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技術 航空機乗客用スイートの座席配置構造

出願人 ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッド
発明者 クロールラッセル久田鈴子ゲーリングフランシスエックス.ポジアレクサンダーニコラスジョンソングレンアレンヘンショーロバートグジェフンベンジャミンディー.ステファンス
出願日 2013年3月13日 (6年11ヶ月経過) 出願番号 2015-501747
公開日 2015年6月11日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2015-516327
状態 不明
技術分野
  • -
主要キーワード 摺動カバー 直線ロッド 組合せアセンブリ 後部境界 収容座 枢動式 補助水 ヒンジ留め
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年6月11日)のものです。
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図面 (13)

課題・解決手段

座席領域(26)および座席領域の側方に位置する生活領域(30)を画定するように配置された1つ以上のプライバシー壁(24)であって、座席領域が、水平寝台位置を実現するように構成されたシート(28)を備え、生活領域が、スイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備(40、44)を備え、生活領域が、座席領域の長さよりも実質上短い長さを有して、スイートが別のスイートに長手方向に重なるようにした、1つ以上のプライバシー壁を備える航空機乗客用スイートであって、スイートの入口が、1つ以上のプライバシー壁の切れ目により画定される、航空機乗客用スイート。

概要

背景

長距離国際航空機は、一般的に、3つのクラスのサービス乗客に提供する。すなわち、比較的低料金で最小限の快適設備が備わった、乗客の大部分を収容するエコノミークラス、エコノミークラスと比べて高額な料金を支払い、比較的少数の乗客を収容し、多くの快適設備が備わったビジネスクラス、ならびに高級な食事および飲料、大型の収容座席領域等を含む豪華な快適設備が備わった、比較的高額な料金で比較的少数の乗客を収容するプレミアムクラスである。大型の長距離用航空機の出現により、より広い空間、プライバシー、利便性、および豪華さを求めてより高額な料金を支払うことのできるプレミアムクラスの乗客の移動手段の志向に対応するために、より広い空間を使用することができるようになった。

本発明が対象とするプレミアムクラスの座席に関して、プライバシー壁により画定された個々のスイートは、乗客に最高レベルの豪華さとプライバシーを提供する。各スイートは、通常、フルフラットが可能なシートオーディオビデオ機器、ならびに種々の収納部および作業面を備える。個々の乗客用スイートが公知であるが、従来の配置構造は、スイートの密度最大化するものではなく、スイートの知覚される開放性を維持しつつ、使用可能な空間の使用を最大化するものではない。

概要

座席領域(26)および座席領域の側方に位置する生活領域(30)を画定するように配置された1つ以上のプライバシー壁(24)であって、座席領域が、水平寝台位置を実現するように構成されたシート(28)を備え、生活領域が、スイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備(40、44)を備え、生活領域が、座席領域の長さよりも実質上短い長さを有して、スイートが別のスイートに長手方向に重なるようにした、1つ以上のプライバシー壁を備える航空機乗客用スイートであって、スイートの入口が、1つ以上のプライバシー壁の切れ目により画定される、航空機乗客用スイート。

目的

長距離国際線航空機は、一般的に、3つのクラスのサービスを乗客に提供する

効果

実績

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請求項1

航空機乗客スイートであって、座席領域および前記座席領域の側方に位置する生活領域画定するように配置された1つ以上のプライバシー壁であって、前記座席領域が、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備え、前記生活領域が、前記スイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備え、前記生活領域が、前記座席領域の長さよりも実質上短い長さを有して、前記スイートが別のスイートに長手方向に重なるようにした、前記1つ以上のプライバシー壁を備えており、前記スイートの入口が、前記1つ以上のプライバシー壁の切れ目により画定される、航空機乗客用スイート。

請求項2

前記シートの側方に位置するクローゼットと、前記シートの前方で前記シートから離れて位置するオットマンであって、前記シートが前記水平寝台位置にあるときに前記オットマンおよび前記シートが共通の水平面にある、前記オットマンと、前記シートの前方で前記オットマンの垂直上方に位置するビデオモニタと、をさらに備える、請求項1に記載の航空機乗客用スイート。

