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技術 顕微鏡のためのスタンドベース

出願人 ライカミクロジュステムス(シュヴァイツ)アーゲー
発明者 マルコシュッツラルフケルバー
出願日 2015年3月19日 (5年10ヶ月経過) 出願番号 2015-056075
公開日 2015年10月8日 (5年4ヶ月経過) 公開番号 2015-177980
状態 特許登録済
技術分野 手術・診断のための補助具 キャスター
主要キーワード 追加荷重 横ロッド ばね組立 制動器 制動ブロック スタンド脚 受容室 ジョイント式
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年10月8日)のものです。
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図面 (10)

課題

顕微鏡の確実な直立状態を簡単に達成することのできる顕微鏡のためのスタンドベースを提供する。

解決手段

顕微鏡のためのスタンドベース(10)は、スタンドベース本体(12)を含み、スタンドベース本体(12)には、スタンドベース(10)を移動するための複数のキャスタ(14〜20)が固定されている。更にスタンドベース(10)は、スタンドベース(10)の移動を防止するための制動システム(40)を有し、この際、制動システム(40)は、少なくとも2つの制動脚部(44,46)を含み、これらの制動脚部(44,46)は、1つの操作要素(62)により操作可能である。

概要

背景

手術用顕微鏡は、通常、極めて大きな重量をもち、そのために手術用顕微鏡のスタンドキャスタローラ)を有し、従って手術用顕微鏡を持ち上げる必要なく、手術用顕微鏡を簡単に1つのポジションから他のポジションへ移動させることが可能である。しかしそれに対し、手術用顕微鏡を手術中には意図せずに動くことがないようにすることが必要であり、その理由は、それにより手術の成功が脅かされてしまうからである。そのためにスタンドベースは、制動システムブレーキシステム)を有し、該制動システムを介し、スタンドベースと共に手術用顕微鏡を位置固定不動化)することが可能である。

手術用顕微鏡のためのスタンドにおいて発生する更なる問題として、追加コンポーネントのポジションと装備内容に応じ、スタンドの重量及び/又は重心が変わるということがある。また手術用顕微鏡は、多くの場合、広範囲に及ぶアームを有する。このことは、手術用顕微鏡の転倒を回避するために、スタンドベースが大きな重量をもたなくてはならないことをもたらす。

下記特許文献1から、顕微鏡のためのスタンドベースが公知であり、このスタンドベースでは、スタンドベース本体内に異なる追加重り追加荷重)を選択的に受容することが可能である。このことは、運搬納入の際に個々のコンポーネントを個々に持ち運ぶことができるにもかかわらず、追加重りの受容を介して達成される全重量により確実で安定性のある直立状態保証されているという利点をもつ。このスタンドベースにおいて追加重りは、プレート上に載置され、該プレートは、引き続き、ねじロッドを介して本来のスタンドベース本体と結合される。

更に下記特許文献1のスタンドベースは、4つの制動ブロックを有し、これらの制動ブロックには、各々の操作要素付設されており、該操作要素は、その操作により、個々の制動ブロックがフロア接触状態になり、従ってスタンドベースの位置固定を可能とし、意図しない移動が回避されることをもたらす。

また下記特許文献2から、顕微鏡のための他のスタンドベースが公知である。

概要

顕微鏡の確実な直立状態を簡単に達成することのできる顕微鏡のためのスタンドベースを提供する。顕微鏡のためのスタンドベース(10)は、スタンドベース本体(12)を含み、スタンドベース本体(12)には、スタンドベース(10)を移動するための複数のキャスタ(14〜20)が固定されている。更にスタンドベース(10)は、スタンドベース(10)の移動を防止するための制動システム(40)を有し、この際、制動システム(40)は、少なくとも2つの制動脚部(44,46)を含み、これらの制動脚部(44,46)は、1つの操作要素(62)により操作可能である。

目的

本発明の課題は、顕微鏡の確実な直立状態を簡単に達成することのできる顕微鏡のためのスタンドベースを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

顕微鏡のためのスタンドベースであって、スタンドベース本体(12)と、フロア上で該スタンドベース(10)を移動可能に支持するために前記スタンドベース本体(12)に固定された複数のキャスタ(14〜20)と、該スタンドベース(10)の移動を防止するための制動システム(40)とを備え、前記制動システム(40)は、少なくとも2つの制動脚部(44,46)を含み、前記制動脚部は、制動ポジションにおいてフロアに対して押し付けられ、該スタンドベース(10)の移動を防止するか又は少なくとも困難にし、解除ポジションにおいて該スタンドベース(10)の移動を可能にし、前記制動システム(40)は、前記制動脚部(44,46)を前記解除ポジションから前記制動ポジションへ位置変更するためにオペレータにより操作可能な1つの操作要素(62)を含み、前記操作要素(62)は、前記操作要素(62)の操作により前記制動脚部(44,46)が前記解除ポジションから前記制動ポジションへ動かされるように前記制動脚部(44,46)と連結されていることを特徴とするスタンドベース。

請求項2

前記操作要素(62)は、ペダルを含むことを特徴とする、請求項1に記載のスタンドベース。

請求項3

前記操作要素(62)は、ロッドシステム(64)を介して前記制動脚部(44,46)と連結されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のスタンドベース。

