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技術 車両管理システム

出願人 株式会社デンソー
発明者 村松聡
出願日 2014年3月17日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2014-053738
公開日 2015年10月5日 (5年2ヶ月経過) 公開番号 2015-176468
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機 交通制御システム 車両の電気的な推進・制動 乗り物を格納するための建築物
主要キーワード 優先権情報 車内監視カメラ スイチ 買い物履歴 停車スペース 本処理手順 降車場所 乗降場所
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (4)

課題

出発予定時刻をユーザと調整可能な車両管理システムを提供する。

解決手段

駐車場40内の自動走行機能付き自動車30を、乗車場所52まで自動走行させる車両管理システム10であって、乗車場所52から出発する予定時刻であって、所定のユーザが指定する予定時刻を取得する指定取得手段と、所定のユーザの自動車30が、乗車場所52に到着するまでに要する所要時間を算出するとともに、乗車場所に到着する到着時刻を所要時間から算出する時間算出手段と、指定取得手段により取得された予定時刻、及び時間算出手段により算出された到着時刻に基づいて、所定のユーザの自動車30が、予定時刻までに乗車場所52に到着できるか否か判断する判断手段と、判断手段により到着できないと判断された場合に、所定のユーザに、新予定時刻として時間算出手段により算出された到着時刻を提案する提案手段と、を備える。

概要

背景

自動走行機能を有する車両を自動走行させて、駐車場駐車させる駐車管理システムが提案されている。例えば特許文献1では、駐車情報を管理する駐車情報管理装置と、車両を所定の目的地まで自動走行制御する自走制御装置とで通信を行い、車両を自動走行させて、所定の駐車枠に駐車させる駐車管理システムが記載されている。

さらに、管理センタの指示によって、駐車場に駐車している車両を自動走行させ、車両を指定時刻指定場所へ自動で移動させる管理システムも提案されている。

概要

出発予定時刻をユーザと調整可能な車両管理システムを提供する。駐車場40内の自動走行機能付き自動車30を、乗車場所52まで自動走行させる車両管理システム10であって、乗車場所52から出発する予定時刻であって、所定のユーザが指定する予定時刻を取得する指定取得手段と、所定のユーザの自動車30が、乗車場所52に到着するまでに要する所要時間を算出するとともに、乗車場所に到着する到着時刻を所要時間から算出する時間算出手段と、指定取得手段により取得された予定時刻、及び時間算出手段により算出された到着時刻に基づいて、所定のユーザの自動車30が、予定時刻までに乗車場所52に到着できるか否か判断する判断手段と、判断手段により到着できないと判断された場合に、所定のユーザに、新予定時刻として時間算出手段により算出された到着時刻を提案する提案手段と、を備える。

目的

本発明は、上記実情を鑑み、出発予定時刻をユーザと調整可能な車両管理システムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
3件
牽制数
3件

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請求項1

駐車場(40)内の自動走行機能付き自動車(30)を、乗車場所(52)まで自動走行させる車両管理システム(10)であって、前記乗車場所から出発する予定時刻であって、所定のユーザが指定する前記予定時刻を取得する指定取得手段(11,12)と、前記所定のユーザの前記自動車が、前記乗車場所に到着するまでに要する所要時間を算出するとともに、前記乗車場所に到着する到着時刻を前記所要時間から算出する時間算出手段(12)と、前記指定取得手段により取得された前記予定時刻、及び前記時間算出手段により算出された前記到着時刻に基づいて、前記所定のユーザの前記自動車が、前記予定時刻までに前記乗車場所に到着できるか否か判断する判断手段(12)と、前記判断手段により到着できないと判断された場合に、前記所定のユーザに、新予定時刻として前記時間算出手段により算出された前記到着時刻を提案する提案手段(12)と、を備えることを特徴とする車両管理システム。

請求項2

前記所定のユーザの前記自動車は、充電可能なバッテリを備えており、前記駐車場で前記バッテリを充電する必要がある場合に、前記時間算出手段は、前記バッテリの充電終了までに要する時間に基づいて、前記所要時間を算出する請求項1に記載の車両管理システム。

