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図面 (5)

課題・解決手段

本発明は、螺旋特徴をもつ少なくとも二つの同心チューブ(1,2)を備えているチューブ流れモジュールに関し、チューブ(2)は、チューブ(1)の内側に同軸に配されていて、各チューブは最大直径最小直径を有していて、チューブ(2)の最大直径はチューブ(1)の最小直径よりも大きく、チューブ(1)とチューブ(2)の間に流体のための流れ経路(3)を定めている。本発明はさらに、チューブ状流れモジュールシステムとチューブ状流れモジュールの使用に関する。

概要

背景

チューブ状リアクターは、数年間使用状態にあり、そのようなリアクターの例は、US3052524とGB932048によって開示されており、それらは、三つのチューブから成り、熱伝達流体最内側チューブ最外側チューブの中を流れ、反応物流体中央チューブの中を流れる同心チューブ状リアクターを説明している。別の例が、触媒反応のための三同心チューブシステムを示しているWO2009150677によって開示されている。

従来の同心チューブ状リアクターは、一定の輪郭を有している、すなわち、流れ経路は、プロセスおよびユーティリティーサイドの両方においてまっすぐである。これは、チューブ状リアクター内の流れが、両側において、しばしば、特に低い流量において、層流になることを意味し、低い流量は、反応が完了するに数分までの多くの秒を要するときにプロセス側において一般的におこる。

層流形態の動作はつぎのものを提供する。

・乏しい混合。

・乏しい熱伝達(壁の間の距離が非常に小さくない限り)。

・乏しいプラグ流れ

これは、生成物収量または希望の生成物の選択性の低減をもたらし、したがって、最終混合物は、希望の生成物から分離される必要のある不所望な副産物包含するようになる。

概要

本発明は、螺旋特徴をもつ少なくとも二つの同心チューブ(1,2)を備えているチューブ状流れモジュールに関し、チューブ(2)は、チューブ(1)の内側に同軸に配されていて、各チューブは最大直径最小直径を有していて、チューブ(2)の最大直径はチューブ(1)の最小直径よりも大きく、チューブ(1)とチューブ(2)の間に流体のための流れ経路(3)を定めている。本発明はさらに、チューブ状流れモジュールシステムとチューブ状流れモジュールの使用に関する。

目的

本発明は、少なくとも二つの螺旋形状同心チューブを備えているチューブ状流れモジュールまたは同軸チューブ流れモジュール、特に同軸チューブリアクターまたは同軸チューブ熱交換器を提供する

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請求項1

連続環状螺旋特徴をもつ少なくとも二つの同心チューブ(1,2)を備えているチューブ流れモジュールであり、チューブ(2)は、チューブ(1)の内側に同軸に配されていて、各チューブは最大直径最小直径を有していて、チューブ(2)の最大直径はチューブ(1)の最小直径よりも大きく、チューブ(1)とチューブ(2)の間に空間を形成していて、前記空間は、チューブ(1)とチューブ(2)の間に流体のための流れ経路(3)を定めていて、流れ経路(3)は、環状螺旋流経路と軸上巻回流れ経路の組み合わせとして定められている、チューブ状流れモジュール。

請求項2

前記チューブ状流れモジュールはまた、チューブ(1)の外側に同軸に配されたチューブ(4)を備えていて、チューブ(4)の最小直径はチューブ(1)の最大直径よりも大きいか小さく、環状空間(5)がチューブ(4)とチューブ(1)の間の空間として定められ、前記環状空間は熱伝達流体または他の流体のためのものである、請求項1に記載のチューブ状流れモジュール。

請求項3

前記チューブ状流れモジュールはまた、チューブ(2)の内側に同軸に配されたチューブ(6)を備えていて、チューブ(6)の最大直径はチューブ(2)の最小直径よりも小さいか大きく、環状空間(7)が、熱伝達流体または他の流体のためのチューブ(6)とチューブ(2)の間の空間として定められている、請求項1または2に記載のチューブ状流れモジュール。

請求項4

チューブ(6)とチューブ(4)は、それぞれ、円筒状チューブ波形チューブリブドチューブ、螺旋形状チューブまたは螺旋状フィンを備えたチューブから成る群から選択される、請求項1か2か3に記載のチューブ状流れモジュール。

