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技術 情報処理装置、画像処理装置およびプログラム

出願人 富士ゼロックス株式会社
発明者 岡本肇冨塚隆吉田豊己原正利浜野義丈相田和也山本大輔竹村友貴東條寛之
出願日 2014年5月7日 (4年8ヶ月経過) 出願番号 2014-096238
公開日 2015年12月3日 (3年1ヶ月経過) 公開番号 2015-215644
状態 特許登録済
技術分野 ストアードプログラム
主要キーワード モジュール選択 部分更新 アップデートシステム 代替態様 表示機構 専用ボタン 更新制御 更新手順
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (7)

課題

ソフトウェア更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することを可能とする。

解決手段

画像処理装置10は、画像処理装置10の機能を実現するための複数のモジュールのそれぞれに対応して適用される複数のソフトウェアを端末装置から受信する。そして、画像処理装置10は、正常に動作している状態で複数のソフトウェアを受信すると、各モジュールについて、受信したソフトウェアのバージョンと画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアのバージョンとを比較し、ソフトウェアのバージョンに変更があるモジュールについてソフトウェアの更新を行う。一方、画像処理装置10は、特定の操作入力が行われて起動した状態で複数のソフトウェアを受信すると、全てのモジュールについてソフトウェアの更新を行う。

概要

背景

公報記載の従来技術として、旧版数ソフトウェア全体を新版数ソフトウェア更新する全更新処理による更新処理時間、旧版数ソフトウェアと新版数ソフトウェアとの第1の差分データを更新する部分更新処理による更新処理時間、及び旧版数ソフトウェアと新版数ソフトウェアとの間の中間版数ソフトウェアを旧版数ソフトウェアの格納領域に複写した後、中間版数ソフトウェアと新版数ソフトウェアとの第2の差分データを更新する複写後更新処理による更新処理時間をそれぞれ算出し、算出した各々の更新処理時間を比較し、最も更新時間が短い更新処理を選択して、選択した全更新処理、部分更新処理、または複写後更新処理のいずれかによって、旧版数ソフトウェアを新版数ソフトウェアに更新するアップデートシステムが存在する。(特許文献1参照)

概要

ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することを可能とする。画像処理装置10は、画像処理装置10の機能を実現するための複数のモジュールのそれぞれに対応して適用される複数のソフトウェアを端末装置から受信する。そして、画像処理装置10は、正常に動作している状態で複数のソフトウェアを受信すると、各モジュールについて、受信したソフトウェアのバージョンと画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアのバージョンとを比較し、ソフトウェアのバージョンに変更があるモジュールについてソフトウェアの更新を行う。一方、画像処理装置10は、特定の操作入力が行われて起動した状態で複数のソフトウェアを受信すると、全てのモジュールについてソフトウェアの更新を行う。

目的

本発明の目的は、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することを可能とすることにある

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する取得手段と、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、当該取得手段により取得されたソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する更新処理実行手段とを備える情報処理装置

請求項2

前記更新処理実行手段は、特定の操作入力が行われて、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、前記第2の更新処理を実行し、当該特定の操作入力が行われずに、当該取得手段が当該ソフトウェアを取得すると、前記第1の更新処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。

請求項3

前記更新処理実行手段は、前記取得手段が、現在適用されているソフトウェアと同一の版で内容が異なるソフトウェアを取得すると、前記第1の更新処理では更新を行わず、前記第2の更新処理では更新を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。

請求項4

自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する取得手段と、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、当該取得手段により取得されたソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第1の更新手段と、前記第1の更新手段により更新されない場合であっても、現在適用されているソフトウェアを前記取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第2の更新手段とを備える情報処理装置。

請求項5

自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する取得手段と、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、当該取得手段により取得されたソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する更新処理実行手段と、前記更新処理実行手段により更新されたソフトウェアにより、画像データに画像処理を施す画像処理手段とを備える画像処理装置

請求項6

コンピュータに、自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する機能と、前記ソフトウェアを取得すると、取得したソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを取得したソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを取得したソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する機能とを実現させるためのプログラム

