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技術 構造を生成するための方法および方法により生産される製品

出願人 ハンゼン,ベルント
発明者 ハンゼン,ベルント
出願日 2012年9月26日 (6年11ヶ月経過) 出願番号 2014-532271
公開日 2015年1月15日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2015-501229
状態 特許登録済
技術分野 曲げ・直線化成形、管端部の成形、表面成形 レーザ加工
主要キーワード 直線行程 波高点 折重なり 右側突起 補剛要素 キャップ要素 識別用マーカー 材料応力
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年1月15日)のものです。
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図面 (10)

課題・解決手段

製品、好ましくはブロー成形充填および封止方法を用いて生産されるプラスチック容器製品(1)の容器壁(29)の少なくとも1つの壁部分(11)に対するレーザーの作用によって、少なくとも1つの構造(13)を生成するための方法は、特定の構造(13)が、少なくともレーザー出力、レーザーの作用時間、プラスチック材料のタイプおよび、所望される構造のタイプを考慮に入れて、レーザー作用を用いて1つの壁部分(11)内に線形窪み(17)として導入され、こうして前記窪み(17)が、線形窪み(17)の断面形状をたどる形で縁部において、各々の場合において1つの隆起(27)によって画定されるようになっており、この隆起がプラスチック材料の固有材料応力の影響下でもたらされることを特徴とする。

概要

背景

アンプルなどのプラスチック製の中空容器生産のための装置および方法は、複数の実施形態における先行技術であり、例えば公知のbottelpack(登録商標)システムと併用して液体またはペースト様の製品向けの包装システムにおいて広く使用されている。容器またはアンプルなどの入れ物を生産するための匹敵するブロー成形充填および封止プロセスが、例えば特許文献1中で開示されている。

このような形で生産され外部構造を伴う容器製品を提供することも同様に先行技術である。この点において、特許文献2は、対応する構造が容器製品上またはその分離可能な構成要素上でのエンボス加工を通して生成されるエンボス加工方法において、窪みによりこうして生成されたエンボス加工済み構造が、プラスチック容器特徴データを表わす識別マーカーを形成する方法を開示している。詳細には、これは、なかでも容器の中味の任意の有効期限を含めた容器のそれぞれの中味の製造場所および製造年月日ならびにタイプおよび数量に関する情報を提供し得るコード番号の形をとってよい。

この特徴データは同様に、エンドユーザーベースでの情報提供のために非暗号化書式で提供されてもよい。この目的で、特徴データは、英数字または文字の形をとる。この種の特徴データは好ましくは、その流体または他の媒質を伴う容器製品の内部を含めた部域内で容器製品に直接適用される。この場合、エンボス加工プロセス中に容器製品に穴を開けて容器の中味を使用不能にする可能性を回避するために、エンボス加工プロセスを、注意深く行なわなければならない。

特許文献3は、ポリスチレンポリアミドなどの群由来プラスチック製物品熱可塑性壁上に発泡体様の表面領域を生成するための方法において、プラスチック構成要素が第1に媒質内に浸されその後10.6μmの波長を有するCO2レーザーにより局所的に加熱されて、プラスチック構成要素上に発泡体様の領域を形成し、このようにして、構造的に導入された識別用マーカー成形することができる方法について記述している。

特許文献4は、金型生産方法において、少なくとも2つの異なる色のプラスチック顆粒が、例えばさらに2つの構成要素との射出成形またはホットプレス方法を用いて機械的に混合され、その後レタリング文字の領域内でプラスチック材料を「蒸発」させることによってレーザー銘刻が適用される方法について記述している。

プラスチック構成要素内に構造を導入するための公知の方法には、方法の持続時間の短かさならびに生産すべき構造の精度および認識可能な鮮明度に関して、所望すべきものが何かしらなお残されている。

