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技術 電子機器および電子機器の管理方法

出願人 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
発明者 岡本浩典
出願日 2014年2月28日 (7年2ヶ月経過) 出願番号 2014-038574
公開日 2015年9月7日 (5年8ヶ月経過) 公開番号 2015-162201
状態 特許登録済
技術分野 ストアードプログラム
主要キーワード 言語設定情報 メモリーマップ 不揮発領域 制御プラグ ファームウェア領域 地域向け メッセージ格納領域 丸付き数字
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年9月7日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (10)

課題

ユーザーから表示器に表示されるメッセージ等の変更の要望があった際、複合機等が設置された現場メッセージ部分を含む動作プログラムを作り直し、且つ変更しようとするメッセージ部分の妥当性の確認が可能である電子機器およびその管理方法を提供する。

解決手段

第1の情報を表示する表示部と、第1の情報および第1の情報の一部または全部を変更する第2の情報ならびに動作プログラムおよび動作プログラムの基となるソースコードが書き込まれる記憶部と、動作プログラムに基づいて処理を実行する制御回路と、管理装置が接続されている通信網に接続するための通信インターフェイスとを具備し、制御回路は、記憶部に書き込まれている第2の情報を管理装置へ送信し管理装置によって第2の情報が妥当であると判断された場合にのみソースコードと第1の情報と第2の情報とに基づいて動作プログラムを生成する。

概要

背景

複合機プリンター機能スキャナー機能通信機能を有し、プリンターの他にFAX機複写機としても使用される装置)の多くは、コンピューター周辺機器として使用される他、単独で使用されることも考慮して、液晶表示器等を有する操作パネルを備えている。
また、多くの地域で使用されることを考慮して、上述の液晶表示器等に表示されるメッセージも、その液晶表示器等の制御装置によって様々な言語の中から選択できるものが多い。

さらに、多数の言語のメッセージを予め制御装置に組み込むことには、様々な問題があるため、制御装置のプログラムファームウェア)を書き込んだ後に、メッセージ部分更新して使用する例が多い。
ただし、制御装置のプログラムは大容量化したり複雑化することも多く、書き換えの際には長時間を要する場合もある。そこで、このような制御装置のプログラムを効率よく書き換える手法も提案されている(特許文献1参照)。

概要

ユーザーから表示器に表示されるメッセージ等の変更の要望があった際、複合機等が設置された現場でメッセージ部分を含む動作プログラムを作り直し、且つ変更しようとするメッセージ部分の妥当性の確認が可能である電子機器およびその管理方法を提供する。第1の情報を表示する表示部と、第1の情報および第1の情報の一部または全部を変更する第2の情報ならびに動作プログラムおよび動作プログラムの基となるソースコードが書き込まれる記憶部と、動作プログラムに基づいて処理を実行する制御回路と、管理装置が接続されている通信網に接続するための通信インターフェイスとを具備し、制御回路は、記憶部に書き込まれている第2の情報を管理装置へ送信し管理装置によって第2の情報が妥当であると判断された場合にのみソースコードと第1の情報と第2の情報とに基づいて動作プログラムを生成する。

目的

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザーから表示器に表示されるメッセージ等の変更の要望があった際、複合機等の電子機器が設置された現場でメッセージ部分を含む動作プログラムを作り直し、且つ変更しようとするメッセージ部分の妥当性の確認が可能である電子機器および電子機器の管理方法を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

第1の情報を表示する表示部と、前記第1の情報および前記第1の情報の一部または全部を変更する第2の情報ならびに動作プログラムおよび当該動作プログラムの基となるソースコードが書き込まれる記憶部と、前記動作プログラムに基づいて処理を実行する制御回路と、管理装置が接続されている通信網に接続するための通信インターフェイスとを具備し、前記制御回路は、前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信し当該管理装置によって当該第2の情報が妥当であると判断された場合にのみ前記ソースコードと前記第1の情報と当該第2の情報とに基づいて前記動作プログラムを生成することを特徴とする電子機器

請求項2

外部記憶装置を接続する外部インターフェイスを有し、前記制御回路は、前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信する前に前記外部記憶装置に書き込まれている前記第2の情報を前記記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

