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課題・解決手段

プレミアムクラ乗客スイートは、前記スイートに、別体のベッドとともに配置されるメイン座席を備えている。前記ベッドは、所定の寸法を有する可撓性のあるマットレスを有し、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができる。前記ベッドを前記収納位置と前記展開位置との間で駆動するために駆動装置が設けられる。前記メイン座席は前記ベッドが収納された際の着座位置と前記ベッドが使用のために展開された際の、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成される。

概要

背景

従来技術に係る航空機乗客スイートベッドは、通常、航空機背もたれ部を、航空機の座底部と概ね水平な配置となるようにリクライニングし、続いて、脚および/または足を置くもの、あるいはオットマンを、補足的表面として使うことによって、追加的な睡眠スペースを提供する。

概要

プレミアムクラ乗客用スイートは、前記スイートに、別体のベッドとともに配置されるメイン座席を備えている。前記ベッドは、所定の寸法を有する可撓性のあるマットレスを有し、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができる。前記ベッドを前記収納位置と前記展開位置との間で駆動するために駆動装置が設けられる。前記メイン座席は前記ベッドが収納された際の着座位置と前記ベッドが使用のために展開された際の、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成される。

目的

従来技術に係る航空機乗客用スイートのベッドは、通常、航空機の背もたれ部を、航空機の座底部と概ね水平な配置となるようにリクライニングし、続いて、脚および/または足を置くもの、あるいはオットマンを、補足的表面として使うことによって、追加的な睡眠スペースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

プレミアムクラ乗客スイートであって、(a)前記スイートに配置されたメイン座席と、(b)所定の寸法を有する可撓性のあるマットレスを有し、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができる前記ベッドと、(c)前記ベッドを、前記収納位置と前記展開位置との間で駆動させるための駆動装置と、を備え、(d)前記メイン座席は、前記ベッドが収納された際の着座位置と、前記ベッドが使用のために展開された際における、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成され、その収納位置にある前記座席は、前記ベッドの下方に、前記ベッドと離されて位置していることを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項2

請求項1に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)第1および第2の、互いに離れた端部壁が設けられ、前記第1及び第2の端部壁は、航空機客室長手方向の軸に沿って配置され、両者の間に囲われた空間を区画するように適応され、(b)前記メイン座席は、前記乗客用スイートの前記第1の端部壁に隣接して配置され、座底部と、左右のアームレストと、前記乗客用スイートの前記第2の端部壁に面した背もたれ部と、を含んでいることを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項3

請求項2に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、前記ベッドは、(a)前記第1と第2の端部壁との間に、前記スイートの長手方向に沿って延びている、細長キャビネットと、(b)前記キャビネットに配置された可撓性のある膜であって、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で動くことができる前記膜と、(c)前記膜の上に重なる位置に配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で、前記膜とともに動くことができるマットレスと、を含んでいることを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項4

請求項2に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に対して垂直に面している作業/食事用椅子と、(b)前記細長キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる作業/食事用と、を含むことを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項5

請求項2に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に垂直に面している、作業/食事用椅子と、(b)前記キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる第1の作業/食事用机と、(c)作業/食事用椅子の使用者両足が、自然で快適な位置をとれるようにする足収容部を有する前方パネルを備えている前記キャビネットと、(d)前記キャビネット上に配置された第2の机であって、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記メイン座席の前方にある展開された使用位置との間で回動することができる前記第2の机と、を含むことを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項6

請求項4に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、前記作業/食事用椅子は、その上に、展開された着座位置と、上に上げられた収納位置との間で動くことができる椅子座部が配置されるベースを含むことを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項7

請求項4に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記作業/食事用椅子は、その上に、展開された着座位置と、上に上げられた収納位置との間で動くことができる椅子座部が配置されるベースを含み、前記展開された着座位置は、展開された際の前記ベッドと干渉する位置にあり、(b)電磁石が、前記ベースの上に配置されており、電圧印加されるときに、前記椅子座部上に配置された鉄材料との相互作用によって、前記椅子座部を、下げられ、展開された着座位置に保ち、(c)同期化アセンブリは、前記ベッドの展開を、前記椅子座部と電気的に同期させるために設けられており、前記ベッドが展開し始めると、前記電磁石に電圧が印加されない状態になり、前記椅子座部を解放し、前記椅子座部がリフト機構の影響によって、その収納位置へと上昇するようにすることを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項8

プレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記スイートに配置されたメイン座席と、(b)所定の寸法を有する可撓性のあるマットレスを有するベッドであって、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができる前記ベッドと、(c)前記ベッドを前記収納位置と前記展開位置との間で駆動させるための駆動装置と、を備え、(d)前記メイン座席は、前記ベッドが収納された際の着座位置と、前記ベッドが使用のために展開された際の、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成され、その収納位置にある前記座席は、前記ベッドの下方に、前記ベッドと離されて位置しており、(e)第1および第2の、互いに離れた端部壁が設けられ、前記第1及び第2の端部壁は、航空機の客室の長手方向の軸に沿って配置され、両者の間に囲われた空間を区画するように適応され、(f)前記メイン座席は、前記乗客用スイートの前記第1の端部壁に隣接して配置されており、座底部と、左右のアームレストと、前記乗客用スイートの前記第2の端部壁に面した背もたれ部と、を含んでおり、(g)前記第1と第2の端部壁との間に、前記スイートの長手方向に沿って延びている、細長キャビネットと、(h)前記キャビネットに配置された可撓性のある膜であって、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で動くことができる前記膜と、(i)前記膜の上に重なる位置に配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で、前記膜とともに動くことができるマットレスと、を備えていることを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項9

請求項8に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に対して垂直に面している作業/食事用椅子と、(b)前記細長キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる作業/食事用机と、を含むことを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項10

請求項8に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に垂直に面している、作業/食事用椅子と、(b)前記キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる第1の作業/食事用机と、(c)作業/食事用椅子の使用者の両足が、自然で快適な位置をとれるようにする足収容部を有する前方パネルを備えている前記キャビネットと、(d)前記キャビネット上に配置された第2の机であって、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記メイン座席の前方にある展開された使用位置との間で回動することができる前記第2の机と、を含むことを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項11

請求項10に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、前記作業/食事用椅子は、その上に、展開された着座位置と、上に上げられた収納位置との間で動くことができる椅子座部が配置されるベースを含むことを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項12

請求項10に記載のプレミアムクラス乗客用スイートであって、(a)前記作業/食事用椅子は、その上に、展開された着座位置と、上に上げられた収納位置との間で動くことができる椅子座部が配置されるベースを含み、前記展開された着座位置は、展開された際の前記ベッドと干渉する位置にあり、(b)電磁石が、前記ベースの上に配置されており、電圧が印加されるときに、前記椅子座部上に配置された鉄材料との相互作用によって、前記椅子座部を、下げられ、展開された着座位置に保ち、(c)同期化アセンブリは、前記ベッドの展開を、前記椅子座部と電気的に同期させるために設けられており、前記ベッドが展開し始めると、前記電磁石に電圧が印加されない状態になり、前記椅子座部を解放し、前記椅子座部がリフト機構の影響によって、その収納位置へと上昇するようにすることを特徴とするプレミアムクラス乗客用スイート。

請求項13

座る、眠る、作業をする、及び、食事をする機能を、プレミアムクラス乗客用スイートの乗客のために提供する方法であって、(a)メイン座席を設けるステップと、(b)所定の寸法を有する可撓性のあるマットレスを有し、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができるベッドと、前記ベッドを前記収納位置と前記展開位置との間で駆動させるための駆動装置と、を設けるステップと、(c)前記メイン座席は、前記ベッドが収納された際の着座位置と、前記ベッドが使用のために展開された際の、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成され、前記座席がその収納位置にある状態では、前記ベッドの下方で、前記ベッドから離れており、第1および第2の、互いに離れた位置の端部壁が、航空機の客室の長手方向の軸に沿って配置され、両者の間に囲われた空間を区画するように適応されるステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項14

請求項13に記載の方法であって、前記メイン座席を前記乗客用スイートの前記第1の端部壁に隣接して配置し、前記メイン座席に、座底部と、左右のアームレストと、前記乗客用スイートの前記第2の端部壁に面した背もたれ部と、を設けるステップを含むことを特徴とする方法。

請求項15

請求項14に記載の方法であって、(a)前記スイートの長手方向に沿って、前記第1と第2の端部壁との間に延びている細長キャビネットを設けるステップと、(b)前記キャビネットに配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で動くことができる可撓性のある膜を設けるステップと、(c)前記膜の上に重なる位置に配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で、前記膜とともに動くことができるマットレスを設けるステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項16

請求項14に記載の方法であって、(a)前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に垂直に面している作業/食事用椅子を設けるステップと、(b)前記細長キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる作業/食事用机を設けるステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項17

