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技術 交友状況検知プログラム、交友状況検知装置及び交友状況の検知方法

出願人 株式会社エルテス
発明者 菅原貴弘
出願日 2014年5月28日 (6年5ヶ月経過) 出願番号 2014-110481
公開日 2015年12月14日 (4年11ヶ月経過) 公開番号 2015-225540
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 状況検知装置 情報交流 通知発信 友人情報 交友関係 警告出力 地域社会 タブレット型コンピュータ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年12月14日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

いじめや仲間はずれの兆候等のユーザの交友状況の変化をいち早く検知することを可能にする、交友状況検知プログラム等を提供する。

解決手段

子供が所持するスマートフォン等のネットワーク端末に、本発明にかかる交友状況検知プログラムをインストールする。交友状況検知プログラムが起動されると、情報交流イトであるSNSサーバにおける子供のアカウント自動ログインして、子供の最新友人数と、子供のアカウントに書き込まれたコメントやメッセージ等のテキストデータを取得する。最新の友人数がネットワーク端末に記憶されている過去の友人数から急減していると判断され、かつ、テキストデータにいじめの兆候が示唆されている場合には、いじめの兆候が検知されたとして、保護者の所持するスマートフォン等に通知が送信される。

概要

背景

学校や地域社会においていじめが社会問題となっていることは周知のとおりであるが、特に子供の保護者にとって、子供が友人と仲良く付き合っているか、いじめにあったり仲間はずれにされたりしていないかが、日から重大な関心事となっている。

ところが、近年は子供がスマートフォン等の携帯電話所持し、友人同士の交流電子メールやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等の情報交流イトで行われることが多くなり、保護者からは子供の交友状況が把握しにくい状況となってしまっている。こうした中で、子供の交友状況の変化をどのように把握し、いじめや仲間はずれの兆候をいち早く検知するかが深刻な課題となっている。

SNS等の情報交流サイトでは、相互承認した友人との間で、メッセージ交換書込みに対するコメントなどによる交流が行われているため、情報交流サイトにおける友人とのつながりをユーザの人間関係を表す情報として用いることも可能であり、例えば、こうした情報から対人関係を示す人物相関図を作成し、対人関係の円滑化を支援するシステムに関する発明が開示されている(特許文献1参照)。

また、SNS等の情報交流サイトで相互承認した友人数などの知人数を用いてユーザの影響力を把握し、他のユーザに対する影響力からユーザの重要度を評価した情報を通信サービスキャンペーン活用する、通信サービスのキャンペーン方法に関する発明も開示されている(特許文献2参照)。

概要

いじめや仲間はずれの兆候等のユーザの交友状況の変化をいち早く検知することを可能にする、交友状況検知プログラム等を提供する。 子供が所持するスマートフォン等のネットワーク端末に、本発明にかかる交友状況検知プログラムをインストールする。交友状況検知プログラムが起動されると、情報交流サイトであるSNSサーバにおける子供のアカウント自動ログインして、子供の最新の友人数と、子供のアカウントに書き込まれたコメントやメッセージ等のテキストデータを取得する。最新の友人数がネットワーク端末に記憶されている過去の友人数から急減していると判断され、かつ、テキストデータにいじめの兆候が示唆されている場合には、いじめの兆候が検知されたとして、保護者の所持するスマートフォン等に通知が送信される。

目的

本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、SNS等の情報交流サイトから取得した情報を用いることによって、いじめや仲間はずれの兆候等のユーザの交友状況の変化をいち早く検知することを可能にする、交友状況検知プログラム、交友状況検知装置及び交友状況の検知方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

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請求項1

友人数増減からユーザの交友状況の変化を検知するための交友状況検知プログラムであって、インターネット接続可能なネットワーク端末に、ユーザが利用している情報交流イトサーバに接続して、前記ユーザのアカウントログインする接続ステップと、前記接続ステップで接続したサーバから、前記情報交流サイトにおいて前記ユーザと相互承認された友人リスト又は友人数を含むユーザ情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得したユーザ情報から前記ユーザの現在の友人数を特定し、所定の記憶領域から読み出した前記ユーザの過去の友人数と対比して、友人数の増減を演算する演算ステップと、前記演算ステップにおいて演算された友人数の増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知する検知ステップと、を実行させることを特徴とする交友状況検知プログラム。

