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技術 情報出力制御システムおよび情報出力制御方法

出願人 株式会社NTTドコモ
発明者 大畑真生
出願日 2014年1月22日 (6年10ヶ月経過) 出願番号 2014-009780
公開日 2015年7月30日 (5年3ヶ月経過) 公開番号 2015-138404
状態 特許登録済
技術分野 電話機の機能 デジタル計算機のユーザインターフェイス
主要キーワード ウェアラブルデバイス WiFiデバイス 取得頻度 動作可否 変更システム 表示用アプリケーション WiFiアクセスポイント 起動不可
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年7月30日)のものです。
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図面 (10)

課題

通信端末の安全性および利便性を効率良く向上させる。

解決手段

動作状況判定部101により通信端末100の具備する機能の稼働に関する動作状況を判定する。取得先選択部102は、判定された通信端末100の動作状況に応じて、通信端末100の外部又は内部のいずれかから通信端末100を所有するユーザの状態の取得先を選択する。状態取得制御部103は、選択されたユーザの状態の取得先からユーザの状態を取得する。画面表示制御部106は、取得したユーザの状態に応じて、通信端末100の画面の表示を制御する。

概要

背景

近年、スマートフォン等の携帯型情報処理端末が普及し、ユーザはスマートフォンへ通知される電子メールなどにより情報収集が可能である。また、ユーザは携帯型情報処理端末からWebを利用したり、携帯型情報処理端末にインストールされたアプリケーションを利用したりすることも可能である。このように、ユーザによる携帯型情報処理端末の利用機会や利用時間が増えている。

ユーザによる携帯型情報処理端末の利用機会や利用時間が増えていることに伴い、ユーザは歩行中であっても携帯型情報処理端末の表示画面を注視してしまうという社会問題が顕在化している。具体的には、ユーザが携帯型情報処理端末の表示画面に注視してしまうことで、ユーザがまわりの状況を確認できずに事故が起こることがあるため、その危険性が指摘されている。一方で、携帯型情報処理端末のユーザに詳細かつ豊富サービス商品情報を提供することは、貴重なサービスの導線となる。そこで、例えば歩行中や休憩中等といった携帯型情報処理端末のユーザがおかれている状態の様々な条件に基づいて携帯型情報処理端末の機能等が制御されることが携帯型情報処理端末のユーザの安全性および利便性の観点から必要と考えられている。

このような機能制御技術に関しては、例えば特許文献1には、使用環境に応じて情報提供装置の動作を制御する発明が記載されている。この情報提供装置では、家庭内車両内で使用される情報提供装置において、情報提供装置が置かれている場所に応じて、視認性および操作性の向上を図る。例えば、情報提供装置が置かれている場所が車両内であれば、表示部に表示されているフォントサイズを大きくして視認性を向上させたり、ストレージ部に記憶されている所定のデータを容易に読み出せるように操作性を単純化する。

その他の例として、特許文献2には、ユーザの状況に応じて適切な情報を提供することができる情報出力システムが記載されている。この情報出力システムには、加速度センサ等が内蔵されており、加速度センサ等の出力を情報出力システムを操作するユーザの状態を判断するための情報として用いている。そして、情報出力システムを操作するユーザの状態に応じたサービスメニューを表示させている。

概要

通信端末の安全性および利便性を効率良く向上させる。動作状況判定部101により通信端末100の具備する機能の稼働に関する動作状況を判定する。取得先選択部102は、判定された通信端末100の動作状況に応じて、通信端末100の外部又は内部のいずれかから通信端末100を所有するユーザの状態の取得先を選択する。状態取得制御部103は、選択されたユーザの状態の取得先からユーザの状態を取得する。画面表示制御部106は、取得したユーザの状態に応じて、通信端末100の画面の表示を制御する。

目的

一方で、携帯型情報処理端末のユーザに詳細かつ豊富なサービスや商品情報を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

通信端末具備する機能の稼働に関する動作状況を判定する動作状況判定手段と、前記動作状況判定手段により判定された前記通信端末の動作状況に応じて、前記通信端末の外部又は前記通信端末の内部のいずれかから前記通信端末を所有するユーザの状態の取得先を選択する取得先選択手段と、前記取得先選択手段により選択された前記取得先から前記ユーザの状態を取得する状態取得制御手段と、前記状態取得制御手段により取得した前記ユーザの状態に応じて、前記通信端末の画面の表示を制御する画面表示制御手段と、を備える情報出力制御システム

請求項2

前記動作状況判定手段は、前記通信端末の電池の残量および前記通信端末の周囲の電波状況を判定する請求項1に記載の情報出力制御システム。

請求項3

前記取得先選択手段は、前記動作状況判定手段により前記電池の残量が所定値以下と判定された場合には前記通信端末の外部を前記ユーザの状態の取得先として選択し、前記動作状況判定手段により前記電池の残量が所定値よりも多いと判定された場合には前記通信端末の内部を前記ユーザの状態の取得先として選択する、請求項2に記載の情報出力制御システム。

請求項4

前記通信端末の外部は、前記通信端末の外部のデバイスおよび前記ユーザの状態を認識するサーバのうちのいずれかである請求項2又は3に記載の情報出力制御システム。

請求項5

前記状態取得制御手段は、前記通信端末上で起動しているアプリケーションの種類および該アプリケーションの接続先の少なくともいずれかに応じて、前記ユーザの状態の取得の頻度を変更する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報出力制御システム。