請求項3

諸情報を送信するコンピューターが前記通信インターフェイスに接続され、前記制御回路は、前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信する前に前記コンピューターから送られてくる前記第2の情報を前記記憶部に書き込むことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。

請求項4

前記管理装置によって前記第2の情報が妥当でないと判断された場合に、前記制御回路は妥当でない理由を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れかに記載の電子機器。

請求項5

第1の情報を表示する表示部と、前記第1の情報および前記第1の情報の一部または全部を変更する第2の情報ならびに動作プログラムおよび当該動作プログラムの基となるソースコードが書き込まれる記憶部と、前記動作プログラムに基づいて処理を実行する制御回路と、管理装置が接続された通信網に接続する通信インターフェイスとを具備する電子機器において、前記制御回路が前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信する第1の行程と、前記管理装置が前記第2の情報が妥当であるか否かを判断する第2の行程と、前記管理装置によって前記第2の情報が妥当であると判断された場合に前記ソースコードと前記第1の情報と当該第2の情報とに基づいて前記動作プログラムを生成する第3の行程とを有することを特徴とする電子機器の管理方法

請求項6

前記第1の行程の前に、外部記憶装置に書き込まれている前記第2の情報を前記記憶部に書き込む行程を有することを特徴とする請求項5に記載の電子機器の管理方法。

請求項7

前記第1の行程の前に、通信インターフェイスを介して外部のコンピューターから前記第2の情報が前記記憶部に書き込まれる行程を有することを特徴とする請求項5に記載の電子機器の管理方法。

請求項8

前記管理装置によって前記第2の情報が妥当でないと判断された場合に、前記制御回路が妥当でない理由を前記表示部に表示する行程を有することを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れかに記載の電子機器の管理方法。

技術分野

0001

本発明は、操作メッセージ等を表示する表示器や操作メッセージを制御する制御プログラムを有するとともに、操作メッセージを変更するために当該操作メッセージを含む制御プラグラム書き換えることのできる電子機器および電子機器の管理方法に関する。

背景技術

0002

複合機プリンター機能スキャナー機能通信機能を有し、プリンターの他にFAX機複写機としても使用される装置)の多くは、コンピューター周辺機器として使用される他、単独で使用されることも考慮して、液晶表示器等を有する操作パネルを備えている。
また、多くの地域で使用されることを考慮して、上述の液晶表示器等に表示されるメッセージも、その液晶表示器等の制御装置によって様々な言語の中から選択できるものが多い。

0003

さらに、多数の言語のメッセージを予め制御装置に組み込むことには、様々な問題があるため、制御装置のプログラムファームウェア)を書き込んだ後に、メッセージ部分更新して使用する例が多い。
ただし、制御装置のプログラムは大容量化したり複雑化することも多く、書き換えの際には長時間を要する場合もある。そこで、このような制御装置のプログラムを効率よく書き換える手法も提案されている(特許文献1参照)。

先行技術

0004

特開2004−30019号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上述のような液晶表示器等に異なる言語のメッセージを表示するためには、メッセージ部分の更新をする際、ビルドという作業(プログラムのソースを作り直す作業)が必要になる。
一般に、異なる言語のメッセージは予め翻訳業者翻訳したものを使用するが、その言語の現地では違和感を受けるような場合もあり、ユーザー(または現地の販売業者)から修正要望されることもある。このような場合にもビルドが必要であるため、速やかにユーザーの要望に応えることはできなかった。

0006

本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザーから表示器に表示されるメッセージ等の変更の要望があった際、複合機等の電子機器が設置された現場でメッセージ部分を含む動作プログラムを作り直し、且つ変更しようとするメッセージ部分の妥当性の確認が可能である電子機器および電子機器の管理方法を提供することにある。

