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技術 仮想マシン管理システム、仮想マシン管理装置、仮想マシン管理方法、及び仮想マシン管理プログラム

出願人 日本電気株式会社
発明者 小沼寛明
出願日 2014年2月13日 (6年9ヶ月経過) 出願番号 2014-025565
公開日 2015年8月24日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2015-153080
状態 特許登録済
技術分野 マルチプログラミング
主要キーワード 稼働台数 仮想マシン管理装置 マスクROM 接続済み 定期メンテナンス 固定パスワード 接続管理テーブル ログアウト後
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年8月24日)のものです。
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図面 (10)

課題

ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせた上で、ログインの集中に伴う負荷を低減すること。

解決手段

複数の仮想マシンIDのそれぞれに、複数のユーザIDの組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶装置と、複数の仮想マシンを管理する仮想マシン管理装置と、を備え、仮想マシン管理装置は、複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザIDに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、外部の端末から、複数のユーザIDのうち一つを含む接続要求受け付け、当該接続要求に含まれるユーザIDに基づく事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザIDによりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、を備える。

概要

背景

シンクライアントシステムは、企業を中心に、セキュリティモビリティ及びマシンの管理の観点から普及が進んでいる。シンクライアントシステムの実現方法としては、例えば、仮想C型と言われるものがある。仮想PC型は、サーバマシン上に仮想的なPC(仮想PC、仮想マシン、VM(Virtual Machine)等と呼ばれる。以下、「仮想マシン」という。)を作成し、ネットワーク経由で利用する形態である。

シンクライアントシステムでは、接続管理ソフトコネクションブローカと呼ばれる)が用いられることがある。接続管理ソフトは、ユーザが端末から仮想マシンに接続する際、どの仮想マシンに接続するかを決定することや、ユーザの利用情報を管理すること等に用いられる。ユーザは、端末から接続管理ソフトにアクセスし、自分が利用するべき仮想マシンを配分され、その仮想マシンにアクセスすることで仮想マシンを利用する。

シンクライアントシステムは多くの企業で利用されている。そして、多くの企業では、始業時間が決まっており、その始業時間前後にログインが集中することが多い。このような状況は、「ログインストーム」と呼ばれることがある。仮想PCサーバストレージにとって、このログインストームは、通常業務中等の負荷よりも大きくなることもある。そこで、ログインストームを解決する手段として、例えば特許文献1の技術がある。

特許文献1には、ネットワーク上又はクライアント装置内のストレージ装置に格納されたディスクイメージを用いてクライアント装置を起動する管理サーバを備えるネットブートシステムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかる管理サーバは、クライアント装置の稼働状況等が所定の条件に当てはまる時に、利用者認証用情報を用いて該当クライアント装置にアクセスし、動作指示を行うものである。所定の条件とは、クライアント装置が未稼働であり、利用者がほぼ退社している夜中や早朝時である等である。

概要

ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせた上で、ログインの集中に伴う負荷を低減すること。複数の仮想マシンIDのそれぞれに、複数のユーザIDの組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶装置と、複数の仮想マシンを管理する仮想マシン管理装置と、を備え、仮想マシン管理装置は、複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザIDに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、外部の端末から、複数のユーザIDのうち一つを含む接続要求受け付け、当該接続要求に含まれるユーザIDに基づく事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザIDによりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、を備える。

目的

本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせた上で、ログインの集中に伴う負荷を低減するための
仮想マシン管理サーバ仮想マシン管理システム仮想マシン管理方法、及び仮想マシン管理プログラムを提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

複数の仮想マシン識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶装置と、前記複数の仮想マシンを管理する仮想マシン管理装置と、を備え、前記仮想マシン管理装置は、前記複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、を備える仮想マシン管理システム

請求項2

前記接続要求処理部は、前記選択した仮想マシンに前記事前ログイン処理が実行済みのユーザ識別情報のうち、前記接続要求に含まれるユーザ識別情報以外のユーザ識別情報についてログアウト処理を行う請求項1に記載の仮想マシン管理システム。

請求項3

前記接続要求処理部は、前記接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンが存在しない場合、他の仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続すると共に、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報以外のユーザ識別情報についてログアウト処理を行う請求項1又は2に記載の仮想マシン管理システム。

請求項4

前記事前ログイン処理部は、前記複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に対応する情報を該当する仮想マシンに読み込み、前記接続要求は、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に対応するパスワードをさらに含み、前記接続要求処理部は、前記接続要求に含まれるユーザ識別情報及びパスワードによる認証処理を行い、認証された場合に、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。

請求項5

前記複数の仮想マシンに対応する複数のディスクデータを記憶する記憶部を有し、当該記憶部から前記複数のディスクデータのそれぞれを読み出して前記複数の仮想マシンとして実行する仮想マシン実行サーバをさらに備え、前記記憶装置は、前記複数のディスクデータの基準となるマスタデータをさらに記憶し、前記仮想マシン管理装置は、前記複数の仮想マシンのそれぞれからの各ユーザのログアウト後に、前記記憶部から前記複数のディスクデータに含まれる各ユーザに関する複数のプロファイル情報を抽出し、前記抽出した複数のプロファイル情報を前記記憶装置へ保存し、前記記憶装置に記憶されたマスタデータに前記保存された複数のプロファイル情報を追加して当該マスタデータを更新し、前記更新後のマスタデータを、前記記憶部に記憶された前記複数のディスクデータのそれぞれに上書きする、更新処理部をさらに備える請求項1乃至4のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。

請求項6

前記更新処理部は、前記マスタデータに、前記保存された複数のプロファイル情報のうち一部を追加して第1のマスタデータを生成し、前記第1のマスタデータを、前記記憶部に記憶された前記複数のディスクデータの一部に上書きし、前記第1のマスタデータに対応する仮想マシンの識別情報に、前記一部のプロファイル情報に対応するユーザ識別情報を割り当てて、前記記憶装置に記憶された前記仮想マシン管理情報を更新する請求項5に記載の仮想マシン管理システム。

