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技術 ベルトクリーナー

出願人 濱田重工株式会社新日鐵住金株式会社
発明者 松本正則牧野秀明橋本弘栄笠置正木村孝則成澤豊道
出願日 2014年3月24日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2014-059781
公開日 2015年10月22日 (5年2ヶ月経過) 公開番号 2015-182847
状態 特許登録済
技術分野 コンベヤの清掃、注油
主要キーワード 湾曲断面 凹状断面 キャリアベルト 傾斜ローラ 各矯正ローラ ヘッドプーリー リターンベルト 水平ローラ
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年10月22日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

刃先部がその全長に亘って均一にリターンベルト下面に当接して付着物を除去し、付着物の取り残しやベルト損傷が発生することのないベルトクリーナーを提供する。

解決手段

循環駆動する無端状ベルト11を有するベルトコンベアに装着され、原料搬送後のリターンベルト13の表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナー20であって、リターンベルト13の幅方向に配置され、リターンベルト13に当接してリターンベルト13の表面に付着した付着物を掻き取る刃先部22と、刃先部22を挟んでリターンベルト13の幅方向両側に配置され、リターンベルト13に当接してリターンベルト13の移動方向と直交する軸回りに回転し、湾曲したリターンベルト13をフラットにする矯正ローラ21とを備えている。

概要

背景

製鉄所では、鉄鉱石石炭等の各種原料ベルトコンベアを用いて原料工場高炉などに搬送している。このようなベルトコンベアでは、原料が載置される上ベルトキャリアベルト)の上面が、原料投下後の下ベルト(リターンベルト)では下面となる。このリターンベルトの下面には、原料投下時に落下しなかった比較的多量の細粒粉(付着物)が付着している。ベルト表面に付着した付着物は、ベルトコンベアの搬送量を減少させるのみならず、復路の途中で落下して作業環境を悪化させたり、落下した付着物が堆積してベルトが破損したりする。

そのため、ベルト表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナーが多くのベルトコンベアに装着されている。この種のベルトクリーナーとしては、固定された掻き板をベルトに押し付けて掻き板で付着物を掻き取るスクレーパー式や、ブラシを回転させてベルト表面の付着物を掃き取るブラシ式などがある。しかし、性能についてはそれぞれ一長一短があり、未だ満足できる状況に至っていない。

例えば、従来のスクレーパー式ベルトクリーナーは、リターンベルトの下面側に、掻き板をリターンベルトの進行方向と直交するように配置し、掻き板の刃先部でリターンベルト下面に付着した付着物を掻き取っている。この形式のベルトクリーナーにおいて掻き取り効果を高めるためには、刃先部とリターンベルト下面との密着度を上げる必要があるが、密着度を上げ過ぎると、ベルトが損傷する。そのため、刃先部とリターンベルト下面との密着度を弱くして使用しているが、刃先部に付着物が滞留してリターンベルトを押し上げ、刃先部とリターンベルト下面との密着性が低下して掻き取り効果が減殺されるという問題がある。

そこで、特許文献1では、先端に刃が設けられている複数枚の掻き板をベルト進行方向に対して斜めに配設し、且つ掻き板の前後にスナッププーリー押えローラーとを配置したスクレーパー式クリーナーが開示されている。特許文献1によれば、刃先部を備えた掻き板を斜めに配設してあるので、掻き板に接触した付着物は掻き板に沿って斜め方向に流れ、刃先部における付着物の滞留が減少すると共に、掻き板が付着物から受ける力及びベルトと刃先部と間の摩耗抵抗が減少するとされている。
また、同様の発明として、特許文献2には、複数の掻き板が可撓性を有するカーブ状とされているベルトクリーナーが開示されている。

概要

刃先部がその全長に亘って均一にリターンベルト下面に当接して付着物を除去し、付着物の取り残しやベルト損傷が発生することのないベルトクリーナーを提供する。循環駆動する無端状ベルト11を有するベルトコンベアに装着され、原料搬送後のリターンベルト13の表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナー20であって、リターンベルト13の幅方向に配置され、リターンベルト13に当接してリターンベルト13の表面に付着した付着物を掻き取る刃先部22と、刃先部22を挟んでリターンベルト13の幅方向両側に配置され、リターンベルト13に当接してリターンベルト13の移動方向と直交する軸回りに回転し、湾曲したリターンベルト13をフラットにする矯正ローラ21とを備えている。

