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技術 電力変換装置

出願人 富士電機株式会社
発明者 伊藤孝文山嵜高裕安達健人
出願日 2014年5月23日 (6年1ヶ月経過) 出願番号 2014-107012
公開日 2015年12月10日 (4年6ヶ月経過) 公開番号 2015-223052
状態 特許登録済
技術分野 インバータ装置
主要キーワード 締結用貫通孔 入力端子台 通風開口 締結片 出力端子台 回路機器 養生作業 締結ネジ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (12)

課題

盤面に対する装置本体の据付作業を簡単なものとすること。

解決手段

内部に回路機器等を収納する収納本体10と、回路機器を放熱させるためのヒートシンクを構成するフレーム20とを有する装置本体1と、装置本体1の後端部及び前後方向の中間部のいずれか一方に択一的に配設され、かつ自身が盤面50に取り付けられることで装置本体1を盤面50に据え付け取付金40とを備えた電力変換装置であって、装置本体1は、後端部及び中間部にガイド溝222,232が形成されて成り、取付金40は、ガイド溝222,232に前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で進入する規制片44,48と、規制片44,48がガイド溝222,232に進入した状態で装置本体1に締結ネジ49を介して締結される締結片43,47とが一体的に形成されて成るものである。

概要

背景

従来、例えば昇降機空調機等の制御において電力変換装置が用いられている。この種の電力変換装置は、IGBT等のパワー半導体モジュール制御回路等の回路機器収納する収納本体と、パワー半導体モジュールを放熱させるためのヒートシンクを構成するフレームとが一体的に連結されて装置本体を構成している。そして、かかる電力変換装置は、装置本体が制御盤据え付けられて使用される。

ここで装置本体の据付方式としては、装置本体を制御盤の盤面の内方側に据え付ける盤内据付方式と、収納本体の大部分が盤面よりも内方側に位置し、かつフレームが盤面よりも外方側に位置する態様で装置本体を盤面に据え付ける盤外据付方式とが知られている。これら盤内据付方式と盤外据付方式とのいずれかを採用するかは利用者の選択に委ねられている。

このような盤内据付方式と盤外据付方式とのいずれにも対応できるよう装置本体に対して着脱可能に配設された長尺状の取付金を備えた電力変換装置が知られている。かかる電力変換装置では、取付金が、装置本体に設けられたいずれかの取付金配設個所に自身の長手方向に沿って複数のボルトを装置本体に螺合させることで配設されており、これらボルトを緩めて装置本体との螺合を解除することで取付金を装置本体から離脱させることができる。

そして、上記取付金を取付金配設個所に配設させた後に該取付金の一部を盤面に取り付けることにより、所望の据付方式(盤内据付方式又は盤外据付方式)にて装置本体を盤面に据え付けることができる(例えば、特許文献1参照)。

概要

盤面に対する装置本体の据付作業を簡単なものとすること。内部に回路機器等を収納する収納本体10と、回路機器を放熱させるためのヒートシンクを構成するフレーム20とを有する装置本体1と、装置本体1の後端部及び前後方向の中間部のいずれか一方に択一的に配設され、かつ自身が盤面50に取り付けられることで装置本体1を盤面50に据え付ける取付金40とを備えた電力変換装置であって、装置本体1は、後端部及び中間部にガイド溝222,232が形成されて成り、取付金40は、ガイド溝222,232に前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で進入する規制片44,48と、規制片44,48がガイド溝222,232に進入した状態で装置本体1に締結ネジ49を介して締結される締結片43,47とが一体的に形成されて成るものである。

目的

本発明は、上記実情に鑑みて、盤面に対する装置本体の据付作業を簡単なものとすることができる電力変換装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

内部に回路機器収納する収納本体と、前記回路機器を放熱させるためのヒートシンクを構成するフレームとを有する装置本体と、前記装置本体の後端部及び前後方向の中間部のいずれか一方に択一的に配設され、かつ自身が盤面に取り付けられることで前記装置本体を該盤面に据え付け取付金とを備えた電力変換装置であって、前記装置本体は、前記後端部及び前記中間部にガイド溝が形成されて成り、前記取付金は、前記ガイド溝に前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で進入する規制片と、前記規制片が前記ガイド溝に進入した状態で前記装置本体に締結部材を介して締結される締結片とが一体的に形成されて成ることを特徴とする電力変換装置。

請求項2

前記ガイド溝は、前記フレームの後端部及び前端部において上面及び下面に露出する態様で形成されることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。

