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技術 プログラム、情報処理装置、および通信システム

出願人 ブラザー工業株式会社
発明者 糸川喜裕
出願日 2013年11月29日 (6年11ヶ月経過) 出願番号 2013-247480
公開日 2015年6月8日 (5年5ヶ月経過) 公開番号 2015-106251
状態 特許登録済
技術分野 計算機間の情報転送
主要キーワード データ取得用 無線LAN端末装置 サーバーマシン インフラストラクチャーモード 無線LAN方式 論理集積回路 送信リクエスト パスワ
関連する未来課題
重要な関連分野

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図面 (13)

課題

ハイパーリンクリンク先の装置がパブリックネットワーク開放されていない装置であっても、その装置に記憶されているコンテンツを取得する。

解決手段

ハイパーリンクのリンク先の装置が、同一LAN56内の装置に対してのみ、データを提供するストレージサーバ46である場合に、PC10は、ストレージサーバからコンテンツを取得する。そして、コンテンツを、パブリックネットワークに開放されているストレージサーバ60に送信する。PCは、送信の返信として、コンテンツを取得するためのURL又はURL関連情報を受信し、そのURLを文書データに合成する。これにより、リンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない場合であっても、リンク先のコンテンツは、ストレージサーバに記憶されるため、URLが合成された文書データを利用することで、コンテンツを取得することが可能となる。

概要

背景

ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく画像を、PC(Personal computerの略)等のパネルに表示し、ハイパーリンクが埋め込まれた箇所を、マウス等でクリックすることで、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置にアクセスし、その装置からデータを取得することが可能である。しかしながら、ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく文書を、原稿印刷し、その原稿が配布される場合があり、このような場合には、原稿を配布された者が、ハイパーリンクのリンク先の装置からデータを取得できない虞がある。

詳しくは、URL(Uniform Resource Locatorの略)にハイパーリンクが設定されている場合であれば、URLが原稿に印刷されるため、原稿を配布された者は、印刷されたURLを利用して、リンク先の装置にアクセスし、リンク先の装置からデータを取得することが可能である。一方で、URL以外の記号アイコン等にハイパーリンクが設定されている場合には、URLは、原稿に印刷されず、URL以外の記号、アイコン等が原稿に印刷されるため、原稿を配布された者は、リンク先の装置にアクセスできず、リンク先の装置からデータを取得することができない。

このようなことに鑑みて、下記特許文献に記載の情報処理装置では、ハイパーリンクに設定されているハイパーリンク情報が、QRコード(R)(デンソーウェーブ登録商標)等の2次元コードに変換され、その2次元コードが、原稿に印刷される。これにより、原稿を配布された者が、例えば、携帯電話カメラ等で2次元コードを撮像することにより、ハイパーリンク情報を取得し、リンク先の装置にアクセスすることで、リンク先の装置からデータを取得することが可能となる。

概要

ハイパーリンクのリンク先の装置がパブリックネットワーク開放されていない装置であっても、その装置に記憶されているコンテンツを取得する。ハイパーリンクのリンク先の装置が、同一LAN56内の装置に対してのみ、データを提供するストレージサーバ46である場合に、PC10は、ストレージサーバからコンテンツを取得する。そして、コンテンツを、パブリックネットワークに開放されているストレージサーバ60に送信する。PCは、送信の返信として、コンテンツを取得するためのURL又はURL関連情報を受信し、そのURLを文書データに合成する。これにより、リンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない場合であっても、リンク先のコンテンツは、ストレージサーバに記憶されるため、URLが合成された文書データを利用することで、コンテンツを取得することが可能となる。

目的

具体的に、例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、同一のLAN(Local Area Networkの略)内に存在しているクライアント装置に対してのみ、自身の持っているデータ等を提供する

効果

実績

技術文献被引用数
0件
牽制数
1件

この技術が所属する分野

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請求項1

ネットワーク上の外部装置通信可能な通信部を備えた情報処理装置コンピュータ読み取り可能なプログラムであって、文書データからハイパーリンクに関するハイパーリンク情報を取得するハイパーリンク情報取得手段と、前記ハイパーリンク情報により特定されるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得した場合に、サーバーマシンと前記通信部を介して通信を行って、前記コンテンツを前記サーバーマシンに送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段によって送信された前記コンテンツを前記サーバーマシンから取得するためのURL又は当該URLに関連するURL関連情報を、前記通信部を介して、前記サーバーマシンから取得するURL情報取得手段と、前記URL情報取得手段が前記URL又は前記URL関連情報を取得した場合に、前記URLを前記文書データに合成した合成文書データを生成する文書データ生成手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。

請求項2

前記URLのスキームが所定のスキームであるか否かを判定する判定手段として前記コンピュータを機能させ、前記コンテンツ取得手段は、前記判定手段によって前記URLのスキームが所定のスキームでないと判定された場合に、前記コンテンツを取得することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。

請求項3

前記所定のスキームは、httpを含むことを特徴とする請求項2に記載のプログラム。

請求項4

前記所定のスキームは、ftpを含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のプログラム。

請求項5

前記URL情報取得手段は、前記サーバーマシンに送信された前記コンテンツを前記サーバーマシン内において特定するための情報を、前記URL関連情報として、前記通信部を介して、前記サーバーマシンから取得し、前記文書データ生成手段は、前記サーバーマシンを特定するための情報と前記URL関連情報とに基づき得られるURLを前記文書データに合成した前記合成文書データを生成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のプログラム。

請求項6

前記文書データ生成手段は、コードシンボル化された前記URLを前記文書データに合成した前記合成文書データを生成することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のプログラム。

請求項7

前記プログラムは、印刷用のデータを作成するためのプログラムであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のプログラム。

請求項8

ネットワーク上の外部装置と通信可能な通信部と、制御部とを備えた情報処理装置であって、前記制御部は、文書データからハイパーリンクに関するハイパーリンク情報を取得するハイパーリンク情報取得手段と、前記ハイパーリンク情報により特定されるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得した場合に、サーバーマシンと前記通信部を介して通信を行って、前記コンテンツを前記サーバーマシンに送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段によって送信された前記コンテンツを前記サーバーマシンから取得するためのURL又は当該URLに関連するURL関連情報を、前記通信部を介して、前記サーバーマシンから取得するURL情報取得手段と、前記URL情報取得手段が前記URL又は前記URL関連情報を取得した場合に、前記URLを前記文書データに合成した合成文書データを生成する文書データ生成手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。

