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技術 合成画像データを使用してトモシンセシススタックをナビゲートするシステムおよび方法

出願人 ホロジックインコーポレイティッド
発明者 チェンチン‐ロンチュイハイリカナトシオスニコラオスクリーガーケビンマーシャルジュリアンミスランデビッドプラゼルマークエイ.チャンシャンウェイ
出願日 2013年2月13日 (6年10ヶ月経過) 出願番号 2014-556824
公開日 2015年3月5日 (4年9ヶ月経過) 公開番号 2015-506794
状態 特許登録済
技術分野 放射線診断機器
主要キーワード 統合モード クラスタ分布 ステム認識 技術的開発 インデックスマップ 対象タイプ Y座標 構造ノイズ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年3月5日)のものです。
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図面 (12)

課題・解決手段

乳房組織を表示し、かつナビゲートするためのシステムおよび方法は、患者乳房の複数の2Dおよび/または3D画像を得る工程;得られた画像から乳房の合成2D画像を生成する工程;合成2D画像を表示する工程;ユーザコマンドを受けるか、またはそうでなければユーザインタフェースを通して合成2D画像中の対象もしくは領域のユーザ選択もしくは他の指示を検出する工程;およびユーザ選択または指示対象または領域のソース画像および/または最も類似した表現を含む、複数の画像のうちの一つまたは複数の画像の少なくとも一部を表示する工程のために構成されているか、またはそれらの工程を含む。

概要

背景

背景
乳癌および他の異常をスクリーニングするために、マンモグラフィーが長らく使用されてきた。従来、マンモグラムX線フィルム上に形成されてきた。より近年、マンモグラムをデジタル形式で取得し、それにより、取得された画像の分析および記憶を容易にし、かつ他の利点をも提供するフラットパネルデジタルイメージャが導入された。さらに、乳房トモシンセシスのような方法を使用して乳房の三次元画像を得ることに多大な注目および技術的開発が注がれている。旧来のマンモグラフィーシステムによって生成される2D画像とは対照的に、乳房トモシンセシスシステムは、X線光源画像検出器上でスキャンされるとき、画像検出器に対するX線光源の異なる角変位でそれぞれが取得される一連の2D投影画像から3D画像体積を構成する。構成された3D画像体積は一般に、画像データの複数のスライスとして提示され、それらのスライスは、画像検出器に対して平行な平面上に幾何学的に再構成されている。再構成されたトモシンセシススライスは、医療専門家(たとえば放射線科医)が画像スライス中をスクロールして基礎にある構造を見ることを可能にすることにより、シングルスライス式二次元マンモグラフィー画像診断において存在する組織の重なりおよび構造ノイズによって生じる問題を減らす、または解消する。

最近、乳癌スクリーニングおよび診断のためのトモシンセシスシステムが開発された。特に、Hologic, Inc.(www.hologic.com)は、乳房が固定化されている間または様々な乳房圧迫度においてマンモグラム画像およびトモシンセシス画像の一方または両方のタイプを取得する融合マルチモードマンモグラフィー/トモシンセシスシステムを開発した。他社は、トモシンセシス画像診断専用のシステム、すなわち、マンモグラムも取得する能力を含まないシステムの導入を提案している。

しかし、医療専門家は従来の2Dマンモグラム画像のスクリーニングおよび分析に慣れてしまっているため、トモシンセシス取得および画像表示に限定されたシステムは、トモシンセシス画像診断技術の受け入れに対する障害を呈し得る。特に、マンモグラムは、微小石灰化の良好な可視化を提供し、かつトモシンセシス画像と比べて高い空間分解能を提供することができる。専用の乳房トモシンセシスシステムによって提供されるトモシンセシス画像は、他の望ましい特徴、たとえば乳房中の構造のより良好な単離および可視化を有するが、そのようなシステムは、医療専門家の既存の解釈技術を高めるものではない。

トモシンセシス技術への移行を容易にするために既存の医療専門技術を高めるシステムおよび方法の例が、参照により全体として本明細書に組み入れられる米国特許第7,760,924号(特許文献1)に記載されている。特に、米国特許第7,760,924号は、スクリーニングおよび診断を支援するために、トモシンセシス投影または再構成画像とともに表示され得る合成2D画像を生成する方法を記載している。

概要

乳房組織を表示し、かつナビゲートするためのシステムおよび方法は、患者の乳房の複数の2Dおよび/または3D画像を得る工程;得られた画像から乳房の合成2D画像を生成する工程;合成2D画像を表示する工程;ユーザコマンドを受けるか、またはそうでなければユーザインタフェースを通して合成2D画像中の対象もしくは領域のユーザ選択もしくは他の指示を検出する工程;およびユーザ選択または指示対象または領域のソース画像および/または最も類似した表現を含む、複数の画像のうちの一つまたは複数の画像の少なくとも一部を表示する工程のために構成されているか、またはそれらの工程を含む。

目的

より近年、マンモグラムをデジタル形式で取得し、それにより、取得された画像の分析および記憶を容易にし、かつ他の利点をも提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

患者乳房の複数の2Dおよび/または3D画像を得る工程;得られた該複数の2Dおよび/または3D画像から患者の乳房の合成2D画像を生成する工程;該合成2D画像を表示する工程;ユーザコマンドを受けるか、またはそうでなければユーザインタフェースを通して該合成2D画像中の対象もしくは領域のユーザ選択もしくは他の指示を検出する工程;および該ユーザ選択または指示対象または領域のソース画像および/または最も類似した表現を含む、該複数の画像のうちの一つまたは複数の画像の少なくとも一部を表示する工程を含む、乳房組織画像を処理し、表示し、かつナビゲートする方法。

請求項2

患者の乳房の複数の2Dおよび/または3D画像が、乳房の異なるz軸位置において取得または合成されたX、Y座標スライスを含み、該画像が一つまたは複数の対応するX、Y座標位置を有する、請求項1記載の方法。

請求項3

合成2D画像を生成する工程が、複数の画像から一つまたは複数の対象および/または領域を統合画像の中にインポートすることによって統合画像を構成することを含み、対象または領域が該統合画像の中にインポートされる元の画像が該対象または領域のソース画像を含む、請求項1または2記載の方法。

請求項4

対象または領域が、それらのソース画像中のそれぞれの対象または領域のX、Y座標位置に対応するX、Y座標位置において統合画像の中にインポートされる、請求項3記載の方法。

請求項5

複数の2Dおよび/または3D画像の各画像が、該複数の画像のすべてに共通であるX、Y座標位置によって決定される一つまたは複数の領域を含み、かつ、各該共通の領域の一つが、各画像のそれぞれの共通領域の一つまたは複数の属性の比較に基づいて、該複数の画像から統合画像の中にインポートされる、請求項3または4記載の方法。

請求項6

一つまたは複数の属性の少なくとも一つがユーザ選択属性である、請求項5記載の方法。

請求項7

合成2D画像中に表示された領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数の2Dおよび/または3D画像のうちの選択された画像の識別情報を含むインデックスマップを生成する工程をさらに含む、請求項1〜6のいずれか一項記載の方法。

請求項8

対象または領域が、合成2D画像中で自動的にハイライト表示され、および/または、複数の画像からの一つまたは複数の画像の少なくとも一部に表示される、請求項1〜7のいずれか一項記載の方法。

請求項9

さらに受けたユーザコマンドに応答して、またはユーザインタフェースを通して検出される特定のユーザ活動に応答して、合成2D画像中の、および/または複数の画像からの一つまたは複数の画像の少なくとも一部に表示された、対象または領域をハイライト表示する工程をさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項記載の方法。

請求項10

対象または領域が、ハイライト表示される対象または領域の境界を表す等高線によってハイライト表示される、請求項8または9記載の方法。

請求項11

ハイライト表示される対象もしくは領域が、指定されたタイプの組織構造であるか、または指定されたタイプの組織構造を含むことを示すやり方で、対象または領域がハイライト表示される、請求項8または9記載の方法。

請求項12

複数の2Dおよび/または3D画像が、トモシンセシス投影画像トモシンセシス再構成スライスマンモグラフィー画像造影マンモグラフィー画像、合成2D画像、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項1〜14のいずれか一項記載の方法。

請求項13

患者の乳房の体積測定的画像データを含む複数のトモシンセシス画像を得る工程;少なくとも部分的に該トモシンセシス画像から患者の乳房の合成2D画像を生成する工程;該合成2D画像を表示する工程;ユーザコマンドを受けるか、またはそうでなければユーザインタフェースを通して該合成2D画像中の対象もしくは領域のユーザ選択もしくは他の指示を検出する工程;および該ユーザ選択または指示対象もしくは領域のソース画像および/または最も類似した表現を含む、該複数のトモシンセシス画像のうちの一つまたは複数のトモシンセシス画像の少なくとも一部を表示する工程を含む、乳房組織画像を処理し、表示し、かつナビゲートする方法。

請求項14

合成2D画像中の領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数のトモシンセシス画像のうちの選択されたトモシンセシス画像の識別情報を含むインデックスマップを生成する工程をさらに含む、請求項13項記載の方法。

請求項15

患者の乳房の複数の2Dおよび/または3D画像を得る工程;得られた該複数の2Dおよび/または3D画像から患者の乳房の合成2D画像を生成する工程;該合成2D画像を表示する工程;表示された該合成2D画像中のユーザ可動入力装置の位置をユーザインタフェースを通して検出する工程;および表示された該合成2D画像中のユーザ可動入力装置の所与の位置に対応する組織構造または領域のそれぞれのソース画像および/または最も類似した表現を同時並行的に表示する工程を含む、乳房組織画像を処理し、表示し、かつナビゲートする方法。

