図面 (/)

技術 サトウキビ収穫機

出願人 ヤンマー株式会社
発明者 丸山高史丸野影文
出願日 2014年4月15日 (6年7ヶ月経過) 出願番号 2014-083786
公開日 2015年11月16日 (5年0ヶ月経過) 公開番号 2015-202084
状態 特許登録済
技術分野 収穫機本体(5)(特定作物用)
主要キーワード ストッパー受 チョッピング装置 ローラ式コンベア ブレード刃 支持円板 側面視コ字状 跳ね出し カッターケース
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年11月16日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (6)

課題

軽量化が図れ、確実に株元を切断したサトウキビを搬送できる搬送装置を備えるサトウキビ収穫を提供しようとする。

解決手段

クローラ式走行装置10上に、を分草するクロップデバイダ2と、刈取装置となるベースカッタ3と、搬送装置5と、チョッピング装置6と、風選装置7等を搭載したサトウキビ収穫機1において、前記搬送装置5は、下側に配設され、左右のチェーン36・36の間に多数の搬送板37・37・・・が架設されるチェーン式コンベア30と、該チェーン式コンベア30上側に対向して配置され、左右の搬送フレーム51・51に左右方向に円柱状の搬送ローラ42・42が上下揺動自在に支持されるローラ式コンベア40から構成する。

概要

背景

従来、クローラ式走行装置上に、デバイダ、刈取装置、搬送装置風選装置等を搭載したサトウキビ収穫機は公知となっている。サトウキビ収穫機の搬送装置は、左右方向に軸心を有し多数の円柱状の上ローラと下ローラをそれぞれ対向配置し、斜め上後方所定間隔をあけて配置した各ローラを回転駆動することにより、その上後方に配置したチョッピング装置、風選装置へと株元を切断したサトウキビを搬送する技術が公知となっている(例えば特許文献1参照)。
また、サトウキビの株元を切断した後に全体を細断した後にチェーンコンベアで上後方に搬送する技術も公知となっている(例えば特許文献2参照)。

概要

軽量化がれ、確実に株元を切断したサトウキビを搬送できる搬送装置を備えるサトウキビ収穫を提供しようとする。クローラ式走行装置10上に、を分草するクロップデバイダ2と、刈取装置となるベースカッタ3と、搬送装置5と、チョッピング装置6と、風選装置7等を搭載したサトウキビ収穫機1において、前記搬送装置5は、下側に配設され、左右のチェーン36・36の間に多数の搬送板37・37・・・が架設されるチェーン式コンベア30と、該チェーン式コンベア30上側に対向して配置され、左右の搬送フレーム51・51に左右方向に円柱状の搬送ローラ42・42が上下揺動自在に支持されるローラ式コンベア40から構成する。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

クローラ式走行装置上に、を分草するクロップデバイダと、刈取装置と、搬送装置と、チョッピング装置と、風選装置等を搭載したサトウキビ収穫機において、前記搬送装置は、下側に配設され、左右のチェーンの間に多数の搬送板架設されるチェーン式コンベアと、該チェーン式コンベア上側に対向して配置され、左右の搬送フレームに左右方向に軸心を有する円柱状の搬送ローラ上下揺動自在に支持されるローラ式コンベアから構成されることを特徴とするサトウキビ収穫機。

請求項2

前記ローラ式コンベアの搬送ローラの外周には半径方向に複数の搬送羽根が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のサトウキビ収穫機。

請求項3

前記ローラ式コンベアは前後一対の搬送ローラがその間に配置した揺動軸を中心に上下揺動自在に支持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサトウキビ収穫機。

技術分野

0001

本発明は、サトウキビ収穫機に関し、特に、刈取部から細断装置チョッピング装置)まで搬送する搬送装置の技術に関する。

背景技術

0002

従来、クローラ式走行装置上に、デバイダ、刈取装置、搬送装置、風選装置等を搭載したサトウキビ収穫機は公知となっている。サトウキビ収穫機の搬送装置は、左右方向に軸心を有し多数の円柱状の上ローラと下ローラをそれぞれ対向配置し、斜め上後方所定間隔をあけて配置した各ローラを回転駆動することにより、その上後方に配置したチョッピング装置、風選装置へと株元を切断したサトウキビを搬送する技術が公知となっている(例えば特許文献1参照)。
また、サトウキビの株元を切断した後に全体を細断した後にチェーンコンベアで上後方に搬送する技術も公知となっている(例えば特許文献2参照)。

