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技術 脊髄の圧迫及び牽引のための器具及び方法

出願人 アルファテックスパイン,インコーポレイテッド
発明者 グリースン,ギャレットペリー,トーマスメイヤー,ネイサンパリーク,アナンドハットン,クラーク
出願日 2013年4月16日 (5年8ヶ月経過) 出願番号 2015-507120
公開日 2015年5月28日 (3年7ヶ月経過) 公開番号 2015-515346
状態 特許登録済
技術分野 手術用機器
主要キーワード 交差孔 ロックキャップ ロック開口 回転防止ピン ネジ立て 解除バネ 位置決め開口 中空柱
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (20)

課題・解決手段

骨セグメント圧迫及び牽引のための整形外科器具は、第1の受け入れ部と、第2の受け入れ部と、位置決め部材と、ガイド部材とを含む。第1の受け入れ部は、第1のネジエクステンダーを受け入れる第1の受け入れ部開口部を含む。第2の受け入れ部は、第2のネジエクステンダーを受け入れる第2のエクステンダー開口部を含む。位置決め部材は、圧迫及び牽引力のうちの1つをネジエクステンダー上に印加するために第2の受け入れ部を第1の受け入れ部に対して平行移動させる。位置決め部材に対して平行なガイド部材は、第2の受け入れ部を第1の受け入れ部に対してガイドする。

概要

背景

脊柱は、脊椎骨と呼ばれる複数の骨格から形成された柔軟性のある円柱である。脊椎骨は、中空であり、且つ互いに積み重なり、頭蓋及び体幹を支持するための強固な中空柱を形成する。脊柱の中空コアは、脊髄の神経を収容し、保護する。個別の脊椎骨は、関節突起(articular processes)及び椎間体、線維軟骨体(intervertebral, fibrocartilaginous bodies)によって互いに繋がる。脊髄の様々な障害は、脊柱の位置がずれる、脊柱が曲がる、及び/又は脊柱がねじれることを引き起こすかもしれないし、又は、破損された脊椎骨及び/又は圧迫された脊椎骨をもたらすかもしれない。これらの脊髄の障害を外科的に矯正することが、多くの場合必要である。

脊柱は、7つの頚部(首部)脊椎骨と、12の胸部)脊椎骨と、5つの腰部)脊椎骨と、股関節部(hip region)を形成するのを支援する仙骨及び尾骨に融合された脊椎骨とを含む。これらの部位の中で個々の脊椎骨の形状は異なるが、各々は、脊髄として知られている神経の束(bundle of nerves)を含む本質的に短い中空軸線である。腕部又は脚部などに対してメッセージを届けたりする個々の神経は、脊椎骨間の隙間を通じて脊髄を出入りする。

椎間板は、脊柱を緩和し、個々の骨格が互いに接触するのを阻止する、緩衝器として機能する。椎間板は、また、脊椎骨を支えることも支援する。上部体の重みは、脊柱を通じて股関節部及び脚部に対して伝送される。脊柱は、脊椎骨に付着された背部筋肉の働きを通じて直立に保たれる。正常な脊柱には、横方向の湾曲はないが、緩やかな「S」形状を引き起こす、前後方向の湾曲がある。脊柱側弯症神経筋疾患脳性麻ひ、又は他の障害による適切な整形及び/又は湾曲が存在しなければ、脊柱を真っすぐにするか、又は適切な湾曲に調節することが必要かもしれない。

概して、適正な湾曲は、脊椎骨をその適正な位置に操りネジ及びロッド剛性システムにより位置を確実にすることによって、取得される。ネジは、骨アンカーとして機能する脊椎骨のペディクルの中に挿入されてもよく、ロッドは、ネジのヘッドの中に挿入されてもよい。2つのロッドは、脊柱に対して充分に平行に延びて、所望の形状及び湾曲に脊柱を固定してもよい。従って、適正な脊柱湾曲を模倣するように成形されるロッドは、脊柱を適切な整列位置に押し進める。骨移植片は、その後、脊椎骨の間に配置され、正しく整列された脊柱を形成するために個々の脊椎骨の相互に融合を支援する。

概要

骨セグメントの圧迫及び牽引のための整形外科器具は、第1の受け入れ部と、第2の受け入れ部と、位置決め部材と、ガイド部材とを含む。第1の受け入れ部は、第1のネジエクステンダーを受け入れる第1の受け入れ部開口部を含む。第2の受け入れ部は、第2のネジエクステンダーを受け入れる第2のエクステンダー開口部を含む。位置決め部材は、圧迫及び牽引力のうちの1つをネジエクステンダー上に印加するために第2の受け入れ部を第1の受け入れ部に対して平行移動させる。位置決め部材に対して平行なガイド部材は、第2の受け入れ部を第1の受け入れ部に対してガイドする。

目的

脊柱に対して力を印加するための既存の装置が存在するが、外科医の効率を向上させ、このような力の印加に際して外科医に追加オプションを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

骨セグメント圧迫及び牽引のための整形外科器具であって、第1のネジエクステンダー受け入れる第1の受け入れ部開口部を含む第1の受け入れ部と、第2のネジエクステンダーを受け入れる第2のエクステンダー開口部を含む第2の受け入れ部と、前記ネジエクステンダー上の圧迫力及び牽引力のうちの1つを印加するために前記第2の受け入れ部を前記第1の受け入れ部に対して平行移動させる位置決め部材と、前記第2の受け入れ部を前記第1の受け入れ部に対してガイドする、前記位置決め部材に対して平行なガイド部材とを備える器具

請求項2

前記第1の受け入れ部及び前記第2の受け入れ部のうちの少なくとも1つは、前記第1のネジエクステンダー及び前記第2のネジエクステンダーのうちの1つを受け入れて、回転可能構成における固定部分に対して回転させる回転可能部分を含み、ロック構成における前記固定部分に対してロックする請求項1に記載の器具。

請求項3

前記ロック構成における前記固定部分により前記回転可能部分をロックし、前記回転可能構成における前記固定部分から前記回転可能部分のロックを解除するロック部材を更に備える請求項2に記載の器具。

請求項4

前記第1の受け入れ部及び前記第2の受け入れ部のうちの少なくとも1つは、前記位置決め部材に沿って自由にスライドするための解除構成と、前記位置決め部材とのネジ係合のための係合構成とを含む請求項1に記載の器具。

請求項5

前記解除構成における前記位置決め部材の雄ネジから前記少なくとも1つの受け入れ部の雌ネジを外し、前記係合構成における前記雄ネジと前記雌ネジを係合する解除部材を更に備える請求項4に記載の器具。

