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技術 シート処理装置

出願人 キヤノンファインテックニスカ株式会社
発明者 澤西陽佑
出願日 2014年4月10日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2014-081050
公開日 2015年11月12日 (4年4ヶ月経過) 公開番号 2015-199594
状態 未査定
技術分野 薄板状材料の折畳み、特殊排送装置、その他
主要キーワード 台形突起 基準ストッパ 合わせ片 着脱用開口 接続検知センサ ピンチローラユニット 排出ピン シートピン
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年11月12日)のものです。
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図面 (20)

課題

搬送経路を長大化、複雑化することなくシート折り目加圧強化でき、異なる複数の機構により形成された折り目を加圧強化できる簡単安価な増し折り手段を提供する。

解決手段

増し折り装置として、増し折りローラ320、321から成る増し折りローラ対を配置する。この増し折りローラ対(320、321)の回転軸は折り目を形成されたシートの折り目と交差する方向に配置する。さらに、増し折りローラ対(320、321)の搬送領域に対向する2つの異なる方向からシートを搬入すべく、増し折りローラ対(320、321)に対してシートの折り目が交差するようシートを搬入する第1のローラ対(324、325)と、この第1のローラ対と対向する方向からシートを搬入する第2のローラ対(313、314)を配置する。

概要

背景

従来より、複写機等の画像形成装置によって画像が記録されたシートに対して付加的なシート処理を行うシート処理装置が知られている。これらのシート処理装置としては、シートを折る処理を行うシート折り装置やステイプル綴じ綴じ処理や、ファイリングのための穿孔処理などを行う後処理装置などが知られている。シート処理装置のうち、シート折り装置と後処理装置は、例えばシート折り装置が前段画像形成装置側)、綴じ処理や穿孔処理などを行う後処理装置が後段(排出最後尾側)の関係で配置されることがある。

この種のシート処理装置において、中折り(2つ折り:折り目は1本)処理の後に折り目部を二次的に加圧強化増し折り)し、シート束の膨らみを抑制する構成が知られている(例えば下記の特許文献1)。下記の特許文献1では、画像形成装置から排出されたシートに中綴じ処理を行い、しかる後に中折り処理用の第1折りローラと、第1折りローラと直交して配置された第2折りローラを用いて中折り、および加圧強化する構成が開示されている。

概要

搬送経路を長大化、複雑化することなくシートの折り目を加圧強化でき、異なる複数の機構により形成された折り目を加圧強化できる簡単安価な増し折り手段を提供する。増し折り装置として、増し折りローラ320、321から成る増し折りローラ対を配置する。この増し折りローラ対(320、321)の回転軸は折り目を形成されたシートの折り目と交差する方向に配置する。さらに、増し折りローラ対(320、321)の搬送領域に対向する2つの異なる方向からシートを搬入すべく、増し折りローラ対(320、321)に対してシートの折り目が交差するようシートを搬入する第1のローラ対(324、325)と、この第1のローラ対と対向する方向からシートを搬入する第2のローラ対(313、314)を配置する。

目的

本発明の課題は、シート処理装置において、搬送経路を長大化、複雑化することなくシートの折り目を加圧強化でき、異なる複数の機構により形成された折り目を加圧強化できる簡単安価な増し折り手段を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

折り目を形成されたシートの前記折り目と交差する方向に回転軸を配置され、前記シートの折り目を加圧強化する増し折りローラ対を有する増し折り装置と、前記増し折りローラ対に対してその折り目が交差するよう前記増し折りローラ対の搬送領域に前記シートを搬入する第1のローラ対と、前記第1のローラ対と対向する方向から前記増し折りローラ対の搬送領域に前記シートを搬入する第2のローラ対と、を備えたことを特徴とするシート処理装置

請求項2

前記増し折り装置で加圧強化される折り目を形成するシート折り装置を有し、前記シート折り装置はそのシート搬送路の途中に前記増し折り装置の前記第1のローラ対に向かって折り目を形成したシートを搬送するシート搬出経路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。

請求項3

前記シート折り装置が、搬入されたシートに対して内3つ折りまたは外3つ折りで折り目を形成することを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。

請求項4

前記シート折り装置は、折り目を形成したシートを前記増し折り装置に送らず収納するシート収納部を備えたことを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。

請求項5

搬入されたシートに対して所定の後処理を加える後処理装置が設けられ、前記後処理装置から、前記後処理の加えられたシートが前記第2のローラ対により前記増し折り装置に搬入されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシート処理装置。

請求項6

前記後処理装置が搬入されたシートに対して加える後処理が中折り処理または中綴じ処理であることを特徴とする請求項5に記載のシート処理装置。

技術分野

0001

本発明は、シート処理装置、特に折り目を形成されたシートの折り目を加圧強化する増し折り装置を備えたシート処理装置に関するものである。

背景技術

0002

従来より、複写機等の画像形成装置によって画像が記録されたシートに対して付加的なシート処理を行うシート処理装置が知られている。これらのシート処理装置としては、シートを折る処理を行うシート折り装置やステイプル綴じ綴じ処理や、ファイリングのための穿孔処理などを行う後処理装置などが知られている。シート処理装置のうち、シート折り装置と後処理装置は、例えばシート折り装置が前段画像形成装置側)、綴じ処理や穿孔処理などを行う後処理装置が後段(排出最後尾側)の関係で配置されることがある。

0003

この種のシート処理装置において、中折り(2つ折り:折り目は1本)処理の後に折り目部を二次的に加圧強化(増し折り)し、シート束の膨らみを抑制する構成が知られている(例えば下記の特許文献1)。下記の特許文献1では、画像形成装置から排出されたシートに中綴じ処理を行い、しかる後に中折り処理用の第1折りローラと、第1折りローラと直交して配置された第2折りローラを用いて中折り、および加圧強化する構成が開示されている。

先行技術

0004

特開2005−239420号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記特許文献1に記載の加圧強化(増し折り)手段は中折り(2つ折り)処理を行ったシート束に特化した増し折り装置である。しかしながら、特許文献1に記載の構成は、例えばシート折り装置により折り目を2本付ける3つ折り処理を施されたシート束を加圧強化するには必ずしも適してはいない。例えば、3つ折り処理を行うシート処理装置は中折りのみ対応の装置より複雑であり、増し折り装置を組み込むには搬送ローラを多数追加するなどの必要があり、コストアップを避けられない問題があった。また、3つ折り処理を行うシート処理装置は機構上、シート搬送路が長く、また比較的複雑であって、この搬送路上に増し折り装置を配置するのが難しい場合がある。

0006

また、画像形成装置の後段にシート処理装置を配置する場合、様々な後処理のための機構を設ける場合がある。例えば、単純な折り処理のみを行うシート折り装置の他に、さらにいわゆる中綴じを行う機構を設けることがある。この中綴じとは、シートを中折り(2つ折り)した上、ステイプラでその折り目の部分を綴じる後処理である。シート処理装置において、折り目を加圧強化する増し折り装置を配置する場合には、シート折り装置で形成された折り目だけではなく、同じ増し折り装置で上記のような機構により中綴じされたシートの折り目も加圧強化できるのが望ましい。

0007

従って、本発明の課題は、シート処理装置において、搬送経路を長大化、複雑化することなくシートの折り目を加圧強化でき、異なる複数の機構により形成された折り目を加圧強化できる簡単安価な増し折り手段を提供することにある。

