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技術 画像形成装置

出願人 株式会社リコー
発明者 大沢隆志
出願日 2014年3月12日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2014-049318
公開日 2015年10月1日 (5年2ヶ月経過) 公開番号 2015-171799
状態 特許登録済
技術分野 付属装置、全体制御 タイプライター等へのデジタル出力 論理回路III
主要キーワード マジックナンバー 専用処理 処理タイプ ビットマップデ 印刷データ形式 回路変更 操作設定 画像形成データ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (8)

課題

内部のデータ記憶部に回路情報が格納されていなくても、外部からより優れた最適な回路情報を取得してFPGAのコンフィギュレーションを有効に行うことができる画像形成装置を提供する。

解決手段

画像形成システムにおいて、サーバ300及びクライアント端末(PC)200とネットワークNWで接続されたFPGAを搭載した画像形成装置100は、装置で行う処理に必要な最新の回路情報をネットワークNWを経由してサーバ300から取得し、その最新の回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションする制御手段を備える。制御手段は、サーバ300からネットワークNWを経由して回路情報を取得できない場合、自装置内に備えるデータ記憶部に予め格納された回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションするが、何れの手法でも回路情報を取得できない場合、ソフトウェア処理に従って指示処理を完了する。

概要

背景

従来、画像形成装置に代表される電子機器では、一般にCPUが中心となって種々機能の処理を行うが、こうした処理を高速化するために、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)やFPGAのようなハードウェアデバイスを搭載することによって、専用処理を効率良く行わせる手法が頻度高く実施されている。

ASICもFPGAも専用回路を実現するためのハードウェアデバイスであるが、ASICは一度作成すると回路変更できないのに対し、FPGAは回路情報コンフィギュレーションすることにより、特別な冶具を用いることもなく、回路を変更することができる。FPGAのコンフィギュレーションは市場においても可能であるため、仮に回路に不具合があった場合でも、新しい回路情報を提供すれば、市場で不具合を修復することが可能である。

そこで、回路を変更することができるというFPGAの特性を生かして、行う処理に応じて回路情報を選んでコンフィギュレーションすることにより、処理を高速化しつつ、回路規模を抑えることを可能にした技術が提案されている。こうした技術は、処理を開始する前に内部のデータ記憶部から適切な回路情報を読み出し、FPGAのコンフィギュレーションを行い、コンフィギュレーションの完了したFPGAに処理をさせるものである。このようにFPGAを動的にコンフィギュレーションして回路規模を抑えつつ処理を高速化する技術は既知であり、それに関連する周知技術として、例えば複数の画像フォーマットに対応可能で、かつ消費電力を抑制する「画像処理装置撮像装置画像記録再生装置、および起動制御方法」(特許文献1参照)が挙げられる。

概要

内部のデータ記憶部に回路情報が格納されていなくても、外部からより優れた最適な回路情報を取得してFPGAのコンフィギュレーションを有効に行うことができる画像形成装置を提供する。画像形成システムにおいて、サーバ300及びクライアント端末(PC)200とネットワークNWで接続されたFPGAを搭載した画像形成装置100は、装置で行う処理に必要な最新の回路情報をネットワークNWを経由してサーバ300から取得し、その最新の回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションする制御手段を備える。制御手段は、サーバ300からネットワークNWを経由して回路情報を取得できない場合、自装置内に備えるデータ記憶部に予め格納された回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションするが、何れの手法でも回路情報を取得できない場合、ソフトウェア処理に従って指示処理を完了する。

目的

本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、内部のデータ記憶部に回路情報が格納されていなくても、外部からより優れた最適な回路情報を取得してFPGAのコンフィギュレーションを有効に行うことができる画像形成装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

FPGA(FieldProgrammableGateArray)を搭載すると共に、外部のサーバネットワークで接続された画像形成装置において、装置で行う処理に必要な最新回路情報を前記ネットワークを経由して前記サーバから取得し、当該最新の回路情報に基づいて前記FPGAをコンフィギュレーションする制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。

