図面 (/)

技術 ポンプ軸の安全カバー

出願人 JFEスチール株式会社
発明者 近藤広和鈴木雅晴竹内秀夫松本正治石原成巳
出願日 2014年3月11日 (6年8ヶ月経過) 出願番号 2014-047144
公開日 2015年9月28日 (5年1ヶ月経過) 公開番号 2015-169188
状態 特許登録済
技術分野 非容積形ポンプの構造
主要キーワード 留め穴 高速切断機 連続使用期間 半円筒体 カバー半体 パッキン押さえ 回転物 締付け具
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年9月28日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

グランドパッキン軸封されるポンプパッキン締付け具合の初期調整及び再調整の作業におけるポンプ軸への接触や巻き込まれの被害を未然に防止でき、かつ作業性の向上にも繋がる、ポンプ軸の安全カバーを提供すること。

解決手段

安全カバー30は、一対の夫々が長さ方向の一端に留め穴付きのフランジ32を有する半円筒体31からなり、これらを合体してなる円筒体34が軸露出箇所のポンプ軸2をそれとの同軸位置で隙間を介して囲い、かつ前記留め穴が締付け用ボルト6及び締付け用ナット7でパッキン押さえ5に固定する構成とした。

概要

背景

従来、回転物への接触や巻き込まれの被害を防止するために回転物を囲む手段として、以下のものが知られている。
(i)駆動輪及び被駆動輪とこれらに架け渡される伝達ベルトとを回転可能な状態で囲むようにして作業者の安全を確保するために、前後一対カバー半体を前後にスライド可能に連結して下面開放カバー体を形成し、このカバー体の前後の各カバー半体の側壁に、その下縁から切欠をそれぞれ設けてなる安全カバー(特許文献1参照)。
(ii)高速切断機生産性安全度を向上させるために、円形鋸刃の安全カバーを上下に分割し、上のカバーは固定式とし、下のカバーは、鋸刃が被切断材側へ下降しないときには鋸刃の下側半円部を覆い、鋸刃が被切断材側へ下降するときには鋸刃の下側半円部の覆いをとるように回転軸を介して回動可能な駆動式としたこと(特許文献2参照)。

概要

グランドパッキン軸封されるポンプパッキン締付け具合の初期調整及び再調整の作業におけるポンプ軸への接触や巻き込まれの被害を未然に防止でき、かつ作業性の向上にも繋がる、ポンプ軸の安全カバーを提供すること。安全カバー30は、一対の夫々が長さ方向の一端に留め穴付きのフランジ32を有する半円筒体31からなり、これらを合体してなる円筒体34が軸露出箇所のポンプ軸2をそれとの同軸位置で隙間を介して囲い、かつ前記留め穴が締付け用ボルト6及び締付け用ナット7でパッキン押さえ5に固定する構成とした。

目的

本発明は、グランドパッキンで軸封されるポンプのパッキン締付け具合の初期調整及び再調整の作業におけるポンプ軸への接触や巻き込まれの被害を未然に防止でき、かつ作業性の向上にも繋がる、ポンプ軸の安全カバーを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

ポンプスタフィングボックスに挿入したグランドパッキンパッキン押さえ押さえ、該パッキン押さえをこれに付属締付け用ボルト及び締付け用ナット締付けることにより前記グランドパッキンで軸封される前記ポンプの軸露出箇所囲うポンプ軸の安全カバーであって、一対の夫々が長さ方向の一端に留め穴付きのフランジを有する半円筒体からなり、これらを合体してなる円筒体が前記軸露出箇所のポンプ軸をそれとの同軸位置で隙間を介して囲い、かつ前記留め穴が前記締付け用ボルト及び前記締付け用ナットで前記パッキン押さえに固定する構成としたことを特徴とするポンプ軸の安全カバー。

技術分野

0001

本発明は、ポンプ軸の安全カバーに関し、詳しくは、グランドパッキン(一般に断面が角形で、スタフィングボックスに詰め込んで用いられるパッキンの総称)で軸封されるポンプにおけるポンプ軸(回転軸)への接触や巻き込まれの被害を未然に防止するための、ポンプ軸の安全カバーに関する。

背景技術

0002

従来、回転物への接触や巻き込まれの被害を防止するために回転物を囲む手段として、以下のものが知られている。
(i)駆動輪及び被駆動輪とこれらに架け渡される伝達ベルトとを回転可能な状態で囲むようにして作業者の安全を確保するために、前後一対カバー半体を前後にスライド可能に連結して下面開放カバー体を形成し、このカバー体の前後の各カバー半体の側壁に、その下縁から切欠をそれぞれ設けてなる安全カバー(特許文献1参照)。
(ii)高速切断機生産性安全度を向上させるために、円形鋸刃の安全カバーを上下に分割し、上のカバーは固定式とし、下のカバーは、鋸刃が被切断材側へ下降しないときには鋸刃の下側半円部を覆い、鋸刃が被切断材側へ下降するときには鋸刃の下側半円部の覆いをとるように回転軸を介して回動可能な駆動式としたこと(特許文献2参照)。