課題を解決するための手段

0007

本発明の電子機器は、第1の情報を表示する表示部と、前記第1の情報および前記第1の情報の一部または全部を変更する第2の情報ならびに動作プログラムおよび当該動作プログラムの基となるソースコードが書き込まれる記憶部と、前記動作プログラムに基づいて処理を実行する制御回路と、管理装置が接続されている通信網に接続するための通信インターフェイスとを具備し、前記制御回路は、前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信し当該管理装置によって当該第2の情報が妥当であると判断された場合にのみ前記ソースコードと前記第1の情報と当該第2の情報とに基づいて前記動作プログラムを生成することを特徴とする。
この電子機器は、外部記憶装置を接続する外部インターフェイスを有し、前記制御回路は、前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信する前に前記外部記憶装置に書き込まれている前記第2の情報を前記記憶部に書き込むことを特徴とする。
または、諸情報を送信するコンピューターが前記通信インターフェイスに接続され、前記制御回路は、前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信する前に前記コンピューターから送られてくる前記第2の情報を前記記憶部に書き込むことを特徴とする。
さらに、前記管理装置によって前記第2の情報が妥当でないと判断された場合に、前記制御回路は妥当でない理由を前記表示部に表示することを特徴とする。
また本発明の電子機器の管理方法は、第1の情報を表示する表示部と、前記第1の情報および前記第1の情報の一部または全部を変更する第2の情報ならびに動作プログラムおよび当該動作プログラムの基となるソースコードが書き込まれる記憶部と、前記動作プログラムに基づいて処理を実行する制御回路と、管理装置が接続された通信網に接続する通信インターフェイスとを具備する電子機器において、前記制御回路が前記記憶部に書き込まれている前記第2の情報を前記管理装置へ送信する第1の行程と、前記管理装置が前記第2の情報が妥当であるか否かを判断する第2の行程と、前記管理装置によって前記第2の情報が妥当であると判断された場合に前記ソースコードと前記第1の情報と当該第2の情報とに基づいて前記動作プログラムを生成する第3の行程とを有することを特徴とする。
この電子機器の管理方法は、前記第1の行程の前に、外部記憶装置に書き込まれている前記第2の情報を前記記憶部に書き込む行程を有することを特徴とする。
または、前記第1の行程の前に、通信インターフェイスを介して外部のコンピューターから前記第2の情報が前記記憶部に書き込まれる行程を有することを特徴とする。
さらに、前記管理装置によって前記第2の情報が妥当でないと判断された場合に、前記制御回路が妥当でない理由を前記表示部に表示する行程を有することを特徴とする。

発明の効果

0008

本発明によれば、複合機等を設置した現場でメッセージ部分を含む動作プログラムを作り直し、且つ変更しようとするメッセージ部分の妥当性の確認が可能であるため、ユーザーからのメッセージ等の変更の要望に速やかに応えることができるという効果を奏する。

図面の簡単な説明

0009

本発明の一実施の形態におけるMFP1の外観構成ならびに管理装置9やコンピューター10との接続関係を示す図である。
本実施の形態におけるMFP1の電気的構成を示すブロック図である。
MFP1の記憶部72とフラッシュメモリー101の領域割り当てを示す図(メモリーマップ)である。
本実施の形態における液晶表示部62に表示される処理の選択画面とメッセージの変更について説明する図である。
本実施の形態におけるメッセージ変更処理の流れを示す図である。
フラッシュメモリー101に書き込んだデータのダウンロードについて説明する図である。
記憶部72におけるプログラムソースメッセージ文字列とファームウェアの関係を示す図である。
メッセージの文字列が変更された後の液晶表示部62の表示の例を示す図である。
本実施の形態において「妥当ではない」と判断されるようなメッセージの変更が要求された場合にフラッシュメモリー101に書き込まれる文字列や液晶表示部62の表示の例を示す図である。

実施例

0010

次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。本実施の形態の画像形成装置は、電子写真方式を利用したMFP(Multi Function Peripheral:複合機)1である。図1および図2を参照すると、MFP1はスキャナー部2とADF(Auto Document Feeder:原稿読み取り装置)3、本体部4、ならびに操作部6から構成されている。なおこれ以降、各図において同一構成要素には同一符号を付している。

0011

このADF3はスキャナー部2の上部に配設され、スキャナー部2は本体部4の上部に配設されている。また、スキャナー部2と本体部4との間には、排紙空間40が形成されている。なお本実施の形態は、MFP1を適用する例を説明するが、本発明の画像形成装置には、プリンターや複写機等が含まれることは、言うまでもない。

