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技術 冷蔵庫

出願人 パナソニックIPマネジメント株式会社
発明者 境寿和中野明平井剛樹
出願日 2014年4月18日 (6年8ヶ月経過) 出願番号 2014-086012
公開日 2015年11月19日 (5年1ヶ月経過) 公開番号 2015-206501
状態 特許登録済
技術分野 冷蔵庫の冷凍ユニット 冷却室に付属する区画の配置
主要キーワード 飲料用ビン 応用商品 並列分岐 断熱筐体内 温度計測器 小型冷蔵庫 ファンリング 冷凍サイクル構成部品
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年11月19日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (3)

課題

アンダーカウンター冷蔵庫において、引出し式収納部の高さを確保しながら、加熱調理器などの他の発熱する機器と併用設置することを目的とする。

解決手段

少なくとも圧縮機34、蒸発器21、凝縮器31を有する冷凍サイクルを備え、断熱筐体15と、断熱筐体15の上部に配置された引出し式収納部17と、断熱筐体15の下部に横置きに設置された蒸発器21と、蒸発器21の下方に横置きに設置された凝縮器31と、凝縮器31の後方に設置された圧縮機34を有することで、収納する食品の取り出し易さを損なわない床面からの高さを維持することができる。

概要

背景

システムキッチンなどのカウンターに組み込まれる冷蔵庫(いわゆるアンダーカウンター冷蔵庫)として、回転扉式の小型冷蔵庫に加えて、引出し式食品収納部を有する冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、家庭用大型冷蔵庫と同様に、引出し式食品収納部は冷凍食品野菜飲料用ビンペットボトル出し入れする際の利便性が高いためである。

しかしながら、アンダーカウンター冷蔵庫は、カウンターの構造体に組み込まれて使用されることから、外形寸法や放熱経路制約がある点で通常の家庭用冷蔵庫とは異なる設計が必要となる。

以下、図面を参照しながら従来の冷蔵庫を説明する。

図2は従来の冷蔵庫の縦断面図である。

図2において、天板51はシステムキッチンのカウンターを構成するものであり、天板51の下に冷蔵庫52が設置される。冷蔵庫52は、食品収納室を構成する断熱筐体53と、断熱扉54、引出し式収納部55、引出し式収納部55を冷却する蒸発器56、蒸発器56の除霜水を排水するための水受け57を有している。ここで、引出し式収納部55は断熱扉54と一体で、レール部材(図示せず)を介して断熱筐体53に取り付けられ、冷蔵庫52から引き出して食品の出し入れを行うことができる。また、蒸発器56は、引出し式収納部55の上部に横置きに取り付けられ、自然対流あるいは循環ファン(図示せず)による強制対流によって、引出し式収納部55を冷却する。蒸発器56を引出し式収納部55の上部に取り付ける理由は、循環ファン(図示せず)の停止中でも自然対流による冷却が可能であるとともに、蒸発器56をヒータ(図示せず)で加熱して除霜する際に発生する暖気が、引出し式収納部55を加熱することを防ぐためである。また、断熱筐体53の背面側に蒸発器56を縦置きすると、引出し式収納部55の奥行き寸法が制限されて、食品収納空間が減少する問題がある。

また、断熱筐体53の下部に機械室60を有し、機械室60内に凝縮器61、蒸発皿62、機械室ファン63、圧縮機64を収納している。ここで、蒸発皿62は、水受け57を介して、蒸発器56の除霜水を一旦回収し、機械室60内部の排熱蒸発させるものである。また、機械室ファン63は、冷蔵庫52下部に形成された吸気ダクト65を介して、冷蔵庫52前面下部の空気を吸入して機械室60内を冷却し、その排熱を排気口66から排出するものである。ここで、凝縮器61は圧縮機64の風上側に縦置きに設置され、機械室ファン63により吸気ダクト65を介して供給される外部空気によって冷却される。凝縮器61を圧縮機64の風上側に縦置きに設置する理由は、より温度の低い空気を凝縮器61のより広い前面開口部に供給することで、放熱効率を向上するためである。また、前面開口部の面積が広いほど、外部空気に含まれる埃が付着して性能低下する影響が小さくなるので、耐久性にも優れた構成である。