請求項4

前記ロッドシステム(64)は、横ロッド(68)を含み、前記横ロッド(68)の端部には、前記制動脚部(44,46)が関節式で取り付けられていること、前記ロッドシステム(64)は、連結ロッド(66)を含み、前記連結ロッド(66)は、前記横ロッド(68)と関節式で連結されており、更に前記操作要素(62)と連結されていること、及び、前記操作要素(62)の操作により前記操作要素(62)は、前記連結ロッド(66)を動かし、そして前記連結ロッド(66)は、前記横ロッド(68)を介して前記制動脚部(44,46)を前記解除ポジションから制動ポジションへ動かすことを特徴とする、請求項3に記載のスタンドベース。

請求項5

前記制動脚部(44,46)は、各々弾性要素(52,54)を用い、前記解除ポジションにおいて予付勢されており、前記操作要素(62)の操作により各々の前記弾性要素(52,54)の復元力に反して前記制動ポジションへ動かされることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスタンドベース。

請求項6

前記制動脚部(44,46)を前記操作要素(62)の操作後に前記制動ポジションにおいて保持するロック装置(70)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスタンドベース。

請求項7

前記ロック装置(70)は、ガイドユニット(72)を有し、前記ガイドユニット(72)は、前記制動脚部(44,46)をロックするために、前記制動システム(40)の連結ロッド(66)とくさび係合されることを特徴とする、請求項6に記載のスタンドベース。

請求項8

前記制動システム(40)は、前記ロック装置(70)を解除するための解除用操作要素(80)を有することを特徴とする、請求項6又は7に記載のスタンドベース。

請求項9

前記解除用操作要素(80)は、該スタンドベース(10)の予定通り配向状態において、前記1つの操作要素(62)の上方に配設されていること、及び、前記解除用操作要素(80)は、前記1つの操作要素(62)よりも短く構成されていることを特徴とする、請求項8に記載のスタンドベース。

請求項10

前記制動脚部(44,46)は、前記制動脚部(44,46)の互いの相対的な配置構成が制動時に可変であるように支持され、互いに連結され、且つ前記操作要素(62)と連結されていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のスタンドベース。

請求項11

前記スタンドベース本体(12)は、スタンドバランスをとるために各々少なくとも1つの追加重り(100)を選択的に受容するための複数の受容室(24〜30)を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のスタンドベース。

請求項12

前記制動システム(40)は、1つのモジュールとして構成されていること、及び、前記モジュールは、前記受容室(24〜30)のうち1つの受容室に受容されていることを特徴とする、請求項11に記載のスタンドベース。

請求項13

前記スタンドベース本体(12)は、4つの同一形状の受容室(24〜30)を有し、前記受容室の各々には、2つの追加重り(100)が受容可能であることを特徴とする、請求項11又は12に記載のスタンドベース。

請求項14

前記受容室(24〜30)には、固定手段(32)が設けられており、前記固定手段を用い、追加重り(100)を直接的に前記スタンドベース本体(12)に固定可能であることを特徴とする、請求項11〜13のいずれか一項に記載のスタンドベース。

請求項15

前記固定手段(32)として、ねじ山部が設けられており、前記ねじ山部には、追加重り(100)がボルトないしねじ(104)を用いてボルト固定ないしねじ固定可能であることを特徴とする、請求項14に記載のスタンドベース。

請求項16

前記キャスタ(14〜20)は、ダブルキャスタであることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載のスタンドベース。

技術分野

0001

(関連出願の記載)
本出願は、2014年3月19日出願のドイツ特許出願第 10 2014 103 745.6 号の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は、引用をもって本明細書に組み込み記載されているものとする。

0002

本発明は、顕微鏡、特に手術用顕微鏡のためのスタンドベーススタンド脚)に関し、該スタンドベースは、スタンドベース本体を含み、該スタンドベース本体には、フロア上で該スタンドベースを移動可能に支持するための複数のキャスタが固定されている。更に該スタンドベースは、該スタンドベースの移動を防止するための制動システムを有し、この際、該制動システムは、少なくとも2つの制動脚部を有し、これらの制動脚部は、制動ポジションにおいてフロアに対して押し付けられ、それによりスタンドベースの移動を防止するか又は少なくとも困難にし、解除ポジションにおいてスタンドベースの移動を可能にする。

背景技術

0003

手術用顕微鏡は、通常、極めて大きな重量をもち、そのために手術用顕微鏡のスタンドはキャスタ(ローラ)を有し、従って手術用顕微鏡を持ち上げる必要なく、手術用顕微鏡を簡単に1つのポジションから他のポジションへ移動させることが可能である。しかしそれに対し、手術用顕微鏡を手術中には意図せずに動くことがないようにすることが必要であり、その理由は、それにより手術の成功が脅かされてしまうからである。そのためにスタンドベースは、制動システム(ブレーキシステム)を有し、該制動システムを介し、スタンドベースと共に手術用顕微鏡を位置固定不動化)することが可能である。

