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技術 パルス分析装置及びパルス分析方法

出願人 株式会社東芝
発明者 斉藤浩和宝田博志米田隆之
出願日 2014年3月12日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2014-049233
公開日 2015年10月1日 (5年2ヶ月経過) 公開番号 2015-172555
状態 未査定
技術分野 レーダ方式及びその細部
主要キーワード 後方受 パルス間隔時間 密集部分 Y座標 定義結果 X座標 パルス分析 パルス番号
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年10月1日)のものです。
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図面 (14)

課題

発射源を的確に弁別することのできるパルス分析装置及びパルス分析方法を提供することである。

解決手段

実施形態のパルス分析装置は、パルス間隔時間測定部と、座標点定義部と、座標点パターン抽出部とを持つ。パルス間隔時間測定部は、受信パルス信号より前に受信された前方受信パルス信号との前方パルス間隔時間と、前記受信パルス信号の後に受信された後方受パルス信号との後方パルス間隔時間とを測定する。座標点定義部は、前方パルス間隔時間を示す第1座標軸上の座標値と後方パルス間隔時間を示す第2座標軸上の座標値とによる座標点を定義する。座標点パターン抽出部は、発射源情報記憶部に記憶される発射源情報によって示される座標点パターンのうちから、受信パルス信号の座標点パターンと類似する座標点パターンを抽出する。

概要

背景

アンテナにより受信された電波デジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号として得られるパルス信号規則性に基づいてパルス信号列諸元などを推定することによりパルス分析が行われている。このようなパルス分析の結果に基づいて、例えばレーダーなどの電波の発射源についての弁別が行われる。

しかし、近年においては、発射源から発射される電波(パルス波)のパターンの複雑化や低被探知化の技術の進化などにより、パルス信号の規則性のみに基づいて発射源を弁別することが困難になってきている。

概要

発射源を的確に弁別することのできるパルス分析装置及びパルス分析方法を提供することである。実施形態のパルス分析装置は、パルス間隔時間測定部と、座標点定義部と、座標点パターン抽出部とを持つ。パルス間隔時間測定部は、受信パルス信号より前に受信された前方受信パルス信号との前方パルス間隔時間と、前記受信パルス信号の後に受信された後方受信パルス信号との後方パルス間隔時間とを測定する。座標点定義部は、前方パルス間隔時間を示す第1座標軸上の座標値と後方パルス間隔時間を示す第2座標軸上の座標値とによる座標点を定義する。座標点パターン抽出部は、発射源情報記憶部に記憶される発射源情報によって示される座標点パターンのうちから、受信パルス信号の座標点パターンと類似する座標点パターンを抽出する。

目的

本発明が解決しようとする課題は、発射源を的確に弁別することのできるパルス分析装置及びパルス分析方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

時間経過に従って順次受信される受信パルス信号を対象として、前記受信パルス信号より前に受信された前方受信パルス信号との間隔時間を示す前方パルス間隔時間と、前記受信パルス信号の後に受信された後方受パルス信号との間隔時間を示す後方パルス間隔時間とを測定するパルス間隔時間測定部と、前記受信パルス信号ごとに測定された前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間との組合せから、前方パルス間隔時間を示す第1座標軸上の座標値と後方パルス間隔時間を示す第2座標軸上の座標値とによる座標点を定義する座標点定義部と、発射源情報記憶部に記憶される発射源情報によって示される座標点パターンのうちから、前記座標点定義部により定義された座標点による座標点パターンと類似する座標点パターンを抽出する座標点パターン抽出部と、を備えるパルス分析装置

請求項2

前記座標点パターン抽出部により抽出された座標点パターンを表示部に表示させる表示制御部をさらに備える請求項1に記載のパルス分析装置。

請求項3

前記表示制御部は、前記座標点パターン抽出部により抽出された座標点パターンについて、前記座標点定義部により定義された座標点パターンとの類似度の順位が反映されるように表示する請求項2に記載のパルス分析装置。

請求項4

前記表示制御部により表示された座標点パターンのうちから操作に応じて選択された座標点パターンを示す発射源情報によって示されるパルス信号の諸元を示す諸元情報を、前記座標点定義部により定義された座標点パターンに対応付ける諸元情報処理部をさらに備える請求項2または3に記載のパルス分析装置。

請求項5

前記諸元情報処理部は、前記座標点定義部により定義された座標点による座標点パターンに対応付けられた諸元情報が示す諸元の内容を操作に応じて変更する請求項4に記載のパルス分析装置。

請求項6

前記座標点定義部により定義された座標点による座標点パターンと、前記諸元情報処理部により前記座標点パターンに対応付けられた諸元情報を示す発射源情報を前記発射源情報記憶部に新規に記憶させる発射源情報管理部をさらに備える請求項4または5に記載のパルス分析装置。

請求項7

時間経過に従って順次受信される受信パルス信号を対象として、前記受信パルス信号より前に受信された前方受信パルス信号との間隔時間を示す前方パルス間隔時間と、前記受信パルス信号の後に受信された後方受信パルス信号との間隔時間を示す後方パルス間隔時間とを測定するパルス間隔時間測定ステップと、前記受信パルス信号ごとに測定された前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間との組合せから、前方パルス間隔時間を示す第1座標軸上の座標値と後方パルス間隔時間を示す第2座標軸上の座標値とによる座標点を定義する座標点定義ステップと、発射源情報記憶部に記憶される発射源情報によって示される座標点パターンのうちから、前記座標点定義ステップにより定義された座標点による座標点パターンと類似する座標点パターンを抽出する座標点パターン抽出ステップと、前記座標点パターン抽出ステップにより抽出された座標点パターンを表示する表示制御ステップとを備えるパルス分析方法。

技術分野

0001

本発明の実施形態は、パルス分析装置及びパルス分析方法に関する。

背景技術

0002

アンテナにより受信された電波デジタル信号に変換し、変換後のデジタル信号として得られるパルス信号規則性に基づいてパルス信号列諸元などを推定することによりパルス分析が行われている。このようなパルス分析の結果に基づいて、例えばレーダーなどの電波の発射源についての弁別が行われる。

0003

しかし、近年においては、発射源から発射される電波(パルス波)のパターンの複雑化や低被探知化の技術の進化などにより、パルス信号の規則性のみに基づいて発射源を弁別することが困難になってきている。

先行技術

0004

特開2001−237781号公報

発明が解決しようとする課題

0005

本発明が解決しようとする課題は、発射源を的確に弁別することのできるパルス分析装置及びパルス分析方法を提供することである。

課題を解決するための手段

0006

実施形態のパルス分析装置は、パルス間隔時間測定部と、座標点定義部と、座標点パターン抽出部とを持つ。パルス間隔時間測定部は、時間経過に従って順次受信される受信パルス信号を対象として、前記受信パルス信号より前に受信された前方受信パルス信号との間隔時間を示す前方パルス間隔時間と、前記受信パルス信号の後に受信された後方受信パルス信号との間隔時間を示す後方パルス間隔時間とを測定する。座標点定義部は、前記受信パルス信号ごとに測定された前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間との組合せから、前方パルス間隔時間を示す第1座標軸上の座標値と後方パルス間隔時間を示す第2座標軸上の座標値とによる座標点を定義する。座標点パターン抽出部は、発射源情報記憶部に記憶される発射源情報によって示される座標点パターンのうちから、前記座標点定義部により定義された座標点による座標点パターンと類似する座標点パターンを抽出する。