請求項6

外部からの着信受け付ける着信手段をさらに備え、前記画面表示制御手段は、前記着信手段により受け付けた着信の種別に応じて、あらかじめ規定された基準で画面の表示を制御する請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報出力制御システム。

請求項7

前記ユーザの状態に応じて、前記通信端末のアプリケーションプログラム動作可否を制御する機能制御手段をさらに備える、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報出力制御システム。

請求項8

情報出力制御システムが、通信端末の具備する機能の動作状況を判定する動作状況判定ステップと、前記情報出力制御システムが、前記動作状況判定ステップにより判定された前記通信端末の動作状況に応じて、前記通信端末の外部又は前記通信端末の内部のいずれかから前記通信端末を所有するユーザの状態の取得先を選択する取得先選択ステップと、前記情報出力制御システムが、前記取得先選択ステップにより選択された前記取得先から前記ユーザの状態を取得する状態取得制御ステップと、前記情報出力制御システムが、前記状態取得制御ステップにより取得した前記ユーザの状態に応じて、前記通信端末の画面の表示を制御する画面表示制御ステップと、を含む情報出力制御方法

技術分野

0001

本発明は、情報提示変更システムおよび情報出力制御方法に関する。

背景技術

0002

近年、スマートフォン等の携帯型情報処理端末が普及し、ユーザはスマートフォンへ通知される電子メールなどにより情報収集が可能である。また、ユーザは携帯型情報処理端末からWebを利用したり、携帯型情報処理端末にインストールされたアプリケーションを利用したりすることも可能である。このように、ユーザによる携帯型情報処理端末の利用機会や利用時間が増えている。

0003

ユーザによる携帯型情報処理端末の利用機会や利用時間が増えていることに伴い、ユーザは歩行中であっても携帯型情報処理端末の表示画面を注視してしまうという社会問題が顕在化している。具体的には、ユーザが携帯型情報処理端末の表示画面に注視してしまうことで、ユーザがまわりの状況を確認できずに事故が起こることがあるため、その危険性が指摘されている。一方で、携帯型情報処理端末のユーザに詳細かつ豊富サービス商品情報を提供することは、貴重なサービスの導線となる。そこで、例えば歩行中や休憩中等といった携帯型情報処理端末のユーザがおかれている状態の様々な条件に基づいて携帯型情報処理端末の機能等が制御されることが携帯型情報処理端末のユーザの安全性および利便性の観点から必要と考えられている。

0004

このような機能制御技術に関しては、例えば特許文献1には、使用環境に応じて情報提供装置の動作を制御する発明が記載されている。この情報提供装置では、家庭内車両内で使用される情報提供装置において、情報提供装置が置かれている場所に応じて、視認性および操作性の向上を図る。例えば、情報提供装置が置かれている場所が車両内であれば、表示部に表示されているフォントサイズを大きくして視認性を向上させたり、ストレージ部に記憶されている所定のデータを容易に読み出せるように操作性を単純化する。

0005

その他の例として、特許文献2には、ユーザの状況に応じて適切な情報を提供することができる情報出力システムが記載されている。この情報出力システムには、加速度センサ等が内蔵されており、加速度センサ等の出力を情報出力システムを操作するユーザの状態を判断するための情報として用いている。そして、情報出力システムを操作するユーザの状態に応じたサービスメニューを表示させている。

先行技術

0006

特開2004−334322号公報
特開2007−304666号公報

発明が解決しようとする課題

0007

特許文献1の情報提供装置とは異なり、携帯型情報処理端末はユーザが持ち歩くものであり、携帯型情報処理端末を持つユーザがいる場所は、家庭内や車両内に限られない。また、携帯型情報処理端末を持つユーザの状態は、例えば歩行中や休憩中など様々である。このように、ユーザがいる場所やユーザの状態が多様である場合、これらのユーザがおかれている状態を考慮して、携帯型情報処理端末に表示される情報の視認性や操作性を制御する必要がある。つまり、ユーザがいる場所およびユーザの状態を考慮して、例えばユーザが携帯型情報処理端末の画面に注視する時間や操作の手間を柔軟に制御することが、携帯型情報処理端末のユーザの安全性および利便性の点で望ましい。

0008

また、携帯型情報処理端末の場合であっても、特許文献2のように、ユーザの状態は、加速度センサ等を用いて携帯型情報処理端末の状態から判断するのが一般的である。しかし、例えば電池の残量、電波受信状況等といった端末動作状況によらずに一律にセンサを用いて携帯型情報処理端末の状態から判断することは望ましくない場合がある。

0009

そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、ユーザのおかれている多様な状態に応じてユーザの安全性および利便性を効率良く向上させることが可能な情報出力制御システムおよび情報出力制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0010

上記課題を解決するため、本発明に係る情報出力制御システムは、通信端末具備する機能の稼働に関する動作状況を判定する動作状況判定手段と、動作状況判定手段により判定された通信端末の動作状況に応じて、通信端末の外部又は通信端末の内部のいずれかから通信端末を所有するユーザの状態の取得先を選択する取得先選択手段と、取得先選択手段により選択された取得先からユーザの状態を取得する状態取得制御手段と、状態取得制御手段により取得したユーザの状態に応じて、通信端末の画面の表示を制御する画面表示制御手段と、を備える。

0011

また、本発明に係る情報出力制御方法は、情報出力制御システムが通信端末の具備する機能の動作状況を判定する動作状況判定ステップと、情報出力制御システムが動作状況判定ステップにより判定された通信端末の動作状況に応じて、通信端末の外部又は通信端末の内部のいずれかから通信端末を所有するユーザの状態の取得先を選択する取得先選択ステップと、情報出力制御システムが取得先選択ステップにより選択された取得先からユーザの状態を取得する状態取得制御ステップと、情報出力制御システムが状態取得制御ステップにより取得したユーザの状態に応じて、通信端末の画面の表示を制御する画面表示制御ステップと、を含む。