技術分野

0001

本発明は、情報処理装置画像処理装置およびプログラムに関する。

背景技術

0002

公報記載の従来技術として、旧版数ソフトウェア全体を新版数ソフトウェア更新する全更新処理による更新処理時間、旧版数ソフトウェアと新版数ソフトウェアとの第1の差分データを更新する部分更新処理による更新処理時間、及び旧版数ソフトウェアと新版数ソフトウェアとの間の中間版数ソフトウェアを旧版数ソフトウェアの格納領域に複写した後、中間版数ソフトウェアと新版数ソフトウェアとの第2の差分データを更新する複写後更新処理による更新処理時間をそれぞれ算出し、算出した各々の更新処理時間を比較し、最も更新時間が短い更新処理を選択して、選択した全更新処理、部分更新処理、または複写後更新処理のいずれかによって、旧版数ソフトウェアを新版数ソフトウェアに更新するアップデートシステムが存在する。(特許文献1参照)

先行技術

0003

特開2007−334636号公報

発明が解決しようとする課題

0004

本発明の目的は、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することを可能とすることにある。

課題を解決するための手段

0005

請求項1記載の発明は、自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する取得手段と、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、当該取得手段により取得されたソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する更新処理実行手段とを備える情報処理装置である。
請求項2記載の発明は、前記更新処理実行手段は、特定の操作入力が行われて、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、前記第2の更新処理を実行し、当該特定の操作入力が行われずに、当該取得手段が当該ソフトウェアを取得すると、前記第1の更新処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3記載の発明は、前記更新処理実行手段は、前記取得手段が、現在適用されているソフトウェアと同一の版で内容が異なるソフトウェアを取得すると、前記第1の更新処理では更新を行わず、前記第2の更新処理では更新を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置である。
請求項4記載の発明は、自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する取得手段と、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、当該取得手段により取得されたソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第1の更新手段と、前記第1の更新手段により更新されない場合であっても、現在適用されているソフトウェアを前記取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第2の更新手段とを備える情報処理装置である。
請求項5記載の発明は、自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する取得手段と、前記取得手段が前記ソフトウェアを取得すると、当該取得手段により取得されたソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを当該取得手段により取得されたソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する更新処理実行手段と、前記更新処理実行手段により更新されたソフトウェアにより、画像データに画像処理を施す画像処理手段とを備える画像処理装置である。
請求項6記載の発明は、コンピュータに、自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する機能と、前記ソフトウェアを取得すると、取得したソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを取得したソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを取得したソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する機能とを実現させるためのプログラムである。

発明の効果

0006

請求項1記載の発明によれば、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、ユーザの意図に合わせてソフトウェアの更新を行うことが可能となる。
請求項3記載の発明によれば、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が同一で内容が異なるソフトウェアに更新することが可能となる。
請求項4記載の発明によれば、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することが可能となる。
請求項5記載の発明によれば、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、ソフトウェアの更新に際して、現在適用されているものと版が異なる場合にソフトウェアを更新する処理、及び版に関わらずソフトウェアを更新する処理の両方を実行可能な機能を、コンピュータにより実現できる。

図面の簡単な説明

0007

本実施の形態に係る画像処理システム概略構成の一例を示す図である。
本実施の形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。
本実施の形態に係る画像処理装置の機能構成例を示したブロック図である。
リストの一例を示した図である。
ソフトウェアの更新処理の手順の一例を示したフローチャートである。
本実施の形態が適用されるコンピュータのハードウェア構成例を示した図である。

実施例

0008

以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
システム構成
まず、本実施の形態に係る画像処理システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る画像処理システム1の概略構成の一例を示す図である。画像処理システム1は、ネットワーク30に接続された画像処理装置10および端末装置20を備えている。

0009

情報処理装置、画像処理装置の一例としての画像処理装置10は、例えば、プリント機能スキャン機能コピー機能ファクシミリ機能等の画像処理に関する機能を備えた装置である。そして、画像処理装置10は、画像処理装置10の機能を実現するための複数のモジュールを有しており、各モジュールに対応したソフトウェアが実行されることで各モジュールの機能が実現される。ここで、モジュールとしては、例えば、画像データの送受信や外部から入力された画像データに対する処理等、画像処理装置10の内部処理を制御するモジュールや、用紙収容部(不図示)に収容された用紙を搬送する動作やトナー等により用紙に像を形成する動作等、画像処理装置10の機械的な動作を制御するモジュールが存在する。また、例えば、画像処理装置10にセットされた原稿を読み取って送る自動両面原稿送り装置の動作を制御するモジュールも存在する。

