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技術 建築物の改装方法、建築物

出願人 河合徳治高松邦明
発明者 河合徳治
出願日 2014年2月21日 (5年9ヶ月経過) 出願番号 2014-031579
公開日 2015年8月27日 (4年2ヶ月経過) 公開番号 2015-155630
状態 拒絶査定
技術分野 居住または事務用建築物 既存建築物への作業
主要キーワード 生活スペース アパートメント 社会情勢 中廊下 少子化 洗濯室 防火設備 複数階建て
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年8月27日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

文化住宅(二階建て割りアパートメントハウス)等を比較的安価な改装により新たな用途に供することができる建築物改装方法を提供する。

解決手段

行方向に拡張し壁で区画された居住空間を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物に対し、居住空間の奥行方向の中間部に、各居住空間を隔てる壁を貫通するように幅方向延伸する中廊下7を形成し、当該中廊下7により各居住空間を二つの室に区画して、それぞれを新たな居住空間5、6として利用できるようにした。

概要

背景

この種の建築物は、比較的低コスト共同住宅集合住宅として利用されている(例えば、下記特許文献を参照)。特に、関西地方では、第二次大戦後に多数建設された、分譲または賃貸のための二階建て割りアパートメントハウスのことを“文化住宅”と呼んでいる。

概要

文化住宅(二階建ての棟割りアパートメントハウス)等を比較的安価な改装により新たな用途に供することができる建築物の改装方法を提供する。奥行方向に拡張し壁で区画された居住空間を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物に対し、居住空間の奥行方向の中間部に、各居住空間を隔てる壁を貫通するように幅方向延伸する中廊下7を形成し、当該中廊下7により各居住空間を二つの室に区画して、それぞれを新たな居住空間5、6として利用できるようにした。

目的

その場合には、彼等の生活を見守ったり、食事風呂等の準備をしたりするスタッフ寮母さんのような人)や、彼等に医療サービスを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

行方向に拡張し壁で区画された居住空間を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物改装する方法であって、前記居住空間の奥行方向の中間部に、各居住空間を隔てる前記壁を貫通するように幅方向延伸する中廊下を形成し、当該中廊下により各居住空間を二つの室に区画して、それぞれを新たな居住空間として利用できるようにする建築物の改装方法

請求項2

前記建築物は複数階建てであり、その各階において前記中廊下を形成して前記室を設ける請求項1記載の建築物の改装方法。

請求項3

改装前の前記建築物の各居住空間は、奥行方向の一端側が幅方向に延伸する外廊下連接しているものであり、前記中廊下により区画されてなる前記室のうちの前記外廊下側の室の床面積を当該外廊下まで拡張する請求項1または2記載の建築物の改装方法。

請求項4

奥行方向に拡張し壁で区画された居住空間を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物に対し、前記居住空間の奥行方向の中間部に、各居住空間を隔てる前記壁を貫通するように幅方向に延伸する中廊下を形成し、当該中廊下により各居住空間を二つの室に区画して、それぞれを新たな居住空間として利用できるようにした建築物。

請求項5

前記建築物は複数階建てであり、その各階において前記中廊下を形成して前記室を設けた請求項5記載の建築物。

請求項6

改装前の前記建築物の各居住空間は、奥行方向の一端側が幅方向に延伸する外廊下に連接しているものであり、前記中廊下により区画されてなる前記室のうちの前記外廊下側の室の床面積を当該外廊下まで拡張した請求項4または5記載の建築物。

技術分野

0001

本発明は、奥行方向に拡張し壁で区画された居住空間を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物改装する方法に関する。

背景技術

0002

この種の建築物は、比較的低コスト共同住宅集合住宅として利用されている(例えば、下記特許文献を参照)。特に、関西地方では、第二次大戦後に多数建設された、分譲または賃貸のための二階建て割りアパートメントハウスのことを“文化住宅”と呼んでいる。

先行技術

0003

特開平11−152913号公報

発明が解決しようとする課題

0004

近時の少子化、非婚化そして個人化社会情勢により、世帯または家族による居住を前提とするこの種の旧式住宅に対する需要減少傾向にある。しかしながら、これを完全に取り壊して更地とし、新たな建築物を新築することには多大な投資が必要となる。それ故、家主にとって悩みの種となっている。