請求項5

前記チューブ状流れモジュールは、流体のための二つ以上の環状流れ経路(3)を形成している互いに同軸に配された螺旋特徴をもつ三つ以上の同心チューブ(1,2)を備えている、請求項1ないし4のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュール。

請求項6

各環状流れ経路(3)と各環状空間(5,7)は、少なくとも一つの入口と少なくとも一つの出口を有している、請求項1ないし5のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュール。

請求項7

一つ以上のアクセスポートまたは一つ以上のポート穴またはそれらの組み合わせが、環状流れ経路(3)または環状空間(5,7)へのアクセスを提供している、請求項1ないし6に記載のチューブ状流れモジュール。

請求項8

ポート(10,12,14)は、流体の入口、流体の出口または道具のためのポートであり、ポート(10,12,14)は、環状流れ経路(3)または環状空間(5,7)に対して接線方向、径方向、軸方向または縦方向に配されている、請求項1ないし7のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュール。

請求項9

連続環状螺旋特徴を有している前記チューブは、螺旋形状が形成された壁と付属螺旋状フィンを備えたチューブから成る群から選択される、請求項1ないし8のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュール。

請求項10

前記連続環状螺旋特徴は、各環状流れ経路(3)を形成するのに適したピッチ(A)とすき間(B)と螺旋特徴高さ(C)を有している、請求項1ないし9のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュール。

請求項11

流体のための環状流れ経路を定めている前記流れ経路は、二つの同心チューブ(1,2)の表面によって限定されていて、前記表面は、螺旋状波形として成形されていて、組み立てられたときにねじのように作用する、請求項1ないし10のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュール。

請求項12

先行請求項のいずれか一つに記載の少なくとも二つのチューブ状流れモジュールを備えているチューブ状流れモジュールシステムであり、前記チューブ状流れモジュールは、互いに直列に、並列にまたはそれらの組み合わせで連結されている、チューブ状流れモジュールシステム。

請求項13

前記チューブ状流れモジュールシステムは、シェルおよびチューブシステムを形成しているシェルの内側にある、請求項12に記載のチューブ状流れモジュールシステム。

請求項14

化学反応のためのリアクターとしての、熱伝達のための熱交換器としての、分離または抽出のための接触器としての、またはそれらの組み合わせとしての、請求項1ないし11のいずれかひとつに記載のチューブ状流れモジュールまたは請求項12ないし13のいずれかひとつに記載のチューブ状流れシステムの使用。

技術分野

0001

本発明は一般に、チューブモジュールまたはチューブモジュールシステム、また、チューブモジュールまたはチューブモジュールシステムの使用に関する。本発明は特に、同軸チューブリアクターまたは同軸チューブリアクターシステムに関する。

背景技術

0002

チューブ状リアクターは、数年間使用状態にあり、そのようなリアクターの例は、US3052524とGB932048によって開示されており、それらは、三つのチューブから成り、熱伝達流体最内側チューブ最外側チューブの中を流れ、反応物流体中央チューブの中を流れる同心チューブ状リアクターを説明している。別の例が、触媒反応のための三同心チューブシステムを示しているWO2009150677によって開示されている。

0003

従来の同心チューブ状リアクターは、一定の輪郭を有している、すなわち、流れ経路は、プロセスおよびユーティリティーサイドの両方においてまっすぐである。これは、チューブ状リアクター内の流れが、両側において、しばしば、特に低い流量において、層流になることを意味し、低い流量は、反応が完了するに数分までの多くの秒を要するときにプロセス側において一般的におこる。

