図面 (/)

技術 遊技機

出願人 京楽産業.株式会社
発明者 渡辺直幸
出願日 2014年5月30日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2014-113287
公開日 2015年12月17日 (3年9ヶ月経過) 公開番号 2015-226625
状態 特許登録済
技術分野 弾玉遊技機の表示装置
主要キーワード 突出タイミング 減速点 非振動 データ送信制御処理 変化期間 回動姿勢 音響用 高速点滅
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年12月17日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (20)

課題

遊技者に入力を促す入力画像が表示されることに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能な遊技機を提供すること。

解決手段

パチンコ遊技機1では、演出タン26の操作が有効な有効期間中に、演出ボタン26の操作を促すボタン画像液晶表示装置5に表示される。これに対して、有効期間中に演出ボタン26が操作されると、特別図柄判定の判定結果に基づいて、その判定結果が報知される前に、大当たり遊技が実行される可能性が高いことが示唆される。また、ボタン画像が表示される前の第1タイミング、又はボタン画像が表示されない場合の第2タイミングにおいて、ボタン画像が表示されることを示唆する画像であってそのボタン画像と類似する画像である類似ボタン画像が表示される。

概要

背景

従来の遊技機は、演出タン等の入力手段を備えており、入力手段からの入力が有効な有効期間中においては、遊技者に入力を促す入力画像(例えば演出ボタンを模した画像等を含む画像)が表示される。これに対して、有効期間内に遊技者が入力を行うと、その入力に応じた演出変化が生じることになる。例えば特許文献1に記載の遊技機では、演出ボタンの押下に応じて敵キャラクタを斬るエフェクトが表示される。

概要

遊技者に入力を促す入力画像が表示されることに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能な遊技機を提供すること。パチンコ遊技機1では、演出ボタン26の操作が有効な有効期間中に、演出ボタン26の操作を促すボタン画像液晶表示装置5に表示される。これに対して、有効期間中に演出ボタン26が操作されると、特別柄判定の判定結果に基づいて、その判定結果が報知される前に、大当たり遊技が実行される可能性が高いことが示唆される。また、ボタン画像が表示される前の第1タイミング、又はボタン画像が表示されない場合の第2タイミングにおいて、ボタン画像が表示されることを示唆する画像であってそのボタン画像と類似する画像である類似ボタン画像が表示される。

目的

本発明の目的は、遊技者に入力を促す入力画像が表示されることに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能な遊技機を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
5件

この技術が所属する分野

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

遊技者によって入力可能な入力手段と、始動条件成立すると、遊技者に有利な特別遊技を実行するか否かを判定する判定手段と、前記入力手段からの入力が有効な有効期間中に、当該入力手段からの入力を遊技者に促す入力画像表示可能な入力画像表示手段と、前記有効期間中に前記入力手段からの入力があった場合、前記判定の結果に基づいて、前記判定の結果が報知される前に、前記特別遊技が実行される可能性が高いことを示唆する予告演出を実行可能な予告演出実行手段と、前記入力画像が表示される前の第1タイミング、又は前記入力画像が表示されない場合の第2タイミングにおいて、前記入力画像が表示されることを示唆する画像であって当該入力画像と類似する画像である示唆画像を表示する示唆画像表示手段とを備えることを特徴とする遊技機

請求項2

前記入力手段は、遊技者が操作可能な操作装置であり、前記入力画像は、前記操作装置を模した操作装置画像であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

技術分野

0001

本発明は、有効期間中に入力手段からの入力があった場合に、特別遊技が実行される可能性が高いことを示唆する予告演出を実行可能な遊技機に関する。

背景技術

0002

従来の遊技機は、演出タン等の入力手段を備えており、入力手段からの入力が有効な有効期間中においては、遊技者に入力を促す入力画像(例えば演出ボタンを模した画像等を含む画像)が表示される。これに対して、有効期間内に遊技者が入力を行うと、その入力に応じた演出変化が生じることになる。例えば特許文献1に記載の遊技機では、演出ボタンの押下に応じて敵キャラクタを斬るエフェクトが表示される。

先行技術

0003

特開2013−90780号公報

発明が解決しようとする課題

0004

ところで、従来の遊技機で行われている演出は、有効期間の開始時期になれば入力手段からの入力を促す入力画像の表示が開始されて、その表示に対して遊技者が入力を行うという単調なものであった。このため、従来の遊技機では、入力画像が表示されることに対して遊技者が期待感を抱き難く、入力画像の表示に対する入力を十分に楽しめているとは言えなかった。

0005

それ故、本発明の目的は、遊技者に入力を促す入力画像が表示されることに対する遊技者の期待感を効果的に高めることが可能な遊技機を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

本発明は、上記の課題を解決するために以下の構成を採用した。なお、本欄における括弧内の参照符号補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。

0007

本発明に係る遊技機(1)は、遊技者によって入力可能な入力手段(26)と、始動条件成立すると、遊技者に有利な特別遊技(例えば大当たり遊技)を実行するか否かを判定する判定手段(101、S309)と、前記入力手段からの入力が有効な有効期間中に、当該入力手段からの入力を遊技者に促す入力画像(例えば図21(D)のボタン画像)を表示可能な入力画像表示手段(141,5)と、前記有効期間中に前記入力手段からの入力があった場合、前記判定の結果に基づいて、前記判定の結果が報知される前に、前記特別遊技が実行される可能性が高いことを示唆する予告演出(例えば図21(E))を実行可能な予告演出実行手段(141,5)と、前記入力画像が表示される前の第1タイミング、又は前記入力画像が表示されない場合の第2タイミングにおいて、前記入力画像が表示されることを示唆する画像であって当該入力画像と類似する画像である示唆画像(例えば図20(D)の類似ボタン画像)を表示する示唆画像表示手段(141,5)とを備える。

0008

前記入力手段は、遊技者が操作可能な操作装置(例えば演出ボタン)であり、前記入力画像は、前記操作装置を模した操作装置画像であってもよい。

発明の効果

0009

本発明によれば、遊技者に入力を促す入力画像が表示されることに対する遊技者の期待感を効果的に高めることができる。

図面の簡単な説明

0010

パチンコ遊技機1の概略正面図
パチンコ遊技機1の一部を示す概略平面
演出ボタン26の各状態について説明するための説明図
図1における表示器4の拡大図
パチンコ遊技機1の遊技状態について説明するための説明図
非時短状態における演出の流れについて説明するための説明図
リーチ演出発展後の演出の第1の具体例を示す説明図
弱リーチ演出発展後の演出の第2の具体例を示す説明図
強リーチ演出発展後の演出の第1の具体例を示す説明図
強リーチ演出発展後の演出の第2の具体例を示す説明図
スロット演出の第1の具体例を示す説明図
スロット演出の第2の具体例を示す説明図
スロット演出の第3の具体例を示す説明図
ボタン演出示唆演出の具体例を示す説明図
ボタン演出示唆演出に関する実行期間の一例を示すタイミングチャート
ボタン演出示唆演出の他の具体例を示す説明図
時短状態における演出の流れについて説明するための説明図
青ボタン画像が2回表示される低示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われない演出パターンの具体例について説明するための説明図
赤ボタン画像が2回表示される中示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われる演出パターンの具体例について説明するための説明図
赤ボタン画像が4回表示される高示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われる演出パターンの具体例について説明するための説明図
赤ボタン画像が4回表示される高示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われる演出パターンの具体例について説明するための説明図
パチンコ遊技機1が備える制御装置の構成例を示すブロック図
遊技制御基板100において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャート
メインRAM103の構成例及びメインRAM103に格納される各種情報を示すブロック図
図23のステップS2におけるスイッチ処理詳細フローチャート
図25のステップS21における第1始動口スイッチ処理の詳細フローチャート
図25のステップS22における第2始動口スイッチ処理の詳細フローチャート
図26のステップS218における事前判定処理の詳細フローチャート
図23のステップS3における特別図柄処理の詳細フローチャート
図29のステップS309における大当たり判定処理の詳細フローチャート
図29のステップS310における変動パターン選択処理の詳細フローチャート
演出制御基板130において実行されるタイマ割込み処理の一例を示すフローチャート
図32のステップS10におけるコマンド受信処理の詳細フローチャート
図33のステップS16における保留コマンド受信処理の詳細フローチャート
図33のステップS18における変動開始コマンド受信処理の詳細フローチャート
図35のステップS183における変動演出パターン設定処理の詳細フローチャート
図35のステップS185におけるボタン演出パターン設定処理の詳細フローチャート
図35のステップS185におけるボタン演出パターン設定処理の詳細フローチャート
図35のステップS185におけるボタン演出パターン設定処理の詳細フローチャート
図35のステップS185におけるボタン演出パターン設定処理の詳細フローチャート
ボタン演出パターン設定処理において設定され得る演出パターンの一部の例を示す図
画像音響制御基板140において実行される画像音響制御処理の一例を示すフローチャート
ランプ制御基板150において実行されるランプ制御処理の一例を示すフローチャート
ボタン演出示唆演出の変形例について説明するための説明図
入力手段の構成及び入力手段に関する演出の変形例について説明するための説明図

実施例

0011

以下、適宜図面を参照しつつ、本発明の遊技機の一実施形態に係るパチンコ遊技機1について説明する。

0012

[パチンコ遊技機1の概略構成例]
まず、図1及び図2を参照しつつ、パチンコ遊技機1の概略構成について説明する。ここで、図1は、パチンコ遊技機1の概略正面図である。図2は、パチンコ遊技機1の一部を示す概略平面図である。図1に例示されるように、パチンコ遊技機1は、入賞や判定に関する役物等が設けられた遊技盤2と、遊技盤2を囲む枠部材3とを備えている。枠部材3は、遊技盤2と所定の間隔を隔てて平行配置された透明なガラス板を支持しており、このガラス板と遊技盤2とによって、遊技球流下可能な遊技領域10が形成されている。

0013

遊技者がハンドル20を握ってレバー21を時計方向に回転させると、上皿28に溜められた遊技球が発射装置(不図示)へと案内され、ハンドル20の回転角度に応じた打球力で遊技領域10へと発射される。この遊技領域10には、不図示の遊技クギ風車等が設けられており、発射された遊技球は、遊技領域10における上部位置へと案内され、遊技クギや風車等に接触することでその移動方向を変化させながら遊技盤2に沿って落下する。なお、遊技球の発射は、遊技者が停止ボタン22を操作することによって一時的に停止される。

0014

上皿28は、発射装置へ供給される遊技球及び賞球を溜めるものである。この上皿28の下方には、賞球を溜める下皿29が設けられている。この下皿29と近接配置された取り出しボタン23を遊技者が操作すると、下皿29の下面の一部が開口されて、下皿29に溜まった遊技球が下皿29の下方に配置された不図示の箱に落下する。

0015

遊技者がハンドル20を小さい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「左打ち」を行うと、遊技球が相対的に弱い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印31に例示されるように遊技領域10における左側領域を流下する。一方、遊技者がハンドル20を大きい回転角で回転させた状態を維持するいわゆる「右打ち」を行うと、遊技球が相対的に強い打球力で打ち出される。この場合、遊技球は、矢印32に例示されるように遊技領域10における右側領域を流下する。

0016

左打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、第1始動口11、第2始動口12、3つの普通入賞口14、第1ゲート15、及び電動チューリップ17が設けられている。また、右打ちされた遊技球の通過経路には、入賞や判定に関する役物として、上記第2始動口12、大入賞口13、1つの普通入賞口14、第2ゲート16、及び上記電動チューリップ17が設けられている。

0017

遊技領域10に打ち出された遊技球は、遊技盤2に沿って流下する過程で、第1始動口11、第2始動口12、大入賞口13、及び普通入賞口14のいずれかに入球して入賞し得る。これにより、入賞した箇所に応じた所定数の賞球が上皿28又は下皿29に払い出される。なお、入賞しなかった遊技球は、排出口18を介して遊技領域10から排出される。

0018

第1始動領域としての第1始動口11は、常時開放されている始動口であり、第2始動領域としての第2始動口12は、普通電動役物としての電動チューリップ17が作動しているときだけ開放される始動口である。パチンコ遊技機1では、遊技球が第1始動口11を通過して入賞した場合、又は遊技球が第2始動口12を通過して入賞した場合、遊技者にとって有利な大当たり遊技(特別遊技)を実行するか否かが判定され、その判定結果が後述する表示器4に表示される。

0019

なお、以下の説明では、第1始動口11への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第1特別図柄判定」と呼び、第2始動口12への遊技球の入賞を条件として実行される判定を「第2特別図柄判定」と呼び、これらの判定を総称して「特別図柄判定」と呼ぶものとする。

0020

大入賞口13は、特別図柄判定の結果に応じて開放される特別入賞領域である。この大入賞口13の開口部には、大入賞口13を開閉するプレートが設けられている。大入賞口13は、通常はこのプレートによって閉塞されている。これに対して、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す所定の大当たり図柄が表示器4に停止表示された場合、上記プレートを作動させて大入賞口13を開放する大当たり遊技が実行される。大当たり遊技中は、所定条件(本実施形態では、大入賞口13への9個の遊技球の入賞、又は大入賞口13が開放されてから29.5秒の経過)を満たすまで大入賞口13が開放状態に維持されてから閉塞される長開放ラウンド遊技所定回数実行される。なお、大入賞口13は、特別図柄判定の判定結果が「小当たり」であることを示す所定の小当たり図柄が表示器4に停止表示された場合にも開放されることがある。

0021

このように、大当たり遊技中には大入賞口13が長開放されるため、遊技者は、大当たり遊技中に右打ちを行うことで、大当たり遊技が行われていないときに比べてより多くの賞球を得ることができる。

0022

電動チューリップ17は、第2始動口12に近接配置されており、一対の羽根部材を有している。この電動チューリップ17は、一対の羽根部材が第2始動口12を閉塞する閉姿勢図1参照)と、第2始動口12を開放する開姿勢(不図示)とに姿勢変化可能に構成されている。

0023

第2始動口12は、図1に例示されるように、通常は電動チューリップ17によって閉塞されている。これに対して、遊技球が第1ゲート15又は第2ゲート16を通過すると、賞球の払い出しは行われないものの、第2始動口12を開放するか否かが判定される。ここで、第2始動口12を開放すると判定された場合、電動チューリップ17の一対の羽根部材が規定時間開姿勢を維持した後に閉姿勢に戻る動作が規定回数行われる。このように、第2始動口12は、電動チューリップ17が作動していないときには遊技球が通過し難い状態であるのに対して、電動チューリップ17が作動することによって遊技球が通過し易い状態となる。なお、以下の説明では、第1ゲート15又は第2ゲート16に対する遊技球の通過を条件として実行される判定を「普通図柄判定」と呼ぶものとする。