以上のように構成された従来の冷蔵庫の冷凍サイクルについて以下にその動作を説明する。

冷蔵庫52を冷却する冷凍サイクルは、圧縮機64、凝縮器61、機械室ファン63、蒸発器56からなる。圧縮機64を駆動すると、圧縮機64で圧縮された冷媒は、凝縮器61で放熱しながら液化し、膨張機構(図示せず)を介して蒸発器56で蒸発しながら吸熱した後、再び圧縮機64へ還流する。そして、引出し式収納部55が所定の温度以下になると、この冷凍サイクルを停止し、引出し式収納部55が所定の温度を越えると、この冷凍サイクルを再び稼動する。この結果、引出し式収納部55の温度を所定の範囲に保つものである。

概要

アンダーカウンター冷蔵庫において、引出し式収納部の高さを確保しながら、加熱調理器などの他の発熱する機器と併用設置することを目的とする。少なくとも圧縮機34、蒸発器21、凝縮器31を有する冷凍サイクルを備え、断熱筐体15と、断熱筐体15の上部に配置された引出し式収納部17と、断熱筐体15の下部に横置きに設置された蒸発器21と、蒸発器21の下方に横置きに設置された凝縮器31と、凝縮器31の後方に設置された圧縮機34を有することで、収納する食品の取り出し易さを損なわない床面からの高さを維持することができる。

目的

本発明は、従来の課題を解決するもので、引出し式収納部の高さと奥行きを十分に確保しながら、加熱調理器などの他の発熱する機器と併用設置することを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
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牽制数
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請求項1

少なくとも圧縮機、蒸発器凝縮器を有する冷凍サイクルを備え、断熱筐体と、前記断熱筐体の上部に配置された引出し式収納部と、前記断熱筐体の下部に横置きに設置された蒸発器と、前記蒸発器の下方に横置きに設置された凝縮器と、前記凝縮器の後方に設置された圧縮機を有することを特徴とする冷蔵庫

請求項2

蒸発器を収納する冷却室と、前記冷却室内に設置され、前記蒸発器を挟む位置に少なくとも1対の対流防止リブを有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。

請求項3

蒸発器の前方に、前傾して設置された蒸発器ファンと、前記蒸発器ファンを固定するファンリングと、前記ファンリングの下方に設けられた連通口を有することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。

請求項4

凝縮器の前方及び下方に設けられた吸気口と、冷蔵庫の背面と上面に設けられた排気ダクトを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。

請求項5

冷蔵庫の上方に空間を隔てて設けられた天板と、前記天板と冷蔵庫の間に設置された加熱調理機器を有することを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。

技術分野

0001

本発明は、システムキッチンなどのカウンターに組み込まれる冷蔵庫であって、特に、引出し式食品収納部を有する冷蔵庫に関するものである。

背景技術

0002

システムキッチンなどのカウンターに組み込まれる冷蔵庫(いわゆるアンダーカウンター冷蔵庫)として、回転扉式の小型冷蔵庫に加えて、引出し式食品収納部を有する冷蔵庫が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、家庭用大型冷蔵庫と同様に、引出し式食品収納部は冷凍食品野菜飲料用ビンペットボトル出し入れする際の利便性が高いためである。

0003

しかしながら、アンダーカウンター冷蔵庫は、カウンターの構造体に組み込まれて使用されることから、外形寸法や放熱経路制約がある点で通常の家庭用冷蔵庫とは異なる設計が必要となる。