課題を解決するための手段

0008

上記課題を解決するため、本発明においては、折り目を形成されたシートの前記折り目と交差する方向に回転軸を配置され、前記シートの折り目を加圧強化する増し折りローラ対を有する増し折り装置と、前記増し折りローラ対に対してその折り目が交差するよう前記増し折りローラ対の搬送領域に前記シートを搬入する第1のローラ対と、前記第1のローラ対と対向する方向から前記増し折りローラ対の搬送領域に前記シートを搬入する第2のローラ対と、を備えた構成を採用した。

発明の効果

0009

上記構成によれば、シート処理装置において、対向する異なる方向から、第1のローラ対または第2のローラ対により増し折り装置に加圧強化すべきシートを搬入することができる。このため、例えば、搬送経路を長大化、複雑化することなく増し折り装置の両側に異なる複数のシート折り処理を行う機構を配置でき、異なる複数の機構により形成された折り目を加圧強化できる簡単安価な増し折り手段を提供することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施形態において、シート折り装置および後処理装置を備えた画像形成装置の構造を示した断面図である。
図1のシート折り装置で行われるシート折り処理の異なる態様を示したもので、(A)は内3つ折り、(B)は外3つ折り、(C)は片折りをそれぞれ示した説明図である。
図1のシート折り装置の構造を示すシート搬送方向に沿った断面図である。
図1のシート折り装置の要部を詳細に示した断面図である。
図1のシート折り装置の制御系を示したブロック図である。
(A)〜(D)は図1のシート折り装置によってシートを内3つ折りする動作を順次示した説明図である。
(A)および(B)は、図6に引き続き図1のシート折り装置によってシートを内3つ折りする動作を順次示した説明図である。
(A)〜(D)は図1のシート折り装置によってシートを外3つ折りする動作を順次示した説明図である。
(A)および(B)は、図8に引き続き図1のシート折り装置によってシートを外3つ折りする動作を順次示した説明図である。
(A)〜(D)は図1のシート折り装置によってシートを片袖折りする動作を順次示した説明図である。
(A)〜(D)は、図10に引き続き図1のシート折り装置によってシートを片袖折りする動作を順次示した説明図である。
(A)および(B)は、図11に引き続き図1のシート折り装置によってシートを片袖折りする動作を順次示した説明図である。
図1の後処理装置の構造を示す断面図である。
図1の後処理装置において中綴じされる複数枚のシートを待機させる様子を示した断面図である。
図1の後処理装置において中綴じされる複数枚のシートを待機させる様子を示した説明図である。
図1の後処理装置で行われる中綴じ処理を示した説明図である。
図1の後処理装置において中綴じされたシート束を中折りする動作を示した説明図である。
図17に引き続き図1の後処理装置において中綴じされたシート束を中折りする動作を示した説明図である。
本発明の実施形態において、増し折り機構の構成および動作を示した説明図である。

実施例

0011

図1は本発明を採用した画像形成装置、特にシート折り装置200、および後処理装置300を含む画像形成装置の構成例を示している。また、図3図12は上記のシート折り装置200の構成および動作を、また、図13図19は後処理装置300の構成および動作を示している。

0012

<全体構造
図1の画像形成装置100は、装置本体100A、シート折り装置200、後処理装置300から構成されている。これらのうち、例えばシート折り装置200、あるいはさらにその後段の後処理装置300はそれぞれ独立した筐体に収容された構成とすることができる。

0013

その場合、シート折り装置200および後処理装置300はオプション装置などとして供給し、必要に応じて装置本体100Aに接続することができるものとする。ただし、シート折り装置200および後処理装置300は必ずしも別体で構成される必要はない。例えば、後述の構成は、シート折り装置200および後処理装置300は共通の1つの筐体に収容されていても実施することができる。

0014

図1において、装置本体100Aは、シート(PA)に画像を形成する部分、シート折り装置200は、装置本体100Aで画像形成され、排出されたシートに折り処理を加える装置である。本実施形態のシート折り装置200はシートの中心部などを1回折る2つ折りの他、2回折って、3つに折り畳むことができるよう構成される。また、シート折り装置200は装置本体100Aから搬入されたシートに折り処理を加えることなく素通りさせ、後処理装置300に引き渡すことができる。

0015

後処理装置300は、次のような後処理から、少なくとも1つの後処理を実行するよう構成することができる。例えば、この後処理には、シート折り装置200を素通りしたシートやシート折り装置200によって折り畳まれたシートをそのまま排出する処理、また、シートに孔をあける処理、捺印をする処理および束状にして綴じる処理などが含まれる。特に、本実施形態の後処理装置300は、後述のようにシート折り装置200で折り処理されたシートを加圧強化する増し折り処理を行うことができる。また、本実施形態の後処理装置300は、後述のようにシートに対して中(2つ)折り処理、あるいはさらに中綴じ処理を加えることができ、さらにこれら中(2つ)折りないし中綴じ処理されたシートに対しても増し折り処理を行うことができる。

0016

本実施形態の後処理装置300は、後述の増し折りローラ320および増し折りローラ321から成る増し折りローラ対(図1図13図19)を主たる機能部分として含む増し折り装置を設けた点に特徴がある。この増し折り装置は、図19に示すように、折り目を形成されたシートの折り目と交差する方向に回転軸を配置され、シートの折り目を加圧強化する増し折りローラ対(320、321)を有する。そして、増し折りローラ対に対してその折り目が交差するよう増し折りローラ対(320、321)の搬送領域にシートを搬入する第1のローラ対(324、325)が設けられる。また、第1のローラ対と対向する方向から増し折りローラ対(320、321)の搬送領域にシートを搬入する第2のローラ対(313、314)が設けられる。

0017

なお、上記の増し折りローラ対(320、321)はソレノイドなどによりその離間、圧接の状態を切り換えることができる。また、増し折りローラ対(320、321)の搬送領域の中央部には、ソレノイドなどにより離間、圧接を切り換え可能な増し折り位置決めローラ322とピンチローラ323が配置される。

0018

図19に示すようなローラ配置を有する増し折り装置は、本実施形態では後処理装置300の側に設けられている。シート折り装置200には、そのシート搬送路の途中に上記増し折り装置の第1のローラ対(324、325)に向かって折り目を形成したシートを搬送するシート搬出経路(増し折りパス259)を設ける。

0019

また、後処理装置300には、所定の後処理、例えば、シート束を中央でステイプラ(370)で綴じ、その位置で中折り(2つ折り)するいわゆる中綴じ処理を行う機構が設けられる。上記の第2のローラ対(313、314)は、増し折りローラ対(320、321)の搬送領域への搬入ローラを構成するとともに、上記の中綴じ処理において、シート束に中折り処理を加える折りローラを兼ねている。

0020

以上のように、本実施形態のシート処理装置(シート折り装置200、後処理装置300)は、増し折りローラ対(320、321)の搬送領域に、1方向のみならず対向する2方向から折り目を加圧強化すべきシートを搬入することができる点に特徴がある。このため、増し折りローラ対(320、321)の両側に、折り目を加圧強化すべきシートを生成する異なる複数の折り処理や後処理を行う機構を配置できる。また、シート折り装置200はそのシート搬送路の途中から増し折り装置の第1のローラ対(324、325)に向かって折り目を形成したシートを搬送することができる。このため、搬送経路を長大化、複雑化することなくシートの折り目を加圧強化することができる。

0021

さて、図1において、画像形成装置の装置本体100Aの上部には、画像読取装置120と、画像読取装置120の読み取り位置に原稿給送する原稿給送装置(ADF)110が設けられている。原稿給送装置110は、ユーザによってスタッカ111に載置された原稿Dを順次1枚ずつ画像読取装置120のプラテンガラス121に給送する。原稿給送装置110は、画像読取装置120上に揺動機構などを介して開閉自在に設けられる。原稿給送装置110を開くことによりプラテンガラス121を露出させて、その上に読み取り対象の原稿を載置することができる。