請求項9

情報処理装置とサーバーマシンとを備えた通信システムであって、前記情報処理装置は、ネットワーク上の外部装置と通信可能な情報処理装置通信部と情報処理装置制御部とを備え、前記情報処理装置制御部は、文書データからハイパーリンクに関するハイパーリンク情報を取得するハイパーリンク情報取得手段と、前記ハイパーリンク情報により特定されるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得した場合に、前記サーバーマシンと前記情報処理装置通信部を介して通信を行って、前記コンテンツを前記サーバーマシンに送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段によって送信された前記コンテンツを前記サーバーマシンから取得するために必要なURL又は当該URLに関連するURL関連情報を、前記情報処理装置通信部を介して、前記サーバーマシンから取得するURL情報取得手段と、前記URL情報取得手段が前記URL又は前記URL関連情報を取得した場合に、前記URLを前記文書データに合成した合成文書データを生成する文書データ生成手段と、を有し、前記サーバーマシンは、ネットワーク上の外部装置と通信可能な第1装置通信部と第1装置制御部とを有し、パブリックネットワーク開放されている第1装置と、記憶部と第2装置制御部とを有し、パブリックネットワークに開放されていないが、前記第1装置と通信可能な第2装置とを備え、前記第1装置制御部は、前記情報処理装置から前記コンテンツを、前記第1装置通信部を介して取得した場合に、前記コンテンツを前記第2装置に送信し、前記コンテンツを削除する第1送信手段を有し、前記第2装置制御部は、前記第1送信手段によって送信された前記コンテンツを、そのコンテンツを識別するための識別情報と関連付けて前記記憶部に記憶する記憶制御手段と、前記識別情報を第1装置に送信する第2送信手段と、を有し、前記第1装置制御部は、前記第2送信手段によって送信された前記識別情報を少なくとも含む、前記URL又は前記URL関連情報を、前記第1装置通信部を介して前記情報処理装置に送信する第3送信手段を有することを特徴とする通信システム。

請求項10

前記第1装置制御部は、前記URLを用いた通信が、所定の装置との間で前記第1装置通信部を介して、確立した場合に、前記URLに含まれる前記識別情報によって識別される前記コンテンツの前記第1装置への送信指令を、前記第2装置に送信する第4送信手段を有し、前記第2装置制御部は、前記送信指令に対する返信として、前記識別情報によって識別されるコンテンツを、前記第1装置に送信する第5送信手段を有し、前記第1装置制御部は、前記第5送信手段によって送信された前記コンテンツを、前記第1装置通信部を介して前記所定の装置に送信する第6送信手段を有することを特徴とする請求項9に記載の通信システム。

技術分野

0001

本発明は、ネットワーク上の外部装置通信可能な情報処理装置、その情報処理装置のコンピュータ読み取り可能なプログラム、および、情報処理装置とサーバーマシンとを備えた通信システムに関する。

背景技術

0002

ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく画像を、PC(Personal computerの略)等のパネルに表示し、ハイパーリンクが埋め込まれた箇所を、マウス等でクリックすることで、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置にアクセスし、その装置からデータを取得することが可能である。しかしながら、ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく文書を、原稿印刷し、その原稿が配布される場合があり、このような場合には、原稿を配布された者が、ハイパーリンクのリンク先の装置からデータを取得できない虞がある。

0003

詳しくは、URL(Uniform Resource Locatorの略)にハイパーリンクが設定されている場合であれば、URLが原稿に印刷されるため、原稿を配布された者は、印刷されたURLを利用して、リンク先の装置にアクセスし、リンク先の装置からデータを取得することが可能である。一方で、URL以外の記号アイコン等にハイパーリンクが設定されている場合には、URLは、原稿に印刷されず、URL以外の記号、アイコン等が原稿に印刷されるため、原稿を配布された者は、リンク先の装置にアクセスできず、リンク先の装置からデータを取得することができない。

0004

このようなことに鑑みて、下記特許文献に記載の情報処理装置では、ハイパーリンクに設定されているハイパーリンク情報が、QRコード(R)(デンソーウェーブ登録商標)等の2次元コードに変換され、その2次元コードが、原稿に印刷される。これにより、原稿を配布された者が、例えば、携帯電話カメラ等で2次元コードを撮像することにより、ハイパーリンク情報を取得し、リンク先の装置にアクセスすることで、リンク先の装置からデータを取得することが可能となる。

先行技術

0005

特開2000−148340号公報
特開平10−171727号公報

発明が解決しようとする課題

0006

しかしながら、上記特許文献に記載の技術には次のような問題があった。例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、パブリックネットワーク開放されていない場合には、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置から、データを取得できない虞がある。具体的に、例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、同一のLAN(Local Area Networkの略)内に存在しているクライアント装置に対してのみ、自身の持っているデータ等を提供する装置である場合には、リンク先の装置に、LAN外の装置からは、アクセスできず、リンク先の装置からデータを取得することができない。また、例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置へのアクセスが、パスワード等の設定により、特定の装置に限定されている場合がある。このような場合には、その特定の装置以外の装置では、リンク先の装置にアクセスできず、リンク先の装置からデータを取得することができない。本発明は、そのような事情に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、ハイパーリンクのリンク先の装置がパブリックネットワークに開放されていない装置であっても、その装置に記憶されているデータを取得することである。

課題を解決するための手段

0007

上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、ネットワーク上の外部装置と通信可能な通信部を備えた情報処理装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、文書データからハイパーリンクに関するハイパーリンク情報を取得するハイパーリンク情報取得手段と、前記ハイパーリンク情報により特定されるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得した場合に、サーバーマシンと前記通信部を介して通信を行って、前記コンテンツを前記サーバーマシンに送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段によって送信された前記コンテンツを前記サーバーマシンから取得するためのURL又は当該URLに関連するURL関連情報を、前記通信部を介して、前記サーバーマシンから取得するURL情報取得手段と、前記URL情報取得手段が前記URL又は前記URL関連情報を取得した場合に、前記URLを前記文書データに合成した合成文書データを生成する文書データ生成手段と、して前記コンピュータを機能させることを特徴とする。

