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技術 無線ネットワークにおけるデバイス間のトンネルダイレクトリンクセットアップ(TDLS)セッションを再確立するための方法および装置

出願人 マーベルワールドトレードリミテッド
発明者 ビジュウェ、サガー、ディー.
出願日 2013年1月8日 (8年4ヶ月経過) 出願番号 2014-550783
公開日 2015年3月2日 (6年2ヶ月経過) 公開番号 2015-506627
状態 特許登録済
技術分野 移動無線通信システム
主要キーワード 電子データ記憶装置 ピクチャーフレーム 優先権情報 移動無線デバイス 無線リピータ ロジック制御 インフラストラクチャベース デバイス環境
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題・解決手段

本開示は、トンネルダイレクトリンク(TDLS)セッション確立および再確立する技術について記載する。ある態様では、TDLS永続可能ビットが、コンピューティングデバイスに格納されて、コンピューティングデバイスが、TDLSセッションに関連する永続的な情報を格納可能であるかを示す。永続的なグループ情報は、コンピューティングデバイスに格納されて、コンピューティングデバイスが、TDLSセッションを再確立する、TDLSセッションの再確立を指示するのを助ける。

概要

背景

本開示の背景を、一般的に示すことを目的として、背景技術を説明する。以下、背景技術の章において説明される範囲及び出願時には従来技術として認められていない側面の範囲において、本願発明者の仕事は、本開示に対して明示的に又は非明示的にも、従来技術であるとは認めていない。

無線通信サポートするのに、IEE規格802.11zおよび関連するIEEE規格802.11mbによって規定されるトンネルダイレクトリンクセットアップ(TDLS)が使用される場合がある。TDLSセッションは、例えば、コンピューティングデバイスが、直接別のコンピューティングデバイスとデータを交換したり、サービスを取得したりすることを可能にする。TDLSセッションをセットアップするのに、最初は、WLANが使用され、TDLSセッションに入ったコンピューティングデバイスは、同じ無線アクセスポイントに接続される。

しかしながら、TDLSセッションがセットアップされる都度、TDLS発見オペレーションおよびTDLSセットアップオペレーションが伴う。更に、従来の技術を使用してTDLSセッションが失われる都度または終了される都度、コンピューティングデバイスについての情報、例えば、接続情報および機能についての情報が失われる。したがって、従来技術を使用したTDLSセッションのセットアップは、多くの場合遅く、セットアップするのに計算コストが高いと言える。

概要

本開示は、トンネルダイレクトリンク(TDLS)セッションを確立および再確立する技術について記載する。ある態様では、TDLS永続可能ビットが、コンピューティングデバイスに格納されて、コンピューティングデバイスが、TDLSセッションに関連する永続的な情報を格納可能であるかを示す。永続的なグループ情報は、コンピューティングデバイスに格納されて、コンピューティングデバイスが、TDLSセッションを再確立する、TDLSセッションの再確立を指示するのを助ける。

目的

TDLSデバイス120はそれぞれ、例えば、IEEE802.11−2007、IEEE802.11n、IEEE802.11z、802.11mb等の様々な通信プロトコルを扱うための無線インターフェースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
1件
牽制数
0件

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請求項1

第1のトンネルダイレクトリンクセットアップデバイス(TDLSデバイス)と第2のTDLSデバイスとの間でトンネルダイレクトリンクセットアップセッション(TDLSセッション)を確立する方法であって、前記第1のTDLSデバイスから前記第2のTDLSデバイスへと、TDLS発見要求を送信する段階と、前記第2のTDLSデバイスから、前記TDLS発見要求に対する応答を前記第1のTDLSデバイスにおいて受信したことに応答して、前記第1のTDLSデバイスから前記第2のTDLSデバイスへとTDLSセットアップ要求を送信する段階と、前記第2のTDLSデバイスから、前記TDLS発見要求に対する応答を前記第1のTDLSデバイスにおいて受信したことに応答して、(i)前記第1のTDLSデバイスから前記第2のTDLSデバイスへと、TDLSセットアップ確認応答を送信する段階、(ii)前記第1のTDLSデバイスと前記第2のTDLSデバイスとの間で、前記TDLSセッションを確立する段階、および、(iii)前記第2のTDLSデバイスに関連する情報を、前記第1のTDLSデバイスにおいて永続的に格納する段階と、を備え、前記第1のTDLSデバイスと前記第2のTDLSデバイスとの間で前記TDLSセッションが確立された後で、前記情報を前記第1のTDLSデバイスにおいて永続的に格納する、方法。

請求項2

前記TDLS発見要求は、前記第1のTDLSデバイスが、TDLSセッションに関連する永続的な情報を格納可能であることを示す情報を含む、請求項1に記載の方法。

請求項3

前記永続的に格納される情報は、前記第1のTDLSデバイスが、TDLS永続可能ビットを含むTDLSセッションに関連する永続的な情報を格納可能であるかを示す情報、前記第1のTDLSデバイスがTDLSセッションを確立する更なるTDLSデバイスのそれぞれについて、前記更なるTDLSデバイスのデバイス名、前記更なるTDLSデバイスのMACアドレス、および、前記第1のTDLSデバイスと前記更なるTDLSデバイスとの間の前記TDLSセッションを開始するのに使用されるアクセスポイントのMACアドレスを含む前記更なるTDLSデバイスに関連する基本サービスセット識別子(BSSID)、を有する、請求項1または2に記載の方法。

請求項4

前記第1のTDLSデバイスがTDLSセッションを確立する更なるTDLSデバイスのそれぞれについて、アプリケーションの機能を発見する段階を更に備える、請求項1から3の何れか一項に記載の方法。

請求項5

前記永続的に格納される情報は、前記第1のTDLSデバイスがTDLSセッションを確立する前記更なるTDLSデバイスのそれぞれについて、発見した前記アプリケーションの機能を含む、請求項4に記載の方法。