技術分野

0001

本発明は、電力変換装置に関するものである。

背景技術

0002

従来、例えば昇降機空調機等の制御において電力変換装置が用いられている。この種の電力変換装置は、IGBT等のパワー半導体モジュール制御回路等の回路機器収納する収納本体と、パワー半導体モジュールを放熱させるためのヒートシンクを構成するフレームとが一体的に連結されて装置本体を構成している。そして、かかる電力変換装置は、装置本体が制御盤据え付けられて使用される。

0003

ここで装置本体の据付方式としては、装置本体を制御盤の盤面の内方側に据え付ける盤内据付方式と、収納本体の大部分が盤面よりも内方側に位置し、かつフレームが盤面よりも外方側に位置する態様で装置本体を盤面に据え付ける盤外据付方式とが知られている。これら盤内据付方式と盤外据付方式とのいずれかを採用するかは利用者の選択に委ねられている。

0004

このような盤内据付方式と盤外据付方式とのいずれにも対応できるよう装置本体に対して着脱可能に配設された長尺状の取付金を備えた電力変換装置が知られている。かかる電力変換装置では、取付金が、装置本体に設けられたいずれかの取付金配設個所に自身の長手方向に沿って複数のボルトを装置本体に螺合させることで配設されており、これらボルトを緩めて装置本体との螺合を解除することで取付金を装置本体から離脱させることができる。

0005

そして、上記取付金を取付金配設個所に配設させた後に該取付金の一部を盤面に取り付けることにより、所望の据付方式(盤内据付方式又は盤外据付方式)にて装置本体を盤面に据え付けることができる(例えば、特許文献1参照)。

先行技術

0006

特開2000−060135号公報

発明が解決しようとする課題

0007

ところが、上述したような電力変換装置では、装置本体の取付金配設個所において取付金の長手方向に沿って複数のボルトを装置本体に螺合させることで取付金を装置本体に配設していたので、取付金を装置本体に着脱させるためには、複数のボルトを装置本体と螺合等させる必要があり、結果的に、盤面に対する装置本体の据付作業が煩雑なものとなっていた。

0008

そこで、装置本体に設けられた全ての取付金配設個所に取付金を予め配設しておき、選択された据付方式に応じていずれかの取付金を盤面に取り付けるようにして装置本体を据え付けることで、装置本体の据付作業を容易なものとすることが考えられる。

0009

しかしながら、このように全ての取付金配設個所に取付金を予め配設しておくことは、装置本体よりも外方に各取付金の一部が突出することとなり、盤面に形成される開口部の開口面積を装置本体よりも大きくする必要がある。このように開口部の開口面積を大きくすることは、装置本体を盤面に据え付けた後に、開口部の縁部と装置本体との隙間を埋めるための養生作業を必要とし、依然として盤面に対する装置本体の据付作業が煩雑なものとなっていた。

0010

本発明は、上記実情に鑑みて、盤面に対する装置本体の据付作業を簡単なものとすることができる電力変換装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

上記目的を達成するために、本発明に係る電力変換装置は、内部に回路機器を収納する収納本体と、前記回路機器を放熱させるためのヒートシンクを構成するフレームとを有する装置本体と、前記装置本体の後端部及び前後方向の中間部のいずれか一方に択一的に配設され、かつ自身が盤面に取り付けられることで前記装置本体を該盤面に据え付ける取付金とを備えた電力変換装置であって、前記装置本体は、前記後端部及び前記中間部にガイド溝が形成されて成り、前記取付金は、前記ガイド溝に前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で進入する規制片と、前記規制片が前記ガイド溝に進入した状態で前記装置本体に締結部材を介して締結される締結片とが一体的に形成されて成ることを特徴とする。

0012

また本発明は、上記電力変換装置において、前記ガイド溝は、前記フレームの後端部及び前端部において上面及び下面に露出する態様で形成されることを特徴とする。

発明の効果

0013

本発明によれば、取付金が、ガイド溝に前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で進入する規制片と、この規制片がガイド溝に進入した状態で装置本体に締結部材を介して締結される締結片とが一体的に形成されて成るので、取付金の規制片をガイド溝に進入させることで規制片は前後方向及び左右方向の移動が規制されるので、締結片を締結部材により装置本体に締結させることで、従来のように取付金の長手方向に沿って複数のボルトを螺合させなくても、締結片のみを装置本体に締結させることで容易に取付金を装置本体に配設することができるし、締結片のみを装置本体から締結解除させることにより取付金を容易に装置本体から離脱させることもできる。このように装置本体に対する取付金の着脱を容易に行うことができる結果、盤面に対する装置本体の据付作業を簡単なものとすることができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0014