概要

製品、好ましくはブロー成形、充填および封止方法を用いて生産されるプラスチック容器製品(1)の容器壁(29)の少なくとも1つの壁部分(11)に対するレーザーの作用によって、少なくとも1つの構造(13)を生成するための方法は、特定の構造(13)が、少なくともレーザー出力、レーザーの作用時間、プラスチック材料のタイプおよび、所望される構造のタイプを考慮に入れて、レーザー作用を用いて1つの壁部分(11)内に線形窪み(17)として導入され、こうして前記窪み(17)が、線形窪み(17)の断面形状をたどる形で縁部において、各々の場合において1つの隆起(27)によって画定されるようになっており、この隆起がプラスチック材料の固有材料応力の影響下でもたらされることを特徴とする。

目的

本発明の目的は、特に単純かつ信頼性のある形で実施できかつ結果として鮮明に形成された認識可能な構造をもたらす、この種のプラスチック容器製品内に適切な構造を生成するための方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

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請求項1

好ましくはブロー成形充填および封止プロセスを用いて生産されるプラスチック容器製品(1)の容器壁の少なくとも1つの壁要素(11)に対するレーザーの作用を用いて、少なくとも1つの構造(13、15)を生成するための方法において、それぞれの構造(13、15)が、少なくとも、レーザー出力、レーザーの曝露時間、プラスチック材料のタイプおよび、所望される構造のタイプ、を考慮に入れて、レーザー作用を用いて1つの壁要素(11)内に線形窪み(17、37)として導入され、この窪みが、線形窪み(17、37)をたどる縁部に沿った突起(27、39)によって縁どられるようになっており、前記突起がプラスチック材料の固有材料張力の影響下で生成される、ことを特徴とする方法。

請求項2

1つのそれぞれの壁要素(11)内に生成された構造(13、15)、ならびに、少なくとも直接隣接する壁要素(43)の両方が、1つの容器壁(29)として形成され、この容器壁が外部環境に対し閉鎖され、連続的に延在しかつ、本質的に均質でかつ気泡を含まないように形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。

請求項3

レーザー作用中、容器壁(29)のそれぞれの壁要素(11)が、先行する成形プロセス、詳細にはブロー成形プロセスからの加熱を、いまだに、受けている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。

請求項4

線形窪み(17、37)が、接合部(B)または交点(C)などの連結点において融合されており、これらの窪みは、それぞれの窪み(17、37)の交差点(41)に至るまで縁部に沿って突起(27)により外部が縁どりされている、ことを特徴とする請求項1〜3の一項に記載の方法。

請求項5

マーキング速度が低減されるか、または、壁要素(11)が2度目照射される場合には、レーザー強度が減少される、ことを特徴とする請求項1〜4の一項に記載の方法。

請求項6

少なくとも2つの線形窪み(17、37)が、少なくとも部分的に、接合部(B)および/または交点(C)の領域内で互いに平行に配置され、前記窪みがその間にさらなる突起(39)を縁どっており、この突起は、他の突起(27)のレベルと同じレベルまたは異なるレベルに配置されている、ことを特徴とする請求項1〜5の一項に記載の方法。

請求項7

追加の構造(33、35)が、構造(13、15)を有する容器壁(29)の壁要素(11)とは反対側でかつ容器の内側に面している容器壁(29)の壁要素(31)内に導入され、この追加の構造が1つの構造(13、15)をたどり、こうして突起(33)を対応する窪み(17)の場所でそれぞれに適用または導入し、かつ、窪み(35)をそれぞれの突起(27)の場所でそれぞれに適用または導入するようになっている、ことを特徴とする請求項1〜6の一項に記載の方法。

請求項8

それぞれの構造(13、15)がCO2レーザーによって生成される、ことを特徴とする請求項1〜7の一項に記載の方法。

請求項9

それぞれの構造(13、15)が、ポリオレフィン製のプラスチック容器製品(1)内にレーザー作用を用いて導入される、ことを特徴とする請求項1〜8の一項に記載の方法。

請求項10

少なくとも1つの構造を有する、請求項1〜9に記載の方法にしたがって生産される、特にアンプルなどの容器の形をした製品において、構造が少なくとも部分的に、製品の壁要素(11)内に導入された線形窪み(17、37)を含み、この線形窪みが、その縁部の少なくとも1つの上、好ましくは隣接する反対側の縁部上で、かつ少なくとも部分的に窪み(17、37)の行程をたどって、突起(27、39)によって縁どられている、ことを特徴とする製品。