0022

画像読取装置120は、原稿給送装置110によってプラテンガラス121上に送り込まれた原稿や、プラテンガラス121に置かれた原稿を読み取り、読み取った画像情報に処理を加えて、レーザスキャナ部130に送る。

0023

レーザスキャナ部130は、帯電されている感光ドラム140にレーザ照射して、画像形成部である例えば感光ドラム140に静電潜像を形成する。静電潜像は、現像器141により現像され、トナー像となる。感光ドラム140上に形成されたトナー像は、供給カセット150a、150bから給送されたシートPAに転写チャージャ142によって転写される。トナー像を転写されたシートPAは、定着器143によって加熱加圧されて、トナー像が定着される。トナー像を定着されたシートPAは、本体排出ローラ対160によってシート折り装置200に排出される。また、シートPAの両面にトナー像を形成する場合、シートPAは、反転パス144で表裏反転して感光ドラム140に給送できるようになっている。

0024

シートPAは、本体排出ローラ対160を介して排出される時、本体排出口センサ161により検知される。本体排出口センサ161がシートPAの排出を検知すると、装置本体のCPU289(図5)からシート折り装置200のCPU290に、本体排出信号ES図5)が送信される。シート折り装置200のCPU290(図5)は、装置本体のCPU289からの本体排出信号ESに基づいて、動作タイミングを決定する。また、CPU290は、サイズ信号DS、および折りモード信号FS等に基づき、シート搬入口210(図1)に送り込まれたシートPAに対して実行する処理を決定する。

0025

シート折り装置200の搬入口にはシート搬入ローラ211Aが設けられており、シート搬入ローラ211Aより取り込まれたシートPAは、シート搬入ローラ211Aの直後に設けられた切替部材240(図3)により搬送経路が振り分けられる。

0026

折り処理が指定されていない場合、シートPAは、シート折り装置200の通過搬送パス253(図3)を素通りして後処理装置300へ送られる。この通過搬送パス253は、ピンチローラ231、シート搬入ローラ211Aから成る搬入部253aと、ピンチローラ232、シート搬入ローラ211Bから成る搬出部253bから構成される。

0027

また、シート折り装置200に折り処理が指定されている場合、シートPAは受入搬送パス250(図3)へ搬送され、サイズ信号DSおよび折りモード信号FS(図5)に基づいて、図2に示すような折り処理を受ける。図2(A)、(B)、(C)は、シート折り装置200で内3つ折り処理、外3つ折り処理、片袖折り処理の各折り処理(後述)を受けたシートPAをそれぞれ示している。

0028

内または外3つ折り処理(図2(A)または(B))が選択されており、かつ増し折り処理を選択していない場合(後述の図6図7および図8図9)、シートPAは折り処理の後、折りシート収納ボックス280に排出し、収納する。折りシート収納ボックス280は、折られたシートを収納するシート収納部として機能する。また、片袖折り処理(図2(C))を選択されている場合(図10図12)、シートPAは片袖折り処理をされた後、排出搬送パス252を介して通過搬送パス253(253b:図3)に合流し、後処理装置300へ送られる。後処理装置300では、搬送されたシートPAに対して綴じ処理、あるいはパンチ処理を行う。

0029

一方、シート折り装置200に内3つ折り処理または外3つ折り処理が指定されており、かつ増し折り処理が選択されている場合は、シートPAは受入搬送パス250へ搬送され、サイズ信号DSおよび折りモード信号FSに基づき、折り処理される。しかる後に、シートPAは、上記の折り処理の場合とは異なり、増し折り専用の搬送経路(下記の増し折りパス259廻りの構成)を介して後処理装置300へ送られる。そして、後処理装置300で折り目の強化処理を受けた後、後処理装置300の収納ボックス390に収納される。

0030

上記の3つ折りシート増し折り専用経路は、図3図4に示すように、排出搬送パス252の途中に設けられた増し折りパス259、搬送ローラ229および搬送ピンチローラ239から構成される。

0031

増し折りパス259、または排出搬送パス252方向への搬送路切り替えは増し折りパス切替部材249によって行う。排出搬送パス252の方向へ搬送路を切り替える時、増し折りパス切替部材249は図4破線の位置から実線の位置に揺動切り替えされる。また、増し折りパス259の方向へ搬送路を切り替える時、増し折りパス切替部材249は図4の実線の位置から破線の位置に揺動切り替えされる。この増し折りパス切替部材249の揺動制御は増し折りパスソレノイドSL9により行われる。

0032

後処理装置300(図1図13図19)は、上部のシート搬入口307とステイプルトレイ303とを結ぶ通過搬送パス302上にシートPAを綴じるステイプラ304を備える。ステイプラ304によって綴じられたシート束は、積載トレイ301に排出される。なお、ステイプラ304の代わりに、必要に応じてシートの一側縁糊付けする糊付け装置、シートPAに孔をあける穿孔装置、あるいはシートPAに捺印をするスタンプ装置を設けることができる。

0033

中折り(2つ折り)処理が指定されている場合、シートPAは、シート折り装置200の通過搬送パス253(搬出部253b)に対向するシート搬入口307から中折りパス306を通過する。そして、サイズ信号DSおよび折りモード信号FSに基づいてシートPAに対して中折り処理がされる。中折り処理が行われた後、折り目の強化が行われ、収納ボックス390に収納される。

0034

また、シート折り装置200は、シートPAを2回折り畳む3つ折り処理を行うことができる。図2(A)〜(C)に、3つ折り処理の態様を例示する。シート折り装置200で行える3つ折り処理は、例えば図2の内3つ折り処理(図2(A))、外3つ折り処理(図2(A))、片袖折り処理(図2(A))のいずれかである。

0035

内3つ折り処理は、図2(A)に示すようにシートの搬送方向先端側の(1/3)の位置を折り畳み、この折り合わせ片の上にシートの後端側の(1/3)の位置を重ね合わせて形成するものである。内3つ折りで3つ折りされるシートPAには、例えば手紙があり、この内3つ折りは封筒封入するような用途で用いられる。

0036

外3つ折り処理は、図2(B)に示すようにシートの搬送方向先端側の(1/3)の位置と後端側の(1/3)の位置をそれぞれ反対側に折り畳むことによって形成するものである。外3つ折りで3つ折りにされるシートPAには、例えばダイレクトメールなどがあり、この外3つ折りは封筒に封入するような用途で用いられる。

0037

片袖折り処理は、図2(C)に示すようにシートの搬送方向中央の(1/2)の位置で2つに折り、次いでこの2つに折った一片を更に(1/2)の位置で反対側に2つに折ることによって形成されるものである。ただし、本実施形態では、後述するようにまずシートの搬送方向先端側の(1/4)の位置で2つに折り、次いで折ったシートの折り返し先端の位置(折られる前のシートの搬送方向中央の位置)で反対側に2つに折ることにより形成される。このように折り畳んだ片袖折りのシートPAは、順次積み重ね一連文書として綴じられたり、孔をあけられてファイリングされたりする。片袖折り処理は、大小サイズの文書、例えばA3サイズ文書をA4サイズ文書に揃えてファイリングする、などといった用途に適している。