0010

端末装置20は、画像処理装置10が有するモジュールに適用されるソフトウェアを格納する装置であり、例えばPC(Personal Computer)である。そして、端末装置20は、端末装置20へのユーザの操作に応じて、格納しているソフトウェアを画像処理装置10に送信する。ここで、端末装置20は、画像処理装置10が有するモジュールのそれぞれに対応して適用される複数のソフトウェアが1つにまとめられたファイル(以下、更新ファイルと称する)を格納し、更新ファイルを画像処理装置10に送信するものとする。

0011

ネットワーク30は、画像処理装置10と端末装置20との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、LAN(Local Area Network)である。

0012

そして、画像処理装置10は、ネットワーク30を介して端末装置20から受信した更新ファイルをもとに、各モジュールのソフトウェアを更新する。本実施の形態では、更新の手順として、オンデマンドダウンロードと、オンデマンドダウンロードではない特定のダウンロード(以下、特定ダウンロードと称する)との2つが存在する。

0013

オンデマンドダウンロードとは、画像処理装置10が正常に動作している通常の状態、即ち、プリント機能、スキャン機能等の各種機能を実行可能な状態で、端末装置20から更新ファイルを受信した場合に実行される更新手順である。また、例えば、オンデマンドダウンロードによるソフトウェアの更新中に、印刷対象の画像データが入力された場合、画像処理装置10は、更新が終わるまで画像データの印刷待機し、更新終了後に印刷を行う。
具体的には、画像処理装置10は、正常に動作している状態で端末装置20から更新ファイルを受信すると、各モジュールについて、受信した更新ファイルのソフトウェアの版(バージョン)と、実際に画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版とを比較する。そして、画像処理装置10は、版に変更があるモジュールのソフトウェアのみ更新を行う。本実施の形態では、第1の更新処理の一例として、オンデマンドダウンロードを用いている。

0014

一方、特定ダウンロードとは、画像処理装置10の電源が切断(電源オフ)された後、画像処理装置10が、特定ダウンロードのための操作入力が行われて起動電源オン)した状態で、端末装置20から更新ファイルを受信した場合に実行される更新手順である。ここで、特定ダウンロードのための操作入力とは、例えば、ユーザが、画像処理装置10に設けられた特定ダウンロードを実行するための専用ボタン(不図示)を押下しながら、画像処理装置10を起動させる操作等である。また、例えば、特定ダウンロードによるソフトウェアの更新中に、印刷対象の画像データが入力された場合、画像処理装置10は、更新終了後であっても画像データの印刷を行わない。
具体的には、画像処理装置10は、特定ダウンロードのための操作入力が行われて起動した状態で端末装置20から更新ファイルを受信すると、更新ファイルに含まれる全てのソフトウェアを新たに適用して、全てのモジュールについてソフトウェアの更新を行う。本実施の形態では、第2の更新処理の一例として、特定ダウンロードを用いている。

0015

<画像処理装置10のハードウェア構成>
次に、画像処理装置10のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る画像処理装置10のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、操作パネル105、画像読取部106、画像形成部107、画像処理部108、通信インタフェース(以下、通信I/Fと称する)109を備える。

0016

CPU101は、ROM102等に記憶された各種プログラムをRAM103にロードして実行することにより、画像処理装置10の各機能を実現する。
ROM102は、CPU101が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。上述した各モジュールのソフトウェアはROM102に記憶されており、更新されると、更新前のソフトウェアに代わって新たなソフトウェアが更新後のソフトウェアとしてROM102に記憶される。
RAM103は、CPU101の作業用メモリ等として用いられるメモリである。

0017

HDD104は、例えば磁気ディスク装置であり、画像読取部106が読み取った画像データや、画像形成部107における画像形成にて用いられる画像データ等を記憶する。
操作パネル105は、例えばタッチパネルディスプレイであり、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う。