0008

上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、ネットワーク上の外部装置と通信可能な通信部と、制御部とを備えた情報処理装置であって、前記制御部は、文書データからハイパーリンクに関するハイパーリンク情報を取得するハイパーリンク情報取得手段と、前記ハイパーリンク情報により特定されるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得した場合に、サーバーマシンと前記通信部を介して通信を行って、前記コンテンツを前記サーバーマシンに送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段によって送信された前記コンテンツを前記サーバーマシンから取得するためのURL又は当該URLに関連するURL関連情報を、前記通信部を介して、前記サーバーマシンから取得するURL情報取得手段と、前記URL情報取得手段が前記URL又は前記URL関連情報を取得した場合に、前記URLを前記文書データに合成した合成文書データを生成する文書データ生成手段と、を有することを特徴とする。

0009

上記課題を解決するために、本発明の通信システムは、情報処理装置とサーバーマシンとを備えた通信システムであって、前記情報処理装置は、ネットワーク上の外部装置と通信可能な情報処理装置通信部と情報処理装置制御部とを備え、前記情報処理装置制御部は、文書データからハイパーリンクに関するハイパーリンク情報を取得するハイパーリンク情報取得手段と、前記ハイパーリンク情報により特定されるコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段が前記コンテンツを取得した場合に、前記サーバーマシンと前記情報処理装置通信部を介して通信を行って、前記コンテンツを前記サーバーマシンに送信するコンテンツ送信手段と、前記コンテンツ送信手段によって送信された前記コンテンツを前記サーバーマシンから取得するために必要なURL又は当該URLに関連するURL関連情報を、前記情報処理装置通信部を介して、前記サーバーマシンから取得するURL情報取得手段と、前記URL情報取得手段が前記URL又は前記URL関連情報を取得した場合に、前記URLを前記文書データに合成した合成文書データを生成する文書データ生成手段と、を有し、前記サーバーマシンは、ネットワーク上の外部装置と通信可能な第1装置通信部と第1装置制御部とを有し、パブリックネットワークに開放されている第1装置と、記憶部と第2装置制御部とを有し、パブリックネットワークに開放されていないが、前記第1装置と通信可能な第2装置とを備え、前記第1装置制御部は、前記情報処理装置から前記コンテンツを、前記第1装置通信部を介して取得した場合に、前記コンテンツを前記第2装置に送信し、前記コンテンツを削除する第1送信手段を有し、前記第2装置制御部は、前記第1送信手段によって送信された前記コンテンツを、そのコンテンツを識別するための識別情報と関連付けて前記記憶部に記憶する記憶制御手段と、前記識別情報を第1装置に送信する第2送信手段と、を有し、前記第1装置制御部は、前記第2送信手段によって送信された前記識別情報を少なくとも含む、前記URL又は前記URL関連情報を、前記第1装置通信部を介して前記情報処理装置に送信する第3送信手段を有することを特徴とする。

発明の効果

0010

本発明のプログラム、情報処理装置、及び、通信システムでは、情報処理装置において、ハイパーリンク情報を取得した場合に、そのハイパーリンク情報により特定されるコンテンツが取得される。そして、そのコンテンツを、サーバーマシンに送信する。サーバーマシンは、コンテンツを受信すると、そのコンテンツをサーバーマシンから取得するためのURL、又は、そのURLに関連するURL関連情報を送信する。情報処理装置は、そのURL、又は、URL関連情報を受信すると、そのURLを文書データに合成することで、合成文書データを生成する。これにより、例えば、リンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない場合であっても、リンク先のコンテンツは、サーバーマシンに記憶されるため、合成文書データ中のURLを利用することで、サーバーマシンからコンテンツを取得することが可能となる。

0011

また、本発明の通信システムでは、サーバーマシンが、パブリックネットワークに開放されている第1装置と、パブリックネットワークに開放されていないが、第1装置と通信可能な第2装置とによって構成されている。このサーバーマシンに情報処理装置からコンテンツが送信されると、第1装置がコンテンツを受信する。そして、第1装置は、コンテンツを第2装置に送信し、コンテンツを送信した後に、コンテンツを削除する。コンテンツを受信した第2装置は、そのコンテンツを識別情報と関連付けて記憶し、その識別情報を第1装置に送信する。識別情報を受信した第1装置は、その識別情報を少なくとも含むURL、又は、URL関連情報を情報処理装置に送信する。このように、サーバーマシンでは、パブリックネットワークに開放されていない第2装置に、コンテンツが記憶され、パブリックネットワークに開放されている第1装置では、取得したコンテンツが削除される。これにより、コンテンツの機密性を適切に担保することが可能となる。

図面の簡単な説明

0012

通信システム1のブロック図である。
ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく文書が印刷された原稿100を示す図である。
2次元コード化されたURLが合成された文書データに基づく文書が印刷された原稿100を示す図である。
ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく文書が印刷された原稿110を示す図である。
2次元コード化されたURLが合成された文書データに基づく文書が印刷された原稿110を示す図である。
PC10の動作フローチャートを示す図である。
PC10の動作フローチャートを示す図である。
第1装置62の動作フローチャートを示す図である。
第2装置66の動作フローチャートを示す図である。
第2実施例のPC10の動作フローチャートを示す図である。
第2実施例のPC10の動作フローチャートを示す図である。
第2実施例の第1装置62の動作フローチャートを示す図である。

実施例

0013

<通信システムの構成>
図1に、本願に係る第1実施形態として例示される通信システム1のブロック図を示す。通信システム1は、PC(Personal computerの略)(本発明の情報処理装置の一例)10、アクセスポイント40、ストレージサーバ46、プリンタ48、インターネット50、ウェブサーバ52、基地局54、携帯電話55、ストレージサーバ(本発明のサーバーマシンの一例)60を備える。

