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技術 無線通信における小データ通信

出願人 インテルコーポレイション
発明者 フォン,モ−ハンバンゴラエ,サンジータ,エル.マルティネスタラデル,マルタ
出願日 2013年4月12日 (6年3ヶ月経過) 出願番号 2015-503689
公開日 2015年5月28日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2015-515814
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 初期設定期間 組成要素 プログラマブルハードウェア プログラマブル論理素子 伝送コマンド モバイル無線デバイス 専門会社 機能的ユニット
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図面 (9)

課題・解決手段

マシン型通信MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする技術を開示する。1つの方法は、eNB(Evolved Node B)からUEにより、システム情報ブロック(SIB)を受信するステップを含む。SIBは、MTCの小データ伝送に関するシステム情報を含むことができる。SIBに含まれるシステム情報はUEにより読み取られる。SIBに含まれるシステム情報に基づいて、UEからeNBへ小データ伝送が実行される。

概要

背景

一般に、マシンツーマシン(M2M通信又はマシン型通信MTC)とは、無線又は有線のシステムが人間の介在なしに他のデバイスと通信できるようにする技術をいう。M2M通信では、センサー又はメーター等のデバイスを用いて情報を収集する場合がある。M2Mデバイスは、モバイルネットワーク(例えば無線、有線、ハイブリッド)を介して、MTCアプリケーションサーバー(例えばソフトウェアプログラム)と通信することができる。MTCアプリケーションサーバーは、M2Mデバイスからのデータを利用したり、M2Mデバイスからデータを要求したりすることができる。

概要

マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする技術を開示する。1つの方法は、eNB(Evolved Node B)からUEにより、システム情報ブロック(SIB)を受信するステップを含む。SIBは、MTCの小データ伝送に関するシステム情報を含むことができる。SIBに含まれるシステム情報はUEにより読み取られる。SIBに含まれるシステム情報に基づいて、UEからeNBへ小データ伝送が実行される。

目的

本発明の実施形態は、マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする方法及び装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
2件

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請求項1

マシン型通信MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする方法であって、MTCの小データ伝送に関するシステム情報を含むシステム情報ブロック(SIB)を、eNB(EvolvedNodeB)から前記UEにより受信するステップと、前記SIBに含まれるシステム情報を読み取るステップと、前記SIBに含まれる前記システム情報に基づいて、前記UEから前記eNBへ前記小データ伝送を実行するステップと、を含む方法。

請求項2

前記SIBに含まれる前記システム情報内の小データ伝送インジケータを読み取るステップと、前記eNBから受信された前記小データ伝送インジケータに応答して、前記UEによる前記eNBとの高速無線リソース制御(RadioResourceControl:RRC)接続を実行することにより、前記小データ伝送を行うステップと、を更に含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記SIBに含まれる前記システム情報内の小データ伝送コマンド要求を読み取るステップと、前記eNBから受信された前記小データ伝送コマンド要求に応答して、前記UEにより前記eNBへアップリンク測定データを送ることにより、前記小データ伝送を行うステップと、を更に含む、請求項1に記載の方法。

請求項4

前記UEにおいて前記eNBから受信された前記SIB内の小データペイロードを読み取るステップと、を更に含み、前記小データペイロードは、サブスクリプションネットワークオペレータポリシーとのうち少なくとも1つに従って定められる、請求項1に記載の方法。

請求項5

前記SIB内の前記小データペイロードを読み取る前記ステップは、前記UEにおいて、交通渋滞アプリケーションと、エネルギー消費アプリケーションと、住宅監視アプリケーションと、駐車案内アプリケーションと、電気検針アプリケーションとのうち少なくとも1つに関する小データを読み取るステップを含む、請求項4に記載の方法。

請求項6

高速RRC接続を実行する前記ステップは、前記UEと前記eNBとの間で、ベアラ確立を行わずに、RRC接続設定フェーズを実行するステップを含む、請求項2に記載の方法。

請求項7

前記SIBに含まれる前記システム情報に基づいて前記UEから前記eNBへの前記小データ伝送を実行する前記ステップは、前記SIBの読取り後に、ランダムアクセスチャネル(RACH)を用いて、前記UEと前記eNBとの間の接続を形成するステップと、前記小データ伝送を行うために、前記UEと前記eNBとの間で前記高速RRC接続を実行するステップと、を更に含む、請求項6に記載の方法。

請求項8

前記高速RRC接続が実行された後に、前記UEによりRRCアイドルモードに入るステップ、を更に含む、請求項6に記載の方法。

請求項9

前記SIBを前記eNBから前記UEにより受信する前記ステップは、前記SIBが前記UEに関するシステム情報を含むことを示すページング通知を、前記eNBから前記UEにより受信するステップ、を更に含み、前記ページング通知は、前記UEのページング周期に従って受信される、請求項1に記載の方法。

請求項10

マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)であって、eNB(EvolvedNodeB)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信するマルチキャスト情報転送メッセージモジュールと、ここで前記マルチキャスト情報転送メッセージは、システム情報ブロック(SIB)に含まれる、前記UEによる小データ伝送に関する更新システム情報を、前記UEに通知し、前記eNBからの前記マルチキャスト情報転送メッセージによって前記SIBの変更を通知された場合に、前記SIB内の前記更新システム情報を読み取るSIBモジュールと、ここで前記SIB内の前記更新システム情報は、前記UEにより行われる小データ伝送に関し、前記マルチキャスト情報転送メッセージの一部として含まれる前記更新システム情報に基づいて、前記小データ伝送を前記eNBに伝達する小データ伝送モジュールと、を備える、ユーザー装置(UE)。

請求項11

前記マルチキャスト情報転送メッセージモジュールは更に、前記UEの無線リソース制御(RRC)アイドルモードの間に、前記eNBから前記マルチキャスト情報転送メッセージを受信する、請求項10に記載のUE。

請求項12

前記マルチキャスト情報転送メッセージモジュールは更に、前記RRCアイドルモードの間に、前記UEのページング周期に従って、前記eNBから前記マルチキャスト情報転送メッセージを受信する、請求項11に記載のUE。

請求項13

前記マルチキャスト情報転送メッセージは、小データペイロードと、小データ伝送インジケータと、小データコマンド要求とのうち少なくとも1つを含む、請求項10に記載のUE。

請求項14

前記SIBモジュールは更に、前記更新システム情報に含まれる小データ伝送インジケータを読み取り、ここで前記更新システム情報は、前記UEによって前記マルチキャスト情報転送メッセージに含まれて受信され、前記小データ伝送モジュールは更に、前記マルチキャスト情報転送メッセージに含まれて受信された前記小データ伝送インジケータに応答して、前記eNBと無線リソース制御(RRC)接続を確立することにより、前記小データ伝送を実行する、請求項10に記載のUE。

請求項15

前記SIBモジュールは更に、前記更新システム情報に含まれる小データ伝送コマンド要求を読み取り、ここで前記更新システム情報は、前記UEによって前記マルチキャスト情報転送メッセージに含まれて受信され、前記小データ伝送モジュールは更に、前記マルチキャスト情報転送メッセージの一部として受信された前記小データ伝送コマンド要求に応答して、前記UEにより前記eNBへアップリンク測定データを送ることによって、前記小データ伝送を実行する、請求項10に記載のUE。