0038

以下、シート折り装置200、後処理装置300の構造および動作につき、さらに詳細に説明する。

0039

<シート折り装置>
シート折り装置200は、図1図3図4に示すように、画像形成装置の本体100Aから排出されたシートPAを取り込むシート搬入口210を備えている。また、シート折り装置200は、上部にシート搬入口210に送り込まれたシートPAを搬送するシート搬入ローラ211Aおよびピンチローラ231、並びにシート搬入ローラ211Bおよびピンチローラ232の2つのローラ対を備えている。2つのピンチローラ231、232は、ピンチローラユニット230を構成している。シート搬入口側のピンチローラ231の直後に配設された切替部材240は、シート折り装置200がシートの折り処理をするか否かによって、受入搬送パス250と通過搬送パス253とを選択的に切り替えるようになっている。

0040

シート折り装置200がシートの折り処理をしない場合、切替部材240は、切り替わらないで実線の位置に制御され、通過搬送パス253を搬送路として選択する。この時は、シートPAは、ピンチローラユニット230と2つのシート搬入ローラ211A、211Bとで形成された水平な通過搬送パス253に案内されて、後処理装置300に送られる。また、ピンチローラユニット230は、通過搬送パス253にシートPAが詰まったとき、シートピン237を中心にして上方に開いて、詰まったシート(ジャムシート)を除去できるようになっている。

0041

一方、シート折り装置200がシートPAの折り処理をする場合、シート折り装置200のCPU290(図5)は、切替部材ソレノイドSL1をONにして、切替部材240を実線の位置から破線の位置に切り替える。これにより、切替部材240によりシートPAの搬送路として受入搬送パス250が選択される。

0042

受入搬送パス250には、搬入されたシートPAを検知する入口センサS1、シートの検知およびシートの詰まりを検知するパスセンサS2、搬入ローラ212とピンチローラ233とのローラ対、シート後端ストッパ242が順に配設されている。入口センサS1がシートPAを検知すると、折り処理をするための折り駆動モータM2が駆動を開始するようになっている。折り駆動モータM2は、第1ローラ214、第2ローラ215および第3ローラ216を回転駆動する。

0043

さらに、その受入搬送パス250の下流に第1ローラ214、第2ローラ215、第3ローラ216が配置されている。第1ローラ214と第2ローラ215は互いに圧接し、第2ローラ215と第3ローラ216は互いに圧接している。受入搬送パス250と、第1ローラ214と第2ローラ215との圧接ローラ間とで、折り1ループ形成部255が形成されている。折り1ループ形成部255には、切替部材260を設置してある。この切替部材260は、除電ブラシも兼用しており、画像形成装置の装置本体100A側で帯電させられたシートPAの静電気を除去するようになっている。

0044

また、第1ローラ214と第2ローラ215のニップの下流側には、折り搬送パス251が形成されている。また、折り搬送パス251と、第2ローラ215と第3ローラ216との圧接ローラ間とで折り2ループ形成部256が形成されている。

0045

さらに、受入搬送パス250の折り1ループ形成部255の下流側には、レジスト前センサS3、レジストSBローラ213およびピンチローラ234、レジスト後センサS4、折り1シート後方パス254が順に配設されている。ここで「SB」は「スイッチバック」を意味し、通常、レジストレーション時にこれら「SB」ローラの位置からシートPAがスイッチバック搬送逆送り)される。レジストSBローラ213およびピンチローラ234は、シートPAのレジスト(レジストレーション)およびスキュー補正をするようになっている。折り1シート後方パス254は、シート搬送方向に長いシートの処理時に、長いシートの先頭部分を収納する部分である。

0046

折り搬送パス251は、折りシートPAを重ね合わせる方向に湾曲した1対の板状部材で形成されている。シートPAを折り畳む折り手段としての第1ローラ214と第2ローラ215は、ニップでシートPAを挟んで搬送して、第1回目のシート折りをする。折り搬送パス251の最下流部分付近には、位置可変レバー部材からなる折り基準ストッパ243が配設されている。この折り基準ストッパ243は、折り搬送パス251の曲率中心側に回動支点を有し、ストッパ移動モータM4で所定角度回転するようになっている。したがって、折り搬送パス251中での折り基準ストッパ243は、ストッパ移動モータM4によってその位置を調節することができる。

0047

また、折り搬送パス251には、シート折り時に、揺動して、シート端の浮きによる耳折れを防止するシート押えガイド244が設けられている。さらに、シート押えガイド244の下流側近傍には、シート折り時の、シート詰まりを検知する折りシート検出センサS5が設けられている。

0048

第2ローラ215と第3ローラ216は、さらに別のシートPAを折り畳む折り手段を構成し、ニップでシートPAを挟んで搬送して、第2回目のシート折りを行う。第1ローラ214、第2ローラ215、第3ローラ216は、この並びで互いに圧接された回転体対であり、複数の折り手段の構成の一例である。

0049

搬送ローラ217と排出ピンチローラ235は、ニップでシートPAを挟んでシートPAに折り目を付けるようになっている。排出搬送パス252上には、搬送ローラ218、219、220、221、222、223と、これらのローラに対向して配置された搬送ピンチローラ236、236…からなる複数のローラ対が設けられる。これらのローラ対により、折り処理が完了したシートPAを、排出搬送パス252を介して後処理装置300に搬送することができる。。

0050

搬送ローラ218の下流側には、収納ゲート241が設けられている。この収納ゲート241は、内3つ折り処理および外3つ折り処理されたシートPAを選択的にその下部に設置された折りシート収納ボックス280に案内するよう構成されている。また、収納ゲート241は、収納ゲート241を通過するシートPAを検知する折り部排出センサS6(図3)を有している。折りシート収納ボックス280の上部には、軸283を中心に回動する折りシート押え回動片282を介してシートの満杯を検知するフル検知センサS7(図3)が設けられている。さらに、この折りシート収納ボックス280は、シート折り装置側に設けたガイドレール284によって、シート折り装置に着脱できるようになっている。また、折りシート押え回動片282と一体のピニオン285を回動させるラック286の片側端部には台形突起287が設けてある。この台形突起287は、折りシート収納ボックス280を着脱するとき、シート折り装置の折りシート収納ボックス280を着脱用開口部端に突き当てるよう構成されている。これにより、折りシート押え回動片282を折りシート収納ボックス280内に回動退避させることができる。ラック286は、ばね288によって矢印方向に常時付勢されている。

0051

片袖折り処理されたシートPAは、収納ゲート241を通過して搬送ローラ219、220、221、222、223と各搬送ピンチローラ236とからなる複数のローラ対で搬送される。さらに、このシートPAは、水平な通過搬送パス253(搬出部253b)を経て、後処理装置300に搬送される。

0052

通過搬送パス253に向かう合流点直後には、シート排出センサS8が設けられている。このシート排出センサS8は、通過搬送パス253の搬出側において折り処理されたシートの搬送を監視する。シート折り装置のCPU290は、シート排出センサS8の出力状態に応じ、後処理装置300にシート検知信号を送信する。

0053

また内3つ折り処理および外3つ折り処理がなされ、かつ増し折り処理の選択がされている場合、増し折りパスソレノイドSL9により切替部材249を図4の破線の位置に移動する。これにより、3つ折り処理されたシートPAは、収納ゲート241を通過して、搬送ローラ219、搬送ピンチローラ236により増し折りパス259へと搬送される。増し折りパス259には搬送ローラ229と搬送ピンチローラ239が設けられており、これらのローラ対によって、3つ折り処理されたシートPAが後処理装置300へと搬送される。

