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技術 モンキーレンチ

出願人 TONE株式会社
発明者 森沢陽一平尾元宏
出願日 2014年4月24日 (6年2ヶ月経過) 出願番号 2014-089843
公開日 2015年11月24日 (4年7ヶ月経過) 公開番号 2015-208787
状態 特許登録済
技術分野 手動スパナ・レンチ・ドライバー
主要キーワード 薄板バネ モンキーレンチ 固定顎 抑制度合い 可動顎 操作窓 略円形断面 スライド孔
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年11月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

本発明は、スライド体だけでなく操作体バックラッシュやがたつきを抑えることができるモンキーレンチを提供する。

解決手段

本発明のモンキーレンチ10は、先端に突設された固定顎21と、幅方向に形成されたスライド孔26と、前記スライド孔に連通すると共に前記スライド孔よりも基端側に貫通開設された操作窓27と、前記操作窓の幅方向に凹設された係合孔28と、を有するレンチ本体20と、可動顎31と、前記可動顎の基端に形成され、ラック34の刻設されたラック軸32と、を有するスライド体30であって、前記ラック軸が前記スライド孔にスライド可能に嵌まるスライド体と、前記ラックに噛合し、前記操作窓から周縁が臨出するウォームギア41と、前記ウォームギアを貫通し、前記係合孔28に嵌まるウォーム軸42と、を具える操作体40と、前記操作体を前記スライド体に向けて付勢する付勢手段50を具える。

概要

背景

ボルトナットなどの締緩作業に用いられるモンキーレンチは、使用者の握るグリップの形成されたレンチ本体の先端に固定顎が形成されており、レンチ本体には、固定顎に対して接近離間可能にスライドする可動顎を含むスライド体が装着されている。スライド体には、ラックが刻設されており、レンチ本体に回動自在に装着された操作体ウォームギアと噛合している。そして、操作体を回転させることで可動顎を固定顎に対して接近又は離間方向にスライドさせている。

上記構成のモンキーレンチでは、スライド体は、ラックの形成されたラック軸が、レンチ本体に形成されたスライド孔スライド可能に嵌まっている。このスライド孔とラック軸との間には、スライド体をレンチ本体に対してスライド可能に移動させるために遊びが必要となる。この遊びにより、スライド体とレンチ本体との間に、バックラッシュやがたつきが生じる。

そこで、特許文献1では、ラック軸に付勢手段を内装し、付勢手段によってラック軸をスライド孔に押し当てることで、スライド体のがたつきを防止するようにしている。

概要

本発明は、スライド体だけでなく操作体のバックラッシュやがたつきを抑えることができるモンキーレンチを提供する。本発明のモンキーレンチ10は、先端に突設された固定顎21と、幅方向に形成されたスライド孔26と、前記スライド孔に連通すると共に前記スライド孔よりも基端側に貫通開設された操作窓27と、前記操作窓の幅方向に凹設された係合孔28と、を有するレンチ本体20と、可動顎31と、前記可動顎の基端に形成され、ラック34の刻設されたラック軸32と、を有するスライド体30であって、前記ラック軸が前記スライド孔にスライド可能に嵌まるスライド体と、前記ラックに噛合し、前記操作窓から周縁が臨出するウォームギア41と、前記ウォームギアを貫通し、前記係合孔28に嵌まるウォーム軸42と、を具える操作体40と、前記操作体を前記スライド体に向けて付勢する付勢手段50を具える。

目的

本発明の目的は、スライド体だけでなく操作体のバックラッシュやがたつきを抑えることができるモンキーレンチを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