請求項6

前記永続的に格納される情報は、MAC層に格納される、請求項1から5の何れか一項に記載の方法。

請求項7

前記第1のTDLSデバイスが、TDLSセッションに関連する永続的な情報を格納可能であることを示す前記情報を、既存のTDLS発見要求通信プロトコルに含める段階を更に備える、請求項2に記載の方法。

請求項8

第1のトンネルダイレクトリンクセットアップデバイス(TDLSデバイス)と第2のTDLSデバイスとの間でトンネルダイレクトリンクセットアップセッション(TDLSセッション)を再確立する方法であって、前記第1のTDLSデバイスに格納された永続的な情報に少なくとも一部基づいて、複数のTDLSデバイスから前記第2のTDLSデバイスを選択する段階と、前記選択されたTDLSデバイスについての前記永続的な情報に少なくとも一部基づいて、前記第1のTDLSデバイスから前記選択されたTDLSデバイスへと、TDLSセットアップ要求を送信する段階と、前記選択されたTDLSデバイスから、TDLSセットアップ応答を前記第1のTDLSデバイスにおいて受信する段階と、前記第1のTDLSデバイスから前記選択されたTDLSデバイスへと、TDLSセットアップ確認応答を送信する段階と、前記第1のTDLSデバイスと前記選択されたTDLSデバイスとの間で、前記TDLSセッションを確立する段階と、を備える方法。

請求項9

前記永続的な情報は、TDLS永続可能ビットを含むTDLSセッションに関連する永続的な情報を、前記第1のTDLSデバイスが格納可能であるかを示す情報と、永続的なグループ情報と、を有する請求項8に記載の方法。

請求項10

前記永続的なグループ情報は、前記選択されたTDLSデバイスのデバイス名、前記選択されたTDLSデバイスの媒体アクセス制御(MAC)アドレス、および、基本サービスセット識別子(BSSID)を含む、請求項9に記載の方法。

請求項11

前記BSSIDは、前記第1のTDLSデバイスと前記選択されたTDLSデバイスとを接続するのに使用されたアクセスポイントのMACアドレスを含む、請求項10に記載の方法。

請求項12

前記選択されたTDLSデバイスとアクセスポイントとの間の接続を開始することを試みる段階と、前記TDLSセットアップ要求が、所定回数タイムアウトになったことを示す情報を受信する段階と、前記永続的なグループ情報を削除する段階と、を更に備える請求項9から11の何れか一項に記載の方法。

請求項13

第3のTDLSデバイスが、TDLS発見を実行することなしに前記第2のTDLSデバイスとTDLSセッションを確立することが可能なように、前記第3のTDLSデバイスと前記永続的な情報を共有する段階を更に備える、請求項8から12の何れか一項に記載の方法。

請求項14

前記永続的なグループ情報を削除する段階は、前記第1のTDLSデバイスから、前記第2のTDLSデバイスに関連する前記永続的なグループ情報を削除する段階を含む、請求項12に記載の方法。

請求項15

前記デバイス名は、カスタマイズ可能である、請求項10または11に記載の方法。

請求項16

前記第1のTDLSデバイスと、前記永続的な情報に格納された前記選択されたTDLSデバイスに関連付けられたアクセスポイントとの間の接続を開始することを試みる段階を更に備える、請求項8から15の何れか一項に記載の方法。

請求項17

前記第1のTDLSデバイスと、前記永続的な情報に格納された前記選択されたTDLSデバイスに関連付けられた前記アクセスポイントとの間の接続を開始することに失敗したことを示す情報を受信する段階と、前記第1のTDLSデバイスから、前記選択されたTDLSデバイスに関連する前記永続的な情報を削除する段階と、を更に備える請求項16に記載の方法。

請求項18

第1のトンネルダイレクトリンクセットアップデバイス(第1のTDLSデバイス)から、無線媒体を介して、TDLSグループの第2のTDLSデバイスについての永続的な情報に少なくとも一部基づいて、TDLSセットアップ要求を送信する送信機と、前記無線媒体を介して、前記第2のTDLSデバイスからTDLSセットアップ応答を受信する受信機と、前記無線媒体を介して、前記第1のTDLSデバイスと前記第2のTDLSデバイスとの間のTDLSセッションを確立するTDLS接続モジュールと、を備えるシステム

請求項19

前記永続的な情報は、前記第1のTDLSデバイスが、TDLSセッションに関連する永続的な情報を格納可能であるかを示す情報を含み、前記TDLSグループについての情報は、前記第2のTDLSデバイスのデバイス名、前記第2のTDLSデバイスの媒体アクセス制御(MAC)アドレス、前記第2のTDLSデバイスに対応するアクセスポイントの基本サービスセット識別子(BSSID)、および、前記第2のTDLSデバイスに格納されるアプリケーションの機能、を含む、請求項18に記載のシステム。

請求項20

前記TDLS接続モジュールは更に、前記第2のTDLSデバイスとアクセスポイントとの間の接続を開始することを試み、前記TDLSセットアップ要求が所定回数タイムアウトしたことを示す情報を含むメッセージを受信し、前記第1のTDLSデバイスから、前記第2のTDLSデバイスに関連する前記永続的な情報を削除する、請求項18または19に記載のシステム。

技術分野

0001

優先権情報
本開示は、2012年1月9日出願の米国仮出願第61/584,774号の優先権を主張する2013年1月7日出願の米国特許出願第13/735,458号明細書の優先権を主張し、これら開示の内容は、参照により本明細書に組み込まれる。

背景技術

0002

本開示の背景を、一般的に示すことを目的として、背景技術を説明する。以下、背景技術の章において説明される範囲及び出願時には従来技術として認められていない側面の範囲において、本願発明者の仕事は、本開示に対して明示的に又は非明示的にも、従来技術であるとは認めていない。

