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技術 ミネラルウールの製造方法

出願人 サン-ゴバン・イソベール
発明者 ベルフィル、セバスチャンクラト、リシャール
出願日 2013年1月25日 (7年9ヶ月経過) 出願番号 2014-553788
公開日 2015年3月5日 (5年8ヶ月経過) 公開番号 2015-506901
状態 特許登録済
技術分野 ガラス組成物(第三版) ガラスの溶融、製造
主要キーワード 溶融期間 失透ガラス 対流電流 アルカリ金属酸化物含有量 焼きなまし点 水冷電極 電気溶解 ガラス浴
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重要な関連分野

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課題・解決手段

本発明の主題ミネラルウールの製造方法であり、この方法は、 −溶融しているガラスを得ることを可能にする溶融段階を有し、 その化学的組成分は以下に定義されている限度内で変化する重量当たり含有量で、以下の構成成分を含み、 SiO2 39−55% Al2O3 16−27% CaO 3−35% MgO 0−5% Na2O+K2O 9−17% Fe2O3 0−15% B2O3 0−8% 前記溶融段階は、耐火煉瓦から作られたタンクと、溶融しているガラス中に浸漬されている少なくとも2つの電極とを含む炉中で電気的溶融により行われ、前記溶融しているガラスに接触する前記耐火煉瓦の少なくとも1つは、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られており、次いで、 −前記溶融しているガラスを繊維化する段階をさらに有する。

概要

背景

概要

本発明の主題ミネラルウールの製造方法であり、この方法は、 −溶融しているガラスを得ることを可能にする溶融段階を有し、 その化学的組成分は以下に定義されている限度内で変化する重量当たり含有量で、以下の構成成分を含み、 SiO2 39−55% Al2O3 16−27% CaO 3−35% MgO 0−5% Na2O+K2O 9−17% Fe2O3 0−15% B2O3 0−8% 前記溶融段階は、耐火煉瓦から作られたタンクと、溶融しているガラス中に浸漬されている少なくとも2つの電極とを含む炉中で電気的溶融により行われ、前記溶融しているガラスに接触する前記耐火煉瓦の少なくとも1つは、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られており、次いで、 −前記溶融しているガラスを繊維化する段階をさらに有する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
2件
牽制数
1件

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請求項1

ミネラルウールの製造方法において、−溶融しているガラスを得ることを可能にする溶融段階を有し、その化学的組成分は以下に定義されている限度内で変化する重量当たり含有量で、以下の構成成分を含み、SiO239−55%Al2O3 16−27%CaO3−35%MgO0−5%Na2O+K2O9−17%Fe2O30−15%B2O30−8%前記溶融段階は、耐火煉瓦から作られたタンクと、溶融しているガラス中に浸漬されている少なくとも2つの電極とを含む炉中で電気的溶融により行われ、前記溶融しているガラスに接触する前記耐火煉瓦の少なくとも1つは、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含んだ材料から作られており、次いで、−前記溶融しているガラスを繊維化する段階をさらに有する方法。

請求項2

溶融しているガラスが、以下に定義されている限度内で変化する重量当たりの含有量で、以下の構成成分を含む化学組成分を示す:SiO239−46%Al2O3 16−27%CaO6−20%MgO0.5−5%Na2O+K2O9−15%Fe2O31.5−15%B2O30−2%P2O50−3%TiO2 0−2%請求項1記載の方法。

請求項3

溶融しているガラスと接触する少なくとも1つの耐火煉瓦は85重量%の酸化ジルコニウムと、1%未満の酸化クロムを含む材料から作られる請求項1又は2記載の方法。

請求項4

溶融しているガラスと接触するタンクの側壁を形成する耐火煉瓦は、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られる請求項1乃至3のいずれか1項記載の方法。

請求項5

底部を形成する少なくとも一部の、特に全ての耐火煉瓦は少なくとも20%の酸化クロムを含む材料から作られる請求項1乃至4のいずれか1項記載の方法。

請求項6

少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料の煉瓦は、焼成セラミック、又は耐火コンクリート、或いは電鋳煉瓦から作られる請求項1乃至5のいずれか1項記載の方法。