請求項14に記載の方法であって、(a)前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に垂直に面している作業/食事用椅子を設けるステップと、(b)前記キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置され、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる第1の作業/食事用机を設けるステップであって、前記キャビネットは、作業/食事用椅子の使用者の両足が、自然で快適な位置をとれるようにする足収容部を有する前方パネルを備えている、前記ステップと、(c)前記キャビネット上に配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記メイン座席の前方にある展開された使用位置との間で回動することができる第2の机を設けるステップと、を含むことを特徴とする方法。

請求項18

請求項17に記載の方法であって、前記作業/食事用椅子用のベースを設けるステップであって、前記作業/食事用椅子の前記椅子座部が、前記ベースの上に配置されており、展開された着座位置と、上に上げた収納位置との間で動くことができるようにするステップを含むことを特徴とする方法。

技術分野

0001

本発明は、乗客の快適さを高め、重量を抑え、さらには効率的に空間を使うという独特の特徴をいくつか備えた、航空機プレミアムクラス乗客用スイートに関する。当該乗客用スイートは、それぞれ別体の座席ベッドを備えており、座席とベッドの構造は、それぞれ、座ることと眠ることに対して最適化されている。他の特徴は、当該乗客用スイートが、乗客が眠り、作業をし、食事をし、さらにはビデオ鑑賞するために効率的に使用されることを可能にする。

背景技術

0002

従来技術に係る航空機乗客用スイートのベッドは、通常、航空機の背もたれ部を、航空機の座底部と概ね水平な配置となるようにリクライニングし、続いて、脚および/または足を置くもの、あるいはオットマンを、補足的表面として使うことによって、追加的な睡眠スペースを提供する。

発明が解決しようとする課題

0003

このような配置によると、快適な睡眠のためには硬すぎる睡眠用表面を提供してしまうという問題、ベッドの構成要素同士の間に隙間や空間ができてしまうことで、心地良くないという問題、及び、フライトの最中、ベッドが展開された後で、フライトアテンダントによって「ベッドメイキング」がされねばならならず、しかもその間乗客を通路で待たせてしまうという問題がある。

課題を解決するための手段

0004

本発明はこうした諸問題を解決するものであるが、そのために、乗客用座席からは切り離された、別体のベッドを提供する。当該ベッドは展開すると適切な硬さを有する平坦な睡眠用表面となり、シーツまたはその他のベッドカバーで既に覆われており、そのために、その使用準備を、フライトの準備のための機内作業中に行うことができる。他の特徴は、乗客が、座り心地の改善された、人間工学的設計直立した椅子に、作業のためおよび/または食事のために移動することができること、及び、第2の乗客が、作業/食事用の椅子に座りメイン座席に座っている第1の乗客、即ち、当該スイートの使用者、とともに、作業/食事をすることができること、を含む。

0005

それゆえに、本発明の目的の1つは、航空機乗客用の主たる座席(本願においては「メイン座席」と称する)とは別体の、航空機のプレミアムクラス乗客用スイート用ベッドを提供することである。

0006

本発明の他の目的の1つは、睡眠に適した硬さを持っている航空機のプレミアムクラス乗客用スイート用ベッドを提供することである。

0007

本発明の他の目的の1つは、シーツまたはその他のベッドカバーによって覆われていることが可能であり、その状態で、フライト中に展開され使用される準備が整うまで収納されることが可能な航空機のプレミアムクラス乗客用スイート用ベッドを提供することである。

0008

本発明の他の目的の1つは、食事、作業、睡眠、およびビデオ鑑賞のために、コンパクトで、空間効率的な位置に最適化された航空機のプレミアムクラス乗客用スイートを提供することである。

0009

これらのおよびその他の目的および利点は、プレミアムクラス乗客用スイートのための、航空機乗客用ベッドを提供することによって達成される。その航空機乗客用ベッドは、航空機乗客用スイートにおいて用いるのに適した所定の寸法を有する可撓性のあるベッドを備え、スイート内でメイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動かすことができる。駆動装置は、前記ベッドを前記収納位置と展開位置との間で駆動させる。前記ベッドは、快適さが高められており、ベッドリネン類がフライト前に提供され、その状態で、フライト中に展開されるまで収納されている。