0004

以下、図面を参照しながら従来の冷蔵庫を説明する。

0005

図2は従来の冷蔵庫の縦断面図である。

0006

図2において、天板51はシステムキッチンのカウンターを構成するものであり、天板51の下に冷蔵庫52が設置される。冷蔵庫52は、食品収納室を構成する断熱筐体53と、断熱扉54、引出し式収納部55、引出し式収納部55を冷却する蒸発器56、蒸発器56の除霜水を排水するための水受け57を有している。ここで、引出し式収納部55は断熱扉54と一体で、レール部材(図示せず)を介して断熱筐体53に取り付けられ、冷蔵庫52から引き出して食品の出し入れを行うことができる。また、蒸発器56は、引出し式収納部55の上部に横置きに取り付けられ、自然対流あるいは循環ファン(図示せず)による強制対流によって、引出し式収納部55を冷却する。蒸発器56を引出し式収納部55の上部に取り付ける理由は、循環ファン(図示せず)の停止中でも自然対流による冷却が可能であるとともに、蒸発器56をヒータ(図示せず)で加熱して除霜する際に発生する暖気が、引出し式収納部55を加熱することを防ぐためである。また、断熱筐体53の背面側に蒸発器56を縦置きすると、引出し式収納部55の奥行き寸法が制限されて、食品収納空間が減少する問題がある。

0007

また、断熱筐体53の下部に機械室60を有し、機械室60内に凝縮器61、蒸発皿62、機械室ファン63、圧縮機64を収納している。ここで、蒸発皿62は、水受け57を介して、蒸発器56の除霜水を一旦回収し、機械室60内部の排熱蒸発させるものである。また、機械室ファン63は、冷蔵庫52下部に形成された吸気ダクト65を介して、冷蔵庫52前面下部の空気を吸入して機械室60内を冷却し、その排熱を排気口66から排出するものである。ここで、凝縮器61は圧縮機64の風上側に縦置きに設置され、機械室ファン63により吸気ダクト65を介して供給される外部空気によって冷却される。凝縮器61を圧縮機64の風上側に縦置きに設置する理由は、より温度の低い空気を凝縮器61のより広い前面開口部に供給することで、放熱効率を向上するためである。また、前面開口部の面積が広いほど、外部空気に含まれる埃が付着して性能低下する影響が小さくなるので、耐久性にも優れた構成である。

0008

以上のように構成された従来の冷蔵庫の冷凍サイクルについて以下にその動作を説明する。

0009

冷蔵庫52を冷却する冷凍サイクルは、圧縮機64、凝縮器61、機械室ファン63、蒸発器56からなる。圧縮機64を駆動すると、圧縮機64で圧縮された冷媒は、凝縮器61で放熱しながら液化し、膨張機構(図示せず)を介して蒸発器56で蒸発しながら吸熱した後、再び圧縮機64へ還流する。そして、引出し式収納部55が所定の温度以下になると、この冷凍サイクルを停止し、引出し式収納部55が所定の温度を越えると、この冷凍サイクルを再び稼動する。この結果、引出し式収納部55の温度を所定の範囲に保つものである。

先行技術

0010

特開2006−64195号公報

発明が解決しようとする課題

0011

しかしながら、従来の冷蔵庫の構成では、機械室60の前方の空間を有効利用することが難しく、機械室60の上部にある引出し式収納部55の高さを確保すると、結果として冷蔵庫52の高さ寸法が大きくなり、カウンターの天板51に加熱調理器などの他の機器を設置することが困難となる。一方、家庭用冷蔵庫などと同様に、蒸発器56や機械室60を冷蔵庫52の背面側に集約すると、奥行きに制約があるキッチンカウンターに収納するために引出し式収納部55の奥行きが十分確保できない問題が生じる。また、排気口66が吸気ダクト65に近く、排熱が循環して十分な放熱性能が得られない懸念がある。