0005

本発明は、比較的安価な改装によりこの種の旧式住宅を新たな用途に供することができるようにし、その価値を再生することを所期の目的としている。

課題を解決するための手段

0006

本発明では、奥行方向に拡張し壁で区画された居住空間を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物に対し、前記居住空間の奥行方向の中間部に、各居住空間を隔てる前記壁を貫通するように幅方向延伸する中廊下を形成し、当該中廊下により各居住空間を二つの室に区画して、それぞれを新たな居住空間として利用できるようにした。ここで、「奥行方向の中間部」とは、奥行方向の両端の間に位置する部位を意味し、奥行寸法ちょうど中央には限定されない。

0007

前記建築物が複数階建てである場合には、その各階において前記中廊下を形成して前記室を設けることが好ましい。

0008

改装前の前記建築物の各居住空間が、奥行方向の一端側が幅方向に延伸する外廊下連接しているものである場合、前記中廊下により区画されてなる前記室のうちの前記外廊下側の室の床面積を当該外廊下まで拡張することが好ましい。

発明の効果

0009

本発明によれば、比較的安価な改装によりこの種の旧式住宅を新たな用途に供することが可能となり、その価値を再生することができる。

図面の簡単な説明

0010

本発明の一実施形態における、改装前の建築物の一階部分の構造を示す平面図。
同実施形態における、改装前の建築物の二階部分の構造を示す平面図。
同実施形態における、改装後の建築物の一階部分の構造を示す平面図。
同実施形態における、改装後の建築物の二階部分の構造を示す平面図。

実施例

0011

本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1及び図2に、本発明の適用対象となる、改装前の建築物の構造の一例を示す。この建築物は、木造の二階建て共同住宅、いわゆる文化住宅である。図1は一階の平面図であり、図2は二階の平面図である。一階、二階ともに、奥行方向に拡張する居住空間1を複数戸、幅方向に並べ連ねた構造を有している。

0012

隣り合う居住空間1は、奥行方向に伸長する壁4により隔絶されている。図中、建築物の壁4を太い黒線で描画している。各居住空間1は、奥行方向の一端側が、幅方向に延伸する共用の外廊下2に連接している。そして、その外廊下2に連接する手前方に、各居住空間1に出入りするための玄関11を備えている。一階と二階との間は、外廊下2の端部に連なる共用の階段3によって上り下りすることができる。外廊下2及び階段3は、屋外にある。

0013

各居住空間1は、ほぼ同等の床面積を有し、互いに相似した間取りとなっている。具体的には、玄関11に隣接して台所12があり、それら玄関11及び台所12の奥に三畳間(畳敷きの和室)13及び押入14があり、さらにその奥に釣床(壁床、床の間)16を有した六畳間(和室)15がある。各居住空間1の最奥方には、ベランダ17及び便所18を備えている。

0014

図3及び図4に、本実施形態に係る改装方法を用いて改装した建築物の構造を示す。図3は一階の平面図であり、図4は二階の平面図である。本実施形態では、図1及び図2に示した建築物の居住空間1の奥行方向の中間部に、各居住空間1を隔てる壁4を貫通するように幅方向に延伸した中廊下7を形成し、当該中廊下7により各居住空間1を二つの室(または、部屋)5、6に区画している。

0015

中廊下7は、かつての三畳間13及び押入14のあった場所を通路化したものである。これにより、かつて居住空間1を構成していた室(部屋)の一つである六畳間15を、そのまま新たな室6として再利用できる。

0016

加えて、本実施形態では、一つの居住空間1を中廊下7により区画して得られる二つの室5、6のうち、外廊下2側にある室5を当該外廊下2まで拡張し、二つの室5、6の床面積をほぼ同等にしている。この結果、改装前の外廊下2は廃され、新たな居住空間となる各室5、6への出入りは中廊下7を介して行うこととなる。