0024

普通入賞口14は、第1始動口11と同様に常時開放されており、遊技球の入賞によって所定個数の賞球が払い出される入賞口である。なお、第1始動口11等とは異なり、普通入賞口14に遊技球が入賞しても判定が行われることはない。

0025

[パチンコ遊技機1の演出手段の構成例]
図1に例示されるように、遊技盤2又は枠部材3には、各種の演出を行うものとして、液晶表示装置5、スピーカ24、可動役物7、盤ランプ25、及び回転演出装置38,39が設けられている。また、枠部材3には、図1には示されていない枠ランプ37(図22参照)が内蔵されている。

0026

液晶表示装置5は、演出画像を表示する画像表示装置であり、液晶表示装置5の表示画面は、遊技者によって視認され易い位置に設けられている。この表示画面には、例えば、特別図柄判定の判定結果を報知する装飾図柄、予告演出などを行うキャラクタアイテム、特別図柄判定が保留されている数だけ表示される保留表示画像等の各種表示オブジェクトを含む演出画像が表示される。なお、画像表示装置は、EL表示装置等の他の画像表示装置によって構成されてもよい。

0027

スピーカ24は、液晶表示装置5で行われる表示演出と同期するように、或いは非同期に、楽曲音声効果音等を出力して音による演出を行う。

0028

可動役物7は、遊技盤2に対して可動に構成されている。可動役物7には発光素子(例えばLED)が内蔵されており、可動役物7は、可動役物7自体の動きと光との両方或いは一方によって各種の演出を行う。本実施形態における可動役物7は、本実施形態では、刀を模した形状に構成されており、刀の柄の部分(下端部)を回動中心として、刀がほぼ直立したように見え初期姿勢図1参照)と、刀が略水平となるように見える回動姿勢(例えば図10(J)参照)との間で回動可能に構成されている。

0029

盤ランプ25及び枠ランプ37は、点灯又は点滅のパターンの変更、発光色の変更等の光による各種の演出を行う。回転演出装置38,39は、内蔵された発光素子と発光素子の周辺を回転する回転体とによって各種の演出を行う。

0030

[パチンコ遊技機1の入力手段の構成例]
図2に例示されるように、枠部材3には、遊技者が入力を行うための入力手段として、演出ボタン26及び十字キー27が設けられている。演出ボタン26は、遊技者が押下することによって操作情報を入力するための押ボタンである。十字キー27は、遊技者が選択操作を行うためのいわゆる十字キーである。パチンコ遊技機1では、演出ボタン26又は十字キー27の操作に応じた演出が行われる場合がある。

0031

図3は、演出ボタン26の各状態について説明するための説明図である。演出ボタン26は、遊技者が入力を行うための入力手段としての機能に加えて、演出手段としての機能も有する。具体的には、演出ボタン26は、ボタンモータ97(図22参照)によって、通常状態図3(A)参照)と突出状態図3(B)参照)との少なくとも2種類の状態に変化することができる。すなわち、演出ボタン26は、ボタンモータ97の駆動力によって、上下動可能に構成されている。

0032

また、演出ボタン26には発光素子(例えばLED)であるボタンランプ98(図22参照)が内蔵されており、例えば、遊技者による演出ボタン26の操作が有効になる有効期間中にボタンランプ98を発光させることによって、遊技者に演出ボタン26の操作を促すことができる。ボタンランプ98は、所定の発光色で所定時間発光し続けたり、所定の発光色で高速点滅したりする場合がある。また、ボタンランプ98は、青色や赤色といった色を含む複数の発光色のいずれかで発光する。

0033

なお、遊技者は、演出ボタン26が通常状態と突出状態とのいずれの状態に制御されている場合であっても、演出ボタン26を押下することが可能である。

0034

[表示器4の構成例]
図4は、図1における表示器4の拡大図である。表示器4は、主に特別図柄判定や普通図柄判定に関する情報を表示するものであり、図4に例示されるように、第1特別図柄表示器41、第1特別図柄保留表示器42、第2特別図柄表示器43、第2特別図柄保留表示器44、普通図柄表示器45、及び、普通図柄保留表示器46などを有して構成されている。

0035

第1特別図柄表示器41は、第1特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第1特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって第1特別図柄判定の判定結果を報知する。第2特別図柄表示器43は、第2特別図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから第2特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって第2特別図柄判定の判定結果を報知する。第1特別図柄表示器41及び第2特別図柄表示器43には、判定図柄として、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であることを示す大当たり図柄、特別図柄判定の判定結果が「小当たり」であることを示す小当たり図柄、又は、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示すハズレ図柄が停止表示される。

0036

第1特別図柄保留表示器42は、第1特別図柄判定の保留数を表示する。第2特別図柄保留表示器44は、第2特別図柄判定の保留数を表示する。

0037

普通図柄表示器45は、普通図柄判定が行われると、図柄を変動表示してから普通図柄判定の判定結果を示す判定図柄を停止表示することによって普通図柄判定の判定結果を報知する。普通図柄保留表示器46は、普通図柄判定の保留数を表示する。

0038

なお、以下の説明では、第1特別図柄表示器41又は第2特別図柄表示器43に表示される図柄を「特別図柄」と呼び、普通図柄表示器45に表示される図柄を「普通図柄」と呼ぶものとする。また、第1特別図柄表示器41に表示される特別図柄を「第1特別図柄」と呼び、第2特別図柄表示器43に表示される特別図柄を「第2特別図柄」と呼んで、両者を区別する場合がある。

0039

[パチンコ遊技機1の遊技状態]
以下、図5を参照しつつ、パチンコ遊技機1の遊技状態について説明する。ここで、図5は、パチンコ遊技機1の遊技状態について説明するための説明図である。

0040

パチンコ遊技機1は、後述するメインRAM103に記憶されている確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの設定により遊技状態が制御される。ここで、確変遊技フラグは、大当たりであると判定される大当たり確率を相対的に低い確率(例えば1/399)で特別図柄判定を行う場合に「OFF」に設定され、逆に、大当たり確率を相対的に高い確率(例えば1/40)に設定する場合に「ON」に設定されるフラグである。

0041

また、時短遊技フラグは、第2始動口12に遊技球が入賞し難い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「OFF」に設定され、逆に、第2始動口12に遊技球が入賞し難い状態に電動チューリップ17を制御する場合に「ON」に設定されるフラグである。

0042

時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に低い(例えば1/12)。また、普通図柄の変動時間が相対的に長い(例えば25秒)。また、第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に短い(例えば0.1秒×1回)。

0043

時短遊技フラグが「ON」に設定されている場合、普通図柄判定によって第2始動口12を開放すると判定される確率が相対的に高い(例えば12/12)。また、普通図柄の変動時間が相対的に短い(例えば2秒)。また、第2始動口12を開放すると判定された場合の第2始動口12の開放時間が相対的に短い(例えば1.6秒×3回)。また、時短遊技フラグが「ON」に設定されている場合、時短遊技フラグが「OFF」に設定されている場合に比べて、特別図柄の変動時間が相対的に短い時間に設定され易い。

0044

パチンコ遊技機1の遊技状態を「通常遊技状態」に制御する場合、確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの両方が「OFF」に設定される。このため、「通常遊技状態」は、特別図柄判定に関して低確率状態であり、且つ、非時短状態であると言える。

0045

また、遊技状態を「確変遊技状態」に制御する場合、確変遊技フラグ及び時短遊技フラグの両方が「ON」に設定される。このため、「確変遊技状態」は、特別図柄判定に関して高確率状態であり、且つ、時短状態であると言える。

0046

また、遊技状態を「潜伏遊技状態」に制御する場合、確変遊技フラグが「ON」に設定されると共に、時短遊技フラグが「OFF」に設定される。このため、「潜伏遊技状態」は、特別図柄判定に関して高確率状態であり、且つ、非時短状態であると言える。

0047

また、遊技状態を「時短遊技状態」に制御する場合、確変遊技フラグが「OFF」に設定されると共に、時短遊技フラグが「ON」に設定される。このため、「時短遊技状態」は、特別図柄判定に関して低確率状態であり、且つ、時短状態であると言える。

0048

本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、具体的には、以下のように遊技状態が制御される。すなわち、図5に例示されるように、通常遊技状態のときに確変大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「確変遊技状態」で遊技が制御される。「確変遊技状態」に移行した場合、基本的には、次の大当たりが発生するまでその「確変遊技状態」が継続することになる。また、通常遊技状態のときに潜伏確変大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「潜伏遊技状態」で遊技が制御される。また、通常遊技状態のときに通常大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「時短遊技状態」で遊技が制御される。

0049

確変遊技状態のときに確変大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に再び「確変遊技状態」で遊技が制御されることになる。また、確変遊技状態のときに通常大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「時短遊技状態」で遊技が制御されることになる。

0050

「潜伏遊技状態」のときに確変大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「確変遊技状態」で遊技が制御されることになる。また、「潜伏遊技状態」のときに通常大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「時短遊技状態」で遊技が制御されることになる。

0051

「時短遊技状態」のときに通常大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に再び「時短遊技状態」で遊技が制御されることになる。また、「時短遊技状態」のときに確変大当たりとなった場合、大当たり遊技が終了した後に「確変遊技状態」で遊技が制御されることになる。

0052

なお、「時短遊技状態」は、大当たり遊技が終了した後に所定回数(例えば、20回、40回、又は60回)だけ時短遊技が行われるまで継続し、所定回数だけ時短遊技が行われても大当たりが発生しなかった場合、遊技状態が「通常遊技状態」に戻されることになる。

0053

変動演出について]
パチンコ遊技機1では、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞すると、大当たり遊技を実行するか否かを判定する特別図柄判定が行われる。そして、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において、特別図柄が変動表示された後に特別図柄判定の判定結果を示す判定図柄が停止表示される。これに対して、液晶表示装置5では、特別図柄が変動表示されるのに伴って装飾図柄を変動表示させる変動演出が行われ(図1参照)、判定図柄が停止表示されるのに伴って、装飾図柄が特別図柄判定の判定結果を示す態様で停止表示される。

0054

このような変動演出中には、いわゆるリーチ演出が行われる場合がある。具体的には、液晶表示装置5には、例えば1〜9の数字縦方向に連続して記された数列からなる装飾図柄が3列表示されており、特別図柄の変動表示が開始されると、これらの装飾図柄が例えば上から下へとスクロールするように変動表示される。

0055

これに対して、リーチ演出が行われる場合には、全ての装飾図柄が停止表示されるのに先立って、まず、例えば、左列右列の装飾図柄が完全には停止しないように擬似停止する。その際、左図柄及び右図柄として有効ライン上に同一の装飾図柄が擬似停止すればリーチ成立となり、同一の装飾図柄が3つ揃うのではないかという期待感を遊技者に与えるリーチ演出が行われる。そして、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において大当たり図柄が停止表示されると、同一の装飾図柄が有効ライン上に本停止して大当たりが報知されることになる。

0056

なお、変動演出中に左図柄及び右図柄として相異なる装飾図柄が擬似停止された場合には、リーチ演出は行われず、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)においてハズレ図柄が停止表示されるのに伴い、ゾロ目とはならない3つの装飾図柄が本停止して変動演出が終了することになる。また、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において小当たり図柄が停止表示されることがあり、この場合、液晶表示装置5には特殊図柄が表示されることになる。

0057

[表示領域及び保留アイコンについて]
上記のように図柄が変動表示されているときや大当たり遊技中であるときには、第1始動口11(又は第2始動口12)に新たに遊技球が入賞したとしても、この入賞を契機とする第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)と図柄の変動表示とを即座に実行することはできない。このため、パチンコ遊技機1では、第1始動口11(又は第2始動口12)に遊技球が入賞しても第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)や図柄の変動表示を即座に実行できない場合には所定数(本実施形態では「4」)を超えない範囲で第1特別図柄判定(又は第2特別図柄判定)が保留されて、その保留数が第1特別図柄保留表示器43(又は第2特別図柄保留表示器44)に表示される。

0058

一方の液晶表示装置5の画面には、特別図柄判定及び特別図柄の変動表示が保留されていることを示唆する保留画像としての保留アイコンが表示される表示領域として、第1保留アイコン表示領域501及び第2保留アイコン表示領域502が設けられている(図1参照)。

0059

第1保留アイコン表示領域501(図1参照)は、第1特別図柄判定が保留されていることを示唆する保留アイコンを表示する領域である。この第1保留アイコン表示領域501には、第1特別図柄保留表示器43が示す第1特別図柄判定の保留数と同数の保留アイコンが表示される。

0060

第2保留アイコン表示領域502(図1参照)は、第2特別図柄判定が保留されていることを示唆する保留アイコンを表示する領域である。この第2保留アイコン表示領域502には、第2特別図柄保留表示器44が示す第2特別図柄判定の保留数と同数の保留アイコンが表示される。

0061

また、液晶表示装置5の画面には、第1特別図柄表示器41(又は第2特別図柄表示器42)において図柄が変動表示されていることを示唆する変動示唆画像を表示する表示領域として、当該領域503が設けられている(図1参照)。

0062

パチンコ遊技機1では、保留されている第1特別図柄判定の権利消化されて図柄の変動表示が開始されるに際して、第1保留アイコン表示領域501に表示されている保留アイコンの中で最初に表示された保留アイコン(例えば当該領域503に最も近い保留アイコン)が第1保留アイコン表示領域501から当該領域503に移動される。そして、第1保留表示領域51に他の保留アイコンが表示されている場合には、他の保留アイコンは、第1保留アイコン表示領域501内において、当該領域503側に表示位置がシフトされる。

0063

なお、このようなシフト処理は、第2保留アイコン表示領域502に表示されている保留アイコンについても同様に行われる。また、本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、第1特別図柄判定と第2特別図柄判定とが両方保留されている場合、第1特別図柄判定よりも第2特別図柄判定の方が優先消化される。このため、第1保留アイコン表示領域501に表示されている保留アイコンに対するシフト処理よりも第2保留アイコン表示領域502に表示されている保留アイコンに対するシフト処理が優先して行われる。すなわち、第1保留アイコン表示領域501に表示されている保留アイコンに対するシフト処理は、第2保留アイコン表示領域502に表示されている保留アイコンがなくなってから行われる。

0064

非時短遊技状態における演出の流れ]
図6は、非時短状態における演出の流れについて説明するための説明図である。遊技者が右打ちした遊技球は、第1始動口11及び第2始動口12のうち、基本的には、第2始動口12にしか入賞しない。そして、非時短状態のときには、時短状態のときに比べて、第2始動口12が開放され難くなっており、第1始動口11の方が第2始動口12よりも遊技球が入賞し易くなっている。このため、非時短状態で遊技が制御されているときには、遊技者は、第1始動口11を狙った左打ちにより遊技を行うことになる。