0012

ADF3は、原稿載置部31に載置された原稿(図示省略)を1枚ずつ順に繰り出し、この原稿をスキャナー部2上の対向する位置へ搬送する。スキャナー部2は、搬送された原稿の表面の画像を読み取る。なお、スキャナー部2およびADF3の内部については一般的な構成であるので、本実施の形態では図示並びに詳細な説明は省略する。

0013

本体部4には、印刷部5と給紙カセット41とを有している。この印刷部5の主な構成要素や給紙カセット41の内部構成については、一般的なものと同等であるので、本実施の形態では図示並びに詳細な説明は省略するが、給紙カセット41から記録紙(図示省略)を繰り出し、この記録紙の表面にトナーによって画像を形成し、熱定着等の処理を経て、記録紙Pを排紙空間40へ排出する。

0014

操作部6は、操作ボタン61や液晶表示部62を有しており、さらに操作部6内(操作ボタン61ならびに液晶表示部62の下方)には制御部7が設けられている。
制御部7は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)71や記憶部72、通信I/F(Interface:インターフェイス)73、外部バスI/F74等から構成されている。

0015

記憶部72は、図3(a)に示すように不揮発領域ならびに揮発領域から構成されている。この不揮発領域には、電力を供給しなくても情報を保持し得るフラッシュメモリー(flash memory:電気的書き換え可能半導体記憶装置一種)やPROM(Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive:固定磁気記憶装置)等が用いられる。また不揮発領域には、主に生産時や工場出荷時に諸情報が書き込まれる固定領域が含まれる。

0016

不揮発領域には、言語設定領域やMFP1全体を制御するファームウェア(制御プログラム)領域、後述するメッセージ入力領域、MFP1全体に関する各種設定情報領域等が設けられている。
また、上述の制御するファームウェアのソースを格納するプログラムソース領域や後述するメッセージ格納領域等も不揮発領域に設けられているが、通常これらは書き換えられることはないので、固定領域に設けられている。

0017

一方、揮発領域にはRAM(Random Access Memory:随時読み書き可能記憶装置)等が用いられる。
揮発領域には、スキャナー部2によって読み取った画像をデータ化して一時的に記憶する画像データ領域等が設けられている。なお、この画像データは、上述の不揮発領域に長期的に記憶される場合もある。

0018

通信I/F73は、公衆電話回線やLAN(Local Area Network)等の通信網8に接続され、ファクシミリ送受信したり、MFP1と同様に通信網8に接続された管理装置9やコンピューター10-1との間で情報を送受信するものである。なお、通信網8を介さずに例えばコンピューター10-2と接続する際のインターフェイスも、この通信I/F73に含まれる。また、図示ならびに詳細な説明はしないが、通信網8には本実施の形態のものと同様の複数のMFP1、MFP1・・・が接続され得ることは、言うまでもない。

0019

これらコンピューター10-1、コンピューター10-2・・・は、一般にMFP1の近傍(もしくは近隣)に設けられ、このMFP1を周辺機器として使用する他、MFP1のファームウェアや設定を変更する際にも使用される。
なおこれ以降、必要に応じてこれらコンピューター10-1、コンピューター10-2・・・を、単にコンピューター10と称する。

0020

上述の管理装置9は、一般的にはMFP1の使用状況や定期的なメンテナンスの管理、突発的な障害に際して、応急または恒久的な対応処理を自動もしくは手動で施す目的で設けられる。
本実施の形態の管理装置9ではこれに加えて、MFP1の液晶表示部62に表示されるメッセージの変更に際して、その妥当性や整合性を検証するための翻訳機能言語翻訳テーブルを備えているとともに、管理装置9だけでは妥当性や整合性の判断ができない場合にオペレーター90による判断を仰ぐための入出力機能等を備えている。
また本実施の形態では、コンピューター10はMFP1の設置現場12(またはその近傍)に設置され、管理装置9は工場販売拠点(何れも図示省略)等、設置現場12に対して遠隔地に設置されている。

0021

これらコンピューター10は、外部メモリー等を接続するためのUSB(Universal Serial Bus)インターフェイス等(図示省略)と、USBデバイスの形態を採るフラッシュメモリー101等を接続するための外部バス端子75aを備えている。
フラッシュメモリー101は図3(b)に示すように、各アドレスx000、x001・・・に、コードとメッセージ(後述)を書き込むことができるようになっている。