請求項3

前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、前記1つ以上のプライバシー壁に埋め込まれ、枢動して開閉するドアを通して利用できるヘッドセット収納部を備える、請求項1に記載の航空機乗客用スイート。

請求項4

前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、ドアを有する飲料バーを備え、前記ドアが、枢動して開いて、下部カウンタから垂直に離間した補助水平テーブルとなり、前記補助水平テーブルおよび前記下部カウンタを同時に使用可能にするように構成される、請求項1に記載の航空機乗客用スイート。

請求項5

前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、前記1つ以上のプライバシー壁に組み込まれ、垂直に摺動するカバーを通して利用できる、電源コンセントおよびデータポート組合せを備える、請求項1に記載の航空機乗客用スイート。

請求項6

前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、着席した乗客が届く場所で前記シートの前方に位置するスイート制御パネルを備える、請求項1に記載の航空機乗客用スイート。

請求項7

プレミアムクラスの航空機乗客用の座席配置構造であって、第1のスイートであって、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備えた座席領域と、前記座席領域の隣に位置し、前記第1のスイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備える生活領域とを画定する1つ以上のプライバシー壁により境界付けられる前記第1のスイートと、前記第1のスイートに隣接した第2のスイートであって、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備えた座席領域と、前記座席領域の隣に位置し、前記第2のスイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備える生活領域とを画定する1つ以上のプライバシー壁により境界付けられる、前記第2のスイートとを備えており、前記第1および第2のスイートが、前記第1のスイートの前記座席領域を前記第2のスイートの前記生活領域から分離し、前記第1のスイートの前記生活領域を前記第2のスイートの前記座席領域から分離するプライバシー壁を共有する、プレミアムクラスの航空機乗客用の座席配置構造。

請求項8

前記第1および第2のスイートが長手方向に重なっている、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項9

前記第1および第2のスイートの前記シートが互いに対向し、航空機長手方向軸に対して横方向にずれている、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項10

前記第1のスイートの入口が、前記第1のスイートの前記座席領域を通り、前記第2のスイートの入口が前記第2のスイートの前記生活領域を通る、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項11

前記第1のスイートの前記生活領域が、前記第1のスイートに横方向に隣接し、前記第1のスイートと対称である第3のスイートの生活領域と、プライバシー壁を共有し、前記第2のスイートの前記座席領域が、前記第2のスイートに横方向に隣接し、前記第2のスイートと対称である第4のスイートの座席領域と、プライバシー壁を共有する、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項12

前記第1および第2のスイートのそれぞれが、前記シートの側方に位置するクローゼットと、前記シートの前方で前記シートから離れて位置するオットマンであって、前記シートが前記水平寝台位置にあるときに前記オットマンおよび前記シートが共通の水平面にある前記オットマンと、前記シートの前方で前記オットマンの垂直上方に位置するビデオモニタとを備える、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項13

前記第1および第2のスイートのそれぞれの前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、前記1つ以上のプライバシー壁に埋め込まれ、枢動して開閉するドアを通して利用できるヘッドセット収納部を備える、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項14

前記第1および第2のスイートのそれぞれの前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、ドアを有する飲料バーを備え、前記ドアが、枢動して開いて、下部カウンタから垂直に離間した補助水平テーブルとなり、前記補助水平テーブルおよび前記下部カウンタを同時に使用可能にするように構成される、請求項7に記載の座席配置構造。

請求項15

前記第1および第2のスイートのそれぞれの前記生活領域の前記少なくとも1つの快適設備が、前記1つ以上のプライバシー壁に組み込まれ、垂直に摺動するカバーを通して利用できる、電源コンセントおよびデータポートの組合せを備える、請求項7に記載の座席配置構造。

技術分野

0001

本発明は、一般に、航空機乗客用の座席配置構造に関し、より詳細には、乗客の利便性および快適性を高めると共に、スイート知覚される開放性最大限にするように構成され配置され、種々の機能および快適設備装備した、少なくとも1つの乗客用スイート(suite)を備えるプレミアムクラスの航空機乗客用の座席配置構造に関する。