請求項16

前記マルチキャスト情報転送メッセージモジュールは更に、前記マルチキャスト情報転送メッセージに含まれる小データペイロードを読み取る、請求項10に記載のUE。

請求項17

前記マルチキャスト情報転送メッセージモジュールは、更に、前記UEの前記RRCアイドルモードの間に、物理的ダウンリンク制御チャネル(PhysicalDownlinkControlChannel:PDCCH)をモニタリングし、前記マルチキャスト情報転送メッセージが前記eNBから受信されることを示すマルチキャスト無線ネットワーク一時識別子(MC−RNTI)を特定する、請求項11に記載のUE。

請求項18

回路構成を有するeNB(EvolvedNodeB)であって、前記回路構成は、移動管理体(MobilitymanagementEntity:MME)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信するステップと、前記マルチキャスト情報転送メッセージをユーザー装置(UE)に送信する際に用いられるマルチキャスト無線ネットワーク一時識別子(MC−RNTI)を決定するステップと、ここで、前記MC−RNTIは、固定値と、前記MMEから受信される国際移動電話加入者識別番号(InternationalMobileSubscriberIdentity:IMSI)を用いて前記eNBにおいて与えられる変数値とのうちの一方であり、前記UEの前記MC−RNTIに基づいて、前記マルチキャスト情報転送メッセージを前記eNBから前記UEへ送信するステップと、を実行する、eNB。

請求項19

前記マルチキャスト情報転送メッセージは、小データペイロードと、小データ伝送インジケータと、小データ伝送コマンド要求とのうち少なくとも1つを含む、請求項18に記載のeNB。

請求項20

前記小データペイロードは、交通渋滞アプリケーションと、エネルギー消費アプリケーションと、住宅監視アプリケーションと、駐車案内アプリケーションと、電気的検針アプリケーションとのうち少なくとも1つに関するデータを含む、請求項19に記載のeNB。

請求項21

前記回路構成は更に、前記マルチキャスト情報転送メッセージを、特定のUEと、前記固定値のMC−RNTIに基づく単一のUEマルチキャストグループと、前記変数値のMC−RNTIに基づく複数のUEマルチキャストグループとのうち少なくとも1つに送信し、前記MC−RNTIは、E−UTRAN(EvolvedUniversalMobileTelecommunicationsSystemTerrestrialRadioAccessNetwork)内の選択されたUEを特定するのに用いられる、請求項18に記載のeNB。

請求項22

マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする命令を格納する少なくとも1つの非一時的コンピューター可読媒体であって、前記命令は、マシンによって実行されると、MTCの小データ伝送に関するシステム情報を含むシステム情報ブロック(SIB)を、eNB(EvolvedNodeB)から前記UEにより受信するステップと、前記UEにより、前記小データ伝送に関する前記システム情報を含む前記SIBを読み取るステップと、前記UEにより読み取られた前記システム情報に基づいて、前記UEから前記eNBへ前記小データ伝送を実行するステップと、を前記マシンに実行させる、非一時的コンピューター可読媒体。

請求項23

前記システム情報は、小データペイロードと、小データ伝送インジケータと、小データコマンド要求とのうち少なくとも1つを含む、請求項22に記載のコンピューター可読媒体。

請求項24

前記UEの無線リソース制御(RRC)アイドルモードの間に、前記eNBからマルチキャスト情報転送メッセージを受信することに基づいて、前記SIBを読み取るステップ、を更に含み、前記マルチキャスト情報転送メッセージは、小データ伝送に関するシステム情報が前記SIBに含まれることを示す、請求項22に記載のコンピューター可読媒体。

技術分野

0001

本発明は、マシン型通信MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする方法及び装置に関する。

背景技術

0002

一般に、マシンツーマシン(M2M通信又はマシン型通信(MTC)とは、無線又は有線のシステムが人間の介在なしに他のデバイスと通信できるようにする技術をいう。M2M通信では、センサー又はメーター等のデバイスを用いて情報を収集する場合がある。M2Mデバイスは、モバイルネットワーク(例えば無線、有線、ハイブリッド)を介して、MTCアプリケーションサーバー(例えばソフトウェアプログラム)と通信することができる。MTCアプリケーションサーバーは、M2Mデバイスからのデータを利用したり、M2Mデバイスからデータを要求したりすることができる。

発明が解決しようとする課題

0003

モバイルネットワーク(ブロードバンド無線アクセスネットワーク広域ネットワーク等)が、スピード及び帯域幅の増加と無線通信電力の減少とに伴って世界中に拡大することにより、M2M通信の発展が促進されている。M2Mデバイスにより送出されるデータ量は非常に小さいが、多くのデバイスが無線ネットワークに接続され同時に使用されることで、データ負荷が増大し、ネットワークに掛かる間接費も増大するおそれがある。したがって、小データペイロード(例えばマシン型通信データ)を伝送するための従来の技術では、新興のモバイルネットワークに対応できないか、或いは互換性がない。

課題を解決するための手段

0004

上記課題を解決するため、本発明の実施形態は、マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする方法及び装置を提供する。

0005

一実施形態によれば、該方法は、MTCの小データ伝送に関するシステム情報を含むシステム情報ブロック(SIB)を、eNB(Evolved Node B)から該UEにより受信するステップと、該SIBに含まれるシステム情報を読み取るステップと、該SIBに含まれる該システム情報に基づいて、該UEから該eNBへ該小データ伝送を実行するステップと、を含む。

0006

一実施形態によれば、マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)は、eNB(Evolved Node B)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信するマルチキャスト情報転送メッセージモジュールを備える。該マルチキャスト情報転送メッセージは、システム情報ブロック(SIB)に含まれる、該UEによる小データ伝送に関する更新システム情報を、該UEに通知する。また、該UEは、該eNBからの該マルチキャスト情報転送メッセージによって該SIBの変更を通知された場合に、該SIB内の該更新システム情報を読み取るSIBモジュールを備える。該SIB内の該更新システム情報は、該UEにより行われる小データ伝送に関する。また、該UEは、該マルチキャスト情報転送メッセージの一部として含まれる該更新システム情報に基づいて、該小データ伝送を該eNBに伝達する小データ伝送モジュールとを備える。

0007

一実施形態によれば、eNB(Evolved Node B)は回路構成を有する。該回路構成は、移動管理体(Mobility management Entity:MME)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信するステップと、該マルチキャスト情報転送メッセージをユーザー装置(UE)に送信する際に用いられるマルチキャスト無線ネットワーク一時識別子(MC−RNTI)を決定するステップと、該UEの該MC−RNTIに基づいて、該マルチキャスト情報転送メッセージを該eNBから該UEへ送信するステップと、を実行する。該MC−RNTIは、固定値と、該MMEから受信される国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)を用いて該eNBにおいて与えられる変数値とのうちの一方である。

図面の簡単な説明

0008

本発明の特徴及び効果は、添付の図面に併せて以下に記載する詳細な説明から明らかになるであろう。詳細な説明と添付の図面とにより、本発明の特徴が例示として説明される。
一実施例に係る、小データ伝送を実行するための構成の一例を示す概略図である。
一実施例に係る、小データ伝送を実行するための構成の別の例を示す概略図である
一実施例に係る、マルチキャスト情報転送メッセージを伝送するための構成の一例を示す概略図である。
一実施例に係る、マルチキャスト情報転送メッセージを伝送するための構成の別の一例を示す概略図である。
一実施例に係る、マルチキャスト情報転送メッセージに関連付けられた値の例を示す表である。
本発明の一実施形態に係る、マシン型通信を行うユーザー装置における小データ伝送を可能にする方法を示すフローチャートである。
一実施例に係るユーザー装置を示すブロック図である。
一実施例に係るモバイル無線デバイスを示す図である。 図示された例示的な実施形態を参照し、また、特定の用語を用いて該例示的な実施形態を説明する。しかし、当然ながら、本発明の範囲を限定するものではない。

