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技術 電子機器

出願人 キヤノン株式会社
発明者 川嶋英幹
出願日 2014年7月7日 (5年11ヶ月経過) 出願番号 2014-139755
公開日 2015年10月15日 (4年8ヶ月経過) 公開番号 2015-181091
状態 特許登録済
技術分野 電池及び電池容器の装着・懸架
主要キーワード 拡大溝 回動開始位置 使用空間 掛止溝 係合量 回転規制溝 円筒部外 スライド範囲
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年10月15日)のものです。
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図面 (13)

課題

機器本体や電池のサイズを小型化しても、電池収納部に収納された電池をロックするロック機構スペース効率よく配置できるようにして、部品点数の削減、並びに電子機器薄型化及び小型化を実現する仕組みを提供する。

解決手段

電池又はカプラ挿脱可能に収納される電池収納部110aの挿脱口開閉可能な電池蓋200(プレート203)と、電池蓋200を回動可能に支持する回動軸205と、電池収納部110aに収納された電池又はカプラに係合して電池又はカプラをロックするロック部材202と、電池蓋200を開き方向に付勢する付勢部材204と、を備える。ロック部材202は、回動軸205の軸方向に沿って電池又はカプラに係合する第1の位置と係合状態解除する第2の位置とに移動可能に設けられ、付勢部材204は、回動軸205と同軸に配置されて、ロック部材202を前記係合する位置に向けて付勢する。

概要

背景

デジタルカメラ等の電子機器では、機器本体の内部に電池挿脱可能に収納するための電池収納部が設けられるものがある。電池収納部には、電池挿脱口開閉可能に覆う電池蓋が取り付けられ、また、収納された電池をロックするロック機構が設けられる。

ロック機構としては、例えば、電池収納部に収納された電池の挿脱方向に直交する回動軸を介して回動するロック部材により電池をロックするロック機構(特許文献1)が開示されている。また、電池の電池挿脱口側の端面に沿ってスライド可能なロック部材により電池収納部に収納された電池をロックするロック機構(特許文献2)が開示されている。更に、電池収納部に外部電源供給用のケーブルカプラを挿脱可能に収納することも開示されている(特許文献3)。

概要

機器本体や電池のサイズを小型化しても、電池収納部に収納された電池をロックするロック機構をスペース効率よく配置できるようにして、部品点数の削減、並びに電子機器の薄型化及び小型化を実現する仕組みを提供する。電池又はカプラが挿脱可能に収納される電池収納部110aの挿脱口を開閉可能な電池蓋200(プレート203)と、電池蓋200を回動可能に支持する回動軸205と、電池収納部110aに収納された電池又はカプラに係合して電池又はカプラをロックするロック部材202と、電池蓋200を開き方向に付勢する付勢部材204と、を備える。ロック部材202は、回動軸205の軸方向に沿って電池又はカプラに係合する第1の位置と係合状態解除する第2の位置とに移動可能に設けられ、付勢部材204は、回動軸205と同軸に配置されて、ロック部材202を前記係合する位置に向けて付勢する。

目的

本発明は、機器本体や電池のサイズを小型化しても、電池収納部に収納された電池をロックするロック機構をスペース効率よく配置できるようにして、部品点数の削減、並びに電子機器の薄型化及び小型化を実現する仕組みを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

電池又はカプラ挿脱可能に収納される電池収納部が形成される電池収納部材と、前記電池収納部の挿脱口開閉可能な電池蓋と、前記電池蓋を回動可能に支持する回動軸と、前記電池収納部に収納された前記電池又は前記カプラに係合して前記電池又は前記カプラをロックするロック部材と、前記電池蓋を開き方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記ロック部材は、前記回動軸の軸方向に沿って前記電池又は前記カプラに係合する第1の位置と係合状態解除する第2の位置との間を移動可能に設けられ、前記付勢部材は、前記回動軸と同軸に配置されて、前記ロック部材を前記第1の位置に向けて付勢することを特徴とする電子機器

請求項2

前記ロック部材は、前記回動軸を中心とする回転を規制された状態で前記回動軸の軸方向に沿って移動可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