0014

PC10とストレージサーバ46とプリンタ48とは、既知無線LAN端末装置としての機能を備えており、アクセスポイント40を介して、互いにデータの送受信を行うことが可能である。なお、アクセスポイント40を介してデータの送受信を行うデバイス、つまり、PC10とストレージサーバ46とプリンタ48とは、同一のLAN(Local Area Networkの略)56内に存在している。

0015

また、プリンタ48は、PC10から送信されたデータに基づいて、印刷を実行する装置である。ストレージサーバ46は、LAN56内に存在しているクライアント装置に対し、自身の持っているデータ等を提供する装置である。一方、ウェブサーバ52は、パブリックネットワークにおいて、クライアント装置に対し、自身の持っているデータ等を提供する装置である。

0016

また、携帯電話55は、基地局54との間で携帯電話通信の方式に準拠する無線通信57を行う。つまり、携帯電話55は、基地局54へアクセスし、携帯電話通信の方式に準拠する無線通信57を行える状態になれば、インターネット50を介して、ウェブサーバ52若しくは、ストレージサーバ60とデータ通信することが可能になる。

0017

PC10の構成について説明する。PC10は、CPU(Central Processing Unitの略)(本発明の情報処理装置制御部、制御部およびコンピュータの一例)12、記憶部14、無線LANI/F(本発明の情報処理装置通信部、および通信部の一例)20、パネル22、ボタン入力部24、を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート30を介して互いに通信可能とされている。

0018

無線LANI/F20は、無線LAN方式インフラストラクチャーモード(複数の無線LAN端末装置が、アクセスポイントを介してデータ通信するモード)に準拠する無線通信(電波を用いたデータ通信)58を行うことが可能とされている。無線通信58は、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi−Fi(R)(Wi-Fi Allianceの登録商標)方式の無線通信である。また、ストレージサーバ46および、プリンタ48も、無線通信58を行うことが可能である。このため、PC10が、アクセスポイント40へアクセスし、無線LAN方式の無線通信58を行える状態になれば、アクセスポイント40に接続された他のデバイス、つまり、ストレージサーバ46および、プリンタ48と、データ通信することが可能になる。さらに、アクセスポイント40がインターネット50に接続されることで、アクセスポイント40を介してLAN58の外部の装置、例えば、ウェブサーバ52、ストレージサーバ60等とデータ通信することも可能である。

0019

CPU12は、記憶部14内の制御プログラム(本発明のプログラムの一例)32に従って処理を実行する。制御プログラム32は、印刷データを生成するためのプログラムである。なお、記憶部14は、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、フラッシュメモリー、HDDハードディスクの略)、CPU12が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、記憶部14は、データ記憶領域34を備える。データ記憶領域34は、印刷データを生成するための文書データ、制御プログラム32の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。

0020

ボタン入力部24は、キーボードにより構成されており、ユーザによるボタン操作を受け付ける。パネル22は、ボタン入力部24により入力された文字等を表示する。

0021

ストレージサーバ60の構成について説明する。ストレージサーバ60は、第1装置(本発明の第1装置の一例)62および第2装置(本発明の第2装置の一例)66を備えている。第1装置62は、CPU(本発明の第1装置制御部の一例)70、記憶部72、通信I/F(本発明の第1装置通信部の一例)76を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート78を介して互いに通信可能とされている。

0022

CPU70は、記憶部72内の制御プログラム80に従って処理を実行する。制御プログラム80は、第2装置66との間でのデータの送受信、若しくは、外部装置との間でのデータの送受信を実行するためのプログラムである。なお、記憶部72は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU70が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、記憶部72は、データ記憶領域82を備える。データ記憶領域82は、第2装置66若しくは、外部装置との間で送受信されるデータ、制御プログラム80の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。

0023

通信I/F76は、インターネット50に接続されている。これにより、第1装置62は、パブリックネットワークにおいて、クライアント装置に対し、データ記憶領域82に記憶されているデータを提供することが可能となっている。

0024

第2装置66は、CPU(本発明の第2装置制御部の一例)84、記憶部86を主に備えている。これらの構成要素は、入出力ポート88を介して互いに通信可能とされている。

0025

CPU84は、記憶部86内の制御プログラム90に従って処理を実行する。制御プログラム90は、第1装置62との間でのデータの送受信を実行するためのプログラムである。なお、記憶部86は、RAM、ROM、フラッシュメモリー、HDD、CPU84が備えるバッファなどが組み合わされて構成されている。また、記憶部86は、データ記憶領域92を備える。データ記憶領域92は、第1装置62との間で送受信されるデータ、制御プログラム90の実行に必要なデータなどを記憶する領域である。

0026

入出力ポート88は、第1装置62の入出力ポート78に接続されている。これにより、第2装置66は、第1装置62に対してのみ、データ記憶領域92に記憶されているデータを提供することが可能となっている。

0027

<ハイパーリンクの2次元コード化>
ハイパーリンクが埋め込まれた文書データに基づく文書を、原稿に印刷し、その原稿が配布される場合がある。このような原稿には、URL(Uniform Resource Locatorの略)にハイパーリンクが設定されている場合であれば、URLが原稿に印刷される。このため、原稿を配布された者は、印刷されたURLを利用して、リンク先の装置にアクセスし、リンク先の装置からデータを取得することが可能である。しかしながら、URL以外の記号、アイコン等にハイパーリンクが設定されている場合には、URLは、原稿に印刷されず、URL以外の記号、アイコン等が原稿に印刷されるため、原稿を配布された者は、リンク先の装置にアクセスできず、リンク先の装置からデータを取得することができない。

0028

具体的には、例えば、PC10において、ハイパーリンクが埋め込まれた文書データが、印刷用のデータに変換され、その印刷用データが、無線LANI/F20を介して、プリンタ48に送信されると、プリンタ48は、図2に示す原稿100を印刷する。文書データに埋め込まれていたハイパーリンクは、URL以外の所定の文字に設定されており、原稿100では、その所定の文字102が印刷される。このような原稿では、原稿を配布された者は、リンク先のURLが解らないため、リンク先の装置にアクセスすることができない。

