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技術 受信装置

出願人 日本放送協会
発明者 大西正芳松村欣司
出願日 2014年4月18日 (6年7ヶ月経過) 出願番号 2014-086585
公開日 2015年11月19日 (5年0ヶ月経過) 公開番号 2015-207873
状態 特許登録済
技術分野 双方向TV,動画像配信等
主要キーワード 周波数領域波形 配信ユニット 特徴信号 送出機 遅延量τ 配信単位 一定時刻 提示タイミング
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (6)

課題

複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる受信装置を提供すること。

解決手段

第1伝送路から送信されてきた第1信号を受信する第1通信部11と、第1映像信号と第1音声信号蓄積する第1バッファー部13と、第1音声信号から特徴情報を抽出して第1特徴信号を生成する第1特徴抽出部16と、第2伝送路から送信されてきた第2信号を受信する第2通信部17と、第2信号を第2映像信号と第2音声信号に分離する第2分離部18と、第2音声信号から特徴情報を抽出して第2特徴信号を生成する第2特徴抽出部22と、第1特徴信号に基づいて、第2特徴信号の遅延量を算出する遅延処理部23と、遅延量に基づいて再生クロックを出力するタイミングを決定する再生クロック生成部24とを備える。

概要

背景

近年、放送デジタル化通信ブロードバンド化の進展に伴い、放送通信連携サービスを実現するシステムについての研究開発が行われている。なお、当該システムは、第1撮像装置と、第1撮像装置から送られてくるデータ(音声信号映像信号)に基づいて生成される放送信号放送波として送出する第1送出装置と、第2撮像装置と、第2撮像装置から送られてくるデータ(音声信号と映像信号)に基づいて生成される通信信号IP伝送により送出する第2送出装置と、放送信号と通信信号を受信する受信装置受信機)により構成される。なお、以下では、第1送出装置と第2送出装置をまとめて送出装置(送出機)と呼ぶ。

また、受信装置は、複数の情報(映像音声字幕等)のコンポーネントで構成されているマルチメディアコンテンツが複数の異なる伝送路(例えば、放送と通信)を利用して配信されてきた場合には、各コンポーネントの再生タイミングを同期して提示する機能を有する必要がある。
これは、伝送経路によってコンポーネントを構成する各パケットが受信機に到達までに要する時間が異なるためである。

例えば、送出機は、各コンポーネントにタイムスタンプを付加する。
タイムスタンプは、各コンポーネントの配信ユニット(映像・音声フレーム等の配信単位)ごとに付加されるものであり、その配信ユニットのデータが受信機で提示されるべき時刻を示している。受信機は、このタイムスタンプを利用して、各コンポーネントの再生タイミングの同期を図っている。

具体的には、受信機は、タイムスタンプの値に基づいて、早く到着したコンポーネントを適宜バッファリングし、遅く到着するコンポーネントと同期させることにより、提示タイミングを合わせている。

また、上述したように、タイムスタンプの付加は、送出機側で行われる。送出機は、システム全体で共通なシステムクロックを持ち、それを基準に各コンポーネントの配信ユニットにタイムスタンプを付加して配信している。

概要

複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる受信装置を提供すること。第1伝送路から送信されてきた第1信号を受信する第1通信部11と、第1映像信号と第1音声信号を蓄積する第1バッファー部13と、第1音声信号から特徴情報を抽出して第1特徴信号を生成する第1特徴抽出部16と、第2伝送路から送信されてきた第2信号を受信する第2通信部17と、第2信号を第2映像信号と第2音声信号に分離する第2分離部18と、第2音声信号から特徴情報を抽出して第2特徴信号を生成する第2特徴抽出部22と、第1特徴信号に基づいて、第2特徴信号の遅延量を算出する遅延処理部23と、遅延量に基づいて再生クロックを出力するタイミングを決定する再生クロック生成部24とを備える。