図面の簡単な説明

0007

本実施形態のパルス分析装置の構成例を示す図。
本実施形態における受信パルス信号ごとに対応する前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間の測定手法を説明する図。
本実施形態において、図2に示される受信パルス信号ごとの前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間に基づいて座標点を定義し、XY座標空間上に座標点を展開した例を示す図。
図2に示される受信パルス信号ごとのパルス間隔オシロスコープに反映させた図。
本実施形態において、1つの受信パルス信号について各複数の前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間を測定する例を示す図。
本実施形態におけるパルス間隔時間データ記憶部が記憶するパルス間隔時間データの構造例を示す図。
本実施形態における座標点データ記憶部が記憶する座標点データの構造例を示す図。
本実施形態における発射源情報記憶部が記憶する発射源情報の構造例を示す図。
本実施形態における受信パルス信号分析画像の態様例を示す図。
本実施形態における分析画像の態様例を示す図。
本実施形態におけるパルス分析装置が受信パルス信号に基づく座標点データを取得するために実行する処理手順例を示すフローチャート
本実施形態におけるパルス分析装置が分析画像の表示と、発射源情報の新規登録とに関連して実行する処理手順例を示すフローチャート。
本実施形態の変形例におけるパルス分析装置の構成例を示す図。

実施例

0008

以下、実施形態のパルス分析装置を、図面を参照して説明する。

0009

図1は、本実施形態におけるパルス分析装置100の構成例を示している。同図に示すパルス分析装置100は、受信処理部101、受信パルス信号生成部102、分析処理部103、記憶部104、表示部105及び操作部106を備える。
なお、以降においては、パルス分析の対象となる電波の発射源がレーダーである場合について説明する。

0010

レーダー(図示せず)は、或る時間間隔によるパルス信号に基づくパルス波による電波を順次発射する。このように発射された電波は、パルス分析装置100のアンテナANTにて受信され、受信処理部101には、時間経過に従って順次受信される電波に応じた信号が入力される。受信処理部101は、入力された信号について復調増幅などを行う。

0011

受信パルス信号生成部102は、受信処理部101から出力されたアナログによる送信波の信号を入力し、デジタル信号に変換する。このように送信波の信号がデジタル信号に変換されることで、アンテナANTにて順次受信される電波に基づくパルス信号が得られる。
受信パルス信号生成部102にて得られたパルス信号については、以降、受信パルス信号とも呼ぶ。受信パルス信号は、分析処理部103における受信パルス信号記憶制御部131が入力する。
このように、本実施形態においては、アンテナANT、受信処理部101及び受信パルス信号生成部102の受信処理系によってレーダーを発射源とするパルス信号が受信される。

0012

分析処理部103は、受信パルス信号を対象として分析を行う。
分析処理部103は、同図に示すように、受信パルス信号記憶制御部131、パルス間隔時間測定部132、座標点定義部133、座標点パターン抽出部134、表示制御部135、諸元情報処理部136及び発射源情報管理部137の各機能部を備える。
なお、分析処理部103における各機能部の機能は、例えばパルス分析装置100が備えるCPU(Central Processing Unit)に受信パルス信号の間隔時間の分析に関連したプログラムを実行させることにより実現される。

0013

受信パルス信号記憶制御部131は、受信処理部101から受信パルス信号を入力し、入力した受信パルス信号のデータを、時系列における受信タイミングに従って記憶部104における受信パルス信号データ記憶部141に記憶させる。
この際、受信パルス信号記憶制御部131は、受信時刻対応付けた受信パルス信号のデータを受信パルス信号データ記憶部141に記憶させる。なお、受信時刻は絶対時間であってもよいし、例えば1番目受信パルスの受信時刻を基準とする相対時刻であってもよい。

0014

また、受信パルス信号記憶制御部131は、受信パルス信号の立ち上がり立ち下がりのタイミングを示すデータについても受信パルス信号データ記憶部141に記憶する。このように受信パルス信号の立ち上がりと立ち下がりのタイミングが記憶されることで、受信パルス信号のパルス幅が示される。また、受信パルス信号記憶制御部131は、受信パルス信号のレベル振幅)についても記憶する。

0015

パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号を対象として、前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間とを測定(算出)する。前方パルス間隔時間は、対象の受信パルス信号より前に受信された前方受信パルス信号との間隔時間を示す。後方パルス間隔時間は、対象の受信パルス信号の後に受信された後方受信パルス信号との間隔時間を示す。
前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間とを測定する際、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号データ記憶部141に記憶された受信パルス信号のデータを利用する。

0016

なお、受信パルス信号生成部102において、生成した受信パルス信号列において前後に隣接する受信パルス信号間の間隔時間を測定してもよい。この場合、受信パルス信号記憶制御部131は、受信パルス信号生成部102にて測定された受信パルス信号間の間隔時間とともに受信パルス信号データを受信パルス信号データ記憶部141に記憶させる。
パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号データ記憶部141に記憶された前後に隣接する受信パルス信号間の間隔時間を利用して、前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間とを測定すればよい。

0017

座標点定義部133は、パルス間隔時間測定部132によってパルス信号ごとに測定された前方パルス間隔時間と後方パルス間隔時間との組合せ(パルス間隔時間セット)から、前方パルス間隔時間を示すX軸(第1座標軸)上の座標値と後方パルス間隔時間を示すY軸(第2座標軸)上の座標値とによる座標点を定義する。
なお、上記の例では、前方パルス間隔時間の座標値をX軸に対応させ、後方パルス間隔時間の座標値をY軸に対応させているが、これとは逆に、前方パルス間隔時間の座標値をY軸に対応させ、後方パルス間隔時間の座標値をX軸に対応させてもよい。
座標点定義部133は、パルス間隔時間セットごとに定義した座標点の情報を、座標点データとして、記憶部104における座標点データ記憶部143に記憶させる。

0018

座標点パターン抽出部134は、発射源情報記憶部144に記憶される発射源情報によって示される座標点パターンのうちから、座標点定義部133により定義された座標点による座標点パターンと類似する座標点パターンを抽出する。
本実施形態において、座標点パターンとは、座標点定義部133により受信パルス信号に対応して定義された複数の座標点を、X軸とY軸とによる二次元座標(XY座標)にプロット(配置)して形成されるパターンである。発射源情報記憶部144が記憶する発射源情報には、過去において既に存在の確認されたレーダーに関する情報であり、座標点パターンや諸元が示される。ここでの諸元とは、受信パルス信号に関する1以上の所定の特性である。
また、座標点定義部133により定義された座標点による座標点パターンは、受信パルス信号に対応する座標点パターンである。そして、受信パルス信号の基となる電波の発射源であるレーダーは、未知のものである可能性がある。
つまり、座標点パターン抽出部134は、既に存在が確認されたレーダーごとに対応する座標点パターンのうちから、未知である可能性の有るレーダーから受信した受信パルス信号に応じた座標点パターンに類似した座標点パターンを抽出する。

