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技術 チューインガムコア材料の表面に塗布するための改良された圧延化合物粉末

出願人 ズートツッカーアクチェンゲゼルシャフトマンハイム/オクセンフルト
発明者 デーア,ティルマンベルナルト,イェルク
出願日 2013年3月7日 (6年4ヶ月経過) 出願番号 2015-502181
公開日 2015年5月28日 (4年1ヶ月経過) 公開番号 2015-515269
状態 特許登録済
技術分野 菓子
主要キーワード 設備部品 包み紙 冷却エネルギー ロイクロース コンベヤーベルト 粘着防止 板ガム 糖ガム
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年5月28日)のものです。
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図面 (1)

課題・解決手段

本発明は、チューインガムコア材料の表面に塗布するための水素添加または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末、このような圧延化合物粉末を含有するチューインガム製品チューインガム製造工程において水素添加または水素非添加パラチノース含有圧延化合物粉末を用いることによってチューインガムコア材料の組成物粘着性を低下させる方法、ならびにチューインガムコア材料の表面に塗布するための圧延化合物粉末における水素添加または水素非添加パラチノースの使用、に関する。

概要

背景

チューインガムおよびチューインガムコアなどの製品に粉砂糖などの材料をまぶして、外観および最初の味を改良することが知られている。ダスティング(dusting)はまた、取り扱う際の指や、製品の包み紙を剥がす際、包み紙にチューインガムが付着するのを防ぐことも意図している。

しかし、チューインガムコア材料のためのダスティング化合物(dusting compound)の主な役割は、圧延などの加工の際に、チューインガムコアをより扱いやすくすることである。この目的で使用されるダスティング化合物は、圧延化合物と呼ばれる。

圧延化合物は、チューインガムまたはチューインガムコアと設備部品および包装材との間の機能的な離型剤として用いられる粉末材料である。圧延化合物は、機械を通過する際に、チューインガム材料またはチューインガムコア材料が機械に付着するのを防ぐために、チューインガム材料またはチューインガムコア材料のシートに塗布される。

従来知られている圧延化合物には、スクロースマンニトールソルビトールデンプン炭酸カルシウムおよびタルクが含まれる。スクロースは、糖であるため、無糖ガムには使用できない。マンニトールは現在最も一般的な無糖圧延化合物であるが、チューインガムの最初の甘味を向上させない。ソルビトールは灼熱感を起こし得る。デンプンは口渇感を与え、また、板ガムから水分を引き出すことによってガム脆化を引き起こし得る。炭酸カルシウムおよびタルクは、感覚的に悪影響を引き起こし得る。現在のところ、まだほとんどの製品において、100%タルクまたはマンニトールとタルクとの組合せが、圧延化合物として使用されている。

米国特許第4,976,972号は、キシリトール圧延化合物を用いて甘味を改善したチューインガム組成物を開示する。米国特許第5,206,042号は、圧延化合物として使用されるマンニトールとソルビトールの混合物を開示する。米国特許第5,494,685号は、エリスリトールおよび固化防止剤、例えばタルクなどを含有する圧延化合物を含むチューインガム組成物を開示する。

米国特許出願公開第2011/0052756 A1号は、チューインガムシートの機械への付着を防ぐための、圧延化合物に代わる冷却エネルギーの使用を開示する。しかし、これは機械を非常に複雑にし、冷却のために多くのエネルギーを必要とすることによって、コストを増加させる。

概要

本発明は、チューインガムコア材料の表面に塗布するための水素添加または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末、このような圧延化合物粉末を含有するチューインガム製品、チューインガム製造工程において水素添加または水素非添加パラチノース含有圧延化合物粉末を用いることによってチューインガムコア材料の組成物粘着性を低下させる方法、ならびにチューインガムコア材料の表面に塗布するための圧延化合物粉末における水素添加または水素非添加パラチノースの使用、に関する。 なし

目的

しかし、チューインガムコア材料のためのダスティング化合物(dusting compound)の主な役割は、圧延などの加工の際に、チューインガムコアをより扱いやすくすることである

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

チューインガムコア材料の表面に塗布するための圧延化合物粉末であって、水素添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末。

請求項2

少なくとも70重量%の水素添加パラチノースを含有する、請求項1に記載の圧延化合物粉末。

請求項3

少なくとも0.1重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する、請求項1または2に記載の圧延化合物粉末。

請求項4

約2重量%のSiO2を含有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末。

請求項5

最大で50重量%のタルクを含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末。

請求項6

タルクを含有しない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末。

請求項7

少なくとも1重量%、最大で80重量%の米デンプンを含有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末。

請求項8

少なくとも20重量%、最大で60重量%の天然米デンプンを含有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末。

請求項9

マンニトールキシリトールソルビトールエリスリトールおよびその混合物からなる群より選択される糖アルコールを含有しない、請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末。

