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技術 電動引出しアシスト

出願人 株式会社的場電機製作所
発明者 島村悟
出願日 2014年3月31日 (6年1ヶ月経過) 出願番号 2014-073393
公開日 2015年11月5日 (4年5ヶ月経過) 公開番号 2015-192832
状態 未査定
技術分野 家具の組合わせ、厨房家具家具の引き出し
主要キーワード マグネット保持部材 挿着穴 緩衝動作 カバー蓋 引出し構造 大容量タイプ ホイールギア 引出し動作
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年11月5日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

引出しの開閉を行う際、引出しの取手を手で握って引き出すような操作を必要とせず、手や足等でモータスイッチ入力を行うことによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようにした電動引出しアシストを提供する。

解決手段

引出し側と収納部側に対面する位置に一対のマグネット保持部材が設けられ、夫々のマグネット保持部材の対向面にS極とN極の対をなすマグネット周方向に離間して固定され、いずれか一方のマグネット保持部材を引出し側又は収納部側に固定し、他方のマグネット保持部材をモータで回転することによって、固定側のマグネット保持部材に対面した回転側のマグネット保持部材のS極のマグネットとN極のマグネットとが同極磁力で互いに反発するか、又は異極の磁力で引き合う構成とした。

概要

背景

例えば、住宅に設けられたシステムキッチン等には、大きさの異なる多数の引出しが設けられており、従来は、手動による引き出し操作、及び押し込み操作によって開閉を行うようにしていた。

ところが、近年のシステムキッチン等に設けられた引出しには大容量タイプのものがあり、このような引出しを開閉する際、特に引出し動作の開始時に大きな力が必要となる。

このため、特許文献1に記載されているように、使用者が引出しを引く際の初動時の負荷を軽減するようにした駆動装置が開発されている。この装置は、引出し部を引き出す動作に連携してモータを駆動させ、モータに連結された切欠ギアとラックが噛み合う範囲で可動部を引出し方向へ移動させるようにしたものである。

ところが、このような引出し構造においては、引出しの移動をモータの駆動力で行うものであり、引出しの重量が大きい状況下ではモータに負荷がかかるため、動力の大きいモータが必要になるという問題がある。

また、上記のようなシステムキッチンだけではなく、最近では、美容室医療の分野でも、作業中において、引出しに手を触れずに引き出しの開閉動作を行う必要があるため、そのような使用に適する引出し構造が要求されるようになっている。

概要

引出しの開閉を行う際、引出しの取手を手で握って引き出すような操作を必要とせず、手や足等でモータのスイッチ入力を行うことによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようにした電動引出しアシストを提供する。引出し側と収納部側に対面する位置に一対のマグネット保持部材が設けられ、夫々のマグネット保持部材の対向面にS極とN極の対をなすマグネット周方向に離間して固定され、いずれか一方のマグネット保持部材を引出し側又は収納部側に固定し、他方のマグネット保持部材をモータで回転することによって、固定側のマグネット保持部材に対面した回転側のマグネット保持部材のS極のマグネットとN極のマグネットとが同極磁力で互いに反発するか、又は異極の磁力で引き合う構成とした。

目的

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、引出しの開閉を行う際、引出しの取手を手で握って引き出すような操作を必要とせず、手や足等でモータのスイッチ入力を行うことによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようにした電動引出しアシストを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

引出しを収納部から出し入れすることによって、引出しの開閉を行う構造において、引出し側と収納部側に対面する位置に一対のマグネット保持部材が設けられ、夫々のマグネット保持部材の対向面にS極とN極の対をなすマグネット周方向に離間して固定され、いずれか一方のマグネット保持部材を引出し側又は収納部側に固定し、他方のマグネット保持部材をモータで回転することによって、固定側のマグネット保持部材に対面した回転側のマグネット保持部材のS極のマグネットとN極のマグネットとが同極磁力で互いに反発するか、又は異極の磁力で引き合う構成とし、引出しを開く際は、モータを起動するスイッチを入れることによって対面するマグネットが互いに反発する相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転し、引出しを閉じる際は、対面するマグネットが互いに引き合う相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転するようにしたことを特徴とする電動引出しアシスト