目的

本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、刃先部がその全長に亘って均一にリターンベルト下面に当接して付着物を除去し、付着物の取り残しやベルト損傷が発生することのないベルトクリーナーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

循環駆動する無端状ベルトを有するベルトコンベアに装着され、原料搬送後のリターンベルトの表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナーであって、前記リターンベルトの幅方向に配置され、前記リターンベルトに当接して該リターンベルトの表面に付着した付着物を掻き取る刃先部と、前記刃先部を挟んで前記リターンベルトの幅方向両側に配置され、前記リターンベルトに当接して該リターンベルトの移動方向と直交する軸回りに回転し、湾曲した前記リターンベルトをフラットにする矯正ローラとを備えることを特徴とするベルトクリーナー。

請求項2

請求項1記載のベルトクリーナーにおいて、前記矯正ローラが前記リターンベルトに当接する位置が前記刃先部の先端と同じ高さに設定されていることを特徴とするベルトクリーナー。

技術分野

0001

本発明は、鉄鉱石等の原料の搬送に使用されるベルトコンベアベルト表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナーに関する。

背景技術

0002

製鉄所では、鉄鉱石や石炭等の各種原料をベルトコンベアを用いて原料工場高炉などに搬送している。このようなベルトコンベアでは、原料が載置される上ベルト(キャリアベルト)の上面が、原料投下後の下ベルト(リターンベルト)では下面となる。このリターンベルトの下面には、原料投下時に落下しなかった比較的多量の細粒粉(付着物)が付着している。ベルト表面に付着した付着物は、ベルトコンベアの搬送量を減少させるのみならず、復路の途中で落下して作業環境を悪化させたり、落下した付着物が堆積してベルトが破損したりする。

0003

そのため、ベルト表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナーが多くのベルトコンベアに装着されている。この種のベルトクリーナーとしては、固定された掻き板をベルトに押し付けて掻き板で付着物を掻き取るスクレーパー式や、ブラシを回転させてベルト表面の付着物を掃き取るブラシ式などがある。しかし、性能についてはそれぞれ一長一短があり、未だ満足できる状況に至っていない。

0004

例えば、従来のスクレーパー式ベルトクリーナーは、リターンベルトの下面側に、掻き板をリターンベルトの進行方向と直交するように配置し、掻き板の刃先部でリターンベルト下面に付着した付着物を掻き取っている。この形式のベルトクリーナーにおいて掻き取り効果を高めるためには、刃先部とリターンベルト下面との密着度を上げる必要があるが、密着度を上げ過ぎると、ベルトが損傷する。そのため、刃先部とリターンベルト下面との密着度を弱くして使用しているが、刃先部に付着物が滞留してリターンベルトを押し上げ、刃先部とリターンベルト下面との密着性が低下して掻き取り効果が減殺されるという問題がある。

0005

そこで、特許文献1では、先端に刃が設けられている複数枚の掻き板をベルト進行方向に対して斜めに配設し、且つ掻き板の前後にスナッププーリー押えローラーとを配置したスクレーパー式クリーナーが開示されている。特許文献1によれば、刃先部を備えた掻き板を斜めに配設してあるので、掻き板に接触した付着物は掻き板に沿って斜め方向に流れ、刃先部における付着物の滞留が減少すると共に、掻き板が付着物から受ける力及びベルトと刃先部と間の摩耗抵抗が減少するとされている。
また、同様の発明として、特許文献2には、複数の掻き板が可撓性を有するカーブ状とされているベルトクリーナーが開示されている。