請求項3

前記電池蓋は、前記電池蓋を閉じた状態となるときに前記第1の位置となる前記ロック部材と係合し、前記ロック部材の前記第2の位置への移動を規制することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。

請求項4

前記ロック部材が前記第1の位置となるときに、前記回動軸を中心とする前記ロック部材の回動を規制し、前記ロック部材が前記第2の位置となるときに、前記回動軸を中心とする前記ロック部材の回動を許容する規制手段と、前記ロック部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる際に、前記回動軸を中心として前記ロック部材を回動させる回動手段と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の電子機器。

請求項5

前記規制手段は、前記電池収納部材に形成されている係合溝と、前記ロック部材に形成されている突起部と、を有し、前記係合溝には、幅寸法が異なる複数の領域が形成されており、前記突起部が前記係合溝の前記複数の領域の何れかに係合することで、前記回動軸を中心とする前記ロック部材の回動を規制することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。

請求項6

前記回動手段は、前記電池収納部材に形成されているカム面と、前記ロック部材に形成されている摺動部と、を有し、前記ロック部材を前記第1の位置から前記第2の位置へ移動させる際に、前記摺動部が前記カム面を摺動することで、前記回動軸を中心として前記ロック部材を回動させることを特徴とする請求項4又は5に記載の電子機器。

技術分野

0001

本発明は、電池収納部が設けられた例えばデジタルカメラデジタルビデオカメラ等の電子機器に関する。

背景技術

0002

デジタルカメラ等の電子機器では、機器本体の内部に電池挿脱可能に収納するための電池収納部が設けられるものがある。電池収納部には、電池挿脱口開閉可能に覆う電池蓋が取り付けられ、また、収納された電池をロックするロック機構が設けられる。

0003

ロック機構としては、例えば、電池収納部に収納された電池の挿脱方向に直交する回動軸を介して回動するロック部材により電池をロックするロック機構(特許文献1)が開示されている。また、電池の電池挿脱口側の端面に沿ってスライド可能なロック部材により電池収納部に収納された電池をロックするロック機構(特許文献2)が開示されている。更に、電池収納部に外部電源供給用のケーブルカプラを挿脱可能に収納することも開示されている(特許文献3)。

先行技術

0004

特開2010−186633号公報
特許第4019776号公報
特開2013−130700号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記特許文献1では、機器の更なる小型化に伴い、機器本体や電池のサイズが小さくなった場合等に、電池蓋のヒンジや電池蓋を開き方向に付勢する付勢部材等の配置スペースを確保する必要があるため、ロック機構をレイアウトすることが困難になる。

0006

また、上記特許文献2では、ロック部材をスライド移動させる空間を確保する必要があり、結果として電子機器が大型化してしまう。また、上記特許文献3に示すケーブル付きカプラを電池収納部に収納する場合には、ケーブルの引き出し口に重ならないようにロック部材を配置する必要があるため、ロック部材をレイアウトすることが更に困難となる。

0007

そこで、本発明は、機器本体や電池のサイズを小型化しても、電池収納部に収納された電池をロックするロック機構をスペース効率よく配置できるようにして、部品点数の削減、並びに電子機器の薄型化及び小型化を実現する仕組みを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0008

上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、電池又はカプラが挿脱可能に収納される電池収納部が形成された電池収納部材と、前記電池収納部の挿脱口を開閉可能な電池蓋と、前記電池蓋を回動可能に支持する回動軸と、前記電池収納部に収納された前記電池又は前記カプラに係合して前記電池又は前記カプラをロックするロック部材と、前記電池蓋を開き方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記ロック部材は、前記回動軸の軸方向に沿って前記電池又は前記カプラに係合する第1の位置と係合状態解除する第2の位置との間を移動可能に設けられ、前記付勢部材は、前記回動軸と同軸に配置されて、前記ロック部材を前記係合する位置に向けて付勢することを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明によれば、機器本体や電池のサイズを小型化しても、電池収納部に収納された電池をロックするロック機構をスペース効率よく配置できるようにして、部品点数の削減、並びに電子機器の薄型化及び小型化を実現することができる。