請求項2

前記ネットワーク端末に、前記検知ステップで前記ユーザの交友状況に変化が生じていることが検知されると、予め登録された通知先アドレスを所定の記憶領域から読み出して、前記アドレスを宛先とする交友状況の変化を知らせるための通知発信する通知発信ステップを実行させることを特徴とする請求項1記載の交友状況検知プログラム。

請求項3

前記取得ステップでは、前記サーバから、前記ユーザのアカウントに書き込まれたテキストデータをユーザ情報として取得し、前記ネットワーク端末に、前記取得ステップで取得したユーザ情報に含まれるテキストデータを解析する解析ステップを実行させ、前記検知ステップでは、前記演算ステップにおいて演算された友人数の増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当し、かつ、前記解析ステップでのテキストデータの解析結果が友人との関係が悪化していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知することを特徴とする請求項1又は2記載の交友状況検知プログラム。

請求項4

友人数の増減からユーザの交友状況の変化を検知するためのインターネットに接続可能な交友状況検知装置であって、ユーザが利用している情報交流サイトのサーバに接続して、前記ユーザのアカウントにログインする接続手段と、前記接続手段によって接続されたサーバから、前記情報交流サイトにおいて前記ユーザと相互承認された友人のリスト又は友人数を含むユーザ情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得したユーザ情報から前記ユーザの現在の友人数を特定し、所定の記憶領域から読み出した前記ユーザの過去の友人数と対比して、友人数の増減を演算する演算手段と、前記演算手段によって演算された現在の友人数の過去の友人数からの増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知する検知手段と、を備えることを特徴とする交友状況検知装置。

請求項5

友人数の増減からユーザの交友状況の変化を検知するための交友状況の検知方法であって、インターネットに接続可能なネットワーク端末が、ユーザが利用している情報交流サイトのサーバに接続して、前記ユーザのアカウントにログインする接続ステップと、前記ネットワーク端末が、前記接続ステップで接続したサーバから、前記情報交流サイトにおいて前記ユーザと相互承認された友人のリスト又は友人数を含むユーザ情報を取得する取得ステップと、前記ネットワーク端末が、前記取得ステップで取得したユーザ情報から前記ユーザの現在の友人数を特定し、所定の記憶領域から読み出した前記ユーザの過去の友人数と対比して、友人数の増減を演算する演算ステップと、前記ネットワーク端末が、前記演算ステップにおいて演算された現在の友人数の過去の友人数からの増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知する検知ステップと、を有することを特徴とする交友状況の検知方法。

技術分野

0001

本発明は、SNS等の情報交流イトにおける友人数増減から、いじめや仲間はずれの兆候等のユーザの交友状況の変化を検知するために用いられる、交友状況検知プログラム、交友状況検知装置及び交友状況の検知方法に関するものである。

背景技術

0002

学校や地域社会においていじめが社会問題となっていることは周知のとおりであるが、特に子供の保護者にとって、子供が友人と仲良く付き合っているか、いじめにあったり仲間はずれにされたりしていないかが、日から重大な関心事となっている。

0003

ところが、近年は子供がスマートフォン等の携帯電話所持し、友人同士の交流電子メールやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等の情報交流サイトで行われることが多くなり、保護者からは子供の交友状況が把握しにくい状況となってしまっている。こうした中で、子供の交友状況の変化をどのように把握し、いじめや仲間はずれの兆候をいち早く検知するかが深刻な課題となっている。