先端に突設された固定顎と、幅方向に形成されたスライド孔と、前記スライド孔に連通すると共に前記スライド孔よりも基端側に貫通開設された操作窓と、前記操作窓の幅方向に凹設された係合孔と、を有するレンチ本体と、可動顎と、前記可動顎の基端に形成され、ラックの刻設されたラック軸と、を有するスライド体であって、前記ラック軸が前記スライド孔にスライド可能に嵌まるスライド体と、前記ラックに噛合し、前記操作窓から周縁が臨出するウォームギアと、前記ウォームギアを貫通し、前記係合孔に嵌まるウォーム軸と、を具える操作体と、を有するモンキーレンチであって、前記操作体を前記スライド体に向けて付勢する付勢手段を具える、ことを特徴とするモンキーレンチ。

請求項2

前記付勢手段は、前記ウォーム軸を前記ラック軸に向けて付勢する、請求項1に記載のモンキーレンチ。

請求項3

前記係合孔は、前記ウォーム軸を前記ラック軸に対して軸間の距離が可変となるように、前記スライド孔に向けて長く形成される、請求項1又は請求項2に記載のモンキーレンチ。

請求項4

前記付勢手段は、前記係合孔の底面に配置され、前記ウォーム軸を前記ラック軸に向けて付勢する、請求項3に記載のモンキーレンチ。

請求項5

前記付勢手段は、一対の薄板バネであり、前記ウォームギアを挟んで両側に配置される、請求項4に記載のモンキーレンチ。

技術分野

0001

本発明は、ボルトナットの締緩に用いられ、固定顎に対して可動顎を接近離間可能なモンキーレンチに関するものであり、より具体的には、バックラッシュやがたつきを抑えることのできるモンキーレンチに関するものである。

背景技術

0002

ボルトやナットなどの締緩作業に用いられるモンキーレンチは、使用者の握るグリップの形成されたレンチ本体の先端に固定顎が形成されており、レンチ本体には、固定顎に対して接近離間可能にスライドする可動顎を含むスライド体が装着されている。スライド体には、ラックが刻設されており、レンチ本体に回動自在に装着された操作体ウォームギアと噛合している。そして、操作体を回転させることで可動顎を固定顎に対して接近又は離間方向にスライドさせている。

0003

上記構成のモンキーレンチでは、スライド体は、ラックの形成されたラック軸が、レンチ本体に形成されたスライド孔スライド可能に嵌まっている。このスライド孔とラック軸との間には、スライド体をレンチ本体に対してスライド可能に移動させるために遊びが必要となる。この遊びにより、スライド体とレンチ本体との間に、バックラッシュやがたつきが生じる。

0004

そこで、特許文献1では、ラック軸に付勢手段を内装し、付勢手段によってラック軸をスライド孔に押し当てることで、スライド体のがたつきを防止するようにしている。

先行技術

0005

特開2004−42240号公報

発明が解決しようとする課題

0006

上記構成により、スライド体とレンチ本体とのがたつきは防止され得るが、操作体のウォームギアとラックとの間のバックラッシュやがたつきは解消されない。

0007

本発明の目的は、スライド体だけでなく操作体のバックラッシュやがたつきを抑えることができるモンキーレンチを提供することである。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するために、本発明のモンキーレンチは、
先端に突設された固定顎と、幅方向に形成されたスライド孔と、前記スライド孔に連通すると共に前記スライド孔よりも基端側に貫通開設された操作窓と、前記操作窓の幅方向に凹設された係合孔と、を有するレンチ本体と、
可動顎と、前記可動顎の基端に形成され、ラックの刻設されたラック軸と、を有するスライド体であって、前記ラック軸が前記スライド孔にスライド可能に嵌まるスライド体と、
前記ラックに噛合し、前記操作窓から周縁が臨出するウォームギアと、前記ウォームギアを貫通し、前記係合孔に嵌まるウォーム軸と、を具える操作体と、
を有するモンキーレンチであって、
前記操作体を前記スライド体に向けて付勢する付勢手段を具える。

発明の効果

0009

本発明のモンキーレンチによれば、操作体をスライド体に向けて付勢手段により付勢することで、ウォームギアがラックに押し当てられ、さらに、ウォームギアに押されて、ラック軸もスライド孔に押し当てられる。これにより、ウォームギアとラックとのバックラッシュやがたつきが抑えられ、また、ラック軸とスライド孔とのバックラッシュやがたつきも抑えることができる。