請求項2

引出し側のマグネット保持部材を引出し側に固定する一方、マグネット保持部材をモータで回転する構成のほか、マグネット保持部材を収納部側に固定する一方、引出し側のマグネット保持部材をモータで回転する構成としたことを特徴とする請求項1記載の電動引出しアシスト。

請求項3

引出し側に設けたマグネット保持部材と収納部側に設けたマグネット保持部材の夫々の対向面に2個以上のS極とN極のマグネットが周方向に離間して交互に固定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の電動引出しアシスト。

請求項4

引出しを開く際、モータを起動するスイッチを入れることによって対面するマグネットが互いに反発する相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転した後、引出しを閉じる動作に備えて、対面するマグネットが互いに引き合う相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転させた待機状態となるようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の電動引出しアシスト。

請求項5

回転側のマグネット保持部材の外周には、リミットスイッチを構成するレバーの端部に設けられたローラ転動する外周面とローラが嵌合する外周溝とを形成してあり、マグネット保持部材がモータによって回転した際、ローラの外周面を転動していたローラが外周溝に嵌合することによってリミットスイッチがオフして、マグネット保持部材の回転を停止するようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電動引出しアシスト。

技術分野

0001

本発明は、引出しの取手を手で握って引き出すような操作を必要とせず、手や足等でモータスイッチ入力を行うことによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようにした電動引出しアシストに関する。

背景技術

0002

例えば、住宅に設けられたシステムキッチン等には、大きさの異なる多数の引出しが設けられており、従来は、手動による引き出し操作、及び押し込み操作によって開閉を行うようにしていた。

0003

ところが、近年のシステムキッチン等に設けられた引出しには大容量タイプのものがあり、このような引出しを開閉する際、特に引出し動作の開始時に大きな力が必要となる。

0004

このため、特許文献1に記載されているように、使用者が引出しを引く際の初動時の負荷を軽減するようにした駆動装置が開発されている。この装置は、引出し部を引き出す動作に連携してモータを駆動させ、モータに連結された切欠ギアとラックが噛み合う範囲で可動部を引出し方向へ移動させるようにしたものである。

0005

ところが、このような引出し構造においては、引出しの移動をモータの駆動力で行うものであり、引出しの重量が大きい状況下ではモータに負荷がかかるため、動力の大きいモータが必要になるという問題がある。

0006

また、上記のようなシステムキッチンだけではなく、最近では、美容室医療の分野でも、作業中において、引出しに手を触れずに引き出しの開閉動作を行う必要があるため、そのような使用に適する引出し構造が要求されるようになっている。

先行技術

0007

特開2005−237766号公報

発明が解決しようとする課題

0008

本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、引出しの開閉を行う際、引出しの取手を手で握って引き出すような操作を必要とせず、手や足等でモータのスイッチ入力を行うことによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようにした電動引出しアシストを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記の目的を達成するために、本発明における請求項1の電動引出しアシストは、引出しを収納部から出し入れすることによって、引出しの開閉を行う構造において、引出し側と収納部側に対面する位置に一対のマグネット保持部材が設けられ、夫々のマグネット保持部材の対向面にS極とN極の対をなすマグネット周方向に離間して固定され、いずれか一方のマグネット保持部材を引出し側又は収納部側に固定し、他方のマグネット保持部材をモータで回転することによって、固定側のマグネット保持部材に対面した回転側のマグネット保持部材のS極のマグネットとN極のマグネットとが同極磁力で互いに反発するか、又は異極の磁力で引き合う構成とし、引出しを開く際は、モータを起動するスイッチを入れることによって対面するマグネットが互いに反発する相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転し、引出しを閉じる際は、対面するマグネットが互いに引き合う相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転するようにしたことを特徴とする。

0010

また、本発明における請求項2の電動引出しアシストは、請求項1において、引出し側のマグネット保持部材を引出し側に固定する一方、マグネット保持部材をモータで回転する構成のほか、マグネット保持部材を収納部側に固定する一方、引出し側のマグネット保持部材をモータで回転する構成としたことを特徴とする。

0011

また、本発明における請求項3の電動引出しアシストは、請求項1又は2において、引出し側に設けたマグネット保持部材と収納部側に設けたマグネット保持部材の夫々の対向面に2個以上のS極とN極のマグネットが周方向に離間して交互に固定されていることを特徴とする。