請求項16

画像処理コンピュータ;少なくとも一つの画像表示モニタ;および該画像処理コンピュータに機能的に結合したユーザインタフェースを含み、該画像処理コンピュータが、乳房の複数の2Dおよび/または3D画像から患者の乳房の合成2D画像を生成し、かつ該合成2D画像を該少なくとも一つの画像表示モニタ上に表示するように構成されており、該画像処理コンピュータがさらに、該合成2D画像中のユーザ選択もしくは指示対象もしくは領域のソース画像または最も類似した表現を含む、該複数の2Dおよび3D画像のうちの一つまたは複数の画像の少なくとも一部を該一つまたは複数の表示モニタの同じまたは異なる表示モニタ上に表示するように構成されている、乳房組織画像を処理し、表示し、かつナビゲートするためのシステム

請求項17

複数の2Dおよび/または3D画像が、患者の乳房の異なるz軸位置において取得または合成されたX、Y座標スライスを含み、該画像が一つまたは複数の対応するX、Y座標位置を有する、請求項16記載のシステム。

請求項18

画像処理コンピュータが、複数の2Dおよび/または3D画像の画像から一つまたは複数の対象および/または領域を統合画像の中にインポートすることによって統合画像を構成することによって合成2D画像を生成し、かつ、対象または領域が該統合画像の中にインポートされる元の複数の画像が該対象または領域のソース画像を含む、請求項16または17記載のシステム。

請求項19

対象または領域が、それらのソース画像中のそれぞれの対象または領域のX、Y座標位置に対応するX、Y座標位置において統合画像の中にインポートされる、請求項18記載のシステム。

請求項20

複数の2Dおよび/または3D画像の各画像が、該複数の画像のすべての画像に共通であるそれらのX、Y座標位置によって決定される一つまたは複数の領域を含み、かつ、各該共通の領域の一つが、各画像のそれぞれの共通領域の一つまたは複数の属性の比較に基づいて、画像処理コンピュータによって該複数の画像から統合画像の中にインポートされる、請求項18または19記載のシステム。

請求項21

一つまたは複数の属性の少なくとも一つがユーザ選択属性である、請求項20記載のシステム。

請求項22

画像処理コンピュータがさらに、合成2D画像中に表示された領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数の2Dおよび/または3D画像のうちの選択された画像の識別情報を含むインデックスマップを生成するように構成されている、請求項16〜21のいずれか一項記載のシステム。

請求項23

画像処理コンピュータがさらに、合成2D画像中の関心の対象または領域をハイライト表示するように構成されている、請求項16〜22のいずれか一項記載のシステム。

請求項24

画像処理コンピュータが、受けたユーザコマンドに応答して、またはユーザインタフェースを通して検出される特定のユーザ活動に応答して、表示された合成2D画像中の対象または領域をハイライト表示するように構成されている、請求項16〜23のいずれか一項記載のシステム。

請求項25

画像処理コンピュータが、ハイライト表示される対象または領域の境界を表す等高線によって、表示された合成2D画像中の対象または領域をハイライト表示するように構成されている、請求項23または24記載のシステム。

請求項26

ハイライト表示される対象もしくは領域が、指定されたタイプの組織構造であるか、または指定されたタイプの組織構造を含むことを示すやり方で、表示された合成2D画像中の対象または領域を画像処理コンピュータがハイライト表示するように構成されている、請求項23または24記載のシステム。

請求項27

複数の2Dおよび/または3D画像が、トモシンセシス投影画像、トモシンセシス再構成スライス、マンモグラフィー画像、造影マンモグラフィー画像、合成2D画像、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される、請求項16〜26のいずれか一項記載のシステム。

請求項28

画像処理コンピュータ;少なくとも一つの画像表示モニタ;および該画像処理コンピュータに機能的に結合したユーザインタフェースを含み、該画像処理コンピュータが、患者の乳房の体積測定的画像データを含む複数のトモシンセシス画像から患者の乳房の合成2D画像を生成し、かつ該合成2D画像を該少なくとも一つの画像表示モニタ上に表示するように構成されており、該画像処理コンピュータがさらに、該合成2D画像中のユーザ選択または指示対象または領域のソース画像または最も類似した表現を含む、該複数のトモシンセシス画像のうちの一つまたは複数のトモシンセシス画像の少なくとも一部を該一つまたは複数の表示モニタの同じまたは異なる表示モニタ上に表示するように構成されている、乳房組織画像を処理し、表示し、かつナビゲートするためのシステム。

請求項29

画像処理コンピュータがさらに、合成2D画像中の領域および/または対象のソース画像である、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数のトモシンセシス画像のうちの選択されたトモシンセシス画像の識別情報を含むインデックスマップを生成するように構成されている、請求項28項記載のシステム。

請求項30

画像処理コンピュータ;少なくとも一つの画像表示モニタ;および該画像処理コンピュータに機能的に結合したユーザインタフェースを含み、該画像処理コンピュータが、乳房の複数の2Dおよび/または3D画像から患者の乳房の合成2D画像を生成し、かつ該合成2D画像を該少なくとも一つの画像表示モニタ上に表示するように構成されており、該画像処理コンピュータがさらに、(i)表示された該合成2D画像中のユーザ可動入力装置の位置を該ユーザインタフェースを通して検出し;かつ(ii)表示された該合成2D画像中のユーザ可動入力装置の所与の位置に対応する組織構造または領域のそれぞれのソース画像および/または最も類似した表現を該一つまたは複数の表示モニタの同じまたは異なる表示モニタに同時並行的に表示するように構成されている、乳房組織画像を処理し、表示し、かつナビゲートするためのシステム。

技術分野

0001

関連出願データ
本出願は、USC35§119の下、参照により全体として本明細書に組み入れられる、2012年2月13日に出願された米国特許仮出願第61/597,958号の優先権の恩典を主張する。

0002

分野
本明細書に開示される発明は、トモシンセシスを使用する乳房画像診断に関し、より具体的には、トモシンセシスデータセットのナビゲーション誘導するためのシステムおよび方法であって、関連のあるデータをトモシンセシスデータセットから合成画像の中にインポートすることによって得られる合成2D画像を用い、次いで2D画像を使用してトモシンセシスデータをナビゲートする、システムおよび方法に関する。

背景技術

0003

背景
乳癌および他の異常をスクリーニングするために、マンモグラフィーが長らく使用されてきた。従来、マンモグラムX線フィルム上に形成されてきた。より近年、マンモグラムをデジタル形式で取得し、それにより、取得された画像の分析および記憶を容易にし、かつ他の利点をも提供するフラットパネルデジタルイメージャが導入された。さらに、乳房トモシンセシスのような方法を使用して乳房の三次元画像を得ることに多大な注目および技術的開発が注がれている。旧来のマンモグラフィーシステムによって生成される2D画像とは対照的に、乳房トモシンセシスシステムは、X線光源画像検出器上でスキャンされるとき、画像検出器に対するX線光源の異なる角変位でそれぞれが取得される一連の2D投影画像から3D画像体積を構成する。構成された3D画像体積は一般に、画像データの複数のスライスとして提示され、それらのスライスは、画像検出器に対して平行な平面上に幾何学的に再構成されている。再構成されたトモシンセシススライスは、医療専門家(たとえば放射線科医)が画像スライス中をスクロールして基礎にある構造を見ることを可能にすることにより、シングルスライス式二次元マンモグラフィー画像診断において存在する組織の重なりおよび構造ノイズによって生じる問題を減らす、または解消する。

0004

最近、乳癌スクリーニングおよび診断のためのトモシンセシスシステムが開発された。特に、Hologic, Inc.(www.hologic.com)は、乳房が固定化されている間または様々な乳房圧迫度においてマンモグラム画像およびトモシンセシス画像の一方または両方のタイプを取得する融合マルチモードマンモグラフィー/トモシンセシスシステムを開発した。他社は、トモシンセシス画像診断専用のシステム、すなわち、マンモグラムも取得する能力を含まないシステムの導入を提案している。

0005

しかし、医療専門家は従来の2Dマンモグラム画像のスクリーニングおよび分析に慣れてしまっているため、トモシンセシス取得および画像表示に限定されたシステムは、トモシンセシス画像診断技術の受け入れに対する障害を呈し得る。特に、マンモグラムは、微小石灰化の良好な可視化を提供し、かつトモシンセシス画像と比べて高い空間分解能を提供することができる。専用の乳房トモシンセシスシステムによって提供されるトモシンセシス画像は、他の望ましい特徴、たとえば乳房中の構造のより良好な単離および可視化を有するが、そのようなシステムは、医療専門家の既存の解釈技術を高めるものではない。

0006

トモシンセシス技術への移行を容易にするために既存の医療専門技術を高めるシステムおよび方法の例が、参照により全体として本明細書に組み入れられる米国特許第7,760,924号(特許文献1)に記載されている。特に、米国特許第7,760,924号は、スクリーニングおよび診断を支援するために、トモシンセシス投影または再構成画像とともに表示され得る合成2D画像を生成する方法を記載している。