0065

これに対して、非時技状態のときに第1始動口11に遊技球が入賞すると、第1特別図柄判定が実行される。そして、第1特別図柄表示器41において特別図柄が変動表示されてから第1特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示される。その一方で、液晶表示装置5では、このような特別図柄の変動表示中において、以下のような演出が行われる。

0066

液晶表示装置5では、第1特別図柄の変動表示が開始されるのとほぼ同時に、装飾図柄の変動表示が開始される(図6(A)参照)。この装飾図柄の変動表示については、上述した通りである。

0067

第1特別図柄の変動表示中においてリーチが成立しなかった場合(図6(B)参照)、第1特別図柄が停止表示されるのに伴い、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図6(C)参照)。

0068

一方、液晶表示装置5の画面に左図柄と右図柄とが停止表示される際に有効ライン上に同一の装飾図柄が停止表示されると、リーチが成立する(図6(D)及び図6(Q)参照)。リーチが成立すると、有効ライン上に同一の装飾図柄が3つ揃うのではないかという期待感を遊技者に与えるリーチ演出が行われる。

0069

本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、非時短遊技状態のときに行われるリーチ演出として、弱リーチ演出、強リーチ演出、及び特殊リーチ演出の3種類が用意されている。

0070

弱リーチ演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に低いリーチ演出であり、アニメのキャラクタが活躍する演出が展開されるようなノーマルリーチ演出が一例として挙げられる。

0071

強リーチ演出は、大当たりに対する信頼度が相対的に高いリーチ演出であり、実写のキャラクタが活躍する演出が展開されるようなSPリーチ演出SPSPリーチ演出等が例として挙げられる。なお、詳細な説明は省略するが、SPSPリーチ演出は、SPリーチ演出に比べて大当たりに対する信頼度がより高いリーチ演出である。

0072

特殊リーチ演出は、弱リーチ演出や強リーチ演出とは演出態様が異なるリーチ演出である。この特殊リーチ演出については後に詳述する。

0073

(弱リーチ演出発展後の演出の流れ)
リーチが成立して弱リーチ演出に発展した場合(図6(D)及び(E)参照)、第1示唆演出が行われる場合がある(図6(F)参照)。本実施形態におけるパチンコ遊技機1では、非時短状態における特別図柄判定の判定結果が「潜伏確変大当たり」又は「小当たり」となった場合に、演出モードの移行に成功したことを示唆するモード移行成功演出図6(H)参照)が行われることがある。一方、非時短状態における特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」となった場合に、演出モードの移行に失敗したことを示唆するモード移行失敗演出図6(I)参照)が行われることがある。モード移行成功演出が行われた場合、潜伏遊技状態となった可能性があることを示唆する特殊演出モード(以下「潜入モード」とも言う。)にて演出が行われることになる。

0074

このように、特別図柄の変動表示中にモード移行成功演出又はモード移行失敗演出が行われる場合、これらの演出に先立って、これらの演出のうちのどちらの演出が行われるかを決定するためのモード移行用ボタン演出が行われる(図6(G)参照)。

0075

このモード移行用ボタン演出が行われた場合、「潜伏確変大当たり」又は「小当たり」に応じた大当たり遊技が行われることを示唆するモード移行成功演出が行われることがある。このため、モード移行用ボタン演出は、特別図柄判定の判定結果に基づいて、その判定結果が報知される前に、大当たり遊技が実行される可能性が高いことを示唆する予告演出の一種であると言える。

0076

(第1示唆演出)
弱リーチ演出に発展した後、第1特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる場合(図6(C)参照)、又はモード移行用ボタン演出(図6(G)参照)が行われることになる場合、第1示唆演出が行われることがある。この第1示唆演出は、モード移行用ボタン演出に発展する可能性を示唆する示唆演出である。本実施形態では、第1示唆演出において、モード移行用ボタン演出において表示されるボタン画像(図8(K)参照)と類似する示唆画像(例えば図7(F)参照)が液晶表示装置5の画面に1又は複数回表示される。

0077

この第1示唆演出には、モード移行用ボタン演出に発展する発展期待度が相対的に低いことを示唆する低示唆演出パターンと、モード移行用ボタン演出に発展する発展期待度が中程度であることを示唆する中示唆演出パターンと、モード移行用ボタン演出に発展する発展期待度が相対的に高いことを示唆する高示唆演出パターンとを含む複数種の演出パターンが存在する。

0078

低示唆演出パターンは、第1示唆演出中に示唆画像が表示される回数が相対的に少ない(例えば1回)演出パターンである(図7参照)。この低示唆演出パターンの第1示唆演出が行われた場合、モード移行用ボタン演出(図6(G)参照)には発展し難く、大抵の場合、特別図柄判定の判定結果がハズレであることを示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図6(C)参照)。低示唆演出パターンの第1示唆演出が行われた場合、モード移行用ボタン演出に発展する割合は例えば20%程度である。

0079

中示唆演出パターンは、第1示唆演出中に示唆画像が表示される回数が中程度(例えば2回)である演出パターンである。この中示唆演出パターンの第1示唆演出が行われた場合、モード移行用ボタン演出に発展する割合は例えば40%程度である。

0080

高示唆演出パターンは、第1示唆演出中に示唆画像が表示される回数が相対的に多い(例えば3回又は4回)演出パターンである(図8参照)。図8には、示唆画像が3回表示される高示唆演出パターンの第1示唆演出が例示されている。この高示唆演出パターンの第1示唆演出が行われた場合、モード移行用ボタン演出(図6(G)参照)に発展し易く、逆に、図6(C)のハズレ報知へは演出が進行し難い。高示唆演出パターンの第1示唆演出が行われた場合、モード移行用ボタン演出に発展する割合は例えば80%程度である。

0081

このように、第1示唆演出中における示唆画像の表示回数が少なければ少ないほどモード移行用ボタン演出に発展する割合が低く、逆に、第1示唆演出中における示唆画像の表示回数が多ければ多いほどモード移行用ボタン演出に発展する割合が高くなる。

0082

なお、第1示唆演出を実行するか否か、第1示唆演出を実行する場合にどの演出パターンを選択するか(示唆画像の表示回数を何回に設定するか)等は、特別図柄判定の判定結果、及び乱数を用いた演出抽選抽選結果に基づいて決定される。

0083

(強リーチ演出発展後の演出の流れ)
ここまで、弱リーチ演出に発展した後の演出の流れについて説明したが、リーチ成立後に強リーチ演出に発展する場合がある(図6(D)及び(J)参照)。また、弱リーチ演出がハズレたと見せ掛けておいて、強リーチ演出へと発展する場合もある(図6(E)及び(J)参照)。このように強リーチ演出に発展した場合、強リーチ演出終了時の装飾図柄の停止態様により、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」又は「ハズレ」であることが報知されることになる(図6(N)及び(P)参照)。

0084

このように、強リーチ演出に発展してから特別図柄判定の判定結果が報知されるまでの間(例えば強リーチ演出の終盤)に、当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)が行われることがある。この当落示唆用ボタン演出は、大当たりが報知されて大当たり遊技が実行される可能性を示唆する予告演出であって、本実施形態では、遊技者による演出ボタン26の操作に応じて可動役物7を動作させるか否かに基づいて、大当たり又はハズレを示唆するものである。

0085

強リーチ演出の終了時に「大当たり」が報知されることになる場合、当落示唆用ボタン演出に関する有効期間中に遊技者が演出ボタン26を操作したことに応じて、或いは、演出ボタン26が操作されることなく有効期間の終了時期到来したことに応じて、可動役物7が動作する(図6(M)参照)。このようにして可動役物7が動作した場合、「大当たり」が示唆されることになる(図6(N)参照)。

0086

逆に、強リーチ演出の終了時に「ハズレ」が報知されることになる場合、当落示唆用ボタン演出に関する有効期間中に遊技者が演出ボタン26を操作したとしても、可動役物7は動作しない(図6(O)参照)。このようにして可動役物7が動作しなかった場合、「ハズレ」が示唆されることになる(図6(P)参照)。

0087

この当落示唆用ボタン演出が行われた場合、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」又は「ハズレ」であることが報知されることになる。このため、当落示唆用ボタン演出は、特別図柄判定の判定結果に基づいて、その判定結果が特別図柄(及び装飾図柄)によって報知される前に、大当たり遊技が実行される可能性が高いこと(又は低いこと)を示唆する予告演出の一種であると言える。

0088

(第2示唆演出)
強リーチ演出に発展した後に、第2示唆演出(図6(K)参照)が行われることがある。この第2示唆演出は、当落示唆用ボタン演出に発展する可能性を示唆する演出である。本実施形態における第2示唆演出は、当落示唆用ボタン演出において表示されるボタン画像(図10(I)参照)と類似する示唆画像(例えば図10(D)参照)を液晶表示装置5の画面に1又は複数回表示する演出である。

0089

この第2示唆演出には、当落示唆用ボタン演出に発展する発展期待度が相対的に低いことを示唆する低示唆演出パターンと、当落示唆用ボタン演出に発展する発展期待度が中程度であることを示唆する中示唆演出パターンと、当落示唆用ボタン演出に発展する発展期待度が相対的に高いことを示唆する高示唆演出パターンとを含む複数種の演出パターンが存在する。

0090

低示唆演出パターンは、第2示唆演出中に示唆画像が複数回表示されるに際して、青色の示唆画像が表示されると共に、その示唆画像が表示される時間間隔が短くなっていかない演出パターンである(図6(K)参照)。この低示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)には発展し難く、大抵の場合、特別図柄判定の判定結果がハズレであることを示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図6(P)参照)。低示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、当落示唆用ボタン演出に発展する割合は、例えば20%である。なお、低示唆演出パターンの中に、青色の示唆画像が1回だけ表示される演出パターンが含まれていてもよい。

0091

中示唆演出パターンは、第2示唆演出中に示唆画像が青色で表示されるものの、その示唆画像が表示される時間間隔が短くなっていく演出パターンである。また、中示唆演出パターンは、第2示唆演出中に示唆画像が表示される時間間隔が短くなっていかないものの、示唆画像が赤色で表示される演出パターンである。この中示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、当落示唆用ボタン演出に発展する割合は例えば50%である。

0092

高示唆演出パターンは、第2示唆演出中に示唆画像が赤色で表示されると共に、その示唆画像が表示される時間間隔が短くなっていく演出パターンである。この高示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)に発展し易い。高示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、当落示唆用ボタン演出に発展する割合は例えば80%である。

0093

なお、第2示唆演出を実行するか否か、第2示唆演出を実行する場合の示唆演出パターン(示唆画像の色や表示の時間間隔)等は、特別図柄判定の判定結果、及び乱数を用いた演出抽選の抽選結果に基づいて決定される。

0094

(特殊リーチ演出発展後の演出の流れ)
ここまで、強リーチ演出に発展した後の演出の流れについて説明したが、リーチ成立後に特殊リーチ演出に発展する場合がある(図6(Q)及び(R)参照)。このように特殊リーチ演出に発展した場合、特殊リーチ演出終了時の装飾図柄の停止態様により、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」又は「ハズレ」であることが報知されることになる(図6(W)及び(X)参照)。

0095

(スロット演出、ボタン演出示唆演出)
このように、特殊リーチ演出に発展してから特別図柄判定の判定結果が報知されるまでの間(例えば特殊リーチ演出の終盤)に、スロット演出(又はボタン演出示唆演出)が行われることがある。特殊リーチ演出に発展した場合、特殊リーチ演出の終盤で遊技者が演出ボタン26を操作し、その操作に応じて、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かが示唆されることになる。例えば、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合には演出ボタン26の操作に応じて可動役物7が動作し、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合には演出ボタン26が操作されたとしても可動役物7は動作しない。

0096

スロット演出やボタン演出示唆演出は、このように遊技者が演出ボタン26を操作する際の演出ボタン26の状態を事前に示唆する演出である。すなわち、これらの演出は、遊技者に演出ボタン26を操作させる際に演出ボタン26が突出状態(図3(B)参照)となることを事前に示唆する演出である(例えば図12及び図14参照)。また、これらの演出は、遊技者に演出ボタン26を操作させる際に演出ボタン26が通常状態となることを事前に示唆する演出である(例えば図11及び図16参照)。

0097

なお、本実施形態では、特殊リーチ演出の終盤で遊技者に演出ボタン26の操作が促されないことを示唆する演出態様のスロット演出やボタン演出示唆演出が行われる場合がある(例えば図13図14、及び図16参照)。

0098

このように、特殊リーチ演出に発展した場合、スロット演出又はボタン演出示唆演出が行われる(図6(S)参照)。これにより、突出状態の演出ボタン26を遊技者に操作させるのか、通常状態の演出ボタン26を遊技者に操作させるのか、又は遊技者に対して演出ボタン26の操作が促されないのかが事前に示唆される。そして、これに対して、突出状態の演出ボタン26を遊技者が操作するか(図6(T)参照)、通常状態の演出ボタン26を遊技者が操作するか(図6(U)参照)、又は遊技者が演出ボタン26を操作しない(図6(V)参照)といった流れで演出が進行する。

0099

遊技者が突出状態又は通常状態の演出ボタン26を有効期間内に操作した場合、その操作に応じて、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かが可動役物7の動作の有無等によって示唆されることになる。

0100

スロット演出又はボタン演出示唆演出の後にボタン演出が行われた場合、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」又は「ハズレ」であることが報知されることになる。このため、このボタン演出は、特別図柄判定の判定結果に基づいて、その判定結果が特別図柄(及び装飾図柄)によって報知される前に、大当たり遊技が実行される可能性が高いこと(又は低いこと)を示唆する予告演出の一種であると言える。

0101

また、遊技者が演出ボタンを操作しない場合には、例えば特殊リーチ演出に発展してから所定時間が経過した後の所定のタイミングにおいて、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」であるか否かが示唆されることになる。

0102

ここまで、図6を参照しつつ、非時短状態における図柄変動中の演出の流れについて説明したが、図6に示されている演出の流れは一例あって、例えば各種の示唆演出が行われることなく各種のボタン演出に発展するといった演出ルートも存在する。

0103

[低示唆演出パターンの第1示唆演出の具体例]
以下、第1示唆演出の第1の具体例について説明する。図7は、弱リーチ演出発展後の演出の第1の具体例を示す説明図であり、第1示唆演出中の示唆画像の表示回数が1回である低示唆演出パターンの第1示唆演出を例示したものである。