請求項7

前記仮想マシン管理情報は、各仮想マシンにおけるログインの状態を示すログイン状態情報を含み、前記事前ログイン処理部は、前記事前ログイン処理を実行した仮想マシンについての前記ログイン状態情報を当該事前ログイン処理が実行済みとして前記仮想マシン管理情報を更新し、前記接続要求処理部は、前記仮想マシン管理情報の前記ログイン状態情報を参照することで、前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンであるか否かを判定し、前記アクセス可能に接続した仮想マシンについての前記ログイン状態情報を接続済みとして前記仮想マシン管理情報を更新する請求項1乃至6のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。

請求項8

複数の仮想マシンの識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶部と、前記複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、を備える仮想マシン管理装置。

請求項9

複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行し、外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、前記受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して、前記選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する仮想マシン管理方法

請求項10

複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する処理と、外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付ける処理と、前記受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択する処理と、前記端末に対して、前記選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する処理と、をコンピュータに実行させる仮想マシン管理プログラム

技術分野

0001

本発明は、仮想マシン管理システム仮想マシン管理装置仮想マシン管理方法、及び仮想マシン管理プログラムに関し、特に、仮想C型の仮想マシン管理システム、仮想マシン管理装置、仮想マシン管理方法、及び仮想マシン管理プログラムに関する。

背景技術

0002

シンクライアントシステムは、企業を中心に、セキュリティモビリティ及びマシンの管理の観点から普及が進んでいる。シンクライアントシステムの実現方法としては、例えば、仮想PC型と言われるものがある。仮想PC型は、サーバマシン上に仮想的なPC(仮想PC、仮想マシン、VM(Virtual Machine)等と呼ばれる。以下、「仮想マシン」という。)を作成し、ネットワーク経由で利用する形態である。

0003

シンクライアントシステムでは、接続管理ソフトコネクションブローカと呼ばれる)が用いられることがある。接続管理ソフトは、ユーザが端末から仮想マシンに接続する際、どの仮想マシンに接続するかを決定することや、ユーザの利用情報を管理すること等に用いられる。ユーザは、端末から接続管理ソフトにアクセスし、自分が利用するべき仮想マシンを配分され、その仮想マシンにアクセスすることで仮想マシンを利用する。

0004

シンクライアントシステムは多くの企業で利用されている。そして、多くの企業では、始業時間が決まっており、その始業時間前後にログインが集中することが多い。このような状況は、「ログインストーム」と呼ばれることがある。仮想PCサーバストレージにとって、このログインストームは、通常業務中等の負荷よりも大きくなることもある。そこで、ログインストームを解決する手段として、例えば特許文献1の技術がある。

0005

特許文献1には、ネットワーク上又はクライアント装置内のストレージ装置に格納されたディスクイメージを用いてクライアント装置を起動する管理サーバを備えるネットブートシステムに関する技術が開示されている。特許文献1にかかる管理サーバは、クライアント装置の稼働状況等が所定の条件に当てはまる時に、利用者認証用情報を用いて該当クライアント装置にアクセスし、動作指示を行うものである。所定の条件とは、クライアント装置が未稼働であり、利用者がほぼ退社している夜中や早朝時である等である。

先行技術

0006

特開2009−020748号公報

発明が解決しようとする課題

0007

しかしながら、特許文献1には、ユーザ端末とログイン対象のクライアント装置との対応付けの自由度が考慮されていないため、利用効率が不十分な場合があるという問題点がある。特許文献1にかかる技術は、ログイン要求を発すると想定されるユーザ端末に対応づいたクライアント装置の稼働状況が未稼働であり、所定の時間帯である場合に、ユーザ端末からのログイン要求なしに認証処理を行うものである。つまり、ユーザ端末とクライアント装置との対応付けが固定的といえる。

0008

ここで、一台のサーバ又はストレージにおける仮想PCの稼働台数を決定することをサイジングという。サイジングは、ハードウェアコストの面から重要である。しかし、業務中の負荷に合わせてサイジングすると、ログインストーム時に過負荷になる可能性がある。一方で、ログインストーム時の負荷に合わせてサイジングすると、業務中のリソース稼働率が小さく非効率になる可能性がある。

0009

尚、一つの解決策として、仮想マシンの利用が終わったあと、ログアウトせずに切断のみを行う方法も考えられる。しかし、仮想マシンへのパッチ配布などの定期メンテナンスが行われるなど、ログイン状態を常に維持しておくことは困難である。

0010

また、日々、ログインストームが起こる会社であっても、毎回、同じユーザがログインする保証はない。そのため、特許文献1のようにユーザ端末とクライアント装置の対応付けを固定的に扱うと、結果的にログインストームの時間帯にログインしなかったユーザに対して割り当てられたリソースが無駄になる恐れがある。そのため、特許文献1にかかる技術は、リソースの利用効率が悪くなる場合があり得る。

0011

本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせた上で、ログインの集中に伴う負荷を低減するための
仮想マシン管理サーバ、仮想マシン管理システム、仮想マシン管理方法、及び仮想マシン管理プログラムを提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0012

本発明の第1の態様にかかる仮想マシン管理システムは、
複数の仮想マシンの識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶装置と、
前記複数の仮想マシンを管理する仮想マシン管理装置と、を備え、
前記仮想マシン管理装置は、
前記複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、
を備える。

0013

本発明の第2の態様にかかる仮想マシン管理装置は、
複数の仮想マシンの識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶部と、
前記複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、
を備える。

0014

本発明の第3の態様にかかる仮想マシン管理方法は、
複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行し、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、
前記受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、
前記端末に対して、前記選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する。

0015

本発明の第4の態様にかかる仮想マシン管理プログラムは、
複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する処理と、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付ける処理と、
前記受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択する処理と、
前記端末に対して、前記選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する処理と、
コンピュータに実行させる。

発明の効果

0016

本発明により、ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせた上で、ログインの集中に伴う負荷を低減するための仮想マシン管理サーバ、仮想マシン管理システム、仮想マシン管理方法、及び仮想マシン管理プログラムを提供することができる。