0010

従って、レンチ本体、スライド体及び操作体の何れの間にもバックラッシュやがたつきが生じることを抑えることができる。

図面の簡単な説明

0011

図1は、本発明の一実施形態に係るモンキーレンチの正面図であって、要部を断面して示している。
図2は、モンキーレンチの左側面図である。
図3は、図1の線III−IIIに沿って切断し矢印方向に視た拡大端面図である。
図4は、図1の線IV−IVに沿って切断し矢印方向に視た拡大端面図である。
図5は、操作体と付勢手段を取り出して示す説明図である。

実施例

0012

以下、本発明の一実施形態に係るモンキーレンチ10について、図面に沿って説明を行なう。

0013

図1は、モンキーレンチ10の要部を断面して示す正面図、図2は左側面図である。また、図3図4は、夫々図1の線III−III、線IV−IVに沿って切断して矢印方向に視た端面図である。

0014

モンキーレンチ10は、固定顎21を有するレンチ本体20と、レンチ本体20にスライド可能に装着され、可動顎31を有するスライド体30と、スライド体30をスライド可能に操作するウォームギア41の形成された操作体40とを具える。

0015

レンチ本体20は、基端側に使用者が握るグリップ22が形成されており、先端のヘッド部23には、可動顎31と共にボルトやナットなどの締結部材を挟持する固定顎21が突設されている。

0016

レンチ本体20のヘッド部23には、固定顎21の基端から略垂直にスライド面24が形成されており、スライド面24及び固定顎21の基端側には、スライド体30の接続部33がスライド可能に嵌まるスライド溝25が凹設されており、スライド溝25の下縁には、スライド体30をスライド可能に装着するスライド孔26がスライド溝25と連通して凹設されている。

0017

また、ヘッド部23には、一部がスライド孔26と連通し、操作体40のウォームギア41が臨出する操作窓27と、操作体40の後述するウォーム軸42が収容される係合孔28が開設されている。係合孔28の側面には、ウォーム軸42を挿入するための挿入孔29が開設されている。なお、係合孔28については、下記にて詳細に説明する。

0018

スライド体30は、上述した固定顎21と共にボルトやナットなどの締結部材を挟持する可動顎31と、可動顎31の基端に形成されたラック軸32を具える。可動顎31とラック軸32は、厚さの薄い接続部33によって連繋されている。

0019

ラック軸32は、上述したスライド孔26にスライド可能に嵌まる形状、図示では略円形断面であり、接続部33とは逆側にラック34が刻設されている。

0020

スライド体30は、レンチ本体20への装着状態では、ラック軸32がスライド孔26に嵌まり、接続部33がスライド溝25に嵌まっている。そして、可動顎31が固定顎21と対向している。

0021

操作体40は、上述したラック34と噛合するウォームギア41と、ウォームギア41を貫通するウォーム軸42を具える。ウォームギア41の周縁には、操作時の滑り止めのためにローレット加工が施されており、中央に開設された軸孔43にウォーム軸42が遊嵌している。

0022

操作体40は、レンチ本体20への装着状態では、ウォーム軸42がウォームギア41に挿入された状態で、ウォーム軸42は係合孔28、ウォームギア41は操作窓27に嵌まっている。また、ウォームギア41は、スライド体30のラック34と噛合している。

0023

操作体40、とくに、ウォームギア41が操作窓27内で幅方向にがたつかないようにするために、図1及び図5に示すように、ウォーム軸42に圧縮コイルバネ皿バネの如きウォームギア付勢手段44を嵌めることで、ウォームギア41の一方の端面が、操作窓27の一方の側面から離れる方向、すなわち、ウォームギア41の他方の端面が、操作窓27の他方の側面に押し付けられるようにしている(図中矢印Bで示す)。