0022

MFP1に設けられた外部バスI/F74にも、コンピューター10と同様にUSBインターフェイスが用いられ、この外部バスI/F74に外部の機器を接続するための外部バス端子75bが、操作部6の側面等に設けられている。
こうしたMFP1の各部は、図2に示すようにバス11に接続され、CPU71は記憶部72に記憶された制御プログラムに(ファームウェア)基づいて、各種処理を行う。

0023

このような構成のMFP1で、次の処理の指示待ちの際には、図4(a)に示すように、次の処理の選択画面が液晶表示部62に表示される。この場合、このMFP1のユーザーは、例えば原稿をコピーする場合にはボタン61-1を押下し、原稿をFAXで送信する場合にはボタン61-2を押下するという具合に、操作ボタン61を操作して希望の処理に対応する番号を選択する(液晶表示部62がタッチパネル等を有していれば、液晶表示部62の領域62a-1を直接操作することも可能である)。

0024

次の処理の指示待ちの際に液晶表示部62の領域62a-1および領域62a-2に表示されるメッセージは、図3(a)に示した記憶部72のメッセージ領域に予め格納されており、言語1あるいは言語2、言語3・・・の何れかを選択すると、例えば領域62a-1に表示する数字に対応するコード番号の文字列が領域62a-2に表示される。
即ち、図4(a)の例では言語1が選択されており、従って液晶表示部62の領域62a-1で「(1)」(丸付き数字1を、このように表す。以下、丸付き数字は同様)に対応する位置にはコード番号1の「コピー」が表示され、同「(2)」に対応する位置にはコード番号2の「ファクス」が表示されている(以降同様)。

0025

ここで例えば、特定の地域向け図3(a)に示す記憶部72のメッセージ領域として言語2を選択すると、液晶表示部62には図4(b)に示すようなメッセージが表示される。
ところが、ユーザー等から「(3)」のメッセージ62b-1の「Scan」という表記は適正ではないので、メッセージ62b-2のように「Scanner」という表記に変更して欲しい旨の要望があったものとする。その際の変更処理の手順について、図5を参照して以下に説明する。なお図5では、破線より左がMFP1(設置現場12)側の処理であり、破線より右が管理装置9側の処理である。

0026

本実施の形態では、液晶表示部62の領域62a-2(図4(a)参照)に表示されるメッセージを変更する場合、コンピューター10によって、まず変更したいメッセージの文字列をフラッシュメモリー101に書き込む(Step11)。
なおこの作業は、フラッシュメモリー101をコンピューター10の外部バス端子75aに接続して行う。

0027

ここでは、図4(b)に示すように「(3)」のメッセージ62b-1の位置の表記を「Scanner」に変更するので、図6(a)に示すようにフラッシュメモリー101における[コード]3に対応するアドレスに、[メッセージ]として「Scanner」という文字列を書き込む。
なお、メッセージを変更しない部位(位置)に関しては、フラッシュメモリー101において対応するアドレスは空欄とするが、空白文字と区別するために、本実施の形態では「———」を便宜上の空欄とする。

0028

次に、変更すべきメッセージの文字列が書き込まれたフラッシュメモリー101を、MFP1の外部バス端子75bに接続する(Step12)。外部バス端子75bにフラッシュメモリー101が接続されると、CPU71はフラッシュメモリー101に書き込まれたデータをダウンロードする(Step13)。
このダウンロードとは、図6(a)ならびに図6(b)に示すように、フラッシュメモリー101に書き込まれたメッセージの文字列を読み出し、記憶部72におけるメッセージ入力領域の該当位置に書き込むことである。

0029

ここでCPU71は、記憶部72のメッセージ入力領域にダウンロードしたメッセージの文字列と、これに付随するデータ(言語設定情報等)を、通信I/F73から通信網8を介して管理装置9へ送信する(Step14)。
管理装置9は、データを送信したMFP1で選択されている言語(図3(a)に示す言語1、言語2、言語3・・・の何れか)に対して、受信した文字列の妥当性(意味が正しいか、他の言語ではないか、異なる処理内容ではないか等)を検証する(Step15)。
ここで管理装置9は、MFP1から送られてきた文字列に妥当性がある(本来のメッセージの文字列から変更しても障害とはならない)と判断した場合、このメッセージが「妥当である」旨をMFP1に対して返信する(Step21)。