0104

非時短状態において、例えば、特別図柄判定が保留されていない状態で第1始動口11に遊技球が入賞すると、保留アイコンが変動示唆画像として当該領域503(図1参照)に表示され、特別図柄の変動表示の開始に伴って装飾図柄の変動表示が開始される(図7(A)、及び図6(A)参照)。そして、ここでは4図柄でリーチが成立する(図7(B)、及び図6(D)参照)。このようにしてリーチが成立すると、弱リーチ演出が行われる(図7(C)及び(D)、図6(E)参照)。

0105

次に、弱リーチ演出の終盤において、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であると見せ掛けるために、3つの装飾図柄が擬似停止される(図7(E)参照)。ここで、擬似停止とは、3つの装飾図柄を完全には静止させないように微動させることを言う。

0106

続いて、モード移行用ボタン演出に発展する可能性があることを示唆する第1示唆演出が行われる(図7(F)参照)。図7(F)に例示されるように、第1示唆演出中は、擬似停止していた3つの装飾図柄が再始動すると共に、これらの装飾図柄が液晶表示装置5の画面隅に小さく表示される。また、第1示唆演出においては、モード移行用ボタン演出において表示される演出画像と類似すると共に、その演出画像とは異なる示唆画像が表示される。この示唆画像は、本実施形態では、類似特殊図柄画像と、類似ボタン画像とから構成される。

0107

類似特殊図柄画像は、潜入モードに移行する可能性があることを示唆する「潜入」と表記された3つの特殊図柄から構成されている。類似ボタン画像は、遊技者に演出ボタン26の操作を促すための演出ボタン26を模した画像である。これらの特殊図柄画像及び類似ボタン画像は、モード移行用ボタン演出中にも同様のものが表示されるが(図8(K)参照)、モード移行用ボタン演出中に表示されるものとは表示態様が相違する。具体的には、第1示唆演出における類似特殊図柄画像及び類似ボタン画像は、これらの画像が実体化する前の段階であるといった印象を遊技者に与えるために、半透明で薄く表示される。また、第1示唆演出用の類似特殊図柄画像及び類似ボタン画像が表示されるときには、これらの画像が実体化していないといった印象を遊技者に与えるための演出音(効果音)がスピーカ24から出力される。

0108

なお、本実施形態では、第1示唆演出中に表示される類似特殊図柄画像及び類似ボタン画像の大きさや表示位置は、モード移行用ボタン演出中に表示される類似特殊図柄画像及びボタン画像と共通である。また、モード移行用ボタン演出においては、遊技者に演出ボタン26を操作させるために操作が有効になる有効期間の残り時間を示すゲージ画像が表示される(図8(K)参照)。これに対して、第1示唆演出は遊技者によるボタン操作を伴わない演出であるため、第1示唆演出用の示唆画像にはゲージ画像は含まれない。

0109

また、第1示唆演出では類似ボタン画像が表示されるものの、それに応じて遊技者が演出ボタン26を操作したとしてもその操作は有効にならない(操作に応じた演出変化は発生しない。)。このため、有効期間中ではなく、モード移行用ボタン演出に発展する可能性があることを示唆するために、例えば、ボタンの絵の上に「?」マークを付した類似ボタン画像(例えば図18(D)参照)を表示するようにしてもよい。

0110

上述したように、第1示唆演出の演出パターンには、第1示唆演出中に示唆画像(類似特殊図柄画像及び類似ボタン画像)が1回だけ表示される低示唆演出パターンと、示唆画像が2回表示される中示唆演出パターンと、示唆画像が3回又は4回表示される高示唆演出パターンとが存在する。

0111

第1示唆演出の1回目の示唆画像の表示が完了すると、液晶表示装置5の画面が暗転ブラックアウト)して、装飾図柄のみが表示された状態となる(図7(G)参照)。そして、低示唆演出パターンが選択されている場合、示唆画像が再度表示されることはなく、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図7(H)参照)。

0112

[高示唆演出パターンの第1示唆演出の具体例]
図8は、弱リーチ演出発展後の演出の第2の具体例を示す説明図であり、第1示唆演出中の示唆画像の表示回数が3回である高示唆演出パターンの第1示唆演出を例示したものである。

0113

非時短状態において、例えば、特別図柄判定が保留されていない状態で第1始動口11に遊技球が入賞すると、保留アイコンが変動示唆画像として当該領域503(図1参照)に表示され、特別図柄の変動表示の開始に伴って装飾図柄の変動表示が開始される(図8(A)、及び図6(A)参照)。そして、ここでは4図柄でリーチが成立する(図8(B)、及び図6(D)参照)。このようにしてリーチが成立すると、弱リーチ演出が行われる(図8(C)及び(D)、図6(E)参照)。

0114

次に、弱リーチ演出の終盤において、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であると見せ掛けるために、3つの装飾図柄が擬似停止される(図8(E)参照)。ここで、擬似停止とは、3つの装飾図柄を完全には静止させないように微動させることを言う。

0115

続いて、モード移行用ボタン演出に発展する可能性があることを示唆するために、1回目の第1示唆演出が行われる(図8(F)参照)。この1回目の第1示唆演出は、本実施形態では、図7(F)に基づいて上述した低示唆演出パターンの第1示唆演出と同様に行われる。すなわち、本実施形態では、低示唆演出パターンの第1示唆演出と高示唆演出パターンの第1示唆演出とに関して、共通する示唆画像が表示される。

0116

なお、他の実施形態においては、高示唆演出パターンの第1示唆演出における示唆画像と、中示唆演出パターンの第1示唆演出における示唆画像と、低示唆演出パターンの第1示唆演出における示唆画像との表示態様が異なっていてもよい。例えば、低示唆演出パターンに関しては示唆画像を構成するボタン画像を通常の表示態様(例えば青色)で表示し、中示唆演出パターンに関しては示唆画像を構成するボタン画像を第1の特別な表示態様(例えば黄色)で表示し、高示唆演出パターンに関しては示唆画像を構成するボタン画像を第2の特別な表示態様(例えば赤色)で表示するといった形態が一例として挙げられる。

0117

また、低示唆演出パターンに関しては、発展期待度が低いことを表すために類似ボタン画像に「?」マークを付す一方で、高示唆演出パターンに関しては、発展期待度が高いことを表すために類似ボタン画像に「!」マークを付すといった形態も考えられる。また、示唆画像を構成する類似特殊図柄画像の表示態様を相異ならせるといった形態も考えられる。

0118

1回目の示唆画像の表示が完了すると、図7(G)に基づいて上述したのと同様に、液晶表示装置5の画面が暗転して装飾図柄のみが表示された状態となる(図8(G)参照)。そして、ここでは高示唆演出パターンが選択されているので、示唆画像が再度表示されることによって2回目の示唆画像の表示が行われる(図8(H)参照)。

0119

本実施形態では、2回目以降に表示される示唆画像が1回目に表示される示唆画像と同じ示唆画像である場合について説明するが、他の実施形態では、示唆画像の表示回数に応じて、示唆画像の表示態様を異ならせるようにしてもよい。

0120

1回目の示唆画像の表示が完了すると、図7(G)に基づいて上述したのと同様に、液晶表示装置5の画面が暗転して装飾図柄のみが表示された状態となる(図8(G)参照)。そして、ここでは高示唆演出パターンが選択されているので、示唆画像が再度表示されることによって2回目の示唆画像の表示が行われる(図8(H)参照)。

0121

2回目の示唆画像の表示が完了すると、液晶表示装置5の画面が暗転して装飾図柄のみが表示された状態となる(図8(I)参照)。そして、ここでは示唆画像を3回表示する高示唆演出パターンが選択されているので、示唆画像が再度表示されることによって3回目の示唆画像の表示が行われる(図8(J)参照)。

0122

3回目の示唆画像の表示が完了すると、ここではモード移行用ボタン演出に発展する(図8(K)参照)。このモード移行用ボタン演出においては、第1示唆演出用の示唆画像と類似する演出画像が表示される。具体的には、モード移行用ボタン演出においては、ボタン画像(入力画像)及び特殊図柄画像が濃く表示される。ここでは、第1示唆演出の類似ボタン画像が複数回表示されてからモード移行用ボタン演出のボタン画像が表示されるため、演出ボタン26を模した演出画像が実体化していない状態から実体化した状態へと変化したかのような印象を遊技者に与えることが可能である。

0123

また、モード移行用ボタン演出においては、ボタン画像と共に、ゲージ画像及び文言画像が表示される。ここで、ボタン画像は、演出ボタン26を含む操作装置を模した操作装置画像である。ゲージ画像は、演出ボタン26の操作が有効になる有効期間の残り時間を報知する画像である。文言画像は、演出ボタン26の操作を促す例えば「押せ!」といった文言を示す画像である。

0124

これらのモード移行用ボタン演出に関する演出画像が表示された状態で、このボタン演出に関する有効期間内に演出ボタン26が操作されると、モード移行成功演出又はモード移行失敗演出が行われる(図8参照)。具体的には、液晶表示装置5で変動表示されている装飾図柄に対応する特別図柄判定の判定結果が「潜伏確変大当たり」又は「小当たり」である場合には、モード移行成功演出が行われる。また、液晶表示装置5で変動表示されている装飾図柄に対応する特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合には、モード移行失敗演出が行われる。

0125

モード移行成功演出が行われた場合、特別図柄の変動表示の終了に伴い、潜伏遊技状態に移行する可能性があることを示唆する特殊図柄を含む装飾図柄が停止表示されることになる。また、モード移行失敗演出が行われた場合、特別図柄の変動表示の終了に伴い、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを示唆する特殊図柄を含む装飾図柄が液晶表示装置5に停止表示されることになる。

0126

以上説明したように、モード移行用ボタン演出が行われない場合でも、第1示唆演出が行われることがある。このような状況で第1示唆演出が行われる場合、第1示唆演出の演出パターンとしては高示唆演出パターンよりも低示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の方が選択され易く、図柄の変動表示中における所定のタイミング(第2タイミング)で示唆画像が表示される(図7(F)参照)。

0127

なお、図には示されていないが、モード移行用ボタン演出が行われない場合に高示唆演出パターンが選択されることもある。すなわち、モード移行用ボタン演出が行われない場合であっても高示唆演出パターンの第1示唆演出が行われることがある。

0128

一方、モード移行用ボタン演出に先立って第1示唆演出が行われる場合には、その演出パターンとしては低示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)よりも高示唆演出パターンの方が選択され易く、モード移行用ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)において、第1示唆演出の示唆画像が表示されることになる(図8(F)参照)。そして、高示唆演出パターンが選択されている場合には、第1示唆演出の示唆画像が再度表示されることになる(図8(H)参照)。

0129

なお、モード移行用ボタン演出が行われない場合には高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)よりも低示唆演出パターンの第1示唆演出が行われ易い。一方、モード移行用ボタン演出が行われる場合には低示唆演出パターンよりも高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の第1示唆演出が行われ易い。

0130

これらのことから、本実施形態では、所定のタイミング(第2タイミング)で第1示唆演出の示唆画像が表示された後にモード移行用ボタン演出のボタン画像が表示されない場合に比べて、モード移行用ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)で第1示唆演出の示唆画像が表示された後にモード移行用ボタン演出のボタン画像が表示される場合の方が、示唆画像が再度表示され易いと言える。

0131

これについては、第2示唆演出と当落示唆用ボタン演出との関係、第3示唆演出とボタン演出との関係で考えた場合にも同様のことが言える。

0132

[低示唆演出パターンの第2示唆演出の具体例]
以下、第2示唆演出の第1の具体例について説明する。図9は、強リーチ演出発展後の演出の第1の具体例を示す説明図であり、第2示唆演出中の示唆画像の表示時間間隔が短くなっていかない低示唆演出パターンの第2示唆演出を例示したものである。

0133

第2示唆演出においては、第2示唆演出中に1又は複数回表示される示唆画像の表示時間間隔が短くなっていくことによって当落示唆用ボタン演出への発展期待度が高いことが示唆され、逆に、示唆画像の表示時間間隔が短くなっていかないことによって当落示唆用ボタン演出への発展期待度が低いことが示唆される。

0134

また、第2示唆演出においては、第2示唆演出中に赤色の示唆画像が表示されることによって当落示唆用ボタン演出への発展期待度が高いことが示唆され、逆に、第2示唆演出中に青色の示唆画像が表示されることによって当落示唆用ボタン演出への発展期待度が低いことが示唆される。

0135

すなわち、第2示唆演出においては、示唆画像の時間間隔が短くなっていくか否かと、示唆画像の表示色との組み合わせによって、当落示唆用ボタン演出への発展期待度が示唆される。

0136

非時短状態における特別図柄の変動表示中にリーチが成立すると(図6(D)参照)、リーチ成立から強リーチ演出(図6(J)参照)へと直接発展したり、リーチ成立から弱リーチ演出(図6(E)参照)を介して強リーチ演出へと発展したりする。

0137

強リーチ演出に発展すると、液晶表示装置5における強リーチ演出画像の表示が開始される(図9(A)参照)。この強リーチ演出中には、当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)に発展する可能性があることを示唆する第2示唆演出(図6(K)参照)が行われることがある。具体的には、図9(B)に例示されるように、当落示唆用ボタン演出において表示される演出画像と類似すると共に、その演出画像とは異なる示唆画像が表示される。この示唆画像は、本実施形態では、類似ボタン画像である。

0138

類似ボタン画像は、遊技者に演出ボタン26の操作を促すための演出ボタン26を模した画像である。このボタン画像は、当落示唆用ボタン演出中に表示されるボタン画像(図10(I)参照)と類似するが、当落示唆用ボタン演出中に表示されるボタン画像とは表示態様が相違する。具体的には、第2示唆演出における類似ボタン画像は、ボタン画像が実体化する前の段階であるといった印象を遊技者に与えるために、半透明で薄く表示される(図9(B)参照)。なお、図9(B)には、青色の類似ボタン画像が表示された様子が例示されている。また、第2示唆演出用の類似ボタン画像が表示されるときには、この画像が実体化していないといった印象を遊技者に与えるための演出音(効果音)がスピーカ24から出力される。

0139

なお、本実施形態では、類似ボタン画像の大きさや表示位置は、当落示唆用ボタン演出におけるボタン画像と共通である。また、当落示唆用ボタン演出においては、遊技者に演出ボタン26を操作させるために操作が有効になる有効期間の残り時間を示すゲージ画像が表示される(図10(I)参照)。これに対して、第2示唆演出は遊技者によるボタン操作を伴わない演出であるため、第2示唆演出用の類似ボタン画像にはゲージ画像は付加されない(図9(B)参照)。

0140

また、第2示唆演出では類似ボタン画像が表示されるものの、それに応じて遊技者が演出ボタン26を操作したとしてもその操作は有効にならない(操作に応じた演出変化は発生しない。)。このため、有効期間中ではなく、当落示唆用ボタン演出に発展する可能性があることを示唆するために、例えば、ボタンの絵の上に「?」マークを付した類似ボタン画像(例えば図18(D)参照)を表示するようにしてもよい。