0054

図5はシート折り装置200の制御系の構成を示している。以下、図5のシート折り装置200の制御系につき、図3および図4の部材を参照しつつ説明する。シート折り装置200のCPU290は、所定のインターフェースないし通信手段を介して装置本体100AのCPU289に接続される。そして、シート折り装置200のCPU290は、画像形成装置100のCPU289から送られてくる本体排出信号ES、サイズ信号DS、および折りモード信号FS等の情報信号に基づいて、シート折り装置200を制御する。CPU290には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶したROM204と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるRAM203とが接続される。

0055

シート折り装置200全体を制御する制御手段としてのCPU290には、シート搬送および折り処理を制御するために、以下のセンサが接続されている。これらのセンサは、リミットスイッチとレバーなどを組合せた機械電気的なセンサや、あるいは光学センサなどから構成される。

0056

折り基準ホーム検知センサHS1は、折り基準ストッパ243を駆動するストッパ移動モータM4の駆動軸同軸固定されたマスク板の回転を検知することにより、折り基準ストッパ243のホームポジションを検知する。

0057

入口センサS1は、受入搬送パス250の入口近くでシートPAを検知する。また、パスセンサS2は受入搬送パス250を通過するシートPAを検知するとともに、シートPAが詰まり(ジャム)などの検出にも用いられる。

0058

レジスト前センサS3は、レジストSBローラ213とピンチローラ234に到達する直前のシートの先端を検知する。レジスト後センサS4は、レジストSBローラ213とピンチローラ234を通過したシートの先端を検知する。

0059

折りシート検出センサS5は、シート押えガイド244の下流側近傍に配設され、シート折り時のシート詰まり(ジャム)を検知する。折り部排出センサS6は、収納ゲート241を通過するシートPAを検知する。

0060

フル検知センサS7は、折りシート押え回動片282を介して折りシート収納ボックス280内のシートPAが満杯であることを検知する。

0061

シート排出センサS8は、折り処理されたシートPAが後処理装置300に搬送されるのを検知する。接続検知センサS295は、シート折り装置上流側に画像形成装置の装置本体100Aが接続されているか否かを検知する。

0062

また、CPU290には、以下のモータが接続されている。搬送モータM1は各搬送系のローラ211A、212、217〜223、211B等を、タイミングベルトを介して回転駆動する。折り駆動モータM2は、第1ローラ214、第2ローラ215および第3ローラ216を回転駆動するモータで、例えばブラシレスモータなどから構成される。レジストモータM3は、シートのスキュー補正および折り処理のためレジストSBローラ213を他のローラとは別に回転駆動するモータで、例えばパルスモータから構成される。ストッパ移動モータM4は、折り基準ストッパ243を回転駆動するモータで、例えばパルスモータから構成される。

0063

また、CPU290には、次のソレノイドが接続されている。切替部材ソレノイドSL1は、切替部材240を図3中の実線の位置と破線の位置とに切り替える。離間ソレノイドSL2はON状態で、ピンチローラ233を搬入ローラ212から離間させるよう動作する。加圧ソレノイドSL3はON状態でピンチローラ233を搬入ローラ212に圧接するよう動作する。押えソレノイドSL4は、ON状態でシート押えガイド244を介してシートPAを押えるよう動作する。

0064

ラチェットソレノイドSL5は、レジストモータM3が励磁状態静止したとき、ON状態に制御されることにより、レジストモータM3のクラッチ部を作動させ、レジストSBローラ213をレジストモータM3と連結させる。収納ゲートソレノイドSL6は、ON状態で収納ゲート241を折りシート収納ボックス側に切り替えるよう動作する。1回目折りフラッパソレノイドSL8は切替部材260を作動させ、増し折りパスソレノイドSL9は、増し折りパス切替部材249を作動させ、増し折りパス259側へ切り替えるよう動作する。

0065

以下、シート折り装置の基本的な動作につき、図1図3図12を参照し、さらに詳細に説明する。

0066

装置本体100Aから排出され、折り処理が指定されたシートPAは、折りモードに従って、前述した内3つ折り、外3つ折り、片袖折りのいずれかの折り処理を受ける。

0067

本実施形態では、画像形成装置の装置本体100Aの電源投入されると、これに連動してシート折り装置200の電源も入るよう電源廻りが配線されているものとする。シート折り装置200の電源が投入されると、CPU290は、センサおよびソレノイド等のアクチュエータ類の状態をあらかじめ設定された初期値と比較して装置本体のCPU289側と通信し、必要に応じてシート折り装置200の初期動作を行う。この初期確認と同時に、CPU290は搬送モータM1および折り駆動モータM2を始動させる。

0068

シートPAが装置本体100Aからシート折り装置200のシート搬入口210に搬送されると、装置本体100AのCPU289からシート折り装置のCPU290に本体排出信号ES、サイズ信号DS、折りモード信号FSの情報が入力される。これらの入力情報に基づき、シートPAは、シート折り装置のシート搬入口210の直後にある切替部材240によってシート折り装置内への受入搬送パス250へ案内される(図6(A))。

0069

受入搬送パス250に搬送されてきたシートPAは、入口センサS1、パスセンサS2で検知され、さらに、搬入ローラ212およびピンチローラ233により搬送され、その先端がレジスト前センサS3によって検知される。その後、シートPAは、レジスト前センサS3がONになった後、ピンチローラ234と回転を停止したレジストSBローラ213とのニップに突き当てられる。さらに、シートPAは搬入ローラ212とピンチローラ233によって所定時間搬送され、折り1ループ形成部255にループ(撓み)が形成される(図6(B))。このときレジストモータM3が励磁状態で回転を静止し、クラッチ部のラチェットソレノイドSL5がONになり、レジストSBローラ213はレジストモータM3と連結される。

0070

シートPAにループが形成された後、ピンチローラ233の加圧ソレノイドSL3をOFF、ピンチローラ233の離間ソレノイドSL2をONとすると、搬入ローラ212に対向するピンチローラ233の圧接が解除される。これによりシートPAに自由度が与えられる。これにより、シートPAはレジストSBローラ213とピンチローラ234とのニップを基準にして、スキュー補正されて、レジスト処理が完了する。このようにして、シートPAが斜めになっている場合、真っ直ぐ修正される(レジストレーション処理)。

0071

上記レジスト(レジストレーション)処理の後、シートPAは、折りモード信号FSに基づき、図2で説明した内3つ折り、外3つ折り、片袖折りのいずれかの折り処理を受ける。以下、シート折り装置200がこれらの折り処理を行う時の動作を説明する。

0072

<内3つ折り処理>
図6図7を参照して内3つ折り処理につき説明する。図6(A)〜(D)、図7(A)、(B)は図2を簡略化した形式で折り処理中のシートPAおよびシート折り装置200の要部の動きを逐次示したものである。

0073

上記のスキュー補正後、離間ソレノイドSL2がOFFしてピンチローラ233が搬入ローラ212に再度圧接し、レジストモータM3が正転駆動して、レジストSBローラ213がシートPAを折り1シート後方パス254へ送り込む図6(A)〜(D))。レジストモータM3の回転は、クラッチ部のラチェットソレノイドSL5がONになり、レジストSBローラ213に確実に伝達される。

0074

レジストモータM3は、パルスモータであり、シートの搬送量をCPU290によってパルスカウント制御されて、搬入ローラ212の下流搬送路にあるシート後端ストッパ242をシートの後端が通過するまで回転して停止する。そのシートの後端がシート後端ストッパ242を通過するのに相当するパルス量は、シートサイズ、折りモードにより設定され、レジスト後センサS4がシートの先端を検知するのを始点にパルスカウントされる。