先行技術

0003

実用新案登録第3038771号公報
特開平10−202423号公報

発明が解決しようとする課題

0004

一方、鉄鋼業等の製造業では種々の製造工程において、グランドパッキンで軸封されるポンプが多用されている。この種のポンプでは、例えば図1に示すように、ポンプ1の内部から外部へ貫通する軸穴10に通した回転軸であるポンプ軸2と軸穴10との隙間を封鎖するために設けられたスタフィングボックス3と呼ばれる軸封部にグランドパッキン4を挿入し、さらにパッキン押さえ5で締付けることにより、ポンプ軸表面およびスタフィングボックス内面接触面圧を発生させて内部流体11をシールする。前記締付けには、パッキン押さえ5に付属する締付け用ボルト6と締付け用ナット7が用いられる。すなわち、ポンプ1の躯体に固設した締付け用ボルト6を、パッキン押さえ5に穿設された貫穴12に潜らせ、突き出た締付け用ボルト先端部に締付け用ナット7を螺合させこれを締り側に回すことにより前記締付けが行われる。なお、15はポンプ軸2の軸受であり、この軸受15はポンプ1の躯体に固定されている。

0005

スタフィングボックス3へのグランドパッキン4の挿入作業は、ポンプ軸2の回転を停止させた状態で行うが、パッキン押さえ5による締付け作業にあたっては、グランドパッキン4の詰り具合円周方向に均等化させるために、ポンプ軸2の回転状態下で、手動工具で締付け用ナット7を回してパッキン締付け具合の初期調整を行う。また、グランドパッキン4はその挿入から取替えまでの連続使用期間中に徐々に摩耗が進行し、ポンプ軸表面およびスタフィングボックス内面における接触面圧が低減して内部流体11のシール状態不完全となるため、前記連続使用期間中に適宜の頻度で、初期調整と同じくポンプ軸2の回転状態下で、締付け用ナット7を回してパッキン締付け具合の再調整を行う。

0006

前記パッキン締付け具合の初期調整及び再調整の作業は、ポンプ軸2が露出している箇所である軸露出箇所20の近くで、ポンプ軸2の回転状態下で行われ、軸露出箇所20の軸方向長さはかなり短い(例えば40〜50mm)のであるが、締付け用ナット7を回す手動の工具を持つ手が偶発的にポンプ軸2への接触や巻き込まれの被害を蒙る危険性があるのは否めない。

0007

なお、安全性、作業性の両面から、締付け用ナット7を回す手動の工具(スパナまたはレンチ)としてラチェット式の工具を用いるのが最適である。ラチェット式の工具は、締付け締戻しの正逆双方向回転の何れか一方を選択的に空回りさせる機構を有し、工具を締付け用ナット7に噛ませたまま正転逆転の繰返しで締付けができて、ラチェット式でない工具(逆転の都度工具を締付け用ナット7から外して噛ませ直す必要がある)を用いる場合と比べて作業能率が格段に向上し、かつポンプ軸2への接近機会も低減するからである。

0008

然しながら、そのように工具の最適化を図るだけでは、前記危険性をゼロにすることはできない。
そこで、本発明は、グランドパッキンで軸封されるポンプのパッキン締付け具合の初期調整及び再調整の作業におけるポンプ軸への接触や巻き込まれの被害を未然に防止でき、かつ作業性の向上にも繋がる、ポンプ軸の安全カバーを提供することを課題(本発明が解決しようとする課題)とした。

課題を解決するための手段

0009

本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意検討し、以下の要旨構成になる本発明を成した。
[1]ポンプのスタフィングボックスに挿入したグランドパッキンをパッキン押さえで押さえ、該パッキン押さえをこれに付属の締付け用ボルト及び締付け用ナットで締付けることにより前記グランドパッキンで軸封される前記ポンプの軸露出箇所を囲う、ポンプ軸の安全カバーであって、
一対の夫々が長さ方向の一端に留め穴付きのフランジを有する半円筒体からなり、これらを合体してなる円筒体が前記軸露出箇所のポンプ軸をそれとの同軸位置で隙間を介して囲い、かつ前記留め穴が前記締付け用ボルト及び前記締付け用ナットで前記パッキン押さえに固定する構成としたことを特徴とするポンプ軸の安全カバー。