0010

本発明の1つの好ましい実施形態によれば、プレミアムクラス乗客用スイートが提供されるが、当該スイートは、前記スイート内に配置されたメイン座席と、所定の寸法を有する可撓性があるマットレスを有し、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができる前記ベッドとを備える。また、駆動装置が、前記ベッドを、前記収納位置と展開位置との間で駆動させるために設けられる。前記メイン座席は、前記ベッドが収納された際の着座位置と、前記ベッドが使用のために展開された際における、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成されている。その収納位置にある前記座席は、前記ベッドの下方に、前記ベッドとは離されて位置している。

0011

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、第1および第2の、互いに離れた端部壁が提供され、前記第1及び第2の端部壁は、航空機の客室長手方向の軸に沿って配置され、両者の間に囲われた空間を区画するように適応される。前記メイン座席は、前記乗客用スイートの前記第1の端部壁に隣接して配置され、座底部と、左右のアームレストと、前記乗客用スイートの前記第2の端部壁に面した背もたれ部と、を含んでいる。

0012

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記ベッドは、前記第1と第2の端部壁との間に、前記スイートの長手方向に沿って延びている、細長キャビネットと、前記キャビネットに配置された可撓性のある膜であって、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で動くことができる前記膜と、前記膜の上に重なる位置に配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で、前記膜とともに動くことができるマットレスと、を含んでいる。

0013

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、作業/食事用椅子が前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に対して垂直に面している。また、作業/食事用が前記細長キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネット上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる。

0014

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、作業/食事用椅子が前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に対して垂直に面している。第1の作業/食事用机が、前記キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネット上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる。前記キャビネットは、作業/食事用椅子の使用者の両足が、自然で快適な位置をとれるようにする足収容部を有する前方パネルを備えている。第2の机が前記キャビネット上に配置されており、前記第2の机は、前記キャビネット上方の収納位置と、前記メイン座席の前方にある展開された使用位置との間で回動することができる。

0015

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記作業/食事用椅子は、その上に、展開された着座位置と、上に上げられた収納位置との間で動くことができる椅子座部が配置されるベースを含む。

0016

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記作業/食事用椅子は、その上に、展開された着座位置と、上に上げられた収納位置との間で動くことができる椅子座部が配置されるベースを含み、前記展開された着座位置は、展開された際の前記ベッドと干渉する位置にある。電磁石が、前記ベースの上に配置されており、電圧印加されるときに、前記椅子座部上に配置された鉄材料との相互作用によって、前記椅子座部を、下げられ、展開された着座位置に保つ。同期化アセンブリが、前記ベッドの展開を、前記椅子座部と電気的に同期させるために設けられており、前記ベッドが展開し始めると、前記電磁石に電圧が印加されない状態になり、前記椅子座部を解放し、前記椅子座部がリフト機構の影響によって、その収納位置へと上昇するようにする。

0017

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、スイート内に配置されたメイン座席を備えたプレミアムクラス乗客用スイートが提供される。また、ベッドも、前記スイート内に設けられ、前記ベッドは、所定の寸法を有する可撓性のあるマットレスを有しており、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができる。駆動装置が、前記ベッドを前記収納位置と前記展開位置との間で駆動させるために設けられている。前記メイン座席は、前記ベッドが収納された際の着座位置と、前記ベッドが使用のために展開された際の、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間を動くことができるように構成されている。その収納位置にある前記座席は、前記ベッドの下方に、前記ベッドと離されて位置している。第1および第2の、互いに離れた端部壁が設けられ、前記第1及び第2の端部壁は、航空機の客室の長手方向の軸に沿って配置され、両者の間に囲われた空間を区画するように適応される。前記メイン座席は、前記乗客用スイートの前記第1の端部壁に隣接して配置されており、座底部と、左右のアームレストと、前記乗客用スイートの前記第2の端部壁に面した背もたれ部と、を含んでいる。細長キャビネットが、前記スイートの長手方向に沿って、前記第1と第2の端部壁との間に延びている。可撓性のある膜が、前記キャビネットに配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で動くことができる。マットレスが、前記膜の上に重なる位置に配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で、前記膜とともに動くことができる。

0018

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、作業/食事用椅子が前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に垂直に面している。作業/食事用机が、前記細長キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる。