技術分野

0001

本発明は、好ましくはブロー成形充填および封止プロセスを用いて生産されるプラスチック容器製品容器壁の少なくとも1つの壁要素に対するレーザーの作用を用いて、少なくとも1つの構造を生成するための方法に関する。本発明はさらに、方法により生産される、詳細にはこの種の容器の形をした製品に関する。

背景技術

0002

アンプルなどのプラスチック製の中空容器の生産のための装置および方法は、複数の実施形態における先行技術であり、例えば公知のbottelpack(登録商標)システムと併用して液体またはペースト様の製品向けの包装システムにおいて広く使用されている。容器またはアンプルなどの入れ物を生産するための匹敵するブロー成形、充填および封止プロセスが、例えば特許文献1中で開示されている。

0003

このような形で生産され外部構造を伴う容器製品を提供することも同様に先行技術である。この点において、特許文献2は、対応する構造が容器製品上またはその分離可能な構成要素上でのエンボス加工を通して生成されるエンボス加工方法において、窪みによりこうして生成されたエンボス加工済み構造が、プラスチック容器の特徴データを表わす識別マーカーを形成する方法を開示している。詳細には、これは、なかでも容器の中味の任意の有効期限を含めた容器のそれぞれの中味の製造場所および製造年月日ならびにタイプおよび数量に関する情報を提供し得るコード番号の形をとってよい。

0004

この特徴データは同様に、エンドユーザーベースでの情報提供のために非暗号化書式で提供されてもよい。この目的で、特徴データは、英数字または文字の形をとる。この種の特徴データは好ましくは、その流体または他の媒質を伴う容器製品の内部を含めた部域内で容器製品に直接適用される。この場合、エンボス加工プロセス中に容器製品に穴を開けて容器の中味を使用不能にする可能性を回避するために、エンボス加工プロセスを、注意深く行なわなければならない。

0005

特許文献3は、ポリスチレンポリアミドなどの群由来プラスチック製物品熱可塑性壁上に発泡体様の表面領域を生成するための方法において、プラスチック構成要素が第1に媒質内に浸されその後10.6μmの波長を有するCO2レーザーにより局所的に加熱されて、プラスチック構成要素上に発泡体様の領域を形成し、このようにして、構造的に導入された識別用マーカー成形することができる方法について記述している。

0006

特許文献4は、金型生産方法において、少なくとも2つの異なる色のプラスチック顆粒が、例えばさらに2つの構成要素との射出成形またはホットプレス方法を用いて機械的に混合され、その後レタリング文字の領域内でプラスチック材料を「蒸発」させることによってレーザー銘刻が適用される方法について記述している。

0007

プラスチック構成要素内に構造を導入するための公知の方法には、方法の持続時間の短かさならびに生産すべき構造の精度および認識可能な鮮明度に関して、所望すべきものが何かしらなお残されている。

先行技術

0008

欧州特許第0359971B1号
独国特許出願公開第10328198A1号
米国特許出願公開第3,627,858A号
独国特許出願公開第19645871A1号
独国特許出願公開第102005025760A1号

発明が解決しようとする課題

0009

この先行技術から出発して、本発明の目的は、特に単純かつ信頼性のある形で実施できかつ結果として鮮明に形成された認識可能な構造をもたらす、この種のプラスチック容器製品内に適切な構造を生成するための方法を提供することにある。本発明のさらなる目的は、好ましくは本発明に係る方法を用いて生成可能な適切な構造を有する製品を生産することにある。

課題を解決するための手段

0010

これらの目的は、請求項1の特徴の全てまたは請求項10の特徴をそれぞれ有する方法ならびに製品によって達成される。

0011

本発明は、少なくとも、
レーザー出力
レーザーの曝露時間、
プラスチック材料のタイプおよび、
所望される構造のタイプ、
を考慮に入れて、レーザー作用を用いてプラスチック壁の壁要素内に線形窪みとして導入され、この窪みが、線形窪みをたどる縁部に沿った突起によって縁どられるようになっており、前記突起が、少なくとも部分的にプラスチック材料の固有材料張力の影響下で生成される、生成すべきそれぞれの構造を提供している。