請求項2

請求項1記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記サーバから前記最新の回路情報を取得できない場合、自装置内に備えるデータ記憶部に予め格納された回路情報に基づいて前記FPGAをコンフィギュレーションすることを特徴とする画像形成装置。

請求項3

請求項2記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記サーバから前記最新の回路情報を取得できず、且つ前記自装置内の前記データ記憶部から前記回路情報を取得できない場合、ソフトウェア処理に従って指示処理を完了することを特徴とする画像形成装置。

請求項4

FPGA(FieldProgrammableGateArray)を搭載すると共に、サーバとネットワークで接続されたクライアント端末に対してUSBで接続された画像形成装置において、前記クライアント端末の画像形成指示機能により前記サーバから前記ネットワークを経由して取得した装置で行う処理に必要な最新の回路情報を画像形成データと共に前記USBを経由して当該クライアント端末から受け取り、当該最新の回路情報に基づいて前記FPGAをコンフィギュレーションする制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。

請求項5

請求項4記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記クライアント端末から前記最新の回路情報を取得できない場合、自装置内に備えるデータ記憶部に予め格納された回路情報に基づいて前記FPGAをコンフィギュレーションすることを特徴とする画像形成装置。

請求項6

請求項5記載の画像形成装置において、前記制御手段は、前記クライアント端末から前記最新の回路情報を取得できず、且つ前記自装置内の前記データ記憶部から前記回路情報を取得できない場合、ソフトウェア処理に従って画像形成処理を完了することを特徴とする画像形成装置。

技術分野

0001

本発明は、ハードウェアデバイスとしてFPGA(Field Programmable Gate Array)を搭載して動的にコンフィギュレーション環境設定)する機能を持つ画像形成装置に関する。

背景技術

0002

従来、画像形成装置に代表される電子機器では、一般にCPUが中心となって種々機能の処理を行うが、こうした処理を高速化するために、ASIC(Application Specific IntegratedCircuit)やFPGAのようなハードウェアデバイスを搭載することによって、専用処理を効率良く行わせる手法が頻度高く実施されている。

0003

ASICもFPGAも専用回路を実現するためのハードウェアデバイスであるが、ASICは一度作成すると回路変更できないのに対し、FPGAは回路情報をコンフィギュレーションすることにより、特別な冶具を用いることもなく、回路を変更することができる。FPGAのコンフィギュレーションは市場においても可能であるため、仮に回路に不具合があった場合でも、新しい回路情報を提供すれば、市場で不具合を修復することが可能である。

0004

そこで、回路を変更することができるというFPGAの特性を生かして、行う処理に応じて回路情報を選んでコンフィギュレーションすることにより、処理を高速化しつつ、回路規模を抑えることを可能にした技術が提案されている。こうした技術は、処理を開始する前に内部のデータ記憶部から適切な回路情報を読み出し、FPGAのコンフィギュレーションを行い、コンフィギュレーションの完了したFPGAに処理をさせるものである。このようにFPGAを動的にコンフィギュレーションして回路規模を抑えつつ処理を高速化する技術は既知であり、それに関連する周知技術として、例えば複数の画像フォーマットに対応可能で、かつ消費電力を抑制する「画像処理装置撮像装置画像記録再生装置、および起動制御方法」(特許文献1参照)が挙げられる。

発明が解決しようとする課題

0005

上述した特許文献1に係る技術は、行う処理に応じて適切な回路情報をFPGAにコンフィギュレーションして処理を高速化することを目的とし、回路情報を格納したデータ記憶部から回路情報を読み出し、動的にFPGAをコンフィギュレーションするものであるが、ここでは内部のデータ記憶部に予め回路情報を保持しておく必要があるという制約がある上、回路情報をデータ記憶部から取得する機能であれば、より優れた最適な回路情報が入手可能であったとしても、それがデータ記憶部に格納されていなければコンフィギュレーションできないという問題がある。