背景技術

0002

長距離国際航空機は、一般的に、3つのクラスのサービスを乗客に提供する。すなわち、比較的低料金で最小限の快適設備が備わった、乗客の大部分を収容するエコノミークラス、エコノミークラスと比べて高額な料金を支払い、比較的少数の乗客を収容し、多くの快適設備が備わったビジネスクラス、ならびに高級な食事および飲料、大型の収容座席領域等を含む豪華な快適設備が備わった、比較的高額な料金で比較的少数の乗客を収容するプレミアムクラスである。大型の長距離用航空機の出現により、より広い空間、プライバシー、利便性、および豪華さを求めてより高額な料金を支払うことのできるプレミアムクラスの乗客の移動手段の志向に対応するために、より広い空間を使用することができるようになった。

0003

本発明が対象とするプレミアムクラスの座席に関して、プライバシー壁により画定された個々のスイートは、乗客に最高レベルの豪華さとプライバシーを提供する。各スイートは、通常、フルフラットが可能なシートオーディオビデオ機器、ならびに種々の収納部および作業面を備える。個々の乗客用スイートが公知であるが、従来の配置構造は、スイートの密度最大化するものではなく、スイートの知覚される開放性を維持しつつ、使用可能な空間の使用を最大化するものではない。

発明が解決しようとする課題

0004

したがって、本発明の目的は、乗客の快適性および利便性を高めるための多数の快適設備および機能を備えた、プレミアムクラスの航空機乗客用スイートを提供することである。

0005

本発明のさらなる目的は、スイートの知覚される開放性を維持しつつ、使用可能な空間の使用を最大化する多数の快適設備を備えた、航空機乗客用スイートを提供することである。

0006

本発明のさらなる目的は、座席の密度を最大化するために入れ子になった航空機乗客用スイートを提供することである。

0007

本発明のさらなる目的は、縦列で入れ子になった2つの異なるスイート構成を提供することである。

0008

本発明のさらなる目的は、縦列で入れ子になった2つの異なるスイート構成であって、異なるスイート構成が縦列内で交互になったスイート構成を提供することである。

0009

本発明のさらなる目的は、入れ子式のスイートを備えた複数の縦列を含む座席配置構造であって、隣接する縦列の隣接するスイートが互いに対称である座席配置構造を提供することである。

0010

本発明のさらなる目的は、入れ子式のスイートを備えた複数の隣接する縦列を含む座席配置構造であって、各縦列内および縦列間の隣接するスイートがプライバシー壁を共有する座席配置構造を提供することである。

0011

本発明のさらなる目的は、フルフラット可能なシート、衣類収納用クローゼットヘッドセット収納部、飲料バー、および、電源データ通信ポート等の快適設備を備えたプレミアムクラスの乗客用スイートを提供することである。

課題を解決するための手段

0012

これらおよびその他の特徴、目的、および利点は、航空機乗客用スイートであって、座席領域および座席領域の側方に位置する生活領域を画定するように配置された1つ以上のプライバシー壁であって、座席領域が、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備え、生活領域が、スイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備え、生活領域が、座席領域の長さよりも実質上短い長さを有して、スイートが別のスイートに長手方向に重なるようにした、1つ以上のプライバシー壁を備えており、スイートの入口が、1つ以上のプライバシー壁の切れ目により画定される、航空機乗客用スイートを提供することにより達成される。

0013

さらなる実施形態によれば、航空機乗客用スイートは、シートの側方に位置するクローゼットと、シートの前方でシートから離れて位置するオットマンであって、シートが水平寝台位置にあるときにオットマンおよびシートが共通の水平面にあるオットマンと、シートの前方でオットマンの垂直上方に位置するビデオモニタとを備えてもよい。

0014

さらなる実施形態によれば、生活領域の少なくとも1つの快適設備が、1つ以上のプライバシー壁に埋め込まれ、枢動して開閉するドアを通して利用できるヘッドセット収納部を備えてもよい。

0015

さらなる実施形態によれば、生活領域の少なくとも1つの快適設備が、ドアを有する飲料バーを備えていてもよい、このドアは、枢動して開いて、下部カウンタから垂直に離間した補助水平テーブルとなり、補助水平テーブルおよび下部カウンタを同時に使用可能にするように構成されてもよい。