請求項10

チューインガムコア材料および請求項1〜9のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末を含むチューインガム製品であって、圧延化合物を含む層が前記チューインガムコア材料の表面上に存在する、チューインガム製品。

請求項11

チューインガム製造工程においてチューインガムコア材料の組成物粘着性を低下させるための方法であって、下記のステップ:a)水素添加パラチノース含有圧延化合物粉末を準備するステップ、b)チューインガムコア材料を準備するステップ、そしてc)チューインガムコア材料のチューインガム加工機械への粘着性を低下させるために、ステップa)で準備した水素添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末を、ステップb)で準備したチューインガムコア材料の表面に塗布するステップを含む、上記方法。

請求項12

水素添加パラチノース含有圧延化合物粉末が、請求項1〜9のいずれか1項に記載の圧延化合物粉末である、請求項11に記載の方法。

請求項13

チューインガムコア材料の表面に塗布するための、圧延化合物粉末における水素添加パラチノースの使用。

請求項14

圧延化合物粉末が米デンプンを含有する、請求項13に記載の使用。

技術分野

0001

本発明は、チューインガムコア材料の表面に塗布するための水素添加または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物(rolling compound)粉末、このような圧延化合物粉末を含有するチューインガム製品チューインガム製造工程において水素添加または水素非添加パラチノース含有圧延化合物粉末を用いることによってチューインガムコア材料の組成物粘着性を低下させる方法、ならびにチューインガムコア材料の表面に塗布するための圧延化合物粉末における水素添加または水素非添加パラチノースの使用、に関する。

背景技術

0002

チューインガムおよびチューインガムコアなどの製品に粉砂糖などの材料をまぶして、外観および最初の味を改良することが知られている。ダスティング(dusting)はまた、取り扱う際の指や、製品の包み紙を剥がす際、包み紙にチューインガムが付着するのを防ぐことも意図している。

0003

しかし、チューインガムコア材料のためのダスティング化合物(dusting compound)の主な役割は、圧延などの加工の際に、チューインガムコアをより扱いやすくすることである。この目的で使用されるダスティング化合物は、圧延化合物と呼ばれる。

0004

圧延化合物は、チューインガムまたはチューインガムコアと設備部品および包装材との間の機能的な離型剤として用いられる粉末材料である。圧延化合物は、機械を通過する際に、チューインガム材料またはチューインガムコア材料が機械に付着するのを防ぐために、チューインガム材料またはチューインガムコア材料のシートに塗布される。

0005

従来知られている圧延化合物には、スクロースマンニトールソルビトールデンプン炭酸カルシウムおよびタルクが含まれる。スクロースは、糖であるため、無糖ガムには使用できない。マンニトールは現在最も一般的な無糖圧延化合物であるが、チューインガムの最初の甘味を向上させない。ソルビトールは灼熱感を起こし得る。デンプンは口渇感を与え、また、板ガムから水分を引き出すことによってガム脆化を引き起こし得る。炭酸カルシウムおよびタルクは、感覚的に悪影響を引き起こし得る。現在のところ、まだほとんどの製品において、100%タルクまたはマンニトールとタルクとの組合せが、圧延化合物として使用されている。

0006

米国特許第4,976,972号は、キシリトール圧延化合物を用いて甘味を改善したチューインガム組成物を開示する。米国特許第5,206,042号は、圧延化合物として使用されるマンニトールとソルビトールの混合物を開示する。米国特許第5,494,685号は、エリスリトールおよび固化防止剤、例えばタルクなどを含有する圧延化合物を含むチューインガム組成物を開示する。

0007

米国特許出願公開第2011/0052756 A1号は、チューインガムシートの機械への付着を防ぐための、圧延化合物に代わる冷却エネルギーの使用を開示する。しかし、これは機械を非常に複雑にし、冷却のために多くのエネルギーを必要とすることによって、コストを増加させる。

発明が解決しようとする課題

0008

本発明の根底にある技術的課題は、良好な流動性を有する圧延化合物を提供することである。本発明の根底にある更なる技術的課題は、付着防止を改善した圧延化合物を提供することである。

0009

本発明の根底にある更なる技術的課題は、感覚的および味覚的側面を改善した圧延化合物を提供することである。

0010

更に、圧延化合物は、好ましくは低吸湿性を有し、好ましくは安価でなくてはならない。

0011

本発明は、チューインガムコア材料の表面に塗布するための圧延化合物粉末の提供によって技術的課題を解決するものであり、ここで圧延化合物粉末は水素添加および/または水素非添加パラチノースを含有する。