図面の簡単な説明

0017

本発明の実施の形態1にかかる仮想マシン管理システムの全体構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態1にかかる仮想マシン管理処理の流れを示すフローチャートである。
本発明の実施の形態2にかかるシンクライアントシステムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2にかかる接続管理テーブルの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態2にかかる事前ログイン対象決定処理の流れを説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態2にかかる事前ログイン処理の流れを示すシーケンス図である。
本発明の実施の形態2にかかる接続要求処理の流れを説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態3にかかるシンクライアントシステムの構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態3にかかる仮想ディスク更新及び配布の概念を説明するための図である。

実施例

0018

以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。尚、以下の説明における「仮想マシン」とは、上述した仮想型PCの方式において実現されるものとする。

0019

<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1にかかる仮想マシン管理システム1000の全体構成を示すブロック図である。仮想マシン管理システム1000は、記憶装置10と、仮想マシン管理装置20と、端末30とを備える。尚、記憶装置10は、仮想マシン管理装置20に内蔵されていてもよい。または、記憶装置10は、仮想マシン管理装置20と直接又はネットワークを介して接続されていてもよい。また、端末30は、複数存在するものであるが、図面上は省略している。

0020

記憶装置10は、仮想マシン管理情報11を記憶する。仮想マシン管理情報11は、複数の仮想マシンの識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てたものである。仮想マシン管理情報11は、組合せ111、112、・・・を含む。例えば、組合せ111は、仮想マシン識別情報1111に対して、ユーザ識別情報1112及び1113等が割り当てられている。また、組合せ112は、ユーザ識別情報1122及び1123等が割り当てられている。ここで、複数のユーザ識別情報の組み合わせには、仮想マシン管理システム1000が管理するユーザ識別情報の全て又は一部を含むものとする。また、異なる仮想マシン識別情報の間で割り当てられる組み合わせはそれぞれ異なるものであっても良い。これにより、ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせることができる。

0021

仮想マシン管理装置20は、事前ログイン処理部21と、接続要求処理部22とを備える。事前ログイン処理部21は、複数の仮想マシンの接続状況に応じて、複数の仮想マシンのそれぞれについて、仮想マシン管理情報11において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する。ここで、接続状況とは、例えば、各仮想マシンがログインされているか、つまり、端末30と接続されているか否かを示す。そして、例えば、複数の仮想マシンのほとんどが接続されていない状況に行うことが望ましい。複数の仮想マシンのほとんどが接続されていない状況とは、例えば、仮想マシンの定期メンテナンス後、かつ、ログインストームが発生する前等である。

0022

また、ログイン処理とは、例えば、ユーザ識別情報及び所定のパスワードによる認証処理、当該ユーザ識別情報に対応する情報の仮想マシンへ読み込む処理、その他、ユーザが仮想マシンを利用するための各種設定処理が挙げられる。但し、本発明の実施の形態1にかかるログイン処理は、少なくとも、ユーザ識別情報に対応する情報を仮想マシンに割り当てられたメモリへの読み込む処理が含まれていればよい。

0023

そして、事前ログイン処理部21は、端末30からの接続要求によらず、各仮想マシン識別情報に割り当てられたそれぞれのユーザ識別情報についてログイン処理を行う。このとき、パスワード認証は省略するか、事前ログ新処理用固定パスワードを用いても良い。

0024

接続要求処理部22は、外部の端末30から、複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、端末30に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する。

0025

端末30は、当該ユーザからユーザ識別情報等の入力を受け付け、当該ユーザ識別情報等を含む接続要求を仮想マシン管理装置20に対して送信する。また、端末30は、仮想マシンとの接続後、ユーザによる操作に応じて、操作内容を仮想マシンに対して送信し、仮想マシンから応答を受信し、画面(不図示)に表示する。

0026

図2は、本発明の実施の形態1にかかる仮想マシン管理処理の流れを示すフローチャートである。まず、事前ログイン処理部21は、複数の仮想マシンの接続状況に応じて、事前ログイン処理を行う(S11)。事前ログイン処理とは、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づく所定のログイン処理を実行することである。

0027

次に、接続要求処理部22は、外部の端末30から、複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付ける(S12)。そして、接続要求処理部22は、受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択する(S13)。尚、このとき選択される仮想マシンは、他のユーザ、つまり、端末により未接続であるものとする。その後、接続要求処理部22は、端末30に対して、選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する(S14)。

0028

このように、本発明の実施の形態1では、仮想マシン当たりに複数のユーザ識別情報について予めログイン処理(事前ログイン処理)を行うことで、そして、各ユーザ識別情報は複数の仮想マシンに事前ログインされることで、端末からの接続要求が集中した際に、事前ログイン済みの仮想マシンを速やかに接続させることができる。また、仮想マシン管理情報11により、仮想マシンとユーザ識別情報の対応付けに柔軟性を持たせることができるため、仮に、一部のユーザがログインの集中時にログインしなかったとしても、その仮想マシンに事前ログインされている他のユーザが即時に接続することができるため、結果的に仮想マシンの利用効率を向上させることができる。よって、ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせた上で、ログインの集中に伴う負荷を低減することができる。

0029

<発明の実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2にかかるシンクライアントシステム2000の構成を示すブロック図である。シンクライアントシステム2000は、接続管理サーバ100と、仮想マシン実行サーバ200と、端末400とを備え、それぞれ、ネットワーク500を介して接続されている。

0030

仮想マシン実行サーバ200は、複数の仮想マシン300a、300b、・・・、300nを実行するサーバ装置である。尚、仮想マシン実行サーバ200は、仮想マシン300a〜300nの実行の開始及び停止等を制御する実行制御部(不図示)を備えるものとする。但し、実行制御部は公知もので実現可能である。

0031

仮想マシン300a〜300nはそれぞれ同等の構成であるため、以下では代表して仮想マシン300aについて説明する。仮想マシン300aは、ログイン受付部310と、ログイン処理部320と、ログイン監視部330とを備える。ログイン受付部310は、事前ログイン指示部110から事前ログインの指示を受け付け、また、端末400からログイン要求を受け付ける。ログイン処理部320は、ログイン受付部310で受け付けたログイン指示に応じてログイン処理を実行する。ログイン監視部330は、ログイン完了を監視して接続管理サーバ100のテーブル管理部130にログイン完了を通知する。