0018

画像読取部106は、用紙等に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部106は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光レンズ縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いると良い。
画像形成部107は、用紙等に画像を形成する。ここで、画像形成部107は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを用紙に転写して像を形成する電子写真方式や、インク記録媒体吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いると良い。

0019

画像処理手段の一例としての画像処理部108は、画像データに色補正階調補正等の画像処理を施すものであり、画像処理が施された画像データを生成して画像形成部107へ出力する。
通信I/F109は、ネットワーク30(図1参照)を介して、端末装置20等の他の装置との間で各種情報の送受信を行う。

0020

<画像処理装置10の機能構成
次に、画像処理装置10の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る画像処理装置10の機能構成例を示したブロック図である。
画像処理装置10は、ユーザからの操作入力を受け付け操作受付部111と、端末装置20から送信された更新ファイルを受信するファイル受信部112と、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版が記録されたリスト(以下、版リストと称する)を格納する版リスト格納部113とを備える。また、画像処理装置10は、各モジュールのソフトウェアを更新する更新制御部114と、ソフトウェアの版の比較を行う版比較部115とを備える。

0021

操作受付部111は、ユーザからの操作入力を受け付ける。ここで、操作受付部111は、例えば、画像処理装置10を起動させる操作入力や、画像処理装置10の電源を切断する操作入力を受け付ける。また、操作受付部111は、例えば、特定ダウンロードのための操作入力として、画像処理装置10の起動時に、特定ダウンロードを実行するための専用ボタンを押下する操作入力を受け付ける。

0022

取得手段の一例としてのファイル受信部112は、端末装置20から送信された更新ファイルを受信する。

0023

版リスト格納部113は、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版が記録された版リストを格納する。版リストには、モジュールごとに、現在適用されているソフトウェアの版が記録されている。版リストの詳細については後述する。

0024

更新処理実行手段、第1の更新手段、第2の更新手段の一例としての更新制御部114は、ファイル受信部112にて受信した更新ファイルをもとに、各モジュールのソフトウェアを更新する。ここで、更新制御部114は、ファイル受信部112が更新ファイルを受信すると、オンデマンドダウンロードまたは特定ダウンロードのどちらの処理を実行するか決定する。

0025

画像処理装置10が正常に動作している状態で、ファイル受信部112が更新ファイルを受信した場合、更新制御部114は、オンデマンドダウンロードの処理を実行することを決定する。そして、更新制御部114は、各モジュールについて、更新ファイルのソフトウェアの版と、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版とを比較するように、版比較部115に通知する。また、更新制御部114は、版比較部115からの比較結果をもとに、版に変更があるモジュールのソフトウェアを更新する。付言すると、あるモジュールについて、更新ファイルのソフトウェアの版と、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版とが異なっていれば、更新制御部114は、そのモジュールについて、現在適用されているソフトウェアを更新ファイルのソフトウェアに更新する。

0026

一方、特定ダウンロードのための操作入力が行われて画像処理装置10が起動した状態で、ファイル受信部112が更新ファイルを受信した場合、更新制御部114は、特定ダウンロードの処理を実行することを決定する。この場合、版比較部115による版の比較は行われずに、更新制御部114は、全てのモジュールについて、更新ファイルのソフトウェアを新たに適用してソフトウェアの更新を行う。付言すると、更新制御部114は、全てのモジュールについて、現在適用されているソフトウェアを更新ファイルのソフトウェアに更新する。

0027

また、更新制御部114は、オンデマンドダウンロードまたは特定ダウンロードにおいてソフトウェアの更新を行った後、新たに適用したソフトウェアの版を版リストに記録して、版リストを最新の状態にする。

0028

版比較部115は、更新制御部114の通知をもとに、各モジュールについて、更新ファイルのソフトウェアの版と、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版とを比較する。ここで、版比較部115は、版リスト格納部113に格納されている版リストをもとに、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版の情報を取得し、版の比較を行う。そして、版比較部115は、各モジュールの比較結果を更新制御部114に通知する。

