発明の別の目的は、2部品式の本体の部品の片方に置かれた機構がばらばらになることなく、装置が品質管理を受けられるトリガーの実施形態を備える吸入装置を提供することである。

0011

本発明のさらなる目的は、組み立てを容易にするトリガーの実施形態を備える吸入装置を提供することである。

課題を解決するための手段

0012

上記のすべての目的を達成するために、また後述する詳細な説明で明らかになるように、本体の内面に形成された案内面を有するその本体と、その案内面と相補的な形状を持つ受け口を有するトリガーと、ばねとを備える乾燥粉末吸入装置が開発されている。

0013

本発明に係る好適な実施形態において、トリガーが、軸線方向の安定した位置変化を行うことと、装置本体の部品の片方がまだ組み立てられていない状態で機構検査を行うこととを可能にするために、本体の内面に、ばねの斜め向かいに配置された少なくとも1つの保持要素を備えることで、新規性が特徴づけられる。

0014

本発明の好適な実施形態において、保持要素は、少なくとも1つの留めタブを備える。

0015

本発明の好適な実施形態において、保持要素は、少なくとも1つの溝を備える。

0016

本発明の好適な実施形態において、保持要素は、ばねの斜め向かいに配置される。

0017

本発明の構造的特徴性質的特徴、およびすべての有利な点は、以下に記述された添付の図面を利用して、またその図面を参照しながら記載された詳細な説明によって、明らかになるであろう。したがって、本発明は、これらの図面とともにその詳細な説明も考慮に入れて評価されなければならない。

図面の簡単な説明

0018

本発明に係る吸入装置の代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る吸入装置の本体の代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の部品の片方の代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の片方の部品およびトリガーの代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の片方の部品およびトリガーの代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の片方の部品および保持要素の代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の片方の部品および保持要素の代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の片方の部品および保持要素の代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置のトリガーの代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る装置本体の片方の部品およびばねの代表的な実施形態の概略図である。
本発明に係る吸入装置の代表的な実施形態の概略図である。

実施例

0019

以下の詳細な説明において、そこにいかなる限定も課すことなく単に分かりやすくするために、添付の図面を参照しながら、本発明に係る吸入装置(7)を例示的に説明する。

0020

図1、2および11に代表的な実施形態で示される本発明に係る装置(7)は、複数のキャビティを有するブリスターの前進機構を備える本体(3)を有する。本体の延長として形成されたマウスピースが、本体の最頂部に設けられる。このマウスピースを包み込んで閉じる、取り外し可能な外側マウスピースも設けられる。このブリスター前進機構の歯車セットは、本体(3)の内部に配置され、吸入装置(7)に動作を与える。この歯車セットのいくつかの中間経路に沿って、粉末薬剤が充填されたキャビティを有するストリップブリスターが備えられる。

0021

図1、2、4、5、7、8、9および10に代表的な実施形態で示される本発明に係る装置は、ブリスター前進機構の開始位置に置かれ本体(3)の下側部分内へとスライドするトリガー(5)を備える。このトリガー(5)は、本体の内部(1)側に設けられた案内面(2)とトリガー(5)側に設けられた受け口(4)とで画定される間隙の範囲内で軸線方向に位置を変えることができる。トリガー(5)の外側に設けられた面は、使用者がそこに力を加えてトリガー(5)を押し込む面であり、使いやすくするために内側に湾曲した構造をしている。トリガー(5)と本体の内面(1)との間にはばね(6)が配置される。このばねは、トリガー(5)が本体(3)内に押し込まれると圧縮状態になる(すなわち、負荷がかかる)ように構成されている。本発明に係る保持要素(8)は、本体の内面に、ばねの斜め向かいに配置される。留めタブ(9)は、保持要素(8)の先端に設けられる。保持要素と内面との間には、トリガー(5)の縁を受けるための溝が形成されている。トリガーはこの溝内に置かれ、自由にスライドして位置を変える。

0022

トリガーは、装置本体内へとスライドして最終点に到達したところでロックされる。このスライド動作によってブリスター前進機構が作動し、ブリスターが開かれると粉末薬剤が使用できるようになる。このスライド動作の結果、装置に配置されたロックシステムおかげで、トリガー(5)は押し込められたところでロック状態になる。ばね(6)は、トリガーと本体の内面との間で圧縮され負荷がかかった状態になる。それから蓋が閉じられると、トリガーはロックから解除され、負荷のかかかったばねの影響下で後方にスライドし、その後リロードされ、次の使用に備えて復帰する。この機構は、適正な動作を確認するテストを、部品がひとつに組み立てられる前に、視覚的に行うべきである。組み立て工程では、この機構は本体部品の片方に置かれ、その後もう片方の部品が前者部品を閉じる。しかしながら、本体部品が完全に組み立てられる前に機構のテストを行うと、機構の構成要素が溝ピンから外れてばらばらになる。本発明はそれを防ぐためになされた。保持要素が、まるでバリアのように構成要素がばらばらになるのを防いで、トリガーを機構の手前に配置することを可能にする。とはいっても、この構造によれば、トリガーは完全に固定されているわけではなく、前後に自由にスライドさせられる。振り返ってこのことは、保持要素上の留めタブ(9)と、溝(10)とによってもたらされるものである。

0023

したがって、保持要素(8)は、トリガー(5)が軸線方向の安定した位置変化を行うことと、装置本体(7)の部品の片方がまだ取り付けられていない状態で機構検査を行うこととを可能にするために、本体の内面(1)に、ばね(6)の斜め向かいに配置される。さらに、保持要素のサイズは非常に小さく、トリガーを溝に取り付けるのも溝から取り外すのも極めて容易である。溝内で軸線方向に位置変化するトリガーは、少しも滞ることなく、安定して前後に移動させることができる。トリガーの下角部の機構で使用されるばねは、このトリガーを上方かつ外方に押すように力を働かせる。保持要素は、その置かれた位置から、この押す力に拮抗して平衡させる。

0024

結果として、上記の実施形態により、極めて正確で安全に操作できる吸入装置が得られる。

0025

使用される部品の設計は、他の実施形態では製造される装置のタイプによって変えてもよい。結局、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に記載されており、上記の詳細な説明に基づく例示的開示内容に制限されるものではない。これまで述べた開示内容を踏まえて、当業者が、本発明の主要な原理から逸脱することなく類似の実施形態を創作できることは明らかである。

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