0016

さらなる実施形態によれば、生活領域の少なくとも1つの快適設備が、1つ以上のプライバシー壁に組み込まれ、垂直に摺動するカバーを通して利用できる、電源コンセントおよびデータポート組合せを備えてもよい。

0017

さらなる実施形態によれば、生活領域の少なくとも1つの快適設備が、着席した乗客が届く場所でシートの前方に位置するスイート制御パネルを備えてもよい。

0018

本発明の別の実施形態によれば、プレミアムクラスの航空機乗客用の座席配置構造であって、第1のスイートであって、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備えた座席領域と、座席領域の隣に位置し、第1のスイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備える生活領域とを画定する1つ以上のプライバシー壁により境界付けられる第1のスイートと、第1のスイートに隣接した第2のスイートであって、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備えた座席領域と、座席領域の隣に位置し、第2のスイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備える生活領域とを画定する1つ以上のプライバシー壁により境界付けられる第2のスイートとを備えており、第1および第2のスイートが、第1のスイートの座席領域を第2のスイートの生活領域から分離し、第1のスイートの生活領域を第2のスイートの座席領域から分離する壁を共有する、プレミアムクラスの航空機乗客用の座席配置構造が提供される。

0019

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートが、交互の第1および第2のスイートの縦列を形成するように長手方向に重なっていてもよい。

0020

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートのシートが互いに対向し、航空機の長手方向軸に対して横方向にずれていてもよい。

0021

さらなる実施形態によれば、第1のスイートの入口が、第1のスイートの座席領域を通り、第2のスイートの入口が第2のスイートの生活領域を通ってもよい。

0022

さらなる実施形態によれば、第1のスイートの生活領域が、第1のスイートに横方向に隣接し、第1のスイートと対称である第3のスイートの生活領域と、プライバシー壁を共有してもよく、第2のスイートの座席領域が、第2のスイートに横方向に隣接し、第2のスイートと対称である第4のスイートの座席領域と、プライバシー壁を共有してもよい。

0023

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートのそれぞれが、シートの側方に位置するクローゼットと、シートの前方でシートから離れて位置するオットマンであって、シートが水平寝台位置にあるときにオットマンおよびシートが共通の水平面にあるオットマンと、シートの前方でオットマンの垂直上方に位置するビデオモニタとを備えてもよい。

0024

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートのそれぞれの生活領域の少なくとも1つの快適設備が、1つ以上のプライバシー壁に埋め込まれ、枢動して開閉するドアを通して利用できるヘッドセット収納部を備えてもよい。

0025

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートのそれぞれの生活領域の少なくとも1つの快適設備が、ドアを有する飲料バーを備えていてもよく、このドアは、枢動して開いて、下部カウンタから垂直に離間した補助水平テーブルとなり、補助水平テーブルおよび下部カウンタを同時に使用可能にするように構成されてもよい。

0026

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートのそれぞれの生活領域の少なくとも1つの快適設備が、1つ以上のプライバシー壁に組み込まれ、垂直に摺動するカバーを通して利用できる、電源コンセントおよびデータポートの組合せを備えてもよい。

0027

さらなる実施形態によれば、第1および第2のスイートのそれぞれの生活領域の少なくとも1つの快適設備が、着席した乗客が届く場所でシートの前方に位置するスイート制御パネルを備えてもよい。