0029

そして、操作受付部111、ファイル受信部112、更新制御部114、版比較部115は、例えば、図2に示すハードウェア構成におけるCPU101により実現される。より具体的には、画像処理装置10の機能を実現するプログラムがROM102に記憶されており、CPU101がこのプログラムをRAM103にロードして実行することにより、操作受付部111、ファイル受信部112、更新制御部114、版比較部115の各機能が実現される。また、版リスト格納部113は、例えば、HDD104により実現される。

0030

なお、CPU101によって実行されるプログラムは、磁気記録媒体磁気テープ磁気ディスクなど)、光記録媒体光ディスクなど)、光磁気記録媒体半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて画像処理装置10にダウンロードさせてもよい。

0031

<版リストの説明>
次に、版リスト格納部113に格納されている版リストについて説明する。図4は、版リストの一例を示した図である。
図4に示す版リストにおいて、「モジュール」は、画像処理装置10の機能を実現するためのモジュールの名称を示す。即ち、更新ファイルに含まれるソフトウェアが適用されるモジュールの名称を示す。また、「版」は、各モジュールに対して現在適用されているソフトウェアの版を示す。
例えば、モジュール1に対して現在適用されているソフトウェアの版は「10」であり、モジュール2に対して現在適用されているソフトウェアの版は「5」である。

0032

<更新処理の手順>
次に、画像処理装置10がモジュールのソフトウェアを更新する処理の手順について説明する。図5は、ソフトウェアの更新処理の手順の一例を示したフローチャートである。図5に示す手順では、初期状態として、ファイル受信部112が端末装置20から更新ファイルを受信したものとする。

0033

まず、ファイル受信部112が更新ファイルを受信すると、更新制御部114は、オンデマンドダウンロードの処理を実行するか否かを判定する(ステップ101)。ここで、更新制御部114は、更新ファイルの受信時に、画像処理装置10が正常に動作している状態であれば(即ち、特定ダウンロードのための操作入力が行われて起動した状態でなければ)、オンデマンドダウンロードの処理を実行すると判定する。一方、更新制御部114は、更新ファイルの受信時に、画像処理装置10が特定ダウンロードのための操作入力が行われて起動した状態であれば、オンデマンドダウンロードの処理ではなく、特定ダウンロードの処理を実行すると判定する。

0034

また、例えば、画像処理装置10が特定ダウンロードのための操作入力が行われて起動した場合、画像処理装置10に特定ダウンロードモードの設定が行われることとしても良い。この場合、更新ファイルの受信時に特定ダウンロードモードであれば、更新制御部114は、特定ダウンロードの処理を実行すると判定する。一方、更新ファイルの受信時に特定ダウンロードモードの設定が行われていなければ、更新制御部114は、オンデマンドダウンロードの処理を実行すると判定する。

0035

更新制御部114がオンデマンドダウンロードの処理を実行すると判定した場合(ステップ101でYes)、更新制御部114は、画像処理装置10の機能を実現するためのモジュールのうち1つを選択する(ステップ102)。そして、更新制御部114は、選択したモジュールについて版の比較を行うように版比較部115に通知する。

0036

次に、版比較部115は、更新制御部114により選択されたモジュールについて、更新ファイルのソフトウェアの版と、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版とを比較し(ステップ103)、比較結果を更新制御部114に通知する。次に、更新制御部114は、版比較部115からの比較結果をもとに、選択したモジュールについて、ソフトウェアの版が変更されているか否かを判定する(ステップ104)。即ち、更新制御部114は、比較結果をもとに、ステップ102で選択したモジュールについて、更新ファイルのソフトウェアの版と、現在適用されているソフトウェアの版とが異なるか否かを判定する。

0037

版が変更されている場合(ステップ104でYes)、更新制御部114は、選択したモジュールについて、更新ファイルに含まれるソフトウェアを新たに適用してソフトウェアの更新を実行する(ステップ105)。そして、更新制御部114は、新たに適用したソフトウェアの版を版リストに記録する。

0038

一方、版が変更されていない場合(ステップ104でNo)、またはステップ105でソフトウェアの更新が実行された後、更新制御部114は、全てのモジュールを選択したか否かを判定する(ステップ106)。ここで、ステップ102のモジュール選択において全てのモジュールが選択済みであれば(ステップ106でYes)、本処理フローは終了する。一方、更新制御部114によりまだ選択されていないモジュールが存在すれば(ステップ106でNo)、ステップ102に移行し、まだ選択されていないモジュールに対する処理が続けて実行される。