0004

手術用顕微鏡のためのスタンドにおいて発生する更なる問題として、追加コンポーネントのポジションと装備内容に応じ、スタンドの重量及び/又は重心が変わるということがある。また手術用顕微鏡は、多くの場合、広範囲に及ぶアームを有する。このことは、手術用顕微鏡の転倒を回避するために、スタンドベースが大きな重量をもたなくてはならないことをもたらす。

0005

下記特許文献1から、顕微鏡のためのスタンドベースが公知であり、このスタンドベースでは、スタンドベース本体内に異なる追加重り追加荷重)を選択的に受容することが可能である。このことは、運搬納入の際に個々のコンポーネントを個々に持ち運ぶことができるにもかかわらず、追加重りの受容を介して達成される全重量により確実で安定性のある直立状態保証されているという利点をもつ。このスタンドベースにおいて追加重りは、プレート上に載置され、該プレートは、引き続き、ねじロッドを介して本来のスタンドベース本体と結合される。

0006

更に下記特許文献1のスタンドベースは、4つの制動ブロックを有し、これらの制動ブロックには、各々の操作要素付設されており、該操作要素は、その操作により、個々の制動ブロックがフロアと接触状態になり、従ってスタンドベースの位置固定を可能とし、意図しない移動が回避されることをもたらす。

0007

また下記特許文献2から、顕微鏡のための他のスタンドベースが公知である。

先行技術

0008

EP 1 026 531 B1
EP 0 922 181 B1

発明が解決しようとする課題

0009

先ずスタンドベースの大きな重量は、欠点でもあり、その理由は、運搬や納入の際にスタンドベースを場合により持ち運ばなくてはならないからであり、このことは、人間工学的に極めて不利なことである。

0010

次に上記特許文献1のスタンドベースにおいて、追加重りの装備に際し、組み立てに極めて手間がかかるということは、欠点である。

0011

更に上記特許文献1のスタンドベースの制動システムにおいて、確実な固定のために複数のペダルを踏まなくてはならないということは、欠点である。

0012

また上記特許文献2のスタンドベースは、制動システムを有するものではない。

0013

従って本発明の課題は、顕微鏡の確実な直立状態を簡単に達成することのできる顕微鏡のためのスタンドベースを提供することである。

課題を解決するための手段

0014

前記課題は、請求項1の特徴を有するスタンドベースにより解決される。
即ち、本発明の一視点により、顕微鏡のためのスタンドベースであって、スタンドベース本体と、フロア上で該スタンドベースを移動可能に支持するために前記スタンドベース本体に固定された複数のキャスタと、該スタンドベースの移動を防止するための制動システムとを備え、前記制動システムは、少なくとも2つの制動脚部を含み、前記制動脚部は、制動ポジションにおいてフロアに対して押し付けられ、該スタンドベースの移動を防止するか又は少なくとも困難にし、解除ポジションにおいて該スタンドベースの移動を可能にし、前記制動システムは、前記制動脚部を前記解除ポジションから前記制動ポジションへ位置変更するためにオペレータにより操作可能な1つの操作要素を含み、前記操作要素は、前記操作要素の操作により前記制動脚部が前記解除ポジションから前記制動ポジションへ動かされるように前記制動脚部と連結されていることを特徴とするスタンドベースが提供される。

0015

また本発明の更なる有利な構成は、従属請求項に記載されている。尚、本願の特許請求の範囲に付記された図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、本発明を後続段落で説明する具体的な実施例、特に図示の形態に限定するものではないことを付言する。