請求項7

炉のタンクは、少なくともタンクの底部に位置づけられている少なくとも1つの鋳造開口を有する請求項1乃至6のいずれか1項記載の方法。

請求項8

底部を形成する耐火煉瓦の少なくとも一部は、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られ、底部を形成するその他の耐火煉瓦は、少なくとも20重量%の酸化クロムを含む耐火材料から作られている請求項1乃至7のいずれか1項記載の方法。

請求項9

タンクの側壁上に位置づけられている鋳造開口と、溶融しているガラスと接触するタンクの側壁を形成する耐火煉瓦と、鋳造開口を形成している或いはその周囲の耐火煉瓦とは、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られ、底部を形成する耐火煉瓦は、少なくとも20重量%の酸化クロムを含む耐火材料から作られている請求項1乃至6のいずれか1項記載の方法。

請求項10

繊維化段階は、内部遠心分離により行われる請求項1乃至9のいずれか1項記載の方法。

請求項11

繊維化段階の前に、溶融しているガラスは多くて0.03%、特に0.01%の重量当たりの酸化クロムの含有量を含んでいる請求項1乃至10のいずれか1項記載の方法。

請求項12

耐火煉瓦から作られるタンクと少なくとも2つの電極とを含むガラスの電気的溶融のための炉であって、前記タンクは側壁及び底部を有し、前記炉において、溶融しているガラスと接触するタンクの前記側壁を形成する耐火煉瓦が、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られることと、前記底部を形成する耐火煉瓦の少なくとも一部は、少なくとも20重量%の酸化クロムを含む材料から作られることを特徴とする炉。

請求項13

タンクの底部に位置づけられている少なくとも1つの鋳造開口を有している請求項1乃至12のいずれか1項記載の炉。

請求項14

底部を形成する耐火煉瓦の少なくとも一部は、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られ、底部を形成するその他の耐火煉瓦は、少なくとも20重量%の酸化クロムを含む耐火材料から作られている請求項1乃至13のいずれか1項記載の炉。

請求項15

ガラス繊維を含むミネラルウールであり、その化学的組成分は、以下に定義されている限度内で変化する重量当たりの含有量で、以下の構成成分を含む;SiO239−55%Al2O3 16−27%CaO3−35%MgO0−5%Na2O+K2O9−17%Fe2O30−15%B2O30−8%ZrO2 0.05−1%ミネラルウール。

技術分野

0001

本発明はガラス溶融の分野に関する。特に、繊維化により、ミネラルウールへ変換することを目的とするガラスの電気溶解に関する。

0002

内部遠心分離プロセスによって、即ち高速度で回転し、孔が穿孔されているスピナを使用するプロセスによって、繊維化されることのできるガラス組成分は、WO 00/17117の出願から知られている。これらの組成分は特に、高いアルミナ含有量(16%〜27%)と、高いアルカリ金属酸化物含有量(10%〜17%)と、シリカ含有量が39%〜55%にわたる範囲であることにより特徴付けられる。したがって、生成されたミネラルウールは、標準的な組成分のガラスウールに関して著しく改良されている熱特性(特に耐火および高温に対する耐熱性)を示す。このタイプのガラスは炎又は電気炉で溶融されることができる。

0003

電気炉は耐火材料から作られるブロックで形成された側壁及び底部を有するタンクを含み、電流を溶融しているガラスに誘導する電極を有する。電流を伝導できる電極はジュール効果により加熱され、溶融している多量のガラスは抵抗を構成する。

0004

前述のタイプのガラスの溶融期間中に、電気炉のタンクは通常、酸化クロムに基づいた、又は高い酸化クロム含有量(少なくとも10重量%)を含む耐火煉瓦で形成される。例としては、例えば30重量%の酸化クロム(Zirchrom(商標名)30)または83.5重量%の酸化クロム(Zirchrom(商標名)85)を含むSociete Europeenne des Produits Refractaires (SEPR)によるZirchrom(商標名)ブランド販売されている様々の範囲の耐火物、或いはMonofrax K-3(28%の酸化クロム)とMonofrax E(75%の酸化クロム)の参照名でRHI AGにより販売されている耐火物を述べておく。