図面の簡単な説明

0012

従来の圧延化合物粉末と比較した、本発明の様々な圧延化合物粉末の流動性を示す。

0013

本発明の文脈において、圧延化合物は、チューインガムコア材料の表面に塗布される。従って、チューインガムコア材料は、その表面上に圧延化合物を有する。

0014

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素添加または水素非添加パラチノースを含有する。

0015

本発明の文脈において、「含有する・含む(comprising)」という用語は、好ましくは「含有している(containing)」または「含んでいる(including)」の意味を有し、当該組成物が、更なる成分の存在を除外することなく、少なくとも明確に特定された成分を含有することを意味する。しかし、好ましい実施形態では、含有するという用語は、「本質的に〜からなる(consisting essentially of)」の意味、最も好ましい実施形態では、「〜からなる(consisting)」の意味を有することもまた理解される。「本質的に〜からなる」という用語は、組成物の明確に特定された成分以外の、実質的な量の更なる成分の存在を除外する。「〜からなる」という用語は、更なるどのような化合物の存在も除外し、組成物中においていかなる量も同定されない。

0016

本発明の文脈において、「本質的に含有する」という用語は、好ましくは、明確に特定された成分が、当該組成物中に存在する成分と比較して、当該組成物中で最も高い割合を有する成分であるという意味を有する。しかし、好ましい実施形態では、「本質的に含有する」という用語は、当該組成物が、少なくとも50重量%、更により好ましくは少なくとも51重量%の明確に特定された成分を含有することを意味する。

0017

他に説明されない限り、本記載において示される%の値は、乾燥物質での重量%を意味する。

0018

本発明の文脈において、「少なくとも1つの」という用語は、好ましくは、1つの成分または2つ以上の成分、例えば、2つ、3つもしくはより多くの成分が存在するという意味を有する。

0019

意外にも、水素添加または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末は、マンニトールを基材とした圧延化合物粉末と比較して、より良好な流動性を有することを示すことができた。更に、本発明の圧延化合物粉末は、良好な離型剤である、すなわち、それらは良好な付着防止性を示す。本発明の圧延化合物粉末はまた、感覚的側面の改善を示し、チューインガムの良好な最初の甘味を与える。

0020

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加または水素非添加パラチノースを含有する。

0021

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加および水素非添加パラチノースを含有する。

0022

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースを含有する。

0023

本発明の文脈において、「水素添加パラチノース」という用語は、好ましくはイソマルト成分包含する。

0024

本発明の文脈において、「イソマルト成分」という用語は、好ましくはイソマルト、イソマルトST、イソマルトGS、イソマルト変異体またはその構成要素を包含する。イソマルトはまた、パラチニット登録商標)としても知られている。

0025

本発明の好ましい実施形態では、水素添加パラチノースは、1,1-GPS(1-O-α-D-グルコピラノシル-D-ソルビトール)、1,1-GPM(1-O-α-D-グルコピラノシル-D-マンニトール)、1,6-GPS(6-O-α-D-グルコピラノシル-D-ソルビトール)、イソマルト、イソマルトSTおよびイソマルトGSからなる群より選択される。

0026

本発明の文脈において、イソマルトは、1,6-GPSおよび1,1-GPMの混合物であり、イソマルトSTは、53〜47%の1,6-GPSおよび47〜53%の1,1-GPMの混合物である。イソマルトGSは、71〜79%の1,6-GPSおよび29〜21%の1,1-GPM、好ましくは75%の1,6-GPSおよび25%の1,1-GPMの混合物である(数値は乾燥物質での重量%で示される)。

0027

更なる好ましい実施形態では、イソマルト変異体を使用することが意図される。本発明の文脈において、イソマルト変異体は、例えば、10〜50%の1,6-GPS、2〜20%の1,1-GPSおよび30〜70%の1,1-GPMの混合物、または5〜10%の1,6-GPS、30〜40%の1,1-GPSおよび45〜60%の1,1-GPMの混合物である。イソマルト変異体はまた、1,6-GPSまたは1,1-GPMに富む混合物の形態でありうる。1,6-GPSに富む混合物は、58〜99%の量の1,6-GPSおよび42〜1%の量の1,1-GPMを有する。1,1-GPMに富む混合物は、1〜42%の量の1,6-GPSおよび58〜99%の量の1,1-GPMを有する(数値は乾燥物質での重量%で示される)。

0028

本発明の更なる好ましい実施形態では、用いられるイソマルト成分は、粉砕され凝集したイソマルト、詳細には、粉砕されたイソマルト粒子が100μm未満、好ましくは50μm未満の直径を有する、粉砕され凝集したイソマルトである。好ましくは、このような粉砕され凝集したイソマルトは、イソマルトDCである。