0012

また、本発明における請求項4の電動引出しアシストは、請求項1、2又は3において、引出しを開く際、モータを起動するスイッチを入れることによって対面するマグネットが互いに反発する相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転した後、引出しを閉じる動作に備えて、対面するマグネットが互いに引き合う相対位置に回転側のマグネット保持部材を回転させた待機状態となるようにしたことを特徴とする。

0013

また、本発明における請求項5の電動引出しアシストは、請求項1、2、3又は4において、回転側のマグネット保持部材の外周には、リミットスイッチを構成するレバーの端部に設けられたローラ転動する外周面とローラが嵌合する外周溝とを形成してあり、マグネット保持部材がモータによって回転した際、ローラの外周面を転動していたローラが外周溝に嵌合することによってリミットスイッチがオフして、マグネット保持部材の回転を停止するようにしたことを特徴とする。

発明の効果

0014

本発明の電動引出しアシストは、上記のように構成されているため、例えば、モータを起動するスイッチを引出しの前面に設け、このスイッチを手や足で押圧することによって通電する構造にしておくと、使用者が指先や手のひらでスイッチを押すだけではなく、手のや足等でスイッチを押すことによって引出しを開くことが可能となる。

0015

また、上記のように引出しを開く際、本発明では、モータを起動するスイッチを入れると、引出し側に設けたマグネットと収納部側に設けたマグネットが互いに同極の磁力で反発する関係となることによって、引出しが開く側に押し出されることになる。

0016

また、引出しを閉じる際には、引出しを手や足等で押し込むことにより、収納部の奥に向かって移動している引出し側と収納部側に設けられたマグネットが互いに異極の磁力で引き合う関係となるように、予め回転側のマグネット保持部材を回転させておくことにより、引出しが収納部側に引き込まれることとなる。

0017

しかも、引出しが閉じられた状態においては、引出し側と収納部側とに設けられたマグネットが互いに異極の磁力で引き合う状態を維持するため、仮に地震等の不慮の出来事があった場合でも、引出しは閉じた状態を保つことができ、安全性の面でも有益となる。

0018

また、上記のように、本発明は、引出し側と収納部側に設けたマグネットが互いに異極の磁力で引き合う構造とし、又は同極の磁力で反発しあう構造とすることによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようになり、その構成に使用する部品点数は少なく、複雑な構造ではないため、製造コスト及び販売コストの低減にも有益となる。

図面の簡単な説明

0019

本発明の実施例における電動引出しアシストを用いた引出しと収納部の全体平面図である。
本発明の実施例における電動引出しアシストを設けた引出しの全体斜視図である。
本発明の実施例における電動引出しアシストの分解斜視図である。
(a)は本発明の実施例における電動引出しアシストにおける引出し側のマグネット保持部材が収納部側のマグネット保持部材に接近した状態を透視的に示す斜視図であり、(b)は引出し側のマグネット保持部材が収納部側のマグネット保持部材から離れた状態を透視的に示す斜視図である。
(a)は本発明の実施例における電動引出しアシストにおける引出し側のマグネット保持部材が収納部側のマグネット保持部材に接近した状態を透視的に示す上面図であり、(b)は引出し側のマグネット保持部材が収納部側のマグネット保持部材から離れた状態を透視的に示す上面図である。
(a)は本発明の実施例における電動引出しアシストの正面図であり、(b)は引出し側のマグネット保持部材を示す前面図である。
(a)は本発明による他の実施例に関する電動引出しアシストにおける引出し側のマグネット保持部材が収納部側のマグネット保持部材に接近した状態を透視的に示す斜視図であり、(b)は引出し側のマグネット保持部材が収納部側のマグネット保持部材から離れた状態を透視的に示す斜視図である。
(a)は本発明による他の実施例に関する電動引出しアシストを透視的に示す正面図であり、(b)は引出し側のマグネット保持部材の前面図である。
本発明の実施例における電動引出しアシストのスイッチ関係の回路図である。

0020

以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。

0021

本発明による電動引出しアシスト1は、図1に示すように、引出し2を収納部3から引き出したり収納部側に押し込むことによって、引出し2の開閉を行う引出し構造を前提とするものである。本実施例では、この引出し構造として、図1又は図2に示す箱形状の引出し2と、この引出し2を水平状態に出し入れするようにした収納部3を用いて説明する。