0028

本発明の実施形態は、前記特徴の1つもしくは複数またはこれらの組合せを含んでもよい。

0029

本発明は、添付図面を参照しながら本発明の以下の詳細な説明を読むと、最もよく理解できる。

図面の簡単な説明

0030

本発明の好ましい実施形態による、入れ子式配置の複数のスイートの上から見た平面図である。

0031

図1のスイートの1つを入口側から見た斜視図である。

0032

図1のスイートの1つのクローゼット部の詳細図である。

0033

図1のスイートの1つをシート側から見た斜視図である。

0034

図1のスイートの1つにおいて、シートの側方に位置する乗客用快適設備の詳細図である。

0035

図1のスイートの1つを隣接するスイート側から見た斜視図である。

0036

図1のスイートの1つのヘッドセット収納部の詳細図である。

0037

ヘッドセット収納部のドアが閉じた状態を示す、ヘッドセット収納部の等角図である。

0038

ヘッドセット収納部のドアが開いた状態を示す、ヘッドセット収納部の等角図である。

0039

収納部のドアが開いた状態を示す、収納部の上面図である。

0040

収納部のドアが閉じた状態を示す、収納部の正面図である。

0041

図1のスイートの1つの、照明、電源、およびデータポートの組合せアセンブリの詳細図である。

実施例

0042

以下で、本発明の例示的な実施形態を示す添付図面を参照しながら、本発明についてより十分に説明する。しかしながら、本発明を、多くの異なる形態で具体化することができ、以下に述べる代表的な実施形態に限定されるものと解釈すべてきではない。例示的な実施形態は、本開示が詳細かつ完全なものであり、本発明の範囲を十分に伝え、当業者が本発明を製造、使用、および実施できるように提供される。同一の参照符号は、種々の図面を通して同一の要素を示す。

0043

図面を参照すると、乗客用座席配置構造は、水平寝台位置を実現するように構成されたシートを備えた座席領域と、スイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備えた生活領域とを画定する1つ以上のプライバシー壁によりそれぞれ境界付けられる、複数の個々の乗客用スイートを備えて示される。この座席配置構造は、民間航空機のプレミアムクラス区画または他のクラス区画もしくは乗物で使用され得る。座席配置構造は、座席の密度を最大化するために縦列に配置された入れ子式のスイートと、スイートの知覚される開放性を最大化するスイート構成とを備える。

0044

図1を参照すると、乗客用座席配置構造は、水平寝台位置を実現するように構成されたシート28を備えた座席領域26と、座席領域に接して位置し、スイート内の乗客が使用する少なくとも1つの快適設備を備える生活領域30とを画定する1つ以上のプライバシー壁24によりそれぞれ境界付けられる入れ子式の第1および第2の乗客用スイート20A、22Aを備えて示される。第1および第2のスイート20A、22Aは、航空機の長手方向軸に平行に配置された縦列で入れ子式になっている。第1および第2のスイート20A、22Aは、第1のスイートの座席領域を第2のスイートの生活領域から分離し、第1のスイートの生活領域を第2のスイートの座席領域から分離するプライバシー壁24を一端部で共有する。

0045

第1および第2のスイート20A、22Aは、任意の数のスイートを含む交互の第1および第2のスイートの縦列を形成するように、長手方向に重なっている。第1および第2のスイート20A、22Aのシート28は互いに対向し、スイートの長手方向軸に対して横方向にずれている。第1のスイート20Aの入口が第1のスイートの座席領域26を通ることによって「外側」シートを提供し、第2のスイート22Aの入口が第2のスイートの生活領域30を通ることによって「内側」シートを提供し、内側および外側は通路に対して定義される。

0046

第1のスイート20Aの生活領域30は、横方向に隣接する縦列の第3のスイート20Bの生活領域30とプライバシー壁24を共有する。第3のスイート20Bは、縦列間の仮想線に関して第1のスイート20Aと対称である。第2のスイート22Aの座席領域26は、横方向に隣接する縦列の第4のスイート22Bの座席領域26とプライバシー壁24を共有し、第2のスイートと対称である。したがって、縦列は、「対称な」スイートが横方向に位置合わせされた他の縦列に平行に隣接して配置され得る。

0047

隣接するスイート間のプライバシー壁24は、プライバシーの所望の程度に応じてスイートを開放するように、開閉または上下させることのできる部分を備えていてもよい。例えば、参照符号32は、開放可能なスイート22A、22B間の仕切りを示す。