発明の効果

0016

本発明の上記一視点により、上記課題に対応する効果、即ち顕微鏡の確実な直立状態を簡単に達成することのできる顕微鏡のためのスタンドベースが提供される。

実施例

0017

本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)顕微鏡、特に手術用顕微鏡のためのスタンドベースであって、スタンドベース本体と、フロア上で該スタンドベースを移動可能に支持するために前記スタンドベース本体に固定された複数のキャスタと、該スタンドベースの移動を防止するための制動システムとを備え、前記制動システムは、少なくとも2つの制動脚部を含み、前記制動脚部は、制動ポジションにおいてフロアに対して押し付けられ、該スタンドベースの移動を防止するか又は少なくとも困難にし、解除ポジションにおいて該スタンドベースの移動を可能にし、前記制動システムは、前記制動脚部を前記解除ポジションから前記制動ポジションへ位置変更するためにオペレータにより操作可能な1つの操作要素を含み、前記操作要素は、前記操作要素の操作により前記制動脚部が前記解除ポジションから前記制動ポジションへ動かされるように前記制動脚部と連結されていること。
(形態2)前記操作要素は、ペダルを含むことが好ましい。
(形態3)前記操作要素は、ロッドシステムを介して前記制動脚部と連結されていることが好ましい。
(形態4)前記ロッドシステムは、横ロッドを含み、前記横ロッドの端部には、前記制動脚部が関節式で取り付けられていること、前記ロッドシステムは、連結ロッドを含み、前記連結ロッドは、前記横ロッドと関節式で連結されており、更に前記操作要素と連結されていること、及び、前記操作要素の操作により前記操作要素は、前記連結ロッドを動かし、そして前記連結ロッドは、前記横ロッドを介して前記制動脚部を前記解除ポジションから制動ポジションへ動かすことが好ましい。
(形態5)前記制動脚部は、各々弾性要素を用い、特にばねを用い、前記解除ポジションにおいて予付勢されており、前記操作要素の操作により各々の前記弾性要素の復元力に反して前記制動ポジションへ動かされることが好ましい。
(形態6)前記制動脚部を前記操作要素の操作後に前記制動ポジションにおいて保持するロック装置が設けられていることが好ましい。
(形態7)前記ロック装置は、ガイドユニットを有し、前記ガイドユニットは、前記制動脚部をロックするために、特にばね組立体を用い、前記制動システムの連結ロッドとくさび係合されることが好ましい。
(形態8)前記制動システムは、前記ロック装置を解除するための解除用操作要素、特にペダルを有することが好ましい。
(形態9)前記解除用操作要素は、該スタンドベースの予定通り配向状態において、前記1つの操作要素の上方に配設されていること、及び、前記解除用操作要素は、前記1つの操作要素よりも短く構成されていることが好ましい。
(形態10)前記制動脚部は、前記制動脚部の互いの相対的な配置構成が制動時に可変であるように支持され、互いに連結され、且つ前記操作要素と連結されていることが好ましい。
(形態11)前記スタンドベース本体は、スタンドのバランスをとるために各々少なくとも1つの追加重りを選択的に受容するための複数の受容室を有することが好ましい。
(形態12)前記制動システムは、1つのモジュールとして構成されていること、及び、前記モジュールは、前記受容室のうち1つの受容室に受容されていることが好ましい。
(形態13)前記スタンドベース本体は、4つの同一形状の受容室を有し、前記受容室の各々には、2つの追加重りが受容可能であることが好ましい。
(形態14)前記受容室には、固定手段が設けられており、前記固定手段を用い、追加重りを直接的に前記スタンドベース本体に固定可能であることが好ましい。
(形態15)前記固定手段として、ねじ山部が設けられており、前記ねじ山部には、追加重りがボルトないしねじを用いてボルト固定ないしねじ固定可能であることが好ましい。
(形態16)前記キャスタは、ダブルキャスタであることが好ましい。

0018

本発明により、制動システムは、複数の制動脚部(ブレーキフット)を解除ポジションから制動ポジションへ位置変更するためにオペレータにより操作可能な1つの操作要素を含み、この際、該操作要素は、該操作要素の操作によりそれらの制動脚部が解除ポジションから制動ポジションへ動かされるようにそれらの制動脚部と連結されている。

0019

それによりスタンドベースの確実な制動のため、従ってスタンドベースの確実な位置固定のために、唯一の操作要素だけを操作すればよいということが達成される。それにより特に簡単な操作快適性が達成される。また個々に操作すべき制動脚部を複数個備えたスタンドベースの場合にあり得ることだが、全ての制動脚部を操作することを忘れてしまうという可能性が回避される。そのような場合には、特に1つの制動脚部だけがフロアと接触状態にあり、従って配置箇所においてスタンドベースの回転が回避されないという危険性がある。

0020

スタンドベースは、特に取付ユニットを有し、該取付ユニットには、本来の顕微鏡、特に手術用顕微鏡が固定されているスタンドを取り付けることが可能である。

0021

スタンドベース本体は、特に一種ハウジングを構成し、該ハウジングは、スタンドベースの他のコンポーネントを少なくとも上側から保護し、また該ハウジングには、別の全てのコンポーネントが備え付けられている。

0022

操作要素は、特にペダルであり、それによりオペレータは、操作要素を簡単に足で操作することができ、従って一方では、人間工学的に有利にスタンドベースを制動することが可能であり、他方では、問題なく大きな力を加えることが可能である。

0023

更に操作要素がロッドシステム(バーシステム)を介して例えば2つの制動脚部と連結されていると有利である。このロッドシステムは、特に横ロッド(トランスバースバーQuerstange)と連結ロッド(タイバーZugstange)を含み、この際、両方の制動脚部は、横ロッドの両方の端部において各々関節式(ジョイント式)で固定されている。また連結ロッドは、横ロッドと関節式で連結されており、そして操作要素の操作によりこの連結ロッドが予め定められた方向へ動かされるように操作要素と連結されており、この際、連結ロッドは、連結ロッド自体の運動を介して横ロッドを同時に動かし、そして横ロッドは、それらの制動脚部を解除ポジションから制動ポジションへ、即ちフロアの方向へ動かし、それによりそれらの制動脚部がフロアと接触し、従ってフロア上のスタンドベースの所望の位置固定が行われる。この際、横ロッドに取り付けられる制動脚部は、勿論2つに限られるわけではない。その際には、制動脚部の本数により、横ロッドにおける制動脚部の連結方式が適宜変更される。

0024

そのようなロッドシステムを介し、特に簡単で且つ純粋に機械的な方式で、1つだけの操作要素を用いた両方の制動脚部の操作を実現することができる。特にそのようなロッドシステムは、故障が起こり難く、それにより長期の寿命が達成される。