0029

本明細書に記載されるような粒径は、走査電子顕微鏡法(SEM)または他の光学技術もしくは走査技術によって、例えば、コールターカウンターを用いて測定される。

0030

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素添加パラチノースを含有する。

0031

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素添加パラチノースからなる。

0032

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも21重量%、より好ましくは少なくとも25重量%の水素添加パラチノースを含有する。

0033

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも30重量%、より好ましくは少なくとも40重量%の水素添加パラチノースを含有する。

0034

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも51重量%の水素添加パラチノースを含有する。

0035

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、最大で100重量%の水素添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、最大で約100重量%の水素添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、最大で99重量%の水素添加パラチノースを含有する。

0036

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも70重量%の水素添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも72重量%、より好ましくは少なくとも73重量%、更により好ましくは少なくとも74重量%、特に約75重量%の水素添加パラチノースを含有する。圧延化合物粉末はまた、好ましくは少なくとも80重量%、より好ましくは少なくとも90重量%、更により好ましくは少なくとも95重量%の水素添加パラチノースを含有し得る。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも99重量%の水素添加パラチノースを含有し得る。圧延化合物粉末はまた、約99重量%の水素添加パラチノースを含有し得る、または本質的に水素添加パラチノースからなり得る。圧延化合物粉末はまた、水素添加パラチノースからなり得る。

0037

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤(anti-caking agent)を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよび1つの固化防止剤を含有する。

0038

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースを含有し、固化防止剤を含有しない。

0039

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末の90重量%、より好ましくは99重量%は、水素添加パラチノースおよび固化防止剤からなる。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤からなる。

0040

本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2またはタルク(talcum)である。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤はSiO2である。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤はタルクである。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2およびタルクである。

0041

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよびSiO2を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよびタルクを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、SiO2およびタルクを含有する。

0042

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤からなる。好ましくは、固化防止剤は、タルクおよび/またはSiO2である。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよびタルクからなる。本発明の更なる好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよびSiO2からなる。あるいは、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、タルクおよびSiO2からなり得る。

0043

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および約0.5〜約5重量%のSiO2を含有する。更により好ましい圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および少なくとも1.5重量%のSiO2を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および少なくとも1.5重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0044

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも21重量%、より好ましくは少なくとも25重量%、更により好ましくは少なくとも51重量%の水素添加パラチノース、および少なくとも1.5重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0045

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および少なくとも5重量%のタルクを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および少なくとも20重量%のタルクを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および最大で60重量%、より好ましくは最大で49重量%のタルクを含有する。

0046

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および少なくとも5重量%、最大で10重量%のタルクを含有する。

0047

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、および少なくとも20重量%、最大で49重量%のタルクを含有する。

0048

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノース、少なくとも20重量%、最大で49重量%のタルク、および少なくとも0.5重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0049

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも21重量%、より好ましくは少なくとも25重量%、更により好ましくは少なくとも51重量%の水素添加パラチノース、および最大で75重量%、より好ましくは最大で70重量%、更により好ましくは最大で49重量%のタルクを含有する。

0050

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースを含有する。

0051

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素非添加パラチノースを含有する。

0052

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素非添加パラチノースからなる。

0053

イソマルツロースとも呼ばれる水素非添加パラチノースは、スクロースから、グルコースフルクトースとの間のα-1,2-結合のα-1,6-結合への酵素的転移によって作られた二糖類である。

0054

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも21重量%、より好ましくは少なくとも25重量%の水素非添加パラチノースを含有する。

0055

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも30重量%、より好ましくは少なくとも40重量%の水素非添加パラチノースを含有する。

0056

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも51重量%の水素非添加パラチノースを含有する。

0057

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、最大で100重量%の水素非添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、最大で約100重量%の水素非添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも50重量%、最大で99重量%の水素非添加パラチノースを含有する。

0058

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも70重量%の水素非添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも72重量%、より好ましくは少なくとも73重量%、更により好ましくは少なくとも74重量%、特に約75重量%の水素非添加パラチノースを含有する。圧延化合物粉末はまた、好ましくは少なくとも80重量%、より好ましくは少なくとも90重量%、更により好ましくは少なくとも95重量%の水素非添加パラチノースを含有し得る。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも99重量%の水素非添加パラチノースを含有し得る。圧延化合物粉末はまた、約99重量%の水素非添加パラチノースを含有し得る、または本質的に水素非添加パラチノースからなり得る。圧延化合物粉末はまた、水素非添加パラチノースからなり得る。

0059

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび固化防止剤を含有する。

0060

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースを含有し、固化防止剤を含有しない。

0061

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび固化防止剤を含有する。

0062

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末の90重量%、より好ましくは99重量%は、水素非添加パラチノースおよび固化防止剤からなる。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に水素非添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤からなる。

0063

本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2またはタルクである。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤はSiO2である。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤はタルクである。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2およびタルクである。

0064

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよびSiO2を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよびタルクを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノース、SiO2およびタルクを含有する。

