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技術 自然石模様を有する土木石積構造物およびその構築方法

出願人 株式会社扇谷
発明者 扇谷昇
出願日 2014年1月28日 (7年3ヶ月経過) 出願番号 2014-025861
公開日 2015年8月3日 (5年9ヶ月経過) 公開番号 2015-140651
状態 特許登録済
技術分野 擁壁 護岸
主要キーワード 三角錘状 積上げる 積上げ 芯部分 水抜き穴 石ブロック 付け工法 石模様
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重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年8月3日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (5)

課題

本発明は、重量物である自然石ブロックを使用せず、現場の加工を容易にした自然石のみを積重ねたように見え土木石積構造物構築技術の提供にある。

解決手段

土木石積構造物の本体に当たる芯部分と、自然石から形成された土木石積構造物の角部、土木石積構造物の部、土木石積構造物の角部および稜部の間を埋める平板部とからなり、角部は芯部分の角の形状に合わせて内部を刳りぬいて約三角形状とされ、稜部は芯部分の稜の形状に合わせて約L形状とされ、平板部は自然石を平板状にとされ、芯部分に角部、稜部、平板部を貼り付けた自然石模様を有する土木石積構造物である。

概要

背景

従来の石垣ベンチなど自然石を積上げ土木石積構造物が知られている。
これらは一定の大きさに設定した枠内に、その形と大きさを合わせたブロック状の石を連続的に配置した例や(特開2003−166255、特開平11−209944)、また枠内にそのその形状や大きさに合わせたブロック状の石をはめ込みその配置状態を自然の石垣に見えるようにした例がある(特開平8−318582)。これらはブロック状の石を積上げるため重量があり、作業に危険を伴うなど施工性に問題があった。また枠内にブロック状の石が収まらない場合もあり、収まるようブロックの周囲を現場で加工することは極めて手間と時間が掛る作業であった。
また、自然石を平板状に加工し、芯に貼り付ける方法があるが天板と側面に目地が残り、自然石を積上げた外観とはならない。

概要

本発明は、重量物である自然石ブロックを使用せず、現場の加工を容易にした自然石のみを積重ねたように見える土木石積構造物の構築技術の提供にある。土木石積構造物の本体に当たる芯部分と、自然石から形成された土木石積構造物の角部、土木石積構造物の部、土木石積構造物の角部および稜部の間を埋める平板部とからなり、角部は芯部分の角の形状に合わせて内部を刳りぬいて約三角形状とされ、稜部は芯部分の稜の形状に合わせて約L形状とされ、平板部は自然石を平板状にとされ、芯部分に角部、稜部、平板部を貼り付けた自然石模様を有する土木石積構造物である。

目的

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

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請求項1

土木石積構造物の本体に当たる芯部分と、自然石から形成された土木石積構造物の角部、土木石積構造物の部、土木石積構造物の角部および稜部の間を埋める平板部とからなり、角部は芯部分の角の形状に合わせて内部を刳りぬいて約三角形状とされ、稜部は芯部分の稜の形状に合わせて約L形状とされ、平板部は自然石を平板状にとされ、芯部分に角部、稜部、平板部を貼り付けた自然石模様を有する土木石積構造物。

請求項2

土木石積構造物の本体に当たる芯部分と、自然石から形成された土木石積構造物の角部、土木石積構造物の稜部、土木石積構造物の角部および稜部の間を埋める平板部とからなり、角部は芯部分の角の形状に合わせて内部を刳りぬいて約三角錘形状とされ、稜部は芯部分の稜の形状に合わせて約L形状とされ、平板部は自然石を平板状にとされ、芯部分に角部、稜部、平板部を貼り付ける自然石模様を有する土木石積構造物の構築方法

技術分野

0001

本発明は、自然石を配置して構築されたように見える、新規石垣ベンチなどの土木石積構造物である。

背景技術

0002

従来の石垣、塀、ベンチなど自然石を積上げた土木石積構造物が知られている。
これらは一定の大きさに設定した枠内に、その形と大きさを合わせたブロック状の石を連続的に配置した例や(特開2003−166255、特開平11−209944)、また枠内にそのその形状や大きさに合わせたブロック状の石をはめ込みその配置状態を自然の石垣に見えるようにした例がある(特開平8−318582)。これらはブロック状の石を積上げるため重量があり、作業に危険を伴うなど施工性に問題があった。また枠内にブロック状の石が収まらない場合もあり、収まるようブロックの周囲を現場で加工することは極めて手間と時間が掛る作業であった。
また、自然石を平板状に加工し、芯に貼り付ける方法があるが天板と側面に目地が残り、自然石を積上げた外観とはならない。

