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技術 ルール違反傾向測定方法及びその装置

出願人 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明者 増田貴之北村康宏秋保直弘中村竜重森雅嘉
出願日 2014年2月17日 (5年4ヶ月経過) 出願番号 2014-027106
公開日 2015年8月24日 (3年10ヶ月経過) 公開番号 2015-153202
状態 特許登録済
技術分野 特定用途計算機
主要キーワード 非日常的 違反回数 傾向性 創造性 質問紙 発生傾向 合計得点 ヒューマンエラー
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年8月24日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (8)

課題

パソコン上の課題を行うという非日常場面で、明確にルールが設定されているにもかかわらず、ルール違反が生じるという条件を満たす、ルール違反傾向測定方法を提供する。

解決手段

パソコン上でルール違反を生じるような、複数の質問項目1〜10及びそれらの質問項目1〜10に対応する別個画面での回答欄チェックボックスを設定し、前記質問項目1〜10と回答欄との両者を同時に見ることはできないように構成し、前記パソコンの画面に提示される質問項目1〜10に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定する。

概要

背景

ここで、ルール違反傾向とは、定められたルールから意図的に逸脱する個人傾向性のことである。ルール違反傾向は、道路交通場面や産業場面において、事故を引き起こしたり、その被害を拡大したりする要因として、重要なものであると捉えられている。

これまで、ルール違反傾向を測定するツールとしては、質問紙がしばしば用いられてきた。また、パソコン上の課題を用いて、課題上の行動傾向からルール違反傾向を測定することも試みられている。

概要

パソコン上の課題を行うという非日常場面で、明確にルールが設定されているにもかかわらず、ルール違反が生じるという条件を満たす、ルール違反傾向測定方法を提供する。パソコン上でルール違反を生じるような、複数の質問項目1〜10及びそれらの質問項目1〜10に対応する別個画面での回答欄チェックボックスを設定し、前記質問項目1〜10と回答欄との両者を同時に見ることはできないように構成し、前記パソコンの画面に提示される質問項目1〜10に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定する。

目的

本発明は、上記状況に鑑みて、パソコン上の課題を行うという非日常場面で、明確にルールが設定されているにもかかわらず、ルール違反が生じるという条件を満たす、ルール違反傾向測定方法及びその装置を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
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請求項1

パソコン上でルール違反を生じるような、複数の質問項目及びそれらの質問項目に対応する別個画面での回答欄チェックボックスを設定し、前記質問項目と回答欄との両者を同時に見ることはできないように構成し、前記パソコンの画面に提示される質問項目に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に当該ページのすべての質問項目に対する各回答欄に一度にチェックを入れることができるボタンが配置されているが、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定することを特徴とするルール違反傾向測定方法

請求項2

請求項1記載のルール違反傾向測定方法において、更に、ルール違反を誘発するために、質問数、ページ数ともに多くなるようにすることを特徴とするルール違反傾向測定方法。

請求項3

請求項1又は2記載のルール違反傾向測定方法において、更に、質問項目は一般的にはほとんどの人が当てはまる質問項目とすることを特徴とするルール違反傾向測定方法。

請求項4

請求項1、2又は3記載のルール違反傾向測定方法において、更に、課題実施時にはマウスホイールが機能しないように設定し、パソコン画面上下移動のためには、画面のスクロールバードラッグするように構成したことを特徴とするルール違反傾向測定方法。

請求項5

パソコン上でのルール違反を生じるような、複数の質問項目及びそれらの質問項目に対応する別個の画面での回答欄のチェックボックスと、前記質問項目と回答欄との両者を同時に見ることはできないように設定された別個の画面と、前記パソコンの画面に提示される質問項目に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に当該ページのすべての質問項目に対する各回答欄に一度にチェックを入れることができるボタンとが配置され、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定するように構成したことを特徴とするルール違反傾向測定装置

請求項6

請求項5記載のルール違反傾向測定装置において、操作ログ情報入力装置と、入力インターフェースと、CPU(中央処理装置)と、記憶装置と、出力インターフェースと、各ページ毎のルール違反の有無やその回数が出力される出力装置を含むパソコン機能具備することを特徴とするルール違反傾向測定装置。

技術分野

0001

本発明は、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと言う)上に設定される課題を実行することで、ルール違反傾向を測定するルール違反傾向測定方法及びその装置に関するものである。

背景技術

0002

ここで、ルール違反傾向とは、定められたルールから意図的に逸脱する個人傾向性のことである。ルール違反傾向は、道路交通場面や産業場面において、事故を引き起こしたり、その被害を拡大したりする要因として、重要なものであると捉えられている。

0003

これまで、ルール違反傾向を測定するツールとしては、質問紙がしばしば用いられてきた。また、パソコン上の課題を用いて、課題上の行動傾向からルール違反傾向を測定することも試みられている。