0141

上述したように、第2示唆演出の演出パターンには、低示唆演出パターンと、中示唆演出パターンと、高示唆演出パターンとが存在する。低示唆演出パターンは、当落示唆用ボタン演出への発展期待度が低いことを示唆する演出パターンであって、青色の類似ボタン画像が表示されると共にその類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていかない演出パターンである。

0142

中示唆演出パターンは、当落示唆用ボタン演出への発展期待度が中程度であることを示唆する演出パターンであって、青色の類似ボタン画像が表示されると共にその類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていく演出パターンや、類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていかないものの類似ボタン画像が赤色で表示される演出パターンである。

0143

高示唆演出パターンは、当落示唆用ボタン演出への発展期待度が高いことを示唆する演出パターンであって、赤色の類似ボタン画像が表示されると共にその類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていく演出パターンである。

0144

強リーチ演出中において第2示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、例えばそれから5秒間は類似ボタン画像が表示されることなく強リーチ演出が進行して行く(図9(C)参照)。そして、1回目の類似ボタン画像の表示終了から5秒が経過すると青色の類似ボタン画像が再度表示されて類似ボタン画像の2回目の表示が行われる(図9(D)参照)。

0145

第2示唆演出の2回目の類似ボタン画像の表示が完了すると、1回目の類似ボタン画像の表示終了直後と同様に、5秒間は類似ボタン画像が表示されることなく強リーチ演出が進行して行く(図9(E)参照)。そして、5秒が経過すると青色の類似ボタン画像が再度表示されて類似ボタン画像の3回目の表示が行われる(図9(F)参照)。

0146

このように、第2示唆演出用の類似ボタン画像が青色で表示されると共に、その類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていかない低示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、大抵は、強リーチ演出の終盤において当落示唆用ボタン演出が行われずに、特別図柄判定の判定結果を示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図9(G)及び(H)参照)。

0147

なお、このように当落示唆用ボタン演出に発展しない場合、その当落示唆用ボタン演出においてボタン画像が表示されるタイミングとは無関係に、第2示唆演出用の類似ボタン画像が所定のタイミング(第2タイミング)で表示されることになる。

0148

[高示唆演出パターンの第2示唆演出の具体例]
図10は、強リーチ演出発展後の演出の第2の具体例を示す説明図であり、第2示唆演出中の示唆画像の表示時間間隔が短くなっていく高示唆演出パターンの第2示唆演出を例示したものである。

0149

非時短状態における図柄の変動表示中に強リーチ演出に発展すると、液晶表示装置5における強リーチ演出画像の表示が開始される(図10(A)参照)。この強リーチ演出中には、当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)に発展する可能性があることを示唆する第2示唆演出(図6(K)参照)が行われることがある。具体的には、図10(B)に例示されるように、当落示唆用ボタン演出において表示される演出画像と類似すると共に、その演出画像とは異なる類似ボタン画像が表示される。

0150

この類似ボタン画像は、図9に基づいて上述した低示唆演出パターンと同様に、演出ボタン26を模した画像を半透明で薄く表示したものである(図10(B)参照)。ただし、ここでは高示唆演出パターンが選択されているため、赤色の類似ボタン画像が表示される。

0151

なお、第2示唆演出用の類似ボタン画像が表示されるときには、この画像が実体化していないといった印象を遊技者に与えるための演出音(効果音)がスピーカ24から出力される。

0152

強リーチ演出中において第2示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、例えばそれから5秒間は類似ボタン画像が表示されることなく強リーチ演出が進行して行く(図10(C)参照)。そして、1回目の類似ボタン画像の表示終了から5秒が経過すると赤色の類似ボタン画像が再度表示されて類似ボタン画像の2回目の表示が行われる(図10(D)参照)。

0153

第2示唆演出の2回目の類似ボタン画像の表示が完了すると、1回目の類似ボタン画像の表示終了直後とは異なり、例えば5秒よりも短い3秒間だけ類似ボタン画像が表示されることなく強リーチ演出が進行して行く(図10(E)参照)。そして、3秒が経過すると赤色の類似ボタン画像が再度表示されて類似ボタン画像の3回目の表示が行われる(図10(F)参照)。

0154

第2示唆演出の3回目の類似ボタン画像の表示が完了すると、2回目の類似ボタン画像の表示終了直後よりも更に短い例えば1秒間だけ類似ボタン画像が表示されることなく強リーチ演出が進行して行く(図10(G)参照)。そして、1秒が経過すると赤色の類似ボタン画像が再度表示されて類似ボタン画像の4回目の表示が行われる(図10(H)参照)。

0155

このように、第2示唆演出用の類似ボタン画像が赤色で表示されると共に、その類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていく高示唆演出パターンの第2示唆演出が行われた場合、大抵は強リーチ演出の終盤において当落示唆用ボタン演出に発展する(図10(I)参照)。

0156

この当落示唆用ボタン演出においては、第2示唆演出用の類似ボタン画像と類似する演出画像が表示される。具体的には、当落示唆用ボタン演出においては、演出ボタン26を模したボタン画像(入力画像)が濃く表示される(図10(I)参照)。ここでは、第2示唆演出の類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなってから当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示されるため、演出ボタン26を模した演出画像が実体化していない状態から実体化した状態へと変化したかのような印象を遊技者に与えることが可能である。

0157

また、当落示唆用ボタン演出においては、ボタン画像と共に、ゲージ画像及び文言画像が表示される。ここで、ゲージ画像は、演出ボタン26の操作が有効になる有効期間の残り時間を報知する画像である。文言画像は、演出ボタン26の操作を促す例えば「押せ!」といった文言を示す画像である。

0158

これらの当落示唆用ボタン演出に関する演出画像が表示された状態で、このボタン演出に関する有効期間内に演出ボタン26が操作されると、今回の図柄変動に係る特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合には、可動役物7が動作してから「大当たり」を示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図10(J)及び(K)、図6(M)及び(N)参照)。一方、今回の図柄変動に係る特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合には、可動役物7が動作することなく「ハズレ」を示す表示態様で装飾図柄が停止表示されることになる(図6(O)及び(P)参照)。

0159

以上説明したように、当落示唆用ボタン演出が行われない場合でも、第2示唆演出が行われることがある。このような状況で第2示唆演出が行われる場合、第2示唆演出の演出パターンとしては高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)よりも低示唆演出パターンの方が選択され易く、図柄の変動表示中における所定のタイミング(第2タイミング)で類似ボタン画像が表示される(図9(B)、(D)、及び(F)参照)。

0160

なお、図には示されていないが、当落示唆用ボタン演出が行われない場合に高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)が選択されることもある。すなわち、当落示唆用ボタン演出が行われない場合であっても高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の第2示唆演出が行われることがある。

0161

一方、当落示唆用ボタン演出に先立って第2示唆演出が行われる場合には、その演出パターンとしては低示唆演出パターンよりも高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の方が選択され易く、当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)において、第2示唆演出の類似ボタン画像が表示されることになる(図10(B)参照)。そして、高示唆演出パターンが選択されている場合には、第2示唆演出の類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなっていくことになる(図10参照)。

0162

なお、当落示唆用ボタン演出が行われない場合には高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)よりも低示唆演出パターンの第2示唆演出が行われ易い。一方、当落示唆用ボタン演出が行われる場合には低示唆演出パターンよりも高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の第2示唆演出が行われ易い。これらのことから、本実施形態では、所定のタイミング(第2タイミング)で第2示唆演出の類似ボタン画像が表示された後に当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示されない場合に比べて、当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)で第2示唆演出の類似ボタン画像が表示された後に当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示される場合の方が、類似ボタン画像が表示される回数が多くなり易く、類似ボタン画像が表示される時間間隔が短くなって行き易く、また、類似ボタン画像が青色よりも赤色で表示され易い。

0163

また、このように当落示唆用ボタン演出に発展する場合、その当落示唆用ボタン演出においてボタン画像が表示されるよりも前の所定のタイミングにおいて、第2示唆演出用の類似ボタン画像が表示されることになる。

0164

また、本実施形態では、所定のタイミング(第2タイミング)で第2示唆演出の類似ボタン画像が表示された後に当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示されない場合に比べて、当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)で第2示唆演出の類似ボタン画像が表示された後に当落示唆用ボタン演出のボタン画像が表示される場合の方が、類似ボタン画像が再度表示され易い(図9及び図10参照)。

0165

[スロット演出及びボタン演出の具体例]
次に、図11図13を参照しつつ、図6(S)におけるスロット演出の具体例について説明する。図11は、スロット演出の第1の具体例を示す説明図である。図12は、スロット演出の第2の具体例を示す説明図である。図13は、スロット演出の第3の具体例を示す説明図である。

0166

スロット演出(図6(S)参照)及びその後のボタン演出(図6(T)〜(V)のいずれか)は、液晶表示装置5と演出ボタン26とを用いて行われる、遊技者の大当たりに対する期待感を高めるための演出である。これらの演出は、遊技中の様々なタイミングで、遊技者に対して各種の信頼度を示唆するために行われる。具体的には、スロット演出及びボタン演出によって、例えば、特別図柄の変動表示中に発生して特別図柄判定の判定結果(例えば、大当たり当選の信頼度)を示唆したり、大当たり遊技中に発生して大当たりの種類(例えば、8ラウンドの大当たりと見せ掛けておいて16ラウンドの大当たりに昇格することに対する信頼度や、通常大当たりであると見せ掛けておいて確変大当たりに昇格することに対する信頼度など)を示唆したりすることができる。

0167

まず、図11を参照して、スロット演出及びボタン演出の第1の具体例(信頼度が「中」である場合に行われる演出であり、以下では、「中信頼度示唆演出」と呼ぶ。)について説明する。

0168

中信頼度示唆演出の開始タイミングになると、図11(A)に例示されるように、液晶表示装置5の中央部分に、スロットマシンのリールを模したスロット画像が表示される。このスロット画像は、通常状態の演出ボタン26を示す図柄(図11(A)のスロット画像における一番右の図柄)と、突出状態の演出ボタン26を示す図柄(図11(A)のスロット画像における一番左の図柄)と、ハズレを示す図柄(図11(A)のスロット画像における中央の図柄)とが縦方向に連続して配置されたリール画像が横方向に3列表示されたものである。なお、スロット画像を構成するリール画像は、縦方向に配置された複数の図柄の全てが画面表示される訳ではなく、その一部が画面表示されるようになっている。

0169

各リール画像が停止状態にあるスロット画像が表示されてから所定時間が経過すると、図11(B)に例示されるように、各リール画像の図柄が上から下へスクロールして見えるように、各リール画像が変動表示される。これに伴い、同じ図柄を3つ揃えるための演出ボタン26の押下を遊技者に行わせるために、ボタンランプ98が発光する。

0170

これに対して、遊技者が演出ボタン26を押下すると、演出ボタン26が押下される毎にリール画像が順次停止表示されていき、遊技者が演出ボタン26の3回目の押下を行ったタイミングで、通常状態の演出ボタン26を示す図柄が有効ライン上に3つ揃うことになる(図11(C)参照)。これにより、遊技者に対して、通常状態の演出ボタン26の押下が必要になることが、通常状態の演出ボタン26を遊技者に押下させるボタン演出に先立って、事前に示唆される。

0171

その後、図11(D)に例示されるように、演出ボタン26の押下を遊技者に促す演出画像が液晶表示装置5に表示されるとともに、ボタンランプ98が発光する。このボタンランプ98の発光は、遊技者による演出ボタン26の操作を受け付ける有効期間が終了するまで継続し、この有効期間中に遊技者が演出ボタン26を操作すると、ボタン演出とは異なる特定の遊技演出(例えば、特別図柄判定の結果の報知等)が行われる。この特定の遊技演出としては、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合、可動役物7を所定の動作パターンで動作させる演出が一例として挙げられる。

0172

次に、図12を参照して、スロット演出及びボタン演出の第2の具体例(信頼度が「高」である場合に行われる演出であり、以下では、「高信頼度示唆演出」と呼ぶ。)について説明する。

0173

図12(A)及び図12(B)については、上述した図11(A)及び図11(B)と同様であるため、説明を省略する。

0174

図12(B)の状態で遊技者が演出ボタン26を押下すると、演出ボタン26が押下される毎にリール画像が順次停止表示されていき、遊技者が演出ボタン26の3回目の押下を行ったタイミングで、突出状態の演出ボタン26を示す図柄が有効ライン上に3つ揃うことになる(図12(C)参照)。これにより、遊技者に対して、突出状態の演出ボタン26の押下が必要になることが、突出状態の演出ボタン26を遊技者に押下させるボタン演出に先立って、事前に示唆される。

0175

その後、図12(D)に例示されるように、演出ボタン26の押下を遊技者に促す演出画像が液晶表示装置5に表示されるとともに、ボタンモータ97が作動して演出ボタン26が通常状態から突出状態へと変化し、有効期間となったことを報知するためにボタンランプ98が発光する。この状態で遊技者が演出ボタン26を押下すると、ボタン演出とは異なる特定の遊技演出(例えば、特別図柄判定の結果の報知等)が行われる。

0176

次に、図13を参照して、スロット演出第3の具体例(信頼度が「低」である場合に行われる演出であり、以下では、「低信頼度示唆演出」と呼ぶ。)について説明する。なお、低信頼度示唆演出ではボタン演出が行われないので、低信頼度示唆演出は、スロット演出及びボタン演出のうちのスロット演出のみから構成される。

0177

図13(A)及び図13(B)については、上述した図11(A)及び図11(B)と同様であるため、説明を省略する。

0178

図13(B)の状態で遊技者が演出ボタン26を押下すると、演出ボタン26が押下される毎にリール画像が順次停止表示されていき、遊技者が演出ボタン26の3回目の押下を行ったタイミングで、相異なる3つの図柄が有効ライン上に停止表示されることになる(図13(C)参照)。この場合、図11(D)や図12(D)に示されるような演出(3つの同じ図柄が揃った後に遊技者に演出ボタン26を押下させる演出)が行われることなく、ボタン演出は終了する。このように、演出ボタン26の押下が必要にならない場合、所定のタイミングでそのことが示唆される。

0179

このように、高信頼度示唆演出や中信頼度示唆演出を行う場合には、遊技者に演出ボタン26を押下させる演出の所定時間前にスロット演出が開始される。そして、このスロット演出によって、遊技者に演出ボタン26を操作させる際の演出ボタン26の状態が事前に示唆される。具体的には、高信頼度示唆演出においては、演出ボタン26を操作する際の演出ボタン26の状態が突出状態になることが事前に示唆される(図12(C)参照)。また、中信頼度示唆演出においては、演出ボタン26を操作する際の演出ボタン26の状態が通常状態になることが事前に示唆される(図11(C)参照)。