0004

SNS等の情報交流サイトでは、相互承認した友人との間で、メッセージ交換書込みに対するコメントなどによる交流が行われているため、情報交流サイトにおける友人とのつながりをユーザの人間関係を表す情報として用いることも可能であり、例えば、こうした情報から対人関係を示す人物相関図を作成し、対人関係の円滑化を支援するシステムに関する発明が開示されている(特許文献1参照)。

0005

また、SNS等の情報交流サイトで相互承認した友人数などの知人数を用いてユーザの影響力を把握し、他のユーザに対する影響力からユーザの重要度を評価した情報を通信サービスキャンペーン活用する、通信サービスのキャンペーン方法に関する発明も開示されている(特許文献2参照)。

先行技術

0006

特開2012−78898号公報
特開2010−204842号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1に開示された発明によると、SNS等の情報交流サイトから取得した友人に関する情報から、各々のユーザの交友関係を把握することは可能になるが、これによって把握できるのは、あくまである時点における交友関係に関する情報であって、いじめや仲間はずれの兆候といった交友状況の変化を検知できるものではない。

0008

特許文献2に開示された発明についても、SNS等の情報交流サイトから取得した友人数によって、交友関係が活発なユーザを抽出することは可能であるが、ここで得られるのも、ある時点における各々のユーザの交友関係の活発さを示す情報であって、いじめや仲間はずれの兆候といった交友状況の変化を検知できるものではないことは同様である。

0009

本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、SNS等の情報交流サイトから取得した情報を用いることによって、いじめや仲間はずれの兆候等のユーザの交友状況の変化をいち早く検知することを可能にする、交友状況検知プログラム、交友状況検知装置及び交友状況の検知方法を提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

0010

このような課題を解決する本発明は、友人数の増減からユーザの交友状況の変化を検知するための交友状況検知プログラムであって、インターネット接続可能なネットワーク端末に、ユーザが利用している情報交流サイトのサーバに接続して、前記ユーザのアカウントログインする接続ステップと、前記接続ステップで接続したサーバから、前記情報交流サイトにおいて前記ユーザと相互承認された友人のリスト又は友人数を含むユーザ情報を取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得したユーザ情報から前記ユーザの現在の友人数を特定し、所定の記憶領域から読み出した前記ユーザの過去の友人数と対比して、友人数の増減を演算する演算ステップと、前記演算ステップにおいて演算された友人数の増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知する検知ステップと、を実行させることを特徴とする交友状況検知プログラムである。

0011

本発明では、SNS等の情報交流サイトに自動ログインしてユーザの最新の友人数を特定するための情報を取得し、最新の友人数の過去の友人数からの増減を演算する。そして、友人数が急減している状況から、いじめや仲間はずれの兆候を示す交友状況の変化が生じていることを検知する。例えば、このプログラムを保護者が所持するスマートフォン等にインストールして、情報交流サイトにおける子供のアカウントにログインできるように設定しておけば、保護者がいち早く子供の交友状況の変化に気づいて、いじめや仲間はずれの兆候に速やかに対応することが可能になる。

0012

また、本発明は、前記ネットワーク端末に、前記検知ステップで前記ユーザの交友状況に変化が生じていることが検知されると、予め登録された通知先アドレスを所定の記憶領域から読み出して、前記アドレスを宛先とする交友状況の変化を知らせるための通知発信する通知発信ステップを実行させることを特徴とすることもできる。

0013

本発明においてこのような特徴を備えると、例えば、このプログラムを保護者ではなく子供が所持するスマートフォン等にインストールするとしても、交友状況の変化を検知した場合には、保護者のメールアドレス宛に電子メールが自動送信される等の設定を行っておくことによって、保護者がいち早く子供の交友状況の変化に気づいて、いじめや仲間はずれの兆候に速やかに対応することが可能になる。

0014

さらに、本発明は、前記取得ステップでは、前記サーバから、前記ユーザのアカウントに書き込まれたテキストデータをユーザ情報として取得し、前記ネットワーク端末に、前記取得ステップで取得したユーザ情報に含まれるテキストデータを解析する解析ステップを実行させ、前記検知ステップでは、前記演算ステップにおいて演算された友人数の増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当し、かつ、前記解析ステップでのテキストデータの解析結果が友人との関係が悪化していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知することを特徴としてもよい。