0004

特開2009−288918号公報

先行技術

0005

ヒューマンエラー発生傾向を測定するための模擬課題の開発」、重森雅嘉 外2名,鉄道総研報告,Vol.20,No.3,pp.11−16,2006.3
違反行動誘発課題における課題遂行コストとリスク認知について」,和田 一成 外5名,社団法人電子情報通信学会,信学技報IEICE Technical ReportSSS2007−14,(2007−08),pp.5−8

発明が解決しようとする課題

0006

従来から用いられている質問紙では、回答者に対して、ルール違反にかかわる行動を行うかどうか、またはその程度を複数の質問項目によってね、その合計得点などからルール違反傾向を測定している。しかし、回答者が質問項目に正直答えているかどうかわからないという問題点がある。そのため、質問紙によって測定されたルール違反傾向と、現実場面でのルール違反傾向が一致するかどうかを確認するために、ルール違反により検挙された回数等を別途尋ね、両者の相関分析するなどの方法が取られている。しかし、ルール違反がすべて検挙されるわけではないため、その回数が分析対象として適切かどうかについては問題が残る。

0007

また、質問紙に代わる方法としてパソコン上の課題を用いてルール違反傾向を測定することも試みられているが、現実と乖離した課題や、ルール違反とは言えないような課題が用いられており、パソコン上の課題における行動傾向によってルール違反傾向を測定するツールは確立されていない。

0008

パソコン上の課題を用いてルール違反傾向を測定するためには、課題上でルール違反が生じる必要がある。しかし、パソコン上の課題を行うという非日常的な状況で、ルール違反を生じさせることは非常に難しい。なぜなら、ルール違反は社会的に望ましいものではないため、ルール違反傾向を持つ課題実施者であっても、普段よりも真に課題に取り組んでしまうからである。また、定められたルールから意図的に逸脱する個人の傾向性というルール違反傾向の定義を考えると、課題上でのルールを明確にする必要がある。しかし、ルールを明確にすることで、課題実施者が全くルール違反しなくなってしまえば、ルール違反傾向を測定することはできない。

0009

したがって、ルール違反傾向が測定可能なパソコン上の課題とは、課題を行うという非日常場面で、明確にルールが設定されているにもかかわらず、ルール違反が生じるという条件を満たす必要がある。しかし、現段階でこれらの条件を満たすパソコン上の課題は存在しない。

0010

本発明は、上記状況に鑑みて、パソコン上の課題を行うという非日常場面で、明確にルールが設定されているにもかかわらず、ルール違反が生じるという条件を満たす、ルール違反傾向測定方法及びその装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0011

本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕ルール違反傾向測定方法において、パソコン上でルール違反を生じるような、複数の質問項目及びそれらの質問項目に対応する別個画面での回答欄チェックボックスを設定し、前記質問項目と回答欄との両者を同時に見ることはできないように構成し、前記パソコンの画面に提示される質問項目に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に当該ページのすべての質問項目に対する各回答欄に一度にチェックを入れることができるボタンが配置されているが、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定することを特徴とする。

0012

〔2〕上記〔1〕記載のルール違反傾向測定方法において、更に、ルール違反を誘発するために、質問数、ページ数ともに多くなるようにすることを特徴とする。

0013

〔3〕上記〔1〕又は〔2〕記載のルール違反傾向測定方法において、更に、質問項目は一般的にはほとんどの人が当てはまる質問項目とすることを特徴とする。

0014

〔4〕上記〔1〕、〔2〕又は〔3〕記載のルール違反傾向測定方法において、更に、課題実施時にはマウスホイールが機能しないように設定し、パソコン画面上下移動のためには、画面右のスクロールバードラッグするように構成したことを特徴とする。

0015

〔5〕ルール違反傾向測定装置において、パソコン上でルール違反を生じるような、複数の質問項目及びそれらの質問項目に対応する別個の画面での回答欄のチェックボックスと、前記質問項目と回答欄との両者を同時に見ることはできないように設定された別個の画面と、前記パソコンの画面に提示される質問項目に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に当該ページのすべての質問項目に対する各回答欄に一度にチェックを入れることができるボタンとが配置され、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定するように構成したことを特徴とする。

0016

〔6〕上記〔5〕記載のルール違反傾向測定装置において、操作ログ情報入力装置と、入力インターフェースと、CPU(中央処理装置)と、記憶装置と、出力インターフェースと、各ページ毎のルール違反の有無やその回数が出力される出力装置を含むパソコン機能具備することを特徴とする。