実施例

0009

本発明を開示し説明する前に、本発明は、本明細書に開示される特定の構造、処理ステップ及び材料に限定されず、関連する技術分野の当業者が認識し得るそれらの均等物にまで拡大適用されるものであると理解されたい。また、本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を説明する目的で用いられるに過ぎず、限定を意図するものではないことを理解されたい。

0010

定義
本明細書で用いられる場合、「実質的」という言葉は、動作、特徴、特性、状態、構造、項目又は結果の範囲又は程度が、完全又はほぼ完全であることを示す。例えば、ある物が「実質的に」取り囲まれるとは、その物が完全に取り囲まれているか、ほぼ完全に取り囲まれているかのいずれかを意味する。完全な状態からの逸脱が実際にどの程度許容されるのかは、具体的な状況によって変わり得る。しかし、一般的に言えば、完全に近いということは、完全である場合と全体として同じ結果が得られるものである。「実質的」という表現は、否定的な含意で、動作、特徴、特性、状態、構造、項目又は結果が完全又はほぼ完全に欠如することを示す場合にも、同様に用いることができる。

0011

他の用語は、本明細書本文の他の部分で定義される場合がある。

0012

例示的な実施形態
最初に技術的実施形態の概要を以下に示し、具体的な技術的実施形態は後に詳述する。この最初に示される概要の目的は、読者が本技術をより早く理解できるようにすることであり、本技術の重要な特徴又は必須の特徴を特定するものではなく、また、請求項に記載の主題の範囲を限定するものでもない。

0013

マシン型通信(MTC)又はマシンツーマシン(Machin to Machine:M2M)通信は幅広く応用できる可能性があるため、デバイスのベンダー、モバイルネットワークのオペレータ及びMTCの専門会社の間で大きな関心を寄せられている。本明細書で用いられるように、M2M、MTCという用語は、同意語として用いられる。MTCは、1以上の実体間で行われるデータ通信の一形態であり、必ずしも人間の介在を必要としない。一般に、MTCデバイスは、MTC対応のユーザー装置(User Equipment:UE)とすることができる。UEは、公衆モバイルネットワーク(Public Land Mobile Network:PLMN)を介して、MTCサーバー及び/又は他のMTCデバイスと通信することができる。また、MTCデバイスは、該MTCデバイスにデータ(例えば小データペイロード)を供給する他の実体と、(例えば無線で、又はパーソナルエリアネットワーク(PAN)を介して、又は有線で)ローカルに通信することができる。そして、MTCデバイスは、データを処理し、該データをMTCサーバー及び/又は他のMTCデバイスに伝送することができる。MTCデバイスには、健康管理デバイスやスマートメーター、センサー等が含まれる。

0014

MTCサーバーは、PLMNと通信することができ、また、PLMNを介してMTCデバイス(例えばMTC対応のUE)と通信することができる。また、MTCサーバーは、IWF(Interworking Function)と通信して、サーバーからMTCデバイスへの小データペイロードの伝送をトリガーすることができる。

0015

MTCデバイスは、ネットワークを介して、少量のデータを伝送(すなわち送受信)することができる。少量のデータとは、一般に、数ビット〜数キロビットのデータである。ネットワークは、選択された無線アクセスネットワーク(RAN)技術に基づく無線広域ネットワーク(WWAN)又は無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)とすることができる。WWANは、IEEE802.16規格(一般にWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)と呼ばれる)や3GPP(Third Generation Partnership Project)等の移動体ネットワーク規格に基づいて動作するように構成することができる。IEEE802.16規格には、IEEE802.16e−2005、802.16−2009及び802.16m−2011が含まれる。3GPP規格には、3GPPLTERelease 8(2008年第4四半期)、3GPP LTE Advanced Release 10(2011年第1四半期)及び3GPP LTE Release 11(2012年第3四半期)が含まれる。

0016

Wi−FiやBluetooth(登録商標)等の規格は、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を提供するために用いられる。Wi−Fiは、2.4GHz、3.7GHz及び5GHzの周波数帯域を含む無免許帯域で通信を行うための、IEEE(Institute of Electronics and Electrical Engineers)802.11規格セットに与えられた通称である。該規格セットには、IEEE802.11(5GHzと3.7GHzの帯域での通信用として1999年発表の規格)、IEEE802.11b(2.4GHz帯域での通信用として同じく1999年発表の規格)、802.11g(直交周波数分割多重方式(OFDM)及び/又は直接スペクトラム拡散(DSSS)を用いた2.4GHz帯域での通信用として2003年発表)及び802.11n(MIMO(Multiple−Input Multiple−Output)を用いた2.4GHzと5GHzの帯域での通信用として2009年発表)が含まれる。

0017

一部の例において、MTCデバイスは、MTCサーバーからの小データ(計測値、温度等)送信要求応答して、該小データをWWAN又はWLANのネットワークを介して伝送することができる。例えば、MTCサーバーは、3GPPLTEネットワークのEPC(Evolved Packet Core)を介して、eNBを含むRANと通信することができる。該eNBは、UEからのデータを求める要求を送信することができる。その要求に応答して、MTCデバイスはアイドルモードから復帰し、小データを送ることができる。別の例では、MTCデバイスは、定期的にアイドルモードから復帰し、eNBを介してサーバーに小データ(例えば測定結果)を送ることができる。一般に小データは、短いデータ転送として、単一のパケット又はバーストで送信される。MTCデバイスがWWANと接続し小データを送信することができるようにするために用いられるオーバーヘッドを減らすために、インジケータを用いて、小データ伝送が行われること無線ネットワークに通知することができる。無線ネットワークは、インジケータを用いて、小データ伝送を行うためにネットワークに接続する際に必要なオーバーヘッド量を減らすことができる。

0018

一実施形態において、小データ伝送は、信号伝達オーバーヘッド、ネットワークリソース及び/又は再割当て遅延を低減することにより、ネットワークに与える影響を最小限に抑えることができる。また、MTCデバイスは、小データペイロード送信の前に(例えば、小データペイロード送信がトリガーされた時に)、ネットワークとの接続を行い(例えば、確立された無線リソース制御(RRC)接続によって)又は切断することができる。一部の実施形態において、小データペイロード送信がトリガーされた時に、UEはRRC接続モード又はアイドルモードでeNBと接続することができる。小データペイロードは、サブスクリプションごとに、或いはネットワークオペレータポリシーによって、定義及び/又は構成することができる。一部の実施形態において、データ交換インスタンス観測サイズは、約1K(1024)オクテットとすることができる。しかし、当然ながら、他のデータ交換サイズも可能である。

0019

MTCデバイス(すなわちMTCアプリケーション対応のUE)は、小データをダウンリンク(すなわちeNBからUE)で伝送してもよく、アップリンク(すなわちUEからeNB)で伝送してもよい。ダウンリンクでの小データ伝送には、小データ伝送インジケータビットを含むことができ、アップリンクでの肯定応答を伴うことができる。肯定応答は、1以上のデータブロックの受信及び復号成功したことを示すために送信される信号とすることができる。一部の例において、ダウンリンクでの小データ伝送に応答して肯定応答が送られることはない。ダウンリンクでの小データ伝送は、データをUEから引き出すための小データコマンド要求を含むことができる。また、アップリンク小データ伝送は、小データ伝送インジケータビットを含むことができ、ダウンリンクでの肯定応答を伴うことができる。アップリンクでの小データ伝送は、コマンド要求をeNBから受信した後に行うことができる。