図1は、本発明の実施の形態である電力変換装置を模式的に示す側面図である。
図2は、図1に示した電力変換装置を模式的に示す平面図である。
図3は、図1及び図2に示した装置本体の要部を模式的に示す平面図である。
図4は、図1及び図2に示した装置本体の要部を模式的に示す底面図である。
図5は、第1取付金の正面図である。
図6は、第1取付金の平面図である。
図7は、第2取付金の正面図である。
図8は、第2取付金の平面図である。
図9は、電力変換装置を盤面に据え付ける状態を示す説明図である。
図10は、電力変換装置を盤面に据え付ける状態を示す説明図である。
図11は、電力変換装置を盤面に据え付ける状態を示す説明図である。

実施例

0015

以下に添付図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。

0016

図1は、本発明の実施の形態である電力変換装置を模式的に示す側面図であり、図2は、図1に示した電力変換装置を模式的に示す平面図である。ここで例示する電力変換装置は、装置本体1と取付金40とを備えて構成されている。

0017

装置本体1は、収納本体10とフレーム20とが連結されて構成されている。収納本体10は、例えばプラスチック等の樹脂材から形成された箱体である。この収納本体10は、フレーム20の左方域及び前方域を覆う態様で該フレーム20の前方側に配設されている。かかる収納本体10は、フレーム20との間に回路機器を収納するための収納空間画成している。

0018

収納本体10の前面には、液晶ディスプレイ等の表示部や操作ツマミ等の入力部を有する表示操作部11が設けられている。また、収納本体10の上面には上方に突出する態様で商用電源直流電源等の電源部に接続するための入力端子台12が配設されているとともに、該収納本体10の下面には下方に突出する態様でモータ等の負荷に接続するための出力端子台13が配設されている。

0019

また、収納本体10の上面の左側前端部分には、上方に向けて突出する舌片状の上方支持片14が形成されているとともに、収納本体10の下面の左側前端部分には、下方に向けて突出する舌片状の下方支持片15が形成されている。上方支持片14及び下方支持片15には、それぞれネジ孔14a,15aが形成されている。

0020

図3は、図1及び図2に示した装置本体の要部を模式的に示す平面図であり、図4は、図1及び図2に示した装置本体の要部を模式的に示す底面図である。装置本体1を構成するフレーム20は、例えばアルミニウム等の良好な熱伝導性を有する高熱伝導性材料を例えば押出成型にて形成されたものである。

0021

このフレーム20は、収納本体10の内部を臨むよう該収納本体10に覆われる左側部21と、左側部21の前後両端部より右方に向けて延在する後面部22及び前面部23と、後面部22及び前面部23のそれぞれの右端縁部を連結する右側部24とが一体的に形成されることで、上面及び下面に外部の空気が通過するための上方通風開口25及び下方通風開口26が形成された筒状体である。尚、これら上方通風開口25及び下方通風開口26は、複数の通風孔が形成されたカバー体(図示せず)によりそれぞれ閉塞されている。

0022

図2に示すように、フレーム20には、フィンユニット30及び送風ファンFが配設されている。フィンユニット30は、例えばアルミニウム等の良好な熱伝導性を有する高熱伝導性材料から形成されるもので、ベース部31と複数のフィン32とを備えて構成されている。

0023

ベース部31は、略平板状の形態を成すものであり、フレーム20の左側部21に取り付けられている。より詳細には、左側部21に形成された図示せぬ貫通孔を貫通する態様で該左側部21に取り付けられている。このベース部31の左面には、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)のような上記回路機器を構成するパワー半導体モジュール16が熱的に接続されている。

0024

複数のフィン32は、それぞれ薄板状の形態を成している。これらフィン32は、ベース部31の右面に前後方向に沿って並ぶよう所定間隔毎起立姿勢にて配設されている。これらフィン32は、基端部がベース部31に形成された図示せぬ凹部に進入した状態でカシメ加工が施されることにより配設されている。

0025

送風ファンFは、フィンユニット30の上方域に配設されている。この送風ファンFは、駆動することにより、下方通風開口26より外部の空気をフレーム20の内部に導入し、フレーム20の内部を通過した空気を上方通風開口25を通じて外部に送出するものである。