0180

一方、低信頼度示唆演出に関しては、ボタン演出が行われないので、ボタン演出の実行タイミングとは無関係に、図柄変動中の所定のタイミングにおいて、スロット演出が行われる。

0181

[ボタン演出示唆演出及びボタン演出の具体例]
次に、図14から図16を参照しつつ、液晶表示装置5及び演出ボタン26を用いるボタン演出示唆演出の具体例について説明する。図14は、ボタン演出示唆演出及びボタン演出の具体例について説明するための説明図であり、図15は、ボタン演出示唆演出及びボタン演出に関する実行期間の一例を示すタイミングチャートであり、図16は、ボタン演出示唆演出及びボタン演出の他の具体例を示す説明図である。

0182

ボタン演出示唆演出及びボタン演出は、液晶表示装置5と演出ボタン26とを用いて行われる、遊技者の大当たりに対する期待感を高めるための演出である。本実施形態においては、ボタン演出は、例えば特別図柄の変動表示中に発生して、特別図柄判定の判定結果(例えば、大当たり当選の信頼度)を示唆する。

0183

また、本実施形態においては、ボタン演出示唆演出及びボタン演出の両方が行われる場合における演出ボタン26は通常状態及び突出状態の少なくとも2種類の状態を取り得るが、ボタン演出時における演出ボタン26の状態は、特別図柄の変動表示の終了によって報知される特別図柄判定の判定結果を示唆する。詳細は後述するが、演出ボタン26が操作時に突出状態となるボタン演出は、大当たりとなる信頼度が高いことを示唆し、演出ボタン26が操作時に通常状態となるボタン演出は、大当たりとなる信頼度が中程度であることを示唆する。また、後述するボタン演出示唆演出が行われたもののボタン演出が行われない場合には、大当たりとなる信頼度が低いことを示唆する。

0184

本実施形態においては、ボタン演出が発生する前に、ボタン演出の発生を示唆する画像(以下「示唆画像」と呼ぶ)を表示するボタン演出示唆演出を行う。本実施形態では、このボタン演出示唆演出によって、ボタン演出が行われるか否かの期待感を遊技者に抱かせることで、ボタン演出の演出効果を向上する。また、ボタン演出が行われる可能性があることを遊技者は事前に把握することができる。なお、本実施形態においては、ボタン演出が行われる場合における演出ボタン26は通常状態又は突出状態となり得るので、示唆画像として、通常状態を表す示唆画像が表示される場合(図16参照)と、突出状態を表す示唆画像が表示される場合(図14参照)とがある。また、本実施形態においては、ボタン演出示唆演出が行われた場合に必ずボタン演出が行われるわけではなく、ボタン演出示唆演出に続いてボタン演出が行われる場合(図15(A)参照)と、示唆画像51(図14(A)参照)によるボタン演出示唆演出が行われてもボタン演出が行われない場合(示唆演出がいわゆるガセ演出である場合)(図15(B)参照)とがある。

0185

まず、図14及び図15を参照して、突出状態を表す示唆画像が表示される場合の演出の一例について説明する。まず、例えば第1始動口11に遊技球が入賞すると、第1特別図柄表示器41において特別図柄の変動表示が開始され、これに伴い、液晶表示装置5に3列表示された装飾図柄が例えば上から下にスクロールするように、装飾図柄50の変動表示が開始される(図14(A)参照)。本実施形態においては、示唆画像を用いるボタン演出示唆演出は、図柄の変動中に行われる。

0186

具体的には、図柄の変動中における所定のタイミングで、示唆画像の表示が開始される(図14(A)参照)。突出状態の演出ボタン26によるボタン演出が行われる可能性がある場合には、示唆画像として、突出状態の演出ボタン26(及び矢印)を表す示唆画像51の表示が開始される(図14(A)参照)。示唆画像51は、演出ボタン26に対する操作を促す画像であればよく、例えば矢印を表す画像は無くてもよい。また、示唆画像51は、ボタン演出中に表示される演出画像と類似する画像であるが、例えば「押せ!」といった文言を含んでいない点で、この演出画像と相違する(例えば図14(A)及び(D)参照)。なお、示唆画像51の表示が開始された時点では、示唆画像51は半透明で薄く表示される(図14及び図16においては、半透明の状態を点線で示している)。なお、示唆画像51の位置及び大きさについては後述する。

0187

示唆画像51の表示開始後、示唆画像51の表示形態は、次第に濃くなる(透明度が低くなる)ように変化する(図14(B)、図15参照)。なお、表示形態の変化開始から所定期間(「初期変化期間」と呼ぶ)においては、示唆画像51が濃くなるように変化する。また、示唆画像51の変化開始に合わせて、例えば演出ボタン26(ボタンランプ98)の点滅が開始される(図14(B)参照)。本実施形態においては、示唆画像51が濃くなるのに応じて演出ボタン26の点滅速度が速くなるように(点滅間隔が短くなるように)制御される。示唆画像51の点滅速度が速くなることで、遊技者は、ボタン演出の開始タイミングが近づいていることを容易に把握することができる。

0188

また、この変化の途中で、装飾図柄50は、左図柄及び右図柄として有効ライン上に同じ装飾図柄が完全には静止しないように擬似停止され、リーチ成立となる(図15参照)。すなわち、本実施形態では、リーチ成立を挟むような期間において、示唆画像51を用いたボタン演出示唆演出が行われる。言い換えれば、本実施形態においては、初期変化期間の途中でリーチ成立となる。

0189

なお、初期変化期間までのボタン演出示唆演出は、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われる場合(図15(A)参照)とボタン演出が行われない場合(図15(B)参照)とで同じである。

0190

ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われる場合には、上記初期変化期間が経過した後の終期変化期間においても引き続き、示唆画像51は次第に濃くなるように変化し、演出ボタン26の点滅速度は示唆画像51が次第に濃くなることに合わせて速くなる(図14(C)及び図15(A)参照)。

0191

その後、ボタン演出示唆演出の開始から所定時間が経過したタイミングで、演出ボタン26の押下を遊技者に促すボタン演出が開始される(図15(A)参照)。本実施形態では、ボタン演出は特別図柄判定の判定結果を示唆する演出であるので、図柄変動が行われる期間の終盤でボタン演出が開始される(図15(A)参照)。具体的には、ボタン演出においては、演出ボタン26が突出状態へと変化するとともに、突出状態の演出ボタン26を表すボタン画像52が液晶表示装置5に表示される(図14(D)参照)。ボタン画像52は、通常の態様(不透明)で表示される。また、ボタン画像52と共に、演出ボタン26に対する操作を促すように「押せ!」というメッセージが表示され、演出ボタン26の操作が有効になる有効期間の残り時間を表すゲージ53が表示される。また、演出ボタン26に対する入力が可能な有効期間において、有効期間となったことを報知するためにボタンランプ98が発光(常時点灯)する。この有効期間内に遊技者が演出ボタン26を押下すると、ボタン演出とは異なる特定の遊技演出が行われる。すなわち、有効期間内に遊技者が演出ボタン26を押下すると、それに応じた結果演出として、例えば、可動役物7を動作させると共に、可動役物7の動作に関する演出効果を高めるためのエフェクト画像を液晶表示装置5に表示させる演出が行われる。

0192

なお、本実施形態においては、示唆画像51及びボタン画像52はともに、突出状態の演出ボタン26を表す同じ形状の画像であり、両者は同じ大きさで同じ位置に表示される。そのため、ボタン演出示唆演出からボタン演出へと移行する際には、示唆画像51が次第に濃くなっていき、ボタン演出の開始タイミングで示唆画像51がボタン画像52へ切り替わる。つまり、本実施形態においては、ボタン演出示唆演出とボタン演出とが連続して行われ、示唆画像51が連続的に変化してボタン画像52となる動画表示が行われる。ただし、他の実施形態においては、ボタン演出示唆演出から所定時間を空けてボタン演出が行われてもよく、示唆画像51の表示が消去されてから所定時間が経過した後、ボタン画像52が表示されてもよい。

0193

以上のように、本実施形態においては、ボタン演出の前に示唆画像51によるボタン演出示唆演出を行うことによって、ボタン演出の演出効果を向上している。また、ボタン演出示唆演出によって、ボタン演出が行われる可能性があることを遊技者が事前に把握できるようにしている。ここで、示唆画像51及びボタン画像52はともに同じ形状の画像であり、かつ、示唆画像51及びボタン画像52は画面上において同じ位置に表示される(図14参照)。したがって、遊技者は示唆画像51を見ることでボタン画像52を容易にイメージすることができ、ボタン演出が行われる可能性があることを、示唆画像51の表示時点で容易にイメージすることができる。これによれば、ボタン画像52が実際に表示された場合に、遊技者は演出ボタン26に対する操作を慌てることなく行うことができ、ボタン演出をより楽しむことができる。

0194

なお、ボタン演出示唆演出とボタン演出で同様の画像(示唆画像51及びボタン画像52)が表示されると、ボタン演出示唆演出時に演出ボタン26に対する操作を行うことを促されていると遊技者が誤解し、誤って演出ボタン26を操作してしまうおそれがある。これに対して、本実施形態においては、ボタン演出示唆演出とボタン演出で同様の画像を表示するものの、表示態様を異なるようにしている。具体的には、ボタン演出示唆演出中においては、ボタン演出中に表示される「押せ!」というメッセージやゲージ53を表示しないこととしている。これによって、ボタン演出示唆演出時に遊技者が有効期間中ではないにも拘わらず演出ボタン26を誤って操作してしまうことを抑制することができる。

0195

一方、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われない場合には、上記初期変化期間が経過した後の終期変化期間において、示唆画像51は次第に薄くなる(透明に近づく)ように変化し、演出ボタン26(ボタンランプ98)の点滅速度は示唆画像51が次第に薄くなることに合わせて遅くなる(図14(E)及び図15(B)参照)。その後、示唆画像51は消滅してボタン演出示唆演出が終了する。なお、ボタン演出が行われない場合におけるボタン演出示唆演出は、ボタン演出が行われる場合よりも早いタイミングで終了する(つまり、図15(B)に示すように、ボタン演出が行われない場合における終期変化期間は、ボタン演出が行われる場合における終期変化期間より短い)。そして、ボタン演出示唆演出の終了後にボタン演出は行われない(図14(F)及び図15(B)参照)。すなわち、液晶表示装置5にボタン画像は表示されず、ボタンランプ98は発光しない。このとき、第1特別図柄表示器41にハズレ図柄が停止表示されるのに伴い、リーチを形成する装飾図柄とは異なる中図柄が有効ライン上に停止表示される。

0196

なお、他の実施形態においては、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われない場合には、上記後期変化期間において、示唆画像51の変化を停止させ、その後に示唆画像51を消滅させてボタン演出示唆演出を終了するようにしてもよい。

0197

上記のように、本実施形態においては、ボタン画像が表示されない(ボタン演出が行われない)場合であっても一定条件下で示唆画像を表示する。これによれば、示唆画像が表示された場合でもボタン演出が行われるか否かは遊技者にとってわからないので、ボタン演出示唆演出の興趣性(ドキドキ感)を増すことができるとともに、その後にボタン演出が行われた場合にはより大きな達成感を遊技者に与えることができる。

0198

また、示唆画像51は、ボタン画像52とは異なる表示形態であるが、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われる場合には、表示形態がボタン画像52へと次第に近づくように変化し(図14(A)〜(D)参照)、その一方、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われない場合には、表示形態がボタン画像52へと近づく変化は行われない(図14(A)〜(B)、(E)参照)。これによれば、示唆画像51の表示形態の変化によってボタン演出の実行の有無を示唆することができ、ボタン演出示唆演出の演出効果を向上することができる。

0199

次に、図16を参照して、通常状態を表す示唆画像が表示される場合の演出の一例について説明する。なお、図16に示す演出は、演出を開始又は終了するタイミングについては、図14に示す演出に関する説明で用いた図15と同様である。また、特別図柄の変動表示開始に伴って装飾図柄の変動表示が開始される点については、図14に示す場合と同様である。

0200

通常状態の演出ボタン26によるボタン演出が行われる可能性がある場合には、図柄の変動中における所定のタイミングで、示唆画像として、通常状態の演出ボタン26を表す示唆画像54の表示が開始される(図16(A)参照)。この場合も図14に示す場合と同様、示唆画像54は半透明で薄く表示される。

0201

示唆画像54の表示形態の変化の仕方は、示唆画像51と同様である。すなわち、示唆画像54は、上記初期変化期間までは次第に濃くなるように変化した(図16(B)参照)後、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われる場合には、終期変化期間において引き続き次第に濃くなるように変化し(図16(C)参照)、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われない場合には、終期変化期間において次第に薄くなるように変化する(図16(E)参照)。なお、図14に示す場合と同様、ボタンランプ98の点滅速度は、示唆画像51の濃さ(透明度)に応じた速さとなるように制御される。また、図14に示す場合と同様、初期変化期間において、装飾図柄50は、左図柄及び右図柄として有効ライン上に同じ装飾図柄が完全には静止しないように擬似停止され、リーチ成立となる。

0202

ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われる場合には、示唆画像54が連続的に変化する結果、通常状態の演出ボタン26を表すボタン画像55が表示される(図16(D)参照)。図14に示す場合と同様、ボタン画像55は、通常の態様(不透明)で表示され、また、ボタン画像55と共に、演出ボタン26に対する操作を促すように「押せ!」というメッセージとゲージ53とが表示される。また、図14に示す場合と同様、有効期間中においてはボタンランプ98が発光(点灯)する。この有効期間内に遊技者が演出ボタン26を押下すると、図14に示す場合と同様、上記特定の遊技演出が行われる。

0203

一方、ボタン演出示唆演出後にボタン演出が行われない場合には、終期変化期間において示唆画像54は次第に薄くなるように変化した後、ボタン演出示唆演出の終了に合わせて消滅する(図16(F)参照)。この場合にはボタン演出は行われない。この場合、第1特別図柄表示器41にハズレ図柄が停止表示されるのに伴い、リーチを形成する装飾図柄とは異なる中図柄が有効ライン上に停止表示される。

0204

[時短遊技状態における演出の流れ]
図17は、時短状態における演出の流れについて説明するための説明図である。遊技者が右打ちした遊技球は、第1始動口11及び第2始動口12のうち、基本的には、第2始動口12にしか入賞しない。そして、時短状態のときには、非時短状態のときに比べて、第2始動口12が開放され易くなっており、第2始動口12の方が第1始動口11よりも遊技球が入賞し易くなっている。このため、時短状態で遊技が制御されているときには、遊技者は、第2始動口12を狙った右打ちにより遊技を行うことになる。