先行技術

0007

米国特許第7,760,924号

0008

概要
本明細書に開示され、かつ記載される発明の一つの局面にしたがって、乳房組織情報を処理し、表示し、かつナビゲートするためのシステムおよび方法であって、(i)患者の乳房の複数の2Dおよび/または3D画像を得る工程;(ii)得られた複数の2Dおよび/または3D画像から患者の乳房の合成2D画像を生成する工程;(iii)合成2D画像を表示する工程;(iv)ユーザコマンドを受けるか、またはそうでなければユーザインタフェースを通して合成2D画像中の対象もしくは領域のユーザ選択もしくは他の指示を検出する工程;および(v)ユーザ選択または指示対象または領域のソース画像および/または最も類似した表現を含む、複数の画像のうちの一つまたは複数の画像の少なくとも一部を表示する工程のために構成されているシステムおよびそれらの工程を含む方法が提供される。

0009

追加的および/または代替的に、システムは、表示された合成2D画像中のユーザ可動入力装置所与の位置に対応する組織構造または領域のそれぞれのソース画像および/または最も類似した表現を同時並行的に表示する工程のために構成されていてもよく、方法はその工程を含んでもよい。このナビゲーション機能を提供するために様々な画像処理技術が用いられ得るが、好ましい態様において、システムは、好ましくは、合成2D画像中に表示された領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数の2Dおよび/または3D画像のうちの選択された画像の識別情報を含むインデックスマップを生成する工程のために構成されており、および方法はその工程をさらに含む。その後、インデックスマップは、システムによって使用されると、画像、たとえば乳房画像体積のトモシンセシス体積スタック中をナビゲートするために必要な時間を大きく減らすことができる。

0010

複数のソース画像は、トモシンセシス投影画像、再構成トモシンセシススライス、マンモグラム、造影マンモグラムおよび合成二次元画像の一つまたは複数を含み得る。様々な態様において、患者の乳房の複数の2Dおよび/または3D画像は、乳房の異なるz軸位置において取得または合成されたX、Y座標スライスであり、それらの画像は一つまたは複数の対応するX、Y座標位置を有する。一つの態様において、合成2D画像を生成する工程は、複数の画像からの一つまたは複数の対象および/または領域を統合画像の中にインポートすることによって統合画像を構成することを含み、対象または領域が統合画像の中にインポートされる元の画像はその対象または領域のソース画像を含む。そのような態様において、対象または領域は、好ましくは、それらのソース画像中のそれぞれの対象または領域のX、Y座標位置に対応するX、Y座標位置において統合画像の中にインポートされる。さらにそのような態様に関して、複数の2Dおよび/または3D画像の各画像は、好ましくは、複数の画像のすべてに共通であるそれらのX、Y座標位置によって決定される一つまたは複数の領域を含み、各該共通の領域の一つが、一つまたは複数のシステムおよび/または各画像のそれぞれの共通領域のユーザ決定属性の比較に基づいて、複数の画像から統合画像の中にインポートされる。

0011

本態様の好ましい変形態様において、所与の画像中の識別された関心の対象または領域は、たとえば様々な可能な組織構造の相対的臨床重要さを反映するための既定優先順位スキームに基づいて、他の画像スライス中に同じまたは重なるX、Y座標位置を有する任意の他の識別された関心の対象または領域に対し、統合画像中へのインポートの優先権を有する。好ましい属性は、対象領域、たとえば癌、またあるいは乳房密度もしくは乳房構造のより正確な表現、すなわち、忠実な乳房縁/乳頭外観または、造影マンモグラフィーの場合、造影剤の存在を示す属性を含み得る。概して、高画質/より高画質の画像を実現することができる任意の属性が適切であることができる。

0012

様々な態様においては、対象または領域が、合成2D画像中で自動的にハイライト表示されてもよいし、および/または複数の画像からの一つまたは複数の画像の少なくとも一部に表示されてもよい。追加的および/または代替的に、合成2D画像中の、および/または複数の画像からの一つまたは複数の画像の少なくとも一部に表示された対象または領域は、さらに受けたユーザコマンドに応答して、またはユーザインタフェースを通して検出された特定のユーザ活動に応答してハイライト表示されてもよい。非限定的な例として、対象または領域は、ハイライト表示される対象または領域の境界を表す等高線によってハイライト表示される。好ましくは、対象または領域は、ハイライト表示される対象または領域が、指定されたタイプの組織構造である、または指定されたタイプの組織構造を含むことを示すやり方でハイライト表示される。

0013

本明細書に開示され、かつ記載される発明のもう一つの局面にしたがって、乳房組織情報を処理し、表示し、かつナビゲートするためのシステムおよび方法であって、(i)患者の乳房の体積測定的画像データを含む複数のトモシンセシス画像を得る工程;(ii)少なくとも部分的にトモシンセシス画像から患者の乳房の合成2D画像を生成する工程;(iii)合成2D画像を表示する工程;(iv)ユーザコマンドを受けるか、またはそうでなければユーザインタフェースを通して合成2D画像中の対象もしくは領域のユーザ選択もしくは他の指示を検出する工程;および(v)ユーザ選択または指示対象または領域のソース画像および/または最も類似した表現を含む、複数のトモシンセシス画像のうちの一つまたは複数のトモシンセシス画像の少なくとも一部を表示する工程のために構成されているシステムおよびそれらの工程を含む方法が提供される。ここでもまた、このナビゲーション機能を提供するために様々な画像処理技術が用いられ得るが、好ましい態様において、システムは好ましくは、合成2D画像中の領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数のトモシンセシス画像のうちの選択されたトモシンセシス画像の識別情報を含むインデックスマップを生成する工程のために構成されており、方法はその工程をさらに含む。

0014

開示される発明のこれらおよび他の局面および態様を添付図面と関連させて以下さらに詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0015

患者の乳房のトモシンセシスおよび/またはマンモグラフィー(コントラストマンモグラフィーを含む)画像を取得するための複合マンモグラフィー/トモシンセシス取得システムおよび/またはトモシンセシスのみの取得システムを含み、かつさらに、取得された2Dおよび/または3Dソース画像からの最も関連のあるデータを一つの統合2D画像の中にインポートすることによって医療専門家に表示するための二次元合成画像を提供するための開示される本発明の画像統合技術を実現する一つまたは複数のプロセッサを含むシステム中のデータの流れを示すブロック図である。
統合画像および対応する統合(または「ガイダンス」)マップを生成するための、開示される本発明の画像統合技術による一連のトモシンセシススライスおよび合成2Dマンモグラムのデータの流れを示す図である。
統合画像構成中に特定の領域境界が動的に識別されている、表示された統合画像の一つの態様を示す。
開示される本発明の一つの態様の画像統合プロセス中に実行される例示的な工程を示す流れ図である。
統合画像の表示の一つの態様およびユーザによる統合画像中の領域の選択に応答したソース画像の結果的な表示を示す。
開示される本発明のもう一つの態様にしたがって、合成2D画像中の関心の対象のユーザ選択に応答して再構成トモシンセシス画像スライスを検索し、かつ提示するための例示的プロセスを示す流れ図である。
開示される本発明のもう一つの態様にしたがって、合成2D画像中の関心の対象のユーザ選択に応答して再構成トモシンセシス画像スライスを検索し、かつ提示するためのもう一つの例示的プロセスを示す流れ図である。
開示される本発明のさらに別の態様にしたがって、合成2D画像の複合インデックスマップを対応する再構成トモシンセシス画像スタックへと構成するためのプロセスを示す流れ図である。
ハイライト表示された組織構造を含み、ハイライト表示が、ハイライト表示された組織構造の境界を表す等高線の形態にある、患者の乳房の合成2D画像を表示する左側モニタと、ハイライト表示された組織構造が2D画像の中にインポートされた元のトモシンセシス画像またはそうでなければハイライト表示された組織構造のベストビューを提供するトモシンセシス画像を表示する右側モニタとを含む例示的なユーザインタフェースを示す。
左側モニタ中にハイライト表示された有棘塊と、示された有棘塊が2D画像の中にインポートされた元のトモシンセシス画像またはそうでなければ有棘塊のベストビューを提供するトモシンセシス画像を表示する右側モニタとを含む、同じく患者の乳房の合成2D画像を表示する図9のユーザインタフェースを示す。
左側モニタ中に表示された同じ乳房画像を含むが、ここでは微小石灰化を含む領域をハイライト表示し、右側モニタが、微小石灰化を含むハイライト表示領域が2D画像の中にインポートされた元のトモシンセシス画像またはそうでなければ微小石灰化のベストビューを提供するトモシンセシス画像を表示する図10のユーザインタフェースを示す。

実施例

0016

例示される態様の詳細な説明
添付図面に示される開示される発明の図示される態様の説明においては、説明の明確さおよび容易さのために特殊な用語が用いられる。しかし、この特許明細書の開示は、そのように選択された特定の用語に限定されることを意図したものではなく、各特定の要素は、類似したやり方で作動するすべての技術的均等物を含むものと理解されよう。さらに、可能ならば、本開示および特許請求の範囲の範囲内で様々な例示的態様の様々な要素および/または特徴を互いに組み合わせたり、および/または互いに置換したりし得るということが理解されよう。

0017

以下の略号は本特許明細書を通して以下の定義を有するものとする。

0018

Mpとは、乳房の二次元(2D)投影画像である従来のマンモグラムまたは造影マンモグラムをいい、フラットパネル検出器または別の画像診断装置によって取得されたデジタル画像およびそれを表示および/または記憶もしくは他の使用に備えるための従来の処理を施された後の画像の両方を包含する。

0019

Tpとは、同様に二次元(2D)であるが、乳房と画像診断X線原点(一般にはX線管焦点)との間のそれぞれのトモシンセシス角で取得される画像をいい、取得されたままの画像および表示および/または記憶もしくは他の使用のために処理された後の画像データを包含する。