図面の簡単な説明

0010

(a)は本発明の電子機器の第1の実施形態であるデジタルカメラを正面側上方から見た斜視図、(b)は(a)に示すデジタルカメラを底面側から見た背面斜視図(c)は(b)に示すデジタルカメラの電池蓋を開いた状態を示す斜視図である。
電池蓋ユニットの分解斜視図である。
ロック部材、電池、回動軸、及び電池収納部材の関係を示す要部断面図である。
(a)は電池蓋が開いた状態でロック部材が電池収納部に収納された電池に係合(ロック)する位置にある状態をカメラ本体の底面側から見た図、(b)は(a)の一部を切り欠いた図である。
(a)は電池蓋が開いた状態でロック部材が電池収納部に収納された電池から退避した位置にある状態をカメラ本体の底面側から見た図、(b)は(a)の一部を切り欠いた図である。
電池収納部に電池を収納してプレートを閉じた状態をカメラ本体の底面側から見た図である。
(a)は電池蓋を開いた状態での要部断面図、(b)は電池蓋を閉じた状態での要部断面図である。
電池に代えて電池収納部に収納される外部電源供給用のカプラの斜視図である。
カプラ本体を電池収納部に収納して電池蓋を開いた状態をカメラ本体の底面側から見た斜視図である。
本発明の電子機器の第2の実施形態であるデジタルカメラにおいて、カメラ本体の底面側から見た要部平面図である。
(a)は電池蓋が開いた状態でロック部材が電池収納部に収納された電池に係合する位置にある状態をカメラ本体の底面側から見た図、(b)は(a)の一部を切り欠いた図、(c)は(a)のカム面から拡大溝部にかけての断面図である。
(a)は電池蓋が開いた状態でロック部材が電池収納部に収納された電池から退避した位置にある状態をカメラ本体の底面側から見た図、(b)は(a)の一部を切り欠いた図、(c)は(a)のカム面から拡大溝部にかけての断面図である。

実施例

0011

以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。

0012

(第1の実施形態)
図1(a)は本発明の電子機器の第1の実施形態であるデジタルカメラを正面側上方から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すデジタルカメラを底面側から見た背面斜視図である。

0013

図1(a)に示すように、本実施形態のデジタルカメラ100は、カメラ本体101の正面側に、ズーム式鏡筒ユニット102が設けられ、カメラ本体101の上面部には、電源タン104及びレリーズボタン105が設けられる。

0014

図1(b)に示すように、カメラ本体101の背面部には、表示部108が設けられ、表示部108の側部には、各種操作ボタン群107が設けられる。カメラ本体101の底面部の中央には、三脚座109が設けられ、三脚座109の側部には、電池収納部110a(図1(c)参照)の挿脱口を開閉可能に覆う電池蓋200が設けられる。

0015

電池収納部110aは、電池収納部材110(図2参照)に設けられ、電池蓋200は、三脚座109側に配置される回動軸205(図2参照)を介してカメラ本体101に対して開閉方向に回動可能に支持される。電池蓋200には、操作部材201がスライド移動可能に設けられ、操作部材201をスライド操作することで、電池蓋200を開くことができる。

0016

図1(c)は、図1(b)に示すデジタルカメラ100の電池蓋200を開いた状態を示す斜視図である。図1(c)に示すように、電池蓋200を開くことで、後述する電池400(図3参照)又はカプラ300(図8参照)が挿脱可能に収納される電池収納部110aが外部に露出する。

0017

なお、本実施形態では、電池蓋200が開いた状態において、電池400やカプラ300だけでなく、外部記憶媒体401も電池収納部110aに挿脱可能に収納されるようになっている。また、カメラ本体101の側面部と電池収納部110aとの間には、ケーブル蓋103が開閉可能に設けられている。このケーブル蓋103については後述する。