請求項3

前記時間算出手段は、前記乗車場所に到着する前記自動車の混雑状態に基づいて、前記所要時間を算出する請求項1又は2に記載の車両管理システム。

請求項4

前記自動車の各ユーザの位置をそれぞれ取得する位置取得手段(11,12)を備え、前記時間算出手段は、他のユーザが前記所定のユーザと判定時間差内の前記予定時刻を指定しているとともに、前記予定時刻よりも所定時間前において、前記位置取得手段により取得された前記他のユーザの位置が前記所定のユーザの位置よりも前記乗車場所に近い場合には、前記到着時刻を遅くするように補正する請求項1〜3のいずれかに記載の車両管理システム。

請求項5

前記自動車の各ユーザの優先権の有無をそれぞれ取得する優先権情報取得手段(11,12,13)を備え、前記時間算出手段は、他のユーザが前記所定のユーザと判定時間差内の前記予定時刻を指定しているとともに、前記所定のユーザが前記優先権を有さず、且つ前記他のユーザが優先権を有している場合に、前記到着時刻を遅くするように補正する請求項1〜4のいずれかに記載の車両管理システム。

請求項6

前記自動車の各ユーザの優先権の有無をそれぞれ取得する優先権情報取得手段を備え、前記所定のユーザが優先権を持っている場合には、前記乗車場所が有する複数の停車スペース(53)のうちの前記駐車場が属する建物(60)の出入り口(61)に近い停車スペースに、前記所定のユーザの自動車を停車させる請求項1〜5のいずれかに記載の車両管理システム。

請求項7

前記乗車場所は、複数設置されており、前記自動車の各ユーザの位置をそれぞれ取得する位置取得手段を備え、前記指定取得手段は、前記所定のユーザが指定する前記乗車場所を取得し、前記提案手段は、前記予定時刻よりも所定時間前において、前記位置取得手段により取得された前記所定のユーザの位置が、前記指定取得手段により取得された前記乗車場所よりも他の前記乗車場所に近い場合には、前記所定のユーザに、前記所定のユーザの位置に最も近い前記乗車場所を提案する請求項1〜6のいずれかに記載の車両管理システム。

技術分野

0001

本発明は、駐車場において、自動走行機能を有する車両を管理する車両管理システムに関する。

背景技術

0002

自動走行機能を有する車両を自動走行させて、駐車場に駐車させる駐車管理システムが提案されている。例えば特許文献1では、駐車情報を管理する駐車情報管理装置と、車両を所定の目的地まで自動走行制御する自走制御装置とで通信を行い、車両を自動走行させて、所定の駐車枠に駐車させる駐車管理システムが記載されている。

0003

さらに、管理センタの指示によって、駐車場に駐車している車両を自動走行させ、車両を指定時刻指定場所へ自動で移動させる管理システムも提案されている。

先行技術

0004

特開2007−219738号公報

発明が解決しようとする課題

0005

上記管理システムにおいて、ユーザが乗車場所で車両に搭乗するためには、ユーザと車両とが時間を合わせて乗車場所に到着することが求められる。しかしながら、状況によっては、ユーザが指定する出発予定時刻に、車両を乗車場所に到着させられない場合もある。このような場合には、ユーザと管理センタとの間で、出発予定時刻の調整を行うことが求められる。

0006

本発明は、上記実情を鑑み、出発予定時刻をユーザと調整可能な車両管理システムを提供することを主たる目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明は、駐車場内の自動走行機能付き自動車を、乗車場所まで自動走行させる車両管理システムであって、前記乗車場所から出発する予定時刻であって、所定のユーザが指定する前記予定時刻を取得する指定取得手段と、前記所定のユーザの前記自動車が、前記乗車場所に到着するまでに要する所要時間を算出するとともに、前記乗車場所に到着する到着時刻を前記所要時間から算出する時間算出手段と、前記指定取得手段により取得された前記予定時刻、及び前記時間算出手段により算出された前記到着時刻に基づいて、前記所定のユーザの前記自動車が、前記予定時刻までに前記乗車場所に到着できるか否か判断する判断手段と、前記判断手段により到着できないと判断された場合に、前記所定のユーザに、新予定時刻として前記時間算出手段により算出された前記到着時刻を提案する提案手段と、を備える。