0020

Trとは、たとえば、開示内容が参照により全体として本明細書に組み入れられる米国特許出願公開公報第2010/0135558号ならびに米国特許第7,760,924号、第7,606,801号および第7,577,282号の一つまたは複数に記載されたやり方でトモシンセシス投影画像Tpから再構成される画像をいい、Tr画像は、TpまたはMp画像を取得するために使用される角度だけでなく、任意の所望の角度における乳房のスライスの投影X線画像中に見られるような乳房のスライスを表す。

0021

Msとは、頭尾方向(CC)または内外斜位方向(MLO)画像のようなマンモグラフィー画像を模倣し、かつトモシンセシス投影画像Tp、トモシンセシス再構成画像Trまたはそれらの組み合わせを使用して構成される合成2D画像をいう。Ms画像を生成するために使用し得る方法の例は、先に組み入れた米国特許出願公開公報第2010/0135558号および米国特許第7,760,924号に記載されている。

0022

IMERGEとは、患者の乳房のMp、Ms、TpまたはTr画像の任意の二つ以上からの一つまたは複数の対象および/または領域を一つの画像の中にインポートすることによって構成された2D画像をいい、その場合、対象または領域が統合画像の中にインポートされる元の画像は、その対象または領域のソース画像を含み、対象または領域は、それらそれぞれのソース画像中の対象または領域のX、Y座標位置に対応するX、Y座標位置において統合画像の中にインポートされる。

0023

語IMERGE、Tp、Tr、MsおよびMpはそれぞれ、表示、将来の処理または記憶のためにそれぞれの画像を描写するのに十分である任意の形態の情報を包含する。それぞれのIMERGE、Mp、Ms、TpおよびTr画像は一般に、表示される前にはデジタル形態で提供され、各画像は、画素二次元配列中の各画素の性質を識別する情報によって画定されている。画素値は一般に、乳房中の対応する体積、すなわち組織のボクセルまたはカラムの、X線に対するそれぞれの計測推定または計算された応答に関する。好ましい態様においては、開示内容が参照により全体として本明細書に組み入れられる米国特許第7,702,142号に記載されているように、トモシンセシス画像(TrおよびTp)、マンモグラフィー画像(MsおよびMp)および統合画像IMERGEの幾何学的配置は共通の座標系整合される。別段指定されない限り、そのような座標系整合は、この特許明細書の以下の詳細な説明に記載される態様に対して実現されるものと考えられる。

0024

図1は、開示される本発明の統合画像生成および表示技術および特徴を組み込む例示的な画像生成および表示システム中のデータの流れを示す。図1は、特定のプロセスが特定の順に、または並行に起こる流れ図の特定の態様を示すが、開示される本発明の様々な他の態様は、そのように指定されない限り、任意の特定の順序の画像処理工程の実行に限定されないということが理解されるべきである。

0025

より具体的には、画像生成および表示システムは、現在利用可能なシステムのいずれかのそれぞれの三次元および/またはトモシンセシス取得方法を使用して、患者の乳房のTp画像を生成するためのトモシンセシス画像データを取得する画像取得システム1を含む。取得システムが複合トモシンセシス/マンモグラフィーシステムであるならば、Mp画像もまた生成し得る。いくつかの専用トモシンセシスシステムまたは複合トモシンセシス/マンモグラフィーシステムは、旧来のマンモグラム画像を受け、かつ好ましくはDICOM準拠PACS(Picture Archiving and Communication System)記憶装置である記憶装置2に記憶する(図1に破線および記号Mplegacyによって示す)ように適合され得る。取得ののち、トモシンセシス投影画像Tpを記憶装置2に伝送してもよい(図1に示すように)。

0026

Tp画像は、取得システム1または記憶装置2または両方から、再構成エンジン3として構成されたコンピュータシステムに伝送され、この再構成エンジンが、先に組み入れた特許および出願公開公報に開示されているように、Tp画像を、選択された厚さおよび選択された配位の乳房スライスを表す再構成画像「スラブ」Trへと再構成する。画像診断および表示システム1はさらに、一つまたは複数のTpおよび/またはTr画像の組み合わせを使用して、任意の配位(たとえばCCまたはMLO)で撮られたマンモグラムを模倣する2D画像を生成するために、再構成エンジンと実質的に並行に作動する2Dシンセサイザを含む。合成2D画像は、表示の前に動的に生成されてもよいし(図1に示すように)、または後の使用に備えて記憶システム2に記憶されていてもよい。合成2D画像は互換的にT2dおよびMsとも呼ばれる。再構成エンジン3および2Dシンセサイザは、好ましくは、高速伝送リンクを介して表示システム5に接続されている。もともと取得されていたMpおよび/またはTp画像もまた、医療専門家による、それぞれのTrおよび/またはMs画像との同時並行的またはトグル式ビューイングのために、表示システム5に転送されてもよい。

0027

モードフィルタ7a、7bが画像取得と画像表示との間に配置されている。各フィルタ7aおよび7bは、それぞれの画像タイプの特定の局面を識別し、ハイライト表示するために配設された、画像のタイプ(すなわちTp、Mp、Tr)ごとにカスタマイズされたフィルタをさらに含んでもよい。このようにして、各画像診断モードを特定の目的に最適な方法でチューニングまたは構成することができる。チューニングまたは構成は、画像のタイプに基づいて自動的であってもよいし、またはたとえば表示装置に結合されたユーザインタフェースを通してマニュアル入力によって決定されてもよい。図1に示される態様において、フィルタ7aおよび7bは、それぞれの画像診断モードで最適に表示される画像の特定の特徴をハイライト表示するように選択され、たとえば、塊または石灰化をハイライト表示するように、または統合画像(以下に記す)を特定の画像タイプ、たとえば3D再構成スライスまたは2Dマンモグラムとして見せるように適合される。

0028

開示される発明の一つの局面にしたがって、および本明細書でさらに詳細に説明するように、システム1は、患者の乳房の利用可能なソース画像および合成画像のセットから得られる関連のある画像データを統合して、表示のための統合2D画像IMERGEを提供する画像統合プロセッサ6を含む。統合画像IMERGEを生成するために使用される利用可能な画像のセットは、フィルタリングされた、および/またはフィルタリングされていないMs、Mp、Trおよび/またはTp画像を含み得る。図1は、これらすべてのタイプの画像が画像統合プロセッサ6に入力されるように示すが、開示される発明の範囲内で、統合画像がマニュアル式に構成可能であってもよいことが考えられる。たとえば、ユーザが表示のための合成2D画像IMERGEを生成するために二つ以上の画像または画像タイプの特定の群を選択することを許すように、ユーザインタフェースまたは事前設定構成が提供され、かつ構成されてもよい。

0029

実例として、医療専門家、たとえば放射線科医が、画素単位粒状度でトモシンセシススライス(またはスラブ)を本質的にマッピングする、表示された合成2D画像中の集合的トモシンセシス画像データ中の最も容易に認知される構造を示す統合画像を提供するために、二つ以上の再構成トモシンセシススライス(またはスラブ)を統合することを望む場合がある。追加的または代替的に、放射線科医は、乳房中の石灰化および様々な組織構造の両方をハイライト表示するカスタマイズされた統合画像を得るために、2Dマンモグラム画像(MpまたはMs)を3D投影画像または選択された再構成画像と組み合わせる場合がある。各画像タイプに適用されるフィルタが、それぞれのソース画像タイプ中で概して最も優勢である、または最も容易に認知される、統合画像中の構造または特徴のタイプをさらにハイライト表示することができる。したがって、一つのタイプのフィルタをマンモグラフィー画像に適用して石灰化をハイライト表示すると同時に、異なるフィルタをトモシンセシススライスに適用して塊をハイライト表示して、ハイライト表示された石灰化およびハイライト表示された組織塊の両方を一つの統合画像の中に表示することを可能にし得る。フィルタはまた、すなわち、統合画像がよりトモシンセシス画像的またはよりマンモグラフィー画像的に見えるよう、統合画像に所望の外観および質感を提供してもよい。

0030

表示システム5は、標準的な取得ワークステーション(たとえば取得システム1の)または、取得システム1から物理的に遠く離れた標準的な(マルチ表示レビューステーションの一部であり得る。いくつかの態様において、通信ネットワークを介して接続された表示装置、たとえばパーソナルコンピュータまたはいわゆるタブレットスマートフォンもしくは他の携帯型装置の表示装置を使用し得る。いずれにしても、システムの表示装置5は、好ましくは、IMERGE、MS、MpおよびTr(および/またはTp)画像を同時並行的に、たとえばレビューワークステーションの別々の横並びのモニタの中に表示することができるが、本発明はさらに、一つの表示モニタしか用いずに、画像間でトグルすることによって実現されてもよい。

0031

検出/診断プロセスを容易にするために、Trスライスは、好ましくは、表示のために、乳房のMpまたはMs画像のサイズと同じであることができるすべて同じサイズに再構成されるか、または、はじめに、取得に使用されるX線ビーム扇形によって決まるサイズに再構成されたのち、適切な補間および/または補外によって同じサイズに変換されることができる。このようにして、異なるタイプの画像および異なるソースからの画像を所望のサイズおよび分解能で表示することができる。たとえば、画像は、(1)画像診断される乳房組織全体が見えるように表示画像のサイズが最大化されるFit To View Portモード、(2)画面上の表示画素が画像の画素に一致するTrue Sizeモード、または(3)表示画像のサイズが、同時並行的に表示されている別の画像のサイズと整合するように調節される、または表示画像がトグルされる、もしくはトグルされることができるRight Sizeモードで表示することができる。