目的

本発明は、送出機側においてタイムスタンプを調整せずに、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる受信装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1伝送路から送信されてきた第1信号を受信する第1通信部と、前記第1信号を第1映像信号と第1音声信号に分離する第1分離部と、前記第1映像信号と前記第1音声信号を蓄積する第1バッファー部と、前記第1映像信号を復号する第1映像復号部と、前記第1音声信号を復号する第1音声復号部と、前記第1音声復号部により復号された前記第1音声信号から特徴情報を抽出して第1特徴信号を生成する第1特徴抽出部と、前記第1伝送路とは異なる第2伝送路から送信されてきた第2信号を受信する第2通信部と、前記第2信号を第2映像信号と第2音声信号に分離する第2分離部と、前記第2映像信号と前記第2音声信号を蓄積する第2バッファー部と、前記第2映像信号を復号する第2映像復号部と、前記第2音声信号を復号する第2音声復号部と、前記第2音声復号部により復号された前記第2音声信号から特徴情報を抽出して第2特徴信号を生成する第2特徴抽出部と、前記第1特徴信号に基づいて、前記第2特徴信号の遅延量を算出する遅延処理部と、前記遅延処理部により算出した遅延量に基づいて、再生クロックを出力するタイミングを決定する再生クロック生成部とを備え、前記第1バッファー部は、前記再生クロック生成部により生成された再生クロックが入力されたときに、前記第1映像信号を前記第1映像復号部に出力し、前記第1音声信号を前記第1音声復号部に出力し、前記第1特徴抽出部は、前記第1音声信号をフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換し、前記第2特徴抽出部は、前記第2音声信号をフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換する受信装置

請求項2

前記第1特徴抽出部は、前記第1音声信号を所定のサンプリング周波数サンプリングすることにより情報量を減少し、情報量が減少された前記第1音声信号に対してフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換し、前記第2特徴抽出部は、前記第2音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングすることにより情報量を減少し、情報量が減少された前記第2音声信号に対してフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換する請求項1記載の受信装置。

請求項3

前記第1特徴抽出部は、前記フーリエ変換により得られた第1音声信号から高域成分を除去することにより前記第1特徴信号を生成し、前記第2特徴抽出部は、前記フーリエ変換により得られた第2音声信号から高域成分を除去することにより前記第2特徴信号を生成する請求項1又は2記載の受信装置。

技術分野

0001

本発明は、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号を受信する受信装置に関する。

背景技術

0002

近年、放送デジタル化通信ブロードバンド化の進展に伴い、放送通信連携サービスを実現するシステムについての研究開発が行われている。なお、当該システムは、第1撮像装置と、第1撮像装置から送られてくるデータ(音声信号映像信号)に基づいて生成される放送信号放送波として送出する第1送出装置と、第2撮像装置と、第2撮像装置から送られてくるデータ(音声信号と映像信号)に基づいて生成される通信信号IP伝送により送出する第2送出装置と、放送信号と通信信号を受信する受信装置(受信機)により構成される。なお、以下では、第1送出装置と第2送出装置をまとめて送出装置(送出機)と呼ぶ。

0003

また、受信装置は、複数の情報(映像音声字幕等)のコンポーネントで構成されているマルチメディアコンテンツが複数の異なる伝送路(例えば、放送と通信)を利用して配信されてきた場合には、各コンポーネントの再生タイミングを同期して提示する機能を有する必要がある。
これは、伝送経路によってコンポーネントを構成する各パケットが受信機に到達までに要する時間が異なるためである。

0004

例えば、送出機は、各コンポーネントにタイムスタンプを付加する。
タイムスタンプは、各コンポーネントの配信ユニット(映像・音声フレーム等の配信単位)ごとに付加されるものであり、その配信ユニットのデータが受信機で提示されるべき時刻を示している。受信機は、このタイムスタンプを利用して、各コンポーネントの再生タイミングの同期を図っている。

0005

具体的には、受信機は、タイムスタンプの値に基づいて、早く到着したコンポーネントを適宜バッファリングし、遅く到着するコンポーネントと同期させることにより、提示タイミングを合わせている。

0006

また、上述したように、タイムスタンプの付加は、送出機側で行われる。送出機は、システム全体で共通なシステムクロックを持ち、それを基準に各コンポーネントの配信ユニットにタイムスタンプを付加して配信している。