0004

層流形態の動作はつぎのものを提供する。

0005

・乏しい混合。

0006

・乏しい熱伝達(壁の間の距離が非常に小さくない限り)。

0007

・乏しいプラグ流れ

0008

これは、生成物収量または希望の生成物の選択性の低減をもたらし、したがって、最終混合物は、希望の生成物から分離される必要のある不所望な副産物包含するようになる。

先行技術

0009

US3052524
GB932048
WO2009150677

0010

したがって、本発明は、少なくとも二つの螺旋形状同心チューブを備えているチューブ状流れモジュールまたは同軸チューブ流れモジュール、特に同軸チューブリアクターまたは同軸チューブ熱交換器を提供することによって、上記の問題に対する解決策を得る。したがって、本発明はチューブ状流れモジュールにしていて、その流れモジュールは、連続環状螺旋特徴をもつ少なくとも二つの同心チューブを備えている。同心チューブは、一方のチューブすなわち第二のチューブが他方のチューブすなわち第一のチューブの内側に同軸に配され、各チューブが最大直径最小直径を有しているように互いに配されていてよい。第二のチューブの最大直径は第一のチューブの最小直径よりも大きく、したがって、第一のチューブと第二のチューブの間に空間を形成していてよい。前記空間は、第一のチューブと第二のチューブの間に流体のための流れ経路を定めていて、前記流れ経路は、環状螺旋流経路と軸上巻回流れ経路の組み合わせとして定められている。

0011

連続環状螺旋特徴を有している第一および第二の同心チューブすなわち外側および内側螺旋チューブは、それらの間に空間が形成され得るように同軸に配されていてよい。そのような形状は、方向を連続的に変えることを流体流れに強制し、ゆえに、混合と熱伝達とプラグ流れを改善する渦を誘導する。したがって、流れ経路は、表面によって制限された流体のための環状経路を定めていてよく、螺旋状波形として成形されていてよい。したがって、螺旋特徴を有している外側および内側チューブは、スクリューナットのように係合され、螺旋特徴はねじのように作用する。内側チューブは外側チューブの中に、それらのチューブが互いに組み立てられたときにねじ止めされてよい。螺旋特徴間のすき間中に、希望の環状巻回流れ経路が形成される。

0012

チューブ状流れモジュールはまた、第一のチューブの外側に同軸に配されたチューブを備えていてよい。外側チューブの最小直径は第一のチューブの最大直径よりも大きいが小さくてよく、形成された環状空間は、外側チューブと第一のチューブの間の空間として定められてよく、その環状空間は、熱伝達流体または他の流体のためのものであってよい。

0013

チューブ状流れモジュールはまた、第二のチューブの内側に同軸に配されたチューブを備えていてよい。内側チューブの最大直径は、第二のチューブの最小直径よりも小さいか大きくてよく、形成された環状空間は、内側チューブと第二のチューブの間の空間として定められてよく、その環状空間は、熱伝達流体または他の流体のためのものであってよい。

0014

内側チューブと外側チューブは、それぞれ、円筒状チューブ波形チューブリブドチューブ、螺旋形状チューブまたは螺旋状フィンを備えたチューブから成る群から適切に選択されてよい。

0015

チューブ状流れモジュールは、流体のための二つ以上の環状流れ経路を形成している互いに同軸に配された螺旋特徴をもつ三つ以上の同心チューブを備えていてよい。

0016

したがって、流れモジュールは、一つ以上の流れ経路と一つ以上の環状流れ空間を有していてよい。環状流れ経路は、プロセス流れのためのものであってよいが、環状流れ経路は、熱伝達流体のためのものであってよいことも可能である。環状流れ空間は、熱伝達流体のためのものまたはプロセス流体のためのものであってよい。

0017

チューブ状流れモジュールは、二つ以上の環状流れ経路を形成している互いに同軸に配された三つ以上の螺旋形状同心チューブを備えていてよい。また環状流れ空間すなわち熱伝達流体またはプロセス流体のための流れ空間は、流れモジュール内に同軸に配されていてよい。各環状流れ経路および各環状空間は、少なくとも一つの入口と少なくとも一つの出口を有していてよい。いくつかの同心環状流れ経路と環状流れ空間は同じ流れモジュール内にあってよく、チューブはどんな種類の適切な形状であってよく、円筒状チューブ、波形チューブ、リブドチューブ、螺旋形状チューブまたは螺旋状フィンを備えたチューブから成る群から選択され得る。