0032

接続管理サーバ100は、上記仮想マシン管理装置20の一例であり、事前ログイン指示部110と、接続受付部120と、テーブル管理部130と、接続管理テーブル140とを備える。事前ログイン指示部110は、上記事前ログイン処理部21の一例であり、仮想マシン300a〜300nのそれぞれにどのユーザのログイン処理を実行するかを決定し、事前ログインを指示する。接続受付部120は、端末400からの接続要求を受け付け、接続先の仮想マシンを示す接続先情報を端末400に返信する。テーブル管理部130は、仮想マシン300a〜300nとのやり取りを行い、各仮想マシンの状態に応じて接続管理テーブル140を管理する。尚、接続受付部120及びテーブル管理部130は、上記接続要求処理部22の一例といえる。また、テーブル管理部130は、事前ログイン指示部110と共に事前ログイン処理部21の役割を担う。

0033

接続管理テーブル140は、上記仮想マシン管理情報の一例であり、仮想マシンの接続状態を管理するためのテーブルである。図4は、本発明の実施の形態2にかかる接続管理テーブル140の構成の一例を示すブロック図である。接続管理テーブル140は、仮想マシンID141と、ログイン状態142と、割当ユーザID143と、ログインユーザID144と、事前ログインユーザID145とが対応付けて保存されている。

0034

仮想マシンID141は、仮想マシン300a〜300nの識別情報である。ログイン状態142は、「ログイン中」、「事前ログイン中」、及び、「ログインなし」のいずれかの状態を示す。尚、各状態を示す名称及び種類はこれに限定さない。「ログイン中」状態は、仮想マシンが端末に接続され、特定のユーザIDによりログイン済みである状態を示す。「事前ログイン中」状態は、仮想マシンが端末とは接続されていないが、事前ログイン処理が実行済みである状態を示す。「ログインなし」状態は、仮想マシンが端末とは接続されておらず、事前ログイン処理もされていない状態を示す。

0035

割当ユーザID143は、仮想マシンID141に割り当てられたユーザIDを示す。割当ユーザID143は、1つの仮想マシンID141当たりに複数、存在してもよい。また、1つのユーザIDは、複数の仮想マシンIDに割り当てられてもよい。

0036

ログインユーザID144は、対応する仮想マシンにログインしたユーザIDを示す。尚、1台の仮想マシン当たりログインユーザID144は、1つとする。事前ログインユーザID145は、対応する仮想マシンに事前ログインしたユーザIDを示す。尚、上述のことから、事前ログインユーザID145は、1つの仮想マシンID141当たりに複数、存在し得る。同様に、1つのユーザIDは、複数の仮想マシンに事前ログイン可能である。

0037

尚、仮想マシンの接続状態の管理の仕方は、接続管理テーブル140に限定されない。例えば、ユーザがどの仮想マシンに割り当てられているか及びログインしているか、また、事前ログインしているか及びログイン済みなのか等については、一般的なアカウント管理仕組みでも実現可能である。

0038

図3戻り説明を続ける。端末400は、いわゆるシンクライアントであり、接続要求部410と、ログイン要求部420とを備える。接続要求部410は、ログイン対象のユーザIDを含む接続要求を接続管理サーバ100の接続受付部120へ送信し、接続先情報を受信する。ログイン要求部420は、受信した接続先情報が示す仮想マシン300a〜300nのいずれかに対してログイン要求を送信する。ログイン要求には、ユーザID及びパスワードを含む。

0039

ネットワーク500は、イントラネットインターネット等のネットワークである。

0040

ここで、接続受付部120は、端末400から接続要求を受け付けた場合に、接続要求に含まれるユーザIDについて事前ログイン処理済みの仮想マシンであって、他のユーザが未ログインである仮想マシンを選択し、選択した仮想マシンを接続先情報として端末400へ返信する。このとき、接続受付部120は、選択した仮想マシンに事前ログイン処理が実行済みのユーザIDのうち、接続要求に含まれるユーザID以外のユーザIDについてログアウト処理を行う。これにより、接続された仮想マシンの負荷を軽減することができる。尚、当該ログアウト処理は、ログインストームの時間帯を避けて実行するとよい。

0041

また、接続受付部120は、端末400から接続要求を受け付けた場合に、接続要求に含まれるユーザIDに基づく事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンが存在しない場合、他の仮想マシンのうち一つを選択し、端末400に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザIDによりアクセス可能に接続すると共に、当該接続要求に含まれるユーザID以外のユーザIDについてログアウト処理を行う。

0042

さらに、事前ログイン指示部110は、複数の仮想マシンのそれぞれについて、仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に対応する情報を該当する仮想マシンに読み込む。そして、接続受付部120は、端末400から接続要求を受け付けた場合に、接続要求に含まれるユーザID及びパスワードによる認証処理を行い、認証された場合に、端末400に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザIDによりアクセス可能に接続する。これにより、接続要求に応じた処理を最小限に抑えつつ、セキュリティレベルを維持することができる。

0043

テーブル管理部130は、事前ログイン処理を実行した仮想マシンについてのログイン状態情報(例えば、ログイン状態142)を事前ログイン処理が実行済み(例えば、「事前ログイン中」)として接続管理テーブル140を更新する。また、テーブル管理部130は、接続管理テーブル140のログイン状態142を参照することで、事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンであるか否かを判定する。そして、テーブル管理部130は、アクセス可能に接続した仮想マシンについてログイン状態142を接続済み(例えば、「ログイン中」)として接続管理テーブル140を更新する。

0044

続いて、本発明の実施の形態2における動作を説明する。まず、事前ログインの処理について述べる。事前ログイン指示部110は、あるトリガーをきっかけとして、仮想マシン300a〜300nへの事前ログイン処理を実施するために、ログイン対象の仮想マシンとログインユーザの決定を行う。この場合のトリガーは、システムの管理者が手動で行っても良いし、タイマー等で既定の時間に処理を開始しても良いし、仮想マシン全台再起動の完了に合わせて実施しても良い。

0045

図5は、本発明の実施の形態2にかかる事前ログイン対象決定処理、つまり、事前ログイン対象の仮想マシンとログインユーザの決定の流れを説明するためのフローチャートである。事前ログイン対象の仮想マシンとログインユーザの決定は、テーブル管理部130が接続管理テーブル140を参照し、どの仮想マシン300にどのユーザの事前ログイン処理を実行させるかを決定するものである。この方法を下記に述べる。