先行技術

0007

特開2012−10009号公報
特開2012−205075号公報

発明が解決しようとする課題

0008

このようなシステムにおいては、経路ごとに独立した送出機があり、タイムスタンプは送出機ごとのシステムクロックに依存している。また、各送出機のシステムクロックを同期することにより、提示同期を行う方式が種々提案されている(例えば、特許文献1、2)。
しかし、このようなシステムにおいては、サービス提供者側が、各送出機のシステムクロックの同期をとるための機構整備する必要がある。

0009

本発明は、送出機側においてタイムスタンプを調整せずに、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる受信装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

本発明に係る受信装置は、第1伝送路から送信されてきた第1信号を受信する第1通信部と、前記第1信号を第1映像信号と第1音声信号に分離する第1分離部と、前記第1映像信号と前記第1音声信号を蓄積する第1バッファー部と、前記第1映像信号を復号する第1映像復号部と、前記第1音声信号を復号する第1音声復号部と、前記第1音声復号部により復号された前記第1音声信号から特徴情報を抽出して第1特徴信号を生成する第1特徴抽出部と、前記第1伝送路とは異なる第2伝送路から送信されてきた第2信号を受信する第2通信部と、前記第2信号を第2映像信号と第2音声信号に分離する第2分離部と、前記第2映像信号と前記第2音声信号を蓄積する第2バッファー部と、前記第2映像信号を復号する第2映像復号部と、前記第2音声信号を復号する第2音声復号部と、前記第2音声復号部により復号された前記第2音声信号から特徴情報を抽出して第2特徴信号を生成する第2特徴抽出部と、前記第1特徴信号に基づいて、前記第2特徴信号の遅延量を算出する遅延処理部と、前記遅延処理部により算出した遅延量に基づいて、再生クロックを出力するタイミングを決定する再生クロック生成部とを備え、前記第1バッファー部は、前記再生クロック生成部により生成された再生クロックが入力されたときに、前記第1映像信号を前記第1映像復号部に出力し、前記第1音声信号を前記第1音声復号部に出力し、前記第1特徴抽出部は、前記第1音声信号をフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換し、前記第2特徴抽出部は、前記第2音声信号をフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換する構成である。

0011

かかる構成によれば、受信装置は、第1特徴信号に基づいて、第2特徴信号の遅延量を算出し、当該遅延量に相当する時間分遅らせて、第1バッファー部に蓄積されている第1映像信号を第1映像復号部に出力し、第1音声信号を第1音声復号部に出力し、第1信号と第2信号を同期させるので、送出機側においてタイムスタンプを調整せずに、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる。

0012

受信装置では、前記第1特徴抽出部は、前記第1音声信号を所定のサンプリング周波数サンプリングすることにより情報量を減少し、情報量が減少された前記第1音声信号に対してフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換し、前記第2特徴抽出部は、前記第2音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングすることにより情報量を減少し、情報量が減少された前記第2音声信号に対してフーリエ変換することにより周波数領域波形の情報に変換する構成でもよい。

0013

かかる構成によれば、受信装置は、第1通信部で受信した第1信号の特徴的な部分を残しつつ情報量を減少し、また、第2通信部で受信した第2信号の特徴的な部分を残しつつ情報量を減少するので、遅延処理部において効率的に遅延量を算出することができる。

0014

受信装置では、前記第1特徴抽出部は、前記フーリエ変換により得られた第1音声信号から高域成分を除去することにより前記第1特徴信号を生成し、前記第2特徴抽出部は、前記フーリエ変換により得られた第2音声信号から高域成分を除去することにより前記第2特徴信号を生成する構成でもよい。

0015

かかる構成によれば、受信装置は、第1通信部で受信した第1信号の特徴的な部分を残しつつ情報量を減少して第1特徴信号を生成し、また、第2通信部で受信した第2信号の特徴的な部分を残しつつ情報量を減少して第2特徴信号を生成するので、遅延処理部において効率的に遅延量を算出することができる。