先行技術

0003

特開2012−157284号公報
特開2004−337036号公報

発明が解決しようとする課題

0004

前記特許文献1における技術の場合、搬送装置のローラは耐久性を考慮して金属で構成され、多数のローラを必要とするため、搬送装置が大変重くなっていたのである。また、特許文献2における技術のように、株元を切断されたサトウキビが細断装置により細断され、チェーンコンベアで上後方に搬送される構成であると、搬送途中脱落し、搬送できないことがあった。
そこで、軽量化が図れ、確実に株元を切断したサトウキビを搬送できる搬送装置を備えるサトウキビ収穫を提供しようとする。

課題を解決するための手段

0005

本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、クローラ式走行装置上に、を分草するクロップデバイダと、刈取装置と、搬送装置と、チョッピング装置と、風選装置等を搭載したサトウキビ収穫機において、前記搬送装置は、下側に配設され、左右のチェーンの間に多数の搬送板架設されるチェーン式コンベアと、該チェーン式コンベア上側に対向して配置され、左右の搬送フレームに左右方向に軸心を有する円柱状の搬送ローラ上下揺動自在に支持されるローラ式コンベアから構成されるものである。

0006

請求項2においては、前記ローラ式コンベアの搬送ローラの外周には半径方向に複数の搬送羽根が取り付けられるものである。

0007

請求項3においては、前記ローラ式コンベアは前後一対の搬送ローラがその間に配置した揺動軸を中心に上下揺動自在に支持されるものである。

発明の効果

0008

本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、搬送装置は軽量化できて、駆動構成を簡素化でき、確実に株元を切断したサトウキビを搬送することができる。

図面の簡単な説明

0009

サトウキビ収穫機の全体構成を示した側面図。
本発明の実施形態に係る搬送装置の側面図。
同じく側面断面図。
ローラ式コンベアの平面断面図。
チェーン式コンベアの正面断面図。

実施例

0010

まず、図1より、本発明の一実施形態としての搬送装置5を備えるサトウキビ収穫機1の全体構造について説明する。なお、F方向を前方として、前後方向を規定して説明する。
サトウキビ収穫機1は、クローラ式走行装置10上に機体フレーム11を支持し、該機体フレーム11の前部に昇降リンク機構12を介して左右一対のクロップデバイダ2が配設される。クロップデバイダ2は後傾して配設される分草フレーム2aの前部に左右一対のオーガ2b・2bが分草フレーム2aと平行に配置して回転可能に支持され、分草フレーム2a上部に設けた油圧モータ2cにより駆動されるようにしている。こうして、サトウキビを引き起こしながら機内に引き込む

0011

昇降リンク機構12は上下平行に上リンク12aと下リンク12bが機体フレーム11と分草フレーム2aの間に上下回動自在に支持される。機体フレーム11の前部上に設けられた操縦部フレーム11aと下リンク12bとの間には油圧シリンダ12cが介装され、該油圧シリンダ12cを伸縮駆動することによって、クロップデバイダ2を昇降可能としている。

0012

クロップデバイダ2の後方には、掻込ロータ13とベースカッタ3と引き込み装置4が前搬送フレーム14に支持されている。前搬送フレーム14は左右一対設けられて、後部が後述する搬送装置5の搬送フレーム51の前端に上下回動自在に枢支される。前搬送フレーム14の前部と操縦部フレーム11aとの間には油圧シリンダ23が介装されてベースカッタ3や掻込ロータ13の高さを調節可能としている。