0018

図2は、電池蓋ユニットの分解斜視図である。図3は、ロック部材202、電池400、回動軸205及び電池収納部材110の関係を示す要部断面図である。

0019

図2に示すように、電池蓋200に設けられた操作部材201は、爪部201aを有し、電池蓋200を閉じた状態で操作部材201をスライド操作して爪部201aをカメラ本体101の不図示の係合穴に係合させることで、電池蓋200の閉じ状態が維持される。電池蓋200の裏面には、プレート203が操作部材201を間に挟んで状態でビス206により一体に固定される。電池蓋200及びプレート203には、回動軸205が挿通配置され、回動軸205の両端部は、電池収納部材110に支持される。本実施形態では、電池蓋200とプレート203とが一体化されたものが本発明の電池蓋の一例に相当する。本実施形態では、電池蓋200及びプレート203が、ともに回動軸205に回動可能に支持される構成となっている。これに代えて、プレート203のみが回動軸205に回動可能に支持され、電池蓋200は回動軸205に回動可能に支持されずにプレート203に固定される構成であってもよい。

0020

回動軸205には、ロック部材202が回転規制された状態で回動軸205の外周部に軸方向に移動可能に挿入されている。ロック部材202は、電池収納部110aに収納された電池400又はカプラ300に係合して電池400又はカプラ300が電池収納部110aから取り出し方向に移動しないようにロックする部材である。

0021

図3に示すように、ロック部材202には、リブ202cが設けられ、リブ202cが電池収納部材110に形成された回転規制溝110cに係合することで、ロック部材202の図の時計周り方向及び反時計回り方向の回転が規制される。また、ロック部材202は、電池収納部材110の設けられた当接面10eに対して電池400又はカプラ300の挿入方向に当接し、当接面10eは、ロック部材202の図の反時計周り方向の回転を規制する。

0022

図2及び図3に示すように、付勢部材204は、ロック部材202の円筒部外周に挿入される圧縮コイルばね部204cと、圧縮コイルばね部204cの両端に設けられる一対の腕部204a,204bとを有する。圧縮コイルばね部204cは、ロック部材202が回動軸205の軸方向に沿って電池収納部110aに収納された電池400又はカプラ300に係合する方向に付勢する。

0023

また、一対の腕部204a,204bのうちの一方の腕部204aは、ロック部材202に設けられた掛止溝202bに掛止され、他方の腕部204bは、電池蓋200に設けられた掛止突起200aに掛止される。これにより、電池蓋200がプレート203と共に回動軸205を中心に開き方向に付勢される。

0024

図4(a)は電池蓋200の開き状態でロック部材202が電池収納部110aに収納された電池400に係合(ロック)する位置にある状態をカメラ本体101の底面側から見た図、図4(b)は図4(a)の一部を切り欠いた図である。

0025

図4に示す状態では、ロック部材202は、付勢部材204の圧縮コイルばね部204cにより回動軸205の軸方向に沿って付勢される。この付勢により、ロック部材202は、電池収納部110aに収納された電池400の端子面とは反対側の端面に係合する位置に移動している。これにより、電池収納部110aに収納された電池400にロック部材202の先端部に設けられた係合部202aが係合して、電池400が電池収納部110aの内部から突出しないようにロックされる。

0026

このとき、ロック部材202は、電池蓋200に固定されたプレート203の当接部203aに当接しており、これにより、圧縮コイルばね部204cの付勢力が受け止められて、電池400に対するロック部材202の係合部202aの係合量が決定される。

0027

図5(a)は電池蓋200の開き状態でロック部材202が電池収納部110aに収納された電池400から退避した位置にある状態をカメラ本体101の底面側から見た図、図5(b)は図5(a)の一部を切り欠いた図である。

0028

図5は、ユーザ操作によりロック部材202を圧縮コイルばね部204cの付勢力に抗して電池400から退避させる方向に移動させた状態を示している。この状態では、電池400に対するロック部材202の係合部202aの係合が解除され、電池収納部110aの底部に設けられた不図示の排出ばねの付勢力により電池400が取り出し可能な位置まで電池収納部110aから突出する。

0029

このとき、ロック部材202は、プレート203の当接部203bに突き当たることで退避位置が決定される。また、ロック部材202は、回動軸205、電池400及び記録媒体401を配置した際に形成される空きスペースに退避し、カメラ本体101の高さ方向に対しても使用空間が少なくてすむ。このため、限られたスペースを有効に活用して省スペース化を実現することができる。

0030

図6は、電池収納部110aに電池400を収納してプレート203を閉じた状態をカメラ本体101の底面側から見た図である。なお、図6では、説明の便宜上、電池蓋200の図示は省略している。