0015

本発明においてこのような特徴を備えると、コメントやメッセージなどのテキスト情報の解析結果を併用することによって、友人数の増減のみからいじめや仲間はずれの兆候を示す交友状況の変化を検知する場合に比べて、より精緻な判断を行うことが可能になる。

0016

本発明は、本発明にかかる交友状況検知プログラムが動作する交友状況検知装置として特定することもできる。

0017

つまり、本発明にかかる交友状況検知装置は、友人数の増減からユーザの交友状況の変化を検知するためのインターネットに接続可能な交友状況検知装置であって、ユーザが利用している情報交流サイトのサーバに接続して、前記ユーザのアカウントにログインする接続手段と、前記接続手段によって接続されたサーバから、前記情報交流サイトにおいて前記ユーザと相互承認された友人のリスト又は友人数を含むユーザ情報を取得する取得手段と、前記取得手段が取得したユーザ情報から前記ユーザの現在の友人数を特定し、所定の記憶領域から読み出した前記ユーザの過去の友人数と対比して、友人数の増減を演算する演算手段と、前記演算手段によって演算された現在の友人数の過去の友人数からの増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知する検知手段と、を備えることを特徴とする交友状況検知装置である。

0018

また、本発明にかかる交友状況検知装置は、先に説明した本発明にかかる交友状況検知プログラムにおける各々の特徴を備えた交友状況検知装置に関する発明として特定することもできる。

0019

本発明は、本発明にかかる交友状況検知プログラムによって実行される交友状況の検知方法として特定することもできる。

0020

つまり、本発明にかかる交友状況の検知方法は、友人数の増減からユーザの交友状況の変化を検知するための交友状況の検知方法であって、インターネットに接続可能なネットワーク端末が、ユーザが利用している情報交流サイトのサーバに接続して、前記ユーザのアカウントにログインする接続ステップと、前記ネットワーク端末が、前記接続ステップで接続したサーバから、前記情報交流サイトにおいて前記ユーザと相互承認された友人のリスト又は友人数を含むユーザ情報を取得する取得ステップと、前記ネットワーク端末が、前記取得ステップで取得したユーザ情報から前記ユーザの現在の友人数を特定し、所定の記憶領域から読み出した前記ユーザの過去の友人数と対比して、友人数の増減を演算する演算ステップと、前記ネットワーク端末が、前記演算ステップにおいて演算された現在の友人数の過去の友人数からの増減が、友人が急減していると判断される所定の条件に該当する場合に、前記ユーザの交友状況に変化が生じていると検知する検知ステップと、を有することを特徴とする交友状況の検知方法である。

0021

また、本発明にかかる交友状況の検知方法は、先に説明した本発明にかかる交友状況検知プログラムにおける各々の特徴を備えた交友状況の検知方法に関する発明として特定することもできる。

発明の効果

0022

本発明によると、保護者や子供が所持するスマートフォン等のネットワーク端末にアプリケーションプログラムをインストールし、情報交流サイトにおける子供のアカウントに自動ログインするための設定を行っておくだけで、保護者がいち早く子供の交友状況の変化に気づいて、いじめや仲間はずれの兆候に速やかに対応することが可能になり、深刻な社会問題となっているいじめ問題への対処に貢献することが期待できる。

図面の簡単な説明

0023

本発明の第1の実施形態の概要を示す図である。
本発明の第2の実施形態の概要を示す図である。
本発明の第1の実施形態における交友状況検知装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の第2の実施形態における交友状況検知装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明にかかる交友状況検知プログラムの処理フローを示す第1のフローチャートである。
本発明にかかる交友状況検知プログラムの処理フローを示す第2のフローチャートである。
本発明にかかる交友状況検知プログラムの処理フローを示す第3のフローチャートである。

実施例

0024

本発明を実施するための形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明は、本発明の実施形態を例示したものであって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。