0013

ベースカッタ3は前搬送フレーム14の前部から下方に垂設する左右の支持筒3a・3aと、支持筒3a・3aの下端に固設される支持円板の外周に固設される複数の刈刃3b・3b・・・と、前記支持円板上に固設され棒状の螺旋3c・3cと、刈刃3b及び螺旋3cを回転駆動する油圧モータ等からなる。
前記掻込ロータ13は、前記左右の前搬送フレーム14の前端に左右方向に軸心を有し回転自在に支持される回動軸と、該回動軸上に固設される羽根体からなり、回動軸は油圧モータにより回転駆動される。

0014

引き込み装置4は、左右方向に軸心を有し上下一対の引き込みローラ4a・4aが前後方向に複数組配置され、送りローラ4a・4aのローラ軸の両側が左右の前搬送フレーム14間に回転自在に支持され、前後のローラ軸はチェーンにより動力伝達可能に構成され、油圧モータと連結されている。なお、本実施形態では前後に3組の送りローラ4a・4aを配置しているが、その組数は限定するものではない。

0015

こうして、掻込ロータ13の回転によりサトウキビの稈が掻き込まれて、株元がベースカッタ3の刈刃3b・3bの回転により切断され、同時に螺旋3c・3cの回転により稈の下端(根元)が跳ね上げられる。跳ね上げられたサトウキビは、その直後に配置された引き込み装置4に根元から引き込まれ、引き込み装置4の送りローラ4a・4a・・・で斜め後上方に送られる。

0016

引き込み装置4の後部は搬送装置5の前下部に位置される。該搬送装置5はチェーン式コンベア30とローラ式コンベア40からなり、その構成は後述する。こうして、ベースカッタ3により切断された後のサトウキビは引き込み装置4により後方へ送られて搬送装置5に受け継がれて斜め後上方に引き上げられる。

0017

前記搬送装置5の後部にはチョッピング装置6が配設される。チョッピング装置6はカッター15と跳ね出しローラ16からなる。カッター15は左右方向に軸心を有する上下一対のカッター軸カッターケース6aに回転自在に支持され、それぞれの軸上に180度位相をずらせてブレード刃が固定される。この上下のブレード刃の刃先が接触するように回転させることで、サトウキビを上下のブレード刃の間を通過するときに細断できるようにしている。跳ね出しローラ16は上下一対の左右方向に軸心を有する回転軸がカッターケース6aに支持され、回転軸上に跳ね出し羽根を固定し、カッター15の後上方に配置される。そして、上下の軸を互いに反対方向に回転させることで、細断されたサトウキビが強制的に上後方へ跳ね飛ばされるようにしている。なお、カッター15及び跳ね出しローラ16・16は図示しない一つの油圧モータにより駆動される。

0018

カッターケース6aの後部には拡散ケース6bが設けられ、拡散ケース6bの前下部に拡散ロータ18が配置される。拡散ロータ18は左右方向に軸心を有する回転軸上にブラシが軸心方向に長く放射状に固定され、跳ね出しローラ16の後方に配置される。こうして、拡散ロータ18を図示しない油圧モータにより回転させることで、細断された後のサトウキビのや葉が上方に拡散されるようにしている。

0019

風選装置7は、拡散ケース6bの後上部に設けられるブロワケース7aと、ブロワケース7a内に収納されるブロワ7bからなる。ブロワケース7aは下方と上側方が開口され、ブロワケース7aの下部は拡散ケース6bと連通され、上側方が葉や塵等の排出口としている。ブロワケース7aは拡散ケース6bに対して上下方向の軸心を中心に回動可能とされ、排出方向を変更可能としている。ブロワ7bは上下方向を軸心としてブロワケース7a内に収納され、ブロワ7bを回転駆動することにより、下から上方への高速空気流が発生されて前記拡散ロータ18の回転により拡散され、拡散ケース6bの空間内に浮遊する細断後の葉や塵を上方へ吸い込んで側方または後方に排出できるようにし、重い茎は下方の排出装置8の下部に設けたホッパー84上に落下する。