0012

本発明は、従来の課題を解決するもので、引出し式収納部の高さと奥行きを十分に確保しながら、加熱調理器などの他の発熱する機器と併用設置することを目的とする。

課題を解決するための手段

0013

従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、少なくとも圧縮機、蒸発器、凝縮器を有する冷凍サイクルを備え、断熱筐体と、前記断熱筐体の上部に配置された引出し式収納部と、前記断熱筐体の下部に横置きに設置された蒸発器と、前記蒸発器の下方に横置きに設置された凝縮器と、前記凝縮器の後方に設置された圧縮機を有するものである。

0014

これによって、冷蔵庫の高さを低くするとともに、収納する食品の取り出し易さを損なわない床面からの位置に引出し式収納部を配置することができる。

発明の効果

0015

本発明の冷蔵庫は、機械室の前面を有効利用することで引出し式収納部の高さを確保しながら、カウンターの天板に加熱調理器などの他の発熱する機器を設置可能とするとともに、冷蔵庫の最上部に引出し式収納部を配置することで、収納する食品の取り出し易さを維持することができる。

図面の簡単な説明

0016

本発明の実施の形態における冷蔵庫の縦断面図
従来の冷蔵庫の縦断面図

実施例

0017

第1の発明は、少なくとも圧縮機、蒸発器、凝縮器を有する冷凍サイクルを備え、断熱筐体と、前記断熱筐体の上部に配置された引出し式収納部と、前記断熱筐体の下部に横置きに設置された蒸発器と、前記蒸発器の下方に横置きに設置された凝縮器と、前記凝縮器の後方に設置された圧縮機を有するものである。

0018

これによって、冷凍サイクル構成部品を冷蔵庫下部に集約することができ、冷蔵庫の高さを低くするとともに、冷蔵庫の最上部に引出し式収納部を配置することで、収納する食品の取り出し易さを損なわない床面からの高さを維持することができる。

0019

第2の発明は、第1の発明において、蒸発器を収納する冷却室と、前記冷却室内に設置され、前記蒸発器を挟む位置に少なくとも1対の対流防止リブを有するものである。

0020

これによって、蒸発器を除霜中に暖められた冷却室内の空気が自然対流によって上昇することを抑制し、引出し式収納部の温度上昇を抑えることができる。

0021

第3の発明は、第1の発明あるいは第2の発明において、蒸発器の前方に、前傾して設置された蒸発器ファンと、前記蒸発器ファンを固定するファンリングと、前記ファンリングの下方に設けられた連通口を有するものである。

0022

これによって、蒸発器を除霜中に暖められた冷却室内の高湿空気が蒸発器ファンを通過して結露することを抑制するとともに、連通口を介して、蒸発器ファンやファンリング近傍で凝縮した結露水を水受けへ排出することができる。

0023

第4の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、凝縮器の前方及び下方に設けられた吸気口と、冷蔵庫の背面と上面に設けられた排気ダクトを有するものである。

0024

これによって、凝縮器や圧縮機の排熱が吸気口から再吸入することを回避するとともに、冷蔵庫上方に設置された加熱調理器などの他の発熱する機器の冷却に利用することで、吸気構成を一体化でき、意匠性メンテナンスの利便性の向上を図ることができる。

0025

第5の発明は、第4の発明において、冷蔵庫の上方に空間を隔てて設けられた天板と、前記天板と冷蔵庫の間に設置された加熱調理機器を有するものである。

0026

これによって、アンダーカウンター部の有効利用を図ることができる。

0027

以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。

0028

(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における冷蔵庫の縦断面図である。

0029

図1において、天板11はシステムキッチンのカウンターを構成するものであり、天板11の下に加熱調理器12と、加熱調理器12の操作部13、冷蔵庫14が設置される。冷蔵庫14は、食品収納室を構成する断熱筐体15と、断熱扉16、断熱筐体15の上部に配置された引出し式収納部17、断熱筐体15の下部に形成された冷却室20を有している。ここで、引出し式収納部17は断熱扉16と一体で、レール部材(図示せず)を介して断熱筐体15に取り付けられ、冷蔵庫14から引き出して食品の出し入れを行うことができる。