0046

まず、テーブル管理部130は、接続管理テーブル140から仮想マシンを1台、選択する(S101)。すなわち、テーブル管理部130は、接続管理テーブル140を参照し、複数の仮想マシンID141のうち一つを選択する。

0047

次に、テーブル管理部130は、選択された仮想マシンのログイン状態142が「ログイン中」状態であるか否かを判定する(S102)。このとき、ログイン状態142が「ログインなし」又は「事前ログイン中」状態であれば、ステップS103へ進み、「ログイン中」状態であれば、ステップS110へ進む。

0048

続いて、テーブル管理部130は、選択された仮想マシンに割当ユーザID143が設定されているか否かを判定する(S103)。このとき、割当ユーザID143が設定されていれば、ステップS104へ進み、割当ユーザID143が設定されていなければ、ステップS110へ進む。

0049

そして、テーブル管理部130は、割当ユーザID143のうち一つを選択する(S104)。次に、テーブル管理部130は、選択されたユーザが他の仮想マシンにログイン済みであるか否かを判定する(S105)。具体的には、テーブル管理部130は、接続管理テーブル140を参照し、他の仮想マシンID141に対応付けられたログインユーザID144について、選択されたユーザIDが設定されているか否かを判定する。ステップS105において選択されたユーザが他の仮想マシンにログイン済みであると判定した場合ステップS108へ進む。一方、ログイン済みではないと判定した場合、ステップS106へ進み、事前ログイン指示部110は、事前ログイン処理を実行する(S106)。尚、事前ログイン処理について図6で詳述する。

0050

そして、テーブル管理部130は、事前ログイン処理の開始後、待ち時間を入れる(S107)。接続管理サーバ100全体の負荷を軽減するためである。

0051

ステップS105でYESの場合又はステップS107の後、テーブル管理部130は、当該ユーザの他に割当ユーザが存在するか否かを判定する(S108)。すなわち、処理対象のユーザIDを除いて割当ユーザID143に未選択のユーザIDが割り当てられているか否かを判定する。他の割当ユーザが存在しない場合、ステップS110へ進み、他の割当ユーザが存在する場合、テーブル管理部130は、次のユーザIDを選択する(S109)。そして、ステップS105へ戻り、以降、未選択の割当ユーザが存在しなくなるまで繰り返す。

0052

ステップS102でYESの場合、ステップS103でNOの場合、又は、ステップS108でNOの場合、テーブル管理部130は、次の仮想マシンが存在するか否かを判定する(S110)。具体的には、テーブル管理部130は、接続管理テーブル140を参照し、複数の仮想マシンID141のうち未選択のものが存在するか否かを判定する。未選択の仮想マシンが存在すると判定した場合、テーブル管理部130は、次の仮想マシンを選択し(S111)、ステップS102へ戻る。以降、未選択の仮想マシンが存在しなくなるまで繰り返す。また、ステップS110において未選択の仮想マシンが存在しないと判定した場合、テーブル管理部130は、当該処理を終了する。

0053

図6は、本発明の実施の形態2にかかる事前ログイン処理の流れを示すシーケンス図である。つまり、図5のステップS105における処理について説明する。ここでは、事前ログイン対象として仮想マシン300aが選択されているものとする。

0054

まず、事前ログイン指示部110は、事前ログイン対象の仮想マシン300aのログイン受付部310に対し、決定したユーザIDでのログイン処理を指示する(S201)。なお、通常、ログイン処理はユーザIDとパスワードを必要とするが、事前ログイン処理を行うだけであればパスワードは必ずしも必要ではない。また、セキュリティ面を考慮してパスワードを用いる場合でも、ユーザが端末で入力するパスワード(仮想マシンを利用するためのパスワード)とは異なり、ログイン処理のみ実行する権限のみの専用のパスワード(例えば、各ユーザで共通の簡易なもの)で十分である。

0055

ログイン受付部310は、受け取ったユーザIDでのログインをログイン処理部320に指示する(S202)。ログイン処理部320は、指示されたユーザIDでのログイン処理を実行する(S203)。ここで、ログイン処理は、(1)ユーザIDとパスワードによる認証、(2)ファイルサーバ(不図示)から当該ユーザIDに対応するプロファイルを読み込み、仮想マシン実行サーバ200内の記憶装置(不図示)へ保存、(3)プロファイルを仮想マシン実行サーバ200内のメモリ(不図示)へのロード等である。但し、上述の通り(1)ではパスワードの認証を省略できる。また、事前にプロファイルを仮想マシン実行サーバ200内に保存していれば(2)も省略できる。そのため、当該ユーザIDに対応するプロファイルを特定できれば、最低限(3)の処理で実現できる。これにより、事前ログイン処理自体の負荷を軽減できる。

0056

続いて、ログイン監視部330は、ログインを検出する(S204)と、接続管理サーバ100のテーブル管理部130へログイン完了通知を送信する(S205)。その後、テーブル管理部130は、接続管理テーブル140の事前ログインユーザID145に当該ユーザIDを追加し、ログイン状態142を「事前ログイン中」に設定する(S206)。

0057

次に、ユーザが端末を操作して仮想マシンへアクセスできるようになるまでの処理について述べる。図7は、本発明の実施の形態2にかかる接続要求処理の流れを説明するためのフローチャートである。

0058

まず、ユーザは端末400にユーザIDを入力し、接続要求を指示する。端末400の接続要求部410は、入力されたユーザIDを含めた接続要求を接続受付部120へ送信する。接続受付部120は、接続管理テーブル140を参照して、接続を要求してきたユーザに配分する接続先である仮想マシンIDを決定し、接続先情報として端末400の接続要求部410に送信する。この手順を以下に述べる。

0059

まず、接続受付部120は、そのユーザがログインしている仮想マシンが存在するかを判定する(S301)。存在している場合、その仮想マシンを配分する(S302)。具体的には、接続受付部120から依頼を受けたテーブル管理部130が接続管理テーブル140のログインユーザID144を検索する。検索にヒットした場合、当該ログインユーザID144に対応する仮想マシンID141を接続先情報として、接続受付部120は、端末400へ送信する。