0022

本実施例の電動引出しアシスト1の全体的な構成は、図1、2、3に示すように、引出し2の背面2aに固定側のマグネット保持部材4を設け、収納部3の奥面3aに回転側のマグネット保持部材5を設けると共に、この回転側のマグネット保持部材5を駆動するモータ6やギヤ類を収納してユニット化するケース本体7とケース蓋8とを備えた構成を有する。

0023

なお、本実施例では、上記のように、マグネット保持部材4を引出し側に固定し(以下、引出し側のマグネット保持部材4を「固定側のマグネット保持部材4」と云うことがある)、マグネット保持部材5を収納部側に回転可能に設けた(以下、収納部側のマグネット保持部材5を「回転側のマグネット保持部材5」と云うことがある)構成としてあるが、その逆の構成として、引出し側のマグネット保持部材4を回転可能にし、収納部側のマグネット保持部材5を引出し2の背面2aに固定した構成とすることも可能である。この場合、引出し2の背面に、回転側のマグネット保持部材5を駆動するためのモータ6やギヤ類を収納してユニット化するケース本体7等を設けることになる。

0024

上記のマグネット保持部材4、5は、図3に示すように、引出し側のマグネット保持部材4と収納部側のマグネット保持部材5とに兼用して使用することができるように、いずれも同形状の薄型円柱形の部材として形成している。

0025

また、各マグネット保持部材4、5の中心には、軸孔9が形成され、軸孔9の周りには周方向に離間してマグネット10を挿着するための挿着穴11が形成されている。この挿着穴11は、軸孔9の周りに等間隔で4個を設け、そのうちの2個を利用して1組のN極とS極を設けるか、又は4個の挿着穴11を利用して2組のN極とS極を設ける場合とで使い分けることが可能である。

0026

従って、本実施例に用いる引出し側に設けるマグネット保持部材4と収納部側に設けるマグネット保持部材5は、上記のように同形状に形成されることによって兼用することが可能であり、成形時の金型共用できるという利点を有する。

0027

本実施例では、図4(a)、(b)に示すように、1組のS極とN極のマグネット10を1個ずつ、180度の方向に設けた構成のほか、図7(a)、(b)に示すように、各マグネット保持部材4、5の4個の挿着穴11に2組のS極とN極のマグネット10を交互に設けた構成を示すが、各マグネット保持部材4、5に設ける挿着穴11及びマグネット10の数は、これに限定されるものではない。なお、図2においては、2組のS極とN極のマグネット10を設けた構成を図示してある。

0028

また、本実施例では、上記のようにN極とS極のマグネット10を個別に挿着する挿着穴11を設けるようにしてあるが、1個のリング形状の磁石にN極とS極を交互に設けた構成のマグネットを使用することも可能である。この場合は、各マグネット保持部材4、5に個々の挿着穴11を形成するのではなく、リング形状のマグネットを挿着するためのリンク形の挿着穴を形成することになる。

0029

さらに、本実施例において、各マグネット10には円形鉄板からなるヨーク(不図示)が設けられ、各マグネット10はヨークを介して挿着穴11に固定された構成とすることにより、各マグネット10から後方側へ漏れる磁力が減少し、マグネット10の前方側へ向けて発生する磁力を効率的に強大なものとすることが可能となる。

0030

さらに、図4(a)、(b)に示すように、回転側のマグネット保持部材5の外周には、スイッチのオン・オフを行うレバー式のリミットスイッチ12のローラ14が転動する外周面15とローラ14が嵌合する外周溝16とが形成されている。

0031

このような構成において、回転側のマグネット保持部材5がモータ6によって回転した際、マグネット保持部材5の外周面15を転動しているローラ14が外周溝16に嵌合することによってリミットスイッチ12のレバー13が作動し、リミットスイッチ12がOFFとなってマグネット保持部材5の回転が停止する。

0032

図6(a)に示すように、モータ6は、図9に示す回路によって、リミットスイッチ12に接続されると共に、例えば、引出し2の前面に設けられたスイッチSWに連結され、スイッチを手や足等で押す動作によってモータ6を起動することが可能である。なお、モータ6を起動するためのスイッチSWの形態は、押している間だけ回路がつながるモーメンタリースイッチを使用するとよい。また、図9において、電源ジャックJには外部からの家庭用DC電源バッテリーから供給される電源を接続することができ、コネクターCNには引出し2の前面に設けられたスイッチSWに接続されたリード線を接続する。