請求項6

ネジエクステンダーを用いる脊椎骨の圧迫及び牽引のための器具であって、第1の位置決め開口部と第1のガイド開口部とを有する固定部分を含む第1の受け入れ部と、第1のネジエクステンダーに取り付けるための第1の受け入れ部開口部を有する回転可能部分と、第2の位置決め開口部と、第2のガイド開口部と、第2のエクステンダーに取り付けるための第2の受け入れ部開口部とを含む第2の受け入れ部と、前記第1の受け入れ部及び前記第2の受け入れ部のうちの一方を前記第1の受け入れ部及び前記第2の受け入れ部のうちの他方に対して平行移動させる位置決め部材と、前記第1の受け入れ部及び前記第2の受け入れ部のうちの他方に対して、前記第1の受け入れ部及び前記第2の受け入れ部のうちの一方の平行移動をガイドするガイド部材とを備える器具。

請求項7

前記位置決め部材は、ネジ部分を有するシャフトを含み、前記ガイド部材は、前記位置決め部材に対して実質的に平行である請求項6に記載の器具。

請求項8

前記回転可能部分は、回転可能構成における前記固定部分に対して回転可能であり、固定構成における前記固定部分に対して回転自在に固定される請求項6に記載の器具。

請求項9

前記回転可能構成における前記固定部分から前記回転可能部分を外し、前記固定構成における前記固定部分に前記回転可能部分を係合するロック部材を更に備える請求項8に記載の器具。

請求項10

前記ロック部材は、前記固定部分の第1のロック開口部を通じて延びるロックシャフトを含み、中心的に前記回転可能部分の第2のロック開口部の内部の第2の端部の第1の端部のレバーアーム及びロックキャップに中心的に連結する請求項9に記載の器具。

請求項11

前記固定部分は、前記回転可能部分の第2の面上の第2の複数の突出部に嵌合する第1の複数の突出部を有する第1の面を含む請求項6に記載の器具。

請求項12

前記解除部材が解除構成内にあり、係合構成における位置決め部材に沿ってネジ込み式に移動する場合、前記第2の受け入れ部は、前記位置決め部材及び前記ガイド部材に沿って自由にスライドする請求項6に記載の器具。

請求項13

前記解除構成における前記位置決め部材から前記第2の受け入れ部を外し、前記係合構成における前記位置決め部材に前記第2の受け入れ部を係合する解除部材を更に備える請求項12に記載の器具。

請求項14

前記解除部材は、部分的に前記第2の受け入れ部の解除開口部を通じてスライド自在に延び、且つ解除ボタンと、前記係合構成の中に前記解除部材を付勢する付勢バネとに連結されたネジ込み式のスリーブを含むことを特徴とする請求項13に記載の器具。

請求項15

ネジエクステンダーを用いる脊椎骨の圧迫及び牽引のための器具であって、平行移動可能部分と、第1のネジエクステンダーを受け入れるように構成された第1のエクステンダー開口部を有する第1の回転可能部分とを含む平行移動可能な受け入れ部と、前記平行移動不能部分と、第2のネジエクステンダーを受け入れるように構成された第2のエクステンダー開口部を有する第2の回転可能部分とを含む平行移動不能な受け入れ部と、前記平行移動不能部分に連結された第1の端部と、前記平行移動可能部分にスライド自在に連結された第2の端部とを含むガイド部材と、前記平行移動不能部分に回転自在に連結された第1の端部と、前記平行移動可能部分にねじ式に連結された第2の端部とを含む位置決め部材と、ロック構成における前記ガイド部材に対して第1の所定角度及び第2の所定角度にて前記第1の回転可能部分及び前記第2の回転可能部分をロックし、ロック解除構成における前記ガイド部材に対して前記第1の回転可能部分及び前記第2の回転可能部分の回転を可能にする第1のロック部材及び第2のロック部材と、前記位置決め部材に平行移動可能な受け入れ部を連結する解除部材とを備え、前記解除部材は、ネジ部分と、前記平行移動可能部分内部でスライドする非ネジ部分とを有するスリーブと、前記スリーブの前記ネジ部分を係合構成における前記位置決め部材へのネジ係合に付勢し、スライド可能構成に対して移動される場合に前記位置決め部材から前記ネジ部分を外す付勢部材とを含む器具。

技術分野

0001

本発明は、脊髄手術のための外科的方法及び装置に関し、特に、脊柱に対して圧迫力及び/又は牽引力印加するための器具及び方法に関する。

背景技術

0002

脊柱は、脊椎骨と呼ばれる複数の骨格から形成された柔軟性のある円柱である。脊椎骨は、中空であり、且つ互いに積み重なり、頭蓋及び体幹を支持するための強固な中空柱を形成する。脊柱の中空コアは、脊髄の神経を収容し、保護する。個別の脊椎骨は、関節突起(articular processes)及び椎間体、線維軟骨体(intervertebral, fibrocartilaginous bodies)によって互いに繋がる。脊髄の様々な障害は、脊柱の位置がずれる、脊柱が曲がる、及び/又は脊柱がねじれることを引き起こすかもしれないし、又は、破損された脊椎骨及び/又は圧迫された脊椎骨をもたらすかもしれない。これらの脊髄の障害を外科的に矯正することが、多くの場合必要である。

0003

脊柱は、7つの頚部(首部)脊椎骨と、12の胸部)脊椎骨と、5つの腰部)脊椎骨と、股関節部(hip region)を形成するのを支援する仙骨及び尾骨に融合された脊椎骨とを含む。これらの部位の中で個々の脊椎骨の形状は異なるが、各々は、脊髄として知られている神経の束(bundle of nerves)を含む本質的に短い中空軸線である。腕部又は脚部などに対してメッセージを届けたりする個々の神経は、脊椎骨間の隙間を通じて脊髄を出入りする。

0004

椎間板は、脊柱を緩和し、個々の骨格が互いに接触するのを阻止する、緩衝器として機能する。椎間板は、また、脊椎骨を支えることも支援する。上部体の重みは、脊柱を通じて股関節部及び脚部に対して伝送される。脊柱は、脊椎骨に付着された背部筋肉の働きを通じて直立に保たれる。正常な脊柱には、横方向の湾曲はないが、緩やかな「S」形状を引き起こす、前後方向の湾曲がある。脊柱側弯症神経筋疾患脳性麻ひ、又は他の障害による適切な整形及び/又は湾曲が存在しなければ、脊柱を真っすぐにするか、又は適切な湾曲に調節することが必要かもしれない。