0012

したがって、横断面で見た場合に波形を有する窪みが容器壁内に形成され、これはその両側で、残りの容器壁との関係において線形に延在する突起により縁どられている。ここでは、材料の変位が存在するのと同時に変位によって形成された線形突起の方向に窪みが形成される。プラスチック材料製の容器壁は、レーザー作用により局所的に加熱され、線形窪みの領域内でこの種の分子連鎖またはプラスチック繊維を切断すること無く、かつ同様にプラスチック材料がレーザー作用によって窪みの領域内で本質的に蒸発させられることなく、加熱されたプラスチック材料はレーザーの作用下で縁部において外向きに変位させられ、こうして横断面で見た場合に、縁部において隣接する波高点と中央の波の谷を有する一種の波が形成するようになっている。線形突起または波高点の方向へのプラスチック材料の変位は、この程度まで加熱されたプラスチック材料の固有の材料張力の影響下でもたらされ、ここで毛細管効果および/または表面張力効果も同様に1つの役割を果たし得る。

0013

プラスチック材料と共にレーザー技術を使用する分野における平均的な当業者にとっては、先行技術に示されている通りレーザーを用いてプラスチック材料を発泡させる必要なく(特許文献3)、かつプラスチック材料を本質的に蒸発させる必要なく(特許文献4)、線形突起の観点から見た場合に容器壁の残りの壁要素との関係において一貫して突出する構造に到達できること、そして、この点で同じくそれぞれの容器から突出して鮮明に見えかつ明確に感じることのできる構造の生成に関して大幅に改善された結果が達成されること、は意外なことである。

0014

容器に充填すべき製品は、感応性の高い液体薬剤であり、これは無菌クリーンルーム条件下で充填される必要があり得、かつ、これ以外にこの点に関して特にその寿命の観点から見て大気酸素に対し敏感に反応し得るものである、したがって、本発明に係る方法は、プラスチック材料がレーザー作用による損傷を受けない、特に蒸発したり気泡の形に転換されないこと、およびプラスチック材料の繊維または分子連鎖などの下にある構造もまた影響を受けず、このため構造の生成にも関わらず、容器の内側に損傷を与え得る望ましくない増大した量の大気中酸素または他の媒質が予期せずプラスチック製容器壁内に進入し得るような形で容器壁が脆弱化または改質されることはなくなること、を保証するものである。容器の中味を高い信頼性で保護するためには、それぞれの線形窪みによって容器壁の厚みが50%を超えて削減されることがあってはならない。

0015

上述した方法の場合、ラインレイアウトに応じて文字、番号、点の形成と同様点字レタリングを得るためにも好適である外部的に鮮明に見える構造が、容器壁内に生成される。さらに、例えば表面の感触を改善するために、容器壁またはキャップ上のリブとして、それぞれの構造を使用することができる。こうして、任意の種類のプラスチック製品のための(ただし好ましくは容器製品用の)構造を生成するための、単純で高い信頼性で機能する柔軟な方法が示されている。

0016

1つのそれぞれの要素内に生成された構造ならびに少なくとも直接隣接する壁要素の両方が、1つの容器壁として形成され、この容器壁が外部環境に対し閉鎖され、連続的に延在しかつ、本質的に均質でかつ気泡を含まないように形成されていることが極めて有利である。このようにして、その後容器壁内に異物が取込まれる可能性は全く無くなり、かつ容器壁を通した環境からの粒子拡散は最小限に削減され、そのため構造が生成された時点ですでに容器内にあってよい中味が構造の生成中であれ後続する貯蔵中であれ使用不能になることはなくなる。

0017

レーザー作用中、容器壁のそれぞれの壁要素がなおも、先行する成形プロセス、詳細にはブロー成形プロセスからの加熱を受けていることが有利である。こうして、所望される波形を生成する上での容器壁の加熱された、したがってより軟質である構造の有利な利用そして高速プロセスシーケンスが可能になる。