0032

たとえば、同じ乳房の二つの画像が撮られ、かつそれらが同じサイズでない、または同じ分解能を有しないならば、それらが同時並行的に表示されるとき、またはユーザが画像間でトグルするとき、一方または両方の画像の倍率を自動的またはユーザ選択的に増減させて(すなわち、「ズームイン」または「ズームアウト」して)それらが同じサイズに見えるようにするための備えが設けられてもよい。公知の補間、補外および/または重み付け技術を使用してサイズ変更プロセスを達成することができ、また、公知の画像処理技術を使用して、表示画像の他の特徴を、検出/診断を容易にするやり方で類似させることができる。そのようなサイズ変更された画像を見るとき、開示される発明の一つの態様にしたがって、統合画像IMERGEは相応に自動的にサイズ変更される。

0033

したがって、本特許明細書において限定としてではなく例示として記載されるシステム1は、トモシンセシス投影画像Tp、トモシンセシス再構成画像Tr、合成マンモグラム画像Msおよび/またはマンモグラム(コントラストマンモグラムを含む)画像Mpもしくはこれらの画像タイプの任意の一つまたは部分的組み合わせを選択的に受け、かつ表示することができる。システム1は、トモシンセシス画像Tpを画像Trに変換(すなわち再構成)するためのソフトウェア、マンモグラム画像Msを合成するためのソフトウェア、および画像のセットを統合して、統合画像の領域ごとに、ソース画像セット中のすべての画像の中のその領域中の最も関連のある特徴を表示する統合画像を提供するためのソフトウェアを用いる。この特許明細書の目的に関して、ソース画像中の関心の対象または特徴は、集合的ソース画像に対する一つまたは複数のCADアルゴリズムの適用に基づいて、統合画像に含めるのに「最も関連のある」特徴とみなされ得、その場合、CADアルゴリズムが、それぞれの領域内または特徴間で識別/検出された関心の対象および特徴に基づいて、数値、重みまたはしきい値をそれぞれのソース画像の画素または領域に割り当てる、または、統合画像がCAD支援なしで合成画像から直接的に生成される場合には、単に、画像の画素または領域に対応する画素値、重みまたは他のしきい値を割り当てる。関心の対象または特徴は、たとえば、棘状病変、石灰化などを含み見える。X線画像中の異常のコンピュータ化検出のための様々なシステムおよび方法は、いずれも参照により全体として本明細書に組み入れられるGiger et al. RadioGraphics, May 1993, pp. 647-656、Giger et al. Proceedings of SPIE, Vol. 1445 (1991), pp. 101-103、米国特許第4,907,156号、第5,133,020号、第5,343,390号および第5,491,627号に開示されているものを含め、現在よく知られている。

0034

図2は、トモシンセシススライス10A〜10Nを含むトモシンセシス再構成画像データセットTrからの画像データと、マンモグラム20、この場合は合成マンモグラムMsからの画像データとの統合を絵画的に示す図である。説明しやすくするため、この例においてフィルタは示されていない。トモシンセシス画像データセットTrおよび合成マンモグラムMsは領域比較・画像統合プロセッサ6に転送され、このプロセッサが、(1)一つまたは複数のCADアルゴリズム(上記のような)の適用に基づいて、統合画像への可能な包含に関して「最も関連のある」特徴とみなされ得る関心の対象および特徴に関して各画像中の関心の対象および特徴を識別し、(2)識別された特徴を含む画像中のそれぞれの画素領域を識別し、(3)その後、それぞれの領域に最も望ましい表示データを有する画像をサーチしながら画像を領域単位で比較するために、統合画像が生成される元の各ソース画像を評価する(すなわち、自動的に、または特定のユーザコマンドに基づいて)。

0035

上述したように、最も望ましい表示データを有する画像は、最高画素値を有する画像、最低画素値を有する画像または画像へのCADアルゴリズムの適用に基づいてしきい値もしくは重みを割り当てられた画像であり得る。その領域に関して最も望ましい表示データを有する画像が識別されると、その領域の画素が統合画像の対応する領域の上にコピーされる。たとえば、図2に示すように、画像Msからの領域36Mが領域36Iにコピーされる。トモシンセシススライス10Aの領域35は統合画像の領域35Iにコピーされる。図2の領域は既定のグリッド領域として示されているが、領域がこのように既定される必要はない。むしろ、開示される発明の一つの局面にしたがって、領域の境界は、領域比較・画像生成プロセス中に画素またはマルチ画素粒状度で比較を実施することによって動的に識別され得る。実例として、図3は、任意の領域境界で様々なソース画像の数多くの領域の組み合わせによって構成された、たとえばそれぞれのソース画像内の特定の特徴の検出にしたがって識別され得る統合画像50を示す。

0036

図4は、開示される発明の一つの態様にしたがって実施される画像統合プロセスにおいて実行され得る例示的工程を示すために提供された流れ図である。工程62において、画像データセットを取得する。画像データセットは、トモシンセシス取得システムによって、複合トモシンセシス/マンモグラフィーシステムによって、または画像表示装置の近くまたは遠くに位置する記憶装置から既存の画像データを検索することによって取得し得る。工程64において、ユーザが、場合によっては、統合モードを選択してもよく、その場合、ユーザは、(1)統合画像を生成するためのソース画像セットとしてどの画像を使用するか、(2)統合画像中の特定の特徴、たとえば石灰化、棘状病変または塊をハイライト表示するかどうか、および(3)画像をより低分解能のトモシンセシス画像として表示するかどうか、などを指定し得る。工程66において、たとえば、先に組み入れた米国特許第7,702,142号に記載されているようにして、統合画像を生成するために統合させる画像を共通の座標系にマッピングする。または、異なる座標系の画像を整合させる他の方法が使用されてもよい。工程72において、異なる画像の間で領域を比較するプロセスを開始する。工程74において、各IMERGE領域に、最も望ましい画素、数値またはパターンを有するソース画像セットからの画像の領域の画素を移植する。領域に画素を移植するプロセスは、工程76においてすべての領域が評価されたと決定されるまで続き、その時点で、統合画像は表示される準備ができる。

0037

ひとたび統合画像が生成されたならば、それを使用して、統合画像が生成された元のトモシンセシス画像データスタック中のナビゲーションを支援し得る。そのようなナビゲーションは、様々な関心の対象の選択と、統合画像中のそのような関心の対象のソースである対応するトモシンセシス画像の表示とを含む2工程プロセスである。実例として、図5Aおよび図5Bは表示80の二つのビューを示す。図5Aに示す表示80の第一のビューは、取得または合成された画像セットの異なる画像を出所とする領域を有する統合画像82を示す。図5Bは、開示される本発明によって可能にされる特定の特徴を示し、これにより、ユーザは、統合画像82内の領域または区域83を選択し得、その区域に関して得られた画像ソース84がユーザに提示される。

0038

開示される本発明は、関心の対象の選択および対応するそれぞれのソース画像の対応する表示のための多くの様々な機構を想定するが、開示される本発明は、本明細書に記載される機構に限定されないことが理解されよう。たとえば、統合画像内の領域または区域の選択は、CADマークの選択を含んでもよいし、または、レビュー者にとって関心のある特定の特徴の選択を含んでもよい。いずれの場合でも、最も関連のあるスライスがユーザに利用可能にされるが、プロセスの背後の機構は異なる。一つのそのような好ましい機構が図2に示されている。統合画像の領域に画素を移植するとき、統合(または「ガイダンス」)マップ40が同じく構成される。統合マップは、統合画像の領域ごとに、領域の出所である元の画像の識別子を記憶する。したがって、図2に示すように、Ms識別子が領域36に記憶され、10A TRスライス識別子が領域35に記憶される。本明細書においてさらに詳細に説明するように、統合マップは、統合画像の表示中に、関心のユーザ選択領域または対象のそれぞれのソース画像の速やかなビューイングを可能にするために使用されてもよい。

0039

CADマークを使用する選択
統合/ガイダンスマップの使用に加えて、またはそれに代えて、統合画像がCADオーバーレイとともに提示されるならば、そのCADオーバーレイは、3Dデータから導出されるCADマークまたは2Dデータから導出されるCADマーク(システムが2Dデータを取得する能力を有するならば)のいずれかを含み得る。3Dデータから導出されるCADマークは、概して、そのマークに対応するデータ対象の一部として、3Dマークの生成に寄与した一つまたは複数のスライスの識別子を含む。統合画像が3DのCADデータをオーバーレイされているとき、CADマークの選択は、そのマークに寄与した一連のスライスの検索を生じさせる。一つの態様においては、中央の画像スライスが表示され、代替態様においては、最高の重みを有する画像スライスが表示され、さらなる代替態様においては、最少の可視ノイズを有する画像スライス(すなわち、最もクリアな画像)が表示される。

0040

関心の対象による選択
CADマークによる選択の代替として、ユーザが、統合画像上の任意の対象を、それがCADマークであるか、または関心の特徴、たとえば画像中の任意の異常または不規則性であるかにかかわらず、選択することを可能にする機構が提供される。一つの態様において、ユーザまたはシステムは、たとえば一つの画素区域マウスクリックまたはより大きな領域を選択するためのクリックドラッグ動作を使用して、領域を選択し得る。または、ユーザは、様々な、または可変性のサイズの図形フレームの選択を提供されてもよく、さらなるトモシンセシス画像スライスを見ることが望まれるとき、フレームを統合画像内の異なる位置に移動させて区域を選択する能力を有してもよい。そのような選択に応答して、初期表示のための特定の画像スライスを多様な方法で選択し得る。