0031

図6に示す状態では、ロック部材202は、図4と同様に、付勢部材204の圧縮コイルばね部204cの付勢力により電池400に係合する位置に回動軸205の軸方向に沿って移動している。この状態で電池蓋200がプレート203とともに閉じられる。

0032

このとき、プレート203に形成された切り欠き部203cにロック部材202が嵌りこむ。すなわち、プレート203とロック部材202が係合する状態となる。これにより、電池蓋200を閉じた状態で落下等の衝撃でロック部材202が電池400の係合状態を解除する方向へ移動しようとした場合でも、切り欠き部203cによりロック部材202の当該移動を規制することができる。この結果、電池収納部110aに収納された電池400を確実にロックすることができる。

0033

図7(a)は電池蓋200を開いた状態での要部断面図、図7(b)は電池蓋200を閉じた状態での要部断面図である。

0034

図7(a)に示す状態では、電池蓋200は、上述したように、付勢部材204により開き方向に付勢され、付勢部材204の腕部204bは、電池蓋200の掛止突起200aに掛止されている。掛止突起200aは、プレート203に設けられた保護壁203aにより覆われており、これにより、落下等の衝撃が加わっても腕部204bが掛止突起200aから外れないようになっている。

0035

また、付勢部材204及びロック部材202は、電池蓋200の回動中心となる回動軸205と同軸配置されている。このため、電池400又はカプラ300をロックするロック機構をスペース効率よく配置することができるとともに、電池蓋200の回動動作を効率よく行うことができる。

0036

図7(b)に示す状態では、電池蓋200は、付勢部材204の付勢力に抗してプレート203及び操作部材201とともに閉じ位置に回動している。この状態で、操作部材201をスライド操作して爪部201aをカメラ本体101の不図示の係合穴に係合させることで、電池蓋200の閉じ状態が維持される。

0037

図8は、電池400に代えて電池収納部110aに収納される外部電源供給用のカプラ300の斜視図である。

0038

図8に示すように、カプラ300は、カプラ本体301と、カプラ本体301の上面部中央から引き出されるケーブル303とを有する。カプラ本体301は、電池400とほぼ同形状になっており、ケーブル303の先端部には、外部電源に接続される接続部304が設けられている。

0039

カプラ本体301の底面部には、電池400と同様に電極302が形成されており、カプラ本体301が電池収納部110aに収納されると、電極302が電池収納部110aの底部に設けられたコネクタ電気的に接続される。これにより、カプラ300を介して外部電源からデジタルカメラ100へ電力を供給することができる。

0040

カプラ本体301の上面部には、ケーブル303を外部に引き出すためのスリット部301aが形成されている。スリット部301aは、カプラ本体301の幅方向(図の左右方向)全域に形成されている。ケーブル303は、カプラ本体301の幅方向中央から引き出されており、図8に示す状態とは逆方向の180度向きを切り替えて引き出すことが可能になっている。

0041

図9は、カプラ300のカプラ本体301を電池収納部110aに収納して電池蓋200を開いた状態をカメラ本体101の底面側から見た斜視図である。

0042

図9に示すように、電池収納部110aに収納されたカプラ本体301は、電池400の場合と同様にして、ロック部材202によりロックされる。また、本実施形態では、スリット部301aを有するカプラ本体301であっても、スリット部301aを避けた位置でカプラ本体301を電池収納部110a内に確実にロックをすることが可能である。

0043

ケーブル303は、カメラ本体101に設けられたケーブル蓋103を開くことで、電池収納部材110及びカメラ本体101に形成された溝部110bを通ってカメラ本体101の外部へ引き出される。

0044

また、図9の状態で、電池蓋200を閉じて操作部材201の爪部201aをカメラ本体101の不図示の係合穴に係合させることも可能である。ケーブル303もカメラ本体101の横方向に引き出されるため、カメラ本体101にカプラ300を装着した状態でもカメラ本体101を床等に載置することが可能である。

0045

以上説明したように、本実施形態では、カメラ本体101や電池400のサイズを小型化しても、電池収納部110aに収納された電池400をロックするロック機構をスペース効率よく配置することができる。これにより、部品点数の削減、並びにデジタルカメラ100の薄型化及び小型化を実現することができる。