0012

このような情報出力制御システムあるいは情報出力制御方法によれば、通信端末の具備する機能の稼働に関する動作状況が判定され、動作状況に応じたユーザの状態の取得先が通信端末の外部又は通信端末の内部のいずれかから選択される。そして、選択されたユーザの状態の取得先から、ユーザの状態が取得され、取得されたユーザの状態に応じて画面の表示が制御される。これにより、通信端末の動作状況に応じて、外部又は内部の情報から、ユーザの状態を省電力等の観点で効率的に判断できる。その結果、ユーザのおかれている多様な状態に応じて、通信端末の表示を制御することにより、ユーザの安全性および利便性を効率良く向上させることができる。

0013

また、動作状況判定手段は、通信端末の電池の残量および通信端末の周囲の電波状況を判定することが好ましい。これにより、通信端末の動作状況に応じて確実にユーザの状態を判定することができる。

0014

また、取得先選択手段は、動作状況判定手段により電池の残量が所定値以下と判定された場合には通信端末の外部をユーザの状態の取得先として選択し、動作状況判定手段により電池の残量が所定値よりも多いと判定された場合には通信端末の内部をユーザの状態の取得先として選択することが好ましい。これにより、通信端末の動作状況に応じてより確実にユーザの状態を判定することができる。

0015

また、通信端末の外部は、通信端末の外部のデバイスおよびユーザの状態を認識するサーバのうちのいずれかであることが好ましい。これにより、通信端末の動作状況に応じてユーザの状態の取得先を広範囲に変更することができる。

0016

また、状態取得制御手段は、通信端末上で起動しているアプリケーションの種類および該アプリケーションの接続先の少なくともいずれかに応じて、ユーザの状態の取得の頻度を変更することが好ましい。これにより、通信端末のユーザのアプリケーションの利用状況に応じて安全性および利便性を考慮した通信端末の画面の制御が可能となる。

0017

また、外部からの着信受け付ける着信手段をさらに備え、画面表示制御手段は、着信手段により受け付けた着信の種別に応じて、あらかじめ規定された基準で画面の表示を制御することが好ましい。これにより、外部からの着信の種別に応じた通信端末の画面の制御が可能となる。

0018

また、ユーザの状態に応じて、通信端末のアプリケーションプログラム動作可否を制御する機能制御手段をさらに備えることが好ましい。通信端末のユーザの安全性および利便性を考慮した、通信端末におけるアプリケーションプログラムの利用の制御が可能となる。

発明の効果

0019

本発明によれば、ユーザのおかれている多様な状態に応じてユーザの安全性および利便性を効率良く向上させることが可能な情報出力制御システムおよび情報出力制御方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

0020

本発明の実施形態に係る通信端末100の機能構成を示すブロック図である。
図1の通信端末100のハードウェア構成を示す図である。
図1の通信端末100の機能の制御の内容を決めるテーブル例を示す図である。
図1の通信端末100の出力画面動画再生時)のイメージを示す図である。
図1の通信端末100の出力画面(歩行時)のイメージを示す図である。
図1の通信端末100の出力画面(休憩時)のイメージを示す図である。
図1の通信端末100の動作状況の取得頻度を決定する動作手順を示すフローチャート図である。
図1の通信端末100のユーザの状態情報の取得先を決定する動作手段を示すフローチャート図である。
通信端末100の画面に表示する情報の制御内容を決定する動作手順を示すフローチャート図である。

実施例

0021

以下、添付図面を参照して、本発明に係る情報出力制御システムおよび情報出力制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一又は相当要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。

0022

図1は、本発明の実施形態に係る情報出力制御システムである通信端末100を含むシステムを示す構成図である。通信端末100は、ブルートゥース通信あるいは無線LAN通信等の近距離無線通信等により外部デバイス10と接続可能とされる。また、通信端末100は、ネットワーク20を介した移動体通信を利用してサーバ30と接続可能とされる。例えば、この通信端末100は、スマートフォン、タブレット端末およびPDA(Personal Digital Assistants)等のユーザが所有する携帯型通信端末である。

0023

また、通信端末100は、通信端末100の内部あるいは外部デバイス10、サーバ30等の通信端末100の外部から通信端末100を所有するユーザの状態情報(以下、「ユーザの状態情報」という。)を取得し、取得したユーザの状態情報に応じて、通信端末100の画面の表示内容を制御するものである。

0024

図1に示すように、通信端末100は、機能的構成要素として、動作状況判定部101(動作状況判定手段)、取得先選択部102(取得先選択手段)、状態取得制御部103(状態取得制御手段)、着信部104(着信手段)、機能制御部105(機能制御手段)、画面表示制御部106(画面表示制御手段)、センサ部107、および通信部108を備えている。また、図2は、通信端末100のハードウェア構成図である。通信端末100は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)111、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)112、ROM(Read Only Memory)113、入力デバイスである入力キー等の操作部114、ディスプレイ115、無線通信部116、センサ部117および近距離無線通信部118などを有する端末装置として構成されている、図1に示す通信端末100の各機能は、図2に示すCPU111、RAM112等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU111の制御のもとで操作部114、ディスプレイ115、無線通信部116、センサ部117および近距離無線通信部118を動作させるとともに、RAM112やROM113におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。