0060

ステップS301において、そのユーザがログインしている仮想マシンが存在しないと判定した場合は、接続受付部120は、そのユーザが事前ログインしている仮想マシンが存在するかを判定する(S303)。存在する場合、その仮想マシンを配分する(S304)。具体的には、接続受付部120から依頼を受けたテーブル管理部130が接続管理テーブル140の事前ログインユーザID145を検索する。検索にヒットした場合、当該事前ログインユーザID145に対応する仮想マシンID141を接続先情報として、接続受付部120は、端末400へ送信する。

0061

ステップS303において、そのユーザが事前ログインしている仮想マシンも存在しないと判定した場合、接続受付部120は、「ログインなし」状態の仮想マシンが存在するかを判定する(S305)。存在する場合、その中の一台の仮想マシンを選択して配分する(S306)。具体的には、接続受付部120から依頼を受けたテーブル管理部130が接続管理テーブル140のログイン状態142が「ログインなし」状態である仮想マシンを検索する。検索にヒットした場合、対応する仮想マシンID141を接続先情報として、接続受付部120は、端末400へ送信する。

0062

ステップS305において、「ログインなし」状態の仮想マシンも存在しない場合、接続受付部120は、他のユーザが事前ログインしている仮想マシンが存在するかを判定する(S307)。存在する場合、その中の一台の仮想マシンを選択して配分する(S308)。具体的には、接続受付部120から依頼を受けたテーブル管理部130が接続管理テーブル140のログイン状態142が「事前ログイン中」状態である仮想マシンを検索する。検索にヒットした場合、対応する仮想マシンID141を接続先情報として、接続受付部120は、端末400へ送信する。

0063

ステップS307において、他のユーザが事前ログインしている仮想マシンも存在しない場合、つまり、すべての仮想マシンにそのユーザ以外のユーザがログインしている場合、そのユーザには配分する仮想マシンがないとして終了する(S309)。

0064

以上が、接続受付部120が、接続管理テーブル140を参照して、接続を要求してきたユーザに配分する接続先を決定し、接続先情報として端末400の接続要求部410に送信するまでの手順である。

0065

その後、配分された接続先情報を受け取った接続要求部410は、接続先情報をログイン要求部420に渡す。ログイン要求部420は、受け取った接続先へ接続し、自分のアカウント(ユーザID)とパスワードでログインを実行する。このとき、既にログイン処理が実行済みであれば(S302のケース)、新たにログイン処理は実施されず、ログイン受付部310は、すぐに仮想マシンを利用させる。また、ログイン要求されたユーザIDにより事前ログイン済みであれば(S304のケース)、ログイン処理部320は、当該ユーザIDとパスワードによる認証処理を実行し、認証されれば、ログイン受付部310は、当該仮想マシンを利用させる。このとき、ログイン処理部320は、事前ログイン済みの他のユーザIDをログアウトさせてもよい。

0066

さらに、ログイン要求されたユーザIDによりログイン処理及び事前ログイン処理がされていなければ(S306又はS308のケース)、ログイン処理部320は、この時点でログイン処理を実行する。また、他のユーザが事前ログインしていた場合は、ログイン処理部320は、そのユーザIDをログアウトする。

0067

このように、本発明の実施の形態2にかかるシンクライアントシステム2000では、ログインが集中することによる負荷(仮想マシン実行サーバのCPU負荷やストレージの負荷)を低減することができる。これにより、ログインに時間がかかるという問題を軽減できる。さらに、事前ログインを1仮想マシン当たり複数のユーザID、1ユーザID当たり複数の仮想マシンに行っておくことで、柔軟に仮想マシンを配分することができる。また、ある仮想マシンに正式にログインした後に、当該仮想マシンに事前ログイン済みの他のユーザIDをログアウトすることで、当該仮想マシンのリソースの利用効率を向上できる。また、ある仮想マシンに正式にログインした後に、他の仮想マシンへ事前ログイン済みの当該ユーザIDをログアウトすることで、他の仮想マシンのリソースの利用効率を向上できる。

0068

<発明の実施の形態3>
本発明の実施の形態3では、予め複数のユーザプロファイルマスタ仮想マシンに格納し、仮想マシンを展開する方法を提供する。この方法は、上述した実施の形態1又は2に追加することもでき、また、独立して実施することもできる。

0069

図8は、本発明の実施の形態3にかかるシンクライアントシステム3000の構成を示すブロック図である。シンクライアントシステム3000は、仮想マシン管理装置20aと、ファイルサーバ40と、仮想マシン実行サーバ50と、端末31及び32とを備え、それぞれがネットワーク500を介して接続されている。尚、図1又は図3と同等の構成については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。

0070

仮想マシン実行サーバ50は、記憶部51と、実行部52とを備える。記憶部51は、複数の仮想マシンに対応する複数のディスクデータを記憶する。尚、図8では、2つの仮想マシンに対応する2つのディスクデータ511及び512を示すが、本発明の実施の形態はこれに限定されない。実行部52は、記憶部51からディスクデータ511及び512のそれぞれを読み出して、2つの仮想マシンとして実行する。

0071

ファイルサーバ40は、ストレージ装置である記憶部41を備える。記憶部41は、マスタディスクデータ411と、プロファイル情報412及び413とを記憶する。マスタディスクデータ411は、ディスクデータ511及び512の基準となるものである。プロファイル情報412及び413は、各ユーザに関する情報、つまり、ユーザに固有のデータであり、例えば移動ユーザプロファイルである。尚、記憶部41は、仮想マシン管理装置20aに内蔵されていても構わない。また、接続管理テーブル140を記憶していても構わない。

0072

仮想マシン管理装置20aは、事前ログイン処理部21と、接続要求処理部22と、更新処理部23とを備える。ここで、更新処理部23は、複数の仮想マシンのそれぞれからの各ユーザのログアウト後に、記憶部51から複数のディスクデータ511及び512に含まれる各ユーザに関する複数のプロファイル情報412及び413を抽出する。そして、更新処理部23は、抽出した複数のプロファイル情報412及び413をファイルサーバ40の記憶部41へ保存する。そして、更新処理部23は、ファイルサーバ40の記憶部41に記憶されたマスタデータ411に、保存された複数のプロファイル情報412及び413を追加してマスタデータ411を更新する。その後、更新処理部23は、更新後のマスタデータ411を、仮想マシン実行サーバ50の記憶部51に記憶された複数のディスクデータ511及び512のそれぞれに上書きする。尚、更新処理部23は、仮想マシン管理装置20a以外に存在してもよく、例えば、仮想マシン実行サーバ50内に存在してもよい。