0008

本発明によれば、ユーザが指定する出発予定時刻が取得される。また、ユーザの自動車が乗車場所に到着するまでに要する所要時間が算出されるとともに、乗車場所に到着する到着時刻が所要時間から算出される。そして、取得した出発予定時刻及び算出した到着時刻に基づいて、ユーザの自動車が、予定時刻までに乗車場所に到着できるか否か判断され、到着できないと判断された場合には、ユーザに、新しい出発の予定時刻として到着時刻が提案される。

0009

よって、ユーザに指定された出発予定時刻までに、ユーザの自動車が乗車場所に到着できない場合には、出発予定時刻をユーザと調整することができる。ひいては、適切な時間にユーザを乗車場所へ来させることができる。

図面の簡単な説明

0010

車両管理システムの構成を示す図。
車両管理の実施態様を示す図。
出発予定時刻をユーザと調整する処理手順を示すフローチャート

実施例

0011

以下、車両管理システムを、スーパー来店した自動走行機能付き自動車の管理に適用した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る車両管理システムの構成について説明する。本実施形態に係る車両管理システムは、管理センタ10を備え、自動走行機能を備えた自動車30、及び自動車30のユーザが所有する携帯端末20と通信可能に構成されている。本実施形態に係る車両管理システムは、来店した自動車30を降車場所51から駐車場40まで自動走行させて、駐車場40に駐車させるとともに、駐車場40内の自動車30を、乗車場所52まで自動走行させる。

0012

携帯端末20は、通信装置21、制御装置22、入出力装置23及びGPS受信機24を備えたスマートフォンタブレット端末等である。

0013

GPS受信機24は、GPS(Global Positioning System)衛星からGPS信号を受信する。通信装置21は、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信方式で管理センタ10の通信装置11と接続し、データの送受信を行う。入出力装置23は、液晶ディスプレイ有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を含んだタッチパネルディスプレイ、タッチパネルディスプレイと一体となったタッチスイッチ、及びメカニカルスイチである。

0014

制御装置22は、CPU、ROM、RAM及びI/O等を備えるマイクロコンピュータとして構成されている。制御装置22は、メールや専用のアプリケーション等の無線ツールを実行し、ユーザにより入出力装置23から入力された出発予定時刻を、通信装置21から管理センタ10へ送信させる。出発予定時刻は、ユーザが、乗車場所52から出発する予定時刻、すなわち、乗車場所52で自動車30に搭乗可能な状態になっていることを、ユーザが求める時刻であり、例えば5分間隔で指定可能になっている。ユーザは、来店した際に出発予定時刻を管理センタ10に登録してもよいし、帰宅時間近くになってから出発予定時刻を管理センタ10へ送信してもよい。ユーザは、出発予定時刻までに配車行う時間が確保できる時刻であれば、いつ出発予定時刻を管理センタ10へ送信してもよい。また、制御装置22は、GPS受信機24が受信したGPS信号から現在位置を算出するとともに、算出した現在位置を通信装置21から管理センタ10へ送信させる。

0015

自動車30は、通信装置31、自走制御装置32、ナビゲーション装置33、カメラ34及びレーダ35を備える。

0016

通信装置31は、Wi-Fi等の無線通信方式で管理センタ10の通信装置11と接続し、データの送受信を行う。カメラ34は、自動車30の走路や周囲の障害物撮影する。レーダ35は、自動車30の周囲の障害物を検出する。ナビゲーション装置33は、通信装置31が管理センタ10から受信した目的地までの経路案内情報を生成する。目的地は、自動車30が来店して降車場所51に停車した際には、駐車場40のいずれかの駐車スペースとなり、自動車30が駐車場40から乗車場所52へ向かう際には、乗車場所52の停車スペース53(#1)〜(#5)のいずれかになる。