0019

表示制御部135は、座標点パターン抽出部134により抽出された座標点パターンを表示部105に表示させる。
具体的に、表示制御部135は、座標点パターン抽出部134により抽出された座標点パターンを表示するにあたり、座標点パターンが配置された態様の分析画像を表示する。
分析画像は、受信パルス信号についての分析結果を示す画像である。座標点パターン抽出部134により抽出された座標点パターンは、分析画像において、分析結果の1つとして表示される。より具体的には、座標点パターン抽出部134により抽出された座標点パターンは、分析画像において、過去に存在が確認されたレーダーの座標点パターンのうちで受信パルス信号の座標点パターンに類似すると判断された座標点パターンを示すために表示される。

0020

ユーザは、分析画像において提示される、受信パルス信号の座標点パターンに類似すると判断された座標点パターンを有するレーダーの発射源情報のうちから、1つの発射源情報を選択する操作を行うことができる。この操作を行うユーザは、通常、受信パルス信号の座標点パターンに最も類似していると判断した座標点パターンを示すレーダー情報を選択する。
なお、上記のように発射源情報を選択する操作は、発射源情報により座標点パターンが示されるのであるから、受信パルス信号の座標点パターンに類似すると判断された座標点パターンのうちから任意の座標点パターンを選択する操作に相当する。

0021

諸元情報処理部136は、上記の操作に応じて選択された座標点パターンを示す発射源情報によって示されるパルス信号の諸元を示す諸元情報を、座標点定義部133により定義された座標点パターンに対応付ける。つまり、受信パルス信号に応じた座標点パターンの情報に、ユーザが最も座標点パターンが近いと判断したレーダーの諸元情報が対応付けられる。

0022

発射源情報管理部137は、座標点定義部133により定義された座標点による座標点パターン(受信パルス信号の座標点パターン)と、受信パルス信号の座標点パターンに対応付けられた諸元情報とを示す発射源情報を、発射源情報記憶部144に新規に記憶させる。
このように新規に発射源情報が登録されることによって、存在の確認されたレーダーが1つ追加されることになる。

0023

記憶部104は、分析処理部103が実行する受信パルス信号の間隔の分析に関連した処理に利用する各種の情報を記憶する。記憶部104においては、受信パルス信号データ記憶部141、パルス間隔時間データ記憶部142、座標点データ記憶部143及び発射源情報記憶部144が備えられる。

0024

受信パルス信号データ記憶部141は、受信パルス信号記憶制御部131の制御により、受信処理部101にて受信された受信パルス信号ごとのデータを記憶する。受信パルス信号データ記憶部141においては、受信パルス信号の受信時刻、パルス幅、レベルなどの情報が記憶される。

0025

パルス間隔時間データ記憶部142は、パルス間隔時間測定部132が測定したパルス間隔時間についての測定結果をパルス間隔時間データとして記憶する。
座標点データ記憶部143は、座標点定義部133によって定義されたパルス間隔時間セットの座標点を座標点データとして記憶する。

0026

発射源情報記憶部144は、前述もしたように、1以上の発射源情報を記憶する。1つの発射源情報は、過去において或る特定のレーダーから発射された電波に基づいて生成された座標点パターンを示す情報である。
また、発射源情報記憶部144が記憶する発射源情報には諸元情報が対応付けられる。諸元情報は、座標点パターンが対応するパルス信号についての諸元を示す情報である。例えば諸元情報には、パルス信号の周期、パルス信号列で中心となる周波数、パルス幅、レベルなどの情報が含まれる。

0027

表示部105は、分析処理部103の制御に応じて画像を表示する。一例として、表示部105は、表示制御部135の制御に応じて、前述のように、受信パルス信号に基づいて生成された座標点パターンと、座標点パターン抽出部134により抽出された座標点パターンとが配置された分析画像を表示する。

0028

操作部106は、ユーザが行う操作を受け付ける。ユーザは、受信パルス信号の分析についての操作を、例えばマウスキーボードなどの入力デバイスによって行う。操作部106は、このような入力デバイスに対して行われた操作を受け付ける。分析処理部103は、操作部106が受け付けた操作に応じて所定の処理を実行する。

0029

次に、パルス間隔時間測定部132が実行するパルス間隔時間の測定と、座標点定義部133が実行する座標点の定義のための手法例について説明する。まず、図2及び図3を参照して、本実施形態におけるパルス間隔時間の測定と座標点についての基本概念について説明する。

0030

図2は、受信パルス信号データが示す受信パルス信号pls#0〜#5の6つの受信パルスの受信タイミングを時間軸上で示している。
同図のように受信パルス信号pls#0〜#5が時系列に従って順次受信された場合において、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#1を対象として、受信パルス信号pls#1の1つ前の受信パルス信号pls#0との間隔時間を前方パルス間隔時間pre_piとして測定する。この場合、受信パルス信号pls#1と受信パルス信号pls#0との間隔時間は10msであるので、受信パルス信号pls#1と受信パルス信号pls#0との前方パルス間隔時間pre_piは10msとの測定結果が得られる。
また、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#1を対象として、受信パルス信号pls#1の1つ後の受信パルス信号pls#2との間隔時間を後方パルス間隔時間post_piとして測定する。この場合、受信パルス信号pls#1と受信パルス信号pls#2とのパルス間隔時間は20msであるので、受信パルス信号pls#1と受信パルス信号pls#2との後方パルス間隔時間post_piは20msであるとの測定結果が得られる。

0031

同様に、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#2を対象として、受信パルス信号pls#1との20msの間隔時間を前方パルス間隔時間pre_piとして測定し、受信パルス信号pls#3との15msの間隔時間を後方パルス間隔時間post_piとして測定する。
また、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#3を対象として、受信パルス信号pls#2との15msの間隔時間を前方パルス間隔時間pre_piとして測定し、受信パルス信号pls#4との10msの間隔時間を後方パルス間隔時間post_piとして測定する。
また、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#4を対象として、受信パルス信号pls#3との10msの間隔時間を前方パルス間隔時間pre_piとして測定し、受信パルス信号pls#5との15msの間隔時間を後方パルス間隔時間post_piとして測定する。

0032

この場合の座標点定義部133は、図2のパルス間隔時間の測定結果に対応して、受信パルス信号pls#1〜#4のそれぞれに対応するパルス間隔時間セットpst#1〜#4のそれぞれから、XY座標空間上の座標点を定義する。
つまり、図2の測定結果において、受信パルス信号pls#1に対応するパルス間隔時間セットpst#1は、10msの前方パルス間隔時間pre_piと、20msの後方パルス間隔時間post_piの組合せである。
そこで、座標点定義部133は、例えば、パルス間隔時間セットpst#1について、前方パルス間隔時間pre_piである10msが示す値「10」をX座標値とし、後方パルス間隔時間post_piである20msが示す値「20」をY座標値とした座標点を定義する。