0075

シートの後端がシート後端ストッパ242を通過した時点で、レジストSBローラ213のラチェットソレノイドSL5をONとしたままの状態で、レジストSBローラ213のレジストモータM3を逆転させる(図6(C))。これにより、シートPAは、レジストSBローラ213の逆転により逆送されて、後端(上端)がシート後端ストッパ242に受け止められて、折り1ループ形成部255の空間にループ(撓み)を形成される。そして、シートPAは第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折ローラ間にニップされる(図6(D))。

0076

続いて、シートPAは2つの折りローラ214、215に挟持され搬送されるが、レジスト後センサS4が再度シート端を検知してから所定時間後、ラチェットソレノイドSL5およびレジストモータM3がOFFに制御される。これによりレジストSBローラ213は、回転自在になり、シートの移動に従動回転して、シートPAに必要以上のストレス(引っ張り力)が加わらなくなる。なお、同様の目的で、レジストSBローラ213の駆動伝達を切る代わりにピンチローラ234をレジストSBローラ213から離間させる制御を行ってもよい。

0077

以上のようにして、シートPAは、第1ローラ214と第2ローラ215に受け渡され、2つのこれらのローラ対によりニップ搬送され、第1回目の折り処理を受ける。シートPAは、折り部分を先頭にして送られ、折りシート検出センサS5で検知されて、その下流の折り搬送パス251上に設けられて所定位置移動設定された折り基準ストッパ243に受け止められる。この結果、シートPAには折り2ループ形成部256によってループ(撓み)が形成される(図7(A))。

0078

特に、内3つ折り処理では、折り2ループ形成部256によりシートPAにループを形成するとき、ループ側に第1回目の折り処理されたシート端面が来るため、第2回目の折り処理時にシート端面を巻き込まれて、シート端面に耳折れ等が発生しやすい。このため、内3つ折り処理では、折りシート検出センサS5で検知し所定時間経過後、押えソレノイドSL4をONにして、シート押えガイド244を作動させ、第1回目の折り処理されたシート端面を押え、端面の浮きによる巻き込みを防止する。シートPAは、第1回目の折り処理の後、今度は第2ローラ215と第3ローラ216のローラ面に倣う形で折りローラ215、216間に挟まれながら搬送されることにより、第2回目の折り処理を受け、内3つ折りが完成する(図7(B))。

0079

内3つ折り処理されたシートPAに対して増し折りを行う場合、シートPAは、図7(B)の位置から、搬送ローラ217、218、219を介して搬送する。そして、切替部材249を図4の破線の位置に切り替えて、搬送ローラ229、搬送ピンチローラ239によりシートPAを増し折りパス259へと搬送し、後処理装置300に送り込む。

0080

<外3つ折り処理>
次に、外3つ折り処理につき図8図9を参照して説明する。図8(A)〜(D)、図9(A)、(B)は図2を簡略化した形式で折り処理中のシートPAおよびシート折り装置200の要部の動きを逐次示したものである。

0081

まず、シート折り装置200は、内3つ折り処理(図6(A)、(B))と同様に、シートPAのスキュー補正を行う(図8(A)、(B))。その後、離間ソレノイドSL2をOFFに制御し、ピンチローラ233を搬入ローラ212に再度圧接させ、レジストSBローラ213のレジストモータM3を正転駆動させる。これによって、レジストSBローラ213とピンチローラ234とがシートPAを搬送する。このとき、CPU290(図1)は、不図示のカウンタでレジストモータM3のパルスカウントしてシートの搬送量を検知し、シートPAをシート搬送方向長さLの((1/3)−α)相当を送り込んだ時点でレジストモータM3を停止させる。

0082

ここでレジストSBローラ213のラチェットソレノイドSL5がONのままレジストSBローラ213のレジストモータM3が励磁状態で回転を停止する。これにより、シートPAの下端(先端)がレジストSBローラ213とピンチローラ234とに挟まれたままになる。そして、加圧ソレノイドSL3をONとすると、搬入ローラ212とピンチローラ233の搬送力上がり、シートPAは搬入ローラ212とピンチローラ233によってさらに搬送される。すると、折り1ループ形成部255の空間にシートのループ(撓み)が発生する(図8(C))。搬入ローラ212とピンチローラ233とによるシートの搬送が継続されて、シートのループは次第に大きくなり、第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折りローラ214、215の間に挟まれて、折り畳まれる(図8(D))。このようにして、シートPAは第1回目の折り処理を受ける。このときCPU290は、シートPAに必要以上の引っ張り力を加えないようにするため、次のような制御を行う。すなわち、内3つ折り処理の場合と同様、レジストSBローラ213を回転自在とし、かつ加圧ソレノイドSL3をOFFにして、ピンチローラ233を搬入ローラ212から離間させる。

0083

第1回目の折り処理後、シートPAは内3つ折り処理と同様に、折られた部分を先頭に搬送されて、所定位置に移動設定された折り基準ストッパ243に先頭を受け止められる。これによりシートPAには折り2ループ形成部256の空間にループ(撓み)を生じる(図9(A))。このとき、第1回目の折り処理をされたシートの端部は、折り2ループ形成部256に生じたシートのループと、シートPAを間にして反対側にあるため、内3つ折り処理のようにシート端部が巻き込まれることがない。このため、外3つ折り処理においては、前述のようにシート押えガイド244を用いてシートPAを押える必要がない。

0084

折り2ループ形成部256に生じたシートのループは、第1回目の折り処理と同様に第2ローラ215と第3ローラ216のローラ面に倣う形で2つの折りローラ215、216の間に挟まれ、折り畳まれる(図9(B))。以上のようにして、シートPAは第2回目の折り処理を受け、外3つ折りが完成する。

0085

外3つ折り処理されたシートPAに対して増し折りを行う場合、シートPAは、図9(B)の位置から、搬送ローラ217、218、219を介してさらに搬送される。そして、切替部材249を図4の破線の位置に切り替えて、搬送ローラ229、搬送ピンチローラ239によりシートPAを増し折りパス259へと搬送し、後処理装置300に送り込む。

0086

<片袖折り処理>
以下、片袖折り処理につき、図10図12を参照して説明する。図10(A)〜(D)、図11(A)〜(D)、図2(A)、(B)は図2を簡略化した形式で折り処理中のシートPAおよびシート折り装置200の要部の動きを逐次示したものである。

0087

まず、シート折り装置200は、上述の内3つ折り処理および外3つ折り処理と同様にシートPAのスキュー補正を行う(図10(A)、(B))。その後、ピンチローラ233の離間ソレノイドSL2がOFFとされ、ピンチローラ233は搬入ローラ212に再度圧接される。また、ピンチローラ233の加圧ソレノイドSL3がONとされ、これによりピンチローラ233と搬入ローラ212は、搬送力を上げてシートPAを搬送する。その後、レジストモータM3が励磁状態で回転を停止し、ラチェットソレノイドSL5をONとすると、レジストSBローラ213は、レジストモータM3によって回転できる状態になる。搬入ローラ212とピンチローラ233により受入搬送パス250を搬送されたシートPAは、静止状態のレジストSBローラ213およびピンチローラ234に当接して、折り1ループ形成部255にループ(撓み)が形成される(図10(B)、(C))。

0088

その後、シートPAは、ループの部分が第1ローラ214と第2ローラ215とに挟まれて搬送され始める。このときシートPAに必要以上のストレス(引っ張り力)が加わらないように制御する。このため、シートPAが第1ローラ214と第2ローラ215に受け渡される時点(ピンチローラ233が搬入ローラ212に再圧接してから所定時間経過した時点)で、ラチェットソレノイドSL5およびレジストモータM3をOFFとする。この結果、レジストSBローラ213は、回転自在になり、シートPAの移動に従動回転して、シートPAに必要以上のストレス(引っ張り力)を加えることがない。また、加圧ソレノイドSL3がOFFになって、搬入ローラ212とピンチローラ233との圧接が解除されるので、シートPAにストレスが加わることがない。