0017

自走制御装置32は、CPU、ROM、RAM及びI/O等を備えるマイクロコンピュータとして構成されており、自動走行制御を開始すると、自動車30を、ナビゲーション装置33が生成した経路案内情報に基づいて、目的地まで走行させる。詳しくは、自走制御装置32は、カメラ34により撮影された走路の形状に基づいて、走行駆動源であるエンジン及びモータの少なくとも一方、ステアリングブレーキ等を制御し、自動車30を目的地まで走行させる。自走制御装置32は、目的地までの走行中に、カメラ34やレーダ35により障害物が検出された場合には、衝突事故を回避するように制動制御するとともに、必要な場合には、ナビゲーション装置33に再度経路案内情報を生成させる。

0018

また、自走制御装置32は、自動車30が駐車スペースに到着して駐車を完了すると、通信装置31から管理センタ10へ駐車完了情報を送信させ、自動車30が乗車場所52の停車スペース53に停車すると、通信装置31から管理センタ10へ停車完了情報を送信させる。

0019

なお、自走制御装置32は、自動車30の車内に搭乗者がいない状態で、通信装置31が管理センタ10から開始信号を受信することにより、自動走行制御を開始する。自動車30の車内における搭乗者の有無は、車内監視カメラによる撮影画像から検出してもよいし、シートベルト装着状態から検出してもよい。

0020

管理センタ10は、通信装置11、制御装置12、及びデータベース13を備える。通信装置11は、Wi-Fi等の無線通信方式で、携帯端末20の通信装置21及び自動車30の通信装置31と接続し、データの送受信を行う。

0021

データベース13は、駐車場40においてマトリックス状に区画された駐車スペース情報各駐車スペース駐車可否情報、乗車場所52において区画された停車スペース情報、及び各停車スペース53の停車可否情報等が格納されている。

0022

さらに、データベース13には、自動車30のID等の情報と、ユーザのID、メールアドレス等の情報とが、対応付けられて格納されている。ユーザの情報には、ユーザの優先権の有無が含まれる。優先権は、高額買い物客利用頻度が高い買い物客、大きな物や重い物を買った買い物客、身障者高齢者等に付与される。ユーザの買い物履歴は、ユーザがスーパーの発行したカード等を利用することにより、店舗60(建物)の管理サーバに取得され、店舗60の管理サーバから通信装置31へ送信される。なお、自動車30の情報及びユーザの情報は、自動車30が始めて来店したときに又は来店する度に、降車場所51に自動車30が到着した際、自動車30又はユーザの携帯端末20から管理センタ10へ送信される。

0023

駐車場40は、図2に示すように、5×5のマトリックス状に区画された駐車スペースと、敷地の端に5個の充電器41を備える。充電器41に隣接する駐車スペースに駐車中の自動車30が、充電可能なバッテリを備えた電気自動車プラグインハイブリッド車の場合に、充電器41は非接触でバッテリの充電を行うことができる。駐車場40は、スーパーの店舗60に併設されたものに限らず、店舗60から離れた場所に設けられたものでもよい。また、乗車場所52は、店舗60の近くの乗降場所50に設けられており、5個の区画された停車スペース53(#1)〜(#5)を備える。乗降場所50には、他に降車場所51も設けられている。

0024

制御装置12は、CPU、ROM、RAM及びI/Oを備えるコンピュータとして構成されている。制御装置12は、降車場所51に到着した自動車30から、車内の無人情報を受信すると、通信装置11から自動車30へ自動制御開始信号を送信する。さらに、制御装置12は、通信装置11から自動車30へ、データベース13の駐車可否情報に駐車可と登録されている駐車スペースの中から、所定の駐車スペースを目的地として送信させ、自動車30を降車場所51から所定の駐車スペースまで自動走行させる。そして、制御装置12は、自動車30から駐車完了情報を受信すると、データベース13の駐車可否情報について、所定の駐車スペースを駐車不可に更新する。

0025

また、制御装置12は、出発予定時刻近くになると、通信装置11から駐車スペースに駐車中の自動車30へ、自動制御開始信号を送信する。さらに、制御装置12は、データベース13の停車可否情報に停車可と登録されている停車スペース53の中から、所定の停車スペース53を目的地として送信させ、自動車30を駐車スペースから停車スペース53まで自動走行させる。