0025

図1図2を用いて、本発明のそれぞれ第1、第2の実施形態の概要について説明する。本発明では、いずれの実施形態においても、本発明にかかる交友状況検知プログラムはスマートフォン等のネットワーク端末において動作し、ネットワーク端末から情報交流サイトであるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を提供するSNSサーバアクセスする。子供のアカウントに自動ログインすると、友人リストや友人数に関する情報を取得して、友人数の増減から子供の交友状況に変化が生じていないかを確認する。

0026

第1の実施形態では、子供は自らの所持するスマートフォン等のネットワーク端末でSNSを利用するとともに、本発明にかかる交友状況検知プログラムは子供の所持するネットワーク端末にインストールされて、いじめや仲間はずれの兆候を示すような交友状況の変化が検知された場合には、電子メールやSNSのダイレクトメッセージ等によって、保護者の所持するスマートフォン等のネットワーク端末に交友状況の変化を知らせる通知が送信される。

0027

第2の実施形態では、子供は自らの所持するスマートフォン等のネットワーク端末でSNSを利用する一方、本発明にかかる交友状況検知プログラムは保護者の所持するスマートフォン等のネットワーク端末にインストールされて、いじめや仲間はずれの兆候を示すような交友状況の変化が検知された場合には、保護者の所持するネットワーク端末上で交友状況の変化を知らせる警告が文字音声で出力される。

0028

図3は、第1の実施形態における、本発明にかかる交友状況検知装置の構成の一例を示している。この実施形態では、子供が所持するスマートフォン等のネットワーク端末であるユーザ(子供)端末10が、本発明にかかる交友状況検知装置に対応する。

0029

ユーザ(子供)端末10及びユーザ(保護者)端末30には、いずれもスマートフォンやタブレット型コンピュータ等の、インターネットに接続可能なネットワーク端末が用いられる。これらのネットワーク端末には、CPU、メインメモリ補助記憶装置が備えられ、補助記憶装置に記憶されたプログラムをメインメモリに読み出し、CPUで演算処理を実行することによって、各々のプログラムによる所定の機能が実現される。

0030

ログイン処理部11、情報取得部13、友人数演算部14、テキストデータ解析部16、通知発信部18は、いずれも機能的に特定されるものであって、各々の機能を実現するためのプログラムがユーザ(子供)端末10のメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、各々のプログラムに対応する機能が実現される。

0031

ログイン情報記憶部12、友人情報記憶部15、いじめルール記憶部17、通知アドレス記憶部19には、いずれもユーザ(子供)端末10の補助記憶装置の所定の記憶領域が割り当てられる。尚、これらの記憶部の全部又は一部を、ユーザ(子供)端末10と通信可能な他のサーバや端末等に備えることとして、必要な情報をそれらのサーバや端末等から呼び出すよう構成してもよい。

0032

SNSサーバ20は、インターネットに接続されたサーバコンピュータであって、ユーザ(子供)端末10等のネットワーク端末からインターネット経由でアクセスして情報の送受信が行えるものであれば、その物理的な構成は特に限定されるものではない。

0033

ユーザ情報21には、SNSサーバ20を構成するコンピュータの補助記憶装置の所定の記憶領域を割り当てることとすればよいが、その物理的な構成は特に限定されるものではなく、例えば、SNSサーバ20を構成するコンピュータとは物理的には異なるコンピュータであるデータベースサーバ等に設けることとしてもよい。

0034

図4は、第2の実施形態における、本発明にかかる交友状況検知装置の構成の一例を示している。この実施形態では、保護者が所持するスマートフォン等のネットワーク端末であるユーザ(保護者)端末30が、本発明にかかる交友状況検知装置に対応する。