0089

さらに搬送を続けると、シートPAは第1ローラ214と第2ローラ215のローラ面に倣う形で2つの折りローラ間に挟まれて搬送され、第1回目の折り処理を受ける。このとき、レジストSBローラ213とピンチローラ234のニップと、第1ローラ214と第2ローラ215のニップとの搬送パス長が、シートPAの搬送方向長さLのほぼ1/4の長さに相当している。これによって、シートPAの搬送方向長さLのほぼ1/4相当部分での第1回目の折り処理が行われる(図10(D))。

0090

このとき、下流の折り搬送パス251上の折り基準ストッパ243は、片袖折り処理に対応した位置に移動しており、搬送されたシートPAの折り部分を受け止める(図11(A))。シートPAは第1回目の折り部を折り基準ストッパ243に受け止められて、2つの折りローラ214、215間にニップされて、さらに搬送されるため、折り2ループ形成部256にループを形成される。そして、シートPAは第2ローラ215と第3ローラ216により第2回目の折り処理を受ける。以上のようにして、シートPAに対して片袖折り処理が行われる(図11(B)、(C))。

0091

片袖折り処理が完了したシートPAは、搬送ローラ217から排出搬送パス252上の搬送ローラ218に受け渡される(図11(D))。前述のように、搬送ローラ218の直後には収納ゲート241が、搬送ローラ219の後には増し折りパス切替部材249が設けられており、折り処理後のシートの経路を選択的に切り替えることができる。

0092

片袖折り処理が選択されている場合(図11(D))、例えば後処理装置300の上部のステイプラ304により綴じ処理を行うことができる。このため、本実施形態では、片袖折り処理されたシートPAは、収納ゲート241および増し折りパス切替部材249は増し折りパス259方向ではなく、排出搬送パス252(図12(A))方向へシートPAを搬送するよう制御する。すなわち、片袖折り処理が選択されている場合には、シートPAはそのまま排出搬送パス252(図12(A))から通過搬送パス253までの経路を搬送される(図12(B))。シート排出センサS8がシートPAを検出すると、シート検知信号がシート折り装置のCPU290から後処理装置300へ送信される。増し折り処理を行わない場合は、以上のようにしてシート折り装置200の折り処理が完了する。

0093

また、内3つ折り処理、または外3つ折り処理を受け、かつ増し折り処理が選択されていないシートPAに対しては、収納ゲートソレノイドSL6をONとし、収納ゲート241を折りシート収納ボックス280側に切り替える。これにより、内3つ折り処理、または外3つ折り処理を受けたシートPAが、折りシート収納ボックス280に収納されて折り処理が完了する。なお、CPU290は、折りシート収納ボックス280方向へのシート排出を、折り部排出センサS6を介して確認することができる。

0094

一方、内3つ折り処理、外3つ折り処理が行われ、かつ増し折り処理が選択されている場合、シートPAは、搬送ローラ217から排出搬送パス252上の搬送ローラ218に受け渡される。搬送ローラ218の直後には収納ゲート241が搬送ローラ219の後には増し折りパス切替部材249があり、折り処理後のシートPAの経路を選択的に切り替える。増し折り処理が選択されている場合、収納ゲート241は切り替わらず、また、増し折りパスソレノイドSL9が駆動されて増し折りパス切替部材249が増し折りパス259側へ切り替わり、これによりシートPAが増し折りパス259へ搬送される。その後、シートPAは搬送ローラ229と搬送ピンチローラ239により、後処理装置300の3つ折シート搬入口331(図13)に送り込まれる。そして、シートPAは、増し折り装置を構成する増し折りローラ320および増し折りローラ321の搬送領域に図13右方から搬入される。

0095

なお、中(2つ)折り、あるいは中綴じ処理すべきシートPAは、上述のようにシート折り装置200の通過搬送パス253を経由して素通りさせ、後処理装置300のシート搬入口307に搬入する。そして、後処理装置300の下部の第1折りローラ313と第2折りローラ314により中折りを加え、あるいはさらにステイプラ370により中綴じ処理を行うことができる。この中折り、あるいはさらに中綴じされたシートPAに対しても、増し折り装置を構成する増し折りローラ320および増し折りローラ321(図13)により加圧強化を行い、増し折りすることができる。その場合、中折り、あるいは中綴じされたシートPAは、増し折りローラ320および増し折りローラ321の搬送領域に図13の左方から搬入される。

0096

<後処理装置の構造>
以下、図13図19を参照して、後処理装置300の構成および動作につき詳細に説明する。本実施形態では、増し折りローラ320および増し折りローラ321を備えた増し折り装置は後処理装置300の側に配置される。本実施形態の増し折り装置に対しては、3つ折シート搬入口331(図13)を介してシート折り装置200から加圧強化すべきシートPAを搬入できる。また、本実施形態の増し折り装置は、3つ折シート搬入口331の反対側からも後処理装置300で後処理(例えば中折りあるいはさらに中綴じ)されたシートPAを搬入して加圧強化することができる。

0097

本実施形態の後処理装置300は、図13(あるいは図1)に示すようにシート折り装置200から排出されたシートPAを搬入するシート搬入口307を有する。シート搬入口307は、シート折り装置200の通過搬送パス253に対向するように設けられる。シート搬入口307から後処理装置300に送り込まれたシートPAは、シート搬入ローラ315およびピンチローラ316により搬入される。

0098

また、後処理装置300は、シート搬入口307の他に、3つ折シート搬入口331を備えている。この3つ折シート搬入口331は、シート折り装置200の増し折りパス259に対向して設けられる。3つ折シート搬入口331に送り込まれたシートPAはシート搬入ローラ324およびピンチローラ325により搬送され、このローラ対により搬送されたシートPAは増し折りパス332へと搬送される。

0099

後処理装置300は、シート折り装置200の増し折りパス259に対向する3つ折シート搬入口331から搬入されたシートの他、シート搬入口307から搬入されたシートPAにも折り処理を加えることができるよう構成されている。

0100

シート搬入口307に設けられたシート搬入ローラ315およびピンチローラ316の直後に配設された切替部材342は、後処理装置300がシートの折り処理をするか否かによって搬送路を切り替える。

0101

後処理装置300がシートPAの中折り処理をしない場合には、切替部材342は、駆動されず、シート搬送路としては通過搬送パス302を選択するよう制御される。これによりシート搬入口307から搬入されたシートPAは通過搬送パス302、303へ搬送した後に、ステイプラ304の位置を経て積載トレイ301へとシートPAを搬送する。

0102

ステイプラ304の動作は設定内容に応じて制御され、綴じ処理が指定されている場合のみ、ステイプラ304の綴じ処理が行われる。例えば、上述のようにしてシート搬入口307から搬入された片袖折りされたシートPAに対して、通過搬送パス302、303へ搬送してステイプラ304を駆動することにより綴じ処理を加えることができる。

0103

一方、後処理装置300がシート搬入口307から搬入されたシートPAに対して中折り処理をする場合、後処理装置300は、切替部材ソレノイドSL37をONにして、切替部材342の案内方向を中折りパス306側へ切り替える。これによりシート搬入口307から搬入されたシートPAは中折りパス306側に案内される。中折りパス306には、搬入されたシートPAを搬送する搬送ローラ317およびピンチローラ318が配設されている。