0019

本発明の1つの好ましい実施形態に係る、座る、眠る、作業をする、及び、食事をする機能を、プレミアムクラス乗客用スイートの乗客のために提供する方法は、メイン座席と、所定の寸法を持つ可撓性のあるマットレスを有し、前記メイン座席の一方のサイドにある収納位置と、前記メイン座席の上方で、前記メイン座席から離れた展開位置との間で動くことができるベッドと、前記ベッドを前記収納位置と前記展開位置との間で駆動させるための駆動装置と、を設けるステップを含む。前記メイン座席は、前記ベッドが収納された際の着座位置と、前記ベッドが使用のために展開された際の、背もたれ部が下げられた状態の収納位置との間で動くことができるように構成され、前記座席がその収納位置にある場合には、前記ベッドの下方で、前記ベッドから離れている。また、第1および第2の、互いに離れた端部壁が、航空機の客室の長手方向の軸に沿って配置され、両者の間に囲われた空間を区画するように適応される。

0020

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記メイン座席を前記乗客用スイートの前記第1の端部壁に隣接して配置し、前記メイン座席に、座底部と、左右のアームレストと、前記乗客用スイートの前記第2の端部壁に面した背もたれ部と、を設けるステップを含む。

0021

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記スイートの長手方向に沿って、前記第1と第2の端部壁との間に延びている細長キャビネットと、前記キャビネットに配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で動くことができる可撓性のある膜と、前記膜の上に重なる位置に配置され、折り畳まれた収納位置と、折り畳まれていない展開位置であって前記第1と第2の端部壁との間に前記スイートの幅に亘って延びる前記展開位置との間で、前記膜とともに動くことができるマットレスと、を設けるステップを含む。

0022

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に対して垂直に面している作業/食事用椅子と、前記細長キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置されており、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる作業/食事用机と、を設けるステップを含む。

0023

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記スイートの前記第2の端部壁に隣接して配置されており、前記メイン座席に対して垂直に面している作業/食事用椅子と、前記キャビネット上に、前記作業/食事用椅子に対向して配置され、前記キャビネットの上方の収納位置と、前記キャビネットと前記作業/食事用椅子との間にある展開された使用位置との間で動くことができる第1の作業/食事用机と、を設けるステップを含む。前記キャビネットは、作業/食事用椅子の使用者の両足が、自然で快適な位置をとれるようにする足収容部を有する前方パネルを備えている。第2の机が前記キャビネット上に配置されており、前記キャビネット上方の収納位置と、前記メイン座席の前方にある展開された使用位置との間で回動することができるようになっている。

0024

本発明の他の1つの好ましい実施形態によれば、前記方法は、前記作業/食事用椅子のためのベースを設けるステップを含む。前記作業/食事用椅子の前記椅子座部が前記ベース上に配置されており、展開された着座位置と、上に上げた収納位置との間で動くことができる。

0025

本発明は、以下の発明の詳細な説明を添付の図を参照しながら読むことにより、最もよく理解される。

図面の簡単な説明

0026

図1は、着座配置における、航空機のプレミアムクラス乗客用スイートの斜視図である。
図2は、ベッドを展開した配置における、航空機のプレミアムクラス乗客用スイートの斜視図である。
図3は、航空機のプレミアムクラス乗客用スイートの収納位置にあるベッドを、座席用の要素を省略した上で示した斜視図である。
図4は、航空機のプレミアムクラス乗客用スイートの展開位置にあるベッドを、座席用の要素を省略した上で示した斜視図である。
図5は、展開動作中のベッド機構の断片的な斜視図である。
図6、7、8は、収納位置にあるベッドを示した、ベッド機構の縦断面図である。
図6、7、8は、収納位置にあるベッドを示した、ベッド機構の縦断面図である。
図6、7、8は、収納位置にあるベッドを示した、ベッド機構の縦断面図である。
図9、10、11は、展開位置にあるベッドを示した、ベッド機構の縦断面図である。
図9、10、11は、展開位置にあるベッドを示した、ベッド機構の縦断面図である。
図9、10、11は、展開位置にあるベッドを示した、ベッド機構の縦断面図である。
図12は、部分的に収納された位置にあるメイン座席の斜視図である。
図13、14は、使用位置にあるメイン座席のうち一部を切り欠いて示した側面図である。
図13、14は、使用位置にあるメイン座席のうち一部を切り欠いて示した側面図である。
図15、16は、部分的に収容された位置にあるメイン座席のうち、明瞭化のために一部を切り欠いて示した側面図であり、図12に示した位置に対応する側面図である。
図15、16は、部分的に収容された位置にあるメイン座席のうち、明瞭化のために一部を切り欠いて示した側面図であり、図12に示した位置に対応する側面図である。
図17、18は、完全に収容位置にあるメイン座席のうち、明確化のために一部を切り欠いて示した側面図であり、背もたれ部が完全に前方の、図2に示す展開されたベッドの高さより低い位置に倒された状態を示す側面図である。
図17、18は、完全に収容位置にあるメイン座席のうち、明確化のために一部を切り欠いて示した側面図であり、背もたれ部が完全に前方の、図2に示す展開されたベッドの高さより低い位置に倒された状態を示す側面図である。
図19は、航空機のプレミアムクラス乗客用スイートのベッドを収納した構成にした、明瞭化のためにメイン座席を取り除いた斜視図である。
図20は、図19の乗客用スイートの、作業/食事用椅子が収納位置にある状態を示した斜視図である。
図21、22、23は、作業/食事用椅子が、収納位置にある状態、中間的な展開中の位置にある状態、展開位置にある状態をそれぞれ示した、連続的な斜視図である。
図21、22、23は、作業/食事用椅子が、収納位置にある状態、中間的な展開中の位置にある状態、展開位置にある状態をそれぞれ示した、連続的な斜視図である。
図21、22、23は、作業/食事用椅子が、収納位置にある状態、中間的な展開中の位置にある状態、展開位置にある状態をそれぞれ示した、連続的な斜視図である。
図24は、収納されたベッドと、展開された作業/食事用椅子との間の縦方向の関係を示す部分的端面図である。
図25は、展開されたベッドと、収納された作業/食事用椅子との間の縦方向の関係を示す部分的端面図である。
図26は、それぞれの収納位置にある、作業/食事用椅子及び作業/食事用机の断片的な側面図である。
図27は、それぞれの展開位置にある、作業/食事用椅子及び作業/食事用机の断片的な側面図である。