0020

排出装置8は下コンベア81の上端に上コンベア82が上下回動可能に連結され、下コンベア81と上コンベア82の間には油圧シリンダ83が介装され、油圧シリンダ83を伸縮させることにより上コンベア82を下方に屈曲させて、収納または排出高さを変更可能に構成されている。下コンベア81の下部は旋回台85上に支持され、該旋回台85は上下方向を軸心として機体フレーム11の後部で左右回動可能に支持されている。
そして、排出装置8を左右回動するために、平面視U字状に形成したチェーン86の開放側端が下コンベア81の上部と連結され、チェーン86の湾曲部側が前記拡散ケース6bの後上部外周を回り駆動スプロケット巻回されている。該駆動スプロケットが油圧モータの駆動軸に固定されている。こうして、油圧モータを駆動して駆動スプロケットを回動しチェーン86を押し引きすることにより、排出装置8を左右回動して、排出方向を変更可能に構成している。但し、本実施形態では、機体フレーム11の後部にコンベアで構成した排出装置8を取り付けているが、機体フレーム11の後部に収納袋を取り付けて拡散ケース6bから落下するサトウキビを収納する構成とすることもできる。

0021

また、排出装置8はチェーンコンベアで構成しており、左右の無端チェーンの間に複数の搬送プレートを所定間隔をあけて固設している。無端チェーンは前記下コンベア81の下部に設けた駆動スプロケットと、上コンベア82の上部には設けた従動スプロケットとの間に巻回される。前記搬送プレートは下コンベア81と上コンベア82の左右両側の搬送フレーム間に架設したガイドプレート上を摺動するように配設され、搬送プレートと搬送プレートとの間からはサトウキビが落下せず上方に搬送できるようにしている。
こうして、ホッパー84に落下したサトウキビの茎は、排出装置8により上方へ搬送されて、上コンベア82の上端から、伴走するトレーラ等の荷台に収納することができるようにしている。

0022

また、前記機体フレーム11の前部上には操縦部フレーム11aを設けて、操縦部フレーム11a上に運転席操作レバー等を配置した操縦部9が配置され、操縦部9はキャノピー19により覆われている。但し、操縦部9をキャビンで覆う構成であってもよく、また、操縦部9を覆わない構成でもよい。前記運転席の後部にはオイルクーラ24が配置されている。前記機体フレーム11後部上のチョッピング装置6の下方には、エンジン20と油圧ポンプ21が左右に並置され、前記油圧モータや油圧シリンダ等の油圧アクチュエータ圧油を送油可能としている。前記搬送装置5の左側部には作動油タンク22が配置され、前記オイルクーラ24で冷やされて戻ってきた作動油貯留し、油圧ポンプに送油可能としている。

0023

次に、本発明の搬送装置5について、図2図5より説明する。
搬送装置5は、下側に配設されるチェーン式コンベア30と、該チェーン式コンベア30の上側に対向して配置されるローラ式コンベア40からなる。チェーン式コンベア30及びローラ式コンベア40は左右の搬送フレーム51・51に支持される。

0024

チェーン式コンベア30は、図2図3図5に示すように、搬送フレーム51・51の前部間に回転自在に支持される従動軸31と、従動軸31の左右両側に固設される従動スプロケット32・32と、搬送フレーム51・51の後部間に回転自在に支持される駆動軸33と、該駆動軸33の左右両側に固定される駆動スプロケット34・34と、駆動軸33の一端に固定して回転駆動する油圧モータ35と、左右の前記従動スプロケット32・32と駆動スプロケット34・34に巻回する無端のチェーン36・36と、左右のチェーン36・36の間に横架して周方向に所定間隔をあけて配設される複数の搬送板37・37・・・からなる。

0025

前記搬送板37は左右方向に長いプレート側面視コ字状に折り曲げ形成され、端辺37aは正面視で波状凹凸が形成され、滑ることなくサトウキビを搬送できるようにしている。また、搬送板37と搬送板37との前後方向の間隔を適宜開けることにより、根本部とともに持ち上げた土を、その間から落下できるようにしている。つまり、油圧モータ35を駆動することで、チェーン36を回動し、搬送板37・37・・・に載せてサトウキビを上後方へ搬送することができ、この搬送時の振動により、サトウキビに付着した土を容易に落とせるようにしている。