0025

両方の制動脚部は、特にこれらの両方の制動脚部の互いの相対的な配置構成が制動時に可変であるように支持され、互いに連結され、且つ操作要素と連結されている。特に両方の制動脚部は、互いに平行に延在する2つの軸線に沿って移動可能であり、この際、フロアとの接触の役割を果たす制動脚部の端部は、解除ポジションにおいては、同じ高さで配置されており、しかし制動時の互いに可変の配置構成を介し、この解除ポジションから各々の軸線に沿って異なる長さで繰り出し可能である。

0026

それによりフロアの非平坦性(フロアの凹凸)を補償可能である、即ち非平坦性に対応可能であることが達成される。制動脚部は(フロアの非平坦性に基づき)異なるポジションをとることが可能であるが、この際、制動脚部をフロアに押し付ける押付力は、同じである。

0027

従って平坦でないフロア上でも制動システムを介した常に確実な位置固定作用が達成される。

0028

両方の制動脚部の互いに相対的な可変のポジションは、特にこれらの制動脚部が関節式(ジョイント式:枢支式)で横ロッドに取り付けられ、そして横ロッドも関節式で連結ロッドに取り付けられていることにより達成され、従って横ロッドの適切な非水平配置(水平状態からの傾動)により、互いに相対的な制動脚部のポジションが変更される。特に制動脚部を横ロッドに支持している両方の支持箇所は、適切な遊びを可能とする予め定められた拡大部(制動脚部を自由に動かすことのできる空間)を有する。

0029

更に両方の制動脚部が各々弾性要素を用いて解除ポジションにおいて予付勢(付勢力即ち反発力をもった状態)されており、操作要素の操作によりこの弾性要素の復元力に反して解除ポジションから制動ポジションへ動かされると有利である。弾性要素は、特に圧縮ばねであるが、勿論他の弾性要素を用いることも可能である。

0030

更に操作要素の操作後に制動脚部を制動ポジションにおいて保持するロック装置(Feststelleinrichtung)が設けられていると有利である。それによりスタンドベースを持続的に位置固定するために、操作要素をずっと操作している必要はないことが達成される。

0031

ロック装置は、特にガイドユニットを有し、該ガイドユニットは、制動脚部をロックするために制動システムの連結ロッドとくさび係合され、それにより連結ロッドが出発ポジションへ戻ること、即ち制動脚部が解除ポジションの状態にあるときに連結ロッドが配置されているポジションへ戻ることを防止する。特にばね組立体(Federpaket)が設けられており、該ばね組立体を用い、ガイドユニットが連結ロッドとくさび係合される。この際、ガイドユニットは、例えば穴を有するプレート部材として構成されており、該穴に一定の直径を有する連結ロッドの外周部が比較的密の状態(僅かなクリアランス)で挿通し、従って該プレート部材が斜めに位置することにより、該プレート部材、即ちガイドユニットと、連結ロッドとのくさび係合(ウェッジロック:傾斜した状態での噛み付き係合ないしこじれ係合)が達成される。つまり制動ポジションは、連結ロッドの外周部に沿って可変である。

0032

制動システムは、特に解除用操作要素を有し、該解除用操作要素を用い、ロック装置を再び解除することが可能である。この解除用操作要素の操作により、特に連結ロッドとガイドユニットとのくさび係合が解除され、それにより制動脚部が弾性要素の復元力に基づき再びそれらの開始ポジションへ、即ち制動ポジションから解除ポジションへ戻るように動かされる。

0033

解除用操作要素は、特に同様にペダルであり、この際、このペダルと、制動システムを操作するためのペダルとは、スタンドベースの予定通りの配向状態において、特に直接的に上下に配設されており、この際、ロック装置を解除するためのペダルは、制動ユニットを操作するためのペダルよりも短く構成されている。それにより両方のペダルを人間工学的に有利に同じ箇所から操作することが可能であるにもかかわらず、両方のペダルへ簡単に到達可能であることが達成される。

0034

両方のペダルには、好ましくは各々のシンボルが付けられており、該シンボルにより、ペダルの操作により行われる機能が象徴化される。特に制動ユニットを操作するためのペダルには、閉じた錠前が示され、ロック装置を解除するためのペダルには、湾曲部の開いた錠前が示されている。

0035

特に有利な一実施形態において、スタンドベース本体は、複数の受容室を有し、これらの受容室の各々には、スタンドのバランスをとるために選択的に少なくとも1つの追加重りを受容させることが可能である。追加重りの受容により、簡単にスタンドベースの重量を増加させることが可能である。

0036

スタンドベース本体は、特に大部分が中空に形成されており、好ましくは比較的少ない重量を有し、それにより使用箇所での組み立て前にその使用箇所へ簡単に運搬することが可能である。しかし追加重りを用いて受容室を満たすことにより、大きな重量を達成することが可能である。

0037

制動システムは、特に唯一のモジュールとして構成されており、該モジュールは、該モジュールがそれらの受容室のうち1つの受容室に受容可能であるように形成されている。それによりスタンドベースの特に簡単な構造と特に簡単な組み立てが達成される。従って制動システムの外側のハウジングは、スタンドベース本体の複数の受容室のうち1つの受容室の形状にほぼ対応する。