0073

図9は、本発明の実施の形態3にかかる仮想ディスクの更新及び配布の概念を説明するための図である。ここでは、マスタ仮想マシンVMmに対応するディスクデータとして仮想ディスクMが存在し、仮想ディスクMを基に仮想マシン実行サーバ50内のディスクデータ511及び512が、予め生成されているものとする。ディスクデータ511及び512は、仮想マシン名やID等の固有情報を除けば、仮想ディスクMと同じ内容である。そして、実行部52によりディスクデータ511及び512が実行され、仮想マシンVMa及びVMbとして稼動しているものとする。また、ファイルサーバ40の記憶部41内には、ユーザAのプロファイル情報412として固有データa、ユーザBのプロファイル情報413として固有データbが保存されているものとする。

0074

ここで、ユーザAが仮想マシンVMaにログイン(S401)したとする。このとき、仮想マシンVMaは、ファイルサーバ40から固有データaを読み出し、内部(記憶部51)に保存し(S402)、ユーザAにアクセス可能とする。この時点で、仮想マシンVMaのディスクデータ511はM+aとなる。そして、ユーザAのログイン中の各種処理により固有データaが更新され、その後、ユーザAが仮想マシンVMaからログアウトする。これに伴い、更新処理部23は、仮想マシンVMaのディスクデータ511から固有データaを抽出し、ファイルサーバ40へ保存する(S403)。

0075

同様に、ユーザBが仮想マシンVMbにログイン(S411)すると、仮想マシンVMbのディスクデータ512はM+bとなる(S412)。そして、ユーザBが仮想マシンVMbからログアウトすると、更新処理部23は、仮想マシンVMbのディスクデータ512から固有データbを抽出し、ファイルサーバ40へ保存する(S413)。

0076

続いて、マスタディスクデータである仮想ディスクMの更新の処理を説明する。例えば、夜間の仮想マシンの再起動後など、翌のログインストームが見込まれる場合は、マスタ仮想マシンVMmのデータの更新を行う。そのために、まず全ての仮想マシンのログアウトを実行し、全てのユーザの最新の固有データをファイルサーバに書き戻す。

0077

ここで、更新処理部23は、ファイルサーバ40から固有データa及びbを読み込み、仮想ディスクMに追加して仮想ディスクMを更新する(S421及びS422)。更新後のマスタ仮想マシンVMm2のマスタデータを仮想ディスクM‘とする。ここで、仮想ディスクM‘は、M+a+b+・・・ となる。その後、更新処理部23は、仮想ディスクM‘を基に仮想マシン実行サーバ50内のディスクデータ511及び512を更新する(S423及びS424)。これにより、以後、事前ログイン処理(S430)の対象には、予めプロファイル情報が含まれているため、事前ログイン処理においてファイルサーバ40からの読み出し処理を省略できる。よって、事前ログイン処理を高速化でき、負荷を軽減できる。また、事前ログイン処理がされていない場合であっても、ログイン要求のユーザIDに対応するプロファイル情報が既にディスクデータ内に存在するため、通常のログイン処理についても高速化できる。よって、ログインの集中に伴う負荷を低減することができる。そして、事前ログイン処理に実施の形態1又は2を適用することで、ユーザと仮想マシンとの対応付けに柔軟性を持たせることも実現できる。

0078

尚、ユーザ数が膨大である場合には、全ユーザがログインすることが現実的ではない。そこで、全ユーザではなく一部のユーザを指定して、仮想ディスクMを更新する際に、指定された一部のユーザのプロファイル情報のみを取得して仮想ディスクM‘を生成するようにしてもよい。この場合は、例えば、接続管理テーブル140の割当ユーザID143として、上記の指定したユーザを設定しておくとよい。

0079

すなわち、本発明の実施の形態3にかかる更新処理部は、マスタデータに、保存された複数のプロファイル情報のうち一部を追加して第1のマスタデータを生成し、第1のマスタデータを、記憶部に記憶された複数のディスクデータの一部に上書きし、第1のマスタデータに対応する仮想マシンIDに、一部のプロファイル情報に対応するユーザIDを割り当てて、記憶装置に記憶された仮想マシン管理情報を更新するようにしてもよい。

0080

<その他の発明の実施の形態>
本発明の他の実施の形態は、次のように表現することができる。すなわち、仮想PC型のシンクライアントシステムにおいて仮想マシンへのログイン集中による負荷を軽減するため、予めログインしておくものである。また、他の形態として、ログイン時に必要となるユーザデータを予めマスタ仮想マシンへコピーし、各仮想マシンを展開しておくことにより、ログイン時の負荷を減らす方法である。

0081

さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。例えば、上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。

0082

非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク磁気テープハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray(登録商標) Disc)、半導体メモリ(例えば、マスクROMPROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、コンピュータプログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。

0083

なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。さらに、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。