0003

無線通信サポートするのに、IEE規格802.11zおよび関連するIEEE規格802.11mbによって規定されるトンネルダイレクトリンクセットアップ(TDLS)が使用される場合がある。TDLSセッションは、例えば、コンピューティングデバイスが、直接別のコンピューティングデバイスとデータを交換したり、サービスを取得したりすることを可能にする。TDLSセッションをセットアップするのに、最初は、WLANが使用され、TDLSセッションに入ったコンピューティングデバイスは、同じ無線アクセスポイントに接続される。

0004

しかしながら、TDLSセッションがセットアップされる都度、TDLS発見オペレーションおよびTDLSセットアップオペレーションが伴う。更に、従来の技術を使用してTDLSセッションが失われる都度または終了される都度、コンピューティングデバイスについての情報、例えば、接続情報および機能についての情報が失われる。したがって、従来技術を使用したTDLSセッションのセットアップは、多くの場合遅く、セットアップするのに計算コストが高いと言える。

0005

本発明の概要は、以下に記載する詳細な説明および添付の図面で説明される対象の導入部として提供される。したがって、本発明の概要の章は、特許請求される対象の必要不可欠な特徴を説明しているまたは範囲を限定しているとみなされるべきではない。

0006

一態様において、本開示は、TDLSデバイスからTDLS発見要求を送信し、TDLSデバイスにおいてTDLS発見応答を受信するべく実装される方法について記載する。方法は更に、TDLSデバイスからTDLSセットアップ要求を送信し、TDLSデバイスにおいてTDLSセットアップ応答を受信し、TDLSデバイスからTDLSセットアップ確認応答を送信するべく実装される。最後に、方法は、TDLSセッションを確立し、TDLSセットアップ応答からの永続的な情報を、TDLSデバイスに格納するべく実装される。

0007

方法は更に、第2のTDLSデバイスについての永続的な情報に少なくとも一部基づいて、第1のTDLSデバイスから第2のTDLSデバイスへとTDLSセットアップ要求を送信し、第2のTDLSデバイスからTDLSセットアップ応答を第1のTDLSデバイスにおいて受信し、第1のTDLSデバイスから第2のTDLSデバイスへとTDLSセットアップ確認応答を送信するべく実装される。方法は更に、TDLS発見要求およびTDLS発見応答なしに、第1のTDLSデバイスと第2のTDLSデバイスとの間のTDLSセッションを再確立するべく、実装される。

0008

システムオンチップ(SoC)は、無線媒体を介して送信を行う送信機を備える。SoCはまた、無線媒体を介して受信を行う受信機を備える。最後に、SoCは、少なくとも一部、TDLSグループメンバーデバイスについての永続的な情報に基づいて、送信機を介してTDLSセットアップ要求の送信を行うTDLS接続モジュールを備える。TDLS接続モジュールは更に、メンバーデバイスからTDLSセットアップ応答を、受信機を介して受信する。TDLS接続モジュールはまた、TDLSセットアップ確認応答を、送信機を介してメンバーデバイスに送信する。最後に、TDLS接続モジュールは、無線媒体を介して、メンバーデバイスとのTDLSセッションを確立する。

0009

1つまたは複数の実装の詳細を、添付の図面および以下の詳細な説明に記載する。その他の特徴および利点についても、以下の説明および図面から明らかとなるであろう。

0010

1つまたは複数の実装の詳細を、添付の図面および以下の詳細な説明に記載する。図面において、参照番号の最も左の桁は、参照番号が最初に現れる図面の番号を示している。説明および図面において、異なるインスタンスに使用されている同じ参照番号は、同様な要素であることを示している。

図面の簡単な説明

0011

1つまたは複数の態様に係る無線デバイスを有するオペレーション環境を示した図である。

0012

1つまたは複数の態様に係るTDLSセッションをセットアップする図1デバイスの例を示している。

0013

TDLSセッションを確立し、TDLSセッション中のコンピューティングデバイスについての情報を格納する方法を示している。

0014

永続的な情報に基づいて、TDLSセッションを再確立する方法を示している。

0015

TDLSセッションを再確立すべきコンピューティングデバイスを選択し、TDLSセッションを再確立する方法を示している。

0016

概略的に示されたネットワーキング層と共にコンピューティングデバイスを示した図である。

0017

本明細書に記載される技術の複数の態様を実装するSoC環境を示した図である。

実施例

0018

TDLSセッションを確立する従来の技術では、接続されたコンピューティングデバイスの情報を格納することができない。これは、TDLSセッションの確立の非効率化につながる、すなわち、TDLSセッションを確立すべきコンピューティングデバイスを選択する能力欠如冗長なセットアップオペレーション等を意味する。本開示は、コンピューティングデバイスについて永続的に格納される情報(例えば、永続的なグループ情報)に基づいて、TDLSセッションを再確立または再呼び出しする技術について記載する。一実装形態では、永続的なグループ情報は、TDLSセッションが確立された後に、特定のデバイスに格納される。永続的なグループ情報は、その他のオペレーションの中でも、特に、所望の機能を有する別のコンピューティングデバイスとのTDLSセッションを確立するべくコンピューティングデバイスに指示を出す、TDLSセッションセットアップを可能とするべく無線アクセスポイントにコンピューティングデバイスを接続させる試み、および、永続的なグループ情報の格納の管理のために使用することができる。

0019

使用例の一例として、スマートフォンのユーザが、仕事から帰宅して、サーバに格納された音楽アクセスしようと望む場合を考える。現在のTDLSアーキテクチャでは、サーバとのTDLSセッションが確立される都度、ユーザの音楽へのアクセスに遅延が生じるのを経験する。図1〜7を参照して以下に開示するTDLSアーキテクチャでは、携帯電話のユーザは、セッションの再確立時に、大幅に低減された遅延で、サーバと接続してもよい。