0005

これらの耐火物は、このタイプのガラスの電気溶融期間に直面する非常に高い温度範囲内(1800℃まで、及び炉の幾つかの部分ではそれより高温)を含めた、溶融しているガラスによる腐食に対して、非常に高い耐性をもつ結果、用いられる。

0006

しかしながら、発明者は、このような生産条件下では、スピナの孔は失透ガラスにより急激にブロックされることを観察しており、前記スピナを使用不能にし、交換を必要とする。

0007

本発明の目的は、ミネラルウールの製造方法を提供することによって、これらの欠点を克服することであり、その方法は、
−溶融しているガラスを得ることを可能にする溶融段階を有し、その化学的組成分は以下に定義されている限度内で変化する重量当たりの含有量で、以下の構成成分を含み:
SiO2 39−55%
Al2O3 16−27%
CaO 3−35%
MgO 0−5%
Na2O+K2O 9−17%
Fe2O3 0−15%
B2O3 0−8%
前記溶融段階は、耐火煉瓦から作られたタンクと、溶融しているガラスに浸漬されている少なくとも2つの電極を含む炉中で電気的溶融により行われ、前記溶融しているガラスに接触している少なくとも1つの前記耐火煉瓦は、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含む材料から作られており、次いで、
−前記溶融しているガラスを繊維化する段階を有する。

0008

用語「電気的溶融」の意味は、ガラスが、ガラス浴の中に浸漬された電極手段によってジュール効果により溶融されると解され、火炎のような何らかの他の加熱手段の使用を除外する。

0009

少なくともタンクの一部において、高いジルコニア含有量を有し、酸化クロムで消耗される耐火物の使用で、スピナの孔のブロックを防止することが可能になる。これらの耐火物を、この説明の続きでは、「高いジルコニア含有量を有する耐火材料」と呼ぶ。

0010

酸化クロムに基づく耐火物の使用期間中、耐火物の段階的な摩耗は、非常に低い程度であるにしても、溶融しているガラスに痕跡量の酸化クロムが侵入し、この痕跡量は特定のタイプのガラスにおいて、その液相温度を非常に強力に増加する効果をもつ。液相温度は次いで、1160℃程度のスピナの冷点の温度を超えて上昇する可能性があり、これらの最低温度域でガラスの失透を生じ、よって、孔をブロックする。

0011

例えば、43.3%のSiO2と、21.4%のAl2O3と、5.9%のFe2O3と、15.0%のCaOと、2.5%のMgOと、7.2%のNa2Oと、3.95%のK2Oとを含むガラスは1150℃の液相温度を有する。この温度は100ppmのみのCr2O3の添加後に1200℃に変化し、200ppmのCr2O3の添加後に1240℃に変化する。

0012

高いジルコニア含有量を有する材料の酸化ジルコニウム含有量は、溶融しているガラスによる腐食に対する材料の耐性を最適化するため、好ましくは少なくとも85%であり、特に、90%、さらには92%である。本願のテキストで特定している全ての含有量については、重量当たりの含有量で記載している。

0013

あまり好ましくない態様によると、酸化ジルコニウム含有量は60%から70%であろう。例えば、ジルコン(ZrSiO4)から作られる耐火物が考えられる。それらの高温に対する耐性が貧弱であるために、これらの耐火物は好ましくは、炉の底部に位置づけられよう。

