図面 (/)

技術 目薬容器

出願人 株式会社吉野工業所
発明者 後藤孝之
出願日 2013年12月27日 (7年4ヶ月経過) 出願番号 2013-272931
公開日 2015年7月9日 (5年10ヶ月経過) 公開番号 2015-126787
状態 特許登録済
技術分野 医療品保存・内服装置
主要キーワード 水平器 記載範囲 倒立姿勢 目薬容器 外ねじ 内ねじ 非使用状態 揺動体
関連する未来課題
重要な関連分野

この項目の情報は公開日時点(2015年7月9日)のものです。
また、この項目は機械的に抽出しているため、正しく解析できていない場合があります

図面 (4)

課題

点眼確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供する。

解決手段

内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部5を有する容器本体3と、内容液の注出口25を有し、口部5に装着される中栓7と、容器本体3に対して揺動可能に取り付けられた揺動体11と、を備え、揺動体11は、容器本体3に揺動可能に連結する一対の連結部35と、該連結部35を架け渡す天壁41とを備え、天壁41に、容器本体3を倒立姿勢で保持するにあたり、注出口25を鉛直下向きに指向させる際にその中心が該注出口25の中心軸線C上に位置する開口39を設けたことを特徴とする。

概要

背景

従来、目薬点眼するために用いる目薬容器として、目の上方で容器本体を倒立姿勢で保持して、先端に設けられた注出口から目薬を滴下するものが知られている。このような目薬容器は、目薬を正確に点眼することが難しく、目に滴下できなかった目薬が無駄になっていた。

このような問題を解決することを目的として、例えば特許文献1には、水平器の付いた鏡を注出口の根元に設けた目薬容器が開示されている。この目薬容器は、鏡に映った自分の目を見るとともに鏡の水平も確認しながら点眼することで、点眼の確実性を高めている。

概要

点眼の確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供する。内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部5を有する容器本体3と、内容液の注出口25を有し、口部5に装着される中栓7と、容器本体3に対して揺動可能に取り付けられた揺動体11と、を備え、揺動体11は、容器本体3に揺動可能に連結する一対の連結部35と、該連結部35を架け渡す天壁41とを備え、天壁41に、容器本体3を倒立姿勢で保持するにあたり、注出口25を鉛直下向きに指向させる際にその中心が該注出口25の中心軸線C上に位置する開口39を設けたことを特徴とする。

目的

本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、点眼の確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
0件

この技術が所属する分野

ライセンス契約や譲渡などの可能性がある特許掲載中! 開放特許随時追加・更新中 詳しくはこちら

請求項1

内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部を有する容器本体と、内容液の注出口を有し、前記口部に装着される中栓と、前記容器本体に対して揺動可能に取り付けられた揺動体と、を備え、前記揺動体は、前記容器本体に揺動可能に連結する一対の連結部と、該連結部を架け渡す天壁とを備え、前記天壁に、容器本体を倒立姿勢で保持するにあたり、前記注出口を鉛直下向きに指向させる際にその中心が該注出口の中心軸線上に位置する開口を設けたことを特徴とする目薬容器

請求項2

前記連結部は、容器本体の胴部に設けられた係合凸部に嵌合する係合孔部を有し、該揺動体は、前記係合凸部を支点として揺動する、請求項1に記載の目薬容器。

請求項3

前記係合孔部が容器本体の軸線方向に延びる長孔状であり、前記揺動体が前記容器本体に対して該係合孔部の長手方向に移動可能である、請求項1又は2に記載の目薬容器。

請求項4

前記口部に着脱可能に装着され、前記収容空間を封止可能なキャップを有し、前記口部の外周面には、前記キャップの内周面に形成された内ねじに係合する外ねじ部が設けられ、該外ねじ部はねじ山が部分的に間欠する外ねじ間欠部を有し、該外ねじ間欠部に前記揺動体の連結部が部分的に嵌まり込んだ状態で前記キャップが装着される、請求項3に記載の目薬容器。

