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技術 ナースコールシステム

出願人 株式会社ケアコム
発明者 今良太郎
出願日 2014年1月30日 (6年10ヶ月経過) 出願番号 2014-015278
公開日 2015年8月3日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2015-139632
状態 特許登録済
技術分野 看護設備、治療台 インターホン
主要キーワード 卓上形 ボード形 一般呼 ポップアップ画像 ベッド近傍 介護師 看護支援用 ナースステーション内
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年8月3日)のものです。
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図面 (3)

課題

ナースコール子機にて所定の値以上の音声レベルを検出した場合に呼び出しを行う場合に、呼び出しが重複したとき、大音量を検出したナースコール子機からの呼び出しに対する応答が遅くならないようにする。

解決手段

ナースコール子機1にて検出した音声の音声レベルが所定の値以上であると判定した場合に、その値を含む呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。ナースコール親機10では、呼び出しが重複した場合に、呼出信号に含まれる音声レベルの値を比較し、最も大きい音声レベルの呼出信号を出力したナースコール子機1からの応答優先順位を上位にする。これにより、呼び出しが重複した場合に、最も大きい音声レベルを検出したナースコール子機1からの呼び出しがナースコール親機10にて優先して応答されるので、大音量を検出したナースコール子機1からの呼び出しに対して迅速に応答することができる。

概要

背景

一般に、病院介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者看護師サポートを必要とする際、または介護施設の被介護者介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に患者と記載する)が呼出操作部を操作することによって看護師や介護師(以下、単に医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。

多くのナースコールシステムは、病室ベッド近傍トイレ浴室などに設置されるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室などの各部屋の入口付近廊下側に設置される廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携帯する携帯端末(例えば、PHS(Personal Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。ここで、ナースコール子機は呼出操作部を備えている。

そして、このようなナースコールシステムは、患者がナースコール子機の呼出操作部を操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しを報知するように構成されている。

ところで、上述したナースコール子機は呼出操作部を操作することにより呼び出しを行うため、手を使うことが困難な患者は、ナースコール子機を使用することが困難であった。そのため、患者が発する声を検出して呼び出しを行うナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載のナースコールシステムでは、ナースコール子機に設けた音声検出手段が所定の値以上の音声レベルを検出した場合に呼び出しを行うようにしている。

また、ナースコール親機としては、LED(light-emitting diode)などのランプと患者の名前などを表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。このボード形のナースコール親機は、ナースステーションの壁面などに取り付けられ、ナースステーション内の医療従事者がボード形のナースコール親機に表示された情報を閲覧することが可能である。

ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれており、ナースコール子機を識別するための子機識別情報によって呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機)を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者の表示欄に対応する選局部のランプを点灯または点滅させることで呼び出しの報知を行っている。また、呼び出しの報知は、選局部のランプの点灯や点滅だけではなく、スピーカーから出力される音声によっても行われる。

ところで、ナースコール親機としては、上述したボード形のものだけではなく、卓上に設置される卓上形のものや、報知や各種情報ディスプレイ上に表示するPC(personal computer)形のものも知られている。ここで、病室およびベッドの配置に合わせて患者の氏名などの患者情報をディスプレイ上に表示したり、ナースコール子機により呼び出しが行われた場合に、呼び出しを行った患者の患者情報をディスプレイ上にポップアップ表示したりするナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献2を参照)。

また、上述したように、ナースコール親機にて呼び出しの報知が行われると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、呼び出しの報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの報知が行われている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカーやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。また、ナースコールシステムにて携帯端末が使用可能である場合には、医療従事者に携行されている携帯端末により呼び出しに対する応答が可能となる。

ところで、ナースコール親機には複数のナースコール子機が接続されているため、ナースコール親機にて応答が行われるまでに複数のナースコール子機からの呼び出しが重複することが考えられる。このように複数のナースコール子機からの呼び出しが重複した場合にナースコール親機にて応答が行われると、先に呼び出しを行った患者、または、呼出種別や患者の状態によって決まる応答優先順位が上位の患者のナースコール子機との間で通話路が形成される。ここで、応答優先順位は、呼出種別(例えば、緊急呼び出しと一般呼び出しなど)や、患者の状態(例えば、重篤な状態と重篤ではない状態など)によって決まり、呼び出しが重複した場合には、緊急呼び出しや重篤な患者による呼び出しが優先される。