0020

また、携帯電話は、範囲内の全てのデバイスについてTDLS発見を実行して、範囲内の全てのデバイスとTDLSセットアップを実行して、所望の機能を有する一のデバイスを見つけるべく複数のデバイスを探索するのではなく、ユーザの所望の動作に基づいてTDLSセッションのセットアップを指示してもよい。この態様では、ユーザが、パーソナルビデオおよび画像を格納している別個のサーバにアクセスすることを望む場合、携帯電話は、音楽サーバではなく、パーソナルビデオおよび画像のサーバへとTDLSセットアップを指示することができる。したがって、ユーザは、音楽を聴くことと、ソーシャルメディアイトに情報を掲載することとの切り替えをすることが可能となり、効率が高くなっている。更に、携帯電話が以前にサーバと接続したことがある場合には、携帯電話がそのサーバの範囲に入ると、サーバが携帯電話とのTDLSセッションの再確立を開始することができる。この場合、サーバがTDLS永続的なグループ情報を格納することができるようにすることにより、携帯電話のメモリを節約することができる。

0021

また、TDLSセッション中のデバイスが、同じアクセスポイントに接続することを要求されてもよい。別の使用例では、モールの中を歩く携帯電話のユーザが、例えば、様々な小売業者所有する広告サーバと関連付けられたアクセスポイントのような複数のアクセスポイントに接続する選択肢を有する場合を考える。現在のTDLSアーキテクチャでは、各店舗が自身のアクセスポイントを有している場合が多いことから、携帯電話は、利用可能なサーバ上で利用可能な広告を表示することができない。以下に開示するTDLSアーキテクチャでは、携帯電話のユーザは、様々な小売業者と関連付けられたプロモーション閲覧するといったように、様々な店舗とやり取りを行うべくアクセスポイントを探すことができる。

0022

また、ユーザは、複数のデバイスと、永続的な情報を共有することを望む場合がある。例えば、携帯電話は、ユーザが、携帯電話とタブレットの両方のユーザアカウントを認証した場合には、当該タブレットデバイスと永続的な情報を共有してもよい。これに代えて、ユーザは、別のユーザと永続的な情報を共有することを望む場合がある。例えば、音楽サーバを有するユーザの友人が、訪ねる場合がある。元のユーザの家のサーバを見つけるべくTDLS発見を行うのではなく、元のユーザは、友人と永続的な情報を共有して、セットアップに掛かる時間を短縮し、指示されたTDLSセッションの確立を可能としてもよい。パブリックアクションフレームを利用して、共有を行ってもよい。

0023

以下の説明では、オペレーション環境、オペレーション環境で採用される技術、および、オペレーション環境のコンポーネント実装可能なSoCについて記載する。以下の説明において、オペレーション環境を参照して説明するが、あくまでも一例として記載する。

0024

オペレーション環境
図1は、移動無線デバイス102を備えるオペレーション環境100の一例を示しており、移動無線デバイス102はそれぞれ、無線アクセスポイント106によってイネーブルされる無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)のような無線接続104を介して、データ、パケットおよび/またはフレーム通信可能である。移動無線デバイス102としては、スマートフォン108、タブレットコンピュータ110およびラップトップコンピュータ112が含まれる。図示していないが、移動無線デバイス102のその他の構成も考えられ、例えば、モバイルインターネットデバイス(MID)、モバイルゲーム機電子書籍リーダまたは電子書籍(e−readerまたはe−book)等が考えらえる。デスクトップコンピュータ、サーバ、インターネット可能テレビ(IP TV)のような非移動無線デバイスも、オペレーション環境100の例に含まれる。サーバ114のような非移動無線デバイスは、WLANのようなネットワーク接続116を介して、データ、パケットおよび/またはフレームを通信することができる。ゲートウェイデバイス118は、無線アクセスポイント106を有する。

0025

移動無線デバイス102およびサーバ114のような非移動無線デバイスは、TDLSデバイス120である。TDLSデバイス120はそれぞれ、例えば、IEEE802.11−2007、IEEE802.11n、IEEE802.11z、802.11mb等の様々な通信プロトコルを扱うための無線インターフェースを提供する、無線ネットワークインターフェース122を有する。例えば、移動無線デバイス102は、IEEE802.11zプロトコルを実装する場合、データリンク層を介してTDLSセッションを確立することができる。データリンク層は、媒体アクセス制御(MAC)サブレイヤを含む。無線ネットワークインターフェースは、送信機および受信機の組み合わせ(図示)を含む、または、送信機と受信機とが別個に設けられてもよく(図示せず)、また、ファームウェアまたはソフトウェアと組み合わせられたもしくは別個に設けられたハードウェアであってもよい。

0026

TDLSデバイス120はまた、1つまたは複数のプロセッサ124、コンピュータ可読記憶媒体126(CRM126)、および、一実装形態ではCRM126に実装されてもよいTDLS接続モジュール128を含む。プロセッサ124は、任意の好適な種類のプロセッサであってよく、移動無線デバイス102のアプリケーションおよび/またはオペレーティングシステムと関連付けられた命令またはコードを実行するための、シングルコアまたはマルチコアのプロセッサであってよい。プロセッサ124は、例えば、シリコンまたはその他の半導体である、任意の好適な材料から構築または製造されてよい。CRM126は、任意の好適なメモリまたは記憶デバイスを含んでもよく、例えば、無線デバイス102のアプリケーションおよび/またはオペレーティングシステムのデータを格納するのに有用なランダムアクセスメモリ(RAM)、スタティックRAM(SRAM)、不揮発性RAM(NVRAM)、リードオンリーメモリ(ROM)またはフラッシュメモリを含んでもよい。更に、CRM126は、信号媒体とは区別され、従って、信号媒体および信号自体を含まない。例えば、TDLS接続モジュール128の実装の例について以下に記載する。