0065

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも1つの固化防止剤からなる。好ましくは、固化防止剤は、タルクおよび/またはSiO2である。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよびタルクからなる。本発明の更なる好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよびSiO2からなる。あるいは、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノース、タルクおよびSiO2からなり得る。

0066

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび約0.5〜約5重量%のSiO2を含有する。更により好ましい圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも1.5重量%のSiO2を含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも1.5重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0067

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも21重量%、より好ましくは少なくとも25重量%、更により好ましくは少なくとも51重量%の水素非添加パラチノース、および少なくとも1.5重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0068

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも5重量%のタルクを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも20重量%のタルクを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび最大で60重量%、より好ましくは最大で49重量%のタルクを含有する。

0069

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも5重量%、最大で10重量%のタルクを含有する。

0070

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび少なくとも20重量%、最大で49重量%のタルクを含有する。

0071

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノース、少なくとも20重量%、最大で49重量%のタルクおよび少なくとも0.5重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0072

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも21重量%、より好ましくは少なくとも25重量%、更により好ましくは少なくとも51重量%の水素非添加パラチノース、および最大で75重量%、より好ましくは最大で70重量%、更により好ましくは最大で49重量%のタルクを含有する。

0073

水素添加パラチノースまたは水素非添加パラチノースのほかに、圧延化合物粉末は、当然、更なる成分を含有し得る。本発明のいくつかの好ましい実施形態では、水素添加パラチノースおよび/または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末は、いくつかの特定の成分を含まない。

0074

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも1つの固化防止剤、より好ましくは1つの固化防止剤を含有する。本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に固化防止剤を含有しない。本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、固化防止剤を含有しない。

0075

本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2またはタルクである。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2である。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、タルクである。本発明の好ましい実施形態では、固化防止剤は、SiO2およびタルクである。

0076

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも0.1重量%、最大で5重量%のSiO2を含有する。

0077

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも1.5重量%、最大で2.5重量%のSiO2を含有する。

0078

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、約2重量%のSiO2を含有する。

0079

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、SiO2を含有しない。

0080

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的にSiO2を含有しない。

0081

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で50重量%のタルク、より好ましくは最大で49重量%のタルクを含有する。

0082

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的にタルクを含有しない。

0083

本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、タルクを含有しない。

0084

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよびデンプンを含有する。本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよびデンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、デンプンは天然デンプンである。本発明の好ましい実施形態では、デンプンは米デンプンである。

0085

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、水素添加パラチノースおよび米デンプンを含有する。本発明の別の実施形態では、圧延化合物粉末は、水素非添加パラチノースおよび米デンプンを含有する。

0086

本発明の好ましい実施形態では、米デンプンは、天然米デンプンである。本発明の好ましい実施形態では、米デンプンは、生米(raw rice)デンプンである。適切な米デンプンは、例えば、Beneo(登録商標)Remy(登録商標)、特にBeneo(登録商標)Remy(登録商標)FGである。

0087

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも1重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも10重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも20重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも30重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも40重量%の米デンプンを含有する。

0088

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で90重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で80重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で70重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で60重量%の米デンプンを含有する。

0089

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも1重量%、最大で80重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも10重量%、最大で70重量%の米デンプンを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも20重量%、最大で60重量%の米デンプンを含有する。

0090

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも30重量%、最大で70重量%の米デンプンおよび少なくとも30重量%、最大で70重量%の水素添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも30重量%、最大で70重量%の米デンプン、および少なくとも30重量%、最大で70重量%の水素非添加パラチノースを含有する。

0091

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも40重量%、最大で60重量%の米デンプン、および少なくとも40重量%、最大で60重量%の水素添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも40重量%、最大で60重量%の米デンプン、および少なくとも40重量%、最大で60重量%の水素非添加パラチノースを含有する。

0092

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に、少なくとも40重量%、最大で60重量%の米デンプン、および少なくとも40重量%、最大で60重量%の水素添加パラチノースからなる。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、本質的に、少なくとも40重量%、最大で60重量%の米デンプン、および少なくとも40重量%、最大で60重量%の水素非添加パラチノースからなる。

0093

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも40重量%、最大で60重量%の米デンプン、および少なくとも40重量%、最大で60重量%の水素添加パラチノースからなる。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも40重量%、最大で60重量%の米デンプン、および少なくとも40重量%、最大で60重量%の水素非添加パラチノースからなる。

0094

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも45重量%、最大で55重量%の米デンプン、および少なくとも45重量%、最大で55重量%の水素添加パラチノースからなる。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、少なくとも45重量%、最大で55重量%の米デンプン、および少なくとも45重量%、最大で55重量%の水素非添加パラチノースからなる。