0104

中折りパスを通過したシートPAは搬送ローラ317によりシートサイズ振り分けパス308に搬送される。シートサイズ振り分けパス308には、搬入ローラ310とピンチローラ311、シートサイズごとに経路を切り替えるための中サイズ切替部材340と小サイズ切替部材341が設けられる。中サイズ切替部材340と小サイズ切替部材341は、切替部材駆動ソレノイドSL35、SL36によりそれぞれ駆動される。

0105

シートサイズ振り分けパス308に搬送されたシートPAは搬入ローラ310により搬送される。ここでシートサイズに応じて切替部材駆動ソレノイドSL35もしくは切替部材駆動ソレノイドSL36をONさせることで、中サイズ切替部材340もしくは小サイズ切替部材341を駆動させる。これによりシートサイズに応じた搬送経路へシートPAを案内することができる。その後、シートPAはシートサイズ振り分けパス308の下部の中折り処理パス309に搬送される。

0106

中折り処理パス309へ搬送されたシートPAは、図14に示すように、搬送ローラ312によりシート位置決め板360の位置まで搬送され、この位置で一時収納される。この時、シート位置決め板360に収納されたシートPAに対して、図15に示すように整合板348、整合板349によりシートPAの整合処理が行われる。図15図13図14の左方からシート位置決め板360に収納されたシートPAと、整合板348、整合板349を示したものである。整合板348、整合板349は、例えば図15中の矢印方向の動きにより複数枚のシートPAの縁部が全て整合するよう動作する。このような動作のため、整合板348、整合板349は、不図示のソレノイドなどによりシートPAの幅に沿うよう移動できるよう構成しておく。

0107

シート位置決め板360へシートPAをストックする動作は、シートの中折り、もしくは中綴じを行う枚数分、繰り返し行われる。その際、整合板348、整合板349による上記の整合処理(図15)は、例えばシートPAが1枚ストックされるごとに行う。

0108

シートPAに中綴じ処理を行う場合シート位置決め板360は、シートPAの中心がステイプラ370で針の打たれる位置nに整合するような位置でシートPAを待機させる。シートPAの処理枚数分のストックが完了した後、図16に示すように、ステイプラ370によりシートPAに中綴じ処理を行う。ステイプラ370は図16中の矢印Nのように揺動して、シートPA中心の位置nに針(不図示)を打つ。ステイプラ370による中綴じ処理後、シート位置決め板360はシートの中心位置が折り位置に合うように移動する。

0109

シートPAに中綴じ処理を行わない場合、シートの中心位置が折り位置に合う場所にて待機し処理枚数分のストックを行う。

0110

中綴じ処理終了後にシートの中心位置が折り位置へ移動、もしくは中綴じをせずにシートの中心位置にて処理枚数分のストックを行った後に、第1折りローラ313と第2折りローラ314を覆っていたガイド板362を下降させる(図17)。ガイド板362の下降後にシート押し板361によりシート束の中心を押して、第1折りローラ313と第2折りローラ314の間にシート束の中心部を搬送する。搬送後、2つの折りローラ313と314によりシート束を挟み込んで中折り(2つ折り)にする(図18)。中折り処理の行われたシートPAは第1折りローラ313と第2折りローラ314により増し折りパス332へ搬送される。

0111

本実施形態の後処理装置300において、増し折りパス332は、図13左右両方向からシートPAを搬入して折り目強化を行えるよう構成されている。シート折り装置200によって3つ折り処理された後に3つ折シート搬入口331から搬入されたシートPAは、シート搬入ローラ324およびピンチローラ325によって増し折りパス332に送り込むことができる。一方、後処理装置300では、上記のようにして折りローラ313と314により、シートPAに対して中折り処理を加えることができ、さらに折りローラ313と314で搬送を続けることにより、シートPAを増し折りパス332に送り込むことができる。

0112

増し折りパス332には、増し折りローラ320および増し折りローラ321が配置される。対向する増し折りローラ320および増し折りローラ321の回転軸は、増し折りパス332の搬送方向(図13の左右方向)とほぼ平行に配置されている。また、増し折りローラ320、321を圧接させるか、またはそれぞれ図の上方および下方に退避させるかは、増し折りローラ開閉ソレノイドSL31と増し折りローラ開閉ソレノイドSL32によって制御することができる。

0113

さらに、増し折りパス332の中央部には図13に破線で示すように、増し折り位置決めローラ322およびピンチローラ323が配置される。増し折り位置決めローラ322およびピンチローラ323は、位置決めローラ開閉ソレノイドSL33および位置決めローラ開閉ソレノイドSL34により、それぞれ上方または下方に退避させることができる。

0114

図19は、増し折りパス332廻りの上記の各ローラの位置関係を斜視図として示している。折りローラ313および314とシート搬入ローラ324およびピンチローラ325は、増し折りパス332の幅とほぼ同じ全長を有し、矢印で示すようにそれぞれ図の左右からシートPAを搬送することができる。

0115

本実施形態では、上下に退避可能な増し折り位置決めローラ322およびピンチローラ323の全長は、図示のように増し折りパス332の幅よりも小さく構成してある。また、同じく上下に退避可能な増し折りローラ320、321の全長は、本実施形態ではほぼ増し折りパス332の全長(図の左右方向)に渡る長さとしてある。ただし、増し折りローラ320および321や、増し折り位置決めローラ322およびピンチローラ323の全長は、増し折りを行う時の制御態様によって任意に選択することができる設計事項である。

0116

図19の構成において、シート折り装置200によって3つ折り処理された後に3つ折シート搬入口331から搬入されたシートPAは、シート搬入ローラ324およびピンチローラ325によって、増し折りパス332へ搬送される。中折り処理された後に増し折りパス332へ搬送されたシートPAは、増し折り位置決めローラ322とピンチローラ323により増し折り位置に搬送される(図19)。シート搬送後、増し折りローラ開閉ソレノイドSL31と増し折りローラ開閉ソレノイドSL32をONすることで増し折りローラ320および増し折りローラ321が閉口(圧接)し、ローラ間が閉じられることでシートPAがニップされる。シートのニップ後、位置決めローラ開閉ソレノイドSL33および位置決めローラ開閉ソレノイドSL34がONし、増し折り位置決めローラ322とピンチローラ323が開口し、シートの保持を解除する。

0117

増し折りローラ320および増し折りローラ321のみによりニップされたシートPAは、増し折りローラ320および増し折りローラ321により挟まれながら搬送されることで、増し折り処理を行い、折り目の強化を行うことが出来る。搬送後、シートPAは収納ボックス390へと搬送される。

0118

上述のように本実施形態によれば、対向する異なる方向から、第1のローラ対(324、325)または第2のローラ対(313、314)により増し折り装置の増し折りローラ対(320、321)に加圧強化すべきシートPAを搬入できる。このため、例えば、搬送経路を長大化、複雑化することなく増し折り装置の両側に異なる複数のシート折り処理を行う機構を配置でき、異なる複数の機構により形成された折り目を加圧強化できる簡単安価な増し折り手段を提供することができる。

0119

SL1…切替部材ソレノイド、100…画像形成装置、100A…画像形成装置本体、140…感光ドラム(画像形成部)、200…シート折り装置、214…第1ローラ、215…第2ローラ、216…第3ローラ、240…切替部材、250…受入搬送パス、252…排出搬送パス、253…通過搬送パス、289…装置本体のCPU、290…シート折り装置のCPU(制御手段)、300…後処理装置、320、321…増し折りローラ、322…増し折り位置決めローラ、323、325…ピンチローラ、324…シート搬入ローラ

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