0025

次に、図1に示す通信端末100の各機能について詳細に説明する。

0026

動作状況判定部101は、通信端末100の具備する機能の稼働に関する動作状況を判定する動作状況判定手段である。動作状況判定部101は、判定した動作状況を取得先選択部102に通知する。通信端末100の稼働に関する動作状況(以下、「動作状況」という。)とは、例えば、通信端末100の電池の残量および通信端末100の周囲の電波状況等である。動作状況判定部101は、例えば定期的に通信端末100の動作状況を取得する。例えば、動作状況判定部101は、1時間ごと、10分ごとに動作状況を取得する。また、動作状況判定部101は、取得した通信端末100の動作状況は通信端末100のメモリ等に記憶される。なお、動作状況判定部101が動作状況を取得するタイミングは定期的なタイミングに限られず、不定期であっても通信端末100の動作状況がメモリ等に記憶されればよい。例えば、動作状況を取得するタイミングは通信端末100においてあらかじめ決められたユーザによる操作等のアクションが検知されたタイミングでもよい。あるいはユーザが、通信端末100の動作状況の取得の指示を出すタイミングであってもよい。動作状況判定部101が取得する電池の残量は、通信端末100が備える電力出力機能の稼働に関する情報である。動作状況判定部101が取得する周囲の電波状態は、通信端末100が備える通信機能の稼働に関する情報である。

0027

また、動作状況判定部101は、通信端末100上で起動しているアプリケーションの種類やアプリケーションの接続先によって、動作状況を判定する頻度を変更する。例えば、通信端末100上で動画放送信号再生されている場合、あるいは電子書籍表示用アプリケーションといったマルチメディア系のアプリケーションが起動されている場合には、動作状況判定部101は判定を停止する。あるいは、その場合に、動作状況判定部101は判定の頻度を下げてもよい。そのような場合には、ユーザはコンテンツを見ることに集中している可能性が高いと考えられ、画面の表示内容を制御する必要性が低いためである。

0028

また、動作状況判定部101は、ユーザがSNS(Social Networking Service)および電子メール等のコミュニケーション系のサービスを利用しているような場合には、判定の頻度を高くする。このようなコミュニケーション系のサービスはユーザの突発的な利用や長時間の利用につながる可能性が高いためである。つまり、ユーザが通信端末100の画面を長時間注視する可能性が高く、ユーザの状態によっては、歩きながらの画面の注視等の危険な状態を伴うためである。

0029

取得先選択部102は、動作状況判定部101から通知された動作状況に応じてユーザの状態情報の取得先を選択する取得先選択手段である。取得先選択部102は、ユーザの状態情報の取得先を状態取得制御部103に通知する。例えば、動作状況判定部101から通知された動作状況が「電池の残量」および「周囲の電波状態」である場合は、次のようにしてユーザの状態情報の取得先を選択する。具体的には、取得先選択部102は、電池の残量が所定値以下である場合には、通信端末100の外部からユーザの状態情報を取得する。また、取得先選択部102は、電池の残量が所定値よりも多い場合には、通信端末100の内部からユーザの状態情報を取得する。ここで言う通信端末100の外部とは、例えば外部デバイス10やサーバ30等であり、外部デバイス10は、他の通信端末およびWiFi(Wireless Fidelity)アクセスポイント等であり、サーバ30は、例えば画像処理によりユーザの動きを判定するサーバ装置である。例えば、サーバ30は、交通サービス用のサーバ30である場合、ユーザが改札を通過した場所情報を、ユーザが通信端末100に内蔵されたICカードをユーザが改札の読み取り装置にかざしたことトリガとして検出する。この場合、取得先選択部102は、サーバ30から、検出された駅の場所情報を取得する。これにより、サーバ30によって検出されたユーザの状態が、通信端末100において、ユーザの状態情報として取得される。

0030

また、取得先選択部102は、電池の残量が所定値以下である場合には、外部デバイス10が通信可能な範囲に存在するかどうかを通信端末100の通信部108を用いて検索する。通信部108により検索した結果、外部デバイス10が通信可能な範囲に存在していた場合には、その外部デバイス10をユーザの状態情報の取得先として選択する。一方、取得先選択部102は、通信端末100の通信部108を用いて検索した結果、外部デバイス10が通信可能な範囲に存在しない場合には、動作状況判定部101から取得した周囲の電波状況である電波強度閾値以上かどうかをさらに判定する。取得先選択部102は、判定した結果、周囲の電波強度が閾値以上である場合には、ユーザの状態情報を取得可能なサーバ30と通信部108を用いて通信可能かどうかを検索する。検索した結果、サーバ30と通信可能な場合には、そのサーバ30をユーザの状態情報の取得先として選択する。一方、取得先選択部102は、周囲の電波強度が閾値未満であった場合、通信端末100とサーバ30との通信が効率的でないため(通信状態悪化のため)、通信端末100の内部のセンサ部107をユーザの状態情報の取得先として選択する。

0031

このように、電池の残量や周囲の電波状況に応じて、ユーザの状態情報の取得先を選択する理由は以下の通りである。例えば電池の残量が10%程度と少ないような場合、通信端末100の内部からユーザの状態情報を取得するよりも外部からユーザの状態情報を取得する方が、省電力の観点等から望ましい場合があるためである。より具体的には、通信の電力消費が小さい外部デバイスを優先し、外部デバイスからユーザの状態情報の取得ができない場合に、ネットワークを介してサーバと通信し、ユーザの状態情報を取得する。ただし、電波強度が一定以下になった場合には、通信状態の悪化のため、通信端末100の外部ではなく、通信端末100の内部のセンサを用いてユーザの状態情報を取得する。