0026

上記フレーム20には、図3及び図4に示すように、第1締結用凹部221、第1ガイド溝222、第2締結用凹部231及び第2ガイド溝232が形成されている。

0027

第1締結用凹部221は、フレーム20の後面部22の左方側に、後方に凹、すなわち前方に凸となる態様で上下方向に沿って延在するよう形成されている。この第1締結用凹部221の底部には、第1締結用貫通孔221aが形成されている。

0028

第1ガイド溝222は、フレーム20の後面部22の内面となる前面において第1締結用凹部221の右方側に上下方向に沿って延在する態様で形成されている。つまり、第1ガイド溝222は、フレーム20の後端部において上面及び下面に露出する態様で形成されている。より詳細に説明すると、第1ガイド溝222は、第1締結用凹部221の右端部より後面部22より離隔する態様で右方に延在する第1右延部222aと、フレーム20の右側部24の後端部において後面部22より離隔する態様で左方に向けて延在する第1左延部222bとが形成されることにより、後面部22と、第1右延部222a及び第1左延部222bとの間に形成されている。また、フレーム20の後面部22における第1ガイド溝222に対応する後面には、凹部と凸部とが交互に形成されることで凹凸が形成されている。

0029

第2締結用凹部231は、フレーム20の前面の左方側に、前方に凹、すなわち後方に凸となる態様で上下方向に沿って延在するよう形成されている。この第2締結用凹部231の底部には、第2締結用貫通孔231aが形成されている。

0030

第2ガイド溝232は、フレーム20の前面部23の内面となる後面において第2締結用凹部231の右方側に上下方向に沿って延在する態様で形成されている。つまり、第2ガイド溝232は、フレーム20の前端部において上面及び下面に露出する態様で形成されている。より詳細に説明すると、第2ガイド溝232は、第2締結用凹部231の右端部より前面部23より離隔する態様で右方に延在する第2右延部232aと、フレーム20の右側部24の前端部において前面部23より離隔する態様で左方に向けて延在する第2左延部232bとが形成されることにより、前面部23と、第2右延部232a及び第2左延部232bとの間に形成されている。ここで第2ガイド溝232の前後幅及び左右幅は、第1ガイド溝222の前後幅及び左右幅と同じ大きさを有している。

0031

上記フレーム20の右側部24には、外面となる右面に凹部と凸部とが交互に形成されることで凹凸が形成されている。また、右側部24の内面となる左面には、第1左延部222bと第2左延部232bとの間に複数の溝部24aが形成されている。これら溝部24aは、右側部24の左面において上下方向に沿って延在するものであり、その溝幅、すなわち前後幅は、フィンユニット30のフィン32の厚みと同程度の大きさ若しくは僅かに大きいものである。そして、これら溝部24aは、図2に示したように、それぞれ対応するフィン32の先端部の進入を許容するものであり、該溝部24aの内壁面が該先端部と接している。つまり、右側部24は、フィンユニット30を構成するフィン32と熱的に接続されている。これにより、フレーム20は、フィンユニット30とともにヒートシンクを構成している。

0032

取付金40は、複数(図示の例では2つ)設けてあり、第1取付金40a及び第2取付金40bを有している。

0033

図5は、第1取付金の正面図であり、図6は、第1取付金の平面図である。これら図5及び図6に示すように、第1取付金40aは、例えば金属製の板状体屈曲加工等して形成されるものであり、第1主取付片41、第1補助取付片42、第1締結片43及び第1規制片44が一体的に形成されて構成されている。

0034

第1主取付片41は、左右方向が長手方向となる長尺状のものであり、上下方向に沿って延在する態様で形成されている。この第1主取付片41の長手方向の長さは、図2に示すように装置本体1の左右幅の長さと略同等の大きさを有している。また第1主取付片41には、複数(図示の例では2つ)の第1主取付孔41aが形成されている。

0035

第1補助取付片42は、第1主取付片41の左側下部に連続する水平部411の左端部より上方に延在する態様で形成されている。この第1補助取付片42には、第1補助取付孔42aが形成されている。

0036

第1締結片43は、上記水平部411よりも右方側において第1主取付片41の下部に連続する態様で形成されている。この第1締結片43は、第1主取付片41の中間領域の下部より前方に向けて延在した後に下方に向けて延在するものである。かかる第1締結片43には、第1締結孔43aが形成されている。