0046

(第2の実施形態)
次に、図10乃至図12を参照して、本発明の電子機器の第2の実施形態であるデジタルカメラについて説明する。なお、上記第1の実施形態に対して重複又は相当する部分については、各図に同一符号を付してその説明を省略する。

0047

図10は、カメラ本体101の底面側から見た要部平面図である。本実施形態では、上記第1の実施形態におけるロック部材202及び電池収納部材110をそれぞれロック部材602及び電池収納部材510に変更している。また、図10では、ロック部材602は、形状変更箇所を説明するため、電池収納部材510との係合状態から180度裏返した状態で示している。

0048

図10に示すように、ロック部材602は、突起部602cを有し、突起部602cは、電池収納部材510に設けられた係合溝510cと係合する。係合溝510cには、第1の領域510c1、第2の領域510c2および第3の領域510c3が連続的に形成されている。第1の領域510c1の幅寸法は、突起部602cの幅寸法よりわずかに大きい寸法に設定されている。したがって、突起部602cが第1の領域510c1と係合するときには、ロック部材602は回動軸205を中心として回動することができない。第3の領域510c3は、第1の領域510c1の幅寸法よりも大きく設定されている。したがって、突起部602cが第3の領域510c3と係合するときには、ロック部材602は回動軸205を中心として回動することができる。

0049

第2の領域510c2は、第1の領域510c1と第3の領域510c3との間に形成されている。第2の領域510c2の幅寸法は、徐々に大きくなっていき、第1の領域510c1と第3の領域510c3との間を連続的に接続する。突起部602cおよび複数の領域が形成されている係合溝510cは、回動軸205を中心とするロック部材602の回動を規制する、あるいは回動軸205を中心とするロック部材602の回動を許容する規制手段として機能する。

0050

ロック部材602は、第1の実施形態と同じように、付勢部材204によって回動軸205の軸方向に沿ってカメラ本体101の正面側に向けて付勢されている。ロック部材602のロック部602aが電池収納部510aに収納された電池をロックしている範囲では、突起部602cが係合溝510cの第1の領域510c1と係合する。これにより、ロック部材602は、回動軸205を中心とする回動が規制され、主に電池排出方向の力を受けた際にロック部材602が回動しない構成となっている。

0051

また、ロック部材602は、摺動部602dを有している。電池収納部材510には、摺動面510eおよびカム面510fが形成されている。カム面510fは、摺動面510eよりも突出形成されており、カム面510fは、傾斜面510f1および平坦面510f2を有している。付勢部材204の付勢力に抗してロック部材602を回動軸205の軸方向に沿ってカメラ本体101の背面側にスライド移動させると、摺動部602dは、電池収納部材510に設けられた摺動面510eを摺動する。ロック部材602のロック部602aが電池収納部510aに収納された電池をロックしている範囲では、摺動部602dが摺動面510eを摺動する。摺動部602dおよびカム面510fは、回動軸205を中心としてロック部材602を回動させる回動手段として機能する。

0052

ロック部材602のロック部602aが電池収納部510aに収納された電池にロックしている範囲では、突起部602cが第1の領域510c1と係合している。これによって、ロック部材602は回動軸205を中心として回動することができない。

0053

上記第1の実施形態では、ロック部材602のスライド範囲全域で、ロック部材602の回動軸205を中心とした回動を規制していた。これに対して、本実施形態では、ロック部材602が電池から退避する方向に所定量スライドした位置からロック部材602の回動軸205を中心とした回動を許容するように構成している。ここで、ロック部材602の回動開始位置の一例として、ロック部材602が電池排出の規制面投影から外れた位置を回動開始位置とする。すなわち、ロック部材602のロック部602aが電池収納部510aに収納された電池をロックしない状態となる位置を回動開始位置としている。なお、この位置に関しては機能・操作性に応じで前後させることが可能である。

0054

付勢部材204の付勢力に抗してロック部材602を回動開始位置までスライド移動させると、ロック部材602の突起部602cは、係合溝510cの第2の領域510c2と係合する状態となる。