0084

(付記1)
複数の仮想マシンの識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶装置と、
前記複数の仮想マシンを管理する仮想マシン管理装置と、を備え、
前記仮想マシン管理装置は、
前記複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、
を備える仮想マシン管理システム。
(付記2)
前記接続要求処理部は、
前記選択した仮想マシンに前記事前ログイン処理が実行済みのユーザ識別情報のうち、前記接続要求に含まれるユーザ識別情報以外のユーザ識別情報についてログアウト処理を行う
付記1に記載の仮想マシン管理システム。
(付記3)
前記接続要求処理部は、
前記接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンが存在しない場合、他の仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続すると共に、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報以外のユーザ識別情報についてログアウト処理を行う
付記1又は2に記載の仮想マシン管理システム。
(付記4)
前記事前ログイン処理部は、
前記複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に対応する情報を該当する仮想マシンに読み込み、
前記接続要求は、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に対応するパスワードをさらに含み、
前記接続要求処理部は、
前記接続要求に含まれるユーザ識別情報及びパスワードによる認証処理を行い、認証された場合に、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する
付記1乃至3のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。
(付記5)
前記複数の仮想マシンに対応する複数のディスクデータを記憶する記憶部を有し、当該記憶部から前記複数のディスクデータのそれぞれを読み出して前記複数の仮想マシンとして実行する仮想マシン実行サーバをさらに備え、
前記記憶装置は、前記複数のディスクデータの基準となるマスタデータをさらに記憶し、
前記仮想マシン管理装置は、
前記複数の仮想マシンのそれぞれからの各ユーザのログアウト後に、前記記憶部から前記複数のディスクデータに含まれる各ユーザに関する複数のプロファイル情報を抽出し、
前記抽出した複数のプロファイル情報を前記記憶装置へ保存し、
前記記憶装置に記憶されたマスタデータに前記保存された複数のプロファイル情報を追加して当該マスタデータを更新し、
前記更新後のマスタデータを、前記記憶部に記憶された前記複数のディスクデータのそれぞれに上書きする、更新処理部をさらに備える
付記1乃至4のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。
(付記6)
前記更新処理部は、
前記マスタデータに、前記保存された複数のプロファイル情報のうち一部を追加して第1のマスタデータを生成し、
前記第1のマスタデータを、前記記憶部に記憶された前記複数のディスクデータの一部に上書きし、
前記第1のマスタデータに対応する仮想マシンの識別情報に、前記一部のプロファイル情報に対応するユーザ識別情報を割り当てて、前記記憶装置に記憶された前記仮想マシン管理情報を更新する
付記5に記載の仮想マシン管理システム。
(付記7)
前記仮想マシン管理情報は、各仮想マシンにおけるログインの状態を示すログイン状態情報を含み、
前記事前ログイン処理部は、
前記事前ログイン処理を実行した仮想マシンについての前記ログイン状態情報を当該事前ログイン処理が実行済みとして前記仮想マシン管理情報を更新し、
前記接続要求処理部は、
前記仮想マシン管理情報の前記ログイン状態情報を参照することで、前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンであるか否かを判定し、
前記アクセス可能に接続した仮想マシンについての前記ログイン状態情報を接続済みとして前記仮想マシン管理情報を更新する
付記1乃至6のいずれか1項に記載の仮想マシン管理システム。
(付記8)
複数の仮想マシンの識別情報のそれぞれに、複数のユーザ識別情報の組み合わせを割り当てた仮想マシン管理情報を記憶する記憶部と、
前記複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、前記仮想マシン管理情報において割り当てられた各ユーザ識別情報に基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する事前ログイン処理部と、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、当該接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、前記端末に対して当該選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する接続要求処理部と、
を備える仮想マシン管理装置。
(付記9)
複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行し、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付け、
前記受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択し、
前記端末に対して、前記選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する
仮想マシン管理方法。
(付記10)
複数の仮想マシンの接続状況に応じて、当該複数の仮想マシンのそれぞれについて、予め割り当てられた複数のユーザ識別情報の組み合わせに基づくログイン処理である事前ログイン処理を実行する処理と、
外部の端末から、前記複数のユーザ識別情報のうち一つを含む接続要求を受け付ける処理と、
前記受け付けた接続要求に含まれるユーザ識別情報に基づく前記事前ログイン処理が実行済みの仮想マシンのうち一つを選択する処理と、
前記端末に対して、前記選択した仮想マシンを当該ユーザ識別情報によりアクセス可能に接続する処理と、
をコンピュータに実行させる仮想マシン管理プログラム。
(付記11)
複数の仮想マシンに対応する複数のディスクデータを記憶する記憶部を有し、当該記憶部から前記複数のディスクデータのそれぞれを読み出して前記複数の仮想マシンとして実行する仮想マシン実行サーバと、
前記複数のディスクデータの基準となるマスタデータを記憶する記憶装置と、
前記マスタデータを更新する更新部と、を備え、
前記更新部は、
前記複数の仮想マシンのそれぞれからの各ユーザのログアウト後に、前記記憶部から前記複数のディスクデータに含まれる各ユーザに関する複数のプロファイル情報を抽出し、
前記抽出した複数のプロファイル情報を前記記憶装置へ保存し、
前記記憶装置に記憶されたマスタデータに前記保存された複数のプロファイル情報を追加して当該マスタデータを更新し、
前記更新後のマスタデータを、前記記憶部に記憶された前記複数のディスクデータのそれぞれに上書きする
仮想マシン管理システム。

0085

1000仮想マシン管理システム
10記憶装置
11仮想マシン管理情報
111組合せ
1111仮想マシン識別情報
1112ユーザ識別情報
1113 ユーザ識別情報
112 組合せ
1121 仮想マシン識別情報
1122 ユーザ識別情報
1123 ユーザ識別情報
20仮想マシン管理装置
21事前ログイン処理部
22接続要求処理部
30端末
31 端末
32 端末
2000シンクライアントシステム
100接続管理サーバ
110 事前ログイン指示部
120 接続受付部
130 テーブル管理部
140接続管理テーブル
200仮想マシン実行サーバ
300a仮想マシン
300b 仮想マシン
300n 仮想マシン
310 ログイン受付部
320 ログイン処理部
330 ログイン監視部
400 端末
410接続要求部
420 ログイン要求部
500ネットワーク
141 仮想マシンID
142 ログイン状態
143割当ユーザID
144 ログインユーザID
145 事前ログインユーザID
3000 シンクライアントシステム
20a 仮想マシン管理装置
23更新処理部
40ファイルサーバ
41 記憶部
411マスタディスクデータ
412プロファイル情報
413 プロファイル情報
50 仮想マシン実行サーバ
51 記憶部
511ディスクデータ
512 ディスクデータ
52 実行部
VMmマスタ仮想マシン
VMa 仮想マシン
VMb 仮想マシン
VMm2 マスタ仮想マシン
VMa2 仮想マシン
VMb2 仮想マシン
M仮想ディスク
a固有データ
b 固有データ
M‘ 仮想ディスク

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