発明の効果

0016

本発明によれば、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる。

図面の簡単な説明

0017

放送通信連携システムの構成を示す図である。
放送通信連携システムの具体的な構成を示す図である。
受信機の処理手順についての説明に供するフローチャートである。
第1特徴抽出部の処理手順についての説明に供するフローチャートである。
遅延処理部の処理手順についての説明に供するフローチャートである。

実施例

0018

以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
放送通信連携システム100は、図1に示すように、放送局1と、放送用アンテナ2と、受信機3と、IP伝送サーバ4により構成されており、放送と通信の連携サービスを実現するシステムである。具体的には、放送通信連携システム100では、受信機3において、ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting:統合デジタル放送サービス)方式による放送サービスと、インターネットN等のIP網による通信サービスとを連携する。ユーザは、受信機3によって、放送通信連携サービスを利用することができる。なお、本実施例では、放送通信連携システム100は、ISDB方式に対応するものとして説明するが、ISDB方式に限られず他の方式でもよい。

0019

放送局1(放送用アンテナ2)から放送される放送信号は、放送設備によって放送されている従来のデジタル放送の放送信号と同一であり、詳細は後述するが、ARIB(Association of Radio Industries and Broadcast:社団法人電波産業会標準規格で規定される。

0020

放送局1は、図示しないが、番組編成設備番組送出設備送信設備等から構成される一般的なデジタル放送用の放送設備を有している。

0021

また、放送局1は、コンテンツを含んだ放送信号を放送する。コンテンツには、放送スケジュールにしたがって放送される通常コンテンツである番組や、番組とは非同期に発生する緊急コンテンツであるイベントがある。

0022

このように構成される放送通信連携システム100の受信機3は、映像と音声を扱う規格であるISDB方式により放送波とIP網から配信されてきた映像と音声を同時に処理する機能を有している。以下に、当該機能を実現するための一の構成例について説明する。

0023

受信機3は、図2に示すように、第1通信部11と、第1分離部12と、第1バッファー部13と、第1映像復号部14と、第1音声復号部15と、第1特徴抽出部16と、第2通信部17と、第2分離部18と、第2バッファー部19と、第2映像復号部20と、第2音声復号部21と、第2特徴抽出部22と、遅延処理部23と、再生クロック生成部24とを備える。なお、以下では、第1通信部11は、放送信号を受信し、第2通信部17は、インターネットN等のIP網を介して送信されてくる通信信号を受信するものとして説明するが、これに限られず、第1通信部11によって通信信号を受信し、第2通信部17によって放送信号を受信する構成でもよい。

0024

例えば、野球の放送を行う場合において、放送局1は、第1カメラ101によって投手の映像を撮像し、第2カメラ102によって打者の映像を撮像する。マイク103は、球場の声援又はアナウンサーの音声を集音する。
放送局1は、第1カメラ101で撮像した映像を第1映像符号化部104で符号化し、マイク103で集音した音声を第1音声符号化部105で符号化し、符号化した映像と音声を第1多重化部106で多重化し、多重化した信号を放送信号として、放送用アンテナ2を介して各家庭に放送する。
また、放送局1は、第2カメラ102で撮像した映像と、マイク103で集音した音声をIP伝送サーバ4に送信する。
IP伝送サーバ4は、第2カメラ102で撮像した映像を第2映像符号化部107で符号化し、マイク103で集音した音声を第2音声符号化部108で符号化し、符号化した映像と音声を第2多重化部109で多重化し、多重化した信号を通信信号として、インターネットN等のIP網を介して伝送する。
つまり、放送信号と通信信号では、含まれている映像はそれぞれ異なっているが、音声は同一である。

0025

第1通信部11は、第1伝送路から送信されてきた第1信号を受信する。具体的には、第1通信部11は、放送用アンテナ2を介して放送局1から放送されてきた放送信号(第1信号)を受信する。

0026

第1分離部12は、第1信号を第1映像信号と第1音声信号に分離する。
第1バッファー部13は、第1映像信号と第1音声信号を蓄積する。
第1映像復号部14は、第1映像信号を復号する。
第1音声復号部15は、第1音声信号を復号する。
第1特徴抽出部16は、第1音声復号部15により復号された第1音声信号から特徴情報を抽出して第1特徴信号を生成する。