0029

このため、ハイパーリンクに設定されているハイパーリンク情報が、QRコード(R)(デンソーウェーブの登録商標)等の2次元コードに変換され、その2次元コードが、原稿に印刷される。具体的には、ハイパーリンク情報が、2次元コード化され、その2次元コード化された情報が、文書データに合成される。このため、2次元コード化された情報が合成された文書データを印刷すると、図3に示すように、原稿100に2次元コード104が印刷される。これにより、原稿を配布された者は、例えば、携帯電話55のカメラ等で2次元コード104を撮像することにより、ハイパーリンク情報を取得し、リンク先の装置にアクセスすることで、リンク先の装置からデータを取得することが可能となる。

0030

なお、所定の文字102の横には、特定の記号106が記されており、その記号106と同じ記号108が、2次元コード104の横に、記されている。これにより、例えば、複数のハイパーリンクに対応して、複数の2次元コードが原稿100に印刷された場合であっても、原稿を配布された者が、所定の文字102に対応した2次元コード104を利用することが可能となる。

0031

<ハイパーリンク情報の変更>
しかしながら、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない場合には、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置から、データを取得できない虞がある。具体的に、例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、ストレージサーバ46である場合に、ストレージサーバ46は、同一のLAN56内に存在しているクライアント装置に対し、自身の持っているデータ等を提供する装置である。このため、PC10がストレージサーバ46にアクセスした場合には、ストレージサーバ46からデータを取得できるが、携帯電話55はストレージサーバ46にアクセスできず、ストレージサーバ46からデータを取得できない。

0032

また、例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置へのアクセスが、パスワード等の設定により、制限されている場合がある。このような場合には、正しいパスワードを送信しなければ、リンク先の装置にアクセスできず、リンク先の装置からデータを取得することができない。このようなことに鑑みて、PC10では、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない装置である場合には、リンク先の装置のデータを、パブリックネットワークに開放されている装置に移動させ、文書データに埋め込まれているハイパーリンク情報が、移動先の装置のハイパーリンク情報に変更される。

0033

詳しくは、まず、PC10は、ハイパーリンクが埋め込まれた文書データから、ハイパーリンク情報を取得する。そして、取得したハイパーリンク情報に基づいて、リンク先の装置がパブリックネットワークに開放されている装置であるか否かを判定する。具体的には、ハイパーリンク情報からリンク先のURLを抽出し、抽出されたURLのスキームが所定のスキーム(本実施携帯では、「http」および「ftp」)であるか否かが判定される。抽出されたURLのスキームが所定のスキームである場合には、リンク先の装置はパブリックネットワークに開放されている装置であり、抽出されたURLのスキームが所定のスキームでない場合には、リンク先の装置はパブリックネットワークに開放されていない装置であると判定される。

0034

リンク先の装置がパブリックネットワークに開放されていない装置である場合には、PC10は、抽出したURLを利用して、リンク先の装置にアクセスし、その装置から所定のコンテンツをダウンロードする。具体的には、例えば、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、ストレージサーバ46である場合には、PC10は、無線LANI/F20を介して、ストレージサーバ46にアクセスし、ストレージサーバ46からコンテンツをダウンロードする。続いて、PC10は、無線LANI/F20を介して、パブリックネットワークに開放されている装置、例えば、ストレージサーバ60にアクセスし、コンテンツをストレージサーバ60に送信する。ちなみに、PC10のデータ記憶領域34には、ストレージサーバ60を特定するための情報、つまり、ストレージサーバ60にアクセスするためのURLが記憶されている。

0035

ストレージサーバ60は、上述したように、パブリックネットワークに開放されている第1装置62と、パブリックネットワークに開放されていない第2装置66とによって構成されているため、ストレージサーバ60に送信されたコンテンツは、第1装置62に送信され、第1装置62のデータ記憶領域82に、一旦、記憶される。そして、データ記憶領域82に記憶されたコンテンツが、入出力ポート78を介して、第2装置66に送信される。なお、コンテンツが第2装置66に送信されると、第1装置62のデータ記憶領域82に記憶されたコンテンツは、削除される。

0036

続いて、第2装置66は、コンテンツを取得すると、そのコンテンツを識別するための識別コード(本発明の識別情報の一例)を発行し、識別コードとコンテンツとを関連付けて、第2装置66のデータ記憶領域92に記憶する。そして、第2装置66は、識別コードを指定するためのデータ(以下、識別コード指定データと記載する場合がある)(本発明のURL関連情報の一例)を、入出力ポート88を介して、第1装置62に送信する。なお、第2装置66は、識別コードとコンテンツとを関連付けて記憶した時間を、アップデート時間として記憶する。

0037

第1装置62は、識別コード指定データを受信すると、その識別コード指定データを通信I/F76を介して、PC10に送信する。PC10は、識別コード指定データを受信すると、識別コード指定データに基づいて、ストレージサーバ60からコンテンツを取得するためのURL(以下、データ取得用URLと記載する場合がある)を生成する。具体的には、ストレージサーバ60にアクセスするためのURLに、識別コード指定データを合成することで、データ取得用URLが生成される。例えば、ストレージサーバ60にアクセスするためのURLが、「http://service.bro.com/」である場合には、データ取得用URLとして、「http://service.bro.com/copyfile?id=fileA」が生成される。このURLの「id=fileA」が識別コードを指定するためのデータとなっている。なお、「copyfile?」は、サーバからデータを取得するためのコマンドである。

0038

このように、データ取得用URLが生成されると、このURLが2次元コード化される。そして、2次元コード化されたURLが、文書データに合成される。この文書データが印刷用データに変換され、プリンタ48に送信されると、プリンタ48では、図3に示すように、原稿100に2次元コード104が印刷される。この原稿100での2次元コード104は、データ取得用URLが2次元コード化されたものである。このため、原稿100を配布された者が、例えば、携帯電話55のカメラ等で2次元コード104を撮像すると、携帯電話55は、データ取得用URLを取得し、取得したデータ取得用URLを用いて、ストレージサーバ60にアクセスすることが可能となる。