0033

また、受信パルス信号pls#2に対応するパルス間隔時間セットpst#2は、20msの前方パルス間隔時間pre_piと、15msの後方パルス間隔時間post_piの組合せである。
そこで、座標点定義部133は、例えば、パルス間隔時間セットpst#2について、前方パルス間隔時間pre_piである20msに対応する値をX座標値とし、後方パルス間隔時間post_piである15msに対応する値をY座標値とした座標点を定義する。

0034

また、受信パルス信号pls#3に対応するパルス間隔時間セットpst#3は、15msの前方パルス間隔時間pre_piと、10msの後方パルス間隔時間post_piの組合せである。
そこで、座標点定義部133は、例えば、パルス間隔時間セットpst#3について、前方パルス間隔時間pre_piである15msに対応する値をX座標値とし、後方パルス間隔時間post_piである10msに対応する値をY座標値とした座標点を定義する。

0035

また、受信パルス信号pls#4に対応するパルス間隔時間セットpst#4は、10msの前方パルス間隔時間pre_piと、15msの後方パルス間隔時間post_piの組合せである。
そこで、座標点定義部133は、例えば、パルス間隔時間セットpst#4について、前方パルス間隔時間pre_piである10msに対応する値をX座標値とし、後方パルス間隔時間post_piである15msに対応する値をY座標値とした座標点を定義する。

0036

図3は、座標点定義部133による上記のパルス間隔時間セットpst#1〜#4からの座標点の定義結果をXY座標空間上にプロットした状態を示している。
上記の座標点の定義結果に従って、パルス間隔時間セットpst#1に対応する座標点は、(10,20)により表される。
また、パルス間隔時間セットpst#2に対応する座標点は、(20,15)により表される。
また、パルス間隔時間セットpst#3に対応する座標点は、(15,10)により表される。
また、パルス間隔時間セットpst#4に対応する座標点は、(10,15)により表される。

0037

ここで、図2から分かるように、1つの受信パルス信号における前方パルス間隔時間は、1つ前の受信パルス信号の後方パルス間隔時間と同じ期間である。また、1つの受信パルス信号における後方パルス間隔時間は、1つ後の受信パルス信号の前方パルス間隔時間と同じ期間である。このように、1つの受信パルス信号は、前方パルス間隔時間あるいは後方パルス間隔時間により、前後の受信パルス信号との関係が特定される。これにより、図3のようにXY座標空間上にプロットされた座標点については、対応の受信パルス信号の受信順に従って辿っていくことが可能である。

0038

つまり、図3の例であれば、受信パルス信号pls#1に対応する座標点(10,20)が基点である場合、次の座標点は図2によれば(20,15)であるから、(20,15)の座標点が受信パルス信号pls#2に対応することが特定される。
同様に、受信パルス信号pls#2に対応する座標点である(20,15)の次の座標点は(15,10)であるから、(15,10)の座標点が受信パルス信号pls#3に対応することが特定される。
さらに、受信パルス信号pls#3に対応する座標点である(15,10)の次の座標点は(10,15)であるから、(10,15)の座標点が受信パルス信号pls#4に対応することが特定される。
このように、XY座標空間上に展開された座標点は、受信パルス信号の受信順と対応付けることができる。

0039

図3との比較として、図4に、オシロスコープの例を示す。図4においては、図2の受信パルス信号pls#0〜pls#5の間で前後関係にある2つの受信パルス信号のパルス間隔時間をプロットした例が示されている。
図4に示すオシロスコープは、パルス間隔時間のそれぞれを、「0」の基点からの距離として示す。
つまり、図2との対応では、受信パルス信号pls#0、#1の間のパルス間隔時間と、受信パルス信号pls#3、#4の間のパルス間隔時間が、それぞれ、10msの位置にプロットされる。
また、受信パルス信号pls#2、#3の間のパルス間隔時間と、受信パルス信号pls#4、#5の間のパルス間隔時間が、それぞれ、15msの位置にプロットされる。
また、受信パルス信号pls#1、#2の間のパルス間隔時間が20msの位置にプロットされる。

0040

図2では、パルス間隔時間測定部132によるパルス間隔時間の測定手法の理解のために、1つの受信パルス信号を対象として、各1つの前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piとを測定する例について説明した。
そのうえで、本実施形態におけるパルス間隔時間測定部132は、図5に例示するように、1つの受信パルス信号を対象として、各複数の前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piとを測定する。

0041

図5においては、k番目の受信パルス信号pls#kを対象として本実施形態のパルス間隔時間測定部132がパルス間隔時間を測定する例を模式的に示している。
同図の例では、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#kを対象とする前方パルス間隔時間pre_piとして、1つ前の受信パルス信号pls#k−1から5つ前の受信パルス信号pls#k−5までの5つの受信パルス信号ごととの前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_5を測定する。
同様に、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号pls#kを対象とする後方パルス間隔時間post_piとして、1つ後の受信パルス信号pls#k+1から5つ後の受信パルス信号pls#k+5までの5つの受信パルス信号ごととの後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_5を測定する。
パルス間隔時間測定部132は、上記のように、受信パルス信号ごとに、例えば各5つの前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_5と後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_5を測定する。

0042

上記のように1つの受信パルス信号を対象として各5つの前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_5と後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_5が測定される場合の、座標点定義部133の処理は以下のようになる。
つまり、この場合の座標点定義部133は、1つの受信パルス信号を対象として、各5つの前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_5と後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_5との組合せによる複数のパルス間隔時間セットを得る。この場合、前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_5と後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_5とが各5つであることから、パルス間隔時間セットの組合せとしては、25通りの組合せに応じて25個が得られる。
そして、座標点定義部133は、上記のように得られる25個のパルス間隔時間セットの各々から座標点を定義する。

0043

なお、図5に示すように各複数の前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piとが測定される場合において、測定される前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piの数は、それぞれ、5以外であってもよい。また、測定される前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piの数は必ずしも同じでなくともよい。

0044

図6は、パルス間隔時間データ記憶部142に記憶されるパルス間隔時間データの構造例を示している。なお、同図に示すパルス間隔時間データの構造は、図5に例示したように、各複数の前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piとが測定される場合に対応している。
同図に示すパルス間隔時間データは、測定対象となったM個の受信パルス信号ごとに付与したパルス番号1〜Mごとに、複数(n個)の前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_nと、複数(n個)の後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_nとを対応付けた構造である。

0045

図7は、座標点データ記憶部143が記憶する座標点データの構造例を示している。同図に示す座標点データは、図5に例示したように、各複数の前方パルス間隔時間pre_piと後方パルス間隔時間post_piとが測定される場合に対応している。
同図に示す座標点データは、測定対象であるM個の受信パルス信号ごとに付与したパルス番号1〜Mごとに、それぞれn個の前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_nと後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_nとの組合せによるn×n個のパルス間隔セットごとの座標点(X座標値,Y座標値)が示される。