0006

本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、内部のデータ記憶部に回路情報が格納されていなくても、外部からより優れた最適な回路情報を取得してFPGAのコンフィギュレーションを有効に行うことができる画像形成装置を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

上記技術的課題を解決するため、本発明の画像形成装置の基本構成の1つは、FPGAを搭載すると共に、外部のサーバネットワークで接続された画像形成装置において、装置で行う処理に必要な最新の回路情報をネットワークを経由してサーバから取得し、当該最新の回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションする制御手段を備えたことを特徴とする。

0008

また、上記技術的課題を解決するため、本発明の画像形成装置の基本構成のもう1つは、FPGAを搭載すると共に、サーバとネットワークで接続されたクライアント端末に対してUSBで接続された画像形成装置において、クライアント端末の画像形成指示機能によりサーバからネットワークを経由して取得した装置で行う処理に必要な最新の回路情報を画像形成データと共にUSBを経由して当該クライアント端末から受け取り、当該最新の回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションする制御手段を備えたことを特徴とする。

発明の効果

0009

本発明の画像形成装置によれば、内部のデータ記憶部に予め回路情報を保持していなくても、ネットワークやUSBを経由して装置で行う処理に必要な最新の回路情報をサーバやクライアント端末から取得し、最新の回路情報に基づいてFPGAをコンフィギュレーションするため、外部からより優れた最適な回路情報を取得してFPGAのコンフィギュレーションを有効に行うことができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の実施例1、実施例2で適用される画像形成装置の基本構成(ハードウェア構成)を示したブロック図である。
図1に示す画像形成装置の実施例1に係る対応構成に接続される周辺装置を含む画像形成システム全体の基本構成の一例を示したブロック図である。
図2に示す画像形成システムにおける画像形成装置に備えられるCPUの制御に係るサーバから取得した回路情報に基づいてFPGAを動的にコンフィギュレーションして指示処理する場合の動作処理を示したフローチャートである。
図2に示す画像形成システムにおける画像形成装置からサーバに送信する回路情報要求データの具体的内容を例示した模式図である。
図1に示す画像形成装置の実施例2に係る対応構成に接続される周辺装置を含む画像形成システム全体の基本構成の他例を示したブロック図である。
図5に示す画像形成システムにおける画像形成装置に備えられるCPUの制御に係るクライアント端末から取得した回路情報に基づいてFPGAを動的にコンフィギュレーションして画像形成処理印刷処理)する場合の動作処理を示したフローチャートである。
図5に示す画像形成システムにおけるクライアント端末から画像形成装置に送信する回路情報と印刷データとについてのフォーマットの具体的内容を例示した模式図である。

0011

以下に、本発明の画像形成装置について、幾つかの実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。

0012

図1は、本発明の実施例1、実施例2(後文で説明する)で適用される画像形成装置の基本構成(ハードウェア構成)を示したブロック図である。図1を参照すれば、この画像形成装置は、コントローラボード10に対して原稿から読み取ったスキャンデータを出力するスキャナ1と、ファクシミリデータを処理するファクシミリ装置FAX)4と、各種操作設定タッチ式で指示を行う画面を有すると共に、データ処理の内容を画面上に表示可能なパネル2と、データ処理した画像形成データ(印刷データ)を出力するプロッタ3とが接続されている。

0013

また、コントローラボード10において、装置全体の各部を動作制御するために搭載されたCPU20に対して、スキャナ1向けのスキャナ I/F(インターフェース)11、パネル2向けのパネル I/F(インターフェース)12、FPGA13、プロッタ3向けのプロッタ I/F(インターフェース)14、不揮発性メモリ15、USB接続用のUSB I/F(インターフェース)16、ネットワーク接続用のネットワークI/F(インターフェース)17、RAM18、及びファクシミリ装置4向けのFAXI/F(インターフェース)19がそれぞれ接続されて構成されている。