0055

このとき、ロック部材602の摺動部602dは、摺動面510eを摺動する状態からカム面510fの傾斜面510f1を摺動する状態となる。これによって、ロック部材602は、回動軸205を中心として回動を開始する。

0056

付勢部材204の付勢力に抗してロック部材602を回動開始位置からさらにスライド移動させると、ロック部材602の突起部602cは、係合溝510cの第3の領域510c2と係合する状態となる。このとき、ロック部材602の摺動部602dは、カム面510fの傾斜面510f1を摺動する状態からカム面510fの平坦面510f2を摺動する状態となる。これによって、ロック部材602の回動軸205を中心とする回動が完了する。

0057

図11(a)は、電池蓋200の開き状態でロック部材602が電池収納部510aに収納された電池400をロックする位置にある状態をカメラ本体101の底面側から見た図である。図11(b)は、図11(a)のA−A断面図であり、電池収納部510aからロック部材602側を見た図である。図11(c)は、図11(a)B−B断面図である。

0058

図11に示す状態では、ロック部材602は、付勢部材204の圧縮コイルばね部204cにより回動軸205の軸方向にカメラ本体101の正面側に向けて沿って付勢される。この付勢部材204の付勢力により、ロック部材602は、電池収納部510aに収納された電池400の端面に係合する位置に移動している。これにより、電池収納部510aに収納された電池400の端面にロック部材602の係合部602aが係合して、電池400が電池収納部510aに収納された状態を維持する。

0059

このとき、ロック部材602は、電池蓋200に固定されたプレート203の当接部203aに当接しており、これにより、圧縮コイルばね部204cの付勢力が受け止められて、電池400に対するロック部材602の係合部602aの係合量が決定される。また、ロック部材602の回動は、前述したように、突起部602cが電池収納部材510に設けられた係合溝510cと係合することで規制されている。

0060

図12(a)は、電池蓋200の開き状態でロック部材602の係合部602aが電池収納部510aに収納された電池400の端面から退避した位置にある状態をカメラ本体101の底面側から見た図である。図12(b)は、図12(a)のA−A断面図であり、電池収納部510aからロック部材602側を見た図である。図12(c)は、図12(a)のB−B断面図である。

0061

図12は、ユーザの操作によりロック部材602を圧縮コイルばね部204cの付勢力に抗して電池400の端面から退避させる方向にスライド移動させた状態を示している。この状態では、電池400に対するロック部材602の係合部602aの係合が解除され、電池収納部510aの底部に設けられた不図示の排出ばねの付勢力により電池400が取り出し可能な位置まで電池収納部510aから突出する。

0062

このとき、ロック部材602は、プレート203の当接部203bに突き当たることで退避位置が決定される。このとき、突起部602cは、係合溝510cの第3の領域510c3と係合しているので、ロック部材602の回動軸205を中心とする回動規制は解除されている。また、摺動部602dがカム面510fを摺動することによって、ロック部材602が回動軸205を中心として回動する。

0063

以上説明したように、本実施形態では、ロック部材602を回動軸205、電池400及び記録媒体401を配置した際に形成される空きスペースに退避させ、回動する際に使用する空間も電池蓋200を開くこと形成された空間を使用している。これにより、カメラ本体101や電池400のサイズを小型化しても、電池収納部510aに収納された電池400をロックするロック機構をスペース効率よく配置することができ、部品点数の削減、並びにデジタルカメラ100の薄型化及び小型化を実現している。

0064

また、本実施形態では、上記第1の実施形態に加えて、ロック部材602をスライドに伴って電池排出方向に回動させる構成としている。これにより、ロック部材602の指掛け部がリフトアップして、ロック部材602に指を掛けやすくすることができ、操作性改善も実現している。その他の構成、及び作用効果は、上記第1の実施形態と同様である。

0065

なお、本発明の構成は、上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。

0066

例えば、上記各実施形態では、電子機器としてデジタルカメラを例示したが、これに限定されず、デジタルビデオカメラやその他の電子機器であってもよい。

0067

101カメラ本体
103ケーブル蓋
110電池収納部材
110a電池収納部
200電池蓋
201操作部材
202ロック部材
203プレート
204付勢部材
205回動軸
300カプラ
400 電池

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