0018

本発明によるチューブ状流れモジュールでは、螺旋特徴を有しているチューブは、螺旋形状が形成された壁と付属螺旋状フィンを備えたチューブから成る群から選択されてよい。螺旋特徴は、各環状流れ経路中の流体の改良プラグ流れタイプの流れを得るのに適したピッチ(A)とすき間(B)と螺旋特徴高さ(C)を有している。環状流れ空間も、各環状流れ空間中の流体のプラグ流れタイプの流れを得るのに適したピッチ(A)とすき間(B)と螺旋特徴高さ(C)を有していてよい。

0019

螺旋形状同心チューブと内部または外側チューブとの間の環状空間は、流れ経路を確保するために、また螺旋形状同心チューブと内側または外側チューブの間にあらかじめ設計された距離を提供するために、空間内に配された一つ以上のスペーサーを有していてよい。流れ経路はさらに、一つ以上の端部連結部品によって確保されていてよい。本発明のチューブは、一つ以上の端部連結部品で設置され、したがって、チューブの配列を配置および安定化する設置手段を有していてよい。端部連結部品は、流体のためのポートを有していてよい。ポートは、流れ経路に対して接線方向に、流れ経路に対して径方向に、または端部連結部品上のチューブと縦整列してすなわち軸方向に配されていてよい。

0020

すべての部品、すなわち、螺旋特徴を有しているチューブと内側チューブと外側チューブと端部連結部品は、たとえばボルトによって互いに装着されてよいが、溶接付や液圧利用装置などの他の策も可能である。一つまたは二つのナットが、ボルトと共に、モジュールを閉じるための手段であってよい。二つの端部連結部品内に配された端部キャップが、複数のナットと複数のボルトと共に、またはそれらなしで、モジュールを閉じる一つの手法になり得る。端部キャップを備えた端部連結部品は、モジュールがどのように構成され閉じられるかに依存して、個別の部分であっても、一つの部品に一体化されていてもよい。螺旋スプリングディスクスプリング、ディスクスプリングのパックなどの一つまたは二つのスプリングが、熱膨張補償するように調整されたおよび/またはチューブが高圧力に対して開くことを可能にする安全装置として使用されてよい。

0021

チューブ状流れモジュールは、一つ以上のアクセスポートまたは一つ以上のポート穴またはそれらの組み合わせを有していてよく、それらポートまたはポート穴は、環状流れ経路へのまたは環状空間へのアクセスを提供していてよい。アクセスポートまたはポート穴は、流体のための入口、流体の出口または道具のためのポートであってよい。アクセスポートまたはポート穴は、環状流れ経路または環状空間に対して接線方向、径方向または軸方向に配されていてよい。

0022

一つ以上のアクセスポートまたは一つ以上のポート穴またはそれらの組み合わせは、一つ以上のポート付属品装備していてよい。ポート付属品は、ノズルのための、センサーユニットのための、熱電対のための、スプリング負荷センサー、または抵抗温度計のための設備を有していてよい。

0023

ノズルは、本発明によるポート付属品を通って挿入されてよく、任意の適切なノズルから選択されてよい。ノズルの例は、噴射ノズル分散ノズル、再分散ノズル、再混合ノズル、共軸ノズル、チューブノズルほかである。

0024

共軸ノズルは、二つ以上のチューブが互いの内に配され、大きい直径を有している大きいチューブが、小さい直径を有している小さいチューブを囲んでいるノズルとして定められ得る。そのようなノズルが使用される場合、二つ以上の流体は混合されるか、分散を形成することが可能である。再混合ノズルは、ノズルヘッドを備えた穴を有しているチューブノズルであってよく、その穴はチューブよりも小さい半径を有している。ノズルは、分散ノズルの出口に一つ以上の穴を有していることが可能である分散ノズルであってよく、それらの穴は、同心円に配されることが可能であるか、他の適切なパターンに配されることが可能である。