0014

酸化クロムの含有量は有用に、多くて1%であり、特に0.5%である。さらに好ましくはゼロ、或いはいかなる場合でも痕跡量の形態である。

0015

ZrO2結晶は、結晶相の変化のために、ジルコニアから作られる生成物機械的特性に損傷を与え得る異常膨張特性を示すので、高いジルコニア含有量を有する耐火材料は、好ましくはZrO2以外の酸化物を含む。この理由で、高いジルコニア含有量を有する耐火材料は好ましくは、SiO2、Al2O3、B2O3、P2O5、Na2O、CaO、MgO、SrO又はBaOから選択される少なくとも1つの「安定化」酸化物を含んでいる。安定化酸化物の含有量は典型的に2%〜7%にわたる範囲内である。

0016

高いジルコニア含有量を有する耐火材料の煉瓦は、例えば焼成セラミック、又は耐火コンクリートから作られることができ、或いは(アーク炉中で出発材料の混合物を溶融し、次いで型に鋳造及び、焼戻し段階によって得られる)電鋳煉瓦であることもできる。

0017

焼成セラミックで作られる煉瓦は、好ましくはMgOを用いて安定化されるジルコニアから作られる。これらは好ましくは少なくとも92%のZrO2、2%〜5%のMgO、1%〜3%のSiO2を含んでいる。例としては、Savoie RefractairesによるZiral 94、RHI Glas GmbHによるZettral 95 GR、又はZircoaによる3004の参照番号で販売されている耐火物を述べておく。

0018

耐火コンクリートは好ましくは、2%〜4%のCaO、1%未満のSiO2、Al2O3、TiO2を含む。これらは例えばZircoaによる0878の参照番号で販売されている製品であってもよい。

0019

電鋳煉瓦の形態であるとき、高いジルコニア含有量を有する耐火材料は好ましくは酸化物であるSiO2、Na2O、Al2O3を含み、特に以下の化学的組成分を示す:
ZrO2 >92%
SiO2 2−6.5%
Na2O 0.1−1.0%
Al2O3 0.4−1.2%
Fe2O3+TiO2 <0.6%
P2O5 <0.05%。

0020

例としては、SEPRによりER1195の参照番号で販売されており、約94%のZrO2、4%〜5%のSiO2、約1%のAl2O3と0.3%のNa2Oを含むブロックである耐火物を述べておく。

0021

高いジルコニア含有量を有する耐火材料の電気抵抗は、ガラスの溶融期間中の電力消費を安定にするためと、耐火物に損害を与えがちな耐火物中の何らかの回路短絡を防止するため、好ましくは、100Hzの周波数において1500℃で30Ω.cmであり、さらには50Ω.cmである。

0022

炉のタンクは通常、タンクの底部または側壁上に位置される少なくとも1つの鋳造開口を含んでいる。側壁上に位置する場合、開口は通常、1つの壁の下方部分に位置付けられる。

0023

高いジルコニア含有量を有する耐火煉瓦は、好ましくは、非常に高温(例えば1600℃又は1700℃よりも高温)で溶融しているガラスと接触して、タンクの一部に位置付けられ、及び/又は強力な対流電流を受ける。

0024

好ましくは、溶融しているガラスと接触するタンクの側壁を形成する耐火煉瓦は、高いジルコニア含有量を有する耐火材料から作られる。その理由は、溶融しているガラスによる耐火物の腐食の程度は、側壁と電極との間の強力な対流動作の結果として最高レベルにあるためである。

0025

底部の少なくとも一部は通常、腐食がかなり弱いことが観察されており、より耐性があり、且つより廉価である酸化クロムに基づいた耐火物の選択が特に、顕著である。この理由で、少なくとも一部の及び、特に底部を形成する全ての耐火煉瓦は、有用に、少なくとも20%の酸化クロムを含む耐火材料から作られる。

0026

例として、例えば30重量%の酸化クロム(Zirchrom(商標名)30)または83.5重量%の酸化クロム(Zirchrom(商標名)85)を含むSociete Europeenne des Produits Refractaires (SEPR)によるZirchrom(商標名)ブランドで販売されている様々の範囲の耐火物、或いはMonofrax K-3(28%の酸化クロム)とMonofrax E(75%の酸化クロム)の参照名でRHI AGにより販売されている耐火物を述べておく。