0026

そして、制御装置12は、自動車30から停車完了情報を受信すると、データベース13の駐車可否情報について、自動車30が駐車していた駐車スペースを駐車可に更新するとともに、停車可否情報について、所定の停車スペース53を停車不可に更新する。その後、制御装置12は、自動車30から発車情報を受信すると、データベース13の停車可否情報について、所定の停車スペース53を停車可に更新する。

0027

ここで、ユーザが指定する出発予定時刻までに、ユーザの自動車30を乗車場所52に到着させられない場合もある。そのような場合には、ユーザと管理センタ10との間で、出発予定時刻を調整することが求められる。そこで、制御装置12は、ROMに記憶されている各種プログラムを実行することで、指定取得手段、位置取得手段、優先権情報取得手段、時間算出手段、判断手段、及び提案手段の機能を実現する。

0028

指定取得手段は、自動車30の所定のユーザが指定する出発予定時刻を取得する。詳しくは、所定のユーザが携帯端末20から送信した出発予定時刻を、通信装置11を介して取得する。位置取得手段は、自動車30の各ユーザの位置をそれぞれ取得する。詳しくは、各ユーザの携帯端末20からそれぞれ送信された各ユーザの位置を、通信装置11を介してそれぞれ取得する。優先権情報取得手段は、データベース13から、自動車30の各ユーザの優先権の有無をそれぞれ取得する。

0029

時間算出手段は、所定のユーザの自動車30が、乗車場所52に到着するまでに要する所要時間を算出する。例えば、所定のユーザの自動車30が、充電可能なバッテリを備えた電気自動車又はプラグインハイブリッド自動車であり、駐車場40でバッテリを充電する必要がある場合に、時間算出手段は、バッテリの充電終了までに要する時間に基づいて、所要時間を算出する。また、時間算出手段は、乗車場所52に到着する自動車30の混雑状態に基づいて、所要時間を算出する。そして、時間算出手段は、算出した所要時間と現在時刻とから、所定のユーザの自動車30が乗車場所52に到着する到着時刻を算出する。

0030

判断手段は、指定取得手段により取得された出発予定時刻、及び時間算出手段により算出された到着時刻に基づいて、所定のユーザの自動車30が、所定のユーザの指定する出発予定時刻までに乗車場所52に到着できるか否か判定する。

0031

提案手段は、判断手段により、所定のユーザの自動車30が、所定のユーザの指定する出発予定時刻までに乗車場所52に到着できないと判断された場合に、所定のユーザに、新しい出発予定時刻(新予定時刻)として算出された到着時刻を提案する。

0032

次に、出発予定時刻をユーザと調整する処理手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。本処理手順は、管理センタ10の制御装置12が実行する。ここでは、所定のユーザの自動車30は、電気自動車又はプラグインハイブリッド車を想定している。

0033

まず、所定のユーザが乗車場所52への配車を希望して、携帯端末20から出発予定時刻を送信すると、所定のユーザの出発予定時刻のリクエストを受信する(S10)。

0034

続いて、S10で受信した出発予定時刻よりも所定時間前において、所定のユーザの自動車30が、乗車場所52に到着するまでに要する所要時間を算出する。すなわち、所定のユーザの自動車30が、乗車場所52において搭乗可能な状態になるまでに要する所要時間を算出する。詳しくは、駐車場40から乗車場所52までの経路の距離、バッテリの充電終了までに要する時間、及び、乗車場所52に到着する自動車30の混雑状態に基づいて、所要時間を算出する。そして、現在時刻に所要時間を加算して、自動車30が乗車場所52に到着する到着時刻を算出する(S11)。到着時刻は、所定のユーザの自動車30が乗車場所52に到着可能な時刻であり、到着時刻が出発予定時刻よりも早い場合は、所定のユーザの自動車30は、出発予定時刻に到着するように配車される。なお、所定時間は、駐車場40から乗車場所52までの経路の長さ等に応じて設定される。