0046

図8は、発射源情報記憶部144が記憶する発射源情報の構造例を示している。同図においては、複数のレーダーごとに対応して複数の発射源情報が格納されている状態が示されている。1つの発射源情報は、1つのレーダーに対応し、発射源識別子、発射源名、座標点パターンデータと諸元情報とを含む構造である。

0047

発射源情報において、発射源識別子は、レーダーごとに固有となるように付された識別子である。
発射源名は、発射源であるレーダーについて付した名称を示す。
座標点パターンデータは、対応の発射源から受信した電波に基づくパルス信号に基づいて得られた座標点パターンを示すデータである。本実施形態において、座標点パターンデータは、例えば座標点パターンを表す画像データであればよい。
諸元情報は、対応のレーダーから受信した受信パルス信号についての所定の諸元を示す情報である。前述のように、諸元情報が示す諸元は、パルス信号の周期、パルス信号列で中心となる周波数、パルス幅、レベルなどである。
このように、発射源情報には、座標点パターンデータと諸元情報とが含まれる。即ち、発射源情報によっては、対応のレーダーについての座標点パターンと諸元の内容とが示される。

0048

次に、図9を参照して、表示部105に表示される受信パルス信号についての分析結果を示す受信パルス信号分析画像の態様例について説明する。
図9に示す受信パルス信号分析画像は、左側にオシロスコープ画像Pic1が配置され、右側に座標点パターン画像Pic2が配置された態様である。
オシロスコープ画像Pic1と座標点パターン画像Pic2は、同じ受信パルス信号を対象とした解析結果を示す。
オシロスコープ画像Pic1は、図4にて説明したように、受信パルス信号のパルス間隔時間のそれぞれを「0」の基点からの距離として示す。
座標点パターン画像Pic2は、オシロスコープ画像Pic1に示されているのと同じ受信パルス信号についての座標点パターンを示す画像である。具体的に、図8に例示した座標点データとの対応では、パルス番号1〜Mまでのパルス間隔時間セットごとに対応する、M×n×n個の座標点がXY座標空間上にプロットされることで座標点パターン画像Pic2における座標点パターンが形成される。
なお、座標点パターン画像Pic2におけるXY座標空間は、X座標軸とY座標軸とについて、それぞれ水平、垂直の状態から反時計回り方向に45度回転させた状態により示されている。

0049

同図の座標点パターン画像Pic2において示される濃淡は、座標における座標点の数の大小を示している。濃淡が濃い座標ほど座標点の数が多い。また、このような座標の濃淡は、例えば、所定の段階による色分けによって区分されてもよい。つまり、本実施形態の表示制御部135は、座標点の数を座標点パターン画像Pic2における座標の色として反映させてもよい。

0050

ここで、図9の受信パルス信号分析画像は、レーダーから発射されたとするパルス信号のパルス間隔時間について一定のジッターを与えたうえで、一定比率ノイズ混入させた受信パルス信号について分析した場合のシミュレーション結果を示している。
図9によると、XY座標空間の原点を中心とする四角形菱形)の特徴パターンFが最も濃淡が濃く、多数の座標点がプロットされている座標が密集した状態である。このような四角形(菱形)の特徴パターンFが、パルス間隔時間について一定のジッターを与えたパルス信号に対応した座標点の集合に対応する。このように、座標点パターン画像Pic2のXY座標空間上では、受信パルス信号のパルス間隔時間の特徴に応じて、多数の座標点がプロットされている座標の密集部分について或る一定の形状パターンが特徴パターンFとして現れる。
なお、座標点パターン画像Pic2におけるXY座標空間の原点は、必ずしも(0,0)ではなく、基準として定めたX座標値とY座標値との組合せが対応付けられる。

0051

例えば、図4に例示したようなオシロスコープでは、パルス信号列において出現するパルス間隔時間が10ms、15ms、20msのいずれかである、という規則性を知ることができる。しかし、図4のオシロスコープからはこれ以上の情報を得ることが難しく、例えば、単位時間あたりにおける各パルス間隔時間の出現頻度などを把握することは難しい。このために、例えば、出現するパルス間隔時間の種類は同じであるが、時系列における単位時間あたりにおける各パルス間隔時間の出現頻度が異なるような場合には、既に存在が確認されたレーダーと同じであるのか、それとも未知のレーダーであるのかを推定することが困難になる。

0052

これに対して、本実施形態では、座標点パターン画像Pic2として示したように、受信パルス信号のパルス間隔時間セットを座標点として求め、求めた座標点をXY座標空間上にプロットした座標点パターンとして示す。座標点パターンによっては、XY座標空間上において、レーダーからの受信パルス信号のパルス間隔時間に応じた特徴的なパターンを出現させることができる。このような座標点パターンでは、例えばパルス間隔時間の出現頻度も反映される。

0053

このように、本実施形態の座標点パターンは、パルス信号についての規則性以外の特性も反映される。従って、座標点パターンを用いることによっては、例えば単純にパルス信号の規則性のみに基づく場合よりも、レーダーを的確に弁別することが可能になる。

0054

次に図10を参照して、表示部105に表示される分析画像の態様例と、分析画像に対する操作例とについて説明する。
同図に示す分析画像においては、新規発射源情報領域AR1と類似発射源情報領域AR2とが配置される。

0055

新規発射源情報領域AR1は、受信パルス信号の元となる電波の送信元のレーダーに関する情報が提示される領域である。
新規発射源情報領域AR1には、図9に示したのと同様のオシロスコープ画像Pic1と座標点パターン画像Pic2による受信パルス信号分析画像が配置される。
オシロスコープ画像Pic1と座標点パターン画像Pic2には、それぞれ、受信パルス信号についてのオシロスコープの画像と、座標点パターンの画像とが表示される。

0056

また、新規発射源情報領域AR1においては諸元編集ウィンドウWDが配置される。
諸元編集ウィンドウWDは、受信パルス信号についての諸元の内容について、ユーザが操作部106を操作して編集する際に用いられるウィンドウである。

0057

また、新規発射源情報領域AR1においては発射源名入力ボックスnbxが配置される。発射源名入力ボックスnbxは、ユーザがレーダーの名称を入力する操作を行うための入力ボックスである。

0058

類似発射源情報領域AR2は、発射源情報記憶部144に記憶される発射源情報のうち、受信パルス信号の座標点パターンと類似する座標点パターンを有する発射源情報が表示される領域である。つまり、類似発射源情報領域AR2には、座標点パターン抽出部134により抽出された発射源情報が提示される。

0059

同図の類似発射源情報領域AR2においては、レーダー個別領域AR21−1〜AR21−4が配置される。なお、レーダー個別領域AR21−1〜AR21−4について特に区別しない場合には、レーダー個別領域AR21と記載する。

0060

レーダー個別領域AR21は、1つのレーダーに対応した発射源情報を提示する領域である。
レーダー個別領域AR21においては、同図に示すように、発射源名領域nm、類似度提示領域sim、座標点パターン画像領域ptn、諸元提示領域elmが配置される。
発射源名領域nmは、対応のレーダーの名称が表示される領域である。発射源名領域において示される発射源名は、発射源情報記憶部144が記憶する発射源情報に含まれる発射源名が反映されるように表示される。