0025

流れモジュールのチューブの材料は、ステンレススチール鉄ベース合金ニッケルベース合金チタンチタン合金タンタルタンタル合金モリブデンベース合金ジルコニウムジルコニウム合金ガラス石英グラファイト強化グラファイト、ハステロイ登録商標)またはプロセス媒体耐性のある任意の他の材料から成る群から選択されてよい。チューブのための他の適した材料は、それでチューブが作られ得るPEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、パーフロロエラストマーまたはフルオロエラストマー、PP(ポリプロペン)ほかなどのプラスチック材料などの特殊な材料である。異なるチューブは同じ材料製であってもよいが、異なるチューブが異なる材料で作られていてよいことも可能である。チューブの少なくとも一つは膜材料で作られていて、したがって、チューブモジュールは膜容量を有し得ることも可能であり得る。チューブは、たとえば、流れモジュールの目的に適切な特性を有している触媒材料または他のタイプの材料で被覆されていてよい。

0026

本発明はまた、チューブ状流れモジュールシステムに関していて、そのチューブ状流れモジュールシステムは、少なくとも二つのチューブ状流れモジュールが互いに直列に、並列に、またはそれらの組み合わせで連結されて構成されていてよい。さらなる代替案は、チューブ状流れモジュールシステムが、シェルおよびチューブシステムを形成しているシェルの内側または内部にあるものであってよい。

0027

本発明によるチューブ状流れモジュールは、化学反応のためのリアクターとして、熱伝達のための熱交換器として、分離のためまたは抽出のための接触器として、またはそれの組み合わせとして使用されてよい。

0028

本発明の他の側面および利点は、添付図面を参照して、本発明の実施形態の続く詳細な説明の中で示される。以下の図は、本発明を示すように、また本発明の範囲を限定しないように意図されている。

図面の簡単な説明

0029

図1は、二つの螺旋形状チューブを有している本発明の流れモジュールを開示している。
図2は、流れモジュールが二つの螺旋形状チューブと熱伝達流体のための内側および外側チューブ成形経路を有している本発明の別の実施形態を開示している。
図3は、流れモジュールが二つの螺旋形状チューブと熱伝達流体のための内側および外側チューブ成形経路を有している本発明の実施形態をさらに開示している。
図4は、チューブのピッチとすき間と螺旋特徴高さを開示している。

実施例

0030

二つの同心螺旋形状チューブ1および2が、それらの一方が他方の中に係合されるのを可能にするようにして形成されている。螺旋形状はねじとして働き、そこでは、内側チューブ2の外側直径は、外側チューブ1の内側直径よりも大きい。二つのチューブの間のすき間に、空間すなわち流れ経路3が形成される。流れ経路3は、螺旋形状経路を、またチューブ1と2の軸および径方向の両方に巻回経路を形成している。

0031

設計は、流体流路として適切に使用されてよく、流体は、プロセス流体または熱伝達流体であってよい。平均流れ方向は軸方向にある。またチューブの径および接線方向の速度を変化させる。速度成分の大きさは、螺旋のピッチAとすき間Bと特徴高さCによって調整されることが可能である。速度変化は、渦を四方八方に誘導する。これは混合にとって良く、境界層破壊し、改良プラグ流れ状況を作り出す。空間の体積に対するぬれ表面の比は、螺旋間のすき間によって調節され得る。これらの特徴は、流れモジュール、リアクター、熱交換器ほかに適した設計を生み出す。流体の流れは、液体スラリーガスなど、どんな種類であってもよい。

0032

図2は、外側螺旋チューブ1が外側チューブ4の中に閉じ込められていて、外側螺旋チューブ1と外側チューブ4の間の流体流れたとえば熱伝達流体のための環状空間5または経路を形成していることを示している。内側螺旋チューブ2は、内側チューブ6を閉じ込めていて、内側チューブ6と螺旋チューブ2の間の流体流れたとえば熱伝達流体のための環状空間7を形成していてよい。チューブ4と6は、図2に示されるように、まっすぐな同心、すなわち円筒状チューブであってよい。チューブ4と6は、螺旋形状または螺旋状フィンを備えたチューブであってよく、または、チューブ4と6は、波形、リブドチューブなど、どんな他の適切な形状、または、螺旋チューブすなわちチューブ1と2の内側または外側に適合するどんな他の形状を有していてよく、円筒形状以外の他のタイプの形状のチューブ4と6は図2に示されていない。