0039

また、ステップ101において否定の判断(No)がされた場合、即ち、更新制御部114がオンデマンドダウンロードではなく特定ダウンロードの処理を実行すると判定した場合(ステップ101でNo)、更新制御部114は、画像処理装置10の機能を実現するためのモジュールのうち1つを選択する(ステップ107)。そして、更新制御部114は、選択したモジュールについて、更新ファイルに含まれるソフトウェアを新たに適用してソフトウェアの更新を実行する(ステップ108)。そして、更新制御部114は、新たに適用したソフトウェアの版を版リストに記録する。

0040

次に、更新制御部114は、全てのモジュールを選択したか否かを判定する(ステップ109)。ここで、ステップ108のモジュール選択において全てのモジュールが選択済みであれば(ステップ109でYes)、本処理フローは終了する。一方、更新制御部114によりまだ選択されていないモジュールが存在すれば(ステップ109でNo)、ステップ107に移行し、まだ選択されていないモジュールに対する処理が続けて実行される。

0041

このように、オンデマンドダウンロードの処理が実行された場合、更新制御部114は、版の比較結果をもとに、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアとは異なる版のソフトウェアを新たに適用してソフトウェアを更新する。また、例えば、あるモジュールについて、更新ファイルに含まれるソフトウェアの版と、現在適用されているソフトウェアの版とが同一であれば、更新制御部114は、そのモジュールについてソフトウェアの更新を実行しない。

0042

一方、特定ダウンロードの処理が実行された場合、版の比較は行われずに、更新制御部114は、更新ファイルに含まれるソフトウェアを新たに適用してソフトウェアを更新する。例えば、あるモジュールについて、更新ファイルに含まれるソフトウェアの版と、現在適用されているソフトウェアの版とが同一であったとしても、更新制御部114は、そのモジュールについてソフトウェアの更新を実行する。

0043

また、ステップ104において、更新制御部114は、版が変更されていればソフトウェアの更新を行うこととしたが、このような構成に限られるものではない。例えば、版が変更されている場合であっても、更新ファイルに含まれるソフトウェアの版が、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版よりも古い版であれば、更新制御部114はソフトウェアを更新しないこととしても良い。そして、版が変更されており、更新ファイルのソフトウェアの版が、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアの版よりも新しい版であれば、更新制御部114はソフトウェアを更新することとしても良い。

0044

また、図5に示す手順では、更新制御部114は、ステップ102においてモジュールを1つ選択し、選択したモジュールに対してステップ103〜ステップ105の処理を行うこととしたが、例えば、複数のモジュールに対する処理を並行に行うこととしても良い。即ち、更新制御部114は、例えば、ステップ102〜ステップ105の処理を複数のモジュールに対して並行に行い、全てのモジュールに対してステップ102〜ステップ105の処理が終了すると、本処理フローが終了することとしても良い。同様に、更新制御部114は、ステップ107においてモジュールを1つ選択し、選択したモジュールに対してステップ108の処理を行うこととしたが、ステップ107及びステップ108の処理を複数のモジュールに対して並行に行うこととしても良い。

0045

以上説明したように、本実施の形態に係る画像処理装置10は、モジュールに適用されるソフトウェアを更新する際、画像処理装置10の状態に応じて更新手順を採用して処理を行う。即ち、画像処理装置10が正常に動作している状態で更新ファイルを受信すると、画像処理装置10は、あるモジュールについて現在適用されているソフトウェアとは異なる版のソフトウェアが更新ファイルに含まれていれば、そのモジュールのソフトウェアを更新する。一方、画像処理装置10が、特定ダウンロードのための操作入力が行われて起動した状態で更新ファイルを受信すると、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、全てのモジュールのソフトウェアを更新する。