0061

類似度提示領域simは、同じレーダー個別領域AR21内の座標点パターン画像領域ptnに表示される座標点パターンの受信パルス信号の座標点パターンに対する類似度を示す領域である。つまり、レーダー個別領域AR21内の座標点パターン画像領域ptnに表示される座標点パターンは、類似度提示領域simにおいて示される類似度が高いほど、新規発射源情報領域AR1の座標点パターン画像領域ptnに表示される座標点パターンに近くなる。類似度提示領域simにおける類似度は、座標点パターン抽出部134が対応の発射源情報を抽出するにあたって求めた類似度が反映される。

0062

本実施形態においては、類似度が最も高い座標点パターンの発射源情報がレーダー個別領域AR21−1にて提示される。以降、レーダー個別領域AR21−2、AR21−3、AR21−4の順で類似度の低い座標点パターンの発射源情報が提示される。
つまり、レーダー個別領域AR21は、座標点パターンの類似度の順位が高い順から低い順にかけて左から右に順次配列される。

0063

このように、類似発射源情報領域AR2においては、レーダー個別領域AR21の配列順により座標点パターンの類似度の順位が反映されるようになっている。類似発射源情報領域AR2において類似度の順位が反映されていることで、ユーザは、レーダー個別領域AR21ごとに対応するレーダーの座標点パターンについての、受信パルス信号の座標点パターンとの類似度に関する順位を視覚的に把握することができる。

0064

レーダー個別領域AR21における座標点パターン画像領域ptnには、対応のレーダーについての座標点パターンの画像が表示される。レーダー個別領域AR21の座標点パターン画像領域ptnにおける座標点パターンの画像は、対応の発射源情報に含まれる座標点パターンデータを利用して表示される。

0065

諸元提示領域elmには、対応のレーダーから受信される電波に基づくパルス信号についての諸元が表示される。諸元提示領域elmにおいて表示される諸元の内容は、対応の発射源情報に含まれる諸元情報の内容が反映される。

0066

なお、図10の分析画像においては、受信パルス信号と座標点パターンが類似する発射源情報として4つが表示されている例が示されているが、類似の発射源情報の表示数については特に限定されない。また、例えば、抽出された類似の発射源情報の数が分析画像において一度に表示できる類似の発射源情報の数より多い場合には、例えば類似発射源情報領域AR2をページ構造として、ページ送りページ戻しの操作が行えるようにすればよい。
また、同図に示す分析画像の態様はあくまでも一例であって、例えば同図以外のレイアウトによって新規発射源情報領域AR1と類似発射源情報領域AR2とが配置されてもよい。

0067

ユーザは、上記のような態様で表示される分析画像における新規発射源情報領域AR1の座標点パターン画像領域ptnと、類似発射源情報領域AR2における座標点パターン画像領域ptnとを見て比較することができる。

0068

比較の結果としては、以下の2つの場合のいずれかとなる。
1つは、新規発射源情報領域AR1の座標点パターン画像Pic2における座標点パターンが、レーダー個別領域AR21−1〜AR21−4の座標点パターン画像領域ptnの座標点パターンのいずれかと同じである、というものである。

0069

この場合、ユーザは、今回受信した電波の送信元のレーダーは、既に、発射源情報記憶部144に発射源情報が記憶(登録)されているレーダーのうち1つのレーダーと同じであることを確認できる。

0070

もう1つの比較結果は、新規発射源情報領域AR1の座標点パターン画像Pic2における座標点パターンが、レーダー個別領域AR21−1〜AR21−4の座標点パターン画像領域ptnにおける座標点パターンのいずれとも異なる、というものである。
この場合、新規発射源情報領域AR1においてパルス間隔時間についての分析結果が示される受信パルス信号の送信元のレーダーは、これまでに登録されていない未知のレーダーである。そこで、ユーザとしては、受信パルス信号に基づく発射源情報を発射源情報記憶部144に新規に登録すべきことになる。

0071

ユーザは、例えば以下のように今回の受信パルス信号に基づく発射源情報を発射源情報記憶部144に新規に登録することができる。
まず、ユーザは、レーダー個別領域AR21ごとの座標点パターン画像領域ptnに表示される座標点パターンのうちから、新規発射源情報領域AR1の座標点パターン画像Pic2における座標点パターンに最も近い座標点パターンを判断する。
次に、ユーザは、操作部106に対する操作により、最も近いと判断した座標点パターンの画像が表示されたレーダー個別領域AR21において配置される転記タンbt1を操作する。

0072

図10においては、類似度が最も高い座標点パターンの画像が表示されているレーダー個別領域AR21−1における転記ボタンbt1を操作した例が示されている。なお、ユーザの判断により、類似度が2番目以降に対応するレーダー個別領域AR21における転記ボタンbt1が操作されても構わない。

0073

上記のように転記ボタンbt1が操作されるのに応じては、以下のように分析画像における表示が変化する。つまり、操作された転記ボタンbt1を含むレーダー個別領域AR21−1の諸元提示領域elmにおいて表示されている諸元の内容が、新規発射源情報領域AR1の諸元編集ウィンドウWDに転記(コピー)される。このように諸元の内容が転記されたことにより、受信パルス信号に基づく座標点パターンに対して、諸元情報が対応付けられることになる。

0074

ここで、上記のように受信パルス信号に基づく座標点パターンに対応付けられた諸元情報は、ユーザが受信パルス信号に基づく座標点パターンに最も類似していると判断した座標点パターンを有する発射源情報における諸元情報である。
このように対応付けられた諸元情報が示す諸元の内容は、受信パルス信号の諸元の内容と近似している。

0075

諸元編集ウィンドウWDに転記された諸元の内容、つまり、受信パルス信号の座標点パターンに対応付けられた諸元情報については、ユーザが操作を行うことで編集することができる。つまり、ユーザは、操作部106に対する操作により、諸元編集ウィンドウWDに転記された諸元の内容を修正することで、ユーザの判断に従って今回の受信パルス信号に適合した内容とすることができる。
なお、ユーザは、修正にあたっては、例えばオシロスコープ画像Pic1や図示しない画面上のウィンドウなどにおいて反映されている受信パルス信号についての特性を利用することができる。

0076

また、ユーザは、上記のように諸元の内容を編集するとともに、発射源名入力ボックスnbxにレーダーの名称を入力することができる。ユーザは、例えば諸元の内容の編集とレーダーの名称の入力とを終えた後、操作部106により分析画像における登録ボタンbt2を操作する。
登録ボタンbt2が操作されるのに応じて、発射源情報管理部137は、発射源情報記憶部144に対して新規に発射源情報を記憶させる。即ち、発射源情報管理部137は、新たに存在が確認されたレーダーについての発射源情報を新規登録する。