0027

第2通信部17は、第1伝送路とは異なる第2伝送路から送信されてきた第2信号を受信する。具体的には、第2通信部17は、インターネットN等のIP網を介してIP伝送サーバ4から伝送されてきた通信信号(第2信号)を受信する。

0028

なお、受信機3は、第1通信部11により放送信号(第1信号)を受信したときに、放送信号に含まれている固有のコンテンツIDを抽出し、当該コンテンツIDをIP伝送サーバ4に送信することにより、第1通信部11で受信した放送信号に関連する通信信号を要求するものとする。IP伝送サーバ4は、受信機3から送信されてきたコンテンツIDに対応するコンテンツを受信機3に伝送する。

0029

第2分離部18は、第2信号を第2映像信号と第2音声信号に分離する。
第2バッファー部19は、第2映像信号と第2音声信号を蓄積する。
第2映像復号部20は、第2映像信号を復号する。
第2音声復号部21は、第2音声信号を復号する。
第2特徴抽出部22は、第2音声復号部21により復号された第2音声信号から特徴情報を抽出して第2特徴信号を生成する。

0030

遅延処理部23は、第1特徴信号に基づいて、第2特徴信号の遅延量を算出する。
再生クロック生成部24は、遅延処理部23により算出した遅延量に基づいて、再生クロックを出力するタイミングを決定する。
第1バッファー部13は、再生クロック生成部24により生成された再生クロックが入力されたときに、第1映像信号を第1映像復号部14に出力し、第1音声信号を第1音声復号部15に出力する。

0031

また、第1映像復号部14で復号された第1映像信号と、第1音声復号部15で復号された第1音声信号と、第2映像復号部20で復号された第2映像信号と、第2音声復号部21で復号された第2音声信号とは、出力部25に供給される。出力部25は、図示しないディスプレイスピーカにより構成されている。

0032

ここで、受信機3の処理手順について図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、第1通信部11は、放送用アンテナ2を介して放送局1から放送されてきた放送信号(第1信号)を受信し、第2通信部17は、インターネットN等のIP網を介してIP伝送サーバ4から伝送されてきた通信信号(第2信号)を受信したものとする。

0033

テップS1において、第1分離部12は、第1信号を第1映像信号と第1音声信号に分離する。
ステップS2において、第1音声復号部15は、第1音声信号を復号する。
ステップS3において、第1特徴抽出部16は、第1音声信号から特徴情報を抽出して第1特徴信号を生成する。

0034

ステップS4において、第2分離部18は、第2信号を第2映像信号と第2音声信号に分離する。
ステップS5において、第2音声復号部21は、第2音声信号を復号する。
ステップS6において、第2特徴抽出部22は、第2音声信号から特徴情報を抽出して第2特徴信号を生成する。
ステップS7において、遅延処理部23は、第1特徴信号に基づいて、第2特徴信号の遅延量を算出する。

0035

ステップS8において、再生クロック生成部24は、遅延処理部23により算出した遅延量に基づいて、再生クロックを出力するタイミングを決定する。再生クロック生成部24は、決定したタイミングで再生クロックを第1バッファー部13に供給する。

0036

このようにして、受信機3は、第1特徴信号に基づいて、第2特徴信号の遅延量を算出し、当該遅延量に相当する時間分遅らせて、第1バッファー部13に蓄積されている第1映像信号を第1映像復号部に出力し、第1音声信号を第1音声復号部に出力することにより、第1信号と第2信号を同期させるので、信号の送出(放送局1とIP伝送サーバ4)側においてタイムスタンプを調整せずに、受信機3自体で複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる。

0037

第1特徴抽出部16は、第1音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングすることにより情報量を減少し、情報量が減少された第1音声信号をフーリエ変換し、フーリエ変換により得られた第1音声信号から高域成分を除去することにより第1特徴信号を生成する構成でもよい。