発明の効果

0017

本発明によれば、行動傾向に基づき、かつ現実のルール違反場面に即した課題を用いてルール違反傾向を測定することができる。

0018

このような、これまで実現していなかったルール違反傾向測定ツールを実現する工夫を凝らした発明は、高い創造性を有するものである。また、このようなツールは、様々な業種に求められているものであり、社会的にも非常に有益である。

図面の簡単な説明

0019

本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムの質問項目を表示したパソコン画面を示す図である。
本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムの回答欄を表示したパソコン画面を示す図である。
本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムの各ボタンを表示したパソコン画面を示す図である。
本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムの終了ボタンを表示したパソコン画面を示す図である。
本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムのブロック図である。
本発明の実施例を示す課題の進め方を示す図である。
本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムの動作フローチャートである。

0020

本発明のルール違反傾向測定方法は、パソコン上でルール違反を生じるような、複数の質問項目及びそれらの質問項目に対応する別個の画面での回答欄のチェックボックスを設定し、前記質問項目と回答欄との両者を同時に見ることはできないように構成し、前記パソコンの画面に提示される質問項目に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に当該ページのすべての質問項目に対する各回答欄に一度にチェックを入れることができるボタンが配置されているが、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定する。

0021

以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。

0022

本発明のルール違反傾向測定システムの構成について説明する。

0023

図1は本発明の実施例を示すルール違反傾向測定システムの質問項目を表示したパソコン画面を示す図、図2はその回答欄を表示したパソコン画面を示す図、図3はその各ボタンの配置を表示したパソコン画面を示す図、図4はその終了ボタンを表示したパソコン画面を示す図、図5はそのブロック図、図6はその課題の進め方を示す図である。

0024

本発明のルール違反傾向測定システムは、パソコン機能を有しており、図5に示すように、操作ログ情報入力装置51、入力インターフェース52、CPU(中央処理装置)53、各ページでの違反回数を記録する記憶装置54、出力インターフェース55、ディスプレイ56、ルール違反を開始したページ番号や違反回数の出力装置57を具備している。ここでは、各ページで違反した回数(すべてチェックの場合は違反の有無)がコンピュータ上に記録され、その結果に基づいて、違反を開始したページ番号や違反回数が算出される。そして、算出結果がディスプレイ上に表示されたり、コンピュータ内にファイルとして出力される。

0025

本発明のルール違反傾向測定は、質問項目(テスト項目)が開始されると、図1に示すように、パソコン画面上に質問項目(テスト項目)1〜10が提示される。課題実施者は質問項目(テスト項目)1を読んだ後、画面右端のスクロールバー11を操作し、図2に示すように、回答欄のチェックボックス番号21を表示させ、質問項目(テスト項目)1に当てはまる場合はチェックボックス番号21の回答欄のチェックボックス31にチェックを入れる。課題実施者は回答欄のチェックボックス31にチェックを入れた後、再度画面右端のスクロールバー11を操作し、次に、質問項目(テスト項目)2を表示させる。課題実施者は、図6に示すように、すべての質問項目(テスト項目)1〜10に対して上記した操作を繰り返す。すなわち、図6(a)に示すように、質問項目1、つまり第1問目読む。そして、図6(b)に示すように、別個の画面での回答欄の第1問目をチェックする。次に、図6(c)に示すように、別個の画面での質問項目(テスト項目)2、つまり第2問目を読む。そして、図6(d)に示すように、別個の画面での回答欄の第2問目をチェックする。この操作をこのページの最終の質問項目(テスト項目)10まで繰り返す。

0026

また、画面最上部および最下部には、図3に示すように、「次のページへ」ボタン41、「すべてチェック」ボタン42,43の3つのボタンが表示されており、「次のページへ」ボタン41を押すことで次のページの問題に進むことができる。そこで、「すべてチェック」ボタン42を押すことで、図3に示すように、そのページ内のすべての質問項目(テスト項目)1〜10にチェックを入れることができる。

0027

最終ページの質問項目(テスト項目)への回答を終えると、図4に示すように、終了ボタン44が表示され、終了ボタン44を押すと測定が終了する。

0028

測定中には、図5に示すように、ボタン押下やスクロールバーの操作ログが記録されており、すべてのページの質問項目(テスト項目)に回答し、終了ボタンを押すと、ルール違反をし始めたページ番号や、ルール違反回数が出力される。

0029

図7はそのルール違反傾向測定システムの動作フローチャートである。

0030

この図において、ルール違反傾向の測定を開始し(ステップS1)、回答画面の表示を行い(ステップS2)、操作ログの取得を行い(ステップS3)、回答画面の次のページを開き(ステップS4)、ルール違反の判定・記録を行う(ステップS5)、ルール違反傾向の測定は上記ステップS2〜ステップS5を繰り返して行い、ルール違反傾向の測定が終了(ステップS6)したら、ルール違反を始めたページ番号の出力や、ルール違反回数出力等の結果を出力する(ステップS7)。