0027

鋳造開口がタンクの側壁上に位置されるとき、溶融しているガラスと接触しているタンクの側壁を形成する耐火煉瓦と、1又は各鋳造開口を形成する又はそれらを包囲する耐火煉瓦とは、好ましくは高いジルコニア含有量を有する耐火材料から作られ、底部を形成する耐火煉瓦は好ましくは、少なくとも20%の酸化クロムを含む耐火材料から作られている。その理由は、このような構造では、底部全体の腐食が非常に弱いためである。

0028

鋳造開口がタンクの底部に位置されるとき、底部を形成する耐火煉瓦の少なくとも一部は、好ましくは高いジルコニア含有量を有する耐火材料から作られる。これらは好ましくは鋳造開口の近くに位置される耐火煉瓦である。底部を形成する他の耐火煉瓦は好ましくは、少なくとも20%の酸化クロムを含む耐火材料から作られる。

0029

タンクに加えて、炉は上部構造を有してもよく、又はもたなくてもよい。ガラス化可能混合物は通常、機械装置を使用してガラス浴の表面にわたり均質に分散され、よってガラス浴の上方に温度を制限する熱遮蔽を形成し、その結果、上部構造の存在は常に必要ではなくなる。

0030

電極を溶融しているガラスに浸漬する。これらを上部を経てガラス浴へ浸らせるようにぶる下げ、底部に設置させ、またはさらにタンクの側壁に設置させることもできる。最初の2つの選択肢は、ガラス浴の加熱の最良の可能な分散を実現するため、通常は大型のタンクに好ましい。

0031

電極は好ましくは、モリブデンから作られ、さらには選択的に酸化錫から作られる。モリブデンから作られる電極は、好ましくはスチールから作られる水冷電極ホルダーを介して底部を通過する。

0032

溶融しているガラスは好ましくは、以下に定義されている限度内で変化する重量当たりの含有量で、以下の構成成分を含む化学組成分を示す:
SiO2 39−46%、好ましくは40−45%
Al2O3 16−27%、好ましくは18−26%
CaO 6−20%、好ましくは8−18%
MgO 0.5−5%、好ましくは0.5−3%
Na2O+K2O 9−15%、好ましくは10−13%
Fe2O3 1.5−15%、好ましくは3−8%
B2O3 0−2%、好ましくは0%
P2O5 0−3%、好ましくは0−1%
TiO2 0−2%、好ましくは0.1−1%。

0033

シリカとアルミナの含有量の合計は、好ましくは57%〜70%であり、特に62%〜68%である。アルミナの含有量は好ましくは、20%〜25%、特に21%〜24%にわたる範囲内である。

0034

シリカ含有量は、有用に、40%〜44%にわたる範囲内である。

0035

マグネシア含有量は、有用に、スピナの寿命を最適にするように液相温度、よって繊維化温度最低にするためには、多くて3%、さらには2.5%である。

0036

石灰含有量は好ましくは、10%〜17%、特に12%〜16%にわたる範囲内である。石灰マグネシアの含有量の合計は、一方で、好ましくは、14%〜20%、特に15%〜18%にわたる範囲内である。好ましくは酸化バリウムの含有量は多くて1%、特に0.5%である。酸化ストロンチウムの含有量は、一方で、好ましくは、多くて1%、さらに0.5%、さらには0.1%又はゼロである。

0037

アルカリ金属酸化物ソーダ及び炭酸カリウム)の総含有量は好ましくは、多くて13%、さらには12%である。Na2Oの含有量は有用に、4%〜9%、特に5%〜8%にわたる範囲内であり、他方でK2Oの含有量は有用に、3%〜6%にわたる範囲内である。

0038

酸化鉄は、その液相温度に損害を与えずに、低温での核生成及びシード成長において、故にミネラルウールの温度挙動においてプラス効果を有する。その総含有量(鉄が第二鉄又は第一鉄の形態であろうとFe2O3の形態で表される)は、好ましくは少なくとも4%であり、さらには5%であり、及び/又は多くて7%又は6%である。第一鉄酸化物の含有量と酸化鉄の総含有量の比に対応するレドックスは通常、0.1〜0.7にわたる範囲内である。高いレドックスはガラス浴において、可視及び近赤外線域で非常に強力な吸収をもたらし、この理由で、底部温度を減少し、炉中の対流動作を増加する。