0041

たとえば、画像スライスは、選択領域内のその対応する画素の重み付けに基づいて選択することもできる。または、特定の画像スライスは、選択される特定の特徴または選択される画素もしくは領域に近い特定の特徴が、選択画像スライス中で最も見やすい、たとえばその領域の最もクリアなビューを提供するように選択されてもよい。したがって、選択される画素または領域に最も関連のある特定の画像スライスの識別は、たとえば当業者に公知の領域拡張技術を使用して、選択対象を包囲する画素情報を利用し得る。したがって、選択画素または領域に隣接する画素は、たとえば、非限定的に、画素が特定の重みを有すること、または特定のパターンに配設されていることを含む、ユーザによって設定された一定のしきい値を満たす特徴を有するならば、関連のあるスライスの評価に含まれる。

0042

または、画像スライスの群、たとえば画像スライスの連続順が、中央のスライスまたは最も重み付けされたスライスが最初に提示されるように選択されてもよい。または、上記のように、最少ノイズを有する群内の画像スライス、すなわち最もクリアなスライスが提供されてもよい。加えて、提示するための画像スライスの選択はまた、所望の可視化モードを考慮に入れてもよい。したがって、ユーザ指定の目的が石灰化を可視化することであるならば、石灰化特徴を有する画像スライスが、内の、より少ない石灰化特徴をする別のスライスよりも前に提示されてもよい。

0043

本特許明細書に開示され、かつ記載されるシステムおよび方法は、患者の3D乳房画像データを含むトモシンセシス再構成体積(または「スタック」)から利用可能である画像情報を、従来の2Dマンモグラフィー画像に類似した一つの合成2D画像へと凝縮するように設計されていることが理解されよう。この合成された2D画像を3Dトモシンセシススタックと同時並行的に見ることにより、患者の乳房組織のはるかに効率的かつ正確なレビューを提供することが可能である。理由は、合成2D統合画像がガイダンスマップとして働くことができ、画像を見る医療専門家が、さらなるレビューに値する任意の関心の対象または領域を検出するために合成2D画像を重点的に見ることができ、システムが、「最適な」対応するトモシンセシス画像スライス(または隣接するトモシンセシススライスのサブセット)への自動化ナビゲーションをただちに提供して、医療専門家がこのさらなるレビューを実施し、所見立証し、評価することを許すことができるからである。したがって、開示される発明のすべての態様を実施する場合に求められるわけではないが、医療専門家は、それぞれの合成2D統合画像をトモシンセシス体積画像スライスと横並びに表示することができる、両方を同時並行的に見るためのユーザインタフェースを用いることが好ましい。

0044

図6は、開示される本発明の一つの態様にしたがって、ソフトウェアプログラムを使用して実現され得る、統合画像中の関心の対象のユーザ選択に応答してTr画像スライスを検索し、かつ提示するための一つの例示的プロセス180を示す。プロセス180は、工程182において、統合画像中の関心の対象の選択に応答して作動する。工程184において、プロセスは、選択された対象がCADマークであるのか、または関心の非CADマーク特徴であるのかを決定する。CADマークであるならば、工程185において、CADマークに関連するTrスライスを検索する。工程189において、スタック中のその相対的位置、スライスのボクセル値の相対的重さ、選択された可視化モードなどの少なくとも一つに基づいて、表示するためのTrスライスの一つを選択し、かつ提示する。工程184において、プロセスが、選択された対象が関心の非CADマーク特徴であったと決定するならば、工程186において、選択領域に対応するソースTr画像を評価し、領域にマッピングする他のTrソース中のボクセル値と比較したその相対的ボクセル値に基づいて、表示するための特定のTrソースを選択する。選択領域内の画素値に寄与するTrソースは3Dトモシンセシス体積内に断続的に離間してい得ることが理解されよう。したがって、最も関連のあるTrソース画像が選択されると、それを、単独で、または一つまたは複数の隣接するTrスライス画像といっしょに画像のスタックの一部としてのいずれかで提示し得る。最も関連のあるTrソースが提示される画像であってもよいし、または、最も関連のある画像に対応するスタック中の別の画像が、たとえばその画像がよりクリアであるならば、はじめに提示されてもよい。

0045

図7は、開示される本発明のもう一つの態様にしたがって、合成2D画像を使用して3Dトモシンセシス画像スタック(「トモシンセシススタック」)をナビゲートするための、ソフトウェアで実現され得るもう一つのプロセスを示す。開始または始動90ののち、プロセスは、工程92において、合成2D画像の画素位置がトモシンセシススタックの適切な画像スライス中の対応する画素位置にマッピングされているトモシンセシス画像スライスインデックスマップを構成することを含む。特に、トモシンセシススタックインデックスマップは、合成2D画像中に表示された領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、乳房体積スタックのうちの選択されたトモシンセシススライス画像の識別情報を含む。トモシンセシススタックインデックスマップは、好ましくは、医療専門家が乳房画像データのレビューを実施することができるときまでに生成される。以下、図8に関連して、一つの好ましい態様にしたがってトモシンセシススタックインデックスマップを構成するための詳細を説明する。

0046

合成2D画像は、一般に、図9〜11に示すような横並びのモニタを有するワークステーション上で医療専門家(互換可能に、記載されるシステムの「ユーザ」とも呼ばれる)に対して表示される。ユーザがワークステーションをどのように構成したかに依存して、特定の患者乳房画像データのレビューを開始するとき、合成2D画像だけがたとえば左側モニタ上に提示されてもよく、右側のモニタは、ブランクであるか、またはおそらくは、好ましくはユーザ選択可能な構成に依存して、トモシンセシススタックからの第一の、または中間の画像スライスを示す。一つの態様において、システムは、まず、合成2D画像を左側モニタ上に表示し、乳房体積全体のトモシンセシス画像スタックのうち、合成2D画像に外観が最も類似している、または相対的に最も興味深い対象を有する表示されたトモシンセシススライスに基づいてシステムによって決定された、トモシンセシススライス画像のうちの「最も関連のある」画像を右側モニタ上に表示する。

0047

その後、医療専門家(ユーザ)が、ユーザインタフェースを使用してシステムのナビゲーション能力を作動し得る。具体的には、工程94において、ユーザは、表示された合成2D画像中の特定の対象または領域を選択するためのコマンドを肯定的に入力し得る。または、システムは、ユーザが、マウスまたは類似した入力装置を使用して制御される「ポインタ」、たとえば動く十文字または矢印を単に配置して、表示された合成2D画像中に対象または領域をオーバーレイし、それにより、項目中の関心を「指摘」するように構成されてもよい。受けたコマンドまたは指示に応答して、システムは、工程96において、インデックスマップを使用して、ユーザ選択/指示対象または領域の直接的なソースであるか、またはそうでなければ表示された2D画像中に示された対象または領域の最も類似した表現を含むトモシンセシススライスを容易に検索し、工程98において、それを右側モニタ上に表示し得る。追加的および/または代替的に、システムは、表示された合成2D画像中のユーザ可動入力装置の所与の位置に対応する組織構造または領域のそれぞれのソース画像および/または最も類似した表現を同時並行的に表示するように構成されてもよい。

0048

合成2D画像が生成される元の複数の2Dおよび/または3D画像は、トモシンセシス投影画像、トモシンセシス再構成スライス、マンモグラフィー画像、造影マンモグラフィー画像、合成2D画像およびそれらの組み合わせを含み得る。合成2D画像は、有利には、基礎にある、取得され、コンピュータ生成された患者の乳房の画像データセットそれぞれからの最も関連のある情報を具現化するということが理解されよう。したがって、表示された合成2D画像中の画素の様々な領域は、基礎にある画像のどれがそれぞれの領域中の関心の対象、たとえば塊または石灰化を見るのに最適であるかに依存して、基礎にある画像データセット中の対応する様々な画像を出所とし得る。特定の領域は、静的に、すなわち特定のグリッド内で識別されてもよいし、または動的に、すなわち識別された関心の対象に基づいて識別されてもよく、かつ粒状度において、わずか1画素からそれぞれの画像中の全画素までの範囲であり得る。一つの態様において、まず、構成中の統合画像の中に、トモシンセシス画像データセット(または「スタック」)の画像中の一つまたは複数の指定の対象組織構造を含む領域をインポートし、そしてその後、上記のように、そうでなければ画像からの最も関連のある領域を統合画像の残りの領域に移植することが優先される。

0049

ユーザインタフェースはさらに、医療専門家が、提示されたトモシンセシス画像を操作して、たとえばトモシンセシススタックの隣接する画像スライスをスキャンすること、または選択領域の中にさらにズーム(拡大)して、マーカを配置する、またはフィルタもしくは他の画像処理技術を画像データに適用することを可能にするための特徴を含み得る。このようにして、医療専門家は、合成2D画像をナビゲーション目的に利用することによってトモシンセシスデータの大きなスタックを速やかにレビューし得、それにより、乳癌スクリーニングおよび診断の性能および効率を高める。開示される発明のさらなる局面にしたがって、特定のタイプの画像が、様々なタイプの関連のある情報を含み得る、またはそれらの情報を見るのに優れてい得るということが決定された、または他のやり方で理解された。たとえば、石灰化は一般に、2Dマンモグラムで最適に可視化されるが、塊は一般に、3D再構成画像を使用して最適に可視化される。