0033

環状空間5と7は、それぞれ、外側円筒状チューブ4と外側螺旋チューブ1、内側円筒状チューブ6と内側螺旋チューブ2の間に、一つ以上のスペーサーを装備していてよく、前記スペーサーは図2には示されていない。スペーサーは、補強の目的のために、整列のために、要素を増強して混合するように、または位置を固定するように、使用されることが可能である。

0034

螺旋チューブ1と2は、端部連結部品9のそばの各端部において軸および接線方向の両方に互いに設置されている。設置手段は、はめ合い部に一体化されている。螺旋チューブ1と2と端部連結部品9は、交換可能シールすなわちOリングほか、または永久シールすなわち溶接、ろう付けほかによって互いに対して密閉している。端部連結部品9は、流体ラインに連結するまたはたとえば熱電対や圧力変換器のような道具のための一つ以上のポート10を有している。

0035

外側チューブ4と外側螺旋チューブ1は端部連結部品11によって密閉されている。この場合、円筒状チューブ4では、接線方向設置は必要とされない。端部連結部品11は、流体ラインに連結するまたはたとえば熱電対や圧力変換器のような道具のための一つ以上のポート12を有している。ポート12は、流体を好ましい方向に案内する方向に螺旋形状チューブ1に対する接線方向に配されていてよい。

0036

内側チューブ6と内側螺旋チューブ2は端部連結部品13によって密閉されている。この場合、円筒状チューブ6では、接線方向設置は必要とされない。端部連結部品は、流体ラインに連結するまたはたとえば熱電対や圧力変換器のような道具のための一つ以上のポート14を有している。ポート14は、流体を好ましい方向に案内する方向に螺旋形状チューブ2に対する接線方向に配されていてよい。すべてのシールは、周囲に対してであり、流れ経路すなわち環状空間3と5と7の間ではなく、相互汚染の危険を最小化するためのものである。

0037

すべての部品すなわち螺旋チューブ1と2と円筒状チューブ4と6と端部連結部品9と11と13は、ボルト15とナット17と端部キャップ16とディスクスプリングパック18によって互いに保持されている。ディスクスプリング18は、熱膨張効果を補償するように、または/および、高すぎる圧力においてチューブが開くことを可能にする安全機能またはデバイスとして、調整されてよい。

0038

流れモジュールシステムを形成しているいくつかのユニットは互いに連結されていてよい。ポート10と12と14が、ユニット間またはマニホールドに連結されていてよい。

0039

図3は、螺旋チューブ2と円筒状チューブ6の間の空間7が、円筒状チューブ6上に配された混合増強要素19を装備しているチューブ状流れモジュールを示している。混合増強要素19は、螺旋チューブ2の螺旋形状に従うねじ19または螺旋状フィン19であってよい。円筒状チューブ4と螺旋チューブ1の間の空間5中に対応配列が作り出されてよく、これは図3では見れない。ポート10と12と14は、流体の入口、流体の出口または道具のためのポートである。図3では、ポート10と12と14は、環状流れ経路3に対してまたは環状空間5と7に対して接線方向または径方向に配されているが、他の代替策も可能である。ポートの可能な一つの配列は、ポートを流れ経路または流れ空間に対して軸方向に配することであり、これは図3では見れない。

0040

図4は、螺旋チューブのピッチAとすき間Bと螺旋特徴高さCの関係を示している。螺旋のピッチAとすき間Bと特徴高さCはまた、流れ空間5と7内の混合を強化するように配された螺旋状フィン19を有している円筒状チューブに適合可能であり、図4はこれを開示していない。ピッチAとすき間Bと螺旋特徴高さCはまた、各環状流れ経路3と流れ空間5と7中の流体の流れのプラグ流れタイプを促進し得る。

0041

本発明の流れモジュールは、次のプロセス動作、製造、反応、混合、ブレンド極低温動作の実行、水洗、抽出および浄化、pH調整、溶媒交換化学薬品の製造、中間の化学薬品の製造、低温作動で働くときのAPI(医薬品原薬)製造、製薬中間物の製造、拡大縮小現像析出または結晶化、多数の注入または多数の添加または多数の測定または多数のサンプリングの実施、多段反応での動作、事前冷却動作、事前加熱動作、事後加熱および事後冷却動作、バッチプロセスを連続プロセスに変換するためのプロセス、流れを分割および再結合するための動作をおこなうときに有用である。