0038

制動システムのモジュールには、特に上述した制動脚部、制動システムを操作する1つの操作要素、解除用操作要素、ロッドシステム、及び/又はロック装置が属する。

0039

特に有利な一実施形態において、スタンドベース本体は、4つの同一形状の受容室を有し、これらの受容室の各々には、選択的に2つの同一形状の追加重りを受容させることが可能である。制動システムは、特に1つの追加重りの2倍の大きさを有し、それにより制動システムは、複数の受容室のうち1つの受容室を満たすことになる。

0040

選択的な一実施形態において、4つよりも多くの又は4つよりも少ない受容室を設けることも可能である。更にこれらの受容室は、これらの受容室において、各々1つだけの追加重りか、又は各々2つよりも多くの追加重り、例えば3つ又は4つの追加重りを受容することが可能であるように構成することもできる。

0041

これらの受容室には、好ましくは各々少なくとも1つの固定手段が設けられており、該固定手段を用い、追加重りを直接的にスタンドベース本体に固定することが可能である。特に追加重りは、直接的にスタンドベース本体へ受容室内でボルト固定ないしねじ固定することが可能であり、そのために追加重りの穴を通してボルトないしねじが案内され、該ボルトないしねじは、対応して相補的に形成されたスタンドベース本体のねじ山部へ係合する。

0042

それにより追加重りを保持するための大掛かりな別の手段は不必要であることが達成される。特に全ての追加重りをスタンドベース本体との結合前に配置しなくてはならないプレートなどは不必要である。それにより組み立てが明らかに簡素化される。

0043

更にスタンドベースのキャスタ(ローラ)がダブルキャスタとして構成されていると有利である。それによりできるだけ僅かな力作用により単純運動が達成される。

0044

スタンドベースは、特に4つのキャスタを有し、これらのキャスタは、配置構成として互いに対称に配設されている。

0045

またスタンドベースが、異なる複数のスタンドを該スタンドベースに固定可能であるように構成されていると有利であり、それにより該スタンドベースを汎用的に使用することが可能である。そのために特にスタンドベースに複数のスタンドを固定するための標準インタフェースが設けられている。

0046

本発明の更なる特徴及び利点は、添付の図面との関連で本発明の実施例を詳細に説明する以下の説明から読み取れる。

図面の簡単な説明

0047

一実施例によるスタンドベースの概略斜視図である。
図1によるスタンドベースを下から見た別の概略斜視図である。
図1及び図2によるスタンドベースを上から見た図である。
図1から図3によるスタンドベースを横から見た図である。
図1から図4によるスタンドベースを下から見た図である。
追加重りの概略斜視図である。
図1から図5によるスタンドベースの制動システムの概略斜視図である。
図7による制動システムの別の概略図である。
図7及び図8による制動システムの部分図である。

0048

図1には、スタンドベース10をその上面部の方から見た概略斜視図が示されている。図2は、このスタンドベース10の別の概略斜視図を示しており、図2において視線は、スタンドベース10の下面部へ向けられている。図1及び図2によるスタンドベース10に関し、図3は、上から見た図を示し、図4は、横から見た図を示し、図5は、下から見た図を示している。

0049

スタンドベース10は、スタンドベース本体(スタンドベースボディ)12を含んでおり、該スタンドベース本体12には、4つのキャスタ14,16,18,20(以下、キャスタ14〜20と記す)が固定されており、これらの4つのキャスタを介し、スタンドベース10は、フロアにおいて(任意の方向に)移動可能に支持されている。図示された実施例においてキャスタ14〜20は、ダブルキャスタであり、該ダブルキャスタは、僅かな力作用で特に簡単な移動を可能とする。選択的な一実施形態においては、シングルキャスタを使用することも可能である。同様にスタンドベース10は、4つのキャスタ14〜20よりも少ないキャスタ、例えば3つのキャスタをもつことも可能であり、又は4つのキャスタ14〜20よりも多くのキャスタ、例えば5つのキャスタをもつことも可能である。

0050

スタンドベース本体12の上面部には、取付開口部22が設けられており、該取付開口部22には、垂直に延在するスタンドの支持シャフトを挿入することが可能であり、それにより本来のスタンドがスタンドベース10に固定される。スタンドは、特に顕微鏡のためのスタンド、好ましくは手術用顕微鏡のためのスタンドである。そのようなスタンドは、通常(特にアーム部分が)広範囲に(長いアーム径で)張り出しており且つ大きな重量をもつので、スタンドベース10も、確実な直立状態を保証するために、対応する大きな重量をもつ必要があり、このことは、後続段落で更に詳細に説明するように、それ自体が比較的軽量に構成されており従って容易に持ち運ぶことのできるスタンドベース本体12に対し、追加重り100が固定可能であることにより達成される。

0051

スタンドベース本体12の下面部には、4つの受容室24,26,28,30(以下、受容室24〜30と記す)が形成されており、これらの受容室の各々には2つの追加重り100を選択的に受容させることが可能である。本発明の選択的な一実施形態では、4つの受容室24〜30よりも多くの受容室、又は4つの受容室24〜30よりも少ない受容室を設けることも可能である。更に受容室24〜30は、これらの受容室24〜30の各々に1つだけの追加重り100を受容することが可能であるか又は2つの追加重り100よりも多くの追加重りを受容することが可能であるように構成することもできる。