0005

概して、適正な湾曲は、脊椎骨をその適正な位置に操りネジ及びロッド剛性システムにより位置を確実にすることによって、取得される。ネジは、骨アンカーとして機能する脊椎骨のペディクルの中に挿入されてもよく、ロッドは、ネジのヘッドの中に挿入されてもよい。2つのロッドは、脊柱に対して充分に平行に延びて、所望の形状及び湾曲に脊柱を固定してもよい。従って、適正な脊柱湾曲を模倣するように成形されるロッドは、脊柱を適切な整列位置に押し進める。骨移植片は、その後、脊椎骨の間に配置され、正しく整列された脊柱を形成するために個々の脊椎骨の相互に融合を支援する。

発明が解決しようとする課題

0006

例えば、脊柱側弯症の矯正、神経根減圧椎体間融合、円背修復、及び他の脊髄の欠陥又は外傷治療などの多くの脊髄の外科的手順において、欠陥のある部位の圧迫及び/又は牽引による力を供給することが望ましい、もしくは必要である。脊柱に対して力を印加するための既存の装置が存在するが、外科医の効率を向上させ、このような力の印加に際して外科医に追加オプションを提供する装置及び方法に対する必要性が残存する。本発明は、とりわけ、これらの必要性を満たすことを対象にする。

課題を解決するための手段

0007

骨セグメントの圧迫及び牽引のための整形外科器具は、第1の受け入れ部(first receiver)と、第2の受け入れ部(second receiver)と、位置決め部材(positioner member)と、ガイド部材(guide member)とを含む。第1の受け入れ部は、第1のネジエクステンダーを受け入れる第1の受け入れ部開口部を含む。第2の受け入れ部は、第2のネジエクステンダーを受け入れる第2のエクステンダー開口部を含む。位置決め部材は、圧迫力及び牽引力のうちの1つをネジエクステンダー上に印加するために第2の受け入れ部を第1の受け入れ部に対して平行移動させる。位置決め部材に対して平行なガイド部材は、第2の受け入れ部を第1の受け入れ部に対してガイドする。

0008

他の特徴において、第1の受け入れ部及び第2の受け入れ部の少なくとも1つは、第1のネジエクステンダー及び第2のネジエクステンダーの1つを受け入れて、回転可能構成における固定部分に対して回転させる回転可能部分を含み、ロック構成における固定部分に対してロックする。ロック部材は、ロック構成における固定部分により回転可能部分をロックし、回転可能構成における固定部分から回転可能部分のロックを解除する。第1の受け入れ部及び第2の受け入れ部のうちの少なくとも1つは、位置決め部材に沿って自由にスライドするための解除構成と、位置決め部材とのネジ係合のための係合構成とを含む。解除部材は、解除構成における位置決め部材の雄ネジから少なくとも1つの受け入れ部の雌ネジを外し、係合構成における雄ネジと雌ネジを係合する。

0009

ネジエクステンダーを用いる脊椎骨の圧迫及び牽引のための器具は、第1の受け入れ部と、第2の受け入れ部と、位置決め部材と、ガイド部材とを含む。第1の受け入れ部は、第1の位置決め開口部及び第1のガイド開口部を有する固定部分と、第1のネジエクステンダーに対する取り付けのための第1の受け入れ部開口部を有する回転可能部分とを含む。第2の受け入れ部は、第2の位置決め開口部と、第2のガイド開口部と、第2のエクステンダーに対する取り付けのための第2の受け入れ部開口部とを含む。位置決め部材は、第1の受け入れ部及び第2の受け入れ部のうちの一方を第1の受け入れ部及び第2の受け入れ部のうちの他方に対して平行移動させる。ガイド部材は、第1の受け入れ部及び第2の受け入れ部のうちの他方に対して、第1の受け入れ部及び第2の受け入れ部のうちの一方の平行移動をガイドする。

0010

他の特徴において、位置決め部材は、ねじ部を有するシャフトを含み、ガイド部材は、位置決め部材に対して実質的に平行である。回転可能部分は、回転可能構成における固定部分に対して回転可能であり、固定構成における固定部分に対して回転自在に固定される。ロック部材は、回転可能構成における固定部分から回転可能部分を外し、固定構成における固定部分に回転可能部分を係合する。ロック部材は、固定部分の第1のロック開口部を通じて延びるロックシャフトを含み、回転可能部分の第2のロック開口部の内部の第1の端部のレバーアーム及び第2の端部のロックキャップに中心的に連結する。固定部分は、回転可能部分の第2の面上の第2の複数の突出部に嵌合する第1の複数の突出部を有する第1の面を含む。

0011

更に別の特徴において、解除部材が解除構成内にあり、且つ係合構成における位置決め部材に沿ってネジ込み式に移動する場合、第2の受け入れ部は、位置決め部材及びガイド部材に沿って自由にスライドする。解除部材は、解除構成における位置決め部材から第2の受け入れ部を外し、係合構成における位置決め部材に第2の受け入れ部を係合する。解除部材は、第2の受け入れ部の解除開口部を通じてスライド自在に延び、解除ボタンと、係合構成の中に解除部材を付勢する付勢バネとに連結された部分的にネジ込み式のスリーブを含む。

0012

ネジエクステンダーを用いる脊椎骨の圧迫及び牽引のための器具は、平行移動可能な受け入れ部と、平行移動不能な受け入れ部と、ガイド部材と、位置決め部材と、第1のロック部材及び第2のロック部材と、解除部材とを含む。平行移動可能な受け入れ部は、平行移動可能部分と、第1のネジエクステンダーを受け入れるように構成された第1のエクステンダー開口部を有する第1の回転可能部分を含む。平行移動不能な受け入れ部は、平行移動不能部分と、第2のネジエクステンダーを受け入れるように構成された第2のエクステンダー開口部を有する第2の回転可能部分とを含む。

0013

ガイド部材は、平行移動不能部分に連結された第1の端部と、平行移動可能部分にスライド自在に連結された第2の端部とを含む。位置決め部材は、平行移動不能部分に回転自在に連結された第1の端部と、平行移動可能部分にねじ式に連結された第2の端部とを含む。第1のロック部材及び第2のロック部材は、ロック構成におけるガイド部材に対して第1の所定角度及び第2の所定角度にて第1の回転可能部分及び第2の回転可能部分をロックし、ロック解除構成におけるガイド部材に対して第1の回転可能部分及び第2の回転可能部分の回転を可能にする。

0014

解除部材は、平行移動可能な受け入れ部を位置決め部材に連結する。解除部材は、スリーブと付勢部材とを含む。スリーブは、ネジ部分と、平行移動可能部分内部でスライドする非ネジ部分とを含む。付勢部材は、スリーブのネジ部分を係合構成における位置決め部材へのネジ係合に付勢し、スライド可能構成に対して移動される場合に位置決め部材からネジ部分を外す。