先行技術

0006

特開2001−114417号公報
特開2004−299802号公報

発明が解決しようとする課題

0007

図3(A)に示すように、ベルトコンベアのキャリアベルト12は、原料Gが落下しないように幅方向両端部が上方に傾斜した湾曲断面とされ、キャリアベルト12の幅方向中央部に配置された水平ローラ30と水平ローラ30を挟んで幅方向両側に配置された傾斜ローラ31とからなるキャリアローラ17で支持されている。循環駆動する無端状ベルト11は、反転後も湾曲断面を維持した状態、即ち、リターンベルト13の幅方向両端部が中央部に比べて垂れ下がった形状を維持した状態で移動する(図3(B)参照)。その結果、リターンベルト13の下面中央部と掻き板26の刃先部との間に隙間が発生し、十分な掻き取り効果が得られないという問題がある。リターンベルト13の下面と掻き板26の刃先部との間に隙間が生じないように、掻き板26の押圧力を上げることも考えられるが、リターンベルト13の幅方向両端部に大きな圧力が作用して無端状ベルト11が損傷するという問題がある。

0008

本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、刃先部がその全長に亘って均一にリターンベルト下面に当接して付着物を除去し、付着物の取り残しやベルト損傷が発生することのないベルトクリーナーを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0009

上記目的を達成するため、本発明は、循環駆動する無端状ベルトを有するベルトコンベアに装着され、原料搬送後のリターンベルトの表面に付着した付着物を除去するベルトクリーナーであって、
前記リターンベルトの幅方向に配置され、前記リターンベルトに当接して該リターンベルトの表面に付着した付着物を掻き取る刃先部と、前記刃先部を挟んで前記リターンベルトの幅方向両側に配置され、前記リターンベルトに当接して該リターンベルトの移動方向と直交する軸回りに回転し、湾曲した前記リターンベルトをフラットにする矯正ローラとを備えることを特徴としている。

0010

本発明では、刃先部を挟んでリターンベルトの幅方向両側に配置した矯正ローラで、リターンベルトの幅方向両端部を持ち上げることで、幅方向両端部が中央部に比べて垂れ下がったリターンベルトをフラットにする。

0011

また、本発明に係るベルトクリーナーでは、前記矯正ローラが前記リターンベルトに当接する位置が前記刃先部の先端と同じ高さに設定されていることを好適とする。

0012

矯正ローラがリターンベルトに当接する位置が刃先部の先端より低いと、リターンベルトの幅方向両端部が垂れ下がった形状となるため、刃先部の中央部とリターンベルト表面との間に隙間が発生するおそれがある。一方、矯正ローラがリターンベルトに当接する位置が刃先部の先端より高いと、リターンベルトの幅方向両端部が上に反った形状となるため、刃先部の両端部とリターンベルト表面との間に隙間が発生するおそれがある。

発明の効果

0013

本発明に係るベルトクリーナーでは、刃先部を挟んでリターンベルトの幅方向両側に配置した矯正ローラで、湾曲したリターンベルトをフラットにするので、刃先部がその全長に亘って均一にリターンベルト表面に当接して付着物を除去する。その結果、付着物の取り残しやベルト損傷が発生せず、高い掻き取り効果を実現することができる。

図面の簡単な説明

0014

本発明の一実施の形態に係るベルトクリーナーを備えるベルトコンベアの模式図である。
図1のX−X矢視断面図である。
(A)従来のベルトコンベアのキャリアベルトの断面を示す模式図、(B)同ベルトコンベアのリターンベルトの断面を示す模式図である。

実施例

0015

続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。

0016

本発明の一実施の形態に係るベルトクリーナー20を備えるベルトコンベア10の模式図を図1に示す。
本ベルトコンベア10は、鉄鉱石や石炭等の原料Gを搬送するベルトコンベアであり、原料G排出側に配置されるヘッドプーリー14(駆動プーリー)と、原料G供給側に配置されるテールプーリー15(従動プーリー)との間に架け渡されて循環駆動する無端状ベルト11を備えている。
なお、本ベルトコンベア10が、無端状ベルト11に張力を付与するグラビティ緊張装置を備えていてもよい。