0033

また、本実施例において、図1、2、3に示すように、引出し側のマグネット保持部材4は平面板17にネジ等で固定する構成としてあり、この平面板17を引出し2の背面2aに固定することによって取付けることが可能である。

0034

また、引出し側に固定したマグネット保持部材4に対向する収納部3の奥面3a(図1参照)には、収納部側のマグネット保持部材5が設けられている。このような収納部側の構はユニット化され、図3図4又は図5に示すように、ケース本体7内にモータ6を固定すると共に、モータ6の回転軸6a(図5参照)をウォーム軸18に連結し、ウォーム軸18に装着されたウォーム19をホイールギア20に歯合する構成としている。

0035

また、図3に示すように、ホイールギア20の前面にて、ホイールギア20の軸部20aが収納部側のマグネット保持部材5の軸孔5aに挿着された状態でネジ等で固定され、モータ6の駆動によって、ウォーム軸18、ウォーム19及びホイールギア20を介して収納部側のマグネット保持部材5が回転する構成とされている。

0036

このような構成において、収納部側のマグネット保持部材5がモータ6によって回転した際、マグネット保持部材5の外周面15を転動していたローラ14が外周溝16に嵌合することによってリミットスイッチ12がオフし、マグネット保持部材5の回転が停止する。また、使用者がスイッチを押すことによってモータ6は再び起動し、収納部側のマグネット保持部材5が回転を開始する。

0037

次に、図4(a)(b)に示す構成は、上記のように、引出し側のマグネット保持部材4と収納部側のマグネット保持部材5との夫々に1組のS極とN極のマグネットを1個ずつ、180度の方向に設けた構成としたものである。

0038

また、収納部側のマグネット保持部材5の外周には、リミットスイッチ12のローラ14を嵌合する外周溝16が1か所だけ設けられ、図5(a)に示すように、引出し2(図1参照)が収納部3の奥側まで押し込まれた状態では、引出し側のマグネット保持部材4に対面した収納部側のマグネット保持部材5におけるS極のマグネット10とN極のマグネット10とが互いに対向して異極の磁力で引き合うことにより、引出し2は収納部3の奥側に収納された状態を保つ。このとき、地震やその他の原因によって引出し2に振動が生じたり傾いた場合でも、S極とN極による異極のマグネットの引き合う磁力によって、引出し2は収納部3の奥側に収納された状態を保つことができる。

0039

また、引出し2を開ける際には、手や足等でスイッチを押すことによってモータ6が駆動すると、収納部側のマグネット保持部材5が回転を始める。このマグネット保持部材5が180度回転した状態で、収納部側のマグネット保持部材5のS極とN極は、固定した状態の引出し側のマグネット保持部材4のS極とN極に対して同極となって反発することにより、引出し2は前方へ押し出されることによって開いた状態となる。

0040

次いで、上記の収納部側のマグネット保持部材5はモータ6の駆動によって回転を続け、リミットスイッチ12のローラ14が再び外周溝16に嵌合することでモータ6が停止する。この状態で、収納部側のマグネット保持部材5は、引出し側のマグネット保持部材4のS極とN極のマグネット10に対して異極の関係となり、次の引出し2の押し込み動作に備えた待機状態を保つこととなる。

0041

さらに、手や足などによる引出し2を押し込む動作によって引出し2が収納部3の奥に移動すると、上記のように待機状態にある収納部側のマグネット保持部材5のS極とN極のマグネット10が、引出し側のマグネット保持部材4のS極とN極のマグネット10に対して異極の関係で引き合うことになる。これによって、引出し2は収納部3の奥側まで移動してダンパー21に衝突し、その衝突が緩衝された状態で停止し、閉じた状態となる。なお、ダンパー21はケース本体7側に取り付けられ、作動軸21aが蓋カバー8に設けられた挿通穴8aを挿通して前方に突出し、この作動軸21aの先端が引出し2の背面2aに押圧されることによって緩衝動作を行うものである。