0048

図2および図3を参照すると、各スイート20A、20B、22A、22Bに関連する1つの快適設備は、衣類を整然と収納するためのクローゼット34である。スイート20A、20Bは生活領域30にクローゼットを備え、この生活領域30は、スイートに対して開いており、スイートの後部境界を画定する後部プライバシー壁36とスイートの側部境界を画定する側部プライバシー壁38との交差によって部分的に形成される。シート28に隣接し、「前」方向を向いた後部プライバシー壁36の全体的に直線の部分は、衣類、寝具等を掛けて収納するためのクローゼット付属品取付面として機能する。図1に示すように、スイート22A、22Bは座席領域26にクローゼット34を備え、この座席領域26は、シート28に平行に位置し、スイートの側部境界を画定する側部プライバシー壁とスイートの後部境界を画定する後部プライバシー壁との交差により部分的に形成される。シートの方向を向いた側部プライバシー壁の全体的に直線の部分は、衣類、寝具等を掛けて収納するためのクローゼット付属品の取付面として機能する。

0049

いずれのスイート構成においても、付属品は、プライバシー壁の上部近くに位置する展開可能なハンガフック40と、ハンガフックの垂直下方に位置する保持棒42とを備える。ハンガフック40は、使用しない時にプライバシー壁の同一平面に折り畳まれるように構成され、それ自体で、または収納可能なハンガ44を支持するように使用され得る。保持棒42は、物を掛けるため、またはハンガフック40もしくはハンガ44に掛けられた長い物、例えば上着をプライバシー壁に実質上接触させて保持するために使用され得る。プライバシー壁のすぐ前方および保持棒42の下方の空間は、好ましくは、障害物のない自由空間であるため、衣類および寝具を真っ直ぐに掛けることができる。

0050

図1および図4を参照すると、各スイート20A、20B、22A、22Bは、シート28の前方にシート28から離れて位置するオットマン46を備える。シートが水平寝台位置にあるときにオットマン46およびシート28が共通の水平面にあって、オットマンおよびシートは共に寝台を形成する。ビデオモニタ48は、シート28の前方でオットマン46の垂直上方のプライバシー壁24に位置する。スイート制御パネル50は、着席した乗客が届くシート28の前方に位置する。

0051

図5を参照すると、各スイート20A、20B、22A、22Bは、ドア56を有する飲料バー52を備え、このドアは、枢動して開いて、下部カウンタ54から垂直に離間した補助水平テーブルとなり、飲料用の補助水平テーブルと、携帯電話タブレットノートパソコン、および他の物等の高さの低い物のための、下部カウンタとを同時に使用可能にするように構成される。カウンタ54は、シート28の側方でわずかに前方の生活領域30に位置する。飲料バー52は、スイートの生活領域30に設置され、家具に組み込まれる。飲料バー52は、飲料を保持し、飲料を冷却するための冷蔵庫を備えることができる。ドア56は、絶縁され、密閉機能を提供してもよい。

0052

ドア56は、飲料バーのキャビネットに、底縁部に沿ってヒンジ留めされ、開閉位置間で垂直に枢動する。ドア56は、閉鎖位置で垂直に位置し、開放位置で水平に位置する。ドア56は、カウンタ54の垂直上方位置で飲料バー52にヒンジ留めされる。ヒンジは、ドア56が完全に開いたときに、補助テーブルが水平になるように、ドア56の枢動運動を約90度に制限するように構成してもよく、または止めを設けてもよい。下部カウンタ54と完全開放位置にあるドア56との間の空間により、乗客は補助テーブルとカウンタとを同時に使用することができる。飲料バー52の深さを浅くして、隣接するスイートのビデオモニタを、飲料バー52の裏側に組み込んでもよい。

0053

図6図11を参照すると、各スイート20A、20B、22A、22Bは、プライバシー壁24の層の間の空隙を利用した、プライバシー壁24に組み込まれたヘッドセット収納部60を備える。ヘッドセット収納部60は、一般に、内部にヘッドセット64を受けて維持するのに十分な深さを有する、1つの主面に開いたトレイ62を備える。ヘッドセット収納部60は、プライバシー壁24の湾曲に従うように形成される。ヘッドセット収納部60は、垂直に取り付けられ、トレイ62の前部に枢動可能に取り付けられたドア66を備える。トレイ62の一部がプライバシー壁24の下に挿入されて、トレイ、ドア、およびプライバシー壁が共に、ヘッドセット64を受けるための水平ポケットを画定する。ドアを閉じた状態で保持するために、ラッチ(図示せず)を設けてもよい。ヘッドセット収納部60は、プライバシー壁24と実質上同一平面に取り付けられる。ヘッドセット64は、使用可能な取付位置の数を最大限にし、トレイ62の深さを最小限にするために、平らに折り畳まれるように構成された枢動式イヤホンを有するタイプのものであってもよい。トレイ62の形状および深さは、プライバシー壁の大きさ、形状、および深さ、ならびに収納されるヘッドセットの大きさに基づいて調整することができる。