0020

MTCデバイスで実行されるMTCアプリケーションは、様々な分野に関するものとすることができる。例としては、セキュリティモニタリングシステムドライバーセキュリティ等)、追跡(資産追跡、ナビゲーション交通情報道路通行料課金等)、支払い(自動販売機ゲーム機等)、健康(バイタルサインモニタリング高齢者又は障害者支援等)、遠隔管理又は遠隔操作(センサー、照明車両診断等)、計測(電力、ガス、水、暖房等)、家庭用機器デジタルカメラ等)がある。

0021

図1は、一実施例に係る小データ伝送を実行するための構成の一例を示す概略図である。eNB(Evolved Node B)は、ユーザー装置(UE)にシステム情報ブロック(SIB)(SIBタイプ1等)を送信することができる。一部の例において、UEは、伝送する少量の情報を収集するスマートメーター又はセンサー(例えば健康管理デバイス、自動販売機、その他温度や商品等の情報を収集するよう構成されたもの)を有するか、又は接続されることができる。

0022

一般に、SIBは、UEに送信されるシステム情報を含むことができる。SIBは、機能的に関連した一連パラメータを含むことができる。例えば、3GPP(Third Generation Partnership Project)のLTE(Long Term Evolution)では、SIBは、UEがネットワークにアクセスする際に用いられる、最も頻繁に送信される限られた数のパラメータを有することができる。本発明の様々な実施形態によれば、SIBは、MTCの小データ伝送に関連するシステム情報を含むことができる。以下に詳述するように、UEは一般に、システム情報を含むSIBを受信するためには、アイドルモードから復帰する必要がある。

0023

一般に、SIBは、システム情報及び/又はMTC対応のUE固有設定パラメータを含むことができる。また、SIBは、拡張アクセス制限(Extended Access Barring:EAB)情報及び/又はアクセスクラス制限(Access Class Barring:ACB)情報を含むことができる。EAB情報は、アクセスネットワーク及び/又はコアネットワーク過負荷を防止するために、EAB対応UEからのモバイル発信(Mobile Originating)アクセス試行を制御するのに用いることができる。混雑状態では、オペレータは、EAB対応UEからのアクセスを制限する一方、他のUEへのアクセスを許可することができる。ACB情報は、UEが、無線インターフェース上を信号で送られる許可されたクラスに対応する少なくとも1つのアクセスクラス(Access Class)のメンバーでない場合に、UEアクセス試行を制限するように機能する。

0024

一実施形態において、SIBタイプ1(SIB1)を用いて、小データ伝送インジケータビットを伝達することができる。一般にSIBタイプ1は、UEがRAN内のセルへのアクセスを許可されているかを評価する際に関連する情報を含む。また、SIB1は、他のシステム情報のスケジューリングをUEに提供することができる。

0025

eNBからSIBを受信すると、UEは、SIBに含まれるシステム情報を読み取ることができる。一部の例において、SIBは、他のSIB(例えば、SIBx)に含まれる更新システム情報を含むことができる。SIBxは、MTCデバイスの小データ伝送に関連付けられるシステムパラメータに関連する情報を含むことができる。すなわち、UEはeNBからSIBを受信することができ、SIBはSIBxに対するポインタを含むことができる。そして、UEは、更新システム情報を読み取るために、SIBxを読み取ることができる。

0026

本発明の一部の実施形態において、UEは、SIBに含まれるシステム情報内の小データ伝送インジケータを読み取ることができる。小データ伝送インジケータは、UEに、eNBが少量のデータの伝送を希望していることを通知することができる。一部の例において、UEは、システム情報内の小データ伝送コマンド要求を読み取ることができる。小データ伝送コマンド要求は、UEに、eNBが該UEに小データペイロード(計測データ、報告データ等)の送信を要求していることを通知することができる。

0027

UEは、システム情報ブロックに含まれる小データペイロードを読み取ることができる。小データペイロードは、セキュリティ、健康、計測等に関するMTCアプリケーションに関連する情報を含むことができる。また、小データペイロードは、センサー又はメーターの計測結果や在庫量等の情報を含むことができる。一部の実施形態において、データペイロード(例えばMTCデータペイロード)は、小データペイロードを定義するための予め設定される閾値より小さいものとすることができる。一部の実施形態において、該予め設定される閾値は、サブスクリプション又はネットワークオペレータポリシーにより設定することができる。

0028

SIBを読み取ると、UEは、SIB1等のSIBに含まれるシステム情報に基づいて、eNBと小データ伝送を行うことができる。例えば、UEは、システム情報に含まれる小データ伝送インジケータを読み取り、それからeNBとの小データ伝送を実行することができる。一部の実施形態において、UEは、eNBと無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)接続を確立することにより、小データ伝送を実行することができる。一般に、RRCプロトコルには、システム情報の送信が含まれる。RRCプロトコルはレイヤ制御プレーン信号伝達を扱い、RRCプロトコルを用いて、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)がUEに関連付けられた挙動を制御する。E−UTRANはeNBを含み、UEに対して、E−UTRANユーザープレーンと制御プレーン(RRC)のプロトコルの終了を提供する。或いは、UEは、eNBと「高速」RRC接続を実行することにより、小データ伝送を行うことができる。以下に詳述するように、「高速」RRC接続は、通常のRRC接続よりも少ないステップで構成することができる。

0029

一実施形態において、RRC接続を確立する際、UEはRRC_IDLEモードの間にRRC接続を開始することができる。すなわち、UEは、RRC_IDLEモードからRRC_CONNECTEDモードに移行することができる。UEは、E−UTRANにRRCConnectionRequestメッセージを送ることができる。これに応答して、E−UTRANは、UEにRRCConnectionSetupメッセージを送ることができる。UEがRRCConnectionSetupCompleteメッセージをE−UTRANに送信すると、RRC接続の確立が成功となる。RRC接続の確立が成功しなかった場合、E−UTRANは、UEから送られたRRCConnectionRequestメッセージに応答して、RRCConnectionRejectメッセージを送ることができる。

0030

RRC接続の再構成プロシージャを用いて、RRC接続を変更することができる。RRC接続を変更して、無線ベアラを確立、変更及び/又はリリースすることができる。E−UTRAN(例えばeNB)は、RRC_CONNECTEDモードのUEに対して、RRC接続再構成プロシージャを開始することができる。eNBは、UEにRRCConnectionReconfigurationメッセージを送ることができる。これに応答して、UEは、eNBにRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージを送ることができ、こうしてRRC接続の再構成が成功する。一般に、E−UTRANには1以上のeNBが含まれ得るが、UEは任意の時に1つのeNBに接続されてよい。RRC接続の再構成が成功しなかった場合、UE及び/又はeNBは、RRC接続再確立プロシージャを開始してよい。

0031

RRC接続に対して、「高速」RRC接続は、RRCConnectionSetupCompleteフェーズまでUEとE−UTRANとの間で実行されるRRC接続を示す場合がある。上述したように、UEがRRCConnectionSetupCompleteメッセージをE−UTRANに送ると、RRC接続の確立が成功する。「高速」RRC接続には、RRC接続再構成の間にUEとE−UTRANとの間で行われるベアラの確立に関するメッセージのやりとりが含まれない。一般にベアラは、エンドツーエンドトンネル又はパイプラインとして説明することができる。一般にベアラは、連続的なデータストリームが伝送される(例えば、ウェブページダウンロードや呼び出しを始める)ときに確立される。ベアラはまた、データのサイズが小データに比べて大きいときに確立することができる。したがって、短いデータ伝送(例えば小データ伝送)を行う際は、ベアラを確立する必要がない場合がある。よって、「高速」RRC接続を利用して、UEとeNBとの接続をより速く形成して、小データ伝送を行うことができる。「高速」RRC接続が実行されると、UEは、RRC_IDLEモードへの移行を希望することができる。