0024

操作体40がレンチ本体20に装着された状態で、挿入孔29は、ウォーム軸42の脱落を防止するために、ネジなどの抜止め29aが装着される。なお、後述するとおり、ウォーム軸42をラック軸32と平行な面内においてスムーズに移動させることができるように、抜止め29aの先端は、係合孔28の内側面に対してフラットになるよう構成することが好適である。

0025

上記構成のモンキーレンチ10において、本発明では、操作体40をスライド体30に向けて付勢する付勢手段50を具えている。

0026

より詳細には、付勢手段50は、操作体40をスライド体30に向けて付勢することで、操作体40がスライド体30に押し当てられ、さらに、押されたスライド体30がレンチ本体20に押し当てられ、これらのバックラッシュやがたつきを抑えるものである。

0027

操作体40をスライド体30に向けて付勢する構成として、ウォーム軸42を付勢手段50によってラック軸32側に付勢する付勢手段50を配置する構成を例示できる。

0028

係合孔28は、ウォーム軸42とラック軸32との軸間距離可変となる、すなわち、ウォーム軸42をラック軸32と平行な面内で移動可能となるように、図1乃至図3に示すように、ラック軸32側に向けて長い孔とすることができる。

0029

この場合、付勢手段50は、係合孔28の底面に配置することができる。なお、係合孔28の底面に付勢手段50を配置する場合には、付勢手段50を配置できるように、係合孔28は、ラック軸32側とは逆側にも長く形成し、その配置スペースを確保しておくことが好適である。

0030

本実施形態では、付勢手段50は、一対の薄板バネであり、図1乃至図3図5に示すように、ウォームギア41を挟んでウォーム軸42の両側に配置している。図示において、薄板バネは、挿入孔29側が屈曲し、他方が開放するよう配置している。これは、ウォーム軸42を挿入孔29から挿入したときに、薄板バネの開放端がウォーム軸42に当たらずスムーズにウォーム軸42を挿入できるようにするためである。

0031

付勢手段50は、薄板バネに限定されるものではなく、圧縮コイルバネやトーションバネゴム等であってもよい。

0032

そして、付勢手段50により操作体40が図中矢印A方向に付勢されることで、その付勢力により、操作体40は、ウォームギア41がスライド体30のラック34に押し当てられる。すなわち、図1及び図4において、符号60で示すように、ウォームギア41はラック34に密着する。

0033

また、スライド体30は、操作体40によって同方向に押され、ラック軸32がヘッド部23のスライド孔26の上端に押し当てられる。すなわち、図3及び図4において、符号61で示すように、ラック軸32はスライド孔26に密着する。

0034

然して、操作体40とスライド体30、スライド体30とレンチ本体20に生ずるバックラッシュやがたつきを抑えることができる。

0035

付勢手段50の付勢力を調整することで、バックラッシュやがたつきの抑制度合いを適宜決定することができる。すなわち、付勢手段50の付勢力が大きいと、バックラッシュやがたつきは抑えられるが、操作体40を回転操作させ難くなり、逆に付勢力が小さいと、バックラッシュやがたつきを十分に抑えることができない。従って、これらや各部材の公差、遊びを考慮して、付勢手段50の付勢力を決定することが望まれる。

0036

上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。

0037

たとえば、上記実施形態では、付勢手段50を一対とし、ウォーム軸42を両側から付勢しているが、何れか一方であってもよい。但し、この場合、付勢手段50によってウォーム軸42が傾くおそれがある。

0038

また、上記実施形態では、付勢手段50は、ウォーム軸42に直接当接させているが、ウォーム軸42に軸受を配置し、軸受を付勢手段50によって付勢するようにしてもよい。

0039

さらに、付勢手段50は、操作体40をラック軸32側に引っ張る構成であってもよい。

0040

10モンキーレンチ
20レンチ本体
21固定顎
26スライド孔
27操作窓
28係合孔
30スライド体
31可動顎
32ラック軸
34 ラック
40操作体
41ウォームギア
42ウォーム軸
50付勢手段

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