0042

なお、引出し2が収納部3の奥側まで移動して収納された状態では、上記のダンパー21によって引出し2の停止位置が規制される。また、引出し側のマグネット保持部材4はカバー蓋8で覆われ、上記のダンパー21によって収納部側のマグネット保持部材5との間に微小の隙間G(図5(a)参照)を開けた状態で停止するため、引出し2が閉まる際の衝突音がせずに収納されることとなる。

0043

また、上記のように、引出し側のマグネット保持部材4と収納部側のマグネット保持部材5とに設けられた異極のN極とS極のマグネット10は微小の隙間Gを開けた非接触の状態で引き合うことになる。この状態でモータ6を駆動すると、収納部側のマグネット保持部材5は、引出し側のマグネット保持部材4に対して横方向に移動することにより、上記のように異極同士で引き合う磁力を引き離して回転することになる。なお、上記のように引出し側のマグネット保持部材4と収納部側のマグネット保持部材5のN極とS極との間に隙間Gが設けられているため、モータ6に供給する電源をバッテリー等で行った時のバッテリー切れ機器故障等の場合に、手動で引出し2を引き出すことも可能である。

0044

一方、図7図8に示す構造は、本発明の他の実施例を示すものであり、引出し側のマグネット保持部材4と収納部側のマグネット保持部材5との各挿着穴11に2組のS極とN極のマグネット10、即ち全部で4個のマグネット10を周方向に90度ごとに交互に設けた構成としている。なお、この図7図8に示す構造においては、モータ6の回転軸6aは減速機6bを介してウォーム軸18と連結するようにしている。

0045

このような構成により、上記の1組のS極とN極とを設けた場合に比較して、2倍の磁力を発揮することが可能となる。従って、引出し2が大型化したり、重量の大きな物品を引出し2に収める場合でも、磁力の引き合いによる引出し2の収納状態を保持し、また磁力の反発による引出し2の解放動作を円滑に行うことが可能となる。

0046

また、図7又は図8に示すように、引出し側と収納部側の各マグネット保持部材4、5に2組のS極とN極のマグネット10を設けた場合、マグネット保持部材4、5に設ける外周溝16は180度の対極位置に1個ずつ設けた構成とする。このような構成により、手や足等でスイッチを押すことによってモータ6を駆動させると、収納部側のマグネット保持部材5が回転を始める。次いで、このマグネット保持部材5が90度回転した状態で、収納部側のマグネット保持部材5のS極とN極は、固定した状態の引出し側のマグネット保持部材4のS極とN極に対して同極となって反発することにより、引出し2は前方へ移動して開いた状態となる。

0047

この時、上記の構成と同様に、収納部側のマグネット保持部材5はモータ6の駆動によって回転を続け、このマグネット保持部材5が半回転した状態でリミットスイッチ12のローラ14が次の外周溝16に嵌合することでモータ6が停止する。この状態で、収納部側のマグネット保持部材5は、押し出された位置にある引出し側のマグネット保持部材4のS極とN極のマグネット10に対して異極の関係となり、次の引出し2の押し込み動作に備えた待機状態を保つこととなる。

実施例

0048

さらに、手や足などによる引出し2を押し込む動作によって引出し2が収納部3の奥側に移動すると、待機状態にある収納部側のマグネット補材部材5のS極とN極は、引出し側のマグネット保持部材4のS極とN極に対して異極の関係で引き合うことにより、引出し2は奥側まで移動し、ダンパー21に衝突して、その衝突が緩衝された状態で停止し、収納状態となる。

0049

本発明の電動引出しアシストは、引出しの開閉を行う際、引出しの取手を手で握って引き出すような操作を必要とせず、手や足等でモータのスイッチ入力を行うことによって、引出しの開閉動作を省力且つ円滑に行うことができるようにした電動引出しアシストとして利用可能である。

0050

1電動引出しアシスト
2 引出し
2a 背面
3収納部
3a奥面
4 引出し側(固定側)のマグネット保持部材
5 収納部側(回転側)のマグネット保持部材
6モータ
6a回転軸
6b減速ギヤ
7ケース本体
8ケース蓋
8a挿通穴
9軸孔
10マグネット
11挿着穴
12リミットスイッチ
13レバー
14ローラ
15外周面
16外周溝
17平面板
18ウォーム軸
19ウォーム
20ホイールギア
20a 軸部
21ダンパー
21a作動軸
G 隙間
SW スイッチ
J電源ジャック
CN コネクター

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