0095

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、エリスリトールおよびその混合物からなる群より選択される糖アルコールを本質的に含有しない。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、エリスリトールおよびその混合物からなる群より選択される糖アルコールを、最大でも痕跡量程度しか含有しない。

0096

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、エリスリトールおよびその混合物からなる群より選択される糖アルコールを含有しない。

0097

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末はマンニトールを含有しない。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末はキシリトールを含有しない。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末はソルビトールを含有しない。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末はエリスリトールを含有しない。

0098

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で39重量%、より好ましくは最大で24重量%の、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、エリスリトールおよびその混合物からなる群より選択される糖アルコールを含有する。

0099

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末はマンニトールを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、最大で39重量%、より好ましくは最大で24重量%のマンニトールを含有する。

0100

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、キシリトール、ソルビトール、エリスリトールおよびその混合物からなる群より選択される糖アルコールを含有しない。

0101

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は無糖である。更に好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、スクロースフリー、グルコースフリー、ラクトースフリーおよび/もしくはフルクトースフリーであるか、またはこれらの糖類の少なくとも2つの組合せを含まない。

0102

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は歯に優しい(tooth-friendly)ものである。

0103

本発明の特に好ましい実施形態では、水素添加または水素非添加パラチノースが、本発明の圧延化合物粉末中に存在する唯一甘味料である。本発明の好ましい実施形態では、水素非添加パラチノースが、本発明の圧延化合物粉末中に存在する唯一の糖である。本発明の更に好ましい実施形態では、水素添加パラチノースが、本発明の圧延化合物粉末中に存在する唯一の糖アルコールである。更に好ましい実施形態では、水素添加または水素非添加パラチノースが、本発明の圧延化合物粉末に粘り(body)を与える唯一の甘味料である。従って、この好ましい実施形態では、水素添加または水素非添加パラチノースに加えて、高甘味度甘味料もまた圧延化合物粉末に含まれうる。

0104

本発明の好ましい実施形態では、水素非添加パラチノースが、本発明の圧延化合物に含まれる本質的に唯一の糖である。本発明の更に好ましい実施形態では、水素添加パラチノースが、本発明の圧延化合物粉末に含まれる本質的に唯一の糖アルコールである。更に好ましい実施形態では、水素添加または水素非添加パラチノースが、本発明の圧延化合物粉末に粘りを与える本質的に唯一の甘味料である。

0105

本発明の好ましい実施形態では、高甘味度甘味料は、チクロサッカリンアスパルテームグリチルリチンネオヘスペリジン-ジヒドロカルコンステビオシド(steveoside)、タウマチンモネリンアセスルファムアリタームスクラロースまたはその混合物の群より選択される。

0106

本発明は、圧延化合物粉末がチューインガムコア材料の表面に塗布されたチューインガムコア材料を含むチューインガム製品の提供によって、技術的課題を解決するものであり、ここで圧延化合物粉末は、水素添加または水素非添加パラチノースを含有する。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、上記に概説されるような本発明に従った圧延化合物粉末である。

0107

本発明の好ましい実施形態では、従って、チューインガムコア材料および本発明の圧延化合物を含むチューインガム製品が提供され、ここで、本発明の圧延化合物を含有する少なくとも1つの層が、前記チューインガムコア材料の表面上に存在する。

0108

従って、本発明のチューインガム製品は、チューインガムコア材料から作られたチューインガムコア、および水素添加または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末を含む。

0109

一般的に、チューインガムコアは、周知のチューインガム製造方法を用いて、様々なチューインガム原料当技術分野において既知の市販のミキサー順番に混合することによって製造され得る。

0110

原料が完全に混合された後、ガム塊はミキサーから取り出され、例えば、シート状に圧延しスティック状に切断すること、塊状に押し出すこと、または型に入れてペレット状にすることなどによって、目的の形状に成形される。通常、チューインガムコア材料の原料は、最初にガムベース融解させ、それを作動しているミキサーに加えることによって混合される。ガムベースはまた、ミキサーそれ自体の中で融解されうる。着色料または乳化剤もまたこの時に添加されうる。グリセリンのような軟化剤もまた、この時にシロップおよび増量剤の一部とともに添加されうる。増量剤の更なる部分は、その後ミキサーに添加されうる。香味料は通常、増量剤の最終部分とともに添加される。混合手順全体は、通常5〜15分かかるが、時にはより長い混合時間が必要とされうる。当業者は、上述の手順の多様な変形形態が行われうることを認識するであろう。