0077

発射源情報管理部137による発射源情報の新規登録は以下のように行われる。
例えば発射源情報管理部137は、新規の発射源識別子を生成する。また、発射源情報管理部137は、諸元編集ウィンドウWDに表示されていた諸元の内容を示す諸元情報を生成する。
そのうえで、発射源情報管理部137は、新規の発射源識別子と、座標点パターン画像Pic2に表示された座標点パターンの座標点パターンデータと、生成された諸元情報と、発射源名入力ボックスnbxに入力されたレーダー名とを含めて発射源情報を生成する。
上記のように生成された発射源情報は、新規に存在が認識されたレーダーに対応する新規の発射源情報である。発射源情報管理部137は、生成した新規の発射源情報を発射源情報記憶部144に記憶させる。この結果、新規のレーダーに関する発射源情報が新規登録される。

0078

次に、図11のフローチャートを参照して、本実施形態のパルス分析装置100が受信パルス信号に基づく座標点データを取得するために実行する処理手順例について説明する。
なお、同図に示す処理を開始するにあたり、分析の対象である受信パルス信号については、既に受信パルス信号データ記憶部141にて記憶されている場合を例に挙げる。

0079

パルス分析装置100において、パルス間隔時間測定部132は、受信パルス信号データ記憶部141から解析対象の受信パルス信号を読み込む(ステップS101)。
次に、パルス間隔時間測定部132は、パルス間隔時間の測定対象である受信パルス信号のパルス番号を示す変数mに1を代入する(ステップS102)。

0080

パルス間隔時間測定部132は、ステップS101により読み込んだ受信パルス信号のうち、パルス番号mの受信パルス信号についてのn個の前方パルス間隔時間pre_pi_1〜pre_pi_nを測定する(ステップS103)。
また、パルス間隔時間測定部132は、同じパルス番号mの受信パルス信号についてのn個の後方パルス間隔時間post_pi_1〜post_pi_nを測定する(ステップS104)。
パルス間隔時間測定部132は、ステップS103、S104により測定したパルス間隔時間(pre_pi_1〜pre_pi_n、post_pi_1〜post_pi_n)をパルス番号mの受信パルス信号に対応するパルス間隔時間データとしてパルス間隔時間データ記憶部142に記憶させる(ステップS105)。

0081

パルス間隔時間測定部132は、変数mについてインクリメントしたうえで(ステップS106)、変数mがパルス番号の最大値Mより大きいか否かについて判定する(ステップS107)。
変数mがパルス番号の最大値M以下である場合(ステップS107−NO)、未だパルス間隔時間を測定していない受信パルス信号が残っている。この場合、パルス間隔時間測定部132は、ステップS103に戻ることで、次の受信パルス信号についてのパルス間隔時間の測定のための処理に移行する。

0082

そして、パルス番号Mまでの受信パルス信号についてのパルス間隔時間の測定とパルス間隔時間データ記憶部142への記憶が完了すると、変数mがパルス番号の最大値Mより大きくなる。このように変数mがパルス番号の最大値Mより大きくなった場合(ステップS107−YES)、以下のように座標点の定義のための処理が実行される。

0083

ステップS107にて変数mがパルス番号の最大値Mより大きいと判定された段階では、パルス番号1〜Mまでのパルス信号についてのパルス間隔時間データがパルス間隔時間データ記憶部142にて記憶されている。
そこで、座標点定義部133は、パルス間隔時間データ記憶部142からパルス番号1〜Mのパルス間隔時間データを読み込む(ステップS108)。また、座標点定義部133は、変数mに1を代入する(ステップS109)。
次に、座標点定義部133は、パルス番号mの受信パルス信号についてのn×n個のパルス間隔時間セットに基づいて、XY座標空間上の座標点を定義する(ステップS110)。座標点定義部133は、ステップS110により定義された座標点を、パルス番号mの受信パルス信号の座標点データとして、座標点データ記憶部143に記憶させる(ステップS111)。

0084

座標点定義部133は、変数mについてインクリメントしたうえで(ステップS112)、変数mがパルス番号の最大値Mより大きいか否かについて判定する(ステップS113)。
変数mがパルス番号の最大値M以下である場合(ステップS113−NO)、未だ座標点が定義されていないパルス間隔時間セットが残っている。この場合、パルス間隔時間測定部132は、ステップS110に戻ることで、次のパルス間隔時間セットからの座標点の定義に移行する。

0085

そして、パルス番号Mまでに対応する受信パルス信号のパルス間隔時間セットからの座標点の定義と座標点データ記憶部143への記憶が完了すると、変数mがパルス番号の最大値Mより大きくなる。変数mがパルス番号の最大値Mより大きくなるのに応じて(ステップS113−YES)、同図に示す処理が終了される。

0086

次に、図12のフローチャートを参照して、分析画像の表示と、発射源情報の新規登録とに関連してパルス分析装置100が実行する処理手順例について説明する。
なお、同図に示す処理は、ユーザによる操作などに応じて分析画像の表示が指示されるのに応じて開始されればよい。また、同図に示す処理が開始される段階においては、図11に示した処理による座標点データの定義が完了している。

0087

分析画像の表示が指示されるのに応じて、座標点パターン抽出部134は、座標点データ記憶部143から、受信パルス信号の座標点データを読み込む(ステップS201)。
次に、座標点パターン抽出部134は、ステップS201により読み込んだ受信パルス信号の座標点データにおける座標点による座標点パターンを生成する(ステップS202)。この際、座標点パターン抽出部134は、受信パルス信号の座標点データにおける座標点のそれぞれをXY座標空間上にプロットすることにより、座標点パターンを生成する。また、座標点パターン抽出部134は、座標点パターンの生成として、座標点パターンが画像として表された画像データを生成すればよい。

0088

座標点パターン抽出部134は、発射源情報記憶部144に記憶される発射源情報ごとにおける座標点パターンデータが示す座標点パターンごとに、ステップS202により生成した受信パルス信号の座標点パターンとの類似度を算出する(ステップS203)。
座標点パターン抽出部134は、類似度を算出するにあたり、画像マッチングなどによる画像処理を行えばよい。
なお、座標点パターンデータについて、例えばXY座標空間上での座標点の分布を示すヒストグラムなどとして、ヒストグラムにおける度数分布状態に基づいて類似度を算出することも可能である。

0089

次に、座標点パターン抽出部134は、ステップS203にて算出された類似度に基づいて、発射源情報記憶部144に記憶される発射源情報のうちで、分析画像の類似発射源情報領域AR2に表示すべき発射源情報を決定する(ステップS204)。
このために、座標点パターン抽出部134は、例えば類似発射源情報領域AR2に表示可能な発射源情報の数(レーダー個別領域AR21の数)の座標点パターンを、類似度が高い順から選択する。そして、選択した座標点パターンが示される座標点パターンデータを含む発射源情報を、分析画像の類似発射源情報領域AR2に表示すべき発射源情報として決定すればよい。
そのうえで、例えば、座標点パターン抽出部134は、類似度の値が一定未満の座標点パターンに対応する発射源情報は選択候補から除外するようにしてもよい。この場合には、選択される座標点パターンの数が類似発射源情報領域AR2に表示可能な発射源情報の数よりも少なくなる場合がある。しかし、このように選択候補を限定することで、受信パルス信号とほとんど類似していないような座標点パターンの発射源情報までが分析画像に表示されてしまうような無駄を省くことができる。