請求項5

前記中栓は、その先端に前記注出口を有するとともに前記開口を貫通する注出筒を有する、請求項1〜4の何れか一項に記載の目薬容器。

技術分野

0001

本発明は、目薬を正確に点眼するための目薬容器に関する。

背景技術

0002

従来、目薬を点眼するために用いる目薬容器として、目の上方で容器本体を倒立姿勢で保持して、先端に設けられた注出口から目薬を滴下するものが知られている。このような目薬容器は、目薬を正確に点眼することが難しく、目に滴下できなかった目薬が無駄になっていた。

0003

このような問題を解決することを目的として、例えば特許文献1には、水平器の付いた鏡を注出口の根元に設けた目薬容器が開示されている。この目薬容器は、鏡に映った自分の目を見るとともに鏡の水平も確認しながら点眼することで、点眼の確実性を高めている。

先行技術

0004

特開2007−82968号公報

発明が解決しようとする課題

0005

しかしながら、上記のような目薬容器においても、点眼の確実性には改善の余地があった。

0006

本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、点眼の確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するため、本発明に係る目薬容器は、内容液を収容する収容空間に連通する筒状の口部を有する容器本体と、
内容液の注出口を有し、前記口部に装着される中栓と、
前記容器本体に対して揺動可能に取り付けられた揺動体と、を備え、
前記揺動体は、前記容器本体に揺動可能に連結する一対の連結部と、該連結部を架け渡す天壁とを備え、
前記天壁に、容器本体を倒立姿勢で保持するにあたり、前記注出口を鉛直下向きに指向させる際にその中心が該注出口の中心軸線上に位置する開口を設けたことを特徴とする。

0008

また、本発明に係る目薬容器にあっては、前記連結部は、容器本体の胴部に設けられた係合凸部に嵌合する係合孔部を有し、
該揺動体は、前記係合凸部を支点として揺動することが好ましい。

0009

また、本発明に係る目薬容器にあっては、前記係合孔部が容器本体の軸線方向に延びる長孔状であり、前記揺動体が前記容器本体に対して該係合孔部の長手方向に移動可能であることが好ましい。

0010

また、本発明に係る目薬容器にあっては、前記口部に着脱可能に装着され、前記収容空間を封止可能なキャップを有し、前記口部の外周面には、前記キャップの内周面に形成された内ねじに係合する外ねじ部が設けられ、該外ねじ部はねじ山が部分的に間欠する外ねじ間欠部を有し、
該外ねじ間欠部に前記揺動体の連結部が部分的に嵌まり込んだ状態で前記キャップが装着されることが好ましい。

0011

また、本発明に係る目薬容器にあっては、前記中栓は、その先端に前記注出口を有するとともに前記開口を貫通する注出筒を有することが好ましい。

発明の効果

0012

本発明によれば、点眼の確実性を向上させることが可能な目薬容器を提供することができる。

図面の簡単な説明

0013

本発明の一実施形態に係る目薬容器を部分的に断面で示した正面図である。
図1の目薬容器に装着されたキャップを取り外して揺動体を引き出した状態を示す図である。
(a)は、図1の目薬容器の使用時の様子を表す図であり、(b)は図3(a)の目薬容器を下方から見た図であり、(c)は、図3(a)の目薬容器を、倒立姿勢で注出口を鉛直下向きに指向させ、下方から見た図である。

実施例

0014

以下に、図面を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る目薬容器1は、目薬(内容液)を収容する収容空間を形成する容器本体3と、当該収容空間に連通する口部5の上端に装着される中栓7と、中栓7を覆うように口部5に着脱可能に装着されるキャップ9と、容器本体3に揺動可能に取付けられた揺動体11と、を備える。なお、図1に示す目薬容器1は、容器本体3の口部5にキャップ9を装着した非使用状態を表し、図2は、図1の状態からキャップ9を取り外して揺動体11を上方に引き出した使用状態の目薬容器1を表している。