0035

ユーザ(子供)端末10及びユーザ(保護者)端末30には、いずれもスマートフォンやタブレット型コンピュータ等の、インターネットに接続可能なネットワーク端末が用いられること、これらのネットワーク端末には、CPU、メインメモリ、補助記憶装置が備えられ、補助記憶装置に記憶されたプログラムをメインメモリに読み出し、CPUで演算処理を実行することによって、各々のプログラムによる所定の機能が実現されることは、第1の実施形態と同様である。

0036

ログイン処理部31、情報取得部33、友人数演算部34、テキストデータ解析部36、警告出力部38は、いずれも機能的に特定されるものであって、各々の機能を実現するためのプログラムがユーザ(保護者)端末30のメインメモリに読み出され、CPUで演算処理を実行することによって、各々のプログラムに対応する機能が実現される。

0037

ログイン情報記憶部32、友人情報記憶部35、いじめルール記憶部37には、いずれもユーザ(保護者)端末30の補助記憶装置の所定の記憶領域が割り当てられる。尚、これらの記憶部の全部又は一部を、ユーザ(保護者)端末30と通信可能な他のサーバや端末等に備えることとして、必要な情報をそれらのサーバや端末等から呼び出すよう構成してもよいことも、第1の実施形態と同様である。

0038

以上に説明した構成を前提として、本発明にかかる交友状況検知プログラムの処理フローについて、図5図7のフローチャートに沿って説明する。

0039

ユーザ(子供)端末10又はユーザ(保護者)端末30において、本発明にかかる交友状況検知プログラムが起動されるタイミングは特に限定されるものではないが、第1の実施形態では、子供の操作に依存しては交友状況の変化を見逃してしまうおそれがあるので、子供の操作によって起動されるのではなく、電源オンになったタイミング等で自動的に起動されるように設定されることが好ましい。第2の実施形態では、保護者の操作によって起動されることとしてもよいが、この場合も、操作の失念によって交友状況の変化を見逃してしまうことを回避するためには、電源がオンになったタイミング等で自動的に起動されるように設定されることが好ましい。

0040

尚、以下のフローチャートの説明では、第1の実施形態の構成を前提にして説明し、第2の実施形態において異なる部分を適宜補足することとする。第1の実施形態におけるログイン処理部11、ログイン情報記憶部12、情報取得部13、友人数演算部14、友人情報記憶部15、テキストデータ解析部16、いじめルール記憶部17、通知発信部18は、それぞれ第2の実施形態では、ログイン処理部31、ログイン情報記憶部32、情報取得部33、友人数演算部34、友人情報記憶部35、テキストデータ解析部36、いじめルール記憶部37、警告出力部38に対応することになる。

0041

ユーザ(子供)端末10において本発明にかかる交友状況検知プログラムが起動されると、ログイン処理部11により、ユーザIDとパスワード等のSNSサーバ20のユーザ(子供)のアカウントにログインするために必要な情報がログイン情報記憶部12から読み出され(S01)、これらの情報をSNSサーバ20にログインのリクエストとして送信する(S02)。このような処理を実行する前提として、ログイン情報記憶部12には、あらかじめユーザ(子供)がSNSサーバ20のアカウントへのログインに用いているユーザIDやパスワード等を記憶させておくことが必要である。

0042

尚、このようにログインのリクエストを送信するタイミングについては、本発明にかかる交友状況検知プログラムが起動されたタイミングの他に、プログラムの起動中は所定のインターバルをおいて(例えば毎日1回の所定の時刻等)、繰り返しリクエストを送信することとしてもよい。

0043

リクエストを受信したSNSサーバ20では、ユーザ情報記憶部21に記憶されたユーザIDとパスワードとの照合等によってユーザ(子供)の認証処理を行い、ユーザ(子供)本人によるアクセスであると認証された場合にはログインを許可して、ユーザ(子供)端末10にログインが成功したことの通知を送信する。ユーザ本人であると認証されなかった場合には、エラー通知が送信される。

0044

尚、第2の実施形態では、ユーザの認証要求はユーザ(保護者)端末から送信されることになるが、ユーザIDとパスワードの組み合わせが一致した場合には、ユーザ(子供)本人があらかじめ許可したアクセスと認識できることから、ユーザ(子供)本人の所持する端末からのアクセスではなくてもログインは許可される。