実施例

0027

図面を参照すると、プレミアムクラス乗客用スイート10が図示されており、当該プレミアムクラス乗客用スイート10は、前方および後方プライバシーパネル12、14と、摺動可能な側方プライバシーパネル16を備えている。図1および2に図示された前記スイート10は、前記スイート10の一方の側面をなす航空機の機体「F」の長手方向に沿って延びている。

0028

メイン座席20は、背もたれ部22と、座底部24と、左右のアームレスト26、28とを備えており、地上走行時、離陸時、着陸時、フライト中のリラックス時、ビデオ鑑賞時、背もたれを起こした状態または半分倒した状態での読書の際等に乗客が使えるように設けられる。作業/食事用椅子30は、ストーレッジボックス32上に、前記メイン座席20と直角に置かれている。また、前記スイート10は、作業/食事用机34、36、ならびに、図示されていないが、ビデオ表示モニタ、メイン座席操作部、および電子機器操作部も備えている。

0029

図2に示されるように、細長キャビネット40が、前記スイート10の長手方向に沿って、前記航空機の機体「F」に隣接して延びている。前記キャビネットは、延伸式膜状ベッド42を内包している。前記メイン座席20およびベッド42は、別体の要素である。前記背もたれ部22は、前方に折り畳まれ、前面を下にして、前記座底部24の上方に収納される。同時に、前記左右のアームレスト26、28が下げられて、前記延伸式膜状ベッド42のための空間が確保される。図1および図2を比較することで最もよく示されるように、前記ベッド42は、前記折り畳まれた背もたれ部22の上方の空間、および、それまで、前記座席として使われていた時に直立した位置にあった前記背もたれ部22が占めていた空間と、を占めている。また、図示されているように、前記ベッド42の足側の端部は、前記食事用椅子30の上方で支持されている。前記座底部24、前記背もたれ部22、および、展開中の前記ベッド42の動きは、電気的に駆動され、相互に連動されて、単一のスイッチによって作動される。

0030

前記ベッド42が展開されると、2インチの隙間が、前記背もたれ部22の収納された表面と、前記ベッド42の下側との間にできるようになっている。この2インチの隙間が、前記ベッド42がたわむことを可能にし、横になっている乗客に快適さをもたらすことを可能にする。

0031

前記ベッド42は、1つの完全な、可撓性のある表面として形成され、マットレス46の下にあり、マットレス46を支える膜44を含む。前記マットレス46には継ぎ目がないが、それは、レイフラットタイプの航空機用座席で普通に見られるような、多くのパッドの入った表面部材の組み合わせの構造とは対照的である。前記膜44として用いるのに適した素材としては、クリスタルフレックスという商標販売されている合成高分子があげられる。前記メイン座席20および前記ベッド42を、1つの用途から他の用途に変換する必要のない別体の要素として設計することにより、それぞれの要素が、それぞれ意図された用途において快適さを最適化するように設計できる。前記ベッド42は、その幅がおよそ8.7インチの前記キャビネット40の中のコンパクトな空間に収納される。前記ベッド42は、乗客が使用する準備ができているように前記ベッド42に装着されたシーツその他のベッドカバー類とともに展開される。