0014

この画像形成装置では、CPUの制御により、ネットワークI/F17やUSB I/F16を経由してネットワークやUSBから印刷データ、FAXI/F19を経由してファクシミリ装置4からファクシミリデータ、スキャナI/F11を経由してスキャナ1からスキャンデータをそれぞれ入力データとして受け取ると、これらの入力データを画像形成処理の整形を行った後、プロッタI/F14経由でプロッタ3へ印刷データとして出力して用紙に印刷したり、印刷データをネットワーク I/F17経由でネットワーク接続された外部の機器に送信したり、USB I/F16経由でUSB接続された外部の機器に送信したり、FAX I/F19経由でファクシミリ装置4を通して外部に接続された機器に対して送信したりする。

0015

画像形成装置は、このように入力装置出力装置とを持ち、入力データを整形して出力する電子機器として機能する。入力データの整形は、主にコントローラボード10上のCPU20が中心として行う。しかし、ソフトウェアで整形を行うと、処理が遅いため、通常は専用のハードウェア回路を用いて処理を行わせる手法が採用される。ハードウェア回路を実現する手法として、汎用的にはASICを使用する場合が多いが、ここではFPGA13上にハードウェア回路を実現する構成としている。即ち、起動時にFPGA13に入力データの整形を行う回路情報をコンフィギュレーションしておけば、FPGA13で入力データを整形するように使用することができる。

0016

図2は、係る画像形成装置の実施例1に係る対応構成に接続される周辺装置を含む画像形成システム全体の基本構成の一例を示したブロック図である。この画像形成システムは、FPGA13を搭載する画像形成装置100が外部のサーバ300及びパーソナルコンピュータPC仕様のクライアント端末(PC)200に対してそれぞれネットワークNWで接続されて構成されている。因みに、ここでの画像形成装置100は、ネットワークNWに接続される他、ファクシミリ機能を持たせるために電話回線に対して接続されることもある。

0017

この画像形成システムにおいて、クライアント端末200は、ネットワークNWを経由して画像形成装置100に対して印刷等の指示要求を出すことができ、画像形成装置100は同様にネットワークNWを経由してサーバ300から装置で行う処理に必要な最新の回路情報を取得することができる。即ち、画像形成装置100では、CPU20が最新の回路情報をネットワークNWを経由してサーバ300から取得し、この最新の回路情報に基づいてFPGA13をコンフィギュレーションするもので、図1に示したコントローラ10の構成上でUSB IF16を具備しない場合の対応構成となっている。また、CPU20は、サーバ300からネットワークNWを経由して最新の回路情報を取得できない場合、自装置内に備えるデータ記憶部(不揮発性メモリ15)に予め格納された回路情報に基づいてFPGA13をコンフィギュレーションする。更に、CPU20は、サーバ300からネットワークNWを経由して最新の回路情報を取得できず、且つ自装置内のデータ記憶部から回路情報を取得できない場合、ソフトウェア処理に従って指示処理を完了する。

0018

この画像形成システムでは、ネットワークNW上のサーバ300が画像形成装置100の機種毎に対応する最新の回路情報を保持している。この画像形成装置100の機種毎の回路情報は、装置で行う処理に応じて複数存在することが考えられる。それらは画像形成装置100の場合にはページ記述言語からビットマップデータを生成する処理のためのものであったり、OCR処理のためのものであったりする。画像形成装置100は、ユーザが要求した処理に応じて、装置で行う処理内容と自装置の型番をサーバ300に対して伝え、サーバ300はそれに応じて対応する最新の回路情報を画像形成装置100に返す。

0019

そこで、画像形成装置100は最新の回路情報を受信すると、最新の回路情報基づいてFPGA13をコンフィギュレーションしてから指示処理を開始する。サーバ300で常に最新の回路情報を保持するようにすれば、画像形成装置100は常に最新の回路情報をコンフィギュレーションすることができる。このように、動的にコンフィギュレーションを行うため、FPGA13の回路規模を抑えることができ、しかも最新の回路情報をコンフィギュレーションすることができる。この結果、装置で行う処理に応じて最適な回路情報をFPGA13にコンフィギュレーションして指示処理を高速化させて行うことが可能になる。