0045

SNSサーバ20からの通知を受信したユーザ(子供)端末10では、通知の種別からログインが許可されたかを確認し(S03)、ログインが許可されなかった場合には、ログインに失敗したことを知らせる通知をユーザ(保護者)端末30に発信する(S04)。ユーザ(保護者)端末30への通知の発信方法は特に限定されるものではないが、通知アドレス記憶部19にあらかじめ記憶させておいたユーザ(保護者)端末30で受信可能なアドレスを読み出して、通知発信部18から電子メールやSNSのダイレクトメッセージによって、通知を発信することとすればよい。

0046

尚、ここでのログインに失敗した場合のユーザ(保護者)端末30への通知の発信は必須のものではないが、子供が保護者に内緒でパスワードを変更していた場合等にこれをいち早く検知するためには、かかる通知を発信する構成とすることが好ましい。

0047

一方、ログインが許可された場合には、情報取得部13によって、ログインしたユーザ(子供)のアカウントから所定の情報を送信するリクエストを、SNSサーバ20に送信する(S05)。

0048

この後のSNSサーバ20から取得した情報でいじめの兆候を検知する処理フローについては、図6図7のフローチャートを用いて、2つのパターンを説明する。図6は、いじめの兆候を検知するための情報として、友人に関する情報とメッセージ等のテキストデータを同時に取得するパターンである。図7は、友人に関する情報を取得して判断を行った後に、必要な場合に限定してテキストデータを取得するパターンである。

0049

図6のフローチャートに示した第1のパターンでは、図5のフローチャートのS05において、SNSサーバ20にはログインしたユーザ(子供)の友人(SNSにおいて相互承認されたユーザ)リストとあわせて、ユーザ(子供)のアカウントに書き込まれたコメントやユーザ(子供)が送受信したメッセージ等のテキストデータの送信をリクエストする。リクエストを受信したSNSサーバ20では、ユーザ情報格納部21から読み出したこれらの情報が返信され、ユーザ(子供)端末10においてこれらの情報を取得する(S06)。

0050

尚、ここでユーザ(子供)端末10で受信する友人リストは、ユーザ(子供)のアカウントにおける最新の友人リストであることが必要である。また、ユーザ(子供)端末10で受信するテキストデータは、全てのメッセージ等を対象にすることとしてもよいが、直近における状況の変化を検知するためには、前回テキストメッセージの受信時以降に、ユーザ(子供)のアカウントに書き込まれたコメントやメッセージ等に対象を限定することが好ましい。

0051

友人数演算部14では、友人数記憶部15から前回の友人数の演算時に更新された直近の友人数に関する情報を読み出し、SNSサーバ20から取得した友人リストからカウントした最新の友人数と対比して、その増減を演算する(S07)。演算した友人数の増減が、友人数が急減していると判断される所定の条件に合致していなければ(S08)、いじめの兆候はみられないとしてそのまま処理を終了するが、急減している条件に合致している場合は次のステップに進む。

0052

尚、ここで友人数の増減を判断するためにSNSサーバ20から取得する情報については、友人リストに限られるものではなく、可能であれば最新の友人数そのものを取得する構成とすると効率的である。いずれのケースにおいても、SNSサーバ20から取得した情報によって特定される友人数は、ユーザ(子供)のアカウントにおける現在の友人数として認識され、友人数記憶部15に記憶された友人数に関する情報がこれを反映して更新される。

0053

また、SNSサーバ20から取得した情報により特定された最新の友人数と対比される友人情報記憶部に記憶される友人数は、直近の友人数に限られるものではなく、友人数の増減を演算する基準として用いることができる過去の友人数に関するものであれば、例えば、過去3回の平均値、過去1ヶ月間における最小値などを採用することとしてもよい。このような値を基準値の採用する場合には、直近の友人数を用いて友人数記憶部15に記憶された友人数に関する情報を更新する際には、単に直近の友人数が新たに書き込まれるのではなく、直近の友人数を反映して演算された基準値が新たに書き込まれることになる。