0027

TDLSデバイス120は、例えば、ゲートウェイデバイス118に接続される場合に、インフラストラクチャベーストポロジーを有する無線ネットワークにおけるクライアントデバイスとして構成されてもよい。これに代えてまたは加えて、TDLSデバイス120は、その他のTDLSデバイスとの通信を可能とするように構成されてもよい。ある場合には、移動無線デバイス102は、ゲートウェイデバイス118を関連付けると同時に、TDLSデバイス120とのTDLSセッションを確立してもよく、例えば、サーバ114と移動無線デバイス102とを関連付けてもよい。

0028

ゲートウェイデバイス118は、無線アクセスポイント106(すなわち、アクセスポイント106)を含むものとして示されている。その他の考えられるゲートウェイデバイス118としては、ルータ、移動体ホットスポット無線リピータ、無線接続を共有するように構成された無線デバイス等の様々なネットワークデバイスが含まれる。ゲートウェイデバイス118は、リソース、サービス(例えば、能力または機能)、インターネット、または、ゲートウェイデバイス118に通信可能に結合されたその他のネットワークに対するアクセスを提供してもよい。例えば、スマートフォン108は、ゲートウェイデバイス118に無線で接続されると、インターネットにアクセスすることができる。

0029

ゲートウェイデバイス118はまた、上記のまたは下記のような様々な通信プロトコルを扱うための無線インターフェースを提供する無線送受信機を含んでもよい。無線送受信機は、1つのトランシーバとして、または、受信機および送信機が別個に実装されてもよく、あるいは、ファームウェアまたはソフトウェアと組み合わせられたまたは別個に設けられたハードウェアであってもよい。ゲートウェイデバイス118のネットワークインターフェースは、以下に詳細に説明するように、その他のネットワークとの通信を可能にする。ゲートウェイデバイス118はまた、1つまたは複数のプロセッサ、および、ゲートウェイコンピュータ可読記憶媒体を含む。ゲートウェイCRMは、任意の好適なメモリまたは記憶デバイスを含んでもよく、例えば、ゲートウェイデバイス118のアプリケーションおよび/またはオペレーティングシステムのデータを格納するのに有用なスタティックRAM(SRAM)、ROM、フラッシュメモリを含んでもよい。

0030

移動無線デバイス102は、図では破線を使用して表されているTDLSセッション130を介して、サーバ114へと接続されてもよい。図に示すように、TDLSデバイス120は、以下に図1〜5を参照して説明するように、TDLSセットアップの後に、TDLSセッション130を介して任意の他のTDLSデバイスと接続されてもよい。

0031

CRM126は、移動無線デバイス102とサーバ114といったような、TDLSデバイス120の間のTDLSセッションを確立するまたは再確立することが可能なTDLS接続モジュール128を含む。TDLS接続プロトコル132は、TDLSセッションを確立または再確立することに関係するオペレーションを表す。TDLS永続可能ビット134は、TDLSデバイスが、TDLSセッションと関連付けられた永続的な情報を格納することが可能であるかを示すのに使用されてもよい。

0032

永続的なグループ情報136は、TDLSデバイス(1)〜TDLSデバイス(N)に永続的に格納され関連付けられている情報を表す。TDLSデバイス(1)〜TDLSデバイス(N)は、TDLSデバイス120が前にTDLSセッションを確立した他のTDLSデバイスである。例えば、サーバ114は、移動無線デバイス108〜112と関連付けられた永続的なグループ情報136を格納してもよい。さらに、スマートフォン108は、サーバ114と関連付けられた永続的なグループ情報136を格納してもよい。永続的なグループ情報136は、永続的な態様で格納され、例えば、TDLSセッションが終了しても、永続的なグループ情報136は、TDLSセッションを介して接続されたTDLSデバイス120のうちの一方または両方に維持される。この場合、永続的なグループ情報136は、TDLSセッションが確立された時に格納されてもよいし、TDLSセッション中の別のタイミングで格納されてもよい。

0033

永続的なグループ情報136は、種々の異なる種類の情報を含んでもよい。例えば、TDLSデバイス(1)情報138は、TDLSデバイス(1)のデバイス名140を含んでもよい。デバイス名140は、カスタマイズ可能であってもよいし、TDLSデバイス(1)のユーザまたはアドミニストレータによって設定されてもよい。TDLSデバイス(1)情報138はまた、TDLSデバイス(1)のMACアドレス142を含んでもよい。TDLSデバイス(1)情報138はさらに、基本サービスセット識別子(BSSID)144を含んでもよい。BSSID144は、TDLSデバイス120とTDLSデバイス(1)との間のTDLSセッションを確立するのに使用されたアクセスポイント106のMACアドレスに設定されてもよい、または、当該MACアドレスを含んでもよい。TDLSデバイス(1)情報138はまた、TDLSデバイス(1)上に存在するアプリケーションと関連付けられた機能144を含んでもよい。機能144は、ハードウェアまたはTDLSデバイス(1)のその他の特性に関連付けられてもよい。TDLSデバイス(1)の情報と同様な情報138が、前にTDLSデバイス120がTDLSセッションを確立したTDLSデバイスのそれぞれについて格納されてもよく、例えば、TDLSデバイス(N)情報146が格納されてもよい。

0034

TDLSセッションを確立する技術

0035

図2には、サーバ116とTDLSセッションをセットアップするスマートフォン108の一例が示されている。デバイス環境200は、図1のスマートフォン108、サーバ114およびアクセスポイント106を含む。