0032

状態取得制御部103は、取得先選択部102から通知されたユーザの状態情報の取得先からユーザの状態情報を取得する状態取得制御手段である。状態取得制御部103は、取得したユーザの状態情報を機能制御部105および画面表示制御部106に通知する。ユーザの状態情報とは、例えば歩行中、電車乗車中、休憩中、および家の中といったユーザの動作状態、移動手段、および所在場所等を含めたユーザの状態情報である。通信端末100の内部からユーザの状態情報を取得する場合と、通信端末100の外部からユーザの状態情報を取得する場合とのそれぞれの場合について、状態取得制御部103によるユーザの状態情報の取得方法を、以下に説明する。

0033

通信端末100の内部からユーザの状態情報を取得する場合には、例えば、状態取得制御部103は、通信端末100がセンサ部107として備える加速度センサから、通信端末100の加速度を取得する。通信端末100はユーザによって所持されるものであるので、通信端末100の加速度は、ユーザの加速度として判断される。このようにして状態取得制御部103は、ユーザの状態情報としてユーザの加速度を取得する。より詳細には、状態取得制御部103は、加速度の大きさによって、電車、バス、および車に乗車中、歩行中、又は停止中の判断を行い、判断結果をユーザの状態情報として取得する。ユーザの状態情報を取得するセンサ部107としては、加速度センサの他に、例えば、ジャイロセンサ地磁気センサ照度センサマイク、カメラ等が用いられる。

0034

また、状態取得制御部103は、ジャイロセンサを用いて方向の変化をユーザの状態として計測することもできる。また、状態取得制御部103は、電子コンパスである地磁気センサを用いて通信端末100の動きからユーザの状態を判断することもできる。状態取得制御部103は、周囲の照度を取得する照度センサを用いて、照度によってユーザが屋外にいるか屋内にいるか等をユーザの状態として判断することもできる。また、状態取得制御部103は、マイクを用いて周囲の音を取得することもできる。周囲の音から検出される情報として例えば周波数や音の大きさがある。そして、状態取得制御部103は、このような周囲の音の情報からユーザの状態(ユーザがいる場所)を判断することもできる。さらに、状態取得制御部103は、内蔵するカメラを用いて、ユーザの動き(動作)を認識し、認識した動きからユーザの状態を判断することもできる。ここで、状態取得制御部103は、上述した複数種のセンサから得られた情報を組み合わせてユーザの状態を判断しても良い。

0035

外部デバイス10からユーザの状態情報を取得する場合には、例えば、状態取得制御部103は、周囲(近く)に他のユーザの通信端末がある場合、該他のユーザの通信端末から近距離無線通信を介してユーザの状態情報を取得する。周囲の他のユーザの状態は、通信端末100のユーザの状態と同視できると考えられるので、状態取得制御部103は、周囲の他のユーザの状態情報を、通信端末100のユーザの状態情報として判断する。これにより。例えば、周囲の他のユーザの状態が、電車に乗っている状態であれば、通信端末100のユーザの状態も、電車に乗っている状態と判断される。また、周囲の他のユーザの移動距離や速度等もユーザの状態情報として用いることができる。

0036

また、周囲にWiFi(無線LAN)のデバイスがある場合、状態取得制御部103は、WiFiデバイスが設置されている場所の情報をWiFiネットワークを介して取得する。WiFiデバイスが設置されている場所の情報を取得することにより、ユーザの状態を推定する。例えば、駅に設置されているWiFiアクセスポイントが近くにあれば、状態取得制御部103はユーザの状態は電車に乗車する状態であるとして判断する。あるいは、外部の店舗内や家の中にあるWiFiデバイスが近くに存在する場合には、状態取得制御部103は、これらの場所情報がユーザの状態情報として判断される。

0037

また、状態取得制御部103が、外部のサーバ30からユーザの状態情報を取得する際の動作は、次の通りである。例えば、ユーザの動画(歩行状態および停止状態等)を撮像した動画をサーバ30の内部あるいは外部のカメラを利用してあらかじめサーバ30に蓄積しておく。そして、通信端末100からユーザの状態情報の取得の要求があった場合に、サーバ30において、蓄積したユーザの動画を解析する画像処理が行われ、ユーザの状態が判定される。そして、状態取得制御部103は、サーバ30から判定されたユーザの動きをユーザの状態情報として取得する。これにより、サーバ30によって判定されたユーザの状態が、通信端末100のユーザの状態として取得される。

0038

また、上述のように、ユーザの状態は、通信端末100の内部や外部から取得するが、状態取得制御部103は、ユーザがあらかじめユーザ自身の状態情報を通信端末100に設定して記憶させている場合には、設定したユーザの状態情報を優先して、ユーザの状態情報として取得する。

0039

着信部104は、外部から例えば電子メールや電話の着信を受け付ける着信手段である。着信部104は、着信を受け付けた電子メールや電話等の着信の種別、および着信の優先度を判断する。また、着信部104は、着信の種別および着信の優先度を機能制御部105に通知する。通知された着信の優先度は、後述する機能制御部105の判断に用いられる。