0039

また、URLにハイパーリンクが設定されている場合に、そのハイパーリンクが埋め込まれた文書データが印刷用データに変換され、プリンタ48に送信されると、プリンタ48では、図4に示す原稿110が印刷される。この原稿110には、そのURL112が印刷されるが、リンク先の装置がパブリックネットワークに開放されていない場合には、原稿110に印刷されるURL112のスキームは、「https」となるため、そのURL112を用いても、リンク先の装置にアクセスすることができない。

0040

このため、URLにハイパーリンクが設定されるとともに、そのハイパーリンクのリンク先の装置がパブリックネットワークに開放されていない場合にも、上述したように、コンテンツのパブリックネットワークに開放されている装置への送信、データ取得用URLの生成、データ取得用URLの2次元コード化、2次元コード化されたデータ取得用URLの文書データへの合成が行われる。そして、その合成された文書データが印刷されると、図5に示すように、原稿110に2次元コード114が印刷される。この原稿110での2次元コード114も、データ取得用URLが2次元コード化されたものであるため、原稿100を配布された者が、例えば、携帯電話55のカメラ等で2次元コード104を撮像すると、データ取得用URLが、携帯電話55により取得される。これにより、取得したデータ取得用URLを用いて、ストレージサーバ60にアクセスすることが可能となる。

0041

さらに、この原稿110には、URL112の代わりに、データ取得用URL116が印刷される。つまり、文書データに、2次元コード化されたデータ取得用URLが合成される際に、文書データ中のハイパーリンクの設定されている個所のデータが、データ取得用URLのデータに書き換えられる。これにより、原稿100を配布された者が、例えば、原稿110に印刷されているURLを携帯電話55に入力することで、コンテンツが記憶されている装置に、アクセスすることが可能となる。なお、この原稿110においても、データ取得用URL116の横にも、特定の記号118が記されており、その記号118と同じ記号120が、2次元コード114の横に、記されている。

0042

<変更されたハイパーリンクを用いたコンテンツの取得>
コンテンツが記憶されている装置に、データ取得用URLを用いてアクセスが行われると、その装置では、アクセスしてきた装置にコンテンツを送信するための処理が行われる。具体的には、例えば、ストレージサーバ60にデータ取得用URLを用いてアクセスが行われると、ストレージサーバ60の第1装置62は、アクセスに用いられたデータ取得用URLから識別コード指定データを抽出する。そして、第1装置62は、その識別コード指定データにより指定される識別コードに対応するコンテンツを第1装置62に送信する旨の要求を、第2装置66に送信する。

0043

第2装置66は、その送信要求を受信すると、指定された識別コードと関連付けられたコンテンツが、データ記憶領域92に記憶されているか否かを判定する。これは、コンテンツが第2装置66に記憶されてから、所定の時間が経過した場合に、コンテンツが削除されるためである。詳しくは、上述したように、コンテンツが第2装置66のデータ記憶領域92に記憶された時間であるアップデータ時間が、記憶されており、アップデータ時間から所定の時間が経過した場合に、データ記憶領域92に記憶されたコンテンツが削除される。このため、指定された識別コードと関連付けられたコンテンツが、データ記憶領域92に記憶されていない場合があるのである。

0044

第2装置66での判定により、指定された識別コードと関連付けられたコンテンツが、データ記憶領域92に記憶されている場合には、第2装置66は、そのコンテンツを、第1装置62に送信する。一方、指定された識別コードと関連付けられたコンテンツが、データ記憶領域92に記憶されていない場合には、第2装置66は、エラー情報を第1装置62に送信する。

0045

第1装置62は、コンテンツを受信すると、その受信したコンテンツを、通信I/F76を介して、アクセスしてきた装置、つまり、携帯電話55に送信する。これにより、携帯電話55は、指定された識別コードと関連付けられたコンテンツ、つまり、ハイパーリンクのリンク先に記憶されているデータを取得することが可能となる。このように、通信システム1では、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない装置であっても、そのリンク先の装置に記憶されているコンテンツを、適切に取得することが可能となっている。なお、第1装置62は、エラー情報を受信すると、指定された識別コードと関連付けられたコンテンツは存在しない旨のメッセージを、携帯電話55に送信する。

0046

また、ハイパーリンクに設定されているリンク先の装置が、パブリックネットワークに開放されていない場合には、リンク先の装置に、機密性の高いデータが記憶されていることが多い。このため、機密性が高いと考えられるコンテンツを、リンク先の装置の代わりに記憶するストレージサーバ60では、パブリックネットワークに開放されていない第2装置66において、コンテンツが記憶される。これにより、コンテンツの機密性を、適切に担保することが可能となる。特に、ストレージサーバ60では、コンテンツをPC10から第1装置62が受信した場合に、第1装置62において、コンテンツが記憶されるが、コンテンツの第2装置66への送信後に、そのコンテンツは削除される。これにより、コンテンツの機密性を、より適切に担保することが可能となる。さらに言えば、ストレージサーバ60では、コンテンツが第2装置66に記憶されてから、所定の時間が経過した場合に、コンテンツが削除される。これにより、コンテンツを、本来の記憶先とは異なる装置に長期間記憶することが防止され、コンテンツの機密性を、さらに適切に担保することが可能となる。

0047

<制御プログラム>
上述したハイパーリンク情報の変更、2次元コード化は、PC10のCPU12において制御プログラム32が実行されることによって行われる。以下に、図6及び図7を用いて、CPU12で制御プログラム32が実行される際のフローを説明する。

0048

制御プログラム32が実行されると、まず、文書データ中のハイパーリンクがCPU12によって検索される(ステップ(以下、「S」と略す)100)。次に、検索の結果、文書データ中にハイパーリンクが有ったか否かが、CPU12によって判断される(S102)。文書データ中にハイパーリンクがあった場合には(S102のYES)、そのハイパーリンクに設定されているURLがパブリックURLであるか否か、つまり、ハイパーリンクに設定されているURLのスキームが「http」若しくは「ftp」であるか否かが、CPU12によって判断される(S104)。

0049

ハイパーリンクに設定されているURLがパブリックURLでなかった場合には(S104のNO)、ハイパーリンクに設定されているURLを用いて、リンク先の装置に接続される(S106)。そして、その接続先の装置から、コンテンツを取得する(S108)。次に、取得したコンテンツを、ストレージサーバ60に送信する(S110)。そのコンテンツの送信に対する返信として、ストレージサーバ60から識別コード指定データを取得する(S112)。