0111

本発明の好ましい実施形態では、チューインガムコア材料は、充填または非充填チューインガムコア材料である。

0112

本発明の好ましい実施形態では、チューインガムコア材料は、更に少なくとも1つの添加剤を含有する。

0113

本発明の好ましい実施形態では、少なくとも1つの添加剤は、糖、好ましくは歯に優しい糖、糖アルコール、高甘味度甘味料、親水コロイド、ガムベース、可塑剤潤滑剤、乳化剤、タンパク質成分牛乳成分、乳製品成分、脂肪および人工脂肪、植物性脂肪ビタミンミネラル薬学的活性成分防腐剤香料、香味料、例えば、ペパーミントメントールフルーツイチゴ香味料など、着色料、TiO2、食用酸、例えば、クエン酸など、食物繊維ならびにその混合物からなる群より選択される。

0114

本発明の好ましい実施形態では、チューインガムコア材料は、歯に優しいものである。本発明の好ましい実施形態では、チューインガム製品は、歯に優しいものである。

0115

本発明の好ましい実施形態では、チューインガムコア材料は無糖であり、特に、スクロースフリー、グルコースフリー、ラクトースフリーおよび/もしくはフルクトースフリーであるか、またはこれらの糖類の少なくとも2つの組合せを含まない。

0116

本発明の好ましい実施形態では、チューインガムコア材料は、少なくとも1つの歯に優しい糖または糖アルコールを含有する。

0117

本発明の好ましい実施形態では、チューインガムコア材料中の少なくとも1つの歯に優しい糖は、イソマルツロース、ニュートリオース(nutriose)、ロイクロース(leukrose)およびポリデキストロースからなる群より選択される。好ましい実施形態では、糖はイソマルツロースである。更に好ましい実施形態では、歯に優しくない(non-tooth-friendly)成分の量は、(菓子製品全重量に対して)最大1重量%である。

0118

本発明の更に好ましい実施形態では、チューインガムコア材料中の少なくとも1つの歯に優しい糖アルコールは、水素添加パラチノース、キシリトール、マンニトール、マルチトール、エリスリトール、ラクチトールまたはソルビトールの群より選択される。

0119

本発明の更に好ましい実施形態では、チューインガムコア中に存在する唯一の糖は、水素非添加パラチノースである。本発明の更に好ましい実施形態では、チューインガムコア中に存在する唯一の糖アルコールは、水素添加パラチノースである。本発明の更に好ましい実施形態では、チューインガムコア中に存在する唯一の糖は、水素非添加パラチノースであり、チューインガムコア中に存在する唯一の糖アルコールは、水素添加パラチノースである。

0120

本発明は、チューインガム製造工程においてチューインガムコア材料の組成物の粘着性を低下させるための方法を提供することによって、技術的課題を解決するものであり、該方法は、以下のステップ:a)水素添加および/または水素非添加パラチノース含有圧延化合物粉末を準備するステップ、b)チューインガムコア材料を準備するステップ、ならびにc)チューインガムコア材料のチューインガム加工機械への粘着性を低下させるために、ステップa)で準備した水素添加および/または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末をステップb)で準備したチューインガムコア材料の表面に塗布するステップ、を含む。好ましくは、圧延化合物粉末は、水素添加または水素非添加パラチノースを含有する。

0121

本発明の文脈において、「チューインガム製品」または「チューインガム」とは、圧延化合物粉末が塗布されるチューインガムコア材料を指す。圧延化合物粉末がすでにチューインガムコア材料に塗布されている場合、「チューインガム製品」または「チューインガム」はまた、圧延化合物粉末を含めたチューインガムコア材料を指し得る。

0122

好ましい実施形態では、チューインガムコア材料は、ステップb)においてシートとして準備される。

0123

本発明の好ましい実施形態では、その工程で用いられる圧延化合物粉末は、上記に概説されるような本発明に従った圧延化合物粉末である。

0124

水素添加または水素非添加パラチノースを含有する圧延化合物粉末は、従来の圧延化合物粉末を塗布するための既知の技術を用いて、チューインガムコア材料の表面に塗布され得る。

0125

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、結果として生じるチューインガム製品の約0.5重量%〜約7重量%、より好ましくは約1重量%〜約3重量%の量でチューインガムコア材料に塗布される。

0126

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、結果として生じるチューインガム製品の少なくとも0.5重量%から最大で7重量%、より好ましくは少なくとも1重量%から最大で3重量%の量でチューインガムコア材料に塗布される。

0127

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、結果として生じるチューインガム製品の約1重量%〜約15重量%、より好ましくは約5重量%〜約10重量%の量でチューインガムコア材料に塗布される。

0128

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、結果として生じるチューインガム製品の少なくとも0.5重量%の量でチューインガムコア材料に塗布される。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、結果として生じるチューインガム製品の最大で15重量%の量でチューインガムコア材料に塗布される。

0129

本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、チューインガムコア材料の表面積m2あたり約4〜約65グラムの圧延化合物粉末のレベルで、チューインガムコア材料に塗布される。本発明の好ましい実施形態では、圧延化合物粉末は、チューインガムコア材料の表面積m2あたり約15〜約30グラムの圧延化合物粉末のレベルで、チューインガムコア材料に塗布される。