0035

バッテリの充電終了までに要する時間は、駐車場40で自動車30のバッテリの充電を開始すると、自動車30から管理センタ10へ送信される。混雑状態は、駐車場40から乗車場所52までの経路の混み具合、停車スペース53の混み具合、及び、S10で受信した出発予定時刻付近の時刻における、出発予定時刻の指定すなわち自動車30の配車予約の混み具合を含む。

0036

また、停車可能な停車スペース53の数以上のユーザが、所定のユーザと判定時間差(例えば5分)内の出発予定時刻を指定しており、他のユーザの現在位置が、所定のユーザの現在位置よりも乗車場所52に近い場合には、到着時刻を遅くするように補正する。

0037

例えば、所定のユーザを含めて6人のユーザが判定時間差内の出発予定時刻を指定しているとする。他の5人のユーザの現在位置が乗車場所52付近であり、所定のユーザの現在位置が店舗60内の場合には、所定のユーザの自動車30の到着時刻を、他の5人のユーザの自動車30の到着時刻よりも遅くなるように補正する。すなわち、乗車場所52の近くにいるユーザの自動車30が先に乗車場所52に到着し、離れているユーザの自動車30が後に乗車場所52に到着するようにする。このようにすると、判定時間差内の出発予定時刻を指定しているユーザの中で、乗車場所52の近くにいるユーザの自動車30が先に乗車場所52に到着するように移動開始され、離れているユーザの自動車30が後に乗車場所52に到着するように移動開始される。

0038

さらに、所定のユーザを含めて停車スペース53の数よりも多くのユーザが、所定のユーザと判定時間差内の出発予定時刻を指定しており、他のユーザが優先権を有し、所定のユーザが優先権を有していない場合には、到着時刻を遅くするように補正する。

0039

例えば、所定のユーザを含めて6人のユーザが判定時間差内の出発予定時刻を指定しているとする。他の5人のユーザが優先権を有しており、所定のユーザが優先権を有していない場合には、所定のユーザの自動車30の到着時刻を、他の5人のユーザの自動車30の到着時刻よりも遅くなるように補正する。

0040

なお、優先権を有しているユーザの数が4人以下(停車スペース53の数未満)の場合には、優先権を有していないユーザの中で、最も遅く予約したユーザ、又は最も遠くにいるユーザの到着時刻を遅くするように補正する。停車スペース53の数と、判定時間差内の出発予定時刻を指定しているユーザの数とに基づいて、適宜到着時刻を補正する。

0041

続いて、S10で受信した出発予定時刻、及びS11で算出した到着時刻に基づいて、所定のユーザのリクエストどおりに、所定のユーザの自動車30を、乗車場所52に配車できるか否か判定する(S12)。

0042

所定のユーザのリクエストどおりに、所定のユーザの自動車30を配車できる場合は(S12:YES)、所定のユーザとS10で受信した出発予定時刻で合意し、所定のユーザの自動車30を、出発予定時刻までに乗車場所52に到着するように配車する(S14)。

0043

一方、所定のユーザのリクエストどおりに、所定のユーザの自動車30を配車できない場合は(S12:NO)、新しい出発予定時刻として算出した到着時刻を所定のユーザに提案する(S13)。続いて、所定のユーザとS13で提案した新しい出発予定時刻で合意し、所定のユーザの自動車30を、新しい出発予定時刻までに乗車場所52に到着するように配車する(S14)。

0044

所定のユーザが優先権を有している場合は、所定のユーザの自動車30を配車する際に、所定のユーザの自動車30を、停車スペース53(#1)〜(#5)のうち、店舗60の出入り口61に近い停車スペース53に停車させるようにしてもよい。所定のユーザが、大きな物や重い物を買ったときには、荷物を出入り口61から遠くの停車スペース53まで運ぶ必要がなく便利である。

0045

以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏する。

0046

・ユーザが指定した出発予定時刻及び算出した到着時刻に基づいて、ユーザの自動車30が、出発予定時刻までに乗車場所52に到着できるか否か判断され、到着できないと判断された場合には、ユーザに、新しい出発予定時刻として算出した到着時刻が提案される。よって、ユーザに指定された出発予定時刻までに、ユーザの自動車30が乗車場所52に到着できない場合には、出発予定時刻をユーザと調整することができる。ひいては、適切な時間にユーザを乗車場所52へ来させることができる。