0054

友人数が急減している条件に合致する場合には、テキストデータ解析部16において、SNSサーバ20から取得したテキストデータを、いじめルール記憶部17との照合等の方法により解析して(S09)、いじめの兆候を示す書込みがないかを確認する(S10)。ここでテキストデータを解析する方法は特に限定されるものではないが、例えば、いじめを示唆するキーワード(「ばか」「死ね」等)をいじめルール記憶部17に登録しておき、これらのキーワードが一定の基準以上出現する場合には、いじめの兆候ありと判断することとすればよい。

0055

いじめの兆候を示す書込みがないと判断された場合には、いじめの兆候はみられないとしてそのまま処理を終了するが、いじめの兆候を示す書込みがあると判断された場合には、いじめの兆候が検知されたとして所定の処理を実行する(S11)。

0056

第1の実施形態では、通知発信部18が、通知アドレス記憶部19からユーザ(保護者)端末30で通知を受信するための電子メールアドレス等のアドレスを読み出して、このアドレスを宛先に指定した電子メールやSNS等のダイレクトメッセージによって、いじめの兆候が検知されたことをユーザ(保護者)に知らせる通知を発信する。第2の実施形態では、警告出力部38によって、いじめの兆候が検知されたことをユーザ(保護者)に知らせるための警告を、文字情報として画面に出力したり、音声でスピーカに出力したりする。

0057

図7のフローチャートに示した第2のパターンでは、図5のフローチャートのS05において、SNSサーバ20にはログインしたユーザ(子供)の友人リストの送信をリクエストするものの、この段階では、コメントやメッセージ等のテキストデータの送信はリクエストしない。リクエストを送信した後のユーザ(子供)端末10では、友人リストのみを取得することになる(S12)。

0058

友人数演算部14における友人数の演算方法は、先に説明した第1のパターンと同様で、友人数の増減の演算と友人情報記憶部15に記憶された直近の友人数等の更新処理を行うとともに(S13)。演算した友人数の増減が、友人数が急減していると判断される所定の条件に合致するかを判断する(S14)。

0059

友人数が急減していると判断される条件に合致していなければ、いじめの兆候はみられないとしてそのまま処理を終了するが、急減していると判断される条件に合致している場合は、SNSサーバ20にユーザ(子供)のアカウントに書き込まれたコメントやユーザ(子供)が送受信したメッセージ等のテキストデータの送信をリクエストして、これらの情報を取得する(S15)。

0060

テキストデータ解析部16におけるテキストデータの解析方法(S16)、いじめの兆候を示す書込みがないかの確認(S17)とその後の処理(S18)についても、第1のパターンと同様であるが、第2のパターンでは、友人数が急減している場合にのみテキストデータを取得するフロートすることによって、SNSサーバ20から取得するデータ量の削減を可能とする効率的な構成となっている。

0061

尚、以上の説明では、第1のパターン、第2のパターンのいずれにおいても、友人数が急減し、かつ、テキストデータにいじめの兆候が表れている場合に、いじめの兆候ありと判断することを前提としている。判断の精度を上げるためには、このようにテキストデータの解析を併用することが好ましいが、端末における処理負担を軽減するためには、友人数の増減のみによって判断する簡素な構成とすることも可能である。

0062

10 ユーザ(子供)端末
11ログイン処理部
12 ログイン情報記憶部
13情報取得部
14友人数演算部
15友人情報記憶部
16テキストデータ解析部
17 いじめルール記憶部
18通知発信部
19通知アドレス記憶部
20SNSサーバ
21ユーザ情報記憶部
30 ユーザ(保護者)端末
31 ログイン処理部
32 ログイン情報記憶部
33 情報取得部
34 友人数演算部
35 友人情報記憶部
36 テキストデータ解析部
37 いじめルール記憶部
38警告出力部

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