先行技術

0003

特開2003−166255特開平11−209944特開平8−318582

発明が解決しようとする課題

0004

本発明は、重量物である自然石ブロックを使用せず、現場の加工を容易にした自然石のみを積重ねたように見える土木石積構造物の構築技術の提供にある。

課題を解決するための手段

0005

本第1の発明は、土木石積構造物の本体に当たる芯部分と、自然石から形成された土木石積構造物の角部、土木石積構造物の部、土木石積構造物の角部および稜部の間を埋める平板部とからなり、角部は芯部分の角の形状に合わせて内部を刳りぬいて約三角形状とされ、稜部は芯部分の稜の形状に合わせて約L形状とされ、平板部は自然石を平板状にとされ、芯部分に角部、稜部、平板部を貼り付けた自然石模様を有する土木石積構造物である。
本第2の発明は、土木石積構造物の本体に当たる芯部分と、自然石から形成された土木石積構造物の角部、土木石積構造物の稜部、土木石積構造物の角部および稜部の間を埋める平板部とからなり、角部は芯部分の角の形状に合わせて内部を刳りぬいて約三角錘形状とされ、稜部は芯部分の稜の形状に合わせて約L形状とされ、平板部は自然石を平板状にとされ、芯部分に角部、稜部、平板部を貼り付ける自然石模様を有する土木石積構造物の構築方法である。
ブロックの軽量化、作業の安全性、施工期間の短縮を実現するため自然石から形成された角部、稜部、平板部からなる軽量の部材を土木石積構造物となる芯部の対応する部所に貼り付けた。

発明の効果

0006

本発明は、自然石を加工して得られた軽量の角部、稜部、平板部を土木石積構造物となる芯部に貼り付けるため以下の効果がある。
(1)上記部材は全ての面が薄い板状のため適宜その周辺部分を割り欠くことができる。そのため野面の自然石を現地で積重ねる石積み工法に必要な、石同士の空間に合わせた形状の石を探す手間がなくなる。
(2)上記部材を芯部(コンクリートなどの躯体)にモルタルまたは接着剤圧着する。そのため、石を積上げながら、背面にモルタルなどを充填する従来工法図4)に比べ地震時における石崩れの懸念がなくなり安全性が増す。
(3)上記部材は軽量のため、重機などの必要がない。人手で作業ができるため狭い場所でも施工できる。
(4)上記部材を使用するため、平板を張る貼り付け工法に見られる天端と側面との間の目地がなくなり、外観が自然石を積上げる工法と同じになる。
以上本発明により、施工の安全性、施工の容易性、施工時間の短縮、外観の改善が図られる。

図面の簡単な説明

0007

は、本発明の土木石積構造物の外観図である。は、本発明を構成する土木石積構造物の芯、自然石を成形した角部、稜部、平板部の概念図である。は、本発明の土木石積構造物を構築する手順を示す一例である。は、本発明の土木石積構造物と従来工法による土木石積構造物を示す断面図である。

実施例

0008

以下、本発明を図により詳細に説明する。
図1に示す通り、本発明の土木石積構造物は、自然石を積重ねて構築された土木石積構造物と同等の外観を有する。

0009

図2は、本発明の土木石積構造物を構築するために必要な部材を示したものである。第1に土木石積構造物となる芯部、その芯部表面に貼り付ける自然石から成形された角部、稜部、および平板部である。例えば角部は四角い岩の内部を削りだし約同じ厚みとなる三平面からなる約三角錘状としたものである。稜部は四角い岩の内部を削りだして約L形状としたものである。平板部は岩を平板状に切り出したものである。本図では、自然石からなる角部、稜部、平板部を芯部に対し拡大して表示している。
何れもそれらの表面は自然石として粗い状態に保ち自然石らしさを得るのが一般的である。公園に設置するベンチなどでは必要に応じて表面を平滑に加工することも可能である。
芯部はその表面に自然石からなる角部、稜部、平板部を貼り付けるため、その分を考慮した形状とする。大きな土木石積構造物では、芯部の裏面に裏込石などを充填し、水抜き穴を設けることは従来の工法と同じである。

0010

図3は、本発明の土木石積構造物の構築手順を示す概念図である。
A.角部を土木石積構造物の芯頂部に貼り付ける。
B.稜部を土木石積構造物の芯の稜線に沿って貼り付ける。
C.平板部を土木石積構造物の側面、稜部の間に貼り付ける。
最終的に図1に示す、土木石積構造物が完成する。
上記手順で稜部あるいは平板部の貼り付け時に隙間あるいははみ出す部分が発生する場合には、それぞれの部材が平板部と約同じ厚みで形成されているため、それらの周辺部を貼り付ける場所の形状に合わせ現場で加工することも容易である。

0011

上記例は上面および正面を自然石模様の土木石積構造物としたが、背面も自然石模様とすることができる。 この場合、塀、垣根とし、あるいは上面を平滑とし公園などに設置されるベンチとすることもできる。当然その形状は塀、垣根あるいはベンチに相当する形状とすることはいうまでもない。
芯部への貼り付けにはモルタル、エポキシ系接着剤など既存の接着剤が使用できる。

0012

自然石模様の石垣あるいは垣根、塀、ベンチ、擁壁護岸などに利用できる。

0013

1石垣
2 石垣の芯
3 自然石で形成された角部
4 自然石で形成された稜部
5 自然石で形成された平板部

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