0020

図3は、上述した画像形成システムにおける画像形成装置100に備えられるCPU20の制御に係るサーバ300から取得した回路情報に基づいてFPGA13を動的にコンフィギュレーションして指示処理する場合の動作処理を示したフローチャートである。

0021

図3を参照すれば、ここでの動作処理は、最初にユーザが画像形成装置100に指示を出す(ステップS301)処理を行うことで開始される。ユーザが画像形成装置100に出す指示は、例えばクライアント端末200を用いた印刷指示であったり、OCR処理の指示であったりする。印刷指示である場合、画像形成装置100はネットワークNWを経由して印刷データを受け取ることにより、ユーザの指示が印刷指示であることを知ることができる。OCR処理の指示である場合、ユーザのパネル2での操作によって、それを知ることができる。

0022

そこで、画像形成装置100は、処理の内容に従い、ネットワークNW上のサーバ300に回路情報を要求する(ステップS302)処理を行う。この回路情報の要求は、自装置の型番とこれから装置で行う処理についての情報とをサーバ300に送信することを示し、対応する回路情報を要求する。サーバ300は、要求を受けて、要求が行われた画像形成装置の型番、並びにこれから装置で行う処理についての情報に基づいて、自身が保持するデータ記憶部から最新の回路情報を取得し、画像形成装置100に送信する。この最新の回路情報は、基本的に画像形成装置100の機種に依存するため、サーバ300は複数の機種に対応した最新の回路情報を保持する必要がある。仮に、回路情報を要求されたサーバ300のデータ記憶部に対応する最新の回路情報がない場合は、ネットワークNW上の他のサーバから取得するようにしても良い。

0023

画像形成装置100では、サーバ300が要求に応じて適切な回路情報を返したか否かの判定(ステップS303)を行う。この判定の結果、サーバ300から適切な最新の回路情報を受け取ることができた場合、画像形成装置100はその回路情報をFPGA13にコンフィギュレーションする(ステップS304)処理を行ってからコンフィギュレーションしたFPGA上のハードウェア回路を使って指示処理を行う(ステップS305)ようにし、これにより出力データが生成され、出力装置(プロッタ3)に出力される(ステップS306)ことで動作処理が終了する。

0024

また、サーバ300が要求に応じて適切な回路情報を返したか否かの判定(ステップS303)の結果、何らかの理由でサーバ300から適切な回路情報を取得できなかった場合、引き続いて画像形成装置100はデータ記憶部に回路情報を保持しているか否かの判定(ステップS307)を行う。この判定の結果、データ記憶部に対応する回路情報を保持していない場合、画像形成装置100はソフトウェア処理によって出力データを生成する(ステップS308)処理を行い、これにより出力データが生成され、出力装置(プロッタ3)に出力される(ステップS306)ことで動作処理が終了する。これに対し、データ記憶部に対応する回路情報を保持している場合、画像形成装置100はその回路情報をFPGA13にコンフィギュレーションする(ステップS304)処理を行ってからコンフィギュレーションしたFPGA上のハードウェア回路を使って指示処理を行う(ステップS305)ようにし、これにより出力データが生成され、出力装置(プロッタ3)に出力される(ステップS306)ことで動作処理が終了する。

0025

図4は、図2に示した画像形成システムにおける画像形成装置100からサーバ300に送信する回路情報要求データの具体的内容を例示した模式図である。図4を参照すれば、回路情報要求データには、画像形成装置型番、処理タイプ、及び補助データが含まれる。回路情報は、基本的に画像形成装置100の機種に依存するため、サーバ300に対して回路情報を要求する際には、図3の動作処理で説明したように、自装置の型番を知らせる必要がある。また、これから装置で行う処理がどのようなものかについても知らせる必要がある。これから装置で行う処理についての情報は、処理タイプと補助データとに分けられる。処理タイプの例としては、「印刷」、「OCR」等である。補助データは、処理タイプに応じて自由に使用して良いもので、例えば処理タイプが「印刷」である場合、補助データとして印刷言語の種類を指定する場合を例示できる。印刷言語は複数あり、それぞれ処理方法が異なるため、回路情報も異なったものが必要になるためである。