0018

線形窪みは、それぞれの窪みの交差点に至るまで縁部に沿って突起により外部が縁どりされている接合部または交点などの連続点において融合され得る。

0019

マーキング速度が低減されるか、あるいは壁要素が2度目照射される場合には、構造を生成するためにレーザー強度を削減することが特に有利である。この措置により、それぞれの線形窪みがおおよそ均一な深さで形成され、いかなる場合においても容器壁の溶落を防止することが確実になる。

0020

接合部(B)および/または交点(C)の領域内で、少なくとも2つの線形窪みを有利には、少なくとも部分的に、互いに平行に配置することができ、前記窪みはその間でさらなる突起を縁どっており、この突起は、他の突起のレベルと同じレベルまたは異なるレベルに配置されている。この措置により、接合部および/または交点を容易に形成かつ上昇させて、容易に目に見えるようにすることができる。詳細には、レーザービームを、すでに適用された波構造のすでに生成された窪みに精確に的中させる必要はない。

0021

追加の構造が、構造を有する容器壁の壁要素とは反対側にある容器の内側に面している容器壁の壁要素の中に導入され、この追加の構造が1つの構造をたどり、こうして突起をその場所でそれぞれに適用または導入するようになっていることが、特に有利である。これは、支持補強と所望の均質化の意味合いにおける容器壁の標準化を意味する。

0022

それぞれの構造をCO2レーザーにより生成することが有利である。本発明に係る解決法の範囲内で、この種のレーザーが、その周波数スペクトルおよび強度に起因してプラスチック製品内に構造を生成するために特に好適であることが示されてきた。

0023

それぞれの構造を、ポリオレフィンプラスチック材料製のプラスチック容器製品内にレーザー作用を用いて導入することが特に有利である。詳細には、本明細書に記載されている構造の生成は同様に、入れ物のいわゆる同時押出型壁要素のためにも使用でき、その場合少なくとも2つの層または積層品タイプの壁要素が互いに隣接することになる。したがって、特に低コストで手順的に高い信頼性で関連する壁要素内に構造を導入できるような形で、同時押出型プラスチック製品の外部壁要素を材料側で選択することができ、ここで、障壁の形で好ましくは別のプラスチック材料を含む複合材料製の少なくとも1つの後続する同時押出層が、入れ物の内側への異物の移動を妨げることができる。優れた表面感触および/または視認性を有する構造を生成するためには、容器の壁要素内の線形窪みにおいて、線形窪みに平行な線形突起を一方の壁側にのみ発生させるだけで充分であり得るが、ただしこの突起は非常に精密なレーザー応用技術を必要とする。

0024

本発明について、図面に基づいて以下で詳細に説明する。

図面の簡単な説明

0025

付随するキャップ要素無しの、本発明に係る方法にしたがった銘刻の形をした外側構造具備されたアンプル様のプラスチック容器の側面図である。
部分的に切り取られたキャップ要素を有する図1に比べて90°回転させられた容器の側面図である。
図1にある数字列にしたがった一例として数字「4」を用いて生成された構造を示す。 各々写真表現の形で、
位置Aにおける図3中の構造の上面図を示す。
位置Bにおける図3中の構造の上面図を示す。
位置Cにおける図3中の構造の上面図を示す。
図4中のラインX−Xに沿った、位置Aにおける図3中の構造を通る部分的に示された横断面である。
図5中のラインY−Yに沿った、位置Bにおける図3中の構造を通る部分的に示された横断面である。
図6中のラインZ−Zに沿った、位置Cにおける図3中の構造を通る部分的に示された横断面である。