図面の簡単な説明

0015

取り付けられたネジエクステンダーを含む脊柱の一部分の斜視図である。
本開示の原理による図1のネジエクステンダーを用いた、脊柱の圧迫及び牽引のための好ましい器具の斜視図である。
本開示の原理による器具の斜視図である。
本開示の原理による器具の正面図である。
本開示の原理による器具の平面図である。
本開示の原理による器具の分解斜視図である。
本開示の原理による器具の分解斜視図である。
本開示の原理による、面VIIIの中を見た図4の器具の断面図である。
本開示の原理による図4の器具の面IXの中を見た断面図である。
本開示の原理による図5の器具の面Xの中を見た断面図である。
本開示の原理による器具の側面図である。
本開示の原理による図11の器具の面XIIの中を見た部分的断面図である。
本開示の原理による器具の側面図である。
本開示の原理による図13の器具の面XIVの中を見た部分的断面図である。
本開示の原理による器具の部分的正面図である。
本開示の原理による器具の一部分の側面図である。
本開示の原理による器具の別の部分を係合する図16の器具の一部分の面XVIIの中を見た部分的断面図である。
本開示の原理による器具の一部分の側面図である。
本開示の原理による器具の別の部分を係合する図18の器具の一部分の面XIXの中を見た部分的断面図である。
本開示の原理による別の好ましい器具の斜視図である。
本開示の原理による図20の器具の正面図である。
本開示の原理による図20の器具の平面図である。
本開示の原理による図21の器具の面XXIIIの中を見た断面図である。
本開示の原理による図21の器具の面XXIVの中を見た断面図である。
本開示の原理による図22の器具の面XXVの中を見た断面図である。
本開示の原理による、第1の回転可能部分を有する平行移動不能な受け入れ部と、第2の回転可能部分を有する平行移動可能な受け入れ部とを含む器具を示す。
本開示の原理による、第1の回転可能部分を有する平行移動不能な受け入れ部と、第2の回転可能部分を有する平行移動可能な受け入れ部とを含む器具を示す。
本開示の原理による、第1の回転可能部分を有する平行移動不能な受け入れ部と、第2の回転可能部分を有する平行移動可能な受け入れ部とを含む器具を示す。
本開示の原理による、第1の回転可能部分を有する平行移動不能な受け入れ部と、第2の回転可能部分を有する平行移動可能な受け入れ部とを含む器具を示す。

実施例

0016

本発明の実施形態を、今から図面を参照しながら以下に記載する。ここで、同様の符号は、図面全体にわたって同様の部品を表わす。本明細書において示される説明で用いられる専門用語は、本発明の一部の特定の実施形態の詳細な説明と共に利用されるだけであるため、あらゆる制限や限定的方法で理解されるようには意図してない。更に、本発明の実施形態は、いくつかの新規性を有する機構を含み得るが、その特徴の1つのみが、望ましい特質関与する訳ではないし、本明細書に記載の本発明の実施にとって必要不可欠のものでもない。近位及び遠位の用語は、本明細書に記載の器具の構成要素の特定の端部を示すために用いられる。近位端部は、器具が用いられる際に器具のオペレータに比較的近い器具の端部を表す。遠位端部は、オペレータから離れ、且つ患者及び/又はインプラントの外科的な領域に向かって延びる、構成要素の端部を表す。

0017

図1は、第1の脊椎V1と第2の脊椎V2とを含む脊柱10の一部分の斜視図を示す。図示された部分は、脊柱10の腰椎及び仙骨部を含むが、本開示の発明は、脊柱の頚部及び胸部を含む他の部位に用いられてもよい。ネジは、低侵襲性手術を通じて第1の脊椎骨V1及び第2の脊椎骨V2の中へ挿入されてもよい。例えば、ネジは、脊椎骨のペディクルの中へ挿入されてもよい。続いて、追加的器具は、適切な整列位置に脊椎骨を操作し、変形を低減し、脊椎骨を圧迫又は牽引するために挿入されてもよい。

0018

図1を続けると、第1のネジエクステンダー20は、第1の脊椎V1の中に挿入された第1のネジ(図示せず)に取り付けられてもよい。第2のネジエクステンダー30は、第2の脊椎V2の中に挿入された第2のネジ(図示せず)に取り付けられてもよい。遠位端部において、エクステンダー20、30は、ネジの一部分に取り付けるように構成された、弾力的に柔軟性のあるタブ22、32などの様々な機構を含んでもよい。ネジエクステンダー20、30は、ネジに取り付けるために必要な任意のタイプの取り付け機構を含んでもよい。それらの近位端部において、エクステンダー20、30は、器具に取り付けるように構成された、タブ24、34などの様々な機構を含んでもよい。

0019

説明の容易さのために、ネジエクステンダー20、30は、第2の脊椎V2に対して第1の脊椎V1を回転させて位置決めするために用いられてもよい。ネジエクステンダー20、30は本開示の器具を含む、各種装置の取り付けを可能にするために、手術部位の外部に延びてもよい。ネジエクステンダー20、30は、止めネジ及びネジドライバーの挿入用のカニューレを含んでもよい。ネジの他の延長部材又は細長い部分も想定される。例えば、様々な延長チューブ又は細長部材を含む、減捻又は低減器具(derotation or reduction instruments)は、また、ネジに連結し、手術部位から近位に延びてもよい。ネジ及びネジエクステンダーの好ましいシステムは、米国特許出願公開第2009/0171391号明細書及び米国特許出願公開第2010/0036443号明細書において見出すことができる。

0020

図2は、本開示の原理による、脊柱10の脊椎骨V1、V2の圧迫及び牽引のための好ましい器具100の斜視図を示す。器具100は、第1の受け入れ部102と、第2の受け入れ部104と、位置決め部材106とを含む。第1の受け入れ部102は、第1のエクステンダー20に取り付けてもよいし、第2の受け入れ部104は、図1の第2のエクステンダー30に取り付けてもよい。エクステンダー20、30は、器具100に取り付けられた場合に回転又は平行移動を制限する様々な機構を含んでもよい。例えば、図1に図示されるように、タブ24、34は、本明細書に記載の受け入れ部102、104の機構に係合してもよい。位置決め部材106は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104のうちの少なくとも1つを位置決めしてもよい。例えば、位置決め部材106は、第2の受け入れ部104を第1の受け入れ部102に対して平行移動させてもよい。ガイド部材108は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104のうちの少なくとも1つの動きをガイドしてもよい。例えば、ガイド部材108は、位置決め部材106に対して平行に、且つ第1の受け入れ部102に対してその動きをガイドする第2の受け入れ部104を通じて、延びてもよい。第1の受け入れ部102は、固定部分110と回転可能部分112とを更に含んでもよい。回転可能部分112は、固定部分110に対する様々な角度で回転又は旋回してもよい。