0050

識別コード指定データを取得すると、その識別コード指定データとストレージサーバ60のURLとを合成して、データ取得用URLを生成する(S114)。そして、ハイパーリンクのURLをデータ取得用URLに変更する(S116)。続いて、データ取得用URLを2次元コード化する(S118)。その2次元コード化されたデータ取得用URLを文書データに合成する(S119)。2次元コード化されたデータ取得用URLが文書データに合成されると、その合成された文書データを、印刷用データに変換する(S120)。そして、その印刷用データを、プリンタ48に送信する(S122)。これにより、制御プログラム32が終了する。

0051

なお、S104でハイパーリンクに設定されているURLがパブリックURLであった場合には(S104のYES)、S118以降の処理が行われる。また、S102で文書データ中にハイパーリンクが無かった場合には(S102のNO)、S120以降の処理が行われる。

0052

また、ストレージサーバ60に記憶されたコンテンツの取得は、ストレージサーバ60の第1装置62のCPU70において制御プログラム80が実行されるとともに、第2装置66のCPU84において制御プログラム90が実行されることによって行われる。以下に、図8及び図9を用いて、CPU70で制御プログラム80が実行される際のフロー及び、CPU84で制御プログラム90が実行される際のフローを説明する。

0053

制御プログラム80が実行されると、まず、PC10からコンテンツがアップロードされたか否かが、CPU70によって判断される(S200)。コンテンツがアップロードされている場合には(S200のYES)、そのコンテンツを第2装置66に送信する(S202)。コンテンツを第2装置66に送信すると、そのコンテンツを削除する(S203)。次に、コンテンツの送信に対する返信として、第2装置66から識別コード指定データを取得する(S204)。続いて、取得した識別コード指定データをアップロード先の装置、つまり、PC10に送信する(S206)。そして、S200に戻る。

0054

また、S200でコンテンツがアップロードされていない場合には(S200のNO)、コンテンツの送信リクエストを受信しているか否かが、CPU70によって判断される(S208)。つまり、データ取得用URLを用いて、第1装置62に携帯電話55等の外部装置からアクセスされているか否かが、判断される。コンテンツの送信リクエストがある場合には(S208のYES)、アクセスに用いられたデータ取得用URLから識別コードを抽出し、その識別コードを指定したコンテンツの送信要求を、第2装置66に送信する(S210)。

0055

次に、コンテンツの送信要求に対する返信として、第2装置66からコンテンツを受信したか否かが、CPU70によって判断される(S212)。第2装置66からコンテンツを受信している場合には(S212のYES)、そのコンテンツをリクエスト元の装置、例えば、携帯電話55に送信する(S214)。そして、S200に戻る。一方、第2装置66からコンテンツを受信していない場合には(S212のNO)、コンテンツが存在していない旨のメッセージをリクエスト元の装置に送信する(S216)。そして、S200に戻る。なお、S208でコンテンツの送信リクエストを受信していない場合にも(S208のNO)、S200に戻る。

0056

また、制御プログラム90が実行されると、まず、第1装置62からコンテンツを受信したか否かが、CPU84によって判断される(S300)。第1装置62からコンテンツを受信している場合には(S300のYES)、識別コードを発行し、その識別コードとコンテンツとを関連付けて記憶する(S302)。次に、その識別コードを指定するための識別コード指定データを第1装置62に送信する(S303)。続いて、識別コードとコンテンツとを関連付けて記憶した日時を、アップロード日時として記憶する(S304)。そして、S300に戻る。

0057

また、S300で第1装置62からコンテンツを受信していない場合には(S300のNO)、識別コードを指定したコンテンツの送信要求を、第1装置62から受信しているか否かが、CPU84によって判断される(S306)。識別コードを指定したコンテンツの送信要求を受信している場合には(S306のYES)、指定された識別コードに関連するコンテンツが、データ記憶領域92に記憶されているか否かが、CPU84によって判断される(S308)。

0058

指定された識別コードに関連するコンテンツが記憶されている場合には(S308のYES)、そのコンテンツを第1装置62に送信する(S310)。そして、S300に戻る。一方、指定された識別コードに関連するコンテンツが記憶されていない場合には(S308のNO)、エラー情報を第1装置62に送信する(S312)。そして、S300に戻る。

0059

また、S306で識別コードを指定したコンテンツの送信要求を受信していない場合には(S306のNO)、記憶されているアップロード日時を参照し、記憶されてから、所定の時間が経過したコンテンツが存在するか否かが、CPU84によって判断される(S314)。記憶されてから、所定の時間が経過しているコンテンツが存在する場合には(S314のYES)、当該コンテンツが削除される(S316)。そして、S300に戻る。一方、記憶されてから、所定の時間が経過したコンテンツが存在していない場合には(S314のNO)、S316の処理がスキップされ、S300に戻る。

0060

<CPUの機能構成
上述したPC10の制御プログラム32を実行するCPU12は、それの実行処理に鑑みれば、図1に示すような機能構成を有するものと考えることができる。図から解るように、CPU12は、ハイパーリンク情報取得手段130と、コンテンツ取得手段132と、コンテンツ送信手段134と、URL情報取得手段136と、文書データ生成手段138と、判定手段140とを有している。

0061

ハイパーリンク情報取得手段130は、上記制御プログラム32のS100、S102の処理を実行する機能部である。コンテンツ取得手段132は、上記制御プログラム32のS108の処理を実行する機能部である。コンテンツ送信手段134は、上記制御プログラム32のS110の処理を実行する機能部である。URL情報取得手段136は、上記制御プログラム32のS112の処理を実行する機能部である。文書データ生成手段138は、上記制御プログラム32のS119の処理を実行する機能部である。判定手段140は、上記制御プログラム32のS104の処理を実行する機能部である。

0062

また、上述した第1装置62の制御プログラム80を実行するCPU70は、それの実行処理に鑑みれば、図1に示すような機能構成を有するものと考えることができる。図から解るように、CPU70は、第1送信手段150と、第3送信手段152と、第4送信手段154と、第6送信手段156とを有している。