0050

したがって、開示される発明の一つの態様において、様々なフィルタが、統合画像を生成するために使用される画像データセット中の様々なタイプの基礎にある2Dおよび/または3D画像それぞれに適用され、それらのフィルタは、それぞれの画像診断モードで最適に表示される画像の特定の特徴をハイライト表示するように選択される。統合画像を生成する前の画像の適切なフィルタリングは、最終的な統合画像が、基礎にあるすべての画像タイプから得ることができる最も関連のある情報を含むことを保証するのに役立つ。追加的および/または代替的に、様々な画像のために実施されるフィルタリングのタイプはユーザ入力を介して決定され得、それが、ユーザが、たとえば塊、石灰化をハイライト表示する、または統合画像を特定の画像タイプ、たとえば3D再構成スライスまたは2Dマンモグラムのように見せることに適合した「統合モード」を選択することを可能にする。

0051

2D画像の合成は多様な方法で達成し得る。たとえば、一つの態様においては、汎用画像フィルタリングアルゴリズムを使用して、それぞれの2Dおよび3D画像内の特徴を識別し、ユーザは、統合画像を生成するために、2Dフィルタリング済みデータを使用するのか、または3Dフィルタリング済みデータを使用するのかを選択し得る。あるいは、2Dまたは3Dフィルタリング済みデータは、ユーザによって選択された特定の可視化モードにしたがって自動的に選択されてもよい。たとえば、2Dフィルタリング済みデータは、石灰化可視化モードのためのシステムによって自動的に選択され得、3Dフィルタリング済みデータは、塊可視化モードのためのシステムによって自動的に選択され得る。一つの態様において、モードごとに一つずつ二つの異なる統合データが構成され得、または、すべての利用可能な画像タイプからのそれぞれのフィルタリング済み画像データ結果を考慮に入れる一つの統合画像が構成され得る。

0052

一つの態様において、特徴(潜在的な関心の対象を表す)が、利用可能なソース画像中で識別され、その後、それぞれの画像中、たとえば画素単位または領域単位で重み付けされる。その後、利用可能なソース画像の個々の画像中の最も有意な重みを有するそれぞれの領域を具現化することによって、2D画像が構成される。領域のサイズは、粒状度において1画素からそれぞれの画像の多くの(または全)画素まで異なり得、かつ静的に既定であり得、または、ソース画像の様々なしきい値にしたがって変化するマージンを有し得る。トモシンセシス取得ののち、合成(「統合」とも呼ばれる)画像は前処理され、DICOM対象として記憶され、その後、医療専門家によるその後のレビューのために再構成データとともに転送される。そのような構成は、再構成されたスライスごとに重み付け情報を転送する必要性をなくす。または、記憶されたDICOM対象が重み付け情報を含み得、医療専門家のワークステーションにおいて合成2D画像の要求に応答して統合画像を動的に構成することを可能にする。一つの態様において、重み付け情報および合成2D画像の両方がDICOM対象中に提供されてデフォルト統合画像の提示を可能にしながらも、レビュー者個人ワークフローにしたがってカスタマイズを可能にしてもよい。明確にいうと、重み付け情報は、画像そのものとともに記憶することができ、別個ファイルである必要はない。

0053

合成2D画像の可視化がいくつかの欠点を有し得るということが理解されよう。たとえば、統合画像中、明るい石灰化を示すが、実際には、z面において互いから遠い画像スライスを出所とする隣接領域があり得る。したがって、2D画像において微小石灰化のクラスタに見え得るものは、実際には、乳房全体に(すなわちz軸に沿って)分布している個々の石灰化であり得、したがって実際には、さらなるレビューを要する微小石灰化クラスタを表していない。したがって、開示される発明のさらなる局面にしたがって、z面に沿う石灰化の分布を視覚的に示して、医療専門家が、石灰化の群が石灰化クラスタを含むかどうかを速やかに評価することを可能にする「クラスタ分布インジケータ」が合成2D画像とともに提供されてもよい。

0054

いくつかの例において、システムは、インデックスマップ情報に基づいて、選択/指示された対象タイプまたは領域、たとえば有棘塊に関して一つより多いトモシンセシス画像スライスを表示すべきであると決定してもよい。そのような場合、好ましくはユーザによって選択される時間間隔で二つ以上の隣接する一連のトモシンセシススライスが次々に表示される。本明細書においてさらに説明するように、ユーザは、所与の合成2D画像中の一つより多い対象または領域を選択または指示し得る。ひとたびユーザが、表示されたトモシンセシススライスのレビューを完了したならば、その特定の乳房画像データに関してプロセスは完了する(工程100で)。

0055

先に指摘したように、このナビゲーション機能を提供するために様々な画像処理技術を用い得るが、好ましい態様において、システムは、好ましくは、合成2D画像中に表示された領域および/または対象のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似した表現を含む、複数の2Dおよび/または3D画像のうちの選択された画像の識別情報を含むインデックスマップを生成する工程のために構成されており、および方法はさらにそのような工程を含む。その後、インデックスマップは、システムによって使用されると、画像、たとえば乳房画像体積のトモシンセシス体積スタック中をナビゲートするために要する時間を大幅に減らすことができる。

0056

次に、図8に示す流れ図に関連して、インデックスマップを生成するための一つの好ましいプロセス102の実施態様を説明する。はじめに、二つの並行なプロセスを用いる。一方のプロセスにおいては、合成2D画像104に含まれる画像データを、3D体積106の選択されたトモシンセシス画像スライスにマッピングして「汎用」インデックスマップ108を構成する。特に、2D画像104中の画素位置を、ジグソーパズルピースと同様、もっぱら画像類似性に基づいて、それぞれの3D(トモシンセシス)画像106中の画素位置にマッピングする。換言するならば、汎用インデックスマップ108は、それぞれの3D画像中のデータの外観に対する2D画像中のデータの外観の最適整合に完全に基づき、その場合、2D領域中の対応するX、Y領域にもっと類似して見える画素領域を有する3D画像のスライス識別およびX、Y座標を選択する。汎用インデックスマップ108を構成する場合には、合成2D画像中のそれぞれの対象および特徴の潜在的重要性は考慮に入れない。

0057

しかし、汎用インデックスマップ108の創造と並行して、最適に対応する3Dトモシンセシス画像スライスの選択に影響するために、合成2D画像中の、図8に110-1〜110-nと指定される個々の対象タイプが優先順位付けされ、重み付け値を割り当てられる対象タイプインデックスマップ114を生成する。特に、合成2D画像中で識別された各対象タイプ、たとえば小塊密度、有棘塊、微小石灰化などに関して、図8に112-1〜112-nと指定された個々の対象タイプインデックスマップを生成する。そして、個々の対象タイプインデックスマップ112-1〜112-nを組み合わせて全対象タイプインデックスマップ114を構成したのち、それを、工程116において、汎用インデックスマップ108とブレンドして、対象タイプ画像データが汎用画像データに対して優先順位付けされている複合インデックスマップ120を提供する。そして、複合インデックスマップ120は、2D画像104上の選択または指示された位置に応答して3D体積106の画像スライスをナビゲートするためにシステムによって使用される。このようにして、別々のマッピングインデックスが提供されるため、すなわち体積測定的乳房画像中の様々なz軸位置におけるそれらの位置のせいで重なるX、Y座標を有する様々な対象タイプを、それにもかかわらず、選択的ビューイングのための別々にナビゲートすることができる(図10および11に関する以下の例を参照)。

0058

上記のように、様々な態様において、対象または領域は、合成2D画像中で自動的にハイライト表示され得る、および/または複数の画像の一つまたは複数の画像の少なくとも一部に表示され得る。追加的および/または代替的に、合成2D画像中の、および/または複数の画像の一つまたは複数の画像の少なくとも一部に表示された対象または領域は、さらに受けたユーザコマンドに応答して、またはユーザインタフェースを通して検出される特定のユーザ活動に応答してハイライト表示され得る。非限定的な例として、対象または領域は、ハイライト表示される対象または領域の境界を表す等高線によってハイライト表示される。好ましくは、対象または領域は、ハイライト表示される対象または領域が、指定されたタイプの組織構造である、または指定されたタイプの組織構造を含むことを示すやり方でハイライト表示される。

0059

実例として、図9は、患者の乳房の合成2D画像132を表示する左側モニタ124(「Cビュー」)を含む例示的なワークステーション表示122を示す。合成2D画像132は、ハイライト表示された組織構造134を含み、そのハイライト表示は、組織構造の境界を表す等高線の形態にある。上記のように、このハイライト表示は、たとえば2D画像132がはじめに表示されるとき、または、たとえば2D画像131中の対象134の上にポインタを合わせることによる指定のユーザコマンドまたは指示に応答してのみ、システムによって自動的に実施されたものであり得る。ワークステーション表示122はまた、合成画像132中に見られるハイライト表示された組織構造134のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似したビューを提供する、それぞれのトモシンセシス画像136(モニタ126の右下側に示すように、トモシンセシス体積スタックの18番スライスである)を表示する右側モニタ126を含む。特に、表示122に対応するユーザインタフェースは、ユーザが、たとえば、ポインタ、十文字、円または他の類似した幾何学的オブジェクトを表示することによって合成2D画像132上の位置を選択または他のやり方で指示したのち、ユーザからのリクエストとしてシステムによって認識される特定のコマンドタイプ(たとえばマウスクリック)を入力して、モニタ126中に表示されたポインタの下にある領域または対象を示す対応するソースまたはそうでなければ最も類似したトモシンセシススライスを得ることを可能にする。