0040

機能制御部105は、状態取得制御部103から通知されたユーザの状態情報および着信部104から着信の種別および着信の優先度に応じて、通信端末100の画面上に表示される通知の情報量を判定し、その情報量を制御する機能制御手段である。機能制御部105は画面上に表示される通知の情報量を判定するために、機能制限テーブルを備えている。図3に機能制限テーブルの一例を示す。機能制限テーブルは、着信の種別、ユーザの状態、および着信の優先度の情報の組み合せごとの通信端末100の機能の制御の内容(通知の情報量)を規定したテーブルである。機能制御部105は、機能制限テーブルを対象にしてユーザの状態情報と着信の種別をキーとして検索を行い、通信端末100の機能の制御の内容(通知の情報量)を機能制限テーブルから読み出す。通知の情報としては、例えば着信の有無、発信元タイトル、本文、および時刻である。通知の方法としては、例えば画面上の通知バーへの出力、待ち受け画面への出力、およびアプリケーションの画面への出力、通信端末100の連携先ウェアラブルデバイスへの出力がある。

0041

例えば、機能制限テーブルには、着信の種別「電子メール」、ユーザの状態情報「歩行中」に対応付けて、通信端末100の機能の制御の内容として「着信元のみを表示」が記憶されている。通信端末100に電子メールの着信があり、ユーザの状態情報として「歩行中」が取得された際には、機能制御部105が機能制限テーブルを対象に、着信の種別「電子メール」、ユーザの状態情報「歩行中」をキーとして検索する。検索の結果、機能制御部105は、機能の制御内容として「着信元のみ表示」と判定する。さらに、機能制御部105は、画面表示制御部106に機能の制御内容「着信元のみを表示」を通知する。ただし、着信の種別が「電子メール」であり、ユーザの状態情報が「歩行中」であった場合であっても、さらに着信の優先度「高」が着信部104から通知されている場合には、次のように機能の制御内容を判定する。すなわち、機能制御部105は、機能制限テーブルを対象に、着信の種別「電子メール」、ユーザの状態情報「歩行中」および着信の種別「電子メール」をキーとして検索し、あらかじめテーブルに規定された別の機能の制御内容「着信元および題名を表示」と判定する。

0042

また、着信の種別が「電子メール」であり、ユーザの状態情報が「休憩中」である場合には、機能制御部105は、図3に示す機能制限テーブルを対象に、着信の種別「電子メール」、ユーザの状態情報「休憩中」をキーとして検索し、機能の制御内容を「詳細を表示」と判定する。そして、機能制御部105は、判定した機能の制御内容を画面表示制御部106に通知する。

0043

画面表示制御部106は、機能制御部105から通知された機能の制御内容に応じて、画面に表示される情報量を制御する画面表示制御手段である。すなわち、機能制御部105から通知される機能の制限内容には機能制限テーブルを参照して判定された画面に表示される情報量(機能の制御)の基準が含まれており、画面表示制御部106は、その基準に応じて画面に表示される情報量を制御する。例えば、画面表示制御部106が機能の制御内容「着信元のみを表示」という通知を受信した場合には、図5に示すように着信元である「From:佐さん」の名前のみを表示するように制御する。また、画面表示制御部106が機能の制御内容「着信元および題名を表示する」という通知を受信した場合には、画面表示制御部106は、図6に示すように「From:佐藤さん、Title:本日の会議について」という内容を表示するように制御する。あるいは、画面表示制御部106は、機能の制御内容「機能制限をしない」という通知を受信した場合には、ユーザが多くの情報を得られるようにさらにメールの内容を表示するよう制御する。また、この場合、画面表示制御部106は、上述と同様に図6に示すように着信元およびタイトルを表示するように制御してもよい。

0044

ここで、通信端末100において例えばマルチメディア系のアプリケーションが起動している場合には、取得先選択部102、状態取得制御部103、機能制御部105、および画面表示制御部106の処理が実行されないように制御される。このような場合には画面表示制御部106により画面に表示される情報量の制御もされないため、通常の表示となる。例えば、画面表示制御部106は、図4に示すように通知バーに着信があったことを表示する。このような通知は、機能の制限がなされていない状態であり、画面表示制御部106はアプリケーションが起動しているために、画面に表示する情報量等を制御せずに、通信端末100の通知バー等に情報を表示する。通知バーに表示した場合には、例えば通常の表示の場合と同様に、着信時には着信のマークとともに「新着メール」との表示がされ(図4の左図)、所定時間経過後に着信のマークのみが表示される(図4の右図)。

0045

引き続いて、図7を参照して、動作状況判定部101による動作状況の判定処理について説明する。図7は、動作状況判定部101による動作状況の判定処理の流れを示すフローチャートである。

0046

最初に、通信端末100の具備する機能の稼働に関する動作状況を判定するように動作状況判定部101に指示がなされる(ステップS101)。該指示は、あらかじめ設定されたタイミングでなされる。その後、動作状況判定部101は、指示に応じてあらかじめ定められたアプリケーションの種類が起動しているか、およびあらかじめ定められたアプリケーションの接続先に接続しているかどうかを判断する(ステップS102)。例えば、アプリケーションの種類としてはマルチメディア系であるかどうか、アプリケーションの接続先としてはコミュニケーション系サービスの接続先であるかどうかを判断する。あらかじめ定められたアプリケーションの種類である、あるいはあらかじめ定められたアプリケーションの接続先に接続している場合には(ステップS102:YES)、動作状況の判定の頻度を変更する(ステップS103)。例えば、アプリケーションの種類がマルチメディア系である場合には、動作状況の判定の頻度をゼロにする(判定を停止する)、あるいは判定の頻度を低くする。アプリケーションの接続先がコミュニケーション系サービスの接続先である場合には、動作状況の判定の頻度を高くする。あらかじめ定められたアプリケーションの種類でない、かつあらかじめ定められたアプリケーションの接続先に接続していない場合には(ステップS102:NO)、動作状況の判定の頻度はデフォルト設定値のままに維持し、変更しない(ステップS104)。その後、動作状況判定部101は、設定された動作状況の判定の頻度で動作状況を取得する(ステップS105、動作状況判定ステップ)。