0037

第1規制片44は、上記第1締結片43よりも右方側において第1主取付片41の下部に連続する態様で形成されている。この第1規制片44は、第1主取付片41の下部より前方に向けて延在した後に下方に向けて延在するものである。この第1規制片44の前後幅及び左右幅の長さは、第1ガイド溝222及び第2ガイド溝232の前後幅及び左右幅よりもそれぞれ僅かに小さいものである。また、第1規制片44の左右幅の長さは、第1右延部222aと第1左延部222bとの離間距離、並びに第2右延部232aと第2左延部232bとの離間距離よりも大きいものである。

0038

図7は、第2取付金の正面図であり、図8は、第2取付金の底面図である。これら図7及び図8に示すように、第2取付金40bは、例えば金属製の板状体を屈曲加工等して形成されるものであり、第2主取付片45、第2補助取付片46、第2締結片47及び第2規制片48が一体的に形成されて構成されている。

0039

第2主取付片45は、左右方向が長手方向となる長尺状のものであり、上下方向に沿って延在する態様で形成されている。この第2主取付片45の長手方向の長さは、第1主取付片41と同様に装置本体1の左右幅の長さと略同等の大きさを有している。また第2主取付片45には、複数(図示の例では2つ)の第2主取付孔45aが形成されている。

0040

第2補助取付片46は、第2主取付片45の左側上部に連続する水平部451の左端部より下方に延在する態様で形成されている。この第2補助取付片46には、第2補助取付孔46aが形成されている。

0041

第2締結片47は、上記水平部451よりも右方側において第2主取付片45の上部に連続する態様で形成されている。この第2締結片47は、第2主取付片45の中間領域の上部より前方に向けて延在した後に上方に向けて延在するものである。かかる第2締結片47には、第2締結孔47aが形成されている。

0042

第2規制片48は、上記第2締結片47よりも右方側において第2主取付片45の上部に連続する態様で形成されている。この第2規制片48は、第2主取付片45の上部より前方に向けて延在した後に上方に向けて延在するものである。この第2規制片48の前後幅及び左右幅の長さは、第1ガイド溝222及び第2ガイド溝232の前後幅及び左右幅よりもそれぞれ僅かに小さいものである。また、第2規制片48の左右幅の長さは、第1右延部222aと第1左延部222bとの離間距離、並びに第2右延部232aと第2左延部232bとの離間距離よりも大きいものである。

0043

このような構成を有する取付金40は、次のようにして装置本体1に配設される。

0044

第1取付金40aの第1規制片44を第1ガイド溝222に上方から進入させると、第1規制片44の左右幅は第1右延部222aと第1左延部222bとの離間距離よりも大きいので、第1規制片44が前後方向及び左右方向の移動が規制される状態となる。第1規制片44を前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で第1ガイド溝222に進入させると、第1締結片43は第1締結用凹部221の底部の前方側に位置する。このように第1締結用凹部221の底部の前方側に第1締結片43が位置する状態で、締結部材である締結ネジ49(図3及び図4参照)を第1締結用貫通孔221aを貫通させて第1締結孔43aに螺合させることで、図1及び図2に示すように、第1取付金40aは、第1主取付片41がフレーム20の後面部22より上方に向けて突出する姿勢であって、第1補助取付片42が収納本体10の左端部より上方に向けて突出する姿勢で配設される。

0045

第2取付金40bの第2規制片48を第1ガイド溝222に下方から進入させると、第2規制片48の左右幅は第1右延部222aと第1左延部222bとの離間距離よりも大きいので、第2規制片48が前後方向及び左右方向の移動が規制される状態となる。第2規制片48を前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で第1ガイド溝222に進入させると、第2締結片47は第1締結用凹部221の底部の前方側に位置する。このように第1締結用凹部221の底部の前方側に第2締結片47が位置する状態で、締結部材である締結ネジ49を第1締結用貫通孔221aを貫通させて第2締結孔47aに螺合させることで、図1に示すように、第2取付金40bは、第2主取付片45がフレーム20の後面部22より下方に向けて突出する姿勢であって、第2補助取付片46が収納本体10の左端部より下方に向けて突出する姿勢で配設される。

0046

このようにして第1取付金40a及び第2取付金40bが配設された装置本体1を、図9に示すように、対象となる制御盤の盤面50の内面に第1主取付片41及び第2主取付片45が接した状態で取付ネジ51により取り付けることで、電力変換装置を盤面50に盤内据付方式にて据え付けることができる。

0047

また、第1取付金40aの第1補助取付片42が収納本体10の左端部より上方に向けて突出する姿勢で締結されるとともに、第2取付金40bの第2補助取付片46が収納本体10の左端部より下方に向けて突出する姿勢で締結されるので、図10に示すように、盤面50の内面に対して第1補助取付片42、第2補助取付片46、上方支持片14及び下方支持片15が接した状態で取付ネジ51により装置本体1が取り付けられることにより、盤面50に対して装置本体1が横向きの姿勢で電力変換装置を据え付けることができる。