0031

上記したように、パソコン上でのルール違反を生じるような、複数の質問項目及びそれらの質問項目に対応する別個の画面での回答欄のチェックボックスを設定し、質問項目と回答欄の両者を同時に見ることはできないように構成し、前記パソコンの画面に提示される質問項目に当てはまるか否か、前記回答欄のチェックボックスをクリックして回答させるとともに、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に、当該ページのすべての質問項目に対する各回答欄に一度にチェックを入れることができるボタン(「すべてチェック」ボタン)を配置しておくが、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールとしておき、これに違反する場合には、ルール違反として測定する。

0032

更に、ルール違反を誘発するために、質問数、ページ数ともに多くなるように構成する。

0033

また、質問項目は一般的にはほとんどの人が当てはまる質問項目を設定する。

0034

更に、課題実施時にはマウスホイールが機能しないようになっているため、パソコン画面の上下移動のためには、画面右のスクロールバーをドラッグする必要があるように構成する。

0035

本発明のルール違反傾向測定方法は、パソコンの画面に提示される質問項目(テスト項目)に当てはまるか否か、回答欄のチェックボックスをクリックして回答するという課題を用いてルール違反傾向を測定する。回答欄のチェックボックスをクリックして質問項目に回答するという作業は、パソコンを用いて日常的に行われているため、現実と乖離した課題にはなっていない。

0036

また、課題は、パソコン上で安全態度を測定するという名目で実施される。課題実施者には、安全態度を測定するというダミーの目的が伝えられているため、パソコン上で課題を実施するという非日常場面であってもルール違反を誘発しやすくなっている。

0037

さらに、本発明のルール違反傾向測定方法で用いる課題は次のような特徴も持っている。課題実施者は、質問項目に当てはまる場合には個々の質問項目に対応する回答欄のチェックボックスをクリックすることでチェックを入れて回答する。このとき、質問項目はページの最上部に、回答のためのチェックボックスは最下部に配置されており、両者を同時に見ることはできないようになっている。したがって、課題実施者が質問に回答するには、画面を何度も上下に移動する必要がある。また、個々の質問項目に対する回答欄のチェックボックスとは別に、「すべてチェック」ボタンが配置されている。このとき、課題実施者には2つのルールが明確に伝えられている。1つ目は、「すべてチェック」ボタンは押してはいけないというルール、2つ目は、問題は1問ずつ読んで1問ずつ回答すること、すなわち、一度に複数の質問項目を読んで、複数の回答欄に同時にチェックしてはいけないというルールである。したがって、一度に複数の質問文を読んでまとめてチェックを入れたり、「すべてチェック」ボタンを押したりした場合にはルール違反となる。このように、ルールを明確に伝えることで、このルールから逸脱した場合には、ルール違反の定義に当てはまることが明確となる。

0038

また、ルール違反を誘発するために、様々な工夫がなされている。本発明のルール違反傾向測定方法における課題では、問題数、ページ数ともに多く、さらに、質問項目は一般的にはほとんどの人が当てはまる質問項目となっている。したがって、課題実施者がチェックすべき項目は多くなり、ルール通りに課題を遂行することは非常に面倒になる。加えて、課題実施時にはマウスホイールが機能しないようになっているため、画面の上下移動のためには、画面右のスクロールバーをドラッグする必要がある。このことが、さらに面倒さを増している。以上の工夫によって、ルール違反を誘発することができる。

0039

上記の工夫によって、本発明のルール違反傾向測定方法におけるパソコン課題は、ルール違反傾向が測定可能なパソコン上での方法の要件を満たすことが可能となる。

0040

また、本発明のルール違反傾向測定方法は、連続で回答した回数、「すべてチェック」ボタンを押したかどうかをページごとに記録し、出力することができる。ルール違反をし始めたページ番号や、ルール違反回数によって、課題実施者のルール違反傾向を表すことができる。

実施例

0041

なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。

0042

本発明のルール違反傾向測定方法及びその装置は、パソコン上の課題を行うという非日常場面で、明確にルールが設定されているにもかかわらず、ルール違反が生じるという条件を満たす、ルール違反傾向測定方法及びその装置として利用可能である。

0043

1〜10パソコン画面上の質問項目(テスト項目)
11スクロールバー
21〜30回答欄のチェックボックス番号
31〜40 回答欄のチェックボックス
41 「次のページへ」ボタン
42,43 「すべてチェック」ボタン
44 終了ボタン
51操作ログ情報入力装置
52入力インターフェース
53 CPU(中央処理装置)
54記憶装置
55出力インターフェース
56ディスプレイ
57ルール違反を開始したページ番号や違反回数の出力装置

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