0130

本発明は、従って、チューインガムコア材料および圧延化合物粉末を含むチューインガム製品ならびにそれらを得るための方法を提供するが、そのチューインガム製品はコーティングされたまたはコーティングされていないチューインガム製品でありうる。従って、本発明は、1つの実施形態では、チューインガムスティックなどの非コーティングチューインガム製品を提供することが意図される。別の好ましい実施形態では、本発明は、コーティングチューインガム製品を製造するために、本発明に従って調製されたチューインガム製品を少なくとも1層のコーティング材でコーティングすることを意図し、その少なくとも1層はチューインガムコア材料の表面上に存在する圧延化合物を包んでいる。

0131

本発明はまた、チューインガムコア材料の表面に塗布するための圧延化合物粉末における水素添加または水素非添加パラチノースの使用によって、技術的課題を解決する。好ましくは、上記のような本発明に従った圧延化合物が使用される。好ましくは、上記のようなチューインガムコア材料が使用される。

0132

本発明の更なる好ましい実施形態は、従属請求項主題である。

0133

(実施例)
本発明を、下記の実施例および図1によって説明する。

0134

本発明の圧延化合物粉末の流動性
水素添加パラチノースを含有する本発明の様々な圧延化合物粉末の流動性を、マンニトールを含む従来の圧延化合物粉末と比較した。直径15 mmのノズルを有する漏斗を用いて、流動性を測定した。流動性は、100 gの圧延化合物あたりの秒数(s/100g)として測定された。測定方法は、書籍Europaisches Arzneibuch, 第三版、1997, 150および151ページ、2.9.16項に従って行った。

0135

測定された異なる圧延化合物粉末の流動性を、図1に示す。

0136

下記の圧延化合物粉末が測定された。すなわち、
1:マンニトール、細粒
2:タルク
3:0.5% SiO2(Aerosil 200F)、25%タルク、74.5%水素添加パラチノース
4:25%タルク、75%マンニトール
5:1% SiO2(SyloidFP)、25%タルク、74%水素添加パラチノース
6:25%タルク、75%水素添加パラチノース(50%イソマルトST PF+25% イソマルトST C)
7:0.5% SiO2(Syloid FP)、25%タルク、74%水素添加パラチノース
8:25%タルク、70%水素添加パラチノース、5%米デンプン(Remy AX-DR)
9:25%タルク、70%水素添加パラチノース、5%米デンプン(Remy FG)
10:25%タルク、74%水素添加パラチノース、1%米デンプン(Remy AX-DR)
11:25%タルク、74%水素添加パラチノース、1%米デンプン(Remy FG)
12:1% SiO2(Aerosil 200F)、99%水素添加パラチノース
13:2% SiO2(Syloid FP)、25%タルク、73%水素添加パラチノース
14:95%水素添加パラチノース、5%米デンプン(Remy AX-DR)
15:25%タルク、75%米デンプン(Remy AX-DR)
16:25%タルク、75%水素添加パラチノース(イソマルトST PF)
17:100%水素添加パラチノース(80% イソマルトST PF+20% イソマルトST C)
18:2% SiO2(Aerosil 200F)、25%タルク、73%水素添加パラチノース
19:100%水素添加パラチノース(80% イソマルトST PF+20% イソマルトDC 100)
20:100%水素添加パラチノース(イソマルトST PF)
21:100%米デンプン
22:2% SiO2(Aerosil 200F)、98%米デンプン
23:2% SiO2(Aerosil 200F)、98%マンニトール
24:2% SiO2(Aerosil 200F)、98%水素添加パラチノース
純粋なマンニトールはまったく流動性を示さない。75%水素添加パラチノースおよび25%タルクからなる圧延化合物粉末は、75%マンニトールおよび25%タルクからなる圧延化合物粉末よりはるかに良好な流動性を示す。最良の流動性は、98%水素添加パラチノースおよび2% SiO2からなる圧延化合物粉末で見出された。

0137

機械への粘着性
55%水素添加パラチノースおよび45%タルクからなる圧延化合物粉末を、従来のチューインガムコア材料のシートの表面に塗布した。

0138

55%水素添加パラチノースおよび45%タルクからなる圧延化合物粉末の使用は、鋼鉄製表面および他の研磨された表面を有するローリングスコアリング機械など、またテフロン(登録商標)またはプラスチック表面を有するコンベヤーベルトなどの、使用される機械への良好な粘着防止を示した。

実施例

0139

従って、本発明の圧延化合物粉末は、チューインガムコアの形成後の加工段階の間、チューインガムコア材料の粘着を防止するための良好な離型剤である。

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