0205

これに対して、時技状態のときに第2始動口12に遊技球が入賞すると、第2特別図柄判定が実行される。そして、第2特別図柄表示器43において特別図柄が変動表示されてから第2特別図柄判定の判定結果を示す特別図柄が停止表示される。その一方で、液晶表示装置5では、このような特別図柄の変動表示中において、装飾図柄を変動表示させる変動演出が行われる。

0206

時短状態(確変遊技状態又は時短遊技状態)においては、基本的には、大当たりに対する信頼度が相対的に低い場合には特別図柄の変動時間が短い(例えば2秒)変動パターンが選択され易く、逆に、大当たりに対する信頼度が相対的に高い場合には特別図柄の変動時間が長い(例えば30秒)変動パターンが選択され易い。

0207

後述するが、遊技制御基板100において決定された特別図柄の変動パターンを示す情報は、変動開始コマンドに含まれて演出制御基板130へと送信される。これに対して、演出制御基板130は、変動開始コマンドに含まれる特別図柄の変動パターンを示す情報に基づいて、特別図柄の変動表示中にボタン演出を実行するか否かを決定する。具体的には、特別図柄の変動時間が相対的に短い変動パターンが選択されている場合には、大当たりに対する信頼度が相対的に低いため、ボタン演出を実行しないと決定する。逆に、特別図柄の変動時間が相対的に長い変動パターンが選択されている場合には、大当たりに対する信頼度が相対低に高いため、例えば乱数を用いた演出抽選を実行して、その抽選結果に基づいて、ボタン演出を実行するか否かを決定する。このため、本実施形態では、変動時間が相対的に長い変動パターンが選択された図柄変動の一部において、ボタン演出が行われる。

0208

このボタン演出(例えば図19(J)参照)は、非時短状態における図柄の変動表示中に行われる当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)と同種の演出である。すなわち、大当たりが報知されて大当たり遊技が実行される可能性を示唆する予告演出であって、本実施形態では、遊技者による演出ボタン26の操作に応じて可動役物7を動作させるか否かに基づいて、大当たり又はハズレを示唆するものである。

0209

ボタン演出を実行すると決定された場合、遊技者による演出ボタン26の操作が有効になる有効期間が設定される。これに対して、遊技者が有効期間内に演出ボタン26を操作した場合、或いは、演出ボタン26が操作されることなく有効期間の終了時期が到来した場合、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合には、可動役物7が動作して「大当たり」が事前に示唆されることになる。逆に、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合には、可動役物7が動作しないことによって「ハズレ」が事前に示唆されることになる。

0210

このため、ここでのボタン演出は、当落示唆用ボタン演出等と同様に、特別図柄判定の判定結果に基づいて、その判定結果が特別図柄(及び装飾図柄)によって報知される前に、大当たり遊技が実行される可能性が高いこと(又は低いこと)を示唆する予告演出の一種であると言える。

0211

(第3示唆演出)
特別図柄の変動表示中にボタン演出が行われる場合、又は特別図柄の変動表示中にボタン演出が行われない場合、第3示唆演出が行われることがある。この第3示唆演出は、ボタン演出に発展する可能性を示唆する示唆演出である。本実施形態では、第3示唆演出では、ボタン演出において表示されるボタン画像(例えば図19(J)参照)と類似する示唆画像(例えば図19(D)参照)が液晶表示装置5の画面に1又は複数回表示される。

0212

この第3示唆演出には、ボタン演出に発展する発展期待度が相対的に低いことを示唆する低示唆演出パターンと、ボタン演出に発展する発展期待度が中程度であることを示唆する中示唆演出パターンと、ボタン演出に発展する発展期待度が相対的に高いことを示唆する高示唆演出パターンとを含む複数種の演出パターンが存在する。

0213

低示唆演出パターンは、例えば第3示唆演出において示唆画像が表示される回数が相対的に少ない演出パターンである(図17(A)参照)。図17(A)には、示唆画像が表示される回数が2回である低示唆演出パターンが例示されている。なお、低示唆演出パターンでは、示唆画像が通常の表示態様(例えば青色)で表示される。この低示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた場合、ボタン演出に発展する割合は例えば20%である。

0214

中示唆演出パターンは、例えば第3示唆演出において示唆画像が青色で表示されるものの、その示唆画像が表示される回数が相対的に多い演出パターンである。中示唆演出パターンは、例えば第3示唆演出において示唆画像が表示される回数が相対的に少ないものの、示唆画像が赤色で表示される演出パターンである。図17(B)には、示唆画像が表示される回数が2回と少ないものの、示唆画像が赤色で表示される中示唆演出パターンが例示されている。中示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた場合、ボタン演出に発展する割合は例えば40%である。

0215

なお、第3示唆演出は、第1示唆演出や第2示唆演出とは異なり、複数の図柄変動を用いて断続的に行われる場合がある。例えば図17(A)に示される例では、1回目の図柄変動中に示唆画像が表示され、2回目の図柄変動中においても示唆画像が表示される。また、例えば図17(C)に示される例では、1回目の図柄変動中に示唆画像が表示され、2回目〜4回目の図柄変動中においても、それぞれ示唆画像が表示される。

0216

高示唆演出パターンは、例えば第3示唆演出において示唆画像が赤色で表示されると共にその示唆画像が表示される回数が相対的に多い演出パターンである(図17(C)参照)。図17(C)には、示唆画像が赤色で表示されると共にその示唆画像が表示される回数が4回である高示唆演出パターンが例示されている。この高示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた場合、ボタン演出に発展し易く、ボタン演出中における演出ボタン26の操作に応じて、特別図柄判定の判定結果が示唆される。高示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた場合、ボタン演出に発展する割合は例えば80%である。

0217

なお、第3示唆演出を実行するか否か、第3示唆演出を実行する場合の演出パターン(すなわち示唆画像の表示回数と表示色)等は、特別図柄判定に関する事前判定結果、及び乱数を用いた演出抽選の抽選結果に基づいて決定される。

0218

後に詳述するが、本実施形態におけるパチンコ遊技機1においては、例えば時短状態における図柄の変動表示中に第2始動口12に遊技球が入賞すると、第2特別図柄判定の権利が保留される。そして、第2始動口12に遊技球が入賞した際に取得された大当たり乱数図柄乱数等に基づいて、事前判定処理が行われる。この事前判定処理は、保留されている第2特別図柄判定を消化する際に行われる大当たり判定処理(図30参照)や変動パターン選択処理(図31参照)と同様の処理を、第2始動口12に遊技球が入賞した時点、厳密には、その入賞に応じて大当たり乱数や図柄乱数等が取得された時点で行う処理である。

0219

この事前判定処理は、遊技制御基板100(図22参照)で行われ、その事前判定結果は、保留コマンドに含まれて演出制御基板130(図22参照)に送信される。これに対して、演出制御基板130では、事前判定結果に含まれる特別図柄の変動パターンを示す情報に基づいて、その変動パターンで特別図柄が変動表示される際にボタン演出を実行するか否かを事前判定する。例えば、特別図柄の変動パターンが所定の変動パターンである場合にボタン演出を行うように予め設定しておくことにより、ボタン演出が実行されることになるか否かを事前判定結果に基づいて事前に判断することができる。

0220

例えば、ボタン演出が実行されると事前に判断した場合、全ボタン演出のうちの一部(例えば全体の8割)のボタン演出に関して第3示唆演出が行われるように、第3示唆演出を実行するか否かを決定する。そして、第3示唆演出を実行すると決定した場合、示唆演出パターンを選択する。具体的には、例えば、50%の割合で高示唆演出パターンが選択され、40%の割合で中示唆演出パターンが選択され、残り10%の割合で低示唆演出パターンが選択されるように、乱数を用いた演出抽選を行って示唆演出パターンを選択する。

0221

また、例えばボタン演出が実行されないと事前に判断した場合、いわゆるガセ演出として第3示唆演出を実行するか否かを例えば乱数を用いた抽選により決定する。そして、第3示唆演出を実行すると決定した場合、その示唆演出パターンとして低示唆演出パターンを選択する。ここでは、第3示唆演出がガセ演出であるために低示唆演出パターンを選択することとしているが、例えばガセ演出として第3示唆演出を行う場合の一部(例えば全体の5%)に関して、低示唆演出パターンではなく中示唆演出パターン(又は高示唆演出パターン)を選択するようにしてもよい。

0222

なお、示唆演出パターンを選択する際に、ボタン演出が実行される変動に係る特別図柄判定の判定結果に基づいて示唆演出パターンを選択するようにしてもよい。例えば、特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合には低示唆演出パターンよりも高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の方が選択され易く、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合には高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)よりも低示唆演出パターンの方が選択され易くなるように乱数を用いた演出抽選を行って、示唆演出パターンを選択するようにしてもよい。

0223

[低示唆演出パターンの第3示唆演出の具体例]
以下、第3示唆演出の第1の具体例について説明する。図18は、青ボタン画像が2回表示される低示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われない演出パターン(図17(A)参照)の具体例について説明するための説明図である。

0224

第3示唆演出においては、示唆画像が表示される変動回数が多いことによってボタン演出への発展期待度が高いことが示唆され、逆に、示唆画像が表示される変動回数が少ないことによってボタン演出への発展期待度が低いことが示唆される。

0225

また、第3示唆演出においては、赤色の示唆画像が表示されることによってボタン演出への発展期待度が高いことが示唆され、逆に、青色の示唆画像が表示されることによってボタン演出への発展期待度が低いことが示唆される。

0226

なお、第3示唆演出の演出パターンは、実際には示唆画像の表示回数とその示唆画像の表示色との組み合わせによって決定されるので、示唆画像の表示回数とその示唆画像の表示色とによって発展期待度が示唆されることになる。

0227

図17(A)に例示されるように、先読み対象変動でボタン演出が実行されないものの、青色の示唆画像を2回表示する低示唆演出パターンの第3示唆演出を行うと決定された場合、以下のような演出表示が行われる。

0228

すなわち、例えば、特別図柄の変動表示中において、第2保留アイコン表示領域502(図1参照)に2つの保留アイコンが表示された状態で第2始動口12に遊技球が入賞した場合、その入賞に応じた保留アイコンが第2保留アイコン表示領域502に新たに表示される(図18(A)参照)。そして、特別図柄の変動表示の終了に伴い、例えば特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図18(B)参照)。

0229

次に、第2特別図柄表示器42における特別図柄の変動表示の開始に際して、第2保留アイコン表示領域502に表示されている保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄の変動表示が開始される(図18(C)参照)。具体的には、当該領域503に表示されていた保留アイコンが消去され、第2保留アイコン表示領域502における一番左側の保留アイコンが当該領域503に移動され、第2保留アイコン表示領域502における残りの保留アイコンが当該領域503側にシフトされる。そして、左図柄、右図柄、及び中図柄が上から下へとスクロールを開始する。

0230

このように、装飾図柄の変動表示が開始されると、その図柄の変動表示中において、第3示唆演出に関する1回目の示唆画像の表示が行われる(図18(D)参照)。具体的には、図18(D)に例示されるように、ボタン演出において表示される演出画像(図19(J)参照)と類似すると共に、その演出画像とは異なる示唆画像が表示される。この示唆画像は、本実施形態では類似ボタン画像である。

0231

類似ボタン画像は、遊技者に演出ボタン26の操作を促すための演出ボタン26を模した画像である。この類似ボタン画像は、ボタン演出中に表示されるボタン画像と類似するが、ボタン演出中に表示されるボタン画像とは表示態様が相違する。具体的には、第3示唆演出における類似ボタン画像は、ボタン画像が実体化する前の段階であるといった印象を遊技者に与えるために、半透明で薄く表示される(図18(D)参照)。なお、図18(D)には、青色の類似ボタン画像が表示された様子が例示されている。

0232

また、第3示唆演出では類似ボタン画像が表示されるものの、それに応じて遊技者が演出ボタン26を操作したとしてもその操作は有効にならない。このため、有効期間中ではなく、ボタン演出に発展する可能性があることを示唆するために、第3示唆演出においては、ボタンの絵の上に「?」マークを付した類似ボタン画像が表示される。

0233

また、第3示唆演出用の類似ボタン画像が表示されるときには、この画像が実体化していないといった印象を遊技者に与えるための演出音(効果音)がスピーカ24から出力される。

0234

なお、本実施形態では、類似ボタン画像の大きさや表示位置は、第3示唆演出に対応するボタン演出中に表示されるボタン画像と共通である。また、ボタン演出においては、遊技者に演出ボタン26を操作させるために操作が有効になる有効期間の残り時間を示すゲージ画像が表示される(例えば図19(J)参照)。これに対して、第3示唆演出は遊技者によるボタン操作を伴わない演出であるため、第3示唆演出用の類似ボタン画像にはゲージ画像は付加されない。また、ボタン演出に関するボタン画像には「?」マークは付されない。

0235

上述したように、第3示唆演出の演出パターンには、低示唆演出パターンと、中示唆演出パターンと、高示唆演出パターンとが存在する。低示唆演出パターンは、ボタン演出への発展期待度が相対的に低いことを示唆する演出パターンであって、青色の類似ボタン画像が表示されると共にその類似ボタン画像が表示される回数(=変動回数)が少ない演出パターンである。

0236

中示唆演出パターンは、ボタン演出への発展期待度が中程度であることを示唆する演出パターンであって、類似ボタン画像が表示される変動回数が少ないもののその類似ボタン画像が赤色で表示される演出パターンや、類似ボタン画像が青色で表示されるもののその類似ボタン画像が表示される変動回数が多い演出パターンである。

0237

高示唆演出パターンは、類似ボタン演出への発展期待度が高いことを示唆する演出パターンであって、赤色の類似ボタン画像が表示されると共にその類似ボタン画像が表示される変動回数が多い演出パターンである。

0238

第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図18(E)参照)。そして、第2保留アイコン表示領域502における保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄(及び特別図柄)の変動表示が開始される(図18(F)参照)。

0239

この装飾図柄の変動表示中においては、1つ前の装飾図柄の変動表示中と同様に、第3示唆演出の類似ボタン画像が表示される(図18(G)参照)。そして、第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図18(H)参照)。そして、第2保留アイコン表示領域502における保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄(及び特別図柄)の変動表示が開始される(図18(I)参照)。これにより、先読み対象保留に係る図柄の変動表示が開始される。

0240

このように、低示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた場合、先読み対象保留に係る図柄の変動表示中には第3示唆演出の類似ボタン画像やボタン演出のボタン画像は表示されず(図18(J)参照)、大抵の場合、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図18(K)参照)。第2特別図柄の権利が保留されている場合、次の変動に係る演出が開始される(図18(K)参照)。