0032

図3に示されるように、前記ベッド42は収納される際には折り畳まれて、前記キャビネット40に収まるようになっている。図4および図5に示されるように、前記膜44は、前記キャビネット40から前記スイート10の幅に亘って横に伸びてきて、そのフルフラットな構成になる。そして、図2に示されるように、30インチ幅のベッド42であって、上記の8.7インチの空間に収納されるベッド42ができあがる。図5は前記膜42について、この際の動きを図示しているが、前記膜42の上に載っている前記マットレス46は図示されていない。

0033

図6〜8に示されるように、前記ベッド42は、前記ベッド42をその折り畳まれた収納位置から展開する駆動ベルト50、52を備える。前記ベッド42は前記可撓性のある膜44と前記マットレス46がそこに掛かっている支持用梁材54、および、前記2本の駆動ベルト50、52によって構築されている。図8および図11を参照すると、前記ベッド42の動かない方の端部は、前記キャビネット40に取り付けられている。前記駆動ベルト50、52は、前記支持用梁材54と、そこに取り付けられている前記膜42を、前記キャビネット40から、その水平な、展開された位置へと動かす。

0034

前記ベッド42は、前記ベッド42をスムーズに、その収納状態から展開状態へと導く張力装置60を含んでいる。図7、9、および10に示されるように、空気圧シリンダ62が、前記駆動ベルト50、52の動く方向に対して抵抗する圧力をかける張力を提供する。また、前記シリンダ62は、横になった乗客の体重がかかっていても前記ベッド42を支えるのに十分な張力も提供する。

0035

前記張力シリンダ62は、回動するように取り付けられた制御用アーム64と接続されている。一連ガイドローラ66、68、70、72が、前記支持用梁材54の末端に取り付けられている張力膜74を運んでいく。前記ベッド42が収納される際には、当該張力膜74は、ローラ66上に保持される。

0036

前記ベッド42を展開するためには、アクチュエータおよびモータ組み立て部品80が、前記駆動ベルト50、52を時計回りに駆動する。前記駆動ベルト50、52は、そこに前記ベッド膜44が取り付けられている前記支持用梁材54を引っ張り、前記ベッド膜44は、前記駆動ベルト50、52によって、前記スイート10の幅に亘って運ばれる。同時に、前記張力膜74が、前記空気圧シリンダ62による張力を受けながら、展開される。

0037

ここで図12を参照すると、前記座席20の全体図に、前記背もたれ部22が、前記座底部24の真上の、水平な姿勢で収納されるように、前方に向かって、前記座底部24上に移動するように動くことができることが示されている。前記背もたれ部22は、前記座底部24の運動経路リンクしており、前記背もたれ部22は、単一のモータで駆動される。前記座席20は、航空機のデッキに、適切なトラック付き取り付け具により取り付けられた、座席用ベース50に搭載されている。

0038

ここで図13および図14を参照すると、前記座席用ベース50は、左右のサイドパネル(ただし、左サイドパネル52のみが図示されている)を含んでいる。それぞれのサイドパネルは、トラック54を含み、前記トラック54上に、リンク部材56が、回動可能に装着されたアーム62上のローラ58、60で装着されている。前記ローラ58、60は、図示されるように、前記トラック54を動くように装着されている。直線状の要素64が前記ベース上に配置され、摺動要素66が前記直線状の要素64に装着されている。前記ローラ58、60および前記摺動要素66それぞれの位置を、図14、16および18で比較すると、前記背もたれ部22の、その収納位置への動きが、はっきりと示される。なお、前記リンク部材56は、前記背もたれ部22を、その収納位置に駆動するが、その収納位置は、トラック54によって定められる運動経路の端部に位置している。図示されていないが、上述の諸要素は、前記座席20の右側と左側の両方で存在し、前記背もたれ部22にかかる諸力をバランスさせ、前記座席20の幅に亘って分散するように作動する。