0060

図10は、異なる合成2D乳房画像142が左側Cビューモニタ124に表示されているワークステーション表示122を示す。合成2D画像142は、ハイライト表示された組織構造144を含み、そのハイライト表示は、対象144が有棘塊であることを示すための幾何学的形状、この場合は円の形態にある。ここでもまた、このハイライト表示は、たとえば2D画像142がはじめに表示されるとき、または、たとえば2D画像142中の対象144の上にポインタを合わせることによる指定のユーザコマンドまたは指示に応答してのみ、システムによって自動的に実施されたものであり得る。右側モニタ126は、合成画像132中に見られるハイライト表示された組織構造144のソース画像であるか、またはそうでなければ最も類似したビューを提供する、それぞれのトモシンセシス画像146(モニタ126の右下側に示すように、トモシンセシス体積スタックの33番スライスである)を表示している。

0061

統合2D画像中の対象または領域と表示(すなわち、ソースまたは「最適」)画像中のそれぞれの対象または領域との間のマッピングは必ずしも1対1でなくてもよく、特定の状況においては、たとえば異なるトモシンセシス画像スライス上の多数の線構造が組み合わさって合成2D画像中に線交差構造を形成する場合、おそらく「1対多」になる場合があるということが理解されよう。実例として、図11は、図10に表示された同じ合成2D乳房画像142を含むが、ここでは、微小石灰化を含む領域154をハイライト表示しているユーザワークステーション表示122を示し、右側モニタが、ハイライト表示された領域154が2D画像142の中にインポートされた元のトモシンセシス画像スライス156(モニタ126の右下側に示すように、トモシンセシス体積スタックの29番スライスである)か、またはそうでなければ微小石灰化のベストビューを提供するトモシンセシス画像スライス156を表示している。特に、図142においては有棘塊構造144と微小石灰化154の領域とが非常に近接しているため、指定のユーザコマンド(たとえば、特定の組織タイプをハイライト表示するための)に依存して、または、ユーザインタフェースのポインタ位置のわずかな調節により、異なる一方をハイライト表示し得る。

0062

先に説明したように、図9〜11に関して上述した例は、合成2D画像が生成されるのと同時に(または、システム実施態様によってはその後で)構成されるインデックスマップによって容易に達成される。または、左側モニタ124中に表示された2D画像上の任意の所与のそのようなユーザ選択/指定ポイント/位置に関してインデックスマップが利用可能でないならば、システムは、右側モニタ126上に表示するためのトモシンセシススタック内の最適に対応する画像(すなわちX、YおよびZ)を自動的に計算するためのアルゴリズムを実行し得る。場合によっては、2D画像上のユーザカーソルの現在位置に基づいてどのトモシンセシススライス番号が右側モニタ126上に表示されるのかを示す「トモシンセシススライスインジケータ」が左側モニタ124上に提供されてもよい。この特徴により、レビュー者は、右側モニタ126上の絶えず変化する画像表示によって注意をそらされる必要がないと同時に、レビュー者には2D画像中の特定の対象のトモシンセシス体積スタック中のz軸位置の理解を提供される。

0063

開示される発明のさらなる局面にしたがって、ユーザインタフェースの利用可能な特徴は、統合画像のポイント/位置に基づいてだけでなく、同様に構造/対象/領域に基づいて機能するように拡張されてもよい。たとえば、統合画像中の特定の対象または領域が、表示されるとき、それぞれの対象中の可能な関心のシステム認識またはそれぞれの領域中に位置する対象のシステム認識に基づいて自動的にハイライト表示されてもよい。図8に示す一つの態様において、このハイライト表示は、ハイライト表示される組織構造の境界を表す等高線108の形態にある。たとえば数多くの石灰化構造を含む表示画像中の対象領域をハイライト表示するために等高線が同様に使用されてもよい。いくつかの態様において、システムは、システムをして、選択または指示された対象または領域の一つまたは複数の基礎にあるソース画像を同時並行的に表示させるために、関心の対象または領域を選択または他のやり方で指示する方法として、ユーザが統合画像上に等高線を「引く」ことを許すように構成される。

0064

好ましい態様において、システムは、様々なソース画像中の様々な乳房組織構造、特に、異常な対象、たとえば微小石灰化クラスタ、丸いまたは分葉状の塊、有棘塊、構造的変形などを含む組織構造および正常な乳房組織、たとえば線形組織、シストリンパ節、血管などを含む良性組織構造を含む、またはそれらに関する組織構造を識別し、かつそれらを統合画像の中でハイライト表示するための公知の画像処理技術を用いる。さらには、第一のタイプの組織構造からなる、またはそれを含む対象または領域を、表示される統合画像中で第一のやり方でハイライト表示し、第二のタイプの組織構造からなる、またはそれを含む対象または領域を、表示される統合画像中で、第一のやり方とは異なる第二のやり方でハイライト表示し得る。

0065

様々な態様において、ユーザは、ユーザインタフェースを通して、特定のタイプの組織構造を選択または他のやり方で識別するコマンドを入力し得、システムは、受けたコマンドに応答して、(i)表示された統合画像中、選択されたタイプの組織構造を含む対象および/または選択されたタイプの組織構造を含む一つまたは複数の対象を含む領域を自動的にハイライト表示すること、および(ii)乳房画像データ中の選択されたタイプの組織構造、たとえば、ソース画像スタック中に一つより多く検出されるならば、比較に基づいて選択される組織構造タイプの最も顕著な組織構造のそれぞれのソーススライス(またはそうでなければその組織構造の最良の描写を示すスライス)を自動的に同時並行的に表示することの一方または両方を実行する。したがって、ユーザが統合2D画像中の微小石灰化スポット/クラスタの上(またはその非常に近く)を「クリック」すると、システムは、自動的に、3D中の対応するマイクロ石灰化を含むソース(またはそうでなければ最良の)トモシンセシス画像スライスを同時並行的に表示する。もう一つの例として、ユーザは、放射状の線パターン(多くの場合、有棘塊の指示)の外観を有する2D統合画像中の領域を選択することができ(ユーザインタフェースを通して)、システムは、放射状の線パターンを見るために、ソース(またはそうでなければ最良の)3Dトモシンセシススライスまたは、おそらくは、一連のトモシンセシススライスを同時並行的に表示する。

0066

様々な態様において、ユーザは、ユーザインタフェースを通してコマンドを入力して、動的表示機能を作動させ得、システムは、表示された統合画像中のユーザ可動入力装置の位置に(動的に)対応する対象および組織構造を自動的にハイライト表示する。そのような態様において、システムはさらに、自動的に、表示された統合画像中のユーザ可動入力装置の所与の位置に対応するハイライト表示された選択された組織構造のそれぞれのソース画像を同時並行的に、同じく動的に表示することを含んでもよい。

0067

一つの態様において、システムは、左側モニタ124上のユーザの実際のカーソルと同じ(x、y)位置に対応する位置に表示される「シャドウ」カーソルを右側モニタ126上に提供して、2D画像中のカーソルの移動がトモシンセシス画像中のシャドウカーソルを同じX、Y座標で動かすように作動させることができる。また、逆の態様、すなわちアクティブなユーザカーソルが右側モニタ126中で作動可能であり、シャドウカーソルが左側モニタ124中で作動可能である態様を実現することもできる。一つの実施態様において、この動的表示特徴は、システムが、2D統合画像中のユーザの対象ポイント、たとえばマウスカーソル位置をたどり、そしてその下の最も「意味のある」領域をリアルタイムで動的に表示/ハイライト表示することを可能にする。たとえば、ユーザは、血管の上にマウスを動かすことができ(任意のボタンをクリックすることなく)、システムは即座に血管の輪郭をハイライト表示する。

0068

開示される本発明は、単に合成2D画像および対応するインデックス/ガイダンスマップを生成するのではなく、本明細書に記載されるマッピング概念を拡大して、マッピングされた体積中の各ボクセルが、その特定のボクセルの出所である対応するトモシンセシススライスに関連する情報を記憶する、完全にマッピングされた3D体積を生成し得るように展開され得るということが理解されよう。たとえば、一つの態様において、体積は、乳房の実際の体積にかかわらず、固定座標系に投影されてもよい。このようなやり方の固定座標系への体積の投影は、画像データの処理を容易にして、特に、様々な取得中に得られるボクセルの相関を簡素化する。たとえば、乳房のCC取得から得られた3D体積中のボクセルと、同じ乳房のMLO取得から得られた体積中のボクセルとの相関を容易にする。そのような構成においては、一つまたは複数の3Dマップを提供して、たとえば、CCを介して取得された3D体積の一つのスライス中のボクセルから、たとえばMLOビューを介して取得された別の体積中の一つまたは複数の対応するボクセルにマッピングしてもよい。そのような構成は、乳房体積内の類似した関心の特徴に関する様々な取得から得られたスライスの比較を容易にして、本質的に、医療専門家が対象領域のマルチ面レビューを得ることを可能にする。

0069

例示的な態様を記載したが、上述され、添付図面に示された例は単に例示的であり、他の態様および例が特許請求の範囲内に包含されることを理解することができる。たとえば、添付図面に提供された流れ図は例示的工程を説明するが、画像統合プロセス全体は、当技術分野において公知の他のデータ統合方法を使用する多様なやり方で達成し得る。システムブロック図も同じく単に代表的であり、開示される発明の要件を限定するものとみなされるべきでない機能的描写を例示する。したがって、上記具体的な態様は例示的であり、特許請求の範囲を逸脱することなく、数多くの変形をこれらの態様に加えることができる。

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