0026

図5は、図1に示す画像形成装置100の実施例2に係る対応構成に接続される周辺装置を含む画像形成システム全体の基本構成の他例を示したブロック図である。この画像形成システムは、FPGA13を搭載する画像形成装置100が外部の互いにネットワークNWで接続されたサーバ300及びパーソナルコンピュータPC仕様のクライアント端末(PC)200のうちのクライアント端末200に対してUSB接続され、サーバ300に対してネットワークNWで接続されない構成となっている。因みに、ここでの画像形成装置100についても、ファクシミリ機能を持たせるために電話回線に対して接続されることもある。

0027

この画像形成システムにおいて、クライアント端末200は、ネットワークNWを経由してサーバ300から装置で行う処理に必要な最新の回路情報を取得することができ、画像形成装置100はUSBを経由してクライアント端末200へ最新の回路情報の取得要求を出すことができる。即ち、画像形成装置100では、CPU20がクライアント端末200の画像形成指示機能によりサーバ300からネットワークNWを経由して取得した装置で行う処理に必要な最新の回路情報を画像形成データと共にUSBを経由してクライアント端末200から受け取り、その最新の回路情報に基づいてFPGA13をコンフィギュレーションするもので、図1に示したコントローラ10の構成上でネットワーク IF17を具備しない場合の対応構成となっている。また、CPU20は、クライアント端末200からUSBを経由して最新の回路情報を取得できない場合、自装置内に備えるデータ記憶部(不揮発性メモリ15)に予め格納された回路情報に基づいてFPGA13をコンフィギュレーションする。更に、CPU20は、クライアント端末200からUSBを経由して最新の回路情報を取得できず、且つ自装置内のデータ記憶部から回路情報を取得できない場合、ソフトウェア処理に従って画像形成処理を完了する。

0028

図6は、上述した画像形成システムにおける画像形成装置100に備えられるCPU20の制御に係るクライアント端末200から取得した回路情報に基づいてFPGA13を動的にコンフィギュレーションして画像形成処理(印刷処理)する場合の動作処理を示したフローチャートである。

0029

図6を参照すれば、ここでの画像形成処理の動作処理は、最初にユーザがクライアント端末200からUSB経由での印刷要求を行う(ステップS601)ことにより開始される。ここでの画像形成システムは、図5に示したように画像形成装置100がクライアント端末200とはUSB接続されているが、ネットワーク接続されておらず、画像形成装置100が最新の回路情報をサーバ300から直接取得することができないため、画像形成装置100は最新の回路情報をクライアント端末200を経由して取得しなければならない。

0030

そこで、ユーザがクライアント端末200のUSB印刷ドライバにより印刷指示を行うと、印刷ドライバは、印刷を行う画像形成装置100の型番と印刷データ形式をネットワークNW上のサーバ300に伝え、回路情報を要求する(ステップS602)処理を行う。この際に使用されるデータフォーマットは、図4に示したものと同じもので構わない。サーバ300は、要求を受けて、画像形成装置100の型番、並びにこれから行う処理についての情報に基づいて、自身が保持するデータ記憶部から回路情報を取得し、クライアント端末200に送信する。仮に、回路情報を要求されたサーバ300のデータ記憶部に対応する最新の回路情報がない場合は、ネットワークNW上の他のサーバから取得するようにしても良い。

0031

クライアント端末200では、サーバ300が要求に応じて適切な回路情報を返したか否かの判定(ステップS603)を行う。この判定の結果、クライアント端末200のUSB印刷ドライバがサーバ300から適切な最新の回路情報を受け取ることができた場合、クライアント端末200のUSB印刷ドライバは、回路情報を印刷データに付加してUSB経由で画像形成装置に送出する(ステップS604)処理を行い、これを受けて画像形成装置100は印刷データと共に回路情報を受信する(ステップS605)処理を行った後、回路情報をFPGA13にコンフィギュレーションする(ステップS606)処理を行ってからコンフィギュレーションしたFPGA上のハードウェア回路を使って印刷データから画像データを生成する(ステップS607)ようにし、これにより生成された画像データをプロッタ3に出力し、紙に印刷する(ステップS608)ことで動作処理が終了する。