0052

追加重り100は、特に全て同一形状に構成されており、従ってこれらの追加重り100を任意に交換することが可能である。

0053

図1から図5において図示された実施例においては、唯一の受容室、即ち受容室28にだけ2つの追加重り100が受容されており、それに対し、他の2つの受容室24,26において追加重りの装備は行われていない。必要に応じ、これらの受容室24,26にも別の追加重り100を受容させることが可能である。

0054

図6には、そのような追加重り100の概略斜視図が示されている。追加重り100は、貫通穴102を有し、ボルトないしねじ104を(追加重り100の固定のために)該貫通穴102に通すことが可能である。

0055

受容室24〜30には、適切な箇所にねじ山部が設けられており、それらのうち1つに例として符号32(図5)が付けられている。従って追加重り100は、簡単にボルトないしねじ104を介して直接的にスタンドベース本体12にボルト固定ないしねじ固定することが可能であり、それにより追加重り100の特に簡単な固定とその取り外しも可能であり、スタンドベース10の重量を常に個別の実情へ簡単に適合させることが可能である。それにもかかわらず個々の追加重り100を別個に取り扱うことが可能であり、それにより追加重り100とスタンドベース10を簡単にその使用目的箇所へ持ち運ぶことが可能である。

0056

受容室24〜30のうち1つの受容室には、制動システム(ブレーキシステム)40が受容されており、該制動システム40を用い、スタンドベース10を制動し、位置固定(不動化)することが可能であり、それによりスタンドベース10の意図しない移動が防止される。受容室24〜30のうち1つの受容室にこの制動システム40を受容することにより、特に簡単な構造と特に簡単な組み立てが達成される。

0057

従って図示された実施例において、制動システム40は、ほぼ2つの追加重り100と同じ大きさで形成されている。本発明の選択的な一実施形態では、制動システム40が追加重り100のうち1つの追加重りの形状を有し、従って制動システム40を1つの受容室24〜30の半部分だけが必要とされるような大きさで形成することも可能である。

0058

制動システム40は、特にハウジング42を有し、該ハウジング42により、制動システム40の内部のコンポーネントが保護されている。このハウジング42の外側の形状は、受容室24〜30のうち1つの受容室の形状にほぼ対応し、従って2つの追加重り100の形状にほぼ対応している(図2)。

0059

図7には、制動システム40の概略斜視図が示されており、この際、内部に位置するコンポーネントをより良く見えるようにするために、ハウジング42の図示は省いている。図8には、制動システム40の側面図が示されている。

0060

制動システム40は、この実施例では2つの制動脚部(ブレーキフット)44,46を有し、これらの制動脚部44,46は、ロッド状支脚部をなす制動脚部本体の下部に接触面(制動接触面)48,50を有し、これらの接触面48,50を介し、フロアへの接触を確立することが可能であり、スタンドベース10の位置固定のために必要な摩擦力が加えられる。

0061

制動脚部44,46は、解除ポジションと制動ポジションとの間において可動であり、この際、制動脚部44,46は、制動ポジションにおいてフロアと接触し、それによりスタンドベース10の運動が防止されるか又は少なくとも適切な摩擦力により困難になる。それに対し、解除ポジションにおいて制動脚部44,46は、これらの制動脚部44,46がフロアと接触せず、特にハウジング42と当接状態にあるか又はハウジング42内に格納されているように配置されている。

0062

更に制動システム40は、2つのばね(図示の例ではコイルスプリング)52,54を有し、これらのばね52,54を介し、制動脚部44,46は、解除ポジションにおいて、ばね52,54が一方では制動脚部44,46の肩状部(つば部)56,58の下面に当接し且つ他方では制動システム40の位置固定の底部構造部60の上面に当接することにより、予付勢(付勢力即ち反発力をもった状態)されている。

0063

解除ポジションから制動ポジションへ制動脚部44,46を位置変更する場合、ばね52,54は圧縮され、それによりこれらのばね52,54は、解除ポジションの方向へ復元力をもたらす。

0064

更に制動システム40は、制動ペダル62として構成された操作要素を有し、該操作要素を操作することにより両方の制動脚部44,46が解除ポジションから制動ポジションへ動かされる。このことは、スタンドベース10を制動し、特に位置固定するために、唯一の操作要素62だけを操作すればよいという利点を有する。従って特に簡単な操作性が達成され、複数の制動器の作動を忘れてしまう可能性が回避される。

0065

制動ペダル62は、ロッドシステム64を介して両方(一対)の制動脚部44,46と連結されており、この際、このロッドシステム64は、垂直方向に配設された連結ロッド(タイバー)66と横ロッド(トランスバースバー)68を有する。連結ロッド66は、該連結ロッド66が制動ペダル62の操作により垂直方向に動かされるように制動ペダル62と連結されている。

0066

横ロッド68は、連結ロッド66に関節式(ジョイント式)で配設され、即ち枢支されており、この際、連結ロッド66は、特に横ロッド68の中央部に配設されており、横ロッド68の貫通口69を通り抜けており、該貫通口69は、少なくとも横ロッド68の両方の端部の方向において遊びを有し、従って横ロッド68は、連結ロッド66に対して相対的に傾動可能である。