実施例

0026

アンプル1の形をしたプラスチック容器製品または入れ物が示されている。アンプル1は、容器本体3を有し、その上面には、ネック要素が連結され、その上に、図面中ではキャップ要素7が示されている。キャップ要素7はネジ込み可能であり、これは図2中にのみ示されている。ネック要素5、キャップ要素7ならびにネック要素5の端部に位置設定された閉鎖要素9は、特許文献5から公知の要領で形成されている。図2は、キャップ要素7を初期位置で示しており、これはその納入時の状態にあるアンプル1に対応している。以上で言及した文書から公知の通り、キャップ要素7は、さらにネジ戻しされた時点で開放用装置を形成し、キャップ要素7内のスパイクで閉鎖要素9に孔を明け時点でアンプルの中味を使用するために放出する。

0027

図面は、本発明に係る方法を用いて外部構造が具備されている容器製品の一例として、通常のサイズの2倍の規模の容量10ml入りのアンプル1を示していて、アンプル1は、完全に丸くなく本質的に卵形を有する容器本体を有し、図1には、容器本体3のより狭い側が見えている。この側の中央壁要素11に対して、識別用マーカー13の形をした構造が適用され、この実施例においてこれは6桁コード123456を含んでいる。これらの数字はレーザー作用を用いて形成される。レーザー装置(図示せず)は好ましくは、独立型レーザーステーションとしてbottelpack(登録商標)生産設備打ち抜き装置との間に配置され、打抜き装置はアンプル結合部品においてトリム縁部廃棄物を分離しかつ/またはアンプルを分離する。レーザーステーションは、bottelpack(登録商標)システムと協調して同期化され得る。bottelpack(登録商標)システムと時間的かつ空間的に密に関係し合って作動するレーザーステーションの場合には、アンプル1のプラスチックは、プロセス関連の残留熱の結果として、好ましくは45℃の範囲内の高い温度をなおも有するかもしれず、これは、容器壁29内に構造を生成するために有益である。

0028

図1は、読取り可能なコード銘刻123456の意味合いで容器の壁要素11内に生成された構造として識別用マーカー13を示しているものの、以下でより詳細に記述するレーザー作用を用いて、例えば容器製品の表面の感触を改善する目的で、容器内に他の構造を形成することも可能である。こうして例えば、図2は、キャップ要素7の取扱いを改善する、アンプル1のキャップ要素7上に創出されたリブ15を示している。

0029

構造13の導入については、図3〜9に基づいて以下でさらに詳細に記述される。図3を見ればわかるように、図1にしたがったコード123456の数字「4」は、少なくともレーザー出力、レーザーの曝露時間およびプラスチック材料のタイプを考慮に入れて、プラスチック容器製品の容器壁29の壁要素11内に線形窪み17としてレーザー作用を用いて1つの構造として導入すべきものである。こうして、この窪みの側面には、プラスチック材料の材料張力の影響下で生成される窪み17をたどる縁部に沿った突起27が位置づけされなければならない。この特定の実施例において、数字「4」の垂直ライン19は、最初に生成され、これは継ぎ目なく傾斜ライン21にならびに垂直ライン19と交わる水平ライン23に向って開放する。位置A、BおよびCにその2つの突起27および隣接する縁部領域25を伴う線形窪み17の構造は、各々写真的表現の形での上面図で図4〜6に示されており、ここで線形窪み27は、レーザーが単一のプロセスステップで構造17を生成することを条件として、位置BおよびCにおいて遭遇している。

0030

線形窪み17が、「4」の垂直バーの位置Aにおいて形成されている。これは直線行程をとる。窪み17は、本質的にU字形をしており、波の谷を連想させる。窪みは、縁部において突起27により縁どられ、これらの突起を波高点として記述することができる。これらの波高点27は、残りの容器壁29との関係において高くなっている(図7参照)。線形窪み17の最大深さTは、この領域内の残りの容器壁29の厚みDのおよそ1/6である。突起27は、容器壁29の厚みDのおよそ1/12の最大高さHを有する。