発明の効果

0010

本発明によれば、グランドパッキンで軸封されるポンプのパッキン締付け具合の初期調整及び再調整の作業におけるポンプ軸への接触や巻き込まれの被害を未然に防止でき、かつ作業性の向上にも繋がると云う効果を奏する。

図面の簡単な説明

0011

ポンプの軸封部の一例を示す概略図である。
本発明に係る安全カバーの一例を示す分解図である。
本発明に係る安全カバーの一例を示す合体図である。
本発明の実施形態の一例を示す取付け図である。

実施例

0012

本発明に係る安全カバーの一例を図2に示す。この安全カバー30は、例えば図1に示したポンプ1のスタフィングボックス3に挿入したグランドパッキン4をパッキン押さえ5で押さえ、該パッキン押さえ5をこれに付属の締付け用ボルト6及び締付け用ナット7で締付けることにより前記グランドパッキン4で軸封される前記ポンプ1の軸露出箇所20を囲う、ポンプ軸2の安全カバーである。

0013

図2に示すように、本発明に係る安全カバー30は、一対の夫々が長さ方向の一端に留め穴33付きのフランジ32を有する半円筒体31からなり、そして図3に示すように、前記一対の半円筒体31、31を合体してなる円筒体34が前記軸露出箇所20のポンプ軸2をそれとの同軸位置で隙間35を介して囲い、かつ前記留め穴33が前記締付け用ボルト6及び前記締付け用ナット7で前記パッキン押さえ5に固定する構成とした。

0014

前記隙間35の幅(ポンプ軸半径方向での隙間寸法)は、過小であると円筒体34の内面がポンプ軸2で擦られて破損することが懸念され、一方、過大であると円筒体34の外面と締付け用ナット7の間隔が狭くなりすぎ、スパナ又はレンチである工具(好ましくはラチェット式の工具)を締付け用ナット7に噛ませにくくなって作業性を損うことが懸念されることから、1〜10mmの範囲とするのが好ましい。

0015

安全カバー30の材質は、鋼(炭素鋼ステンレス鋼等)、非鉄金属アルミ、銅等)、合成樹脂(塩ビ等)の何れであってもよい。なお、強度および耐久性に優れ、耐食性にも優れると云う観点からすれば、ステンレス鋼(例えばSUS304)が最適である。
本発明では、上記構成としたので、フランジ32の留め穴33に締付け用ボルト6を通し、締付け用ナット7でパッキン押さえ5に固定することで、図4に示すように、安全カバー30を、締付け用ナット7の付近で露出していたポンプ軸2を囲える箇所に固定配置することができる。

0016

安全カバー30の取付けは、ポンプ軸2の停止状態下のグラントパッキン4の挿入の時に行っておく。パッキン締付け具合の初期調整および再調整に際しては、ポンプ軸2は回転状態とされるが、取り付けられたままの安全カバー30の外側から工具で締付け用ナット7を回すことができるから、工具が回転状態のポンプ軸2に接触する危険性はゼロとなり、安全性が究極まで向上する。また、工具で締付け用ナット7を回す際、工具が安全カバー30と接触することがあっても巻き込まれが生じることは無く、作業者は安心感を持ってパッキン締付け具合の初期調整および再調整の作業に専念できて、作業性の向上にも繋がる。

0017

1ポンプ
2ポンプ軸
3スタフィングボックス
4グランドパッキン
5パッキン押さえ
6締付け用ボルト
7 締付け用ナット
10軸穴
11内部流体
12貫穴
15軸受
20 軸露出箇所(ポンプ軸が露出している箇所)
30 安全カバー
31半円筒体
32フランジ
33留め穴
34円筒体
35 隙間

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

該当するデータがありません

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • パイロテックインコーポレイテッドの「 金型ポンプ係合装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題・解決手段】金型にアルミニウムなどの溶融金属を満たすための溶融金属ポンプ組立体及び方法。組立体は、炉の上方に溶融金属ポンプを懸架するための支持フレームを含む。支持フレームは、溶融金属ポンプの持ち... 詳細

  • ヴァレオシステムテルミクの「 自動車両用の送風機及び対応する暖房、換気及び/又は空調装置」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題・解決手段】本発明は、‐回転軸(A)を持つタービン(2)であって、第1部分(6)と第2部分(5)とを有するタービン(2)と、‐軸(B)に沿って主に延在するスクロール出口(17a)を有するスクロー... 詳細

  • ファナック株式会社の「 工作機械」が 公開されました。( 2020/09/24)

    【課題】ポンプを停止させた状態において行われるクーラントタンクの清掃中等に、クーラント内に舞い上がった切粉が吸い込み口内に侵入し易い状況となることを未然に防止すること。【解決手段】クーラントXを貯留す... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

該当するデータがありません

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