0036

スマートフォン108が、アクセスポイント106に接続される場合、スマートフォン108は、オープンアクセスTDLS発見要求202を送信してもよい。TDLS発見要求は、TDLSデバイスが、TDLSセッションと関連付けられた永続的な情報を格納することが可能であるかを示すTDLS永続可能ビット134を含む。また、TDLS永続可能ビットは、既存のTDLS発見要求通信プロトコル内に含まれてもよい。例えば、TDLS永続可能ビットは、現在のTDLS発見要求メッセージアーキテクチャ内の未割り当てビットとして含まれてもよい。アクセスポイント106は、TDLS発見要求202を受信して、TDLS発見要求202をサーバ114に送信してもよい。そして、サーバ114は、TDLS発見要求202を受信して、TDLS発見応答204をアクセスポイント106を介してスマートフォン108に送信してもよい。これに代えて、サーバ114は、パブリックアクションフレームを使用して直接、TDLS発見応答204をスマートフォン108に送信してもよい。更に、サーバ114は、スマートフォン108がTDLS発見要求202を送信しない未承諾の態様で、TDLS発見応答をスマートフォン108に送信してもよい。TDLS発見応答204は、TDLS永続可能ビット134、および、TDLSセッションを確立するのに必要なその他の情報を含んでもよい。例えば、TDLS発見応答204は、サーバ114のデバイス名、サーバ114のMACアドレス、および、サーバ114のBSSIDを含んでもよい。

0037

TDLS発見応答204を受信すると、スマートフォン108は、TDLSセットアップ要求206を開始する。TDLSセットアップ要求206は、少なくとも一部、サーバ114についての情報に基づいてもよく、この情報を使用して、サーバ114へのアクセスポイント106を通過してもよい。サーバ114は、TDLSセットアップ応答208でTDLSセットアップ要求206に応答して、当該応答は、アクセスポイント106を通過してスマートフォン108で受信される。そして、スマートフォン108は、アクセスポイント106を介してサーバ114にTDLSセットアップ確認応答210を送信する。スマートフォン108がTDLSセットアップ確認応答210を送信した後はいつでも、スマートフォン104においてTDLSセッション212を確立してもよい。更に、サーバ114がTDLSセットアップ確認応答210を受信した後はいつでも、サーバ114においてTDLSセッションを確立してもよい。

0038

TDLSセッションを確立および再確立する技術

0039

以下の記載では、永続的なグループ情報に基づいて、TDLSセッションを確立および再確立するまたは再呼び出しする技術について説明する。これらの技術は、例えば、TDLSデバイス120上に実装される図1のTDLS接続モジュール128のような上記で説明した環境または技術、および、図2で説明する方法を使用して実装することができる。これらの技術は、図3図4および図5に示された方法を含み、1つまたは複数のエンティティによって実行されるオペレーションのセットとして示される。これらの方法は、必ずしも、示されたオペレーションが実行される順番に限定されない。更に、これらの方法は、同じエンティティ、別のエンティティまたはこれらの任意の組み合わせによって実行されるかに関わらず、全体がまたは一部分が、互いに併せて使用されてもよい。以下に説明する部分において、例として、図1のオペレーション環境100および図2の技術を参照する。この参照は、オペレーション環境100に限定することを意図しておらず、様々な例のうちの1つを示すに過ぎない。

0040

図3は、TDLSセッションを確立し、TDLSセッションにおけるTDLSデバイス120についての情報を格納する方法が示されている。最初にTDLSセッションを確立する場合にこの方法を使用することにより、この方法の間に収集された永続的なグループ情報を使用して、例えば、図4および図5を参照して以下で例示する方法において永続的なグループ情報を利用することを可能にする。永続的なグループ情報を利用することにより、TDLSセッションをより効率的に、計算コストが少なく再確立することができ、さらに、1つのTDLSデバイスが同じアクセスポイントに接続される場合またはいずれのTDLSデバイスも同じアクセスポイントに接続されない場合、または、TDLSデバイスの何れかが異なるアクセスポイントに接続される場合、TDLSセッションを確立することを可能にする。

0041

段階302において、一のTDLSデバイスは、当該TDLSデバイス120に対するTDLS永続可能ビット134を生成するまたは設定する。このTDLS永続可能ビット134は、一のTDLSデバイス120がTDLSセッションと関連付けられた永続的な情報の格納をサポートしているかを示す。TDLS永続可能ビット134が、例えば、0に設定されると、TDLSデバイス120が、TDLSセッションと関連付けられた永続的な情報を格納しないことを示す。反対に、TDLS永続可能ビット134が、1に設定されると、TDLSデバイス120が、TDLSセッションと関連付けられた永続的な情報を格納することを示す。TDLS永続可能ビット134は、1ビットよりも大きくてもよく、TDLSデバイスが、TDLSセッションと関連付けられた永続的な情報を格納するまたは格納しないということを示す任意の値に設定することができる。

0042

段階304において、一のTDLSデバイス120はオープンアクセスTDLS発見要求202を送信する。例えば、TDLS発見要求202は、パブリックアクションフレームで送信されてもよい。TDLS発見要求202は、他のTDLSデバイスを探索し、TDLS永続可能ビット134を含む。

0043

段階306において、TDLSデバイス120は、TDLS発見応答204を受信する。TDLS発見応答204は、他のTDLSデバイスから送信され、一のTDLSデバイス120と他のTDLSデバイスとのTDLSセッションを確立するのに必要な情報を含む。この情報は、その他のTDLSデバイスの名前、MACアドレス、BSSID、および、アプリケーション機能を含むことができる。

0044

段階308において、他のTDLSデバイスが一のTDLSデバイス120と同じアクセスポイントに接続されない場合には、一のTDLSデバイス120は、必要に応じて、他のTDLSデバイスに同じアクセスポイントに接続するように要求してもよい。TDLSセッションは、TDLSセットアップのために、一のTDLSデバイス120と他のTDLSデバイスとが同じアクセスポイントに接続されることを必要条件としてもよい。

0045

段階310において、一のTDLSデバイス120は、他のTDLSデバイスとのTDLSセットアップを実行する。これらオペレーションは、図2を参照して上記で説明したオペレーションと同様であり、具体的には、TDLSセットアップ要求206、TDLSセットアップ応答208およびTDLSセットアップ確認応答210と同様である。