0015

容器本体3は、底部13の外縁から起立する筒状の胴部15、胴部15の上端から内側に延びる肩部17、及び肩部17の内縁から起立する円筒状の口部5で構成される。口部5の外周面には外ねじ部19が設けられ、キャップ9の内周面に形成された内ねじ部21と係合する。外ねじ部19は、容器本体3の両側面側、すなわち、図1、2における左右方向の両側に、ねじ山が部分的に間欠した外ねじ間欠部20を有する。

0016

口部5の上端に設けられた中栓7は、先端に向けて先細り状に延びて、先端に注出口25を有する注出筒(ノズル)26と、注出筒26の下端から外側に延びるフランジ27と、フランジ27の下面から垂下して口部5の内周面に嵌合する嵌合筒29で構成されている。本実施形態において、注出口25の中心軸線(以下、単に「軸線」という。)Cは、注出筒26、口部5及び胴部15の中心軸線と一致している。

0017

容器本体3は、胴部15の両側の側面から突出する一対の係合凸部31を有する。図1に示すように、一対の係合凸部31は、軸線Cに対して垂直な軸線D上に配置されており、揺動体11の係合孔部33に入り込んで、揺動体11が揺動する際の支点となる。また、係合凸部31が設けられた胴部15の側面は、揺動体11の連結部35が収まるよう、上部が下部よりも内側に凹んでいる。

0018

揺動体11は、容器本体3に嵌合する一対の連結部35と、中央に円形の開口39を有し、連結部を架け渡す天壁41とで構成される。図1に示す非使用状態において、天壁41は口部5の上端に配置された中栓7のフランジ27の上方に位置しており、天壁41の開口39を注出筒26が貫通している。連結部35は、天壁41の外縁部から垂下して、図1に示す非使用状態で外ねじ間欠部20に嵌まり込んで口部5の外周面に沿う上壁部35aと、容器本体3の胴部15の側面に沿う下壁部35bと、上壁部35a及び下壁部35bを繋ぐ中間壁部35cとで構成される。下壁部35bには、上述の係合孔部33が形成されている。本実施形態において係合孔部33は、容器本体3の軸線方向、すなわち軸線Cの方向を長手方向として、下壁部35bの延在方向に沿って延びる長孔状である。これにより、本実施形態において揺動体11は、容器本体3に対して、図1に示す容器本体3への収容状態から、図2に示す最大に引き出された状態まで軸線Cに沿うように移動可能である。本実施形態において揺動体11は、図1に示す容器本体3への収容状態から、キャップ9を外して倒立姿勢にする際に、揺動体11の自重により図2に示す状態まで移動する構成となっている。また、本実施形態においては、注出筒26が天壁41の開口39を貫通しているため、注出筒26の外面と、開口39の内周縁が当接することにより揺動体11の揺動範囲は制限されている。

0019

以下、本実施形態の目薬容器1の使用方法について説明する。ここで、図3(a)は、使用時の目薬容器1を側面側から見た図である。なお、図3(a)に示すように、揺動体11が揺動する際の中心軸となる軸線Dは、軸線Cと交差している。すなわち、軸線Cと軸線Dとは、目薬容器1における奥行き方向の位置が一致している。また、容器本体3の倒立状態において、注出口25が鉛直下向きとなる際に、揺動体11は、自重により開口39の中心が軸線Dの真下に位置するよう揺動する。

0020

本実施形態の目薬容器1を使用する場合には、図1に示す非使用状態から、キャップ9を取り外した後、胴部15を把持して容器本体3を倒立姿勢で目の上方に配置し、胴部を押圧することで目薬を注出口25滴下させる。このとき、図3(a)に示すように、注出口25が鉛直下向きとなっていない場合、すなわち、軸線Cが鉛直でない場合には、天壁41の開口39の中心が軸線C上に位置せず、目薬を点眼しようとする目からは、図3(b)のように注出口25が開口39の一方側に偏って見える。この状態で目薬を滴下すると、図3(a)に破線で示す矢印のように目から外れてしまう虞がある。