0031

左から右に見た図7画像平面において、壁要素11を有する容器壁29の外側輪郭行程は、第1の波高点として左側突起27の最高点に達するまでわずかに上昇し、その後波の谷として線形窪みのU字形行程内に合流し、全体として対称的な形で、反対側において第2の追加の波高点として右側突起27内へと遷移し、この第2の波高点は考えられる最大高さHから出発して次に再び平坦化する。反対の内側面31上では、容器壁29は線形窪み17の領域が厚くなっており、浅いリブ33を形成する。リブ33の側面には、いずれかの側で窪み35が位置づけされている。こうして、構造13を有する壁要素11と反対側に存在し容器の内側に面している壁要素31の中に追加の構造33、35が導入され、この追加の構造は、1つの構造13に追従し、こうして、対応する窪み17の場所において突起33が導入され、それぞれの突起27の場所に窪み35が導入されることになる。それでも、図7の横断面図は、突起33ならびにそれぞれの外部に隣接する窪み35が、外向きに環境に面している容器壁29の外部側面上の波よりも小さい形状を有することを明らかにしている。相対する配置という幾何学的状況を明確にするため、概念的な水平ラインに加えて概念的な垂直軸Lが図7に示されており、これが、上部領域内での窪み17の平均的深さTを示している。

0032

コーナー領域(位置B)または交差領域(位置C)では、レーザーの速度または進捗相応して増大させるかあるいは、レーザー強度を低減させて容器壁29が溶落するのを妨止しなければならない。ライン様の窪み17は同様に、これらの領域内で遭遇せず、こうして線形窪み17は通常は互いに対して平行に配置され得、このことは特に図8および9の横断面図に示されている。

0033

こうして、数字「4」のコーナー領域(位置B)内に生成された構造(図8も参照のこと)は、中間隆起39により互いから分離されている互いに平行に走る異なる深さの2つの窪み17、37を有する。中間隆起39は、それが図9内で接合部(位置C)について見ることができるように縁部に沿った突起27の最大高さHを上回るような形で、形成され得る。レーザー工具を制御する場合以外の理由で、レーザーを重複部域内で誘導するときに製造上の精度に関して平行な流路経路の形成を排除することが不可能である場合、この種の中間隆起39およびさらなる窪み37を回避することが有利である。一般に、このことは、接合部または交点(位置C)にもあてはまり、ここで、簡略化された表現のため、図8および9のトップダウン図に示されている線形窪みおよび突起の折重なりは、明確さを期して、図5および6では省略されている。

0034

線形窪み17、37は、接合部または交点(位置C)などの連結点において融合され(図6および9も参照のこと)、それぞれの窪み17、34の交差点41に至るまで縁部に沿って、突起27により外部が縁どられている。それぞれの窪み17、37は、交差点41において最大の深さを有することができ、このことは、図5にしたがった表示において特に明白である。図6の表現によると、それぞれの窪み17のこの種の連結領域において、プラスチック材料の溶融が増大するかもしれず、こうして、補剛要素として役立つことができるものの一方で問題の交差点41内に対応する窪みを含む場合もある一種のボールが形成されるようにすることも同様に可能である。究極的には、それは、プラスチック材料内へのレーザーの入力パワーにより左右される。

0035

1つのそれぞれの壁要素11から生成される構造13そして縁部領域25の形をしたものを含めた少なくとも直接隣接する壁要素43の両方が、アンプル1の容器壁29を形成し、この壁は外部環境に対して閉鎖され、連続的に延在し、かつ本質的に均質でかつ気泡を含まないように形成されている。

0036

線形窪み17、37を、繊維の配向に対して平行に、ひいては容器壁29内のプラスチック材料の押出し方向に対して平行に配置することが有利であることも同様に判明している。このようにして、構造13、15を、より少ないエネルギー消費量で形成することができる。このようにして、それぞれの構造13、15をより高い信頼性でかつより形状に忠実に形成することもまた可能である。線形窪み17、37は、好ましくはCO2レーザーで生成される。このレーザーは、プラスチック向けに理想的に調整可能な周波数範囲を有する。実際には、100ワットクラスの、詳細には本質的に40%のレーザー出力で作動させられるCO2レーザーが有効であることが判明している。

0037

本発明に係る方法は、ポリオレフィン製のプラスチック製品1のみならず他のプラスチック、詳細にはポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP)などの透明に見えるプラスチックにも好適である。

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