0047

次に、図8を参照して、ユーザの状態情報の取得先の選択方法について説明する。図8は、取得先選択部102によるユーザの状態情報の取得先を選択する動作の流れを示すフローチャートである。

0048

最初に、動作状況判定部101から通知された電池の残量の値があらかじめ定められた閾値以下かどうかを、取得先選択部102が判定する(ステップS201)。取得先選択部102が判定するタイミングは、設定されたタイミングで動作状況判定部101が通信端末100の動作状況を取得し、取得した通信端末100の動作状況を取得先選択部102に通知したタイミングである。電池の残量の値があらかじめ定められた閾値よりも大きい場合(ステップS201:NO)、取得先選択部102は、通信端末100の内部をユーザの状態情報の取得先として選択する(ステップS207、取得先選択ステップ)。

0049

一方、電池の残量の値があらかじめ定められた閾値以下であった場合(ステップS201:YES)、外部デバイス10が通信可能な範囲に存在するかどうかを通信部108が検索する(ステップS202)。外部デバイス10が存在する場合(ステップS202:YES)、取得先選択部102は外部デバイス10をユーザの状態情報の取得先として選択する(ステップS203)。一方、外部デバイス10が存在しない場合(ステップS202:NO)、取得先選択部102は、動作状況判定部101から通知された電波強度があらかじめ定められた閾値以上かどうかを、さらに判定する(ステップS204)。

0050

判定の結果、電波強度があらかじめ定められた閾値よりも小さかった場合(ステップS204:NO)、取得先選択部102は通信端末100の内部をユーザの状態情報の取得先として選択する(ステップS207)。一方、電波強度があらかじめ定められた閾値以上であった場合(ステップS204:YES)、取得先選択部102は、ユーザの状態情報を取得可能なサーバ30と通信可能かどうかを通信部108が検索する(ステップS205)。検索の結果、サーバ30と通信可能な場合(ステップS205:YES)、取得先選択部102は、サーバ30をユーザの状態情報の取得先として選択する(ステップS206)。一方、ユーザの状態情報を取得可能なサーバ30と通信可能でない場合(ステップS205:NO)、取得先選択部102は、通信端末100の内部を、ユーザの状態情報の取得先として選択する(ステップS207)。

0051

引き続いて、図9を参照して、画面表示制御部106による画面制御処理について説明する。図9は、画面表示制御部106による画面制御の制御内容を決定する流れを示すフローチャートである。

0052

画面表示制御部106は、着信部104から着信の種別および着信の優先度の通知を受け、画面に表示される情報量の制御を行う(ステップ301)。画面に表示される情報量の制御を行うタイミングは、通信端末100の着信部104が外部から着信を受信したタイミングである。はじめに、動作状況判定部101は、あらかじめ定められた種別のアプリケーションが起動しているかどうかを確認する(ステップS302)。その結果、動作状況判定部101が、あらかじめ定められた種別のアプリケーションが起動していると判断した場合(ステップS302:YES)、画面表示制御部106は、画面に表示される情報量の制御は行わない(ステップS308)。一方、動作状況判定部101が、あらかじめ定められた種別のアプリケーションが起動していないと判断した場合(Sステップ302:NO)、状態取得制御部103は、取得先選択部102が選択したユーザの状態情報の取得先から、ユーザの状態情報を取得する(ステップ303、状態取得制御ステップ)。その後、状態取得制御部103は、ユーザの状態情報を確認してユーザが移動中であるかを判断する(ステップS304)。状態取得制御部103が、ユーザが移動中でないと判断した場合(ステップS304:NO)、画面表示制御部106は、機能制限テーブルの機能の制限の内容に従って、画面に表示される情報量を多くし、ユーザに多くの情報を与えるように制御を行う(ステップS307、画面表示制御ステップ)。一方、状態取得制御部103が、ユーザが移動中であると判断した場合(ステップS304:YES)、状態取得制御部103は、ユーザが歩行中であるかをユーザの状態情報からさらに判断する(ステップS305)。その結果、状態取得制御部103が、ユーザが歩行中でないと判断した場合(ステップS305:NO)、画面表示制御部106は、機能制限テーブルの機能の制限の内容に従って、画面に表示される情報量を多くし、ユーザに多くの情報を与えるように制御を行う(ステップS307、画面表示制御ステップ)。一方、状態取得制御部103が、ユーザが歩行中であると判断した場合(ステップS305:YES)、画面表示制御部106は、機能制限テーブルの機能の制限の内容に従って、ユーザに最小限の情報を与えるように画面に表示される情報量を少なくするように制御を行う(ステップS306、画面表示制御ステップ)。

0053

上述した通信端末100によれば、動作状況判定部101が、通信端末100の具備する機能の稼働に関する動作状況を判定し、取得先選択部102が、動作状況に応じてユーザの状態情報の取得先を通信端末100の外部又は通信端末100の内部のいずれかから選択する。状態取得制御部103が、選択したユーザの状態情報の取得先からユーザの状態情報を取得し、取得したユーザの状態に応じて画面表示制御部106が画面の表示の制御をする。これにより、通信端末100の動作状況に応じて、省電力等の観点で効率的に外部又は内部からユーザの状態情報を判断できる。その結果、ユーザのおかれている多様な状態に応じて、通信端末100の表示を制御し、ユーザの状態に適した情報を表示することで、ユーザの安全性および利便性を効率よく向上させることができる。ユーザが「歩行中」の場合には、通信端末100の画面に最小限の情報量を表示することで、ユーザが画面に注視する時間を短縮し、ユーザの安全性を向上させる。ユーザが「休憩中」の場合には、通信端末100の画面にサービスの導線となり得る新商品クーポンの情報等の詳細な情報を表示することで、ユーザの利便性を向上させる。