概要

ナースコール子機にて所定の値以上の音声レベルを検出した場合に呼び出しを行う場合に、呼び出しが重複したとき、大音量を検出したナースコール子機からの呼び出しに対する応答が遅くならないようにする。ナースコール子機1にて検出した音声の音声レベルが所定の値以上であると判定した場合に、その値を含む呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。ナースコール親機10では、呼び出しが重複した場合に、呼出信号に含まれる音声レベルの値を比較し、最も大きい音声レベルの呼出信号を出力したナースコール子機1からの応答優先順位を上位にする。これにより、呼び出しが重複した場合に、最も大きい音声レベルを検出したナースコール子機1からの呼び出しがナースコール親機10にて優先して応答されるので、大音量を検出したナースコール子機1からの呼び出しに対して迅速に応答することができる。

目的

本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、所定の値以上の音声レベルを検出すると呼び出しを行うナースコール子機からの呼び出しが重複した場合に、大音量を検出したナースコール子機からの呼び出しに対する応答が遅くならないようにすることを目的とする

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
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請求項1

周囲の音声を検出して音声信号として出力する音声検出部と、前記音声検出部から出力された音声信号を入力し、この音声信号の音声レベルを測定するとともに、この音声信号が所定の値以上であるか否かを判定し、前記音声信号が所定の値以上であると判定した場合に前記音声レベルの値および自装置を他の装置と識別するための子機識別情報を含む呼出信号を生成する子機制御部と、子機制御部にて生成された呼出信号を出力する子機インターフェースとを有するナースコール子機と、前記ナースコール子機から前記呼出信号を入力するインターフェースと、患者が呼び出しを行っていることを示す報知を行う報知部と、前記報知に対して応答するために操作される応答操作部と、前記インターフェースが前記呼出信号を入力した場合に前記報知部を動作させるとともに、この状態で前記応答操作部が操作されないまま前記インターフェースが前記呼出信号に含まれる子機識別情報と異なる子機識別情報を含む他の呼出信号を入力した場合に、各呼出信号に含まれる音声レベルの値を比較して、音声レベルの大きい呼出信号に含まれる子機識別情報により特定されるナースコール子機からの呼び出しに対する応答優先順位を上位に設定して、この状態で前記応答操作部が操作された場合に前記応答優先順位が上位に設定されたナースコール子機に対して応答する制御部とを有するナースコール親機と、を備えたことを特徴とするナースコールシステム

技術分野

0001

本発明は、患者被介護者看護師介護師呼び出すためのナースコールシステムに関し、特に、患者や被介護者が発する音声により呼び出しを行うナースコールシステムに関する。

背景技術

0002

一般に、病院介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、単に患者と記載する)が呼出操作部を操作することによって看護師や介護師(以下、単に医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。

0003

多くのナースコールシステムは、病室ベッド近傍トイレ浴室などに設置されるナースコール子機と、医療従事者が常駐するナースステーションに設置されるナースコール親機と、病室などの各部屋の入口付近廊下側に設置される廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携帯する携帯端末(例えば、PHS(Personal Handy phone System)端末など)とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。ここで、ナースコール子機は呼出操作部を備えている。

0004

そして、このようなナースコールシステムは、患者がナースコール子機の呼出操作部を操作した場合に、ナースコール子機からナースコール親機へ呼出信号を出力し、呼出信号を入力したナースコール親機にて呼び出しを報知するように構成されている。

0005

ところで、上述したナースコール子機は呼出操作部を操作することにより呼び出しを行うため、手を使うことが困難な患者は、ナースコール子機を使用することが困難であった。そのため、患者が発する声を検出して呼び出しを行うナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載のナースコールシステムでは、ナースコール子機に設けた音声検出手段が所定の値以上の音声レベルを検出した場合に呼び出しを行うようにしている。

0006

また、ナースコール親機としては、LED(light-emitting diode)などのランプと患者の名前などを表示する表示欄とを備えた選局部を患者の数に応じて組み合わせたボード形のものが知られている。このボード形のナースコール親機は、ナースステーションの壁面などに取り付けられ、ナースステーション内の医療従事者がボード形のナースコール親機に表示された情報を閲覧することが可能である。