0046

段階312において、一のTDLSデバイス120は、その他のTDLSデバイスについての情報を永続的なグループ情報136として、一のTDLSデバイスがアクセス可能な場所に格納する。この情報は、他のデバイスの名前140、MACアドレス142、BSSID144および機能146を含むことができる。永続的なグループ情報136を利用することにより、TDLSセッションをより効率的に、計算コストが少なく再確立することができ、さらに、1つのTDLSデバイスが同じアクセスポイントに接続される場合またはいずれのTDLSデバイスも同じアクセスポイントに接続されない場合、または、TDLSデバイスの何れかが異なるアクセスポイントに接続される場合、TDLSセッションを確立することを可能にする。

0047

段階314において、一のTDLSデバイス120および他のTDLSデバイスは、TDLSセッションを確立する。TDLSセッションが確立された後、アプリケーションデータが、一のTDLSデバイス120と他のTDLSデバイスとの間でやり取りされてもよい。

0048

図4には、永続的なグループ情報に基づいて、TDLSセッションを再確立するまたは再呼び出しする方法400が示されている。

0049

段階402において、図1のスマートフォン108のようなTDLSデバイスは、図1のサーバ114のような他のTDLSデバイスとTDLSセッションを確立することを要求する。

0050

段階404において、TDLSデバイス120は、他のTDLSデバイスとのTDLSセッションが現在存在するかを判断する。

0051

段階406において、一のTDLSデバイス120と他のTDLSデバイス との間のTDLSセッションが現在存在する場合には、TDLSデバイス120は、アプリケーション固有メッセージを使用して、TDLSデバイス120と他のTDLSデバイスとの間でアプリケーションデータを交換する。例えば、TDLSデバイス 120およびその他のTDLSデバイスは、オーディオファイルまたはビデオファイル再生をセットアップするプロトコルメッセージを交換してもよいし、オーディオファイルまたはビデオファイルを交換してもよい。

0052

段階408において、TDLSデバイス120とその他のTDLSデバイスとの間にTDLSセッションが現在存在しない場合、TDLSデバイス 120は、TDLSデバイス 120が格納されたアクセスポイントと関連付けられているかを判断する。格納されたアクセスポイントは、以前に、TDLSデバイス120とその他のTDLSデバイスとの間でTDLSセッションをセットアップするのに使用されている。格納されたアクセスポイントは、永続的なグループ情報136に格納されてもよく、BSSIDによって特定されてもよい。

0053

段階410において、TDLSデバイス120が、格納されたアクセスポイントと関連付けられていない場合には、TDLSデバイス120は、自身を格納されたアクセスポイントと関連付けることを試みる

0054

段階412において、TDLSデバイス120が以前に格納されたアクセスポイントと関連付けられていた場合、または、TDLSデバイス120が自身を格納されたアクセスポイントと関連付けることに成功した場合には、TDLSデバイス120は、TDLSセッションをセットアップすることを試みる。この試みは、図2を参照して上記で説明したオペレーションと同様であり、具体的には、TDLSセットアップ要求206、TDLSセットアップ応答208およびTDLSセットアップ確認応答210と同様である。

0055

段階414において、TDLSセッションをセットアップする試みがタイムアウトになった場合または失敗に終わった場合、TDLSデバイス120は、例えば、他のTDLSデバイスに格納されたアクセスポイントに接続するように要求するパブリックアクションフレームメッセージのようなメッセージを送信する。そして、TDLSデバイス120は、所定時間待機し、TDLSセッション 412のセットアップを再び試みる。TDLSデバイス120は、他のTDLSデバイスに接続するように要求するメッセージを、所定回数、例えば、1回のみまたは2回以上、送信してもよい。

0056

段階416において、TDLSデバイス120と他のTDLSデバイスとの間のTDLSセッションをセットアップする試みが成功した場合には、TDLSセッションが確立される。TDLSセッションが確立された後、TDLSデバイス120および他のTDLSデバイスは、アプリケーションデータを含むデータを直接交換してもよい。

0057

段階418において、TDLSデバイス120が、自身を格納されたアクセスポイントと関連付けることに失敗した場合、または、他のTDLSデバイスに接続の要求を所定回数行った後を含めて、TDLSセットアップオペレーションがタイムアウトもしくは失敗に終わった場合、他のTDLSデバイスと関連付けれらた永続的なグループ情報は、TDLSデバイス120から削除される。永続的なグループ情報が削除されると、TDLSデバイスが後で、他のTDLSデバイスとTDLSセッションを確立することを試みる場合には、初期TDLSセットアッププロセスが使用される。これに代えて、失敗またはタイムアウトの場合であっても、永続的なグループ情報が保持されてもよい。

0058

図5は、TDLSセッションを再確立すべきTDLSデバイス120を選択し、選択されたTDLSデバイスとTDLSセッションを再確立する方法を示している。

0059

段階502において、TDLSデバイス120は、複数のTDLSデバイスから、TDLSセッションを確立すべき他のTDLSデバイスを選択する。複数のTDLSデバイスは、TDLSデバイス120が以前にTDLSセッションを確立し、TDLSデバイス120が永続的なグループ情報136を有する複数のTDLSデバイスのリストであってもよい。選択は、選択されたTDLSデバイスの機能に基づいて行われてもよい。これらの機能は、永続的なグループ情報136を検索することによって判断されてもよい。例えば、図1を参照して、機能156が含まない所望の機能を含む機能146に基づいて、TDLSデバイス(1)からTDLSデバイス(N)の複数のTDLSデバイスから、TDLSデバイス(1)が選択されてもよく、これは例えば、機能146がビデオ再生機能を含むが、機能156はオーディオ再生機能のみを含む場合が挙げられる。