0032

UEは、自身とeNBとの間で「高速」RRC接続を実行するために、ランダムアクセスチャネル(Random Access Channel:RACH)通信を行うか又は試みることができる。一般にRACHは、UEがeNBと通信を行う際に、UEの送信をeNBと最初に同期するために用いられる通信機構である。また、RACHはトランスポートチャネルであり、UEが正確なアップリンクタイミング同期を有さない場合又はUEがアップリンク送信リソース割り当てられていない場合に、ネットワークへのアクセスに用いることができる。したがって、ダウンリンク上の小データの指示を読み取った後に、UEはRACHを開始し実行して、RRC_CONNECTEDモードに入ることができる。同様に、UEは、アップリンクで送られる新しいデータへのコマンド要求を読み取った後に、RACHを開始し実行して、RRC_CONNECTEDモードに入ることができる。RACHの実行に続いて、UEは、小データ伝送を行うために「高速」RRC接続を実行することができる。

0033

一部の実施形態において、UEは、eNBから受信した小データ伝送インジケータ(SIBに含まれる)の読取りに応答して、eNBと「高速」RRC接続を実行することにより、小データ伝送を実行することができる。一部の実施例において、UEは、eNBから受信した小データ伝送要求(SIBに含まれる)の読取りに応答して、アップリンク測定データ又はレポートデータをeNBに送ることにより、小データ伝送を行うことができる。

0034

UEは、SIBに含まれる小データペイロードを読み取ることができる。小データペイロードは、サブスクリプション及び/又はネットワークオペレータポリシーに従って定めることができる。また、小データペイロードは、UE上で動作するアプリケーション(交通渋滞アプリケーション、エネルギー消費アプリケーション、住宅監視アプリケーション駐車案内アプリケーション電気検針アプリケーションその他MTC型通信)に関する小データを含むことができる。また、小データは、様々な分野(セキュリティ、健康、計測)に関するアプリケーションと関連付けることができる。場合によっては、UEがアップリンクにデータを送っていないときは、UEは、「高速」RRC接続とRRC接続のどちらも確立せずに、SIBから小データ自体を読み取ることができる。

0035

一部の例において、SIBは、ページング通知(すなわちページングメッセージ)に基づいて、eNBからUEに受信されることができる。ページング通知に小データ伝送を含めて、SIBの更新に対するポインタ(例えば、新しいSIB1xに対するポインタ)を示すことができる。例えばeNBは、ページング通知をUEに送り、MTCデバイス(又はMTC対応UE)への小データ伝送に関するシステム情報がSIBに含まれることを示すことができる。ページング通知は、UEのページング周期(又はそれに相当する周期)に従って、UEに受信される。一般に、ページングとは、eNBがUE(アイドル状態)に、該UEに送られる予定ダウンリンクデータ又は同報メッセージを通知する機構である。UEは、アイドルモードから復帰し、ページングメッセージの内容を読み取って更新システム情報を認識すると、eNBからSIBを受信するための適切なプロシージャを開始することができる。ページング機構は一般にUEがアイドルモードのときに生じるので、UEは、アイドルモードであっても、ネットワークが自身に何らかのページングメッセージを送ろうとしているかをモニタリングすることができる。UEは、アイドルモードの間に、ページング間隔に基づいて復帰してSIBを読み取ってよい。一部の例において、SIBはUEに定期的に送られてよい。一方、UEの接続モードの間に、ページング機構が生じてもよい。このように、アイドルモードと接続モードの両方において、SIBが定期的にUEに送られ、続いてUEに読み取られてよい。一般に、ページングメッセージはダウンリンクで送信されるメッセージであり、UEに着信やデータの受信を通知したり、システム情報(SI)の変更を通知したりできる。ページングメッセージは、UEがeNBからの新しいページングメッセージを検索する頻度(例えば初期設定期間又は変更された期間)を定義するページングサイクルに従って送ることができる。

0036

一部の例において、UEは、アイドルモードから復帰しeNBからのページングメッセージを読み取ることに続いて、ページングメッセージの識別子を決定することができる。ページングメッセージの識別子がUEの識別子と一致すると、UEは、ダウンリンクのデータ又は送信メッセージをeNBから受信するために、該eNBとのRRC接続の確立を開始することができる。

0037

図2は、一実施例に係る小データ伝送を行うための構成の一例を示す概略図である。例えば、MTC対応のUEは、eNBからマルチキャスト情報転送メッセージを受信することができる。すなわち、マルチキャスト情報転送メッセージを用いて、小データ伝送に関する情報を伝達することができる。また、マルチキャスト情報転送メッセージを用いて、MTC関連の通知(例えば、スマートグリッドでのエネルギー消費警告や、牽引車サービスに関するMTCアプリケーションでの交通渋滞予想等の、MTCアクティビティに関するデータ)を伝送することができる。

0038

マルチキャスト情報転送メッセージにより、UEに、SIBに含まれる小データ伝送に関連する更新システム情報を通知することができる。マルチキャスト情報転送メッセージは、UEにより受信される新しいSIBを含むことができる。一部の例において、マルチキャスト情報転送メッセージは、更新システム情報を含む新しいSIB(例えばSIB1x)に対するポインタを含むことができる。したがって、UEはSIB1xを読み取り、該SIB1xに含まれるパラメータに基づいて、小データ伝送を行うことができる。

0039

本発明の一部の実施形態において、マルチキャスト情報転送メッセージを、RRC_IDLEモードの間のUEが受信することができる。

0040

また、マルチキャスト情報転送メッセージは、RRC_IDLEモードのUEのページングサイクルで受信することができる。すなわち、マルチキャスト情報転送メッセージにより、アイドルモードのUEをページングしてよい。ページング周期は初期設定のページング周期とすることもできるし、或いは遅延トレラントデバイス及び/若しくはMTCデバイス又はMTCアプリケーションに固有に定められる新しい周期とすることもできる。初期設定のページング周期としては、32無線フレーム、64無線フレーム、128無線フレーム及び256無線フレームといった値を用いることができる。無線フレームは、それぞれ長さ10ミリ秒(ms)とすることができる。無線フレーム数は、eNBによって送られるマルチキャスト情報転送メッセージの周波数に応じて、MTCデバイスに合わせて更に増加させることができる(例えば1024無線フレーム)。よって、マルチキャスト情報転送メッセージを低周波で送信すると、結果として無線フレーム数が多くなる可能性がある。ページング周期(既存のページング周期と遅延トレラントデバイスに固有に定められた新しいページング周期とのいずれか)に基づいて、UEは、eNBからのページングメッセージを定期的に検索することができる。

0041

一部の例において、マルチキャスト情報転送メッセージは、小データペイロードと、小データ伝送インジケータ及び/又は小データコマンド要求を含む更新SIBとを含むことができる。

0042

本発明の一部の実施形態において、UEは、eNBからのマルチキャスト情報転送メッセージによりSIBの変更を通知された際に、SIBに含まれる更新システム情報を読み取ることができる。ここで、SIBに含まれる更新システム情報は、UEにより行われる小データ伝送に関連する。例えば、UEは、更新システム情報に含まれる小データ伝送インジケータを読み取ることができる。ここで、更新システム情報は、マルチキャスト情報転送メッセージに含まれてUEに受信される。また、UEは、更新システム情報に含まれる小データ伝送コマンド要求を読み取ることができる。ここで、更新システム情報は、マルチキャスト情報転送メッセージに含まれてUEに受信される。さらに、UEは、マルチキャスト情報転送メッセージに含まれる小データペイロードを読み取ることができる。