0042

本発明においておこなわれ得る反応タイプは、添加反応、置換反応脱離反応交換反応焼き入れ反応、還元中和、分解、置換または置換反応、不均化反応、触媒反応、切断反応酸化閉環および開環芳香族化および脱芳香族化反応、保護および脱保護反応、相移転および相移転触媒反応、光化学反応気相、液相および固相を内包する反応を含んでいて、それは、フリーラジカル親電子試薬、親核試薬(neucleophiles)、イオン中性分子などを内包していてよい。

0043

アミノ酸合成、不せい合成、キラル合成、液相ペプチド合成オレフィンメタセシス、ペプチド合成ほかなどの合成も、流れモジュールでおこなわれることが可能である。流れモジュールが使用されることが可能である他のタイプの合成は、炭水化物化学二硫化炭素化学、シアニド化学、ジボラン化学、エピクロロヒドリン化学、ヒドラジン化学、ニトロメタン化学の範囲内の反応や、複素環式化合物アセチレン化合物酸塩化物触媒細胞毒素化合物ステロイド中間物、イオン液体ピリジン薬品ポリマーモノマー、炭水化物、ニトロンほかの合成である。

0044

流れモジュールは、アルドール縮合、バーチ還元、バイアー・フィリガー酸化、クルチウス転位ディークマン縮合ディールスアルダー反応、Doebner・クネーフェナーゲル縮合フリーデルクラフツ反応、フリース転位、ガブリエル合成、ゴンバーグ・バッハマン反応、グリニャール反応ヘック反応ホフマン転位、Japp・クリンゲマン反応、Leimgruber・Batchoインドール合成、マンニッヒ反応マイケル添加、マイケリス・Arbuzov反応、ミツノブ反応、ミヤウラスズキ反応レフォルマトスキー反応リッター反応、ローゼンムント還元、ザントマイヤー反応シッフ塩基還元、ショッテンバウマン反応、シャープレスエポキシ化スクラウプ合成、Sonogashiraカップリング、シュトレッカーアミノ酸合成、Swern酸化ウルマン反応、Willgerodt転位、Vilsmeier・Haack反応、ウィリアムソンエーテル合成、ウィッティヒ反応ほかなど、名を冠した反応に適している。

0045

流れモジュールが適しているさらなる反応は、縮合反応カップリング反応鹸化オゾン分解環化反応環化重合反応、脱ハロゲン化脱水素環化脱水素脱ハロゲン化水素化(dehydrohalogennations)、ジアゾ化硫酸ジメチル反応、ハロゲン化物交換、シアン化水素反応、フッ化水素反応、水素添加反応ヨウ素化反応イソシアナート反応、ケテン反応、液体アンモニア反応、メチル化反応、カップリング、有機金属反応、金属化、酸化反応酸化カップリングオキソ反応重縮合ポリエステル化、重合反応、他の反応、たとえば、アセチル化アリール化アクリル化(acrylations)、アルコキシ化(alkoxylations)、アンモノリシスアルキル化アリ臭素化アミド化アミノ化アジ化ベンゾイル化、臭素化、ブチル基導入、カルボニル化カルボキシル化塩素化クロルメチル化クロロスルホン化(chlorosulfonations)、シアン化(cyanations)、シアノエチル化シアノメチル化(cyano-methy-lations)、シアヌレート化(cyanurations)、エポキシ化、エステル化エーテル化ハロゲン化ヒドロホルミル化ヒドロシリル化ヒドロキシル化ケタール化ニトロ化ニトロメチル化、ニトロソ化、過酸化、ホスゲン化(phosgenations)、クオタナイゼーション(quaternizations)、シリル化(silylations)、スルホクロル化(sulfochlorinations)、スルホン化スルホ酸化チオカルボニル化(thiocarbonylations)、チオホルゲン化(thiophosgenations)、トシル化アミノ交換反応エステル交換反応ほかである。

0046

上記の説明は、本発明の言及された実施形態に限定されるものではなく、この分野の当業者には、本発明の範囲内において可能ないくつかの修正がある。

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