0060

段階504において、TDLSデバイス120は、TDLSセットアップ要求206を選択されたTDLSデバイスに送信する。TDLSセットアップ要求206は、選択されたTDLSデバイスと関連付けられた永続的なグループ情報136を利用する。永続的なグループ情報136を使用することにより、TDLSデバイスの範囲内に位置するTDLSデバイスの全てにTDLS発見を実行することなく、TDLSセットアップ要求206が選択されたTDLSデバイスに送信される。

0061

段階506において、選択されたTDLSデバイスが永続的なグループ情報136に格納されたアクセスポイントに接続されていない場合には、TDLSデバイス120は、選択されたTDLSデバイスに格納されたアクセスポイントに接続するよう要求する。例えば、TDLSデバイス120は、格納されたアクセスポイントのBSSIDを有する選択されたTDLSデバイスにパブリックアクションフレームを送信してもよい。選択されたTDLSデバイスがアクセスポイントに接続されていないことを示す情報の例は、セットアップタイムアウトがある。

0062

段階508において、TDLSデバイス120は、選択されたTDLSデバイスからTDLSセットアップ応答208を受信する。TDLSセットアップ応答208が受信されると、TDLSセッションが確立されてもよい。

0063

段階510において、TDLSデバイス120は、選択されたTDLSデバイスへとTDLSセットアップ確認応答210を送信する。

0064

段階512において、TDLSデバイス120は、選択されたTDLSデバイスとTDLSセッションを確立する。TDLSセッションが確立されると、TDLSデバイス120および他のTDLSデバイスは、アクセスポイント106を使用することなく、直接データを交換してもよい。

0065

TDLSデバイスのネットワーキング層

0066

図6は、アプリケーション層602、データリンク層604および物理層606を含むネットワーキング層へと抽象化されたTDLSデバイスの一例を示している。

0067

TDLSデバイス120は、論理的に、アプリケーション層602、データリンク層604、および、物理層606へと分けることができる。これらの層は通常、オープンシステムインターコネクションOSIモデルのネットワーキング層に対応する。

0068

アプリケーション層602は、アプリケーションデータ、アプリケーション命令、および、TDLSデバイスのユーザに直接アクセス可能となるその他の情報を含む。

0069

データリンク層604は、ネットワークにおいてデータをどのように転送するかについての機能的および手順的命令を含む。データリンク層は、MACサブレイヤを含む。TDLSデバイス120のTDLS永続可能ビット134および永続的なグループ情報136は、データリンク層、特に、MACサブレイヤに格納されてもよい。

0070

物理層606は、ハードウェアネットワーキング技術を含む。物理層606は、TDLSデバイス120の無線ネットワークインターフェース122を含んでもよい。

0071

システムオンチップ
図7には、上記の様々な実施形態を実装可能なSoC700が示されている。SoCは、任意の好適なデバイスに実装することができ、例えば、ビデオゲーム機、IP可能テレビ、スマートフォン、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、サーバ、ネットワーク可能プリンタセットトップボックス、プリンタ、スキャナカメラピクチャーフレーム、および/または、無線接続技術を実装してもよいその他の種類のデバイスに実装することができる。

0072

SoC700は、電子回路マイクロプロセッサ、メモリ、入出力(I/O)ロジック制御通信インターフェースおよびコンポーネント、上記のデバイスの何れかのようなデバイスに通信結合を提供するのに必要なハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアと、一体的に構成することができる。SoC700はまた、コンポーネント間データ通信を行うための、SoC700の様々なコンポーネントを結合するデータバスと一体的に構成することができる。SoC700を含む無線通信デバイスは、様々に異なるコンポーネントの数多くの組み合わせによって実装することができる。ある場合には、これら様々なコンポーネントは、無線接続または無線インターフェースを介して、上記のコンセプトを実装してもよい。

0073

この例では、SoC700は、入出力(I/O)ロジック制御702(例えば、電子回路を含むための)およびマイクロプロセッサ704(例えば、マイクロコントローラまたはデジタル信号プロセッサのうちの何れか)のような、様々なコンポーネントを含む。SoC700はまた、RAM、低遅延不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)、ROMの任意の種類のものであってもよいメモリ706、および/または、その他の好適な電子データ記憶装置を含む。SoC700はまた、様々なファームウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができ、例えば、メモリ706によって維持されマイクロプロセッサ704によって実行されるコンピュータ実行可能命令であってもよいオペレーティングシステム708を含むことができる。SoC700はまた、その他の様々な通信インターフェースおよびコンポーネント、通信コンポーネント、その他のハードウェア、ファームウェアおよび/またはソフトウェアを含むことができる。

0074

SoC700は、無線送信機710、無線受信機712およびTDLS接続モジュール128(上記のコンポーネントと別個にまたは組み合わせて設けられる)を含む。これら様々なコンポーネント、機能および/またはエンティティ、並びに、これらの対応する機能性の例については、図1に示した環境100のコンポーネントを参照して説明する。

0075

TDLS接続モジュール128は、独立してまたはその他のエンティティと組み合わせて、本明細書に記載する様々な実施形態および/または特徴を実装するべく、メモリ606によって維持されマイクロプロセッサ604によって実行されるコンピュータ実行可能命令として実装することができる。TDLS接続モジュール128はまた、SoC700のその他のエンティティと一体化して提供されてもよく、例えば、I/Oロジックコントローラ702またはSoC700内のパケットベースインターフェースの任意のもののうちの1つまたは両方と一体化されてもよい。これに代えてまたは加えて、TDLS接続モジュール128およびその他のコンポーネントを、ハードウェア、ファームウェア、固定論理回路、または、I/Oロジック制御602および/またはSoC700のその他の信号処理回路および制御回路に関連して実装される任意の組み合わせとして実装することができる。

0076

対象物が、構造的な特徴および方法のオペレーションに固有言葉で説明されたが、添付の特許請求の範囲に規定される対象物は、必ずしも、上記の特徴または実行される順番も含めたオペレーションに限定されるわけではない。

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