0007

ここで、ナースコール子機から出力された呼出信号を入力したナースコール親機では、呼出信号に含まれており、ナースコール子機を識別するための子機識別情報によって呼び出しを行った患者(実際にはナースコール子機)を特定する。そして、特定されたナースコール子機を使用している患者の表示欄に対応する選局部のランプを点灯または点滅させることで呼び出しの報知を行っている。また、呼び出しの報知は、選局部のランプの点灯や点滅だけではなく、スピーカーから出力される音声によっても行われる。

0008

ところで、ナースコール親機としては、上述したボード形のものだけではなく、卓上に設置される卓上形のものや、報知や各種情報ディスプレイ上に表示するPC(personal computer)形のものも知られている。ここで、病室およびベッドの配置に合わせて患者の氏名などの患者情報をディスプレイ上に表示したり、ナースコール子機により呼び出しが行われた場合に、呼び出しを行った患者の患者情報をディスプレイ上にポップアップ表示したりするナースコールシステムが知られている(例えば、特許文献2を参照)。

0009

また、上述したように、ナースコール親機にて呼び出しの報知が行われると、これに気付いた医療従事者が応答する必要がある。そのため、ナースコール親機には、呼び出しの報知に応答するためのハンドセットが設けられている。呼び出しの報知が行われている場合に、医療従事者がハンドセットをオフフックすると、呼び出しの報知が停止し、ナースコール親機とナースコール子機(またはナースコール子機が設置された病室)との間で通話路が形成される。ここで、ナースコール子機(または病室)には、通話用のスピーカーやマイクが設けられているため、患者と医療従事者との間で通話が可能となる。また、ナースコールシステムにて携帯端末が使用可能である場合には、医療従事者に携行されている携帯端末により呼び出しに対する応答が可能となる。

0010

ところで、ナースコール親機には複数のナースコール子機が接続されているため、ナースコール親機にて応答が行われるまでに複数のナースコール子機からの呼び出しが重複することが考えられる。このように複数のナースコール子機からの呼び出しが重複した場合にナースコール親機にて応答が行われると、先に呼び出しを行った患者、または、呼出種別や患者の状態によって決まる応答優先順位が上位の患者のナースコール子機との間で通話路が形成される。ここで、応答優先順位は、呼出種別(例えば、緊急呼び出しと一般呼び出しなど)や、患者の状態(例えば、重篤な状態と重篤ではない状態など)によって決まり、呼び出しが重複した場合には、緊急呼び出しや重篤な患者による呼び出しが優先される。

先行技術

0011

特開2005−159460号公報
特開2007−300333号公報

発明が解決しようとする課題

0012

しかしながら、患者が発する声を検出して呼び出しを行うナースコールシステムでは明確な優先度が設定されていないため、所定の値以上の音声レベルが複数のナースコール子機にて重複して検出されると、所定の値以上の音声レベルを検出した順番に従って呼び出しが行われてしまうという問題があった。これにより、他のナースコール子機が、最初に呼び出しを行ったナースコール子機よりも大音量の音声を検出した場合でも、その呼び出しについてはナースコール親機での応答が遅くなってしまっていた。

0013

本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、所定の値以上の音声レベルを検出すると呼び出しを行うナースコール子機からの呼び出しが重複した場合に、大音量を検出したナースコール子機からの呼び出しに対する応答が遅くならないようにすることを目的とする。

課題を解決するための手段

0014

上述した課題を解決するために、本発明では、所定の値以上の音声レベルを検出すると呼び出しを行うナースコール子機からの呼び出しが重複した場合に、最も大きい音声レベルを検出したナースコール子機からの呼び出しを優先してナースコール親機にて応答するようにしている。

発明の効果

0015

上記のように構成した本発明によれば、所定の値以上の音声レベルを検出すると呼び出しを行うナースコール子機からの呼び出しが重複した場合に、最も大きい音声レベルを検出したナースコール子機からの呼び出しがナースコール親機にて優先して応答されるので、大音量を検出したナースコール子機からの呼び出しに対して迅速に応答することができる。

図面の簡単な説明

0016

本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。
本実施形態のナースコールシステムの応答優先順位の例を示す図である。