0030

冷却室20には、蒸発器21と、蒸発器21で生成された冷気送風する蒸発器ファン22、冷却室20を前方と後方に隔てるとともに蒸発器ファン22を固定するファンリング23、蒸発器21を挟むように形成された一対の対流防止リブ24を収納している。また、断熱筐体15内部の空気を循環するために、冷却室20の上部に吸入口25と吹出
26を形成するとともに、蒸発器21の除霜水を排水するために、冷却室20の下部に水受け27を形成している。また、ファンリング23よりも前方の結露水を水受け27へ排水するために、ファンリング23に連通口28を形成している。

0031

ここで、蒸発器21は、冷却室20に横置きに設置され、蒸発器ファン22による強制対流によって断熱筐体15内部の空気を循環しながら冷却する。また、蒸発器21及び蒸発器ファン22、ファンリング23、水受け27は、ヒータ(図示せず)によって除霜され、その際に発生する暖気は一対の対流防止リブ24によって捕らえられ、冷却室20から引出し式収納部17の周辺に流出することを防止する。また、蒸発器ファン22は、前方の対流防止リブ24と水受け27の間に、前傾して設置され、除霜の際に水受け27で発生する暖気が蒸発器ファン22を通過して結露することを防止している。

0032

また、断熱筐体15の下部に機械室30を有し、機械室30内に凝縮器31、蒸発皿32、機械室ファン33、圧縮機34を収納している。ここで、蒸発皿32は、水受け27を介して、蒸発器21などの除霜水を一旦回収し、機械室30内部の排熱で蒸発させるものである。また、機械室30は、前方に前部吸気口35と下部吸気口36、後方に排気口37を有し、機械室ファン33によって、冷蔵庫14前面下部の空気を前部吸気口35と下部吸気口36から吸入し、その排熱を排気口37から排出する。

0033

ここで、凝縮器31は圧縮機34の風上に横置きされ、機械室ファン33により供給される外部空気によって冷却される。この構成によって、機械室30の前部の高さを抑制しながら、機械室30前部の空間を有効利用できる。なお、凝縮器31の埃付着による性能低下を抑制するため、機械室30前方に前部吸気口35と下部吸気口36の両方を設けることが望ましい。また、凝縮器31の性能低下を抑制するために、下部吸気口36は横置きされた凝縮器31の下面の1/2以下の面積として、前方側に設けることが望ましい。

0034

また、冷蔵庫14は、背面に背面ダクト38、天面に天面ダクト39を有し、排気口37から排出された空気は、背面ダクト38と天面ダクト39を介して、冷蔵庫14の前面上部へ排出される。また、加熱調理器12はコイル電磁誘導を用いて加熱する調理器であって、冷蔵庫14とは独立に動作し、内部に設置された冷却ファン(図示せず)によって、吸気口40から吸入された空気によってその内部を冷却するとともに、排気口41から排熱する。ここで、加熱調理器12内部を冷却する風路は、天面ダクト39から並列分岐している。 この構成によって、機械室30の排熱が再び前部吸気口35や下部吸気口36から吸気されることを防止するとともに、冷蔵庫14の上部に設置された加熱調理器12は、機械室ファン33が停止した状態においても冷蔵庫14と独立して内部を冷却することができる。加熱調理器12が機械室ファン33の停止中でも冷却できる理由は、機械室30の後部に設置された圧縮機34が停止中でも外部空気より温度が高く、下部吸気口36から排気口37に向けて自然対流が発生し背面ダクト38内部に上昇流が形成されるためである。