0039

前記背もたれ部22の収納は、前記座席の運動経路の一部として、自動的に前記背もたれ部22が元の位置から動くことで実現される。前記背もたれ部22は、前記別体の、展開されたベッド42のルートから外れて、前方に折り畳まれて、前記ベッド42の一部を構成はしない。それゆえに、前記ベッド42および前記座席20は、それぞれが、それぞれの機能での快適さを非常に高いレベルで実現し得る材料により設計されることができる。つまり、座席とベッドの両方として機能するが、双方の機能における快適さで妥協を必要とする材料により設計されるのではない。

0040

ここで図19および図20を参照すると、収納されている状態および展開されている状態の前記作業/食事用椅子と、ならびに収納されている状態および展開されている状態の前記ベッド42との相対的位置関係が、図7および図8に示されている。

0041

図21、22、23は、前記作業/食事用椅子30が、それぞれ、その収納位置、中間位置、および展開位置にある状態を示している。前記椅子30は、L字形支持構造体54を含む。前記支持構造体54は、真っ直ぐに起きた前記背もたれ部50および座底部52を支持している。展開された前記座底部52は、展開された前記ベッド42(図20参照)が占めるべき空間を占めている。それゆえ、前記座底部52は、前記ベッド42が展開される前に収納されなければならない。フライトアテンダントや乗客がこの機能に対応するのを求められること、及び、前記座底部52をしまい忘れ得ることを避けるため、この機能は自動的に実行される。図21および図22に示されるように、電磁石56が、前記支持構造体54上の、前記座底部52の後部に隣接して配置される。鉄材料のブロック56が、前記座底部52の下面の後部で、前記電磁石56の近くに配置される。前記座底部52は、通常は、水平な展開位置に、通電された前記電磁石56によって降ろされて保持されている。前記電磁石56は、前記ベッド42を展開させる機構と、電気的に同期されている。前記ベッド42が展開を始めると、前記電磁石56は電圧が印加されない状態になり、前記座底部52を放し、ばね、空気圧アクチュエータ、またはその他のリフト機構の力を借りて前記座底部52がその収納位置へと上がって行くのを可能とする。図24および図25は、前記作業/食事用椅子30と前記ベッド42との間の空間的関係をさらに図示している。

0042

ここで、図26および図27を参照すると、前記机34の機能および動作が示されている。再び図1を参照すると、前記机36がその収納位置にある状態が示されている。前記机34、36がそれぞれの収納位置にある状態では、前記机34、36は、前記キャビネット40の上面の上に載っている。前記机34は、摺動ブラケット44内に、折り畳まれた姿勢で配置されている。前記机34は、2枚の机パネル34A、34Bからなり、前記机パネル34A、34Bは、前記机パネル34Bが図26に示される位置に開かれるのを可能とするピアノ型の蝶番で取り付けられている。前記机34は、前記摺動ブラケット44によって、前記机を、前記キャビネット40から遠ざけるように引き出し、また、前記机を好みに応じて外側方に移動することでも、さらに展開される。前記机34は、作業/食事用机として使用するのに理想的に適している。前記作業/食事用椅子30は、乗客に、真っ直ぐに起きた背を持つ快適な椅子を提供する。前記キャビネット40は、前方パネル46を備え、前記前方パネル46の背後に、使用しない時の前記ベッド42が収納される。前記前方パネル46は、凹部48を有し、当該凹部48は、前記椅子30の席乗員の両足が、自然で快適な位置におかれるのを可能にする。

0043

図27は、前記机34がその前記キャビネット40上の位置から展開された状態を示している。

0044

1つの配置においては、前記椅子30に座っている乗客は、前記机34も使いながら、作業/食事用の追加的な表面として前記机36も使うことができる。机36は、回動アーム(図示されていない)により、前記キャビネット40上に載置されている。

0045

他の配置においては、第2の乗客が前記メイン座席20に座り、前記机36を回し、前記メイン座席20の前方の位置に動かして、前記机36を、食事用または作業用机として使用してよい。そうすることで、2人の乗客が前記スイート10を、一緒に食事をしたり作業をしたりするために、同時に使用してよい。つまり、このような配置は、今現在、いかなる航空機の機内環境においても見出すことができないような、快適で広々とした席を提供している。

0046

以上、本発明に係る、航空機のプレミアムクラス乗客用スイート用のベッドが、具体的な実施形態および実施例を参照しながら説明されてきた。本発明のさまざまな詳細部分については、本発明の範囲を逸脱することなく変更することができる。さらに、本発明の好ましい実施形態および本発明を実行するための最良の方法に関する以上の説明は、例示的な目的で提供されているにすぎず、特許請求の範囲によって定義される本発明を制限する意図で提供されているのではない。

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