0021

一方、注出口25が鉛直下向きとなっている場合、すなわち、軸線Cが鉛直である場合には、開口39の中心が軸線C上に位置し、目薬を点眼しようとする目からは、図3(c)に示すように、注出口25が開口39の中心に見える。このように、開口39の中心に注出口25が位置するよう目薬容器を保持した状態で点眼することにより、正確に点眼することができる。

0022

以上のように、本実施形態の目薬容器1にあっては、点眼をする際に注出口25が開口39の中心に位置するよう目薬容器1を保持することで、より正確に注出口25を鉛直下向きに向けることができるので、点眼の確実性を向上させることができる。

0023

また、本実施形態の目薬容器1にあっては、揺動体11の係合孔部33を長孔状として容器本体3に対する軸線Cに沿う方向の移動を可能とするとともに、揺動体11の上壁部35aが外ねじ間欠部20に嵌まり込む構成としたことで、非使用時における目薬容器1の全体としての大きさを小さくすることができる。

0024

以上、図示例に基づき説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものでなく、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜変更することができるものであり、例えば上記実施形態の目薬容器1は、揺動体の開口を円形状として説明したが、楕円形状や多角形状等の構成としても良い。

0025

1目薬容器
3容器本体
5 口部
7中栓
9キャップ
11揺動体
13 底部
15胴部
17肩部
19外ねじ部
20 外ねじ間欠部
21内ねじ部
25注出口
26 注出筒
27フランジ
29 嵌合筒
31係合凸部
33係合孔部
35 連結部
35a上壁部
35b下壁部
35c中間壁部
39 開口
41 天壁

ページトップへ

この技術を出願した法人

この技術を発明した人物

ページトップへ

関連する挑戦したい社会課題

関連する公募課題

該当するデータがありません

ページトップへ

おススメ サービス

おススメ astavisionコンテンツ

新着 最近 公開された関連が強い技術

  • 積水メディカル株式会社の「 キャップ部材、栓体、及び血液採取容器」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題・解決手段】成形時における突出部の変形を抑えることができ、栓本体がキャップ部材から抜けにくいキャップ部材を提供する。開口端を有する体液採取用容器の該開口端に取り付けられる栓体を構成するキャップ部... 詳細

  • PHCホールディングス株式会社の「 薬品収納ボックス」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【解決手段】 薬品保冷庫に収納され、制御装置によって管理される薬品収納ボックスであって、ICタグが取り付けられた薬品を収納する収納部と、前記ICタグの情報を受信するアンテナと、を備える。... 詳細

  • 生化学工業株式会社の「 包装体およびその製造方法」が 公開されました。( 2021/03/18)

    【課題・解決手段】酵素量が少ないことに起因する力価の低下が抑制される糖分解酵素を含む医薬組成物が、容器に収容された包装体が提供される。包装体は、医薬組成物と容器とを含み、前記医薬組成物は糖分解酵素を有... 詳細

この 技術と関連性が強い人物

関連性が強い人物一覧

この 技術と関連する社会課題

関連する挑戦したい社会課題一覧

この 技術と関連する公募課題

該当するデータがありません

astavision 新着記事

サイト情報について

本サービスは、国が公開している情報(公開特許公報、特許整理標準化データ等)を元に構成されています。出典元のデータには一部間違いやノイズがあり、情報の正確さについては保証致しかねます。また一時的に、各データの収録範囲や更新周期によって、一部の情報が正しく表示されないことがございます。当サイトの情報を元にした諸問題、不利益等について当方は何ら責任を負いかねることを予めご承知おきのほど宜しくお願い申し上げます。

主たる情報の出典

特許情報…特許整理標準化データ(XML編)、公開特許公報、特許公報、審決公報、Patent Map Guidance System データ