0048

次に、第2取付金40bの第2規制片48を第2ガイド溝232に上方から進入させると、第2規制片48の左右幅は第2右延部232aと第2左延部232bとの離間距離よりも大きいので、第2規制片48が前後方向及び左右方向の移動が規制される状態となる。第2規制片48を前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で第2ガイド溝232に進入させると、第2締結片47は第2締結用凹部231の底部の後方側に位置する。このように第2締結用凹部231の底部の後方側に第2締結片47が位置する状態で、締結部材である締結ネジを第2締結用貫通孔231aを貫通させて第2締結孔47aに螺合させることで、第2取付金40bは、第2主取付片45がフレーム20の前面部23より上方に向けて突出する姿勢で配設される。

0049

第1取付金40aの第1規制片44を第2ガイド溝232に下方から進入させると、第1規制片44の左右幅は第2右延部232aと第2左延部232bとの離間距離よりも大きいので、第1規制片44が前後方向及び左右方向の移動が規制される状態となる。第1規制片44を前後方向及び左右方向の移動が規制された状態で第2ガイド溝232に進入させると、第1締結片43は第2締結用凹部231の底部の後方側に位置する。このように第2締結用凹部231の底部の後方側に第1締結片43が位置する状態で、締結部材である締結ネジを第2締結用貫通孔231aを貫通させて第1締結孔43aに螺合させることで、第1取付金40aは、第2主取付片45がフレーム20の後面部22より下方に向けて突出する姿勢で配設される。

0050

このようにして第1取付金40a及び第2取付金40bが配設された装置本体1を、図11に示すように、対象となる制御盤の盤面50の外面に第1主取付片41及び第2主取付片45が接した状態で取付ネジ51により取り付けることで、電力変換装置を盤面50に盤外据付方式にて据え付けることができる。

0051

以上説明したように、本実施の形態である電力変換装置によれば、第1取付金40aの第1規制片44及び第2取付金40bの第2規制片48を第1ガイド溝222若しくは第2ガイド溝232に進入させることで第1規制片44及び第2規制片48は前後方向及び左右方向の移動が規制されるので、第1締結片43及び第2締結片47を締結ネジ49により装置本体1に締結させることで、従来のように取付金の長手方向に沿って複数のボルトを螺合させなくても、第1締結片43及び第2締結片47のみを装置本体1に締結させることで容易に取付金40を装置本体1に配設することができるし、第1締結片43及び第2締結片47のみを装置本体1から締結解除させることにより取付金40を容易に装置本体1から離脱させることもできる。このように装置本体1に対する取付金40の着脱を容易に行うことができる結果、盤面50に対する装置本体1の据付作業を簡単なものとすることができる。

0052

また、上記電力変換装置によれば、装置本体1に対する取付金40の着脱を容易に行うことができるので、従来のように全ての取付金を装置本体に予め配設しておく必要がなく、これにより、盤面50における開口部の開口面積を必要最小限の大きさにすることができ、開口部分を埋めるための養生作業等を行う必要がない。

0053

以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。

0054

上述した実施の形態では、第1取付金40aの第1締結片43及び第2取付金40bの第2締結片47を装置本体1に締結させるために締結ネジ49を用いたが、本発明においては、この締結ネジ49に限られず、種々の締結部材により締結片を装置本体に締結させることができる。例えば、スナップフィットにより締結片を装置本体に締結させることで取付金を装置本体に配設するようにしてもよい。

0055

上述した実施の形態では、収納本体10は、上方支持片14及び下方支持片15が形成されていたが、本発明においては、収納本体を盤面に取り付ける際には、専用の取付治具等を用いて取り付けてもよく上方支持片14や下方支持片15が形成されていなくてもよい。

0056

1 装置本体
10収納本体
16パワー半導体モジュール
20フレーム
221 第1締結用凹部
222 第1ガイド溝
231 第2締結用凹部
232 第2ガイド溝
30フィンユニット
31ベース部
32フィン
40取付金
40a 第1取付金
40b 第2取付金
41 第1主取付片
42 第1補助取付片
43 第1締結片
44 第1規制片
45 第2主取付片
46 第2補助取付片
47 第2締結片
48 第2規制片
49締結ネジ
50 盤面
F 送風ファン

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