0026

ローラ式コンベア40は、図2図3図4に示すように、左右の搬送フレーム51・51に左右方向に支持され、前端に配置され左右方向に軸心を有する円柱状の掻込ローラ41と、その後方に左右の搬送フレーム51・51に左右方向に軸心を有して支持され円柱状の複数の搬送ローラ42・42・・・からなり、搬送ローラ42・42は前後方向に所定間隔をあけて配置される。掻込ローラ41と搬送ローラ42は同じ構成であり、回転軸41a・42aと、回転軸41a・42aに固定される円筒体41b・42bと、円筒体41b・42bの外周に円筒体41b・42bの幅に合わせて所定角度ごとに放射状に突設される搬送羽根41c・41c・42c・42c・・・からなる。
搬送羽根41c・42cは左右方向に長いプレートで構成され、外周側の辺は正面視波状に構成され、滑りを抑えてサトウキビを容易に搬送できるようにしている。

0027

掻込ローラ41は搬送ローラ42・42よりも前方で、掻込ローラ41のチェーン式コンベア30の搬送面からの高さは、搬送ローラ42よりも高く(離れて)配置され、多く入り込めるようにしている。つまり、入り口を大きくしている。掻込ローラ41の回転軸41aの一端は油圧モータ43の回転軸に連結固定され単独で駆動し、掻き込んだサトウキビを後方へ押し出せるようにしている。

0028

搬送ローラ42の回転軸42aの一端は回動アーム44の一端に回転自在に支持され、回転軸42aの他端はスプロケット45が固設されてチェーンケース46に回転自在に支持され、スプロケット45はチェーンケース46内に収納される。回動アーム44及びチェーンケース46の他端は揺動軸47に回転自在に支持され、揺動軸47の両側は左右の搬送フレーム51・51に回転自在に支持されるとともに、揺動軸47の両端にはスプロケット48・48が固設され、該スプロケット48と前記スプロケット45との間にチェーン49を巻回し動力を伝達可能としている。スプロケット45とスプロケット48とチェーン49はチェーンケース46に収納されている。なお、揺動軸47の前側と後側では回動アーム44とチェーンケース46が左右逆となるように配置して左右幅が長くならないようにしている。
そして、揺動軸47の前後両側に搬送ローラ42・42を配置して揺動ローラ対50とし、この揺動ローラ対50は、搬送駆動軸53の前後両側に一対配置されている。こうして本実施形態では搬送ローラ42は4本設けられ、搬送駆動軸53を中心に前後対称に配置されている。但し、搬送ローラ42の数は限定するものではない。

0029

揺動ローラ対50の搬送ローラ42・42は上下揺動自在に支持され、サトウキビの搬送量に合わせて、多いときには上方へ逃げられ、常時自重により下方へ回動して押さえつけられるようにしている。そして、回転軸42aの両側は搬送フレーム51・51に開口した円弧状の長孔51a・51aを貫通して外方に突出され、搬送フレーム51・51の外側の回転軸42aが回動アーム44及びチェーンケース46に回転自在に支持される。また、回動アーム44及びチェーンケース46の前後中途部には上方へ突出する補強片44a・46aが設けられ、左右一方の補強片44a(46a)と左右他方の補強片46a(44a)の間が連結ロッド56で連結され、該連結ロッド56は搬送フレーム51・51に開口した長孔51b・51bを貫通して配置されている。該長孔51b・51b及び前記長孔51a・51aは揺動軸47を中心とした円弧状に開口されている。

0030

こうして、搬送ローラ42の回転軸42aと回動アーム44とチェーンケース46と連結ロッド56が連結されて補強されることになり、大量のサトウキビを搬送するときに搬送ローラ42が揺動軸47を中心に捩じれることなく揺動できるようになるのである。