0090

次に、表示制御部135は、表示部105に分析画像を表示させる(ステップS205)。
分析画像の表示にあたり、表示制御部135は、図9に示したようにオシロスコープ画像Pic1と座標点パターン画像Pic2とが配置された新規発射源情報領域AR1を描画する。この際、座標点パターン画像Pic2の描画にあたっては、ステップS202にて生成された受信パルス信号の座標点パターンの画像を利用する。
また、表示制御部135は、ステップS204にて決定された発射源情報を利用して、類似発射源情報領域AR2における各レーダー個別領域AR21の画像を描画する。
また、表示制御部135は、登録ボタンbt2の画像を描画する。
そして、表示制御部135は、上記のように描画された新規発射源情報領域AR1と類似発射源情報領域AR2と登録ボタンbt2とをレイアウトした分析画像の表示データを生成し、表示データに応じた画像が表示部105にて表示されるように制御を実行する。このような制御によって分析画像が表示される。

0091

次に、諸元情報処理部136は、レーダー個別領域AR21のうちのいずれか1つの諸元提示領域elmにおいて示される諸元情報の転記を指示する操作が行われたか否かについて判定する(ステップS206)。ここでの転記を指示する操作とは、転記ボタンbt1に対する操作である。
諸元情報の転記を指示する操作が行われた場合(ステップS206−YES)、諸元情報処理部136は、転記が指示された諸元情報を、受信パルス信号の座標点パターンに対応付ける(ステップS207)。
また、ステップS207による対応付けに応じて、表示制御部135は、新規発射源情報領域AR1における諸元編集ウィンドウWDに転記が指示された諸元情報を表示させる(ステップS208)。
諸元情報の転記を指示する操作が行われない場合(ステップS206−NO)、諸元情報処理部136は、ステップS207、S208をスキップする。

0092

また、諸元情報処理部136は、諸元編集ウィンドウWDに表示されている諸元情報を編集するための編集操作または発射源名入力ボックスnbxに対する入力操作が行われたか否かについて判定する(ステップS209)。

0093

諸元情報の編集操作または発射源名の入力操作が行われた場合(ステップS209−YES)、諸元情報処理部136は、操作に応じた処理を実行する(ステップS210)。つまり、諸元情報の編集操作が行われたのであれば、諸元情報処理部136は、操作に応じて諸元編集ウィンドウWDに表示されている諸元情報の内容を変更する。また、発射源名の入力操作が行われたのであれば、諸元情報処理部136は、入力された発射源名(レーダーの名称)を保持する。
編集操作と発射源名の入力操作のいずれも行われない場合(ステップS209−NO)、諸元情報処理部136は、ステップS210をスキップする。

0094

また、発射源情報管理部137は、発射源情報の登録を指示するための登録操作が行われたか否かについて判定する(ステップS211)。ここでの登録操作とは、例えば図10にて説明したように、登録ボタンbt2に対する操作である。

0095

登録操作が行われた場合(ステップS211−YES)、発射源情報管理部137は、新規の発射源情報を発射源情報記憶部144に記憶させる(ステップS212)。
このために、発射源情報管理部137は、新規に発射源識別子を生成する。発射源情報管理部137は、新規の発射源識別子に、ステップS202にて生成された座標点パターンを表す座標点パターンデータと、現在において諸元編集ウィンドウWDに表示されている内容の諸元情報と、入力された発射源名とを対応付けて発射源情報を生成する。
そして、発射源情報管理部137は、上記のように生成した発射源情報を発射源情報記憶部144に記憶させる。
また、登録操作が行われなかった場合(ステップS211−NO)、発射源情報管理部137は、ステップS212の処理をスキップする。

0096

また、表示制御部135は、分析画像の表示を終了させるための所定の操作(表示終了操作)が操作部106に対して行われたか否かについて判定する(ステップS213)。
表示終了操作が行われていない場合(ステップS213−NO)、諸元情報処理部136によりステップS206に処理が戻される。このようにステップS206に処理が戻されることで、ユーザは、先とは別の発射源情報の諸元情報を諸元編集ウィンドウWDに表示させて編集を行ったり、発射源名を入力し直したりしたうえで、改めて発射源情報を登録し直すことができる。

0097

そして、表示終了操作が行われるのに応じて(ステップS213−YES)、表示制御部135は、これまでの分析画像の表示を終了させる(ステップS214)。
このような処理によって、分析画像の表示と、分析画像上での操作に応じた発射源情報の新規登録が可能になる。

0098

図13は、本実施形態におけるパルス分析装置100の変形例を示している。なお、同図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
同図に示すパルス分析装置100は、ネットワークインターフェース(I/F)部107を備える。
ネットワークインターフェース部107は、ネットワーク200を経由して外部との通信を実行する。

0099

同図においては、ネットワーク200に外部の表示部105Aが接続されている。一具体例として、表示部105Aは、ネットワーク200との接続機能を有するモニタなどであればよい。また、表示部105Aは、直接にネットワーク200と接続されてもよいし、例えばコンピュータなどを介して間接的にネットワーク200と接続されてもよい。
変形例において、表示制御部135は、図10に例示した分析画像をネットワークインターフェース107からネットワーク200を経由して、表示部105Aに表示させる。

0100

また、表示部105Aがネットワーク接続機能を有するコンピュータなどと接続されている場合には、コンピュータに対して行われる操作に応じた操作情報をネットワーク200経由でパルス分析装置100に送信してもよい。これにより、分析装置100は、諸元情報処理部136による座標点パターンと諸元情報との対応付けの処理や、発射源情報管理部137による発射源情報の新規登録などを、分析装置100の外部にて行われたユーザの操作に応じて実行することが可能になる。

0101

以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、過去に受信された電波の発射源の発射源情報において示される座標点パターンのうちから受信パルス信号に基づく座標点パターンと類似するものを抽出するという機能を持つことにより発射源を的確に弁別することができる。

0102

なお、発射源が発射するものとしては電波に限定されるものではなく、例えば電波と同じ電磁波に含まれる光であってもよい。さらには、発射源が発射するものとしては音波などであってもよい。即ち、発射源としては波動を発射するものであればよい。電波の発射源としては、例えばソナーなどをはじめ。レーダー以外であってもよい。

0103

本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。

0104

100…パルス分析装置,101…受信処理部,102…受信パルス信号生成部,103…分析処理部,104…記憶部,105…表示部,106…操作部,131…受信パルス信号記憶制御部,132…パルス間隔時間測定部,133…座標点定義部,134…座標点パターン抽出部,135…表示制御部,136…諸元情報処理部,137…発射源情報管理部,141…受信パルス信号データ記憶部,142…パルス間隔時間データ記憶部,143…座標点データ記憶部,144…発射源情報記憶部

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