0021

図3図7は、脊椎骨V1、V2上に適切な圧迫力及び牽引力を提供する位置決め及び角形成だけでなく、エクステンダー20、30の取り付けのために更に高い可撓性を提供する器具100の追加的機構を示す。回転可能部分112は、第1のエクステンダー20を受け入れるための第1の延長部材開口部114を含んでもよい。第2の受け入れ部104は、第2のエクステンダー30を受け入れるための第2の延長部材開口部116を含んでもよい。固定部分110及び第2の受け入れ部104は、位置決め部材106とガイド部材108とを受け入れてもよい。位置決め部材106は、位置決め部材106の縦軸線に沿った第1の方向に、第1の受け入れ部102に対する第2の受け入れ部104の位置決めをする。ガイド部材108は、第2の受け入れ部104をガイドし、第2の受け入れ部104の位置決めをするために回転させる際に位置決め部材106のまわりの回転を阻止する。

0022

位置決め部材106は、第1の受け入れ部102を通じて延びて、調整器122又はノブにおいて終端となる第1の端部120を有する第1のシャフト118を含んでもよい。第1の端部120は、第1の受け入れ部102の内部で自由に回転してもよい。調整器122は、位置決め部材106を回転させるために用いられてもよい。調整器122は、ロックピンによって第1の端部120に固定されてもよい。シャフト118は、第2の受け入れ部104内部の機構に係合するネジ部分124を含んでもよい。ネジ部分124は、第1の受け入れ部102から離れた第2の受け入れ部104の位置決めをする第1の方向と、第1の受け入れ部102に向かって第2の受け入れ部104の位置決めをする第2の反対方向とに回転してもよい。位置決め部材106の第2の端部126は、端部カプラ128に連結してもよい。第2の端部126は、端部カプラ128内部で自由に回転してもよい。

0023

ガイド部材108は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104を通じて延びて、第2の受け入れ部104の動きをガイドする。ガイド部材108は、第1の受け入れ部102によって受け入れられた第1の端部132を有する第2のシャフト130を含んでもよい。第2のシャフト130は、実質的に平滑な円筒面を含んでもよい。第1の端部132は、ロックピンによって第1の受け入れ部102内部に固定されてもよい。ガイド部材108は、第1の受け入れ部102から離れて、且つ位置決め部材106に対して実質的に平行な第2の受け入れ部104を通じて、延びる。第2のシャフト130の第2の端部134は、端部カプラ128に連結してもよい。第2の端部134は、端部カプラ128によって固定されてもよい。シャフト130は、第1の受け入れ部102と第2の受け入れ部104との間の距離を示すマーキングを含んでもよい。

0024

器具100は、エクステンダー20、30に対して迅速に取り付け、且つエクステンダー20、30から迅速に取り外すための取り付け機構を含んでもよい。例えば、図5に図示するように、半径方向タブ136は、開口部114、116の側壁から半径方向に延びてもよい。半径方向タブ136は、第1のエクステンダー20及び第2のエクステンダー30の近位端部の近位に延びるタブ24、34を係合するように構成されてもよい。各開口部は、複数の半径方向タブ136を含んでもよい。例えば、半径方向タブ136は、開口部114、116の周囲で、約90度の間隔にて整列してもよい。タブ136は、開口部114、116内部のエクステンダー20、30の回転を制限してもよい。

0025

図6及び図7は、第1の受け入れ部102の回転位置決めを可能にする機構の様々な例を図示する、器具100の分解組立図である。例えば、第1の受け入れ部102は、回転可能部分112と固定部分110とを含む。ロック部材138は、固定部分110と回転可能部分112とを結合してもよい。ロック部材138は、ロックアーム140とロックシャフト142とを含んでもよい。ロックシャフト142は、第1の受け入れ部102の固定部分110及び回転可能部分112を通じて延びてもよい。ロックピン144は、ロックシャフト142にロックアーム140を中心的に連結してもよい。ロックアーム140は、ロックピン144のまわりで旋回するときに固定部分110を係合してもよい。ロックピン144は、ロックアーム140のベース部にて中心から外れて配置されてもよい。例えば、ロックアーム140が回転するとき、ロックピン144は、固定部分110に向かって、又は固定部分110から離れて平行移動され、それにより、固定部分110内部に取り付けられるロックシャフト142を移動させてもよい。

0026

更に図8を参照すると、ロックシャフト142の第1の端部146は、固定部分110における第1のロック開口部148と回転可能部分112における第2のロック開口部150とを通じて延びてもよい。ロックシャフト142の第1の端部146は、その中でスライディング係合を可能にするために第1のロック開口部148及び第2のロック開口部150の径以下の径を含んでもよい。ロックシャフト142の第2の端部152は、第2のロック開口部150の外側に延びて、ロックキャップ154において終端となってもよい。ロックキャップ154は、ロックシャフト142の第2の端部142が第1のロック開口部144及び第2のロック開口部146を通り抜けるのを防止するために、第1のロック開口部144及び第2のロック開口部146の径より大きい径を含んでもよい。回転可能部分112は、ロックシャフト142のまわりで回転してもよい。

0027

ロックアーム140は、ロック部材138を作動させ、且つ固定部分110に対して回転可能部分112の位置決めをするために用いられてもよい。例えば、ロック部材138は、図11及び図12に図示したロック構成と、図13及び図14に図示した固定部分110と有する回転可能構成との間の回転可能部分112を位置決めしてもよい。固定部分110は、回転可能部分112の第2の面158に嵌合する第1の面156を含んでもよい。図6において、第1の面156は、回転可能部分112に向かって延びる第1のセットの突出部160を含む。図7において、第2の面158は、固定部分110に向かって延びる第2のセットの突出部162を含む。第1のセットの突出部160及び第2のセットの突出部162は、それぞれ、第1のロック開口部148及び第2のロック開口部150から放射状に延びてもよい。スプリングなどの付勢装置164は、固定部分110から離れた回転可能部分112を付勢してもよい。