0017

上側に位置する無端状ベルト11が、原料Gを搬送するキャリアベルト12、下側に位置する無端状ベルト11が、原料G投下後のリターンベルト13となる。ヘッドプーリー14近傍のリターンベルト13には、リターンベルト13を押し上げることで、ヘッドプーリー14の巻き付け角度を調整するスナッププーリー16が設置されている。ヘッドプーリー14が回転しても無端状ベルト11がスリップして空転する場合があるので、スナッププーリー16を用いてヘッドプーリー14の巻き付け角度を大きくする。

0018

キャリアベルト12は、原料Gが落下しないように幅方向両端部が上方に傾斜した凹状断面とされ、キャリアベルト12の幅方向中央部に配置された水平ローラ30と水平ローラ30を挟んで幅方向両側に配置された傾斜ローラ31とからなるキャリアローラ17で支持されている(図3(A)参照)。一方、リターンベルト13は、キャリアローラ17の下方に設置されたリターンローラ18で支持されている。

0019

ヘッドプーリー14とスナッププーリー16の間、並びにスナッププーリー16とスナッププーリー16に近接するリターンローラ18との間には、原料G投下時に落下せず無端状ベルト11に付着している付着物を掻き取るためのベルトクリーナー20が設置されている。ベルトクリーナー20によって掻き取られた付着物は、落鉱回収装置(図示省略)によって回収される。

0020

本発明の一実施の形態に係るベルトクリーナー20の構成を図2に示す。
リターンベルト13の下方には、リターンベルト13を幅方向に横断する支持部材24が配置されている。ベルトクリーナー20は、支持部材24上に設置されており、リターンベルト13の下面に当接してリターンベルト13の下面に付着した付着物を掻き取る刃先部22と、刃先部22を挟んでリターンベルト13の幅方向両側に配置され、湾曲したリターンベルト13をフラットにする矯正ローラ21とを備えている。

0021

刃先部22は、リターンベルト13の幅方向に配置され、ホルダー23を介して支持部材24に固定されている。刃先部22は、リターンベルト13の幅方向に連なるように並べられた複数の矩形板状のチップから構成されており、ホルダー23に各チップの基端部が固定されている。
チップの材質としては、超硬合金セラミックスなどを使用することができる。超硬合金は、硬質金属炭化物粉末焼結した合金であり、タングステンカーバイトコバルト(WC−Co)系合金などがチップの材質として好適である。また、チップに好適なセラミックスとしては、アルミナ窒化ケイ素ジルコニア炭化ケイ素などを使用することができる。

0022

各矯正ローラ21は、軸支部25を介して支持部材24に固定されている。各矯正ローラ21は、リターンベルト13の下面に当接し、リターンベルト13の移動方向と直交する水平軸(図示省略)を回転軸として回転する。
なお、各矯正ローラ21がリターンベルト13の下面に当接する当接位置21aは、図2に示すように、刃先部22の先端と同じ高さとされている。

0023

ヘッドプーリー14で反転した無端状ベルト11は、反転後も湾曲断面を維持した状態でベルトクリーナー20を通過しようとする。しかし、刃先部22を挟んでリターンベルト13の幅方向両側に配置された一対の矯正ローラ21によってリターンベルト13の幅方向両端部が持ち上げられ、湾曲したリターンベルト13はフラットな断面となる。その結果、リターンベルト13の下面と刃先部22との間に隙間が発生せず、刃先部22は、その全長に亘って均一にリターンベルト13の下面に当接し、リターンベルト13の下面に付着している付着物を除去する。

0024

以上、本発明の一実施の形態について説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、上記実施の形態では、ベルトクリーナーをスナッププーリーの前後に配置しているが、これに限定されるものではなく、ベルトクリーナーを他の位置に配置してもよいことは言うまでもない。

0025

10:ベルトコンベア、11:無端状ベルト、12:キャリアベルト、13:リターンベルト、14:ヘッドプーリー、15:テールプーリー、16:スナッププーリー、17:キャリアローラ、18:リターンローラ、20:ベルトクリーナー、21:矯正ローラ、21a:当接位置、22:刃先部、23:ホルダー、24:支持部材、25:軸支部、26:掻き板、30:水平ローラ、31:傾斜ローラ、G:原料

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