0032

また、サーバ300が要求に応じて適切な回路情報を返したか否かの判定(ステップS603)の結果、何らかの理由でクライアント端末200のUSB印刷ドライバが適切な回路情報を取得できなかった場合、引き続いてクライアント端末200のUSB印刷ドライバは、印刷データのみをUSB経由で画像形成装置100に送出する(ステップS609)処理を行い、これを受けて画像形成装置100は印刷データを受信(ステップS610)した後、自身のデータ記憶部に対応する回路情報を保持しているか否かの判定(ステップS611)を行う。この判定の結果、データ記憶部に対応する回路情報を保持していない場合、画像形成装置100はソフトウェア処理によって印刷データから画像データを生成する(ステップS612)処理を行い、これにより生成された画像データをプロッタ3に出力し、紙に印刷する(ステップS608)ことで動作処理が終了する。これに対し、データ記憶部に対応する回路情報を保持している場合、画像形成装置100はその回路情報をFPGA13にコンフィギュレーションする(ステップS606)処理を行ってからコンフィギュレーションしたFPGA上のハードウェア回路を使って印刷データから画像データを生成する(ステップS607)ようにし、これにより生成された画像データをプロッタ3に出力し、紙に印刷する(ステップS608)ことで動作処理が終了する。

0033

図7は、図5に示した画像形成システムにおけるクライアント端末200から画像形成装置100に送信する回路情報と印刷データとについてのフォーマットの具体的内容を例示した模式図である。図7を参照すれば、ここでは印刷データに回路情報が付加される場合、回路情報に関する回路情報ヘッダも併せて付加され、その回路情報ヘッダが付加されているか否かを判別できるように、最初のデータはマジックナンバーとなっている。このマジックナンバーの次には回路情報サイズの情報があり、続けて回路情報が配置され、回路情報の次に印刷データが配置されるフォーマット構成となっている。

0034

画像形成装置100では、図6の動作処理で説明したように、最初のデータがマジックナンバーであれば、これを回路情報付きの印刷データと判断し、回路情報を取得し、FPGA13をコンフィギュレーションしてから印刷データの処理を行う。また、最初のデータがマジックナンバーでなければ、回路情報が付加されていない印刷データと判断し、自装置のデータ記憶部から回路情報を取得してからFPGA13をコンフィギュレーションし、その後に印刷データの処理を行うか、或いはソフトウェアによって印刷データの処理を行う。

0035

何れにせよ、各実施例で説明した画像形成装置100によれば、内部のデータ記憶部に予め回路情報を保持していなくても、ネットワークNWやUSBを経由して装置で行う処理に必要な最新の回路情報をサーバ300やクライアント端末200から取得し、最新の回路情報に基づいてFPGA13をコンフィギュレーションするため、外部からより優れた最適な回路情報を取得してFPGA13のコンフィギュレーションを有効に行うことができる。

実施例

0036

尚、各実施例で説明した画像形成装置100は、図2図5に示した画像形成システムとして構成される場合、各部装置の数を複数として任意に構成して適用させることができるため、本発明は開示した形態のものに限定されない。

0037

1スキャナ
2パネル
3プロッタ
4ファクシミリ装置(FAX)
10コントローラボード
11 スキャナ I/F(インターフェース)
12 パネル I/F(インターフェース)
13FPGA
14 プロッタ I/F(インターフェース)
15不揮発性メモリ
16 USB I/F(インターフェース)
17ネットワークI/F(インターフェース)
18 RAM
19 FAX I/F(インターフェース)
20 CPU
100画像形成装置
200クライアント端末(PC)
300サーバ
NW ネットワーク

先行技術

0038

特開2008−141642号公報

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