0028

図11及び図12において、ロック部材138は、ロック構成における固定部分110及び回転可能部分112の位置決めをする。ロックアーム140は、ロックシャフト142を第1の方向165に引っ張る力を印加する。ロックシャフト142は、第2のロック開口部150内部のロックキャップ154を引っ張る。第2のロック開口部150より大きい径を有するロックキャップ154は、第2のロック開口部150を通り抜けなくてもよい。固定部分110に向かって回転可能部分112を引くために、ロックキャップ154は、従って、回転可能部分112に対して力を伝送する。それにより、固定部分110は、回転可能部分112を係合する。第1のセットの突出部160は、固定部分110に対する回転可能部分112の回転を防止するために、第2のセットの突出部162を係合する。図13及び図14において、ロック部材138は、回転可能構成における固定部分110及び回転可能部分112の位置決めをする。ロックアーム140は、回転して、ロックシャフト142上の力を低減する。付勢バネ164は、第2の方向167に固定部分110から離れる回転可能部分112を付勢してもよい。第1のセットの突出部160は、固定部分110に対する回転可能部分112の回転を可能にするために第2のセットの突出部162を切り離す

0029

ここで図15を参照すると、第1の受け入れ部102は、第2の受け入れ部104に対する様々な角度で位置決めしてもよい。例えば、ロック部材138は、回転可能構成における回転可能部分112及び固定部分110を位置決めしてもよい。その後、外科医は、ロックシャフト142のまわりの回転可能部分112を回転させてもよい。図15において、第1の延長部開口部114の縦軸線169は、第2の延長部開口部116の縦軸線171に対する角度Aを含んでもよい。角度Aは、矢印173によって図示されるように回転可能部分112を回転させ、且つ矢印175によって図示されるように第2の受け入れ部104を平行移動させることによって調節されてもよい。

0030

図6及び図7を続けて、器具100の分解組立図は、第1の受け入れ部102に対する第2の受け入れ部104の平行移動の位置決めを容易にする機構の様々な例を図示する。例えば、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104は、位置決め部材106及びガイド部材108を受け入れるための様々な開口部及び/又は孔を含む。

0031

ここで更に図8及び図10の断面図を参照すると、第1の位置決め開口部166は、第1の受け入れ部102の固定部分110を通じて延びる。第1の位置決め開口部166は、第1のロック開口部148に対して横方向に延びてもよい。第1の位置決め開口部166は、第1のロック開口部148から遠位に配置されてもよい。第1の位置決め開口部166は、位置決め部材106の第1の端部120を受け入れてもよい。第1の端部120は、第1の位置決め開口部166内部で自由に回転する平滑で且つ円筒状の外側面を含んでもよい。第1の端部120は、着脱可能なピン168を介して調整器122に連結する第1の位置決め開口部166の外側に延びてもよい。シャフト118上の保持部材170は、図12及び図14に図示するように第1のロック開口部148の反対側端部の内部の位置決め部材106の第1の端部120を保持してもよい。例えば、クリップ又はガイドホイールは、第1の位置決め開口部166の拡大部分172内部で回転してもよい。

0032

第1のガイド開口部174は、第1の受け入れ部102の固定部分の中へ延びる。第1のガイド開口部174は、第1のロック開口部148に対して横方向に、且つ第1の位置決め開口部166に対して平行に延びてもよい。第1のガイド開口部174は、第1のロック開口部148の近くに配置されてもよい。第1のガイド開口部174は、ガイド部材108の第1の端部132を受け入れてもよい。第1の端部132は、第1のガイド開口部174内部で自由に回転する平滑で且つ円筒状の外側面を含んでもよい。他の例において、回転防止ピン176は、回転を防止するためにガイド部材108をロックしてもよい。第1の端部132は、第1の受け入れ部の固定部分110の内部でピン176によってロックされてもよい。

0033

同様に、第2の位置決め開口部178は、第2の受け入れ部104を通じて延びる。第2の位置決め開口部178は、位置決め部材106のネジ部分124を受け入れてもよい。位置決め部材106の第2の端部126は、第2の位置決め開口部178の外側に延びてもよい。第2の端部126は、端部カプラ128内部で自由に回転する平滑で且つ円筒状の外側面を含んでもよい。第2の受け入れ部104は、図9の断面図に詳細に図示した位置決め部材106を解除可能に係合するための解除部材180をさらに含む。

0034

解除部材180は、スリーブ182と解除アクチュエータ184とを含んでもよい。スリーブ182は、位置決め部材106のネジ部分124を受け入れるスルーホール186を含んでもよい。スルーホール186は、2つの個別の交差孔から形成されてもよい。第1の孔は、ネジ立てをされてもよく、第2の孔は、平滑であってもよい。例えば、スルーホール186は、ネジ部分188と非ネジ部分190とを含んでもよい。ネジ部分188及び非ネジ部分190は、スルーホール182の反対側上に配置されてもよい。解除部材180は、第2の受け入れ部104内部の解除開口部192内部でスライドしてもよい。解除開口部192は、第2の位置決め開口部178と連通してもよい。解除開口部192は、第2の位置決め開口部に対して横方向に延びてもよい。解除開口部192の内部の解除バネ194は、解除部材180を付勢してもよい。解除バネ194は、解除アクチュエータ184と、解除開口部192の狭窄部分196又は内部隆起部とを係合してもよい。位置決め部材106の経路を通過するのを可能にするために、スルーホール186は、第2の位置決め開口部178に整列させてもよい。

0035

第2のガイド開口部198は、第2の受け入れ部104を通り抜ける。第2のガイド開口部198は、解除開口部192に対して横方向に、且つ第2の位置決め開口部178に対して平行に延びてもよい。第2のガイド開口部198は、解除開口部192の近くに配置されてもよい。第1のガイド開口部174は、ガイド部材108の第2の端部134を受け入れてもよい。第2の端部134は、第2のガイド開口部198内部で自由に回転する平滑で且つ円筒状の外側面を含んでもよい。第2の端部134は、端部カプラ128に連結してもよい。

0036

図16図19は、係合構成と解除構成との間の解除部材180の作動を示す。図16及び図17において、解除アクチュエータ184は、係合構成における位置決め部材106のネジ部分124にネジ部分188を係合するために、スリーブ182を位置決めしてもよい。解除バネ194は、スリーブ182を係合に付勢してもよい。係合されたネジ部分124及び188により、位置決め部材106を回転させると、ネジ部分124の長さ方向に沿って第2の受け入れ部104を平行移動させる。外科医は、位置決め部材106を回転させることによって、図1及び図2に記載のような取り付けられたネジエクステンダー20、30上に圧迫力及び牽引力を更に印加してもよい。外科医がインクリメンタルな調節を実行するとともに、ネジ係合は、第2の受け入れ部104の位置を維持する。