0039

中性pHにおけるバイオ溶解度を増加するため、P2O5を0%〜3%、特に0.1%〜1.2%の含有量で使用することができる。酸化チタンは、ガラス質マトリックスにおけるスピネルの高温及び低温での核生成に対して非常に実質的な効果を与える。1%以下の程度の含有量が有用であることを判明させることが可能である。

0040

(繊維化段階前の)溶融しているガラスにおける酸化クロムの重量当たりの含有量は、好ましくは多くて0.03%、特に0.02%、さらは0.01%、さらには0.005%(50ppm)である。その理由は、これらの含有量を超えると、ガラスの液相温度が非常に過剰に増加し、前述の孔のブロックを生じることが明白であるためである。そのために、用いられるガラス化可能混合物は通常、痕跡量の形態(数十ppm)で酸化クロムを含む。

0041

好ましくは、SiO2、Al2O3、CaO、MgO、Na2O、K2O、Fe2O3(全鉄)の総含有量は少なくとも90%、特に95%、さらには97%又は98%である。

0042

これらの組成分は、1400℃の温度において通常40ポアズを超える粘度、特に50〜100ポアズ程度(1ポアズ=0.1 Pa.s)の粘度で、内部遠心分離による繊維化のプロセスに好適である。

0043

これらの組成分は、高いガラス転移温度、特に600℃を超える温度、特に650℃以上の温度を示す。これらの上限の焼きなまし点は通常、600℃よりも非常に高く、特に670℃程度以上であり、しばしば700℃以上である。

0044

繊維化段階は、例えばWO 93/02977の教示により、好ましくは内部遠心分離により行われる。その理由は、組成分がこの繊維化方法に好適であるためであり、(粘度の常用対数が2.5の値を有する温度と液相温度との差に対応する)それらの動作範囲が通常、少なくとも50℃であり、さらに100℃であり、さらには150℃である。液相温度はそれ程高くはなく、通常は高くても1200℃であり、さらには1150℃であり、スピナの使用に適合する。内部遠心分離プロセスは、繊維化皿としても知られているスピナを使用し、スピナは高速度で回転し、それらの周囲に孔が穿孔されている。溶融しているガラスは重力によりスピナの中心へ運ばれ、遠心力の効果で、それら孔を介して射出されて、ガラス流を形成し、そのガラス流はバーナにより送り出される熱い気体ジェットにより下方向に引き込まれる。得られた繊維は、ロール又はパネルのような種々のミネラルウール生成物を与えるため受け取られ形成される前に、それらの表面に噴霧されるサイズ剤組成分を用いて相互に結合される。

0045

本発明の別の主題は、本発明による方法の実施に特に適した電気炉、特に耐火煉瓦から作られるタンクと少なくとも2つの電極とを有するガラスの電気的溶融のための炉であり、前記タンクは側壁と底部を有しており、前記炉において、
溶融しているガラスと接触するタンクの前記側壁を形成する耐火煉瓦は、少なくとも60重量%の酸化ジルコニウムと5重量%未満の酸化クロムを含んだ材料から作られることと、前記底部を形成する少なくとも一部の、特に全ての耐火煉瓦は少なくとも20%の酸化クロムを含む材料から作られることを特徴とする。

0046

好ましくは、炉は、特にタンクの底部または側壁上に位置づけられている少なくとも1つの鋳造開口も有する。

0047

本発明による方法に関連して先に触れた好ましい特徴は本発明による炉に応用可能であることが非常に明白なので、簡潔にする理由で、ここでは繰り返し述べない。

0048

最後に、本発明の主題は、本発明による方法で得られるミネラルウール、特に、ガラス繊維を含むミネラルウールであり、その化学的組成分は、以下に定義されている限度内で変化する重量当たりの含有量で、以下の構成成分を含む:
SiO2 39−55%
Al2O3 16−27%
CaO 3−35%
MgO 0−5%
Na2O+K2O 9−17%
Fe2O3 0−15%
B2O3 0−8%
ZrO2 0.05−1%。