0067

横ロッド68の両方の端部には、両方の制動脚部(その支脚部)44,46の上部が各々同様に関節式で配設されており、この際、両方の制動脚部44,46は、各々横ロッド68の凹部に受容されており、これらの凹部は、これらの凹部が同様に制動脚部44,46に対する相対的な横ロッド68の捩れ(傾動)を可能とするように形成されている。連結ロッド66と制動脚部44,46の支持機構は、特にこれらが各々垂直軸線に沿ってのみ可動であるように構成されている。

0068

横ロッド68を介した関節式の枢支連結により、両方の制動脚部44,46は、それらの出発ポジションから、即ち横ロッド68が水平に配置されており且つ両方の制動脚部44,46が同じ長さでスタンドベース10から突出している解除ポジションから、横ロッド68の傾動により下向きに異なる長さで動くことが可能であり、図8にはこのことが例として示されている。図8に示された場合では、制動脚部46が制動脚部44よりも更に下方へ動かされている。従って場合により存在するフロアの非平坦性(凹凸)が補償可能であるにもかかわらず、そのようなフロアの非平坦性がある場合にも両方の制動脚部44,46を確実にフロア上に立たせ、それによりスタンドベース10の信頼性のある制動を達成することが可能である。従って特にフロアに非平坦性がある場合にも同じ押付力を加えることが可能である。本実施例において制動システム40は、特に3mmまでのフロアの非平坦性が補償可能であるように構成されている。

0069

更に制動システム40は、ロック装置(Feststelleinrichtung)70を有し、該ロック装置70を用い、制動脚部44,46は、制動ペダル62の操作後に制動ポジションにおいて保持される。

0070

図9には、制動システム40の一部分が示されており、そこではロック装置70の構造が示されている。ロック装置70は、ガイドユニット72を有し、該ガイドユニット72は、垂直方向に配設された連結ロッド66が挿通して延在する穴を有する。ガイドユニット72は、ばね74を介し、該ガイドユニット72が連結ロッド66に対して相対的にくさび係合(傾斜こじれ係合)されているポジションにおいて保持されており、従って連結ロッド66の運動は、大きな力を用いてのみ可能である。この際、ガイドユニット72は、穴を有するプレート部材として構成されており、該穴に一定の直径を有する連結ロッド66の外周部が比較的密の状態(僅かなクリアランス)で挿通し、従って該プレート部材が斜めに位置することにより、該プレート部材、即ちガイドユニット72と、連結ロッド66とのくさび係合が達成される。つまり制動ポジションは、連結ロッド66の外周部に沿って可変である。(因みに図9では、ガイドユニット72の下方のところで連結ロッド66にガイドブッシュ66Aが嵌め込まれている様子が描かれている。)

0071

更にロック解除用の別のペダル80(図7も参照)が設けられており、該ペダル80を用い、ロック装置70を再び解除することが可能であり、それにより制動脚部44,46がばね52,54の復元力に基づき再びそれらの出発ポジション、即ち解除ポジションへ戻される。ペダル80の操作により、ガイドユニット72が連結ロッド66の外周部に沿ってばね74の力に反して下方へ動かされ、それにより例えばガイドユニット72の斜め位置から水平位置への位置変更に基づき連結ロッド66のくさび係合が解除され、連結ロッド66が更に運動可能となる。

0072

ペダル80は、制動ペダル62の上側に(階段状にずらして)配設されており且つこの制動ペダル62よりも短く(且つ小さく)形成されており、従って両方のペダルを簡単に且つ人間工学的に有利に操作することができるにもかかわらず、間違ったペダルの意図しない操作が回避される。尚、詳細には図示しないが、制動ペダル62は、支持アームを用いて制動システム40において枢支されている。

0073

更にペダルの取り違いを回避するために、ペダル62,80には、シンボル82,84が設けられており、この際、制動ペダル62には、特に閉じた錠前82が描かれ、ペダル80には、湾曲部の開いた錠前84が描かれている。

0074

尚、上記の特許文献の各開示を本書に引用をもって繰り込むものとする。また本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、更にその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また本発明の全開示の枠内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。即ち本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。

0075

10スタンドベース
12 スタンドベース本体(スタンドベースボディ)
14〜20キャスタ
22取付開口部
24〜30受容室
32ねじ山部、固定手段
40制動システム(ブレーキシステム)
42ハウジング
44,46制動脚部(ブレーキフット)
48,50 接触面
52,54 ばね(スプリング)、弾性要素
56,58肩状部(つば部)
60底部構造部
62制動ペダル、操作要素
64ロッドシステム
66連結ロッド(タイバー)
66Aガイドブッシュ
68横ロッド(トランスバースバー)
69 貫通口
70ロック装置
72ガイドユニット
74 ばね
80ペダル(ロック解除ペダル)、解除用操作要素
82シンボル(閉じた錠前)
84 シンボル(湾曲部の開いた錠前)
100追加重り
102貫通穴
104ボルトないしねじ

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