0037

いくつかの状況において、外科医は、位置決め部材106を回転させることによって、第2の受け入れ部104をより迅速に位置決めすることを好んでもよい。例えば、ネジエクステンダー20、30に器具100を取り付ける前に、第2の受け入れ部104は、ネジエクステンダー20、30に取り付ける第1の受け入れ部102に接近し過ぎているかもしれないし、又は離れ過ぎているかもしれない。迅速にネジ部分124の長さ方向に沿って第2の受け入れ部104を移動させるために、解除部材180は、解除構成の中に位置決めされてもよい。図18及び図19において、解除アクチュエータ184は、解除構成における位置決め部材106のネジ部分124からネジ部分188を外すスリーブ182の位置決めをするために押し下げられてもよい。非ネジ部分190は、位置決め部材106のネジ部分124を更に係合してもよい。スリーブ182が解除開口部192の中に前進するにつれて、解除バネ194は、圧縮してもよい。切り離されたネジ部分124、188により、位置決め部材106を回転させても、もはや、ネジ部分124の長さ方向に沿って第2の受け入れ部104を平行移動させない。外科医は、ネジエクステンダー20、30に取り付けるための器具100を迅速に位置決めするために、第2の受け入れ部104を自由に平行移動させてもよい。

0038

図20図25は、本開示の原理による脊柱10の脊椎骨V1、V2の圧迫及び牽引のための別の好ましい器具200を示す。器具200は、同様の符号によって全体にわたって示される図1図19の器具100と同様のいくつかの機構を共有する。例えば、器具200は、脊椎骨V1、V2上に適切な圧迫力及び牽引力を提供するために位置決めするためだけでなく、エクステンダー20、30を取り付けるための第1の受け入れ部202及び第2の受け入れ部204を含む。器具200は、第2の受け入れ部204を第1の受け入れ部202に対して平行移動させてもよい。例えば、器具200は、位置決め部材206とガイド部材208とを含んでもよい。第1の受け入れ部202は、第1のエクステンダー20を受け入れるための第1の延長部材開口部214を含んでもよい。第2の受け入れ部204は、第2のエクステンダー30を受け入れるための第2の延長部材開口部216を含んでもよい。位置決め部材206は、位置決め部材206の縦軸線に沿った第1の方向に、第1の受け入れ部202に対する第2の受け入れ部204の位置決めをする。ガイド部材208は、第2の受け入れ部204をガイドし、第2の受け入れ部204の位置決めをするために回転させる際に位置決め部材206のまわりの回転を阻止する。

0039

位置決め部材206は、第1の受け入れ部202を通じて延び、且つ調整器222又はノブにおいて終端となる第1の端部220を有する第1のシャフト218を含んでもよい。第1の端部220は、第1の受け入れ部202の内部で自由に回転してもよい。調整器222は、位置決め部材206を回転させるために用いられてもよい。調整器222は、ロックピンによって第1の端部220に固定されてもよい。シャフト218は、第2の受け入れ部204内部の機構に係合するネジ部分224を含んでもよい。ネジ部分224は、第1の受け入れ部202から離れた第2の受け入れ部204を位置決めする第1の方向と、第1の受け入れ部202に向かって第2の受け入れ部204を位置決めする第2の反対方向とに回転してもよい。位置決め部材206の第2の端部226は、端部カプラ228に連結してもよい。第2の端部226は、端部カプラ228内部で自由に回転してもよい。

0040

ガイド部材208は、第1の受け入れ部202及び第2の受け入れ部204を通じて延びて、第2の受け入れ部104の動きをガイドする。ガイド部材208は、第1の受け入れ部102によって受け入れられた第1の端部132を有する第2のシャフト130を含んでもよい。第2のシャフト230は、実質的に平滑な円筒面を含んでもよい。第1の端部232は、ロックピンによって第1の受け入れ部202内部に固定されてもよい。ガイド部材208は、第1の受け入れ部202から離れて、且つ位置決め部材206に対して実質的に平行な第2の受け入れ部204を通じて、延びる。第2のシャフト230の第2の端部234は、端部カプラ228に連結してもよい。第2の端部234は、端部カプラ228によって固定されてもよい。シャフト230は、第1の受け入れ部202と第2の受け入れ部204との間の距離を示すマーキングを含んでもよい。

0041

器具200は、エクステンダー20、30に対して迅速に取り付け、且つエクステンダー20、30から迅速に取り外すための取り付け機構を含んでもよい。例えば、図22に図示するように、半径方向タブ236は、開口部214、216の側壁から半径方向に延びてもよい。半径方向タブ236は、第1のエクステンダー20及び第2のエクステンダー30の近位端部の近位に延びるタブ24、34を係合するように構成されてもよい。各開口部は、複数の半径方向タブ236を含んでもよい。例えば、半径方向タブ236は、開口部214、216の周囲で、約90度の間隔にて整列してもよい。タブ236は、開口部214、216内部のエクステンダー20、30の回転を制限してもよい。

0042

ここで図23図25を参照すると、器具200の断面図は、位置決め部材206及びガイド部材208を受け入れるための機構を図示する。第1の受け入れ部202は、第1の位置決め開口部266と第1のガイド開口部274とを含む。第2の受け入れ部204は、第2の位置決め開口部286と第2のガイド開口部298とを含む。第2の位置決め開口部286は、位置決め部材206のネジ部分224に係合するためにねじ切りされてもよい。

0043

ここで図26図29を参照すると、器具100は、図2図5を参照しながら記載されたような、第1の受け入れ部102と、第2の受け入れ部104と、位置決め部材106とを含む。第1の受け入れ部102は、第1のエクステンダー20に取り付けてもよいし、第2の受け入れ部104は、図1の第2のエクステンダー30に取り付けてもよい。エクステンダー20、30は、器具100に取り付けられた場合に回転又は平行移動を制限する様々な機構を含んでもよい。例えば、エクステンダー20、30は、連結ネジ220、230を係合するネジ切りを含んでもよい。位置決め部材106は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104のうちの少なくとも1つの位置決めをしてもよい。例えば、位置決め部材106は、第2の受け入れ部104を第1の受け入れ部102に対して平行移動させてもよい。ガイド部材108は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104のうちの少なくとも1つの動きをガイドしてもよい。例えば、ガイド部材108は、位置決め部材106に対して平行に、且つ第1の受け入れ部102に対してその動きをガイドする第2の受け入れ部104を通じて、延びてもよい。図1図7と同一もしくは同様の要素を参照するために、同様の番号が図26図29を通じて用いられる。