0035

以上のように構成された本発明の実施の形態における冷蔵庫の冷凍サイクルについて以下にその動作を説明する。

0036

冷蔵庫14を冷却する冷凍サイクルは、圧縮機34、凝縮器31、機械室ファン33、蒸発器21、蒸発器ファン22からなる。圧縮機34を駆動すると、圧縮機34で圧縮された冷媒は、凝縮器31で放熱しながら液化し、膨張機構(図示せず)を介して蒸発器21で蒸発しながら吸熱した後、再び圧縮機34へ還流する。このとき、圧縮機34と同期して機械室ファン33を駆動して、前部吸気口35と下部吸気口36から外部空気を流入することで、凝縮器31と圧縮機34を冷却するとともに、その排熱を流入した空気とともに排気口37から排出し、背面ダクト38と天面ダクト39を介して外部へ還流する。
また、圧縮機34と同期して蒸発器ファン22を駆動して、吸入口25から断熱筐体15内部の空気を吸入し、蒸発器21と熱交換して温度が低下した空気を吹出口26から吹出して断熱筐体15内部へ還流する。引出し式収納部17及び収納された食品は、吹出口26から吹出す冷気によって冷却される。

0037

そして、温度計測器(図示せず)によって計測される引出し式収納部17の温度が所定の温度以下になると、圧縮機34、機械室ファン33、蒸発器ファン22を停止することでこの冷凍サイクルを停止し、引出し式収納部17が所定の温度を越えると、この冷凍サイクルを再び稼動する。この結果、引出し式収納部17の温度を、冷蔵設定では0〜10℃、冷凍設定では−16〜−25℃の所定の範囲に保つものである。

0038

また、所定時間毎に、冷凍サイクルを停止した後、電気ヒータ(図示せず)に通電して、蒸発器21、蒸発器ファン22、ファンリング23、水受け27の除霜を実施する。この時、温度計測器(図示せず)によって計測される蒸発器21の温度が5〜10℃の所定の温度に達した時点で電気ヒータ(図示せず)の通電を停止し、除霜を終了した後、再び冷凍サイクルを稼動して引出し式収納部17の冷却を開始する。

0039

以上のように、本発明の実施の形態の冷蔵庫は、冷凍サイクル構成部品を冷蔵庫下部に集約することによって、引出し式収納部の高さを維持しながら冷蔵庫の高さを低くするとともに、収納する食品の取り出し易さを損なわない床面からの位置に引出し式収納部を配置することができる。

0040

なお、本発明の実施の形態の冷蔵庫は、断熱筐体と断熱扉のシール部から流入する侵入熱の影響を抑えるために、冷却室の前方に吸入口、後方に吹出口として、断熱筐体内部の背面側に冷気を吹出したが、冷却室の構成を水平方向に回転して断熱筐体内部の側面方向あるいは断熱扉方向に冷気を吹出してもよい。

0041

なお、本発明の実施の形態の冷蔵庫は、システムキッチンなどのカウンターに組み込まれることを前提に、冷蔵庫の外郭カウンター構造体や壁との隙間を用いて背面ダクトや天面ダクトを形成したが、別体で形成した背面ダクトや天面ダクトを冷蔵庫の外郭に取り付けてもよい。

0042

以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、冷凍サイクル構成部品を冷蔵庫下部に集約することによって、冷蔵庫の高さを低くするとともに、冷蔵庫の最上部に引出し式収納部を配置することで、収納する食品の取り出し易さを損なわない床面からの高さを維持することができるので、業務用冷蔵庫など他の冷凍冷蔵応用商品にも適用できる。

0043

11天板
12加熱調理器
13 操作部
14冷蔵庫
15断熱筐体
16断熱扉
17引出し式収納部
20冷却室
21蒸発器
22蒸発器ファン
23ファンリング
24対流防止リブ
25吸入口
26吹出口
27水受け
28 連通口
30機械室
31凝縮器
32蒸発皿
33機械室ファン
34圧縮機
35前部吸気口
36 下部吸気口
37排気口
38背面ダクト
39天面ダクト
40 吸気口
41 排気口

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