実施例

0017

以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、ここでは病院に設置される看護支援用のナースコールシステムを例にとって説明するが、本実施形態のナースコールシステムは、病院に設置されるものに限定されない。例えば、介護施設等に設置される場合にも適用可能である。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。図1において、1はナースコール子機であり、患者のベッドの近傍に設置され、患者などにより医療従事者を呼び出す際に使用される。ここで、ナースコール子機1は、各患者に対して設置されている。また、ナースコール子機1は、子機制御部2、音声検出部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。

0018

なお、手を使うことが困難ではない患者に対しては、音声検出部3の代わりに通常の呼出操作部を設けるようにしても良い。また、この場合、音声検出部3を備えたナースコール子機1からの呼び出しと、呼出操作部を備えたナースコール子機1からの呼び出しとが重複した場合に、どちらの応答優先順位を上位とするかは任意で良い。

0019

10はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースステーションなどに設置されており、医療従事者によって患者からの呼び出しに応答する際に使用される。ここで、ナースコール親機10は、制御部11、インターフェース12、記憶部13、報知部14、応答操作部15を備えて構成されている。なお、医療従事者が携行する携帯端末に上述した報知部14および応答操作部15の機能を持たせるようにしても良い。

0020

ナースコール子機1とナースコール親機10との間には、廊下灯や制御機(ともに図示せず)が接続されている。廊下灯は、病室内の患者の氏名を表示するとともに、病室内の患者が呼び出しを行った場合に呼び出しが行われたことを表示する。また、制御機は、ナースコール子機1とナースコール親機10との通信の制御を行う。

0021

まず、ナースコール子機1の各構成要素について説明する。子機制御部2は、ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。音声検出部3は、マイクなどにより構成されており、ナースコール子機1の周囲の音声を検出して音声信号として出力する。子機制御部2は、音声検出部3が検出した音声信号を入力し、この音声信号の音声レベルを測定するとともに、この音声信号が所定の値以上の音声レベルであるか否かを判定する。ここで、上述した所定の値は、患者が通常の会話を行った際の音声レベルを示し、例えば、人間の可聴限界を0dBとした場合に40dB程度を所定の値とすることが好ましい。

0022

子機インターフェース4は、ナースコール子機1とナースコール親機10とを接続して通信を行うためのものである。このように構成されたナースコール子機1において、音声検出部3から子機制御部2が入力した音声信号の音声レベルが所定の値以上であると子機制御部2にて判定した場合、子機制御部2は、測定した音声信号の音声レベルの値を含む呼出信号を生成して子機インターフェース4によりナースコール親機10へ出力する。ここで、呼出信号には、このナースコール子機1を他のナースコール子機1と識別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。

0023

次に、ナースコール親機10の各構成要素について説明する。制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。インターフェース12は、ナースコール親機10とナースコール子機1とを接続して通信を行うためのものである。ここで、インターフェース12は、ナースコール子機1から出力された呼出信号を入力する。

0024

記憶部13は、ナースコール子機1の子機識別情報(ここではベッド番号)と、この子機識別情報によって特定されるナースコール子機1を使用する患者を特定するための患者情報(例えば、患者の氏名)とを関連付けて予め記憶している。なお、呼び出しを行っている患者を特定する必要が無い場合には、記憶部13は不要である。

0025

報知部14は、スピーカーやディスプレイ、ランプなどにより構成されており、患者による呼び出しが行われたことを、スピーカーから報知音を出力させたり、ディスプレイにポップアップ画像を表示させたり、ランプを点灯/点滅させたりして報知する。応答操作部15は、報知部14が報知を行っている状態で操作可能となり、医療従事者が患者からの呼び出しに対して応答する際に使用される。ここで、応答操作部15は、ハンドセット(図示せず)などにより構成されており、ハンドセットをオフフックすることで応答することが可能である。また、ハンドセットはマイクおよびスピーカー(ともに図示せず)を備えており、ナースコール子機1にマイクおよびスピーカーが設置されている場合には、ナースコール親機10とナースコール子機1との間で通話が可能である。

0026

このように構成されているナースコール親機10において、インターフェース12が呼出信号を入力すると、制御部11は報知部14を動作させる。この状態で応答操作部15が操作されないまま、インターフェース12が上述した呼出信号と異なる子機識別情報を含む他の呼出信号を入力すると、制御部11は、既に入力している呼出信号に含まれる音声信号の音声レベルと、後から入力した呼出信号に含まれる音声信号の音声レベルとを比較して音声レベルの大きい方の応答優先順位を上位に設定する。