0030

管理装置9から(メッセージが「妥当である」旨の)返信を受けたCPU71は、記憶部72に書き込まれているプログラムソース中、メッセージに相当する部分を同メッセージ入力領域の文字列に書き換え、ビルドを行う(Step22)。即ちここで言うビルドとは、図7に示すように、記憶部72に書き込まれているプログラムソースに、メッセージの文字列(図7の例では言語2)とメッセージ入力領域に書き込まれている変更データとを盛り込んで再構築し、コンパイルした実行ファイルファームウェア領域に書き込むことである。なお、本来は固定領域のデータは書き換えられるものではないが、図7では便宜上、変更されてファームウェアに取り込まれるメッセージの文字列を示している。
こうして、記憶部72に再度書き込まれたファームウェアが実行されると、液晶表示部62のメッセージ62b-1’の表示は、図8に示すように「Scanner」に変更される。

0031

ここで、上述のStep15で受信した文字列の妥当性を検証する際に、妥当ではないと判断される例について説明する。図9(a)は図4(b)に対応するものであるが、図9(a)の例では、ユーザー等から「(4)」のメッセージ62b-3の「Send」という表記に代えて、メッセージ62b-4のように「送る」という表記に変更して欲しい旨の要望があったものとする。
図9(a)のような要望に基づいて液晶表示部62のメッセージ62b-3に表示されるメッセージを変更する場合、フラッシュメモリー101における[コード]4に対応するアドレスには、図9(b)に示すように[メッセージ]として「送る」という文字列を書き込む。

0032

しかしながら本実施の形態では、上述の通りメッセージとして言語2を選択しており(図6参照)、「Send」に代わるメッセージとして「送る」は妥当でない。
管理装置9は、メッセージの変更に際して、その妥当性や整合性を検証するための翻訳機能や言語翻訳テーブルを備えているので、Step15ではMFP1から送られてきた文字列に妥当性がない(この場合、言語が異なる)と判断し、このメッセージが「妥当ではない」旨と、その理由等をMFP1に対して返信する(Step31)。
図9(c)に示すように、液晶表示部62のメッセージ62b-5位置に、妥当ではない理由を表示する(Step32)。

0033

このように本発明の実施の形態では、液晶表示器等に表示するメッセージ部分を変更する場合、複合機を設置した現場でメッセージ部分を含む動作プログログラムの作り直しが行われ、且つ変更しようとするメッセージ部分の妥当性の確認が可能である。従って、速やかにユーザーの要望に応えることができる。

0034

なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。
例えば上述の実施の形態では、メッセージ部分の変更に際してコンピューター10-2に接続したフラッシュメモリー101に文字列を書き込み、このフラッシュメモリー101をMFP1に接続して文字列を記憶部72に書き込んでいるが、コンピューター10-1のように通信網8に接続されたものであれば、コンピューター10-1から通信網8を介してMFP1の記憶部72に書き込んでもよい。

0035

また、上述の実施の形態では、液晶表示部62に表示されるメッセージの内、1つの文字列のみを変更する例を示したが、2つ以上の文字列を同時に変更するものであってもよい。
この場合、管理装置9が2つ以上の文字列について同時に妥当性を判断し、「妥当である」と「妥当ではない」の判断結果が混在する返信をした場合に、CPU71は文字列の各々の判定結果に応じてメッセージを変更したファームウェアをビルドしたり液晶表示部62に妥当ではない理由を表示するものであってもよい。

0036

さらには、常にこのような処理を経てファームウェアを書き換えることで、管理装置9には各MFP1の状態の記録が残ることになる。

0037

1MFP(電子機器)
8通信網
9管理装置
10コンピューター
62液晶表示部(表示部)
71 CPU(制御回路)
72 記憶部
73通信インターフェイス(通信I/F)
74外部インターフェイス(外部バスI/F)
101フラッシュメモリー(外部記憶装置)

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