0043

一部の例において、UEは、マルチキャスト情報転送メッセージの一部として含まれる更新システム情報に基づいて、eNBに小データ伝送を行うことができる。SIBが小データインジケータを含む場合、UEは、ダウンリンク上の小データを受信することができる。一方、SIBが小データ要求を含む場合、UEはアップリンク上の小データを受信することができる。一部の例において、UEは、マルチキャスト情報転送メッセージで受信された小データ伝送インジケータに応答して、eNBと、RRC接続を確立することによって、小データ伝送を行うことができる。或いは、UEは、上述のように「高速」RRC接続を実行することによって、小データ伝送を行うことができる。UEはまた、マルチキャスト情報転送メッセージの一部として受信された小データ伝送コマンド要求に応答して、アップリンク測定データをeNBに送ることにより、小データ伝送を行うことができる。

0044

一部の例において、UEは、新しいマルチキャスト情報転送メッセージを示すページングメッセージを特定するために、RRCアイドルモードの間に物理的ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)をモニタリングすることができる。一般に、PDCCHは、制御情報モバイルデバイス(例えばMTCデバイス)に伝送するのに用いられるダウンリンク制御チャネルである。PDCCHは、ページングチャネルと共通ダウンリンクチャネルとの構成を定めることができる。また、PDCCHは、無線システムへのアクセス制御を調整するために、アップリンク送信スケジューリング情報を定めることができる。また、UEは、遅延トラレントUEに適した間欠受信(discontinuous reception:DRX)パラメータに基づく一定間隔で、PDCCHをモニタリングすることができる。すなわち、DRXパラメータは、UEがアイドルモードから復帰しeNBから受信されたページングメッセージの有無を確認する期間を、決定することができる。一部の例において、UEは、DRXパラメータ以外のパラメータに基づいて、一定間隔でPDCCHをモニタリングすることができる。

0045

図3は、一実施例に係る、マルチキャスト情報転送メッセージを伝送するための構成の一例を示す概略図である。例えばeNBは、移動管理体(Mobility management Entity:MME)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信するための回路構成を有することができる。一般に、MMEは、UEとコアネットワーク(CN)との信号伝達を処理する制御ノードである。また、MMEは、ベアラ及び接続管理に関する機能をサポートする。マルチキャスト情報転送メッセージは、MTCサーバー(その他ネットワーク内の要素)により開始されてからMMEに送られてよく、該MMEがマルチキャスト情報転送メッセージをeNBに送る。一部の例において、マルチキャスト情報転送メッセージは、MMEによって開始することができる。上述のように、マルチキャスト情報転送メッセージは、小データペイロード、小データ伝送インジケータ又は小データ伝送コマンド要求を含むことができる。小データペイロードは、MTCアプリケーション(例えば交通渋滞アプリケーション、エネルギー消費アプリケーション、住宅監視アプリケーション、駐車案内アプリケーション、電気的検針アプリケーションその他MTCデバイスとMTCサーバーとの小データ伝送を伴うアプリケーション)に関するデータを含むことができる。

0046

一部の例において、eNBは、マルチキャスト情報転送メッセージをUEに送信する際に用いられる無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier:RNTI)を決定することができる。RNTIは、E−UTRAN内のUEを特定するのに用いることができ、特にメッセージをUEとE−UTRANとの間で信号伝達する場合に用いることができる。具体的には、eNBは、マルチキャストに特異的に関連するRNTI(例えばMC−RNTI)を決定することができる。MC−RNTIは、固定値(例えば、FFFC)とすることも変数値とすることもできる。変数値は、MMEから受信される国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)を用いて、eNBにおいて与えられることができる。一般に、IMSIは、各UE(例えばMTCデバイス)に関連付けられる固有の番号である。

0047

MC−RNTIに基づいて、eNBは、マルチキャスト情報転送メッセージをUEへ送信することができる。すなわちeNBは、対応するMC−RNTIを有するUEに、マルチキャスト情報転送メッセージを送信することができる。

0048

MMEは、S1アプリケーションプロトコル(S1AP)を用いて、マルチキャスト情報転送メッセージをeNBに送信することができる。また、eNBは、RRC接続又は「高速」RRC接続を用いて、マルチキャスト情報転送メッセージをUEに送信することができる。マルチキャスト情報転送メッセージに含まれる情報(例えば小データペイロード、小データ伝送インジケータ、小データ伝送コマンド要求)に応じて、RRC接続か「高速」RRC接続のいずれかを用いることができる。

0049

UEは、MC−RNTI値に関して、DRXパラメータ等のパラメータに基づき、PDCCHをモニタリングすることにより、MC−RNTIを特定することができる。すなわち、PDCCHがMC−RNTI値を含む場合に、UEは新しいマルチキャスト情報転送メッセージを通知される。MC−RNTIにより、eNBがマルチキャスト情報転送メッセージを送っていることをUEに示すことができる。

0050

図4は、一実施例に係る、マルチキャスト情報転送メッセージを伝送するための構成の別の一例を示す概略図である。例えばeNBは、マルチキャスト情報転送メッセージを、特定のUE、1つのUEマルチキャストグループ又は複数のUEマルチキャストグループに送信することができる。MC−RNTIが決定されると、eNBは、マルチキャスト情報転送メッセージを1つのUEマルチキャストグループに送信することができる。すなわち、決定されたMC−RNTIは、eNBあたり1つのマルチキャストグループを有する。例えば、eNBがエネルギー消費アプリケーションを使用しているUEにマルチキャスト情報転送メッセージのみを送る場合、該アプリケーションが決定されたMC−RNTIを用いてよい。一部の例においてMC−RNTIは可変であり、よって、eNBはマルチキャスト情報転送メッセージを複数のUEマルチキャストグループに送ることができる。上述したように、MC−RNTIを用いて、E−UTRAN内の差選択されたUEを特定することができる。

0051

一例として、eNBは、健康関連のMTCアプリケーションに基づいて、小データを特定のUEに送信することができる。別の例として、eNBは、住宅監視アプリケーションに関連する小データ伝送コマンド要求を、1つのUEマルチキャストグループに送信することができる。また、eNBは、交通渋滞アプリケーションに関連する小データ伝送インジケータを、複数のUEマルチキャストグループに送信することができる。

0052

図4に示すように、eNBは、マルチキャスト情報転送メッセージを複数のUE(例えばUE1、UE2、UE3、UE4、UE5及びUE6)に送信することができる。一例として、UE1及びUE2を、MC−RNTIAに準じる1つのマルチキャストグループに含めることができる。また、UE4及びUE5を、MC−RNTIBに準じる1つのマルチキャストグループに含めることができる。一部の例において、UE3及びUE6を、eNBからマルチキャスト情報転送メッセージを受け取る特定のUEとすることができる。

0053

図5は、一実施例に係る、マルチキャスト情報転送メッセージの値の例を示す表である。上述のように、マルチキャスト情報転送メッセージは、小データ伝送のために用いることができる。その値には、固定の16進値(例えばFFFC)が含まれてよい。また、その値は、IMSIから得られる可変値であってもよい。マルチキャスト情報転送メッセージを特定するのに用いられるRNTIを、MC−RNTIという場合がある。MC−RNTI以外にも、RNTIには様々な種類があり、例えばセルRNTI(C−RNTI)、ページングRNTI(P−RNTI)、ランダムアクセスRNTI(RA−RNTI)及びシステム情報RNTI(SI−RNTI)がある。