0241

[中示唆演出パターンの第3示唆演出の具体例]
以下、第3示唆演出の第2の具体例について説明する。図19は、赤ボタン画像が2回表示される中示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われる演出パターンの具体例について説明するための説明図である。

0242

図17(B)に例示されるように、先読み対象変動でボタン演出が実行されるのに対して、その1つ前の変動中に赤色の類似ボタン画像を表示し、先読み対象変動中においても赤色の類似ボタン画像を表示する中示唆演出パターンの第3示唆演出を行うと決定された場合、以下のような演出表示が行われる。

0243

すなわち、例えば、特別図柄の変動表示中において、第2保留アイコン表示領域502(図1参照)に1つの保留アイコンが表示された状態で第2始動口12に遊技球が入賞した場合、その入賞に応じた保留アイコンが第2保留アイコン表示領域502に新たに表示される(図19(A)参照)。そして、特別図柄の変動表示の終了に伴い、例えば特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図19(B)参照)。

0244

次に、第2特別図柄表示器42における特別図柄の変動表示の開始に際して、第2保留アイコン表示領域502に表示されている保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄の変動表示が開始される(図19(C)参照)。具体的には、当該領域503に表示されていた保留アイコンが消去され、第2保留アイコン表示領域502における一番左側の保留アイコンが当該領域503に移動され、第2保留アイコン表示領域502における残りの保留アイコンが当該領域503側にシフトされる。そして、左図柄、右図柄、及び中図柄が上から下へとスクロールを開始する。

0245

このように、装飾図柄の変動表示が開始されると、その図柄の変動表示中において、第3示唆演出に関する1回目の類似ボタン画像の表示が行われる(図19(D)参照)。具体的には、図19(D)に例示されるように、ボタン演出において表示される演出画像(図19(J)参照)と類似すると共に、その演出画像とは異なる類似ボタン画像が表示される。ここでの類似ボタン画像は、「?」マークが付された赤色のボタン画像であり、半透明で薄く表示される。この類似ボタン画像は、ボタン画像の表示色が異なる点を除いて、低示唆演出パターンの類似ボタン画像と同様のボタン画像である。

0246

第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図19(E)参照)。そして、第2保留アイコン表示領域502における保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄(及び特別図柄)の変動表示が開始される(図19(F)参照)。

0247

この装飾図柄の変動表示中(先読み対象変動中)においては、1つ前の装飾図柄の変動表示中と同様に、第3示唆演出に関する2回目の類似ボタン画像の表示が行われる(図19(G)参照)。そして、第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、液晶表示装置5の画面では例えばリーチ演出が展開される(図19(H)及び(I)参照)。

0248

このように、中示唆演出パターンの第3示唆演出が行われると、強リーチ演出の終盤においてボタン演出に発展することがある(図19(J)参照)。

0249

このボタン演出においては、第3示唆演出用の類似ボタン画像と類似する演出画像が表示される。具体的には、ボタン演出においては、演出ボタン26を模したボタン画像(入力画像)が濃く表示される(図19(J)参照)。ここでは、第3示唆演出の赤色の類似ボタン画像が2回表示されてからボタン演出のボタン画像が表示されるため、演出ボタン26を模した演出画像が実体化していない状態から実体化した状態へと変化したかのような印象を遊技者に与えることが可能である。

0250

また、ボタン演出においては、ボタン画像と共に、ゲージ画像及び文言画像が表示される。ここで、ゲージ画像は、演出ボタン26の操作が有効になる有効期間の残り時間を報知する画像である。文言画像は、演出ボタン26の操作を促す例えば「押せ!」といった文言を示す画像である。

0251

これらのボタン演出に関する演出画像が表示された状態で、このボタン演出に関する有効期間内に演出ボタン26が操作されると、今回の図柄変動に係る特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」である場合には、操作に応じて可動役物7が動作しないことによって「ハズレ」が示唆され(図19(K)参照)、「ハズレ」を示す表示態様で装飾図柄が停止表示される(図19(L)参照)。

0252

[高示唆演出パターンの第3示唆演出の具体例]
以下、第3示唆演出の第3の具体例について説明する。図20及び図21は、赤ボタン画像が4回表示される高示唆演出パターンの第3示唆演出が行われた後にボタン演出が行われる演出パターンの具体例について説明するための説明図である。

0253

図17(C)に例示されるように、先読み対象変動でボタン演出が実行されるのに対して、その3つ前の変動中に赤色の類似ボタン画像を表示し、2つ前の変動中に赤色の類似ボタン画像を表示し、1つ前の変動中に赤色の類似ボタン画像を表示し、先読み対象変動中においても赤色の類似ボタン画像を表示する高示唆演出パターンの第3示唆演出を行うと決定された場合、以下のような演出表示が行われる。

0254

すなわち、例えば、特別図柄の変動表示中において、第2保留アイコン表示領域502(図1参照)に3つの保留アイコンが表示された状態で第2始動口12に遊技球が入賞した場合、その入賞に応じた保留アイコンが第2保留アイコン表示領域502に新たに表示される(図20(A)参照)。そして、特別図柄の変動表示の終了に伴い、例えば特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図20(B)参照)。

0255

次に、第2特別図柄表示器42における特別図柄の変動表示の開始に際して、第2保留アイコン表示領域502に表示されている保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄の変動表示が開始される(図20(C)参照)。

0256

このように、装飾図柄の変動表示が開始されると、その図柄の変動表示中において、第3示唆演出に関する1回目の類似ボタン画像の表示が行われる(図20(D)参照)。ここで表示される類似ボタン画像は、中示唆演出パターンと同じ赤色の類似ボタン画像であり、半透明で薄く表示される。

0257

第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図20(E)参照)。そして、第2保留アイコン表示領域502における保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄(及び特別図柄)の変動表示が開始される(図20(F)参照)。

0258

この装飾図柄の変動表示中においては、1つ前の装飾図柄の変動表示中と同様に、第3示唆演出に関する2回目の類似ボタン画像の表示が行われる(図20(G)参照)。

0259

第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図20(H)参照)。そして、第2保留アイコン表示領域502における保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄(及び特別図柄)の変動表示が開始される(図20(I)参照)。

0260

この装飾図柄の変動表示中においては、2つ前及び1つ前の装飾図柄の変動表示中と同様に、第3示唆演出に関する3回目の類似ボタン画像の表示が行われる(図20(J)参照)。

0261

第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、特別図柄判定の判定結果が「ハズレ」であることを報知する表示態様で装飾図柄が停止表示される(図20(K)参照)。そして、第2保留アイコン表示領域502における保留アイコンに対するシフト処理が行われると共に、装飾図柄(及び特別図柄)の変動表示が開始される(図20(L)参照)。

0262

この装飾図柄の変動表示中(先読み対象変動中)においては、3つ前から1つ前の装飾図柄の変動表示中と同様に、第3示唆演出に関する4回目の類似ボタン画像の表示が行われる(図21(A)参照)。そして、第3示唆演出の類似ボタン画像が液晶表示装置5から消去されると、液晶表示装置5の画面では例えばリーチが成立し(図21(B)参照)、リーチ演出が展開されることになる。

0263

ところで、ここでのボタン演出では、通常状態(図3(A)参照)の演出ボタン26を遊技者に押下させる場合と、突出状態(図3(B)参照)の演出ボタン26を遊技者に押下させる場合とがある。

0264

第3示唆演出が完了すると、ボタン演出が行われるのに先立って、そのボタン演出中の演出ボタン26の状態を事前に示唆する状態示唆演出が行われる(図17(C)及び図21(C)参照)。図21(C)に例示されるように、本実施形態においては、演出ボタン26が通常状態から突出状態へと変化する様子を表す演出画像を表示する状態示唆演出が行われる。

0265

なお、ここでは、ボタン演出中には演出ボタン26が突出状態となるために図21(C)に例示される状態示唆演出が行われるが、ボタン演出中に演出ボタン26が突出状態とならない場合には、演出ボタン26が通常状態のままで突出状態には変化しないことを示唆する演出画像を表示する状態示唆演出が行われる。

0266

このような状態示唆演出が行われることにより、遊技者は、ボタン演出中に自身が演出ボタン26を押下する際の演出ボタン26の状態を事前に把握することが可能である。

0267

なお、このような状態示唆演出は、上述したモード移行用ボタン演出(図6(G)参照)の直前や、当落示唆用ボタン演出(図6(L)参照)の直前において行われてもよい。また、第3示唆演出の一部として、この状態示唆演出を行うようにしてもよい。

0268

図21(C)に例示される状態示唆演出に続いて、ボタン演出が行われる(図21(D)参照)。このボタン演出においては、演出ボタン26を模したボタン画像、演出ボタン26の操作が有効になる有効期間の残り時間を報知するゲージ画像、演出ボタン26の操作を促す例えば「押せ!」といった文言を示す文言画像が濃く表示される(図21(D)参照)。

0269

ここでは、第3示唆演出の赤ボタン画像が4回表示されてからボタン演出のボタン画像が表示されるため、演出ボタン26を模した演出画像が実体化していない状態から実体化した状態へと変化したかのような印象を遊技者に与えることが可能である。

0270

なお、ここでは、ボタン演出時の演出ボタン26の状態に関わらず図21(D)に例示されるボタン画像を表示する場合について説明するが、他の実施形態では、図21(D)に例示されるボタン画像に代えて、演出ボタン26が突出状態となることを示唆するボタン画像(例えば図14(D)に示されるようなボタン画像52)を表示するようにしてもよい。

0271

これらのボタン演出に関する演出画像が表示された状態で有効期間内に遊技者が演出ボタン26を押下すると、今回の変動に係る特別図柄判定の判定結果が「大当たり」である場合には、操作に応じて可動役物7が動作することによって「大当たり」が示唆される(図21(E)参照)。そして、例えば同一の装飾図柄が3つ揃う形で停止表示されることによって「大当たり」が報知される(図21(F)参照)。

0272

このようにして「大当たり」が報知されると、大当たり遊技のオープニング期間において、大当たりの種類を報知したり遊技者に右打ちを促したりするオープニング演出が行われる(図21(G)参照)。そして、オープニング期間に続いて、1回目の長開放ラウンド遊技が行われる。この長開放ラウンド遊技中においては、大当たりの種類を示す画像、大当たりが報知された際の総称図柄を示す画像、遊技者に右打ちを促す画像、ラウンド数を示す画像、大当たり遊技中に払い出された賞球の合計数を示す画像等を液晶表示装置5に表示するラウンド中演出が行われる(図21(H)参照)。

0273

なお、図には示されていないが、ボタン演出が行われない場合に高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)が選択されることもある。すなわち、ボタン演出が行われない場合であっても高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の第3示唆演出が行われることがある。

0274

一方、ボタン演出に先立って第3示唆演出が行われる場合には、その演出パターンとしては低示唆演出パターンよりも高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の方が選択され易く、ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)において、第3示唆演出の類似ボタン画像が表示されることになる(例えば図18(D)参照)。

0275

なお、ボタン演出が行われない場合には高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)よりも低示唆演出パターンの第3示唆演出が行われ易い。一方、ボタン演出が行われる場合には低示唆演出パターンよりも高示唆演出パターン(又は中示唆演出パターン)の第3示唆演出が行われ易い。これらのことから、本実施形態では、所定のタイミング(第2タイミング)で第3示唆演出の類似ボタン画像が表示された後にボタン演出のボタン画像が表示されない場合に比べて、ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)で第3示唆演出の類似ボタン画像が表示された後にボタン演出のボタン画像が表示される場合の方が、類似ボタン画像の表示回数が多くなり易く、また、類似ボタン画像が青色よりも赤色で表示され易い。

0276

なお、このようにボタン演出に発展する場合、そのボタン演出においてボタン画像が表示されるよりも前の所定のタイミングにおいて、第3示唆演出用の類似ボタン画像が表示されることになる。

0277

また、所定のタイミング(第2タイミング)で第3示唆演出の類似ボタン画像が表示された後にボタン演出のボタン画像が表示されない場合に比べて、ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)で第3示唆演出の類似ボタン画像が表示された後にボタン演出のボタン画像が表示される場合の方が、類似ボタン画像が再度表示され易い(図17参照)。

0278

また、所定のタイミング(第2タイミング)で第3示唆演出のボタン画像が表示された後にボタン演出のボタン画像が表示されない場合に比べて、ボタン演出のボタン画像が表示される前の所定のタイミング(第1タイミング)で第3示唆演出の類似ボタン画像が表示された後にボタン演出のボタン画像が表示される場合の方が、類似ボタン画像が赤色で表示され易い(図17参照)。

0279

このことは、上述した当落示唆用ボタン演出に対して行われる第2示唆演出についても同様である。

0280

以下、図6図21に基づいて上述した演出を実現するためのパチンコ遊技機1の内部構成やパチンコ遊技機1で行われる処理の一例について、詳細に説明する。

0281

[パチンコ遊技機1の制御装置の構成]
遊技盤2の裏面側には、上皿28又は下皿29へと送り出される遊技球を溜めておく球タンクの他に、パチンコ遊技機1の動作を制御する制御装置が設けられている。図22に例示されるように、パチンコ遊技機1の制御装置は、各種判定やコマンドの送信といった遊技の進行を制御する遊技制御基板100、遊技制御基板100から受信したコマンドに基づいて演出を統括的に制御する演出制御基板130、画像や音による演出を制御する画像音響制御基板140、各種のランプ可動体による演出を制御するランプ制御基板150等から構成されている。なお、制御装置の構成はこれに限定されるものではなく、例えば演出制御基板130、画像音響制御基板140、及びランプ制御基板150が1つの基板で構成されていてもよい。

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

(分野番号表示ON)※整理標準化データをもとに当社作成

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2019/08/15)

    【課題】遊技興趣を維持することのできる遊技機を提供する。【解決手段】このパチンコ機1では、遊技領域5aに打ち込まれた遊技球を受け入れ可能な始動口を有する。始動口に遊技球が入球されると、当りについての判... 詳細

  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2019/08/15)

    【課題】遊技興趣を維持することのできる遊技機を提供する。【解決手段】このパチンコ機1では、遊技領域5aに打ち込まれた遊技球を受け入れ可能な始動口を有する。始動口に遊技球が入球されると、当りについての判... 詳細

  • 株式会社大一商会の「 遊技機」が 公開されました。( 2019/08/15)

    【課題】遊技興趣を維持することのできる遊技機を提供する。【解決手段】このパチンコ機1では、遊技領域5aに打ち込まれた遊技球を受け入れ可能な始動口を有する。始動口に遊技球が入球されると、当りについての判... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