0054

ドア66の内面は、展開可能な化粧鏡68を備えることができる。ヘッドセット収納部60は、好ましくは、シート28の側方に位置し、着席した乗客の眼の高さあたりで化粧鏡68に便利に近付いて使用できるようにする。ドア66は乗客から離れる方向に回転して開き、鏡が乗客側を向くようになっている。ヘッドセット収納部60は、ドア66の開閉時に作動する照明およびスイッチを備えていてもよい。

0055

図12を参照すると、各スイート20A、20B、22A、22Bは、全体を参照符号70で示す、電源コンセントおよびデータポートの組合せの乗客用シート付属品を備える。付属品70は、一般に、共通のハウジング72内に設置された電源コンセントおよびデータポートを含む。電源コンセントおよびデータポートは、電子機器電力を供給し、または電子機器を充電するように機能し、電子機器を通信ネットワークまたはメディア装置に接続する。ハウジング72は、キャビネット内に水平に取り付けられて、例えば、隣接する飲料バー52の家具に組み込まれて示される。付属品70は、それ自体のハウジングまたは他の構造物、例えばプライバシー壁に、他の向きで、例えば垂直に取り付けられていてもよい。

0056

付属品70は、開閉位置間で垂直に摺動して、下部(すなわち、後部に位置する)ハウジング72を露出させるように構成されたカバー74を備える。図示したように、カバー74は、垂直上方に摺動してハウジング72を露出させ、垂直下方に摺動してハウジングを隠すように構成される。図示したカバー74は、家具の湾曲に従うようにわずかな湾曲を有する。カバー74は、別の付属品を遮ることなく垂直上方に移動できるように、上方に隙間を有することができる。

0057

カバー74は、離間した第1および第2の直線ロッド76、78をカバーに固定するために、裏側から直角に突出するフランジを有する。第1および第2の直線ロッド76、78は、それぞれ対応する第1および第2のスリーブ80、82内で垂直に移動する。直線ロッド76、78は、いくつかの材料のうち、剛性のために鋼であってもよい。スリーブ80、82は、平滑な移動をもたらすために軸受を備えることができる。第1および第2のスリーブ80、82は、家具または他の支持面に取り付けられる。

0058

ロッド76、78の底部は、他の構造物と相互作用してカバー74を開閉位置に保持するブリッジ84に結合される。他の構造物としては、カバー74の開閉位置に対応するブリッジ位置に隣接して位置する磁石または機械戻り止めが挙げられる。カバー74の移動のための垂直軸受設計は、摺動カバーに関して通常見られる可視溝および取付機能の必要性をなくす。カバー74はスイートへの進入を避けるように垂直に並進するし、衝突による損傷を低減させる。

0059

付属品70は、カバーが開いたときによく見えるように電源コンセントおよびデータポートを照らす、カバー74内に設置される埋込み式LED照明86等の照明をさらに備えていてもよい。カバー74は、摺動して電源コンセント/データポートハウジング72を露出させる。電源コンセントおよびデータポートは、携帯電話、タブレット、ノートパソコン等の電子機器およびその他の電子機器を充電/接続するように機能することができる。電源コンセントおよびデータポートは、カウンタ54付近に設置して、接続され充電されている電子機器をカウンタまたは補助テーブル上に置くことができるようにする。このように、電子機器に関連する電気コードが、スイートを横切って張り渡されることがない。

0060

種々の乗客用快適設備を有するスイートを備えたプレミアムクラスの乗客用座席配置構造は前述した通りである。本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の種々の詳細を変更することができる。さらに、本発明の好ましい実施形態および本発明を実施するための最良の態様についての前記説明は、例示のためのものに過ぎず、限定のためのものではない。

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