0027

例えば、子機識別情報が「101−1」であるナースコール子機1の音声検出部3が音声を検出し、子機制御部2にてその音声レベルが50dBであると測定された場合に、子機制御部2は、子機識別情報「101−1」および音声レベルの値「50」を含む呼出信号を生成し、子機インターフェース4によりナースコール親機10へ出力する。

0028

そして、ナースコール親機10のインターフェース12が呼出信号を入力すると、制御部11は報知部14を動作させる。このとき、制御部11は記憶部13を参照し、子機識別情報「101−1」に関連付けて記憶されている患者情報を抽出して報知部14に報知を行わせる。また、制御部11は、子機識別情報「101−1」により特定されるナースコール子機1の応答優先順位を1位とする(図2(a)を参照)。

0029

この状態で、ナースコール親機10の応答操作部15が操作されないまま、子機識別情報が「103−2」であるナースコール子機1の音声検出部3が音声を検出し、子機制御部2にてその音声レベルが70dBであると測定された場合に、子機制御部2は、子機識別情報「103−2」および音声レベルの値「70」を含む呼出信号を生成し、子機インターフェース4によりナースコール親機10へ出力する。

0030

そして、ナースコール親機10のインターフェース12が呼出信号を入力すると、制御部11は報知部14を継続して動作させる。このとき、制御部11は記憶部13を参照し、子機識別情報「103−2」に関連付けて記憶されている患者情報を抽出して報知部14に報知を行わせる。また、制御部11は、子機識別情報「101−1」により特定されるナースコール子機1の応答優先順位を2位に下げ、子機識別情報「103−2」により特定されるナースコール子機1の応答優先順位を1位とする(図2(b)を参照)。

0031

この状態で、応答操作部15が操作されると、制御部11は、報知部14により行われる報知のうちスピーカーから出力される音声のみを一時的に停止し、応答優先順位が1位である子機識別情報「103−2」により特定されるナースコール子機1とナースコール親機10との間で通話路を形成する。そして、この通話が終了すると、制御部11は報知部14のスピーカーから音声を再び出力させる。

0032

なお、ナースコール親機10の報知部14の機能および応答操作部15の機能を持つ携帯端末を医療従事者に携行させている場合には、ナースコール親機10および携帯端末のうち、応答した方の報知部14の動作のみを停止する。これにより応答していない機器では報知が継続して行われる。

0033

このように、子機識別情報「103−2」により特定されるナースコール子機1からの呼び出しに対して応答が行われると、制御部11は、子機識別情報「101−1」により特定されるナースコール子機1の応答優先順位を再び1位とする(図2(a)を参照)。

0034

以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、ナースコール子機1では、音声検出部3が検出した音声の音声レベルが所定の値以上であると子機制御部2にて判定した場合に、子機制御部2が音声レベルの値を含む呼出信号を生成してナースコール親機10へ出力する。一方、ナースコール親機10では、ナースコール子機1からの呼び出しが重複した場合に、制御部11は、呼出信号に含まれる音声レベルの値を制御部11にて比較し、最も大きい音声レベルの呼出信号を出力したナースコール子機1からの応答優先順位を上位にしている。

0035

これにより、ナースコール子機1からの呼び出しが重複した場合に、最も大きい音声レベルを検出したナースコール子機1からの呼び出しがナースコール親機10にて優先して応答されるので、大音量を検出したナースコール子機1からの呼び出しに対して迅速に応答することができる。従って、緊急度が高いであろう呼び出しに対して応答が遅くなることがなくなる。

0036

なお、前述した実施形態では、子機制御部2にて音声検出部3が検出した音声の音声レベルが所定の値以上であるか否かを判定しているが、これに限定されない。例えば、音声検出部3にて判定を行うようにしても良い。

0037

同様に、子機制御部2にて音声検出部3が検出した音声の音声レベルを測定しているがこれに限定されない。例えば、音声検出部3にて音声レベルを測定するようにしても良い。

0038

また、前述した実施形態では、音声レベルをdBにて表現しているが、これに限定されない。その他の音声レベルを表すものであっても良いことはもちろんである。

0039

その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。

0040

1ナースコール子機
2子機制御部
3音声検出部
4 子機インターフェース
10ナースコール親機
11 制御部
12 インターフェース
13 記憶部
14報知部
15応答操作部

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