0038

第2特徴抽出部22は、第2音声信号を所定のサンプリング周波数でサンプリングすることにより情報量を減少し、情報量が減少された第2音声信号をフーリエ変換し、フーリエ変換により得られた第2音声信号から高域成分を除去することにより第2特徴信号を生成する構成でもよい。

0039

ここで、第1特徴抽出部16の処理手順について図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、第2特徴抽出部22の処理手順も基本的に下記手順と同様である。
ステップS11において、第1特徴抽出部16は、放送局1において第1音声信号に対して用いられたサンプリング周波数(例えば、44.1kHz)よりも低い周波数fs(例えば、22kHz等)でサンプリングを行う。本工程により、第1音声信号の情報を間引き、全体のデータ量を減少する効果がある。なお、サンプリング周波数fsは、可変であるものとする。
ステップS12において、第1特徴抽出部16は、サンプリング後の第1音声信号をフーリエ変換する。本工程により、第1音声信号を周波数領域波形の情報に変換する。
ステップS13において、第1特徴抽出部16は、カットオフ周波数fcに基づいて、第1音声信号から高域成分を除去し、第1特徴信号を生成する。なお、カットオフ周波数fcは、可変であるものとする。

0040

かかる構成によれば、受信機3は、第1通信部11で受信した第1信号の特徴的な部分を残しつつ情報量を減少して第1特徴信号を生成し、また、第2通信部17で受信した第2信号の特徴的な部分を残しつつ情報量を減少して第2特徴信号を生成するので、後段の遅延処理部23において短い処理時間で効率的に遅延量を算出することができる。

0041

遅延処理部23は、第1特徴信号と第2特徴信号に基づいて相関関数を算出し、算出した相関関数に対して逆フーリエ変換を行い、逆フーリエ変換を行った相関関数から遅延量を算出する構成でもよい。

0042

ここで、遅延処理部23の処理手順について図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。なお、以下では、第1特徴信号を周波数領域波形情報X(f)といい、第2特徴信号を周波数領域波形情報Y(f)という。

0043

ステップS21において、遅延処理部23は、周波数領域における相関関数Z(f)を算出する。
Z(f)=X*(f)×Y(f) ・・・(1)
なお、*は、共役を示す。

0044

ステップS22において、遅延処理部23は、逆高速フーリエ変換(逆FFT)の演算を行い、時間領域における相関関数Z(t)を算出する。
Z(t)=F−1(X*(f)×Y(f)) ・・・(2)

0045

ステップS23において、遅延処理部23は、遅延量τを算出する。例えば、遅延処理部23は、相関関数Z(t)が最大となるtを算出し、最大値tを遅延量τとする。

0046

かかる構成によれば、受信機3は、第1特徴信号と第2特徴信号に基づいて相関関数を算出し、算出した相関関数に対して逆FFTを行い、逆FFTを行った相関関数から遅延量を算出し、当該遅延量に相当する時間分遅らせて、第1バッファー部13に蓄積されている第1映像信号を第1映像復号部14に出力し、第1音声信号を第1音声復号部15に出力し、第1信号と第2信号を同期させるので、信号の送出(放送局1とIP伝送サーバ4)側においてタイムスタンプを調整せずに、受信機3自体で複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うことができる。

0047

また、本実施例では、主に、送出機側においてタイムスタンプを調整せずに、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行う受信機の構成と動作について説明したが、これに限られず、各構成要素を備え、送出機側においてタイムスタンプを調整せずに、複数の異なる伝送路から伝送されてくる信号の同期制御を行うための方法、及びプログラムとして構成されてもよい。

0048

さらに、受信機の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。

0049

ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。

0050

さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。

0051

1放送局
2放送用アンテナ
3受信機
4IP伝送サーバ
11 第1通信部
12 第1分離部
13 第1バッファー部
14 第1映像復号部
15 第1音声復号部
16 第1特徴抽出部
17 第2通信部
18 第2分離部
19 第2バッファー部
20 第2映像復号部
21 第2音声復号部
22 第2特徴抽出部
23遅延処理部
24再生クロック生成部
25 出力部
100 放送通信連携システム

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