0044

器具100の本例において、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104の両方は、回転可能部分112a、112b(総体として、回転可能部分112)を含んでもよい。回転可能部分112は、第2の受け入れ部104の固定(平行移動可能)部分110b及び第1の受け入れ部102の固定(平行移動不能)部分110aに対して様々な角度でそれぞれ回転又は旋回してもよい。すなわち、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104の両方は、ガイド部材108に対して回転自在に固定された固定部分110a、110b(総体として、固定部分110)を含んでもよい。回転可能部分112は、第1のエクステンダー20を受け入れるための第1の延長部材開口部114と、第2のエクステンダー30を受け入れるための第2の延長部材開口部116とを含んでもよい。固定(平行移動可能)部分110b及び固定(平行移動不能)部分110aは、位置決め部材106及びガイド部材108を受け入れてもよい。位置決め部材106は、位置決め部材106の縦軸線に沿った第1の方向に、第1の受け入れ部102に対する第2の受け入れ部104を位置決めする。ガイド部材108は、第2の受け入れ部104をガイドし、第2の受け入れ部104の位置決めをするために回転させる際に位置決め部材106のまわりの回転を阻止する。

0045

位置決め部材106は、第1の受け入れ部102を通じて延び、且つ調整器122又はノブにおいて終端となる、第1の端部120を有する第1のシャフト118を含んでもよい。第1の端部120は、第1の受け入れ部102の内部で自由に回転してもよい。調整器122は、位置決め部材106を回転させるために用いられてもよい。調整器122は、ロックピンによって第1の端部120に固定されてもよい。シャフト118は、第2の受け入れ部104内部の機構に係合するネジ部分124を含んでもよい。ネジ部分124は、第1の受け入れ部102から離れた第2の受け入れ部104を位置決めする第1の方向と、第1の受け入れ部102に向かって第2の受け入れ部104を位置決めする第2の反対方向とに回転してもよい。位置決め部材106の第2の端部126は、端部カプラ128に連結してもよい。第2の端部126は、端部カプラ128内部で自由に回転してもよい。

0046

ガイド部材108は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104を通じて延び、第2の受け入れ部104の動きをガイドする。ガイド部材108は、第1の受け入れ部102によって受け入れられた第1の端部132を有する第2のシャフト130を含んでもよい。第2のシャフト130は、実質的に平滑な円筒面を含んでもよい。第1の端部132は、ロックピンによって第1の受け入れ部102内部に固定されてもよい。ガイド部材108は、第1の受け入れ部102から離れて、且つ位置決め部材106に対して実質的に平行な第2の受け入れ部104を通じて、延びる。第2のシャフト130の第2の端部134は、端部カプラ128に連結してもよい。第2の端部134は、端部カプラ128によって固定されてもよい。シャフト130は、第1の受け入れ部102と第2の受け入れ部104との間の距離を示すマーキングを含んでもよい。器具100は、連結ネジ220、230を用いて、ネジエクステンダー20、30に連結してもよい。

0047

図29は、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104の回転位置決めを可能にする機構の様々な例を図示する器具100の分解組立図である。例えば、第1の受け入れ部102は、第1の回転可能部分112aと、固定(平行移動不能)部分110aとを含む。各受け入れ部は、ロック部材138と同様のロック部材を含んでもよい。例えば、第1のロック部材138aは、固定部分110aと回転可能部分112aとを結合してもよい。ロック部材138aは、ロックアーム140aとロックシャフト142aとを含んでもよい。ロックシャフト142aは、固定部分110aと第1の受け入れ部102の回転可能部分112aとを通じて延びてもよい。ロックピン144aは、ロックアーム140aをロックシャフト142aに中心的に連結してもよい。ロックアーム140aは、ロックピン144aのまわりで旋回する際に固定部分110aを係合してもよい。ロックピン144aは、ロックアーム140aのベース部にて中心から外れて配置されてもよい。例えば、ロックアーム140aが回転するとき、ロックピン144aは、固定部分110aに向かって、又はその固定部分110aから離れて平行移動され、それにより、固定部分110a内部に取り付けられるロックシャフト142aを移動させてもよい。同様に、第2の受け入れ部104は、第2の回転可能部分112bと、固定(平行移動可能)部分110bとを含んでもよい。第2のロック部材138bは、第1のロック部材138aと同一もしくは同様の機構を含む。

0048

図6及び図7に図示するような器具100と同様に、図29における器具100の分解組立図は、第1の受け入れ部102に対する第2の受け入れ部104の平行移動の位置決めを容易にする機構の様々な例を図示する。例えば、第1の受け入れ部102及び第2の受け入れ部104は、図1図7に図示したような器具100と同様に、位置決め部材106及びガイド部材108を受け入れるための様々な開口部及び/又は孔を含む。

0049

第2の受け入れ部104は、位置決め部材106を解除可能に係合するための解除部材を更に含む。解除部材は、ロックシャフト142bと一体であってもよい。解除部材は、スリーブ182と解除アクチュエータ184とを含んでもよい。スリーブ182は、位置決め部材106のネジ部分124を受け入れるスルーホール186を含んでもよい。スルーホール186は、2つの個別の交差孔から形成されてもよい。第1の孔は、ネジ立てをされてもよく、第2の孔は、平滑であってもよい。例えば、スルーホール186は、ネジ部分(図示せず)と非ネジ部分190とを含んでもよい。ネジ部分及び非ネジ部分190は、スルーホール186の反対側上に配置されてもよい。解除部材180は、第2の受け入れ部104内部の解除開口部192内部でスライドしてもよい。解除開口部192は、第2の位置決め開口部178と連通してもよい。解除開口部192は、第2の位置決め開口部に対して横方向に延びてもよい。解除開口部192の内部の解除バネ194bは、解除部材180を付勢してもよい。解除バネ194は、解除アクチュエータ184と、解除開口部192の狭窄部分196又は内部隆起部とを係合してもよい。位置決め部材106の経路を通過するのを可能にするために、スルーホール186は、第2の位置決め開口部178に整列させてもよい。

0050

第2のガイド開口部198は、第2の受け入れ部104を通り抜ける。第2のガイド開口部198は、解除開口部192に対して横方向に、且つ第2の位置決め開口部178に対して平行に延びてもよい。第2のガイド開口部198は、解除開口部192の近くに配置されてもよい。第1のガイド開口部174は、ガイド部材108の第2の端部134を受け入れてもよい。第2の端部134は、第2のガイド開口部198内部で自由に回転する平滑で且つ円筒状の外側面を含んでもよい。第2の端部134は、端部カプラ128に連結してもよい。

0051

本発明の方法及びシステムの例示的な実施形態を本明細書で説明した。他の箇所でも述べたように、これらの例示的な実施形態は、説明の目的だけのために記載されており、限定されるものではない。他の実施形態も可能であり、本発明によって網羅される。このような実施形態は、本明細書に含まれる教示に基づいて当業者にとって明らかになる。従って、本発明の広さ及び範囲は、上記の好ましい実施形態のいずれによっても限定されるべきでなく、以下の特許請求の範囲及びそれらの等価物によってのみ規定されるべきである。

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