0031

また、前記回動アーム44及びチェーンケース46の前後中途部の下部には、弾性部材で構成したストッパー57・57が設けられ、搬送フレーム51・51の側面に固設したストッパー受51c・51cに当接可能に配置されている。こうして、サトウキビを搬送した後に搬送ローラ42が自重で降りてきた時の衝撃を緩和し、騒音の発生を防止している。

0032

前記揺動軸47の一端には更にスプロケット52が固設され、搬送駆動軸53の一端に固設したスプロケット54からチェーン55を介して動力伝達可能としている。搬送駆動軸53の他端には油圧モータ58の駆動軸と連結されている。搬送駆動軸53の前後両側に二組の揺動ローラ対50が配置される。なお、スプロケット54・54とチェーン55・55とスプロケット52・52はチェーンケース59により覆われる。

0033

こうして、搬送駆動軸53の一端に設けたスプロケット54から前方へ延設したチェーン55を介して前側の揺動ローラ対50を駆動するとともに、搬送駆動軸53の一端に設けたスプロケット54から後方へ延設したチェーン55を介して後側の揺動ローラ対50を駆動する。よって、油圧モータ58を駆動させることにより搬送ローラ42・42・・・が同方向に回転駆動され、掻込ローラ41も同方向に回動され、サトウキビを後方へ搬送できるようにしている。

0034

以上のように、クローラ式走行装置10上に、稈を分草するクロップデバイダ2と、刈取装置となるベースカッタ3と、搬送装置5と、チョッピング装置6と、風選装置7等を搭載したサトウキビ収穫機1において、前記搬送装置5は、下側に配設され、左右のチェーン36・36の間に多数の搬送板37・37・・・が架設されるチェーン式コンベア30と、該チェーン式コンベア30上側に対向して配置され、左右の搬送フレーム51・51に左右方向に円柱状の搬送ローラ42・42が上下揺動自在に支持されるローラ式コンベア40から構成されるので、搬送装置5は従来よりも軽量化を図ることができ、チェーン式コンベア30とローラ式コンベア40とにより刈取後のサトウキビを挟持しながら後方へ確実に搬送することができる。

0035

また、搬送ローラ42の外周には半径方向に複数の搬送羽根42cが取り付けられるので、搬送羽根42cが抵抗を与えて、サトウキビを後方へ確実に搬送することができる。

0036

また前記ローラ式コンベア40は前後一対の搬送ローラ42がその間に配置した揺動軸47を中心に上下揺動自在に支持されるので、サトウキビの搬送量に合わせて搬送ローラ42が上下に揺動し、空送りすることがなく、確実に搬送できる。

0037

1サトウキビ収穫機
2クロップデバイダ
3ベースカッタ
5搬送装置
6チョッピング装置
10クローラ式走行装置
30チェーン式コンベア
36チェーン
37搬送板
40ローラ式コンベア
42搬送ローラ
51 搬送フレーム

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

技術視点だけで見ていませんか?

この技術の活用可能性がある分野

分野別動向を把握したい方- 事業化視点で見る -

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 国立大学法人信州大学の「 結球野菜の結球中心の認識方法、認識装置、および収穫機」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】圃場において栽植されている結球野菜(特に、レタス)の結球中心について、従来と比較して全処理時間が短縮可能で且つ識別精度が向上可能な認識方法、認識装置、および認識装置を備える収穫機を提供する。【... 詳細

  • 株式会社ニシザワの「 野菜収穫機」が 公開されました。( 2020/09/10)

    【課題】搬送装置が機体フレームに固定されていると、栽培野菜の植生条数(2〜4)が変更になったり、条間が変更になると、1台の野菜収穫機では対応できない。【解決手段】走行装置1と、機体フレーム2と、搬送装... 詳細

  • 町田愼介の「 地中固定式ガイドレール使用の遠隔農作業装置。」が 公開されました。( 2020/09/03)

    【課題】圃場に地中固定したガイドレールに、モーターで移動可能な台を取り付け、その台に視野の調節が出来る可動式カメラと可動式農作業用アームを取り付け、農作業を遠隔で行う事が出来る装置を提供する。【解決手... 詳細

この 技術と関連性が強い技術

関連性が強い 技術一覧

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