0046

このように、画像処理装置10が2つの更新手順を備えることで、ユーザは更新したい内容に合わせてどちらかの更新手順を選択すれば良いこととなり、ユーザの利便性が向上する。例えば、ユーザが版に変更のあるソフトウェアのみ更新したい場合には、オンデマンドダウンロードの手順にて更新を行えば良い。その際、例えば、特定ダウンロードのように版に変更のないモジュールも無条件に更新する更新手順しか備えていない構成と比較して、画像処理装置10にてオンデマンドダウンロードの処理が実行されることで、更新処理の負荷が軽減されて更新時間が短縮される。

0047

また、例えば、画像処理装置10の開発時や障害調査などでは、開発者であるユーザが、画像処理装置10にて現在適用されているソフトウェアと同一の版であるが中身が異なるソフトウェアを作成して、ソフトウェアの更新を行う場合がある。このような場合、オンデマンドダウンロードのように版に変更のあるソフトウェアのみ更新する更新手順しか備えていない構成では、ソフトウェアを更新することができない。そこで、ユーザは、画像処理装置10に対して特定ダウンロードのための操作入力を行った後に、端末装置20から更新ファイルを送信すれば、特定ダウンロードの処理により、同一の版で中身が異なるソフトウェアが新たに適用されて更新が行われる。

0048

さらに、例えば、ソフトウェアの更新には失敗したが、更新処理が途中まで実行され、ソフトウェアの版が新しい版に書き換えられてしまうような場合がある。このような場合、オンデマンドダウンロードのように版に変更のあるソフトウェアのみ更新する更新手順しか備えていない構成では、再度ソフトウェアの更新をしようとしても更新が行われないこととなる。そこで、ユーザは、画像処理装置10において特定ダウンロードの処理を行えば、同一の版であるソフトウェアへの更新が行われることとなり、ソフトウェアの更新が失敗した場合の復旧手段となり得る。

0049

また、本実施の形態において、画像処理装置10は、版リストを格納する版リスト格納部113を備え、版比較部115は、版リストをもとに版の比較を行うこととしたが、このような構成に限られるものではない。例えば、画像処理装置10は、版リストのようにソフトウェアの版を一括で管理せず、それぞれのモジュールについて個別にソフトウェアの版を管理することとしても良い。

0050

<プログラムの説明>
以上説明を行った本実施の形態における画像処理装置10が行う処理は、上述した通り、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。

0051

よって、画像処理装置10が行う処理は、コンピュータに、自装置とは異なる外部装置からソフトウェアを取得する機能と、ソフトウェアを取得すると、取得したソフトウェアの版と現在適用されているソフトウェアの版とが異なる場合について、現在適用されているソフトウェアを取得したソフトウェアに更新する第1の更新処理、または、ソフトウェアの版が異なるか否かに関わらず、現在適用されているソフトウェアを取得したソフトウェアに更新する第2の更新処理のいずれか一方を実行する機能とを実現させるためのプログラム、として捉えることもできる。

0052

<ハードウェア構成の他の例>
また、上述した例では画像処理装置10を用いた構成について説明を行ったが、上述した構成をPC等の他の装置に適用することも可能である。そこで、画像処理装置10の代わりにコンピュータ40を用いるものとして、コンピュータ40のハードウェア構成について説明する。また、この場合、画像処理装置10の機能を実現するモジュールとされたものは、コンピュータ40の機能を実現するモジュールに該当することとなる。

0053

図6は、本実施の形態が適用されるコンピュータ40のハードウェア構成例を示した図である。図示するように、コンピュータ40は、演算手段であるCPU41と、記憶手段であるメインメモリ42及びHDD43とを備える。ここで、CPU41は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラムを実行し、コンピュータ40の各機能部を実現する。また、メインメモリ42は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶し、HDD43は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する。さらに、コンピュータ40は、外部との通信を行うための通信I/F44と、ビデオメモリディスプレイ等からなる表示機構45と、キーボードマウス等の入力デバイス46とを備える。

0054

なお、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態には限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく様々に変更したり代替態様を採用したりすることが可能なことは、当業者に明らかである。

0055

1…画像処理システム、10…画像処理装置、20…端末装置、30…ネットワーク、108…画像処理部、111…操作受付部、112…ファイル受信部、113…版リスト格納部、114…更新制御部、115…版比較部

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