0054

マルチキャスト情報転送メッセージの送信に関する値(固定値と可変値の両方)は、トランスポートチャネルとして用いられるページングチャネル(PCH)と関連付けることができる。PCHは、ダウンリンクトランスポートチャネルであり、ページング情報をUEに送るのに用いられる。PCHは、UEにシステム情報の更新を知らせるのにも用いることができる。また、該値(固定値と可変値の両方)は、論理チャネルとして用いられるページング制御チャネル(PCCH)に関連付けることができる。PCCHはダウンリンク論理チャネルであり、UEにシステム情報の変更を通知するのに用いられる。

0055

図6は、本発明の一実施形態に係る、マシン型通信(MTC)を行うユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にする方法600を示すフローチャートである。該方法は、システム情報ブロック(SIB)をeNB(Evolved Node B)からUEにより受信するステップ610を含む。該SIBは、MTCの小データ伝送に関する情報を含むことができる。また、方法600は、該SIBに含まれるシステム情報を読み取るステップ620を含む。また、方法600は、該SIBに含まれる該システム情報に基づいて、該UEから該eNBへの小データ伝送を実行するステップ630を含む。

0056

方法600は、該SIBに含まれる該システム情報内の小データ伝送インジケータを読み取るステップと、該eNBから受信された該小データ伝送インジケータに応答して、該UEによる該eNBとの高速無線リソース制御(無線リソース制御:RRC)接続を実行することにより、該小データ伝送を行うステップと、を含むこともできる。

0057

方法600は、該SIBに含まれる該システム情報内の小データ伝送コマンド要求を読み取るステップと、該eNBから受信された該小データ伝送コマンド要求に応答して、該UEにより該eNBへアップリンク測定データを送ることにより、該小データ伝送を行うステップと、を含むこともできる。また、方法600は、該UEにおいて該eNBから受信された該SIB内の小データペイロードを読み取るステップを含むことができる。ここで、該小データペイロードは、少なくともサブスクリプションとネットワークオペレータポリシーとのうち少なくとも一方に従って定められる。

0058

一実施形態において、方法600におけるSIBの小データペイロードを読み取るステップは、UEにおいて、交通渋滞アプリケーションと、エネルギー消費アプリケーションと、住宅監視アプリケーションと、駐車案内アプリケーションと、電気的検針アプリケーションとのうち少なくとも1つに関する小データを読み取るステップを含むことができる。

0059

一実施形態において、方法600における高速RRC接続を実行するステップは、UEとeNBとの間で、ベアラの確立を行わずに、RRC接続設定フェーズを実行するステップを含むことができる。

0060

一実施形態において、方法600における、該SIBに含まれる該システム情報に基づいて該UEから該eNBへの小データ伝送を実行するステップは、SIBの読取り後に、ランダムアクセスチャネル(RACH)を用いて、UEとeNBとの間の接続を形成するステップと、該小データ伝送を行うために、該UEと該eNBとの間で該高速RRC接続を実行するステップと、を含むことができる。方法600は、該高速RRC接続が実行された後に、該UEによりRRCアイドルモードに入るステップを含むこともできる。

0061

一実施形態において、方法600における、システム情報ブロックをeNBからUEにより受信するステップは、該SIBが該UEに関するシステム情報を含むことを示すページング通知を、該eNBから該UEにより受信するステップを含むことができる。ここで、該ページング通知は、該UEのページング周期に従って受信される。

0062

図7は、本発明の別の実施形態として、マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)700の一例を示す図である。UEは、eNB(Evolved Node B)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信するように動作するマルチキャスト情報転送メッセージモジュール702を有する。マルチキャスト情報転送メッセージは、システム情報ブロック(SIB)に含まれる、UEによる小データ伝送に関する更新システム情報を、該UEに通知することができる。SIBモジュール704は、該eNBからの該マルチキャスト情報転送メッセージによって該SIBの変更を通知された場合に、該SIB内の該更新システム情報を読み取るように構成される。該SIB内の該更新システム情報は、該UEにより行われる小データ伝送に関するものとすることができる。小データ伝送モジュール706は、小データ伝送をeNBに伝達するように構成される。該小データ伝送は、マルチキャスト情報転送メッセージの一部として含まれる更新システム情報に基づくことができる。

0063

一部の実施形態において、マルチキャスト情報転送メッセージモジュール702は更に、UEの無線リソース制御(RRC)アイドルモードの間に、eNBからマルチキャスト情報転送メッセージを受信するように構成される。また、マルチキャスト情報転送メッセージモジュール702は更に、RRCアイドルモードの間に、UEのページング周期に従って、eNBからマルチキャスト情報転送メッセージを受信するように構成される。本開示の一部の実施形態において、マルチキャスト情報転送メッセージは、小データペイロードと、小データ伝送インジケータと、小データコマンド要求とのうち少なくとも1つを含むことができる。

0064

一部の実施形態において、マルチキャスト情報転送メッセージモジュール702は、マルチキャスト情報転送メッセージ内の小データペイロードを読み取るように構成することができる。また、マルチキャスト情報転送メッセージモジュール702は、UEのRRCアイドルモードの間に物理的ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)をモニタリングすることができ、また、該マルチキャスト情報転送メッセージ該eNBから受信されたことを示すマルチキャスト無線ネットワーク一時識別子(MC−RNTI)を特定することができる。

0065

一部の実施形態において、SIBモジュール704は、更新システム情報内の小データ伝送インジケータを読み取るように構成することができる。ここで、該更新システム情報は、UEによってマルチキャスト情報転送メッセージに含まれて受信される。また、SIBモジュール704は、更新システム情報内の小データ伝送コマンド要求を読み取るように構成することができる。ここで、該更新システム情報は、UEによってマルチキャスト情報転送メッセージに含まれて受信される。

0066

一部の実施形態において、小データ伝送モジュール706は、マルチキャスト情報転送メッセージに含まれて受信された小データ伝送インジケータに応答して、eNBとの無線リソース制御(RRC)接続を確立することにより、小データ伝送を行うように構成することができる。また、小データ伝送モジュール706は、該マルチキャスト情報転送メッセージの一部として受信された小データ伝送コマンド要求に応答して、該UEにより該eNBへアップリンク測定データを送ることにより、小データ伝送を行うように構成することができる。

0067

本発明の一部の実施形態において、例示的なユーザー装置(UE)700は、eNB(Evolved Node B)と通信するように構成することができる。eNBは、以下のような回路構成を有してよい。すなわち、移動管理体(Mobility management Entity:MME)からマルチキャスト情報転送メッセージを受信し、マルチキャスト情報転送メッセージをユーザー装置(UE)に送信する際に用いられるマルチキャスト無線ネットワーク一時識別子(MC−RNTI)を決定し(MC−RNTIは、固定値と、MMEから受信される国際移動電話加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity:IMSI)を用いてeNBにおいて与えられる変数値とのうちの一方である)、UEのMC−RNTIに基づいて、eNBからUEにマルチキャスト情報転送メッセージを送信するよう構成される回路構成を有してよい。

0068

一実施形態において、マルチキャスト情報転送メッセージは、小データペイロードと、小データ伝送インジケータと、小データ伝送コマンド要求とのうち少なくとも1つを含むことができる。また、小データペイロードは、交通渋滞アプリケーションと、エネルギー消費アプリケーションと、住宅監視アプリケーションと、駐車案内アプリケーションと、電気的検針アプリケーションとのうち少なくとも1つを含むことができる。