0017

中廊下7と各室5、6との境界には、新たに壁4を設ける。中廊下7から各室5、6への出入口には、引き戸ドア等を配設することができる。

0018

各室5、6のうち、床面積を拡張したかつての外廊下2側の室5は六畳間(フローリング床洋室)とし、かつてのベランダ17側の室6は改装前と同じく釣床16を有した六畳間(和室)としている。

0019

また、かつて存在したベランダ17及びこれに連接する便所18を撤去している。

0020

一階と二階との間は、階段81及びエレベータ82によって上り下りすることができる。改装前の建築物の外廊下2及び階段3は屋外にあったが、改装後の建築物の中廊下7、階段81及びエレベータ82は屋内にある。改装後の建築物は、種々の設備をおしなべて屋内化するようにしており、一階の中廊下7の端部に共用の玄関83を新たに設けている。

0021

さらに、改装後の建築物の屋内には、中廊下7に連通するように、共用の便所84や洗面台85、脱衣室及び浴室86、台所87、洗濯室88、汚物処理室89、食堂80等を設ける。屋外には、玄関83に連なるスロープ91、駐車場92、駐輪場93等を設ける。

0022

改装後の建築物は、共同生活スペースシェアハウス、簡易宿泊施設等として利用することができる。特に、今後増加することが予想される独居老人に集まって一緒に住んでもらい、互いの繋がり、そして彼等と社会との繋がりを維持しながら、健康的かつ文化的な生活を享受してもらうための施設として、本実施形態の建築物を有効に活用することが可能であると考えられる。

0023

高齢化社会を迎えた今日、依然として十分に健康な老人や、介護までは必要としない要支援レベルの老人は多数存在しており、彼等の福祉をどのようにするべきかが大きな課題となっている。本実施形態の建築物を活用すれば、居住空間として室5、6を彼等一人一人一室ずつ割り当て、一人一人の個性及びプライバシを尊重しながら、万一の事象が発生したときにも速やかにこれを発見し、医学的処置その他の対応をとることができよう。

0024

その場合には、彼等の生活を見守ったり、食事風呂等の準備をしたりするスタッフ寮母さんのような人)や、彼等に医療サービスを提供するスタッフ(医師看護師介護士等)に常駐または常勤してもらうことが望ましい。また、夜間に緊急事態が発生した場合等に医療機関等に速やかに連絡できるよう、通報ないし連絡のための機器(特に、警備会社等が提供するもの)を各室5、6に配備するか、各人に携行してもらうことが望ましい。

0025

本実施形態では、奥行方向に拡張し壁4で区画された居住空間1を複数戸幅方向に並べ連ねた態様の建築物に対し、前記居住空間1の奥行方向の中間部に、各居住空間1を隔てる前記壁4を貫通するように幅方向に延伸する中廊下7を形成し、当該中廊下7により各居住空間1を二つの室5、6に区画して、それぞれを新たな居住空間5、6として利用できるようにした。

0026

本実施形態によれば、比較的安価な改装で旧式住宅を新たな用途に供することが可能となり、その価値を再生することができる。

0027

前記建築物が複数階建てである場合に、その各階において前記中廊下7を形成して前記室5、6を設ければ、新たな利用に供することのできる居住空間5、6の数を増やすことができる。

0028

改装前の前記建築物の各居住空間1が、奥行方向の一端側が幅方向に延伸する外廊下2に連接しているものである場合に、前記中廊下7により区画されてなる前記室5、6のうちの前記外廊下2側の室5の床面積を当該外廊下2まで拡張すれば、外廊下2側の室5を利便性の高い有用な居住空間として再生できる。さらに、転落事故や外部からの犯罪者侵入等の要因となる外廊下2を廃止し、中廊下7からの出入りに一本化することで、安全性及び防犯性がより一層高まる。

0029

なお、本発明は以上に詳述した実施形態には限られない。特に、建築物の改装に際して、必要であれば、構造計算及び補強工事役所消防当局との打ち合わせ防火設備の設置等を追加で行うことが好ましい。

0030

その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。

0031

本発明は、特に、旧式住宅の改装に利用することができる。

0032

1…改装前の居住空間
2…改装前の外廊下
4…壁
5、6…改装後の居住空間(室)
7…改装後の中廊下

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