0049

ガラス繊維は好ましくは以下に定義されている限度内で変化する重量当たりの含有量で、以下の構成成分を含む化学組成分を示す:
SiO2 39−46%、好ましくは40−45%
Al2O3 16−27%、好ましくは18−26%
CaO 6−20%、好ましくは8−18%
MgO 0.5−5%、好ましくは0.5−3%
Na2O+K2O 9−15%、好ましくは10−13%
Fe2O3 1.5−15%、好ましくは3−8%
B2O3 0−2%、好ましくは0%
P2O5 0−3%、好ましくは0−1%
TiO2 0−2%、好ましくは0.1−1%
ZrO2 0.05−1%、好ましくは0.1−0.8%。

0050

シリカとアルミナの含有量の合計は、好ましくは57%〜70%であり、特に62%〜68%である。アルミナの含有量は好ましくは、20%〜25%、特に21%〜24%にわたる範囲内である。

0051

シリカ含有量は、有用に、40%〜44%にわたる範囲内である。

0052

マグネシア含有量は、有用に、スピナの寿命を最適にするように液相温度、よって繊維化温度を最低にするためには、多くて3%、さらには2.5%である。

0053

石灰含有量は好ましくは、10%〜17%、特に12%〜16%にわたる範囲内である。石灰とマグネシアの含有量の合計は、一方で、好ましくは、14%〜20%、特に15%〜18%にわたる範囲内である。好ましくは酸化バリウムの含有量は多くて1%、特に0.5%である。酸化ストロンチウムの含有量は、一方で、好ましくは、多くて1%、さらに0.5%、さらには0.1%又はゼロである。

0054

アルカリ金属酸化物(ソーダ及び炭酸カリウム)の総含有量は好ましくは、多くて13%、さらには12%である。Na2Oの含有量は有用に、4%〜9%、特に5%〜8%にわたる範囲内であり、他方でK2Oの含有量は有用に、3%〜6%にわたる範囲内である。

0055

酸化鉄は、その液相温度に損害を与えずに、低温での核生成及びシードの成長において、故にミネラルウールの温度挙動においてプラス効果を有する。その総含有量(鉄は第二鉄又は第一鉄の形態であろうとFe2O3の形態で表される)は、好ましくは少なくとも4%であり、さらには5%であり、及び/又は多くて7%又は6%である。

0056

中性pHにおけるバイオ溶解度を増加するため、P2O5を0%〜3%、特に0.1%〜1.2%の含有量で使用することができる。酸化チタンは、ガラス質マトリックスにおけるスピネルの高温及び低温での核生成に対して非常に実質的な効果を与える。1%以下の程度の含有量が有用であることを判明させることが可能である。

0057

(繊維化段階前の)溶融しているガラスにおける酸化クロムの重量当たりの含有量は、好ましくは多くて0.03%、特に0.02%、さらに0.01%、さらには0.005%(50ppm)である。その理由は、これらの含有量を超えると、ガラスの液相温度が非常に過剰に増加し、前述の孔のブロックを生じることが明白であるためである。そのために、用いられるガラス化可能混合物は通常、痕跡量の形態(数十ppm)のみの酸化クロムを含む。

0058

ジルコニア含有量は、好ましくは0.1%〜0.8%、特に0.2%〜0.6%、さらには0.3%〜0.5%にわたる範囲内である。ガラスにおけるジルコニアの存在により、繊維の温度と燃焼挙動を、低い含有量においてさえも、改良できる。

0059

好ましくは、SiO2、Al2O3、CaO、MgO、Na2O、K2O、Fe2O3(全鉄)の総含有量は少なくとも90%、特に95%、さらには97%又は98%である。

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