0047

・ユーザの自動車30のバッテリを充電する必要がある場合には、バッテリの充電終了までに要する時間に基づいて、ユーザの自動車30が乗車場所52に到着するまでに要する時間が算出される。よって、ユーザに、バッテリの充電の不十分な自動車30で出発させることを避けられる。

0048

・乗車場所52に到着する自動車30の混雑状態に基づいて、ユーザの自動車30が乗車場所52に到着するまでに要する時間が算出される。よって、乗車場所52までの交通や配車予約が混雑している場合でも、ユーザに、乗車場所52で待たせることを避けられる。特に、駐車場40が店舗60から離れた場所にあり、ユーザが混雑状態を把握できない場合でも、ユーザに、乗車場所52で待たせることを避けられる。

0049

・他のユーザが所定のユーザと判定時間差内の予定時刻を指定しているとともに、予定時刻よりも所定時間前において、他のユーザが所定のユーザよりも乗車場所52の近くにいる場合には、到着時刻が遅くなるように補正される。よって、予定時刻よりも所定時間前において、乗車場所52から遠い位置にいるユーザの自動車30を、後回しで乗車場所52に到着させることができる。ひいては、乗車場所52を効率的に運用することができる。

0050

・他のユーザが所定のユーザと判定時間差内の予定時刻を指定しているとともに、所定のユーザが優先権を有さず、且つ他のユーザが優先権を有している場合には、到着時刻が遅くなるように補正される。よって、高額買い物客や身障者等の優先権を持っているユーザの自動車30を、優先的に乗車場所52に到着させることができる。したがって、優先権を持っているユーザに対するサービスを向上させることができる。

0051

・ユーザが優先権を持っている場合には、乗車場所52が有する複数の停車スペース53のうちの店舗60の出入り口61に近い停車スペース53に、ユーザの自動車30が停車する。よって、優先権を持っているユーザは、店舗60の出入り口61の近くで自動車30に乗車することができる。したがって、優先権を持っているユーザに対するサービスを向上させることができる。

0052

(他の実施形態)
・店舗60が大型のスーパーで、乗車場所が複数設置されている場合には、ユーザは、出発予定時刻とともに乗車場所を指定してもよい。この場合、管理センタ10は、ユーザの携帯端末20から送信された出発予定時刻と指定乗車場所を受信する。

0053

さらに、この場合、出発予定時刻よりも所定時間前において、ユーザの現在位置が、指定乗車場所よりも他の乗車場所に近い場合には、ユーザに、ユーザの現在位置に最も近い乗車場所を提案する。これにより、出発予定時刻近くに、ユーザが指定乗車場所よりも他の乗車場所の近くにいる場合には、乗車場所をユーザと調整することができる。ひいては、ユーザの移動距離を減らすことができる。

0054

・所定のユーザの位置及び他のユーザの位置に基づいて、到着時刻を補正しなくてもよい。

0055

・所定のユーザ及び他のユーザの優先権の有無に基づいて、到着時刻を補正しなくてもよい。この場合、管理センタ10は、各ユーザの優先権情報を取得しなくてもよい。

0056

・バッテリの充電終了時間、及び乗車場所52に到着する自動車30の混雑状態のどちらか一方に基づいて、所要時間を算出してもよい。

0057

図3のフローチャートのS14で、同じ出発予定時刻までに、乗車場所52に到着するように配車する自動車30が複数ある場合には、乗車場所52の近くにいるユーザの自動車30ほど、早いタイミングで到着するように移動開始してもよい。

0058

・車両管理システムは、スーパーの駐車場に限らず、集合住宅テーマパーク等の施設に属する大型駐車場における自動走行機能付き自動車の管理に適用してもよい。

0059

10…管理センタ、11,21,31…通信装置、12,22…制御装置、32…自走制御装置、20…携帯端末、30…自動車、40…駐車場、51…降車場所、53…停車スペース。

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