0054

また、動作状況判定部101により電池の残量が所定値以下と判定された場合には、取得先選択部102は、通信端末100の外部をユーザの状態情報の取得先として選択する。動作状況判定部101により電池の残量が所定値よりも多いと判定された場合には通信端末100の内部をユーザの状態情報の取得先として選択する。その結果、通信端末100の動作状況に応じて確実にユーザの状態を判定することができる。

0055

また、通信端末100の外部は、通信端末100の外部デバイス10およびユーザの状態を認識する通信端末100と通信可能なサーバ30のうちいずれかである。その結果、通信端末100の動作状況に応じてユーザの状態の取得先を広範囲に変更することができる。

0056

また、通信端末100の外部からの着信を受け付ける着信部104が受け付けた着信の種別に応じて、機能制限テーブルを参照し、画面の表示の制御を行う。その結果、通信端末100の外部からの着信の種別に応じた通信端末100の画面の制御が可能となる。

0057

また、着信の種別、着信の優先度およびユーザの状態情報に応じて、機能制御部105は画面に表示する情報量の制御を決定する。これにより、ユーザが注視する通信端末100の画面に表示される情報の視認性や通信端末100の操作性を制御し、ユーザの状態に適した情報を画面に表示することが可能となるので、ユーザの安全性および利便性が向上される。

0058

また、アプリケーションの種類および該アプリケーションの接続先に応じて、ユーザの状態情報の取得の頻度を変更するので、通信端末100のユーザの利便性や安全性をより確実に向上させることが可能となる。より具体的には、ユーザが動画等のマルチメディア系のアプリケーションを利用している場合には、ユーザが画面を注視していると想定されるので、ユーザの利便性を考慮し、ユーザの状態情報の取得を行わず、通信端末100の画面に表示される情報量の制御も行わない。また、ユーザがSNS等のコミュニケーション系のアプリケーションを利用している場合には、ユーザの安全性を考慮し、ユーザの状態情報の取得の頻度を高くし、通信端末100の画面に表示される情報量を頻繁に変更するように制御を行う。このように、画面に表示される情報量を制御することにより、ユーザが通信端末100の画面に注視する時間をコントロールする結果、ユーザの利便性や安全性をより確実にした通信端末100の利用が可能となる。

0059

また、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。

0060

動作状況は、通信端末100の電池の残量および通信端末100の周囲の電波状況には限定されず、他の通信端末100の具備する機能の稼働に関する動作状況であってもよい。例えば、外部電源に通信端末100が接続されているかどうかを動作状況としてもよい。

0061

また、通信端末100の電池の残量および電波強度に応じて、ユーザの状態情報の取得先を選択することには限定されない。例えば、通信端末100の電池の残量および電波強度のいずれかのみに応じて通信端末100のユーザの状態情報の取得先を選択してもよい。

0062

また、通信端末100のユーザの状態情報の取得先は、通信端末100の外部デバイス10およびユーザの状態を認識するサーバ30には限定されず、例えば他の装置やデバイス等であってもよい。

0063

また、画面の表示制御は電子メールの受信内容の制御には限定されず、その他のブラウザによる情報表示、電話の着信表示SNSサービス利用時の通知、および地図情報の表示等を対象にしてもよい。

0064

また、ユーザの状態情報に応じて、機能制御部105が、通信端末100のアプリケーションプログラムの動作可否をさらに制御してもよい。例えば、ユーザの状態が「歩行中」であると認識され、起動対象アプリケーションが、画面を注視する時間が長時間になる可能性の高いSNS等のコミュニケーション系サービスのアプリケーションである場合には、起動不可とするように制御する。

0065

また、ユーザが手動で通信端末100にユーザの状態情報を設定した場合、そのユーザの状態情報を状態取得制御部103が取得するユーザの状態情報に優先してユーザの状態情報としてもよい。

0066

また、通信端末100の動作状況判定部101、取得先選択部102、および状態取得制御部103等の一部機能は、外部のサーバ等の他の装置に分散されていてもよい。例えば、動作状況判定部101、取得先選択部102、および状態取得制御部103は、外部のサーバに搭載されていてもよい。この場合、通信端末100と各機能を搭載した外部のサーバとで情報出力制御システムを構成する。このように、通信端末100がこれらの各機能を有さず、情報出力制御システムが備える外部のサーバで、通信端末100の動作状況、ユーザの状態情報の取得先、およびユーザの状態情報を取得する場合、取得した情報を通信端末100に通知する。このような構成によっても、外部のサーバから通知された通信端末100の動作状況に応じてユーザの状態情報の取得先を変更することが可能である。また、外部のサーバから通知されたユーザの状態情報に応じて、画面表示制御部106により通信端末100の画面に表示される情報量の制御をすることが可能となる。

0067

10…外部デバイス、20…ネットワーク、30…サーバ、100…通信端末、101…動作状況判定部、102…取得先選択部、103…状態取得制御部、104…着信部、105…機能制御部、106…画面表示制御部、107…センサ部、108…通信部。

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