0069

一部の実施形態において、eNBは、特定のUEと、固定値のMC−RNTIに基づく単一のUEマルチキャストグループと、変数値のMC−RNTIに基づく複数のUEマルチキャストグループとのうち少なくとも1つにマルチキャスト情報転送メッセージを送信する回路構成を有してよい。ここで、MC−RNTIは、E−UTRAN(Evolved Universal Mobile Telecommunications System Terrestrial Radio Access Network)内の選択されたUEを特定するのに用いられる。

0070

一部の実施形態において、本開示は、少なくとも1つの非一時的コンピューター可読媒体を有することができる。該少なくとも1つの非一時的コンピューター可読媒体は、マシン型通信(MTC)対応のユーザー装置(UE)における小データ伝送を可能にするための命令を格納する。該命令は、マシンによって実行されると、該マシンに、MTCの小データ伝送に関するシステム情報を含むシステム情報ブロック(SIB)を、eNB(Evolved Node B)から該UEにより受信するステップと、該UEにより、該小データ伝送に関する該システム情報を含む前記SIBを読み取るステップと、該UEによって読み取られた該システム情報に基づいて、前記UEから前記eNBへの前記小データ伝送を実行するステップと、を実行させる。

0071

一実施形態において、コンピューター可読媒体に含まれるシステム情報は、小データ伝送インジケータと、小データ伝送コマンド要求と、小データペイロードのうち少なくとも1つである。

0072

一部の実施形態において、コンピューター可読媒体は、UEの無線リソース制御(RRC)アイドルモードの間にマルチキャスト情報転送メッセージをeNBが受信することに基づいてSIBを読み取るための命令を格納することができる。ここで、該マルチキャスト情報転送メッセージは、小データ伝送に関するシステム情報がSIBに含まれることを示す。

0073

図8は、モバイル通信デバイス(ユーザー装置(UE)、移動局(Mobile Station:MS)、モバイル無線デバイス、タブレットハンドセットその他モバイル無線デバイス)の一例を示す図である。モバイルデバイスは、基地局(Base Station:BS)、eNB(Evolved Node B)その他無線広域ネットワーク(WWAN)のアクセスポイントと通信するように構成される1以上のアンテナを有してよい。図8には2つのアンテナが示されているが、モバイルデバイスは、1〜4以上のアンテナを有してよい。モバイルデバイスは、3GPPのLTE、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、HSPA(High SpeedパケットAccess)、Bluetooth(登録商標)及びWi−Fiのような、少なくとも1つの無線通信規格を用いて通信を行うように構成することができる。モバイルデバイスは、無線通信規格ごとに個別のアンテナを用いて通信を行うことも、複数の無線通信規格に対して共通のアンテナを用いて通信を行うこともできる。モバイルデバイスは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)や無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)、無線広域ネットワーク(WWAN)等で通信を行うことができる。

0074

図8にはマイクと1以上のスピーカーとが示されており、これらはモバイルデバイスの音声入出力に用いることができる。表示画面は、液晶ディスプレイ(LCD)画面であってもよく、その他有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ等の表示画面であってもよい。表示画面は、タッチスクリーンとして構成することができる。タッチスクリーンは、静電容量型抵抗型等のタッチスクリーン技術を採用してよい。アプリケーションプロセッサ及びグラフィックプロセッサ内部メモリに接続して、処理機能及び表示機能を設けることができる。また、不揮発性メモリポートを用いて、ユーザーに対してデータ入出力オプションを提供することができる。また、不揮発性メモリポートを用いて、モバイルデバイスのメモリ機能を拡張してもよい。キーボードをモバイルデバイスと一体化したり、無線で接続したりして、付加的なユーザー入力を提供してよい。タッチスクリーンを用いて、仮想キーボードを提供してもよい。

0075

当然ながら、本明細書に記載の機能的ユニットの多くがモジュールと称されるのは、それらが独立して実装され得ることをより具体的に強調するためである。例えば、モジュールは、超大規模集積回路VLSI)、ゲートアレイ既成半導体論理チップトランジスタ等)その他個別部品を有するハードウェア回路として実装されてよい。また、モジュールは、フィールドプログラマブルゲートアレイプログラマブル論理アレイプログラマブル論理素子等のプログラマブルハードウェア素子として実装されてもよい。

0076

モジュールはまた、様々な種類のプロセッサにより実行されるソフトウェアとして実装されてよい。実行可能コードの特定モジュールは、例えば、コンピューター命令の物理ブロック又は論理ブロックを1以上有してよい。該コンピューター命令は、例えば、オブジェクト、プロシージャ又は関数として構成されてよい。

0077

しかしながら、特定モジュールの実行ファイルは、物理的に同じ場所にある必要はなく、異なる場所に格納された異なる命令を含んでよい。該異なる命令は、論理的に一緒にされると、該モジュールを有し、該モジュールの上記目的を達成する。

0078

実際には、実行可能コードのモジュールは、単一の命令であっても複数の命令であってもよく、更には、複数の異なるコードセグメント、異なるプログラム及び複数のメモリデバイスに分散されてよい。同様に、運用データは、本明細書に記載のようにモジュール内で特定してよく、任意の適切な形態で実施してよく、任意の適切な種類のデータ構造構造化してよい。運用データは、単一のデータセットとして収集されてもよいし、異なる記憶装置等の異なる場所に分散されてもよいし、少なくとも部分的に単なる電気信号としてシステム上又はネットワーク上に存在してもよい。モジュールはパッシブであってもアクティブであってもよく、所望の機能を実行するように動作可能なエージェントを伴ってもよい。

0079

本明細書全体において「一実施形態」又は「ある実施形態」という場合は、実施形態に関連して記載される具体的な特徴、構造又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施形態に包含されることを意味する。よって、「一実施形態において」又は「ある実施形態において」という表現は、本明細書を通して様々な場所に用いられるが、全てが必ずしも同じ実施形態を指すわけではない。

0080

本明細書で用いられるように、複数の項目、構造要素組成要素及び/又は材料が、便宜上共通のリストに示される場合がある。しかしながら、このようなリストは、リストの各要素が別個特有の要素として特定されるようなものとして解釈されるべきではない。したがって、そのようなリストのどの個別の要素も、断りなしに共通の群に示されるという理由のみで、同じリストの他の要素の事実上の均等物であるとは解釈されるべきではない。また、本発明の様々な実施形態及び例は、その様々な構成要素の代替と共に本明細書に記載される場合がある。当然ながら、そのような実施形態、例及び代替は、事実上の互いの均等物として解釈されるものではなく、本発明を個別に自立して表すものと解釈されるものである。

0081

更に、記載の特徴、構造又は特性は、1以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わされてよい。以下に、本発明の実施形態を詳細に理解するために、材料、ファスナー、サイズ、長さ、幅、形状の例等の具体的詳細を多数記載する。しかし、当業者には当然であるように、該具体的詳細のうち1以上を欠いて本発明を実施することができ、或いは、他の方法、構成要素、材料等を追加して本発明を実行することができる。また、本発明の態様が分かりにくくなるのを避けるために、周知の構造、材料又は動作は詳細に示されていない。

0082

上述の例は、本発明の原理を1以上の具体的な適用例で説明したものであるが、当業者には当然であるように、発明能力を発揮しなくとも、本発明の原理及び概念から逸脱することなく、実装の形態、利用及び詳細に関して多数の変更を行うことができる。したがって、以下の特許請求範囲に記載される場合を除いて、本発明は限定されるものではない。

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