0063

第1送信手段150は、上記制御プログラム80のS202、S203の処理を実行する機能部である。第3送信手段152は、上記制御プログラム80のS206の処理を実行する機能部である。第4送信手段154は、上記制御プログラム80のS210の処理を実行する機能部である。第6送信手段156は、上記制御プログラム80のS214の処理を実行する機能部である。

0064

また、上述した第2装置66の制御プログラム90を実行するCPU84は、それの実行処理に鑑みれば、図1に示すような機能構成を有するものと考えることができる。図から解るように、CPU84は、記憶制御手段160と、第2送信手段162と、第5送信手段164とを有している。

0065

記憶制御手段160は、上記制御プログラム90のS302の処理を実行する機能部である。第2送信手段162は、上記制御プログラム90のS303の処理を実行する機能部である。第5送信手段164は、上記制御プログラム90のS310の処理を実行する機能部である。

0066

<第2実施形態>
第2実施形態に係る通信システム1では、第1装置62において、データ取得用URLが生成され、そのデータ取得用URLがPC10に送信されることで、PC10において、ハイパーリンク情報の変更が行われる。以下に、第1装置62におけるデータ取得用URLの生成と、PC10におけるハイパーリンク情報の変更について詳しく説明する。なお、第1装置62におけるデータ取得用URLの生成と、PC10におけるハイパーリンク情報の変更以外のデータの処理手法については、第1実施形態の手法と同じであるため、説明を省略する。また、第2実施形態における通信システム1の構成は、第1実施形態における通信システム1の構成と同じであるため、ここでは説明を省略する。

0067

第2実施形態の第1装置62は、第2装置66から識別コードを受信すると、その識別コードを指定するためのデータと、ストレージサーバ60のURLを示すデータとを合成することで、データ取得用URLを生成する。そして、第1装置62は、通信I/F76を介して、そのデータ取得用URLをPC10に送信する。一方、PC10は、データ取得用URLを受信すると、データ取得用URLを2次元コード化し、その2次元コード化されたデータ取得用URLと、文書データとが合成される。この文書データを印刷することで、コンテンツを取得可能な2次元コードが原稿に印刷される。これにより、第2実施形態の通信システム1においても、第1実施形態の通信システム1と同様の効果を得ることが可能となる。

0068

上述した第1装置62におけるデータ取得用URLの生成と、PC10におけるハイパーリンク情報の変更は、PC10のCPU12において制御プログラム32が実行されるとともに、ストレージサーバ60の第1装置62のCPU70において制御プログラム80が実行されることによって行われる。以下に、図10乃至図12を用いて、CPU12で制御プログラム32が実行される際のフロー、および、CPU70で制御プログラム80が実行される際のフローを説明する。なお、第2実施形態の制御プログラム32及び、制御プログラム80が実行される際のフローには、第1実施携帯の制御プログラム32及び、制御プログラム80が実行される際のフローと同じ処理が多く存在するため、同じ処理については、簡略に説明する。

0069

制御プログラム32では、S400〜S410において、図6に示すS100〜S110と同じ処理が行われる。そして、PC10のCPU12は、無線LANI/F20を介して、データ取得用URLを第1装置62から受信する(S412)。次に、CPU12は、ハイパーリンクのURLをデータ取得用URLに変更する(S414)。続いて、S416〜S420において、図7に示すS118〜S122と同じ処理が行われる。これにより、制御プログラム32が終了する。

0070

また、制御プログラム80では、S500〜S504において、図8に示すS200〜S204と同じ処理が行われる。そして、第1装置62のCPU70は、識別コードを指定するためのデータと、ストレージサーバ60のURLを示すデータとを合成することで、データ取得用URLを生成する(S506)。次に、CPU70は、生成したデータ取得用URLを、通信I/F76を介して、アップロード先の装置、つまり、PC10に送信する(S508)。そして、S500に戻る。また、S510〜S518において、図8に示すS208〜S216と同じ処理が行われる。

0071

なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施形態では、データ取得用URL等のデータが2次元コードに変換されているが、バーコード等の1次元コードに変換することが可能である。つまり、データ取得用URL等のデータは、第1次元コード若しくは、第2次元コードであるコードシンボルに変換されればよい。

0072

また、上記実施形態では、ハイパーリンクのリンク先が、PC10とは異なる装置となっているが、ハイパーリンクのリンク先が、PC10内のデータ記憶領域34等であってもよい。このような場合には、リンク先のURLは、PC10内のデータ記憶領域34、つまり、PC10内のローカルメモリを特定するためのURLとなる。

0073

また、上記実施形態では、コンテンツが、パブリックネットワークに開放されていない第2装置66を有するストレージサーバ60に、記憶されるが、パブリックネットワークに開放されていない領域を有していないストレージサーバに、コンテンツを記憶させることも可能である。

0074

また、上記実施形態では、2次元コード化されたデータ取得用URLが合成された文書データを、印刷用データに変換し、原稿に印刷されているが、合成された文書データを利用することも可能である。具体的には、合成された文書データに基づく画像を、PC10と異なるPC等のパネルに表示させた場合には、ハイパーリンクの設定されている個所をマウス等でクリックすることで、ストレージサーバ60からコンテンツを取得することが可能となる。

0075

また、上記実施形態では、CPU12等によって図6乃至図12に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU12等に限らず、ASICや他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU等やASIC、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。

0076

1:通信システム
10:PC(情報処理装置)
12:CPU(制御部)(情報処理装置制御部)(コンピュータ)
20:無線LANI/F(通信部)(情報処理装置通信部)
32:制御プログラム(プログラム)
60:ストレージサーバ(サーバーマシン)
62:第1装置
66:第2装置
70:CPU(第1装置制御部)
76:通信I/F(第1装置通信部)
84:CPU(第2装置制御部)
130:ハイパーリンク情報取得手段
132:コンテンツ取得手段
134:コンテンツ送信手段
136:URL情報取得手段
138:文書データ生成手段
140:判定手段
150:第1送信手段
152:第3送信手段
154:第4送信手段
156:第6送信手段
160:記憶制御手段
162:第2送信手段
164:第5送信手段

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